「商標登録」「おごらない」「治療費の値切り」……銭ゲバ芸能人たちの強欲エピソード!

 芸能界には、金に関してかなりキッチリしているタレントが多い。

 3月27日に『5時に夢中!』(TOKYO MX)にゲスト出演した元女子プロレスラーでタレントの北斗晶は、番組内で「鬼嫁」を商標登録していることを明かした。

 北斗は商標登録について「商品とかを考える人たちっていうのは、今はやってる、その時にパッと取らなきゃ、っていうのはあるんじゃない?」と自身の見解を述べた後、「『鬼嫁』は、実は商標登録を私がしてます」と語っている。

 しかし、酒の「鬼嫁」はすでに登録済みであったといい、「だから『北斗晶の鬼嫁のお酒』みたいなのとかは一切、ワインとかお酒は私は売る権利はない、簡単に言ってしまうと。だから、商標登録って早いもの勝ちなんだよね」。商標登録の理由については、鬼嫁Tシャツの類似品を見るようになり、きちんとしなければと思ったのがきっかけと明かし、他の共演者が「北斗さんの場合は金目的じゃないんですよ」とフォローするも「金目的……ああ半分、金目的だ!」と笑っていた。

「北斗さんはもともと料理上手のやりくり上手で、経済観念がしっかりしているタイプ。最近はがんを患うなどし、仕事を休んだり治療費がかさむなど、経済的に大変だったはず。商標登録の話も、さすがといったところですね」(テレビ局勤務)

 金に関してきっちりしているといえば、嵐の二宮和也も有名だ。ジャニーズの中でも二宮は“度が過ぎるケチ”として有名で、そのエピソードは数多い。2016年3月に行われた映画『暗殺教室』公開記念舞台あいさつに後輩のHey!Say!JUMPの山田涼介と出演した際は、2人が二宮の自宅でしゃぶしゃぶパーティを開催したという話の流れで、山田がその時の肉について「298円でしたよ」と暴露。あせった二宮が「やめろ〜!」と制止するという笑える話もある。

「二宮さんは過去、嵐が結成される前の下積み時代には月給が1万6,000円だった時代があったと報道されています。この時には食事も満足にできない状況だったらしく、この時のトラウマが今の経済観念を作ったとか。後輩におごらず先輩とご飯を食べに行くと公言したり、嫌いな食べ物は高い食べ物だと発言しています」(週刊誌記者)

 また、俳優の阿部寛も2017年10月17日発売の「女性自身」(光文社)にて、保険適用外で受けていた歯並びの治療を「保険適用にできるはず」と直談判。熱心な値切り交渉の末、見事半額の支払いに落としこむことができたのだと報じられている。

「同誌では阿部さんがバブル崩壊時に数億円の借金をしていたことや、妻がつける家計簿をチェックするといった倹約家ぶりが書かれています。しかし阿部さんはケチなわけではなく、今年に入って台湾地震のために1,000万円寄付するなど社会貢献をしている。納得の行く支払いならOKということなのでしょう」(芸能ライター)

 お金を大切にするタレントは、長く生き残る!?

フジテレビが悲鳴! 坂口憲二の無期限活動休止で、人気ドラマ『医龍』の続編放送が絶望的に……

 ここしばらく、とんとご無沙汰だった坂口憲二が、国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死症」のため、無期限で活動を休止することを発表した。所属事務所・ケイダッシュも契約満了となる5月末をもって、契約を更新せず退所する。この事態に、フジテレビが悲鳴を上げているというのだ。

 坂口は初舞台となった2012年8月の『十三人の刺客』の期間中に、右股関節の痛みを覚えるようになった。14年3月には、飲食店経営の一般女性と結婚したが、その頃には症状も悪化。同7月には、一時休業して、検査入院したが、原因はわからなかった。15年春に、ようやく難病の「特発性大腿骨頭壊死症」と判明し、手術を受けた。

 その後、日常生活に支障がない程度にまで痛みも軽減され、現場復帰。ナレーションやCMの仕事をこなしていたが、CMの契約も終了し、ここ最近では、ほとんど開店休業状態が続いていた。

「復帰してから、ドラマのオファーもあったようですが、今の体調では、体を張った演技ができないため、断ったようです。いつまた悪くなるかわからい状態で仕事に臨んで、自分の力をセーブしながら続けるのは、許せないとの彼なりの美学があってのことなのでしょう」(芸能関係者)

 坂口の無期限休養宣言で、地団駄を踏んでいるのがフジテレビだ。同局では、坂口の代表作ともいえる人気ドラマシリーズ『医龍-Team Medical Dragon-』を4シリーズにもわたって放送してきた。

 同ドラマは、全シリーズで、視聴率2ケタ台を達成。特に第2シリーズ(07年10月期)は平均17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高い視聴率をマークしており、同局では、どうしても続編放送をやりたかったのだという。

