「『週刊少年ジャンプ』海賊マークを横にすると女の子」説 まさかの公式化!?

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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「週刊少年ジャンプ」2015年8号(集英社)。
――発行部数約266万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!  本日発売の「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2015年8号、表紙と巻頭カラーは、4月よりアニメ新シリーズの放送が決定した『銀魂』。これまで06年から断続的に3シーズンにわたってアニメ化されてきた本作。13年の映画『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』でその題名通り完結したかと思われたが、新シリーズ開始の報にファンからは喜びを持って迎えられた。『銀魂』のアニメは、パロディネタを含め自由度が高いことでも知られ、かつては放送休止騒動が巻き起こったことも。告知ページでは「関係者のみなさーん!」「丸坊主になる準備できてるアルかー!?」と開き直っており、アニメ新シリーズも変わらぬテンションで楽しめそうだ。 「おたぽる」で続きを読む

キャリア官僚と結婚した綿矢りさ、数年前には大失恋で作家生命の危機も

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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「綿矢りさ『かわいそうだね?』文藝春秋特設サイト」より
 昨年、年の瀬の30日に、まるで芸能人のように結婚発表を行った作家の綿矢りさ。お相手は2歳年下の霞が関勤務のキャリア官僚で、「週刊文春」(文藝春秋)1月15日号の記事によれば、〈四年半前、小説の設定のため取材先を探していた際に出版社から紹介され、大学院生だった彼と知り合った〉そうだ。  この文春の取材では、記者から結婚の実感について訊かれた綿矢は、「うーん、まだしたばかりなので、感想が生まれてくるのはもう少し後なんでしょうね。(中略)いずれ小説にするほうがつるっと出て来る気がします」と返答。しかし、じつは結婚発表から約1か月前に発売された文芸誌に、自身の結婚について匂わせる小説を発表していたのだ。  それは、「文學界」(文藝春秋)1月号に掲載された掌編小説「履歴の無い女」。結婚して名前が変わったばかりの主人公である女性と、その妹が登場する作品なのだが、主人公は〈名前は約十年前にも、変わったことがあって、それは騙りで、私は名乗りたい名前を勝手に名乗りだした。まるで他人ごとのようなふりをして、本も出した〉と書いているように、綿矢自身を想起させる設定だ。この私小説ふうの作品のなかで、主人公は結婚への違和感のようなものを吐露する。

振付師・竹中夏海インタビュー 美少女ヒロインと女性アイドルの共通点とは?

