日本全体が「在特会」のような現在、「嫌韓報道」に埋め尽くされた社会の危険性に気づいてほしい/安田浩一インタビュー

 日韓関係の政治的な緊張にともない、地上波テレビや大手出版社から出版される週刊誌といったメジャーな媒体で、両国間の対立や差別を煽るような報道が増えている。

 たとえば、8月27日放送『ゴゴスマ』(TBS系/CBCテレビ制作)では、中部大学総合工学研究所特任教授の武田邦彦氏が「路上で日本人の女性観光客を襲うなんていうのは、世界で韓国しかありませんよ」などと発言。さらには、「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しなけりゃいかんからね」とヘイトクライムの扇動まで行った。

 状況は出版業界も同じだ。9月2日発売「週刊ポスト」(小学館)は<「嫌韓」よりも「減韓」、「断韓」を考える 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない!>と題された特集企画を掲載。そのなかでは韓国の研究機関が出した「韓国の成人の半分以上が憤怒調節に困難を感じており、10人に1人は治療が必要なほどの高危険群である」とのデータを紹介したうえで、これと日韓両国の軋轢を強引に結びつける主張を展開した。民族差別を煽るヘイトスピーチ以外のなにものでもない。

 『ゴゴスマ』や「週刊ポスト」には批判が殺到し、このメディア状況を危惧する声も一部では起きているが、しかし、嫌韓の論調に賛同する声もネットでは大きい。支持者がいるためだろうか、報道のあり方は変わる兆候すら見えない。

 このまま排外主義を良しとする空気がエスカレートしたとき、その結果として行き着く先はどこなのか、日本における排外主義の高まりを取材し続けてきたジャーナリストの安田浩一氏に話を聞いた。

 

【安田浩一】
1964年静岡生まれ。週刊誌記者を経てフリーのジャーナリストに。『ネットと愛国』(講談社)で第34回講談社ノンフィクション賞を受賞。著書は『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社)、『ヘイトスピーチ』(文藝春秋)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『団地と移民』(KADOKAWA)など多数。近著は『愛国という名の亡国』(河出書房新社)。

躊躇いのない日常的な「差別」が始まっている
──『ゴゴスマ』や「週刊ポスト」の件など、ここ最近の報道を見ていると、完全にタガが外れてしまったように感じています。安田さんは現在の状況をどうご覧になっていますか?

安田浩一(以下、安田) 日本社会全体がかつての在特会(在日特権を許さない市民の会)と同じような方向に進んでいるような気がしてなりません。
今回の「週刊ポスト」のなかでは<「嫌韓」よりも「減韓」、「断韓」を考える>というフレーズが使われていましたけれど、「断韓」なんていうのはもともと、在特会をはじめとする差別集団がが街頭で訴えるときに使っていた文言です。それを「週刊ポスト」のようなメジャーな雑誌が使うようになってしまった。
ワッペンをつけたレイシストが街頭で叫ぶよりも、テレビや週刊誌のような主要なメディアが排外主義や対立を煽るような言葉を使うほうが、この社会には遥かに大きな影響力がある。実際、いまの日本社会はメディアが煽る空気感に引っ張られていっていますよね。

 

──メディアの報道による影響は、市井の人々の間で着実に出始めているように思います。

安田 そうですね。喫茶店や居酒屋でふいに飛び込んでくる文言に、背中の筋肉が強ばるような機会っていうのが、ものすごい増えたように感じます。
個人的な話ですが、少し前に、スーパー銭湯で湯船に浸かっていたら、30代前半ぐらいの若いグループが入ってきて、いきなり「朝鮮人がね」という話を大きな声でし始めました。すぐに話題が他に移ったので私と口論するには至りませんでしたが、やはり、心臓がドキッとした。一瞬、全身が強張りました。
飲み屋で話しているときに、少し声を落として周囲に聞こえないようにそういう話をすることっていうのは、昔からあったと思うんです。でも、この場合は違いますよね。周囲に人がいようといまいと、躊躇がなくなってしまっている。この言葉を使うことで誰かを傷つけているかもしれない、周囲で不愉快な思いをする人がいるかもしれない、というためらいがない。
そういった日本社会の空気をメディアがつくりだしてしまっている。メディアを通じて日がな、隣国に対する怨嗟や中傷にまみれた言葉が発信されればこうなるのも当然のことです。
そしてこれは、ある意味で、在特会など差別主義者たちの「実績」によるものかもしれない。ヘイトスピーチを繰り返すことで、とことん差別のハードルを下げてしまった。その結果がいまです。現在の在特会には力はないし、同会に限定すれば実態もないに等しいと思いますが、この社会状況なら彼らの存在意義なんてない。かつては路上で叫ばれていた言葉を、彼らより遥かに信用も影響力もある大手メディアが繰り返し用いているわけですから。恐ろしいことになってしまった。

