ドラムとキーボードが歌い、ダンサーが盛り上げる Gacharic Spinの“エンタメ力”に迫る

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Gacharic Spin『ガチャっとBEST<2010-2014> 【Limited Edition】TYPE-G』(ビクターエンタテインメント)

【リアルサウンドより】  アイドル性、アニメ的アイコン、そしてガールズバンド……。分野をまたがる“女子”要素を兼ね備えている存在がいる。10月1日にメジャーデビューを果たした、Gacharic Spin(ガチャリックスピン、通称:ガチャピン)だ。しかしながら、“カワイイ”を売りにしているというわけではない。卓越した演奏力、スピード感、緊張感、そして攻撃性、どれをとってみても並のガールズバンドではない。アクの強さともいうべきキャラ立ちの個性とともに、聴く者、観る者を圧倒させる破壊力を持つ“全力エンターテイメントガールズバンド”の魅力に迫ってみたい。

Gacharic Spinとは?

Gacharic Spin/ガチャっとBEST<2010-2014>商品概要トレーラー映像

 ギター、ベース、ドラム、キーボード、センターボーカルがいない上にダンサー2人という、奇抜な編成。ハードなサウンドと派手な出で立ちは、まさにガチャガチャしたつかみどころのないバンドである。最初はインパクトの強さに戸惑いつつも、しっかり聴けば、目を見張る凄腕揃いの演奏陣と秀逸なアレンジ、キャッチーなメロディーなど、楽曲クオリティの高さに気が付くはずだ。  はなの力強い歌声と、歌いながらとは思えないパワフルなドラミング、F チョッパー KOGAの頭を振り乱しながらの超絶技巧スラップベース、TOMO-ZOの笑顔振りまきながらしれっと繰り出すギターテク、オレオレオナのセクシーキーボードプレイ、まい・ありさのキレキレのパフォーマンス。「ここまでやるか?」と思わずにはいられない予想の斜め上を行くネタ要素満載の発想と演出は、バンドの既成概念すら覆してしまう。観て、聴いて楽しむことのできる彼女たちの存在は圧巻としか言いようがないのだ。

凄腕プレイヤー集団

 元グラビアアイドル出身という異例の出自ながら、そのルックスからは想像のつかないパフォーマンスとテクニカルプレイで魅了するF チョッパー KOGAの存在は楽器経験者であるなら、機材誌などで目にしたことがあるかもしれない。(参考記事:三好春奈(HaKU)、Hisayo、かわいしのぶ……センスが光る女性ベーシスト6選 )  腕が立つのは彼女だけではない。ドラムのはな、ギターTOMO-ZO、それぞれが教則DVDをリリースしているほどの凄腕プレイヤー集団なのだ。 AKB48がバンド結成した『GIVE ME FIVE!』の演奏・パフォーマンス指導も彼女たちが担当している。 アメリカのハイエンドギターメーカー、ポール・リード・スミスが数少ない日本人プレイヤーとしてコラボしていることからも、その実力は折り紙付きである。  テクニカルプレイヤーとしても定評のある彼女たちではあるが、これみよがしな速弾きなどの個人プレイには走らない。楽曲と歌を前面に出し、プレイはあくまでアレンジの一環であり、適材適所に見せる飛び道具である。一丸となったバンドサウンドを第一に考える姿勢だ。

危機を乗り越えて進化を遂げた

 通常のバンドの枠に収まりきらない彼女たちのエンターテイメント性は、始めから備わっていたわけではなかった。メンバーチェンジなど、逆境に見舞われた末に進化を遂げたのが、今の姿である。  THE PINK☆PANDAを脱退したFチョッパーKOGAが、かつてのバンド仲間である、はなと共に組んだところからガチャピンは始まっている。当初はフロントマンとしてのボーカリストがいる普通のロックバンド編成だった。しかし、2012年にボーカル・Armmyの脱退というアクシデントに見舞われる。だが、リードボーカル不在という危機を、バンドと交友のある様々なボーカリストを迎えることで、ワンマンを含めたツアー、そして初の海外ツアーを成功させている。

「ドールズ・コレクション」Special Trailer/DOLL$BOXX

 この時期にガチャピンのサイドプロジェクトとして、サポートとして参加したLIGHT BRINGERのボーカリスト・Fukiを迎え入れた形のバンド、DOLL$BOXX(ドールズボックス)が始動する。ハードロック・ヘヴィメタルをベースとしたサウンドはガチャピンとは一味違った硬派なバンドとしての側面を垣間見ることが出来る。この経験がバンドとして更なる飛躍に繋がったことは言うまでもないだろう。

GacharicSpin / 『ヌーディリズム』スポット

 バンドとして最大の危機を迎えたガチャピンだが、新たなボーカリストを迎えることなく、ドラム・はなとキーボード・オレオレナによるツインボーカル体制で新たな姿を見せていくことになる。ボーカリストとして、ギタリストとしてもバンドデビュー経験のある、パワフルなはなの歌と、ピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活動していたレオナのしなやかな歌。タイプの違う二人のボーカリストは楽曲の振り幅を広げ、二人とも楽器を演奏しながら歌い上げるという姿は、見え方においてもバンドの強烈な個性であり、武器となっていった。

