ワンオクTomoya、POLYSICSヤノ、MERRYネロ……実は凄腕なドラマーたち6選

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ONE OK ROCK『人生x僕= (通常盤)』(A-Sketch)

【リアルサウンドより】  ドラムはギターのように“バンドの花形”と呼ばれることの少ないポジションかもしれない。  しかし、我が国のロックシーンにおいては、壮絶なドラミングで見る者を熱狂させたX JAPANのYOSHIKIや、Zi:KILL、Die In Cries、L'Arc-en-Cielと一時代を築いたバンドを千手観音のようなプレイで渡り歩いたyukihiro、そしてシンプルながらも野性的なリズム、キレのあるテクニックでリスナーを魅了したBLANKEY JET CITYの中村達也など、多様なスタイルを提示してきたドラマーも多い。  構造上、単純な打楽器である。しかし単純であるからこそ、自由度も高く、その人なりが良く現れるとも言えよう。バンドにおいてもテンポとテンションを左右する重要な役目でもある。  今回はそんなバンドの要でもあるドラマーを様々なスタイル、ジャンルの中から「隠れた名手」ともいうべきドラマーを紹介していきたい。

スタイリッシュなドラマー3選

アグレッシヴなパワーヒッター Tomoya(ONE OK ROCK)

ONE OK ROCK - Deeper Deeper [ONE OK ROCK 2013 "Jinsei × Kimi ="TOUR LIVE&FILM]

 その温和なルックスとは裏腹に大きく振りかぶったショットは一音入魂、まるでパワーヒッターのようであり、外国人ドラマーを彷彿とさせるアグレッシブなドラミング。  力任せに叩けば大きい音が出るものでも無く、そもそも大きい音と力強い音は全く別。そんな“鳴らし方”をちゃんと知っていると思わせる説得力。学生時代は吹奏楽部でパーカッションを担当、音楽専門学校でドラムを専攻。なるほど、基礎が出来ている。型にハマらないロックの世界では人に教わることを良しとされないことだってある。だが、その基礎があった上で自分なりの持ち味を出すことが出来るのなら、まさに鬼に金棒、いや、金棒ではなく鉢、スティックか。  今最も勢いのあるバンドのひとつとして、「日本にもこんなドラム叩くやつがいるんだぞ」と胸を張って言える、そんな誇らしさを感じるドラマーである。

クリックアンドロイド ヤノ(POLYSICS)

POLYSICS 『Live Blu-ray 『MEMORIAL LIVE OR DIE!!!』ダイジェスト』

 すらっと伸びた背筋、腋を締め、的確に繰り出されるリズムは、そのバイザー(サングラス)に隠れた表情と共に、人間味すら忘れてしまうほどの正確さ。シーケンスフレーズと一体化するドラミングは、“忍び”を思わせるほどの軽やかさで、時にどれが打ち込み音であるか解らなくなることだってあるほどだ。  ヴォーカル、ハヤシのハイテンションなステージングも魅力のバンドであるが、いつだって冷静さを失わずにリズムキープする姿は「常にメンバーの背中を見ている」ドラマーというバンドの監督的ポジションを1番年下ながら解っているようで頼もしく見える。  そんな冷静沈着、クールなヤノもバンドが3人体制となってからはギターを片手に、フロントに躍り出るという新たなキャラ開拓もしているようだ。そんな“芸風”の拡がりを含め、今後も目が離せないドラマーなのである。

ヴィジュアル系の暴走機関車 ネロ(MERRY)

LIVE DVD『MERRY VERY BEST 20121130 赤坂BLITZ ~Special 2night【黒い羊】~』45秒SPOT

 畳みかけ、捲し立てる、一度観たら忘れられなくなるようなタム回し。熱が入り過ぎて、時として我を忘れるかのように狂い叩く。ただそれはアンサンブルの乱れというわけではなく、バンドとしての狂気を呼び起こすスイッチなのかもしれない。細かい技術云々がどうでも良くなるくらいのねじ伏せる力があるのだ。  上手いと言われるドラマーは数多く居るだろう。しかし、プレイを見ただけで、音を聴いただけで「ネロのドラム」と解ってしまうようなドラマーはそうそうお目にかかれるものではない。誰にも真似することのできない「オンリー・ワン」。それはロックドラマーとして、プレイヤーとしての理想の完成形の一つだ。

二面性を持つドラマー3選

 後半は少し視点を変え、二面性、「二つの顔を持つドラマー」に注目していきたい。

プレイヤーとドラムテック 有松益男(BACK DROP BOMB)

BACK DROP BOMB "Road" LIVE CLIP from「59days preface」

 北九州男児のドラムともいうべき、重厚かつ、ず太い音ながらタイトなドラム。オフビートに乗せ、独特のタメを利かせたスネア捌きはドラマーなら誰もが真似したくなるプレイであり、憧れる音。  そんなサウンド作りの上手さを活かし、ドラムテックとしても名を馳せている。  生楽器であるドラムはそのセッティングもシビアだ。そんなレコーディング現場におけるセッティング、メンテナンスに至るまで細かくチューニングする仕事。それはVAMPSからUVERWorldまで多岐に渡り、ドラマー界の頼れる兄貴である。

オリジナルバンドとサポートワークス 石井悠也(カムロバウンス)

supercell 『拍手喝采歌合-short ver.-』

 いきものがかり、ポルノグラフィティ、世良公則、Buono!……自身のバンド、カムロバウンスで活動する傍ら、サポートミュージシャンとして今注目を浴びているドラマーである。  力まずスナップを利かせた切れ味の鋭いショットから放たれる正確無比なリズム、バラード調の楽曲では完全にドラムが歌っている。  様々なジャンルに対応する技術はもちろん、その中でいかに自分らしさを盛り込めるかがサポートワークでは重要である。フィルやブレイク、その瞬間にとんでもない“はっちゃけ”をしてくるのも持ち味だろう。正確さと自分らしさ、この絶妙なバランス感覚、ハイセンス極まれりといった感じだ。

ロックンロールとスラッシュメタル 桐田勝治(ザ・クロマヨンズ)

ザ・クロマニヨンズ 『人間マッハ(ライブver.)』

 シンプルでストレートなロックンロール、それを牽引するストレートなドラミング。「安定感のある」という言葉では収まり切らない腰の座ったリズムは重戦車のようだ。時折、爆発的な加速を見せ、手数が多くなる。しかし、それはあまりに見事すぎて他を邪魔立てすることはない。  この桐田、もう一つの顔がある。  ジャパニーズ・スラッシュメタルの雄、Gargoyleのドラマー、KATSUJIとして。こちらが本来の姿である。

2009,10/10 CLUB CITTA' KAWASAKI「死ぬこととみつけたり」

 弱冠17歳で加入。四半世紀以上に渡る活動の中で「ライブバンドの帝王」とも呼ばれるカリスマバンドである。  疾走感なんていうレベルではない早さのブラストビート、これでもかと言わんばかりのツーバスとフィルの応酬は、力強さと細やかさを兼ね備えた圧巻のドラミング。リズムがズレることはない、まさに名手という言葉しか出てこない。  日本語ロックレジェンドと言うべきロックンロールバンドと、方や「帝王」とも呼ばれるスラッシュメタルバンド。そんなジャンルも見た目も異なるモンスターバンドを行き来する、まさに二面性を持つドラマー中のドラマーである。

バンドの熱量をもっとも伝えるのは、ドラマーかもしれない

「じゃんけんに負けたヤツがドラムになる」  バンドを始めるときによく言われた言葉。かつてはそんな時代もあった。  住宅事情含め、手軽に始められるものでもない。ギターやベースと比べれば、その「楽器を演奏している」感覚は薄いのかもしれない。ステージ上を駆け巡ることも出来なければ、客席からは一番遠い場所で座っている。そんな、何となく地味なイメージを持たれるのかもしれない。  しかし、その両手両足を使い、全身を駆使して音楽を表現するそのドラマーの姿は、実にドラマチックであり、アスリートのようでもある。実はバンドのカッコよさ、熱量を一番伝えることの出来るポジションではないのだろうか。 (文=冬将軍)

ネットで話題の福本伸行の政府広報マンガで、なぜ主人公が悲惨な末路をたどったのか?