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新刊『アイドル=ヒロイン』を手にする竹中夏海。

【リアルサウンドより】  PASSPO☆やアップアップガールズ(仮)といったアイドルグループの振付を手がける振付師でありながら、熱心なアイドルファンとしても知られる竹中夏海氏が、1月20日に自身2冊目となるアイドル本『アイドル=ヒロイン~歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい~』を上梓する。前作『IDOL DANCE!!!~歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい~』は、振付師という立場からアイドルの魅力を読み解いた一冊だった。今作ではさらに自身のアイドル論を掘り下げ、アイドル=ヒロインであるという見立てのもと、女性はどんな目線で女性アイドルに夢中になるのか、その理由を探るとともに、具体的なアイドルの楽しみ方を提示している。そんな彼女に、アイドルをファッショナブルな目線で捉えた新感覚のガールズ・フォトブック『POKER FACE』を昨年12月に上梓した編集者の上野拓朗氏が、話を聞いた。(編集部) ――前に『POKER FACE』のムック本でお仕事をご一緒させていただいた時、セーラームーンを例に出してアイドルの魅力を語っていたのが印象に残っていて、今回の『アイドル=ヒロイン』でもセーラームーンが大きなキーワードになっていますよね。 竹中:もともとはヒャダインさんから「女性ってどういう目線で女性アイドルを好きになるんですかね?」って聞かれた時、「セーラームーンですかね」って何気なく自分で答えた言葉が、凄いしっくりきて。そこから掘り下げていけばいくほど、共通点が出てきたんです。戦う美少女ヒロインみたいなものと女性アイドルって、すごく共通点が多いなって気づいて。で、本を出してみたいなって。 ――『アイドル=ヒロイン』の前作にあたる『IDOL DANCE!!!』は、まさしくアイドル・ダンスという部分にフォーカスを当てた本でしたが、今回はもうちょっとサブカルチャー的な視点でアイドルの楽しみ方を提案してますよね。 竹中:『IDOL DANCE!!!』は、アイドルのダンスについて当時文字で書かれているものがなかったので、これは一冊出しておかなきゃいけないという使命感があって。素晴らしい振付師の方はたくさんいるんですけど、私は文章を書くのも好きな方なので、ちゃんと資料にして残すという意味で、一回どこかで説明できればなというのがあったんです。でも、『IDOL DANCE!!!』を読んだ人からは、もっと技術論かと思っていたけど、半分くらいはアイドル論だったねって感想が多くて。「だよね」って(笑)。で、そのことについてもっと話したいなっていうのと、女性アイドルの女性ファンがなんで増えてきているのかを説明しているところが今あんまりないと思って、それらをカバーする時に“美少女ヒロイン”っていう補助線を使えば、今の時代に合ったものになるかな、と。 ――アイドルの見方ってところだと、いちばん最初は嵐だったという竹中さんのエピソードはインパクト大でした。 竹中:見方みたいなものは、嵐が形成した感じですね。15歳くらいの時、大野くんがタイプってところから入ったんですけど、5人のワチャワチャしている姿が未知のものというよりは、“あるある”って感じで楽しくて。その延長線上ですね、女の子のアイドルも。 ――“アイドルっていうのはヒロインのように誰でもなれるものじゃない。そこに消費されないヒントがあるんじゃないか”って書いてますけど、さっき使命感って言葉も出てきましたが、自分が女の子の側からこのことを伝えていかなきゃいけない……という竹中さんの熱い気持ちを感じました。 竹中:そうですね。両方の本に共通してるんですけど、現役でアイドルをやってる子たちに向けて書いていることは結構多いです。というのは、どんなに強い気持ちを持っていても、こうしてアイドルの数が増えてくると、ほとんどの子が“私って必要とされているのかな?”って時期に一度は入るんですよ。あとは“アイドルって何だろう?”みたいな、そういうサイクルに入ってしまう人も多いので、一つのエールみたいな気持ちを込めて書きましたね。今は量産型みたいになってきて、なかなか個性も出しにくかったりするし、夢はアイドルじゃなくて女優って子もたくさんいて、アイドルの価値がグラグラしている。それで改めてアイドルって何だろうと考えた時、それは誰でもなれるものじゃなくて、本当はもっと崇高なものというか、選ばれし者――ヒロインとかマドンナとか、そういう存在のことじゃないかって『IDOL DANCE!!!』の中で書いていたことを、さらに掘り下げたのが『アイドル=ヒロイン』ですね。 ――セーラームーンのミュージカルのオーディションに受かったものの、転入した小学校で登校拒否になったり、実際に舞台が始まってみたら大変なことばかりだったりと、この本では11歳の竹中さんの実体験にも触れています。 竹中:今、セーラームーンミュージカルの振付を少しやらせてもらえるようになって、19年ぶりに向き合ったんですよ。当時の私は、ちびうさ役だったんですけど、今回担当させてもらったのが、ちびうさ初登場の回。しかも、昔と同じダブルキャストだったんです。で、ふたりのちびうさちゃんを稽古中に見ていて、自分の中で封印していた記憶が、いろいろよみがえってきたんですよね。当時の舞台では、ちびうさをやってないシーンの時はダンサーのお姉さんと一緒にちびっこダンサーみたいな感じで、ぜんぜん違う役をやっていたんです。それは、“森のウサギザル”っていう得体のしれない動物で、茶色の全身タイツにウサギの耳を付けて、セーラー戦士たちをコミカルに襲うんです。その役に、私がすごく力を入れていて。ちびうさよりも一生懸命やっていたら、「夏海はウサギザルをやっている時の方が活き活きしている」って、みんなに言われて。たしかに、活き活きとやっていたことは覚えてたんですよ。ただ、何でそうなったのかっていうのは、この19年間忘れてたんですけど、今回のちびうさちゃんたちを見ていたら、急にそれを思い出して。 ――ウサギザルを活き活きと演じていた理由は。 竹中:要はダブルキャストだから、もう一人のちびうさ役の女の子に自分が勝てるのはそこしかなかったというか、その子が力をそんなに入れないだろうっていうところを探した結果、ウサギザルだったんだと思うんですよ。その子は一つ下の年齢だったんですけど、ハーフの子で体格も私よりしっかりしていて、ミュージカルも何回もやってきている子だったので。私は初めての舞台だったから、歌もダンスも演技もすべて私よりうまい。だから、勝てるところなんてひとつもなくて。まあ、勝ちたいというよりは逃げていたんです。でも、私の方が絶対に面白いっていうのはあって(笑)。ちびうさと主役の月野うさぎって、漫才みたいな掛け合いをするんですよ。その掛け合いは私の方が面白いって、どこかで自負してたんだと思うんです。ただ、ダブルキャストだと、お互いの芝居が影響しあうから、結局言い回しや間など似てきてしまって。で、漫才以外で私の面白いところって何で出せるかなって思った時、たぶんウサギザルに行き着いたんですよね。 ――自分が輝ける場所を無意識のうちに探していたんでしょうね。 竹中:そうなんですよ! だから、今でもやっぱりそういう少し変わった子というか、なぜか大人にかわいがられない子とかを見ると放っとけないんですよね(笑)。“頑張れ!”って思うし、自分をすごく思い出す。 ――例えば、自分の教え子から悩みを相談されたりすることも? 竹中:そうですね。「先生、聞いてください」みたいな時は、グループ全体でちょっと危機感を持っていたりする。でも本当に悩んでる時、“闇堕ち”っていうか、セーラームーンだと亜美ちゃんがダークサイドに落ちる話があるんですけど、そういう感じになっている子は逆にこちらから声をかけないと言い出してこないので、見かねて声をかけたりする場合もあります。 ――そういうのってわかるんですか? 竹中:わかります。メンバーから相談されることもあるので。「私たちの意見は耳に入ってこないみたいだから、先生が声かけてあげて」って言われたり。
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自身のアイドル論を熱心に語ってくれた。

