選考委員の藁人形つくった! 芥川賞落選・小谷野敦の恨みツイートがすごい

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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文壇からモテていないご様子で……(『もてない男 恋愛論を超えて』ちくま新書)
 1月15日に発表された第152回芥川賞、直木賞。芥川賞には小野正嗣の「九年前の祈り」(「群像」9月号/講談社)が、直木賞には西加奈子の『サラバ!』(小学館)がそれぞれ選ばれた。とはいえ、受賞作の売り上げもかつてほどはのびず、その話題性、影響力は年を追うごとに低下。とくに芥川賞のほうはかなり地味になっているのは否めない。  そんな芥川賞だが、今回受賞者の小野以上に大暴れしている作家がいる。小野とおなじく今回の芥川賞候補にノミネートされていた小谷野敦だ。小谷野といえば“非モテ語りブーム”の元祖である評論『もてない男』が有名だが、近年は小説も発表している。芥川賞の候補となるのも2010年「母子寮前」で初ノミネートされたのに続き、2回目。今回は自身の父親を描いた私小説「ヌエのいた家」(「文學界」9月号/文藝春秋)で候補に選ばれるも、残念ながら落選に終わった。  結果が発表された15日の夜から数日間に渡って、ツイッターで芥川賞落選への恨みつらみをつぶやきまくるのだが、その内容がスゴい。 「小野のは相田みつをみたいなもんだ。」 「要するに選考委員が文学が分かってないやつらばっかりってことだ」 「わら人形五個できた。あとは五寸釘」

乃木坂46における「君の名は希望」と「制服のマネキン」の重要性ーー杉山勝彦の作曲力を読む

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乃木坂46の「制服のマネキン」、「君の名は希望」等の作曲を手がけた男性二人組ユニットUSAGIでも活躍する杉山勝彦(写真右)

