
「週刊実話」2015年8月20・27日合併号(日本ジャーナル出版)

「週刊実話」2015年8月20・27日合併号(日本ジャーナル出版)
歌手の華原朋美が10日にメモリアルブック『華原朋美を生きる。』(集英社)を発売。今年デビュー20周年を迎え、これまでの音楽活動を振り返り綴ったということだが、当然のように小室哲哉との対談や撮り下ろしの最新ショットも掲載されている。これにはファンも、「小室はもういいだろ」「過去を完全に断ち切んなきゃ」とうんざり。 「深夜番組の隅っこに映っていただけのバラドルが、小室がプロデュースをした途端、魔法にかけられたように音楽界のトップスターになった。今の業界では考えられないような、シンデレラ物語ですよね。ただそれももう、20年近くも前のことですし、小室には闘病中の妻・KEIKOがいるのだから、自重するべきですよ」(音楽関係者) 【「おたぽる」で続きを読む】
平気で他人をだます人間を「ペテン師」と呼ぶ。ならば、それは、東京五輪誘致で世界をだました安倍晋三首相にこそふさわしい肩書きかもしれない。 安倍首相は先月17日、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場「新国立競技場」の計画を白紙撤回すると発表した。世界的建築家、ザハ・ハディド氏のデザイン設計によって2520億円に膨れあがった建設費に国民の批判が爆発し、その勢いに気圧された首相がやむなく現行プランを引っ込めたのだ。 しかし、この白紙撤回、本来は認められるものではないという。東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相は、「IOCのバッハ会長からお詫びをすることはまったくないと。変更は当然あるべきだと理解を得た」と胸を張っていたが、実際はそうではないらしい。 外電によると、8月1日に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会は白紙撤回を容認したものの、東京五輪の準備状況を監督しているコーツ調整委員長は「進捗(しんちょく)状況を注視する」と言及。バッハ会長はさらに踏み込んで「質やコスト管理、時間(工期)が保証されるようIOCが関与すべきだ」と異例の発言を行い、日本側への不信感を隠さなかった。 総会に出席した森氏は一連の発言に驚いたようで、記者団に対して「日本が頼りないからではなく、時間がなく後戻りできないのでIOCは介入する、一緒にやらせてくださいという意味だと理解している」と釈明に追われ、IOCの考えを安倍首相や遠藤利明五輪相に慌てて報告したようだ。 それはそうだろう。2年前の13年9月、IOCの選考委員を前にしたプレゼンテーションで、安倍首相はこう演説していたからだ。 「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、2020年東京大会は、その確実な実行が確証されたものとなります」 IOCの選考委員を前に、ザハ氏が描く流線型の巨大なスタジアムのイメージ図を示しながら、「確かな財政措置」を「確実に実行する」と大見得を切っていたのだ。委員たちはこの言葉を鵜呑みにして「TOKYO」に票を投じたのである。 そんな当の安倍首相が、IOCの認めたデザイン設計のままでは「財政措置」が「確実に実行」できないと言い出した。本来なら、東京開催そのものを白紙撤回するのに等しい発言であり、IOC側が不信感を抱くのは当然だろう。 ところが、安倍首相のペテン師ぶりはこの程度にはとどまらなかった。なんと、五輪開催後、民間へ払い下げるという“密約”が存在するというのだ。 8月7日発売の月刊誌「文藝春秋」(文藝春秋)に掲載されたジャーナリスト由利俊太郎氏のレポート「新国立競技場 遅すぎた『白紙撤回』」は衝撃的な事実を次々と暴露しているが、中でも目をひいたのが、読売グループへの運営委託、巨人の本拠地化計画に触れていたことだ。 レポートは、今回の白紙撤回は政府が前向きに決めたものではなく、頼みの綱だった東京都に500億円の追加支援を断れたことが決定打となり、やむなくザハ案を諦めただけだったと指摘するのだが、問題は東京都が支援を断った理由だ。同誌は、都庁幹部のこんな証言を紹介する。 「そもそもの経緯の不透明さもさることながら、総工費が2520億円と判明した直後に下村博文文科相が『五輪後は、新国立競技場の運営を民間に委託することも考えている』と発言したことにも舛添知事は批判的でした。『民間に貸し与えるようなものに多額の都税を投入するなどとんでもない。大義がない!』と怒っていました」 舛添知事にごく近い人物は、よりはっきりと巨人軍の名前を挙げ、“密約”をほのめかせた。 「巨人軍の久保博社長を父に持つスポーツ報知の記者が、3年後に築30年を迎え、老朽化が進む東京ドームから新国立への本拠地移転か、などと観測記事を打つのを知事は苦々しく見ていた」 実は、この巨人の本拠地化は、先週発売の「フライデー」(講談社)8/21・28号でも、指摘されている。同誌によれば、仕掛人は後藤田正純衆院議員とスポーツブランド「アンダーアーマー」日本代理店の経営者である安田秀一氏で、3月頃に下村博文文科相にもちかけたものだという。 