高須基仁氏がイベント開催! サイゾー読者は特別割引&プレゼントあり

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「人を集めないと暴れるぞ!」と、サイゾー編集長を恫喝する高須氏。
 自称「サイゾー裏ファミリーのドン」、出版プロデューサーの高須基仁氏のトークイベントが、6月19日(金)に銀座で開催される。今回は、雑誌「サイゾー」での高須氏の連載が15周年という長寿企画になったことを記念したもの。高須氏は「15周年記念だというのに、(サイゾー社長の)揖斐が何にもしてくれないから、自分で祝いの場をつくることにした」と語る。  記念イベントで何をするのかと思いきや、やはりというか「吉原の高級ソープのオーナーと、現役美人ソープ嬢たちを迎えての過激トーク」(高須氏)と、サイゾーとは無関係の模様。いずれによせ、イマドキなかなか味わえないカオスが空間が、夜の銀座に生み出されることはまちがいない。奇特な高須フリークは、ぜひ足を運んでもらいたい。 【特典情報!】サイゾー読者であることを告げると、3,000円(ワンドリンク付き)のチャージが2,000円に。また発売されたばかりの、サイゾーの最新号をプレゼントします。 高須基仁・サイゾー連載15周年記念トークライブ 「浅草・吉原ソープ王N氏・ソープ嬢軍団 vs 高須  吠える、噛み付く、食らいつく」 ■日時 6月19日(金) 18時30分開場 19時開演 ■場所 銀座ライブハウス「まじかな」     中央区銀座7-3-13ニューギンザビル1号館2F     TEL 03-3573-5300     https://www.facebook.com/majikana.ginza ■料金 チャージ(ワンドリンク付き)3,000円→サイゾー読者割引 2,000円

“着エロ”も18禁扱い、「貧乳」バナーは禁止…アマゾンジャパン“アダルトコンテンツ取り扱い厳格化”資料の中身

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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Amazon.co.jpの「DVD アイドル」カテゴリより。
 今月、通販サイト「Amazon」を運営するアマゾンジャパン株式会社がアダルトゲーム/ビデオの倫理団体を招き、7月からのアダルトDVD販売方法に関する説明会を開催していたことが、本サイトの取材でわかった。説明会では、アマゾンジャパンが商品登録にあたってのガイドラインを通知していることも判明。同社はこれまで商品のガイドラインについて「コンプライアンスに準じて対応している」とするのみで、一切の取材を無視してきた。今回、初めてその一端が明らかになったことになる。 「おたぽる」で続きを読む

