オープンなももクロ&しゃちほこに、ハイタテキなエビ中!? “スタダ三姉妹”の棲み分けを解説

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『ハイタテキ! (初回生産限定盤A)(DVD付)』

【リアルサウンドより】  私立恵比寿中学が11月3日に横浜アリーナ、8日には神戸ワールド記念ホールにて『私立恵比寿中学 東西大学芸会2014「エビ中のおもちゃビッグガレージ」』を開催する。また、11月5日には新シングル『ハイタテキ! 』をリリース、勢いを感じさせる活動が続いている。姉妹グループであるももいろクローバーZ、チームしゃちほこもそれぞれに活躍中。ももクロは笑福亭鶴瓶とともに出演する新レギュラー番組『桃色つるべ~お次の方どうぞ~』(関西テレビ)が来年1月よりスタートすることが決定、TVでの活躍も目立つ。一方、チームしゃちほこは11月から初のホールツアーを行うなど、ライブの規模を拡大中だ。いま、勢いに乗っている彼女たちはスターダストの芸能3部に所属し、通称“スタダ三姉妹”とも呼ばれているが、その棲み分けはどのように行われているのか。アイドルカルチャーに詳しい編集者・ライターの岡田康宏が解説する。(編集部)  現在のアイドルブームを指す言葉として「アイドル戦国時代」という言葉が定着して久しい。僕は2011年1月に 『「アイドル戦国時代」がやってきた!』というサブタイトルの新書『グループアイドル進化論』を岡島紳士氏との共著で出しているのだが、その本を書いているころは「いまのブームはアイドルブームではなくAKBブームだ」とか、「『アイドル戦国時代』なんて言葉は1年もすれば忘れられるだろう」とよく言われたものだ。  おそらくこの「アイドル戦国時代」という時代に、もっとも上手く乗ったのがスターダストの芸能3部だろう。女優・モデル事務所としては一流ながらアイドルには実績のなかったスターダストは、この数年でスタジアムクラスを満員にするももいろクローバーZを筆頭に、私立恵比寿中学、チームしゃちほこと武道館クラスを完売させるグループ3組を要するアイドル界の一大勢力へと成長した。スターダストのアイドルグループの特徴は、少人数でメンバー個々のキャラクターを生かしたスタイルや、特定のプロデューサーを置かない方針など、現在の最大勢力であるAKB48系のグループに対するカウンター的な意味合いも強いが、同時に同じ事務所内での、3グループの棲み分けもまた絶妙だ。  長女にあたるももいろクローバーZは、すでに大ブレイクしていたAKBに対して、AKB劇場すぐ裏のUDXシアターでの連続公演を開催するなどゲリラ戦的な活動から入り、個々のキャラクターを生かした、尖ったパフォーマンスで芸能人やクリエイターのファンを増やし、積極的なコラボ策でファン層を広げていった。この長女の性格を色濃く受け継いいでいるのが三女にあたるチームしゃちほこだ。名古屋城での路上ライブから活動をスタートさせたチームしゃちほこは、メンバーの人数やイメージカラーなど無印時代のももクロのものをそのまま受け継いでおり、SKE48によってアイドルファンの土壌が温められていた名古屋を拠点に急成長。CDデビューから、およそ2年で日本武道館公演を完売させるところまで辿り着いた。  一直線に上を目指す長女、三女に挟まれて正反対の性格付けをされているのが私立恵比寿中学だ。現在のメンバーは8人で最も多かったときは13人、リーダーもセンターも置かず、オリジナルのメンバーで残っているのは真山りか一人だけ。メンバーもファンも「永遠に中学生」という設定で、個々のキャラよりもモラトリアム的な空間での群像劇で見せていく。最新シングル「ハイタテキ!」はそこにかけたわけではないだろうが、オープンな性格の長女、三女に比べると内向的で人見知り、ガツガツと新規のファンを獲りに行くよりも、オープンスペースでのリリースイベントや握手会など、距離感の近いイベントを残しつつ、既存のファンコミュニティ、ファミリーを大切にした運営が特徴でもある。今春、メジャーデビュー後初めてメンバー3人が転校し、小林歌穂、中山莉子の2人が加入。メンバー的にもパフォーマンス的にもリセットされたことで、11月3日の横浜アリーナ公演はさすがに即完売とはならなかったが、持久戦型のグループだけに。ここからまたじわじわと、しかし確実に人気を上げてくることだろう。  すでに武道館クラスまで成長した三姉妹に加え、大阪にはまだインディーズながら日本青年館ライブを完売させているたこやきレインボーが控えており、次は九州方面で新たなグループを準備しているという話もある。スターダスト芸能3部のアイドルグループは、個々のグループももちろん魅力的だが、同時にコンセプトの共有と差異化、ノウハウの蓄積とグループごとの棲み分け、そのバランスが絶妙に組み合わされることで、ファミリーとしての魅力をより一層強固なものにしている。 ■岡田康宏 編集者、ライター、カメラマン、評論家、コラムニスト、WEBプロデューサ。得意分野はサッカーとアイドル。著書・共著に『アイドルのいる暮らし』『サッカー馬鹿につける薬』『グループアイドル進化論』など。Twitter:@supportista