最強・最狂の全力エンターテイメント

 年間100本にのぼるライブをこなす、生え抜きのライブバンドである彼女たちはパフォーマンスに徹底的なこだわりを見せる。ギターのTOMO-ZOが加入した際も楽曲を覚えることよりもまず、“ギター回し”を習得したという。ストラップが外れないように楽器をガムテープでぐるぐる巻きに固定するなどの工夫は、 何かと見た目にこだわる女性プレイヤーが多い中、なかなか出来ない発想だろう。  楽器を演奏しながら歌うという形態は、センターボーカリストのようなライブにおける煽りが出来ないというマイナス面がある。それを補うべく、バンドはパフォーマーを加入するという奇策に出る。1号 まいと2号 ありさは、ダンサーであると同時にあくまでパフォーマーであり、盛り上げ役である。今や、煽りと演出上の仕掛けとしてなくてはならない起爆剤となっている。バンドの顔、フロントマンの不在を逆手に取り、様々なアイデアとメンバー各々の見せ方を徹底することによって“全員が主役”ともいうべき、強烈な個性のぶつかり合いのバンドとして変貌していったのだ。

Gacharic Spin Never Say Never 7/16 Bass Magazine Presents The Power of Low-End

 一見、コミカルに見られがちなGacharic Spinだが、バンドと音楽に対する姿勢は生半可なものではない。確かな実力に裏付けされた徹底的な全力エンターテイメントは、原宿アストロホールに始まり、リキッドルーム、Zepp DiverCity、そして来年5月に決定している渋谷公会堂と、 実戦と口コミで着実に動員を伸ばしている。よもやガールズバンドという肩書きなど必要のないとさえ思える、アグレッシブでストイックな活動は今後もますます旋風を巻き起こしてくれるに違いないだろう。 ■冬将軍 音楽専門学校での新人開発、音楽事務所で制作ディレクター、A&R、マネジメント、レーベル運営などを経る。ブログtwitter

地下アイドルだけどメジャー級のパフォーマンスを披露!仮面女子 Loud Park2014参戦

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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地下アイドルがさいたまスーパーアリーナに降臨!
 10月18日さいたまスーパーアリーナで開催された日本最大のヘヴィメタルの祭典である「Loud Park2014」に“地下アイドル仮面女子がサプライズ参戦した。  立ち位置としては午前10時のオープニングアクトで、会場は6割程度しか埋まっていない中でのステージ開始だった。しかし、それでも仮面女子がこれまで経験したことのない会場規模なので、6割と言えども、かつてない数のオーディエンスの前でのパフォーマンスとなった。  仮面女子が参戦と発表された時、いささか不安だったのが畑違いのジャンルのためのバッシングだ。これはLoudpark2013のBABY METALや、OZZFEST JAPAN 2013に参加したももいろクローバーZに対しても起きた現象だ。当然、仮面女子の参戦にも少なからずバッシングがあがったものの、BABY METALやももいろクローバーZと明らかに知名度が異なるので、メタルファンの中では何がなんだか分からないうちに開催日当日を迎えていた印象だ。 「おたぽる」で続きを読む

80歳!田原総一朗がまさかの熱愛中を告白「同窓会で…」

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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田原総一郎公式サイトより
 もう80歳とは信じ難い元気さだ、とは思っていたが、まさかここまでだったとは。連日のテレビ出演に執筆、「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)では徹夜で激論を交わす田原総一朗。それだけでも傘寿とは思えないバイタリティだが、その田原が「徹夜で激論」とは別の、ある意味それ以上の“元気ぶり”が明らかになった。 「私はいま、熱烈な恋愛をしている」    そう、なんと田原はいま熱愛中であることを自ら暴露したのである。  田原が驚きの告白をしているのは、先日上梓した『80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ』(角川書店)でのこと。タイトル通り自身の健康法に老人らしい自慢話や自己啓発的説教が語られているのだが、なぜか話は脱線し……。「私はいま、熱烈な恋愛をしている」と、80歳にして現在進行中の熱愛を自ら告白するのである。

Coccoの歌声はなぜ“気迫”に満ちているのか 新作『プランC』と舞台活動から探る

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【リアルサウンドより】  Coccoが、通算8枚目のアルバム『プランC』をリリースした。  バレエ用語で「繋ぎ・間」を意味する言葉をタイトルに冠したミニアルバム『パ・ド・ブレ』を今年3月にリリースしたものの、フルアルバムとしては本作が約4年ぶりのリリースとなる。その間、Coccoは、エッセイ集や個展の開催、映画や舞台への出演と、その活動の幅を音楽だけでなくカルチャー全体に広げていた。その一方、ライブ活動はほとんど行わず、フェスへの出演やメディア露出などもかなり少なくなっていた。  それでも、ニューアルバムを聴けば、Coccoの歌が持つ生来の“気迫”のようなものがありありと伝わってくる。聴き応えこそポップな仕上がりだが、声に宿る無類の力強さと繊細さは変わっていない。そして新作は、ここ数年の活動がきちんと結実した一枚にもなっている。  そのキーポイントになっているのが、演技への挑戦だ。  今年1月には主演をつとめた舞台『ジルゼの事情』が公開され、9月には好評につき規模を拡大して再演も行われた。Coccoにとっては初の舞台出演となったが、沖縄芝居の第一人者として知られる真喜志康忠を祖父に持つ彼女にとって、舞台俳優としての道はずっとイメージしていたものでもあったはずだ。  そしてもう一つが、『ジルゼの事情』でも大きなモチーフとなっていた、バレエへの愛情だ。舞台の脚本と演出を担当したのは劇団鹿殺しの丸尾丸一郎だったが、古典バレエ『ジゼル』を原案にした舞台を行うというアイディア自体はCocco自身が持ちかけたものだったという。Coccoがバレリーナに憧れて育ってきたというのは、よく知られた話。歌手ではなくバレエのオーディションを受ける中でふと応募した音楽オーディションをきっかけにデビューして今に至るというキャリアの持ち主でもある。『ジルゼの事情』で彼女が演じた主役・汁是優子も、やはりバレリーナに憧れて少女時代を過ごした背景を持つキャラクター。クライマックスでは白いドレスをまとって劇中歌「ドロリーナ・ジルゼ」を朗々と歌い、そして舞台中央でバレエを舞っていた。今年2月、ここ数年では彼女の数少ないライブの機会となった「ビクターロック祭り」のステージでもこの「ドロリーナ・ジルゼ」は披露され、そこでもCoccoは軽やかなステップやスピンを見せていた。

