
今週の注目記事・第1位「『報ステ』責任者が出演アナ“キス告発”で解任された」(『週刊文春』9/12号)
同・第2位「『貴景勝』と『反社』の男」(『週刊新潮』9/12号)
同・第3位「吉本ブレイク芸人EXITがひた隠す少女売春あっせんで逮捕の過去」(『週刊文春』9/12号)
同・第4位「他の事件と何が違うのか 京アニ放火殺人の『実名報道』に『世論』という壁」(『週刊新潮』9/12号)
同・第5位「和久田麻由子アナ箱根駅伝元スター選手と豪華挙式」(『フライデー』9/20号)
同・第6位「進次郎を狂わせた『起業家』合コン人脈」(『週刊文春』9/12号)
同・第7位「シニアの『年齢制限』は突然に」(『週刊ポスト』9/20・27号)
同・第8位「『GSOMIA破棄』文の真意」(『ニューズウイーク日本版』9/10号)
同・第9位「恐れずに言う。日本が譲歩するしかない」(『サンデー毎日』9/15号)
同・第10位「韓国の『反日』を膨らませた日本の『親韓政治家』たち」(『週刊ポスト』9/20・27号)
同・第11位「やせている人ほど認知症になりやすい」(『週刊現代』9/14・21号)
同・第12位「とうとう『眞子さま』の『結婚容認』を口にされた『紀子さま』」(『週刊ポスト』9/20・27号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は現代、ポストが合併号。2冊買って1,000円。しみじみ高いと思う。
さて、まず、新潮の記事からいこう。
このところ報道が迷走している眞子&圭の結婚問題だが、あれほど2人の結婚に懐疑的だった新潮が180度転換して、秋篠宮紀子さんが眞子さんの結婚を容認したという記事を掲載している。
何があったのだろうか。新潮によれば、前向きな容認ではなく、後ろ向きの「もうしかたない」というもののようだ。
秋篠宮家の事情を知る関係者がいうには、紀子さんは、国民が現在、秋篠宮家をどう見ているか、重々ご承知だという。その上、宮内庁の中にも、秋篠宮夫妻の対応を疑問視する向きもあり、「もはや耐えられない」といった様子だというのである。
思いつめた紀子さんは、「『このまま批判を浴び続けるくらいなら、いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね』などと口にされているのです」(同)
9月11日は、紀子さんの53回目の誕生日になる。記者会が紀子さんに質問を出し、紀子さんが文書で回答することになったという。
そこでどんなことが語られるか。注目である。
次は現代。今週の巻頭特集は「あなたの人生。老親の人生『最後の1週間』の過ごし方」である。
いつかは必ず来るその日まで1週間となったら、どう過ごしたらいいのかというのだが、何のことはない、自分の財産のことや遺産相続、遺言書を誰に渡すのがいいのかという実用記事である。
どうせやるならもっと哲学的なものをやってもらいたかった。それに1週間前になったら、ほとんどの人が意識朦朧としていて、何も考えられないのではないか。
このところ知人が次々に亡くなる。
講談社の大先輩である大村彦次郎元常務が亡くなった。享年85。「小説現代」「群像」で編集長を務めた。作家に愛された人だった。99年に「文壇栄華物語」で新田次郎文学賞を受賞し、「時代小説盛衰史」などの著作がある。
講談社では、先輩にほとんど親しい人はいないが、大村さんはなぜか、時々声をかけて下さった。江戸っ子気質で、文壇の裏話が面白かった。もっと話を聞いておけばよかった。
安部譲二さんも亡くなった。享年82。『塀の中の懲りない面々』がミリオンセラーになった頃に知り合った。
自由が丘の居酒屋で飲んで、外でいきなり、「元木さん、思い切り腹を叩いてくれ」といい出した。高校時代はボクシングをやっていた安部ちゃんだから、私の柔な拳では痛くもかゆくもなかった。
書くものも面白かったが、彼の話は捧腹絶倒だった。山口組の鉄砲玉がフライデー編集部を襲撃した時、真っ先に電話をくれ、「元木さん、ボディガードがいるならすぐに行くから」といってくれた。
担当編集者が、安部ちゃんと揉め、樫の棒を持って、現代編集部に乗り込んできたことがあった。私が出て丸く収めたが、持ってきた六尺棒を、「何かの時に必要になるかもしれないから」といって置いていった。
