質問を鼻で笑う前田敦子、陰謀論に喜ぶ平子理沙…吉田豪がインタビュー裏話を大公開

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『聞き出す力』(日本文芸社)
 日本初(?)のプロインタビュアーとして、雑誌やラジオ、最近ではテレビでも人気の吉田豪。入念な下調べによって数々の著名人たちの意外な素顔や驚愕の発言を引き出す仕事ぶりで、「(噂は)吉田豪が裏をとる」(©大森靖子)とまで言われるほど。  そんな吉田豪が、昨年末、ついに初のインタビューの心得をまとめた『聞き出す力』(日本文芸社)を上梓した。阿川佐和子のミリオンセラー新書『聞く力』(文藝春秋)に丸乗りした商売っ気が露骨すぎるタイトルだが、しかし中身は期待を裏切らない、インタビュー術とともにタレントの裏話が満載のお得な一冊だ。  プロインタビュアーとして名を馳せたがために、取材前から樹木希林に「あなたは本人よりもその人に詳しいそうだから楽しみにしてます。私が知らない話が出てくるのを」と言われたり、インタビュー開始1時間を経て「私の知らない話がまだ出てこないんだけど?」とプレッシャーをかけられたりという苦労話は有名だが、これは相手が相手なだけに、ふつうは吉田の追及に戦々恐々とする人も多いはずだ。たとえば、触れられたくない話題をぶっ込まれて記事のカットを懇願したのは、あの江頭2:50。

「大病で引退寸前」から「カバーブームの牽引者」へ 徳永英明の波瀾に満ちたキャリアとは?

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【リアルサウンドより】  「僕はこれを機に、しばらく『VOCALIST』からは離れることを決めたよ」。徳永英明は先日、自身のブログで1月21日に発売される最新作『VOCALIST 6』の告知を行うと同時に、今作で一区切りつけることを示唆する言葉を書き込み、ファンや関係者を大いに驚かせた。  何と言っても、2005年に始まった『VOCALIST』シリーズは、累計セールスが600万枚を超える大ヒット企画。女性アーティストのバラ−ド系名曲を次々と歌い、その後のJUJUやMay J.などへと続く、J-POP界のカバーブームの先駆けとなった。事実、シリーズ開始以降の徳永は、まさに“名曲を歌う”技術を磨き上げることに精魂を傾けてきたし、『VOCALIST 6』はその集大成といえる高い完成度を示している。同作は1月14日よりiTunesでの音源配信も始まり、早くも1位を獲得。10周年という記念すべき時期に、同シリーズと徳永自身に一体どんな変化が訪れたのだろうか?  もっとも、徳永英明のキャリアは波瀾万丈そのもの。長い下積みを経てデビューを果たし、20代でヒットを連発してシンガーソングライターとして頂点を極めたが、長いスランプや度重なる闘病を経て、一時は音楽界で「過去の人」扱いとなり、再起不能と見られた時期もある。今回のコラムでは『VOCALIST』で劇的な復活を遂げるまでの道のりを振り返ってみたい。  中学時代から歌手を目指していた徳永英明は、デビューのチャンスになかなか恵まれなかった。高校卒業後はアルバイトを転々としながらTBS「緑山塾」に所属し、俳優業に活路を見出そうとしたこともある。音楽業界関係者に近づこうと、レコード会社が入居するビルにある喫茶店でアルバイトしていた逸話は、ファンにはよく知られている。  25歳直前でようやくデビューを果たした徳永は、瞬く間に人気歌手の仲間入りを果たす。デビュー曲は今なお代表曲の一つである「レイニーブルー」。甘いルックスゆえにアイドル的人気もあり、テレビ出演も多かったが、彼の中では葛藤もあったようだ。大ヒット曲「輝きながら…」は自身の作詞作曲による作品ではなかったからだ。本人が同曲のヒットを「素直に喜べなかった」と述懐しているように、哀切なバラードを得意とするシンガーソングライターとしての自負心と、きらびやかな世間的イメージは相容れないものがあったようだ。そんな葛藤を乗り越えて生み出された徳永の自作曲が「壊れかけのRadio」。徳永自身が「中学生の頃の音楽にワクワクする気持ちを思い出しながら作った」と振り返る同曲は、シンガーソングライターとしての彼の作家性が、もっとも純粋に表現された楽曲といえる。  その後、個人事務所のマゼランを設立するなど、意欲的に活動を展開しようとした徳永だったが、度重なる体調不良に悩まされるようになる。93年には声帯ポリープを患い、同時に手のしびれや目眩に襲われることもあったという。徳永自身、「歌手になるという夢を果たし、次の目標が見つからなかった」と後に語っているが、この時期以降は楽曲のリリースペースも落ち、90年代後半のバンド全盛の音楽シーンの中で、徳永英明の存在感も薄れがちになっていく。  もっとも大きなダメージは、2001年に徳永を襲った脳血管疾患だ。2001年5月のコンサート中に倒れるというハプニングがあり、その後の検査で「もやもや病」であることが判明する。多くの症例で意識障害や言語障害を伴い、場合によっては生命にかかわる難病である。1年半ほどの完全休養を経て、復活の記者会見を行った徳永だったが、その声は弱々しく、マスコミを含めて「完全復帰は難しいのではないか」という見方が大勢だった。  医師からは「声を出してはいけない」と忠告されている。ステージに立つメドはない。しかし徳永は諦めることなく、楽曲を作り続けた。そんな中で、音楽に対する考え方に変化が生まれたという。「病気をする前は我がために歌っていたけど、今はより多くの人に聴いてもらいたい。僕の歌う言葉とメロディがその人のプラスアルファの命になったらいいな、と。そう思って、時代の名曲を歌おうと思ったんです」(2007年12月『中居正広の金曜日のスマたちへ』での発言)  そのような経緯の後に誕生したのが、2005年の『VOCALIST』第1作だ。中島みゆきをはじめとする女性アーティストの名曲を丁寧に歌い上げた同作は、シンガーソングライターとしての徳永を愛するファンからの反発もあり、当初はセールスも芳しくなかった。しかし第2弾、第3弾と作品を重ねるうちに評判が高まり、日本の音楽シーンに一大カバーブームを巻き起こすことになる。  ドン底から不死鳥のように蘇った徳永英明。後編では、冒頭のブログ書き込みへの推察を含め、『VOCALIST』シリーズの変遷と音楽的功績について振り返る予定だ。 (文=編集部)
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徳永英明『VOCALIST 6(通常盤)』(ユニバーサルミュージック)