 

差別の「正当性」を大声で触れ回るメディア
──新著『愛国という名の亡国』の「まえがき」にも<在特会などのわかりやすいレイシスト集団を必要としないほどに、日本社会の極右化が進んでいるようにも思えるのだ>という一文がありますが、悲しいことにその状況はここ数週間でますます進行したわけですよね。私は現在の日本が太平洋戦争の泥沼へと突き進んで行ったのと同じ道を歩んでいるように思えてならないんです。

安田 日中戦争時には「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」というスローガンありましたよね。「暴虐な中国を懲らしめよ」といった意味の四文字熟語ですけど、大日本帝国陸軍が掲げたこのスローガンをメディアがしきりに取り上げ、人々は「暴支膺懲」が書かれたのぼりを掲げながら街を練り歩いたわけです。
私はもちろんそれを実際の目で見たわけではないけれども、当時の熱狂っていまと似てるんじゃないかと思います。敵を設定し、その敵を潰すことを国民共通の目標にする。その盛り上がりの結果として行き着いたのが無謀な戦争でした。
いまは当時以上に平和への思いもあるだろうし、簡単に同じ道を辿るとまでは断言しないけれども、一定のリアリティをもって戦争というものを考えざるを得なくなってきたというのは事実です。

──当時と同様に、国民の憎悪に火をつけて扇動しているのは間違いなくメディアであり、彼らの責任は重いと思いますが、情報を発信している側にそういった想像力はないのでしょうか?

安田 「週刊ポスト」の件でいえば、「あの企画によって誰かが傷つくかもしれない」、もっと言えば、「その出版物によってこの社会のなにかを壊してしまうかもしれない」という想像力はなかったんだと思う。
そして、それは「週刊ポスト」編集部だけに限った話ではない。『ゴゴスマ』の製作スタッフもそうだったんじゃないか。あそこでなされた武田さんの発言に対して「なんでそんなに批判されるのだろうか?」と首を傾げているテレビ局関係者も少なくないと思います。自分たちが生み出すものがどんな未来につながっていくのか、といったことに対する鈍感さはメディアのなかで確実にあります。

 

──記事を読んだ人がどう思うかを想像することですよね。自戒も込めてそう思います。

安田 なんで私がこんな風に断言しているかというと、メディアの人と日常的に言葉を交わすなかで、「なにか問題ありますかね?」と問われることが少なくないからです。
メディア関係者と話していると彼らは「現在の日韓関係がこんなことになってしまったのは悲しいことだし、日本に住んでいる韓国の人、在日コリアンの人にとっても不幸なことだろう。でも、問題は向こうにもある」と、一見穏当な問いかけをしてくるわけですけど、そもそもこの考え方自体が間違っているわけですよ。
こういう考え方を話すことは、差別に「理由」があると大声で触れ回っているのと同じことだと思うんです。
差別に理由なんかあっちゃいけないんですよ。
差別に理由が存在するのだとしたら、黒人差別、アラブ人差別、はたまた海外諸国に私たちが行った際に起きるアジア人差別や日本人差別も認めざるを得なくなってくる。だから、理由をもうけることにとって差別を肯定することは、なにがなんでも認めちゃいけないんです。クズな人間に対して、そのクズっぷりを指摘することは構わないけれど、社会的な力関係を利用したうえで、相手が抗弁できない属性を叩くことは、絶対に許されない。

──関東大震災のときは、緊急事態に乗じて発生したデマによって「理由」が設定されて、おぞましい悲劇が起きました。

安田 1923年のちょうどいまごろ(注:取材は9月3日に行われた)には、あらゆる偏見とデマが渦巻くなか、「朝鮮人だから」という理由で多くの人が殺された。しかも、そのときの加害者はまともに裁かれていない。
それはいまでも続いています。なにか災害が起きるとツイッターなどを通じてデマが拡散されますし、しかも、最近は「どこどこで怪しい人を見た」とか、情報が具体的になってきている。いまはキーボードで文字を打っているだけですけど、その手に金属バットやゴルフクラブやナイフが握られる日が来ないとも限らない。
結局、日本社会は100年近く前の悲劇から真摯な反省をしていないわけですよ。

