YouTube、過去10年の再生ランキングから見えた傾向とは? AKB48らの作品から考察

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AKB48『ヘビーローテーション<Type-A>』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  動画投稿サイト「YouTube」が、2005年5月のサービス開始から10周年を迎え、過去10年の最多視聴動画とともに、日本国内で視聴されたミュージックビデオの上位20作品が発表された。ランキングは、2005年のサービス開始から2015 年5月1週目までに公開されたミュージックビデオの中から、日本国内における再生や共有の回数、コメント、評価などの数値を基準に選出されているとのこと。トップ20は以下のとおり。(参考:ORYCON STYLE) 1位・【MV】 ヘビーローテーション / AKB48 [公式] 2位・『アナと雪の女王 MovieNEX』レット・イット・ゴー ~ありのままで~/エルサ(松たか子)<日本語歌詞付 Ver.> 3位・【妖怪ウォッチ】ようかい体操第一 4位・【MV】恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式] 5位・SEKAI NO OWARI「RPG」 6位・少女時代 / MR.TAXI (DANCE VER.) 7位・【MV】 ポニーテールとシュシュ / AKB48 [公式] 8位・PSY - GANGNAM STYLE M/V 9位・【MV】 Everyday、カチューシャ / AKB48[公式] 10位・三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / 「R.Y.U.S.E.I.」Music Video 11位・【MV】フライングゲット (ダンシングバージョン) / AKB48 [公式] 12位・Taylor Swift - We Are Never Ever Getting Back Together 13位・きゃりーぱみゅぱみゅ - つけまつける , Kyary Pamyu Pamyu - Tsukematsukeru 14位・きゃりーぱみゅぱみゅ - PONPONPON , Kyary Pamyu Pamyu - PONPONPON 15位・行くぜっ!怪盗少女/ももいろクローバー(IKUZE! KAITOU SYOUJO/MOMOIRO CLOVER) 16位・E-Girls / Follow Me ~Short Version~ 17位・きゃりーぱみゅぱみゅ - にんじゃりばんばん,Kyary Pamyu Pamyu - Ninja Re Bang Bang 18位・ケツメイシ『バラード』PV 19位・『アナと雪の女王 MovieNEX』生まれてはじめて/アナ(神田沙也加)&エルサ(松たか子) 20位・AAA / 「恋音と雨空」Music Video  AKB48が「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」など全5曲をトップ20入りさせ、その高い人気を改めて示したほか、2〜3位には、いずれも社会現象となった『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー ~ありのままで~/エルサ(松たか子)」と、『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」がランクイン。ほか、きゃりーぱみゅぱみゅやSEKAI NO OWARIなどの若手ミュージシャンの名前も目立った。  今回発表されたランキングについて、専門家はどう見るのか。音楽チャートに詳しい物語評論家・ライターのさやわか氏に聞いた。 「まずこのランキングを見て感じたのは、カラオケのランキングに似ているということです。CDのセールスで集計するオリコンランキングなどでは、発売して間もない話題作が上位になりますが、それとは異なる結果で、かといってロングヒットを続けている作品が入っているかというと、それとも少し違う。カラオケでみんなが歌いたくなる曲、あるいはみんなで踊りたくなる曲がよく再生されている印象を受けます。たとえば上位を席巻しているAKB48の「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」は、振り付けも込みで観ているのでしょうし、『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」や、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」なども、真似して踊りたくなるミュージックビデオです。「レット・イット・ゴー」や「RPG」などは、みんなが歌いたいタイプの曲なのでしょう」  たしかに上位のミュージックビデオは、いずれもダンスや合唱そのものが流行したものが目立つ。 「再生回数が高く伸びているミュージックビデオには、曲が良いということももちろんあるでしょうが、それ以外に“歌や踊りを覚えるために、また動画を見ながら自分も一緒に踊って楽しむために何度も視聴される”という傾向があると思います。そしてその背景には、自分たちで撮った動画をネットにアップロードする、ニコニコ動画の「歌ってみた」や「踊ってみた」といったカルチャーに近いものも感じさせます。また、今回のランキングでは、大人から子どもまで楽しめるミュージックビデオが多いのも特徴です。たとえ『妖怪ウォッチ』であっても、アニメは子どもだけではなく、その父兄が観ても楽しめるような工夫が随所に散りばめられています。もちろん、子どもと一緒に歌ったり踊ったりする人もいるでしょう。このように支持層が広いコンテンツが、音楽を一種のハブとして利用し、人々にコミュニケーションを促しているというのが、上位にランクインしているミュージックビデオのひとつの傾向かもしれません」  また、こうした傾向は今後の音楽のあり方にも影響を与える可能性があると、同氏は続ける。 「最近では、レコード会社もそういった需要を意識しているのか、動画ありきで制作されるものも増えてきたように思いますし、そうなると今後、音楽の受容の仕方が変わってくるのかもしれません。たとえばケツメイシの「バラード」などは、ストーリー仕立てになったミュージックビデオが楽曲と同じくらいに重要なコンテンツで、まさにYouTubeを意識した作品のひとつです。MTVが流行した時代からストーリー性のあるPVはありましたが、最近のものはよりネットなどの口コミで話題になることを意識してるのが少し違うところだと思います。また、かつて音楽は、楽曲そのものや歌詞を作品として楽しむ傾向が強く、音楽性が高い作品が求められたかもしれませんが、今後は音楽性だけではなく、より“みんなで踊れる”とか“泣けるストーリー”といった付加的な要素も求められていくでしょう。一方で、YouTubeの動画再生は前述したように、振り付けなどを覚えるために何度も観ているものでもあるので、このランキングで上位になることが純粋に音楽作品としての完成度の高さを担保しているものではないということは、意識したほうが良いのかもしれませんね」  YouTube開設から10年、いまやすっかり音楽を楽しむツールのひとつとして定着したが、そのメディアの特殊性が、日本の音楽業界の今後を左右するのかもしれない。 (文=松下博夫)

