KABA.ちゃんも受ける? 実録「性別適合手術」はこうして行われる!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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プラチナムプロダクションより
 先日、『ウチくる!?』(フジテレビ系)で、振付師であるKABA.ちゃんが「45年育ったタマ取りました」と告白した。どうやらKABA.ちゃんは睾丸摘出手術を受けたものと見られるが、同番組では「戸籍変える」という発言も。現在、日本において戸籍上の性別変更を行うには“希望する性別の性器に似た外観にする必要”があるため、今後はさらに性別適合手術を受けるのではないかと思われる。  まだまだとはいえ、性同一性障害への理解も進みつつある現在。しかし、性別適合手術というのはどんなものか、詳しく知っている人は少ないはずだ。一体、具体的にはなにをどうするものなのか……。今回は、エッセイスト、イラストレーターとして活躍する能町みね子氏が性別適合手術を受けた際の実録エッセイ『トロピカル性転換ツアー』(文春文庫)から紹介したい。

BiSの仕掛人、渡辺淳之介×松隈ケンタ対談 2人が別々に起業した理由とは?

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左、WACKを設立した渡辺淳之介。右、SCRAMBLESを設立した松隈ケンタ。

【リアルサウンドより】  過激かつ革新的なプロモーションと、実験的でありつつもポップなサウンドで、カリスマ的な人気を誇ったアイドルグループ・BiS。今年7月、横浜アリーナで解散ライブ『BiSなりの武道館』を行い、大盛況のうちに幕を閉じた同グループの仕掛人が、マネージャーを務めた渡辺淳之介氏と、サウンドプロデューサーを務めた松隈ケンタ氏だ。BiS解散前、松隈氏は自身で音楽制作プロダクションのSCRAMBLESを設立、追って渡辺淳之介氏もミュージシャンのA&Rやマネジメントを行う事務所・WACKを設立した。2人は今後、互いに協力しつつ音楽業界にさらなる仕掛けを打ち出していくという。若き経営者となった2人が描き出すビジョンは、音楽業界にどんな風を吹かせるのか。川崎市に設けられたSCRAMBLESのプライベート・スタジオにて、編集者の上野拓朗氏が二人にインタビューを行った。(編集部)

渡辺「会社設立は、ネットで検索して見つけた税理士さんにまかせた(笑)」

——ふたりは別々に会社を設立したわけですけど、何で一緒にやらなかったんですか? 松隈:僕はBiSのサウンド・プロデューサーでしたけど、以前はメジャーでアーティストをやっていたこともあるし、彼女たちのステージングや売り方にもある程度自分の意見を今も持ってるんです。で、衣装とか曲順とかライブの進行とか、いまだにBiSのものには納得できてなくて(笑)。実際、渡辺くんにも「このミュージック・ビデオ、いいとは思うけど、あんまり自分は好きじゃない」って言ってたし。でも渡辺くんもバンドをやってきた人だから、自分の意見がある。そこはお互いを尊重しつつ、そういった分業方式が奇跡的にハマったのがBiSだと思っているので、それをひとつにくっつけちゃうと良くないかなって。 渡辺:まあ、悲しかったですけどね(笑)。周りの雰囲気も「一緒に(会社を)つくるんだよね?」って感じだったし。 松隈:ただ、僕の中では“別々の会社”っていうのは本当に形式的なものでしかなくて、ハート的なもののほうが大事だと思ってます。“会社”ってものが別々なだけで、結局は株みたいなものはお互いに出し合うわけで、実情は兄弟会社みたいなものですよ。だって今、実質的な社員は僕とあなたしかいないわけじゃん(笑)。 渡辺:そうですね(笑)。 松隈:だから別に前と変わらないんですよね。ふたつの会社が一緒のことをやってるっていう感覚でもいいんじゃないかなって。無理に財布を一緒にしちゃうほうが逆に怖い気もする。 渡辺:結婚した夫婦もやっぱり財布は別にしたほうがいいらしいですよ。 松隈:そうそう(笑)。僕の知り合いに司法書士がいて。会社作るのってどんな感じなんだろうって相談したら、「やってみたらすぐわかるから、すぐにやってやるよ」みたいになって。アレせぇコレせぇってガンガン言われて、そいつも個人で独立したばっかりだったから面白がって「やっちまえ!」って。気づいたら2〜3週間で会社になってた。ハハハハ! 渡辺:松隈さん、会社設立にあたって役所とか結構行ったでしょ? 松隈:うんうん。 渡辺:僕はああいうのはすべて税理士に任せちゃったから、逆にわかってないんですよね。しかもネットで検索して見つけた税理士さんに(笑)。