糖尿病がだいぶ悪くなり、都内を引き払った頃から会うことがなくなった。世の中から面白い人が次々にいなくなる。残るのはつまらない奴ばかりになってきた。
私より少し上だが、人間の科学新社の小幡一社長も亡くなってしまった。小さいながら良書を一生懸命に出し続けていた。カネの苦労は大変だったと思う。
私の講談社の先輩、杉山捷三さんの傘寿のお祝いの会で会ったのが最後になってしまった。
この歳になると、あの人とは、あれが最後だったなと思うことが多い。人生最後の一期一会である。
そんなことを考えながら、現代を読んだ。週刊誌を読んで、人生の儚さを考えようとは、現役時代には思いもしなかったな。
ところで、先日聞いたが、現代が、月2回刊を考えていると聞いた。隔週刊化である。
ついにそこまで来たのかと、思わざるを得ない。まあ、この内容では、週刊誌である必要もないだろうしな。
10月からは、消費税アップ分を入れて平週号は520円になるそうだ。一層売れなくなることは間違いない。悪循環である。現代は消滅の危機にある。
そんな現代で、唯一読んだのは「やせは認知症になりやすい」という記事だ。
何となく太っている方が認知症になりやすいような気がするが、そうではないというのだ。
それは筋肉に関係するそうだ。
「筋肉には、『マイオカイン』というホルモンを分泌する働きがあります。このマイオカインが、健康にとって重要な役割をはたしていると言われています。
マイオカインの分泌量は脳の認知機能を左右することも、最近の研究で指摘されています。要するに、筋肉量が少なくやせている人は、このマイオカインの分泌量も少ない。それが認知症の発症のリスクに繋がっている可能性があるのです」(山梨大学医学部の横道洋司准教授)
では、やせているとはどういう人をいうのだろうか。身長170cmの人なら体重は72kgから79kgあったほうがいいらしい。
私は、172cmで66kgだからやせているのだろう。まずいな。今晩は、カツカレーと牛丼でも食べるか。
さて、先週のポストの記事「韓国なんて要らない」が、嫌韓を助長すると、凄まじい批判にさらされている。
私もこの記事を3回読んでみた。GSOMIA破棄ならソウルが金正恩に占領される。ここに出されている例は、1950年の朝鮮戦争の時のものである。
こんなものを出してソウルが危ないというのは、担当編集者の知能が小学生以下なのだろう。お互い、輸出規制をやっているが、損するのは韓国で、日本の工場を潤すというのだから、日本には結構なことではないか。韓国が東京五輪をボイコットすれば、日本のメダルが増える。韓国人旅行者が減っても中国が増えるし、韓国人はカネを落とさないから日本は困らないなど、幼稚な論法で、批判する気にさえならないお粗末な特集である。
第2特集が炎上の原因であろう。韓国人は10人に1人は「憤怒調節障害」で、治療が必要というものだ。要はすぐカッとなる民族だから気をつけろというのだ。これを「韓国人という病理」だとしているところに、私もやや引っかかった。
だがこれは、15年に「大韓神経精神医学会」が発表したレポートだとあるから、ポストが捏造したものではないようだ。
さらにいえば、『月刊Hanada』の4月号に、ポストでもコメントを出している嫌韓ライター・室谷克実が「韓国成人の半分は憤怒調節障害」だと書いている。何のことはない、この記事の焼き直しである。
小学館の雑誌ということがあるのだろう、何人かの作家や知識人たちが「こんな雑誌を出す小学館には書かない」と執筆拒否宣言をする、毎日、東京新聞が社説で批判するという騒ぎになっている。
だが、小学館にはつい最近までSAPIOという雑誌があり、「日本人よ、気をつけろ北朝鮮と韓国はグルだ!」などという論調の記事をしょっちゅうやっていたことをお忘れか。
小学館は岩波書店でない。付け加えれば、私がいた講談社は、戦争中、陸軍や海軍と組んで膨大な戦争協力雑誌を出して大儲けした出版社である。
悪名高いケント・ギルバートの『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社+α新書)を出す素地は講談社には元々あったのだ。小学館だけではなく、講談社も執筆拒否すべきだろう。