【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】

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「政府広報オンライン」内の「特集-合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?」ページより。
『銀と金』『アカギ』『賭博黙示録カイジ』シリーズなどで知られるマンガ家・福本伸行が、政府の薬物対策広報キャンペーンで『合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?』という短編マンガを発表した。  物語は、ある青年が合法ハーブを服用し、悲惨な末路をたどるというもの。「ざわざわ‥‥」「ぐにゃあと顔が歪む表現」など、おなじみの福本節を駆使しながら合法ハーブの危険性を訴えており、ネット上でも素晴らしい人選と話題になっている。  表現と作品イメージから内容以上のメッセージ性を得ているのが大きいが、本作が面白いのは「福本作品」として見てもある程度成立していることだ。要するに、単に絵を描いているのが福本伸行であるというだけでなく、そのほかの福本作品と並べてみても違和感が少ない。  それは、この短編が福本作品における人間観を踏襲しているからだ。 【「おたぽる」で続きを読む】

ザ・ピーナッツからBABYMETALまで……11人の論者がアイドル楽曲の43年史を語る

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イベントは、新宿ロフトプラスワンにて行われた。

【リアルサウンドより】  3月15日。新宿ロフトプラスワンにて、『アイドル楽曲ディスクガイド』(アスペクト)の刊行を記念するトークイベントが開催された。  ハロプロ楽曲大賞、アイドル楽曲大賞の主催者として知られるピロスエ氏が編者となった「アイドル楽曲ディスクガイド」は、1950年代から現在の2010年代までのアイドルとアイドル的な女性歌手のシングル850枚+アルバム100枚の950タイトルのレビューを収録したものとなっている。  2010~12年からはじまり、50年代から2000年代までの歴史を振り返りながら、間に井上ヨシマサ、tofubeatsのインタビューを挟み、最後に2013年を振り返るというボリュームのある構成の本書を読むと、アイドルという概念がいかに幅広く、様々なものを内包していて、その全貌を捉えることがいかに困難なのかがよくわかる。  トークイベントは二部構成でアイドル史を振り返るものとなっており、ピロスエ氏と本書に執筆したライター諸氏が登壇。雑多で混沌とした戦後のアイドル史を時系列順に語ることで歴史的な流れを整理する談話となった。  第一部では50~60年代のプレアイドル期から80年代後半まで。第二部では90年代から現在まで語られた。以下はその簡単な概要である。

さやわか「敷居の高さが今のアイドルとは違う」

第一部 登壇者 ピロスエ、岡島紳士、さやわか、栗原裕一郎、原田和典、岩切浩貴、【VJ】fardraut films ●1950~60年代(美空ひばり、江利チエミ、中尾ミエ、奥村チヨ、黛ジュン、吉永小百合、山本リンダ、ザ・ピーナッツ etc) 原田:この時代は、いわばスターの時代で、テレビに出る歌手は天上人だった。 栗原:テレビ放映 が53年。59年に「ザ・ヒットパレード」という歌番組が開始される。ロカビリー歌手だったミッキー・カーチスや長澤純、当時デビューしたばかりのザ・ピーナッツが出演していた。そこでカバーポップスの時代になって洋楽のカバーを歌う番組がヒット。そこからアイドルの概念が生まれたのではないか? 一方で当時は映画の時代で、吉永小百合はそこから出てきた。 さやわか:敷居の高さが今のアイドルとは違う。 栗原:『山口百恵→AKB48 ア・イ・ド・ル論』(宝島社新書)の北川昌弘さんは「アイドルとはテレビのものである」と言っている。テレビが登場したことでアイドルが登場した。また、当時の女性歌手は譜面が読めた。プロのミュージシャン。 進駐軍の外国人相手に歌っていたような人たちだった。 原田:英語の歌が日本でヒットしてたのは、今、考えると凄い。 ●70年代前半(南紗織、天地真理、山口百恵、麻丘めぐみ、アグネスチャン、太田裕美、キャンディーズ etc) ピロスエ:アイドルの歴史は南紗織の「17才」からスタートした。 栗原:彼女のデビューは71年、沖縄本土返還の一年前だった。政治情勢が変わると歌手の傾向も変わる。 岩切:この頃から、ポップスを書ける人が増えてきた。カバーを繰り返す内に和製ポップスが成熟していく。専属作家制度が崩壊したことが大きい。 ピロスエ:太田裕美はアイドルなのか? 栗原:この曲までは自分でピアノを弾いていて、他のアイドルに楽曲を提供していた。でも歌うのは他の人が提供した曲で自意識はシンガーソングライターだった。「木綿のハンカチーフ」ではじめてハンドマイクで歌った。 ピロスエ:あとは、後のグループアイドルに影響を与えるキャンディーズが73年に登場する。 ●70年代後半(ピンクレディー、岩崎宏美、大場久美子、石川ひとみ、榊原郁恵 etc) ピロスエ:デビュー年で分けているけど、70年代後半に人気が絶頂だったのは山口百恵。 さやわか:子どももいるし、セクシーもあるし、宇宙人もいるし、70年代後半になると、今のアイドルの概念に近くなる。 岩切:当時のアイドルファンは大学生以下で、小中学生から上は高校生まで。 栗原:いい年過ぎてアイドルを聴いていると、頭悪いんじゃないのと思われてたんじゃないですかね? 原田:大場久美子はピアノで表現できないフィーリングがいいですよね。僕は北海道出身でNHKと民放が数局しかなくて全部、後追いだった。地方によって受信できたテレビ番組の違いが大きかった。 岩切:当時は歌番組自体が細分化されていて、アイドルはワイドショーや天気予報でも歌っていた。 栗原:フォークもありニューミュージックもあり、音楽的にも充実していた時代。テレビを見ていたら様々な歌が流れていて、ポストモダン状態だった。