■リリース情報 『VOCALIST 6』 発売:1月21日 価格:¥ 3,240 〈収録曲〉 1. さよならの向う側 2. Woman“Wの悲劇”より 3. サンキュ. 4. 寒い夜だから・・・ 5. 桜色舞うころ 6. 風立ちぬ 7. スローモーション 8. やさしい悪魔 9. 想い出のスクリーン 10. かもめが翔んだ日 11. 告白 12. 春なのに 13. ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ

○ッキーやマリオカートらが新春の富士を駆け抜ける! 大仮装レース「スーパーママチャリGP」

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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ゼッケン524番「沼津プロレス」の力作、シーラカンスを模したママチャリ。この大きさでラストまで壊れずに無事完走。本年度のベストパフォーマンス賞を受賞。シート部分には、ちゃんと断面図が!
 今年も1月最初の連休初日である1月10日に静岡県・富士スピードウェイで開催された「スーパーママチャリグランプリ2015」。市販のママチャリで、一周4.5キロの富士スピードウェイを7時間走りまくるというイベントだ。基本は無改造、ただし早くしない改造はOKという一風変わったレギュレーションで行われている。もちろんスピード&周回数を競うのもアリなのだが、毎回さまざまなチームが自転車だけでなく衣装にも工夫を凝らしているのが特徴。今年も1500台近くのママチャリがチームエントリーし、真っ白な富士山が見守る中、熱いレースが繰り広げられた。 「おたぽる」で続きを読む