マンガ『日之丸街宣女子』をめぐる大論争は集英社にまで飛び火! 渦中のマンガ家に主張を聞いた

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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日之丸街宣女子vol.1(青林堂)
 先日発売されたマンガ『日之丸街宣女子』(青林堂)をめぐって、新たな“表現の自由”論争が始まっている。作者・富田安紀子氏の「グランドジャンプ」(集英社)での仕事に対して、ネットでは「ヘイト作家を使うな」という声が殺到しているのだ。これは“レイシスト”とのレッテルを貼った新たな表現規制なのか? この動きに正当性はあるのか? 富田安紀子氏、そして、自身のブログで批判を展開したマンガ家・高遠るい氏、双方の思いを尋ねた。  まず、今回の論争について、順を追って見ていこう。最近は「愛国本」とも「ヘイト本」とも呼ばれる書籍の版元として知られる青林堂。今月15日に同社から発売されたマンガ単行本が、さまざまな角度から注目を集めた。富田安紀子氏が手がける『日之丸街宣女子』(作:岡田壱花 画:富田安紀子)が、それだ。 「おたぽる」で続きを読む

ニコ動“在特会切り”でドワンゴ川上量生が「しばき隊のせい」「総会屋」と八つ当たり

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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「ニコニコ動画」の在特会公式チャンネルを突然閉鎖したドワンゴ(株式会社ドワンゴHPより)
 5月19日17時頃、本サイトは「ニコニコ動画」がヘイト市民団体「在特会」の公式チャンネルを閉鎖し、在特会側に通告したというニュースをいち早く報じた。そのなかで、「ニコニコ動画」が閉鎖にふみきった理由として、コンプライアンス違反があった可能性と、背景にニコニコ動画を運営する株式会社ドワンゴがKADOKAWAと合併した社内事情があることを指摘した。  しかし、この本サイトの記事にまっさきに噛み付いた人物がいる。ドワンゴ代表取締役会長にして、KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長に就いている川上量生氏だ。  川上氏のツイッターアカウント名が「@kadongo38」であることは公然の事実。氏は本サイトの記事に対し、こんなツイートを投稿したのである。 〈無茶苦茶な記事だなあ。こんなことわざわざ役員会で決めるわけないじゃん。憶測もすべて的外れ。〉

スティーヴ・アオキ、ファンの首を骨折させたとして訴えられる

0e1ab0f46c7713156225f67fdab.jpg 【ビッグ☆セレブ】より  スティーヴ・アオキがファンの首を骨折させたとして訴えられているようだ。スティーヴは2012年にサンディエゴのハード・ロック・ホテルで行われたショーの最中、ステージから20フィート(約6.1メートル)下の浮き具に向かって飛び降りた際、その浮き具の下にいたブリタニー・ヒックマンさんに怪我を負わせたと報じられている。当時の状況を振り返り、ヒックマンさんはABC10ニュースに「私の立っていたところにその浮き具が投げ込まれたので、私はその下から動けなくなっていたんです」「私の友人が教えてくれたところによれば…… 続きを読む→

寺嶋由芙が明かす、“まじめなアイドル”の葛藤と覚悟 「CDを積ませるだけでは続けていけない」

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【リアルサウンドより】  2013年にBiSを脱退し、一時はシーンから姿を消していたものの、2014年にインディーズでシングル『#ゆーふらいと』をリリースして復活した寺嶋由芙。その復活劇は、ナンバーガールやBase Ball Bear、氣志團などを世に送り出してきたディレクター・加茂啓太郎に見いだされ、さらに寺嶋由芙の過去を踏まえた歌詞をでんぱ組.incの夢眠ねむが書き下ろすというドラマティックなカムバックだった。昨年末にリリースされたサード・シングル『猫になりたい!』は、オリコン週間シングルランキングで16位を獲得している。  その寺嶋由芙が、2015年5月20日に『ふへへへへへへへ大作戦』でメジャー・デビューを果たす。作詞は、かねてから親交のあったシンガーソングライターの大森靖子。彼女ならではのドキッとするようなフレーズがちりばめられた歌詞だ。また、rionosが作編曲を担当したサウンドは、大瀧詠一のナイアガラ・サウンドを髣髴とさせ、メロディーは80年代の松田聖子を連想させる。  「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル」をキャッチコピーとする寺嶋由芙がメジャー・デビュー・シングルで届けたのは、「王道」と意外性の合わせ技だった。  2013年に一度は何の後ろ盾もない状態になったものの、再びメジャー・シーンに戻ってきた寺嶋由芙。彼女に現在の心境を聞くと、さまざまな葛藤も浮きあがってきた。  また、作詞を担当した大森靖子からのコメントも届けられたので、ぜひあわせて読んでほしい。(宗像明将)