【リアルサウンドより】  1月23日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に乃木坂46が出演し、「制服のマネキン」と「君の名は希望」のメドレーを披露する。  乃木坂46は2012年2月にメジャーデビューしていたものの、先述の2曲を発売したタイミングでは同番組への出演はなかったため、これらの楽曲は今回が番組初披露となる。また、「君の名は希望」に関しては、生田絵梨花がピアノ演奏をし、メンバーが歌唱する特別バージョンということも発表されている。  この2曲は乃木坂46のレパートリーの中でも特に評価が高く、アイドル論者としても知られるBase Ball Bearの小出祐介(Vo/G)が雑誌連載において2年連続で「年間アイドル楽曲ベスト」に選んでいる(2012年「制服のマネキン」、2013年「君の名は希望」)。そして、この2曲の作曲を手がけたのが男性二人組ユニットUSAGIでも活躍する杉山勝彦だ。杉山は過去には嵐やAKB48、私立恵比寿中学への楽曲提供をしているほか、乃木坂46には先述の2曲以外にも「サイコキネシスの可能性」や「私のために 誰かのために」、新アルバム『透明な色』では新録曲として「僕のいる場所」や西野七瀬のソロ曲「ひとりよがり」を手掛けており、名曲メーカーとしてファンからの信頼も厚い。AKB48グループや乃木坂46で総合プロデューサーを務める秋元康も、トークライブアプリ『755』で「杉山勝彦さんは、本当に天才だと思います。大好きな作曲家の一人です」と発信するなど、グループにとって欠かせない作曲家の一人であることを示唆している。  乃木坂46において杉山の楽曲ーー際立ってこの2曲がかねてから注目されているのは、この2曲が“乃木坂46を定義した”といえるからなのかもしれない。近年、一般的にアイドルポップスとして世の中に存在する楽曲のなかで流行しているのは、ライブで盛り上がる、アップテンポで抜けの良いもの。その王道を行くのがライバルグループであるAKB48であり、乃木坂46はこれまで同グループとは異なる道を模索してきた。初期段階では「おいでシャンプー」や「ぐるぐるカーテン」など、フレンチポップをベースとした清楚なイメージの楽曲を表題曲としてきたが、そのイメージを一変させたのが、4thシングル表題曲として発表された「制服のマネキン」だ。同曲は90'sユーロビートを彷彿させる四つ打ちサウンドとマイナーキーを多用するメロディー、6度音程内の狭い音域で歌われるサビなど、アイドルの楽曲としては異端といえるアプローチを積極的に採用。卒業や恋愛をテーマにした歌詞とも相まって、乃木坂46の新しいイメージを打ち出した。  そして、「君の名は希望」は複雑な構成を持ちながらも、独特のキャッチーさを持つ乃木坂46の代表曲の一つだ。「Aメロ→Bメロ→Aメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→サビ」という複雑な“大ロンド形式”の構成を持つ同曲だが、主旋律はピアノ一本で成立するうえ、ユニゾン歌唱が活きる合唱向きの歌メロでリスナーを飽きさせない。杉山は『OVERTURE』のインタビューで同曲について「普段はフルサイズで送るんですけど、『君の名は希望』の場合は1コーラス送ったら『ほぼこれでいくから』ということになって<中略>乃木坂46にとって大切な曲になる予感がしました」と語っており、断片的にしか楽曲がなかった段階からスタッフや本人が名曲だと予感していたようだ。(参考:徳間書店『OVERTURE』)  これら2曲がファンやそれ以外の楽曲愛好家に受け入れられたことにより、乃木坂46は“楽曲が良い”アイドルとしても広く知られていった。また、杉山以外の作家がその後手掛けて採用された楽曲にも、「制服のマネキン」や「君の名は希望」の影を追いかけているようなアプローチがみられることから、その影響力の大きさが伺い知れる。  ではなぜ、杉山が2013年3月リリースの『君の名は希望』以降、「僕がいる場所」「ひとりよがり」が2015年1月リリースの『透明な色』に収録されるまで、乃木坂46への楽曲提供を控えていたのか。その答えは、現在彼が力を注いでいるUSAGIにある。  USAGIは、年間200本ものストリートライブを行っていた上田和寛の歌声を、偶然新宿の路上で聴いた杉山が一目惚れし、それまでの作家活動を投げ打ってまで組んだ音楽ユニットだ。デビュー前には『ミュージックドラゴン』や『中西哲生のクロノス』など全国のテレビ・ラジオ50局でパワープレイを獲得して注目を集め、2014年の1月に『イマジン』でメジャーデビュー。USAGIはその後も『Hello / USAGI~不昧なストーリー~』『ここから』とコンスタントにリリースを続け、2015年1月19日に赤坂BLITZで開催したデビュー1周年ワンマンライブはチケットが完売するなど、徐々にその才能が世間に認知されつつある。

 そんなUSAGIは3月18日に4thシングル『好きをこえたヒト』のリリースを控えており、先行してリリックビデオも公開されている。同曲はUSAGIにとってシングル表題曲としては初のラブソングで、杉山が手掛けるストリングスアレンジとキャッチーなメロディーや、人間味あふれる上田の熱唱が一段と胸に響く楽曲だ。赤坂BLITZのステージで初ライブ披露された。  2015年、『好きをこえたヒト』でステージに立つところから活動をスタートさせたUSAGI。作曲家として多大なる功績を残した杉山だが、2015年はUSAGIとしての飛躍にも期待したい。 (文=中村拓海)

「AnimeJapan 2015」総合プロデューサーに聞いた“今年はここがスゴイ!”

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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株式会社サンライズ・池内謙一郎氏(写真左)、バンダイビジュアル株式会社・廣岡祐次氏(写真右)。「AnimeJapan」ということで、AとJのサイン。Jが逆向きなのはご愛嬌。
 3月20日から東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2015」。昨年、東京国際アニメフェアとアニメコンテンツエキスポが合体して始まった日本最大級のアニメの見本市だ。昨年、第1回の開催を経て、今年、同実行委員会はどのような展望を抱いているのか? 今月23日に予定されている企画やステージ出演者を発表するイベント「AnimeJapan プレゼンテーション#2」(http://live.b-ch.com/ajpresentation[バンダイチャンネル]/http://live.nicovideo.jp/watch/lv206152341[ニコニコ生放送])を前に、総合プロデューサーである株式会社サンライズ・池内謙一郎氏、バンダイビジュアル株式会社・廣岡祐次氏に話を聞いた。 ――いよいよ今週金曜日はAnimeJapanプレゼンテーションですね。どんな発表予定ですか? 廣岡 詳細は発表会をご覧いただければと思いますが、ステージラインナップや出演者、パワーアップしたエンタメの各種施策などなど、本当に大量の情報を出します! 「おたぽる」で続きを読む