みのもんたは護憲派だった! “お友達”安倍首相の改憲の動きを真っ向批判!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『みのもんた十八番勝負 おもいッきり対談集』(日本テレビ放送網)
 先日、リテラではみのもんたが自著『敗者の報道』(TAC出版刊)を出版し、その中で次男の窃盗未遂事件について“不当逮捕”を主張していることを報じた。  だが、この『敗者の報道』にはもうひとつ、みのが熱く主張していることがある。それは、平和憲法への思いだ。みのはこう語っている。 「素晴らしい条文ではありませんか。  この第9条を含む日本国憲法を他国からのお仕着せであり、真の自主憲法ではないかとする政治家の意見もあります。おかしな話です。事実、日本という国はこの第9条のおかげでこれまで数々の紛争に巻き込まれる事なく無事にこれたはず。  お仕着せ? けっこうじゃありませんか。いったいそれのどこに不都合があるのです? 集団的自衛権? あらたな憲法解釈? ナンセンス! もっと言えば特定秘密保護法など、まるで戦前への先祖返り以外のなにものでもないでしょう(略)。  僕たちが見つめているかぎり、政治の暴走はかならず食い止められます。二度と戦争をしない! 二度と国家の暴走を許さない! 信じましょう、自分たちの力を」  みのの口からこんな真っ当な護憲論が飛び出すとは……。しかも、集団的自衛権に特定秘密保護法と、安倍政権の戦争政策にも真っ向から異を唱えているのだ。いや、たんなる権力志向の強いオッサンかと思っていたが、なかなかいいところあるじゃないか、見直した!と感心しながら読んでいたのだが、次の瞬間、こんな事実を思い出した。  あれ? みのって、安倍首相とかなり親しくて、第一次政権の時は頻繁に安倍首相と会食していたんじゃなかったっけ? 

元BiSマネージャーが新グループ・BiSHを始動させる真意とは?「横浜アリーナは超えたい」

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BiSHロゴ。

【リアルサウンドより】  元BiSのマネージャーであり、現在はミュージシャンのA&Rやマネジメントを行う事務所・WACKの代表取締役である渡辺淳之介氏が、新たなアイドルグループ・BiSH(ビッシュ)を始動させると発表した。  同グループは、メンバーこそ決まっていないものの、楽曲プロデュースはBiS同様、松隈ケンタが担当することが決定している。また、すでに5月にCDを発売することがアナウンスされているほか、17歳から28歳までの女性を対象としたメンバーオーディションも1月14日より開催している。  BiS解散から半年が経過し、残ったメンバーたちが別々の道を歩むなか、なぜこのタイミングでBiSHをスタートさせたのか。リアルサウンドでは「BiSをもう一度始める」とコメントした渡辺氏自身に直撃し、その真意を訊くことに成功した。 「まだ、BiSが解散してから半年しか経ってないんですけど、僕のなかでは10年前みたいに長く感じて。『ドラゴンボール』が『ドラゴンボールZ』として返ってきたりすると嬉しいじゃないですか。そういう続編って大体3年後とか5年後だったりするんですけど、我慢できなくて(笑)。プー・ルイはLUI◇FRONTiC◆赤羽JAPANでメジャーデビューを発表したり、僕のプロデュースするBILLIE IDLE(ヒラノノゾミとファーストサマーウイカが所属)のお披露目も終わり、プラニメ(カミヤサキが所属)も代官山UNITでワンマンをするところまでいきました。テンテンコは自主制作CD『Goodbye Goodgirl EP』をリリースし、コショージメグミもMaison book girlとして活動をしています。こうしてBiSに最後までいた6人に関しては、一通り次の道に進みました。だから僕も!って思った時に、やっぱBiSだなって思ったんですよね」
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渡辺淳之介氏。

