横山健が語るレーベル運営のリアル ピザオブデスはなぜ100%利益優先にならないのか 

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【リアルサウンドより】  横山健、初のドキュメンタリーフィルム『横山健―疾風勁草編―』にまつわるインタビュー後編。前編【横山健が語る、2014年に表現活動を行う意味「俺は色んなことを考えるための入り口になりたい」】では、横山自身の映画に対する感想や、音楽以外の表現活動の意義、現在抱えている問題意識などについて語った。  後編では、映画公開後の彼の活動について語ってもらうとともに、現在のパンク・ラウドロック・ハードコアシーンについて思うところまで、ざっくばらんに語ってもらった。聞き手は、PIZZA OF DEATH RECORDS関連の記事を多数手掛ける石井恵梨子氏。(編集部)

「やってる時は辛い時もあるけど、最終的には『しょうがねぇよな!』って(笑)」

一一シーン全体のためにピザオブデスが始めた最初の動きは、レーベル内レーベルですよね。もともとバンドの数はそんなに多くなかったのに、一気にリリース増えた。これはスタッフにとっても大きな変化だったと思います。 横山:うん。とりあえず制作担当の奴がほとんどギブアップするくらいの変化(笑)。そこは未だに混乱の最中ですね。人がいればいるだけいろんな意見があって、ピザオブデスの社員も、レーベル内レーベルのバンドにどれくらいの密度で関わればいいのか、ここまではやりたいけど、それを続けると本当に仕事が続かないぞ……なんていう議論を今もやってるくらいで。これは何年かすれば自然と解決方法も見えてくると思うんだけど。 一一社員って、増えてないんですか? 横山:増えてない。それどころかアルバイトが病気で辞めちゃって、今はバイトもいない状態で。社員が6人、プラス、インターンの子が来てくれて。それだけでやってる。 一一このリリースを! それって「知り合いが増えるのが嬉しいね」というモチベーションだけで続くものですか。 横山:続く続く。楽しいもん。やってる時は辛い時もあるし、泣き言漏らしてる社員を見れば申し訳ないと思うし、あとは「このバンド、思ったより売れなかったなぁ」なんて結果になると感じることは多々あるけども。でも最終的には「しょうがねぇよな!」っていう(笑)。「しょうがねぇ、やるしかないでしょう! 他にやることあんのかよ?」っていうか。たぶん、このリリースの数がお客さんの目にも見えるカタチで効果を出すようになるまで、もうちょっと時間がかかるのかなって気がします。 一一なるほど。そして今年の6月にはパンク・ラウドロック・ハードコアを中心とする巨大イベント「サタニック・カーニバル」が開催されました。 横山:ふふふふ。あれ……困ったんだよなぁ。なんだかポカーンとしたライヴをやってしまって。バンドとしてどう出ていいんだかわかんなかった。 一一どういう意味でしょう。 横山:もともとピザオブデスでフェスをやりたいって、何年も前からあった話なの。ウチのブッキング担当の磯部が「ピザでひとつ、フェスというチャンネルを持ちたい」って言ってて。その欲求は純粋にいいことだと思ったし、俺も一緒になって考えてはいたけど、ただ、僕自身が「サタニック・カーニバル」の広告塔として立つことはほとんどなかった。でも周りからは「ピザがやるフェス=健さんがフェスやるんですね?」と見えてしまうようで。直接訊かれれば「いや、僕じゃなくてウチのスタッフが進めてることだ」って言えたけど、なんとなく、公には「横山健のフェスティバルだ」みたいなね。でも、事実そうじゃない人間がステージに上がってどうするんだって、なかなか難しいでしょ? まぁそこは、今後のサタニックのブランディング次第で変えていけると思うんだけど。 一一このイベントは続くものと考えていいんですね。 横山:うん。磯部は続けるつもりでいる。僕ね、あんまり知らないの。サタニックのこと。ブッキングも全部磯部がやってるし、僕が知らないバンドにも磯部は積極的に声をかけてたし。 一一若いバンドをなるべく推そうとしているのはメンツを見てもわかりました。となるとファンの勢いも目立つし。本人を前に言うのもアレですけど、10-FEETとマキシマムザホルモンで大騒ぎして、Ken Bandは見ないで帰っていった子も多いとか。そこは率直にどう感じますか。 横山:ちょっと慣れたかな。だってウチの姪っ子がそうなの。最初にサタニックの告知があった時に一般でチケット取ろうとして、抽選で落ちて。僕が電話で「お前なんだよ、一声かけてくれりゃいいのに」って言ったら「いや、でも恐れ多くて。だって神バンドが2つもいるから」「ん?2つ?」。……つまりホルモンと10-FEETのことなの(爆笑)。 一一Ken Bandはカウントされず! 横山:叔父さんカウントされない(笑)。まぁそれはね、怒りや意地でどうなることでもないから、もう事実として受け止めてる。だから僕が言えることといえば「もうちょっと出演順考えてくれよ!」っていうぐらい。でも磯部の中でもね、今年は初めてのサタニックだし、ある程度、横山健っていうアイコンを使う必要があったと思う。そこは僕もわかってたし。今後、そのアイコンを使う場面が減っていけばいいだけで、そうなるのが自然だと思ってる。 一一なるほど。