柔道の授業で死亡、組体操で脊椎損傷…事故頻発の背景に文科省の「正義」押しつけ教育

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『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(光文社新書)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  まずは具体的な数値を並べてみたい。1983〜2013年度の過去31年間に運動部の部活動で850人が命を落とし、同じ期間に学校柔道では118名が死亡している。運動会の花形種目である組体操では、2012年度の統計で6533件の負傷件数が確認されている。教育現場で繰り返されてきた事故はその都度精査されることなく、「(スポーツや運動会には)怪我がつきもの」という常套句で済まされ、次なる事故を呼び込んできた。 『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(光文社新書)の著者・内田良氏は、これを教育の世界に蔓延る「つきもの論」だとする。内田氏が、死亡事故が相次いでいた柔道事故を世に問うたときには「柔道に怪我はつきもの」と返され、巨大化・高層化する組体操の危険を訴えても「怪我はつきもの」が繰り返され、多様な家族形態に配慮しない「1/2成人式(10歳になった節目を親子で祝う学校行事)」の問題点を指摘しても、「どんな行事や授業も、それを不満に思う子供はいる」で済まされた。  本書を読みながら、「ジャスティス・ハイ」という言葉を思い出した。「創作時事用語コンテスト2014」で優秀賞を獲った言葉なのだが、そのネーミングセンスに膝を打った記憶がある。その意味は「不祥事を起こした人を徹底的に叩くことで気持ち良くなり、歯止めが効かなくなっている状態」。今の世相を巧妙に掬いとったこの「ハイ」に、もう一つのベクトルを加えたくなる。つまり、自分達が行なっている行為が「ジャスティス」だと信じ込んで「ハイ」になっている状態において、そこで生じるネガティブな事象についてどこまでも鈍感になる、という意味だ。 「『感動』や『子どものため』という眩い教育目標は、そこに潜む多大なリスクを見えなくさせる」と内田氏は言う。教育課程での事故は「非教育的だからこそ生じるのではなく、まさに教育的だから生じるものである」と指摘するが、「感動」「気合」「我慢」「涙」という不安定な言葉を自信満々に連呼することで気付かないようにしてきた面々は「何でもかんでも危険視するな」と避ける。教育社会学者である内田氏は、ジャスティスでハイになるのではなく、エビデンス(科学的根拠)をクールに指し示し、問い質す。 「感動」を高め合うように巨大化・高層化が進む組体操、なんと人間ピラミッドは中学校で最大10段、高校で最大11段という記録が出ているというから驚く。組体操は、文科省が定める学習指導要領に記載がないが、記載がないからこそ、「感動」の巨大化に歯止めがかからない。人間が組んだ不安定な土台に、教師や親からの勢い任せの不安定な言葉が飛び交う。例えば12年度には、後遺症が残るほどの事故が小学校で3件ほど生じているし、過去には「8段ピラミッドの最下段にいた生徒が、ピラミッドの崩壊により頸髄損傷を負い全身不随に至ったケース」すらあったというのに、その規模は年々膨らんでいく。  内田氏の分析によれば、10段ピラミッド(約151人)で、最も負担の大きい生徒では約200キロもの負荷がかかることになる。これは「歪みのない基本形にしたがって算出したものであり、ピラミッドが歪みをもった瞬間」にはその値はもっと大きくなるという。仲間と一緒にひとつのことをやり遂げたくなる(やり遂げさせたくなる)気持ちも分かるが、誰か一人でもバランスを崩せば、その仲間たち全員がとてつもない危機に晒されるのである。  厚生労働省「労働安全衛生規則」を引っ張り出しているのが切実だ。2メートル以上の場所で労働作業を行う場合には、安全確保のために「囲い、手すり、覆い等」を設ける規則が定められている。大人に対してこのような規則が強固に設けられているというのに、子どもの組体操は、体一つで自分の背丈の数倍もの高さに立たされるのである。組体操の成功法を指南する書籍を出している関西体育授業研究会の事務局担当者は、あるウェブマガジンのインタビューに「何度も失敗を重ねながら、何度も練習を積んでいくからこそ、その信頼がうまれていくのです。保護者たちも、子どもたちのその努力を知っているからこそ、感動してくれるのです。そして、私たち教員も、その過程を知っているからこそ、ピラミッドが完成したとき目に涙を浮かべるのです」と、事故のリスクを感動で乗り越えるのが組体操である、とその狙いを明かしてしまっている。  本書では、柔道事故がこれまでいかに放置されていたか、精神論で片付けられてきたかについても細かに記されている。「しごき」「特訓」という名の元に、大きな身体の先生が、小さな子供を平然と投げ飛ばしてきた柔道の世界。たとえ「具合が悪い、頭痛がする」と申し出ても「気合が足りない」で済まされてしまい、不慮の事故をいたずらに積み重ねてきたのだ。  先日、残念ながら福岡県の中学校で柔道による死亡事故が起きてしまったが、09年に4件、10年に7 件、11年に3件と起きていた柔道による死亡事故は、12年から14年まで1件も起きていなかった。著者は直接には記さないが、この柔道事故の急速な改善は、内田氏による警鐘の成果である。死亡事故を集積し発表したことが、柔道界が方針を改めることにつながった。06年版の全柔連『柔道の安全指導』では重大事故について「原因はほとんどが不可抗力的なもの」としていたが、11年版では「事故要因の分析は、指導者や管理者が安全対策を講じるうえで欠かせない」と改まった。確かな数値を提示されたことで、闇雲な気合を見直さなければならなくなった。  本書では、組体操や柔道事故の議論の他に、「1/2成人式」「部活動顧問の過重負担」なども詳しく議論されている。著者は議論に持ち込んでいないが、本書で取り上げられた教育現場の諸問題を知るにつけ、18年度から教科化される「道徳」との絡みが否応にも気にかかる。ひとまずは、それぞれの成績表に5段階などの数値ではなく記述式で評価されることになる。昨年11月、中教審が下村博文文科相に提出した答申では「指導要領に『誠実』『正義』などのキーワードを明示して分かりやすく」(47NEWSより)してほしいと申し出たし、第一次安倍内閣が発足させた「教育再生会議(現・教育再生実行会議)」では、07年の報告書で「感動を与える教科書を作る」と本音が見え透ける言葉を入れこんでしまっている。  つまり、道徳の教科化やあるべき教科書が議論されるなかで、「正義」「感動」といった言葉を機能させようとしているのだ。言うまでもなくこれらには、内田氏の「『感動』や『子どものため』という眩い教育目標は、そこに潜む多大なリスクを見えなくさせる」という懸念をそのまま向けたくなる。  今やこの眩い目標は教育現場だけではなく、国家の最たるところでも使われている。例えば、4月、米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説は、「力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。希望の同盟。一緒でなら、きっとできます」で締めくくられた。ロジックよりもフィーリング。なんとも「巨大ピラミッド的思考」ではないか。  教育の場で繰り返される「ジャスティス」。今こそ、その「ハイ」をクールダウンさせるべきだろう。確かにスポーツに「気合」は大事だ。アドレナリンが出て、成果が突出することもあるだろう。しかし、その「気合」は時に人を傷つける。ならばそちらをケアしなくてどうする。内田氏の冷静な分析が、教育現場に蔓延る無自覚の病理をあぶり出している。 (武田砂鉄)

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻、ギリシャの島を購入へ?