「近年、フジの連ドラは爆死続きで、16年は2ケタを超えた作品が1本もない惨状でした。17年は、10%超えが1本だけ。その唯一の作品は、山下智久主演『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』の第3シリーズでした。てっとり早く確実に高視聴率を取るなら、過去の人気ドラマの続編をやるしかない。当然フジは坂口側に接触を図ったようですが、『医龍』は手術シーンが多く、立っていることが多いわけです。坂口は、その撮影に耐える自信はなかったんでしょうね。無期限休養に入るため、『医龍』続編は絶望的となりました」(スポーツ紙記者)

 今後、坂口は治療に専念し、体調が戻れば、社会復帰したい意向。ただし、坂口は「それが表現の世界なのか、またまったく違った世界なのかは、今現在はわかりません」としており、芸能界に復帰するかどうかは明言していない。個性派俳優として存在感を発揮してきた坂口だけに、俳優として戻ってきてほしいものだが……。
(文=田中七男)

中居正広『火曜サプライズ』で“稲垣”イジリ!? ウエンツの“過剰反応”にファンも動揺

 中居正広が、4月4日に放送された『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演。私生活の一部を明かすなど、進行役のウエンツ瑛士と軽妙なトークを繰り広げ、ネット上で「中居くんめっちゃ庶民派!」「中居くんとウエンツの関係、良すぎるでしょ」と話題を呼んでいる。

 オープニングから中居はマスクをつけた状態で登場し、ウエンツが「さっきまでつけてなかったじゃないですか!」とツッコミを入れ、息のあったコンビネーションを披露。2人で食事をする場面では、中居が休日の過ごし方などを語った。

「中居はロケ前日に“野菜たっぷりサッポロ一番ラーメン“を作ったことや、プロ野球が始まると夕方5時前にはスーパーに行き、入浴を済ませてから野球を楽しむと、プライベートを明らかにしました。次々と私生活について明かす中居に、ファンからは『全然飾ろうとしてないよね。張り切って司会してる姿とはまた違う魅力』『おじいちゃんみたいな生活! こんなアイドルもいるんだね』『派手にお金を使うことに興味がないのかな』といった感想が上がっています」(芸能ライター)

 放送中には、中居とウエンツを中華料理店に案内した一般人の苗字が「稲垣さん」だったというサプライズも。すると、ウエンツが反応を示し、中居が「稲垣って言ったとき、ピクっとすんなよ」とツッコミ。ウエンツは「俺が『あっ!』って言っちゃった」と平謝りしていた。

「SMAPが解散してからは、元メンバーだった中居、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の5人を再び結びつけるようなトークは、暗黙ながらタブー視されています。この放送でも、『稲垣さん』をスルーできるにもかかわらず、中居自ら切り出したことにファンは反応を示し、『元メンバーの話題を避けないところが素晴らしいと思う』『際どいネタだとは思うけど、中居くんも“稲垣さん”に会えてうれしかったんじゃないかな』などの声がみられました」(同)

 その後も、中居とウエンツは“ボケ”と“ツッコミ”の立ち位置を臨機応変に変えながらトークを展開。そんな2人の友人同士のような関係性にも、視聴者は注目していた。

「アポなしで訪れた中華料理店では、ウエンツが店主に確認を取っている最中に中居が『Bセット』と吞気に注文。ウエンツが『早い、早いんだよ』とタメ口でツッコむ場面も見られました。飾ることのない2人の姿に、ネット上では『2人のやりとりに大いに笑わせてもらいました』『中居くんとウエンツの個性が光ってて、華がある』『好感度を上げようともせず、普通にご飯食べてる姿が良い!』と評価する声が相次いでいます」(同)

 歌手や司会業など共通点が多い中居とウエンツ。今後も、2人の掛け合いをテレビで見せてほしいものだ。

中居正広『火曜サプライズ』で“稲垣”イジリ!? ウエンツの“過剰反応”にファンも動揺

 中居正広が、4月4日に放送された『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演。私生活の一部を明かすなど、進行役のウエンツ瑛士と軽妙なトークを繰り広げ、ネット上で「中居くんめっちゃ庶民派!」「中居くんとウエンツの関係、良すぎるでしょ」と話題を呼んでいる。

 オープニングから中居はマスクをつけた状態で登場し、ウエンツが「さっきまでつけてなかったじゃないですか!」とツッコミを入れ、息のあったコンビネーションを披露。2人で食事をする場面では、中居が休日の過ごし方などを語った。

「中居はロケ前日に“野菜たっぷりサッポロ一番ラーメン“を作ったことや、プロ野球が始まると夕方5時前にはスーパーに行き、入浴を済ませてから野球を楽しむと、プライベートを明らかにしました。次々と私生活について明かす中居に、ファンからは『全然飾ろうとしてないよね。張り切って司会してる姿とはまた違う魅力』『おじいちゃんみたいな生活! こんなアイドルもいるんだね』『派手にお金を使うことに興味がないのかな』といった感想が上がっています」(芸能ライター)

 放送中には、中居とウエンツを中華料理店に案内した一般人の苗字が「稲垣さん」だったというサプライズも。すると、ウエンツが反応を示し、中居が「稲垣って言ったとき、ピクっとすんなよ」とツッコミ。ウエンツは「俺が『あっ!』って言っちゃった」と平謝りしていた。