――竹中さん自身、学生時代はクラブ活動でリーダーシップを発揮していたそうですね。 竹中:ずっと部長でした。だから、副部長タイプの人とはよく仲良くなります。なでksジャパン(竹中の友人たちで女性アイドルファン仲間。竹中の他、モデルの二宮なゆみ、小口桃子、日笠麗奈、タレントの渡賀レイチェルがいる)だと、なゆみがそのタイプです。いつも副部長だったらしいので(笑)。私は先輩とつるむよりは、後輩の子たちと接するほうが断然多かったですね。中学2年の時に演劇部ができたので、中1から入ってくる子が10人いて、わざわざ転部して演劇部に入る中2は私しかいなくて、さらに中3はゼロだったから私だけが先輩という。そうなると、もう天下じゃないですか(笑)。高校の時は新体操とチア部にいたんですけど、大会とかではそんなに強いところでもなかったので、先輩も少ししかいなくて。 ――新体操部とチア部って、演劇部とはまたぜんぜん違う。 竹中:そうですね。でも、演劇部はほぼダンス部だと思われていたし、新体操部はただストレッチしに行ってたようなものだし、チアダンスは自分でチームをつくって……どれも私がどうにかできる規模だったんです(笑)。だから、ほぼ私の色でできたっていう。 ――いずれも身体を使った表現ってところで共通していると思うんですが、大学に進学した竹中さんは、そこからさらにそれを突き詰めて勉強していった。その時の体験が今の振付のストックになっていそうですね。 竹中:だから、「ハロプロが好きなわりに、ハロプロのダンスとぜんぜん違いますよね」っていうのはよく言われます。 ――ハハハ。 竹中:私がつくる振付に関しては、アイドルからっていうよりも自分がやってきたものの影響のほうが強いと思いますね。 ――アイドルの振付を始めるようになってからは、いろんなグループのダンスをチェックするようになりました? 竹中:そうですね。でも、必要に迫られて見るというよりは、趣味ですね。Berryz工房をテレビで知ってアイドルに目覚め、PASSPO☆に出会うまでに1年間くらいあったんですけど、その間、アイドルにツテもなければ仕事もないので、よくイメージトレーニング的なことをしていたんです。AKB48のアルバムを借りてきて、曲を聴いて勝手に振付をつくる。“こういう曲だったら、私はこういう振りにする”って。その後、YouTubeでライブ映像を見ながら答え合わせをする……みたいな。“こういうふうになってたんだ!”とか、逆に自分が考えていたものに似ていたりとか、いろいろと発見があります。 ――『アイドル=ヒロイン』の「実践編」では、夢みるアドレセンスの女性向けイベントの舞台裏を書いています。竹中さんが企画の立ち上げから関わって、実際にイベントが開催されるまでを説明してくれていますけど、振付をつくる作業とはぜんぜん違いますよね。 竹中:飽きっぽいので、いろいろやっていたいんですよ。そういう意味で、私は職人気質じゃないと思うんです。作品をずっと黙ってつくり続けるというよりは、常にいろいろやっていたい。振付をつくってる時は文章を書きたくなるし、文章を書いている時は振付の仕事って楽しいなって思うし、なでksの皆でファン目線で話してる時は“中の人”として聞いたりすることもある。いろんな立場で考えるというか。 ――あらゆることが同時進行で走っている状態だと思うんですけど、例えば家にひとりでいる時とか、そういうプライベートの時も仕事のことを考えていたりしますか? 竹中:私、本当に一人暮らしが向いてなくて(笑)。というのも、頭の中でモヤっとしているものを常にアウトプットしていくことが好きで、誰か聞いてくれる人がいないとダメなんですよ。だから、実家の母とか友達とか誰かしら近くにいてくれないと、すごくストレスになるんです(笑)。誰かに話さないと、考えてることがパンクしそうで。 ――何か思いついたら、どんどん口に出して整理していきたいタイプ? 竹中:そうですね。このテーマで本をつくりたいとか、雑誌でこういう企画をやってみたいとか、手書きでバッと書くことが多いです。大学の時からそうでした。殴り書きみたいな感じです。衝動的にアウトプットして、さらに企画として成立させる。なでksジャパンでやってることは、そういうことですよね。2週間に1回、生配信をやってるので、その時に思いついたことを時間かけて皆で形にしていく。昨日も皆で遊びに行っていて、その時に私の頭の中で思っていた――まだ考えは固まってないんだけど、なんとなく面白そうだなみたいな――そういうアイデアを話すと、「じゃあ、こうじゃない?」みたいなやり取りがあったり。で、帰った後もLINEでやり取りが続いたりとか。 ――『IDOL DANCE!!!』の中で、アイドルのプロデューサーには興味がないと書いてましたけど、あれから2年が経って今はどうですか? 竹中:今は前よりもさらにそういう気持ちがないです(笑)。いろんな人を見てきて、アイドルの子が幸せになるには、やっぱり持久力のあるプロデューサーが大切だと思ったんですね。でも自分には持久力がないから、アドバイザー的なことしかできない。こうしたらいいのに、ああしたらいいのにというのはすぐに思いつくけど、長い目で見てあげて……って考えると難しいから、それだったら自分はやらなくてもいいかなと。それに今は自分の教え子もいっぱいいるので、手一杯なところもありますし。ただ、いろんなアイドルをイジってあげるテレビ番組はつくってみたいです。『Matthew’s Best Hit TV』とか『パパパパPUFFY』とか、2000年代のあの頃の番組には、例えばSPEEDのたかちゃんやあややなどが出ていましたけど、今は当時よりアイドルの数はぜんぜん多いのに、ああいう番組がないじゃないですか。ああいう感じで、アイドルが活かされる場所ができたらいいなと思ってます。 ――じゃあ、手書きで企画書を書いて……。 竹中:どこかに出しましょう(笑)。 (取材・文=上野拓朗/POKER FACE
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竹中夏海『アイドル=ヒロイン~歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい~』(ポット出版)

