出版社の都合で原稿料を払わなくてよいのか? ライトノベル作家との騒動で見えた一迅社の体質

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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一迅社WEBより。
 出版社の指示で執筆を始めたら、企画そのものが社内で通っていなかった。そんなトラブルに巻き込まれたライトノベル作家・真慈真雄氏が、10月末に一連の出来事をツイッターで開示し注目を集めた。  この騒動は、11月頭に真慈氏が一迅社から説明を受けて一連のツイートを削除したことで沈静化した。けれども、ひとつの大きな疑惑が残っている。それは一迅社側がミスを認めながらも、ここまで執筆した原稿料を支払う気がないのではないか? というものだ。 「おたぽる」で続きを読む

羽生結弦、強行出場の陰に“謎の整体師”? オカルト依存に心配の声

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
hanyu_01_141111.jpgテレビ朝日「フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦2014」公式サイトより
 グランプリシリーズ第3戦となる中国杯・男子フリーの公式練習中に中国の閻涵選手と激突し、頭部挫創など全治2〜3週間のケガを負ったフィギュアスケートの羽生結弦選手。選手生命にも影響しかねない脳しんとうの可能性もあるなかで棄権することなく試合への出場を選んだ羽生選手の“不屈の精神”には、「感動した。さすが世界王者!」と称賛する声があがる一方、「さすがにあの状態では棄権すべきだった」とする意見も噴出。現在は賛否が巻き起こっている状態だ  それにしても、羽生選手が負傷後に見せた意欲はすさまじかった。応急処置を済ませリンクに戻ってきたときには「跳ぶ!」と羽生選手は鬼気迫る表情で絶叫。リンクサイドではコーチであるブライアン・オーサー氏が「今はヒーローになるときではない」「君にしか(身体の)状態は分からない」と説得していたが、羽生選手は見るからに興奮状態で、オーサー氏の言葉は何も響いていないようだった。  羽生選手が宣言通り見事に跳んだことには、「金メダリストの証明だ」と多くの人が感動した。だが、その裏では“ある人物”の存在が強く羽生選手を突き動かしたのではないかと囁かれている。その人物とは、羽生選手が信頼を寄せる接骨院の院長である菊地晃氏。キスアンドクライから引き上げる際にフラフラとなっていた羽生選手をオーサーコーチとともに支えていた、あの眼鏡姿の男性だ。

椎名林檎、二階堂ふみへの楽曲提供を希望「ワケありな人に興味がある」

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椎名林檎『日出処(初回限定盤A)』(ユニバーサルミュージック)