後藤田氏と安田氏は三菱商事の元同僚で、安田氏の「アンダーアーマー」は巨人と5年50億円のスポンサー契約を結んでおり、この計画は巨人側の意向が強く反映した計画だと見られた。 つまり、舛添知事が不快感を示したという下村文科相の「五輪後は、新国立競技場の運営を民間に委託することも考えている」発言の背景には、こうした動きがあったわけだ。 しかも、「フライデー」によると、この「巨人の本拠地化」計画はザハ案が白紙撤回された後も、まだ生きているという。 同誌によれば、安倍首相は7月14日、稲田朋美政調会長を官邸に呼び込み、今井尚哉首相秘書官とともに、新国立の建設計画見直しを話し合ったが、その際、新国立を巨人の本拠地として使用するというプランの再検討を指示したというのだ。 この3者会談を受けて、稲田政調会長が読売グループのドン・渡邊恒雄会長に面談したという。 しかし、これはザハ案の白紙撤回と同様、IOCに対する明らかな約束違反だ。なぜなら、安倍首相ら日本側誘致団は2年前、新国立競技場をこの国のレガシー(遺産)にすると決然とプレゼンテーションし、IOCに誘致を認められているからだ。それを安倍政権はこっそりと一プロ野球チームの本拠地にするという計画をすすめ、今もそれを継続しようとしている。 しかも、競技場を野球場にするには、大がかりな改修が必要になる。とどのつまり、レガシーは破壊されて姿を消してしまう。 安倍首相は東京五輪誘致のプレゼンテーションで、東京電力福島第一原発が垂れ流す汚染水について“under control(制御できている)”というまったくの虚偽の演説をして、福島の被災者から怒りを買った。そして、ザハ案の国立競技場で「確かな財政措置」を「確実に実行する」と明言しておいて、白紙撤回。もし、この巨人の本拠地化計画がほんとうに進められているとしたら、安倍首相が世界に向けてついた3つめの嘘ということになる。 やっぱり、この男には“ペテン師”という肩書きがふさわしい。 (田部祥太)新国立競技場は“世界の人々に感動を与える場”にはならない(左・首相官邸HPより/右・『渡辺恒雄の虚像と実像』宝島社)

清水富美加公式ページ(レプロエンタテインメント)より
『火花』(文藝春秋)で芥川賞を受賞したピースの又吉直樹には、吉本興業に仕事の依頼が急増し、まさに“文芸バブル”状態だというが、相方の綾部祐二にもその恩恵がありそうだ。綾部にも執筆のオファーが届いているという話で、実際にその企画書を入手した。 タイトルは「仮題」としながらも、綾部の視点で又吉のことを分析するというニュアンスのものが付いており、その内容の構成案には、コンビ結成からブレークまでのエピソードや、絆を深めた2人の関係、さらに『火花』の物語にも通じる、又吉の芸人としての苦悩などが項目として挙げられている。 企画書には、実際に執筆するゴーストライターの候補者名や、報酬条件の提案なども掲載されている。実際に、これがそのままオファーに使われたかは「詳細を聞かない条件」で入手したためわからないが、企画書自体は本物だ。 綾部は又吉の受賞時、「これで又吉のアシスタントとして生きていく決心がつきました」と自虐的なコメントをして笑いをとっていたが、それも冗談にならないほど『火花』のセールスは群を抜く。 【「おたぽる」で続きを読む】
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 1.1%という最低視聴率を更新したことで話題の『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)にまたもやトラブルが発生した。 8月7日放映の「グッディ」では、その前日の「女性セブン」(8月27日号)で歌手森進一が28歳年下のOLとの熱愛を報じたことを受け、7日早朝、散歩する森を直撃、散歩に同行する形で密着取材を行った。 自宅から出てきた森を発見するや、コメントを取ろうと必死に話しかける番組ディレクター。「幸せ一杯ですか?」「結婚は?」「(記事では)生活に潤いが出た、彩りを与えてくれたとありますが」「どのへんに彩りが出たのでしょうか」 ディレクターの問いかけに無言で歩き続ける森。それを必死に追うディレクター。こうしたやり取りが延々と映されるのだが、そのVTRが流れる中、スタジオからはMCの安藤優子やコメンテーターの土田晃之と思われる「どのへんと言われてもね」「うるせーこいつ」「バカみたいなこと聞いてっからだ」と取材するディレクターに対し非難とも思える声が被さった。 そしてVTRが終わり画面がスタジオに切り替わった途端、安藤と共にMCをつとめる高橋克実が頭を下げ、森に対する謝罪と取材に対する非難を口にしたのだ。 「森進一さん。本当に申し訳ありませんでした。(朝の)穏やかな時を何をしていたんですか、この番組は」 これに対し安藤も「心臓ドキドキしちゃいました」と苦笑しながら応えたが、しかし土田は露骨に不快感を表し、こう言い捨てたのだ。 「本当にくそみたいだね」「迷惑だよ」 確かに、長時間に渡り、早朝散歩をする森を追いかけ回したやり方はあまりに執拗だったし、そもそもそこまでやる相手か、という疑問は残る。しかしこうした突撃手法は芸能記者、レポーターにとっては一種の“お家芸”であり、過去スキャンダルや熱愛が発覚した芸能人に対して頻繁に行われてきたものだ。最近はあまり見かけなくなったが、「グッディ」はそれを復活させたともいえる。 