■書籍情報 『アイドル=ヒロイン~歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい~』 発売:2015年1月20日 著者:竹中夏海 版元:ポット出版 四六判/並製/144P 1,500円+税 ■イベント情報 【『アイドル=ヒロイン~歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい~』発売記念「アイドル=ヒロイン」妄想キャスティング会議】 日時:1月21日(水) 場所:お台場・東京カルチャーカルチャー 出演: ・第1弾出演者 酒井瞳(アイドリング!!!) 安斉奈緒美(PASSPO☆) 西七海(虹のコンキスタドール)+お目付役・近藤さん(虹のコンキスタドール美人マネージャー) 竹中夏海(振付師) ・第2弾出演者 レナ(バニラビーンズ) 傍聴人:なでksジャパン(二宮なゆみ、小口桃子、日笠麗奈、渡賀レイチェル) OPEN 18:30 / START 19:30

元1海佐の長女・北翔海莉の星組トップ就任で思いを馳せる宝塚歌劇団と海上自衛隊の意外な関係

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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宝塚パーソナルブック『vol.1 北翔海莉(DVD付)』(阪急コミュニケーションズ)より 
 防衛省の部内紙『朝雲』(1月1日号)に「元1海佐の長女、北翔海莉さん 宝塚・星組トップに”飛躍”」という記事が掲載されました。記事によれば、5月11日付で宝塚歌劇団に5つある組のひとつ、「星組」のトップに就くことが決まった北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんは元1等海佐(海軍大佐相当)の長女で、実は「自衛隊に入って女性パイロットになりたかった」と、そのインタビューで答えていました。  また、夕刊フジ(13年11月27日)によれば、北翔さんの父と兄が海上自衛官で、宝塚音楽学校時代には海上自衛隊の部内紙で「芸名を考えてください」と募集したこともあるとか。 「おたぽる」で続きを読む

星野源は草食男子じゃなかった! 殺す!と怒ったことも…

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『働く男』マガジンハウス
 2013年の堺雅人、2014年には西島俊之や向井理らが結婚し、落胆しているのが文化系女子だ。西島が結婚した際には、人気ドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)にあやかって、「西島さんが結婚したので、会社やすみます」とツイートする人が現れるなど、傷心した人々が続出したのだ。  そんな文化系女子の「最後の砦」とも言われているのが、ミュージシャンで俳優の星野源。コラムニスト・能町みね子が主催する「好きな男ランキング」で2012年1位、その翌年も2位と好位置をキープするなど、熱い支持を得ているのだ。  しかし、星野は目を見張るような美形でもなければ、「an・an」(マガジンハウス)でヌードを披露するような色気あふれる男性でもない。ファンの間では「笑うと目がなくなるところがかわいい」「歌声がたまらない」という声もあるが、ファン以外にはその魅力は伝わりにくいところ。だた、『星野源雑談集1』(マガジンハウス)には随所に、ファンを虜にする彼の小悪魔的な魅力があふれているのだ。