【リアルサウンドより】  椎名林檎が、11月9日放送の『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)に出演。MCの中村正人(DREAMS COME TRUE)と、演出や作曲術について語り合った。  冒頭、椎名が中村に「学生時代に女の子ばかり9人編成ぐらいのバンドがあって、文化祭のテーマソングが『go for it』で、この時初めてボーカルをやったんです」と、ドリカムの楽曲をカバーしていたことを明かすと、中村は「すごいだろー!?」と観覧客に向かって喜びをアピール。椎名はその後、玉田豊夢(ドラム/100s)、山口寛雄(ベース/100s)、竹内朋康(ギター/Ex.SUPER BUTTER DOG)、浮雲(ギター)、ヒイズミマサユ機(ピアノ/PE'Z)といったバンドメンバーと共に「NIPPON」を披露。間奏のセッションでは椎名を交えて激しいせめぎ合いを見せた。  同番組では「椎名林檎 音楽家としてのマナー」として、「曲は他の人が歌うイメージで作る」と紹介。椎名は幼少時代、自身の声が気に入らなかったらしく、現在も「変な声なのはわかってますけど」と、違和感を感じているという。これに対し、中村が「ワン・アンド・オンリーな人たちはみんな変な声だよ。マイケル・ジャクソンもシンディー・ローパーも。決していわゆる『良い声』ではないよね」と変わった声だからこそ特徴的になれるということを説明し、椎名も「なるほど」と納得した。  その後、椎名は「カーネーション」は石川さゆりを、東京事変「女の子は誰でも」は松浦亜弥をそれぞれイメージして作ったと明かし、ともさかりえや栗山千明への楽曲提供について話が及ぶと、「デビューの時にはもう広末ちゃんとかともさかちゃんには書いていた」と楽曲制作の裏側を明かした。中村が椎名に対し「作ってみたい人はいる?」と質問すると、彼女は「二階堂ふみちゃん。PVとか見てみたいでしょ?」と、新進気鋭の若手女優・二階堂ふみの名を挙げた。椎名はその理由として「ミュージシャンでもいいけど、ワケありな人に興味がある。立っただけで、声も出していないのに『何かワケがありそうだ』と思われる人に書いてみたい」と語った。  また、椎名林檎・東京事変のアルバムの大半は曲タイトルの文字数がシンメトリーになっていることについて、中村が「デザイナー的な発想だよね」と椎名に語ると、「そうでしょうね。本当に音楽とか好きなのかなって思いますよね。思い入れがあれば言葉を大事にするじゃないですか。でも、デザインとしての文字の魅力の方が勝っちゃうんですかね」と、音楽や歌詞などをビジュアル面から意識していることを明かした。そして中村から「曲タイトル変ですよ」と指摘された椎名は、観客に「変な感じだと思って聴いてらっしゃいます? お客さん方も使われる言葉遣いじゃない?」と質問するも、「使わない!」という回答が多く、椎名は驚いた表情を浮かべた。  椎名にはまた、オリンピックまでにやりたいことがあるそうで、「裏方の仕事をしてみたい。オリンピックまでにキャバレーを作りたい。(中略)大人がちょっとエッチな気持ちになったりしながらお酒を飲んだり、小上がりでは私がスクール水着でフラフープしたり」と、願望を明かした。これに対し中村が「俺は全財産出すよ」と答え、椎名が「aikoとかも呼んでね。だってもうCDダメでしょ、これからは生よ! 生!」と叫ぶと、スタジオが爆笑に包まれた。  ほか、視聴者や会場の観客から「いつもお綺麗な林檎さんですが、美容や健康に対して行っていることは?」や、「何食べてるの?」、「何時に寝てるんですか?」などの質問が寄せられると、椎名は「粗食です。今朝もおみおつけ。最近は徹夜続きで美容を保てていない」と自嘲気味に答える一幕もあった。  番組の最後には、女性の一生を歌った「ありきたりな女」と、英語詞で「丸の内サディスティック」のジャズアレンジを披露した椎名。次回は西野カナをゲストに迎える予定だ。 (文=向原康太)

「アルバイトをしないと生活できない!」ライブ収入がゼロの時も!? アイドルの低すぎる収入の実態

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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やっぱり現実はきびしいものです。
 2012年にアイドルとしてデビューし、現在はアイドルの振付師として活躍する加藤未来が、現役アイドル&アイドル志望者に伝えたい業界裏話を暴露。第3回は「アイドルの収入」。交通費を稼げれば御の字!? アルバイトをしなければ生活できない、アイドルの悲しい懐事情をレクチャー! ――今回のテーマは、“アイドルの収入”です。先月、主催ライブを行ったそうですね。ライブ会場を借りるだけでもかなりお金がかかると思うし、実はけっこう儲かっているんじゃないんですか? 加藤未来(以下、加藤) いやいや、そんなことないですよ! ライブ会場はピンからキリまでありますが、主催ライブをする場合はだいたい4時間くらい借りて料金が5〜6万円くらいの会場を使用しています。それにアイドルの収入はチケットバックと物販の収益だけなので、アルバイトをしないと生活できないです。 「おたぽる」で続きを読む

