スタジオジブリはどうなる!? “鈴木敏夫の後継者”西村義明プロデューサーが新会社を設立していた!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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西村義明氏が手がけるキャンペーンJR西日本 SUMMER TRAIN!サイトより。
 今年3月、スタジオジブリ(以下、ジブリ)の米林宏昌監督が、14年末に同社を辞めていたことが発覚し、話題となった。そんな中、同社の西村義明氏が、ジブリとは別に新会社を設立していたことが、本サイトの取材を通じて明らかとなった。  2013年に公開された映画『かぐや姫の物語』にて、プロデューサーを担当した西村氏。続く2014年の映画『思い出のマーニー』でもプロデューサーを務め、ジブリの名物プロデューサー・鈴木敏夫氏の後を継ぐと、注目を集めていた人物だ。 「おたぽる」で続きを読む

イギー・アゼリア、同性愛者に対する差別的発言を謝罪

イギー・アゼリアが「若さゆえに」に自身が発してしまった同性愛者に対する差別的発言を謝罪した。同性愛者に対する差別的コメントをツイッターに以前投稿したことで、13日(土)に行われるピッツバーグ・プライド・コンサートに出演することに批判を受けていたイギーは、自身が過去に「不注意に」発言したことを「深く反省」しているとした上で、その出演の辞退を決めたようだ。「このニュースをお伝えしなければならないことを本当に残念に思っています。6月13日のピッツバーグ・プライドへは出演しないことになりました。このイベントとLGBTIQAのコミュニティを心からサポートしているので難しい決断でしたが、現時点で私が参加することにはこのイベントを本来の趣旨から外すだけの役割になってしまうだけになると感じています」 さらに、イギーは自身が「平等」について「強く」信じているとし、「大人」として差別的な発言は今後することはないと強調した。「平等性をとても強く信じています。残念ながら、過去に若さゆえに使うべきではない言葉を使いました。不注意で発言した何かを私の個性として捉えて欲しくはありません。傷つける意図はありませんでしたし、これらの言葉を口にしたことを深く反省しています。私が本当に信じる事柄に対しマイナスな影響があることをわかっているので、それらの言葉を大人として今後使用することはありません」「誰かに不愉快な思いをさせていたり、失望させていたら申し訳ありません。プライドに行く私の全てのファンと家族の幸運を祈ります」

AKB48高橋みなみ、『選抜総選挙』を語る 「指原の2連覇は確実だと思う」

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AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。6月11日放送回では、『選抜総選挙』の反省会が行われた。  同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回は6月6日に発表を終えた『選抜総選挙』について、ゲストに上島竜兵とミッツ・マングローブを迎え、各メンバーが意見を交わした。  まずは番組からの「総選挙を悔いなく戦い切りましたか?」という質問からスタート。高橋みなみが「終わった今、めちゃくちゃ清々しい」とコメントすると、木崎ゆりあは「速報の57位を受けて、入れないと意識していたけど、ファンの方が頑張ってくれた」と語り、北原里英は「NGT48も設立するし、自分たちだけの問題じゃなくて、選抜に入れてよかった」と、それぞれがスピーチで語っていたことの一部を引用する形で感想を述べた。また、圏外となった島田晴香は「出ること自体に意味があったと思っている。でも悔しかった」と素直な気持ちを明かした。  また、卒業を控えて今回が最後の総選挙となった高橋が「今までは総監督として出馬していて、今回は初めて一位宣言をした。そうしたことで緊張感が増したし、はじめて過呼吸になった」とプレッシャーに負けそうになったことを語ると、番組では各メンバーのスピーチの様子を紹介。島田は、同期の島崎遥香が涙ながらにファンへと訴えかけたスピーチについて「何万人もいる前で人にお願いするのを聴いてびっくりしたし、その決意をしたのに私が(呼ばれてないメンバーとして)壇上にいたのが悔しい」と告白すると、指原は後輩の神志那結衣がスピーチで震えていたり、手鏡を取り出すなどの奇行を働いたことについて「呼ばれる前から痙攣してて、しまいには司会の方からマイクを取っていた」と舞台裏を語った。  続いてのテーマである「今回の総選挙で見えてきたこととは?」について、高橋が「50位くらいまでAKB48が4人くらいしかいなくて、スタッフさんに『これマズいっすね』と話しに行った。グループ全体を推している人たちが協力していて、姉妹グループの勢いを感じた」と語ると、指原は1位の公約である「水着でコンサート」について「6月の後半に横浜アリーナでHKT48がコンサートをするので、その時かな…」と具体的な時期を示唆。これにミッツが「あんたの水着を見て喜ぶファンはいるの?」と挑発し、土田も「指原にセクシーさは求めていない」と語ると、指原は「求められてなくても、私、脱ぎます」と大胆発言をした。  最後のテーマである「来年の選挙はどうなるか?」については、北原が「NGT48という新しいグループが増えるので、参加メンバーが増える」と語ると、AKB48勢について高橋は「頑張らないと11年目はキツいですね」と分析。今回1位に輝いた指原は「来年のことは考えてないけど、出ざるを得ないだろうから」と語ると、高橋は「指原の2連覇は確実だと思う」と断言したが、指原は「今年はファンの方に『無理してください』ってお願いしていたので、それが2年続くかどうか…」とこれを否定した。また、指原は「たかみなの13万票は誰かに動く。そうなると唯一のオリジナルメンバーであるみぃちゃん(峯岸みなみ)に集まるんじゃないか」と、高橋の卒業が及ぼす影響を推察すると、高橋も「半分くらいは誰かに動くと思う」とこれに同意した。  そして、高橋が「今回の総選挙は笑った子もいれば泣いた子もいた。自分の頑張りが評価されるのは1年先だったりする。来年は卒業した身として見に行くので、11年目のAKB48を楽しみにしています」と総括し、番組が終了した。  総選挙を巡るメンバーの様々な思惑が明らかになった今回の放送。次回は『整形』をテーマに議論が行われる予定だ。 (文=向原康太)

