中山美穂に捨てられた辻仁成が息子のためにつくる愛情料理がスゴい!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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辻仁成公式サイトより
 世間を賑わせた中山美穂との離婚劇では、「中性化キモい」「相変わらずナルシスト」と非難を浴びた作家・ミュージシャンの辻仁成が、いま、にわかに注目を集めている。熱視線が向けられているのは、今度はロン毛の容姿ではなく、腕。小説でも歌でもなく、料理の腕前だ。  発端は、辻が頻繁にTwitterに投稿する料理写真だった。ルーからつくったハヤシライスはじつに家庭的で、かと思えば週末にはズッキーニのメルゲーズ(子羊肉) 詰めオーブン焼きなるオシャレな一品も。愛息の遠足弁当には、かわいいらしいタコさんウインナーまで登場……。こうした料理画像の数々に、「女子力高すぎ!」「こんなパパがほしい!」と称賛する声がぞくぞくと寄せられている。  そして、ついにその腕が認められて(?)、辻は「女性自身」(光文社)に料理コラムを連載するまでに。連載タイトルも、ずばり「辻仁成 子連れロッカー「希望回復大作戦」ムスコ飯」だ。 「希望回復大作戦」とは、中山美穂を同じ音楽家の渋谷慶一郎に奪われた心境を見事に表しているが、あの“無双のナルシスト”だった辻が自虐に走るとは、と少々意外に思うかもしれない。だが、この連載を読めば、辻への見る目もきっと変わるはずである。というのもこの連載、料理のレシピとともに辻と息子のふれあいが綴られており、それがじつに微笑ましく、温かいのだ。

バニラビーンズ・リサが語る、音楽への向き合い方「ライブの感動を、内に秘めてたらもったいない」

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左、レナ。右、リサ。

【リアルサウンドより】  バニラビーンズが11月11日、新シングル『有頂天ガール』をリリースした。表題曲は、郷ひろみ「2億4千万の瞳」やフィンガー5「学園天国」、ラッツ&スター「め組のひと」の作曲で知られる作曲家・井上大輔が、80年代当時にWink用に書き下ろした未発表楽曲で、今回バニラビーンズの歌唱によって初めてリリースされる。  メンバーのリサは、TBSラジオの音楽番組『高橋芳朗 星影JUKEBOX』(2013年4月7日〜2014年3月30日)へのレギュラー出演などで、熱心な音楽ファンとしても知られていることから、今回、リアルサウンドでは彼女に自身の音楽観をたずねるインタビューを実施。音楽にのめり込むことになったきっかけから、ロック好きでありつつアイドルとして活動することへの考え方、さらには新曲の仕上がりについてまで、じっくりと語ってもらった。聞き手は、音楽雑誌を中心に活躍する編集者の上野拓朗氏。(編集部)

「ビートルズよりもキンクスのほうが好きだった」

――リサさんが音楽を熱心に聴くようになったきっかけは? リサ:母親がザ・ビートルズを好きで常に家で聴いていたっていうのもあるんですけど、中学生の頃にザ・キンクスってバンドを知って。そこからですね。「ユー・リアリー・ガット・ミー」のイントロは知ってましたけど、それがキンクスの曲だと知って超カッコいい!って。みんなビートルズがいいって言ってるけど、私はキンクスのほうがいい!って。それをきっかけに、いろんなCDを買って聴いてみたり……っていうことが始まりました。 ――中学校の同級生はどんな音楽を聴いていたんですか? リサ:当時はテレビドラマの主題歌がトップ10に入ってるような時代だったんですよね。洋楽だとブラック・アイド・ピーズが流行ってたかな。私は一時期、なぜかグッド・シャーロット好きだったことがあって、それは高校生の頃だったんですけど、なんで好きだったんだろう? 覚えてないですけど、たぶんどこかで耳にしてカッコいいと思ったのかもしれない。 ――リサさんの口からグッド・シャーロットの名前が出てくるとは! リサ:みんな一瞬、寄り道するんですよね(笑)。やっぱりグッとくるんです。そういう意味では、中学生の時はブラック・アイド・ピーズやスウィートボックスも好きで、ずっとそればっかり聴いてました。あれは何なんでしょうね? その熱はあまり持続しないけど、自分の中に意外と深く刷り込まれてる。イントロを聴いた瞬間、「ハッ!」って。 ――(笑)僕の場合は80年代後半のボン・ジョヴィやデフ・レパードとかが、そういう存在になりますね。中学生の頃、ほぼ毎日聴いていた時期があったのに、1年くらい経って聴かなくなってしまった。 リサ:そのあと追わないんですよね(笑)。 ――はい。でも、どこかでイントロを耳にするとすぐわかります。 リサ:そういう意味で最近また熱が走ったのが、GLAYさんで。この前の「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」も行ったんですけど、めちゃくちゃカッコいいなって。中学生の時に聴いてたんですけど、大人になった今、改めてその歌詞を見てみると、世界観がキレイで素敵なんです。昔も今も活動をずっと続けていて、そのカッコよさが色あせないっていうのは、すごいことだと思います。 ――話を戻しますけど、キンクスを聴いている時、周りにそういう音楽を聴いている友達は誰かいたんですか? リサ:いなかったです。だから、音楽の話は友達とはしたことがないですね。高校生になって怒髪天とか聴くようになったんですけど、そういう話も友達としたことはないです。当時はライブにも行ってなかったので、CDを買ってきて家でひとりで聴く……みたいな。あとYouTubeが流行り始めた頃で、ライブ映像ばかり見てました。思い返すとヘンな高校生ですね(笑)。ちょっと怖い。 ――(笑)将来は音楽の世界に進みたいとか、そういうことは考えなかったですか? リサ:音楽をお仕事にしようと思ったことはなかったですね。ファッションも好きなので、海外に行ってファッションで仕事をしたいなって思ってました。 ――じゃあ、音楽は本当に自分だけの楽しみって感じだったんですね。 リサ:はい。あとはラジオとか……超ネクラですね! やっぱり怖い(笑)。深夜ラジオが友達みたいな感じで、ラジアンリミテッドやJUNK、オールナイトニッポン、ほとんど聴いてました。当時は爆笑問題のJUNKを聴いてる人がこの世の中にいるなんて思ってなかったんですよ。私ひとりだけが聴いてるんだろうって思っていたら、最近になって同じようなリスナーさんが実は周りにいっぱいいました(笑)。 ――(笑)そんな学生の頃、どんな大人になるんだろうなぁって思ってましたか? リサ:OLには絶対にならないだろうなって思ってました。毎朝、同じ時間に起きて同じ電車に乗って、同じところに行って同じ時間に帰るみたいな生活は、私は絶対しないだろうなってなんとなく思っていて。だから、大学に行く時も、学部は芸術学科だったんですけど、映画とか音楽とか舞台とか全部が学べる学科だったので、迷わずそこに行きましたね。私は絵画が好きで、西洋絵画を大学では専攻してたんですけど、映画も舞台もその時に一気に学べたので。

