マツコも激怒! AKB新潟進出でNegiccoが潰される!? 背後にパチンコマネーも

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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Negiccoのシングル「光のシュプール」(T-Palette Records)
 AKB48の新しい姉妹グループ・NGT48が新潟を拠点として結成されることが発表された。10月1日に新潟県内に新劇場「NGT48劇場」をオープンし、現SKE48劇場支配人候補生の今村悦朗氏が支配人に就任するという。  日本国内では、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48に次いで5番目の姉妹グループとなるNGT48だが、どうやら急遽決まったプロジェクトの模様。アイドル関連に詳しい週刊誌記者はこう話す。 「地元新潟の都市開発を行うディベロッパーからのオファーがあって、発足したとのことで、話が持ち上がったのが去年の12月。以前から検討されていた札幌のSPR48が頓挫したままだということを考えると、NGT48は本当に急遽動き出したものといえそうです」

back numberはなぜ失恋を歌い続けるのか 情景描写を駆使した詞世界を読む

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左から、Ba.Cho.小島 和也、Vo.Gu.清水 依与吏、Dr.栗原 寿。

【リアルサウンドより】 〈雪が綺麗と笑うのは君がいい/でも寒いねって嬉しそうなのも/転びそうになって掴んだ手のその先で〉  女優・広瀬すずが白銀のゲレンデで、恋の予感がする甘酸っぱい青春の一コマを演じる「JR SKISKI」のCMに、ハッとするような美しいメロディと、シンプルながら印象深い歌詞で彩りを添えるのが、back numberの新曲「ヒロイン」だ。  2人の男友達を同時に意識してしまった広瀬すずの「運命の赤い糸が2本あったら、どうすればいいんだろう?」というナレーションに対し、back numberの歌詞は男性目線での心象風景を歌っていて、登場人物たちの心が交差する様を鮮やかに描き出している。同CMのシチュエーションや、その瑞々しい言葉に心惹かれるリスナーは少なくないだろう。  本稿では、現在人気急上昇中のback numberの“歌詞”に注目し、なぜ彼らが人々に支持されるのかを探ってみたい。

“片思い”楽曲における、具体的な場面設定

 back numberの曲の多くは“恋愛”をテーマとしていて、その心象風景をおもに一人称で丁寧に描いているのが特徴だ。また、多くの場合は恋の楽しさや喜びを歌うのではなく、片思いや失恋など、叶わぬ思いを等身大の歌詞で綴っている楽曲が多い。  たとえば、片思いを描いた前出の「ヒロイン」では、以下のようなフレーズが耳に残る。 〈君の毎日に僕は似合わないかな/白い空から雪が落ちた/ 別にいいさと吐き出したため息が/少し残って寂しそうに消えた〉  思いを寄せる相手への素直な感情を、冬の情景とともに描くことで、より切なさを際立たせているのが印象的だ。また、同じく片思いを描いた「高嶺の花子さん」という楽曲では、そうした切なさをユーモアとともに描くことに成功している。 〈君の恋人になる人は/モデルみたいな人なんだろう/ そいつはきっと君よりも年上で/焼けた肌がよく似合う/洋楽好きな人だ〉  「高嶺の花子さん」は「ヒロイン」とは対照的に、夏の片思いを描いている作品で、ユニークな表現が際立っている。一方、「恋」という楽曲では、次の一節がback numberの歌詞の特徴を端的に表しているといえそうだ。 〈ぼんやりと君を眺めていたんだ/校舎の窓から/やっぱりかわいいなって/ 友達と笑い合う君の姿に/見とれる事ももうできなくなっちゃうな〉  上記は楽曲の冒頭の一節で、ここを読むだけで学生生活の終わりが間近で、ずっと片思いをしてきた相手のことを歌っているということが聞き手に伝わる。back numberの歌詞は、上記の3曲からもわかるように、一曲ごとの場面設定がしっかりとしていて、歌詞を追うと背景のストーリーが立ち上がってくるような作りになっているのだ。  2000年代以降の日本のロックシーンでは、ご存知のように、一人称で心象風景を描くバンドが主流となってきた。back numberもまた、そうした流れを受け継ぐバンドだといえるだろう。ただし、多くのバンドが歌詞において、抽象的な言葉を重ねることでリスナーに行間の意味を想像させる手法をとるのに対し、back numberはより具体性の高い情景描写を行い、まるで映画や短編小説のように、映像的に一つの世界を描いているのが特徴的だ。  こうした情景描写を追求した歌詞は、阿久悠から松本隆にいたる1980年代以前の歌謡曲やニューミュージックの詞世界に通じるものがある。また、その登場人物がときに情けなかったり、かっこ悪かったりするのも独特で、そうした部分も素直に、しかし執拗にならない程度の絶妙なさじ加減で描いているからこそ、多くの人々の共感を呼んでいるのではないだろうか。