私は、今回のポストの件は『新潮45』のケースとは違うと考える。ポストを批判するなら、『モーニングショー』も批判すべきだ。嫌韓を煽っているという点では同罪だ。
今一つ、気になることがある。今朝の朝日新聞で、ポストの問題で広告を載せた新聞の責任を問う声も上がったとして、朝日の広報部が、「出版物の広告については、表現の自由を最大限尊重しながら審査・掲載しています」と答え、広告のあり方を今後も考えていくとしている。
私は現代編集長時代、新聞は事前検閲していると猛抗議をしたことが何度かある。新聞広告は、発売の数日前に出さなくてはいけない。
性表現、自社の都合の悪いことを書かれた記事、皇室に関する記事では、「表現を直せ」「直さないならそこだけ白地で出す」といわれたことが何度かある。今回、ポスト批判をきっかけに、新聞が検閲を強め、思想信条についての雑誌タイトルにもクレームを付けてくるかもしれないが、許してはならない。
今の日韓バトルは、安倍政権が作り出したものでもあるということを忘れてはならない。メディアは、韓国のスキャンダルよりも、いまだに国会も開かず、何の成果も上がらない外遊に現を抜かしている安倍首相に、もっと誌面や放送時間を割くべきである。
今週のポストは、「韓国の『反日』を膨らませた日本の『親韓政治家』たち」という巻頭特集をやってきた。
その中で、先の「お詫び」も掲載している。内容は、河野一郎、岸信介、佐藤栄作など、親韓といわれた政治家たちは、「その場限りの利権や贖罪のための友好」(ポスト)だったため、政治家同士による真の友好関係が成り立っていなかったとし、「安倍首相と文大統領の双方が彼我の外交政策を振り返り、両国の関係を見直すことに気づいてこそ、新たな外交が始まる」(同)と、至極真っ当な内容である。
ポストは、批判されたから、こういう特集を組んできたのだろうか。そうでないなら、なぜ、あのような嫌韓特集をやったのだろう。不可解である。
サンデー毎日は冷静だ。朝鮮問題に詳しい田中均元外務審議官にこういわせている。
田中によれば、10月22日の天皇陛下即位の礼の際、李首相が来日することが予定されているという。もし来日すれば、まだGSOMIAはその時点で終了していないから、ここが重要な時期になる。
徴用工問題は、韓国政府が支払いを行うのが正当な手法だが、その韓国が作る徴用工補償の枠組み対して、関係日本企業からも何らかの形でお金を拠出できる仕掛けをつくるべきだと提言している。
安倍首相もさすがに河野では、感情的になり過ぎて、交渉は進まないと考えたのだろう、茂木敏充経済再生相を起用する方向で検討に入ったようだ。当然である。
このまま日韓関係がこじれれば、北朝鮮と韓国が統一に向けて動き出すかもしれない。
ニューズウイーク日本版で北島純社会情報大学特任教授は、文大統領は、米、ロシア、中国、日本の客観的状況が安定しているのは、朝鮮戦争後初めてであるから、
「文在寅はこれを偶然と捉え、やり過ごすような政治家ではない。勝負を懸けてきた可能性がある。東アジアの安全保障体制をあえて揺り動かし、南北統一のための奇策を打ち出し得る土壌をつくろうとしているのかもしれない」
韓国国内で、南北統一への最大の抵抗勢力は韓国軍だが、それに対する戦略的第1弾がGSOMIA破棄だとしたら、まったく違う風景が見えてくるかもしれないのだ。嫌韓だ断韓国だと、くだらないことで騒いでいると、東アジアの潮流を見間違うことになるはずだ。
次はポスト。シニアになると、普通に今までできていたことができなくなる。カラダのことではない。
ポスト曰く、銀行によっては、振込額を10万円に制限しているところもあるそうだ。千葉県や大阪の一部では、60歳を過ぎると、100万円引き出す時には、警察への通報を求められるそうだ。
もちろん、ローンも組めなくなるし、賃貸に住むときも、孤独死を嫌がる家主から、子どもが月に3回は見に来ることを条件にすることもあるそうだ。
遊園地などの絶叫マシーンにも、64歳までという年齢制限があるそうだ。
カラダも不自由になったのに、自分のカネも自由にできず、マンションも借りられないというのでは、生きている甲斐がないではないか。嗚呼!