「推しが全国区で売れるのは興味ない」「ロリコンは握手はしても票は入れない」ファンの特性が勝敗を分けたAKB48総選挙

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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NMB48公式HPより
開票から一夜明けた7日には、華やかなニュースショーの話題の裏で、メンバーの悲喜こもごもの声がブログやSNSに溢れた「AKB48 41stシングル選抜総選挙」。今回は272人が立候補、そのうち80名がランクインし、あの壇上に立った。そんな中、昨年の結果や速報と比べ、意外と、または予想通り? 伸びなかったメンバー、陣営について触れていきたい。  まず、速報の結果を聞き、総大将・山本彩が流した涙が後押しするも、総選挙の「てっぺん」まではまだ遠かったのがNMB48だ。山本彩は昨年と同じ第6位、渡辺美優紀が第12位の選抜復帰で「さやみるきー」復活の狼煙を上げるも、アンダーガールズ(17位~32位)に入ったメンバーはいなかった。ネクストガールズでは(33位~48位)、速報圏外から白間美瑠(第34位)・藤江れいな(第35位)が、また、去年より20以上順位を上げて上西恵(第35位)がランクイン。矢倉楓子(第40位)も1ランク上げて、このポジションを死守した。 「おたぽる」で続きを読む

レディー・ガガ、ニューヨークの性犯罪に対する法律改善を支持

レディー・ガガがニューヨークでの性犯罪に対する法律改善を支持するエッセイを執筆した。10代の頃にレイプされた経験を以前に明かしているガガは、同市のアンドリュー・クオモ州知事と協力し「イナフ・イズ・イナフ」キャンペーンを支援した。ビルボード誌に宛てられた共同文でガガは「今日ではあまりにも多くの大学生たちが性犯罪の被害に遭っているにも関わらず、あまりにも数少ない犯罪者だけが起訴され、被害者が回復するのに必要な措置が少ないことがあまりにも頻繁です」「その結果、被害者たちは正義を勝ち得ないだけでなく、その経験を公にする機会まで失っているのです。そのような困難な経験を公に口にできることは被害者の回復の手助けとなるだけでなく、性犯罪に付きまとう恥ずかしさを取り除くことについて基本となることです」と綴った。 そしてガガとクオモ州知事はほかの政治家たちにも、性犯罪に向けて立ち上がるように呼びかけている。「我々にはこの国の若い男性女性に対する責任があり、各地での性犯罪に対して立ち上がる責任があります。立法者から教育者、ボーン・ディス・ウェイ・ファウンデーションのような賛同者から学生たち本人まで、この問題について協力する必要があるのです」「力を合わせ、若者たちを精神的、感情的、身体的に育成するのに必要な基盤を作り上げなければならないのです。一言で言えば、もうこりごりなのです」

浜端ヨウヘイが語る、“大きな音楽”が生まれる場所「旅を続けるなかで新しいテーマに出会う」

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【リアルサウンドより】  シンガーソングライターの浜端ヨウヘイが、1stアルバム『BIG MUSIC』を6月10日にリリースした。プロデューサーに江川ゲンタを迎えた同作は、ラグタイムやロカビリー、フォークといったルーツ・ミュージックから、ビートルズ的なエッセンスまで消化し、浜端らしい大らかな歌声と豊かなメロディで奏でた、まさに“BIG MUSIC”と呼ぶにふさわしい作品だ。地元の京都・鴨川から宮古島、果てはボルネオ島の原生林まで、各地を旅した経験を軸に紡ぎ出したという楽曲たちには、どんな思いが込められているのか。そして本作の制作を通じて見えた、シンガーソングライター・浜端ヨウヘイの音楽的展望とは。『BIG MUSIC』にまつわる話を、たっぷりと語ってもらった。

「ずっと丼ものが出続けるコースみたいなアルバムになった」

ーーこれまでシングルで浜端さんの音楽を聴いてきましたが、アルバムとなると印象が違ってきて、サウンド全体に奥行きや幅広さを感じることができました。今作をどんなコンセプトで制作したのか、改めて教えてください。 浜端:シングルの時から、1枚を通して聞いた際に、僕の音楽が全体的に伝えられれば……というコンセプトでやってきたんですけど、それをもっと凝縮して、より具体的に伝わるようにしたのが今回のアルバムです。ひたすら自分の音楽を詰め込んだ、ずっと丼ものが出続けるコースみたいな勢いですね(笑)。結果として、キャラクターが強い曲ばかりになりました。とはいっても、ライブではお馴染みのずっと歌い続けてきた曲が半分くらい、書き下ろした曲が半分くらいで、そういう意味ではバランスよくまとまったと思います。これまでずっとやってきたことの到達点であり、これからの出発点でもあるというイメージですね。最初はもうちょっとさらっと聞ける曲があってもいいかなと思ったんですが、結果としてベストアルバムを聞いているようなボリューム感で、聴きごたえのあるものに仕上がって良かったと思っています。 ーー全曲がメインディッシュみたいなアルバムであると。もともと200曲近いストックがあるということでしたが、そこからどういうプロセスで曲を選んだのですか。 浜端:ライブでやってきた曲を中心に組み立てていったので、スムーズに決まりました。曲順もライブに沿う感じで、冒頭から徐々に盛り上がって、そこでいったんトーンを落として、もう一度盛り上がりの曲があって、そしてフィナーレに流れ込んでいくという構成になっています。だから必然的に1枚を通して聞くと、ライブをひとつ見終わったくらいの満足感になっていると思います。 ーー今回のアルバムには、ブルース的な曲もあれば50年代のロックンロールっぽい曲もあるし、アコースティックな曲もあります。改めて浜端さんの音楽ルーツについて聞かせてください。 浜端:こういう風に並べると、僕は本当になんでもありなんやなという感じです。「BELONG-BELONG」とか「スーパーマン」、あとは「限りなく空」、「ノラリクラリ」、「大男のブルース」なんかは、ラグタイムやロカビリー、あるいはフォークといった音楽と通じていますし、一方で「群青ホライズン」とか「結-yui-」みたいな王道J-POPもあって、“俺にはこういうのもあるんだ”という発見になりました。でも、やっぱり根幹として、僕の真ん中にはビートルズがあると思います。 ーー「MUSIC!!」はまさにそんな曲ですね。 浜端:「MUSIC!!」は、ビートルズへの思いを全部出したという感覚がありますね。ビートルズの楽曲って、どんなシチュエーションにも必ず合うと思っていて、大きいことを言うようですが、そんな風に人々の暮らしとか生活の中に馴染む音楽が作れたらいいなと思っています。