松隈「プロデューサーからエンジニアまでひとつのチームでやるほうが、これからはカッコいい音がつくれる」

——松隈さんが率いる音楽制作プロダクションのSCRAMBLESは、会社になる前から名前は存在していたんですよね? 松隈:そうです。チーム名みたいな感じで。 渡辺:ちょうど3年半前ぐらい? 松隈:いや、チーム名はもっと前からあるんじゃない。だから僕としては改めて会社登記したっていう感じで、何も変わってないんですよね。 渡辺: 3年半前ってBiSの立ち上げぐらいじゃないですか? まだ音楽だけで食えるかどうかわからないのに、松隈さんが川崎にプライベート・スタジオを建てた時、僕言いましたよね。「何やってるんですか? 金なくなったらどうするんですか?」って。 松隈:言った言った。反対してたもん。でも、当時はみんな思ってたよね。 ——そう考えると、先行投資しておいて良かったですね。 松隈:そうですね。僕自身はぜんぜん心配してなくて、逆に何もしないと危ないと思ってたんですよ。曲をつくるだけだったら、将来仕事にならないなって。やっぱりレコーディングとかアレンジとかミックスまで全部できるアレンジャーを目指してたというか。ひとつひとつの作業はプロのエンジニアさんには勝てないかもしれないですけど、作品として一貫性を作りたかったから、プロデューサーからエンジニアまで環境も同じで、同じ仲間でひとつのチームでやるほうが、これからはカッコいい音がつくれるのかなって。で、それをやるためには、まずは場所がないといけないなって。 ——資金はあったんですか? 松隈:えっと……実はそんなに金はかかってなくて。お金を借りるのは嫌なタイプなので、頑張ってちょっとずつ貯めたやつを一気に使い果たしましたね。なるべくシンプルで必要なものだけ揃えて。メジャーで採用された楽曲提供の印税もそこで全部使っちゃいました。 ——例えば、印税収入もなければレコーディングやマネージメントのノウハウもないバンドマンもいるわけじゃないですか。本能のおもむくままに生きているような強烈なミュージシャンたちが……。で、そういう人の中には、実は松隈さんみたいなキャリアを築きたいと思ってる人がいるかもしれない。どうすればいいんでしょうね? 松隈:ちょうど昨日もそういう話をしていて。これは自信を持って言えるんですけど、こういう人(渡辺氏を指しながら)を見つけるべきなんですよね。若い頃のアーティスト時代の自分はバカでしたけど、ありがたいことに人にも恵まれたんで、そんなに嫌なことはやらされなかったんです。やりたいことをやらせてもらった結果、花は咲かずに散ってしまったけど(笑)。だから、気の合うマネージャーというか、自分を上に引き上げてくれる人に出会うか出会わないかだと思うんですよね。たぶん世の中で売れてる人には参謀じゃないけど、絶対に仕掛け人がいる。いわゆるプロデューサーという形がいちばん見えやすいけど、その人の下とか横にもたくさんの人がいる。そういった人たちに出会うのも運じゃないですか。でも、僕は運だけじゃないと思っていて、人間的な魅力や打ち上げの時の様子とか、そういうところで誰かが気づいてくれることもある。 ——そうですね。 松隈:僕もそうだったんですけど、バンドをやっていると最前列のファンを一番に考えちゃうんですよ。ライブにも来てくれるし、いちばん反応が見えやすいじゃないですか。その距離感でやってしまうと、“もうちょっとこういう曲が欲しいんだけど”とか“新曲、今イチ。方向性変わったね”とかツイッターで書かれる内容にイチイチ反応しちゃうと思うんです。そこが陥りやすい罠で、そのせいでブレてしまうというか(笑)。でも、ステージ側にはスタッフやプロデューサー、仲間のエンジニアがいる。ちょっと言い方は悪いですけど、最前列の人たちは黙っていても一生懸命応援してくれるから、まずは身近な人たちが楽しいと思えるようなサウンドをつくらないと。

渡辺「アイコンでありたいと同時に、裏方でもありたい」

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「必要最低限の機材を揃えた」というコンパクトなスタジオにて。ここからBiSのエッジーな楽曲が生まれた。

——会社の5年後のビジョンとかってあります? 松隈:SCRAMBLESにはモデルがあって、海外のフュエルド・バイ・ラーメンっていうレーベルなんですよ。日本だとPIZZA OF DEATH RECORDSさんやLD&Kさんとか、仲間たちが集まってひとつのサウンドやシーンをつくりだしているような、ああいう感じになれたらいいなって。“SCRAMBLES系”みたいなカルチャーをこの先5〜10 年かけて発信していきたいです。だいたいそういう盛り上げ役って、先輩のバンドマンやライブハウスの店長さんとか、そういう方が多いじゃないですか。僕みたいにサウンド・プロデューサーってケースはあんまりないと思うんです。 ——確かに。渡辺さんは? 渡辺:5年後は六本木ヒルズですね(笑)。ワンフロアのオフィスで。……っていうのもやっぱり、僕ってインディ界隈の希望の星だと思うんですよ(真顔で)。だから、金の匂いをさせたいなって感じなんです。六本木で秒速で稼いでやろうっていう勢いで、アイコンでありたいなと。それと同時に裏方でもありたい。学生の時から音楽業界の裏方の人って何やってるんだろうなって思ってて。それこそデヴィット・ボウイとか沢田研二さんとか大好きで、そこには絶対裏方がいるはずだったんですけど、当時はぜんぜん見えなかった。そういう意味で、学生の頃からもし自分が音楽をやるなら裏方として出てやろうとも考えてたんです。 ——そしてBiSの横浜アリーナの解散ライブにも立ったと。 渡辺:あの会場が借りられたのも正直、超高額チケットのおかげだったりしたんですよ。それまで日本だとファンから結構叩かれるのでやらなかった人が多かったんですけど、開き直っちゃえば叩かれないので。それが皆さんわかったみたいで、高いチケットを売るアイドルさんがだんだん増えてきましたね。この前、『販促会議』を読んでたらそのことが書いてあって。取材とか受けたわけじゃないんですけど、“BiSというアイドルは高額なチケットを売って、ライブの会場代を払っている。それはエクスクルーシブであればマーケティング的には正解だ”みたいなことが書いてあったんですけど、自分でも面白いことしてるなと。 ——BiS解散後、メジャーレコード会社から声がかかっていたにもかかわらず、そちらには行かなかったというのは何でなんですか? 松隈:実際、悩んどったもんね。メジャー行きたいなって。 渡辺:松隈さんには一回メジャーに行きたいとは前から言ってたんですよ。メジャーの世界を一度見て独立するって。だけど、タイミングとしてここしかないと思ったんですよ、独立ってところで考えると。あくまでも予想ですけど、メジャーに行ってそれなりのポストを用意してもらってやってたら、たぶん僕はそこで安心しちゃったと思うんですよね。給料もいいし、結婚したりして、子供も授かったりして、それを考えると“ヤベェ……。独立できなくね?”みたいな感覚になって。 松隈:どっかにマンションも買ってね。 渡辺:そうそう。心地のいい世界の中で、自分のギラギラした野望が砕かれていく感じが結構見えたんです。僕も本当は権力とか名声とか安定みたいなものは大好きで、「俺、メジャーレーベルでプロデューサーやってます」とか言いたいですよ。でも、独立するには今のタイミングしかないと思って、豪快に踏み出して後悔してる感じです(笑)。 ——(笑)実際は後悔してないですよね? 渡辺:いや、朝起きたりした時、ふと思ったりしますよ。俺って今ひとりだな……って。松隈さんまだチームがいるから大丈夫かもしれないけど、ビックリするくらい孤独ですね。WACKが始まって2カ月くらいしか経ってないですけど、夜中にカチャカチャひとりでパソコンを触ったり、事務所に帰ってきた時に誰もいないのに「ただいま」って言ったりとかしてます(笑)。 (取材・文=上野拓朗 / POKER FACE) ■SCRAMBLESの最新プロデュース作はこちら!
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THE INTEGRAL POULTRY。