カウンターの動きはまだ、ちゃんとある
──社会状況がこうなったときにストッパーの役割を果たすべきは日本政府なのだと思いますが……。

安田 よく「草の根保守」とか「草の根右翼」みたいな言い方があるけど、肥料も水もなくて草が育つわけはなくてですね。肥料を与え、光を照らしているのは、間違いなく「国家」という存在ですよ。現在の状況に関して具体的に言えば、安倍政権です。メディアが自発的にキャンペーンとして始めただけ、とも思えない。
「外交の安倍」と言ってきたけれども、河野太郎外務大臣をはじめとした閣僚が分かりやすい画でもって国民の憎悪に火をつけ、その政府一丸となった大芝居に付き合わされることで、果たして日本社会は住みやすいものになったのかどうか。

 

──今後の社会のことを考えると、怖くて仕方がなくなります。

安田 ただ、冷静に状況を見ていけば、カウンターの動きはちゃんとあるんですよね。現実社会でも、あるいはネット上でも、一色には染まっていない。そこはまだ気持ちを絶望から救い出してくれる部分だと思います。
少なくとも、私の本を出してくれる出版社はあるし、こうして話を聞いてくれるメディアもある。そして私だけじゃなく、少なくない書き手が現状に対する怒りを発信している。今回の「週刊ポスト」の件もそうですし、少し前の「新潮45」(新潮社)のときも発言する人はいたわけで、そういったところで日本社会すべてが同じ色に染まることはギリギリのところで防げている。

──インターネットもそうですし、地方紙やラジオなどのメインストリームでないメディアでは、現状に対する違和感がきちんと語られています。

安田 そういう活動には大きな意味がありますよ。たとえば、私が本を出したり取材を通じて発言することによって、私自身はネトウヨからボロクソに叩かれるかもしれない。でもこうやって立ち位置を鮮明にすることが大事なんじゃないかと思っています。もしかしたら、少なくない人に「勇気」を与えることができるかもしれない。

──勇気ですか。

安田 いまの状況への違和感を口に出して言えない人、いまの状況を怖いなと思っている人に、「仲間はいるんですよ」ってことを伝えることができる。
もっと言えば、いまの日本で沈黙を強いられ、言葉を発する機会さえ奪われているマイノリティの人々に対してですね。
いま、在日コリアンの友人と話をすると、口を揃えて「しんどい」と言う。これまでは、ヘイトスピーチが飛び交うなかでも「在日特権なんかあるわけねえじゃん!」といった感じで、内心はしんどくとも、表面上は笑い飛ばすことができていた人もいた。もちろん、深く傷ついている人はいっぱいいましたよ。でも、いま余裕のある人などいない。多くの人が恐怖を感じている。なにかをしたわけではないのに、単なる「属性」だけでここまで息苦しさと絶望を与えてしまう社会って、いったいなんなのかなと思いますよね。
そんな彼ら彼女らを矢面に立たせてはいけないと思います。矢面に立つべきは、叩かれたってなんの痛みも感じない、なんならそういった反発を小銭に変えられるかもしれない、私のようなジャーナリスト、メディアの人間、あるいは評論家、そういった人たちがあらゆる機会に発言していけばいい。流れに抗っていけばいい。ときには炎上すればいい。そして、そういった気概をもっている人は、実は少なくない。
そういった人たちの活動が制限され、「結果的に韓国を利するようことを言うのは控えてくださいよ」「安倍政権の批判はやめてください」といった注文が来るようなメディア状況が当たり前になったらいよいよお終いですが、いまはまだギリギリそうなってはいない。

──まだ希望はあるわけですよね。

安田 希望をすべて失ったら、家で布団かぶって寝ているしかない。分かってくれる人もきっと増えてくれるんだろうなっていう確信をどこかで抱えながら仕事を進めたいと思っているし、発言したいと思っています。
そういった美しい話がどこまであるのか疑問に思ってしまうこともあるけれども、諦めずに発言し続けることで同じ思いを抱えてくれる人が増えてくれるかもしれないという志は捨てずにいたいのです。

(取材、構成、撮影:編集部)

 

きゃりーぱみゅぱみゅ、「苦手だな~」アレクサCMの独身男性に苦言も賛否の声!