岡島「おニャン子がいろんなものを壊した」

●80年代前半(松田聖子、松本伊代、伊藤つかさ、薬師丸ひろ子、原田知世、岡田有希子、中森明菜、小泉今日子 etc) 栗原:前年の79年は暗黒の時代だった。誰一人残ってない。 岩切:中森明菜は山口百恵のフォロワー。 栗原:レコード業界は百恵的なものを売り出したかったが、松田聖子の登場で空気がガラッと変わった。 さやわか:今まで百恵的なものだったアイドルが聖子のぶりっ子的なものに傾いた。 栗原:薬師丸ひろ子や原田知世は角川映画の女優。 岩切:だから角川の雑誌「バラエティ」が独占していた。 栗原:角川春樹は映画とテレビと全部使って、本を売ろうとしていた。メディアミックスの走り。しかし、角川映画にとって、アイドルは副産物だったのではないかと思う。 さやわか:小泉今日子の「なんてったってアイドル」(作詞:秋元康)でアイドルがメタ化。そして、おニャン子クラブで素人化。この二つがこの時期に同時進行している。 ●80年代後半(オールナイターズ、おニャン子クラブ、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、中山美穂、森高千里etc) 栗原:おニャン子で「もう、いいや」と思った。今までのアイドルは親衛隊文化(ヤンキー)だった。おニャン子以降、ファン層がヤンキー的なものからオタク的なものになっていった。 岡島:おニャン子がいろんなものを壊した。おニャン子から入った人と離れた人がいる。 さやわか:うしろゆびさされ組はアニメ『ハイスクール!奇面組』とのタイアップ。『スケバン刑事』(斉藤由貴、南野陽子、浅香唯)、『ママはアイドル』(中山美穂)などテレビ番組主導になっていて、アニソンやテレビドラマの番組タイアップが増えていく。 ピロスエ:南野陽子は、今の楽曲派の人たちにも評価されそうな感じがありますね。 栗原:森高千里の「17才」(南紗織のカバー)で歴史が一巡する。ただ、当時はアイドルとは思っていなかった。 岩切:森高は系譜としては太田裕美に近い。 栗原:Winkや森高千里は現代アートみたい。昭和の終わりで時代の変わり目。小泉今日子以降、アイドルがメタ化して、ベタなアイドルは成立しない。80年代後半はメタアイドルの時代。 岩切:音楽史的には作家がそろった時期。ロック系の人が増えた。おニャン子にはライダーズ系が入っている。楽曲的には豊かで小室哲哉も出てくる。みんな面白いことをやろうとしていた時代で、お金もあった。 ●第一部 まとめ 岩切:アイドルポップスはなんでもあり。80年代までは、日本の景気と並走している。 さやわか:その後、経済とエンタメは反比例していき、社会の動きとシンクロしなくなっていく。これ以降、音楽産業はバブルを迎えることになる。

宗像「元号を広末にしたい。1997年は広末元年」

第二部 登壇者 ピロスエ、岡島紳士、鈴木妄想、田口俊輔、DJフクタケ、宗像明将、坂本寛、【VJ】fardraut films ●90年代前半(東京パフォーマンスドール、乙女塾、高橋由美子、ねずみっ子クラブ) ピロスエ:おニャン子が解散して以降、「アイドル冬の時代」になったと言われているけど、本当にそうだったのか疑問視している。 鈴木:グループ数自体は減っていない。ただ、単純にメディア露出がガクンと減った。 田口:音楽シーンがバンド寄りになったため、相対的に露出が減った。その影響はある。 坂本:アーティストの方がスターやアイドルよりもカッコよくなってきたのがバンドブーム以降。その流れを踏まえて小室哲哉が活躍する。 岡島:おニャン子で素人化してアイドルが壊れて、森高とかWinkでメタ化した末期感というか何でもアリ感は今に通じる。 鈴木:東京パフォーマンスドール(TPD)は、おニャン子のカウンター。原宿で定期ライブをやっていた。 岡島:TPDはCDセールスこそ振るわなかったけど、日本武道館と横浜アリーナでコンサートを成功させた。今のライブアイドル全盛の流れに続いています。 坂本:おニャン子は一般まで巻き込んでいたけど、乙女塾は一回り落ちて、おニャン子の出がらし的に見られていた。TPDも今聴くとカッコイイけど、当時としては先鋭的で、一般のリスナーには受けが悪かった。 ピロスエ:この頃から、グループアイドルが増えていく。 坂本:完全なソロで成立していたのは森高千里までで、それ以降は松浦亜弥までいない。 フクタケ:その中で、当時の高橋由美子は特別な位置づけ。最後のアイドルと言われていて、一人で支えていた。 宗像:ねずみっ子クラブは、おニャン子以降の試行錯誤の始まり。このあとAKB48まで、中々爆発しない。 ●90年代後半(安室奈美恵、MAX、SPEED、吉川ひなの、広末涼子、モーニング娘。etc) 坂本:SPEEDが当時の小学生に与えた影響は凄かった。安室奈美恵やSPEEDは、アイドルだけどアーティスト寄りの売り方をしていて、アイドルと呼ばれたくないみたいなところはあった。今と真逆。 フクタケ:吉川ひなのは、ちょっとメタでキャラ先行。「ハート型の涙」は、彼女のキャラを朝本浩文が面白がって作ったもの。 宗像:この時代、広末がいかに俺たちを救済したか。 ピロスエ:歌手デビューは97年。この年は『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版もあっていろいろとエポック・メイキングな年。90年代後半は、エヴァンゲリオン、広末、モーニング娘。など、僕たちの青春時代ということを差し引いても激動の時代だった。 宗像:元号を広末にしたい。1997年は広末元年。今は広末17年を生きている。僕と岡島さんは当時、広末のメーリングリストに登録していた。広末の影響で今がある。 ピロスエ:宗像さんと岡島さんが広末で人生が変わったのなら、僕と坂本さんはモーニング娘。の影響が大きい。 坂本:インターネットも絡んでいて、テキストサイト更新者から商業ライターへという流れがあった。 宗像:取材をしているとアイドルを目指したきっかけがモーニング娘。というアイドルはすごく多い。

坂本「渋谷系以降聴くものがなかった人が『LOVEマシーン』で転んだ」

●00年代前半(タンポポ、プッチモニ、ミニモニ。、松浦亜弥、Whiteberry、ZONE、dream、杏さゆり、星井七瀬 etc) 岡島:ハロプロ勢の勢いが凄い。ファンのコミュニケーションがネットを通じて盛んになった。 宗像:Webカルチャーの面から見てもハロプロは凄かった。違法ダウンロードが広まった時期だったけど、それでもCDは売れていた。また、ゼティマはCCCDを最後までやらなかった。その辺のストロングスタイルも素晴らしい。 岡島:アイドルに興味がない人がハロプロの音楽から入ってきた。 坂本:渋谷系以降聴くものがなかった人が「LOVEマシーン」で転んだ。それ以前のモーニング娘。はダサかったが「真夏の光線」くらいから評価が変わったけど、売上は伸びなかった。ダンス☆マンが参加することで当時の音になっていて、「LOVEマシーン」で吹っ切れた。 フクタケ:DJ文化が東京周辺へ定着した時期だった。一方で、ポストSPEED的なものを模索したavexは、後に残るものを育てている。 宗像:BEE-HIVE(アミューズ出身のアイドルグループの総称)は報われなかった。毛色の違うPerfumeだけが生き残った。 フクタケ:00年中盤は杏さゆりや乙葉といったグラビアアイドルがアイドルの代表の時代だった。 ●00年代後半 (Perfume、AKB48、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、中川翔子 etc) ピロスエ:世間的にはハロプロのピークが過ぎた時期。それでもハロプロにこだわるか他のアイドルへ推し変するのかファンは迫られた。 宗像:Perfumeは「ポリリズム」のブレイクによって報われた。ここに至るまでが長かった。 岡島:中川翔子の功績は色々と多い。ネットランナーがBLOGをやらせた。 坂本:AKB48は「スカート、ひらり」の頃に劇場で見た。当時は「また、パンツ見せてるのか」って感じだった。 宗像:陸海空の自衛隊の協力で作られたAKB48の「RIVER」のPVは震災前(09年)だからできたもの。平和じゃないと作れない。 フクタケ:この頃の秋葉原はカオスだった。歩行者天国のいたるところでライブがおこなわれていた。 岡島:ホコテンのアキバ系アイドルによるストリートライブの熱狂が、ディアステージ、そしてでんぱ組.incにつながっている。