“昭和歌謡最後の女王”の覚悟ーー中森明菜の新曲「Rojo -Tierra-」を聴く

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【リアルサウンドより】  昨年末の紅白歌合戦の最大の話題といえば、その後の騒動も含めてなんといってもサザン・オールスターズということになるが、中森明菜の出演も大きなトピックだった。ニュー・シングル「Rojo -Tierra-」のリリース(1/21発売)の発表に続き、4年5ヶ月ぶりに公の場で歌唱、新曲を披露。そして年が明けて9日には同じNHKで、LAでレコーディングを続ける中森に密着取材したドキュメンタリー『SONGSスペシャル 中森明菜 歌姫復活』も放映され、恒例のカヴァー・シリーズ『歌姫』の新作『歌姫4 -My Eggs Benedict-』のリリース(1/28発売)も発表されて、今回の復活劇が周到に計算され準備されたものであることを示していた。  とはいえ彼女は良くも悪くも2015年の現在に於いても、J-POPではない「歌謡曲」の孤塁を守り続ける女王であり、いまだ芸能マスコミのスキャンダラスな好奇心の格好の対象でもある。中途半端な復帰はマイナスな印象にしかならない。仕掛けは華々しくてもその復活が歌手としての本当の復調を告げるものなのか。  紅白での中森は極度に緊張していたように見えた。本来、歌はもちろんメイク、衣装、振り付け、さらには舞台装置も含めなどトータルなヴィジュアルのコーディネイトによって、楽曲に合わせた世界観を完璧に作り上げていくのが中森のやり方のはずだが、薄暗いレコーディング・スタジオで、振り付けもなく、衣装も平服で、なにより緊張の伝わるこわばったような声で歌う彼女は、まだ復調途上であることを伺わせた。とはいえ、80年代の全盛期の中森を捉えた映像集『中森明菜 in 夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン 中森明菜プレミアムBOX』を見ても、もともと中森はかなりのあがり症で、楽曲の初披露の時はTV越しでも緊張が伝わるようなピリピリした雰囲気を漂わせ、歌い終わったあとも手の震えが止まらないような、そんなある種の危うい初々しさが持ち味でもあった歌手である。ハラハラしながらも、あの明菜が帰ってきたという実感があったのは筆者だけではないだろう。そして歌い慣れた馴染みの大ヒットではなく、あえて初披露の新曲を歌ってみせる攻めの姿勢に、復帰に賭ける意思の強さを感じることができた。  その新曲「Rojo -Tierra-」だが、アクセスの浅倉大介の作で、今様のEDM、それに「ミ・アモーレ」に始まる明菜得意のラテン〜アフロ風味を加えたようなエキゾティックでトライバルなダンス・トラック。イケイケなエレクトロ・ディスコだった前作シングル「Crazy Love」(2010年)同様、00年代以降の中森の基本路線と言えるだろう。以前と比べるとかなりキーが低くなり、突き抜けるような華やかさがなく、やや地味な印象も受けるが、低域から中域にかけての凄みのある粘りは女王の貫禄。シンセの重低音の押し出しもかなりのものだ。楽曲はちょっと90年代のTK全盛期を思わせる浅倉らしいもので、そのあからさまなEDM仕様は今となってはいささか古くさい印象もあるが、ねっとりした(あるいは、辛気くさい)バラードではなく、こういうアグレッシヴでアップテンポの楽曲を復帰第一弾に選んだのは正解だった。  もうひとつ気づいた点を挙げるなら、以前の中森のような濃厚なエロスというよりも、もっと根源的な生命のエネルギーを感じさせるということ。「私たちはひとりじゃない/あなたはもう ひとりじゃない/つらい過去から逃げずに...夜明けをつかまえて/優しい目をした人よ 光は降り注ぐから」という歌詞も、男女の性愛というよりも、未来に向けての光や希望を歌っている。これは『SONGSスペシャル 中森明菜 歌姫復活』で中森が語っていた「支えてくれるファンの人たちを喜ばせたい。自分の歌が、みなさんのしんどい日々の生活の支えや手助けや勇気になればいい」という発言でも裏付けられるだろう。自分が歌いたい、表舞台に立ちたい、脚光を浴びたいというスター意識やアーティスト・エゴよりも(もちろん、そういうものがないはずがないが)、ファンや客を明確に意識した発言は、昭和歌謡最後の女王であり、日本の大衆芸能の伝統の衣鉢を継ぐ者としての意地と覚悟が感じられるものだった。このコメントだけでも、期待は高まるというもの。  「Rojo -Tierra-」のカプリングとなる「La Vida」は、この原稿を書いている時点では音を確認することができなかったが、歌とギターとパルマ(手拍子)だけのフラメンコ調の曲という情報から、彼女らしいしたたり落ちるようなエロスを表現した濃厚な楽曲ではないかと推測される。2002年のシングル「The Heat 〜musica fiesta〜」のカプリングだった「「Siesta 〜恋のままで〜」に近いイメージだろうか。  カヴァー楽曲集『歌姫4 -My Eggs Benedict-』に関しても、『SONGSスペシャル 中森明菜 歌姫復活』で披露され、その後先行配信された「スタンダード・ナンバー(南佳孝)」と「長い間(Kiroro)」しか聴くことができなかったが、特に「長い間」は歌手・中森明菜の本領発揮といえる素晴らしい歌唱だっただけに期待できそうだ。  だがかれこれ8作目(『歌姫』シリーズとしては4作目)となるカヴァー・アルバムは、正直もう食傷気味という思いもある。やはりアーティストとしての本格的な現役第一線への復帰は、『DIVA』(2009年)以来のオリジナル・アルバムの発表を待ちたい。『SONGSスペシャル 中森明菜 歌姫復活』ではオリジナル・アルバムを制作中という中森の発言もあったが、その新作を引っさげてのコンサート・ツアー、そしてヴィジュアルと歌が一体化した一部の隙もない明菜流世界観を披露して、初めて中森明菜は復活したと言えるのではないか。インタビューを見ても、彼女の創作意欲はまったく衰えていない。復活のその日を熱烈に待ちたい。 ■小野島大 音楽評論家。 時々DJ。『ミュージック・マガジン』『ロッキング・オン』『ロッキング・オン・ジャパン』『MUSICA』『ナタリー』『週刊SPA』などに執筆。著編書に『ロックがわかる超名盤100』(音楽之友社)、『NEWSWAVEと、その時代』(エイベックス)、『フィッシュマンズ全書』(小学館)『音楽配信はどこに向かう?』(インプレス)など。facebookTwitter
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中森明菜『Rojo -Tierra- (初回限定盤)(DVD付) 』(Universal Music)