百田尚樹がたかじん未亡人の代弁者になって娘を罵倒! その理由は?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『殉愛』(幻冬舎刊)
「ここまで露骨に書くなんていったいどういうつもりなんだ?」「あの売れっ子作家がなんでこんなことを書いてるんだ」  百田尚樹によるノンフィクション『殉愛』(幻冬舎刊)が出版されてから、関西のマスコミ関係者の間でこんな戸惑いの声がしきりにあがっている。  やしきたかじんが亡くなる3カ月前に結婚した32歳年下の妻・さくらさんがはじめてメディアで証言し、しかも、その“愛の物語”を当代一の売れっ子作家・百田センセイが書き下ろしたことで大きな話題になっている同書。だが、関係者がクビをひねっているのはその意外な組み合わせだけではない。この『殉愛』という本はとにかくいろんな意味でキナ臭い匂いがぷんぷん漂っているのだ。  まず、唖然としたのがプロモーションの方法だった。発売日ぎりぎりまで書籍の存在すらひた隠しにされ、発売当日に「スポーツニッポン」だけが朝刊で前打ち。その夜、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に百田が出演して二人の感動物語と出版の裏舞台を大々的に特集するというあざといメディア戦略が仕掛けられたのだ。

エビ中、SUPER☆GiRLS、TPD……中規模アイドルグループの可能性を分析

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モーニング娘。’14『TIKI BUN/シャバダバ ドゥ~/見返り美人(初回生産限定盤A)(DVD付)』(UP-FRONT WORKS)

【リアルサウンドより】  5人組、6人組に関しては前編【アイドルグループは5人組と6人組、どっちが良い? 両編成のメリットを分析】で解説しましたが、女性アイドルグループの成功例は、上はAKB48から下はピンクレディー、WiNKまで人数の幅は広く、48系のグループは基本的なセットとして16人×3チーム、その下には研究生がいて、そういうグループが東京、大阪、名古屋、福岡、ジャカルタ、上海、公式ライバルの乃木坂までいるわけで、この規模感はこれまでのどんなアイドルグループとも比較になりません。逆に少ない方では、2人組での大ブレイクは最近ありませんが、PerfumeやBABYMETALは3人組で、アイドルの枠を軽く飛び越えて世界に出ていくアーティストとして大きな成功を収めています。  いま、むしろ多少手薄となっているのは10人前後の中規模グループでしょう。この規模の代表格は、もちろんモーニング娘。ですし、エイベックスのSUPER☆GiRLSは全盛期のモーニング娘。をイメージして12人で結成されています。日本のグループではありませんが、いまのアイドルグループに与えた影響でいえば、少女時代の存在も忘れられないところです。この規模では、武道館、アリーナクラスの動員力を持つグループは多数出てきていますが、3人組のPerfume、5人組のももクロ、大人数の48系グループと比べると、スタジアム、ドームクラスまでブレイクしたグループはでてきていません。  そうした中でも、8人組のエビ中こと私立恵比寿中学は、個のキャラ立てが得意なスターダストのグループで、タモリ倶楽部で鉄道アイドルとしてのポジションを確立した廣田あいか、ソロでのシングルリリースが決まった真山りかなど、個々の活動が徐々に目立つようになってきており、いま最も大きなブレイクに近い存在と言えるかもしれません。  老舗のモーニング娘。は道重さゆみという偉大すぎる存在が抜けた後で、どうやって新たなグループの色を作っていくか。しかし、変わらざるを得ない環境にいるということは、大きな可能性を秘めた状態であるとも言えます。  10月にニューヨーク公演を成功させたCheeky Paradeは、まだこれからの存在ですし、ファンの盛り上がりも含めたやんちゃなスタイルは好みの分かれるところですが、大学生世代を中心とした若い層の受けは圧倒的に良く、一点突破的なブレイクの可能性があるかもしれません。  また、90分ノンストップで1つのショーを見せるようなワンマンライブの圧倒的なパフォーマンスで話題の東京パフォーマンスドールが、これらの先輩アイドルグループを一気に抜き去っていくという可能性にも期待したいところです。  この規模のグループは人数的なボリューム感があるのでステージは華やかですが、一方で個々のキャラを覚えてもらうには人数が多くて若干敷居が高い。その壁を突破することができたら、アイドル界にまた新たな潮流が生まれるような予感がします。 ■岡田康宏 編集者、ライター、カメラマン、評論家、コラムニスト、WEBプロデューサ。得意分野はサッカーとアイドル。著書・共著に『アイドルのいる暮らし』『サッカー馬鹿につける薬』『グループアイドル進化論』など。Twitter:@supportista