賞金を目指しバトル!!「アイドルの“裏”が丸分かり!? アフィリア・サーガブログ対決」スタート!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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 11月26日にシングル「ジャポネスク×ロマネスク」をリリースするアフィリア・サーガのメンバーがテーマに沿ってブログ記事を書き、「おたぽる」にてそのPV数を競う企画「アイドルの“裏”が丸分かり!? アフィリア・サーガブログ対決」がスタートしました!  テーマはメンバーのプライベートやアイドルの裏などに迫るもの。賞金やおたぽるの連載権といった“報酬”や“罰ゲーム”も用意しているので、メンバーたちも奮闘するはず!?  彼女たちの知られざる一面や、アイドル業界の裏話も明かされるかもしれません!  今回そんな対決に挑むのは、アフィリア・サーガの「ミク」「コヒメ」「アヤミ」「アリス」「ローラ」「ミュナ」「レイミー」の7名。1日1人、メンバーが日替わりで記事を公開し、そのアクセス数を競っていきます。  全4回を予定する第1回目のテーマは「賞金の使い道」。まだまだ裕福とは言えない彼女たちがお金を手にした時、どういった行動にでるのか!? また、普段の生活での節約術も明かしてくれるかも!?  ■「アイドルの“裏”が丸分かり!? アフィリア・サーガブログ対決」のサイトはこちら 【概要】 ■ルール ・1ヵ月間、アフィリア・サーガの7名のメンバーがお題に沿ったブログ記事を書く。記事は1日1人日替わりで公開され、そのアクセス数を競う(記事は毎日19時公開)。 ・アクセス数は毎日ランキングで表示され、最終的に3位までにランクインしたメンバーには「賞金」とおたぽるでの「連載権」が与えられる。 ・賞金は「1位5万円」「2位3万円」「3位2万円」。 ・最下位だったメンバーには“罰ゲーム”を敢行! ■参加メンバー “プロ麻雀棋士アイドル”ゆるキャラ好きなにゃんにゃん系女子 ☆ミク・ドール・シャルロット 【記事はこちら “ゲーム好きは誰にも負けない!?”パンダLOVEな乙女 ☆コヒメ・リト・プッチ 10月31日(金)より公開スタート! “ブログは毎日更新”アフィリア・サーガのブログ女王! ☆アヤミ・チェルシー・スノウ 11月1日(土)より公開スタート! “二次元大好き”ツインテールが目印のアニオタ! ☆アリス・ローゼン 11月2日(日)より公開スタート! “プロ野球ファン”料理も好きなキッチンアイドル! ☆ローラ・シュクレーヌ 11月3日(月)より公開スタート! “コスプレ大好き”メンバーイチの『Free!』オタク♪ ☆ミュナ・シュリータ 11月4日(火)より公開スタート! “声優としても活躍中”4月ぶりのブログがおたぽるで見れます!! ☆レイミー・ヘヴンリー 11月5日(水)より公開スタート! ■期間 2014年10月30日(木)~2014年11月27日(木)毎日19時公開 ※期間は予告なく変更となる場合がございます。 ■集計締切日 2014年11月30日(日) ■結果発表 2014年12月(※予定) ■アフィリア・サーガ情報11月26日発売 Newシングル ジャポネスク×ロマネスク http://stand-up-project.jp/13thsingle.htmlアフィリア・サーガ ワンマンライブ開催! Forest of Brillia 2014 ChristmasLive in Maihama Amphitheater 日程:2014年12月20日(土) 会場:舞浜アンフィシアター 時間:開演17:30 全席指定:5,000円 http://stand-up-project.jp/20141220.html