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THE INTEGRAL POULTRY『Sack Of The Dead』(SPACE SHOWER MUSIC)

THE INTEGRAL POULTRY 『Sack Of The Dead』 発売:10月8日 価格:¥ 2,160 品番:DDCZ-1979  紙袋を被った覆面バンド、THE INTEGRAL POULTRYのセカンド・アルバム。BiSのプロデューサー松隈ケンタが手掛ける本格ロックバンドとしても注目の彼らが、デビュー・アルバムより半年、さらに磨きのかかった楽曲をひっさげて送り出す一枚。 【収録曲】 1. TRA-TRA-TRA 2. MAD A MURDER 3. WAR IS OVER 4. no fear! 5. KEEP ON 6. NO WAY 7. PARADISE 8. Hello 9. kuwagata 10. Burning 11. Genie 12. MONSTER

「『けいおん!』を意識した萌え4コマ」!? 謎のウェブアニメ『土鶸井先輩保護クラブ』の正体

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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土鶸井先輩保護クラブ公式HPより。
 今年春、謎のウェブアニメが一部のアニメファンの間で話題となった。そのアニメとは、『土鶸井先輩保護クラブ』。2011年より「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で不定期に読み切りを掲載している新進のマンガ家・窓ハルカがコミティアで発表した同名作を原作に、さらに、主役の土鶸井先輩のCVを小林ゆうが、主人公の友人である萌恵と真理絵の声をそれぞれM・A・O、種﨑敦美が担当するなど、かなり豪華な声優布陣を擁しているウェブアニメだ。  そんな『土鶸井先輩保護クラブ』の内容を簡単に説明すると、以下の通り。病弱でプロレスラーに憧れる土鶸井先輩(留年したために、高校2年生)は、おとなしいGカップの萌恵と明るいちびっ子・真理絵(共に新入生)と出会う。土鶸井先輩を保護する「土鶸井先輩保護クラブ」のメンバーとなった3人が送る瑞々しい学園生活を描く……それが『土鶸井先輩保護クラブ』だ。本作は“王道シュール”という語義矛盾な形容詞がピッタリのハイスクール・コメディとなっている。  さらに、オープニングテーマ「護ってかまってルンルンルン」も本編に負けず劣らず強烈。どこか“守護月天”とか“花の子”とかを想起する曲名だが、声優のM・A・Oがしっとりと「菊の門緩みながら」というサビのフレーズを歌い上げるあたり、狂気すら感じる。
 とまぁ、このようにパッと見ただけでおかしいことがわかる(褒め言葉)本作だが、何が気になるってその制作動機である。なんせ、失礼を承知でいうと窓ハルカ氏は単行本も発売されていない新人のマンガ家さん。加えて、本作はYouTubeとニコニコ動画に公開された後、その後の展開も発表されず……。単なる自主制作作品か? いや、それにしては制作陣など力が入りすぎているような……。見れば見るほど、謎が深まる『土鶸井先輩保護クラブ』。一体このアニメはなんなのか? 今回、原作の窓ハルカ氏と本作の演出を担当した青木彰人氏が取材に応じてくれるということで、『土鶸井先輩保護クラブ』について話を聞いた。 「おたぽる」で続きを読む