フクタケ「ブルーオーシャンはミュージカルや舞台」

●2010年代初頭(ももいろクローバー、東京女子流、9nine、乃木坂46、でんぱ組.inc、BABYMETAL、BiS、アップアップガールズ(仮)、天野春子「あまちゃん」etc) ピロスエ:他の時代に較べて多様性がありますね。 宗像:「潮騒のメモリー」は2013年を意識した80年代オマージュとしてよくできている。 フクタケ:ロコドルやアジアといった中心じゃないところから、いいものが生まれている。その一方で、中央が空いていてドーナツ化現象が起きている。 岡島:地方にいてもいい作品が作れる環境が整った。ロコドルでもアジアでも場所に関係なく、いいものが出てくる。 坂本:それと引き換えに音楽が安く作られているという問題もある。売れるもの程、多様性がなくなっている。 宗像:今は現場が多い。スケジュールカレンダーを見ないと、自分の好きなアイドル以外の動向がわからなくなっている。 ●全体 まとめ 坂本:楽曲が流行りものの形態に規定されているのを感じる。カラオケや着メロの影響によって楽曲の作り方が変わってくる。 栗原:カラオケ以降、コミュニケーションツールとしての役割が強くなっている。 岩切:お金がないとできることとできないことがある。昔の歌謡曲やアイドル楽曲のレコーディングはお金があるからできたことがたくさんあった。それは大きい。 宗像:ずっと見ているとアミューズの大里会長は怖い。そのアミューズがソロアイドルの武藤彩未を売り出しているということはグループからソロへというゆり戻しの流れが来くる兆候かもしれない。 フクタケ:ブルーオーシャンはミュージカルや舞台。新生TPDや乃木坂46がやっているけど、その流れができてくれればと思う。 岡島:BABYMETALがビルボードのチャートに入ったけど、接触なしでも、他と差別化されたコンセプトを固めてコンテンツがしっかりしていてライブが楽しければ受け入れられる。AKB、ももクロがブレイクして、ハロプロに勢いが戻りつつあり、BABYMETALらも後に続いている。要はアイドルの市場がそれだけ拡大し、安定し始めたということ。今後も握手会は安価で始められるので基本として進んでいくのだろうが、楽曲のバリエーションは、これからも増えていくと思う。さっきの多様性の話と繋がるけれど、CDの売り上げ自体の落ち込みが進む中では、チャートの上位曲だけを見ていてもアイドル楽曲全体のシーンは把握して行けなくなる。ライブアイドルはCDの売り上げだけでなく、ほとんどはチェキや握手を含む物販で回しているから。ビジネスとして最低でも数年は回っていたり、数百人規模のワンマンができるグループであるなら、無視はできないはず。そうしたグループが無数に出現して行けば、単に個人で「アイドル楽曲シーン全体を把握すること」が難しくなるだけで多様性は進んで行くし、もう既にその流れは始まっている。 フクタケ:運営の母体の基礎体力が重要になってきている。育成も含めて時間をかけられるところが残っていく。ロコドルは、やっている方の情熱で回っている側面もあるけど、ビジネスにならないという所は引いてきている。 宗像:不景気だけど、アイドルのマーケットは金を使うので、なんでも有りの盛り上がりがある。ただ、チャートに見えているのは上澄みの部分で、ライブの方はもっとグチャグチャなことになっている。アングラで揉め事が起きているのを見ていると、バンドブームの末期に似ている。とはいえ、バンドブームの時よりはマーケットが固まって広まっている。この本が出るのもその証明で、そこまで悲観的になる必要はないと思う。 ピロスエ:まとめとしては、「俺達の戦いはまだまだはじまったばかりだ!」ってことで。個々のヲタ活をがんばってきましょう。 (取材・文=成馬零一)
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『アイドル楽曲ディスクガイド』(アスペクト)

■書籍詳細情報 ピロスエ・編『アイドル楽曲ディスクガイド Idol Music Disc Guide 1971-2013』 発売日:2014年2月27日 発行・発売:株式会社アスペクト 判型:A5判(オールカラー256ページ) 定価:2500円+税

アニメ誌以外で初めて「新世紀エヴァンゲリオン」特集を組んだのは日本の代表的なエロ本だった!

【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】

――ようこそ、「特殊古書店ダリオ堂」へ。当店では、ちょっと変わった本たちを皆様にご紹介していきましょう。
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「デラべっぴん」1996年8月号
 こんにちは。「特殊古書店ダリオ堂」店主の安田理央です。ちょっと変わった本ばかりを収集しております。今回からそのコレクションを紹介させていただきますね。  古本好きと言っても、筆者が主に集めているのは80年代、90年代のエロ雑誌なわけですが、その中でも「おたぽる」向けの物件となると、やはりこれでしょうか。「デラべっぴん」1996年8月号(英知出版)。 「デラべっぴん」は、「べっぴん」の姉妹誌として1985年に創刊されたA4サイズの月刊誌。小沢忠恭の撮影によるノスタルジックな巻頭グラビアの美麗なインパクトもさることながら、ヌード写真の切り抜き組み立て工作「オナマイド」といった凝った企画、そして充実した連載コラムなど、見て良し、読んで良し、遊んで良し痒と、80年代から90年代にかけての、日本の代表的なエロ本とも言うべき存在でした。最盛期には、なんと三十万部もの売上を記録したそうです。  そんな「デラべっぴん」ですが、この号では突然、テレビ放送終了直後の大特集を組んでいるのです。アニメ雑誌以外で「エヴァ」の特集を組んだのは、「デラべっぴん」が最初だったそうです。 【「おたぽる」で続きを読む】

SMAPに影響されたリアルGMT!? 福井県のロコドル せのしすたぁ登場

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良質な楽曲がアイドルファンの間で話題となっている、福井県のロコドル・せのしすたぁ。