長渕剛の命令で坂道ダッシュ、息子に指懸垂…冨永愛が“長渕教”信者に!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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アツいタッグである(上/長渕剛公式サイト 下/冨永愛公式サイトより)
 昨日、モデルでタレントの冨永愛が初の自伝『Ai 愛なんて大っ嫌い』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を上梓したことを、リテラで紹介した。貧しく複雑な家庭で育ち、周囲への“復讐”を果たすためモデルになり成功する。そしてレイプを想像させるような衝撃的記述も取り上げた。   壮絶で、意外な冨永の人生。だが、もうひとつ意外なのはこの冨永自伝本で表現されるひとつひとつの言葉使いの力強さ、そして荒々しさだ。 「みな殺しにしてやる。今からわたしは復讐の旅へ出る」 「チクショー。ぶっ殺してやる。チクショー。今に見ていろ」  だがそれも当然なのかもしれない。というのも本書をプロデュースしたのはあの長渕剛だからだ。「My Seif」などの長渕の歌が大好きだったという冨永は、今年になって自ら弟子入りを志願、師弟関係を結んだという。

lyrical schoolが新作で示した「アイドルラップ」の可能性 再録曲に表れたグループの成長を読む

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lyrical school『PRIDE(通常盤)』(T-Palette Records)

【リアルサウンドより】  清純派ヒップホップアイドルグループ・lyrical schoolは、2010年にtengal6として結成され、2012年に現在の名前へと改名。タワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」へと移籍し、以降その勢いを着実に伸ばし続けているグループだ。今回は結成4周年を迎え、新作『PRIDE』をリリースした彼女たちについて、ライターの香月孝史が分析した。(編集部)  lyrical schoolの新曲「PRIDE」は、彼女たちのイメージからすれば一見新鮮でもあるような、ハードさやタイトさを打ち出したナンバーになっている。しかしそれは彼女たちにとって、変化球やあえてのイメージチェンジのような位置づけのものではない。ライブで見せつけてきたパフォーマンス力、彼女たちの今を象徴する力強さからごく自然に導かれた、現在のlyrical schoolを代表する「誇り」に満ちた楽曲である。  そんな彼女たちの姿を刻みつけるのは、表題曲「PRIDE」だけでなく、各メンバーの名前が冠された6種類の初回盤に収録された、初期曲のリテイクである。グループとして年数を重ね、様々なライブ、イベントで軽やかに爪痕を残してきた彼女たちは、それらの初期曲をライブの定番曲として進化させ、あるいは折にふれて久々の披露をしてみたりしながら、欠かせないレパートリーとして育ててきた。しかし、観たばかりのライブの記憶をたどろうとしても、ファンがアクセスできるレコーディング音源はごく初期のもの、言ってしまえば今よりはるかに未熟な段階のものしかなかった。今回、「photograph」や「プチャヘンザ!」などの初期曲が新録されたことで、ようやく音源が現場に追いついてくれたとも言える。リテイクされた現在形の初期曲群と、まだメンバーそれぞれのフロウにもさほど違いがなかったかつての音源とを聴き比べると、スキルの差を実感するのはもちろんだが、その差はまた、彼女たちが歩んできたユニークな歴史の証明にもなっている。  tengal6というグループ名で活動をスタートしたlyrical schoolだが、その立ち位置は当初から独特のものだった。アイドルグループでありつつも、アイドル中心のイベントに出演する割合はさほど高くなく、ヒップホップ畑の出演者たちやバンド編成のグループなどの中に混じって、結成間もない「ヒップホップアイドル」はたびたびライブを行なっていた。かといって、ヒップホップシーンに完全にコミットしようとするわけでもない特有のスタンスは、メンバーやスタッフの試行錯誤と唯一無二の面白さとを同時に垣間見せるものだった。アイドルとして頭角を現したグループが他ジャンルのイベントに出演してインパクトを残すことは今や珍しい光景ではないが、lyrical schoolの場合、初期のライブ活動と方向性の模索の中で、他ジャンルとの融合が自然と多くなっていたのだ。  その頃から一貫して印象的なのは、そうした独特なスタンスが、決して奇をてらった結果ではないということだ。自らのベストポジションを探りながらも、その活動には過剰な気負いは感じられなかったし、もちろん「アイドル」というジャンルから距離を置こうとするものでもなかった。アイドルという立場でラップを選択し活動する彼女たちに対して、当初ネガティブなリアクションが少なからずあったことも事実だ。にもかかわらず、不思議なほど彼女たちに悲壮感は見えず、また身の丈に合わないハードさを気取ることもなかった。方向性もモチベーションも、現在のようには定まっていなかったに違いない。それでも、今と変わらないテンポ感のステージングで、ラップを揺るぎない武器にしながら、まぎれもないアイドルグループとして歩みを進めていた。
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lyrical school『PRIDE(初回限定盤 ayaka盤)』(T-Palette Records)