山田優、辻希美、スザンヌ…“炎上子育て”なぜ起きる? 母親幻想の危険

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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ピンクの髪にしただけで非難殺到(画像は山田優 Instagramより)
「こんなお母さんヤダ」「これで母親だなんて、どうかしてる」「母親失格だろ」  ネット上に吹き荒れる辛辣な声の嵐──。昨年9月に小栗旬とのあいだに第一子をもうけた女優・山田優の子育てが、いま、炎上を繰り返している。  まず、昨年12月に山田が生後2か月の娘を連れて自身の母親とともに居酒屋で食事したことが「女性セブン」(小学館)で報じられると、「赤ちゃんがかわいそう」「居酒屋はありえない」と非難が殺到。1月21日にも山田がピンク色にカラーリングしたヘアスタイルをInstagramにアップすると、冒頭に紹介したような意見が次々に寄せられた。  だが、このようにバッシングを受けているのは山田だけではない。とくに有名なのは元モーニング娘。辻希美で、「1歳児に食パン与えるとかありえない」「子連れでグリーン車乗車なんていい迷惑」「メニューにウインナーが多すぎる」とその一挙手一投足が話題に。先日離婚秒読みと報じられたばかりのスザンヌも、生後2か月の息子とディズニーランドに行ったことなどが批判を受けている。まさに“炎上子育て”というジャンルが確立されつつあるといってもいい。