Cocco - ドロリーナ・ジルゼ【Music Video (Short Ver.)】

 アルバムのリリースに至る背景にも、Coccoのバレエやダンスに対する情熱が大きな役割を果たしている。雑誌『papyrus』(2014年10月号)に掲載されたインタビューでは、Coccoはアルバムの制作のきっかけについて、こんな風に語っている。  「ダンスをやりたいんだけど、パートナーがいないとできないから、山川っていう幼なじみにパートナーをやってってお願いしたら、やだって言われて。願い事を1個叶えてあげるから、一緒に踊るっていう私の願いを叶えてほしい、それを交換条件にしようって言ったら、ネギ(根岸孝旨)とレコーディングした曲を聴きたいって言うから、オッケー、そんなのすぐだよって。それですぐにネギに電話をして、ダンスするからレコーディングしようって言ってできたのが、「たぶんチャチャチャ」っていう曲」  アルバムでは、デビュー以来の盟友でもあるその根岸孝旨が全13曲中10曲でサウンドアレンジを手掛けている。ラストの壮大なバラード「コスモロジー」はバンドSINGER SONGERでもステージを共にした堀江博久、そしてEDMテイストを導入した「パンダにバナナ」と「3D」は、西川貴教率いるabingdon boys schoolのメンバーでもある岸利至がサウンドアレンジを担当。軽快なダンスポップの「パンダにバナナ」はリード曲にもなり、このアルバムのキャッチーな新機軸を象徴している。

Cocco - パンダにバナナ 【MUSIC VIDEO】(short ver.)

 また、壮大なピアノバラードの「Snowing」は、11月8日から公開される柳楽優弥主演の映画『最後の命』の主題歌となることが決まっている。

「最後の命」 本予告編

 アルバムタイトルの『プランC』は、プランA(=第一希望)に対する第二希望、第三希望の意味合いがこめられているらしい。通らなかったプランAに固執するのではなく、プランCでも受け入れてやっていこうという思いがその背後にあるそうだ。ここからは深読みになるが、そもそもバレリーナになることが「プランA」だったCocco自身にとっても、自らの生き方や歩んできた道を肯定的にとらえた言葉になっているのではないだろうか?  前述の『papyrus』のインタビューでは「最後にちゃんとありがとうと伝えないといけないなって」「そろそろ表舞台はいいんじゃないかなと思ってる」と引退も仄めかしていたCocco。しかし、生命力の迸りを感じさせるその無類の歌声は、まだまだ沢山の人たちに強く求められているはずだ。  さらなる活躍を期待している。 ■柴 那典 1976年神奈川県生まれ。ライター、編集者。音楽ジャーナリスト。出版社ロッキング・オンを経て独立。ブログ「日々の音色とことば:」Twitter
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Cocco『プランC』(ビクターエンタテインメント)

■リリース情報 『プランC』 発売:2014年10月8日 ◆初回限定盤A CD+DVD+写真集 「BEAUTIFUL DAYS」、スペシャルパッケージ仕様 ¥5,500(税抜) ◆初回限定盤 BCD+DVD ¥3,500(税抜) ※特典DVDの内容は初回限定盤A,Bとも同じものになります ◆通常盤 CD ¥3,000(税抜) 〈収録曲〉 01. パンダにバナナ 02. ドロリーナ・ジルゼ 03. たぶんチャチャチャ 04. バスケット 05. ドレミ 06. BEAUTIFUL DAYS 07. 3D 08. 嘘八百六十九 09. Juliet 10. Snowing 11. スティンガーZ 12. ハミングバードと星の砂 13. コスモロジー 【初回限定盤DVD収録内容】 ※初回限定盤A、B共通 01.パンダにバナナ (MUSIC VIDEO)

“年齢に恋をする”ロリコンたちは危険なのか? 娘とアイドル現場を楽しむ心得

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

ーー子供ができてもアイドルの現場を楽しみたい! 育児とオタ活動、両立のススメ。
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かわいい!と思う気持ちはわかります(Flickrより)
 最近ついに、「子供の運動会 or アイドル現場」という選択肢を迫られる機会に恵まれました。いやー、いかにも「ヲタ世代のほのぼの四コマ漫画」っぽい。うまく時間調整して両現場とも回しましたけどね。  そういえば別の幼稚園の運動会パンフレットを見ていたら、お遊戯のところで「ココ☆ナツ」の文字を発見し、「え、最近はももクロの曲とかやるんだ! しかもこの選曲って、先生がモノノフなのかなあ?」と思ったら、「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道さんと数々の子供向け楽曲の制作に関わっている谷口國博さんのユニット「ひろみち&たにぞう」バージョンてのがあるんですね。「ももクロの子供祭り」にも出演してるので、その流れなんでしょうが。アイドルブーム、次は侵食ですね!  「おたぽる」で続きを読む