 2012年のT-Palette Records所属をきっかけにグループ名をlyrical schoolに改めて以降、アイドル中心のイベントに出演する割合もぐっと増え、グループアイドルシーンの中での存在感も加速度的に上昇していく。停滞しかねない危機でもあった、初期のボーカルを支えたmarikoや初代リーダーerikaの卒業も、新加入のhina、minanが継承し独自の色を添えることで昇華されていった。hina、minanはいつしかオリジナルメンバーのami、ayaka、mei、yumiと遜色ない存在の強さを獲得し、それぞれが競うようにフロウに独自のキャラクターを滲ませて、ますます楽曲に奥行きが増していった。今回リテイクされた初期曲は、ここまでの道のりを伴走してきた作品群であり、あるいはかつてと今との居場所の差を確かめるための作品群である。そして、彼女たちの歴史と現在を物語るのが、新たな代表曲になるはずの表題曲「PRIDE」だ。  lyrical schoolはしばしば、「アイドルラップ」という言葉をシンボル的に用いる。女性アイドルがラップという歌唱法を効果的に使うことは、今ではごく自然なものになっているが、アイドルがラップを当たり前に武器にすることができる、そんな環境を舗装してきた開拓者としてlyrical schoolの名は刻まれるべきだろう。「アイドルラップ」とは、このグループの特徴を示すだけのフレーズではなく、開拓者としてなお進み続ける彼女たちの“PRIDE”を謳った言葉でもある。  lyrical schoolの持ち味は、こうした自身の来歴や矜持を殊更に強調しないところにある。あからさまなセルフボーストや目配せによって己を誇示することよりも、常にその場にいる観衆と楽しさを共有することに専心してきたように見えるし、それが彼女たちの歴史になってきた。かつてとは比べものにならないほどにスキルを向上させながら、その清々しい立ち居振る舞いは何年経っても変わることがない。そんな彼女たちによって歌われる「PRIDE」は、だからこそ攻めの姿勢と誇りの表明が鮮烈で意義深いものになっているし、この曲を世に向けて放つ最適のタイミングを迎えてもいる。lyrical school自身が踏み固めてきた足場の上に立ち、ストレートに己の“PRIDE”をラップする姿に、見ているこちらまで誇らしい気分に溢れてくる。 ■香月孝史(Twitter) ライター。『宝塚イズム』などで執筆。著書に『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』(青弓社ライブラリー)がある。