 きゃりーぱみゅぱみゅがツイッターであるCMに苦言を呈し、話題になっている。

 きゃりーは3日にツイッターを更新し、「アレクサのCMの息子みたいな男苦手だな~」「白滝の立場よ」と、現在放映されているAmazonのAIアシスタント「アレクサ」について苦言を呈した。 


 現在放映中の「アレクサ」のCMといえば、一人暮らしと思われる男性が、「母さんの味にならないよ」と、肉じゃがを作るのに失敗。「アレクサ」を通じたビデオ通話で母親にアドバイスを求めたところ、カレールーやしょうが、ケチャップなどを入れるように指示される。男性が指示通りのものを入れると、肉じゃがはカレーに変身する。

 そんな中、母親は「で、今度はどんな子なの?」と、これから家に遊びに来るらしい女性のタイプを訪ね、男性は呆れ笑いをしつつ、「アレクサ、通話を切って」と通話を切り、「デートのプレイリストかけて」と、彼女の訪問を歓迎する――というもの。

 きゃりーは、この男性を苦手と表現したのだが、このツイートの反響は大きく、「分かる!」「結婚したらめっちゃ母親と比べそう」「まず『肉じゃがが母さんと同じ味にならないよ』にドン引き!」といいった賛同の声が殺到。

 こういったファンの声に対し、キャリーは「マザコ、、、」「お母さんにありがとうも言えない奴が彼女大切にできる気がしません」とぶった斬っていた。

 しかし、その一方でネット上では、「そんなこと言ったらAmazonからの心象悪くなりそう」「芸能人が企業のCMに苦言って…」という声も集まってしまっていた。

 きゃりーが声を上げる以前から多くのツッコミが集まっていた「アレクサ」のCM。違和感を抱えていたネットユーザーは少なくないようだ。

辻希美、三男のファーストシューズ購入に非難轟々「萬田久子に貰ったものがあるだろ!」

 タレントの辻希美が4日、自身のブログを更新した。

 結婚生活13年目に突入した辻。現在はYoTubeチャンネルも開設し、順調に登録者数を伸ばしている。

 そんな辻はこの日、「西松屋」というタイトルでブログを更新し「今日は西松屋に行ったよ。半袖が300円以下で買えた。嬉ぴっ 後は幸空がつかまり立ちができるようになってきたから柔らかい靴も買ってみたよ。12㎝の小さな靴か、か、か、かわぇぇ」とつづった。

 最近つかまり立ちができるようになった三男のために、ファーストシューズを用意した辻だが、この投稿に対してネット上からは厳しい声が噴出している。

「ファーストシューズが西松屋かぁ…」

「安い靴はやっぱり硬いよね。もっとちゃんとした靴買ってあげたらいーのに」

「自分にはお金かけるのにねー」

 こうした声のほかに、「なにより、萬田久子さんに貰ったベビーシューズがあるだろ」「萬田さんに失礼だと思う」というツッコミもあった。というのも辻は以前、三男が産まれた時に女優の萬田久子からエルメスのシューズが贈られたことをブログで明かしていたからだ。

 萬田からのプレゼントの存在を忘れてしまったのか気に入らなかったのか。いずれにしても、萬田への恩義を微塵も感じさせない無礼(?)な投稿をネット民も見過ごせなかったようだ。

川崎麻世、ジャニーさんのお別れ会報告も思わぬ部分に批判殺到のワケ

  川崎麻世が自身のブログで、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(享年87)のお別れの会に出席したことを報告した。川崎は、ジャニー氏に才能を見いだされ、1976年にジャニーズ事務所入りし、89年に退所していた。

 7月9日に逝去したジャニー氏を悼んで、4日に東京ドームで行われた「お別れの会」に出席していた川崎だが、同日に更新したブログで、「ジャニーさんのお別れ会で最近一番嬉しかったこと」というタイトルのエントリーを投稿。

 その中で、「ジャニーさんのお別れ会に行って来ました」と報告し、「元ジャニーズの仲間達と記念写真!こんな事はもうないからね」と、元光GENJIの大沢樹生、佐藤寛之、元シブがき隊の布川敏和らと撮影した写真を公開した。

 川崎はお別れの会について、「東京ドームに入った瞬間カラフルな祭壇が目に入った」と写真付きで振り返り、ジャニー氏について、「ジャニーさんにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいです そして懐かしい兄弟達と再会出来てほんとに嬉しかった」と感慨深そうにコメント。「顔見知りの現役のジャニーズ達 初めて逢う現役ジャニーズの皆さんにも逢えジャニーさんの沢山の息子達が一緒になれた素晴らしい会だった」とつづっていた。

 しかし、川崎がアップ目の写真後方真ん中に立つ元ジャニーズJr.の小坂まさると思われる人物がくわえ煙草をしていたこともあり、ネット上では、「お別れ会なのに…ガラ悪い」「こういう場で煙草吸ってるのどうかと思う」「煙草吸うなとは言わないが感じ悪い」という苦言が集まってしまっていた。

