同人誌を売るコミケを守ることが、なぜ日本の国益と世界平和につながるのか?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
筆者提供
 こんにちは、江端智一です。  前回「著作権侵害の同人誌でも、コミケ会場なら許される? マンガ家の太鼓判『黙認ライセンス』」では、赤松健先生の提唱された「黙認ライセンス」(CVライセンス)の概要についてご説明致しました。  「二次創作同人誌の作者による、コミケ当日だけの販売を許す」ことを、既存のライセンスで実現することは難しいため、赤松先生は、「自分の作品のキャラクターの無制限の使用を許諾しない。だが、コミケでの販売に関しては『見て見ないふり』をする」という新しい概念―― 「黙認」を案出されました。 ●まったく新しい概念「黙認」とは  「黙認」、すなわち「見て見ないふり」というのは、こういうことです。  ・私(赤松先生)は、コミケによる、私の著作物に関する著作権違反が存在していることを「知っている」  ・しかし、コミケ開催中の同人誌の販売については、私(赤松先生)は「騒ぎ立てるつもりはない」。  つまり、CVライセンスは、ライセンスといいながら、実は、なんの許諾もしていないのです。ただ、コミケ開催期間だけは、著作権侵害を「見なかったことにする」という、マンガ家からの宣言なのです。 つづきを読む

男性に不評?ドラマ『Woman』が描く、“女の地雷を踏む”男の自己中心主義

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『Woman』公式サイト(日本テレビHP)より
 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。 『Woman』(日本テレビ系)は、貧困と病気に翻弄されつつも、健気に生きていくシングルマザーを描いたドラマだ。私の周囲の女性たちやドラマ好きには大好評だし、シングルマザーでなくとも、「母と娘のこじれた関係性」の部分に敏感に反応しているようだ。が、男性の反応はイマイチ。実はこのドラマ、男性にこそ観てほしい内容なのだ。  主役は満島ひかり。夫を事故で亡くし、ふたりの子供を抱え、かけもちパートで糊口をしのぐシングルマザーだ。自分を捨てて、男(小林薫)と逃げたと思っていた母親(田中裕子)は、実は亡くなった父からDV(家庭内暴力)を受けていたという真実を知る。田中と小林は再婚し、ちょっと精神的に不安定なひとり娘(二階堂ふみ)がいる。満島が生活保護を申請した福祉事務所職員が三浦貴大(山口百恵の息子ね)。彼は研修医である嫁(谷村美月)との仲がうまくいかず、うっかりシングルファザーになりつつある。細かいところはもう少しいろいろな伏線があって、複雑に繊細に織り込まれているのだが、ざっくり言えばこんな背景だ。 つづきを読む

“難しい”アラフォー独女の生態〜なぜ3.5人に1人は独身?隠れバブラー、今に満足…

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※画像:『アラフォー独女あるある!図鑑』著:牛窪恵/扶桑社
 皆さんは、今春に放送されたドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)をご覧になっただろうか。その中で、篠原涼子さん演じる“アラフォー独女”遠山桜(39)が、自分の顎にヒゲが生えていることに気付いてショックを受ける、というシーンがあった。  『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系列)などでおなじみ、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏は、「アラフォー独女の体が『オス化』していることによるもので、こういう症状を訴える女性は増えている」と指摘する。  その牛窪氏が、シティリビング(産経新聞社)と「OLマーケット研究会」を結成、1年以上にわたって取材してきたアラフォー独女の本音や葛藤をまとめた『アラフォー独女あるある!図鑑』(扶桑社)が7月24日に発売され、話題を呼んでいる。  そこで、「『オス化』自認派の女子が7割前後いる」と語る牛窪氏に、 ・アラフォー独女の特徴とは ・アラフォー独女が注目されている理由 ・アラフォー独女は本音ではどうしたいのか などについて聞いた。 つづきを読む