元AKB、元モー娘。のAV女優が大量発生?アイドルとAV女優の境界線

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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小嶋じゅん時代の美波ねい(画像はDVD『小嶋じゅん I DOLL』より)
 「幻のモー娘。メンバーがAV出演!」 「FRIDAY」(講談社)10月10日号に掲載された「『モー娘。』第6期メンバーオーディション第1位 AV出演SEXヘアヌード!」という記事が、いまアイドルファンのあいだで波紋を呼んでいる。9月25日にソフト・オン・デマンドから発売された『AV Debut 芸能人 美波ねい』に主演しているAV女優が、モーニング娘。第6期オーディションのファン投票で見事1位に輝いた嶋田歩だと報道したのだ。 「嶋田なんてメンバー、いたっけ?」と思われた人も多いと思うが、じつは彼女、ファン投票では1位となり「ポストゴマキに決定!」とファンのあいだで評判となったものの、最終選考にも選ばれず落選。芸名を小嶋じゅんに変えてグラビアアイドルとして活動してきた。そして先月、美波ねいと芸名を改め、AV女優として再スタートをきったのだ。

バンドじゃないもん!みさこ×ゆるめるモ!あの対談 「つらくても『余裕です』って顔をしたい」

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【リアルサウンドより】  メンバーの半分が楽器を演奏し歌い踊るバンドじゃないもん!と、“ニューウェーヴアイドルグループ”のゆるめるモ!。アイドル界でも異端の2組が10月21日にツーマンライブ『月見ル10周年記念「あっぱれむむむ~ん!!!」』を開催する。バンドじゃないもん!は今春、甘夏ゆずとちゃんもも◎こと天照大桃子が加入して世間を驚かせ、ゆるめるモ!は先日リキッドルームでワンマンを開催し、会場を満員の観客で埋めるなど、ともに話題の絶えない2組だ。今回リアルサウンドではバンドじゃないもん!のリーダーであるみさこと、彼女の大ファンでもある、あのとの対談を実施。司会に音楽評論家の宗像明将氏を迎え、両者の親交や互いの印象、さらには活動を続けるなかでの悩みやライブへの意気込みなどを大いに語ってもらった。

「Twitterのアカウントもいくつか持ってたけど、全部フォロー返してくれた」(あの)

――10月21日にバンドじゃないもん!とゆるめるモ!のツーマンライヴ「月見ル10周年記念『あっぱれむむむ~ん!!!』」が開催されるわけですが、お互いのアイドルとしてのイメージってどんな印象ですか? みさこ:ゆるめるモ!は最初クラウドファンディング(ゆるめるモ!は以前CD制作のための資金を募っていた)で知ってて、あのちゃんが入るときにTwitterで「いつか対バンしたいです」って連絡くれて、みるみる間に一緒に出ることが増えて嬉しくて。ゆるめるモ!のクラウドファンディングでは「これは資金を送りたくなるな」と思ってました。それは、逆境を乗り越えるアイドルは応援したくなるけど、ゆるめるモ!は最初から何かに挫折してる女の子たちで、今までになかったアイドルだから、その時点で気になってて。 ――加入のときにあのちゃんがみさこさんに連絡してたんですね。 あの:全然覚えてない……。 ――そんな重大なこと忘れないでください! みさこ:普通に以前から応援してくれていて、私もフォローを返してたんで。 あの:ゆるめるモ!に入る前からみさこさんのことが好きで、Twitterのアカウントもいくつか持ってたんですけど、全部フォロー返してくれました。 ――あのちゃんの複数のアカウントをみさこさんがフォローしていた、と。 みさこ:それは今初めて知りました(笑)。 あの:神聖かまってちゃんのドラムも、みさこさんの存在自体もすごく好きでした。神聖かまってちゃんにみさこさんがいることで安心感がでるし、いるといないで全然違うと思う。「一番重要だな」って思ってました。女の子でちょっと変わってて面白くて、でもドラムを叩くとすごくパワフルだから好きでした。楽器かっこいいな、楽しそうだな、って。 ――そのふたりがやがて同じステージに立つことになったわけですね。ふたりとも、もともとアイドルをしてた人ではないことが共通してますよね。みさこさんはバンド、あのちゃんは引きこもり、って言うとアレですが……。 あの:いや、その通りです。 みさこ:気になってた、どうしてゆるめるモ!に入ったの? あの:すごいネットをやってたから応募の情報が回ってきて、学校も全然行ってなくて引きこもってるときに「このままだとダメだな」って思って。応募の項目に「音楽好きな人、逃げてる人」ってあって「楽勝じゃん!」って思って応募したんですけど、「面接に来てください」って連絡が来たら「やだな」って思っちゃって。自信がないし、外に出るの面倒くさいし、メールをシカトしてたんですけど、しつこく「ライヴだけでも見てください」って連絡が来て、面接とか何もしなかったんですけど「入ってほしい」と言われて。 みさこ:私も似たような気持ちで、歯医者の予約をよくすっぽかすんですけど(笑)。 あの:そのぐらい気持ちで応募したから。メール送るだけだし。 ――みさこさんはバンドじゃないもん!の初期、2011年ごろ、アイドルと対バンするたびによく号泣してましたよね。 みさこ:うらやましかった。今は完全に吹っ切れたけど、一番思ったのは東京女子流さんを見たとき。今でこそDIYじゃないとダメだと思うし、それでこそいいものができると思ってるから売りにしてるけど、当時はよりすぐった完璧なメンツが、完璧な振り付けで、完璧な演出で、完璧なパフォーマンスをしてる感じがすごくうらやましくて。悔しかったし、でも本当に良かったし、感動と悔しい気持ちが全部混ざって、感情が一定値を超えて涙になった感じでした。 ――あのちゃんはバンドじゃないもん!にどのぐらい興味持ってました? あの:「ショコラ・ラブ」はYouTubeで見たんですけど……変態? みさこ:変わり種みたいな曲しか作ってなかったから(笑)。 あの:でも変わってるの好きだから「面白いな」って思って見てました。「ショコラ・ラブ」と「パヒパヒ」。 ――ふたりは実際にアイドルをやってみてどうでした? みさこ:昔は可愛い子しかできないかなと思ってたけど、それじゃないものを求めてくれる人が多いんだな、ってすごく思います。頑張る姿を応援してくれるのかもしれないなと思うことがすごく多いです。 ――それに応えられてると思いますか? みさこ:自分から苦労してると言いたくないし、バンドじゃないもん!はそれを絶対やりたくない人たち(笑)。逆境を乗り越えることを言いたくない。それはゆるめるモ!も同じだと思うけど、よりポップにやりたいんです。「苦しんでる女の子」を出し過ぎても女の子が救われない感じがするし。 ――アイドルをやってみた感想が、ヲタについての感想とかではなくて、「自分が何を求められてるか」っていう視点なのは、バンドを経験してるエンターテイナーの発想だな、って感じます。あのちゃんはアイドルをしてみてどうでした? あの:アイドルとして求められるものがなかなかできない自分がいて。何年も経ってないことだからこれから乗り越えたいんですけど、あんまり枠にはまったりもしたくない。元から完成されてるものではなくて、頑張ってる姿も必要かなと思うので、頑張る、人に、なりたいと思います……(笑)。 みさこ:私は、つらいことがあってもまっすぐに生きてる人には共感できないんですよ(笑)。ゆるめるモ!の人たちは、絶対に曲がり道をしてるんだけど、上に向かっているところにキュンとします。そのぶん、ひねくれてるところも出てほしいけど、着実に上に進んでほしいなと思います。楽曲もストレートすぎず、ちょっとひねくれてるし。 あの:つらい面をあんまり出さないのとかも、すごく共感します。頑張ってるのも個人的には出し過ぎたくない、「余裕です」って顔をしたい。
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「アイドルが売るのは音楽『だけ』ではない」(みさこ)