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがギリシャにある島の購入を検討しているようだ。6人の子供を持つ夫妻は、よりプライベートな休暇を楽しむために470万ドル(約5億9000万円)をはたいて島ごと購入すること考えていると報じられている。夫妻に親しいある関係者は「アンジェリーナがその島をすっかり気に入ったんです。開発が必要になりますが、その価格なら夢の別荘をそこに立てることも問題ないんですよ」と米版OK!誌に話している。 またその43エーカーにおよぶ島は、6棟の別荘を建築する許可が下りているそうで、その関係者は続ける。「そこなら子供たちもパパラッチの目を気にせず、思うように駆け回ることができますからね」 そんな2人は最近、ニューオーリンズにある自宅を650万ドル(約8億1000万円)で売りに出したことが報じられていたところだった。ハリケーン・カトリーナが同市に莫大な被害を及ぼした後にその物件を購入しており、ブラッドの運営するチャリティ団体メイキ・イット・ライトが同地の再建を支援する間、多くの時間をその自宅で過ごしていた。

渡辺淳之介×松隈ケンタが語る、音楽プロデュース論「僕らはアーティストより超人じゃなきゃいけない」

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左・松隈ケンタ氏、右・渡辺淳之介氏

【リアルサウンドより】  アイドルグループのBiSが2014年7月に解散した後、仕掛人としてマネージャーを務めた渡辺淳之介氏と、サウンドプロデューサーを務めた松隈ケンタ氏はそれぞれ、ミュージシャンのA&Rやマネジメントを行う事務所WACKと音楽制作プロダクションのSCRAMBLESを設立、タッグを組んで新たな道を歩んできた。そして2015年3月、BiSの系譜を受け継ぐ新たなアイドルグループ・BiSHを始動させ、5月27日にはデビュー作であり1stフルアルバム『Brand-new idol SHiT』を発表。アイドルファンを中心に話題を呼んでいる。8ヶ月前にふたりを取材したインタビュー【BiSの仕掛人、渡辺淳之介×松隈ケンタ対談 2人が別々に起業した理由とは?】では、会社設立の理由や今後のビジョンなどについて語ってもらったが、その後、ふたりの環境はどのように変わったのか。そして、新たなプロジェクト・BiSHやPOPではどのようなプロデュースを行っているのか。6月に移転したばかりのスタジオにて、じっくりと話を聞いた。聞き手は、前回に引き続き編集者の上野拓朗氏。(編集部)

渡辺「ネットに全曲公開したからこそ売れたんじゃないかなって」

――前回のインタビューから8カ月経ちましたが、2人ともオフィスとスタジオを移転して、制作の環境もそうですけど、担当されている案件にも変化がありました。 渡辺:順調……ってことなんじゃないですかね。 松隈:バンドもグループも激変してますけど(笑)。前回は僕がまだLUI◇FRONTiC◇松隈JAPAN(現LUI FRONTiC 赤羽JAPAN)にいた頃で、BiSHをやる話もなかったから。 渡辺:松隈さん! あの壁にかかってるデカいモニター、何ですか? 松隈:ああ、55型やろ。 渡辺:さっき初めて見てビックリしたんですけど、松隈さん、ああいうところにこだわりますよね。 松隈:スタジオって雰囲気が大事だと思うんですよ。例えば、このリハーサルルームの端っこに間仕切りのカーテンがあるじゃないですか。あれは散らかった荷物が隠せるように付けたんです。リハスタって、ギターのケースとか個人の荷物とかすぐに散らかるので、そういうのが目につくとプレイヤーもイラついてくるんです(笑)。だったら隠してスッキリしようと。気持ち良くリハーサルしてもらう。大きいモニターを付けたのもそういうことで、エンジニアやプロデューサーから歌ってる人の様子がよく見えるようにすることで、“今のテイクを気に入ってるんだな”とか“今日は機嫌がいいな”とか、そういう表情がよくわかる。プロデュースしやすいという意味で大きいモニターにしているわけで、見栄じゃないからね(笑)。 渡辺:(笑)でも、あのモニターが松隈さんを表してるなぁと思いました。 松隈:まあ、ちょっとデカいくらいなら、すごくデカい方がいいなとは思うけど(笑)。僕は高価なビンテージギターとかいらないんです。高価な機材を買うんだったら、プレイヤーが演奏していて気持ちいい環境にお金を使いたい。スタジオって普通は巨大なミキサーの卓を買ったりするんですけど、ウチは敢えて買わないという斬新なスタンスなんです。今の若い人たちは大きいミキサーは使わずに、家のパソコンでレコーディングまでしちゃう。そういうところと同じ感覚でありたいというか、“今の機材”でつくることを大事にしているので。 ――それにしても、制作のスピードがめちゃくちゃ速いですよね。BiSHのオーディション告知~音源制作~ライブの流れ、また松隈さんのフェイスブックとか見てるとレコーディングの一連の作業もかなり集中して臨んでいたんじゃないかなと。 渡辺:本当にあっという間でした。今回、アルバムがオリコンのウィークリーで20位になったんです。アルバムってシングルに比べると高くて何枚も買えないから、アイドルは苦戦することが多くて。なので、いきなり20位になったことには驚いたし、しかも全曲ネットで聴けちゃうんですよ。アルバム発売前に「BiSH-星が瞬く夜に」という曲を除いてSoundCloudに全曲アップしていて、今も聴ける。「BiSH-星が瞬く夜に」もYouTubeにアップしてるので、結果的にアルバム収録曲すべてフル尺で聴けるんです。それなのにアルバムが売れたのはすごいなと。もちろん、それで買わなかった人もいると思うんですけど、僕の実感としてはネットに公開したからこそ売れたんじゃないかなって。 松隈:渡辺くんは前からネットで全曲公開したいって言ってて。僕も自分のバンドで以前は無料で試聴とかやってたんです。でも、ファンは買ってくれるんですよね。CDを買わない人は無料でも聴かないだろうし、そういう意味では公開してもあまり変わらないのかもしれないねって話はずっとしていて。 渡辺:メジャーだとできないことも多いんですけど、BiSHはインディーズで初めて出すタイミングだし、失敗してもいいから(ネットでの無料試聴を)をやらせてほしいと松隈さんに話して。松隈さんも最後まで悩んだんですけど、「いいか、淳之介。こんなことして許されるの、俺くらいだぞ」って(笑)。 松隈:怒ってたわけじゃないよ。面白いなと思って。 渡辺:僕がBiSHのスタートアップでうれしかったのは、全曲試聴のおかげで、アルバム発売前の初ライブでお客さんが一緒に歌ってくれたことなんです。“何だこの状況は?”って思ったんですけど、よくよく考えると、何回も試聴して覚えてきてくれたんだなって。 ――今回、そうやって一つ結果を残すことができたわけじゃないですか。ある種、衝動的にやったことが認められたと考えると、その次にどうしようか悩むことはないですか? 「う~ん、う~ん」と頭をひねって絞り出したアイデアよりも、「うぉりゃ!」と勢いでやった方が上手くいったりする……みたいなケースもあるじゃないですか。 渡辺:普段の仕事のスタイルもそうなんですけど、時間をかけてコンセプトを練りに練るというよりは、締め切りギリギリになんとか間に合わすタイプで。言い換えるなら、誤魔化すみたいな(笑)。例えば、何かハプニングが起こったとき、それをどうやって見せようかなってことは得意ですね。BiSHもデビュー前にメンバーが脱退しちゃいましたけど、いろんな人から「脱退も織り込み済みで進めてたんでしょ?」って言われるんですけど、逆にそんなことはできないので(笑)。 松隈:ほんとの事故だからね(笑)。 渡辺:まさかのハプニングだったので。そういう不測の事態があったとき、もしコンセプトを事前にしっかり考えていたとしたら、対応できないと思うんですよね。僕的には「そのコンセプトはズラしたくない!」というのはないので、突発的に起こったことに対して、どう振り切っていくのかが楽しい。問題があった方が楽しいんです。松隈さんもそういうタイプですよね? 松隈:うん。でも、大きい目標はブレないからね。 渡辺:僕が感じるのは、何か一つダメだったときに「もうダメだ!」って諦めちゃう人が多くて、そういうのって残念だなと。「いや、ダメじゃないでしょ!」って僕は思うし、もっとどうするか考えようよと。でも、こう見えて普段から心配しかしてないタイプなので、何があっても動じないっていうのは強いかもしれないですね。