さて、小泉進次郎の評判が結婚公表以来、ガタ落ちである。次々に出てくる女子アナとの交際疑惑のためだけではないだろうが、政治家としての評判もこのところ芳しくない。
「いまの小泉氏には人望が全くありません。国会改革でも、大きくぶち上げたはいいものの、ペーパーレス化の法案成立のための野党への根回しなどは先輩議員に丸投げ。ベテラン議員からは『組織がわかっていない』『お膳立てしてもらわないと政策が書けない』と評価は散々です」(政治部デスク)
結婚の挨拶を菅官房長官のところへ先に行って、安倍首相を“ついで”にしたものだから、安倍を怒らせてしまったともいわれる。11日に発表される内閣改造でも、さほどいいポストは来ないのではといわれているようだ。
政治は一寸先は闇。まだまだ小泉進次郎は青いということだろう。
ところで、先週金曜日発売のフライデーを見てショックを受けた。私の好きなNHK『おはよう日本』のキャスター、和久田麻由子アナ(30)が結婚したというのだ。
結婚式は8月30日、千代田区内の高級ホテルで挙げたという。入籍は2月にしていたそうだ。
相手は一般人としているが、早稲田大学の競争部のスター選手で、駅伝界きってのイケメンだそうだ。純白のウエディングドレス姿がきれいだっただろうな。
どこかの雑誌で読んだが、和久田アナはかなりのボイン(古いね!)だそうだ。羨ましい。
京都アニメーションの放火事件の死者は35名だったが、8月2日に、京都府警が氏名を公表したのは10人だけだった。
それに対して、メディアからも批判が起こり、25日後にようやく25名の名前を公表した。
たしかに多くの遺族が、プライバシーが侵害される恐れがあるから公表しないでくれと申し入れをしていたことは事実だが、府警は原則通り、7月末には氏名を公表するつもりだったという。
だが、超党派の「マンガ議連」の古屋圭司会長が菅に、慎重な取り扱いをしてくれと要請して、官邸→警察庁→府警へと指示が飛び、やむなく府警は発表を延期し、その後一部だけ公表したと、新潮が報じている。
遺族の気持ちもわかるが、警察が恣意的に犠牲者を匿名、一部を公表をしないということを決めるべきではない。
公表するかどうかを決めるのはメディアに任せるべきだと、私は考える。それは、その犠牲者が存在していたことの証になる、名前があってこそ悼むことができるという遺族の気持ちはもとより、警察が恣意的に匿名にすれば、「後から検証ができないフェイク情報があふれることが危惧される。犠牲者の人生をしっかり伝えることなくしては、加害者が犯した罪の大きさも本当の意味で伝えたことにはなりません」(水島宏明上智大学新聞学科教授)
京アニの新作が6日から上映されている。そのエンドロールには犠牲者全員の名前が出ているそうだ。
さて、吉本興業の芸人にまたスキャンダルである。お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(28)に、「少女売春あっせんで逮捕」された過去があったと、文春が報じている。
兼近は北海道札幌市で、4人きょうだいの次男として生まれた。彼が定時制高校の時、父親が自己破産して離婚。母親と暮らしていたが生活が困窮したため、彼は中退して新聞配達や鳶職を始めた。
月10万ぐらいを実家に入れていたという。兼近が18歳くらいの時、すすきのの大手風俗チェーンで働き出した。
そこで札幌の高校3年の女子生徒に、携帯の出会い系サイトで知り合った男性といかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせていたそうだ。
女子生徒は、「小遣い欲しさに男性100人ぐらいと関係を持った」と供述していたという。
11年11月、北海道警厚別署が兼近を売春防止法違反で逮捕した。兼近は、容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けたそうである。
その後も、1,000万円の窃盗事件で逮捕されているという。兼近は事情聴取は受けたが、逮捕はされていないと文春に話している。
そんな自分の過去を断ち切ろうとしたのだろう、上京して吉本総合芸能学院に入学した。EXIT結成後、わずか11カ月で単独ライブを行い、人気芸人の仲間入りをした。
文春のインタビューで兼近は、「いつか絶対バレることなんで、吉本にはずっと話していて。絶対に誰かが気付くんで、それが今、文春さんが知ってくれたっていうことで正直嬉しかったです」といっている。
