
クマムシ『あったかいんだからぁ♪』

クマムシ『あったかいんだからぁ♪』
連載30年を超える国民的グルメマンガ『美味しんぼ』。「ビッグコミックスピリッツ」(共に小学館)に掲載された「福島の真実編」において、事故後の福島第一原発を取材した主人公・山岡士郎が鼻血を出すシーンを巡り大炎上した“鼻血問題”から約9ヶ月が過ぎた。そして今年2月初旬、この問題について長い沈黙を守ってきた原作者の雁屋哲氏がついに、反論本を出版した。 書籍のタイトルは『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)というストレートなもの。出版社は原作を連載していた小学館から遊幻舎へ変更されているが、その具体的経緯については本書でも原作者公式ブログ中でも明らかにされていない。 【「おたぽる」で続きを読む】『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)
29歳男性の半分は童貞、異性に関わることを「面倒」「嫌悪」と回答した男性は30.4%――。新聞などで「日本男性の絶食化」と大々的に報じられた日本家族計画協会の調査が、間違いであったことが判明し話題になっている。性交経験率が5割を超えるのは「29歳」ではなく「20歳」の誤りだったというものだが、この調査に限らず「草食化」「絶食化」「セックス離れ」が声高に叫ばれて久しい。たとえば先の日本家族計画協会の調査も、16〜49歳の男女2676人に配布したアンケート回答(回答率42.4%)が基になっていたが、性の問題は極めて繊細な問題であるため、「セックス自体に興味がないのか」「興味はあるけれど、相手との人間関係が面倒だと思っているのか」といった細やかな部分は現実的に得られないだろう。にも関わらず、表面的な数字だけで「セックス離れ」と騒ぐのは、そもそもあまりに問題を大雑把にとらえていると言わざるを得ない。 本当に日本人男性は「セックス離れ」しているのだろうか。40歳以上の性交未経験者への丹念なインタビューを試みた『ルポ 中年童貞』(中村淳彦/幻冬舎)を見ると、事態はそう簡単なものではないことを認識させられる。『ルポ 中年童貞』(中村淳彦/幻冬舎)

工藤静香『My Treasure Best-中島みゆき×後藤次利コレクション』(ポニーキャニオン)
カバーが色校の見本みたいになっている、という遊び心が楽しい瀬野反人氏の四コマ『いぬにほん印刷製版部』(芳文社)。ヒロインの紙谷なほ子は紙の本が好きで、本の全行程に関われるという理由で印刷会社に就職を決めたという、なんだか妙な趣味の女の子だ。 そんな彼女だが、入社した途端に厳しい社会の洗礼を受ける。DTP部に配属されるはずだったのに、急きょ製版部に変更。しかも、「OJT」という名目で研修もなしにその日から仕事が始まる。 というわけで、この作品は数々の“印刷業界あるある”に笑いつつも、印刷所の労苦を知ることができる。 【「おたぽる」で続きを読む】『いぬにほん印刷製版部』第1巻(芳文社)
イケメン男優が少女マンガさながらの甘い設定でセックスまで見せる、「女性向けAV」が市民権を得た昨今。だがしかし、「女性向け風俗」はあるのかといえば、出張ホストなどはあるもののその存在がポジティブに語られることはない。 やはり風俗はまだまだ男性のモノなのだろう。 そんな風俗を女性が見たら、ぶっちゃけどうなのか。『母がしんどい』で知られるマンガ家・田房永子が数年前に体験した風俗取材の裏側を描いたコミックエッセイ『男しか行けない場所に女が行ってきました』(イーストプレス)を読むと、エロ本などに載っている「風俗像」と彼女が見た「風俗の現実」の間に、すさまじいギャップがあることがよくわかる。 マンガ家として駆け出しだった当時、エロ本に風俗レポートマンガを描いていた田房氏だったが、“無駄なものにびっくり”の連続だったという。『男しか行けない場所に女が行ってきました』(イーストプレス)

ONE OK ROCK『35xxxv(初回限定盤)』(A-Sketch)
一部のファンが待ち焦がれていたiOSのアクション(シューティング)ゲームアプリ『Tempo』が今月13日に待望のリリースとなったのだが、ゲームを紹介するスクリーンショットや動画をよく見ると、ちょっとおかしい? と話題になっている。どうやら、画像にモザイク処理が施されているようなのだ。モザイクで隠されているもの……それは銃器だ。 ■関係者の報告でアップルの規制強化が明らかに ゲーム情報サイト「gamesindustry」によれば、アップルはアップストアで扱うゲームアプリに関し、不適切だとされる銃器、暴力表現の適用範囲を広げているということだ。アップル側からの正式なアナウンスはないものの、いくつかのデベロッパーが最近、アップストア側からスクリーンショットなどの宣伝用素材に変更を求められたということだ。 【「おたぽる」で続きを読む】『Tempo』のスクリーンショットより。
フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」襲撃事件から約1カ月半、またしてもデンマークのコペンハーゲンで2名の犠牲者を出す銃撃事件が起こった。今回、ターゲットとなったのは、ユダヤ教会の礼拝所と、風刺画や言論の自由について訴える集会だった。──そんななか、日本でも「シャルリー・エブド」の風刺画を掲載した『イスラム・ヘイトか、風刺か──Are you CHARLIE?』が第三書館から2月10日に発売され、大きな批判が起こっている。 第三書館の北川明社長は、出版の動機を「同紙が掲載してきた風刺画にはヘイトスピーチとの境界線上のものもある。どういう表現なら認められるのか問題提起したい」「イスラム教徒がなぜ風刺画を嫌悪するのか、現物がないと議論が深まらない」(1月24日付、朝日新聞)と語り、風刺画の正当性を問うものだと説明している。実際、本のなかではイスラム教徒に配慮して預言者ムハンマドの顔にはモザイクをかけるといった加工をほどこしてあるが、それでもネット上では「イスラムと日本の対立を煽る意図がある」「日本でテロを起こしたいのか」と批判の声が続出している。 だが、かれらは知らないのだろうか。現在、書店ではこの本よりももっと危ない本が平然と並べられ、売られている現実を。──それは、1月24日に発売された幸福の科学総裁・大川隆法の『ムハンマドよ、パリは燃えているか。―表現の自由VS.イスラム的信仰―』(幸福の科学出版)だ。本書のなかで大川氏はいつもの“霊言”でムハンマドを降ろし、過激な発言を連発させているのだ。『ムハンマドよ、パリは燃えているか。―表現の自由VS.イスラム的信仰―』(幸福の科学出版)


LOVE PSYCHEDELICO『LOVE PSYCHEDELICO THE BEST I』(ビクターエンタテインメント)

LOVE PSYCHEDELICO『LOVE PSYCHEDELICO THE BEST Ⅱ』(ビクターエンタテインメント)
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