 川崎は懐かしさひたっていたようだが、集合写真に写り込んだ一部分に対して非難が飛び交うとは思わなかっただろう。

フジテレビ番組Pがジャニーズに反旗! 稲垣吾郎に起きていた「本当にあったジャニーズの怖い圧力」

 香取慎吾が8月28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演したのに続き、今度は稲垣吾郎が10月12日に放送される『本当にあった怖い話 20周年スペシャル』(フジテレビ系)に16年連続で出演することが決まった。

「元SMAPのメンバーはジャニーズ事務所を退所後、地上波に出演する機会が激減。ジャニーズ側は退社した3人を出演させないようにテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会から口頭注意を受けていました。フジテレビは9月2日に10月期の番組改編を発表しましたが、斎藤翼編成部長は稲垣が出演することが決まった『ほん怖』について、ジャニーズ事務所からの『圧力はない』と断言。『20周年のメモリアルにふさわしいということで出演していただく。(ジャニーズを辞める)騒動の前から出演していただいている』と説明しました」(芸能記者)

 そんななか、コラムニストのジャンクハンター吉田氏が、9月4日のツイッターで『ほん怖』の内幕をこう暴露し、話題を呼んでいる。

〈昨年の「ほん怖」製作時にジャニーズ事務所から稲垣吾郎氏を起用しないようCX側は強く言われたものの、プロデューサーが頑張って阻止した素敵なエピソードを知っているだけに今年も起用という素晴らしい結果。ジャニーさんのお別れ会に水差すようだけど事実なので……〉

 吉田氏がどういう経緯でこの情報を入手したのかは定かでないものの、ネット上では「本当にあった怖い圧力」「事実を述べてくださりありがとうございます」「現場では戦ってくださってる方がきっとたくさんいらっしゃるのですよね」「後藤博幸プロデューサーに心より御礼を言いたい」「マツ◯に言わせると使うメリットもない……という話だったのに現場はこんなに頑張ったのですね」といったコメントが書き込まれている。

「後藤プロデューサーは2009年に草なぎ剛が主演したドラマ『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)を企画し、12年の映画版をプロデュースした人物。そのため、草なぎ陣営とは深い交流があったのでしょう。 マツコは、レギュラー出演する『5時に夢中!』(TOKYO MX)で稲垣吾郎がキャスティングされそうになった際、共演を拒否したと『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、稲垣ら3人がテレビで起用されないのは『需要がないから』とブッタ斬っていました。しかし、吉田氏のツイッターでは『誰が嘘つきなのかよくわかる』と叩かれ、またぞろ印象を悪くしています」(芸能ライター)

 同じようにジャニーズと闘う現場スタッフが増えれば、時代遅れな慣習もなくなっていくのかもしれない。

フジテレビ番組Pがジャニーズに反旗! 稲垣吾郎に起きていた「本当にあったジャニーズの怖い圧力」

 香取慎吾が8月28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演したのに続き、今度は稲垣吾郎が10月12日に放送される『本当にあった怖い話 20周年スペシャル』(フジテレビ系)に16年連続で出演することが決まった。

「元SMAPのメンバーはジャニーズ事務所を退所後、地上波に出演する機会が激減。ジャニーズ側は退社した3人を出演させないようにテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会から口頭注意を受けていました。フジテレビは9月2日に10月期の番組改編を発表しましたが、斎藤翼編成部長は稲垣が出演することが決まった『ほん怖』について、ジャニーズ事務所からの『圧力はない』と断言。『20周年のメモリアルにふさわしいということで出演していただく。(ジャニーズを辞める)騒動の前から出演していただいている』と説明しました」(芸能記者)

 そんななか、コラムニストのジャンクハンター吉田氏が、9月4日のツイッターで『ほん怖』の内幕をこう暴露し、話題を呼んでいる。

〈昨年の「ほん怖」製作時にジャニーズ事務所から稲垣吾郎氏を起用しないようCX側は強く言われたものの、プロデューサーが頑張って阻止した素敵なエピソードを知っているだけに今年も起用という素晴らしい結果。ジャニーさんのお別れ会に水差すようだけど事実なので……〉