実際、最初は無言だった森も、ディレクターの「人生に彩りをということで、ご飯食べる時はピンク色だったりとか」という捨て鉢な質問に、思わず失笑し、その後、ぽつりぽつりと質問に答え出したのだ。ある意味、芸能レポーターの本領発揮ともいえる直撃取材だった。 「グッディ」の直撃精神は今回の森だけではなく“マスコミタブー”であるジャニーズ事務所にも向けられたことがある。 それが今年5月26日の中居正広の囲み取材の場だった。この日「コカ・コーラ ゼロ」のイベントに出席した中居だったが、その直前ラジオで父親が亡くなったことを明らかにしており、主催者からは「プライベートな質問はNG」とのお決まりの説明がされていた。ところが、「グッディ」のレポーターだけは「(父親の死因である)ガンに対する思いは」などと執拗に質問をし、「安藤さんに聞いてこいっていわれたの」と返されている。 しかし、この中居の一件にしても、森のことにしても、それを取り上げたネットニュースや芸能マスコミは「土田が激怒」「執拗な取材に批判」「中居が大人の対応」「グッディがまたやらかした」などと「グッディ」を批判する形でこれを伝えている。 だが、はたしてそうなのだろうか。マスコミタブーである中居のプライベートを果敢に質問したことは芸能レポーターとしては賞賛に値する。むしろ、問題は芸能ネタを取り上げる番組コメンテーターやMCを同じ芸能人が務めているということだろう。俳優の高橋にしろ、芸人の土田にしろ、大御所歌手であり大先輩の森のスキャンダルに適切なコメントなどできるはずがない。実際、大御所だけでなく所属事務所や利権、人脈の関係から、彼らは芸能ネタにはいつも完全に腰が引けている。 さらに言えば、自分たちも「何かあればレポーターに追いかけられる芸能人」という身。そんな人物たちが同じ芸能人を叩くことはできないし、タブーを破ることなど期待できない。コメンテーターを務めること自体に無理があるのだ。 せっかくの直撃をこうしたMCやコメンテーターといった“身内”に批判されるのだから、スタッフもたまったものではないが、しかし、「グッディ」の場合はスタッフ側にも問題がないわけではない。 たしかに直撃取材やしつこい取材をやっていのだが、覚悟をもってやっているとは到底思えないのだ。森や中居のケースを見てもわかるように、ただただ、突撃しているだけ。直撃すべき相手、執拗に食い下がるテーマかどうかという判断がまったくない。 そのダメさが露わになったのが、事故死した萩原流行の夫人の2回の会見だ。5月22日に行われた最初の会見では生中継を禁止する約束にも関わらず、それを破り代人弁護士から注意を受けている。これに対しMCの安藤は「ちょっと現場の取り決めが、私達の解釈と違う部分があったのかもしれません」と仕切りや連携の悪さを露呈させた。 また7月1日に行われた妻の2回目の会見では、番組冒頭から「注目の会見が始まります」「生中継でお届けします」と煽りに煽っておきながら、その内容が警察批判だとわかると、すぐに生中継を打ち切り、話題さえも別なものに差し替えてしまった。 確信犯なのか、ケアレスミスによるトラブルなのか、万事こんな調子なのだ。何をしても一貫性がなく、戦略性もなくグダグダ。現場とスタジオの考えが統一しておらず、何をやりたいのかの方針も不明。現場もスタジオも常にドタバタしていて、統括する人物はいないのかと疑問に思うほどだ。 土田の芸能人利権を守る態度にムカついて、一瞬、スタッフを擁護しようと思ったが、やっぱり、この番組、頭が悪すぎるかもしれない――。 (林グンマ)左・フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』オフィシャルサイト/右・太田プロダクション公式サイトより

『デスノート』(日本テレビ)公式サイトより

『民王』(テレビ朝日)公式サイトより
映画自体の内容以上に、監督やスタッフの発言でボワーボワー炎上しまくっている実写映画版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』や、少々アレすぎる原作改編で、これまた気持ちいいほどに燃え上がっている実写ドラマ版『デスノート』(日本テレビ系)などなど、熱狂的なファンを持つ原作を実写化・アニメ化する際には、何かと物議をかもすというのがお約束。 パッと思いつくだけでも『デビルマン』『キャシャーン』『地獄先生ぬ~べ~』『ドラゴンボール EVOLUTION』『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』などなど……というか、成功している映像化はあるのかっていうくらいの死屍累々っぷりだ。 しかし過去には『進撃の巨人』や『デスノート』なんてかわいく見えてくるような、ホントにとんでもない実写版映画も存在する。それがあの『はだしのゲン』だ! はだゲンの映像化というと、あまりにハードなピカドン描写で子どもたちにトラウマをガッツリ植え付けまくったマッドハウス制作のアニメ映画版2部作(1983年、86年)が有名だが、それ以前に作られた実写版が存在するということは意外と知られていない。 【「おたぽる」で続きを読む】『はだしのゲン PART3 ヒロシマのたたかい』(北星)
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