『黒子のバスケ』の悪夢再来との危惧も…小嶋ララ子サイン会が脅迫により中止

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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アニメイトガールズフェスティバル2014公式HPより。
「アニメイトガールズフェスティバル2014」(以下、AGF2014)にて11月9日に行われる予定だったマンガ家・小嶋ララ子氏の『星くずドロップ』1巻発売記念サイン会が「編集部宛てに悪質な妨害の予告」により中止となることを、同作を連載する講談社の「ARIA」編集部が告知している。  AGFは同実行委員会が主催するイベントで、今年で5年目。「乙女ゲーム、アニメ、BLコミック、ホビー、コスプレなど、すべてのジャンルが集結した乙女のための大型イベント」として、11月8日・9日の二日間にわたって、開催される予定だ。AGF側は当初「昨今のイベント事情を鑑みまして、AGF2014では各エリアの入口にて【手荷物検査】を実施させていただきます」との告知を行い、実施の方向を探っていたようだが、最終的に中止の判断に至ったと見られている。 「おたぽる」で続きを読む

冨永愛の自伝が壮絶すぎる!「裸の男二人が鎖で…」「風呂場で包丁を…」

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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カバーもスゴいが中身も……『Ai 愛なんて 大っ嫌い』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 モデルでタレントの冨永愛が初の自伝『Ai 愛なんて大っ嫌い』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出版した。冨永といえば、2012年に俳優の塩谷瞬と料理研究家のとの三角関係が大きく報じられたが、その後もサバサバとしたキャラが受け、バラエティにも進出。おしゃれでカッコよく、素敵な元スーパーモデルとして、またバツイチのシングルマザーとして活躍中のタレントだ。  そんな冨永は、さぞかしモテモテで、楽しい人生を歩んできたと思いきや、しかし全く様相が違うのだ。 「殺してやる──、  絶対にぶっ殺してやる。  許さない」  冒頭からこんな物騒な言葉が並ぶ冨永の幼少期はとてつもなく貧しかった。母は結婚と離婚を繰り返し、3人姉妹の父親は全員違う。また姉妹には関係のない男性が、常に入れ替わり同居するような生活だったという。

身長192㎝の超大型新人登場! 浜端ヨウヘイの「ボーカル力」を音楽ライター2氏が分析

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【リアルサウンドより】  山崎まさよしやスキマスイッチ、秦基博、さかいゆうなど、多くの優れたアーティストを輩出してきたオフィスオーガスタから、5年ぶりの新人アーティストとなる浜端ヨウヘイがシングル『結-yui-』で11月5日にデビューする。  浜端ヨウヘイは京都出身のシンガーソングライター。以前は「ヨウヘイ」を名乗り、自ら全国各地のライブハウスをブッキングし、月平均15本のライブをこなす“旅するシンガーソングライター”として活動していた。彼の転機となったのは、2013年10月より『山崎まさよしLIVE"SEED FOLKS"』のオープニングアクトとして全国を帯同したこと。そのパフォーマンスが評判を呼び、2014年2月にオフィスオーガスタ所属となったのを機に、名前を本名の苗字を加えた「浜端ヨウヘイ」とした。

浜端ヨウヘイ / 結-yui- MUSIC VIDEO [前編]