 吉田氏がどういう経緯でこの情報を入手したのかは定かでないものの、ネット上では「本当にあった怖い圧力」「事実を述べてくださりありがとうございます」「現場では戦ってくださってる方がきっとたくさんいらっしゃるのですよね」「後藤博幸プロデューサーに心より御礼を言いたい」「マツ◯に言わせると使うメリットもない……という話だったのに現場はこんなに頑張ったのですね」といったコメントが書き込まれている。

「後藤プロデューサーは2009年に草なぎ剛が主演したドラマ『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)を企画し、12年の映画版をプロデュースした人物。そのため、草なぎ陣営とは深い交流があったのでしょう。 マツコは、レギュラー出演する『5時に夢中!』(TOKYO MX)で稲垣吾郎がキャスティングされそうになった際、共演を拒否したと『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、稲垣ら3人がテレビで起用されないのは『需要がないから』とブッタ斬っていました。しかし、吉田氏のツイッターでは『誰が嘘つきなのかよくわかる』と叩かれ、またぞろ印象を悪くしています」(芸能ライター)

 同じようにジャニーズと闘う現場スタッフが増えれば、時代遅れな慣習もなくなっていくのかもしれない。

橋本環奈、『かぐや様』激太り舞台挨拶に最速劣化の懸念「広瀬すずを見習え! 」の声も

 かぐや様を痩せさせたい!

 9月6日、女優の橋本環奈が都内で行われた映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公開初日舞台あいさつに出席。映画の内容にちなみ、「プライドが邪魔してできないこと」を告白することに。

「橋本によれば、『玄関には靴を1足しか置かないとか、バスタオルは干して乾かしてからじゃないと洗濯しないとか、洗面台に何も置かないとか。なぜかそれを自分に課している』と、厳しい“マイルール”があることを明かしました。そのため、家でも気を抜くことができないそうです」(映画ライター)

「1000年に一人の美少女」と言われてブレイクした橋本だが、この日は顔がパンパンに下膨れていたため、写真を見たネット民からは「かんなちゃん顔丸くなった」「体型は自分に甘だらしないね」「体型管理に目を向けたほうが良い」「前は美肌だったのに、今はくすんでるね」「透明感がなくなった顔から下は一般人」と辛らつな声が飛び交っている

「橋本はこのところ映画の番宣でテレビに出ずっぱり。しかし、改めて見てみるとどの番組でも体のラインが出ないブカブカな衣装を着ており、体型を隠そうとしていたのは明らか。彼女は8月29日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、かなりの酒豪であることが発覚。飲みに誘われたら必ず行くそうで、10日間ほどドイツに出かけた際には、昼間から閉店までドイツビールを飲み続けていたというトンデモ酒豪エピソードも披露しています。彼女曰く『2杯までは休肝日』だそうで、悪玉コレステロールの数値は基準値を大幅にオーバーしていることも判明した。ライバルの広瀬すずは、格闘技を趣味にするなどスタイルに関してはストイックにジムで鍛えていますから、ここから大きく差がつくかもしれませんね」(芸能記者)

 20歳にしてかなりヤバイ状況になっている橋本。このまま「芸能界最速劣化」となってしまうのだろうか。

有村架純&坂口健太郎が気仙沼で出会う! 映画『劇場版 そして、生きる』鑑賞券プレゼント

 映画『劇場版 そして、生きる』が9月27日より全国公開されます! 本作はWOWOWで放送された連続ドラマ『そして、生きる』を再編集したもので、ドラマでは放送されなかった未公開シーンも盛り込まれているとのこと。連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で知られる脚本家・岡田惠和氏が脚本を手掛け、主人公の生田瞳子を『ひよっこ』で岡田とタッグを組んだ有村架純が演じます。一体どのような内容となっているのでしょうか。早速あらすじを見てきましょう!

 生田瞳子は、3歳の時に交通事故で両親を亡くすも、岩手県・盛岡で理髪店を営む伯父・生田和孝(光石研)に引き取られ、天真爛漫な少女へと成長していく。地元アイドルとして活躍するうちに、女優を志すようになった瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑もうとするも、その前日の2011年3月11日、東日本大震災が発生してしまう。震災後、瞳子はカフェで一緒に働く韓国人・ハン・ユリ(知英)と共に、気仙沼のボランティア活動に参加。そこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会い、いつしか互いに特別な感情を抱いていく。

 メガホンをとったのは映画『君の膵臓をたべたい』を手掛けた月川翔監督。月川監督はインタビューで「劇場版はテレビドラマ版の単なるダイジェストではなく、濃縮された1本の新作という感覚があります」とコメントしています。