マンガ『進撃の巨人』、韓国で異例の大ブーム&社会現象化のワケと裏側~日韓同時放送も

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TVアニメ『進撃の巨人』公式サイトより
 どう見たって強そうに見えないが驚くほどの大きな体で、なんの理由もなく人間たちを食い尽くす巨人たち。その巨人が、日本はおろか海を越えて韓国にまで進撃している。  新人作家・諫山創によって2009年から別冊少年マガジン(講談社)で連載中の人気コミック『進撃の巨人』。単行本は現在11巻まで発売。各種漫画賞レースを総なめにし、累計発行部数2000万部を超える大人気作だ。13年4月からはテレビアニメ化がスタートし、14年には実写映画化も予定されている。現在、日本で絶大なる支持を得ているこの作品が、韓国でも大ブームを巻き起こしているのだ。 ●異例の日韓同時放送  アニメ『進撃の巨人』は、とどまるところを知らない人気ぶりである。第1話がTOKYO MXテレビで放映された4月7日、韓国最大のポータルサイト・NAVERでは「進撃の巨人」がリアルタイム検索キーワードランキングで1位になった。日本での放映だったにもかかわらず、韓国のファンたちの間ではアニメがどんな仕上がりなのかがTwitterやFacebookで話題となり、「早く韓国でも見たい!」などの期待が集められたのだ。 つづきを読む

『風立ちぬ』喫煙シーンへの禁煙学会の苦言に批判殺到!「日本刀使う時代劇もNG?」

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「風立ちぬ 公式サイト」より
 日本アニメ映画界の巨匠・宮崎駿監督の5年ぶりの新作劇場映画、スタジオジブリ製作の『風立ちぬ』(東宝)が、7月20日の公開から23日間で累計動員450万人、興収55億円をそれぞれ突破し、大ヒット上映中だ。  そんな『風立ちぬ』内で頻出するタバコの描写に対し、NPO法人・日本禁煙学会(以下、学会)が苦言を呈し、波紋を呼んでいる。  学会が8月12日付で制作担当者へ送付した要望書「映画『風立ちぬ』でのタバコの扱いについて(要望)」によれば、「教室での喫煙場面、職場で上司を含め職員の多くが喫煙している場面、高級リゾートホテルのレストラン内での喫煙場面など、数え上げれば枚挙にいとまがありません」と具体的にシーンを列挙し、主人公が病室で結核患者の妻の横で喫煙するシーンや、学生が“もらいタバコ”をするシーンを特に問題視している。そして「さまざまな場面での喫煙シーンがこども達に与える影響は無視できません」「映画制作にあたってはタバコの扱いについて、特段の留意をされますことを心より要望いたします」と、制作側へ求めている。 つづきを読む

ドイツが世界一韓国嫌いなワケ 「恩を仇で…」過激な嫌韓行為も〜日韓は意外に友好的?

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「Thinkstock」より
 日韓関係が冷え込んで久しい。思えば、2012年8月10日、李明博大統領が竹島に上陸したことをきっかけに、両国の関係はいっそう悪化の一途を辿ったと見ることができる。それを表すように、韓国を訪れる日本人観光客数は、同年3月に月間36万人と過去最高に達したものの、9月以降は前年割れが続いている。  現在の日韓関係は、世界的に見ても、険悪ムードなのだろうか。そして日本人の多くが“嫌韓”なのだろうか。  それを知る客観的なデータとして、イギリスBBC放送が行っている世界16カ国とEUを対象にした“国家イメージアンケート”が参考になる。全25カ国を対象にした同アンケートを見ると、日本人の韓国に対する評価は、肯定派19%、否定派28%。意外にも、どちらでもないと考えている層が過半数を超えており、“嫌韓層”ともいえる否定派は、2割台にすぎなかった。韓国否定派が約5割のフランス(47%)やメキシコ(45%)、4割のカナダ(41%)やイギリス(40%)と比較すると、日本人の韓国に対する評価は、相対的に悪くないのだ。 つづきを読む

ブラック企業大賞で露呈、恐ろしい過労死の実態〜ワタミ、東急ハンズ、人気アパレル…

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「ブラック企業大賞2013」授賞式の模様
 労働問題に取り組む弁護士や大学教授、労働組合(労組)関係者らが主催し、日本におけるブラック企業の“頂点”を決める「ブラック企業大賞 2013」。昨年に続いて第2回の開催となった同賞の授賞式が8月11日に開催され、ワタミフードサービスが大賞と一般投票賞を受賞した。  主催者発表によれば、投票総数はウェブ投票と会場投票を会わせて3万501票。ワタミフードサービスがこのうちの72%を占める2万1921票を獲得した。同社代表者は授賞式に姿を見せず、賞状とトロフィー、副賞の労働六法は、主催者の一人が“代理”で受け取った。 <受賞結果> 大賞:ワタミフードサービス 特別賞:東北大学 業界賞:クロスカンパニー(アパレル) 教育的指導賞:ベネッセコーポレーション 一般投票賞:ワタミフードサービス つづきを読む