「知っている人の前だけでぬくぬくやっていても仕方がない」

――BiS時代を含めると2度目のメジャー・デビューですが、ソロとしては初めてのメジャー・デビューですね。今、気負いはありませんか? 寺嶋由芙(以下:寺嶋):いろいろ心配しています(笑)。何もかもが心配ですね。 ――ふだんファンの前で弱音を吐かない寺嶋さんが、今回のメジャー・デビューを前にして、ブログに「ちょっとしんどいなぁと思ってしまうこともあります」と書いていて驚きました。どんなことがしんどいですか? 寺嶋:インディーズのときと環境がいろいろ変わって、関わってくれる人も増えて、今までの流れを知っている人がほぼいない中で、「応援してくれるヲタさんにどう対応していくか」とか「みんなが何を求めているのか」とかを一旦共有し直さないといけないところが大変だなと思います。メジャー・デビューとなったらどういうものが期待されるのかを、私はTwitter廃人なので全部見てますけど(笑)、それをすぐに共有できるわけではないので大変です。 ――しんどいのはまだ続いてますか? 寺嶋:もう今は無事にリリースを迎えたいですね。ちょっとでも露出や新規を増やしたくて焦っていたけれど、もうそこは一度置いておいて、ヲタさんに変なプレッシャーをかけずに楽しくリリースを迎えたいなと思います。 ――そういう焦りはBiS時代にはなかったものですか? 寺嶋:その時代は運営的なものに関わりようがなかったし、何が起きているのかもわからないままだったので違いますね。ソロになってから、何が起きているのかが見える状態で進んでいたのは安心材料でした。だけど関わってくれる人が増えるとそうではないので、心配しているところはあります(笑)。 ――それは、寺嶋さんが最悪のパターンばかり想像してしまう性格だからではなく……? 寺嶋:変わりませんね、悪化してますね(笑)。 ――メジャー・デビューとなると、世の中では寺嶋さんを知らない人のほうが多いですよね。ゆるキャラ好きで、レギュラー番組(TOKYO MX『みうらじゅん&安齋肇のゆるキャラに負けない!』)まで持っていることも知らない人が多いでしょうし。 寺嶋:そこはありがたいですね、知っている人の前だけでぬくぬくやっていても仕方がないので。アウェイな現場はウェルカムですし、そういうプレッシャーはないです。 ――今は、ソロになった当初にお母さんがチェキを撮っていた時代を知らないファンも多いですよね。 寺嶋:それを知ってる人にとっては、娘の嫁入りのように感慨深いと思います。でも、知らない人からしたらこれがスタートだから、そういう感動がない人たちにも届けないといけないんです。歌やステージングだけで評価されるので難しいときもあるけど、私を知っている人たちだけにやっても仕方ないですし。

「一般人になった私をアイドル扱いしてくれたので戻りやすかった」

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寺嶋由芙『ふへへへへへへへ大作戦(初回盤A)』(ユニバーサル ミュージック)