『アラサーちゃん』どころではない!お色気TV番組の過激な歴史

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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テレビ東京『アラサーちゃん 無修正』番組サイトより
 全裸の壇蜜が男にバックから攻められ、はしたない喘ぎ声を晒しながらオルガスムを迎える──。前クールでは深夜ドラマ『アラサーちゃん 無修正』(テレビ東京系ほか)の、AVさながらの過激な表現が話題となったが、かつてのテレビは、その比ではなかった。テレビ創成期から現代までのお色気番組を、当事者の証言を交えながら考察した『昭和・平成 お色気番組グラフィティ』(河出書房新社)から、その過激な表現を紹介したい。  まず、日本のお色気番組のパイオニアとなったのが、読売テレビの『11PM』(1965〜90年)だ。それまで視聴率不毛と言われた深夜帯に始まり、当初は時事問題を中心に取り上げる硬派な番組だったが、68年に大橋巨泉がMCになってから“夜のワイドショー”的な側面が強くなる。「セックス革命」、「妖奇!レズビアンの実態」などのコーナーで当時の風俗を紹介・分析し、西洋諸国でのポルノ解禁や日活ロマンポルノやピンク映画の隆盛、そして性風俗産業の活発化という社会状況の変化に呼応。性のルポタージュ企画が急増したのだ。  なかでも話題となったのが、72年放送の「見たな!関西ストリップの妙技」だ。当時“ストリップの女王”と称されていた一条さゆりの生々しいオナニーショーを放映し、高視聴率を獲得したが、放送6日後に一条が公然わいせつ罪で逮捕されるという騒動にまで発展。さらに年末には、全国からストリップ嬢が集結して“艶技”を披露する「紅白ストリップ合戦」が、番組史上最高視聴率の48%を叩き出した。2013年の紅白歌合戦の最高視聴率が44.5%だったことを考えても、その注目度の高さは言わずもがなだろう。

乃木坂46の勝負作『何度目の青空か?』が担う使命ーーグループの目指す今後の姿とは?

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乃木坂46『何度目の青空か?(DVD付A)』(ソニー・ミュージックレコーズ)

【リアルサウンドより】  乃木坂46の記念すべき10枚目シングル『何度目の青空か?』が10月8日に発売された。CDデビューから3年を迎えた今年、グループとして勝負の年にリリースされる今回のシングルはいったいどのような内容になっているのだろうか。今回は本シングルに課せられた使命と目指す目標に焦点を当て、考察していく。

10枚目の表題曲「何度目の青空か?」に課せられた使命

 今回のシングルがグループにとって重要なものであることは、単に"10枚目"という区切りのよさからではない。デビュー3年でグループとして一つの節目を迎えることはもちろん、乃木坂46を最前線で引っ張って来たメンバーが20歳前後まで年齢を重ね、アイドルとして一番成熟している時期を迎えていること、また乃木坂46にとってライバルであるAKB48グループに従来ほどの勢いが感じられないことが挙げられる。そんななかでリリースされるのがこの10枚目のシングルであることを再認識しておきたい。  「何度目の青空か?」はリリースが決まった時点でいくつかの大きな使命を課せられることとなった。一つは出演が期待される第65回NHK紅白歌合戦に向けたシングルとなることだ。9枚目のシングル『夏のFree&Easy』は50万枚を超える売り上げを記録したものの、8枚目シングルの『気付いたら片想い』のときと比べるとシングルの勢いや反響も期待以上のものではなかった。紅白出場に向けた最後のアピールとしてこのシングルは50万枚以上の売り上げはもちろん、それ以上のインパクトをシーンに与える必要がある。 乃木坂46のファンの中で、紅白となると必ず出てくるのが、「どの曲を歌うか」というトピックだ。売り上げでいえば、今年発売した「気付いたら片想い」や「夏のFree&Easy」が有力だが、ファンの中で上がるのは別の曲の場合が多い。そのうちの一つが5thシングル「君の名は希望」である。3万人を集めた神宮公演で本編の最後を飾ったこの曲は、メンバーからもファンからも大切にされており、トップクラスの人気と評価を得ている。生田絵梨花がピアノを弾き、昨年行われた代々木公演のようにストリングスを加えれば、ほかのアイドルには出せない乃木坂46だけの魅力を見る側に感じてもらえるだろう。ところが、「君の名は希望」を披露するにはいくつかの障害がある。乃木坂46の中では人気曲なのは間違いないのだが、売上としては前のシングルである4th「制服のマネキン」からの伸びも弱く、タイアップも特になかったため世間的な認知度はそう高くない。歌番組で新曲以外を披露するときも待望論はあってもなかなか歌われることがないという実情がある。  この「君の名は希望」をおさえて乃木坂46の代表曲として歌番組などでよく披露されるのが、2ndシングル「おいでシャンプー」である。この曲は乃木坂46が初めてオリコンシングルチャートで1位を獲得した曲であり、ライバルグループAKB48指原莉乃のソロ曲との同日発売対決で話題をよんだ曲でもある。センターが生駒から変わった今でも乃木坂46の代表曲としてメディアで披露されていることは、運営側が世間に認知してもらいたい乃木坂46のイメージがこの曲に詰まっているということだろう。また、サビの振り付けが横一列に列車のように並び前後に揺れるだけなので、カメラに1人1人の顔が抜かれやすくパフォーマンスの自由度も高いという大きなポイントもある。 では、乃木坂46らしさもあり、世間的な知名度もあるこの曲で決まりかというと、少し気になることがいくつかある。 まず、10thセンターの生田、8~9thセンターの西野七瀬がこの曲では3列目である点。2014年の締め括りに2014年センターを務めた2人がいないのは少し寂しい。また、「おいでシャンプー」の選抜メンバーは現在の10thシングルと選抜メンバーが16人中7人も異なっている。今や選抜常連組となっている秋元真夏、深川麻衣、若月佑美がいないほか、兼任中の松井玲奈ももちろんいない。乃木坂46の場合、表題曲をやる際にピンチヒッターの登場はあるものの、基本的にオリジナルメンバーで披露することが多い。そうしないと、乃木坂46の中で最も重要なイベントであるシングル選抜発表の意味合いが薄れてしまうからだ。 今、上り坂にある乃木坂46の最高の状態を見せるには、結局新曲の選抜メンバーで新曲を歌うのがベストなのかもしれない。そうなった際に、新曲「何度目の青空か?」は第65回NHK紅白歌合戦への出場という課題に加え、「君の名は希望」「おいでシャンプー」という2曲に太刀打ちできる作品にならなくてはならないのである。