徳永英明、ついに『VOCALIST』シリーズに終止符? 10年間の”カバー術”を検証する

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【リアルサウンドより】  徳永英明が女性アーティストのバラード系名曲を次々とカバーした『VOCALIST』シリーズは累計600万枚を超える好セールスを記録し、大病をかかえ、一度はシンガーとしての再起が危ぶまれた彼を見事に復活させた。前編【「大病で引退寸前」から「カバーブームの牽引者」へ 徳永英明の波瀾に満ちたキャリアとは?】では、そんな徳永が同シリーズに巡り会うまでの波乱のシンガー人生を振り返った。後編では、同シリーズの変遷とその音楽的功績を追うとともに、最新作『VOCALIST 6』をもって、徳永が本シリーズに区切りを付けようとしている理由を推察したい。  『VOCALIST』はそもそも、“大ヒット”を目論んでスタートした企画ではなかった。徳永が2004年にレコード会社の社長と食事をした際、社長に「カバーアルバムを作ろうかな」と話したところ、「それいいじゃない」と後押しされ、復活プロジェクトとしてアルバムを制作することになったという。当時のレコード会社スタッフの述懐によれば、ヒットよりもまず、2001年の「もやもや病」発症以降に停滞していた徳永のキャリアをもう一度盛り上げよう、という思いが強かったようだ。  ただし、徳永自身の意気込みは大きかった。シリーズの1作目を出す時点ですでに40~50曲を選曲し、映画の3部作のように、3作目までの構想を練っていたという。自身のキーに合う女性アーティストに限定し、“知る人が知る名曲”ではなく、誰もが一度は耳にしたことがあるような“時代の名曲”を集めた。  たとえば2005年に発表した1作目の『VOCALIST』には、中島みゆきの「時代」、竹内まりやの「駅」、荒井由実の「卒業写真」などが収録されている。どの曲も女性の繊細な心情ーーとくに失恋や離別の悲しみ、叶わぬ思いなどを歌った名曲で、多くの人々の心に残っている歌だろう。徳永はそれらの歌を我流でカバーするのではなく、譜割りひとつ取っても、できる限りオリジナルに忠実に、丁寧に歌っている。楽曲自体はアコースティック楽器を中心としたアレンジで柔らかなサウンドに仕立ててあるが、それも決して奇をてらったものではなく、オーソドックスな解釈といえる。  徳永のカバーの特徴とは、主人公の女性に完全に感情移入するというわけではなく、どこか淡々と、一定の距離感を持って歌っている点であろう。原曲にそっと寄り添うようなスタンスであり、そこには過剰な装飾や誇張した表現がない。だからこそリスナーは、原曲が本来持っているメロディの豊かさや温かな感情に改めて気付かされる。また、原曲を長く聴き続けてきたリスナーは、一つひとつのメロディや言葉を慈しむように歌う徳永の姿に、自身の原曲への思いを重ねる面もあるのではないだろうか。  徳永は、『VOCALIST 6』の特典DVDのインタビューで女性の心情を歌うことについて「女心が分かってたら、その感情に引っ張られてしまうので、ギトギトでべたべたに聴こえてしまうと思う。ただ、たとえば吉田美和ちゃんの『LOVE LOVE LOVE』など、コンサートで何回も歌っていると、だんだん詩の意味や、彼女がどうしてそういう詩を書いたかを理解してくる。そうしたときに気をつけなければいけないのは、感情を込めて歌ってしまうとギトギトでべたべたになってしまうので、感情を入れないように声を当てていく」と、そのスタンスについて明かしている。そして、彼のこのような一歩引いたスタンスはいつしか同シリーズの色となり、作品を重ねるごとに、むしろ徳永自身の存在感も高まってきた。そして2007年、音楽番組『うたばん』に出演したことをきっかけに、3作目『VOCALIST 3』がヒット。これまでのアルバムにも注目が集まり、同シリーズは名曲の道しるべとしての役割を果たすようになっていく。  当初より予定していた3部作をリリースした後は、徳永は「『VOCALIST』を購入してくれたたくさんのファンの方がいる。そういう方々に責任を取るではないですが、みんなが飽きるまでやってもいいのかなと思ったんです」と、2010年、『VOCALIST 4』の制作に望む。同作では、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、あみん「待つわ」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」など、女性の芯の強さをも表現した楽曲にも挑戦。とくに「あの鐘を鳴らすのはあなた」は出色の仕上がりを示した。同曲を力強い楽曲と捉えて情熱的にカバーする男性シンガーも多いなか、前述したような徳永ならではのアプローチで、同曲の叙情的な部分をうまく引き出しているのだ。続く5作目にあたる、2012年リリースの『VOCALIST VINTAGE』では、園まりや藤圭子が歌った「夢は夜ひらく」、美空ひばりの「悲しい酒」、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」など、60~70年代の名曲を、深い理解と親密さを持って歌い上げ、さらに表現の幅を拡げてきた。  そして今作『VOCALIST 6』は、徳永にとってカバー曲シリーズの集大成と呼べる作品に仕上がった。山口百恵が武道館で歌手を引退する際に歌った名曲「さよならの向う側」で幕を開ける本作は、薬師丸ひろ子が14年末の紅白歌合戦で披露した「Woman "Wの悲劇"より」や、中森明菜の「スローモーション」といった、往年の名曲はもちろん、テクニカルな歌唱が要求されるDREAMS COME TRUEの「サンキュ.」や、疾走感のある曲調のtrf「寒い夜だから…」など、バラードとは異なるテイストの楽曲も披露。1~3作目で作り上げてきた”誰もが知る名曲を歌う”オーソドックスさと、4~5作目で見せた音楽的な挑戦を兼ね備えた1枚であり、この10年で徳永が歩んできた道を集約したような作品となっているのだ。徳永が今作を持って同シリーズに一区切りを付けようというのは、この1枚を聞けば、十分に理解できるのではないか。  しかしながら、シンガーとしての徳永は、もちろんここで歩みを止めるわけではないだろう。この10年、カバーを歌い続けてきた徳永は「『VOCALIST』をやるということは、一度ゆっくりと歌と向き合うという時間だったのかもしれません」と語っている。古今の名曲に寄り添い、シンガーとして新たな地平に立った徳永は、今後どのような歌を生み出していくのか。ソングライターとしても新境地を示すのか。まずは『VOCALIST 6』を聴きながら、吉報を待ちたい。 (文=編集部)

SF作家・平井和正氏逝去――リアル犬神明をも生み出した、これからの世代に伝えたい“あの熱狂”