■リリース情報 『Rojo -Tierra-』 発売:1月21日(水) 価格:初回限定盤(CD+DVD) ¥1,700+税    通常盤(CDのみ) ¥1,200+税 <CD収録内容> 1. Rojo -Tierra- 2. La Vida 3. Rojo -Tierra- (Instrumental) 4. La Vida (Instrumental) <DVD収録内容>※初回限定版のみ 1. Rojo -Tierra- (メイキング映像)

田中マー君がアイドルオタのDD批判に反論!「ももクロも乃木坂も」はアリか?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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田中将大オフィシャルブログ「氣持ち」Powered by Amebaより
 日本一有名なアイドルファンといえば、マー君ことニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手。昨年10月にニューヨークから帰国すると、モーニング娘。'14、乃木坂46などのコンサートを鑑賞。さらには、「第4回AKB48紅白歌合戦」の審査員を務めたり、ももいろクローバーZのクリスマスコンサートで百田夏菜子を相手に投球したりなど、清々しいまでのDD(誰でも大好き)っぷりを見せつけた。  そんなマー君に黙っていないのが、一部のアイドルファンたち。次々といろいろなアイドルたちと絡んでいくマー君に、ネットでは「マー君の糞DD化ほんとなんなの。許すな」「最強に節操ないドルオタだな」「ももクロと絡んでほしくない。DDはAKBに行っとけ」などと、厳しい言葉を浴びせられているのだ。  ところが、これらの批判に対し、マー君は年明け、なぜか「東京スポーツ」に登場し、こう反論したのである。

NEWS、和風EDMでチャート1位に 楽曲の方向性から見える戦略とは?

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NEWSの加藤シゲアキ。

【リアルサウンドより】 2014年1月5日~2014年1月12日のCDシングル週間ランキング(2014年1月19日付)(ORICON STYLE)  今週のオリコン週間シングルランキングは、NEWSの『KAGUYA』が14.0万枚で1位。2位には5人組ボーカル&ダンスグループDa-iCEの『もう一度だけ』が、3位にはポスト・ハードコアバンドFear, and loathing in Las Vegasの『Let me Hear』がランクイン。また、昨年末の「第56回 日本レコード大賞」で新人賞を受賞したシンガーソングライター大原櫻子の『瞳』も5位と健闘。女性アイドルグループの目立ったリリースがなかった週だが、バラエティある並びになっている。  というわけで、今回はまずNEWSの『KAGUYA』について分析していこう。17枚目となるシングルは、タイトル通り、竹取物語の「かぐや姫」をモチーフにした一曲。かぐや姫に恋焦がれる男の側の思いを歌ったナンバーで、キャッチコピーは「壮大なラブソング」となっているが、曲調はいわゆる「和風EDM」。琴や鼓の音色を配し、サビのメロディにヨナ抜き音階を駆使して和のテイストを醸し出し、一方で曲の骨組みはトランスのマナーに沿ったものとなっている。  半年前にリリースされた一作前のシングル『ONE -for the win-』では、表題曲が日テレ系サッカー番組『ブラジル2014』テーマソング、その前の『WORLD QUEST』が同じくサッカー番組『FIFAクラブワールドカップジャパン 2012』オフィシャルソングだったことを考えると、久々のノンタイアップでのリリース。ただ、同じくノンタイアップでリリースされた4人体制になって初のリリース『チャンカパーナ』が、「パーナさん」というファンの通称の元となるほどの代表曲となっていることをふまえても、グループにとって象徴的な曲となるべくリリースされたことは間違いないだろう。  作曲を手がけているのはクリエイターチーム「ever.y」に所属する作曲家take4(タケシ)。カップリング「バタフライ」も、「ONE -for the win-」も彼のペンによるもので、NEWSの最近の楽曲の多くを手掛けているソングライターだ。さらに「チャンカパーナ」や「WORLD QUEST」は、彼が師事する「ever.y」代表のヒロイズムが作曲を手掛けており、4人編成になってからの楽曲の方向性はほぼ統一したブランディングのもとに作られていることが伺える。  「KAGUYA」では写真家の蜷川実花が監督をつとめたMVも話題を呼び、この映像とメイキングが収録されたDVDが付属する初回盤がセールスを押し上げたということも特筆すべき点だろう。鮮やかな色合いのビジュアルと妖艶なメンバー4人の姿は、どちらかと言うと保守的な「歌謡曲+ダンス・ポップ」の曲調に対して大きなフックとなった。  そして、3位にチャートインしたFear, and Loathing in Las Vegasも見逃せない。昨年にやはりシングル『Rave-up Tonight』を3位にチャートインさせている彼らだが、着実な盛り上がりを見せているラウド〜ポスト・ハードコアのシーンの中でも、シングル曲をオリコン上位に送り込む実績を残しているのは彼らくらい。アニメ『寄生獣 セイの格率』のオープニングテーマとなっていることも大きいが、変わらぬ人気が伺える。昨年にメジャーデビューを果たし4月にニューアルバムのリリースを控えているCrossfaithも含め、この後シーンの広がりがより可視化されていく予感がする。  NEWSの『KAGUYA』とFear, and loathing in Las Vegasの『Let me Hear』は、(おそらく偶然だと思うが)どちらも毒々しいほどカラフルな色合いを打ち出したジャケットのアートワークが目を引く作品。そういうところにも時代性を感じたりする。 ■柴 那典 1976年神奈川県生まれ。ライター、編集者。音楽ジャーナリスト。出版社ロッキング・オンを経て独立。ブログ「日々の音色とことば:」Twitter