「青春」という「時間」を切り取るアイドルとして

 10thシングル表題曲「何度目の青空か」は、発表前からプロデューサー秋元康氏が“神曲”だと太鼓判を押すほどの自信作で、生田が初めてセンターを務める曲ということもあり、ファンから大きな期待を集めていた。かくして、リリースされた本曲は表題曲としては「君の名は希望」以来となる4つ打ちバラードになっている。サビの前と後で曲の印象がガラッと変わるのが印象的だ。シリアスでどこか不安を誘うキックとピアノの旋律で曲は始まるが、サビではティンパニの響きとともに空が開けるような歌声を聴かせてくれる。また、4thシングル表題曲の「制服のマネキン」に始まり、「世界で一番孤独なLover」「その先の出口」「ここにいる理由」、今回カップリング曲として収録されている「私、起きる。」などクラブミュージックも積極的に取り入れている乃木坂46だが、今回の曲も2度目のサビのあとからCメロにつれてEDMテイストな盛り上げからのブレイクダウンを加えている。そして最後は得意の転調からの大団円で、壮大な物語の幕が閉じられる。  詞は秋元氏が生田を意識して作ったのがよくわかる。10thシングルから復帰した生田は復帰後のインタビューで、外からグループを見ることで「自分が素晴らしい仲間と多くの特別な経験をさせてもらってることに改めて気づいた。」と語っている。その思いを代弁したこの曲から、乃木坂46として必死に駆け抜けてきた中で忘れていた何かを立ち止まり再確認し、新たな気持ちで出発するセンター生田の決意を感じることができる。  また、基本的に表題曲は「きみとぼくのストーリー」がテーマになることが多い乃木坂46だが、今回は他者との関係を歌った曲ではなく、自分自身の今を見つめなおすことがテーマとなっている。「何度目の青空か?」で示される今とは歌詞通り青春時代のことである。乃木坂46の魅力といえば、「私立女子校の青春」という時間を切り取った存在であることだが、10枚目に来て改めて初心に返り、乃木坂46の魅力を再確認する意味もこの楽曲には含まれている。  勝負の曲「何度目の青空か?」の魅力を真に理解するためには、カップリングを含めた収録曲にも目を向ける必要がある。鍵を握るのは「時間」だ。  松井玲奈を除いた10福神メンバーが歌う「Tender Days」と高校生ユニットの「私、起きる。」は、それぞれ「何度目の青空か?」で歌われる青春時代を軸にした「過去」と「未来」の楽曲である。「Tender Days」は昔通った喫茶店を舞台に青春時代に思いをはせる楽曲だ。過去を懐かしみ羨むことは誰しもあることだが、それをやわらかな乃木坂46テイストに仕上げることで悲しみや切なさがやわらいでいくように感じる。一方、「私、起きる。」は布団から出れない学生のための歌というよりは、眠れる乃木坂46の未来(=高校生ユニット)たちに覚醒を促す曲だ。彼女たちが起きた先に広がる世界こそが「何度目の青空か?」で歌われるような素晴らしい青春なのである。つまりこの2曲は出発点は違えど、青春を描いているという点で同じベクトルを向いているといえる。  乃木坂46らしさを体現するメンバーとして最も挙げられるのが、今作センターの生田であるように、今作全体のテーマは乃木坂46の魅力を再確認することにある。青春時代が過ぎ去った人にも、これから迎える人にも、そして今青春時代を過ごしている人にも青春の素晴らしさを語りかけ、その青春を切り取った存在である乃木坂46の魅力を感じてもらうことがこのシングルの目指すところなのである。  今作で乃木坂46は紅白出場を達成し、万人にとっての青春となることができるのか。その答えが出るのはもうすぐだ。 ■ポップス 平成生まれ、音楽業界勤務。Nogizaka Journalにて『乃木坂をよむ!』を寄稿。