――あのちゃんは現場で何をヲタから求められてると思いますか? あの:最初何もできない感じで、ダンスも歌もうまくないし、人一倍努力しなくちゃいけないし、でも「その姿がいい」って言ってくれる人もいて、「途中経過のもがいてる感じ」が求められてそう。 みさこ:あと圧倒的にかわいい! 可愛くて頑張ってる。可愛くていろいろできる子は腐るほどいるけど、成長過程って大事。私も遅咲きなんで、まだ成長過程なんです(笑)。 バンドと圧倒的に違うのは、アイドルが売るのは音楽「だけ」ではないこと。それ以外の付加価値がすごく大きい。あえて言うとアートだと思うし。 ――その「付加価値」の部分って、あのちゃんの人間としての感情の揺れがときどき見えることも含まれる気がします。 みさこ:常に素じゃないんだけと、ときどきポロッと見えるのがいい。この間のツイキャスをそっと見てたんだけど(笑)。 あの:まじか!(笑)。 みさこ:コメントはしないでそっと見ながら「頑張れ」って応援してました(笑)。なかには心ないことを言う人もいるから、私も一緒に受け止めてます。グサッて(笑)。 ――心ないことを言う人がいるとき、あのちゃんはどう感じてるんですか? あの:最初は傷ついたし、スルースキルがなくて。 みさこ:受け止めすぎそう(笑)。 あの そうなんです、倍傷ついちゃってると自覚してるんですよ。でも、最近慣れてきて、そんなに気にしなくなってるし、むしろ気にしてくれるのが嬉しい。 ――アイドルって発言が制約される部分ってあるじゃないですか。みさこさんは、バンドじゃないもん!の売り方について、ファンの意見に反論することもありましたよね。 みさこ:意見自体に怒ってたわけではなくて、私が読んでるとわかったほうがいいのか、良くないのか、どっちをみんなが求めてるのかわからなくて、意図的に反応するようにしてたんですよ。でも、神聖かまってちゃんのメンバーにも「ああいうのはやめたほうがいい」と言われて、「あ、私はしないほうがいいんだな」とわかったので、今はとことんスルーするか、ネガティヴすぎない意見にはポジティヴに返してる感じです。反論じゃないんだよって。私の意見を少しでも伝えたいと思ってます。 ――あのちゃんも反論したくなるときありませんか? あの:あります(笑)。 みさこ:嘘とか腹立つしね、「それは違う」って言いたいだけなんだけど。 あの:否定になっちゃうより自分の意見として発信したほうがいいと思ってて。心配されても「大丈夫」って返してます。 みさこ:あのちゃんは今本当にアイドルだから、「つらい、やめよう」とはならないだろうし、自分なりの方法を見つけるだろうと思うから心配はないです。ライヴもTwitterも、人に見られることをきちんと意識してるな、ってすごく思うから。 あの:そう、最初の頃は全然意識してなくて、Twitterの使い方も最近わかってきて。 ――前はいっぱいアカウント持ってたのに最近わかったんですか!? あの:そのときは一般人の感じだったから気にしなかったんですけど、その流れのまま来ちゃったから、こうやって時間が経って叩かれたりして、いろいろわかるようになってきました。
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「自分よりヲタさんが心配」(あの)