「いわゆるメロコアと呼ばれてるものはもうガラパゴス化してる」

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インタビューはピザオブデスの事務所にて行われた。

横山:たとえばね、今後ピザではWANIMAっていうバンドのマネージメントも手がけることになったけど、それも僕は関わってない。スタッフみんながやりたいって言うから「じゃあやってみたら?」って。それでいいの。変な話、自分たちでバンドを育てていけないんだったらピザオブデスはただの「横山健の会社」になっちゃう。それは社員自身が思ってるみたいで。だから、社長として僕がいるのはしょうがないけど、自分たちの力量で何かやりたい、もっと踏み込んで言うと「横山さん関係ないところでトライしようよ」っていう。それは僕も嬉しいし、むしろ歓迎すべきことで……嫌われてなければ、だけどね(笑)。 一一健さんが直接関わったのは、若手のプロデュースですかね。今年の3月に出たドラッドナッツ。プロデュース業はハワイアン6以来、12年ぶり。 横山:そう。でも気持ちは自分でもびっくりするくらい一緒だったかな。ただ、世の中への響き方がこうも違うのかと思って……。ハワイアン6は新鮮さをもって世の中に受け止められたけど、ドラッドナッツはまだ、たくさんあるメロディック・パンクのひとつ、くらいにしか受け止められてないんだなぁって。それはバンドの力量もあるだろうけど、10年経ってしまった、っていうことも大きいのかな。だからドラッドナッツのメンバー励ます意味で「これが10年前だったら、お前らハワイアン6どころじゃなかったよ?」って慰めにもならないことを言ったりして。 一一ははは。酷い(笑)。 横山:でもね、若いといっても30代……バンドによっては30代後半で、それでも音楽をやっていこうっていう、その姿は美しいし。そこにアドバイスするのは自分の責任なんだろうと思う。やっぱりね、僕、メロコアって言葉は大嫌いだけど、メロディック・パンクやってる連中が可愛くてしょうがなくて。 一一それは、自分に影響を受けてくれたから? 横山:だと思う。だからなるべくフックアップしたいし、なるべく直接話したい。「独自のことやってかなきゃダメだ」「メロコア聴いてメロコア鳴らしてるようじゃダメだぜ」って、どこ行っても話すようにしてる。 一一今のメロコアの大半は、バンドも客も含めて「メロコアというカタチが好きな人」だけの遊び場になっている気もします。 横山:まさに。俺もそう思う。メロディック・パンクはまた違うけど、いわゆるメロコアと呼ばれてるものはもうガラパゴス化してる。それぐらい凝り固まっちゃったかな。これ以上伸びようがない気がするし。でもね、ある若手にそれを言ったら「でも! メロディック・パンクって一番格好いいと思いません?」って返されて。音楽の一番いいところ全部取ってるんだ、メロディが綺麗で、アレンジは気が効いてて、エナジーがあって、メタルっぽいザクザクのリフもあって。「だから一番格好いい音楽だと思うんですよ!」って力説されて「……確かに!」って思った自分もいたな。だから、それだけじゃダメだと思いつつ、ほんと可愛いし、応援したいんだと思う。 一一健さん、なんだかんだと楽しそうですよね。状況は決して良くないし、たまにはヘソ曲げたくなる事実もあるだろうし、「もう若い連中のことは知らんわ」って言いたくなっても不思議はないのに。 横山:うーん。今ふと思ったのは……結局、成功とかおカネっていうのは大切なことじゃないから。もちろんバンドが成功したほうが関わる人間は嬉しいし、ピザオブデスとしても役割を果たせるんだろうけど。でも本当に大事なのはそこじゃない。生きてく上でね。どれだけ笑ってどれだけいい時間を過ごしてどうやって死んでくかっていうことで、そっちのほうがよっぽど大事。僕、いっつもそんなこと考えてる。それはピザオブデスが100%利益優先にならない理由でもあって。もちろん成功したら嬉しいけども、一緒にいるだけでも嬉しい。周りに人がいてくれて、慕ってくれる奴もいて、「お前バカだなぁ」とか言いながら笑って。それが人生豊かってことだし、それが今は本当に楽しい。もちろん、怒りの部分が強くなればまた次の作品で何かモノ言いたくなるだろうけど。ちょうど今はこういう時期なのかもしれない。 (取材・文=石井恵梨子/写真=石川真魚)
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『横山 健 -疾風勁草編-』(PIZZA OF DEATH RECORDS)

■リリース情報 『横山 健 -疾風勁草編-』 発売日:9月24日 価格:3,800円(税抜) 収録分数:本編 117分 + 特典映像 37分 発売元:PIZZA OF DEATH RECORDS 特典:DVDでは劇場本編には収録されていない特典映像も収録のほか、 Ken Yokoyamaの新曲を収録したシングルCD付き。

女装レイヤーの見せパンも!! 取り沙汰されるコスプレ文化とコスプレイヤー、カメコらの本音

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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コミックマーケット86の様子。左下、コスプレエリアの盛況ぶりも伺える。
 毎年、名古屋で「世界コスプレサミット」が行われるなど、日本を代表する文化となりつつある“コスプレ”。しかし、多くの人にとっては謎に包まれている部分も多いだろう。そんな中、“街で見つけた気になる人に聞きづらいことを勇気を出して聞いてみる”というコンセプトのバラエティ番組『モウソリウト』(フジテレビ)9月9日放送分では、今年8月に行われたコミックマーケット86に参加するコスプレイヤーやカメラマン(カメコ)のインタビューを紹介していた。 「おたぽる」で続きを読む

日テレ桝太一アナの生物オタクぶりがスゴい! デートより蝶々が大事

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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人気急上昇中の桝太一アナウンサー(日本テレビ『ZIP!』番組サイト「出演者」より)
 好きな男性アナウンサーランキングで、2年連続の1位を獲得している日本テレビアナウンサーの桝太一。『ZIP!』をはじめ、『全国高等学校クイズ選手権』の総合司会など、さまざまな番組で活躍しているが、実はアナウンサーとしては珍しい理系出身なのだ。しかも、テレビで「ヤドカリさん」や「ナマコさん」と生き物たちにさん付けしたり、「この子たち」と呼ぶほど愛している無類の“生物オタク”でもある。  そんな桝の生物ヲタぶりを『理系アナ桝太一の生物部な毎日』(岩波ジュニア新書)から紹介しよう。

横山健が語る、2014年に表現活動を行う意味「俺は色んなことを考えるための入り口になりたい」

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昨年秋に自身初のドキュメンタリーを公開した横山健。

【リアルサウンドより】  インディーズレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」の代表であり、Hi-STANDARDやBBQ CHICKENS、KEN BANDといったバンドでも活躍する横山健にとって、初となるドキュメンタリーフィルム『横山健―疾風勁草編―』が9月24日にDVDで発売される。同作は、昨年秋に全国60の劇場で上映され、期間限定にも関わらず3万人の動員を記録、インディーズの音楽映画としては異例のヒット作となった。自身の音楽活動だけではなく、震災後のリアルな心境や考え方にまで迫った本作を、横山自身はどのように捉えているのか。そして現在、彼が抱いている問題意識とはいかなるものなのか。公開から約1年が経過しようとしている今、改めてその胸の内を明かしてもらった。聞き手は、PIZZA OF DEATH RECORDS関連の記事を多数手掛ける石井恵梨子氏。(編集部)