「旅先で見たものを書くのは、僕にとって揺るぎないもの」

浜端ヨウヘイ / MUSIC!!

ーー「MUSIC!!」は、浜端さんのメロディメーカーとしての良さが出ている曲だと思いました。この曲はいつ頃、作ったのでしょう。 浜端:2、3年くらい前です。会社を辞めて音楽だけでやっていくことを決心した時期で、セカンドシングルの「無責任」を書くちょっと前くらいですね。1曲目の「Starting over」もそうなんですけど、僕はこれまで“命”とか“音楽”とか“愛”みたいな、大きいテーマから逃げてきたところがあるんです。そういうのを歌うのは、ちょっと気恥ずかしくて。でも、その時期は「そんなこと言うとる場合じゃないやろ」と思って、頑張って書いたんですが、やはりやりきれる自信がなくて、なかなかライブでは出来なかった。今は頼りになる先輩やバンドメンバーがいて、ようやく形にすることができたという感じです。 ーー浜端さんの中でようやく、機が熟したわけですね。「これから自分は音楽をやっていくんだ」という宣言文のような曲でもあります。 浜端:そうですね、本当にそう思って書いた歌だったので。ボルネオで書いた「Starting over」も、僕にとっては“命”という大きなものをテーマにした新しいアプローチの曲でした。 ーー「Starting over」はどんなシチュエーションで書いたのですか。 浜端:環境問題をレポートするという招待でボルネオ島に行ったんですけど、その滞在期間中に作りました。ボルネオ島のダナンバレーという原生林の中を、夜明け前から歩き始めて、そこから二時間、ガタガタの道をバスで走って、また日が沈むまで歩いて……。日付が変わるころに寝たら、次の日はまた早朝から起きるっていうスケジュールの中で、だんだんみんな口数が減っていくんですよ。最後はみんな白目をむきながらバスに揺られている感じで(笑)。でも、夜明け前には素晴らしい光景にも出会えました。ジャングルにはキャノピーウォークっていう、10数メートルもある木の真ん中にかかった吊り橋があって、その吊り橋をわたっている最中に、夜がどんどん明けていくんですね。夜中にはずっと虫の声が大きくて、星があって、それは美しい夜なんですけど、だんだんと日が昇るに連れて、空が白んで、虫の声が小さくなっていって、今度は鳥とか動物たちの声に変わっていくんです。何かが変わっていく瞬間の光景で、これをちゃんと歌にできたら、それは“命”というものに目を向けることになるじゃないかと感じました。これまで書けなかったテーマに挑戦するきっかけになる、すごく有意義な体験で、やっぱり「旅せなあかんな」と思いましたね。 ーー浜端さんの楽曲は、訪れた土地ごとに作られるものが多いですね。 浜端:旅先とかで見たものを、写真のように切り取って書くというのは、僕にとって揺ぎないものだと思うので、旅をしながら歌を書いて、それを聞いてもらう旅をして、その旅の中でまた歌を書く、ということを続けていきたいと思っています。「旅」は大きなキーワードで、きっと僕の足が動かなくなるまではずっと旅を続けていくんでしょうね。 ーー実際の体験を通して、何かを生み出すタイプなのかもしれませんね。作ってから時間が経っている曲もあると思いますが、それぞれに思い出はありますか? 浜端:あります。どこで書いたとか、全部覚えていますよ。たとえば「BELONG-BELONG」は僕が今、暮らしている近所の焼き鳥屋さんで書いたんです。上京してきてそれほど用事もない時に、日が暮れるまで部屋にいて、夜になったら焼き鳥屋に行って、ごはんを食べさせてもらうという生活が毎日続いていて。ママから「あんたそろそろうちの歌書きなさいよ」って言われて書いた曲です(笑)。「鴨川」もそんな感じで、地元の街を出歩いた時にできた歌ですね。7曲目の「群青ホライズン」は、宮崎県の雲海酒造さんのタイアップで書き下ろしたんですけど、日向灘っていう宮崎の海をテーマにした歌です。実際に山さんの前座で宮崎に連れて行ってもらった時に、朝ひとりでジョギングして海の前に立って、その時のことを思い出したりしながら書きました。僕、海や空の曲がすごく好きなんですよ。 ーーたしかに海や空がいくつか出てきますね。空はその時々の心境によって、映すものも違うでしょうし。 浜端:そうですね。ほんまモヤモヤしてる時に見る空は濁って映ったりもするし、逆にどうしようもないほど落ち込みきった時は、すごく救われるような色にも見える。いろいろな空を思い出しますね。 ーーアルバムを作り終えた今は、空を見上げてどんな風に思いますか? 浜端:空を飛びたいですね(笑)。前は下を向いて歩いてたんですけど、今はちゃんと見上げられた気がするので。手を広げて高く飛んでいけるようなイメージです。 ーー浜端さんは開放的というか、おおらかな感じがするから、「無責任」のような繊細な曲を書いていた時代ってあまり想像がつかないんですが、それはだんだんと乗り越えてきたものでしょうか。 浜端:乗り越えたというよりは、その時代の上に立っているという感じです。今になって、すべてが糧になっているのではと思います。当時はきっと、ひどい顔をしていたと思いますよ(笑)。