「夢と現実のギャップで驚くことはない」

――今のお仕事はいつから? リサ:大学に入ってから始めました。モデルの仕事ができるよって、当時の社長にそそのかされて、結果的にアイドルになったんです(笑)。大学行きながらモデルができるならいいかなって。たぶん最初からアイドルって言われたら、私はやってなかったですね。それにバニラビーンズも最初は2人組ユニットっていう感じで、アイドルの括りじゃなかったんですよ。それが時代の流れなのかはわからないですけど、今はアイドルという枠に入ってる感じです、感覚的には。活動していくうちに、アイドル戦国時代っていうのが生まれて、アイドルがたくさん増えて……7年くらい活動してると、そんな歴史もあります(笑)。 ――リサさんは、そういう変遷をどう見てるんですか?  リサ:私は常に客観的だと思います。アイドルにすごく憧れてアイドルになってたら、夢と現実のギャップで驚くことが多いと思うんですよね。私にはそういうのがいっさいないので。“あっ、こういうものか”とも思うし。でも、アイドルって今は大人数のグループが多いから、アイドルって枠の中でバニラビーンズって2人組がどうやったら異質に見えるかなっていうのは、すごく考えますね。 ――アイデアを出し合ったりするんですか? リサ:はい。結構考えますよ。2年くらい前からバニラビーンズ主催で、生バンドとの対バン企画を新宿ロフトで継続してやってるんですけど、それもなんとなく見慣れたメンツとやるんじゃなくて、絶対にほかでは対バンできないような人にお願いしてます。ザ・コレクターズさんやD.W.ニコルズさんやSCOOBIE DOさんとか。たぶんほかのイベントで一緒にやれることはないだろうし、それだったら自分たちのイベントで一緒にやったらなんか面白いことが起きそうだなって。 ――面白さってところで言うと、音楽、衣装、アートワークも含め、バニラビーンズの作品には“らしさ”がありますよね。「バニビっぽい」というか。最新シングルの「有頂天ガール」もそうですけど。 リサ:そうですね。ただ、今回のチアガールの衣装にはビックリですね。来年や再来年はこの服は着れないと思います。ちょと年齢的にもキツいかなって。 ――そんなことないですよ。衣装もかわいいじゃないですか。 リサ:でも、まだオシャレとは一度も言われてないんです(笑)。私たちの場合、ありがたいことに衣装や服がオシャレだねって言われることが多いんですけど、この曲に関してはまだ言われてなくて。かわいいって言えばなんとかなっちゃうところが、女の子の場合はありますからね。だから、もうちょっと頑張らないとなって。でも、この「有頂天ガール」は、年末に向けて忘年会とかでいろんな人に歌ってもらえるような、みんなで元気に盛り上げていけるような曲にしたいです。 ――リサさんはライブとか観に行ったりしてます? リサ:行きますよ。爆弾ジョニーのライブにはよく行きます。爆弾ジョニーのライブってチケット代が2000円くらいなんですよ。バニビもそうなんですけど、学生の子とかが来やすいように安く設定されていて、ちょっとでも気になったら絶対観に行ったほうがいいと思います。 ――リサさんのお友達もライブに行く人って多いんですか? リサ:行く人は行ってると思うんですけど、OLの友達は行ってないです。本当に音楽が好きな人だけですかね。でも、もっとみんなライブに行けばいいのにと思っていて。つたない言葉ですけど、私はライブに行ったら感想をツイッターとかに書くし、もう熱量だけでしか生きてない人なんですよ。だけど、ライブに行ったらわかりますけど、あの熱気を体感した経験みたいなのって、内に秘めてたらもったいないじゃないですか。だから、私はそうやって外に向かって発信しているし、それがちょっとでも誰かに伝わればいいなと思ってます。 ――12月18日にはバニラビーンズのワンマンライブが控えてます。 リサ:ワンマンはぜんぜんやってなくて、2年半ぶりくらいにやるのかな。だいぶ大きめのハコなんですけど、これからみんなでいろいろな練って楽しいものにするので、ぜひ来てください! (取材・文=上野拓朗 / POKER FACE)
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バニラビーンズ『有頂天ガール』(T-Palette Records)