――寺嶋さんはBiS脱退後、最初は事務所にも所属せず、「ミスiD2014」を受賞して、ソロの初ライヴ(2013年10月22日『アイドルフィロソフィーVOL.3』)を4曲だけでして……。「#ゆーふらいと」でインディーズで再デビューするまでの時期も相当しんどかったと思いますが、今振り返ってみてどんな経験でしたか? 寺嶋:あの時は一番焦りがありました、今とは別の焦りが。活動も決まらなくて、みんなに会えないという問題がありました。私が行きそうなゆるキャライベントに会いに来てくれても、みんながっつかないんですよ! 本当にいいオタク(笑)。 ――でも、がっつかれないのは寂しくなかったですか? 寺嶋:一般人になった私をアイドル扱いしてくれたので、アイドルに戻りやすかったと思います。戻ってくる前提で接してくれていたのでありがたかったです。 ――そして、メジャーでもディレクターを担当することになる加茂啓太郎さんと出会うことになります。加茂さんが、ナンバーガールやBase Ball Bear、氣志團などを世に送りだした人だと知っていましたか? 寺嶋:全然知りませんでした。一回私がいたグループの握手会に来てくださったことあって、でんぱ組.incの台湾ツアーで買ってきたゆるキャラのOPENちゃん(セブンイレブンが台湾や中国で使っているキャラクター)の人形を持ってきてくれたんです。握手会で紹介されて、業界の人って認識だけはありました。 ――その加茂さんとメジャー・デビューまで来たわけですが、メジャー・デビュー・シングル「ふへへへへへへへ大作戦」の作詞に大森靖子さんを迎えた経緯は? 寺嶋:加茂さんのアイデアです。私も大森さんの曲を好きで聴いていたし、トークイベント(2014年1月21日『絶対黒髪少女』)でご一緒させていただいたり、「ミスiD」つながりで「イミテーションガール」(大森靖子の2014年のアルバム『洗脳』収録曲)にも参加させていただいたりしていたので、自然な流れでした。 ――寺嶋さんの最初の自主企画(2013年12月23日『ゆっふぃープレゼンツ まじめなアイドルたちのクリスマス』)にも大森さんは出演してましたね。寺嶋さんから見ると、大森さんはどういう存在ですか? 寺嶋:2012年の「夏の魔物」で、オタクから聞いて大森さんの存在を知ったんですけど、過激なことが話題になりがちだったから「それでいいんだろうか」と曲も知らずに思っていました。でも、私がいたグループの「primal.」という曲で共演したら完璧だったんですよ(2013年4月3日『OMOCHI★MOOSIC presents MOOSIC LAB OPENING PARTY!』)。大森さんはワッキー(BiSを2013年3月16日に脱退したワキサカユリカ)のパートだったんですけど、彼女の踊り方の癖まで完コピしていて、「この人すごく真面目じゃん!」と驚きました。根が真面目で、話すと優しい人なのに、ステージはあれだけエモーショナルで、作り物ではなく本物だったから悔しかったんです。私はアイドルだから言われたことをやっていたけれど、大森さんは全部自分でやっていたから、かっこよかったし、悔しかったです。 ――最初は「悔しい」。その印象が変わったのは? 寺嶋:ソロになってからトークイベントや「ミスiD」のイベント、去年の「夏の魔物」でお話しして、人としての尊敬にどんどん変わっていきました。曲も聴くようになったし、トークイベントではタンポポの「I&YOU&I&YOU&I」も一緒にカヴァーして、ハロヲタ仲間としても好きです。 ――今回、「寺嶋由芙」というキャラクターの裏側を大森さんに描かれるのでは、という不安はなかったですか? 寺嶋:不安はないです、書いてもらえるといいなと思っていました。「きゅるきゅる」(大森靖子の2014年のシングル)や「子供じゃないもん17」(大森靖子の2014年のアルバム『洗脳』収録曲)は私をモデルにして書いてくれたと聞いていたので。アイドルだから自分では言えないので、自分では出せないところを書いてくれたらいいなと思いました。黒い部分とか隠しきれてないからバレてると思いますけど(笑)、自分から「まだ見せてない部分があるんですよ」と言ったら寒いし、アイドルとしていろいろ想像してもらえる奥行きを作ってほしいな、って。 ――寺嶋さんは基本的に自分に美学を課している人ですよね。それが「裏表がある」とも言われたり。そこを突かれるのではないかと思いませんでしたか? 寺嶋:清く正しく生きてますから!(笑) でも、もっと攻めるというか、黒い感じの歌詞になるかと思っていたら、私を肯定してくれている歌詞で意外でした。 ――大森さんが作詞するときに、Twitterで「ゆっふぃーに言ってほしい言葉ある人リプ」と募集してましたけど、結局採用された言葉はあるんですか? 寺嶋:ないです(笑)。リプがひどくて、安易な「黒ゆふ感」だったんですよ! みんな考えてはくれたけど、大森さんはそれを超えてきてくれたのでありがたいです。 ――大森さんから渡された「言葉」はどうでしたか? 寺嶋:「まじめをなめないで」という歌詞は、メジャー・デビューのタイミングで名刺代わりになって、わかってもらいやすいと思います。「#ゆーふらいと」とは別の意味での自己紹介になると思います。「#ゆーふらいと」は「いろいろ大変なこともあったけどがんばろうね」ってねむきゅん(夢眠ねむ)が書いてくれて、感動して応援してくれる人もいたし、自分も励まされたんです。「ふへへへへへへへ大作戦」はそれよりは攻めてるし、私の過去のことを知らなくても聴いてもらえると思います。 ――「あんまり まじめをなめないで」「触らせてあげてもいいわ」「ハートまで ゆるくちゃだめよ」と、寺嶋さんのキーワードを踏まえつつ、刺激的な歌詞もありますね。 寺嶋:もう23歳なので、大人の魅力で! でもダメですよ、CDを買ってもらえないと握手会で触れさせないですけど(笑)。かわいい王道アイドルソングっぽい曲調と歌詞のギャップで、聴いてくれる人が増えてくれるといいなと思います。あと、「ふへへへへへへへ」の「なんだこれ?」感とか、「大作戦」っていう言葉も、つんく♂さんっぽいと思ったんですよ。そういうフレーズを入れつつ、ピリッとくる感じがあります。

「この感じでメジャー・デビューできて良かった」

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寺嶋由芙『ふへへへへへへへ大作戦(初回盤B)』(ユニバーサル ミュージック)