「今作のレコーディングで一発録りが好きになった」

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ーー先ほど話に出ていたように、大きいテーマが歌われているのも、このアルバムの特徴ですね。こうした歌を歌えるようなきっかけは? 浜端:それはやっぱり、音楽だけでやっていくんだと決めて、環境も大きく変化したからだと思います。上京したこともそうですし、オフィス オーガスタに所属したことも、山崎まさよしさんの前座を務めるようになったことも、すべてが影響していますね。そうした環境の変化があったからこそ、歌ってもええんやぞと、背中を押されたというか。 ーー共演している熟練のメンバーによるアンサンブルも、浜端さんの歌を前に押し出していく力になっていると思います。レコーディングはどんな様子だったんですか? 浜端:基本的には、一発録りに近い状態で、そこに西慎嗣さんのギターを重ねてもらったりしています。「ラブソングみたいに」では、ヴァイオリニストの金原千恵子さんに入ってもらっていますが、これも一発録りですね。「BELONG-BELONG」と「スーパーマン」の2曲はライブハウスで「せーの」で録っていて、笑い声とかもそのまま入っています。よく聞くと、お店の電話の音が鳴っているんじゃないの?っていうところもあるんですけど、そういうのも全部含めて、宮古島の空気感の構成要素なので、あえてそのままにしています。たぶん東京のスタジオでセッションしても、この雰囲気は出なかったんじゃないかな。僕はもともと、一発撮りは間違えたりするから苦手だったんですけど、今作のレコーディングを経てからは、むしろみんなで一緒に音を出すほうが好きになりましたね。 ーープロデューサーの江川ゲンタさんとはどんなやり取りがありましたか。 浜端:リーダーシップを発揮してみんなを引っ張ってくれて、メンバーをきちんと同じ方向に向けてくれたのが素晴らしかったですね。「Starting over」の時はスタジオに入ってから「どうする、どうする」って言ってたんですけど、3回目くらいの合わせで、ちゃんと同じ着地点をイメージしながら音を出せた気がします。クリックを外れたところで鳴らすギターも、西さんと僕のギターはバッチリ揃いましたし。 ーー浜端さんとみなさんが共通して目指していた音楽というのは、言葉で表現するとどういうものでしょう。 浜端:今作では「BELONG-BELONG」のように、ほぼ一発録りの曲がある一方、「ノラリクラリ」などは、実はすごく作りこんでいるんですね。そのコントラストははっきり出したいと思っていました。そのため、録るまでにいろいろと試行錯誤をしているのですが、逆にマイキングなどの細かいところが決まれば、プロフェッショナルな方々が揃っているので、録音自体は早かったです。アコースティックギターの音色ひとつ取っても工夫を凝らしていて、そうしたことが思った以上の効果を生んだのは良かったですね。僕自身が目指していたところでいうと、今回はビートルズというテーマがあって、このギターを使うと近い音が出るよとか、この曲はジョンのこんな弾き方で……といったコツを、西さん達に教えてもらいました。 ーー目指したのはいつ頃のビートルズのサウンドですか。 浜端:僕は初期の頃、いわゆる赤盤のサウンドが好きで、先ほども言いましたが、それは暮らしのどのシチュエーションにも合う音楽だと思っていて。歌の内容ももちろんですけど、サウンド面においてもそれは言えて、鳴っているだけで体が動いてくる感覚というか、大きい意味での“音楽”という感じがします。そうやって目指したものは、最後の「MUSIC!!」という曲に全部詰め込むことができた感じで、思った以上の仕上がりになりました。