失恋を描いた楽曲群に見られる繊細な心理描写

 back numberにとって“片思い”と同じくらい重要なモチーフが“失恋”だ。興味深いのが「幸せ」という楽曲で、女性の視点から描いた歌詞となっている。 〈私が聞きたかったのは/終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて/ せめて今日のために切った髪に気付いて/似合ってるよって言ってほしかった〉  思いを寄せる相手に恋人がいることがわかっていながら、それでもなお恋心を抱いてしまう女性の繊細な心に寄り添った歌詞で、こうした機微を描けるのはボーカル・清水依与吏の強みと言えるだろう。また、たとえ失恋を歌っていても、それをただ悲しいだけの出来事として捉えるのではなく、肯定的に描いているのも特徴だ。「思い出せなくなるその日まで」では、次のような一節にそれが表れているといえよう。 〈たとえばあなたといた日々を/記憶のすべてを消し去る事ができたとして/ もうそれは私ではないと思う/幸せひとつを分け合っていたのだから〉  失恋の悲しみもまた、大切な感情として受け止めているのがわかる歌詞で、そこにはback numberの楽曲すべてに通底している美意識が感じられるだろう。「チェックのワンピース」では、失恋を経てなお前向きであろうとする姿勢が、より具体的な言葉で綴られている。 〈これからチェックのワンピースを/どこかで見つける度に/あぁ君を思い出すのかな/嫌だな 嫌だな/それでもいつかまた出会えたら/僕ならもう大丈夫だと言えるように/君のいない明日を光らせよう〉  こうしてback numberの失恋ソングを読むと、情景の描写などにとどめて余韻をもたらす歌詞というより、具体的な心理描写にまで踏み込んでいて、曲中で描かれるストーリーを完結させるような歌詞となっていることもわかる。また、楽曲そのものもドラマチックな展開となっていて、昨今のバンドでは珍しいほどストーリー性を持った作りとなっている。そうした曲の展開に合わせた歌詞は、ともすればエモーショナルになりすぎる傾向もあるが、back numberの場合はメロディラインの秀逸さで、それを自然なポップスとして聴かせることができている。そのバランス感覚も、優れた一面といえそうだ。  恋にまつわる切なさや悲しみを、等身大の言葉で具体的に綴り、人々の共感を呼ぶ作品を生み出し続けているback number。そのストーリー性が高い歌詞世界は、抽象的な表現がスタンダードとなっている昨今のJ-POPシーンだからこそ、人々に支持されているのかもしれない。 (文=編集部) ■リリース情報 『ヒロイン』 発売:2015 年1 月21 日(水) 初回限定盤(CD+DVD):¥1,500(税抜) DVD「ヒロイン」MV、love stories tour 2014~横浜ラブストーリー2~ダイジェストを収録 通常盤(CD):¥1,000(税抜) 2015年春のライブハウスツアー「アーバンライブツアー2015」チケット先行シリアルナンバー封入 〈収録曲〉 1. ヒロイン 2.アーバンライフ 3.アップルパイ +各曲のinstrumental 収録 back number公式サイト

『まじかる☆タルるートくん』で7億円以上稼いだ!? 江川達也ら、マンガ家が明かしたお金事情

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『まじかる☆タルるートくん』1巻 [Kindle版]
 散発的に話題になるものの、その多くはベールに包まれている、マンガ家の金銭事情。2月2日放送の『マネースクープ』(フジテレビ系)では、『まじかる☆タルるートくん』(集英社)、『東京大学物語』(小学館)で知られるマンガ家・江川達也氏らの話などから、「マンガ家の儲け」について特集を組んでいました。本稿では、この『マネースクープ』を始め、これまでテレビ番組に出演したマンガ家たちの発言などから、原稿料や単行本収入といった“マンガ家のお金事情”を、ポイントごとに見ていきたいと思います。 「おたぽる」で続きを読む