――あのちゃんは去年の9月にゆるめるモ!に加入したからやっと13ヶ月。感覚的には長いですか、短いですか? あの:短いですね。 ――ステージの先輩のみさこさんに聞いてみたいことはありませんか? あの:うん……。 みさこ:なさそう(笑)。 あの:でも、グループをふたつやってるじゃないですか、それは本当にすごいなって思ってて、「大丈夫かな」って心配になるときもある。バンドのときもそうだし、昔バンドじゃないもん!がふたりのときも、叩かれてるコメントを見ると、逆に一緒に傷ついてた。 みさこ:ありがたい。今は未来が明るいから気になんなくなってきた。上に行っていろんなものが返って来たら、何も言われなくなるだろうなと思うし。神聖かまってちゃんは好きで、バンドじゃないもん!は応援できない人もいるし、その人の気持ちは私もわかるから、一旦嫌われても仕方ないかなって思ってるし、最終的にバンドじゃないもん!が窓口になって、神聖かまってちゃんに還元できるレベルになればいいかな、って。 ――あのちゃんから見て、ふたつやっているみさこさんは特別な人に見えますか? あの:や、なんか、レベルが何万だろ、って思ってる(笑)。 みさこ:バンドなら掛け持ちしてる人けっこういるじゃん。 あの:アイドルだと極端に違う部分もあるから難しそうだな…って。 みさこ:難しい。やってみたら私より周りが気にするんだな、って。私としては「バンドをふたつ掛け持ちしてる人もいる」ぐらいの気分だったから。たとえばバンド解散後にまた似たような系統の音楽をするアーティストにあんまり好感を持てないし、「だったら解散しなきゃ良かったじゃん」って思うタイプだから、神聖かまってちゃんとバンドじゃないもん!でやりたいことは別物にしたかったし、だからこそふたつやる意味があると思うし。結果としてはすごく良かったんだけど、意外にネガティヴな意見をもらうこともあるんだな、ってやってみて感じました。 あの:それを比較する人も出てくるし……。 みさこ:出てくるし、バンドじゃないもん!を売るために神聖かまってちゃんをやってるって思ってる人もいるだろうし、神聖かまってちゃんを大事にしてないと思う人もいるだろうけれど、「それは全然違う」って言いたい。 ――こういうみさこさんは、あのちゃんから見るとパワフルに見えます? あの:すごくパワフルだし、栄養失調してないかなって。 みさこ:ビタミン剤は飲んでる(笑)。 あの:良かった、栄養を摂る時間あるのかなって思ってたので(笑)。 みさこ:でも、私からすると、あのちゃんは元からそんなに体が強くないのに、地方の後にまた関東でライヴとか、たくさんライヴしてるから、私よりもあのちゃんが大変そうに見える(笑)。 あの:体調を崩しやすいんですけど、体調を保つ秘訣って……? みさこ:私は休みの日にしか熱を出さないんで、握手会に参加できないときはあったけど、ライヴに穴を開けないんです。たぶん自律神経がすごくしっかりしていて、細胞がしっかりしてる。細胞に感謝してます(笑)。ゆるめるモ!のほうがめっちゃライヴしてるイメージ。 あの:めっちゃしてます。 みさこ:毎回現場に来てくれるヲタさんいる? あの:います。 みさこ:いるよね、ヲタさんどんな生活してるんだろう(笑)。どんな仕事してるだろうって聞いたら、夜勤とかで「本当に大変だ」って! あの:自分よりヲタさんが心配。 みさこ:うちらそれだけやってればいいからね。最終的に一番大変なのはヲタさん(笑)。 ――ファン同士の関係って気にします? みさこ:喧嘩はしてほしくない! 一緒にいること前提で、嫌なところを言い合う喧嘩だったらしていいと思うけど。 あの:けっこう前にそういうのがあったけど、やめてほしかったし……。 みさこ:でも言えないしね。 あの:メンバーが首つっこむとこじゃないし。でも、それで「現場に来ない」とかなっちゃうのが嫌で。お互いが意見の言い合いならいいんですけど、矛盾しながらヒートアップしてくのは嫌ですね。 ――Twitterは、バンドじゃないもん!はメンバーで使い方がバラバラだけど、ゆるめるモ!はけっこう早い段階でフォローは関係者のみにしてましたね。 あの:でも、つながりで倍賞金を払わなくていいじゃないですか。 ――危険球を投げてきましたね! あの:そういうの面倒というか、お互いにいいことがないから、安全のためならいいのかなって思いました。
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「考えた結果、『今はエゴサしなきゃダメだ』という結果になりました」(みさこ)