「30代のシンガーとして等身大で歌える歌を増やしていきたい」

ーー以前のインタビューで、宮古島で一緒に暮らしている人たちや、数人のお客さんの前で歌っていたのが原点だと言っていましたが、今は多くの人の前でライブを行ったりしているので、かつてとは異なる感覚もあるのではないかと思います。 浜端:そうですね。たとえば「鴨川」とかは、僕の言いたいことはひとつも入ってない。「Starting over」もそうですけど、「だからこうしようぜ」とか、「こう思うよ」みたいなことってほとんどないんですよね。見たままをそのまま書くとか、あとは全然関係ない物語を書くとか、そういうのは山さんの前座をさせてもらう中で「こうやっていきたいな」と思えたテーマだったし、そこにちゃんと挑戦して、うまく形にできてきたと思います。 ーーさきほど、J-POP的なルーツも持っていると言っていましたが、そういう意味で“みんなが口ずさめる歌”というのは、目指していくもの? 浜端:僕はそこが大前提というか、根幹にそれがありますね。もちろん、それ以外の歌も歌っていきたいと思うんですけど、基本的にはみんなで歌える歌がいいですね。ひとりで色んなところを回っていた頃から、日本中に知り合いとか、応援してくれる人がいるし、そういう人たちがふと入ったコンビニで聴いたりとか、ラジオで聴いたり、テレビで聴いたりできるような、広く受け入れられる音楽を作りたいと思っています。山さんの前座で見てくれた人たちも、1年以上経って自分のライブで行っても、「楽しみにしてました」って言って来てくれるようなお客さんたちいっぱいいるし。早くそういう人たちのところに歌が届いたら嬉しいですね。僕が現地に行って歌うのももちろん大事なんですけど、そんな風にしてその人たちの耳に僕の歌が届くっていうのは、良い報告というか、「頑張ってるで」っていうのを見せられるひとつの手段やと思うから。そういう意味で一番挑戦したのは、やはり「MUSIC!!」で、これまでで最も大きなテーマの歌です。なにしろ「僕は音楽が好きやねんで」「いいやろ音楽」っていうだけの歌ですから。 ーーなるほど。いい意味で夢がある曲ですよね。今後、浜端さんはシンガーとして、こうした方向性を目指すのでしょうか。 浜端:そうですね、自分の思っていることを素直に吐き出すということは、これまでずっとやってきたのですが、今後はそれを超えていって、30代のシンガーとして等身大で歌えるような歌を増やしていきたいと思っています。今回、課題としたところでいうと、物語を書くことだったり、写真を見てそれを歌にすることだったり、歌に温度感を出すということですね。それと、今後はもうちょっと大人な恋愛の歌も歌ってみたいです(笑)。「ラブソングみたいに」みたいなストレートな歌もあるんですけど、結局これもね、ほんまのことを言うと女の子じゃなくて、音楽に対してラブソングを書いたという感じがあるので。そうじゃなくてもっと、大人の恋愛の曲(笑)。僕の歌はちょっと日記的な部分があったんですけど、そこからもう少し、年を重ねたなりの表現の工夫をしたいと思いますね。今回の「MUSIC!!」みたいに単純なことをでっかい声で、小さなことを大きく歌っていけるようになりたいと思います。でも、体はこれ以上大きくならないですよ(笑)。 (取材=神谷弘一/構成=松田広宣)
hamabata_BIGMUSIC_shokaiJKth_.jpg浜端ヨウヘイ

『BIG MUSIC(初回盤)』

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浜端ヨウヘイ『BIG MUSIC(通常盤)』

■リリース情報 『BIG MUSIC』 発売:6月10日 初回生産限定盤(CD+DVD):¥3,500 通常盤(CD):¥3,000 ≪収録楽曲≫ 1.Starting over 2.結-yui- 3.ノラリクラリ 4.限りなく空 5.大男のブルース 6.鴨川 7.群青ホライズン 8.ラブソングみたいに 9.BELONG-BELONG 10.スーパーマン 11.無責任 12.MUSIC!! [初回限定生産盤DVD内容] ≪Music Video≫ ・結-yui- ・無責任 ≪Live at ZUBIZUBAR in MIYAKOisl.≫ ・ノラリクラリ ・限りなく空 ・BELONG-BELONG ・Traveler

定職についた“バカボンのパパ”に、ソニーがらみで改名した『魔法使いサリー』…アニメ化にまつわる“大人の事情”

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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原作完全版 魔法使いサリー(講談社)
 マンガが映像化される際に設定や登場人物が変更となるのは、ままあることだ。昨年10月に放送されたドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ)では物語の舞台が小学校から高校に変わったことが原作ファンの批判の対象となり、今年に入ってからも映画『寄生獣』のストーリー変更が物議を醸した。こうした設定変更は監督の考えや演出の都合などによることも多いだろうが、中にはやむにやまれない“大人の事情”で設定が変更となる場合も多いのだ。  6月8日に放送された『大人も知らない大人の事情』(テレビ東京)では、そんな世の中にあるさまざまな“大人の事情”を取り上げ、その理由などを紹介していた。番組が取り上げたさまざまな“大人の事情”の中には、『魔法使いサリー』と『天才バカボン』アニメ化にまつわる裏話も。 「おたぽる」で続きを読む