「SMAPが解散してからは、元メンバーだった中居、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の5人を再び結びつけるようなトークは、暗黙ながらタブー視されています。この放送でも、『稲垣さん』をスルーできるにもかかわらず、中居自ら切り出したことにファンは反応を示し、『元メンバーの話題を避けないところが素晴らしいと思う』『際どいネタだとは思うけど、中居くんも“稲垣さん”に会えてうれしかったんじゃないかな』などの声がみられました」(同)

 その後も、中居とウエンツは“ボケ”と“ツッコミ”の立ち位置を臨機応変に変えながらトークを展開。そんな2人の友人同士のような関係性にも、視聴者は注目していた。

「アポなしで訪れた中華料理店では、ウエンツが店主に確認を取っている最中に中居が『Bセット』と吞気に注文。ウエンツが『早い、早いんだよ』とタメ口でツッコむ場面も見られました。飾ることのない2人の姿に、ネット上では『2人のやりとりに大いに笑わせてもらいました』『中居くんとウエンツの個性が光ってて、華がある』『好感度を上げようともせず、普通にご飯食べてる姿が良い!』と評価する声が相次いでいます」(同)

 歌手や司会業など共通点が多い中居とウエンツ。今後も、2人の掛け合いをテレビで見せてほしいものだ。

レイプ事件も……中国の少年少女が“過激な王様ゲーム”に夢中!? 「同じ番号の男女がセックスを!」

 中国看看新聞(3月22日付)によると、湖北省武漢市の小中学生の間で、『説真話去冒険(本音で冒険しよう)』というタイトルのカードゲームが流行しているという。

 記事によると、このカードゲームには絵柄が描かれた面の裏側に、「場にいる異性とカーセックスを再現する」「異性の身体のどこに性的興奮を覚えるか話す」「女性の中で一番露出が多い人の太腿を触る」「DVを再現する」など、子ども向けカードゲームとは到底思えない“王様ゲーム”顔負けのハレンチな内容が記載されていたのだ。

 このカードゲームを購入してしまった保護者は、メディアの取材に対し「この前、子どもとおもちゃ屋さんに入ったら、子どもがこのカードゲームをほしいと言ってきたんです。値段も10元(約170円)だったし、軽い気持ちで買ってあげました。家に帰ってからカードゲームの封を開けてびっくりしました。あんな卑猥な言葉が書いてあったんですから!」と、語っている。

 そうした中、このカードゲームを使った性犯罪も発生している。江蘇省興化市で、14歳~18歳の少年少女6人が、このカードゲームで遊んでいたところ、さらに刺激を求めて、自分たちで「同じ点数だった男女はセックスすること」という独自ルールを加えてしまったのだ。

 その結果、少年2人が一緒にカードゲームをして遊んでいた少女に襲いかかり、複数回に及び強姦したという。事件後、被害に遭った少女は警察に通報し、事件に関わった5名は全員逮捕されたのだった。また、少女をレイプした少年2人には3~5年の刑が言い渡されることとなった。

 こうした事件を受け、中国工商部はこのカードゲームの発売を禁止することを決めたというが……。
(文=青山大樹)

レイプ事件も……中国の少年少女が“過激な王様ゲーム”に夢中!? 「同じ番号の男女がセックスを!」

 中国看看新聞(3月22日付)によると、湖北省武漢市の小中学生の間で、『説真話去冒険(本音で冒険しよう)』というタイトルのカードゲームが流行しているという。

 記事によると、このカードゲームには絵柄が描かれた面の裏側に、「場にいる異性とカーセックスを再現する」「異性の身体のどこに性的興奮を覚えるか話す」「女性の中で一番露出が多い人の太腿を触る」「DVを再現する」など、子ども向けカードゲームとは到底思えない“王様ゲーム”顔負けのハレンチな内容が記載されていたのだ。

 このカードゲームを購入してしまった保護者は、メディアの取材に対し「この前、子どもとおもちゃ屋さんに入ったら、子どもがこのカードゲームをほしいと言ってきたんです。値段も10元(約170円)だったし、軽い気持ちで買ってあげました。家に帰ってからカードゲームの封を開けてびっくりしました。あんな卑猥な言葉が書いてあったんですから!」と、語っている。

 そうした中、このカードゲームを使った性犯罪も発生している。江蘇省興化市で、14歳~18歳の少年少女6人が、このカードゲームで遊んでいたところ、さらに刺激を求めて、自分たちで「同じ点数だった男女はセックスすること」という独自ルールを加えてしまったのだ。

 その結果、少年2人が一緒にカードゲームをして遊んでいた少女に襲いかかり、複数回に及び強姦したという。事件後、被害に遭った少女は警察に通報し、事件に関わった5名は全員逮捕されたのだった。また、少女をレイプした少年2人には3~5年の刑が言い渡されることとなった。

 こうした事件を受け、中国工商部はこのカードゲームの発売を禁止することを決めたというが……。
(文=青山大樹)