■リリース情報 『有頂天ガール』 発売:11月11日 初回限定盤(DVD付き):¥1,500(税抜) 通常盤:¥1,000(税抜) 〈収録〉 1.有頂天ガール 作詞:関谷謙太郎 作曲:井上大輔 編曲:大隅知宇 2.キッスは目にして ぽお! 作詞:阿木燿子 作曲:井上大輔 編曲:堤博明 3.有頂天ガール(Instrumental) 4.キッスは目にして ぽお!(Instrumental) 初回限定盤特典DVD 「バニラビーンズ富士登山!~挑戦篇~」

公判再開は来年以降に持ち越しか…さらに長期化する様相を見せるCG児童ポルノ裁判

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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 空想した少女のヌードを写実的に描いたCGが「児童ポルノ」にあたるか否かをめぐって争われている、CG児童ポルノ裁判。7月14日以来続けられている争点の整理がいまだまとまらず、年内に公判の再開は行われない見込みであることがわかった。  この事件は、昨年7月に岐阜県在住の男性がCGで作成した少女のヌードを描いた作品が「児童ポルノ」にあたるとして、逮捕起訴されたもの。昨年12月の初公判以来、男性は一貫して無罪を主張し、争っている。 「おたぽる」で続きを読む

AKBを安倍首相と自衛隊に提供…注意!秋元康が愛国ビジネスを展開中

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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AKB48公式サイト「秋元康プロフィール」より
 先月末に閉幕した東京国際映画祭、物議を醸したのは、そのキャッチコピーだった。 〈ニッポンは、世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく。〉  書店を占拠する愛国本のキャッチコピーと見間違うほどの内向きなスローガンに、映画人を中心に非難が殺到した。  なお、映画祭のオープニングセレモニーには安倍晋三首相も出席し、嵐の5人に囲まれている。出席後に更新された首相官邸のフェイスブックには、「我が国が誇る質の高い日本映画は、日本の文化、魅力を世界に伝える『クールジャパン』の一翼を担う重要なコンテンツです。(中略)映画を通じて、日本に関心を持ち、日本の文化に触れ、日本のファンになってくれる人々が世界中に増えるよう」と、繰り返し「日本」を使う悪文がアップされ、映画祭を国力アピールに使った。要するに、映画監督や俳優の才気には微塵も興味をお持ちでないご様子。となればあのキャッチコピーも、映画祭を国力に繋げたいとする本音を裏付ける文言だったと分かる。  この映画祭の総合プロデューサーを務めたのは秋元康だ。今年の年始、産経新聞で安倍首相と対談した秋元は、クールジャパンをいかに盛り立てていくかについて、 「『日本に生まれてよかった』ということを、われわれの責任で次の人たちのために作らなきゃいけないと思う人たちだけが集まってオールジャパンを作ったとき、たぶん勝てると思うんですよね」  と頓珍漢なメソッドを語っている。日本に生まれてよかったと思うために、オールジャパンで勝たなくちゃ……というのは愛国本どころかヘイト本の思考だ。映画人は、オールジャパンで勝つために映画を作っているわけではない。

Flower、鷲尾伶菜の急成長で人気拡大へ 『秋風のアンサー』発売イベントに5000人超

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パフォーマンスを披露するFlower。

【リアルサウンドより】  Flowerの新作『秋風のアンサー』のリリース記念イベントが11月8日にラゾーナ川崎にて行われた。
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広場はもちろん、周囲のデッキにも多くの観客が集まった。

 当日、ラゾーナ川崎のルーファ広場は小雨が降り注ぐ曇天に見舞われたが、それでも5000人以上のファンが訪れた。幅広い客層の中でも、特に10代、20代の若い女性ファンの姿が目立つ。今回のシングル『秋風のアンサー』をもって、メンバーの武藤千春が海外留学のためにグループを後にすることもあって、その姿を見届けようと、イベント開始前から並んでいたファンも多数いた。  Flowerは、LDHのガールズ・エンターテイメント・プロジェクトであるE-girlsの中心メンバーによるグループで、「3/30000の歌唱力」とも称される、ヴォーカル・鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香の高い歌唱力と、流麗でしなやかなダンスが魅力で、他のグループと一線を画している。2014年の1月にリリースされた1stアルバム『Flower』は15万枚を超える売り上げを記録しており、この数字はE-girlsの1stアルバム『Lesson 1』のセールスに迫る勢いだ。続いて、6月にリリースされた7thシングル「熱帯魚の涙」もオリコン週間ランキング5位を獲得。7月24日に行われたE-girls初となる日本武道館公演では、その名の通り“花”を連想させるような優美なパフォーマンスを披露。とりわけシックな世界観を演出して、Flower独自のグループのカラーをより明確にしていた。(参考:E-girlsを越える支持を獲得? 本物志向のガールズグループ、その実力を検証
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メインボーカルとして急成長中の鷲尾伶菜。

 その勢いを持続中のFlower通算8枚目となるニューシングル『秋風のアンサー』の全国各地でのリリースイベントでは、5,000人以上のファンを集客。なお、デビュー間もない頃、最初にこのラゾーナ川崎でリリースイベントを行った際、200名ほどだった。Flowerは3年の時を経て5000人以上、20倍以上のファンを集めるにまで成長しているのである。  今作「秋風のアンサー」は、メランコリックでありながら凛としたメロディラインが印象的なR&B/ポップスで、片思いをする女性の心情を、秋の空気感とともにまっすぐに歌い上げたFlowerらしい作品。日本的な、四季折々の美意識や叙情性が込められた楽曲は、Flowerの大きな魅力のひとつで、本作でもそれは十分に発揮されている。特に鷲尾伶菜の表現力豊かなボーカルは、こうした楽曲を歌うのにぴったりで、その切なげな表情にも思わず見とれてしまう。E-girlsの中でもメインボーカルを担当し、歌唱力、パフォーマンスともに急成長を遂げた鷲尾にはひときわ大きな歓声があがっていた。そして、いつしか小雨も止み、会場はFlowerが演出する秋の空気に染まった。
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海外留学のため、グループを卒業する武藤千春。