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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幻魔大戦第1巻(KADOKAWA)
 1月17日、『ウルフガイ』シリーズ、『幻魔大戦』シリーズなど、膨大な作品を手がけてきた作家・平井和正氏が永眠された。平井氏の作品がどれだけの人々を熱狂させたかは、寄せられたその死を惜しむ声からも一目瞭然だろう。  思い返せば、『8マン』(講談社/画:桑田次郎)の原作に始まり、『ウルフガイ』『幻魔大戦』と主要著作の合間にも、ライトノベルの元祖とも称される『超革命的中学生集団』(朝日ソノラマ)など……ジュブナイルからハードボイルドなものまで、平井氏は膨大な作品を描き続け、多くの人々を熱狂させてきた。 「おたぽる」で続きを読む

イスラム国事件「自己責任論」噴出の裏で安倍政権が日本人拘束を隠蔽していた!?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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首相官邸ホームページより
 日本中に大きな衝撃を与えた「イスラム国」による日本人二人の殺害予告動画の公開。当初、沸き上がったのは、安倍首相への批判だった。というのも、イスラム国による殺害予告と身代金要求が明らかに、安倍首相の中東歴訪中の「2億ドル支援」演説を受けてのものだったからだ。  政府は今頃になって慌てて「2億ドル支援は人道目的」などと釈明してるが、安倍首相はエジプト・カイロの演説で「イスラム国の脅威を食い止めるために2億ドルを支援する」とはっきり宣言していた。イスラム国はその後に、「日本の首相へ」とした上で、「『イスラム国』と戦うために2億ドルを支払うという馬鹿げた決定をした」などと宣告して、同額の身代金を要求してしたのだ。安倍首相の不用意な発言がイスラム国側を刺激し、利用されたのは間違いない。  ところが、安倍首相や政府の失態を追及する声はすぐにかき消え、かわってまたぞろ噴き出てきたのは被害者である人質の「自己責任論」だった。

イギリスの反検閲ネットワークに聞く「イギリスのポルノ規制はキャメロン首相のキャンペーン」

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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BBFCと共に、規制推進派と言及されたATVOD(オンデマンドテレビ規制局)の公式HPより。
 表現の自由をめぐる問題の中で、海外の動向への注目が高まっている。先日、BBCが日本の同人誌即売会などへの取材を行った上で報道した「Why hasn't Japan banned child-porn comics?(なぜ日本は児童ポルノマンガを禁止していないのか?)」などが、それだ。そのイギリスでは、昨年に映像の審査団体であるBBFC(British Board of Film Classification 全英フィルム審査機構)による新たなガイドラインが、ポルノでの顔面騎乗や潮吹きなどを禁止していると報じられ、大きな反対運動が巻き起こった。この運動にて、ポルノ女優が顔面騎乗のパフォーマンスで反対の意思を示すなどしたことから、大きな注目を集めた。  この問題を中心としたイギリスの現状を、イギリスの民間組織・CAAN(Consenting Adult Action Network)のメンバーであるジェーン・フェイ氏に聞いた。CAANは、2008年に結成されたポルノへの過剰な規制などに反対するネットワークである。 「おたぽる」で続きを読む

「14歳でAV女優を志した」さんまもハマったAV女優・紗倉まなが抱える闇

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)
「妹キャラ」「ロリフェイス」で絶大な人気を誇るAV女優・紗倉まな。バカリズム、宮川大輔、おぎやはぎの小木ら芸人にもファンが多いことで知られる紗倉が、自伝的エッセイ『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)を出版し話題を呼んでいる。  紗倉は高専(高等専門学校)在学中の2012年にAVデビュー、一躍トップ人気に。今やAVだけにとどまらず、『ゴッドタン』(テレビ東京)の名物企画「キス我慢選手権」をはじめとするテレビ出演や、トヨタ運営のサイトでコラム執筆など、幅広い活躍を見せている。  しかし、なんといってもその名を知らしめたのは13年10月18日発売の「フライデー」に明石家さんまと密会デートが報じられたことだろう。さんまはもともと紗倉ファンをテレビでも公言していたが、紗倉との密会をタイミングよく撮られたことで、「ハニートラップ」と言い訳。「売名行為」との批判が紗倉に向けられた一件でもあった。  そんな紗倉の自伝エッセイ。そこにはデビューに至るまでの心境、親バレなどAV業界の内情も描かれ、確かに紗倉らしい独自の不思議ワールドが広がっている。

乃木坂46の今後を3つの観点で予想 新選抜メンバーに期待されることは?