――ふたりともいるのはグループじゃないですか。その中での自分の立ち位置は気にしますか? みさこ:かっちゃんとふたりのときと今では変わってるし、ということは気にしてるのかも。 あの:そんな気にしてないですね。でも「歌も下手でダンスも気持ち悪い」とか言われるんで、グループにいいものを返せてるかな、って悩んでしまうときはある。ただいるだけじゃ意味がないから。 ――自分個人の気持ちと、グループ全体への気持ち、どっちが大きいですか? あの:グループとしてのバランス、すごく見ちゃうんですよ。個人的にグループとしてバランスがどうなってるか考えるんですけど、メンバーには言えなかったりするんで。秘密主義というか(笑)、言う勇気がない。 みさこ:私もあんまり言わないかもしれない。みんなの意見は聞いてなるべく叶えたいと思うけど。別に現状に不満もないし、「こういうことしてみよう」とは言うけど。バンドじゃないもん!関連だったらメンバーに後々「これつらかったわー」って言うかもしれない。 ――ネットの意見って見ます? みさこ:見なかったんですよ、エゴサ(エゴサーチ)も全然しなかったんですよ。@を付けてくれるものはなるべくは見るけど、いい意見が100あっても、1つの否定的な意見を気にする部分もあるし、だったら精神衛生上しないほうがいいのかなって。でも残りの100も大事だなって、今は見るようにしてます。自分たちを気にしてる人に現場に来てもらわないといけないと考えた結果、「今はエゴサしなきゃダメだ」という結果になりました。意識が変わってから、今ものすごいフォロワーが増えてます。 あの:3万。 ――あのちゃんはゆるめるモ!の中で一番フォロワーが多いですよね、数を気にすることはあります? あの:気にしないですね。最初は気にしてましたけど、今は自分の発言の見え方を気にしちゃいます。 みさこ:あのちゃんの発言は、あのちゃんのキャラに合ってるし面白い。私は硬い文章になりがちなんだけど、あのちゃんはきちんと情報がわかるけどフワッとした感じ。楽しみにしてる人も多いと思う。 ――バンドじゃないもん!はオリコン14位になったり、ゆるめるモ!はリキッドルームを満員にしたりしていますが、自分たちの勢いが恐くなるときはないですか? みさこ:それに見合うものはすごく考えてるけど、怖くはないかな。純粋に嬉しい限りです。 あの:「どうしよう」とかはあんまりない。疲れない感じでやりたいです。リキッド1000人埋めて、それだけで終わりたくないし、いいものをやっていくと期待もどんどん高くなるし、自分たちのグループの良さも残さないといけないから、良さが消えないように楽しめたらそれがいいものにつながるかな、って思う。 ――みさこさんはドラム、あのちゃんはギターとお互い楽器をやってますけど、いつか何か一緒にやりたいとは思いませんか? あの:やりたい! みさこ:ゆるめるモ!とバンドじゃないもん!でしかできないこと、超あると思うから、ツーマンではそれを遺憾なく発揮できたらなと思う。あのちゃん、しよ! スタジオから楽しいよ。 あの:やりたい、来てくれる人も絶対楽しいと思う。 ――最後にお互いにアドバイスをお願いします! みさこ:いろんなアイドルが増えてる中、あのちゃんらしく、ゆるめるモ!らしくいってくれたらなと思います! あの:あ、そうですね。自分らしくやりたいです。 ――あのちゃんからみさこさんには? みさこ:さあ来い! あの:アイドルはたくさんいるんですけど、好きなアイドルは特にいなくて、唯一みさこさんが好きで、考え方とかが好きだから、自分らしくこれからも頑張ってください! みさこ:頑張る! (取材・文=宗像明将/写真=竹内洋平) ■ライブ情報 「月見ル10周年記念『あっぱれむむむ~ん!!!』」 日時:2014年10月21日(火) 会場:青山 月見ル君想フ open 18:30/start 19 30 ※チケットSOLD OUT!

“人がゴミのよう”に押し寄せる!? 猿島、友ヶ島…乱立する“天空の城ラピュタ”が直面する問題とは

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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「和歌山市観光協会」公式HP内「友ヶ島」ページより。
 近年、国内各地でスタジオジブリの長編アニメ映画『天空の城ラピュタ』に登場する天空城“ラピュタ”が目撃されるようになった。といっても、それはゲリラ豪雨をもたらす積乱雲のことなどではなく、同作にインスピレーションを得た遺構や遺跡を指している。  目下、脚光を浴びているのは、神奈川県横須賀市の猿島や和歌山県和歌山市の友ヶ島である。いずれの島も、第二次世界大戦の戦跡が想像力をかき立てている。ちなみに猿島は、もともと『仮面ライダー』に出てくるショッカーの秘密基地としても知られていた。  こうした観光資源としての地域再発見は、自治体にとってもまたとないチャンスである。しかし一方で、観光地化ではありがちな、押し寄せる人ゴミが残していくゴミの問題に直面している。猿島は来年4月から入島料を徴収することになった。友ヶ島も2年前から年1万人ペースで上陸者数が急増しており、いつ入島料が検討されてもおかしくない状況だ。幸か不幸か、現在の友ヶ島は唯一の発着場である桟橋が台風で損傷したことを受けて、定期便を運休中である。 「おたぽる」で続きを読む

政治資金問題でも露呈! 小渕優子はやっぱり何も考えていない女だった!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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「小渕優子 オフィシャルブログ」より
 小渕優子経済産業大臣が政治資金問題を巡り、いよいよ辞任に追い込まれそうだ。この間の追及に対する小渕の対応を見ていてあらためて思うのは、結局この人は親の政治的遺産を引き継いで、周囲に流されるまま、何も考えずにやってきた人間だということだ。  金集めや資金処理も親の代からやっていた旧態依然とした方法をそのまま引き継いだだけの他人任せで、追及に対しても自分の言葉で語るわけでもない。「知らないでは済まされないことだと思います」「今やるべきことは、政治資金に関することを調査することだと思います」。まるで他人事のように語るばかりだ。  こうした小渕優子の主体性や自覚のなさ、もっと言えば何も考えていないということを、リテラは安倍内閣発足直後に指摘していた。ここに再録するので、一読してほしい。 (編集部)

HKT48躍進を支える指原莉乃のプロデュース力 アイドルという“虚構”をハンドリングする才覚とは?

