8.6秒バズーカーのマネをして、声優・宮野真守&小野Dに非難の声!? 『頭文字D』舞台挨拶が引き起こした騒動

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新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-公式サイトより。
 5月30日に『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』公開2週目舞台挨拶が開かれ、宮野真守、中村悠一、小野大輔といった人気男性声優らが登壇した。名前を聞いただけで黄色い歓声が沸き起こることが予想できそうな豪華な現場となったが、同舞台挨拶で起こったとある一幕に、なぜか一部から非難の声が上がることとなった。  本作はマンガ家・しげの秀一氏による、走り屋の若者たちを描いた人気マンガ『頭文字D』(講談社)が原作。過去にはアニメ、OVA、劇場版と幅広く展開されているが、今回は3部作の新劇場版アニメとしてスクリーンに帰ってきた。第2弾である『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』では主人公・藤原拓海の中に芽生え始めた闘走本能が炸裂し、ライバルたちとの激しいバトルが繰り広げられる。加えて、拓海が駆る車は、トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型。通称「ハチロク」と言われているため、“ハチロク”つながりで、お笑いコンビ・8.6秒バズーカーが“ガヤ”として声優を務めたことも、さまざまな媒体で取り上げられた。 「おたぽる」で続きを読む

イノッチがママ友と井戸端会議で情報集めしていた!『あさイチ』成功の秘密を明かす

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NHK『あさイチ』番組サイト「キャスター・リポーター紹介」より
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 〈その男、勝ち組につき〉〈今一番の“勝ち組の男”〉  5月末に発売されたサブカルテレビ情報誌「TV Bros.」(東京ニュース通信社)に躍った、この気になる惹句。今期ドラマ視聴率でキムタクに肉薄する佐藤健のことか。それともサブカル誌らしく芥川賞にいまいちばん近いとされるピース・又吉直樹の特集か……。だがその答えは、NHKの朝の顔、V6のイノッチこと井ノ原快彦だ。  たしかに井ノ原といえば、朝の情報番組のなかで視聴率トップを誇り独走する『あさイチ』(NHK)のMCに加え、長寿番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)の2代目司会に抜擢されたばかり。ジャニーズ事務所の司会者といえばSMAPの中居正広の名がかならずトップに挙がるが、一方でイノッチは、老若男女に愛される“お茶の間司会者”という地位を確実に築きつつある。  もちろん、イノッチ人気を不動のものにしたのは『あさイチ』あってのものだが、同誌の井ノ原インタビューによれば、番組当初はちょっと悲しいポジションだったようだ。 「『あさイチ』は、スタッフの方々と、有働(由美子)さんや柳澤(秀夫)さんがすでに考えてくれていて、僕は最初はあまり期待されてなかったんですよ(笑)」(同誌インタビューより)  周囲から期待されていないという、完全アウェーの空気。しかも、番組開始前は視聴者のあいだにも「朝からNHKにジャニーズ? 迷走してるなあ」という違和感が広がっていたのも事実だ。でも、井ノ原は前向きだった。 「実は、僕にとっては『やっと来た!』って感じで。奥様方が見る番組を見て育ってきたし、『僕が伸び伸びできる仕事が来た!』って、楽しくてしょうがないんです」 「朝からなんでそんな(ディープな)話題をって言われることも多いけど、実は同じことをゴールデンでやったら家族がいるから主婦は落ち着いて見られないんですよね。だから朝の、主婦が一人でテレビを見られる時間帯にそういう話題を扱いたいんだって言われて、だったら僕はピッタリかもしれない、って思ったんです」(同前)  井ノ原がこのとき思い出したというのは、幼少期のこと。母親や姉の友だちとデパートのセールに並び、退屈するイノッチ少年を尻目に彼女たちが交わすおしゃべり……。「あの時の女の人の中にいる自分。それは特別な体験だったのかもしれない。自分が得意だったことを披露できる場所をいただけたのかもしれないって思ったんです」と井ノ原は振り返るが、かしましい女性たちに揉まれた経験があったから、女性向け情報番組(しかもディープ)を楽しめたのだろう。  そういうイノッチの“こなれ感”は、番組内でも随所に出てくる。