テレビでいい人間の振りをしていたことが、きっと苦しかったのだろう。全部ぶちまけて清々したようだ。
吉本からは、「誰にもいうな、絶対ダメ」だと念を押されていたという。吉本の隠蔽体質がここでも明るみに出た。
兼近は去っていくとき、こんな言葉を残した。
「過去と他人は変えられないんで。未来と自分だけ変えていくんで」
いいヤツかもしれないな、こいつ。
ところが、この記事に吉本興業が大反発して、以下のような声明を発表したのである。長いが引用してみよう。
「株式会社文藝春秋社が発行する雑誌『週刊文春』(2019年9月12日号)において、弊社所属タレント『EXIT』兼近大樹(以下、『兼近』といいます。)について、過去に刑事処分を受けた事実があるという内容の記事(以下、『本件記事』といいます。)が掲載されております。
弊社所属タレントに限らず、ある者が刑事事件につき被疑者となり又は有罪判決を受けたという事実は、その名誉又は信用に直接関わる事項として、プライバシー権・名誉権による憲法上の保護を受けることが裁判例上確立しています。そして、その者が有罪判決を受けた後は、更生し、社会に復帰することが期待されているところ、公益を図る目的なしに前科に係る事実を実名で報道することは、不法行為を構成し得る行為とされております。
しかも、当該刑事処分が未成年の時点での犯行に対するものである場合には、成人後に犯した犯罪に対する刑事処分よりもその報道について一層の留意が必要であると考えられます。仮に、未成年時の前科に係る事実を、その事件から長期間経過した後に、正当な理由なく軽々に実名で報道することが許されるとすれば、未成年の者についてその後の更生の機会を奪ってしまうことになりかねず、社会全体として非常に危惧すべき問題であることは明白です。
本件記事は、兼近が未成年であり、弊社に所属して芸能活動を開始する前の2011年の時点における事実を、公益を図る目的なく報道するものであり、弊社所属タレントのプライバシー権・名誉権に対する重大な侵害にあたると考えざるを得ません。また、本件記事は、兼近が何らの刑事処分を受けていない事実についても、あたかも兼近が犯罪行為を行ったかのように伝えており、この点においても弊社所属タレントへの著しい権利侵害となるものです。
弊社としては、週刊文春の発行元である株式会社文藝春秋社に対し、事前に、①本件記事は公益性なく弊社所属タレントの前科を実名で報道するものである、②しかも、当該前科はタレントが芸能活動を開始する前の未成年の時点におけるものである、③さらに、何ら刑事処分を受けていない事実についても、あたかも犯罪行為を行ったものであるかのように報道するものであり、兼近の人権を著しく侵害するものであることを伝えておりました。しかし、文藝春秋社は、これらの点を全く考慮することなく、本件記事を掲載するに至っており、弊社としては、同社の報道機関としての倫理観・人権意識の希薄さについて大変遺憾に考えており、文藝春秋社に対し本件記事を掲載した行為について強く抗議するとともに、民事・刑事上の法的措置についても検討して参る所存です」
たしかに吉本興業のいうように、その人間の過去の犯歴を開示することには慎重でなけらばいけないと思う。
過去にも、犯歴を報じて、名誉棄損に問われたケースがある。ましてや兼近が未成年の頃のことだ。吉本興業のいい分は正しいとは思う。
だが、兼近は、若者たちに影響を与える売れっ子芸人である。彼の生き方を理想とし、彼のように生きたいと考える若者もいるだろう。
そのように社会的な影響力があり、兼近も、自分の過去を隠して生きていることに息苦しさを覚えていたと文春に話している。そうしたことを鑑みれば、まったくの公益性がないとはいえないのではないかと、私は思うのだが、事態の推移を見守りたい。
9月8日から始まった秋場所で、貴景勝が土俵に戻ってきた。大関に昇進したのに、2場所連続休場したため陥落してしまったが、今場所10勝すれば大関に復帰できる。
だが、新潮によると、どうやら完全回復とはいっていないようだ。勝負勘も薄れているという。
先行き不安な貴景勝だが、そんな彼のタニマチに「反社」の人間がいると、新潮が報じた。
6月に行われた大関昇進祝いのパーティにも来ていた芝幸太郎(45)がその人だというのである。
この人、あのAKB48を秋元康と創った人間で、48は芝の「シバ」から付けられたといわれる。そんな彼がなぜ反社なのか?