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『指原の乱 vol.2 DVD(2枚組)』(東宝)

【リアルサウンドより】  プロデューサー的な才覚を持つアイドルは古今を問わずたくさんいて、近年のグループアイドル流行りの中では、そうしたメンバーがグループの方向性をコントロールしたり、グループを象徴するような存在になることも珍しくはない。  AKB48グループでそうしたメンバーの代表格と言えば何と言っても「総監督」という肩書きを与えられている高橋みなみということになるだろう。長く努力を重ねて得たパフォーマンス力や気っ風の良さなどを含めて、いわゆるセンターとは違った意味でいかにもAKB48グループを代表する存在になっている。  しかし近年のAKB48グループを代表する存在として別に現れているのが指原莉乃である。彼女が世間一般に台頭していったのは2011年に放映されていたバラエティ番組『さしこのくせに 〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜』(TBS系)あたりからで、これはタイトルからも分かるように指原莉乃の「非実力派」で「残念」な部分を強調するものになっているが、それは実は以前からAKB48がグループ全体として強く打ち出しているものでもあるのだ。つまり高橋みなみがAKB48グループの正調、真っ直ぐなコンセプトを牽引する存在であるとすれば、指原莉乃はその裏側、たどたどしくバラエティ的な側面を世間に強く印象づけ、その路線を他のメンバーにも共有させるべく台頭した。そう考えれば、この番組がAKB48メンバーとしては初の冠番組だったことも頷けるはずだ。指原莉乃には、その前段としてテレビドラマ『マジすか学園』で同居(ヤンキーものの物語+「学園祭の延長」と公言された演技力)させられていたAKB48グループのふたつの路線から、とりわけ後者を世に浸透させるような役割があったわけである。  それは、本来なら実力がともなっていないと思われがちなメンバーを前面に出していくというやり方なので、なかなか世には受け入れにくいところがある。簡単に言うとコメディリリーフはトップになるような存在とは思われないわけである。しかしAKB48グループは前述のような「非実力派」で「残念」な少女がほとんど不可能に近いような夢を追うことをコンセプトに含んでいるので、その要素は決して外すことができない。AKBは才能と努力に対して等比級数的に結果が付いてくるというだけのグループではないのである。だからこそ秋元康は彼女のフォトブックに「AKB48とは、指原莉乃の“奇跡”のことである」という帯文を寄せている。「奇跡」が望まれることは全くもって正しいのだ。  指原莉乃が、裏の意味でAKB48グループを象徴し、グループ全体のあり方を左右するような存在であるということは、彼女が2012年に起こした恋愛スキャンダル以降により明白になっていく。昨今でも、恋愛報道はアイドルにとって生命線を絶たれるようなものであり、タレントとしての人生がそれで終わってしまうことも珍しくはない。まして恋愛禁止を掲げていたAKB48グループならばなおさらである。指原莉乃がそのペナルティとしてHKT48へ移籍させられたことは「左遷」そのものだと思われただろう。ひょっとすると彼女自身もそう思ったかもしれない。ところが彼女は実質わずか1年ほどでHKT48を一人前のグループに育て上げたし、2年後のシングル選抜総選挙では兒玉遥と森保まどかを10位、11位にランクインさせた。HKT48メンバーが躍進していることは今や誰の目にも明らかになっているのだ。  後にHKT48劇場支配人となった指原莉乃の戦略は、本人がインタビューで語ったところに寄ると「覚えてもらうのがまずは重要」ということ。実際、彼女は自身の出演するテレビやラジオ、雑誌などのメディアでことあるごとにHKT48メンバーについてかなり具体的な言及を行っていることからも明らかである。彼女自身がバラエティ的なキャラクター性で世間の注目を集めたからこそ、パフォーマンス性はもちろんだが個人として認知されることを強く推奨していると見ることができるだろう。  そうした「キャラ」重視のやり方は、膨大な数がいる今のアイドルシーンにおいて実に妥当なものだし、AKB48に限らず他のグループでも意識されていることではある。指原莉乃がAKB48加入前から熱心なアイドルファンであったことはよく知られているが、今のアイドルのキャラ的な面白さを知っている彼女だからこそHKT48の戦略があると見ることもできるに違いない。  そして何より、彼女が優れているのはそのキャラを活かしながら恋愛スキャンダルを乗りこえたことにある。彼女はスキャンダル後の2013年にシングル選抜総選挙で1位となり、社会現象的にヒットしてAKB48を代表する楽曲のひとつとなったシングル『恋するフォーチュンクッキー』でセンターをつとめた。恋愛スキャンダルを経たメンバーが、名実共にAKB48のトップに立ったことは非常に重要で、恋愛スキャンダルにまつわるあまり意義深くもない報道合戦や卒業・脱退などに彼女は一石を投じている。この先も、アイドルの恋愛スキャンダルは決してなくならないだろう。ファンやメンバーが心を痛め困惑するような事件は続くに違いない。だがこの先に指原莉乃がさらに力を付ければ、そんな折にもベストな対処を行ってシーンを調停するネゴシエイター=プロデューサーとして立ち回ることもできるのではないかと思うし、今のアイドルに求められているのは、そのようにしてアイドルという虚構を虚構としてハンドリングできる名プロデューサーなのである。 ■さやわか ライター、物語評論家。『クイック・ジャパン』『ユリイカ』などで執筆。『朝日新聞』『ゲームラボ』などで連載中。単著に『僕たちのゲーム史』『AKB商法とは何だったのか』『一〇年代文化論』がある。Twitter