 パフォーマンス終了後には、今作のリリースイベントを持って正式に卒業することを発表していた武藤から、ファンに向けての挨拶もあった。武藤は「Flowerは辞めるけれど、それは決してネガティブなことではなくて、次のステップに進むための決断です。これからも応援して下さい」と語り、集まったファンからは大きな拍手が寄せられた。決して湿っぽくならず、仲間を笑顔で送り出すのも、Flowerというグループの良さだろう。武藤が旅立った後も、彼女たちは凛としてFlowerの物語を描き続けるに違いない。
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3年前とは異なる景色を前に、メンバーたちの輝きも増していたステージだった。

 本日リリースされたニューシングル『秋風のアンサー』は、シブヤの女子高生が選ぶkurucoreランキングの11月度で堂々の1位を獲得。MVのYouTube再生回数は、先月10月10日に公開されて以来、瞬く間に10代、20代女子を中心に話題になり、公開から1ヶ月で既に現在150万回再生を超える勢いである。これはFlower史上でも、自身最高のヒット曲『白雪姫』に肩を並べるペースであり、E-girlsのみならず、個々のグループが著しい成長を遂げている結果であろう。今後の彼女たちのさらなる飛躍に期待が高まる。 (取材・文=松下博夫)
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FLOWER『秋風のアンサー(初回生産限定盤)(DVD付)』(SMAR)

■リリース情報 『秋風のアンサー』 発売:2014年11月12日 初回生産限定盤(CD+DVD):1,980円(税込) ※フォトブック仕様、三方背ケース 通常盤(CD):1,250円(税込) 期間生産限定盤(CD):500円(税込) ※収録楽曲「秋風のアンサー」のみ

Flower、鷲尾伶菜の急成長で人気拡大へ 『秋風のアンサー』発売イベントに5000人超

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パフォーマンスを披露するFlower。

【リアルサウンドより】  Flowerの新作『秋風のアンサー』のリリース記念イベントが11月8日にラゾーナ川崎にて行われた。
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広場はもちろん、周囲のデッキにも多くの観客が集まった。

 当日、ラゾーナ川崎のルーファ広場は小雨が降り注ぐ曇天に見舞われたが、それでも5000人以上のファンが訪れた。幅広い客層の中でも、特に10代、20代の若い女性ファンの姿が目立つ。今回のシングル『秋風のアンサー』をもって、メンバーの武藤千春が海外留学のためにグループを後にすることもあって、その姿を見届けようと、イベント開始前から並んでいたファンも多数いた。  Flowerは、LDHのガールズ・エンターテイメント・プロジェクトであるE-girlsの中心メンバーによるグループで、「3/30000の歌唱力」とも称される、ヴォーカル・鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香の高い歌唱力と、流麗でしなやかなダンスが魅力で、他のグループと一線を画している。2014年の1月にリリースされた1stアルバム『Flower』は15万枚を超える売り上げを記録しており、この数字はE-girlsの1stアルバム『Lesson 1』のセールスに迫る勢いだ。続いて、6月にリリースされた7thシングル「熱帯魚の涙」もオリコン週間ランキング5位を獲得。7月24日に行われたE-girls初となる日本武道館公演では、その名の通り“花”を連想させるような優美なパフォーマンスを披露。とりわけシックな世界観を演出して、Flower独自のグループのカラーをより明確にしていた。(参考:E-girlsを越える支持を獲得? 本物志向のガールズグループ、その実力を検証
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メインボーカルとして急成長中の鷲尾伶菜。

 その勢いを持続中のFlower通算8枚目となるニューシングル『秋風のアンサー』の全国各地でのリリースイベントでは、5,000人以上のファンを集客。なお、デビュー間もない頃、最初にこのラゾーナ川崎でリリースイベントを行った際、200名ほどだった。Flowerは3年の時を経て5000人以上、20倍以上のファンを集めるにまで成長しているのである。  今作「秋風のアンサー」は、メランコリックでありながら凛としたメロディラインが印象的なR&B/ポップスで、片思いをする女性の心情を、秋の空気感とともにまっすぐに歌い上げたFlowerらしい作品。日本的な、四季折々の美意識や叙情性が込められた楽曲は、Flowerの大きな魅力のひとつで、本作でもそれは十分に発揮されている。特に鷲尾伶菜の表現力豊かなボーカルは、こうした楽曲を歌うのにぴったりで、その切なげな表情にも思わず見とれてしまう。E-girlsの中でもメインボーカルを担当し、歌唱力、パフォーマンスともに急成長を遂げた鷲尾にはひときわ大きな歓声があがっていた。そして、いつしか小雨も止み、会場はFlowerが演出する秋の空気に染まった。
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海外留学のため、グループを卒業する武藤千春。

 パフォーマンス終了後には、今作のリリースイベントを持って正式に卒業することを発表していた武藤から、ファンに向けての挨拶もあった。武藤は「Flowerは辞めるけれど、それは決してネガティブなことではなくて、次のステップに進むための決断です。これからも応援して下さい」と語り、集まったファンからは大きな拍手が寄せられた。決して湿っぽくならず、仲間を笑顔で送り出すのも、Flowerというグループの良さだろう。武藤が旅立った後も、彼女たちは凛としてFlowerの物語を描き続けるに違いない。
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3年前とは異なる景色を前に、メンバーたちの輝きも増していたステージだった。