亀梨和也「ジャニーズ(笑)」という風潮に物申す!サブカルとジャニーズの距離

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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「ジャニーズ主演プププ」を跳ね返せるか亀梨(映画『ジョーカー・ゲーム』公式サイトより)
 先週末に封切られた、KAT-TUNの亀梨和也主演『ジョーカー・ゲーム』。亀梨にとっては年末に『バンクーバーの朝日』が公開されたばかりで、映画出演がつづいているが、そんななか、亀梨があるインタビューで気になる発言を行っている。 「映画ファンの人からすると僕とかは“商業の人間”って見られてると思うんです。三木聡さんの作品に出たとき『三木さんもジャニーズにいっちゃうんだ』みたいな声も少なからず届いてるの俺、知ってたし!(笑)」(ぴあ「SODA」3月号)  たしかに、『バンクーバーの朝日』は満島ひかりの夫で気鋭の若手監督・石井裕也がメガホンを取り、今回の『ジョーカー・ゲーム』も、コアな人気を集めた『SR サイタマノラッパー』の入江悠が監督を務めている。亀梨には、シネフィルからジャニーズだというだけで敬遠されたくない……という思いがあるのかもしれない。  だが、そのような話題の監督とアイドル映画以外でジャニーズタレントが仕事できるようになったのは、ここ十数年のこと。映画ばかりか、テレビドラマや楽曲だって昔はたんなるアイドル枠でしかなく、「商業の人間」どころか、「ジャニーズだって、プププ」と露骨に嗤われてきた時代があったのだ。

ななみが貫こうとする“自分らしさ”とは?「『こういう系』って思われたくない」

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【リアルサウンドより】  ポップなメロディと、聴く者の気持ちをポジティヴに後押ししてくれる歌が魅力の曲である。昨年秋、愛情に対しての奥深い感情を綴ったバラードの『愛が叫んでる』で鮮烈なデビューを飾ったななみの2枚目のシングル『I’ll wake up』。今回は一転してロックなアレンジをまとったアップテンポのナンバーで、ギタリストのakkin(ONE OK ROCK、阿部真央といったアーティストのアレンジャーとしても活躍)によるサウンド・プロデュースが大きな効果を上げている。その音に乗って、ななみは、迷いや不安を吹っ切るように唄っているのだ。  今回は彼女の現在形に迫るために、この新曲のことに加え、メジャーデビューから数ヵ月が経過した今の状況をどう捉えているかを中心に話を聞いた。ななみは物腰の柔らかい女の子で、こちらが投げかける質問に対してもニュートラルに、自然体で応えてくれる。ただ、その内面ではさまざまな思いやパッションがつねに渦を巻いているようで、言葉のひとつひとつにも強い意志や決して浅くない思考が潜んでいる。「I’ll wake up」も、単なる応援ソングなんかではなく、苦悩や挫折といったギリギリの淵からの叫びなのだ。

「ひとりで世界を変えるんじゃないんだな」

――去年の10月にデビューして、それまでに思ってたことと、実際にデビューしてみて感じたことを比較してみてもらいたいんですけど。いかがですか? ななみ:いやぁ~……この話、マイナスになるかもしれないんですけど、私、デビューしたら世界が変わると思ってたんですよ。ほんとに「デビューしたら世界を変えてやる!」と思ってたんです。自分的には「メジャーデビューすればいろんなことができる」と思ってたので……。でも実際にデビューしたあとも、何も変わらないというか。もちろん取り巻く環境とかは変わりますけど、でも音楽をするっていうことは、14歳で始めた時と何ひとつ変わらないんだなということに気付いたんです。 ――そういう実感を得たんですね。補足しておくと、ななみさんの言う「世界を変える」は、自分の歌によって、聴いてくれる人たちそれぞれの生きている世界の見え方や生き方を変えていく、ということなんですよね。 ななみ:そうですね。それは形じゃないんだ、って思いました。でもデビュー前と何かひとつ違うことがあると言ったら、ひとりじゃないっていうことですね。それは自分にとって今、すごく強いものですね。 ――その、ひとりじゃないと感じるのは、どんなことでですか? ななみ:ファンだったり、あとはスタッフの方々だったり、やっぱり普通のななみちゃんとして生きていってたら絶対出会えなかった人たちに音楽を通して出会えているので。だから(そういう人たちとの関係は)もうホームのような感じがしたりするし(笑)。それほど音楽での家族がどんどん増えていってるような気がします。それが14歳の頃とは大きく違うなと思って。ひとりで世界を変えるんじゃないんだな、ということに気づきました。 ――そうですか。ただ、10月の東京でのワンマンライヴでは感極まってましたよね? 「デビューにあたって不安な気持ちもあった」と言って。 ななみ:それは……ただ単に不安だったんですね。べつに何が不安とかいうわけでもなくて、たぶん、全然乗り越えられるような不安だと思いますし、だからたぶん、ああやって言ったんだと思います。ただ単に、目に見えないものが押し寄せてくる不安だったりとか……。 ――将来的なものとか? ななみ:そうですね。でも「音楽をやっていけるか」とか、そんな不安はまったくなくて。別にデビューしなくても、音楽は絶対に一生やっていこうと思っていたので、それは変わらないんですけど。ただ、「自分を忘れないか」とか、世に言う「大人に揉まれて」とか「世の中に揉まれて」「大人の事情で」とか、そういうことに自分が負けないか、不安でしたね。 ――そういう不安感なんですね。でも今はひとりじゃないと思えていると? ななみ:うん。いま思うと「全然、不安に思うようなことじゃないよ」っていう感じなんですけど。今でもやっぱり、どんどん進めば進むほど次の悩みが出てくるけど、あの頃の自分が思ってた悩みは、今思うと、すごくかわいいもんだったなと思う。 ――ファンや聴いてくれた人の反応で、とくに心に残ってるものはどんなものがありますか? ななみ:ツイッターのダイレクトメッセージを飛ばしてくれた子がいたんですよ。あたかも、そのメッセージを送るためにアカウントを作ってくれたのがわかるぐらいの。で、すごいストレートに「ななみさんの歌のおかげで不登校を抜け出せました。ありがとうございました」って来たんです。それって自分がやりたかったことの、すごく目に見える結果じゃないですか? だから「ああ、うれしいな」と思って。「私の歌で悩んでる気持ちにちょっと寄り添えたらな」とか「その子の心のクッションになれたらいいな」と思ってたものの、その子がそこをほんとに抜け出せるようなきっかけになって、そんな力を与えられたのが、うれしくて……。それが一番残ってますね、私は。 ――それは心に残りますね、たしかに。 ななみ:で、その子、メッセージを送ってきたら、もうそのアカウント消しちゃったんですよ。それがただ伝えたかったんだろうなと思って、うれしかったです。全部(の反響が)うれしいですけど、一番うれしかった。昔の自分みたいで。私は不登校を抜け出せなかったけど(笑)。あの頃自分が抜け出せられなかったことが、今こうして音楽をしてることによって、同じキズを抱えた人が前に進めたのは、世界を変えれてる気がして、うれしいですね。