「AKBは病んでるコが多すぎ」と小嶋陽菜が苦言! なぜアイドルは「病み」を告白するのか

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AKB48公式サイトのプロフィールより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  AKB48の小嶋陽菜が「SPA!」(扶桑社)2015年6月9日号のインタビューで語った後輩メンバーへの警鐘が話題を呼んでいる。  小嶋はSNSを通して悩みをあからさまにさらけ出してしまう後輩たちについて、「AKB48の後輩からのLINEとかを読むと、ビックリします。病んでるコが多いなぁって」、「今って、病んでることがおしゃれな時代なのかなと思うんです(笑)。だからなのか、「疲れた」とか、「もう無理」とか平気で書けちゃうし、みんなでコメントしたり共有し合ってて。その感覚がギリ昭の私からすると考えられないんです」と語る。  さらには「過呼吸」についても、こう話す。 「あれもよくわからない」「過呼吸のなり方(笑)」  なんか、中間管理職のオッサンが新橋の飲み屋で「最近の若手はったく…」とくだを巻いているようでつい笑ってしまうが、たしかに、AKBメンバーの病み告白、闇証言は多い。  次期総監督である横山由依は755でファンからの「みんな病んでるの?」というコメトに対し、「みたいですね」と返信。その同期である中村麻理子も755で「元気あってもできないことってあるんだよ。リアルなことをいうとお金があればなんでもできるのが現実だよね」と投稿した。  HKT48の兒玉遥は『HaKaTa百貨店3号館』(日本テレビ系)で「アイドルなんて常に病んでますよ」と言い放った。また、渡辺麻友は、主演ドラマの不振が続く時期、755に「不人気」「さよなら」と連続で投稿している。  とくに、病み告白が増えるのが総選挙の直前だ。倉持明日香は12年の総選挙時に「眠れない…」「次生まれ変わるとしたら人間にはなりたくないなあ」とグーグル+に投稿した。ちなみに、彼女は今年の総選挙は辞退している。  今年の総選挙では、NMB48のエース・山本彩が選挙期間中に限界状態に陥った。5月8日、755に「最近、動悸と耳鳴りと幻聴が多いんですけどこれって五月病?(笑)」「人が居らへんのに数人の会話が聞こえたり部屋で歌声が響いてたり走ってないのに救急車のピーポーピーポーって音が聴こえてきたりする」と書き込み、ファンを心配させている。  小嶋が「なり方がわからない」という過呼吸も、頻発している。やはり先日の総選挙では、次世代エース候補と評価されながらランクインできなかった大島涼花が過呼吸で退場したのは話題になった。  ただし、小嶋は「ギリ昭の私からすると考えられない」と、若手の甘えをほのめかすが、「アイドルの病み」というのは、かなり前からAKB48についてまわっているものだ。過呼吸にしても、11年の西武ドームで、前田敦子・大島優子・高橋みなみらが過呼吸で倒れて以来、定番の光景と化している。  こうした背景には、明らかに運営による彼女達へのプレッシャーがある。総選挙はまさにそういったプレッシャーの最もたるものだし、すさまじい過密スケジュールで心の余裕がまったくないというのも、彼女たちのメンタルを傷つけていく。  河西智美は卒業後、「AKB時代は小さなつらいことがリセットできないまま募るから、次第に“大きなつらいこと”になっていった。一個一個は、超えられるだけの力はあったけれど、それを一個ずつ処理する時間がなかった。嫌なことがあってもすぐステージに上がったり、取材があったり、笑顔でいなきゃいけなかったり…。精神状態と表向きにギャップがありすぎて混乱していたのかな」と、多忙なスケジュールが心を追い詰めていたことを語っている。  また、まだ実力が伴っていない若手を運営のプッシュで強引に押し出すことによりファンの反感を買うのも彼女たちを追い詰める。  その最たる被害者が、光宗薫だ。彼女は11年にAKB48に加入。「スーパー研究生」ともてはやされ、正規メンバーになる前から中居正広主演のドラマ『ATARU』(TBS系)に出演するなど、運営から強烈に押し出された。  結果として、そのことが猛烈なアンチを生み、総選挙では圏外に。結局、AKB48としての初ステージから1年も経つことなくグループから離脱してしまった。  もちろん、こういう構造はAKBだけではない。アイドルを大量にフォローしていると、夜中に鬱ツイートがしょっちゅうタイムラインに流れてきて、翌朝もう一度見てみると、それらのツイートはきれいさっぱり消されているという現象がよく起きる。  たとえば、PASSPO☆に在籍し、15年5月31日に活動休止した槙田紗子は、同月14日の深夜に突如「メンバーみんな頭使えないし、こんなとこいるの無理だよ。それはみんなもわかるよね。ほぼ中卒だし、マトモな人間じゃないんだからさ。さこはよくここまで続けられたわ。最初から芸能なんてしなければよかった。ブサイクばっか相手にしたし。芸能初めてから何人とエッチしたんだよって」とTwitterに書き込み、「病み」と「闇」を同時に明かした(事務所からは、アカウントを乗っ取られたとの発表があったが、その後の経過報告はない)。  また、バニラビーンズのレナは「わたしの性格って、みんなからどういう風に見えているのかな?」といった、ファンからしたらドキッとしてしまうような内省的なツイートを深夜に突然投稿することで知られている。  これらも、いかに彼女たちが苛酷な状況におかれているか、ということの証明だろう。  ただ、一方で、小嶋の言うように、最近の若いアイドルにとって「病み」がファッションになっている側面はあるかもしれない。というのも、「病み」の告白が人気獲得につながるからだ。  AKB48に話を戻すと、実際、総選挙速報後に順位がよくなかったメンバーが軽い弱音をネットに書き込み、その「病み」を、ファンに投票を促すための武器に使う光景は毎年見られるものである。今では、それをしないメンバーはほぼ皆無といってもいいぐらいだ。  かく言う小嶋自身も、速報発表後に弱音をツイートするのを、ファンの間では「伝統芸能」と呼んでいた。ちなみに、彼女は、選挙を辞退した今年、「本音を書くと伝統芸能って言われたり、なんて書こうか悩んでたなー」とツイートし、「伝統芸能」と称され、自分の病みや弱音を利用していたかのようにファンに思われていたことを憤っていた心中を告白している。  その成功例がAKB48の佐々木優佳里だろう。彼女は、755で「可愛くなりたい可愛くなりたい可愛くなりたい」「めんどくさいのはじぶんでわかってます。すぐ不安な気持ちになる」といった言葉を連続で投下。また、誕生日に「おばあちゃんになっていくねー」と冗談でコメントしてきた同じグループのメンバーに対し、ジョークを真に受けて激怒。そのあまりにもネガティブなキャラクターがウケ、『有吉AKB共和国』(TBS系)では彼女の特集も組まれた。  面倒くさいながらも、メンヘラっぽい女の子好きな男子たちが思わず支えたくなってしまうキャラクターは、ファンを「信者」化し、「ハピネス教」(「ハピネス」はネガティブな自分を奮い立たせるために使う彼女の口癖)と呼ばれている。ハピネス教徒の力はすさまじく、15年選抜総選挙では、17,466票を獲得し、見事50位に輝いた。  そして、彼女達のロールモデルになっているのがおそらく、前田敦子であり、先日の総選挙で見事1位に返り咲いた指原莉乃だ。  指原がブレイクにいたる快進撃は、09年9月25日に『週刊AKB』(テレビ東京)で放送された「第1回肝っ玉クイーン選手権」において、バンジージャンプを飛ぶことができず、「へたれ」というキャラがついたことにはじまる。  指原莉乃『逆転力~ピンチを待て~』(講談社)では、この時バンジーを飛べなかったことについて、「やばいなと思いましたね。これはまずいぞと。ただでさえ当時、総選挙で選抜に入れず弱くなっていた自分の立場が、これで相当危うくなったな」と語っている。  結果として、今までは「少しMCがうまい」程度の立ち位置であった彼女に、この放送で「へたれ」という強力なキャラがついた。アイドルにつけられるキャラクターとして「へたれ」は決してほめ言葉ではないように思うが、指原は前述の本でこう語る。  「秋元さんに、「指原のへたれなところ、弱いところを応援してるファンが多いんだぞ」と言われて、「あ、そうだったんだ。ラッキー!」と。へたれに関しては、周りが言うなら自分はそうなんだ、と思って乗っかっていっただけなんです (中略)  でも、この時のバンジー拒否というピンチから、へたれキャラというチャンスが生まれたことは間違いありません。このキャラが付いて、広まっていったおかげで、自分を取り巻く状況がどんどん変わっていきました」  「へたれ」というキャラを積極的に受け止め、自分の弱点を押し出していくことに意識的だったことが、ここでは語られている。  実際、この後、彼女は自らの弱みを次々と表に出すようになる。中学生の時にイジメを受け、不登校になった過去。そんな自分を支えてくれたのは、モーニング娘。をはじめとしたアイドルであり、その時期に自分の好きなアイドルを話題にして2ちゃんねるに書き込んだり、ブログを立ち上げたりといったことが今の自分をつくっているということ。そういった暗い過去の告白が、さらに彼女のファンを増やしていった。  アイドルを応援する動機は二つある。一つは「付き合いたいと思う、疑似恋愛の気持ち」、そして、もう一つは「この子を『支えたい』と思う気持ち」である。  そして、「この子を『支えたい』」と思わせるためには、少し弱いところを見せた方がいい。 歌もダンスも演技もお喋りも、すべてが完璧なアイドルよりも、ちょっとヌケているぐらいの子の方が愛される。その「弱みを見せる」ことを意識的に行い、成功していった先輩のケースを見て、若いアイドルたちがこぞって、「病み」の告白をはじめた。小嶋はそういう状況にいらだっているのかもしれない  しかし、これもアイドルたちの「病み」のひとつの側面でしかなく、一方ではほんとうに精神を病んでいるアイドルも少なくない。本物の病みか、ブランディングなのか。 まあ、いずれにしても、彼女たちを使って金儲けをしている大人たちが彼女たちをその状況に追い込んでいることだけは間違いないが……。 (新田樹)