 本日リリースされたニューシングル『秋風のアンサー』は、シブヤの女子高生が選ぶkurucoreランキングの11月度で堂々の1位を獲得。MVのYouTube再生回数は、先月10月10日に公開されて以来、瞬く間に10代、20代女子を中心に話題になり、公開から1ヶ月で既に現在150万回再生を超える勢いである。これはFlower史上でも、自身最高のヒット曲『白雪姫』に肩を並べるペースであり、E-girlsのみならず、個々のグループが著しい成長を遂げている結果であろう。今後の彼女たちのさらなる飛躍に期待が高まる。 (取材・文=松下博夫)
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FLOWER『秋風のアンサー(初回生産限定盤)(DVD付)』(SMAR)

■リリース情報 『秋風のアンサー』 発売:2014年11月12日 初回生産限定盤(CD+DVD):1,980円(税込) ※フォトブック仕様、三方背ケース 通常盤(CD):1,250円(税込) 期間生産限定盤(CD):500円(税込) ※収録楽曲「秋風のアンサー」のみ

Flower、鷲尾伶菜の急成長で人気拡大へ 『秋風のアンサー』発売イベントに5000人超

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パフォーマンスを披露するFlower。

【リアルサウンドより】  Flowerの新作『秋風のアンサー』のリリース記念イベントが11月8日にラゾーナ川崎にて行われた。
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広場はもちろん、周囲のデッキにも多くの観客が集まった。

 当日、ラゾーナ川崎のルーファ広場は小雨が降り注ぐ曇天に見舞われたが、それでも5000人以上のファンが訪れた。幅広い客層の中でも、特に10代、20代の若い女性ファンの姿が目立つ。今回のシングル『秋風のアンサー』をもって、メンバーの武藤千春が海外留学のためにグループを後にすることもあって、その姿を見届けようと、イベント開始前から並んでいたファンも多数いた。  Flowerは、LDHのガールズ・エンターテイメント・プロジェクトであるE-girlsの中心メンバーによるグループで、「3/30000の歌唱力」とも称される、ヴォーカル・鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香の高い歌唱力と、流麗でしなやかなダンスが魅力で、他のグループと一線を画している。2014年の1月にリリースされた1stアルバム『Flower』は15万枚を超える売り上げを記録しており、この数字はE-girlsの1stアルバム『Lesson 1』のセールスに迫る勢いだ。続いて、6月にリリースされた7thシングル「熱帯魚の涙」もオリコン週間ランキング5位を獲得。7月24日に行われたE-girls初となる日本武道館公演では、その名の通り“花”を連想させるような優美なパフォーマンスを披露。とりわけシックな世界観を演出して、Flower独自のグループのカラーをより明確にしていた。(参考:E-girlsを越える支持を獲得? 本物志向のガールズグループ、その実力を検証
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メインボーカルとして急成長中の鷲尾伶菜。

 その勢いを持続中のFlower通算8枚目となるニューシングル『秋風のアンサー』の全国各地でのリリースイベントでは、5,000人以上のファンを集客。なお、デビュー間もない頃、最初にこのラゾーナ川崎でリリースイベントを行った際、200名ほどだった。Flowerは3年の時を経て5000人以上、20倍以上のファンを集めるにまで成長しているのである。  今作「秋風のアンサー」は、メランコリックでありながら凛としたメロディラインが印象的なR&B/ポップスで、片思いをする女性の心情を、秋の空気感とともにまっすぐに歌い上げたFlowerらしい作品。日本的な、四季折々の美意識や叙情性が込められた楽曲は、Flowerの大きな魅力のひとつで、本作でもそれは十分に発揮されている。特に鷲尾伶菜の表現力豊かなボーカルは、こうした楽曲を歌うのにぴったりで、その切なげな表情にも思わず見とれてしまう。E-girlsの中でもメインボーカルを担当し、歌唱力、パフォーマンスともに急成長を遂げた鷲尾にはひときわ大きな歓声があがっていた。そして、いつしか小雨も止み、会場はFlowerが演出する秋の空気に染まった。
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海外留学のため、グループを卒業する武藤千春。

 パフォーマンス終了後には、今作のリリースイベントを持って正式に卒業することを発表していた武藤から、ファンに向けての挨拶もあった。武藤は「Flowerは辞めるけれど、それは決してネガティブなことではなくて、次のステップに進むための決断です。これからも応援して下さい」と語り、集まったファンからは大きな拍手が寄せられた。決して湿っぽくならず、仲間を笑顔で送り出すのも、Flowerというグループの良さだろう。武藤が旅立った後も、彼女たちは凛としてFlowerの物語を描き続けるに違いない。
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3年前とは異なる景色を前に、メンバーたちの輝きも増していたステージだった。

 本日リリースされたニューシングル『秋風のアンサー』は、シブヤの女子高生が選ぶkurucoreランキングの11月度で堂々の1位を獲得。MVのYouTube再生回数は、先月10月10日に公開されて以来、瞬く間に10代、20代女子を中心に話題になり、公開から1ヶ月で既に現在150万回再生を超える勢いである。これはFlower史上でも、自身最高のヒット曲『白雪姫』に肩を並べるペースであり、E-girlsのみならず、個々のグループが著しい成長を遂げている結果であろう。今後の彼女たちのさらなる飛躍に期待が高まる。 (取材・文=松下博夫)
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FLOWER『秋風のアンサー(初回生産限定盤)(DVD付)』(SMAR)