松隈「僕のフィルターを通させてもらってるところが、BiSHらしさになってるかも」

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BiSH

――BiSHに関して、音楽的な方向性は決まっていたんですか? 松隈:今回、渡辺くんから最初に言われていたのは「音のオモチャ箱にしたい」ってことで。BiSの一枚目のアルバム(『Brand-new idol Society』)が、そうだったんですよ。14曲14ジャンル詰めこんで、とにかくハチャメチャにしようと。で、それをもう一回やろうと。ただ、曲をバラバラなものにするというよりは、方向性を一つに決めないでつくっていたところはあります。あと渡辺くんが言ってたのは、シンセを減らしたいと。バンドの生音を活かしたサウンドにしたい。だから、必要最小限の要素しか入ってない。いい意味で音がスカスカというか。その点は結構こだわりました。 ――渡辺さんは松隈さんに「こういうサウンドがいいです」みたいに、いろいろ聴かせるわけですか? 渡辺:楽曲コンペをやるんです。僕が「こういう曲がいいです」って資料用の曲をリストアップして松隈さんに渡して、そこから松隈さんがSCRAMBLES(松隈をリーダーとするクリエイター&プレイヤーのチーム)とか周りの人に声をかけて……みたいな。 松隈:だから、僕の曲が不採用になることも当然あります(笑)。ただ、渡辺くんはみんなの得意なところを活かすタイプだから、例えばジョンスペ(ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン)みたいな曲を渡辺くんが欲しいと言って、そういう曲が集まらなかったとしても、それぞれのクリエイターの良さを伸ばしてくれる。これが他の人だったら、「こいつら違うな」って別のクリエイターに頼んじゃうんですけど、渡辺くんは意見を出しながら一緒につくりこんでいく感じ。 ――BiSのときもコンペはあった? 松隈:ありましたね。SCRAMBLESのメンツも当時とは少し変わってるんですけど、僕の周りの連中だけじゃなくて、バンド仲間とかにも声をかけたりしてました。今回も集まった曲を僕の中で精査して、それを渡辺くんに渡すという感じです。 ――SCRAMBLESのクリエイターたちを見て、以前に比べて成長してるなと感じることも多かったのでは? 松隈:そうですね。田仲圭太はエビ中さん(私立恵比寿中学)や夢アドさん(夢見るアドレセンス)にも曲を書いてるし、井口イチロウは“つばさFLY”っていうアイドルさんからメインソングライター的に起用していただいたり。少しずつ実績が出てきてます。でも、BiSHでは彼らの曲は使われなかったんだけど(笑)、編曲ではそれぞれ参加してるので。 渡辺:あと、今回は制作期間がほとんどなかったので、曲を書き直したりする余裕がなかったですね。 松隈:トラックダウンの日にギター弾いた曲が何曲かありましたからね(笑)。 渡辺:いい意味で時間がなかったことが幸いしたというか、僕はこのアルバムのギザギザした感じが好きです。ソリッドというか。 松隈:いろんな人の曲が入ってるんですけど、すべて僕のフィルターを通させてもらってるところが、BiSHらしさになってるかもしれないです。ボーカル録りは僕が全部やりましたし、最初から最後まで何らかの形で携わってるので。