【リアルサウンドより】  NHK朝の連続小説『あまちゃん』が昨年世間を席巻したように、今はアイドルブームであり、ロコドル(ご当地アイドル)ブームでもある。せのしすたぁは、その「あまちゃん」から展開された「全国『あまちゃん』マップ!あなたの町おこしキャンペーン」で、47都道府県のご当地アイドル・福井県代表に選出されたグループ。メンバーは、長女役の「ゆうほ」とニ女役の「まお」の2人で、ともに高校を卒業したばかりの18歳。実の姉妹ではなく、小学校からの幼馴染同士だ。  彼女たちの魅力は数あれど、最も特徴的なのは、楽曲のアイドルポップスとしての質の高さ。メロディーラインが心地良く、軽快で踊れるそのサウンドに、耳の早いアイドルファンたちがこぞって熱狂している。プロデューサーでありマネージャー、そして楽曲制作も行っている森永康之氏(クリエイティブオフィスSHOWCASE)は、その音楽ジャンルを「和製歌モノディスコ」と、今回の取材で定義した。 ※この取材は今春発売予定のアイドルDVDマガジン『IDOL NEWSING vol.1』との合同で行われました。 取材時の様子はこちら。 http://idolnewsing.com/dvd/dvd_idolnewsing1/1171 ゆうほ:私は元々AKB48さんが好きで、いろんなアイドルさんの曲を聴いて来たんですけど、森永さんの曲はたくさんの音が重なってないから、耳にうるさくないし、何て言うか、今までに聴いたアイドルさんの曲とは違うから、面白いなって。歌いやすいし。 まお:歌詞には私たちが話してたことが書かれてて「あーこないだ言ってたことじゃん」「あの子のことだ」とか、面白いんです。自分たちが思ってないことを歌わせられるわけじゃないから、すっごく嬉しいし、感情も入る。ami~gas(まおが兼任し、ゆうほも元メンバーだったグループ。同じく森永氏が楽曲制作を行っている)やせのしすたぁを始める前はEXILEとかみんなが聴いてるものしか聴いてなかったんです。でも今は自分たちの曲しか聴いてない。 森永:せのしすたぁは元々「瀬乃∞しすたぁ」という名前で、今のメンバーとは全く別に2010年から始まってるんですけど。その少し前に付き合ってた女の子がジャニーズ、特にSMAPが好きで。それでSMAPを聴くようになって、もう、超いいなと。コンサートも3回くらい行って。アイドルソングのレベルの高さに気付いたんです。世界中探してもこんなにキャッチーで、凝ってて、よく出来てる音楽はないなって。だから完全にSMAPなどのジャニーズを意識して曲は作ってます。 まお:ジャンルでいうと何になるの? 森永:う~ん、「和製歌モノディスコ」ってことで!これからはもっと80年代、90年代のディスコサウンド、みたいなものを追求して行きたい。 ゆうほ:「アイドルなんてなっちゃダメ!ゼッタイ!」は歌詞にインパクトがあるよね。 森永:Negiccoさんの「アイドルばかり聴かないで」との関連性をよく聴かれるんですけど、実際は全然意識せず作りました。でも聞かれると話題性に便乗して「アンサーソングです」と答えてます(笑)。歌詞は僕の生活自体が仕事もレッスンもずっとこの子らと一緒なので、もう書けることがこの子たち自身のことしかないんですよね。盗み聞きしたり、相談したりして歌詞を作ります。

せのしすたぁ♪「アイドルなんて なっちゃダメ!ゼッタイ!」 MV

耳の早いファンがネットや口コミを通じ、勝手に情報を拡散

 ネットが普及し、YouTubeなどの動画共有サイトが一般的にも浸透している今、新人のアイドルにとって、メジャーもインディーも地方も首都圏も、活動開始時にはほとんど関係がない。どこか秀でたところがあれば、耳の早いファンがネットや口コミを通じ、勝手に情報を拡散してくれる。アイドル好きで知られるタワーレコードの嶺脇社長も、昨年夏にせのしすたぁの音楽を知り、すぐさま自らのイベントで曲を掛けたという。  そんなアイドルファンの間で注目度が高まっているせのしすたぁだが、結成はなかなかゆる~い感じだったようだ。 ゆうほ:まず私が先に2012年にami~gasに入ったんですよ。地元のショッピングセンターアルプラザ・アミが発信するグループとして募集されてたのを、地元のテレビCMで見掛けて、応募したのがきっかけです。最初はアイドルグループっていう告知じゃなかったけど。 まお:ボイトレの先生がつくとか、メイクアップ講座とか、ダンスレッスンがあるとか書いてあったけど、何もなかったよね。 ゆうほ:そう。それで結成の時に「アイドルになる」って初めて聞かされて。でも元々アイドルの振りコピとか好きだったし、やってみようってなって。何故か振付まで担当することに(笑) まお:私はゆうほと友達だったから、なんか楽しそうだし、部活もやめてヒマだしって思って、応募してみたんです。元々目立ちたがり屋だったし。歌もダンスもなんもやったことなかったけど。 ゆうほ:途中で瀬乃∞しすたぁもやることになって。2012年10月からは平仮名の「せのしすたぁ」に表記が変わって、今に至ります。

まお画伯の描く"サイコ"なイラストもインパクト大!

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せのしすたぁ-『I'm sick!!!』(idol SHOW口CASE)

 初CDにして1stアルバム『I'm sick !!!』は音源もさることながら、全面イラストのジャケットもインパクトがある。ぱっと見は可愛い女の子だが、よく見るとイラスト自体黒一色で、至るところに目が描かれていたりと、おどろおどろしい雰囲気がある。「サイコ絵」や「サイケデリックアート」と呼ばれるジャンルに近いが…これを手掛けたのはメンバーのまお自身だという。 まお:中3くらいの時に、こういう絵を学校の授業で最初に描いて。美術の先生に「こういうのもいいね」とは言われたけど、あんまり褒めてくれなかった。周りから「ちょっと気持ち悪いよ」って言われて。でも森永さんに見せたら「いいじゃん!」って褒めてくれたんですよ。
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まおのイラスト画像

ゆうほ:わざとじゃなくて、ナチュラルにこういう絵を描いてたんだよね。 まお:そう。少女マンガみたいなのは描けないし。サイコ絵って言葉も今初めて聞きました。元々デザイナーになりたくて、デザインの勉強のために東京に行きたかったってこともあるし、ジャケを書かせて貰えたのは嬉しかったです。

ユンボで壁を壊してステージに登場したい

 「今後の目標は?」と聞くと、「ワンマンを地元でやりたい!」と2人とも口を揃える。せのしすたぁのライブといえば「客席に降りてお客さんに囲まれて歌う」「『(まおが曲の間中ずっと)オレにケチャしろ』と客を煽りながら呟き続ける」など、破天荒なパフォーマンスが多い。衣装もシャツにネクタイ、パンツスタイルで、紙袋を被っていることもあり、アイドルとしては独特。さらにまおは「ユンボで壁を壊してステージに登場したい」という夢をTwitterでつぶやき語り続けている。 ゆうほ:まずは全国の都道府県を全部回ってライブがしたい。せのしすたぁは曲もいいけど、ライブもいいから。 まお:ライブは純粋にうちらが楽しんでるんです。うちらが楽しいから、お客さんがその「私たちのほんとの素のところ」を見て、一緒に楽しんでくれる。可愛くないってちょっと思っちゃうかもしれないけど、それでもきっと楽しいから、絶対ライブに来て欲しい。 ゆうほ:それで、まずは地元でワンマンライブをやることだよね。 まお:普通は地元から東京へ、だけど、私たちは東京から地元に逆輸入みたいな感じで。とにかくいろんな場所でいろんな人たちに聴いて貰いたいです!  取材の際に森永氏は「地元はほんとに狭い世界なので、例えばまおのイラストも『気持ち悪い』って言われて終わるんです。ゆうほに最初に会った時も『ほんとに友達がいない。イジメも受けてて』って言ってて。でも広いところに出れば『いい』って言ってくれる人に絶対出会えます 。この子たちにそういう気分を味あわせてあげたい」と、その活動の動機を語ってくれた。森永氏自身、過去にコンペやコンテストに曲を応募して落ち続け、「一生日の目を見ないだろうな」と思っていたところで、ネットを通じて曲を評価したファンが集まって来た、という経緯がある。だからこそ、実感を伴った言葉でメンバーにそう伝えられるのだろう。  残念ながら3月17日に「ゆうほが3月22日をもって喉の治療に専念するため、活動を休止すること(脱退ではない)」が発表された。せのしすたぁにとってはピンチの時。しかし「せのしすたぁ自体は新しい体制で活動を続けて行くこと」も宣言されている。これを読んだ人は是非CDを買ったり、ライウに行ったりして、応援して欲しい。  筆者としてはまおのサイコなイラストが好き過ぎるので、勝手にTシャツにして着てみようかと思っているところだ。