 また、今回のプロジェクト始動にあたり、スタッフにはBiS最初期のメンバーを集めたという。 「これまで関わってくれた仲で、『やりたい』っていう人と一緒にできればと思うんですけど、とりあえず声をかけたのは、インディー時代のアートディレクター・真田礼や衣装デザイナー・外林健太で。今のところ、そこに僕と松隈ケンタを加えた4人の最初期メンバーだけがこのプロジェクトに関わっています」  BiSはこれまで時に奇抜なプロモーションで世間の目を集めてきたが、その手法をBiSHでも踏まえていくのだろうか。同氏はBiSの手法が「その場で考えてきたもの」であることを語ったうえで、こう続けた。 「どちらかというとお客さんとか本人たちとかをアッと驚かせたいって思ってやってきただけで、そのスタンスは変わらないです。あとは集まったメンバーを見て色々考えていきます。BiS自体も全員未経験の素人から始まってますし、プロはプロでカッコいいけど、素人には何をやるかわからない面白さがある。基本的にはメンバーの可能性をつぶしたくないんです」  最後に、同氏はBiSHが目指す場所についてこのように述べた。 「メンバーが集まってから、いろいろ相談したいとは思うんですが、せっかく『BiSをもう一度始める』と言ってるくらいなので、BiSの最終地点だった横浜アリーナは超えたいと思ってます。それ以外のところは、『とりあえずアイドルになりたいっす!』みたいな人を僕や松隈が見て決めていきます」  オーディションを経て、一体どのようなグループが誕生し、アイドルシーンを盛り上げるのか。続報を待ちたい。 (文=中村拓海) ■BiSHオーディション情報

ハリウッド映画の「僕には打てませーん」キャラとは大違い! 風間真に魅せられた『エリア88』

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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(イラスト/村田らむ)
―今から30年前以上前、そう僕らが子どもだったあの頃に読みふけったマンガたちを、みなさんは覚えていますか? ここでは、電子書籍で蘇るあの名作を、振り返っていきましょう! 「戦場にはロマンがある」  そんなふうに書くと怒られそうな気がするが、事実として“戦場ロマン”モノの作品は人気が高い。ハリウッドでは、第二次世界大戦&ベトナム戦争モノの作品は山のように作られている。日本は敗戦国なので第二次世界大戦モノは少ないが、それでも戦争モノは多いだろう。事実、アニメ『機動戦士ガンダム』が圧倒的な人気を得た理由のひとつも、“リアルな戦場を舞台にしたから”ではないだろうか。 「本当の戦争はそんなに甘いもんじゃない!! 人と人が殺し合う、醜い修羅場なんだ!!」 という人もいるだろうけども、そんな「本当の戦場論」というのもまた、現代の映画やマンガでは舞台を盛り上げる仕掛けのひとつになる。  先日『フューリー』という映画を見た。第二次世界大戦の戦車部隊を描いた映画だ。僕は昔から戦車が好きで、特にアメリカのシャーマン戦車が好きだったので、ワクワクしながら見たのだが……準主人公が「僕には撃てません~!!」と言うウザい奴だったので、一気に萎えてしまった。いざという時に銃爪を引けないキャラは、どうにも苦手である。  しかし、今回紹介する『エリア88』の主人公・風間真は、そういう時にきっちり“撃てる”キャラクターである。 「おたぽる」で続きを読む

「前向きキラキラ系」がはまる! アムウェイ創業者が語る“ブラック企業の論理”

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『Simply Rich アムウェイ共同創業者の人生と教訓』(日刊工業新聞社) 
 アムウェイが絶好調だ。日本での2013年度売上高は969億6800万円(前年比 3.4%増の2年連続成長)で、世界合計ともなると118億ドル(13年度)と新記録を達成している。同社が公式HPにて発表している会員数推移のデータによると、「ディストリビューター」と呼ばれる販売員は現在公称70万5000人。61万5000人だった04年頃から右肩上がりに推移しているのだ。  しかし、アムウェイといえば、“悪印象”を持つ読者も少なくないだろう。同社は、会費を支払って登録した販売員「ディストリビューター」を介して新たな販売員や会員の獲得や商品の販促を行い、その売り上げからボーナスをバックしていく連鎖販売取引(マルチレベル・マーケティング、ネットワークビジネス)、いわゆる「マルチ商法」をビジネスモデルとしており、日本にその言葉を広めた外資系企業なのだ。  日本でブームになったのは90年代半ば頃、同社の売り上げがピークに達したとされる1996年度には、2121億9500万円もの公称売上高を発表したほどだ。99年には東京・渋谷に本社ビルが完成。「成功者」と呼ばれるセレブ・ディストリビューターが話題となり、彼らの生活に憧れる若者たちをどんどん取り込んだ。