渡辺「僕は必要悪でいい、ヒールでいいんです」

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スタジオには新しいドラムセットがあった

――ところで、渡辺さんはツイッターとかでのディスりとかは気にならないタイプですか? 渡辺:めっちゃ気にしますよ。僕はずっと褒められていたいタイプなので(笑)。BiSのときは全裸PVだったり、BiSHのときはネットで全曲無料試聴とか、これまでヘンなことばっかりしてきたじゃないですか。BiSのときからよく言われるのは、「楽曲はいいのに、プロモーションはどうなの?」って。そりゃ僕もきれいにプロモーションやりたいですよ。でも、BiSの前にやってたプー・ルイのソロのときに「楽曲いいね!」って言ってきてくれた人はいなかったですからね(笑)。鶏が先か、卵が先かって話にも通じると思うんですけど、これくらいインパクトのあることしなかったら聴いてすらくれなかったでしょって。まあでも、ぜんぜん褒めてくれないです。お客さんも僕のことは褒めてくれないですね(笑)。僕は必要悪でいい、ヒールでいいんです。 松隈:でも、表立って「すごい!」って渡辺くんが持ち上げられるよりは、今の方がいいと思う。渡辺くんがすごいのはみんなわかってることで、わかってる人は表に出してハッキリ言わないんだよ。渡辺くんは「私は偉いんです」みたいな空気を一切出さないところがすごいんですよ。だから、初対面の人に「もっと凶悪な人だと思ってました」と言われたりするし(笑)。「意外と人格者なんですね」って(笑)。 渡辺:あの……ほんとにみんな失礼ですよね(笑)。 ――アハハ。BiSHのメンバーは渡辺さんに対して、どんな感じなんですか? 渡辺:BiSHに関しては、もともとBiSを見てきた子たちなので、僕へのちょっとした尊敬があったりするんです。そこが逆に難しいところでもあるんですけど。BiSのときは完全に言われ放題だったので(笑)。 松隈:でも、レコーディングのときの渡辺くんは、その場の空気を悪くしないようにする天才ですよ。BiSのときもBiSHのときも。レコーディングのとき、どうしてもイライラしてきてしまって厳しいことを言ってしまうときが時々あるんですけど、そんなときは渡辺くんがアホなことを言って空気をつくってくれるので、すごくやりやすい。ただ、渡辺くんが唯一ピリっとするのは、彼のアシスタントが何かミスしたとき。そのときはレコーディング中だろうが何だろうが怒鳴り散らすので(笑)、僕もメンバーも怒りが収まるのを黙って待つしかない(笑)。 ――温厚そうな渡辺さんしか知らない自分にとっては意外な一面です。 渡辺:アシスタントには厳しいです。アーティストがあってこその自分たちなわけだから、僕たちはアーティストよりも超人じゃなきゃいけない。極端な話、「この人、アーティストよりも寝てないんだな」って思われるくらい頑張るのが当たり前だし、アーティスト本人にも「この人、私たちのために死ぬほど頑張ってくれてる」と思ってもらわなきゃいけない。だから、自分本位で何か言ったりしたときは怒ります。疲れて眠たかったので寝てしまって遅刻したとか、相手から連絡が来ないので保留にしてあるとか。これはBiSHのメンバーにも言ってあることなんですけど、口に出す前に自分で一度考えろよと。これでいいんだろうか?って。当然、仕方のないときもあると思うんですよ。でも、それをリカバリーしようとするヤツがなかなかいないので。まあ、わかってもらえないことが多いんですけど(笑)。例えば、電車が遅延して現場に遅れることがあるとしたら、それに対してどれだけリカバリーできるかだと思うんです。ちょっとしたウソでもいいんですよ。「今、電車が止まって閉じ込められちゃってるんですけど、扉をこじ開けて外に出ようと思って!」くらいの話をしなくちゃいけないのに、冷静に「電車遅れてるんで、すみません」みたいなのって違うなと。 松隈:今の話、クリエイターにも通じるところがあるね。例えば「手持ちの機材が少ないんですよ」とか「すべて打ち込みだから、これが限界なんです」って言ってくるのは、やっぱりそういう音なんです。機材足りないんだったら、それを逆に活かしたサウンドにすればいいのにって。カゼひいて声があんまり出ないとか、でも、そういう声でカッコよく録れる方法を探せばいいと思うんです。 ――BiSHのプロジェクトの次はPOPが控えています。こちらもプラニメから引き続き松隈さんが携わっていく感じですか? 松隈:そうですね。基本的にはプラニメの方向性を踏襲しようと思っていて、アルバムで世界観をがっつりつくれたらなと。 ――BiSH、POPの動向もそうですけど、元BiSのメンバーの順調そうな活動ぶりも含めて、改めてBiSを解散して良かったと言える状況と言えるんじゃないですか? 松隈:もし続いてたら渡辺くん、今頃は死んでたよね。忙しすぎて。 渡辺:たぶん、あのまま続けてたら普通のダサいオジさんになってたと思うんですよ。 ――僕はここ3年くらいしか見てませんが、渡辺さん、いい意味でぜんぜん変わらないじゃないですか。年齢を重ねてキャリアを積んでくると、「風格出てきたね」「なんか大物っぽいね」みたいに言われることもあるかもしれないけど、自分の好きなようにやってるからなのか、見た目や雰囲気がまったく変わってない。簡単に言うと“若い”ですよね。それって今の道を選んだからなんだろうなと思います。 松隈:うん、それはあるかもな。 渡辺:僕の中でBISは伝説なんです。でも、BiSHのリリースがあったことで、BiSの旧譜が売れてるらしいんですよ。 松隈:BiSHやPOPのファンになった人は、そのルーツに戻ることができるという。 渡辺:今、BiSが過大評価されてるので、ほめられるのが好きな自分にとっては最高にいい時期であるとも言えます(笑)。 (取材・文=上野拓朗/POKER FACE/写真=編集部)