たとえば、涙を流す有働アナにハンカチを差し出す“ハンカチ芸”はいまや定番だが、『マッサン』の最終回前に玉山鉄二とシャーロット・ケイト・フォックスが出演した際には、シャーロットの通訳の女性まで泣き始めてしまった。そこで井ノ原は有働アナだけでなく、通訳の女性にもそっとハンカチを取り出したのだ。これには視聴者も「イノッチ、ハンカチ何枚持ってるの?」と大騒ぎ。  こうした井ノ原の細やかな芸もさることながら、『あさイチ』で好感度を上げたのは、きっと彼がいつも“上からでも下からでもない”視点、ひとりの生活者として発言する点にもあるだろう。実際、インタビューでも、「最近は子どものお迎えとかで、お友達のママさんから「今朝のあれ、チラッとしか見てないんだけど、どういうこと?」とかって聞かれるから、「じゃあ、ちょっと時間いい?」なんて話していると他のママさんたちも集まってきて」と、子育てを通して“生きた情報”を得ていると話している。  が、だからといって井ノ原は、他局のキャスターやコメンテーターのように知ったかぶりのコメントもしない。井ノ原は「“知らないことが罪”っていう状況に自分を置きたくなくて」と言う。いわく、「知らないことは教えてもらえばいいんだ」。 「あまりにも知らないことが多いと、それはそれで叩かれるみたいだけど。でもこんなに情報が溢れてるんだから、逆に知らないことがあってもいいと思うんです。それよりも、人の気持ちを考えないことのほうが罪だから」(同前)  この“人の気持ちを考える”というスタンスは、2014年10月15日に放送されたセクハラ特集の回に顕著だ。この日、番組では40代女性のセクハラ実態を紹介したのだが、そこで井ノ原は突然、番組批判をはじめたのだ。 「返しが上手くておもしろくしてくれるからって、縁結びとかそういうネタのときに有働さんに全部振るのも、俺はどうかと思う」 「それをありがとう!って返しちゃう有働さんだからって、笑いがとれればいいと思っちゃいけないんだよ」 「(有働が)強いから言っていいとかじゃなくて、相手がどう思うかをつねに考えないと。そのつもりがなくても、加害者になっちゃう」  結婚ネタを有働にオチとして振る雰囲気、それ自体がセクハラではないのか。毅然としたイノッチの指摘は、隣で聞いていた有働アナだけでなく視聴者たちの胸に響いた。そして、そのとき多くの女性が思っただろう。「イノッチ、惚れてまうやろ!」と。  このように書くと、まるで井ノ原は女性の太鼓持ちをしているだけのようにも思えるかもしれないが、さにあらず。ときには反発を買うような発言だって、井ノ原は厭わず行う。  12年8月、「戦争ってなに?」と題し、子どもに戦争をどのように伝えるべきかを特集したとき、ちょうど世の中では「子どもに戦争の悲惨さを教えるために残酷な映像や写真を見せるのはいかがなものか」「トラウマにはならないか」という声があがっていた。番組でもそうした流れから、長崎市原爆資料館を訪れた子どもの反応を紹介。ある少年はショックを隠しきれない様子だった。  しかし、井ノ原はそのショックを受けた少年について「これはとっても大事なこと」と述べ、こうつづけた。 「人を殺すということは、たいへんなことで、バーチャルじゃないんだというショックは、多少のトラウマになってもいいぐらいじゃないですかね」  場の空気に抗おうとすると、ときとして人は一匹狼のように孤立しがちだ。でも、井ノ原の静かな“抵抗”には、刺々しさやざらつきが感じられない。『あさイチ』は「女性の貧困」や「母が重たい」、先月5月に放送した「沖縄」特集といった社会的なテーマも積極的に扱うが、こうした重い特集を視聴者が朝から受け止めることができる一因には、井ノ原の“雰囲気はゆるいけど、真摯”というキャラクターの魅力によるところも大きいのではないだろうか。  いまではいつも笑顔で“気さくなお兄ちゃん”ふうの井ノ原ではあるものの、事務所に入所したばかりのころはジャニー喜多川にも「そんな暗かったら誰も話したくないよ」と怒られてばかりだったと言う。「小学校では認められたんだ」とジャニーさんに見せつけたくて、自分のスローガンが載った学級新聞を持っていったこともある。しかし、ジャニーさんの反応は「ちょっと待って、僕、世界のジャニーだよ!」「わら半紙なんか持ってこないでよ」と「マジで怒られた」。でも、そのころのことを、井ノ原はこのように語る。 「もちろん社長をはじめ、子ども相手に理不尽なことを言う大人にもたくさん出会ったけど、それで逆に鍛えられる部分もあったし」  芸能界という“理不尽”の世界を歩み、さらには結婚生活もオープンに語るというジャニーズ事務所では特異なポジションを得て、身につけた柔軟さと強さ。──先日、本サイトでは同事務所の先輩・中居正広が戦略的に「こじらせ中年」を演じることで芸能界を生き延びようとしていると指摘したが、まさに“生活者”として歳をとることが仕事に結び付いている井ノ原は中居とは対照的。意外と60歳を過ぎても番組MCを張っているのは、イノッチのほうかもしれない。 (大方 草)