彼は高知県に生まれ、地元の高校を卒業後、県内の企業に就職したが2カ月で転職してしまった。その後、あの悪名高い「商工ファンド」に入り、営業成績第1位になるなど辣腕を発揮して、脱サラする。
都内でエステサロンを経営してから、出入りしていた六本木の裏カジノの共同経営者になった。そこで儲けたカネを元手に、「六本木の一室を借りて違法な闇金融を展開。その実態は多重債務者から金を騙し取るだけの“貸します詐欺”や“振り込め詐欺”でしたよ」(芝と親交のあった知人)
貸金業の登録をせず、月に1,000件くらいの仕事があり、売り上げは億単位だったそうだが、法改正が行われると、再び裏カジノの経営に衣替えしたという。
暴力団に入っていたことはないが、「背中には立派な龍の入れ墨が入っていた」(かつての芝の仲間)
芝は、その後AKB48の運営に参加し、原宿にあるビルにオフィスを構えているそうだ。そんな経歴の芝が貴景勝の後援会長になっているのである。
新潮は、多重債務者やカジノに狂う人々を相手に得た利益でのし上がってきた芝は、「自らが過去を認めて清算しない限り、『反社』という烙印はどこまでも付いて回る」と書いている。
暴力団の構成員でも前科があるわけでもないようだから、反社と決めつけるのはいかがかと、私は思うが、こういう人間が後援会長というのは、貴景勝にマイナスではあってもプラスにはなるまい。貴景勝の父親は、反社との付き合いを今も続けているのであれば、「即刻縁を切る」といっているが、どうなりますか。
今週の第1位は文春のスクープ。これを読むと、テレビ朝日は根腐れしてきているのではないかと思う。
『報道ステーション』(以下、『報ステ』)の責任者、桐永洋チーフプロデューサー(CP=49)が、女子アナやスタッフへのセクハラ&パワハラで解任され、BS朝日に左遷されるそうである。
文春が取材を始めたため、あわてて8月30日に、佐々木毅報道番組センター長が『報ステ』スタッフたちに発表したそうだ。
セクハラの件はこうだ。文春によれば、4月からフィールドキャスターに抜擢された森葉子アナ(33)を、放送終了後に誘い出し、高級焼き鳥屋の個室で酒を呑んだという。
約2時間後、桐永の知人たちがいうには、店を出て森のマンションまで送ると、2人は路上で抱き合いキスを交わした。マンションへ帰る森が酔ったためか、キーケースを落としてなかなか中へ入れないので、桐永が駆け寄り、そのまま森の部屋のフロアーまで一緒に行った。
だが森は、「今日はここまで」とドアを閉め、桐永はそのまま自宅へ帰ったそうだ。
森と親しい知人によるとかなり違ってくる。森も酔ってはいたが、桐永に抱きつかれてキスをされたことはショックだった。部屋の前まで来て、あわよくば部屋に入ろうとしたため、「ここまでにしてください!」と追い返したというのである。
その後も桐永から、「また2人で呑みに行こう」というLINEが来たが、理由を付けて断ったそうだ。
この話が、以前から桐永のセクハラ行為を問題視していた複数の女性ディレクターの耳に入った。彼女たちが社のコンプライアンス統括室に通報したのが7月頭。統括室が調査した結果、10人ほどが被害を訴えたという。
聞き取りに桐永は、「抱きついたのは向こう」「親睦を深めるために誘った」などと釈明したそうだが、この桐永、昨年8月に広島原爆関係の取材に行った小川彩佳アナ(33)にも、夜、呑みに行かないかと誘っていたそうである。