――「きゅるきゅる」を大阪ワンマン(2015年4月12日『Yufu Terashima 1st Solo Live「#Yufu Flight」at Osaka』)で歌いましたね。あれはもともと寺嶋さん用に作った曲だそうですが、歌ってみた感想は? 寺嶋:曲として難しかったです。でも歌詞は気持ち良かったです、<きゅるきゅる私性格悪いから / あの子の悪口絶対言わない>の部分も初めて聴いたときから好きだし。シャウトの入る曲はソロになってから歌ってないので気持ち良かったです。 ――<きゅるきゅる私性格悪いから / あの子の悪口絶対言わない>に自分を重ねますか? 寺嶋:いやー全然、性格いいから重ねないんですけど(笑)。でも「きゅるきゅる」を聴いたとき、そこが一番好きだったんですよ。 ――「子供じゃないもん17」はカヴァーしないんですか? 寺嶋:まだカラオケにないし、ひとりで家で勝手に歌ってるんです(笑)。「洗脳」を聴いて「超かわいい、一番好きかも」と思ったら、後から私をイメージしていると知ったんです。 ――大森さんの曲ではどれが好きですか? 寺嶋:「イミテーションガール」も好きだし、「呪いは水色」の「あなたは正しい それでもやっぱり / 私だって正しい」という歌詞も好きです。女子っぽい歌詞が好きで、それを女性だけじゃなく、男の人も楽しく聴いているのも面白いです。「ふへへへへへへへ大作戦」も、女の子にも男の人にも気に入ってもらえるので、どちらにも広がっていったらいいなと思います。 ――「ふへへへへへへへ大作戦」のヴォーカルで気をつかった点はありますか? 寺嶋:プリプロのときに加茂さんに「松田聖子感がある」と言われて、松田聖子さんの動画を見てレコーディングまでに研究しました。 ――メロディーには松田聖子を連想する人が多いですね。 寺嶋:この曲はすごく好きです、歌詞のないときから気に入ってました。この感じでメジャー・デビューできて良かったと思います。メジャー・デビューだから、オタク向けにBPMが早い打ち曲(MIXが打てる楽曲)にする作戦もあったと思うんですけど、そうしなかった加茂さんとrionosちゃんに感謝してます。 ――とはいえ、いきなりミディアム・ナンバーで、ファンの反応は心配ではなかったですか? 寺嶋:曲として気に入ってもらえるなとは思ったし、実際に気に入ってもらえてます。でも、インパクトとしては打てる曲のほうがライヴが湧くのはみんなも私もわかっているから、みんなが心配するんじゃないかと思って(笑)。「俺は好きだけど広げるためには大丈夫なのか」って案の定心配してくれていて。でも、こういう曲調だから女の子が現場に来てくれるし、ゆるキャラファンの主婦層の方も来てくれているんです。 ――カップリングの「YOU MAY DREAM」は、初めてのワンマンライヴ(2015年2月8日『Yufu Terashima 1st Solo Live「#Yufu Flight」』)のバックバンドによる演奏で、ふぇのたすのヤマモトショウさんがギター、みこさんがコーラスで加わってますね。バンドで録音したのは初めてですか? 寺嶋:初めてです。レコーディングも見られたんですけど、「バンドのレコーディングってこうやるんだな」と思いました。 ――「YOU MAY DREAM」を歌うにあたって気にしたことは? 寺嶋:疾走感ですね。「ふへへへへへへへ大作戦」がゆるりとしていたので、CD1枚でいろんな色を見せるために、「YOU MAY DREAM」ではかっこいい感じを出せたらいいなと考えて、歌い方や声の出し方を太く、強く変えました。 ――レコーディングのとき、澤“sweets”ミキヒコさん(2015年5月3日に急逝)がふぇのたすのメンバーのために車を運転して来てくれたんですよね。 寺嶋:来てくれました。本当はバックバンドのメンバー全員とコーラスのみこちゃん、っていう予定だったんですけど、ギターの愛子さん(岡愛子)の予定がどうしても合わなくて、ショウさんに弾いてもらうことになって、ミキヒコさんとさわたす(ふぇのたすのディレクター)も来てくれました。だから、ふぇのたすチームとバックバンドと私で作った形ですね。ふぇのたすのシングル(2015年6月3日にリリースが予定されていた『いい感じ!〜どれにしようかな〜』)が出せなくなったぶん、「ふへへへへへへへ大作戦」のスペシャル・サンクスのクレジットにはミキヒコさんの名前も入っているから、今回私ががんばって、ちょっとでも恩返しができたらいいな(涙を流しながら)。