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー一家がエコノミークラスで旅行

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー一家が先週末にエコノミークラスでパリへ向かったという。2人はプライベートジェットどころかファーストクラスも使わず、エールフランス航空のロサンゼルス発パリ行きの便のエコノミークラスの座席に座っている姿を目撃されたとメールオンラインは報じている。 一家はパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着した後、2時間ほどの待ち時間を経てニース行の国内便に乗り換えていたそうで、その機内では子供たちに座席に座ってシートベルトを着用するように指示しながら頭上の荷物入れに自分たちで手荷物を入れている姿が目撃されている。 ハリウッド界の2大スターであるブラッドとアンジェリーナだが、どちらの便でもエコノミークラスのほかの乗客たちに紛れてリラックスした様子だったという。 この週末にはスーパーモデルのケイト・モスも格安航空会社のイージージェットのトルコ発ロンドン行きの便を利用していたことも明らかになっており、ケイトは機内で「混乱状態」だったとして連行されていたと報じられている。

YouTube再生回数は楽曲ランキングにどう反映? ビルボード総合チャートの新指標導入を読む

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AKB48『僕たちは戦わない Type A【初回限定盤】』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  国内唯一の複合音楽チャートとして知られる「Billboard Japan Hot 100」が、新たにYouTubeの国内再生回数および歌詞表示サービス「プチリリ」による歌詞表示回数から推定するストリーミング数を指標に加え、6月3日より公開している。あわせて、複数のデータの関連性を示すため、チャート解析サービス「CHART insight」をフリーミアムで開始した。  これまで同チャートは、サウンドスキャンジャパンによるリアルストア・Eコマース約3900店舗における パッケージ実売データをもとにした全国推定売上枚数、ニールセンが提供するダウンロード回数、プランテックの提供する全国主要エリアAM/FM32局のラジオ放送回数、PCでCDを読み込んだ際にグレースノート・メディアデータベースにアクセスするLook Up回数、NTT データの提供する楽曲とアーティスト名のツイート数の5つを指標としていたが、マーケット動向を見守るうえで、リスナーがYouTubeを通じて音楽と接触する機会も重視したいとの考えから、今回のリニューアルが実施されたという。  6月3日に公開されたランキングのベスト10は以下となる。(参考:Billboard Japan Hot 100/2015年6月8日付け) 1位:「シュガーソングとビターステップ」UNISON SQUARE GARDEN 2位:「僕たちは戦わない」AKB48 3位:「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」UVERworld 4位:「SUN」星野源 5位:「SISTER」back number 6位:「Beautiful」Superfly 7位:「Rally Go Round」LiSA 8位:「私以外私じゃないの」ゲスの極み乙女。 9位:「Anniversary!!」E-Girls 10位:「HER」Block B  「Billboard Japan Hot 100」のこうした取り組みは、音楽シーンにどのような影響を与えるのか。音楽チャートに詳しいライター・物語評論家のさやわか氏は同チャートを次のように分析する。 「このチャートは売上げだけに偏らない結果が出ているのと、各指標それぞれの順位も出ているので、いろんな観点からチャート動向を分析できるのが良いですね。これまでのチャートは基本的に盤の売上げを重視しているものがほとんどでしたが、このチャートではラジオのオンエアの回数とかPCへの読み込みの数まで集計し、音楽との“接触”という新しい観点を提供しています。アメリカのビルボードはジュークボックスの再生回数の集計から始まっているチャートで、販売数を重視してきた日本のチャートに対し一日の長があるので、学べるところは多いでしょう」  実際、このチャートからは様々なことが読み取れるという。 「たとえば2位のAKB48「僕たちは戦わない」は、ちょうど総選挙の時期だったので、そのためにみんながCDを買っていると思われがちですが、実はPCへの取り込みもちゃんとされている、つまりは音楽としてちゃんと聴かれているということが推測できます。総選挙などで販売数を伸ばすのは“AKB商法”などと揶揄されたりもしますが、この複合チャートを見ると多くのリスナーは必ずしも選挙のためだけにCDを買っているというわけではないことがわかり、そうした偏見が少しは是正される可能性もあるでしょう。一方、8位のゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」は、売上げは発売時からだんだん下がっていっていますが、取り込み数やYouTubeの再生回数は高いままで、これは曲自体がちゃんと支持されているということの現れだと考えられます。これまではロングヒット=ロングセールスだったのですが、YouTubeなどの再生回数やTwitterへのつぶやきを集計することで、新たなロングヒットの指標ができたといえるのではないでしょうか。また、UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」が1位になっているのも興味深いところ。この楽曲は平均的にいろいろな指標で上位になり、結果として1位になっているのかと推測していますが、新しい音楽シーンの動向を世に示すという、チャート本来の役割が機能していることを伺わせる結果といえるでしょう」  また、同チャートが世に浸透すると、音楽シーンやアーティストの作品にも影響を与える可能性があると、同氏は続ける。 「現在、人々による音楽の消費行動はかつてと異なり、多くの人がCDを買わなくなったものの、かといって日本ではまだダウンロードやストリーミングの時代へ本格的に意向しているわけでもなく、その結果としてYouTubeやライブなどで音楽と接触する機会が増えている状況です。にも関わらず、日本ではいまだに盤の販売数が指標としてもっとも支持されているという捩じれた構造になっていて、それを巧く利用してプロモーションに使ったのがAKB48やEXILEでした。CDの販売数が重視されるからこそ、彼らはCDの販売数を増やす施策を取り、音楽シーンで存在感を示すことができました。しかし、このチャートが浸透して音楽との接触が重視されるようになれば、特典などで販売数を重ねる必要はなくなるのかもしれません。これはアーティストや所属事務所、プロモーターにとっては喜ばしいことでしょう。しかし、レコード会社やレコード屋などのCDベンダーにとっては、ソフトウェア産業として成り立たなくなってしまうので、大きな方向転換を迫られるかもしれません。おそらくはアニメ産業などと一緒で、ネット配信で十分な利益をあげることができなければライセンスビジネス、グッズビジネス、イベントビジネスに転換していくしかないのではないかと思います」  リスナーの消費行動が変化している今、CDの売上げを重視してきた日本の音楽シーンにとって、新たな指標となる可能性を持った「Billboard Japan Hot 100」。同チャートが浸透し、社会的に信頼性の高いランキングとして人々に重視される日も近いのかもしれない。 (文=松田広宣)