 身長192cmという大きな体躯から生み出させる歌声は、確かに新人離れしたスケールを感じさせる。音楽ジャーナリストの柴那典氏は、浜端ヨウヘイのシンガーとしての魅力について、次のように語る。 「歌の上手いシンガーには、声に透明感がある人や伸びのある人、ファルセットが綺麗な人など、いろいろありますが、彼の場合は地声に力があるタイプですね。芯の強い地声やセクシーなフェイク・ボーカルを特徴としていて、そこには師匠的な立ち位置にいる山崎まさよしと共通する部分も感じられます。体格を活かした声という意味では、パワフルでのびやかな歌声を持つコブクロの黒田俊介さんを彷彿とさせます。また、関西出身という出自やソウルフルな歌い方、特にコブシを回すようなところはウルフルズのトータス松本さんに近いともいえますね」  また、サウンドについては「歌声と合っている」と話した上で、これからもどんどん変化していくだろうと続ける。 「浜端は大学卒業後、沖縄のゲストハウスに居住していた時に歌を始めたといいます。それが影響してなのか、サウンドはフォークやブルースを元にしながら、基本的には内省的ではなく開放的。人懐っこくて地に足のついたタイプの音楽性なんです。同じように旅をしながら歌ってきたという経歴を活かしているところは、ナオト・インティライミに近いともいえるかもしれません。浜端は自分の音楽性にこだわりがあるタイプというより、今回のデビューシングルで江川ゲンタのプロデュースを受けて大きく変化したように、色々なタイプの楽曲を歌おうとするタイプ。バラードやノリのいいジャズも似合うと思います。どんなサウンドに変化していくのか楽しみですね」  オフィスオーガスタ所属アーティストの取材を数多く手がけてきた、音楽ライターの森朋之氏は、彼の歌詞と歌声について“大人の共感”が得られるのではと話す。 「“29歳のときに仕事を辞め、音楽に専念”というエピソードからも、ミュージシャンとしては決して順風満帆ではなかったことが伺えますし、そのなかで体験した出来事、葛藤や悩み、“それでも夢を諦められない”という感情はそのまま歌詞に反映されています。生き方と歌がしっかり結びついているので、説得力があり、30歳でのデビューは明らかに遅いが、大人の共感を得られるシンガーになるのではないでしょうか。たとえば馬場俊英のように、特に30~40代あたりの“このままでいいのか”という思いを抱える男性に支持されると思います。もっとも、ガムシャラに言葉を伝えるタイプのシンガーではなく、どちらかというと包容力のある声質である点もいいですね。ソウルミュージック、R&B、70年代アメリカのポップスなども似合いそうで、たとえば平井堅のファンなどにもアピールするのではないでしょうか」  さらに森氏は、オフィスオーガスタの系譜を踏まえ、今後の可能性をこう語った。 「メロディと歌詞をしっかり聴かせる、オーソドックスでアコースティックなアレンジは、まさにオーガスタ・クオリティ。奇を衒ったり、表面的なインパクトに頼らず、ずっと歌い続けられる曲が書けています。もしかしたら“いきなりブレイク”というわけにはいかないかもしれないが、これまでのオーガスタのアーティスト同様、息の長い活動が期待できそうです」  開放的なサウンドと人懐っこいキャラクター、そして大人の共感が得られる歌詞をダイナミックに歌い上げる浜端ヨウヘイ。J-POPシーンに現れた新たな“旅人”は、今後どんな風景を描いていくのだろうか。 (文=編集部)

浜端ヨウヘイ / 結-yui- MUSIC VIDEO [後編]

公式ウェブサイト ■ライブ情報 『Calling You!! Show Case ~After Augusta Camp~』 出演:浜端ヨウヘイ/杏窪彌(アンアミン)/NakamuraEmi/村上紗由里/松室政哉 日程:2014年11月10日(月) 会場:TSUTAYA O-nest(旧 Shibuya O-nest) 開場/開演:18:30/19:00 『浜端ヨウヘイDebut Anniversary Live「結-yui-」』 ・東京公演 日程:2014年12月9日(火)会場:代官山UNIT 開場/開演:18:00/19:00 ・大阪公演 日程:2014年12月16日(火)会場:Shangri-La 開場/開演:18:30/19:00 ・名古屋公演 日程:2014年12月17日(水)会場:名古屋APOLLO BASE 開場/開演:18:30/19:00 詳細