「触られるのは嫌だ」と言う権利はある! “痴漢抑止バッジ”の効果と、その後

 「痴漢は犯罪です」「私たちは泣き寝入りしません」そんなフレーズが書かれたバッジ「痴漢抑止バッジ」。女子高生が考案した「痴漢抑止カード」をもとに、「かわいくてつけやすいものを」とデザインを公募し、2016年に誕生した。その後、多くのメディアで取り上げられた痴漢抑止バッジだが、現在はどれぐらい広まっているのか? なにより効果はあるのか? 性犯罪防止・抑止のためにバッジの制作や普及を進める「一般社団法人 痴漢抑止活動センター」代表理事の松永弥生さんに話を聞いた。

■共感が広がる一方で、課題も

 松永さんはバッジを普及させるために、防犯キャンペーンなどの無料配布ではなく、流通に乗せたいと考えている。「キャンペーンでは、その時その場にいた人しか入手できません。防犯ブザーのように必要とする人が、いつでも手に入れられるようにしたい」というのが理由だ。営業は未経験だったが、商談会にも参加し、販路を求めた。

 初めての商談会で、イトーヨーカドー津久野店と商談が成立。16年10月に販売がスタートした。バイヤーは、新聞記事で痴漢抑止バッジを知っていたそうだ。17年2月には、別の大手スーパーでも期間限定で関西の10店舗、3月に南海電鉄が運営するコンビニ「アンスリー」20店舗で販売。夏には首都圏にも進出。小田急電鉄と相模鉄道の売店、原宿竹下通りの雑貨店「ハッピーワン」で取り扱いが始まった。18年3月からは東急ハンズあべのキューズモール店で、防犯ブザーと同じ棚で販売されている。

「かつて自分も痴漢被害に遭い、悔しい思いをしたという女性バイヤーさんや、この活動に意義を感じた男性のバイヤーさんが、積極的に上司に掛け合ってくださり、実現しました。駅構内や駅の近くのお店は、特に売れ行きがいいです」

 現在、痴漢抑止バッジは約6000個普及しているそうだ。引き続き、駅ナカ・駅チカ店舗に向けて営業活動を続けているが、バッジを扱ってもらうには大きく分けると2つの課題があるという。

「バッジは利益が出にくい商品なのです。食べ物や消耗品ではないので、次々売れることはありません。また、このバッジは利幅が少ないので、売れたとしても大きな利益にならないのです。特に駅のコンビニは商品がよく売れる立地で、かつ坪数が狭い『激戦区』。坪数に応じて売り上げを上げないといけないので、簡単には置いてもらえません」

 さらに利益の面だけではなく、鉄道系列ならではの事情もあるらしい。

 バッジを紹介したバイヤーさんが関心を持ち、上司に話を上げてくれても、「このバッジを売店で売っていたら、痴漢が多い鉄道だと思われる」と却下されたことがあったという。「三大首都圏は、どの路線も痴漢が多いんですけどね」と松永さんは苦笑する。

「『ほかの鉄道会社と足並みをそろえ、一斉に販売できるなら扱う』という会社もあります。痴漢が減るのは鉄道会社にとっても大きなメリットだと思いますが、ブランディングイメージも大切なのでしょう」

 なかなか順調に進まないバッジの普及。しかし、松永さんは手ごたえを感じているという。

「取扱店舗は増えていますし、警察からの共感も得られ、防犯キャンペーンにバッジを使っていただくこともありました。社会が少しずつ、痴漢抑止バッジを活用する方向に動いていると感じます」

 痴漢抑止活動を立ち上げた15年当初、「やってもいないことで罪に問われる男の方が大変」という否定的な意見もあったという。しかし、バッジを製作する資金調達のために行ったクラウドファンディングでは、協力者の4割が男性、バッジのデザインコンテストの応募者、バッジ購入者も4割が男性。男性支援者から、「被害者も加害者も出したくない」「性犯罪に苦しむ人がいなくなることを願っております」といったメッセージもあったという。

 また、一部のフェミニストから「被害に遭う女の子は悪くないのに、バッジで被害を防止させようとするのは、セカンドレイプにつながる」という指摘もあった。松永さんは一定の理解を示しつつも反論する。

「これまで痴漢やレイプ被害に遭った女性は、警察をはじめ周りの大人や友人から、『暗い道を歩いていたから』『あなたにも隙があった』などと言われてきた。だから、それを思わせるような言動はいけないということなのでしょう。ですが、これから初めて通勤ラッシュの電車に乗って学校に行く女子高生に、電車の中に痴漢がいることや、身の守り方を教えずに送り出すのは危険です」

■9割以上が効果に肯定的な評価

 批判を受けたり、販路拡大に苦戦したりしながらも、痴漢抑止バッジは個人や企業、警察の理解や共感により、徐々に広がりつつある。だが、本当に痴漢を抑止する効果はあるのだろうか?