「今40半ばで、自分の考えを世に知ってもらうことが大事に思えてきた」

一一『横山健〜疾風勁草編〜』をご覧になって、何を感じましたか。 横山:まずね、映画でもDVDでもいいけど、自分のことを人に撮ってもらって、それが一本の映像作品になるってちょっと凄いことでしょ? だから最初は恥ずかしくて、嬉しくて、あんまし内容がどうっていうのは考えられなかった(笑)。でも3〜4日前に改めて見直して、やっと……あぁ、なかなか濃いぃ映画だな、と思ったかな。 一一いち個人の生き方や考え方がリアルに伝わる内容ですからね。対になるものとして、書籍「随感随筆編」も今年5月に出ています。 横山:うん。もともと映画とはまったく別の話から始まったけど、でも、自分の中ではすごく繋がってる。音楽があって、その音楽をやる人がどういう人間なのか、すごく立体的に見せてくれる可能性が文章や映像にはあって。はっきり言って、そのへんの若いミュージシャンに文章書かせてもそんなに意味はないと思う。でもやっぱり、一応は20年近く最前線でやってきた人間で、今40半ばで、自分はこういうつもりでやってますよ、っていうのを世の中の人に知ってもらうことが大事に思えてきたのかな。 一一音楽家は音楽だけやっていればいい、では終わらない。映像でも文章でも使えるものを使って、どんどん発信していくのが今の健さんですよね。 横山:そこは俺も自覚してる。というのも「音楽だけやってりゃいいの」って思ってた時期は確かにあって。たとえば20代でハイ・スタンダードやってた時は、バンドの存在そのものが刺激的だったし「別に俺たち取材なんか受けなくたって、アルバムとライヴだけで世の中に訴えかけられるぜ」っていう思いがあった。でも横山健ひとりで動き出すと、届き方が全然足りない(笑)。だからハイ・スタンダードっていうのは、ほんとに時代の欲求とも合わさった奇跡のバランスのバンドだった。そういうところに身を置かない限りは、話すこと、書くこと、他の作業も全部使ってもっと伝えていく必要があるなって。それは経験を重ねていくとさらに実感しちゃうかな。 一一なるほど。あと今回のDVD化に際して、久しぶりの新曲がプラスされていますね。 横山:うん。やっぱり映画が完成した最終地点からどんどん時間は経っていくでしょ。そしたらアップデートした自分、DVD化する直前までの自分も現在も入れたくなる。だったら新曲を入れればいいんだって思いついて。あとは直前のインタビューね。実は特典映像で7月の段階のインタビューを撮ってもらっていて。そういうものを入れることで、映画のあとの自分っていうものもパッケージの中に入れ込めたので。 一一新曲「Stop The World」は、かなり意外なアプローチでした。 横山:でしょう? 自分でも思う。この曲自体は去年からあったの。今Ken Bandはライヴしながら曲作って、次のアルバムに向かってるんだけど、新しい曲ができていくにつれて、他とのトーンが違いすぎるなって扱いに困り始めてた曲。たぶんアルバムの一曲としては異質になっちゃうけど、でも、一曲だけ抜き出してこういうカタチで聴かせたら絶対映えると思ったから。

「僕たちが音を鳴らしてるすぐ隣には、問題がいつでも転がってる」

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インタビュー中には、時折シリアスな表情も。

一一まさに映画を見終えた後の気分に相応しい壮大な曲で。でも同時に今の日本の情勢も入ってる。 横山:もちろん。作ったのは去年の夏だけど、この歌詞を書き始めた時にはすでに集団的自衛権の議論も始まってたし、パレスチナの紛争もあったし。そういう中で自分なりに考えて書いたもので。 一一こういうメッセージを届けることに迷いは何もないですよね。『Best Wishes』以降の健さんは、自分のことよりも、まずはリスナーのため、もっというと日本国民や未来の子どもたちのために動いているように見えます。 横山:そうだと思う。たとえば集団的自衛権って、あれは誰かにとっては良いもので、誰かにとっては悪いもので。僕はどっちとは言わない。個人的に考えはあるけども、とにかく「それについて考えることが必要なんじゃないか」って言ってるの。考えること、知ることが必要。なぜならそれがあなたたちの生活に直結してるから。しかも集団的自衛権に関して言えば「これで死ぬのはあんたじゃなくて、あんたの子供かもしれないよ?」って。そういうことをステージでも毎回訴えてるのね。「今日はライヴだから楽しんで、いろんな気持ちを発散させてくれればいい。でも帰ったら調べてみて。考えてみて」って。教育的って言うとおこがましいけれども、やっぱり僕たちが音を鳴らしてるすぐ隣には、そういう問題がいつでも転がってる。その事実をすごく訴えたくなってる。これは自分に子供ができたことが大きいかもしれないし、あと見ればわかるとおり、もうピチピチの若手じゃないわけで(笑)。もう自分はいいから、次の世代へ、っていう気持ちが出てきたのかなぁ。そこまで謙虚な意味じゃなく、ただ人間の本能としてね。 一一そこで「考えてくれ」というのが健さんらしい。たとえばスラングのKOさんなら「ダメだろ、を言うのが俺のやり方だ」と断言して、あえて極論のNOをぶつけるんですよ。でも健さんは「否」ではなく「考えろ」。 横山:だって考えない人……考えたくない人がいっぱいいるわけで。俺、みんな馬鹿じゃないと思うの。だけど、なんとなく考えたくないのが今の日本だと思ってる。「俺がやんなくても、なんとかなるんじゃねぇか」「今は黙っておいて、もっといい世の中になったらそれ享受しようかなぁ」みたいな人がいっぱいいて。彼らにNOって言っても、やっぱ馬鹿じゃないから「いやNOって言うのはおかしいだろ」って議論が出てきてしまう。それが俺は嫌なの。もちろんKOちゃんのスタンスは絶対間違ってないと思うし、あの人はああいう人なの。話してると考えてることは一緒だなと思うし。でも俺は、そのもっと前の入り口でありたい。いろんなことを考え始めるための入り口というか。 一一押し付けたくない? 横山:うん。「考えてくれ」っていうのは押し付けるけど(笑)。でもそうだね。俺が自分に課している役割は、まず入り口になること。答えを出すんじゃなくて、質問であること、というか。 一一入り口って、引き受ける覚悟がいりますよね。誰でも簡単に入ってくるし、いらない馬鹿だっていっぱい来てしまう(笑)。 横山:そうそう。あとタチ悪いのは「考えろって言ったから考えたけど、あんたがやっぱおかしいよ」って言わるとか(笑)。もちろん映画では「考えた結果、横山健とはまったく意見が合わないって思う奴がいても全然いい」って言ってるけど……そんなのの相手全部できるか、って正直思うじゃない(笑)。でもさ、それこそ今の日本の社会構造を見てると考えたくない人の気持ちもわかるのね。みんな余裕ないもんね。だから言い続けるっていうところもあるかな。その中でもちゃんと考えないと。「じゃないと負けるのあなただよ? 死ぬのはあなたの子供だよ?」っていうことはちゃんと言っておきたい。 一一映画は最後、背中に新しい刺青を入れるシーンで終わりますよね。 横山:うん。実はまだ最後まで進んでないんだけど(笑)。 一一「みんなにとってのお地蔵様になりたい」っていう発言がすごく印象的で。実際、去年以降のピザオブデスでそこを有限実行されてると思うんですよ。より裾野を広げて、みんなを受け入れていく。音楽やパンクに携わるみんなを守ろうとしていく、というか。 横山:……言われてみると、確かに、って思うけど。それは意識的にそうした部分もあるし、単純な楽しさもあるかな。いろんな人と関われること、知り合いが増えるのって嬉しいことじゃない? あとは『FOUR』の時にいろんなところで言ってたけど、アルバムが売れない、音楽が必要とされない、じゃあミュージシャンはどうやって食っていくかって、ほんと深刻な問題でしょう。CDの売上だけで食えるのは本当にごく一部、でもバンドを続けたいなら一緒に考えていこうよ、って。これは言葉が格好良くなっちゃうけど、みんなを守る、助けるっていうことは、やっぱり考えてるかな。 一一今はパンク/ハードコア/ラウド系オルタナティブも含めて、突破口がなかなか見えない時代ですよね。結果が出ないし、シーンがここからさらに大きくなる気配がない、というか。 横山:そうだと思う。見てて可哀想になることも多い。でも、そういうバンドたちには先輩として「だったら頭使ってやってかなきゃダメだぞ」ってちゃんと言っていきたい。もちろん自分の音楽を信じていくなら本当に信じて行けばいいと思うし、ちょっと人の気を引こうとして別なことをやるんだったら本気で頭使って格好よく見せていかなきゃいけないし。「とにかく10年後、20年後も音楽鳴らしていたいと思うなら、今が頭の使い時だ」って、それは俺、どこでも言って回ってる。どういうバンドであっても、友達になったらちゃんと話すしね。少なくともバンドやってる奴らには、みんな頑張ってもらいたいから。(後半に続く) (取材・文=石井恵梨子/写真=石川真魚)
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『横山 健 -疾風勁草編-』(PIZZA OF DEATH RECORDS)