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乃木坂46『透明な色(Type-A)』(ソニー・ミュージックレコーズ)

【リアルサウンドより】  年明けにリリースされた1stアルバム『透明な色』がヒットを続ける中、いよいよ乃木坂46の11thシングル選抜メンバーが1月18日深夜に『乃木坂って、どこ?』で発表された。前作10thシングル『何度目の青空か?』の選抜発表が昨年8月3日だったので、5カ月強ぶりの選抜発表となり、10thシングル選抜メンバーの活動期間はそれだけ長かったということになる。実際、シングルとアルバムの2枚分を活動したことになるので、それも納得の期間と言えるだろう。  さて、すでにさまざまなメディアで取り上げられている今回の新選抜について、3つの観点から2015年前半の乃木坂46の可能性を探ってみたいと思う。

1. 「誰を選ぶ」かではなく「誰を落とすか」

 今回の新選抜は過去最多の18名編成。乃木坂46はこれまで7thシングル『バレッタ』(研究生から堀未央奈が初めてセンターに選出)、9thシングル『夏のFree&Easy』(SKE48からの交換留学生・松井玲奈が初参加)の際に17名編成を経験しており、それぞれ1名増員になった理由はなんとなく理解できる。しかし今回はそういった付加要素は見受けられず、この後言及する研究生・相楽伊織の初選抜入りについても乃木坂46復帰から半年以上経っているため、ここには当てはまらないだろう。  ではなぜこのタイミングでの選抜枠拡大なのか。それが先に見出しで上げた「『誰を選ぶ』かではなく『誰を落とすか』」に該当するように思う。節目となる前作『何度目の青空か?』でスターティングメンバーである1期生はすべて選抜を経験した。さて、では仕切り直しとなる11thシングルでは誰を選抜に入れるのか……となったとき、「選抜にいてもおかしくないメンバー」が現状多すぎる。実際、これまでの選抜メンバーの変遷を見ても、毎回入れ替わっているのは2〜3名で、それ以外のメンバーはほぼ固定のようなもの。「なんでアイツが選抜に居続けるんだよ!?」と不満を覚えるファンもいるかもしれないが、視点を変えると「グループやメディアにとってすでに必要不可欠」になっているメンバーも多いのだ。  以前とあるメンバーにインタビューした際に「選抜発表のたびに、スタッフさんは『誰を選ぶか』よりも『誰を落とすか』が難しくなっているとこぼしていた」と言っていたが、これが偽らざる事実なのだろう。落とせない / 選抜に置いておきたいメンバーが増えた結果が、今回の増枠という事実につながった可能性が高い。

2. 西野七瀬、3度目のセンター選出の意味

 今作ではセンターを務めるメンバーも変わった。前作およびアルバムでは生田絵梨花がセンターに経ち、2014年後半を牽引してきた。そして新作では8thシングル『気づいたら片想い』、9thシングル『夏のFree&Easy』でセンターを経験した西野が3回目のセンター選出。これで西野は1stシングル『ぐるぐるカーテン』から5thシングル『君の名は希望』まで5作連続でセンターを務めた生駒里奈に続いてセンターを多数経験することになる。  10枚のシングルと初のアルバムでひと区切りを付けた後、乃木坂46の第2章の幕開けを飾る新作の“顔”となるべきメンバー。あるいは、今後の乃木坂46の“顔”となるべきメンバーとも言えるだろう。ここに、すでに“乃木坂46の顔”である生駒や白石麻衣といった人気メンバーを選ばず、あえて三たび西野を選んだのにも理由があるはずだ。  昨年後半から乃木坂46に対する世間の注目は、急激に高まっている。そんなタイミングで発表される2015年最初のシングルの“顔”に選ばれたということは、間違いなく運営側は「西野を生駒や白石と同じくらい、世間に通用するメンバーにしたい」と思っているのだろう。実際、西野は今年2月に初のソロ写真集出版も控えているし、同月下旬からはWOWOWで出演ドラマも放送される。すでにファンの間ではトップクラスの人気を誇り、握手人気もTOP3の実績があるだけに、次はその勢いを外に向けて放っていく。それも、これまでのような方法とは違った形で。これまでもそのチャンスは何度もあったが、グループへの注目度がかなり高まった今だからこそ勝負を賭けるタイミングなのかもしれない。世の中的には顔と名前が一致するメンバー数がまだAKB48ほどではない乃木坂46だけに、西野がこれからどれだけ飛躍していくのかが楽しみでならない。  となると、次章のプロローグとなる本11thシングルでは何か新しい仕掛けをする必要がある。