 松永さんは16年に埼玉県の浦和麗明高校に100個寄贈した際、バッジについての感想をはがきで募り、女子生徒からの回答を集計した。回答した70名の生徒のうち「効果があった」(バッジをつけるまでは痴漢被害に遭っていたが、つけたら被害がなくなった等)と答えた生徒は61.4%、「効果を感じた」(痴漢被害に遭ったことはあるが、最近は被害に遭っておらず、バッジをつけてからもない。バッジをつけると、より安心。電車に乗ると、周りにほかの女性客が立ってくれるといった配慮があった等)と答えた生徒は32.9%と、90%以上の生徒が肯定的な評価をしている。「変化なし」(これまで痴漢に遭ったことがない)は4.3%、「効果がないと思う」(友達がそう言っていた)は1.4%だったそうだ。

 松永さんは、「『バッジをつけていたのに痴漢に遭った』というコメントは、今までのところ届いていません。痴漢抑止バッジには効果があります」と断言する。

■コンテストで痴漢問題を共有

 バッジのデザインは、毎年コンテストを実施し、選ばれた5種類を商品化している。2回目の16年度からは、将来デザイナーを目指す学生を対象とした。これは、「コンテストに参加することで、同世代が痴漢被害に遭っていると知り、自分のデザインで解決する方法を考えてほしい」という狙いがある。自分は男だから関係ない、私は痴漢に遭ったことがないから関係ない――などと他人事として捉えるのではなく、社会の課題として、皆で解決法を考える機会が「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」だ。

「私は、『このバッジをつけて、自分を守りなさい』と被害者を突き放すつもりはありません。活動を通じて、10年後の社会を変えていきたいのです。世の中の表現には、すべてデザインの要素があります。ジェンダー意識の高いデザイナーが増えれば、社会に発信される情報の質も変わるでしょう」

 17年度のコンテストには、全国43都道府県とニューヨーク、ソウルから1338作品の応募があった。デザインと共に、活動へのメッセージも寄せられている。「今後は学校との連携も強化して、参加者を増やしていきたい」と松永さんは話す。今年も、8月にコンテストを実施するそうだ。

 松永さんは今後、バッジの普及に加えて、中学生・高校生に対して痴漢から自分の身を守るための教育をしたいとも考えている。

「バッジをつけていても、痴漢に遭う可能性はゼロではありません。バッジが見えないかもしれないし、加害者の視力によっては『私たちは泣き寝入りしません 痴漢は犯罪です』の文字が見えにくい場合もあります。だから、バッジでの痴漢の抑止と、痴漢に遭ってしまった時の対処方法の両方が必要だと考えています」

 そして、バッジの有無にかかわらず、痴漢抑止のために伝えていきたいことがあるという。

「もし電車内で触れるなど、痴漢に遭ったのでは――と感じたら『当たっています。どけてください』と言うように伝えたい。警察から『痴漢です』と大きな声を出すように指導されることがありますが、加害者と周りの2〜3人に聞こえる程度の声で十分です。また、『痴漢です』と言うことは『あなたは犯罪者です』と言うことで、決めつけになってしまうし、『冤罪だ』と主張されると、周りの人も助けづらくなります。でも『当たっている手をどけてほしい』のは事実。これなら『痴漢!』よりは言いやすいですよね」

 確かに相手に面と向かって「痴漢」だと言うのは、冤罪を引き起こすかもしれないと思い、声を上げるのをためらうケースもあるだろう。

「『これは痴漢かな? 偶然、手が当たっただけかな?』と考える必要はありません。加害者はその迷いにつけ込み、どちらとも取れるような触り方をします。それを繰り返しても何も言ってこないとわかったら、下着の中に手を入れてくるなど、エスカレートすることも。その状態になると、怖くて声が出せなくなります。だから、早く声を上げる必要があるのです」

 「どけてください」の一言が言えない理由を、松永さんは教育の不足だと考えている。

「私たちには、嫌な触られ方をしたら『嫌だ』という権利があります。けれど、これまで大人は子どもに、そのルールを伝えてきませんでした。教えなければ、子どもは被害に遭っても『嫌だ』と言えません。特に、子どもが知らない大人に対して言うのは難しいです。将来的には、子どもたちへ『NOを言う権利』を伝えるワークショップを行いたいですね」

 15年に、ひとりの女子高生と彼女を支援する数人の人たちから始まった痴漢抑止活動。バッジで痴漢から被害者を守り、デザインコンテストで問題をシェアする。「性暴力に対してNOと言う」ことに対する理解と共感の輪が、世代や性別、立場を超えて、少しずつ広がっているのが感じられた。
(谷町邦子)

一般社団法人痴漢抑止活動センター

「触られるのは嫌だ」と言う権利はある! “痴漢抑止バッジ”の効果と、その後

 「痴漢は犯罪です」「私たちは泣き寝入りしません」そんなフレーズが書かれたバッジ「痴漢抑止バッジ」。女子高生が考案した「痴漢抑止カード」をもとに、「かわいくてつけやすいものを」とデザインを公募し、2016年に誕生した。その後、多くのメディアで取り上げられた痴漢抑止バッジだが、現在はどれぐらい広まっているのか? なにより効果はあるのか? 性犯罪防止・抑止のためにバッジの制作や普及を進める「一般社団法人 痴漢抑止活動センター」代表理事の松永弥生さんに話を聞いた。