“艦娘”は出てこないけど、熱いよ!!(機関科が) 熱量あふれる戦記マンガ『赤城と比叡』

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赤城と比叡』(著:黒井緑/白泉社)
 タイトルを見て前のめりになった読者も多いのではなかろうか。今回紹介するマンガは『赤城と比叡』(白泉社)。ゲーム『艦隊これくしょん-艦これ-』の熱気が続く中での、このタイトル。比叡を嫁にして日々妄想に励んでいる筆者も即購入である。  もちろん、表紙を見てもわかる通り、本作は“艦娘”も美少女も出てこない、熱い戦記ものの短編集である。作者・黒井緑による独特のペン絵は、とにかく細かい。登場する艦船の細かいところまで、とことん書き込みをしているのだ。執拗にペンで描き込まれた絵。そして、同じくペンで書かれる細かい解説。それらが艦船に魅せられた作者の熱い想いを伝えてくれる。この本には表題作「赤城と比叡」のほか、第一次大戦におけるUボートを主題にした「オットー・ゲディンゲンと三隻の装甲巡洋艦」、ソロモン海における死闘を描く「本日夕立強シ。」など、8編が収録されている。 「おたぽる」で続きを読む

初中出し撮影で妊娠…AV女優とAV監督の“職場結婚”夫婦が明かすマル秘結婚生活

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『溜池家の流儀 AV夫婦の仲良しマル 秘夫婦生活』
 昨年、一般既婚者を対象に行った「結婚に関するアンケート調査」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)によると、「結婚相手と出会った場所」第1位はダントツで「職場」だという。そういえば、今年に入り結婚した芸能人19組中7組が芸能人同士。これも“職場結婚”の割合の高さを表しているといえるだろう。  さてここにも一組、職場結婚の末、幸せな家庭を築いている夫婦がいる。AV監督の溜池ゴロー氏と、元AV女優で小説家の川奈まり子氏だ。  たしかにAV業界でも職場結婚は少なくない。AV女優とAV男優、監督、マネージャー、カメラマン……。しかし、そこはやはり、他の異性とセックスをする複雑なお仕事。なかなか結婚生活はうまくはいかず、一説には離婚率90%以上ともいわれている。  そんななか、業界ではおしどり夫婦として知らない者はいないのが、この溜池氏と川奈氏。いったい、その円満の秘訣は何なのだろうか。このほどふたりが『溜池家の流儀 AV夫婦の仲良しマル秘夫婦生活』(双葉社)を上梓したので、その理由を探ってみた。  まずは、ふたりのなれそめだが、もちろんAVの現場であった。  当時、川奈は30歳前後。夫とセックスレスゆえ、〈パソコン通信の先駆けだったニフティ・サーブの『大人の掲示板』にハマり、掲示板上で「セックスフレンド募集」と謳って女性を募っている投稿主を選んで、連絡を取り合い、デートするように〉なっていたという。  そんな遊びを1年間続けた結果、〈だんだん気が弛んで選球眼が曇ったようで、悪いヤツに引っ掛かって〉しまう。男に「バラされたくなければAVに出演してギャラの7割をよこせ」と脅されたことをきっかけに、その状況を助けてくれたAVプロダクション社長の事務所に所属することになった。  そして1999年春先、離婚した直後にデビュー。AV女優・川奈まり子が誕生した。しかし、しばらくはまったく売れず、ほとんどの面接に落ちては〈「パンチラ100連発」というパンツを見せるだけのビデオに出たり、本物の盗撮ビデオという「設定」のウソ作品にデリヘル嬢という「設定」で顔にモザイクをかけられて出演したり、そんなものしか仕事が回ってこなかった〉という。  一方、そのころ、「美少女単体作品のエース」として業界内で名を馳せていた溜池ゴロー氏は、世話になっているメーカーに「熟女ものを撮らせてほしい」と頼んで回っていたが、メーカー側は〈熟女なんてキワモノを監督して、名前を下げさせるわけにはいかない〉と一蹴。唯一、ソフト・オン・デマンドの高橋がなり社長だけが〈二つ返事でOK〉してくれたという。  そして同年4月、それまでメーカーに任せきりだったキャスティングに、自ら初めて挑む溜池の前に現れたのは、書類審査をくぐり抜けた6人のうちの1人、川奈だった。  初めてのキャスティングを任された溜池だったが、どうやって選べばよいか分からない。そこで、〈ヒクソン・グレイシーの試合前の流儀にならって、10日間セックスもオナニーもせず、ザーメンを溜めることにした。ヒクソンはそうやってエネルギーを体内に充満させて試合に望むそうなのだ〉〈僕はこうして肉体を研ぎ澄まして女優さんに会い、最初に勃起した人に主演をお願いすることにした〉という。  そんな臨界状態で出会った川奈に溜池は、〈理想が服を着て歩いている〉と、一目見た瞬間から恋に落ちていた。  川奈はセックスフレンドの人数を聞かれれば「4人います」と淡々と答え、熟女モノの官能小説の文庫本を手渡され、朗読を促されると、素直に読んだ。溜池はうっとり聞き惚れ、「いいですねぇ」と感動の面持ちを浮かべていたという。  もちろん、キャスティングは彼女に決まりだった。しかも、面接が終了すると、ご法度であるにもかかわらず溜池は思わず川奈へ、プライベートアドレスを書き加えた名刺を直接渡す。  それから毎日、〈寝ても冷めても彼女のことが気になって〉仕方がない溜池だったが、一方の川奈は主演作に抜擢されても、撮影初日も平常心。