1日所長の篠田麻里子よ、どこにいた!? 年に一度の刑務所文化祭で“刑務所の中”を体験してきた

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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 人生で住みたくない場所ナンバー1と言えば、「刑務所」と答える人は多いのではないだろうか。しかし、住みたくはないのだが、覗いてみたいと思うのも人情である。そのためか、刑務所を舞台にした作品というのは、和洋、ジャンルを問わずに人気がある。 「おたぽる」らしくマンガ作品を挙げるなら、まず真っ先に思いつくのが花輪和一の『刑務所の中』(講談社)だ。懲役3年の獄中生活を送った作者が、その時の様子をこと細かに生き生きと描いている。山崎努や香川照之らが出演して映画化もされたので、知っている人も多いだろう。  また、土山しげるの『極道めし』(双葉社)は、刑務所の雑居房で、囚人たちが今までに食べた一番美味しかった物の話をするマンガだ。こちらも、実写映画化されている。 「おたぽる」で続きを読む

「壁ドン」の次は「顎クイ」がブーム! 進化する女子の妄想

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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ドラマでも顎クイが見られる?(日本テレビ『きょうは会社を休みます。』番組サイトより)
 今年、大ブームとなった“壁ドン”。マンガのなかの女子たちのあこがれシチュエーションだった“壁ドン”は、『近キョリ恋愛』『クローバー』といった少女マンガ原作の恋愛映画や、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)などのドラマでも多用。その人気は留まるところを知らず、なんとついに、実際に壁ドンされる体験イベントがあちこちで開かれているほど。9月に開催された「東京ゲームショウ2014」でも壁ドン体験ができるブースが設けられ、長蛇の列をなすほどの大盛況となった。  さらに、“壁ドン”は進化し、壁際にいる女の子の足の間に膝を割り込ませる“股ドン”に、両手両足で壁に張り付く“蝉ドン”など、さまざまな派生形が誕生。なかでも人気なのが、“床ドン”。もはや単に押し倒しているだけとしか思えないが、『アオハライド』(集英社)や『L♡DK』(講談社)といった人気少女マンガ作品でも、女子たちがもだえる“床ドン”シーンがぞくぞくと生み出されている。  しかし、“壁ドン”につづいて新たなブームとなりそうなのが、ほかにある。それは、“顎クイ”だ。

アイドルグループは5人組と6人組、どっちが良い? 両編成のメリットを分析

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ももいろクローバーZ『泣いてもいいんだよ(通常盤)』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  女性アイドルグループに最適なのは何人組か? 5人組でいえばももいろクローバーZ、6人組だとでんぱ組.incが現在の代表的な存在でしょう。主要なグループだけでも、5人組には℃-ute、東京女子流、9nine、ベイビーレイズなど、6人組にはチームしゃちほこ、妄想キャリブレーション、乙女新党など。男性アイドルグループの中でも長く一線で活躍しているSMAP、嵐、TOKIOの3組が揃って5人組ということや、いわゆる特撮戦隊物は5人組が主流で世間一般に馴染みやすいということもあり、実績の面で5人組の優位は動かないところですが、でんぱ組の成功で6人組にも注目が集まっているというのが現状でしょうか。  アイドルグループには奇数組優位説というのがあり、メンバーの人数が奇数だと立ち位置にセンターができるからというのがその理由の一つとされていますが、6人組は3×3の2グループに分ければ簡単にセンターが作れるので偶数組でありながら使い勝手が良いという特徴があります。  もともと女性アイドルグループでも、初期の代表的な存在であるピンクレディーは2人組、キャンディーズは3人組、男性のグループでも少年隊やシブがき隊、たのきんトリオは3人組。先ほどの奇数組優位説と組み合わせて考えると、アイドルグループの主流は3人組から5人組へと徐々に移行してきた歴史があります。これはおそらく、ファンの側の求める情報量が増えてきていることと好みが多様化しているためで、3人よりも5人の方がよりメンバー個人やグループとしての見せ方のバリエーションが豊富であるということが現在の5人組優位の時代につながったと考えられます。  その流れで行けば、次に来るのは7人組の時代ということになりそうですが、一方で人数を増やしすぎると個々のメンバーの差別化や個別の認識をしてもらうためのハードルが上がる難しさがあり、もちろん多くの人数を動かすことになれば、それだけ運用のコストも跳ね上がります。となると偶数組でありながら、センターを作りやすく奇数組の優位な部分にも対応できる6人組に注目が集まるのは必然かもしれません。  そもそも今のアイドルグループは、結成からの活動期間が長く、まったくメンバーチェンジのないグループの方が少ないくらいなので、今のグループに合ったメンバーが揃っていることの方が人数そのものよりも重要な面ではありますが、時代はこれから5人組の時代から6人組の時代へ移行していくのか、そのカギを握るのは、いま6人組グループのトップランナーである、でんぱ組.incの今後の活躍次第で大きく左右されそうです。 ■岡田康宏 編集者、ライター、カメラマン、評論家、コラムニスト、WEBプロデューサ。得意分野はサッカーとアイドル。著書・共著に『アイドルのいる暮らし』『サッカー馬鹿につける薬』『グループアイドル進化論』など。Twitter:@supportista