■共感が広がる一方で、課題も

 松永さんはバッジを普及させるために、防犯キャンペーンなどの無料配布ではなく、流通に乗せたいと考えている。「キャンペーンでは、その時その場にいた人しか入手できません。防犯ブザーのように必要とする人が、いつでも手に入れられるようにしたい」というのが理由だ。営業は未経験だったが、商談会にも参加し、販路を求めた。

 初めての商談会で、イトーヨーカドー津久野店と商談が成立。16年10月に販売がスタートした。バイヤーは、新聞記事で痴漢抑止バッジを知っていたそうだ。17年2月には、別の大手スーパーでも期間限定で関西の10店舗、3月に南海電鉄が運営するコンビニ「アンスリー」20店舗で販売。夏には首都圏にも進出。小田急電鉄と相模鉄道の売店、原宿竹下通りの雑貨店「ハッピーワン」で取り扱いが始まった。18年3月からは東急ハンズあべのキューズモール店で、防犯ブザーと同じ棚で販売されている。

「かつて自分も痴漢被害に遭い、悔しい思いをしたという女性バイヤーさんや、この活動に意義を感じた男性のバイヤーさんが、積極的に上司に掛け合ってくださり、実現しました。駅構内や駅の近くのお店は、特に売れ行きがいいです」

 現在、痴漢抑止バッジは約6000個普及しているそうだ。引き続き、駅ナカ・駅チカ店舗に向けて営業活動を続けているが、バッジを扱ってもらうには大きく分けると2つの課題があるという。

「バッジは利益が出にくい商品なのです。食べ物や消耗品ではないので、次々売れることはありません。また、このバッジは利幅が少ないので、売れたとしても大きな利益にならないのです。特に駅のコンビニは商品がよく売れる立地で、かつ坪数が狭い『激戦区』。坪数に応じて売り上げを上げないといけないので、簡単には置いてもらえません」

 さらに利益の面だけではなく、鉄道系列ならではの事情もあるらしい。

 バッジを紹介したバイヤーさんが関心を持ち、上司に話を上げてくれても、「このバッジを売店で売っていたら、痴漢が多い鉄道だと思われる」と却下されたことがあったという。「三大首都圏は、どの路線も痴漢が多いんですけどね」と松永さんは苦笑する。

「『ほかの鉄道会社と足並みをそろえ、一斉に販売できるなら扱う』という会社もあります。痴漢が減るのは鉄道会社にとっても大きなメリットだと思いますが、ブランディングイメージも大切なのでしょう」

 なかなか順調に進まないバッジの普及。しかし、松永さんは手ごたえを感じているという。

「取扱店舗は増えていますし、警察からの共感も得られ、防犯キャンペーンにバッジを使っていただくこともありました。社会が少しずつ、痴漢抑止バッジを活用する方向に動いていると感じます」

 痴漢抑止活動を立ち上げた15年当初、「やってもいないことで罪に問われる男の方が大変」という否定的な意見もあったという。しかし、バッジを製作する資金調達のために行ったクラウドファンディングでは、協力者の4割が男性、バッジのデザインコンテストの応募者、バッジ購入者も4割が男性。男性支援者から、「被害者も加害者も出したくない」「性犯罪に苦しむ人がいなくなることを願っております」といったメッセージもあったという。

 また、一部のフェミニストから「被害に遭う女の子は悪くないのに、バッジで被害を防止させようとするのは、セカンドレイプにつながる」という指摘もあった。松永さんは一定の理解を示しつつも反論する。

「これまで痴漢やレイプ被害に遭った女性は、警察をはじめ周りの大人や友人から、『暗い道を歩いていたから』『あなたにも隙があった』などと言われてきた。だから、それを思わせるような言動はいけないということなのでしょう。ですが、これから初めて通勤ラッシュの電車に乗って学校に行く女子高生に、電車の中に痴漢がいることや、身の守り方を教えずに送り出すのは危険です」

■9割以上が効果に肯定的な評価

 批判を受けたり、販路拡大に苦戦したりしながらも、痴漢抑止バッジは個人や企業、警察の理解や共感により、徐々に広がりつつある。だが、本当に痴漢を抑止する効果はあるのだろうか?

 松永さんは16年に埼玉県の浦和麗明高校に100個寄贈した際、バッジについての感想をはがきで募り、女子生徒からの回答を集計した。回答した70名の生徒のうち「効果があった」(バッジをつけるまでは痴漢被害に遭っていたが、つけたら被害がなくなった等)と答えた生徒は61.4%、「効果を感じた」(痴漢被害に遭ったことはあるが、最近は被害に遭っておらず、バッジをつけてからもない。バッジをつけると、より安心。電車に乗ると、周りにほかの女性客が立ってくれるといった配慮があった等)と答えた生徒は32.9%と、90%以上の生徒が肯定的な評価をしている。「変化なし」(これまで痴漢に遭ったことがない)は4.3%、「効果がないと思う」(友達がそう言っていた)は1.4%だったそうだ。