ブラック企業大賞2013が発表、大賞:ワタミ、特別賞:東北大学、ベネッセも受賞

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「ブラック企業大賞 HP」より
 労働法やその他法令に抵触、もしくは抵触の可能性が高いグレーゾーンの条件での労働を従業員へ強いる、いわゆる“ブラック企業”。その中でも特に“ブラック色”が強い疑いのある企業を選定する「ブラック企業大賞 2013」の受賞式が、8月11日14時~東京都千代田区の在日本韓国YMCAで開催された。この賞は、ブラック企業を生み出す背景や社会構造の問題を広く伝え、誰もが安心して働ける環境づくりを目指す「ブラック企業大賞企画委員会」が、昨年から開催しているもので、第1回目となった昨年は東京電力が大賞、ワタミが市民賞、ウェザーニューズが特別賞をそれぞれ受賞した。  2回目となる今年は、6月17日にノミネート企業としてワタミフードサービス、ベネッセコーポレーション、東急ハンズなどの一般企業のほか、国立大学法人である東北大学なども含む計8社が発表され、3万票以上を集めた一般の人々からのウェブ投票などの結果を踏まえ今回、受賞企業が選定された。  受賞結果は以下のとおり。 つづきを読む

大人も楽しめる夏休みの遊び場がプチブーム?六本木ど真ん中のアスレチック体験レポート

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ミッドパークアスレチック 東京空中散歩
 今年の夏休みシーズン、大人も楽しめるアスレチックやアトラクション、社会科見学などが小さなブームだという。例えば東京でも、六本木・東京ミッドタウン(以下、ミッドタウン)と豊洲に2つの夏季限定アスレチックがオープンしている。アスレチックといえば、子供向けというイメージが強いものの、これらのアスレチックは「大人も子供も楽しめる」という触れ込みらしい。果たして、それは本当なのか? 今回は実際に体験し、徹底検証を行う。  というわけで、やってきたのはミッドタウン。この夏、ミッドタウン裏手にあるミッドタウン・ガーデンには、3D迷路「東京3Dエスケープ」と、ボルダリング「東京クライムチャレンジ」、10メートルのジャンプ台から飛び降りる「東京ブレイブフォール」そして、40メートルにわたって、ワイヤーで宙吊りにされながら空中を滑空する「東京スカイグライダー」の4種のアトラクションから成る「ミッドパークアスレチック -東京空中散歩-」が開設されている。アトラクションの価格が、それぞれ1回800円という設定は、やや高いような気がするが、六本木という立地を考えればやむを得ない値段か。 つづきを読む

ステーキのくいしんぼ、過労死認定を否定「他殺の可能性。失恋原因」〜パワハラの実態露呈

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「ステーキのくいしんぼ」渋谷センター街店の看板
 労働問題に取り組む弁護士や大学教授、労組関係者らが主催し、日本におけるブラック企業の頂点を決める「ブラック企業大賞」。2回目の今年、ノミネートされた企業の1つに、飲食チェーン「ステーキのくいしんぼ」を経営する株式会社サン・チャレンジがある。  同社では2010年11月、くいしんぼ渋谷センター街店の店長だった和孝さん(当時24)が、上司から休みをもらえず、連続勤務90日目の夜に過労自殺している。ノミネート理由にもなったその経緯は、今年6月に当サイトで報告した。「ステーキのくいしんぼ社員、過労死の認定…休日、残業代、ボーナスなし 社長は看過」  だが、同社の問題はこれだけではない。  和孝さんの遺族が損害賠償を求めて会社や上司らを訴えた裁判で、会社側は、労働基準監督署が労災認定しているにもかかわらず、責任を全面否定しているのだ。その理由がおぞましい。 つづきを読む