桐永という男、地位を利用して、女子アナたちを呑みに誘い出し、あわよくばと考えていた単なるスケベではない。早河洋会長兼CEOの覚え目出度く、早川会長がベッタリの安倍官邸へ失礼のないよう見張るために『報ステ』へ送り込んだ人間なのである。
今夏の参院選でも、菅官房長官に忖度して、テレビ欄に告知していたニュースを急遽やめさせ、その後、現場への激しい叱責(パワハラ)があったという。
そもそもこの番組は、久米宏や古舘伊知郎の頃までは、政権批判が売り物だった。古舘時代、それを支えていたのは松原文枝CPだったが、今年の6月、彼女が経済部長からイベント事業の部長へと左遷されてしまった。
富川悠太アナがMCになると視聴率が下降し、テコ入れのために早川会長が送りこんだのが桐永だった。
そこから、徳永有美アナを復帰させ、スポーツやエンタメ枠を増やすなど、ワイドショー化が顕著になった。以前の報道重視派と、桐永路線派との対立が裏にはあるというのである。
私はこの番組を月~金録画している。夜帰って来て見るのが楽しみだった。だが、最近の『報ステ』は鋭い切込みもなく、政権批判などほとんどなくなってしまった。
局アナの富永には期待などしてないが、元共同通信の後藤謙次もひどい。様々な安倍政権の歪があちこちに出ているのに、まるで他人事のようなコメントばかりである。
冒頭、テレ朝が根腐れと書いたのは、『報ステ』に取って代わって、テレ朝の顔になったと囃されることもある、朝の『モーニングショー』も、最近は、韓国の“玉ねぎ男”チョ・グクスキャンダルを毎日、延々とやっている。
こうしたワイドショーの、視聴率を稼ぐためならなりふり構わない嫌韓報道は、見苦しい。
これも、テレビ朝日首脳が、かつてはあった報道番組を次々に潰していった結果であろう。テレ朝だけではないが、無残としかいいようがない。(文中一部敬称略)
【巻末付録】
まずは現代から。巻頭は「吉岡里帆、ニューヒロインの誕生-猛スピードで上へ上へと駆け上がった日々」「女優という人生/佐久間良子、元祖『お嬢様女優』と呼ばれて」。やはり佐久間がいいね。こんないい女、今はいない。
後半は「岸明日香、Gの衝撃-デジタル写真集から先行公開!」「冨手麻妙、未公開ヌード独占掲載-人気ドラマ『全裸監督』で大注目」
袋とじは「<スクープ袋とじ>元日テレ女子アナ・脊山麻理子が最大露出に挑む」。露出がイマイチ。
お次はポスト。「なをん/山崎真実『真実』撮影・西田幸樹」「GOROヌードの女神たち-伝説の雑誌を彩った9人の裸身が令和に甦る」
袋とじ「司会者以外全裸、英国『無修正女性器』番組の衝撃-日本じゃありえない!」。たしかにあり得ないが、そのうちどこかが始めるかも。
後半の袋とじは「清楚なお姉さん5人のエッチな『ナマ脱ぎ動画』晶エリー、遥あやね、八乃つばさ、君島みお、北条麻妃」
「週刊ポストが報じた話題のセクシーグラビア50年松居一代、林葉直子、アニータ・アルバラード、横峯さくら」
「Honey・Trap-美術品コレクターを籠絡し、貴重な人形を奪い取れ」
「中村静香、オトナの美バスト-これがラストの想いで挑んだセクシーショット」「吉高寧々、お願い、もう少しだけ-郊外のラブホテルでさらけ出す純情ヌード」。大胆ポーズがいいね。「はるかぜ.と秋の温泉旅行へ-現役女子大生グラドルのHカップ美乳」
今週はヘアの少ない現代に比べて、ヘア・ヌードは圧倒的にポストが多い。今週はポストの圧勝だ。