アイドルグループは5人組と6人組、どっちが良い? 両編成のメリットを分析

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ももいろクローバーZ『泣いてもいいんだよ(通常盤)』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  女性アイドルグループに最適なのは何人組か? 5人組でいえばももいろクローバーZ、6人組だとでんぱ組.incが現在の代表的な存在でしょう。主要なグループだけでも、5人組には℃-ute、東京女子流、9nine、ベイビーレイズなど、6人組にはチームしゃちほこ、妄想キャリブレーション、乙女新党など。男性アイドルグループの中でも長く一線で活躍しているSMAP、嵐、TOKIOの3組が揃って5人組ということや、いわゆる特撮戦隊物は5人組が主流で世間一般に馴染みやすいということもあり、実績の面で5人組の優位は動かないところですが、でんぱ組の成功で6人組にも注目が集まっているというのが現状でしょうか。  アイドルグループには奇数組優位説というのがあり、メンバーの人数が奇数だと立ち位置にセンターができるからというのがその理由の一つとされていますが、6人組は3×3の2グループに分ければ簡単にセンターが作れるので偶数組でありながら使い勝手が良いという特徴があります。  もともと女性アイドルグループでも、初期の代表的な存在であるピンクレディーは2人組、キャンディーズは3人組、男性のグループでも少年隊やシブがき隊、たのきんトリオは3人組。先ほどの奇数組優位説と組み合わせて考えると、アイドルグループの主流は3人組から5人組へと徐々に移行してきた歴史があります。これはおそらく、ファンの側の求める情報量が増えてきていることと好みが多様化しているためで、3人よりも5人の方がよりメンバー個人やグループとしての見せ方のバリエーションが豊富であるということが現在の5人組優位の時代につながったと考えられます。  その流れで行けば、次に来るのは7人組の時代ということになりそうですが、一方で人数を増やしすぎると個々のメンバーの差別化や個別の認識をしてもらうためのハードルが上がる難しさがあり、もちろん多くの人数を動かすことになれば、それだけ運用のコストも跳ね上がります。となると偶数組でありながら、センターを作りやすく奇数組の優位な部分にも対応できる6人組に注目が集まるのは必然かもしれません。  そもそも今のアイドルグループは、結成からの活動期間が長く、まったくメンバーチェンジのないグループの方が少ないくらいなので、今のグループに合ったメンバーが揃っていることの方が人数そのものよりも重要な面ではありますが、時代はこれから5人組の時代から6人組の時代へ移行していくのか、そのカギを握るのは、いま6人組グループのトップランナーである、でんぱ組.incの今後の活躍次第で大きく左右されそうです。 ■岡田康宏 編集者、ライター、カメラマン、評論家、コラムニスト、WEBプロデューサ。得意分野はサッカーとアイドル。著書・共著に『アイドルのいる暮らし』『サッカー馬鹿につける薬』『グループアイドル進化論』など。Twitter:@supportista