「私が好きだったときのアイドルはそうじゃなかった」

――オリコン10位以内に入ると宣言しましたが、手応えはどうですか? 寺嶋:それでヲタさんに変なプレッシャーをかけていたら申し訳ないなと。宣言したときと今とで私の状況が変わって、メジャーでやっていくなかで難しいことがあるのもわかったし、こっちが勝手に目標を掲げたのに、結局みんなに頼らないといけないのは申し訳ないなと思います。 ――宣言したことを後悔はしてないですか? 寺嶋:後悔はしてないです。前からずっと思っていることなので、言うか言わないかの差だけなんですけど、言ってるほどのことをできてないなと。 ――そこは寺嶋さんが気に病むところではないのでは。 寺嶋:世間の流れなので仕方ないと言ってくれる人もいるけど、積ませるだけでは続けていけないし、結果を出してこそ露出が増える流れはあるけれど、それでいいのかなとは思います。私が好きだったときのアイドルはそうじゃなかったから、モーニング娘。のCDを何十枚も買ってないですし。せめて何枚も買ってくれる人には、特典会を心を込めてやっています。 ――今のアイドルシーンでは、寺嶋さんのようにソロで逆境を乗り越えられる人はごくわずかだと思います。なぜ乗り越えられたと思いますか? 寺嶋:当時お世話をしてくれたスタッフさんもいたし、なによりオタクのおかげです。私が本当に何者でもなくなったときでも毎日Twitterのリプで応援してくれたり。ゆるキャラのイベントに出演したら見に来てくれたり、「ミスiD2014」でも投票をがんばってくれたり、本当に助けてもらいました。 ――メジャー・デビューという節目に、今どんな気持ちか率直に教えてください。 寺嶋:ちょっと自分もいろいろ建て直せてないし、みんなに頼りっぱなしになっちゃうなって(涙を流しながら)。 ――どうしてそう思うんですか? 寺嶋:今回メジャー・デビューで周囲の目がガラッと変わって、「これはあって当たり前」と求められるものが増えて、それに追いつけてない気がします。 ――それはどうリベンジしていきたいですか? 寺嶋:とりあえず営業ふぁぼ(Twitterのお気に入り)をしています(笑)。自分はフライヤーを配ったり、ツイキャスをしたりしかできないから、まずは体調を整えてひとつひとつのステージを大事にしています。 ――メジャー・デビューを前にして、インディーズ時代を振り返ってもっとも大きかったことは何でしょうか? 寺嶋:初めてのワンマンライヴです。 ――メジャー・デビューの発表当日ですね。あの時の反応はどう思いましたか? 寺嶋:みんながあんなに喜んでくれるとは思わなかったから、それに応えなければならないと思いました。アイドル界隈はいろんなことがあるじゃないですか。その度にショックを受けるオタクたちを見ているので、傷を癒しにリリースイベントに来てくれたらいいなと思います。CDをリリースできることは本当にありがたいことなのでがんばりたいです。 (取材・文=宗像明将)

大森靖子へのメールインタビュー!

「寺嶋さんの乙女感は、初期聖子ちゃんのニュアンスだと思う」

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――今回の『ふへへへへへへへ大作戦』の作詞を担当された経緯を教えてください。 大森靖子(以下、大森):これまで何度か自身の曲の作詞作曲をするにあたり、寺嶋さんを勝手にモデルにしてかいたことがありました。メジャーデビュー曲の『きゅるきゅる』や、アルバム「洗脳」にはいっている『子供じゃないもん17』の特に冒頭部分<乙女をわかんないでくれるかな>がそうです。 で、それをインタビューなどで言ったのをおそらく寺嶋さんのファンの方が寺嶋さんサイドに伝えてくださり、今回の作詞提供の流れになったのかと思われます。 ――寺嶋由芙さんにはどのような印象をお持ちでしたか? 大森:寺嶋さんの乙女感はなんというか、おそらく自意識とは別のところで絶妙で。いなたさと、秘密感、騙されやすそうさ、そのへんの水色さが、初期聖子ちゃんのニュアンスなのだと思います。真面目にアイドル!というキャラも、一歩いきすぎると80年代アイドルギャグみたいになっちゃうところを、なんか寺嶋さんだとそうならないのが素晴らしいです。 ――今作の作詞に当たって意識したポイントを教えてください。 大森:曲がドストレートに先に言った通り寺嶋さんのイメージの聖子ちゃんできたので、そのまま焼き直しにならないように今の言葉を差し込んだり、メジャーデビューということで、とにかくタイトルで目をひいてたくさんのひとに見つけてもらえるようにしたいと思いました。 ゆっふぃーと手をつないで恋をしている気分で聴いてもらえればと思います。 ――『ふへへへへへへへ大作戦』でメジャーデビューを果たす寺嶋由芙さんへメッセージをお願いいたします。 大森:ゆっふぃーが大切にしてきたゆっふぃーをそのまま磨いて、これまでよりもっとたくさんの人の毎日を、やわらかくしてあげてください。 ■大森靖子 リリース情報 7月15日セカンドシングル発売決定 ■オフィシャルHP http://oomoriseiko.info/
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寺嶋由芙『ふへへへへへへへ大作戦(通常盤)』(ユニバーサル ミュージック)