■リリース情報 『横山 健 -疾風勁草編-』 発売日:9月24日 価格:3,800円(税抜) 収録分数:本編 117分 + 特典映像 37分 発売元:PIZZA OF DEATH RECORDS 特典:DVDでは劇場本編には収録されていない特典映像も収録のほか、 Ken Yokoyamaの新曲を収録したシングルCD付き。

連載当初は不人気だった!? 『ドラえもん』と藤子・F・不二雄の知られざるエピソード

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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ドラえもん(小学館)6巻。
 現在公開中の3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』がヒットを飛ばすなど、国民的な人気を誇っている『ドラえもん』(小学館)。そんな『ドラえもん』の裏話や作者の藤子・F・不二雄(以下、F)のエピソードなどが、9月8日放送の『噺家が闇夜にコソコソ』(フジテレビ)で明かされた。  人気落語家たちが話題のニュースなどを取材し、その内容を元にした「噺」を披露する同番組では、落語家・立川談笑がFの人となりを探るため、『まいっちんぐマチ子先生』(学習研究社)の作者・えびはら武司を取材。えびはらはFの元アシスタントで、一番弟子として知られる人物。談笑はえびはらの話を元に、Fについての「噺」を披露する。 「おたぽる」で続きを読む

早漏は脳の問題?話題の「早漏克服本」が提唱するトレーニング法とは

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『「たった3分」からの大逆転 男の「早い」は才能だった!』(講談社)
「早漏」。男性の性の悩み相談などで必ず出て来る単語であり、年齢をとわず、これに悩まされている男性は多い。世に蔓延する早漏対策の広告を読むと、薬を飲んだり体質改善に励んだり器具を使ってペニスを刺激したりと、切ないほどに努力されているようで、女性である筆者としては「大変だなあ…」と思わず頭を垂れてしまう。  そんな中、このテーマに関して、熱い支持を得ている書籍がある。『「たった3分」からの大逆転 男の「早い」は才能だった!』(アダム徳永/講談社)だ。  アマゾンレビューのおすすめ度は、14年9月現在のところ星4.5とかなりの高得点をマーク。感想は熱烈なものでは「日本男性全員がこの本を読んでいれば日本はもっと幸福に満ちた国になっていると思う」「他の人には読んで欲しくない。ただ、自分だけの秘策として取っておきたい。悪い男が悪用しないように願います」など、まるでこの本をバイブルのように扱っている。本当だろうかと、やや疑問を抱きつつ、同書を手に取ってみた。

神聖かまってちゃん・の子が音楽を作り続ける理由「すごく負けず嫌いで、飢餓感もかなりある」

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【リアルサウンドより】  シングル3枚とDVDのリリース、夏フェスへの出演、そしてアルバムのリリースとツアー開催というマニフェストを元旦に発表した神聖かまってちゃんが、アルバム『英雄syndrome』によって遂にそのマニフェストを達成した。  2年ぶりの新作『英雄syndrome』を聴いてまず驚いたのは、サウンドの感触がこれまでのアルバムとまるで違うということだ。バンドサウンドでありながら同時に打ち込みのクールな感触もあり、ヴァイオリンもこれまでのアルバム以上に前面に押し出され、さらにサンプリングも活用されている。  CDジャケットやヴィデオ・クリップに外部のクリエイターを起用する機会も増え、マニフェストの実現に向けて貪欲に1年近く邁進してきた神聖かまってちゃん。その最終章を飾ることになる新作での大きな変化は、何が理由なのだろうか? の子に話を聞いた。