ピース又吉の小説に「芥川賞当確」の声! でもしのびよる芸人生命の危機

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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お笑い界きっての本読みとして知られるピース・又吉直樹(『新・四字熟語』幻冬舎)
 昨日1月15日、第152回芥川賞に小野正嗣の「九年前の祈り」(「群像」9月号/講談社)が、直木賞に西加奈子の『サラバ!』(小学館)が選ばれた。……が、出版業界ではすでに次回の芥川・直木賞が話題の的となっている。そう、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が発表した中編小説「火花」が、「芥川賞か直木賞どちらかの候補になるのは確実」と見られているからだ。  又吉の「火花」が掲載されたのは、先日発売された「文學界」2月号(文藝春秋)。創刊82年の歴史を誇る「文學界」でも史上初の増刷がかかったことがニュースとなったが、雑誌が増刷されること自体が異例だ。  本好きで知られ純文学にも造詣が深い又吉だが、じつはここ数年の出版界は“神様、仏様、又吉様”ともいえる状態。本の帯はもちろん、文庫の解説、書評にエッセイ、インタビューと、書籍から雑誌まで又吉は引っぱりだこで、今回の小説も「傑作」「久しぶりの大型新人作家の登場」と絶賛の声が相次ぎ、早くも「文春は芥川賞と直木賞のどちらをとらせるつもりなのか」という論議になっているほどなのだ。

ももクロ、AKB48、BABYMETALらの動員はどうなる? 2015年、注目グループアイドルの展望

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AKB48『ここがロドスだ、ここで跳べ! (Type A)』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  前回(http://realsound.jp/2014/12/post-2117.html)は2014年のアイドルシーンの動きについて振り返ってみた。では今回は、2015年の注目すべきグループアイドルシーンのポイントについて、紹介して行こう。

ももクロがAKB48の動員力を超える!?

 まず最初に挙げたいのは、AKB48を筆頭とする48系グループについて。雑誌『日経エンタテインメント 2014年12月号』には、2014年のアーティスト別年間ライブ動員数を独自データとして算出しランキング化した記事「コンサート動員力ランキング」が掲載された。その中ではAKB48は14位、ももいろクロ-バーZが9位と、ももクロが女性アイドルグループとしてはAKB48を抜きトップの動員力があるとされている。が、SKE48などの48系グループを加えると、ゆうにその動員数はももクロを超える。今年は結成10周年や総監督の高橋みなみの卒業など話題性の高いイベントも多いため、48系グループの代表であるAKB48のトップアイドルとしての地位は依然揺るがないだろう。とはいえ一時期のブームは過ぎ、これからは緩やかに安定期に入って行くのではないだろうか。  ももクロは平田オリザによる『幕が上がる』の映画の公開&舞台の公演(どちらも本広克行が監督・演出を担当)を今年に控えている。昨年通りライブも続けながら、個々のタレント力を高め、従来より目標に掲げている女版ドリフターズ、SMAP、嵐のようなグループを目指して行くようだ。

「坂本九以来の成功」と言われたBABYMETAL

 続いて昨年大きく規模を上げたBABYMETALとでんぱ組.incについて。BABYMETALは今月10日にさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催、約2万人を動員した。ライブの最後には5月に「BABYMETAL WORLD TOUR 2015」がスタートし、6月に幕張メッセ展示ホールで彼女たちにとって過去最大規模のMOSH'SH PIT ONLYライブが開催されると発表された。昨年は海外フェスへの参加やレディーガガのツアー帯同など、「坂本九以来の成功」と言われるほどの世界的な活躍だった。さすがにアメリカのビルボード3週連続1位を成し遂げた坂本九の偉業を超えるのは至難の業だが、今年も彼女たちの勢いは更に加速しそうだ。  一方でんぱ組は2月に代々木第一体育館で2daysのワンマンを開催。国内でのタレント仕事に重点を置きつつ、活躍の場を増やして行くのだろう。

エイベックスが手掛ける2つの"アイドルのファミリー化"プロジェクト

 道重さゆみのモーニング娘。卒業、スマイレージがアンジュルムに改名、Berryz工房が3月で未期限活動休止と、最近トピックの多いハロー!プロジェクト。現在のアイドルブーム以前から安定した人気を保っていたアイドル集団だが、今年は内部での世代交代を余儀なくされる。そこでどのようなドラマを見せてくれるのか、楽しみだ。  SUPER☆GiRLS、Cheeky Parade、GEMが所属する、エイベックスのアイドルレーベル&プロジェクト「iDOL Street」が、昨年エイベックス外のアイドルグループにも開けたものになることが発表された。さらに今月、このアイストによる新プロジェクト「Girls Street 2020」の開始も告知された。元・Folder5のAKINAも参加するこのプロジェクトには、女性パフォーマーだけでなく、女性クリエーターも所属できるという。  また、同じくエイベックスから、昨年「アーティストを志向し、良質な音楽とライブパフォーマンスを届け、J-GIRL POPの新しいシーンを作って行こうとする女性グループ」の集合プロジェクト「J-GIRL POP WAVE」が発表された。現在、所属が発表されているのは東京女子流、Dorothy Little Happy、GALETTeの3組。同じ事務所、レーベルでありながら、「iDOL Street」と「J-GIRL POP WAVE」という2つの「アイドルのファミリー化」を目指すプロジェクトが同時に進行していることは、とても興味深い。  エイベックスと言えば昨年「ようかい体操第一」でブレイクし、紅白歌合戦にも出場したDream5の動きも見逃せない。