キャラ設定はもろ『ドラえもん』…法的には“問題なし”でもヤバすぎるギャグエロマンガ『のぞえもん』

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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のぞえもん第1巻(藤崎ひかり/日本文芸社)
「こんなこといいな、できたらいいな」と思うことを、みんなみんなみんなかなえてくれそうな幼女が登場するマンガが注目を集めている。先頃単行本第一巻が発売された、藤崎ひかりのマンガ『のぞえもん』(日本文芸社)だ。 「コミックヘヴン」(日本文芸社)で連載中のこの作品は、冴えない高校生・たかしのところに、未来からやってきた幼女型ロボット・のぞえもんが、背中の四次元ランドセルから取り出す道具でさまざまな願いを叶えてくれるというもの……。  掲載誌でも超人気を誇っているという、この作品。しかし、誰がどう見ても元ネタは藤子・F・不二雄の名作『ドラえもん』(小学館)。いやいや、国民的名作になんの意図があっての挑戦なのか……? というか、ここまでやって「パロディです」って誤魔化せるのか? 読んでいて心配になったので、まずは専門家の意見を聞いてみた。 「おたぽる」で続きを読む

昭恵夫人が安倍首相の本音を暴露!「主人は今も女性が働くことをよく思っていない」

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右がアッキーこと安倍昭恵・総理大臣夫人(安倍昭恵Facebookより)
 国会の安保法制論議が迷走を続けるなか、安倍首相の“家庭内野党”を自認するアッキーこと昭恵夫人は元気だった。先頃も安倍首相批判を比較的多く展開する週刊誌「週刊現代」(講談社)6月13日号のインタビューに応じ、驚きのエピソード、持論の数々を披露している。 『夫にも、マスコミにもこの際、言わせてもらいます』  こんな刺激的タイトル記事の中で、アッキーは、しかし意外なマスコミ批判を展開した。 「『中身はともかく、どうしてこんな写真を使うの!?』って思うんです。私、いつもヘンな写真ばっかり載せられているから……」  記事の内容より自分の写真写りが大事。しかも「他人からどう見られているか気になっていました」というアッキーは、巨大掲示板「2ちゃんねる」もチェックし、「バカ」「ブス」と書かれたことにご立腹のようなのだ。  なんともアッキーらしい50代女性の乙女心(笑)だが、しかし話が夫の安倍首相や政治、そして自身が熱心に取り組む環境問題に及ぶと、家庭内野党ぶりがどんどん出てくる。特に沖縄・普天間基地の辺野古移転問題に関し、かつて大喧嘩になったエピソードとしてこう語っている。 「今も覚えているのは、結婚前に環境問題で言い合いになったんです。私は、当時揉めていた石垣島の新空港の建設に『飛行場を作るとサンゴ礁が壊されてしまう』と言って反対していたんですが、そうしたら主人が『そんなこと言うけどじゃあどうするんだ』って。あの時は全く議論になりませんでした」  その上で辺野古問題に言及した。 「本心を言うと辺野古の飛行場も海の上には作らないでほしい。私は昔から海を守りたくて、それで東北の防潮堤建築にも反対しているんです」  もちろん、安倍夫妻のこうした“政策不一致”は今に始まったことではない。憲法、原発、韓国への姿勢まで、ことごとく違っている。例えば今年5月に発売された「文藝春秋」(文藝春秋)6月号のインタビュー『安倍昭恵 新しいファーストレディー宣言』では、憲法9条について「今の憲法は時代に合っていないところもあります」「(安倍首相は)今回こそ日本人が自分たちで考えた憲法を作りたい、と考えているんだと思います」と夫に一定の理解を示したのち、ズバリ9条堅持を「でも私自身は、9条は守ってもいいかなという考え方なので」と語っている。  だが、この「文藝春秋」インタビューでさらに驚かされるのは、安倍首相が成長戦略として大きく位置づける「女性の活用」について、アッキーがその“欺瞞”とも思える本質をこう暴露してしまっていることだろう。  安倍首相はアッキーがいろいろな話を喋っても、「基本的に自分の関心があることしか聞いていない」という。そして問題の「女性の活用」だ。 「女性活用のようなテーマも、主人と話す機会はほとんどありません」 「主人はもともと保守的な考え方の持ち主ですので、女性がみんな働くことが良いとは、今も思っていないのかもしれません。女性には社会で活躍してもらいたいとの思いがある反面、あまりにも多くの女性が社会に出ることで、伝統的な日本のよき家庭の形が崩れてしまうことを恐れているような気がします」  これぞ家庭内野党。夫に遠慮してか曖昧な言い方になってはいるが、アッキーが語っている安倍首相の実像は、女性の社会進出など本音では望んでいない。そして労働者派遣法改正や「3年育休」などにしても、女性の社会進出を阻み “家庭”に縛ろうということではないか!  ツッコミどころ満載なアッキーが語る安倍首相の“本当の姿”だが、こうしたファーストレディーの肉声を発することは、アッキーの最大の功績なのかもしれない。  さらに、アッキーは前出「週刊現代」で夫からこんな圧力を受けたことまで披露している。 「実はUZU(アッキーが経営する居酒屋)は主人からもおカネを借りて開いたお店なので、『借金を返さない場合はオレが乗っ取る』『社長になってチェーン店にする』と脅されました」  アッキーは「余計なことはしないで」と現在のところ突っぱねているらしいが、安倍首相には、日本を戦争に突き進ませる前に是非とも首相を辞めて居酒屋チェーンの社長になって欲しい。マジでそう思う。 (伊勢崎馨)