そして、〈こっちがビジネスライクに無駄なくやろうとしても、溜さんは人懐っこい犬みたいにじゃれついて〉きたのを邪険にできずにいたらしい。  だが、そのうち彼女のなかにも変化が起こる。 〈撮影期間四日間、カメラが回っている間もずっと彼とだけ話をしている感覚にとらわれるようになり、気がついたときには、スタジオの中で移動するたびに私の方から彼を探して、姿を目で追うようになっていました〉  川奈も恋を自覚した瞬間だった。かくして、発売した『義母まり子34歳』は爆発的ヒットを記録。AV界に美熟女ブームをつくり出し、今日までの熟女ブームに続いている。  すぐに付き合い出したふたり、お互いのセフレは離れていったが、実は溜池には10歳年上の内縁の妻がいたという。  川奈は彼女の話を聞いてはいたが、〈一度も奥さんの悪口を言いませんでした〉という溜池と彼女の関係に、一度も嫉妬したことがなかった。  溜池はそんな川奈の境地まで降りようと、加藤鷹に川奈を抱かせたところを、いつもはカメラマンが撮るのに自ら撮るという、いわば「寝取られ」作品も製作している。  2000年1月1日、「カミさんとは、川奈とするようには自由に話せない。川奈にはすべて曝け出せるけど、カミさんには見せられるのは俺のほんの一部だけなんだ」というように募る川奈への想いが止まらなくなっていた溜池は、内縁の妻に別れを切り出した。  しかし、すんなりとは別れられなかった。溜池は家に監禁され、包丁をつきつけられ、内縁の妻は手首を切り、川奈の実家には怪文書が送られ、ふたりは必要最低限の荷物片手に、ウィークリーマンションへ逃亡した。同年2月末にやっと示談で事態が収束したが、溜池は無一文に、川奈の貯金も底をつきていたが、そんな状況がふたりの絆を深めていた。  かなりドラマティックな展開で、結婚のきっかけもさぞドラマティックに違いないと思いきや……。  それは、川奈の引退作について、ふたりがプランを練っていたときだった。いままでやっていないプレイを入れようという話になり、 〈川奈「ウンウン考えていたら、“あっそうだ、《生中出し》はしたことなかった”って気付いて……」  溜池「じゃあ初めてハメ撮りしたところに行って、最初で最後の中出しをしよう、と。中に出したら赤ん坊もできちゃうかもしれないから、もしも妊娠したときのことを考えて先に籍を入れておこうって決めたんだよな」〉  しかし、女優と結婚するということは、いわば「プロダクションの大事な商品に手を出した」ことである。筆者も、AV女優に手を出し、「早朝6時に呼び出され、『いますぐ喫茶店を開けてこい。そこで話をつけてやる』と言われ、街中のドトールのシャッターを泣きながら叩きまくった」男や、「会社から帰宅中、突然目の前に黒塗りの車がついたかと思うと、ドアが開き引きずり込まれ、事務所に連れられ数時間土下座させられた」男を知っている。  どちらも最終的には多額の金を払い解決しているが、溜池は一体どんな目に遭ったのだろう……。 〈溜池「社長に“川奈をください!”ってワシが頭を下げたら、社長さんが、ワシじゃなく、そばで見守っていた川奈に向かって“生きたまま伝説になれ!”って言ったんだよ」〉  どうやらすんなりいったようだ。さらに、双方の家族も大歓迎。 〈溜息「ワシにも川奈にもそういう特殊な事情があったから、双方の親はもろ手をあげてワシらの結婚に賛成。“やっとまともな形に収まってくれるんだ”って思ったんだと思う」〉 〈川奈「それまでの私たちの行いが、親にとってみたら悪すぎたから、私たちが結婚することを一種の更生ととらえたフシがある(笑)」「AV監督だからダメだとか元AV女優だからイヤだとか全然言われなかった」〉  おめでたいことはまだまだ続く。引退作発売日、引退イベント後に生理が来ないことに気付いた川奈は、〈「イベントの後、薬局で妊娠検査薬を買ってきて検査したら陽性だった」〉、つまり、妊娠していたのだ。  それからの溜池は並の“イクメン”など鼻で笑いたくなるほど徹底している。タバコや酒を止めたのはもちろん、〈出産予定日の前後一週間ずつ、計2週間、仕事を入れなかった〉と言い、当時のことを〈そういうときは何が何でも休まなくっちゃ。妻が出産するんだよ? 最優先にしなくてどうする?〉と述懐する。  さらに出産後には息子が生まれたことを神に感謝するため、毎朝5時に「神様ありがとう」と唱えつつ涙を流しながら走っていたという。坊主頭に黒尽くめで。  異様な光景に川奈は笑うが、こういった円満な夫婦生活はAV業界人同士ではなかなかむつかしいだろう。それはふたりも、自覚している。 〈川奈「夜遅くまで一生懸命仕事して、家では私を労ってくれるし、暇があると何か勉強してるし、私は凄い人と結婚してしまったんだと思った」 溜池「でも、やっぱりワシらみたいなケースは珍しいんだろな」 川奈「AV業界人同士が結婚して家庭を築くってこと?」 溜池「そう。普通に穏やかに家庭で暮らすのって、特にAV出演している人たちにとっては難しいことだから……」〉  ふたりが“普通”以上に穏やかに、幸せに暮らせているのは、結局、お互いへの思いやりや尊敬の気持ちという当たり前のことがあるからだろう。本書にはこんな言葉が散りばめられている。 〈終わらない恋も、永遠の愛も、どうやら本当にありそうな気がしてきた今日この頃です〉  普通なら、クサすぎる台詞だが、この2人の言葉だと思うと、すんなり受け入れられそうな気がしてくるのが不思議である。 (羽屋川ふみ)

クリント・イーストウッド監督、ハドソン川の奇跡を映画化!