“Animation”で世界と渡り合う水江未来、国際映画祭デビュー10周年!インタビュー【前編】

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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アニメーション作家の水江未来さん。第15回広島国際アニメーションフェスティバル会場にて。
――日本の長編アニメ映画や1話30分枠のテレビシリーズなどは、“Anime”として海外に通じている。その一方で、短編アニメーションは海外の“Animation”と競ってきた歴史がある。ゼロ年代は、例えば山村浩二さんの『頭山』が2003年の第75回アカデミー賞にノミネート、加藤久仁生さんの『つみきのいえ』が09年の第81回アカデミー賞で受賞した。いずれの作品も、各国の映画祭で高い評価を得た上での到達だ。  本インタビューの水江未来さんは、10年前の04年、第10回広島国際アニメーションフェスティバル(以下、広島フェス)にノミネートされ、国際映画祭デビューした。それから10年。最近ではGLAY EXPO 2014のアニメーションや、マスコットキャラクターを制作するなど、活躍の場を広げる中、今やベルリンやベネチアなどでもノミネートされるに至った水江さんの半生をたどると共に、“Anime”ではなく“Animation”で世界と渡り合う秘訣を広島フェス第15回の会場で伺った。 ■『となりのトトロ』の背景に“違和感”? 水江未来少年が多摩美術大学を選ぶまで  多くの家庭で見られるように、ご多分に漏れずアニメ映画『となりのトトロ』に夢中になっていた水江少年。映画館に見に行っただけでなく、レンタルビデオショップで借りたり、テレビでの放送などを通して繰り返し見ていたある日、ふとした“発見”をした。 水江未来(以下、水江)「アニメーションを作りたいという以前に『アニメーションって何だろう?』って思った最初ですね。繰り返し見てる中で、背景の“違和感”に気づいたんです。背景画って基本的に描き込まれた絵画みたいになってるのに、キャラクターはセル絵でベタッと塗られていて、描き方が違いますよね。それを当たり前として普通に見てたんですけど、例えば茂みの中からメイが飛び出してくる場面だと、その茂みの部分は背景画じゃなくて動画になるから、絵の描き方がその部分だけ違うんで、その後で何が起こるのかがバレちゃってて。 「おたぽる」で続きを読む

吉高&嵐の紅白司会決定に、カップル萌えの“カプ厨”たちが歓喜!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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今年の紅白司会は吉高由里子と嵐に決定!吉高とニノの絡みに熱い期待がかかる!?
 先程NHKが会見を行い、今年の第65回紅白歌合戦の司会を女優の吉高由里子と嵐がつとめることを正式発表した。高視聴率を獲得した朝ドラ『花子とアン』の主演をつとめあげた吉高は“初司会でほぼ内定”と見られてきたが、決定した嵐との共演に、ネット上は大盛り上がり。なかでも、「吉高ちゃんとニノの絡みが楽しみ~」「吉高ちゃんのお世話はニノが適任かも(笑)」と、吉高と二宮和也の共演に期待する声がTwitter上にあふれている。  嵐は熱狂的なファンを抱える大人気グループ。女優との共演に嫉妬心を露わにするファンが多いのではと思いきや、吉高×ニノに歓喜するのはなぜなのか。それは、この2人が“カプ厨”なる人びとから支持を集めているカップリングだからだ。  ちなみに嵐といえば、熱愛も噂される松本潤と井上真央も人気の高いカップリング。井上は来年の大河ドラマ『花燃ゆ』で主演するため、紅白でも審査員をつとめるのは確実で、こちらの絡みも期待を集めているようだ。  はたして“カプ厨”とはいかなる現象なのか? この機会にカプ厨について取り上げた記事を再録したので、是非リンク先でご覧いただきたい。

ユビキタスが実践する、リスナーとの新たな向き合い方「ライブでつながりを感じる時がすごく楽しい」

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イシカワヨシノリ(B)、黒田保輝(Vo&G)、北原弘規(Dr)

【リアルサウンド】  大阪を中心に活動する3ピースロックバンド、ユビキタスが9月24日、2枚目となるミニアルバム『奇跡に触れる2つの約束』をリリースした。素直な気持ちや直感を大事にした歌と、豊かなアレンジによる楽曲やライブが評判となり、SNSを通じて人気を拡大してきた彼ら。初のインタビューとなる今回は、メンバー3人に自身の歌やライブの特徴と、ファンとのコミュニケーションの在り方について、さらには今後の展望までじっくりと語ってもらった。

「偶然にも狙ったように自然と歌が前に出てきた」(黒田)

――結成は2012年10月のあるイベントをきっかけに、遊び感覚で…と聞いていますが、実際はどうだったのでしょうか。 黒田保輝(以下、黒田):3人は元々違うバンドのメンバーだったんですけど、仲良くなってそれぞれのバンドが出るイベントを企画したんです。ユビキタスはそのイベントのために組んだバンドだったんですよね。 ――歌の力がとても印象です。それは結成当初から? 黒田:初めてユビキタスで曲を作って、スタジオでアレンジしたら、偶然にも狙ったように自然と歌が前に出てきたのを覚えてますね。僕がオリジナルのバンドをはじめたのは19歳くらいだったんですが、元々歌がすごく好きで。ユビキタスでは素直な気持ちや直感を大事にして歌で表現できると思えたんです。 北原弘規(以下、北原):黒田の作る歌は、キャッチーで聴きやすいんですよね。自分に持っていないものを持っていて、こいつとバンドやったら俺ももっと成長できるかも、とも思えましたね。 ――日常性やリアリティを基点にしつつ、一歩踏み込んだ“自分はなぜ生きているのだろう”というような思索的な歌詞がどの曲にも見られる点も印象的です。歌詞はどのようなことを意識して書いているのでしょうか? 黒田:制作を始める段階で歌詞はお客さんのことを考えて書いているんですけど、その最中で自分や家族やメンバーのことになったり、あとは妄想したり、生き方のことを考えたりとといろんな世界が1曲の中にはいってくるんです。それと、僕らはライブバンドとして認識してもらいたいという思いがあります。なので、僕らのライブではお客さんが聴いて、泣いて、騒げるというような純粋な気持ちに帰れる場所になってほしいと思っています。それがこのバンドのコンセプトなので、基本的には聴いてくれる人のことを考えて歌詞を作っています。 ――そのライブでは動員数が増えているようですね。 北原:一気に増えたというイメージではなくて、徐々に増えてきているっていう感じですね。バンドが止まっていない感じがして嬉しいですね。そのお客さんはYoutubeで公開しているMVやTwitterからユビキタスのことを気になってくれた人が多いみたいで、ネット上での口コミというのもあったようです。 イシカワヨシノリ(以下、イシカワ):僕らはTwitterでもお客さんと気をつかわない関係に近いというか。お客さんと仲良くなって、増えているという感覚なんです。バンドも素でいられて、スタジオでやっていることをそのままステージでもやっているという良い意味で楽な雰囲気でやれてますね。 ――ライブ演奏中に感じたことが曲作りに反映したことは? 黒田:「僕の証明」という曲があるんですけど、ライブのあとに、お客さんがきてくれて“あの曲で変われました”と言ってくれたことがあるんです。「僕の証明」を聞いて、就職してた人がやめて専門学校に通いはじめたという話も聞きましたし、あの曲は何かしら人の心を動かせられる力があるんだなと感じたので、それからは曲に作るにあたって責任感を感じるようになりました。
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「ライブでもつながっている感覚を感じる時はすごく楽しい」(イシカワ)