元1Dのゼイン・マリク、今度は髪色を白にチェンジ!

元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクが今度は髪の毛を白に変えた。明るいグリーン、薄いオレンジなどとここ数日で髪色をころころ変えているゼインだが、今回は白にチェンジしている。 ツイッターとインスタグラムで「ホワイト・ヘアー」とキャプションを入れて新たな容姿を公開したゼインは、その後「昨日は紫。全部トライしてみるかな」とコメントを続けているが、紫の髪になったゼインの姿は公開されていない。ゼインのグリーンの髪色姿は、先週末に婚約者のペリー・エドワーズが「#GreenHairDontCare(グリーン・ヘア気にしない)」というハッシュタグをつけて投稿していた。このハッシュタグはソーシャルメディア上で拡散され、同じような髪型のユーザーが自分の写真を投稿したりと話題を呼んでいた。 そんなゼインは、4月には髪を剃り上げ坊主頭にしており、人気絶頂の1Dから脱退したことへ対する「清めの儀式」として坊主にすることを決めたと言われていた。ある関係者は当時、「ゼインはやってきたこと全ての後の清めの儀式として坊主頭にすることを決めました。そうすることで新たなスタートを切り、しまりのない髪をしていた1Dでの日々からさらに距離ができたと感じたようです」と話していた。さらに、別の関係者は「実は前にも坊主姿になったことがあったのです。自分に合うと思っているのでしょう。だから、正直なところ、周りがどう思おうと関係ないようです。維持するのも簡単で、あまり手をかけなくていいですからね」とコメントしていた。

ライブシーンは1年でこれほど動いた KEYTALK、[Alexandros]、BLUE ENCOUNTらの大躍進

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04 Limited Sazabys『CAVU(通常盤)』(日本コロムビア)