ボビー・クリスティーナ・ブラウン、14歳の頃から薬物中毒だった!?

ボビー・クリスティーナ・ブラウンが14歳の頃から薬物中毒であったと新刊で書かれている。イアン・ハルパリンによる非公式の伝記『ホイットニー・アンド・ボビー・クリスティーナ:ザ・デッドリー・プライス・オブ・フェイム』では、今年の1月に自宅の浴室で意識不明の状態で発見されて以来昏睡状態が続いているボビー・クリスティーナが15歳を迎える直前に手首を切ったうえ母ホイットニー・ヒューストンを刺そうとして精神病院に入院していたと記されている。 さらに自身の薬物問題に手一杯で娘を助ける余裕がなかったとされるホイットニーが2012年に他界して以来、ボビー・クリスティーナの態度はさらに無謀なものになっていたようだ。ある関係者は「ここ2年くらい、ボビー・クリスティーナはワイルドで無謀なおかしな連中とつるんでいました」と話す。これまでにマイケル・ジャクソンやブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーについてなど物議を醸す書籍をこれまでに執筆している著者のハルパリンに対し、地元の薬物中毒者はボビー・クリスティーナが浴槽内で発見されたのは薬物中毒者が意識回復のためによくやるように水浴びをしようとしたためではないかと話したという。さらにハルパリンは「この人物は誰かが過剰摂取に陥った場合、意識を回復させるために色々な方法があるとしながら『僕はお風呂でやろうとした人を見たことはありませんがね。冷たいシャワーを使って助けたことはあります。冷たい水を浴びせて叩いて起こすんです』と話していた」と続け、「これにより、救急隊員が目にしたと言われている顔のあざの説明がつく」と結論付けている。