クリント・イーストウッド監督によってあのヒーロー的存在の機長にまつわる有名な実話が映画化されることになった。2009年、ニューヨークのハドソン川に不時着し155人の乗客の命を救った当時USエアウェイズの機長を務めていたサリーことチェスリー・サレンバーガー氏のストーリーを映画化するため、イーストウッド監督がメガホンを取る。サレンバーガー氏は自身のストーリーがイーストウッド監督によって映画化されることにとても感動している様子で「才能あふれる語り手である映画製作者クリント・イーストウッド監督、そしてベテランプロデューサーであるがアリン・スチュワート、フランク・マーシャルによって僕の物語を映画化してくださるなんてとても光栄です」「このプロジェクトのためにワーナー・ブラザース・ピクチャーズ以上の製作会社はないでしょう。夢のようなチームです」と話す。 その一方でワーナー・ブラザースのグレッグ・シルバーマン社長は「簡単に言いますと、世界の宝であること言うまでもなく、クリント・イーストウッド監督は絶好調です」「『アメリカン・スナイパー』の素晴らしい彼の作品に続き、イーストウッド監督が贈る新たな実存するヒーローについての作品を見ることをとても楽しみにしています」「脚本家トッド・コマーニッキ、プロデューサーのフランク・マーシャルとアリン・スチュワートたちとのコラボレーションも素晴らしいものになるでしょう」とコメントしている。 同作品は2015年秋より撮影がスタートするようだ。

NMB48渡辺美優紀、自身の今後について言及 「さや姉と同時卒業かな…」

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渡辺美優紀『やさしくするよりキスをして(初回限定盤)(DVD付) 』(キングレコード)

【リアルサウンドより】  AKB48グループのメンバーによるトークドキュメンタリー『AKB48旅少女』(日本テレビ系)。6月7日放送回では、渡辺美優紀(NMB48)、太田奈緒(AKB48)、岡部麟(AKB48)、佐藤栞(AKB48)による「渡辺美優紀とチーム8の初体験の旅」がオンエアされた。  同番組は、AKB48のメンバーが毎回異なる括りの数人で旅に出るトークドキュメンタリー。アイドルとして日々奮闘するメンバーが、まるで本当のオフのように仲間との時間を楽しむ旅をするという企画だ。冒頭、この日が初対面だという渡辺とチーム8の3人(太田・岡部・佐藤)が挨拶をし、フェリーへと搭乗。3人全員が同じCanonのカメラを使用していることで盛り上がり(東と梅本はX7、高柳はX5)、番組がスタート。船内では渡辺が後輩3人に「悔しいことは?」と質問すると、岡部は「先日初めて10人選抜が出来て…」と語り、3人ともその選抜に入っていないことを告白すると、渡辺は「私も選抜から落ちたから大丈夫」と励ますが、選抜落ちの理由が理由だけに、後輩たちもリアクションに困っていた。  続いて握手会についてのトークでは、佐藤「決められたことしか言えない」渡辺「私も最初はがむしゃらやったけど、人と一緒が嫌で。“釣り師”って呼ばれてるけど、みんなと違う握手をしようと思ってるだけやから、3人にもオリジナリティなものを作ってほしい」とエールを送り、太田相手に疑似握手会を実施。太田は見事に「次握ってもらいたい」と釣られてしまったようだ。その後、対岸に到着した4人は、釣具店で買い出しを実行。エサ用の生きたアオイソを嫌がるチーム8の3人を相手に、渡辺は「ほら!」と虫を差出し、ドSぶりを見せつけた。地元の漁業組合協力の元、岸での釣りを開始した4人だったが、30分経ってもアタリは来ず。その間、4人は「なぜアイドルになったのか?」について話を展開。岡部は「インターネットで募集を見つけて、〆切1時間前にちゃちゃっと写真撮って送ったら合格した」と明かすと、佐藤は「友達に『心細いから一緒に受けて』といわれてここまで来た」と告白、渡辺は「高校の勉強が難しくて赤点ばかり取ってたら、先生からアイドルを勧められた」と、三者三様の入り口について語った。  続いて、渡辺は3人に「誰に負けたくない? やっぱり中野郁海ちゃんとか坂口渚沙ちゃんとか?」と質問。しかし岡部は「心から応援できる2人なので悔しいとかは無い」と返し、これを受けた渡辺は「さや姉(山本彩)といつもペアで撮影させられて、負けたくないというプレッシャーは3年間くらいあった。でも将来何をしたいか考えた時に、AKB48がゴールじゃないと気付いて、比べることは無くなった」と明かし、太田から「山本さんのことはどう思ってるんですか?」とさらなる追求を受けた渡辺は「学校にいたらあまり仲良くなって無いやろうし、プライベートでもあまり連絡取り合わないから友達みたいな感じではないけど、将来のことや卒業するタイミングを話したりする」と2人の関係性について語った。また、渡辺は「始めの頃はライバルに見せるように大人に仕掛けられてきたけど、グループをこうしていきたいとか、自分たちがどういう風に卒業するのがNMBのためとか考えてると仲良くなった。戦友って感じ」と、山本との信頼関係が構築されたことを明かした。  その後、4人はフェリーで海上へ出発し、海釣りを開始。太田以外は全員魚を釣り上げ、その後釣ったアジを調理してもらうことに。出された魚料理に舌鼓を打つなか、太田が「今までの活動で一番楽しかったことと辛かったことは?」と質問。渡辺は「鮮明に残ってる嬉しい瞬間は、じゃんけん大会で優勝したこと、辛かったことはいっぱいあったけど、振り返ってみると大変なことも乗り越えて少しは成長できたかな」と悟りを開いたかのような表情で語ってみせた。  番組の最後には、渡辺が自身の卒業に言及。卒業のタイミングについて「自分だけの問題じゃないし、さや姉と『どっちかが卒業したら残った方がつらいよな』って話してて、だから同時卒業かなって…。あとは、楽しく卒業できるタイミングで。NMBもまだいい子が沢山出てきてるから楽しみ」と締め、番組が終了した。  後輩との対話を通じて、渡辺の精神的な成長がはっきりとわかった今回の放送。次回は小嶋真子(AKB48)岡田奈々(AKB48)、西野未姫(AKB48)、北川綾巴(SKE48/AKB48)渋谷凪咲(NMB48/AKB48)田島芽瑠(HKT48)朝長美桜(HKT48/AKB48)による「今こそ見たい! てんとうむChu!の旅」がオンエアされる予定だ。 (文=向原康太)