■リリース情報 『秋風のアンサー』 発売:2014年11月12日 初回生産限定盤(CD+DVD):1,980円(税込) ※フォトブック仕様、三方背ケース 通常盤(CD):1,250円(税込) 期間生産限定盤(CD):500円(税込) ※収録楽曲「秋風のアンサー」のみ

『ごきげんよう』や『ナカイの窓』にも…声優・金田朋子がバラエティ番組に引っ張りダコの理由

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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アクロスエンタテインメント公式HPより。
 今月11日、フジテレビの人気バラエティ番組『ライオンのごきげんよう』に声優の金田朋子(以下、金朋)が登場。同じく人気声優の“山ちゃん”こと山寺宏一と共に軽快なトークで、スタジオを沸かせていた。そんな金朋だが、近年では、10月に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『ナカイの窓』や、フジテレビのトークバラエティ『ジャネーノ!?』(放送終了済み)など、数多くのバラエティ番組でその姿を見るようになった。  もともと、ファンからは“金朋地獄”として奇矯な行動と共に親しまれてきた金朋。近年、声優の人気が上昇すると共にバラエティ番組への出演は散見されるようになったが、その中でも金朋は頭ひとつ飛び抜けている印象がある。その背景を、芸能関係者はこう語る。 「おたぽる」で続きを読む

未亡人が芸能人に贈る「たかじんメモ」に疑問続出! まるでイタコの口寄せ?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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未亡人のさくら氏と百田尚樹氏(「やしきたかじんメモリアルウェブサイト」より)
 賛否両論が噴き出している百田尚樹のノンフィクション『殉愛』(幻冬舎)。果たして本書は、無償の夫婦愛の物語なのか、それとも利権を独り占めした悪女の宣伝本なのか──。が、そんなことより、正直、気になって仕方がないのは、さくらさんが数々の芸能人に贈っている“例のメモ”である。  なんでも、メモ魔だったというたかじんは、生前、ノートに“メモ”を遺しており、そこでは多くの芸能人やスタッフのことが書かれているらしい。百田センセイが2年間埋まっていた執筆計画を変更してまで『殉愛』を書いたのも、はじまりはたかじんが彼を絶賛している“メモ”をさくらさんに見せられたからだというが、百田だけでなく、そのメモをさくらさんから見せられた人々はこぞって、その感動を口にしている。  たとえば、眞鍋かをりには、「人間失敗したもんしか成功を知ることはない 遠まわりこそ、人生の味わい」というあいだみつをを彷彿とさせる人生訓的メモが遺されていた。みんなが忘れかけていた事務所移籍騒動を蒸し返された格好だが、本人の胸にはよほど響いたのか、いまではメモを届けてくれたさくらさんと“女子会”を開くまでの親しい仲に。  また、『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)で共演していた竹田恒泰もブログで「(たかじんからのメッセージは)さくらさんの言葉で伝えて下さいました」と述べ、そのメモには「恋愛に関するアドバイスもありました。。。」とのこと。そして眞鍋同様、さくらさんを「控え目で、気立てがよく、どこから見ても、至極素敵な方です」と褒め称えている。  さらに人気ミュージシャンであるコブクロは、さくらさんから「コブクロ→大阪恋物語」というメモを送られ、9月に大阪で行われた音楽イベント「大坂の陣400年音楽祭」で、たかじんの「大阪恋物語」をカバーした。  と、こんな具合に、メモを受け取った芸能人は、まるでありがたいお札でもいただいたかのように感動し、崇めているのだ。まさに“大阪の神の啓示”。しかし、漏れ伝わってくるメモの中身をチェックしていると、なかには「?」と首をひねるものもある。

「うた」へと向かう若手ロックバンドたち――音楽シーンのJ-POP回帰を考察

「テレビスター」の道を選ぶ若者のカリスマ

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ゲスの極み乙女。『魅力がすごいよ(初回限定魅力的なプライス盤)』(WMJ)