「今度は誰かに(愛を)あげれるようになった自分の成長を見てほしかった」

――では曲について訊きます。「I’ll wake up」は一昨年、ヤマハの全国大会でグランプリを獲ったあとの曲作り中にできたそうですが、その頃はどんな気持ちで曲を作っていたんですか? ななみ:その頃はグランプリを獲って、地元の大分でも「わー、すごーい!」「もうデビューまっしぐらやー!」って持ち上げられてたんですよ。でも1ヵ月2ヵ月すると、シーン……もう時代は去った、みたいな感じになって。音楽で結果を残したのもワーッてお祝いされるのも人生で初めてだったので、人が去っていくのも初めて見ちゃったんですよ。でも「いやいや、絶対音楽をしていきたいし!」という気持ちはずーっと昔からあったので、1ヵ月に何10曲もバーッと録って……今の事務所にがむしゃらに、とにかく曲を作っている、イコール、やる気がある、っていうのを伝えたくて、もう、ひたすら送ってました。「良くない」と言われて、泣いたりもしてたんですけど。 ――その頃どんなふうに曲を作ってました? たとえば「バラードを作ってみよう」とか「ポップなものを」とか考えながらでした? ななみ:いや、テーマはないです。「できた曲がポップだったら歌詞もポップにしようか」とか、音を主役に、そこから見える言葉に色を着けていくので。メロディが自分の中で一番大切ですね。たとえば悲しかったり、恋してルンルンだったり、そういう時にできると思うんですけど。この「I’ll wake up」の時は、ほんとにそのまま、もう前に進みたいっていう気持ちがすごくあったんだろうなと思います。もう「しゅらしんけん」というか……あ、大分弁で「一生懸命」ってことなんですけど(笑)、一生懸命やってたんです。 ――この曲は書いた当時と変わってます? ななみ:歌詞は何回か作り変えてますね。最初、サビの頭とかは<I’ll wake now>っていう歌詞だったんですよ。でもやっぱり「もうちょっと前に進むような言葉にしようか」と思って。「リズムがある曲なので、意味も含めて、できるだけ耳に残る歌詞にしよう」というのはありましたね。 ――たしかに、前に進みたいという心境がすごく表れてますね。 ななみ:うん、そうですね。自分、すごい不器用なんですよ。不器用だから、「愛が叫んでる」の時は、もうただ単に<愛が欲しい>って自分が求めてる状態だった。だけど今度は誰かにあげれるようになった自分の成長を見てほしかった。それに「愛が叫んでる」で私が救うことができた人がいるのなら、その人たちがまた誰かに何かを返していくようになってほしいというか。そのストーリーを、聴く人にも、唄う私も付けたかったんですね。なのでこの曲は、すごい不器用だけど、とりあえず力加減なしで背中をドン!と押したいな、と思って作りました。 ――それだからこそだと思うんですが、この曲では弱い自分もさらけ出してますね。現実から逃げてしまう姿や、夢を失いそうになる描写がされていて。 ななみ:うん、そうですね。やっぱり過去があって今がある、みたいな感じの曲が私には多いので。イヤな部分も……白と黒をしっかり出すというのは意識しています。「愛が叫んでる」もそうですけど。 ――このあたりの表現は、いつ頃の自分を指してるんですか? ななみ:いや、常にじゃないですかね。今はもちろんみなさんが応援してくれてるかぎり、逃げることも隠れることもしないんですけど。でもやっぱり人間だから、迷うことはあるので。それは常に、ですね。逆に、悩みがなくなったら、たぶん前に進めなくなっちゃうので、これからも積極的に悩みたいなと思います(笑)。 ――なるほどね。ただ、2年前に書いた時には、先ほどの話だと、自分を高めていかないといけないという焦りがあったようですね。 ななみ:そうですね。私、14歳の頃からオーディションで「14歳のななみです、よろしくお願いします」と挨拶してたんですよ。それが「15歳です」「16歳です」とずっと言い続けてたので、だんだん自分が歳をとっていくのが、すごくイヤで。「わっ、14歳!?」だったのが、「ああ、18? それぐらいね」みたいな感じに言われるようになっちゃったりしたので、それに負けない自分を見つけることに焦ってたのはありましたね。でも音楽は絶対にやめれないというか……私自身が音楽!みたいな人間なので、やめるとしたら死ぬ時ぐらいだな、とは思ってました。焦るというよりは、音楽でご飯が食べれるか食べれないか、それだけでしたね。ただ、もうハタチになる、仕事に就くか?とかいう時期で、そのMusic Revolutionがもう最後と思って受けたオーディションだったので、やっとグランプリ獲れたから、これはちゃんとやっていかないとな、って思ってましたね。