3. アンダーメンバーの飛躍とアンダーライブの今後

 選抜枠が16枠から2枠増えたことで、少なからずアンダーメンバーにチャンスが巡ってきた。今回は研究生の相楽伊織が初選抜入り、そして伊藤万理華と齋藤飛鳥が7thシングル「バレッタ」以来の選抜復帰となる。まず相楽の選抜入りについては、「乃木坂46第2章」における研究生(2期生)の底上げ、知名度アップの布石になるのではないだろうか。もちろん彼女よりも人気、実力が上の研究生はいる。しかし話題性という意味では相楽がこのタイミングで選ばれたほうがトピックにしやすい。また、ほかの研究生よりも1年遅れてグループに加わったことでいまだに謎の面が多かった彼女だが、今後メディア露出が増えることでその見た目と違ったフワフワしたキャラが浸透していくことだろう。彼女の魅力の1つに「見た目と中身のギャップ」が挙げられるだけに、この絶好のチャンスをぜひ生かしてもらいたい。  そして齋藤と伊藤の、約1年ぶりの選抜復帰。2人は2014年は一度も選抜入りすることなく、同年にスタートしたアンダーライブに立ち上げから参加して着実に実力を高めていった。そんな“種蒔きの1年”を経てつかんだ今回のチャンスを、2人がどうモノにしていくのかにも注目が集まる。すでにアンダーライブには欠かせない、人気・実力を兼ね備えた2人が選抜常連組を脅かす存在であることは間違いない。選抜の中でも3列目という比較的目立たない(あるいはメディア露出の点でも十福神より出番が少ない)立ち位置ながらも、“種蒔きの1年”で培った実力ができるよう心から願っている。  最後に、齋藤と伊藤が抜けたアンダーメンバーがもし11thシングルタイミングでアンダーライブをやった場合、どうなってしまうのかにも注目が集まるところだろう。昨年秋の2ndシーズンではセンターとしてグループを牽引した井上小百合、そして年間を通じてアンダーメンバーをまとめてきた永島聖羅と同じくらい、齋藤と伊藤にもアンダーメンバーを引っ張ってきたという自負があるはず。見方によってはピンチともチャンスとも取れるこのタイミングに、井上や永島、さらにはほかのメンバーがどう動くのか。もしかしたらその鍵を握っているのは研究生なのかもしれない。昨年後半に数名が卒業し、さらに今回のタイミングで相楽が選抜入り。これまでの例からすると、恐らく相楽はここで正規メンバーとなるはずなので、現在の研究生から数名がアンダーメンバーに昇格するだろう。そういった研究生たち(相楽も含む)が、もっと伸び伸びと、自由に動くことで乃木坂46は変わっていく。失敗を恐れずに、もっとグループ内をかき乱してほしい。現状のグループの活性化にはそれが大きなポイントとなるはずだから。  ……以上、3つの観点から11thシングルに秘められた乃木坂46の今後の可能性について語ってみた。現時点では11thシングルの詳細は何も発表されていない。過去の例から予想すると、恐らくリリースタイミングは3月から4月の間になることは間違いない。世の中的にも新学期など新たなスタートにピッタリな時期とあって、これから乃木坂46がどんな道を歩んでいくのか。今はただ楽しみでならない。 ■西廣智一(にしびろともかず) Twitter 音楽系ライター。2006年よりライターとしての活動を開始し、「ナタリー」の立ち上げに参加する。2014年12月からフリーランスとなり、WEBや雑誌でインタビューやコラム、ディスクレビューを執筆。乃木坂46からオジー・オズボーンまで、インタビューしたアーティストは多岐にわたる。