 今回は、映画『劇場版 そして、生きる』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。すでにドラマ版をチェック済みの方も、“新作映画”として劇場に足を運んでみるのはいかがでしょうか? 映画サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※9月16日正午〆

ご応募はこちらから
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覚醒剤、万引、パパ活、整形――少年院の少女たちの事情【元レディース総長・中村すえこ×刑務所のアイドル・Paix2】

 元レディースの総長で少年院送致の経験もある中村すえこさんが監修・監督を務めた教育映画『記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡』が完成、上映会が続いている。映画では、少年院を出院(≒卒業)する直前の4人の少女が中村さんに収容の経緯や今の思いを明かし、一部に再現ドラマも織り込んだ。今回、少年院や刑務所の慰問で「Prisonコンサート」を続けている“刑務所のアイドル”こと女性デュオPaix2(ペペ)と、中村さんの対談で、少女たちの更生について話してもらった。

■「こんな少女たちがいる」と知ってほしくて

――この映画には、佳奈、沙羅、美和、遥香(いずれも仮名)の4人の少女たちが登場します。佳奈は乳児院と児童養護施設で育って覚醒剤にまで手を出し、沙羅は薬物依存症で生活保護を受けている母のために万引を続け、美和は整形手術を繰り返し、「パパ活」で稼いだ600万円をホストに貢ぎ、遥香は男の言いなりになって美人局に加担して検挙され、それぞれ少年院に収容されました。顔にはモザイクがかかっていますが、少女たちの「記憶」はとてもリアルに伝わってきますね。

中村すえこ(以下、中村) そうなんです。私は少年院の出院者を支援する団体「NPO法人セカンドチャンス!」の活動として全国の女子少年院を回ってきたのですが、今どきの「不良少女」たちの抱える複雑な事情は、私の子どもの頃とは違うなと実感しています。私の頃はなんでも暴力で解決して、もっと単純だった気がします(笑)。

 収容の期間を終えて出院したところで、少女たちが社会で生きていくにはハードルがたくさんあります。直接助けてあげられなくても、まず「こんな子たちがいるんだ」と多くの方に知ってほしくて、ドキュメンタリー映画を作りたいと考えてきました。

――中村さんの少女時代を綴った著書『紫の青春 ~恋と喧嘩と特攻服~』(ミリオン出版)も映画化されていますね。   

中村 はい。この時に「映画の発信力ってすごいな」と思ったんです。今回は法務省にも協力をいただいているので、かなり突っ込んだ取材ができました。全部で110分と長めなんですが、カットしたくない場面もたくさんありました。

――Paix2(ペペ)のお2人は、映画を見て、どのように感じましたか? お2人は、2000年から国内の少年院や刑務所などで「Prisonコンサート」を開催されており、公演回数は9月7日現在で487回にも上っていますね。

Manami(北尾真奈美) 一言でいえば、作品は「重かった」ですね。少年院の子どもたちとは、コンサートの時しか接することがないので。

――「Prisonコンサート」では、子どもたちはとても楽しそうにしていますね。

Manami はい。みんないい顔をしているので、「(罪を犯して少年院にいても)法務教官の先生方に守られて、助けられているんだな」と思っていたんです。でも、この映画を見て、それだけではないんだなと気づきました。少年院について、私たちはまだまだ知らないこともあるし、先生も大変だなと思いました。

Megumi(井勝めぐみ) 本当に先生方は大変ですね。私もそう思いました。Manamiと同じで、公演を通じてしか知らなかった少年院の少女たちについて、いろいろ知ることができました。また、彼女たちがカメラの前で自分を表現できているのは素晴らしいとも思いました。私たち大人が「こういう人生もある」と知り、今後できることや問題点などを考えることができる作品です。いろんな葛藤があっても、少年院での経験は将来、報われるんじゃないかなあとも考えています。

中村 はい、むしろ少年院に行かずに矯正教育を受けなかった子たちのほうが心配です。逮捕されないまま悪いことを続けて大人になって、刑務所に行ったら、もう矯正は難しいですね。刑務官の指示に従っていればいい刑務所と違って、少年院は、とにかく先生たちが自分に向き合わせて考えさせますから、すごく厳しいんです。でも、それが結局は自分のためになります。私も少年院に行って多くのことを学びました。まあ最初から逮捕されるようなことをしてはダメなんですけれども(笑)。

Manami なるほど。ある少年院のコンサートで、入ったばかりの女の子と出会って、たまたま1年後に同じ施設で再会したことがありました。1年間で表情がまったく違いましたね。出院が間近で、生き生きとしていました。先生方がきちんと向き合ってくれたからでしょうが、出院してから自分を保っていくのは大変だろうなと、かわいそうに思ったことがあります。