「ギター女子にはなりたくないですね(笑)」

――ななみさんの音楽の下地は中学時代の引きこもり期間中にYouTube検索で養われたそうですね。その時期、それだけのめり込んで音楽関係の動画を観てたんですか? ななみ:そうですね、やることがなかったので、一日一日が(笑)。ほんとネットの中で友達を見つけたり、Youtubeでいろいろ見たり。学校に行ってるより、断然楽しかったです。ひとりでも。 ――オフィシャルの動画番組の「きつねとななみ」ではカバー曲を唄ってますが、選曲が面白いですよね。ああいう音楽もさっきの時期に接したものなのかな?と思ったんですけど。 ななみ:ああー、そうですね。「天城越え」(石川さゆり)とか、あんまりこの世代では、ね? でも演歌だからとか関係なく、「いい曲だな」っていうのがあったので。「勝手にしやがれ」(沢田研二)とか、ほんといい曲だなと思うし、「そういう時代はどんな作り方してるんだろう?」とか、今でも勉強のために振り返る時はあるし。「きつねとななみ」ではほんとに好きなものをやってるっていう感じですね。「ラブ・イズ・オーヴァー」(欧陽菲菲)とか。 ――ほかに「残酷な天使のテーゼ」や「となりのトトロ」などのアニソンや、初音ミクの「ワールドイズマイン」も唄ってますけど、さっきのような70~80年代のヒット曲が多いのが興味深く感じたんですよ。 ななみ:へえー! 昔の曲のほうがいい曲ですから(笑)。今って、歴史に残るような曲って、そんなにないじゃないですか? あったにしても、たぶん昔の曲たちに勝てないと思うんですよ。私たちの世代は次から次へと新しいものが流行るから、どんなにいい曲でも、次から次へとポイしちゃうんですよね。でも私たちのお母さんお父さんの世代は1曲に対してすごい愛を持ってたと思うから、CDをちゃんと買ってたと思う。だからこんなに受け継がれてるんだろうなと思いますよね。 ――そうですね、今のあなたぐらいの年齢はダウンロードが当たり前になってた世代だから、容量がいっぱいになるとその曲を消しちゃってたわけですよね。 ななみ:そうですね。ただ、私たちはそれが当たり前だから、それを非常識と言われても、わからない。だけど「自分はそのどちらにもちゃんと折り合いをつけて曲を作らないとな」というのもあります。CDを買うのは、心構えが全然違うと思うんですよね。真剣に音楽と向き合うことになるというか。私もほんとに自分がファンの方のCDは買ってましたけど、それが店頭に並ぶことはこんなにうれしいことなんだと、大切な宝物なんだなと思いました。 ――そうですか。では違う観点からの質問ですけど、デビューしてから「期待の新人」とか「ギター女子」という言われ方をされることはどう感じてます? ななみ:いや~、ギター女子にはなりたくないですね(笑)。私はたまたまギターで曲を作ってるだけだし、たまたま弾き語りでひとりで全国廻ったりしてたからで……今でも大っ嫌いです、ギター。歌に集中したい気持ちがあるし。でも大っ嫌いすぎて、もうすごい相棒になってる。ギターから教えてもらったことはすごくいっぱいあったし、何やかんや、こいつがないと曲作れないんですね。それに「ギター女子」っていう、その時代になっちゃったら、もう歴史になっちゃうじゃないですか。古くもなるし、新しくもなる。でも自分はそうなりたくないので、一緒にしないでほしいというのはありますね。だけど出会う方みんな「ギター女子じゃないよね」「あなたは違うよね」って言ってくれるから、うれしいですね。 ――そうですね。ななみさんは、さっきのオーディション後にギターで弾き語りをするようになった人だから、もともとを思うと、ちょっと違うんですよね。 ななみ:そうですね。でも「私の人生、他人とかぶることはないだろうな」と思ってるので……経験してきたことが違うから。そこは人間ひとりひとり違うので、自信持ってますけどね。 ――じゃあ最後に「こんなアーティストでありたい」「こんな曲を作っていきたい」とかは、何かありますか? ななみ:うーん……「愛が叫んでる」が出た時に<バラード系女子なのかな>みたいに言われたことがあったんですよ。でも今回の2ndシングルは全然違うアップテンポの曲なので、<ななみってこういう歌を唄うんだ?>とツイートで書きこまれたりしたんです。自分はどんな曲でも、何でも書きたいんですよ。アイドルじゃないけどアイドルっぽい曲も書きたいし、アニソンも書きたいし、演歌だって書きたいし……やりたいことがいっぱいあるので「こういう系」って思われたくないです。だから<これはこうだから>ということにあまりとらわれず、その時(自分から)出たことをやっていきたいと思うし。でも誰かのきっかけになれたらいいなとも思うし、「世界を変えたい」という夢もあるので、そこはブレずにやっていきたいですね。ウソつかず、自分らしく、自分のままで唄っていこうと思ってます。 (取材・文=青木 優)
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ななみ『I’ll wake up』(e-stretch RECORDS/日本クラウン)