嵐が<崖っぷち>アイドルだった頃(前篇)+市川哲史がTOKIOへ“ごめんなさい”

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市川哲史『誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論』(シンコーミュージック刊)

【リアルサウンドより】  やっぱりジャニーズの2014年は、過渡期の始まりだったのかもしれない。  本人たちのジャニーさんへの直訴により、増員デビューとなったジャニーズWEST。しかもファン投票でデビュー曲が決定したり、これら一連のプロセスがその都度ファンに報告されたりと、AKB48グループに通ずる育成エンタテインメント的展開は「ジャニーズらしくない」フレキシビリティーに映った。  そして<従来型の5人組アイドル>だったはずのSexy Zoneが、Sexy Boyz・Sexy松・Sexy Zoneの3ユニットから成る<謎の人数流動型グループ>Sexy Familyに再編成されたのも、同様の可変性に他なるまい。  なんかAKB48グループ的方法論に乗っかっちゃった感もあり、個人的にはやっぱジャニーズらしい王道を貫いてほしかった私である。  自分より歳上のタレントを好きだった女子が、歳下のタレントに乗り換える――いわゆる<担下り>現象が過去最高に顕著だからこそ、昨今のジャニーズJr.ブームを下支えしている。対象が無名であればあるほど人気者になるまでの成長過程の愉しみがいがあるわけで、母親気分でJr.の子たちに目星をつけるファンが急増している。主役のタレントではなく、そのバックで踊る自分の担当Jr.の子を観るためにコンサートに通うわけだ。  事実、私の大学の教え子のジャニオタも『Endless SHOCK』福岡公演に、堂本光一ではなく脇のJr.の子目当てで何回も通っている。  こうしたジャニーズ女子の性癖は以前から確認されており、だからこそ40代50代女子のジャニオタが多数健在だったりする。いわばAKB48はそんな伝統的な育成目線をエンタテインメント・システム化したに過ぎないわけで、本家のはずのジャニーズが追随しちゃうのは本末転倒だろう。自分が特許を持ってるのに使用料を払ってどうする。  とはいえ、Hey!Say!JUMP以降のレギュラーグループの「小粒化」と過熱するJr.「青田刈り」による、次世代カリスマ不在の横一線混沌状態もまた、ジャニーズ帝国にとっては必然的な過渡期なのである。しばらく続くだろうなぁ。  それでも、そんな不安定な一年を支えたのが<トリプル・アニバーサリー>だった。TOKIOデビュー20周年・嵐結成&デビュー15周年・関ジャニ∞デビュー10周年である。  とりわけTVメディアに強い3組なだけに、連日大きく報道されることで彼らの周年現象はアナウンス効果で増量、いよいよ華々しく報じられたのも大きい。この3組がもたらした安心感に、昨年のジャニーズは救われたのだ。