声優たちの文化祭!日本俳優連合チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2014開催、迫る!!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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写真左より山寺宏一氏、野沢雅子氏、平野文氏、島田敏氏。
 声優・俳優などで構成される協同組合 日本俳優連合(日俳連)が主催するチャリティーイベント「(協)日本俳優連合 チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2014」が、今年も11月24日に開催されることが決まり、10月20日に記者会見が開かれた。  過去2回開催されたこのイベントは、日俳連に所属する声優・俳優が自らもスタッフもこなす完全なチャリティーイベント。このイベントの参加応募方法は「往復ハガキ」なのだが、今年からは「ハガキで応援隊」という形で、当日参加はできない人にハガキ分を寄付してもらうという部門も設けている。記者会見に出席した島田敏氏(『機動戦士Zガンダム』シロッコ役など)は「これまで“当日、参加はできないがハガキ分だけでも寄付したい”という申し出が数多く寄せられた」と説明。ただ寄付をするだけではなく、御礼として抽選で声優らのサイン色紙があたるというから、ファンにとっては嬉しい試みだ。 「おたぽる」で続きを読む

“新解”さん『新明解国語辞典』に隠された秘密のメッセージが泣ける

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『新明解国語辞典 第七版』(三省堂)
 作家で美術家の赤瀬川原平が26日死去した。「老人力」「トマソン」など様々なブームを巻き起こした赤瀬川だが、なかでも『新解さんの謎』(1996年刊、現在はちくま文庫)の印象が強いという人も多いのではないだろうか。『新明解国語辞典』(以下、新明解)の個性的すぎる語釈にスポットを当てた同書により、『新明解』の人気は社会現象にまでなり、以来現在に至るまでベストセラー辞書となっている。  実はこの『新明解』に、『新解さんの謎』以上のさらなる秘密のストーリーが隠されていることをご存知だろうか。  2月に発売され、今年ナンバー1のノンフィクションとの呼び声も高い『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』(佐々木健一/文藝春秋)。書名にある“ケンボー先生”とは、『三省堂国語辞典』(以下、三国)を編纂したことで知られる見坊豪紀氏。そして“山田先生”というのが、赤瀬川『新解さんの謎』によりブームとなった『新明解』の編纂者である山田忠雄氏のこと。空前絶後の用例採取を行い、燦然たる業績を残した見坊氏と、赤瀬川いわく「魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない」という人格を持つ前代未聞の辞書をつくり上げた山田氏。じつはこの2人には、知られざる出会いと決別の物語があったのだ。  そもそも、2人の個性は、その手がけた辞書を読むだけで大きく違うことがよくわかる。たとえば、〈恋愛〉という言葉にしても、語釈はこんなにも違う。

電気グルーヴの歌詞はなぜ気持ちいい? コトバが生み出すグルーヴを考察

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電気グルーヴ『25(完全生産限定盤)』(KRE)