■リリース情報 『I’ll wake up』 発売:2月4日(水) 価格:¥1,111(税抜) CRCP-10340 (e-stretch RECORDS/日本クラウン) M-1:I’ll wake up M-2:恋桜 M-3:偽愛 M-4:I’ll wake up ~instrumental ver.~ ■ライブ情報 2月11日(水) 大阪:南堀江knave 2月13日(金) 京都:ROOTER×2 ■インストアライブ情報 2月7日(土) 東京:タワーレコード池袋店 6Fイベントスペース 14:00~ 2月7日(土) 東京:タワ-レコ-ド渋谷店 3F店内イベントスペース 17:00~ 2月7日(土) 愛知:タワーレコード名古屋パルコ店 店内イベントスペース 13:00~ 2月14日(土) 愛知:タワーレコード名古屋近鉄パッセ店 店内イベントスペース 17:00~ 2月21日(土) 京都:タワ-レコ-ド京都店 イベントスペース 17:00~ 2月28日(土) 埼玉:イオンモール北戸田1Fセントラルコート 13:00~、15:00~ 3月7日(土) 福岡:キャナルシティ博多B1サンプラザステージ 12:00~ 3月7日(土) 福岡:リバーウォーク北九州ミスティックコート 16:00~ 3月8日(日) 大分:タワーレコード大分店 FORUS入口前 特設会場 15:00~ 3月8日(日) 大分:パークプレイス大分 センターステージ 18:00~ …and more ■オフィシャルHP  http://73music.jp/

NGT48に対抗するNegiccoに巨大サポーターが登場!? マツコのNegicco愛が止まらない!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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Negicco 2ndフルアルバム『Rice&Snow』
 マツコ・デラックスの“Negicco推し”が止まらない。  先日、AKB48グループの新ユニット「NGT48」が新潟で結成されることを受けてコラムニストのマツコ・デラックスが、長らく新潟で活動を続けてきたご当地アイドル・Negiccoを心配したことが話題になった(参考記事)。騒動の発端となった1月26日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、Negiccoを「影ながら応援していた」と語っていたマツコだが、同番組の2月2日放送分でも、引き続きNegiccoを推す姿が見られた。 「おたぽる」で続きを読む