嵐がトップアイドルの“襲名披露”をした2014年

 中でも最大のトピックは、やはり嵐の結成15周年になるのだろう。  3万人を動員した記念ライヴ@ハワイは、22億円の経済効果と共に連日メディアを賑わせたし、NHKのドキュメント番組を筆頭に15年間の歩みを語る嵐の姿を、こぞってTV各局が「広報」した一年だった。  そして、いまやジャニーズ系のみならず日本のアイドル業界の頂点に君臨しているのが嵐だということが、ようやく日本人の共通認識として成立した年でもあった。  実際、彼らはデビュー10年目の2008年に、国立霞ヶ丘陸上競技場ライヴをSMAP・ドリカムに次いで実現させると、2014年の競技場解体までに最多の15公演を開催した。セールス的にもその08年、『truth/風の向こうへ』『One Love』で年間シングルチャートの1位2位を独占すると、翌2009年にはシングル・アルバム・DVD・総売上金額と史上初の年間チャート4冠を達成。さらには同2009年から2013年の年間アルバムチャート1位を、2012年を除いて毎年獲得しているのだから、実績は問答無用だ。  もちろんシングル3Wが全て年間トップ5入りし、最新アルバム『THE DIGITALIAN』は『アナ雪』サントラ盤に次ぐ年間2位と、節目の2014年も他を圧倒した嵐である。  けれども一般の人々から見れば、王座は知らない間にSMAPから嵐に禅譲されていた印象が強い。前述したデビュー10年目の2008年にau、2010年からキリンビール・任天堂・日立・JAL、2012年から日産と、気がつけば嵐はTVCM常連のナショナル・クライアントを抱えていた。『紅白歌合戦』の司会も2010年を機に、中居正広から嵐にバトンタッチ――その交替劇はあまりにスムーズすぎて、印象的には未だSMAPがナンバーワンだと思い込んでるお茶の間がまだまだ多い、と推察できる。  それだけに、「いやいや、実は嵐がトップアイドルなんですよSMAPじゃなくて」と説明・普及に努めるのに最適な機会が、この結成&デビュー15周年だったのだ。一度は通らねばならない手続きというか、まさに嵐にとってのラストピースである<ハクづけ>の一年。<襲名披露の一年>。  涙ながらに心情を語るリーダーの姿や「突然のデビュー会見@ハワイ」話が、どれだけ茶の間に流れただろうか。いやーめでたいめでたい。  とはいえ、デビュー曲の『A・RA・SHI』がほぼミリオンセラーだったにもかかわらず、初アルバムを出してもらえるまで2年懸かったのもまた、嵐だ。そして長く商業的成功に恵まれず、後続のグループに次々と追い抜かれる憂き目を見た。 たとえば嵐の初ドーム公演はデビュー9年目でようやく実現したが、デビュー4年目の後輩・NEWSと同じ2007年だった。KAT-TUNなんてその1年前の06年デビュー公演が、いきなり東京ドームときたもんだ。不遇というか、最初の6~7年は15周年なんて夢のまた夢の、超<崖っぷちアイドル>だったのである。  私が嵐と特に頻繁に逢っていたのがデビュー5周年の2004年から06年頃だったりするから、そんな当時の彼らの姿がなおさら懐かしい。

デビュー20周年のTOKIOに謝りたいこと

 と<あのころの嵐>を振り返る前に、昨年デビュー20周年を迎えたTOKIOにもどうしても触れておきたい。というかこの機会に、積極的に謝りたいのである。  2014年のバラエティ番組平均視聴率ランキング年間1位がなんと『ザ!鉄腕!DASH!!』だったりするように、実はTOKIOはいまや<お茶の間キング>なのだ。  そんなTOKIOのCDデビューより1年早い1993年暮れに、私もロッキングオン社から独立して新雑誌『音楽と人』を創刊した。もちろん日本のロックがメインのインタヴュー誌だったのだけど、まず各レコード会社に対して「『ロッキングオンジャパン』へのプロモーションを自粛していたアーティストも、遠慮せずどうぞ」と鎖国を解いたため、ユーミンからガールポップ(←死語)からソニマガ系から、なんでもありのラインナップだった。  折りしも日本のロックとJポップ一色に染まった、まさにアイドル冬の時代。当時はソニーレコード所属ということもあり、ジャニーズ起死回生のアイドルバンド・TOKIOのプロモーションを『音人』も受けた。たしか94年12月リリースの2ndシングル『明日の君を守りたい~YAMATO2520~』のときだと思う。当然それまでジャニーズとは無縁だったのだが、虫の報せか取材することにした。  ところが取材直前になり、ドラマ撮影の都合から長瀬+山口の欠席が判明。そこで私が面白がって企画したのが、城島茂(g)+松岡昌宏(ds)+国分太一(kb)+筋肉少女帯の大槻ケンヂ(vo,b)という、《TOKIO with 大槻ケンヂ》バンド座談会だったのだ。邪道とはいえ経験豊富なロッカー・大槻が、まだまだ青い果実のTOKIOにロック道を説く。しかもわざわざ楽器をセッティングして、スタジオ・ライヴの模様を撮影(失笑)。そのくだらなさに大いに納得した私は、撮影だけで現場をあとにした。  それから半月。掲載号の発売日、我々はジャニーズ事務所からいきなり出禁を食らった。その理由はただひとつ――大槻の素敵な教えの数々であった。 1.ロックバンドは各自のエゴのぶつかり合いだ! 2.女のことでモメなきゃ駄目だ! 3.少なくとも3回、朝4時のデニーズで誰かを辞めさせる密談をしないと、ロックじゃない! 4.どうせバンドはモメるから、もう売れてる時にこそピンでやる時のことを考える! 5.生き残りたかったら、友情なんか三の次、四の次! まずはピンでやる時の根回し! もう売れるほど、伸びるほど頭の垂れる稲穂かな。 6.アイドルとロックの中間のTOKIOは、そのうちどちらの路線を選ぶか悩むはず。しかしロックを突き詰めようとすれば、絶対解散する! 7.ロックはワンフをパックンしてなんぼ! 8.あとドラッグ。  おいおい。松岡は当時、まだ17歳だっつうの。ちなみに城島は大槻稀代の名曲「ボヨヨンロック」が好きで、昔から国分とコピーしていたらしい。  というわけで嵐の話は後編につづく(苦笑)。 ■市川哲史(音楽評論家) 1961年岡山生まれ。大学在学中より現在まで「ロッキング・オン」「ロッキング・オンJAPAN」「音楽と人」「オリコンスタイル」「日経エンタテインメント」などの雑誌を主戦場に文筆活動を展開。最新刊は『誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論』(シンコーミュージック刊)