【リアルサウンドより】  音楽雑誌やウェブサイトを中心に活躍するライター、高橋美穂氏による連載企画「ライブシーン狙い撃ち」が今回からスタートする。当連載では、ライブハウスを主な取材対象としてきた同氏が、リアルタイムで注目するライブバンドやシーンを紹介。一児の母でもある同氏らしい視点で、ライブやバンドの新たな楽しみ方を伝えていく。(リアルサウンド編集部)  はい、浦島太郎です! ……そう、恥ずかしくも言わざるをえないくらい、1年振りの現場復帰で目が回っている。そもそも「若手バンドを追い掛ける」、「ライブハウスに通う」というスタイルで築いてきた私のライター人生。そのスタイルを変えなければならない事情が、1年前に起きた。子供を授かったのだ。どんな仕事をしていたって、女性ならブチ当たりがちなこの現実。しかも音楽業界の流れが早いことは、身をもってわかっている。子供を産み育てることは夢だったし、三十路半ばだし、ずっと覚悟は固めてきた。少し立ち止まってみて、そこから見えるもの、聴こえるものも、面白いかもしれない。そう気持ちに落としどころをつけて、出産後は子供が寝た後で細々とディスクレビューを執筆し、音楽シーンの流れはどうにか把握。子供が起きている時間は音楽と言えばEテレ。『ブンバ・ボーン!』を歌い踊りながら子供をあやし、こんな人やあんな人が子供番組に音楽を提供しているのね!?と驚いたり、歌のおねえさんとおにいさんの上手さやパフォーマンス力に感動したり……と、刺激はめいっぱい受けていた、一応。そして、赤ちゃんの成長の早さに合わせて、私自身もすんなりと変化出来てしまった。今まで居場所だったライブハウスの酒臭さや汗臭さではない、赤ちゃんの石鹸の匂いやウンチの臭いを嗅ぐ日々に慣れ、ライブをやっている時間に寝てしまう生活が、すっかり居心地良くなってしまったのだ。  しかし、4月を迎えて、そうは言っていられなくなる。子供を保育園に預けて、ライターに復帰しなければならなかったからだ。訊きたい書きたい欲がウズウズしていたというのもあり、育児、家事、仕事、フル稼働しないと生活していけない状況というところもあり。じゃあ、片足母ちゃん、片足ライター、二足のわらじをはいてガツガツ走っていきますか!と意気込んでみたものの……はっ! 最近のライブハウスはどうなってるんだ!? とキョロキョロ。そうしたら、あんなバンドがこんなに成長していて、こんなバンドが世の中に出てきている!と、驚きのオンパレードだったのだ。  まずはKEYTALKの大躍進。ダンサブルなサウンドとテクニカルなプレイが魅力的な彼らはインディーズ時代から取材してきたけれど、こんなにフェスの申し子のようになり、今秋の日本武道館公演まで決定しているとは! 音楽バカでピュアなキャラクターであるが故に(もちろん褒め言葉)、ここまでのし上がるとは思っていなかったけれど、時代と見事にシンクロした結果だと思う。また、いよいよ“スター”と呼びたくなるような存在になってきたのが、[Alexandros]。ちょうど[Champagne]から改名する頃に産休に入った身としては、メジャーデビューが似合う華やかさをまとっている今の彼らは、本当に別バンドのように見えてならない。いや、元々実力派ではあったけれど、ビジュアルもサウンドも、改名後にぐっと色気が増した気がするのだ。お茶の間まで、世界じゅうまで、オーバーグラウンドにロックを届ける際には、色気は必須。これからが楽しみでしかない。そして、最初の「これは何と喩えていいのやら!?」という印象のままで、ズンズン名と音を広めてしまっているのがBLUE ENCOUNT。ラップに速弾き、ストリングスから真っ直ぐな歌詞まで、全てをブチ込んでスマートにまとめてしまっている、まさに現代版ミクスチャーバンド。“●●系”とかどうでもよくなった時代の象徴的存在だろう。あと、何よりもライブが重要な今の時代において、いちバンドなのにいろいろな角度で楽しめるところも魅力なのかもしれない。さらに、違った方向性で、現代版ミクスチャーバンドと言えるのが、WANIMA。産休中に取材した数少ないバンドなのだが、レゲエやメロディック・パンクというジャンルだけではなく、エロに郷愁に熱いメッセージまで、感情もミクスチャーして放出しているところが彼らの特徴だ。そこが格別に人間臭くて気持ちいい。最後に、最も驚いたのが04 Limited Sazabys。昨年のPIZZA OF DEATH主催イベント『SATANIC CARNIVAL 14'』に出演してから、どんどん評判が評判を呼ぶようになっていったと思うのだが、ちょうどその時期から産休に入っていたため、かなり彼らからは浦島太郎感を食らわせられた。クセのあるボーカル、ポップなメロディ、心弾む疾走感、メロディック・パンク育ちのヤンチャな空気感……惹かれる要素が満載。しかも、瞬く間にメジャーデビューを果たすとは、追いかけないと置いていかれそうになるくらい、意志を持ったバンドなのだと思う。ぜひ、何処かで出会いたい。  今度いつライブハウスに行けるかはまったくわからない。でも、今まで磨き上げてきたアンテナは、1年くらいで錆びちゃいないはず。私のような母ちゃんに限らず、なかなかライブハウスに行けない人たちも多いはずだから、そんな状況でも音楽は楽しめるのよ、新しいバンドを知れるのよ、そしてライブハウスに行っている感覚に近付けるのよ、というような連載にしていけたらと思っています。これから、どうぞよろしく。 ■高橋美穂 仙台市出身のライター。㈱ロッキング・オンにて、ロッキング・オン・ジャパンやロック・イン・ジャパン・フェスティバルに携わった後、独立。音楽誌、音楽サイトを中心に、ライヴハウス育ちのアンテナを生かしてバンドを追い掛け続けている。一児の母。

『台風のノルダ』舞台挨拶で、芸能マスコミの態度にファンからはブーイング! 過去には紺野あさ美目当てで一悶着も

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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台風のノルダ」公式サイトより。
 今月5日、劇場短編アニメーション作品『台風のノルダ』初日舞台挨拶が開かれた。この日はマスコミも多く取材に訪れる現場となったが、一部の芸能記者たちの態度に観客からは不快感を表す声も聞かれたという。 『台風のノルダ』は、新進気鋭の20代スタッフが集まるアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」2年ぶりの劇場新作。フジテレビ「ノイタミナ」枠のアニメを観ている人ならお馴染みの、イスに座った少女が画面の前に向かってくるスペシャルムービー『ポレットのイス』などで知られている。今回、スタジオジブリにて『借りぐらしのアリエッティ』や『風立ちぬ』に参加したアニメーターの新井陽次郎氏が初監督を務めるということでも、注目を浴びている作品だ。 「おたぽる」で続きを読む