せのしすたぁ「恋キラキラ」MV

■せのしすたぁ 2010年に福井県のロコドル「瀬乃∞しすたぁ」として結成。命名の理由は「ファンから『せーの!』と呼んで欲しかったから」。この初期のメンバーは今は残っていない。2012年10月より、ゆうほ、まお、ゆまの3名で平仮名表記の「せのしすたぁ」として活動開始。2013年8月に『あまちゃん』の"リアルGMT"メンバーに選出される。同年10月に1stアルバム『I'm sick !!!』発売。同年末にゆまがグループを卒業、2名体制に。2014年3月22日をもってゆうほが喉の治療に専念するため活動を休止し、グループとしては近く新体制で出発することが発表された。クリエイティブオフィスSHOWCASE所属。 オフィシャルサイト http://senosister.com/ オフィシャルTwitter https://twitter.com/senosister_info ゆうほ 1995年8月16日生まれ。 まお 1995年4月14日生まれ。 Twiter ■岡島紳士(おかじま・しんし)Twitter 1980年生まれ。アイドル専門ライター。著書、共著に『グループアイドル進化論』、『AKB48最強考察』、『アイドル10年史』など。雑誌への寄稿も随時。埼玉県主催「メディア/アイドルミュージアム」アドバイザー。au公式サイトでアイドルコラム担当。会期中に行われた、全9回の番組&イベントMCも担当した。DVDマガジン『NICE IDOL (FAN) MUST PURE!!!』制作。現在は新シリーズ『IDOL NEWSING』を制作中。 http://nifmp.blog57.fc2.com/

クールさは「事務所が売ってるだけ」!? 真木よう子の素顔がわかる“マンガ愛”

【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】

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「hon-nin」Vol.7(太田出版)より。
 先日授賞式が行われた第37回日本アカデミー賞で、最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった真木よう子。この2つを同時に受賞した女優は1979年の大竹しのぶ以来で、史上2人目の快挙。肉体派女優という枠組みに留まらない表現力で、今後の活躍が約束された格好だ。そんな真木の演技力を支えているのは、じつはマンガ。クールな印象からは想像がつかないほど、真木は熱狂的なマンガ好きなのだ。  真木がマンガを読むようになったのは、男兄弟の中で育った環境が大きい。「hon-nin」Vol.7(太田出版)での吉田豪によるインタビューでは、「お兄ちゃんが買ってくるヤンキーのマンガがいっぱいあって。みんなでよくモノマネとかしてましたね、『ろくでなしブルース』の。あのヤンキーの口調が、とにかく憧れだったんですよ」と語り、それが演技の原点かと訊かれると「あ、そうかもしれない(あっさりと)」と答えている。  そして、真木のマンガ愛が炸裂しているのが、「+act.」(ワニブックス)で行われているマンガ家との対談連載だ。  たとえば、『あずまんが大王』『よつばと!』(アスキー・メディアワークス[KADOKAWA])の著者・あずまきよひことの対談。当時、『よつばと!』にドハマりしていた真木は、取材が始まる前から目を輝かせ、あずまを質問攻めするほどだったそう。それでも、ここで媚びを売らないのが真木流。「正直、絵が私とか女性には近寄り難いんですよね。萌え系というか。ごめんなさい失礼なこと言ってますけど」と本音をズバリ。しかし、日常系マンガである『よつばと!』の魅力について、違う角度からこのように感想を述べるのだ。 【「おたぽる」で続きを読む】

ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析

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松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (通常盤)

【リアルサウンドより】  東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は1972年のデビュー以来数々の名曲を世に送り続け、昨年も宮崎駿監督作品『風立ちぬ』に「ひこうき雲」が主題歌として起用されるなど、日本のポップ史における「生ける伝説」と呼ぶべきシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実の楽曲に迫る。(編集部) 参考1:aikoのメロディはなぜ心に残る? ミュージシャンが楽曲の“仕組み”をズバリ分析 参考2:サザン桑田佳祐の名曲はなぜ切ない? ミュージシャンが"歌う和音"と"シンコペーション"を分析 参考3:中田ヤスタカはいかにしてエレクトロとJPOPを融合したか “緻密な展開力”と“遊び心”を分析 参考4:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析  作曲家には多かれ少なかれ、その人の型や癖があります。例えば以前このコラムで扱ったaikoさんや桑田佳祐さんの楽曲は誰が歌っても彼らの曲とわかるような特徴があります。そういう意味では、ユーミンの楽曲にはアクの強さはありません。しかしユーミンの繊細で情緒豊かな曲世界が「ユーミンにしかできない」オリジナリティを持っていることは確かです。それはどのようにして作られているのでしょうか?  彼女の楽曲の大きな特徴のひとつは、自然体のメロディが自然に美しく聞こえるための技巧的な和音進行です。スピッツやaiko、椎名林檎、井上陽水などが参加した『Queen's Fellow』のようなトリビュートアルバムで、アレンジが変わっても歌い手が変わっても楽曲の美しさが変わらないことが、メロディと和音の関係、という曲の芯の完成度が高いことを表しています。「ルージュの伝言」「14番目の月」「中央フリーウェイ」「CHINESE SOUP」など、フォーマットがある程度はっきりしているような楽曲も、ただのジャンルミュージックではなく「ユーミンの曲」として聞こえるのも、彼女の作曲技術の高さの表れです。