『お笑いマンガ道場』でおなじみの名物パネラー・富永一朗の「忍者漫画館」に行ってきた!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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富永一朗忍者漫画館の全景。
 マンガ家として大成功した者だけが建てられる栄光の城……それが記念館だ!! と、いう訳で、全国のマンガ家記念館を巡ろうという当企画。前回の手塚治虫記念館に続き、第2回は、富永一朗の記念館を紹介したい。 「1回目が手塚治虫で、2回目が富永一朗ってなんで?」 と憤る人もいるだろうし、そもそも若い世代の人たちは 「富永一朗って誰?」 って思う人も多いかもしれない。  確かに、Amazonで『富永一朗』を検索してみても、新品で買える本はほとんどない。1925年生まれの89歳なので、手塚治虫よりも3歳年上。今だ健在である。 「おたぽる」で続きを読む

AKB松井珠理奈も!? 芸能人の未成年飲酒・喫煙はなぜ叩かれるのか

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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14年「総選挙」では4位となった松井珠理奈(SKE48公式サイトより)
 昨年12月に「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、SKE48のエースでありAKB48でも活躍する松井珠理奈(17歳)の“深夜バー入り浸り”問題。「文春」発売前は未成年飲酒問題に発展することが予想され、「解雇もありえる」「紅白も辞退か」とファンは騒然となったが、箱を開けてみれば『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)のあとにイケメンマネージャーとバーで飲食していたというもので、飲酒の決定的証拠はなかった。  しかし、この報道で珠理奈のイメージは確実にダウン。「文春」によれば、珠理奈はバーテンに「つらいことあったら一人で飲んでる」と話していたともいい、以前「文春」で報じられた“運営が容易したコンシェルジュ付きのデザイナーズマンション住まい”や“1食2万円の高級ステーキ店で深夜0時半まで食事”“バンドマンとの交遊”などの疑惑も追い打ちをかけ、「17歳の遊び方じゃない」「これは問題児」「清純ヅラするな」と批判が飛び出している。さらには、東京都青少年条例で18歳未満は23時から4時の深夜外出を制限されているため、「これは都条例違反では?」と問題視する向きもある。  とはいえ、珠理奈は秋元康が「絶対にスターになる」「10年に1人の逸材」とまで言いきった“超お気に入り”メンバー。だいたい珠理奈が入店したのは、秋元が店名を命名したというAKB関係者御用達の店だ。決定的な証拠がないため今回の報道を運営は無視すると思われるが、だが、これまで“未成年飲酒”“未成年喫煙”が発覚して窮地に立たされた芸能人は数限りない。