「マニフェストは正直「ニュースになるんで出そうか」ぐらいの気持ち(笑)」

ーーマニフェスト達成おめでとうございます! の子:ギリギリでしたけどね、CDもPVもすべてが。今までシングル3枚もまとめて出したことなかったですし。 ーー1年にシングル3枚なんてアイドルみたいですよね。 の子:でもアイドルみたいなもんじゃないですか。僕は昔からヴィジュアルも気にしてるんで。他のみんなはわからないですけどね(笑)。 ーーALSアイスバケットチャレンジや富士山登頂と、最近のツイキャスでの配信もむちゃくちゃ面白いですね。 の子:配信はずっとやってるんで職業病みたいなところもあります(笑)。配信も6年もやってるから、臨機応変にリスナーの立場を考えて、どういうものが面白いかをつかめてますね。 ーーそれはやはり計算された部分もあるんでしょうか? の子:計算しかないです(笑)。だから配信だけ好きで、神聖かまってちゃんの音楽は嫌ってる人もいるんです(笑)。 ーーでも「英雄syndrome」は、神聖かまってちゃんの音楽に興味がない人にも聴いてほしいですよね。なによりサウンドの感触が、前作「楽しいね」までとまるで違う印象を受けたのですが、これはどこから出たアイデアなんですか? の子:昔から曲の作り方は変わってないんです。僕の頭の中でイメージしたものから、自分で素材作るなり探したり、サンプリングするなり。ただ曲作りでパソコンを使うようになったんで、その幅が広がったんです。 ーー「ロボットノ夜」はテクノなサウンドですね。 の子:僕はもともと打ち込み志向の人間なんで。今はDJスタイルのアーティストとか海外で増えてるじゃないですか、でも僕が神聖かまってちゃんを立ち上げたときは、ギリギリ「バンド幻想」があったし、ライヴハウスにも出やすかったし、ファンも集めやすたかったし、メジャー・デビューまでの道のりがわかりやすかったんです。 ーー最初からメジャー・デビューを狙ってたんですか? の子:狙ってましたね。富と名声を得たい、というのはものすごくあります。 ーーマニフェストを出したのも「もっと売れたい」という目標があったからでしょうか? の子:生活できるぐらいの金はほしいですね。知名度で見返してやりたいし、すごく負けず嫌いなところがあって、飢餓感もかなりあるんです。配信するときも恥ずかしいけれど、常に飢餓感が上回ってますね。 ーーそれがマニフェストにつながってる? の子:マニフェストは正直言って「ニュースになるんで出そうか」ぐらいの気持ちでしたけど(笑)。シングル3枚ってのも、多ければ多いほどいいんじゃないかっていうノリだったと思います。実際やったらギリギリでしたけど(笑)。 ーーこれまではアルバム収録曲も、事前にの子さんが制作したPVがアップされている曲が多かったのに、今回は「フロントメモリー」「ロボットノ夜」「砲の上のあの娘」以外はPVのアップがありませんでした。その変化は大きいなと感じてました。 の子:それはたまたまの面もあって(笑)、DTMを始めて1年か2年で、マスタリングやミキシングを自分でやると下手なんですよ。発表した曲がすごい不評で、「だったら個人で出さなくても、来年神聖かまってちゃんでアルバム出すんだし」って(笑)。自分でマスタリングやミキシングを全部できてたら、個人で出してたと思います。tofubeatsくんとか若い子は全部自分でやれるじゃないですか、ジェネレーションギャップを感じますね。

「『団体』としてメンバーを必要としてる」

ーー去年の子さんのソロ・アルバム「神聖かまってちゃん」が出ましたが、そうなると神聖かまってちゃんの新作「英雄syndrome」はどういう位置づけの作品になるのでしょうか? の子:位置付けは、個人的には「神聖かまってちゃんの6作目」。楽曲ひとつひとつが日記帳みたいなもので、そこは変わってないですね。レコーディングでは「打ち込みに特化させる」とか話し合いもしたし、メンバー全員でインタビューを受けるときはレコーデイングの方法を話すんですけど、僕としてはそういう話は全く興味ないですね。 ーーまったく興味ないんですか? の子:ないですね。あんまりにもダメだったらダメ出ししますけど、その辺はメンバーの技量とかセンスに任せてるんで。1作目や2作目より全然ストレスなくやれてますね。 ーー「オルゴールの魔法」や「彼女は太陽のエンジェル」の女性ヴォーカルには驚きました。これはサンプリングなんですか? の子:サンプリングです。 ーーサンプリングを導入することにメンバーから意見はありましたか? の子:何もないです。僕から音像的なことで話したのは、「打ち込みっぽくしたい」ということですね。「神聖かまってちゃん=俺」という考えもメンバーの中であるし、僕も長く付き合ってるのでそれぞれ心中察するところはあるので突っ込みところまで突っ込んで譲歩もするし。でも完全に妥協したら、もうベースとドラムいらねーな、ってことになるし(笑)。 ーーそういうことは直接言うんですか? の子:それは言わないですよ、でも前回別の雑誌で話してメンバーからすんげぇ怒られました(笑)。 ーーでもそういう発言もするってことは、逆を言えばメンバーを信用してるってことですよね? の子:そうです。音楽面の一方で、神聖かまってちゃんというのも僕の中では「バンド、バンド」ってしてるわけじゃなくて、たとえ本当にベースとドラムがいらなくなっても、全部ひっくるめて「団体」としてメンバーを必要としてる面もあります。 ーー極論としてはの子さんひとりでやってもかまわないけれど、実際には神聖かまってちゃんを必要としてるわけですよね? の子 神聖かまってちゃんは維持したいんです。俺も神聖かまってちゃんというブランド的なものにしがみついてる面や甘えてる面もあるんです。歴史を積み重ねてるし、思い入れの強さもあるし、続けるっていうことの強さにも甘えてる。たまに爆発して、「ひとりでやる! 一からライヴハウスでやる!」ってときもあるんですよ。惰性やマンネリを感じるときと、僕が精神的に落ち込んでいるときが重なると、メンバーに八つ当たりしちゃいます。 ーーメンバーはそういう状況での対応を心得てるんですか? の子:心得てますね、長いですから。でも人それぞれなんで本当のところは僕もわかりません(笑)。 ーー「新宿駅」「背伸び」「ひとりぼっち」「砲の上のあの娘」ではヴァイオリンが前面で鳴っていますね。昨年のの子さんのソロ・アルバム「神聖かまってちゃん」でもヴァイオリンは印象的でしたが、どうしてこれほど前に来るようになったのでしょう? の子:僕、一番しっかりしてるのはミックスのときなんです。音響のバランスとか。メロディーを引き立たせるための結果論ですよね。俺はメロディー、メロディーの人間なんで。 ーーの子さんの作るメロディーの魅力は大きいと思いますが、強みとして認識している部分はありますか? の子:ありますね、一番の自分の魅力はメロディーが書けることだと思います。ツールが変わっても、メロディーの作り方の根本のセンスは変わらないと思います。 ーー前作から2年で、配信での反応の変化ってありましたか? の子:俺がDTMをやって叩かれたくらいです(笑)。自分で今聴き返しても、自分の趣味でオナニーすぎた(笑)。「歌詞とか含めてつまんなくなった」って言われたりもしますけど。 ーー歌詞には物語性も感じますが、歌詞の主人公は誰を想定していますか? の子:歌詞の主人公は全部自分ですよ、基本的には。たまに物語性、ファンタジーのある歌詞も作りますけど。あとは変に哲学ぶってみたり(笑)。