【リアルサウンドより】  10月のとある週末、多くの「邦ロックファン」がテレビの前にくぎ付けになった。  10月11日(土)の夜、NHK「SONGS」に登場したのはSEKAI NO OWARI。スタジオライブが3曲も披露されただけでなく、彼らの結成までのいきさつやメンバー間の関係などを丁寧に説明する非常に見応えのある番組だった。翌日の10月12日(日)には、「LIVE MONSTER」にゲスの極み乙女。が出演。新曲のパフォーマンスと合わせて普段の活動に密着したVTRが流れ、司会である中村正人とのトークパートも合わせてバンドのキャラクターがよく伝わる内容だった。  2010年の音源リリースからあっという間にロックフェスのヘッドライナーまで上り詰めたSEKAI NO OWARIと、直近では音楽雑誌の表紙も飾っているゲスの極み乙女。。この2バンドは最近ともに『SMAP×SMAP』にも出演していたが、こういった「ロック畑」を出自とするバンドが積極的に地上波のテレビ番組に登場するというのは10年代のバンドシーンの一つの特徴なのかもしれない。今年の7月には2000年のメジャーデビュー以来一度も地上波に出演したことのなかったBUMP OF CHICKENが初めて『ミュージックステーション』に出演して大きな話題を呼んだのも記憶に新しい。  ほんの数年前まで、「若者に圧倒的な人気を誇るロックバンド」はあまりテレビに出演しなかった。前述のバンプだけでなく、アジカン、エルレ、ラッド、ホルモン…ゼロ年代に大きな支持を集めた(そして今でも絶大な影響力を変わらず維持している)人気バンドたちのスタジオライブや日常の姿が地上波のテレビ番組で放送されるケースはかなり稀だったように思う。ライブに行かないと、雑誌を買わないと、そして音源を聴かないとその魅力を楽しむことのできないバンドたちの姿にはそれゆえの神秘性があり、「そういう存在に触れている」こと自体が聴き手自身のプライドをくすぐるという効用もある。  こういった構造は「ロイヤリティの高いファンを作り出す」というポジティブな側面がある一方で、一歩間違えると「排他性を生む」「間口が広まりづらい」というネガティブな結果も生み出す。そういった状況に対して楔を打つべく活動していたのがここ数年のサカナクションで、「メディア戦略もバンド活動の一つ」という明確なスタンスは2013年末に紅白歌合戦に出場するという大きな成果をあげた。  言い古された話だが、もはや「誰もが知ってるヒット曲」はほとんど存在しなくなり、メディア環境の変化によってテレビの相対的な影響力も下がりつつある。つまり、今やテレビというメディアは「カウンターをかます相手」ですらない。それならば、テレビを「唾棄すべき商業主義的な媒体」ではなく「広くリーチできる手段」として捉え直すことで見えてくる世界が広がるのでは? 最近のバンドの中にはこんな考え方が自然と搭載されているのかもしれない。一部バンドの熱心なファンの間では「○○がテレビに出るなんて!」という反響が見られることもあるが、まだインターネットが浸透していない時代にテレビの歌番組を通じて様々な音楽に接してきた自分のような人間にとって最近の風潮は非常に楽しい。

「J-POP誕生秘話」から見る2010年代のバンドシーン

 自分が音楽を聴き始めた90年代の初頭から中ごろは「J-POP」という呼称が一気に世の中に広まった時期とちょうど重なるが、当時は安室奈美恵もZARDもスピッツもジュディマリもひっくるめて「今までの歌謡曲とは一味違う日本のヒットソング」にはすべて「J-POP」というラベルがつけられていた。この言葉が生まれた場所はラジオ局のJ-WAVE。「洋楽主体の放送プログラムの中で流しても違和感のない邦楽」を選別するための記号として作られた名称であり、開局から1年後の89年に「Jポップ・クラシックス」というコーナーが始まっている。 「J-POP」の誕生当初、どんな音楽がそれに該当するのかについては「演歌やアイドルはダメで、サザンオールスターズ、松任谷由実、山下達郎、大瀧詠一、杉真理はOK」というように感覚的に決められていったという。烏賀陽弘道「J-POPとは何か -巨大化する音楽産業-」には、この言葉に込められた発信者たちの思惑が記録されている。 「『それまでの日本とはちがう日本』『世界に対峙しうる日本』の時代がやって来た。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』。そんな雰囲気があふれていました。音楽も、それまで邦楽は西洋のポップスに負けていたけれど、これからは追いつかなくちゃいけない。そんな意味があったと思います」 当時ビクターミュージックエンタテインメントの宣伝課長として「Jポップ」という言葉の誕生に立ち会った斎藤英介はそう振り返る。J-WAVEの斎藤日出夫も、次のように言う。 「和製エルビスとか和製ポップスでは、いつまでたってもオリジン(本家、元祖)に勝てないですよね。『Jポップ』には『オリジンになりうる音楽』という願いが込められている」  こういった思いのもとに作られた「J-POP」という音楽ジャンルは、テレビドラマやカラオケボックスといった当時の社会風俗と結びつくことで一大産業へと成長。「従来の歌謡曲と比べてなんとなく洗練された音楽」程度の意味合いしか持たなかったこの記号は、鳴らされるシチュエーションに適応するかのように「一発で覚えられるメロディ」という特徴を備えていく。カラオケで歌いやすいか否か、ドラマで流れるワンコーラスもしくはCMで流れるたったの15秒だけで印象に残るか。お茶の間に流れる音楽はそんな観点で評価されることになった。  こんな経緯を改めて確認したうえで昨今の「邦ロック」界隈について眺めてみると、ここまで挙げてきた「J-POPの精神」が過剰に達成された状態になっていると言えるのではないだろうか。たとえば、たびたび盛り上がる「洋楽をルーツとしないバンドの台頭」という話題はまさにJ-POPが生まれた際の心意気が完全に具現化された状況である。幸か不幸か、若者に支持される音楽を生み出すために海の向こうに源流を求める必要はなくなった。また、ライブハウスやロックフェスにおいてオーディエンスが求める「一体感」という要素も、突き詰めていけば「同じテレビドラマを見て主題歌に涙する」「カラオケボックスでみんなで歌う」のと根本的には変わらない。90年代にもてはやされた「一発で覚えられるメロディ」という音楽的な特徴は、「一発で乗れる、踊れる、声を出せるサウンド」という形で先鋭化していった。  音楽プロデューサーの亀田誠治は、自身が司会を務める「亀田音楽専門学校」の中で「最近のトレンドである四つ打ちロックは、90年代の小室サウンドを日常的に嗜んでいたミュージシャンから生み出されている」と指摘している。「いわゆる流行りものとは違う音楽を聴いている」というリスナーの矜持によって支えられている側面もあるバンドシーンだが、実はその空間のルールは「もっとも音楽が売れていた時期のもっとも流行っていた音楽」によって規定されている。