SKE48ついに第一党へ! AKB48のランクイン数を超えた姉妹グループがその強さを証明したAKB48選抜総選挙

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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 ホームリングの闘いに打ち勝った女王の帰還!  今年で7回目、アイドル界最大のイベントとして行われたAKB48選抜総選挙……272名の立候補者の中から41枚目のシングルの選抜メンバーを決める今回の一戦は、日本武道館から日産スタジアム、味の素スタジアムと会場をスケールアップさせ、今年は遠く九州は福岡ヤフオクドームで開催された。  投票総数300万票以上、1位の獲得票数が19万票を超える史上最大の選挙戦を制したのは、ドーム隣に劇場を構えるHKT48の支配人・指原莉乃。また上位3人に残ったのが指原、そして柏木由紀・渡辺麻友という、かつてチームBで同じ釜の飯を食った仲間で首位を争う展開となった。「卒業前最後の総選挙出馬」とあって、今回の総選挙の鍵と呼ばれたグループ総監督・高橋みなみは、4位に終わった。  この日一番の名場面となったのが、そんな高橋みなみのスピーチだ。総選挙で毎回締めの言葉で使っている「努力は必ず報われる」について、こうメンバーにこう語りかけた。 「おたぽる」で続きを読む

総選挙1位の指原莉乃に元カレが…文春記者がAKBスキャンダルの裏側を大暴露

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おめでとう、さっしー。(AKB48公式サイト「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」より)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  昨日6日に行われた「AKB48第7回選抜総選挙」は、HKT48・指原莉乃が首位奪還を果たし、2度目の1位に輝いた。この結果が発表された瞬間、ある人物が指原にこんなエールを送っていた。 「次のセンター曲の握手会、絶対行きます」  このメッセージの発信者は、なんと指原の元カレ。指原がバラエティ番組で「写真を売られたのです」と自虐的に話す、以前付き合っていたファンの男性。そう、あのスキャンダルのお相手だ。  元カレは、どこでこのメッセージを公開したのか。じつは「週刊文春」(文藝春秋)でAKBグループのスキャンダルを連発しまくっている記者が総選挙の裏で「“文春砲”記者出演! AKB48総選挙ウラ実況」と題してニコニコ生放送を実施、スキャンダル報道の裏側を赤裸々に語り、ついでに指原の元カレからメッセージを受けとって発表したのだ。  AKBファンおよびウオッチャーならご存じの通り、AKBのスキャンダルは「週刊文春」(以下、文春)の独壇場。指原の元カレによる暴露記事や、世間を騒がせた峯岸みなみの坊主事件の引き金となったGENERATIONS・白濱亜嵐とのお泊まり愛、佐藤健が泥酔した前田敦子をお姫様だっこした衝撃写真、さらにはメンバーだけでなく、AKB支配人だった戸賀崎智信の脱法ハーブ吸引現場や、元運営幹部によるメンバー盗撮事件など、「文春」はこれまで数多くのAKBスキャンダルを連発してきた。  そんなスクープを飛ばしてきた「文春」のAKB担当記者・スズキ氏が、同じく文藝春秋社員で、先日発売されたアイドルの世界を舞台にした朝井リョウの小説『武道館』の担当編集者・B子氏とともにニコ生に登場。一応、『武道館』のプロモーションの一環であったようだが、スズキ記者は冒頭からAKBスキャンダルの裏側をここぞとばかりに暴露しはじめたのだ。  たとえば、19位に峯岸みなみがランクインすると、スズキ記者は例の坊主事件を振り返り、自分がスッパ抜いたスキャンダルによって峯岸が坊主になったときの気持ちを「驚いた」と述べる。しかし、それはもちろん「申し訳ないことをした」という話ではない。スズキ記者は峯岸が坊主になるや否や、ほんとうに自分の意志で彼女は頭を刈り上げたのか?と気になり、「峯岸さん家の近所のドン・キホーテとか、バリカン売ってる店を探した」と言うのだ。また、前述した元運営幹部の盗撮事件を追っていた際に判明したのは、スタッフが“悪さ”を働くと坊主にすることで禊を済ませるという文化がAKB運営にはある、ということ。そのため、スズキ記者はいまでも峯岸の事件を「どこかからそういう(坊主にしろという圧力が)あったんじゃないか」と考えているようだ。  しかもスズキ記者は、「(峯岸は)最近までずいぶん酒飲んでた」「いっつも飲んでる」と話しながら、おもむろに未公開の写真を披露。そこには、バーのカウンターで男性と話し込む峯岸の姿が……。