■リリース情報 『ふへへへへへへへ大作戦』 発売:2015年 5月20日 価格:通常盤(CD DISC1枚 薄型ケース) ¥1.000(税込)    初回盤A(CD DISC1枚+DVD1枚 通常ケース) ¥2.500(税込)    初回盤B(BCD DISC1枚、通常ケース) ¥2.000(税込) <収録内容> 1.「ふへへへへへへへ大作戦」 作曲・編曲:rionos 作詞:大森靖子 2.「YOU MAY DREAM」 作詞 : 柴山俊之 / CHRIS MOSDELL 作曲 : 鮎川誠 / 細野晴臣 編曲 : rionos 3.「ふへへへへへへへ大作戦」 (Off Vocal)  4.「YOU MAY DREAM」 (Off Vocal) 5.「好きがはじまる」  6.「恋人だったの」  7.「初恋のシルエット」  8.「楓」  9.「好きがこぼれる」   10.「ぜんぜん」  ※通常盤は1,2のみ、初回限定盤は1~4のみ、初回限定盤Bは1~10までを収録 ※M5-10 LIVE音源 from 2015.02.08 「#Yufu Flight」@渋谷WWW  <DVD収録内容> Music Clips 「#ゆーふらいと」 「ぜんぜん」 「カンパニュラの憂鬱」 「猫になりたい!」 「初恋のシルエット」 Live映像 「好きがこぼれる」 from 2015.02.08 「#Yufu Flight」@渋谷WWW ※DVDの副音声は、発売タイミングにオフィシャルサイトでフリー配信予定 https://yufuterashima.com/

“2.5次元ブーム”を支えるファンの存在… 「Sho-Comi」若手俳優マンガ化の背景を探る

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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舞台『弱虫ペダル』公式サイトより。
今月18日、女性マンガ誌「Sho-Comi」(小学館)が2.5次元作品で活躍する若手俳優をモデルとしたマンガを掲載することを発表した。この企画は「Sho-Comi」と若手俳優の情報サイト「ビジュアルボーイ」、ラジオ番組『アポロン★』(TOKYO FM)内のコーナー「あいみみ」のコラボで行われるもので、マンガ化されるのは舞台『弱虫ペダル』に出演した太田基裕、廣瀬智紀、鳥越裕貴、ミュージカル『黒執事』で主演を務めた松下優也といった面々。“2.5次元化”ならぬ“二次元化”というわけだ。  近年、ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』などを筆頭に、“2.5次元ミュージカル”【編注:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会の定義に基づき、舞台作品も含む】は盛り上がりを見せている。今年は『NARUTO-ナルト-』が舞台化され、『東京喰種 トーキョーグール』『ハイキュー!!』(すべて集英社)の舞台も決まるなど、その注目度はますます高まるばかり。一見すると、2.5次元ミュージカルの人気を支えるのは“原作の人気”とも思えるが、実際にこのブームを支えている多くは、“2.5次元”をきっかけとした出演俳優のファンだという。 「おたぽる」で続きを読む

吉高由里子と破局…RADWIMPS・野田洋次郎が日記で告白! 吉高に言われた一言とは

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
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破局が報じられている野田洋次郎と吉高由里子(左・近代映画社「Screen+ vol.50」/右・太田出版「Quick Japan vol.117」より)
 昨年放送された朝ドラ『花子とアン』で国民的女優となり、年末の『紅白歌合戦』では司会も務めた吉高由里子。なのに今年に入るとぱたっと露出が減り、一部報道では“朝ドラ後の燃え尽き状態なのでは?”とも囁かれている。  また、燃え尽き状態の要因のひとつとして挙げられているのが、交際していたRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎との破局だ。吉高と野田は2013年2月に「週刊女性」(主婦と生活社)が交際を報道、一時は破局も噂されたが、昨年の5月には「女性セブン」(小学館)がふたりのデート現場&半同棲情報をキャッチ。しかし今年2月には「FLASH」(光文社)が破局したと伝えている。しかも、野田のほうから吉高を振ったらしく、吉高の親友であるハリセンボンの近藤春菜らは吉高を慰める女子会を開いたといわれている。  以前、本サイトでも報じたが、ずっと信頼してきた女性マネージャーが辞めてしまったこともあり、吉高は情緒不安定に。そんな彼女を野田は支えきれなくなった──。破局の理由はこのように伝えられているが、はたしてそれだけが原因だったのか。野田が先日発売した日記『ラリルレ論』(文藝春秋)を読むと、そんな疑問が浮かんでくるのだ。

カニエ・ウェスト、ビルボード・ミュージック・アワードで放送禁止用語を連発

d65f1ebd654f522766d56412421.jpg 【ビッグ☆セレブ】より  カニエ・ウェストが17日(日)に行われたビルボード・ミュージック・アワードでのパフォーマンスで放送禁止用語を連発していたようだ。ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開かれた式典のステージで『ブラック・スキンヘッド』『オール・デイ』などを披露したカニエだが、その中に出てくる言葉が常に検閲に引っかかった上、演出のスモークや炎のおかげでほぼ姿が見えない状態だったという。  カニエはおよそ3か月前にロンドンで行われたブリット・アワードの際にも似たような目にあっており、放送局がカニエの大胆なラップ部分を消音にしたことから…… 続きを読む→