仮面女子、Negicco、リリスク、せのしすたぁ… インディーズ系にも注目

 その他では、オリコン週間チャートで1位を獲得し、11月にさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブが決定している仮面女子が、様々なゴシップに負けずどこまで人気を集められるかも、注目ポイントのひとつ。またNegicco、ゆるめるモ!、BELLRING少女ハート、lyrical schoolなど、インディーズ系でありながらワンマンの動員数が1000人規模であるグループの動向も極めて重要だろう。大手芸能プロなどの大資本に関わらずにどこまで人気を伸ばせるのか、あるいはどこかでメジャーレーベルなどと契約するのか、気になる点は多い。  飛躍が期待されるのは東京パフォーマンスドール。昨年ガールズグループとしては史上最速でZeppツアーを開催するなど、成長著しい。やっていることはパフォーマンス重視のグループとしては王道だが、映像演出などは最先端の技術を駆使していて、観るものを飽きさせない。  個人的に注目したいのは、アイドルネッサンス、せのしすたぁ、Peach sugar snowの3組だ。  アイドルネッサンスは、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)が初めて手掛ける7人組。コンセプトは、新曲問わず名曲をカバーする「名曲ルネッサンス」で、ユニコーン「PTA~光のネットワーク~」、大江千里「夏の決心」、岡村靖幸「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」など、アイドルとしては独特の選曲なのが特徴だ。1stシングルとしてリリースしたBase Ball Bearの「17才」は、筆者もスタッフとして参加している「アイドル楽曲大賞2014」でインディーズ部門1位を獲得した。  せのしすたぁは福井県、Peach sugar snowは山梨県と、2組ともロコドル。せのしすたぁはアジテーションを巧みに盛り込んだライブパフォーマンスが面白く、Pssはアンニュイな歌詞をウィスパーボイスで歌うのが特徴。どちらも楽曲のクオリティーが高い上にオリオジナリティーがあり、もっとより多くの層に届くべきアイドルだ。  今回挙げた以外にも、メジャー、インディーズを問わず、注目すべきアイドルは数多い。昨年以上に、2015年もアイドルシーンから目が離せそうにない。 ■関連記事 岡島紳士のアイドル最新マッピング 第14回:2014年グループアイドルシーン振り返り BABYMETAL、でんぱ組.inc、乃木坂46、モーニング娘。… 2014年グループアイドルシーン振り返り 第13回:動員力 ももクロ、モー娘。から、リリスク、ベルハーまで…動員力から考察するアイドル界の現在 第12回:吉木りさ 『怒られたい』で話題の吉木りさ 天性のグラドルが持つ音楽活動の可能性とは? 第11回:lyrical school ユルさとアツさで独自の進化 清純派ヒップホップアイドルグループlyrical schoolはブレイクするか? 第10回:橋本甜歌 tofubeats楽曲でデビュー 子役・ギャルモデルを経た橋本甜歌は「真のアイドル」を目指す? 第9回:篠崎愛 高い歌唱力を誇るカリスマグラドル 篠崎愛のソロ歌手活動を夢想する 第8回:いずこねこ 笑顔でネガティブな気持ちを歌うアイドル いずこねこの「終わらせ方」を読む 第7回:東京パフォーマンスドール 初代から受け継ぐ、東京パフォーマンスドールの先進性とは? 楽曲とライブから読み解く 第6回:道重さゆみ 卒業発表の道重さゆみに見る、アイドルがブレイクに至る"物語”の重要性 第5回:緑川百々子 ネットカルチャーのニューアイコン 緑川百々子はアイドルのボーダレス化を象徴する 第4回:さくら学院 BABYMETAL、松井愛莉、武藤彩未…ブレイクアイドルの登竜門「さくら学院」に迫る 第3回:せのしすたぁ SMAPに影響されたリアルGMT!? 福井県のロコドル せのしすたぁ登場 第2回:BABYMETAL BABYMETALが“接触なし”で快進撃  Perfumeに続くアミューズ系アイドルの行方 第1回:倉持由香 TMR西川貴教も賛同! グラドル自画撮り部部長・倉持由香が「グラドル界」を革新する ■岡島紳士(おかじま・しんし)(@ok_jm) 1980年生まれ。アイドル専門ライター。著書、共著に『グループアイドル進化論』、『AKB48最強考察』、『アイドル10年史』『アイドル楽曲ディスクガイド』など。埼玉県主催「メディア/アイドルミュージアム」のアドバイザーと、会期中に行われた全9回の番組&イベントMCを担当。DVDマガジン『IDOL NEWSING vol.1』を手掛けている。 オフィシャルサイト