 松永さんは、「『バッジをつけていたのに痴漢に遭った』というコメントは、今までのところ届いていません。痴漢抑止バッジには効果があります」と断言する。

■コンテストで痴漢問題を共有

 バッジのデザインは、毎年コンテストを実施し、選ばれた5種類を商品化している。2回目の16年度からは、将来デザイナーを目指す学生を対象とした。これは、「コンテストに参加することで、同世代が痴漢被害に遭っていると知り、自分のデザインで解決する方法を考えてほしい」という狙いがある。自分は男だから関係ない、私は痴漢に遭ったことがないから関係ない――などと他人事として捉えるのではなく、社会の課題として、皆で解決法を考える機会が「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」だ。

「私は、『このバッジをつけて、自分を守りなさい』と被害者を突き放すつもりはありません。活動を通じて、10年後の社会を変えていきたいのです。世の中の表現には、すべてデザインの要素があります。ジェンダー意識の高いデザイナーが増えれば、社会に発信される情報の質も変わるでしょう」

 17年度のコンテストには、全国43都道府県とニューヨーク、ソウルから1338作品の応募があった。デザインと共に、活動へのメッセージも寄せられている。「今後は学校との連携も強化して、参加者を増やしていきたい」と松永さんは話す。今年も、8月にコンテストを実施するそうだ。

 松永さんは今後、バッジの普及に加えて、中学生・高校生に対して痴漢から自分の身を守るための教育をしたいとも考えている。

「バッジをつけていても、痴漢に遭う可能性はゼロではありません。バッジが見えないかもしれないし、加害者の視力によっては『私たちは泣き寝入りしません 痴漢は犯罪です』の文字が見えにくい場合もあります。だから、バッジでの痴漢の抑止と、痴漢に遭ってしまった時の対処方法の両方が必要だと考えています」

 そして、バッジの有無にかかわらず、痴漢抑止のために伝えていきたいことがあるという。

「もし電車内で触れるなど、痴漢に遭ったのでは――と感じたら『当たっています。どけてください』と言うように伝えたい。警察から『痴漢です』と大きな声を出すように指導されることがありますが、加害者と周りの2〜3人に聞こえる程度の声で十分です。また、『痴漢です』と言うことは『あなたは犯罪者です』と言うことで、決めつけになってしまうし、『冤罪だ』と主張されると、周りの人も助けづらくなります。でも『当たっている手をどけてほしい』のは事実。これなら『痴漢!』よりは言いやすいですよね」

 確かに相手に面と向かって「痴漢」だと言うのは、冤罪を引き起こすかもしれないと思い、声を上げるのをためらうケースもあるだろう。

「『これは痴漢かな? 偶然、手が当たっただけかな?』と考える必要はありません。加害者はその迷いにつけ込み、どちらとも取れるような触り方をします。それを繰り返しても何も言ってこないとわかったら、下着の中に手を入れてくるなど、エスカレートすることも。その状態になると、怖くて声が出せなくなります。だから、早く声を上げる必要があるのです」

 「どけてください」の一言が言えない理由を、松永さんは教育の不足だと考えている。

「私たちには、嫌な触られ方をしたら『嫌だ』という権利があります。けれど、これまで大人は子どもに、そのルールを伝えてきませんでした。教えなければ、子どもは被害に遭っても『嫌だ』と言えません。特に、子どもが知らない大人に対して言うのは難しいです。将来的には、子どもたちへ『NOを言う権利』を伝えるワークショップを行いたいですね」

 15年に、ひとりの女子高生と彼女を支援する数人の人たちから始まった痴漢抑止活動。バッジで痴漢から被害者を守り、デザインコンテストで問題をシェアする。「性暴力に対してNOと言う」ことに対する理解と共感の輪が、世代や性別、立場を超えて、少しずつ広がっているのが感じられた。
(谷町邦子)

一般社団法人痴漢抑止活動センター

関ジャニ∞丸山隆平が『探偵!ナイトスクープ』に出演! 体を張ったロケで「筋肉痛になった」!?

 1988年に放送がスタートし、今年で記念すべき30周年を迎えた関西の人気バラエティ『探偵!ナイトスクープ』(ABC朝日放送)。同番組は、視聴者の依頼に基づいて、 レギュラーメンバーが“調査”を行うバラエティ。長い歴史と高視聴率から、“関西のお化け番組”とまで言われている。

 3月30日と4月6日の放送は、番組30周年を記念して『探偵!ナイトスクープ オールタイムベスト10』と題し、これまで寄せられた5,000を超える依頼の中から、「ナイトスクープ」ファンである視聴者が選んだ名作・傑作揃いのランキングが発表された。

 3月30日の放送回では、関ジャニ∞の丸山隆平が登場。96年10月に放送された「上司が自宅から会社まで電車で2時間かけて通勤しているが、どう考えても迂回ルートのようで遠回り。ほぼ一直線の大和川をボートで下った方が速いのではないか?」という当時42歳の男性からの依頼を再検証する企画に挑んだ。