「tofubeatsくんの方が有名じゃないですか。危ういな、って思ってます」

神聖かまってちゃん「フロントメモリーfeat.川本真琴」

ーー今回「フロントメモリー feat.川本真琴」で川本真琴さんを起用したのはどうしてでしょう? の子:もともとヴォイスチェンジャーを使ってるぐらいだから、他の人に歌ってほしいぐらいなんですよ。キーが低いんです。もともと川本さんが好きで、頭の中で川本さんに歌わせながら作ってたんで、「歌ってくれないかなー」という話の流れです。 ーー逆に言うと、1曲しかゲスト・ヴォーカルがないのはなぜでしょうか? の子:全部自分が望んだヴォーカリストならやりたいんですよ。でも時間が足りない、探してOKもらうまで待つのが面倒臭いと思います(笑)。でもこれから先々、マジでやりたいですね。 ーー「おかえり」のギターの弾き語りから、バンドでのセッションぽくなる展開や、「だいじょぶわないじゃん」の終盤が音飛びするような展開にも驚きました。こうした思い切ったアイデアは? の子:「おかえり」は一発録りですね。うん、最後まで弾き語りでも良かったかもな?(笑)「だいじょぶわないじゃん」の音飛びは、DTMの初心者の使い方です(笑)。でも結局MTRに戻ってますけどね、YouTubeにあるPVの最新2曲は。 ーーこれまでのアルバムは、の子さんのデモ音源をYouTubeにPVとしてアップして、後からバンドでアレンジして録音をすることが多かったですが、今回はそれをリセットしたのかと思ったんです。それはあまり関係ない? の子:それはすごく言われますけど関係ないですね(笑)。撮影してくれる親父も俺も時間がなかった。親父も5年前とかはワープアだったんですけど、今は普通に働いてるんで。他人に撮ってもらうことも考えたんですけど迷いもあって、もう彼女でも作らないとできない。 ーー彼女を作らないんですか? の子:できない(笑)。 ーー今年のシングルやアルバムのPVは、の子さんが手掛けてないですよね。 の子:PVにはあまり口出ししないようにしてたんですよ、今年からはプロの力に委ねて。でもたまに口うるさい(笑)。 ーーCDジャケットも含めて、「プロの力に委ねよう」となった要因はなんでしょう? の子:使えるものは使った方がいいですよ。正直、回んないですよ、集中力が持たない。「配信やらなきゃ、曲作らなきゃ、ツアーもしなきゃ」ってなると(笑)。俺、グッチャグッチャになるんですよ。 ーーそんなに忙しくても配信はやめないんですね。 の子:配信は絶対やめないですね。楽しいし、やりがいがあるからですよ。 ーー最近ニコニコ生放送よりもツイキャスを多く使うようになったのは? の子:ツイキャスは流行に乗っかってるだけです、Vineも同じ。人が集まるところに行かないと意味がない。ニコニコも公式チャンネルを最近持ったし、僕の誇りですね。目立ちたいんですね、メジャー・デビューしようとしたのと同じですよ。 ーーえ、もう充分目立ってないですか!? の子:マジ有名になってないですよ、当たり前じゃないですか。若手もどんどん出てくるし、tofubeatsくんの方が有名じゃないですか。危ういな、って思ってます。メンバーには言わないですけど。前は配信についてもメンバーに怒ってたけど、最近はまったく言わなくなりました。 ーー2010年の終わりに、の子さん以外のメンバーの皆さんにインタビューしたとき、「今年は解散3回しそうになった、原因のひとつは音楽じゃなく配信の打ち合わせばかりだったから」とも聞きました。もうそういう話もしなくなったんですか? の子:配信については僕も反省してて。配信もセンスの問題なんですよ、それがないとネガティヴ・キャンペーンになっちゃう。メンバーには別のところでフォローしてくれたらいいかなと思いますね。上から目線ですけど、英気を養ってほしい。飢餓感とかを押し付けるのはやめました(笑)。だから最近はひとりで独立精神を持とうとチャレンジしてましたね、実家に暮らしてるくせに(笑)。メンバーに甘えてはいけない、って。甘えてるんですけど(笑)。 ーーの子さんの目には、今ほかのメンバーはどう映ってますか? の子:みさこさんのバンドじゃないもん!は、本人も野望を持ってるし、いいなと思います。こっちにスケジュールの支障が来ないといいな、バランス良くやってくれたら。monoくんは、メジャー・デビューする何年も前からの付き合いだけど姿勢は何も変わってないし、なんでも言える。ちばぎんは僕らのわからない、なってないところでバランスを保ってくれてますね。計画的なんですよね。僕とみさこさんは計画よりも「やろう!」っていう勢いなんで、ガッと言うんだけど、monoくんとちばぎんは石橋をすごい叩いてフォローしてくれる役回りですね。 ーー同世代で気になるアーティストっていますか? の子:売れてるバンドとかすごいと思いますね。どの分野から見るかにもよりますけど。単純に言えば、SEKAI NO OWARIとか、KANA-BOONとか、クリープハイプとか、プロモーション含めてすごいなと思います。 ーーそういえば、さだまさしさんのPV(『君は歌うことが出来る』)に神聖かまってちゃんが出演してますね。さだまさしさんはお好きですか? の子:さだまさしさんは普通です。さだまさしさんから話が来たからOKしました。 ーーの子さんは来る者を拒まないところがありますよね、配信が象徴的ですけど。 の子:ネットが好きなんで、ネットの世界観に生きていたいんですよ。ネット媒体に身を置いてる自分も好きなんでしょうね。たとえば子供が宇宙に行きたがってるのと同じですよ。僕はネットの広がりの可能性を信じてるんで。面白いですよ、配信の歴史とか。今ではそれ一本で稼いでいる人もいますし、けみおくんとかがネットを通して出てくるプロセスも好きなんで。 ーーの子さんがネットを通じて音楽面で影響されるものってありますか? の子:それこそボカロとか、Maltine Records(tofubeatsも所属するネットレーベル)には触発されてますね。今回メロディー以外はパソコンで作ってる時点で影響を受けてます。僕がtofubeatsくんを知ったのも、初期のBandcamp(ミュージシャンによる直接販売が可能な配信システム)なんですよ。彼に会った後に100曲か200曲もらったりして、影響は大きいですよ、DTM始めたのもそうですし、「俺は負けてんな」って。若手と言っても同じアーティストですから、年下も年上も関係ないし、逆にそういう存在がいるのに何も焦らないのがおかしいんです。 ーーその「焦り」への回答が新作。そうなると、の子さんが神聖かまってちゃんで次に目指すものは何でしょうか? の子:コラボとかしたいですね、「Os-宇宙人」(『エリオをかまってちゃん』名義でヴォーカルに声優の大亀あすかを迎えた楽曲)みたいな楽曲提供もしたいんです。自分としての話で、神聖かまってちゃんの枠組みだけではないですけどね。やりたいこともあるし、まだまだ発見できてないこともあると思いますし。ネットの中でも面白いサイトが出たら使いたいと思いますし。 ーーそういうのが、の子さん、ひいては神聖かまってちゃんにも影響を与えてくるかもしれない、と。 の子:本当にそうですよね。僕が勝手に手を出したものを、神聖かまってちゃんで「やろう」となったものもあるし、配信もそうだったんで。まず俺から手を出していくでしょうね(笑)。 (取材・文=宗像明将)
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神聖かまってちゃん『英雄syndrome(通常盤)』(ワーナーミュージック・ジャパン)