「やさしさに包まれたなら」の音世界

 さっそくその実例を「やさしさに包まれたなら」で見てみましょう。まさにタイトル通りの感情を聴き手に与える、いわゆるエバーグリーンな名曲です。強い情緒に訴えることなく、しかし広がりのあるドラマチックな展開を持つこの曲には、ユーミンの圧倒的な作曲技術の要素がたくさん詰まっています。まず、和音進行について最初の一節「小さい頃は神さまがいて」を解説します。原曲はF#(ファのシャープ)でわかりにくいのでC(ド)に変えて書くと下のようになっています。 | C | D | Bm7 Em7 | Am7 | (| ド ミ ソ | レ ファ# ラ | シ レ ファ# ラ ミ ソ シ レ | ラ ド ミ ソ |)  この4小節に対して、ベタなポップスのコード進行をつけると以下のようになります。比べて弾いてみると如何にこの曲のコード進行が美しいかよくわかりますし、ベタな進行では繊細なメロディが活かせず、曲世界の広がりが全く出ないことがわかります。 *よくあるコード進行* | C | Dm7 | G | Am7 | (| ド ミ ソ | レ ファ ラ ド | ソ シ レ | ラ ド ミ ソ |)  鍵は2つ目のD(レファ#ラ)と、それに続くBm7(シレファ#ラ)です。2小節目のD(「小さいころは」の「ろは」)でフワッと伸びやかに歌が舞い上がる感覚になります。それ自体はよく使われる展開でもあるのですが、すごいのは3小節目のBm7(「神さまが」の「神」)で、コードだけで考えるとキーであるCの中では本来ものすごく違和感が出るはずなのですが、とても自然に聞こえます。これは前のコードのDの和音構成をほとんど変えずにベースだけB(シ)に移っているからです。このBm7は、前のコードDで、Cに対して全音上げて一気に展開を動かし、それに続く和音として今度はベースだけ動かすことに意味があります。コードの名前や単体の響きではなく、そのつながり方に意味がある好例です。「よくあるコード進行」の例のようにCにとって5度の関係にある安定的なG(ソシレ)にいくこともできますが、そうすると| C | D | G |というメジャーコードの3連続になり不自然に明るくなってしまいます。Bm7はマイナーコードになるので切なさや湿り気を与えています。  もう少し大きな視点で注目していただきたいこの曲のポイントを3点挙げます。「ピアノのアルペジオ」「ベースのリズム」「サビ」です。  アルペジオというのは、和音を「ジャーン」といっぺんに弾くのではなく、一音ずつ順番に弾く演奏のことです。いわゆるAメロでは、ピアノのアルペジオとベースで和音進行を担っています。この2つの楽器が一定のリズムで淡々と繰り返していることで、和音の繊細な響きの変化を美しく表現しています。  そしてそのまま耳をベースにフォーカスしてください。コードの中では音程を動かさずに「ドーンドドー」というリズムを繰り返していますが、ベースがこのリズムを破るときは必ずメロディアスに動きます。主旋律(この場合は歌)の合間を縫って裏メロディを入れることを「オカズ」「オブリガード」などと言いますが、この曲では淡々とした演奏とオブリガードのメリハリがはっきりしていて、和音進行が作り出す世界観の広がりを強力に後押ししています。ちなみにそれもそのはずで、弾いているのは「ベースの神様」細野晴臣さんです。  最後にサビについてです。「カーテンを開いて」から始まるセクションは、前のメロディからの転換という意味でのいわゆる「Bメロ」と、盛り上がるという意味でのいわゆる「サビ」が連続するような形です。マイナーコードから始まり2コードを繰り返す抑制的な前半部分から、「やさしさに」で一気に視界が開け、開放感に満ちた解決に至ります。2つの構成が1つのセクションになっていることで、それぞれが短く、テンポ良くドラマが進むこともこの曲の特徴です。  ジブリ映画『魔女の宅急便』のエンディング曲になっていることもあって、多くの人に馴染みのある「やさしさに包まれたなら」ですが、自然で伸びやかな美しさの裏にはこのような作曲技術が隠されています。

「中央フリーウェイ」

もう1曲、絶妙な和音進行の例として「中央フリーウェイ」についても簡単に解説します。「やさしさに包まれたなら」は、素直な響きのように聞こえるけれど実はメロディと和音の関係が絶妙、というタイプですが、「中央フリーウェイ」は、一聴した感じで既に何やらオシャレな都会的な雰囲気をコード進行自体に感じます。後期の「オシャレソウル」をフォーマットにしているので多少込み入った和音進行になっていますが、音楽史的に言うと、演歌的・情念的な感情表現が今以上に色濃かった日本のポップスシーンで、70年代にこれをやっている、というだけでも大きな意義があると思います。  実際に歌い出しからひと回し分のコードを見てみると | FM7 | F#dim D7 | Gm7 | Edim C7 | Fm7 | | Bbm7 | Bbm7onEb | AbM7 Gm7-5 | C7sus4 | (キーはAb) というようになっています。「やさしさに包まれたなら」と比べると字面だけでもややこしそうですが、紐解いてみると意外とシンプルなのです。いろいろと難しい記号がついているものの、2小節ごとに「ラド」「ソシb」「ラbド」と2音を1音階ずつ上げ下げして、基音(ベースが弾くことが多い)が移動しているだけ、と考えればそれほど複雑ではありません。例えば、2小節目で早速キーより半音高いF#のコードを弾くのは気持ちの悪い響きになります。ですから、1小節目で弾いたFM7のラとドを残してベースだけが移動しているように聴かせることで、調和感を保ったままきれいなベースラインをメロディアスに動かせるのです。その結果をコードの名前で書くとF#dimになるというだけで、ここでも重要なのは1音ごとの音のつながりです。

「転調」を多用しつつ、自然に感じさせる技術

 次のキーワードは「転調」です。よくポップスで、最後のサビだけ少し高くなることがありますね? あれです。『やさしさに包まれたなら』の解説ではキーをCにしてコードを書きましたが、実は「| C | D | Bm7 Em7 | Am7 |」という歌い出しの進行はCというよりGのように見えます。『中央フリーウェイ』も同様で、曲全体としてはAbと言えそうですが、1段目最後のFm7まではFに転調しています。そのようにユーミンは、セクションの中でよく部分転調をします。  重要なことは、実際に転調しているかどうかではなく、どのように聞こえるか、です。みなさんが意識していなくても、人の耳は実はなかなか正確に調(スケール)を判断しています。僕はこのコラムでも和音進行を解説する際に「安定的」「不安定」「6度」「1度」などという言葉を使っていますが、コードの響きというのは、それ単体での響きよりも、どのようなつながりか、そのスケールの中でどの位置を占めるものか、というような「関係性」によって印象が決まります。例えば「やさしさに包まれたなら」で言えば、Am7はCにとっては6度、Gにとっては2度で、どちらがキーかによってまったく響き方は変わります。ユーミンの楽曲の和音進行の繊細さを「調」という視点から見ると、「転調しているような、していないような」微妙な和音進行を織り交ぜることで、響きを繊細にしているのです。例に出した2曲のように出だしのコード進行が、響きは自然なまま非常に技巧的になっていることで、独特の繊細な音世界に聴き手を引き込みます。その時点で「勝負あった」という感じですね。  このように、ユーミンの和音進行には一音一音ごとに意図を持った、連続性が見られます。一方、いわゆるロックバンド的な音楽を「退屈」「ベタ」と感じる場合、ユーミンとは逆に、一音一音を分解して響きを捉えるのではなく、一般的なコード進行の枠の中で「コード」という部品として組み合わせるような「プラモデル工法」でコード進行が作られていることが多いです。それにはそれで、70年代のSex Pistolsによるパンクの登場、その後のダンスミュージック(ループミュージック)の台頭、によってコードが簡素化していったという必然性はあります。しかし、それに慣れてしまって和音の表現の微細さを追求していない、という反省を僕自身も含めて多くのミュージシャンが抱えています。平凡なポップソングが6色のペンキで描かれた絵だとすれば、ユーミンの楽曲は水彩画です。そこからは、奇をてらうためではなく、人が自然に気持ちよく聴くために技巧を凝らす、真の技術が見て取れるのではないでしょうか。 ■小林郁太 東京で活動するバンド、トレモロイドでictarzとしてシンセサイザーを担当。 ブログ トレモロイドHP Twitter

21世紀最初の純白アイドル“さんみゅ~”が編集部を電撃訪問!