「キャッチーで覚えやすい」が意味することの変遷と回帰

 J-POPの誕生以来、日本のポップミュージックは「覚えやすい」「印象に残る」という要素を最重要課題として発展してきた。それを達成するための手段はいくつもあるが、ここ数年は特に「メロディ」ではなく「ギミック」にフォーカスした手法が大きく進化してきたという肌感覚が個人的にはある。「何曲分の情報量が詰め込まれているのかわからない」といった表現でおなじみの奇抜な展開を繰り返すアイドルソングや極限までBPMを上げたロックサウンドなど、「そこまでやるのか!」という驚きが中毒性に転化する形で評判を獲得するケースが明らかに増えた。「情報が溢れる世の中で認知されるには強い刺激が必要」ということなのかもしれないが、「刺激競争」の先に待っているのは「感覚の麻痺と崩壊」のような気がしてならない。  ただ、やはり一つの潮流が極端に進んでいくと必ず反作用が起こる。たとえば赤い公園の津野米咲は、ポップに振り切ったアルバム『猛烈リトミック』における重要曲“NOW ON AIR”について「レジーのブログ」におけるインタビューでこんなことを言っている。 「素晴らしいJ-POPは、編曲を問わないと考えています。いつ、どこで、誰が、どんな編成で演奏しても良い曲でなくてはなりません。強力なメロディーと歌詞無くしては成り立たないものだと思います」  こういう感覚で音楽を作っている若いバンドが存在することに僕はとても勇気づけられた。日々の生活に寄り添うポップミュージックにとって最も重要なのは、時代がどんなに移ろっても「うた」そのもの、つまり「メロディとそこに乗る言葉、それを歌う声の組み合わせ」ではないか?そして、「J-POPをルーツとする日本のポップス」というものが生まれるのであれば、それは単にインパクトがあるという意味で印象が強い音楽ではなく、「うた」にこだわった音楽というDNAの伝承であるべきだと強く感じる。これは決して「鎖国」「ガラパゴス化」といった後ろ向きな話ではなく、メロディを起点に発展してきた日本のポップミュージックの正当進化と呼べるものである。  ここで話は冒頭に戻る。2010年代の日本のロックの主戦場はライブやロックフェスだと言われながらも、実はこれまで以上にテレビとの結びつきが強くなっている。不特定多数の視線にさらされる場での勝負を挑むために、ロックバンドは改めて「うた」を武器として手に取るのではないだろうか。この見立てには僕の願望も多く含んでいるが、実際にそういった動きが少しずつではあるが見えてきているように思える。

再び「うた」を聴かせるロックバンド

「J-POP的なよさ=キャッチーで覚えやすいうたとロックバンドの再接近」というフレームで考えたときに真っ先に思い浮かぶのが、ここ最近一気に知名度を増した感のあるShiggy Jr.である。作品ごとにギターロックやダンスミュージックなど様々なテイストを選び取りながら、その根底にあるのはあくまでもメロディ。楽曲制作を一手に引き受ける原田茂幸も「歌が一番大事、他は楽曲を支えるものにならないとダメ」と公言している。「ポップで楽しい」ことを第一義とするバンドのスタンスやボーカルの池田智子のキャラクターも含めて、マスメディアとの相性も間違いなく良いだろう。先日J:COM テレビで放送された「MUSIC GOLD RUSH」においても、サバンナの高橋茂雄や9nineの西脇彩華と息のあったやり取りを見せていた。  今年7月にメジャーデビューを果たしたボールズも、「うた」を主体にしたロックバンドとしてこれからの飛躍が期待される。「大阪のスピッツ」というキャッチコピーがつけられていたこともあるが、個人的にはボーカルの山本剛義の歌声から想起されるのは繊細さや儚さよりも力強さ。エレカシの宮本浩次、もっと言えばオアシスのリアム・ギャラガーにも通ずるような堂々としたボーカルスタイルは最近の日本のロックバンドにおいてありそうでなかった存在感を放っている。海外のインディーシーンの空気をまといながらも耳なじみの良いメロディゆえに敷居の高さ、小難しさを一切感じさせない彼らの楽曲は、様々な音楽好きの結節点となる可能性を秘めている。  ボールズとも共演経験のあるAwesome City Clubもこの流れに加えたい。ソウルミュージックを下敷きにしたアーバンなサウンドを鳴らしながらもメロディはどこまでも人懐っこく、「間口の広さ」と「洗練さ」を絶妙なバランスで両立している。現状ではフィジカルリリースをせずにフリーで音源を公開しているが、今後どういった活動方式をとるのかも含めてとても興味深いバンドである。  ここで名前を挙げたバンドの音楽から自分が感じるのは、「刺激競争」に明け暮れるミュージシャンの上空を軽々と飛び越えてもっと開かれたフィールドへ届いていくのではないかというスケールの大きさである。スタイルは違えど「普遍的なメロディ・うた」に強みを持つ彼らの音楽がリーチできる範囲は、バンドシーンという限定された空間よりもはるかに広いのではないだろうか。 「世代を超えて愛される音楽は生まれづらい」ということが言われて久しい。嗜好の細分化、タコツボ化はさらに進行していくだろう。しかし、そんな諦念から一歩進んで、幅広い層へ浸透する光景が想像できる音楽を鳴らしている若いバンドが続々と登場している。日本のロックバンド、まだまだ変わらず面白い。 ■レジー 1981年生まれ。一般企業に勤める傍ら、2012年7月に音楽ブログ「レジーのブログ」を開設。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない「日本におけるポップミュージックの受容構造」を俯瞰した考察が音楽ファンのみならず音楽ライター・ミュージシャンの間で話題に。2013年春にQUICK JAPANへパスピエ『フィーバー』のディスクレビューを寄稿、以降は外部媒体での発信も行っている。 Twitter レジーのブログ レジーのポータル