浅田真央を現役続行に導いた、ドリカムの楽曲群 人々に勇気を与えた歌詞を読む

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DREAMS COME TRUE『DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム』(Universal Music)

 フィギュアスケートで競技を休養していた浅田真央が5月18日午後、都内で会見を開き「100%復帰するつもりでやっている。去年のレベルまで戻すことを目標にしたい」と述べて、現役続行を表明した。  振り返れば昨年5月、浅田はソチオリンピックと世界フィギュアスケート選手権に出場後、1年間の休養を取ることを正式発表。現役復帰するか引退するかについては「ハーフハーフです」と答えていた。一時はスケート自体をやめることも考えていたという。  しかし、今年1月1日にスペシャル番組『新春!!炎の体育会TV』に出演した際、ある出来事をきっかけとして心境に変化があったことを告白。「自分はスケートしかない」と、現役続行を示唆していた。  その出来事というのは、DREAMS COME TRUEが昨年10月5日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて行ったライブ「25th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2014 - ATTACK25 -」のこと。ライブ本編の終盤、ボーカルの吉田美和は「AGAIN」という楽曲について、「この曲作ってるときにさ、すっごいこの人のことを思い浮かべて書いてたの。今日はその人が観に来てくれてるんだ。あまりにもうれしいので紹介してもいいですか?」と語り、当日観覧に訪れていた浅田を紹介。突然、自身の名前を呼ばれた浅田は、満面の笑みでそれに応えていた。  番組内で浅田は、当時のことを振り返り、「すごく輝いていて、自分もこういう(輝ける)舞台で滑りたいなって、すごくパワーをもらえて、刺激も受けました」と、大きな影響を受けたことを明かした。また楽曲「AGAIN」については、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『住友生命Presents浅田真央のにっぽんスマイル』にて、「初めて聴いたときには涙が出てしまった。歌詞も本当に私の心をぐっと掴んでくれて、助けられた曲でもあります。(中略)私自身ソチオリンピックが終わってから、悔しくて悲しくて落ち込んでいたんですけど、世界選手権までは毎日、もう一回頑張ろうってずっと聴いてきた曲です」と語っている。実際、浅田が世界フィギュアスケート選手権で見せた表情は、「もう一度/今のあなたで/悔いなんてまるでない/あの最強の笑顔で」という歌詞を連想させるものであり、DREAMS COME TRUEの楽曲が持つパワー、その言葉の強さを感じさせた。  DREAMS COME TRUEの楽曲には、「AGAIN」のほかにも人々の背中を押し、勇気づけてくれるものが少なくない。たとえば、2005年に発表された「何度でも」は、「何度でも何度でも何度でも/立ち上がり呼ぶよ/きみの名前/声が枯れるまで」「前を向いて/しがみついて/胸掻きむしって/あきらめないで叫べ!」と、力強い言葉でリスナーを鼓舞するメッセージソング。2011年の東日本大震災の際には、全国のラジオ局で最もオンエアされた邦楽曲となったほか、2011年3月28日から4月27日までは着うたフルが無料配信され、多くの人々の支えとなった。  また、2013年に発表された「さぁ鐘を鳴らせ」も、DREAMS COME TRUEにしか生み出せないメッセージソングと呼べる作品だろう。「さぁ鐘を鳴らせ/ちからふりしぼれ/それだけが今日を越えていく唯一の術なら/今は一日ずつ一日ずつ/響かせていくしかないから」といった歌詞は、逆境の中から立ち上がろうとする人々の心に染み入るはずだ。  7月7日には、デビューから26年の歩みを3枚のディスクに詰め込んだオールタイムベストアルバム『DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム』をリリースするDREAMS COME TRUE。全50曲におよぶ楽曲の中から、浅田真央にとっての「AGAIN」のような、“私のドリカム”を探してみてはいかがだろうか。心に寄り添い、力を与えてくれる一曲がきっと見つかるに違いない。 (文=松下博夫)

「守備範囲が広すぎ」と話題に AKB48グループ随一の“オタドル”松井玲奈

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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SKE48公式サイト内、松井玲奈プロフィールページより。
 今年3月に乃木坂46の兼任解除が発表されたSKE48・松井玲奈。総選挙辞退も注目を集めたが、最近では数々のジャンルで“オタク”として活躍する松井の“守備範囲の広さ”が話題となっている。  特に有名なのは、二次元への傾倒だ。SKE48ではメンバーらと“SKE2次元同好会”を設立。5月18日に放送された『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でも、乃木坂46のメンバーに「グルメマンガ」をレクチャー。『ワカコ酒』『おとりよせ王子 飯田好実』(共に徳間書店)、『きのう何食べた?』(講談社)、『いつかティファニーで朝食を』(新潮社)といったマンガを紹介していた。そのほか、自身のツイッターでも『妖怪ウォッチ』『ラブプラス』『ラブライブ!』『たまこまーけっと』に触れるなど、積極的に“オタク”キャラを打ち出している松井。こうした活動が実ってか、現在はアニメ『電波教師』(日本テレビ系)で声優にも挑戦している。 「おたぽる」で続きを読む