■リリース情報 『英雄syndrome』 発売:2014年9月10日(水) 【初回限定盤(CD+DVD)】¥3,500(税抜) [Disc.1]CD 全11曲収録 <収録曲> 01.オルゴールの魔法 02.ズッ友 03.ロボットノ夜 04.新宿駅 05.おかえり 06.背伸び 07.彼女は太陽のエンジェル 08.ひとりぼっち 09.フロントメモリー feat. 川本真琴 10.だいじょぶわないじゃん 11.砲の上のあの娘 Bonus Track フロントメモリー(の子vo.ver) [Disc.2]DVD 収録内容: 「フロントメモリーfeat.川本真琴」「ロボットノ夜」「ズッ友」のMUSIC VIDEO <初回限定盤特典> シングル「ズッ友」とのW購入特典応募シリアルコード封入 【通常盤(CD)】¥3,000(税抜) ※CD収録曲は、初回限定盤と同内容になります。 <CD購入応募特典> ・シングル「ズッ友」+アルバム「英雄syndrome」の連動特典 ・アルバム「英雄syndrome」単品購入特典 それぞれ50名様にプレゼント ●シングル「ズッ友」+アルバム「英雄syndrome」W購入特典ご応募のお客様 アルバム「英雄syndrome」封入チラシに記載されているシリアルコードと、 6月25日に発売された「ズッ友」に封入されているチラシに記載のシリアルコードを下記応募受付サイトよりご入力下さい。 抽選で50名様に『「神聖かまってちゃん」があなたのインターネットをささえる!“直筆サイン入り”アクリル携帯スタンド』をプレゼントいたします。 ●アルバム「英雄syndrome」単品購入特典ご応募のお客様 アルバム「英雄syndrome」封入チラシに記載されているシリアルコードを下記サイトよりご入力下さい。 抽選で50名様に「『英雄syndrome』オリジナルノベルティ」をプレゼントいたします。 ■ライブ情報 『妖怪かまってちゃんネットウォッチツアー』 ※全公演共通 チケット:前売 ¥3,900(税込) D別 当日未定 10月14日(火) 広島 CLUB QUATTRO OPEN/START : 18:00/19:00 10月16日(木) 福岡 BEAT STATION OPEN/START : 18:15/19:00 10月19日(日) 名古屋 CLUB QUATTRO OPEN/START : 17:00/18:00 10月24日(金) 新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE OPEN/START : 18:15/19:00 10月29日(水) 札幌 KRAPS HALL OPEN/START : 18:15/19:00 10月31日(金) 仙台CLUB JUNK BOX OPEN/START : 18:15/19:00 11月5日(水) 大阪 umeda AKASO OPEN/START : 18:000/19:00 11月15日(土) 東京 赤坂BLITZ OPEN/START : 17:00/18:00

男性ボーカル、オカマ、5歳児…異色アイドル・青SHUN学園の正体とは?【インタビュー前編】

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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(写真/幸田昌之)
 女性メンバーだけでなく、“男性ボーカル”に女装をした“オカマメンバー”までいる異色のロック系アイドルユニット・青SHUN学園。福岡を拠点に活動しているユニットだが、今夏は国内最大級のロック・フェスティバル・SUMMER SONIC 2014(サマーソニックフォーティーン)に出演したり、アイドル専門レーベルStand-Up! Recordsから、「ツインテール~I LOVE YOUをありがとう~」をリリースしメジャーデビューしたりと、ますますその勢いが加速している。『笑いと情報をとりホーダイ!バイキング』(フジテレビ)のテーマソング「バイキング・フェリー」を歌っているユニットと言えば、知っている人も多いのでは。  そんな青SHUN学園より、男性ボーカルで学園長プロデューサーのSHUN、オカマメンバーの伊達アキコ、女性メンバーの原田真帆にインタビュー。その異色なユニットの生い立ちに迫った。 「おたぽる」で続きを読む