【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】

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さんみゅ~がサイゾーに来ちゃいました!
 3月14日、世がホワイトデーと浮かれる中、「バレンタインデーなんてなかった」といつも通り粛々と業務をこなす「おたぽる」編集部。そのあまりの惨めさに、神も気まぐれの同情を起こしたのか、なんとこの日、“21世紀最初の純白アイドル”さんみゅ~が、「おたぽる」編集部のある株式会社サイゾーに現れたのだ! まさにホワイトデーの奇跡である。  さんみゅ~とは、松田聖子や岡田有希子といった80年代に一世を風靡したアイドルを送り出した芸能事務所・サンミュージックから2013年1月にデビューした8人組アイドルグループ。サイゾーを電撃訪問し、逆ホワイトデーとばかりに編集部でチョコを配り始める“さんみゅ~”の京極友香ちゃん、小林弥生ちゃん、山内遥ちゃんの3人。  でも一体今日はどうしてこんな場末の編集部に――? 同行の担当者さんに話を聞くと、「実は3月19日に新曲『春が来て僕たちは少し大人になる』が発売となりまして……」なるほど、つまりみんなに愛を届けに来てくれたということですね。この降って湧いたチャンスに、さんみゅ~のお三方にインタビューを決行してみました!

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さんみゅ~の京極友香ちゃん(ともきょん/写真上)、山内遥ちゃん(はるるん/写真中)、小林弥生ちゃん(やぁちゃん/写真下)。
――今日はこんなところまでお越しいただき、ありがとうございます! 色々お話を伺えればと思うんですが、初めてさんみゅ~を見る読者さんのために、自己紹介をお願いしてもいいですか? 小林弥生(以下、やぁちゃん) はい! 奈良が生んだピカピカ関西娘・やぁちゃんこと、小林弥生です! アニメとかコスプレが好きな、さんみゅ~のサブカル担当です。 京極友香(以下、ともきょん) ミラクル~ストロベリ~アイズ~♪ ともきょんこと、京極友香です! 小学校1年から11年ダンスをやっていて、さんみゅ~のダンスリーダーをやってます!! 山内遥(以下、はるるん) ふわふわマシュマロガール・はるるんこと、山内遥です! メンバー最年長の19歳です。でも特にさんみゅ~のリーダーとかじゃありません(笑)。 ――ありがとうございます! さんみゅ~がアイドル活動を始めて1年と少しですが、もう活動には慣れましたか? 【「おたぽる」で続きを読む】

ジャニーズ初、サマソニ出演決定のTOKIO ロックバンドとしての「実力」は?

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今回の発表で、長瀬智也は「短パン」の復活も期待されている。

【リアルサウンドより】  デビュー20周年を迎えたTOKIOが、8月16、17日に千葉と大阪で同時開催される「サマー・ソニック」と、7月19、20日に北海道岩見沢市で行われる「ジョイン・アライブ」に出演することを発表し、話題となっている。  ジャニーズのグループが夏のロックフェスに出演するのは初めて。産経スポーツによると、ボーカルの長瀬智也は「自分たちのバカらしさ、楽しさを忘れずにメチャクチャにやってやりたい」と、ベースの山口達也は「他のバンドと同じステージに立てるのは楽しみ。刺激がある」と、それぞれ意欲を明かしている。  アークティックモンキーズやメガデス、ピクシーズといった海外の大物バンドも多数出演する今回のサマー・ソニック。TOKIOのバンドとしての側面に注目が集まりそうだが、実際のところその実力はいかほどなのだろうか。ポップミュージックへの造詣が深いライターの冬将軍氏は、次のように語る。 「TOKIOはバンドとしてのキャリアが長く、アイドルが流行りで楽器を持った、というようなレベルはとっくに越えていると思います。ドラムの松岡昌宏さんは安定感のあるドラムとして定評がありますし、特にボーカル・ギターの長瀬智也さんは、『ギター・マガジン』で機材を紹介されたことがあるほど、通好みなギタリストとして知られています。フェンダー、ギブソン、グレッチなどのヴィンテージギターを始め、高級ブランドであるPRSの年間に数本しか作られない“プライベートストック”と呼ばれる最上級モデルであったり、本当にギターが好きな人が選ぶような逸品を多数所有していて、マニアも唸らせるレベル。エリック・クラプトン本人のギターを手がけているフェンダーのマスタービルダー(最高峰の職人)に、個人オーダーしたという逸話もあるほどです。しかもそれらの楽器を観賞用ではなくライブなどでちゃんと使用しています。プレイ面でも、ギターを低く構えたりすることなく、思いっきりストラップを短くして弾いた りしているのが逆に“渋い”ですよね。テレビでその演奏を観るたび、『よく歌いながらこんなリフ弾けるな』と関心したものです。コブクロの小渕健太郎さんはヴィンテージギターショップを通じて長瀬さんと知り合い『こんなに上手いのか』と、その腕前を認めていました」  また、楽曲面でも面白いところがあると、同氏は続ける。 「TOKIOは2006年から大物アーティストとのコラボレーションにも力を入れていて、同年には中島みゆきが『宙船』を、2007年には甲斐よしひろが『ひかりのまち』と『ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)』を、長渕剛が『青春 SEISYuN』を、それぞれ提供しました。ロックバンドに軸足を置きながらも、日本の歌謡曲的なアプローチにも意欲的に挑戦していて、それが彼らの演奏にある種の“熱さ”や“男臭さ”を付与していました。歌に重きをおいて、聴かせるところはしっかりと聴かせるスタイルは『ジャニーズだから』という色眼鏡抜きに、ひとつのバンドとして評価するに値するのではないでしょうか」  TOKIOにとっても大きな挑戦となる今回の試み。大物バンドが多数出演する中、彼らのプレイは果たしてどう受け止められるのだろうか。 (文=松下博夫)

【動画あり】『THE NEXT GENERATION パトレイバー』新生イングラム起動!やっぱりレイバーには湾岸埋立地が似合う!!

【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】

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写真右から押井守総監督、泉野明役の真野恵理菜、後藤田継次役の筧利夫。
 4月5日から公開される劇場映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の公開に先駆け、3月17日に東京のアーバンドック ららぽーと豊洲で、撮影に使用された等身大レイバーのデッキアップイベントが開催された。1980年代末からOVAやテレビシリーズ、劇場版と公開されたアニメ、『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクトとして始まった今回の映像化は、初期OVAや劇場版1、2作を監督した押井守氏を総監督に迎え、シリーズ全12話を7章に分けて順次劇場公開。その後2015年には、長編劇場版も予定されているというビッグプロジェクトだ。  今回のイベントは、アニメ版の1話でも見せ場となったトレーラーからレイバーをデッキアップ(起動)するシーンをお披露目するということで開催された。会場には主人公・泉野明役の真野恵理菜、後藤田継次役の筧利夫、押井守総監督が駆けつけ、映画の見どころなどを語った。 「12本全部違う映画として作りました。一本一本好き嫌いがあると思いますけど、全体において隊員とか隊長とか、生活しているところを堪能してもらいたいなと。『大変そうだけど、ここで仕事したら面白そう』って思ってもらえる作品になってくれれば成功なんだと思います」と語る押井総監督。栄光の初代、無個性の二代目、そして無能の三代目と呼ばれる新たな特車二課第二小隊の活躍が楽しみだ。 【「おたぽる」で続きを読む】