――今作にはその責任感も込められているのでしょうか。 黒田:協力をしてくれる人もたくさんいてくれるので、責任を持たなければと思うようになってきた、というのもあります。これまで3人の音でしたが、今は何十人の音というか。それで、今回の作品は前作よりも聴いてくれる人が増えていると思うので、多くの人に聴いてもらうために、選曲もポップ寄りになりました。歌詞もこれまでに多かった妄想より、現実味のある表現にしています。歌詞は特に、素直に書くということを意識しているんですけど、その中で自分がどこか大人になっていない感じがして。今でも葛藤みたいなものがあるし、何でだろうと思うことが多くて、それが歌詞の元になってますね。 北原:作るときに3人で共通していることは、歌詞を潰さないことと、音としてかっこよくということです。そのふたつさえクリアすれば、演奏と歌をアピールできるので、一番理想的な形なんだと思っています。 黒田:ギターロック・バンドだし、ギターが好きなんで、歌だけと言われたくないというのはありますね。 ――穏やかな「拝啓、日曜日」と、アグレッシブな「ディスコード」のように、曲によってアレンジの振り幅も大きいですよね。 黒田:「拝啓、日曜日」は日曜日を擬人化させて書いたものだったので、タイトルははじめ「日曜日さん」にしたかったんですよね。「ディスコード」は前作に入っている「SNS」に寄り添ったイメージを出したくて作りました。この曲ははじめて楽曲から制作してあとから言葉をのせていったんですが、思ったよりエッジ感のある曲になった気がします。僕らTwitterなどのSNSを活用していますが、歌詞になるとSNSのことを否定的な感じで書いてしまっていて。それっていいのか悪いのか(笑)。 ――SNSに助けられてるという気持ちもあるし、ストレスを感じる時もあるし、肯定も否定も両方の思いがあるということですよね。 北原:ユビキタスのファンの中には、なかなか面と向かって話せない人もいると思うので、そんなファンにとってSNSは大事なコミュニケーションの場になっていて、僕はすごくSNSに対して肯定的ですね。ツイートしてくれたおかげで「この間はツイートありがとうございました」って話をつなげることもできるし、そんなつながり方も素晴らしいなと思いますね。 イシカワ:そうやってライブでもつながっている感覚を感じる時はすごく楽しいですね。だからライブではお客さんに「手を叩いて」とか積極的にコミュニケーションをとるようにしています。それから、ライブハウスに行ったことのないお客さんもたくさんいて。そういうライブハウスが初めてっていう人たちも来てくれて、楽しんでくれる。それで、仲間がいっぱいできていくのを見ているとすごく嬉しいんですよ。 ――それほどライブハウスに通ってない層にも届いているわけだから、ユビキタスの音楽には彼らを引きつける要素があるんだと思います。 黒田:すごく嬉しいんですけど、その分プレッシャーは感じます。例えば、YoutubeやCDを聴いてライブハウスに来る人は完璧な音を聴いて来るから、ライブを観て「なんか違うな」ってがっかりすることもあるかもしれないですし。でも僕らは、ライブではいい意味で裏切っているというか。歌を主張しているバンドだけど、ライブではすごく煽るし、ライブを主張していて「イメージと違いました」って言われることもある。その違いを気持ちいいと言ってくれる人がいるのでこのスタンスでいいのかなと思っています。

「キッズっぽい初心が足りなくなるとダメ」(北原)