 当時の依頼者は神戸に転勤しており不参加だったため、丸山がサラリーマン姿でボートに乗り込むことに。さらに、12年前を忠実に再現するべく、当時と同じボートの操縦士・カメラマン・ディレクターがそろい、お笑い芸人の麒麟・田村裕と乗艇。ボートのエンジンは12年前のものの10倍、5馬力のものを搭載しており、月日が経ったことで技術的な進歩も感じさせた。丸山も参加者も気合を入れ、午前7時45分に会社へ向けて出発。12年前は、9時間51分かけて通勤したのだが、今回は出勤時間の午前9時までに会社に到着することを1番の目的とした。

 最初は快調に川を下っていくも、途中で水の流れは激しさを増す。12年前も苦戦した激流地点では、カメラマンとディレクターがボートから放り出されるアクシデントも発生。また、堰に引き込まれそうになると手漕ぎで回避し、陸を迂回する展開も、12年前を彷彿させるものとなった。そんな丸山・スタッフの健闘むなしく、スタート地点から3分の1ほど進んだところで無常にも出勤時間の午前9時になってしまい、12年前のリベンジを果たすことはできなかった。しかし、通勤にかかった時間は6時間5分と大幅な短縮に成功していた。

 とにかく身体を張った企画だったワケだが、スタジオに登場した丸山は、『探偵!ナイトスクープ』の大ファンだったことと、「雪辱を晴らしたいと思ってたんですよ! もしかしたら時期とか時代が変わればいけるんじゃないかな? っていう思いも乗せてやったんですけど」という気持ちが、今回のロケに参加した動機だったと説明。しかし、「ただただ寒くて、しんどいロケでした」と本音を漏らしていた。また、川を下ってみての感想を聞かれると、「やらない方がいいです」と冷静な一言。「(ロケの)次の日なんかよくわからんとこが筋肉痛になった」と、身体に不調が出たことも明かしていた。

 丸山の身体を張ったロケにより、ボートを使って大和川を下る通勤方法はやめた方がいいという検証結果を、依頼者に念押しできたことは間違いないだろう。

関ジャニ∞丸山隆平が『探偵!ナイトスクープ』に出演! 体を張ったロケで「筋肉痛になった」!?

 1988年に放送がスタートし、今年で記念すべき30周年を迎えた関西の人気バラエティ『探偵!ナイトスクープ』(ABC朝日放送)。同番組は、視聴者の依頼に基づいて、 レギュラーメンバーが“調査”を行うバラエティ。長い歴史と高視聴率から、“関西のお化け番組”とまで言われている。

 3月30日と4月6日の放送は、番組30周年を記念して『探偵!ナイトスクープ オールタイムベスト10』と題し、これまで寄せられた5,000を超える依頼の中から、「ナイトスクープ」ファンである視聴者が選んだ名作・傑作揃いのランキングが発表された。

 3月30日の放送回では、関ジャニ∞の丸山隆平が登場。96年10月に放送された「上司が自宅から会社まで電車で2時間かけて通勤しているが、どう考えても迂回ルートのようで遠回り。ほぼ一直線の大和川をボートで下った方が速いのではないか?」という当時42歳の男性からの依頼を再検証する企画に挑んだ。

 当時の依頼者は神戸に転勤しており不参加だったため、丸山がサラリーマン姿でボートに乗り込むことに。さらに、12年前を忠実に再現するべく、当時と同じボートの操縦士・カメラマン・ディレクターがそろい、お笑い芸人の麒麟・田村裕と乗艇。ボートのエンジンは12年前のものの10倍、5馬力のものを搭載しており、月日が経ったことで技術的な進歩も感じさせた。丸山も参加者も気合を入れ、午前7時45分に会社へ向けて出発。12年前は、9時間51分かけて通勤したのだが、今回は出勤時間の午前9時までに会社に到着することを1番の目的とした。

 最初は快調に川を下っていくも、途中で水の流れは激しさを増す。12年前も苦戦した激流地点では、カメラマンとディレクターがボートから放り出されるアクシデントも発生。また、堰に引き込まれそうになると手漕ぎで回避し、陸を迂回する展開も、12年前を彷彿させるものとなった。そんな丸山・スタッフの健闘むなしく、スタート地点から3分の1ほど進んだところで無常にも出勤時間の午前9時になってしまい、12年前のリベンジを果たすことはできなかった。しかし、通勤にかかった時間は6時間5分と大幅な短縮に成功していた。

 とにかく身体を張った企画だったワケだが、スタジオに登場した丸山は、『探偵!ナイトスクープ』の大ファンだったことと、「雪辱を晴らしたいと思ってたんですよ! もしかしたら時期とか時代が変わればいけるんじゃないかな? っていう思いも乗せてやったんですけど」という気持ちが、今回のロケに参加した動機だったと説明。しかし、「ただただ寒くて、しんどいロケでした」と本音を漏らしていた。また、川を下ってみての感想を聞かれると、「やらない方がいいです」と冷静な一言。「(ロケの)次の日なんかよくわからんとこが筋肉痛になった」と、身体に不調が出たことも明かしていた。

 丸山の身体を張ったロケにより、ボートを使って大和川を下る通勤方法はやめた方がいいという検証結果を、依頼者に念押しできたことは間違いないだろう。