きゃりー、新曲でセカオワ・Fukaseとの恋愛報道に言及!? “炎上問題”への反論も

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【リアルサウンドより】  きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「もんだいガール」が、1月15日よりスタートしている木10ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ)の主題歌として流され、その歌詞が彼女のいまの心情を赤裸々に表現しているのではないかと、ファンの間で話題となっている。  同曲は、これまで男性の横暴さに振り回されてきた女性たちがレストランを立ち上げ、自らの人生を切り開いていくというストーリーに寄り添った応援ソングとなっているが、その歌詞の内容を読むと、きゃりーの芸能活動や私生活に重ねて読める部分がいくつもあるのだ。  きゃりーの楽曲はご存知の通り、音楽プロデューサーとしても活躍するCAPSULEの中田ヤスタカが手がけているが、その歌詞にはきゃりー自身の考え方や人生が色濃く反映されることもあった。たとえば「ふりそでーしょん」は、2013年の1月29日にきゃりーが20歳となることを記念して作られた作品で、〈ありがとう/みんなに会えて/いろいろなステキな体験をしたよ/今年もそして来年も/このわくわくをわすれないよ〉という歌詞は、彼女の素直な心情を表したものだろう。きゃりーの自由な発想を題材にしたという「ファッションモンスター」では、〈鉄の首飾りをはずして/ただ自由にいきたいだけ〉という一節に、彼女のスタイルが象徴されているといえそうだ。  新曲「もんだいガール」は、さらに彼女自身の悩みや葛藤と向き合い、その心情を吐露したような作品だ。たとえば次のような一節は、ときにTwitterなどで非難の対象になったこともある彼女が、過剰な揚げ足取りが横行するネット社会に対して本音をぶつけているように見える。 〈だれかを責めるときには「みんなとちがう」というけど/毎回「みんな」にあてはまる/そんなやつなんているのかよ〉  さらに、交際を噂されているSEKAI NO OWARI・Fukaseとの関係を歌ったと思われる歌詞も見られる。 〈ただ恋をしてるだけなの/機械みたいに生きてるわけじゃない〉 〈キライなことで笑うより/ステキなことで泣きたいわ/この世が壊れてしまうとき/一緒にいられる人がいる〉  自身のリアルな人生を肯定するような内容で、そこにはきゃりーらしいファンタジックなユーモアとともに、強い意志も感じられる。また、SEKAI NO OWARIの楽曲「炎と森のカーニバル」は、Fukaseがきゃりーを題材にして作ったと公言している楽曲なので、「もんだいガール」はそのアンサーソングといえるかもしれない。  きゃりーは2014年の11月、東京・代々木第一体育館で行った初アリーナツアーの最終公演で、私生活をたびたび報道されたことに言及し、「最近、嫌なことが続き、芸能界は汚い世界だな。辞めたいなと思ったりもしました」と涙ながらに引退を考えたことを告白したが、約1万人の大声援に「これからも夢あるファンタジーを作り続けていきたい」と、前向きな姿勢を見せていた。そうした思いが作品として結実したのが、この「もんだいガール」なのだろう。実際、制作の際はきゃりーが中田ヤスタカにいまの思いをぶつけて、彼女の楽曲としては初めて歌詞先行になったという。 〈あたし もんだいガール/退屈したくないわいわ/キミも もんだいがある/普通になんてなれないでしょ〉  ポップ・スターの宿命として、多くの人気を集めながらも、同時に好奇の目にも晒されてきたきゃりーが、自らの意思をユニークな言葉で表明したともいえる「もんだいガール」。その前向きで挑戦的な歌詞は、いま問題を抱えて悩む人々の背中を明るく押してくれそうだ。 (文=松下博夫)

『ポーの一族』の“ポー”とはもしや? 少女マンガならではの美しさで描かれた“不老不死モノ”の魅力

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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(イラスト/村田らむ)
―今から30年前以上前、そう僕らが子どもだったあの頃に読みふけったマンガたちを、みなさんは覚えていますか? ここでは、電子書籍で蘇るあの名作を、振り返っていきましょう! 『ポーの一族』は1972年から「別冊少女コミック」(小学館)に不定期連載された作品だ。ちなみに「別冊少女コミック」は現在の「ベツコミ」である。  連載が始まった1972年は僕の生まれた年なので、当然、当時は読んでいない。そして小学校、中学校で読んだのか、というと、やはり読んでいない。どうにも少女マンガを読むというのが、子供の頃の僕には恥ずかしかったのだ。 「おたぽる」で続きを読む