AKB48『選抜総選挙』は“変化の季節”を迎えた? 各メンバーの参加スタンスから考える

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『41thシングル選抜総選挙』開票結果

【リアルサウンドより】  AKB48グループの『41thシングル選抜総選挙』は6月6日、福岡・ヤフオク!ドームで開票イベントが行なわれた。今年の総選挙に関して特に注目すべきは、この恒例となった一大イベントに対する個々のスタンスが、例年にもまして多様化してみえたことだろう。その兆候はまず、松井玲奈や小嶋陽菜らの「不参加」という選択にうかがえた。彼女たちは、戦いから「降りる」という選択肢が、「戦う」という選択肢と同等に存在することを、自らの不在をもって提示した。もちろん、過去にも辞退したメンバーはいたし、今回の不参加者も松井や小嶋ばかりではない。しかし、とりわけ通常なら選抜入りが確実視された松井と小嶋の軽やかな離脱は、48グループの外にも広い世界があること、どのメンバーも永遠にこの組織内で戦い続けるわけではないことを示すものだった。それは、すでにグループ外でも地歩を固めつつある二人だからこそできた行動である。総選挙を絶対的なものにしない視野を提案してみせたことは、長期的にみても大きな動きだったように思う。  また今回、すでに卒業を発表している高橋みなみを1位に押し上げようとするファンの高まりがあったことも、メンバーおよびファンの側も含めてのスタンスの多様性をうかがわせた。従来、AKB48の総選挙1位は、次回選抜シングル曲のセンターであると同時に、その先のグループの顔を託す意味合いも込められるものだった。しかし、来年以降グループにいない高橋が1位を取るとすれば、それは彼女のAKB48でのキャリアの集大成かつはなむけとしての意味を持つ。高橋の順位にまつわる盛り上がりは、総選挙にこれまでなかった機能を見出すものだった。 また、今年の選挙期間中に目についたのは、メンバーが上位を目指せば目指すだけ、ファンに「負担」をかけることになるというこのイベントの一側面を、メンバー個々が自覚したような発言の数々だった。開票イベントのスピーチでは、特にアンダーガールズ以下のメンバーがしばしば、自身の獲得順位を「素敵な順位」と表現した。それは上位を目指すこととファンに負担を強いることとの間で揺れる当事者たちの葛藤を感じさせる言葉だった。立候補者数も投票数も巨大化していく中で決定される「序列」は、その数字の意味をどう受け取ればよいのか、年を追って解釈が難しくなっていく。AKB48の総選挙が、しばしば喧伝されるほどシンプルな「戦い」ではなく、参与する人々もまたそうした悩ましさに対して超然としているわけではないことを象徴する一例だったといえる。列記したような事象の数々は、選抜総選挙というものがひとつやふたつのベクトルで解釈できるほどたやすいものでないことを示している。だからこそ、特に近年の総選挙には「祭り」という、殺伐としがちな空気を和らげるような解釈が選ばれることが多くなっているのだろう。  一方で、16位に入り選抜を勝ち取った武藤十夢は、スピーチでその「祭り」としての見方をはっきりと否定し、上位に食い込んだメンバーがチャンスを掴むという、この総選挙のシンプルかつ重要な役割を強調してみせた。それは総選挙をステップアップの機会にしてきた武藤にとっては自然な視野なのだろう。彼女の迷いのない清々しいスピーチは、選抜総選挙を「祭り」というクッション的な言葉のみでまとめてしまわない説得力があった。このようなメンバーごとの総選挙に対する意味付けはまた、各々のグループ内での、あるいはキャリア途上での現在地を浮き彫りにするものでもある。ようやく主役の一人になる足がかりを掴みつつあるメンバーにとっては、今も昔もこのイベントは勝負をかける重要な大一番である。選抜に食い込み、あるいはトップをうかがおうとするメンバーたちの、己を前面に出す野心的なスピーチもまた印象に強い。「戦い」としての機能は、当然ながらいまだ有力なものである。  しかし何より、総選挙はAKB48グループの「顔」が現在、どのような形で存在しているのかを指し示す場所である。今年の1~3位は、指原莉乃、柏木由紀、渡辺麻友の3人だった。形式の上ではもちろん、昨年2位だった指原が2年ぶりにトップに返り咲いたことが刻まれるべき結果である。しかし実際にはこの上位3人にとって、数字上の結果は何かを絶対的に決定づけるものではないのではないか。各人がそれぞれを認め合いながら共闘しているような姿に、そんなことを感じた。  AKB48グループがある意味で日本を取り巻くような超巨大規模になった今、そこでトップをとることは、一組織の中で首位に立つだけの話ではなくなっている。決して小さくない影響力を持つこのグループをいかに位置づけ、維持していくのか。開票イベントでの彼女たち3人の姿勢には、そこまでを含んだ視野が備わっているように見えた。スピーチの際、それぞれに歓喜や悔しさを忍ばせながらも、3人には順位に対する執着がさほどないように見えたことが印象的だった。指原、柏木、渡辺の3人は、それぞれの仕方でアイドルに愛着を持ち、「アイドル」というジャンルに自覚的なメンバーたちである。この3人は個人のパフォーマーとしても、随所にクレバーさを発揮して各々の「アイドル」像を模索し、体現しながら現在のポジションを築いている。ただしまた、48グループの中枢メンバーとしての彼女たちは、個人の数字や序列以上に、この巨大なアイドルグループをどう担い、社会に対してどう見せていくのかを常時意識しているようにみえる。つまり、総選挙という組織の内側のダイナミズムの上では互いに戦うことにはなっているが、より長期的な目標としては、組織を背負って歩んでいくという同一の使命を自覚的に共有しているのではないだろうか。  それは1位を獲得した指原の言葉に垣間見える。指原はスピーチで、自身のグループ内での来歴を冷静に分析したうえで、もはや現在の彼女にはそぐわない日陰者的なキャラクターを今あえて再度背負い、そんな彼女が1位をとったことの意義を宣言してみせた。それは、選抜総選挙で「指原莉乃」という個人が1位を獲得したというストーリーと、AKB48グループが全体の活動を通じて描くことのできる普遍的な夢とを見事に重ね合わせるものだった。一見、ごくパーソナルなストーリーを語っていたようにも見えたこのスピーチは、決して彼女個人のみに収斂するミクロなものではない。これまでのグループの歴史と総選挙というイベントの大きさを背負って、トップアイドルが世に向けて放った、より射程の大きいメッセージだった。  前田敦子と大島優子が総選挙で1位を競っていた頃は、1対1という構図も手伝って否が応でも「戦い」としてのアングルが強調されていた。しかし現在の指原、柏木、渡辺の場合、あえて言えば誰が1位になったとしても、3人で背負う役割はさほど変わらない。1位という数字を誰が取るかよりも、この3人で今の48グループを背負い、有象無象の雑音の矢面に立ち、社会の中で勢いを維持するべく立ち回っていく。そんな「3人のトップ」の三者三様のバランスが確かなものになったのが、今回の選抜総選挙だった。そしてまた、逆説というべきか必然というべきか、組織内のみの順位に拘泥しない視野に立った3人だからこそ、他を寄せつけないほどの支持を受け、トップ3を獲得しえたということなのだろう。現在の48グループにとって、中心を託すことのできるメンバーが「束」として存在していることは、何より頼もしいことなのかもしれない。 ■香月孝史(Twitter) ライター。『宝塚イズム』などで執筆。著書に『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』(青弓社ライブラリー)がある。