福島で心筋梗塞による死亡が急増!セシウム汚染との因果関係は?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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原発事故は決して終わってはいない(画像は朝日新聞デジタル「特集・連載:吉田調書」より)
「われわれのイメージは東日本壊滅。本当に死んだと思った」  福島原発事故発生から4日後の3月14日夜、2号機の原子炉水位が低下した危機的な状況で、当時の福島原発第一・吉田昌郎所長がその事態を振り返り語った一言だ。あれから3年半の歳月が流れたが、原発事故は決して終わってはいない。それどころかもっと恐ろしい事態が進行している。  それはズバリ、住民の健康被害だ。まず、チェルノブイリでも激増した甲状腺がんが福島でも急増しているのだ。すでに福島県の調査で、甲状腺がんと確定した子どもは57人、「がんの疑い」とされたのは46人に上ることがわかっている。  福島県はこの異常に高い数字にも関わらず「検査範囲を広げたことによるスクリーニング効果」「症状も年齢分布もチェルノブイリとは異なる」という理由で「原発の影響は考えにくい」と結論づけている。だが、一方で、がんと診断された子どもの地域が非常に偏っていることから、この判断に疑義をはさむ専門家もいる。

広末涼子主演『聖女』の主題歌が話題沸騰 JUJUの歌声が“大人の女性“の心を掴む理由とは?

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【リアルサウンドより】  現在、NHK「ドラマ10」枠で放送されている『聖女』が何かと話題を呼んでいる。  本作は、『カバチタレ!』などを手掛けた人気脚本家・大森美香によるラブ・サスペンス。連続殺人事件の容疑者と、彼女の担当となった若き弁護士との秘められた関係を描くというスキャンダラスなテーマの物語だ。主演を務めるのは広末涼子。彼女にとっては本作が初の“悪女”役となり、これまでのイメージを覆すミステリアスな役柄に注目が集まっている。視聴率も初回こそ関東地区で6.0%であったが、その後7%台と右肩上がりに推移。30代、40代の大人の女性を中心に支持を広げている。    その人気の一翼を担っているのが、JUJUの歌う主題歌「ラストシーン」。この楽曲がとにかくドラマにハマりすぎだというのだ。「ドラマ10面白かった。JUJUの主題歌が合ってる!」「最後、広末&永山絢斗の目が合うタイミングでJUJU! 歌声がハマった瞬間だった」など、番組ホームページには楽曲に関する書き込みが多数寄せられている。

JUJU 『「ラストシーン」 NHKドラマ10「聖女」主題歌』

 「ラストシーン」は、JUJUの10周年イヤー第1弾となるシングルで、打ち込みのベースラインに、ドラマチックなストリングスが絡んだダンスバラードだ。 “なぐさめの台詞なら、今はまだ欲しくない あなたのその声に似合う言葉ではないから”といった恋の終わりを思わせる歌詞や、切々と歌い上げるJUJUの声が艶っぽさを醸し出している。楽曲テーマに据えたのは“ままならない恋”。これは『この夜をとめてよ』『Distance』などでも歌ってきた彼女が最も得意とするテーマのひとつだ。  ほかにも、JUJUが歌ってきた曲には、離れ離れの恋人を想う曲(『やさしさで溢れるように』)や失恋から立ち直ろうとする曲(『奇跡を望むなら…』)など、恋愛の苦さや辛さに焦点を当てた、いわば“大人向け”のものが多い。これはおそらくJUJU自身がそうであるから。若くして単身渡米し、歌手になるためにさまざまな経験を積み、苦労もし、その間、いくつかの恋愛もあったのだろう。幸せなだけではない、“愛”が持つ深い意味や、女性としての人生のあり方がどの曲にもしっかりと息づいている。そんな「大人の歌を歌えるアーティスト」としての立ち位置に、今のJUJUは紛れもなく到達している。  『聖女』のプロデューサーを務める後藤高久氏はこのようなコメントを発表している。 「主人公の“情念”を余すことなく伝えてくれる主題歌が欲しい! 口当たりが良いだけの愛の歌では力不足だし、“女の情念”と言えば演歌…というわけにもいかないしなぁ。はたして、そんな歌い手が今の日本にいるのだろうか? なかなかいないよなぁ…と思ってましたが、いました! JUJUさんです。『ラストシーン』のデモを初めて聴いた時は、本当にビックリでした。JUJUスタイルの今様な楽曲でありながら、見事に“女の情念”を歌い上げられているのです」  かくして楽曲はリリース3週前にして、有線リクエストチャートで7位にランクインするほどの注目を浴びている。JUJUの持つアーティスト性が、ドラマのターゲット層と見事に合致した結果であろう。そしてこれは、彼女の楽曲が酸いも甘いも知りつくした大人の女性にこそふさわしいということの証明でもある。  ドラマは残すところあと3話。JUJUの主題歌がどのような“ラストシーン”を演出するのか。物語の行方ととともに楽しみたいところだ。 (文=板橋不死子)
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JUJU『ラストシーン』(SMAR)

■リリース情報 『ラストシーン』 発売:2014年9月17日 【初回生産限定盤】¥2,000(税込) 「10th Anniversary Act#01 JUJU HALL TOUR 2014 ~DOOR~」ダイジェストDVD付 【通常盤】¥1,258(税込) 〈収録曲〉 1.ラストシーン 作詞:松尾 潔 / 作曲:川口大輔 / 編曲:中野雄太 【NHKドラマ10『聖女』主題歌】 2.Brand New Days Will Love You 作詞:いしわたり淳治 / 作曲:大河内航太 / 編曲:亀田誠治 【フジテレビ系「めざましテレビ」デイリーテーマソング】 3.Hot Stuff -English ver.- 作詞:JUJU、玉井健二 / 英語詞:Olivia Burrell 作曲:玉井健二、南田健吾 / 編曲:玉井健二、百田留衣 4.恋人よ(※初回生産限定盤のみ収録) 作詞・作曲:五輪真弓 / 編曲:亀田誠治 ■『NHKドラマ10 「聖女」』 NHK総合・毎週火曜よる10時(連続7話) http://www.nhk.or.jp/drama10/seijo/