なんでもそのバーはほかのメンバーもよく行く店であるらしく、峯岸も足繁く来店。ただ、一緒に飲んでいる男性が店員か知人かはわからないという。  また、新曲でセンターを務めるぱるること島崎遥香は神7入りを逃して9位となったが、スズキ記者は「(夜遊びもせず)ちゃんと家に帰っている」「(出歩いたとしても)行ってるところがTSUTAYA」と評価。以前、島崎の張り込みをした際には、メンバーの中村麻里子とともにガストに入店し、店を出ると今度はサイゼリヤに入るという謎のハシゴを行ったとか。ほかにも洋麺屋五右衛門に入ったところをキャッチしたこともあるそうで、いわく「安っぽいところばっかで食べてる」。  一方、どうもスズキ記者にとって印象が悪そうだったメンバーが、SKE48の松井珠理奈。「文春」では昨年12月に珠理奈がマネージャーと一緒にバーにいるところを激写し、未成年飲酒疑惑を報道。また、以前にも、珠理奈が深夜まで高級飲食店で会食していることを記事にしている。そのせいか、終始、スズキ記者は珠理奈に対して「17、18(歳)で叙々苑行って、億ション住んでだよ?」「(まだ18歳で)将来が不安だよね〜」「家賃下げるの、たいへんだよ?」と小言ばかり。ただ、先日撮ったという珠理奈の未公開写真は、こぢんまりとした飲食店からのれんをくぐって出てきたもので、これには「やっと大衆店に行ったんだよ」とコメント。島崎と珠理奈の評価の違いを聞いていると、どうやらスズキ記者にとっては庶民性を感じられるかどうかがメンバーの評価軸にあるようだった。  そして、記者にとってはやっかいな、張り込みへの勘が働くメンバーとしてその名を挙げたのが、大島優子。「大島はねえ、ほんとうに目がいい」と感心し、「張り込んでも撮れなかったのが大島優子」「大島優子には完敗しました」と認めた。というのも、「文春」では大島が実父と食事するシーンを誌面に載せたことがあるが、このときも“相手の男性をパパと呼んでるが、ほんとうのパパなのか?”と疑問を抱きつつの張り込み。だが、当の大島は記者の存在に気付き、「張り込んでるのを面白がってる」素振りさえ見せたという。ちなみにスズキ記者は、大島について「(ウエンツ瑛士とは)交際していました」と強気な口調で明言。大島の決定的瞬間を押さえられなかったことが、よほど悔しかったのかもしれない。  このほかにも、永尾まりや、山内鈴蘭、島田晴香の3人が西麻布・六本木界隈で頻繁に遊び歩いていることを暴露したり、次期総監督の横山由依はほかのメンバーと違い西麻布のカラオケバーではなくシダックスに行く点を挙げて“まだスレてない”とジャッジしたり。はたまた、現在発売中の「文春」が報じたKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔と瀧本美織の熱愛も、じつは瀧本と同じマンションにAKBのメンバーが住んでいたため、瀧本をAKBメンバーと勘違いしたことから生まれたスクープだったことまで告白。メンバーのスキャンダルのみならず、NGT48の次は沖縄が候補地として「(運営サイドは)完全に動いてる」と述べるなど、興味深い情報を惜しみなく明かした。  しかし、この放送でもっとも衝撃的だったのは、スズキ記者が机の上に広げた一枚の未公開写真だろう。写真にはマンションから出てきたと思しき女性の姿。ただ、パーカーのフードで顔が隠れてしまい、誰なのかはわからない。どうやらこの写真、「戦隊系」の男性タレントのマンションから、あるAKBメンバーが出てきたところを押さえたものらしいのだが、メンバーが写真と同じ格好をしているところを確認できていないため、確証が得られないらしい。そこでスズキ記者は「ファンのサーチ力」を見込んで、ネット民に解析を依頼。もしかすると今後、この写真が「週刊文春」のグラビアを飾る日がやってくるかもしれない。  このように、もはや“AKB専属のスキャンダル媒体”と化している「文春」。だが、放送中にスズキ記者も強調していたが、「文春」にAKBサイドと通じるとくべつな裏のパイプがあるわけではない。本サイトでも何度も報じてきたが、「文春」以外の週刊誌やスポーツ紙はAKB運営によってばらまかれた利権と引き換えにスキャンダルを報じられないだけ。AKBの巧みなメディア戦略に乗せられて、スキャンダルを封じ込められているのだ。  この現状にはスズキ記者も落胆しているようで、「(文春は)ひとりマラソン大会」状態だと自虐的に表現。「切磋琢磨したいけれど……(AKB運営に)顔色うかがわないで(他誌でも)やってほしい」と本音を洩らした。  総選挙の裏でスキャンダルの裏側を現場記者が暴露する──こんな大胆な企画を打ち出せるのも、ある意味、「週刊文春」の孤軍奮闘ぶりを象徴しているかのよう。果たして、いつまで「文春」の独走、あるいは孤独な闘いがつづくのだろうか。 (大方 草)