鍋スープにめんつゆ、ポン酢、チューブからし…この調味料が危ない!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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『調味料の危険度調べました』(三才ブックス)
 鍋の季節。重宝されるのが、鍋スープの素だろう。こちらの下準備は野菜を切るのみ。あとは鍋スープの素をドバドバと入れるだけで完成という手軽さで、誰もが1度は使用したことがあるのではないだろうか。最近では1人用の鍋スープの素が定着し、各メーカーから様々な商品が販売されている。  しかし、そんな現状に警鐘を鳴らすのが、『調味料の危険度調べました』(三才ブックス)だ。著者の郡司和夫氏はこう記す。 「単身者でも手軽に鍋料理が作れる製品が増えていますが、手軽さの代償になるのは安全性。うまみや風味を増すために製品によっては数々の添加物が使用されています」  では、ふたつの1人鍋用スープの素を比べてみよう。まずは観月ありさのCMでお馴染みの「プチッと鍋(寄せ鍋)」(エバラ食品工業)だが、こちらの添加物は「調味料(アミノ酸等)」と「酸味料」のみと、種類は少ない。

SPECIAL OTHERS ACOUSTICがライブで見せた、実験的でオーガニックな世界

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【リアルサウンドより】  2014年10月に1stフルアルバム『LIGHT』でデビューしたSPECIAL OTHERS ACOUSTICが、アコースティック8都市ツアー2014-2015の東京公演を2015年1月31日、東京キネマ倶楽部にて開催した。SPECIAL OTHERS ACOUSTIC(通称:S.O.A)はその名の通り、インストバンドSPECIAL OTHERS(以下、スペアザ)のアコースティックプロジェクト。これまでに5枚のフルアルバムをリリースし、2013年には初の武道館公演をソールドアウトのうちに成功させたスペアザだが、S.O.Aは全くの新人バンドとしてのスタート。この日の公演もチケットはもちろんソールドアウトし、スペアザとはまた違ったアコースティカルで心地よいバンドサウンドにオーディエンスは酔いしれた。
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 ステージ上にはメンバーが“第5のメンバー”と呼ぶ大きなサボテンやランプ、植物やウッドのポールハンガーなどが並び、なんだかとてもアットホームな雰囲気。ふらっとメンバーの4人が現れ、穏やかなアコギの音色で始まった1曲目は「Marvin」。続く「Mambo No.5」ではアップテンポなセッションで、観客は気持ち良さそうに体を揺らしていく。S.O.Aは宮原良太がパーカッション・ギター、又吉優也がマンドリン・ギター、柳下武史がギター・ベース、芹沢優馬がグロッケン・メロディオン(鍵盤ハーモニカ)という編成だが、ステージに登場する楽器はさらに多岐に渡る。「LINE」では芹沢がサーフドラム(波のような音を出せる楽器)を鳴らして感傷的なメロディーを引き立てたり、「BEN」では又吉がトライアングルを鳴らしたりと、実験的にさまざまな音を絡ませていくのが面白い。スペアザのライブでは時に激しく、熱のこもったセッションで観客のボルテージを上げていく彼らだが、S.O.Aのサウンドはただ音楽に体を任せれば幸福感で溢れてしまうような、どこまでもオーガニックな世界。「LIGHT」では最初しばらくジャムセッションが続き、曲に入ってステージが明るく照らし出され自然に4人の演奏が熱を帯びていく。観客たちもS.O.Aが作り出すナチュラルな空気に呼応して、会場からは一曲一曲に対し温かい拍手が贈られた。
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 その後本編唯一のMCでは“SPECIAL OTHERS ACOUSTICを何と略すか問題”について4人のゆるーいトークが続く。宮原は「“S.O.A”(という略称)を広めたいからしつこく言い続けていく」ということだが、場内からは「スペアコ~」という声もあがり、メンバーも「スペアコでいいんじゃね?」という空気に。今回のアコースティックバンドとしての活動についても「一発だけの企画じゃない」「継続的に出していく」といい、「スペアザと平行して活動していこうと思っています、よろしくお願いします」と宮原が力強く宣言すると、場内からは大きな歓声が上がった。そして「Wait for the sun」で、温かい空気に包まれたまま本編は終了。アンコールでは「ツアーがもうすぐ終わってしまうのが寂しい、一年間くらい廻りたい(宮原)」「全県ツアーとかやりたいね(柳下)」とバンドの意欲的なテンションを覗かせ、シンガーソングライターのLeyonaに楽曲提供した「ROSEN」をセルフカバーして披露。大団円でこの日のステージは幕を閉じた。  ステージ上で記念写真を撮り「楽しかったです、ありがとうございました」と語りかけるメンバーの姿が印象的だった。スペアザとS.O.Aという2つのスタイルを行き来しながら、音楽を楽しみ尽くす勢いの4人。今年も音楽ファンを大いに楽しませてくれるに違いない。
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(撮影=KAZUHARU IGARASHI/取材・文=岡野里衣子)