【リアルサウンドより】  電気グルーヴの作品を、いつも歌詞カードを熟読しながら聴いてしまう。  「あぁ、面白いよねぇ。バカで最高!」という同意の声、あるいは「え、そんなの真面目に読んでるあんたが馬鹿じゃないの」と鼻白む声が聞こえてきそうだが、今回のテーマは電気グルーヴの歌詞の、面白さ、ではなく、響きの素晴らしさについてである。  電気といえば、「富士山」や「誰だ!」などのオモシロ系、たまに飛び出す「N.O.」や「虹」などのナイーヴ名曲、あとは当然「Shangri-La」が代表曲。そんな認識は間違っていないと思う。実際、楽曲のベクトルはいくつかに分かれるが、作詞家としての石野卓球&ピエール瀧は、常に一貫した手法を取っている。「深い意味がないってことでしょ?」と先に回答されてしまいそうだが、ちょっと違う。彼らは、聴けば意味の通じる「訓読み」のコトバではなく、前後があって初めて意味を成す「音読み」の歌詞を書く。大事なのは音の響き(おとのひびき)ではなく、音(オン)の響(キョウ)なのだろう。  音読みでオンとだけ言っても「音」か「恩」か「怨」か判別不能。だがオンキョウといえば「音響」→「音の響き」のことだと意味が通じる。小学校に戻っていうと、これが音読みと訓読みの基本的な違いだ。そして電気グルーヴの歌詞は、ワンセンテンスだけ取り出してもまったく意味がわからない。だがコトバを重ねていくことで「いい雰囲気」が成立する。意味や真意という明確なメッセージはないだろうが、その曲のムードや作り手のニュアンスは確かに感じられるだろう。新曲「Baby’s on Fire」はたとえばこんな感じ。  〈もう相当何かが足りません たまりません 至りません   Baby’s on Fire Baby’s on Fire では済みません〉  ただ韻を踏んでいるのではない。造語ではないし、ナンセンスな言葉遊びというわけでもない。恋人たちの情熱的な世界に対する批評性、シュールなツッコミがきちんとあって、最後にはオチらしきものもある。さらには〈足りません/たまりません/至りません〉と実際口に出してみたときの、言葉が舌の上で気持よく転がっていく快感が見事なこと! このレベルの歌詞が書けるアーティストは、おそらく井上陽水くらいではないかと思う。  これはPUFFYから聞いた話だが、井上陽水から届く歌詞はいつだって「目で読むと意味わかんない。でも歌ってみるとすんごく気持ちいい!」という。〈北京 ベルリン ダブリン リベリア〉の歌い出しが強烈だったデビュー曲「アジアの純真」もそうだが、単語自体に意味はない。だが無意味な単語を重ねていくと確かに快感が生まれていく。素人が歌っても決して噛まないコトバ。発声してみると想像以上に気持ちよく流れていくコトバ。それを「歌詞自体がグルーヴになる」という言葉で説明したのは岡村靖幸だ。  「たとえば『氷の世界』。あれはフォークかロックかダンスミュージックかわからないですけど、ものすごくグルーヴィな曲だと思うんです。踊れるし、詞の合わせ方もすごく上手。突出してグルーヴィーな名曲だと思いますね」(2012年、「SPA!」ロングインタビューより)  自分の想いを込めた歌詞ではなく、それ自体がグルーヴになる歌詞を。おそらく井上陽水も電気グルーヴも、そういう曲の作り方をしているのだと思う。無意味、シュール、おバカと片付けられてしまう彼らの歌詞だが、文学的に見れば、ではなくて、音楽的に見れば、それは日本語に対してすこぶる自覚的な人間のものだとわかる。ただ言いたいことを垂れ流しても鬱陶しいだけだし、本音をぶちまければ誰もが感動するとは限らない。音楽である以上、コトバを音に乗せるときにはどれだけの注意とセンスが必要か。その事実を電気グルーヴは本質的に理解している。だからこその「音読み」であり「音響」なのだ。  なんか絶賛してますけどぉ、とツッコミが入りそうだ。井上陽水には「少年時代」や「心もよう」みたいな名曲があるじゃないか。電気グルーヴにそんな泣かせる曲が、本当に情景的な歌詞があるのかと。確かに、25周年記念のミニアルバム『25』にそれはない。むしろ記念だからと積極的におバカ路線を邁進する曲もあり、やっぱこの人たち面白いわと笑うのが正解だろう。だが、前作『動物と人間』に収録された名曲「Slow Motion」は、たとえばこんな感じ。  〈夏が過ぎて焦らすように いつの間にかスローモーション   懐かしさ連れ去るように 殺伐の景色スローモーション〉  曲とのマッチングは完璧。メロディは途方もなく綺麗で、意味はよくわからないがグッとくる情景もたっぷりである。普段はそんな素振りを見せない電気グルーヴが、ふとした瞬間に見せるナイーヴな文学性。それを味わいたくて、私は彼らの歌詞カードをいつも熟読してしまうのだ。 ■石井恵梨子 1977年石川県生まれ。投稿をきっかけに、97年より音楽雑誌に執筆活動を開始。パンク/ラウドロックを好む傍ら、ヒットチャート観察も趣味。現在「音楽と人」「SPA!」などに寄稿。