中村 たしかに出院後のほうが心配ですね。出てからの「居場所」、つまり住むところと働く場所の問題はとても大きいです。そもそも少年院に行くような子たちは家庭も崩壊しているし、まず帰るところがありません。映画には、せっかくの居場所からいなくなってしまう子が登場します。詳しくは映画を見ていただいて(笑)。

――出演している少女たちは、それぞれ親との葛藤を抱えていました。保護者の考え方もそれぞれですし、少年院の先生である法務教官にもいろいろな方がいらっしゃるのだと思いますが、子どもたちに寄り添うことの難しさがわかります。

中村 非行に走る原因は、たいていは親との関係です。その親もいい育ち方をしていないことがほとんどです。親に愛されたことがないから、うまく愛情が表現できないのも、彼女たちの特性ですね。自分のことも好きじゃないんです。

Megumi それ、わかります。以前、コンサートの後にいただく感想文に、「こんな私と握手をしてくれて、うれしかった」と書かれていたことがありました。私は「公演を聴いてくれてありがとう」という気持ちで、普通に握手をしただけなんですが、まだ子どもの彼女たちが「こんな私」と言っていて……。反抗も、したくてしているのではないのでしょう。自分がどうしていいかわからない子どもたちと、距離を縮められたらいいですね。

中村 私もそうでしたけど、子どもたちは寂しいんです。当時は、それすらわかりませんでした。それで、私の場合は暴走族ですが、知り合った仲間次第で窃盗や美人局、男の子ならオレオレ詐欺の受け子などの非行に関わっていくんですね。そういう子どもたちは「加害者」ではあるんですが、その前に家庭が貧困だったり、虐待や育児放棄をされていたりした「被害者」なんです。

――そんな環境で生まれ育ったら、「いい子になれ」というほうがムリですね。

中村 でも、世間の大半の人たちは、加害者である少年が被害者という事実は知らないし、知ろうともしません。「少年院に収容された非行少年」と言う印象しか持っていません。事件を起こして少年院で学び直しても、社会に出てまた挫折してしまう子どもたちもいることを、多くの方に知っていただきたいと思っています。

――私たち大人が温かい目で見守れば、状況は変わるかもしれませんね。

中村 作品が別世界の話ではないと感じてほしいです。こうした事実を知ることで、人も社会も変われると信じています。

Megumi 私は、たまたま学校に行かせてもらえたけれど、そうではない子どもたちもたくさんいる。直接彼らに何かをできなくても、それを「知ること」から始まるんですね。
(後編に続く)

Paix2(ペペ)
Manami(マナミ、北尾真奈美)とMegumi(メグミ、井勝めぐみ)によるデュオ。2001年に日本コロムビアよりメジャーデビュー。アルバムに『逢えたらいいな』(05年)、著書に『逢えたらいいな―プリズン・コンサート三〇〇回達成への道のり』(12年、鹿砦社)など。デビュー1年前から全国の刑務所や少年院などでの公演「Prisonコンサート」を続け、「受刑者のアイドル」と呼ばれる。14年に保護司、15年に矯正支援官に就任。16年には「Prisonコンサート」400回の功績に対して法務大臣より感謝状を授与された。ユニット名はフランス語で「平和」を意味するpaix (発音は「ぺ」)を二つ重ねている。2019年7月より北海道・月形町の「月形観光大使(観光典獄)」に就任。「典獄」は「刑務所長」の意。
公式サイト

中村すえこ
ドキュメンタリー教育映画『記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡』監修・監督。15歳で少女たちの暴走族・レディースの総長となり、傷害事件を起こして少年院に1年間収容される。結婚、出産、離婚を経験してシングルマザーとして働きながら、09年に創設された少年院出院者を支援する団体「NPO法人セカンドチャンス!」に参加、多くの出院者と交流を続ける。著書『紫の青春 ~恋と喧嘩と特攻服~』(08年、ミリオン出版)が『ハードライフ~紫の青春・恋と喧嘩と特攻服~』(関顕嗣監督)として11年に映画化。
『記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡』公式サイト

法務省東京矯正管区主催上映会
日程:2019年9月22日(日)
場所:矯正研修所講堂(東京都昭島市もくせいの杜2-1-20)
上映時間:上映開始11:10〜中村すえこ舞台挨拶(終了13:10)
入場料:無料
主催:東京矯正管区
問い合わせ:東京矯正管区第三部 048-600-1500