――J-POPというフィールドではアイドルも含めて多様なジャンルやスタイルのアーティストがいます。そこでバンドというスタイルでやっていくことについて、どんな気持ちを持っていますか。 黒田:正直なところ、まだその大きなJ-POPというフィールドのイメージが湧かないですけど、自分たちは自分たちというスタンスでいれば大丈夫かなと思います。僕ら自体キッズのままなんで、あまり構えてないかな。 ――そのキッズマインドはバンドにとって重要ですよね。 北原:バンドって、そこが根本的にないと無理なんじゃないかと思うんです。これまでのバンドを含めると8年くらいバンドやってますけど、うまくいかなくなる理由ってやっぱりそこらへんだし。キッズっぽい初心が足りなくなるとダメで。無駄に歳とったなって思うことないもんね。 イシカワ:う、うん。 北原:あ、あるみたいです(笑)。ユビキタスではやってきたこと全部がうまく作用してるなって感じはしています。 黒田:昔は自分に自信もなかったのかも知れません。「どう? いいだろう」って思えていなかった。でも今は思えてるし、WEB上でもいっぱい聴いてもらえる方法がある。とにかく3人でやっていることに自信があります。 ――メンバー同士の関係性も、長く活動していくと重要になってきますよね。 黒田:そうですね。喧嘩も大きいのはしませんが、ちっちゃいのはよくします。でも僕らは3人で飲みにいったりするし、普通にプライベートで遊ぶんですよ。誕生日にサファリパークに行ったり(笑)。 イシカワ:飲み会はよくするよな。それから毎日LINEでおはようって(笑)。 ――なんだか付き合ってるみたいな(笑)。でもいい関係性なんですね。それでは最後に今後の目標や将来のイメージを教えてください。 北原:まずはこの『奇跡に触れる2つの約束』を買ってほしいです。曲順にもメンバーのメッセージが込められているので、それを分かってもらいたいですね。正直、iTunesなどで1曲だけ買うのも便利だし、自分らもやってしまいますが、アルバムを出すようになってアルバムの意味がようやく分かるようになってきたというか。この曲がどうしてここにあるのかというのが、CDの一番の意味だと思います。 イシカワ:少しずつでもいいんですが、大きなステージでライブをやりたいです。僕ははじめライブハウスに行くの怖かったんですけど、そういうイメージなくライブハウスに来てもらえるようなバンドになりたいですね。 黒田:あとはこのバンドは歌詞が大事だと思っているので、そのスタイルは変えたくないです。それでいて自分が選り好みせずにいろんなものを聴いてきたことをアレンジにも活かしていきたいですね。歌詞をしっかりして、サウンドに遊び心を持たせられるようなバンドになりたいと思います。 (取材=神谷弘一/構成=高木智史)
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ユビキタス『奇跡に触れる2つの約束』(ROCKBELL records)

■リリース情報 『奇跡に触れる2つの約束』 発売:2014年9月24日 価格:¥1,944(税抜) 〈収録曲〉 1.イコール 2.アマノジャク 3.パラレルワード 4.飛行機雲 5.拝啓、日曜日 6.ディスコード 7.そ。 8.発明品 ■2ndミニアルバム「奇跡に触れる2つの約束」発売記念 ミニライブ&サイン会 10月12日(日) タワーレコード広島店 ■結成2周年記念ワンマンライブ 10月17日(金) 東京 TSUTAYA O-Crest「730-4」 10月21日(火) 大阪 心斎橋JANUS「730±0」 ■「奇跡に触れる2つの約束」リリースツアー 10月31日(金) 大阪 梅田Zeela 11月8日(土) 兵庫 神戸VARIT 11月20日(木) 愛知 名古屋APOLLO BASE 11月23日(日) 東京 TSUTAYA O-Crest 11月28日(金) 大阪 あべのROCK TOWN 12月12日(金) 京都 京都MUSE 12月21日(日) 神奈川 横浜BAY JANGLE 12月22日(月) 千葉 千葉LOOK

『ハイスコアガール』訴訟でスクエニが反撃! SNKプレイモアの対応次第では“全面対決”も!?

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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「月刊ビッグガンガン」公式サイトより。
 10月8日、スクウェア・エニックスが、SNKプレイモアを相手方として、マンガ『ハイスコアガール』の著作権侵害の事実がないことを確認するために、債務不存在確認請求訴訟を提起したと発表した。  債務不存在確認請求訴訟とは、権利の存否について紛争がある場合に、義務者とされる者(本件ではスクウェア・エニックス)が原告となり、権利を主張する者(本件ではSNKプレイモア)を被告として、原告の債務が存在しないことの確認を求める民事上の訴訟。つまり、今回の訴訟でスクウェア・エニックスはSNKプレイモアに対して「民事的に著作権侵害による損害賠償義務(賠償金を支払う必要)はないはずだ」と主張していることになる。  元々、本件では、2014年5月にSNKプレイモアがマンガ『ハイスコアガール』での著作権侵害を主張して刑事告訴を行なっているが、民事訴訟は提起していなかった。今回の債務不存在確認請求訴訟は、スクエニ側が民事で先手を打ったかたちだ。 「おたぽる」で続きを読む

壇蜜が小説家に転身する? あの直木賞作家も大絶賛する文章力

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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いまや「壇蜜のような文章」という言葉すらあるらしいタレントの檀蜜(「FITONE OFFICIAL WEB」より)
 最近は露出量が減り気味で、セクシータレント、バラエティタレントとしてはやや飽きられた感のある檀蜜。話題のドラマ『アラサーちゃん 無修正』(テレビ東京系ほか)で主演をつとめたものの、本人も認めるように演技は大根で、女優というのもちょっと厳しそうだ。  だが、その檀蜜が新たな分野で高い評価を集めている。それは 「文章」。こういうと、「よくある芸能人の文化人路線へ方向転換でしょ。どうせ編集者かゴーストライターが手をいれてるんじゃないの」と思うかもしれないが、いや、彼女の文章力は本物らしい。  というのも、壇蜜の文章力、表現力は、人気の直木賞作家から絶賛されているのだ。この作家とは、『ホテルローヤル』(集英社)で直木賞を受賞した桜木紫乃。桜木は、現在発売中の「オール讀物」(文藝春秋)10月号で檀蜜と対談しているのだが、その中で、檀蜜の文章力をこう評価している。 「文章的にはもう世界ができあがっていて、ずっと浸っていたいんですよね。ここは私、自分の勘を信じています。壇さんは異業種という感じがしません」  じつは桜木は直木賞を受賞した際の選考会で、選考委員である作家の林真理子から「壇蜜のような文章」と評されていた。