安倍首相が広がる安保法制反対の声に“俺にはネットがある”と強弁…やっぱり心の支えはネトウヨだった!

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安倍晋三Facebookより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こるなかで、安保法案を強行した安倍首相。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠にこんな強気でいられるのか?」と思ったにちがいない。  だが、ここにきて、“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。  昨日19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した、安保法制成立までの安倍首相の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには、安保法案の国会審議が進むなかで〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍首相の姿が、こう描かれている。 〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。 「今は昔と違ってインターネットがある」〉  つまり、安倍首相は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというのだ。  たしかに国会審議中も、そして可決前後も、ネットの大勢は安倍首相の味方だった。各社世論調査では国民の6割以上が今国会での可決に反対していると伝えられているのに、SNSやネット掲示板では“安保法制大賛成”に“安倍礼賛”、そして“反対野党への異様なバッシング”が大半を占めていたのだ。  本サイトで既報のとおり、先日の北関東地方での記録的な豪雨による大規模水害の際にも、安倍首相はすぐに対策を講じず身内と国会答弁の口裏合わせを行っていた。にもかかわらず、ネットでは「堤防決壊は蓮舫がスーパー堤防を仕分けしたせいだ!」などと言って民主党のせいにする事実無根のデマが流布していた。  衆院特別委での強行採決に関しても、先に鴻池祥肇委員長を取り囲む“スクラム”を仕掛けて一方的な採決にもち込んだのは与党側だったのに、ネットでは「平和のためなら暴力も厭いませんwwwww」などと野党にばかり批判が集中。なかでも民主党は「日本の邪魔すんじゃねえよバカ民主」「民主党は暴力政党!!!」と盛大に貶されていた。  また、国会で安保法案の欠陥を鋭く指摘してきた共産党も、「共産党の街宣車が鬱陶しい アカは死ね(直球)」「共産党はクソ雑魚なのになにを意地張ってらっしゃるんですかねええ...ぇぇ...」と馬鹿にされ、本会議で一人牛歩戦術に打って出た山本太郎議員にいたっては、「共感できるとかほざいてるキチガイがいるのに驚くわ…日本人じゃないだろ」「シナチョンにコントロールされた馬鹿は死ね」とヘイトスピーチが乱れ飛ぶ始末。  もう、本サイトの読者であればお分かりだろうが、これら“野党痛罵”を繰り返す発言者を注意深く見てみると、やはり、韓国や在日コリアンへの差別を扇動するヘイトスピーカーであり、ネット右翼であることがわかる。  結局のところ、「今は昔と違ってインターネットがある」という安倍首相の発言は、こうしたネトウヨによる他党への罵詈雑言、自分への賞賛を頼りにしていた、ということなのだ。現実の世論は安保法制反対が大勢だから、ごくごく一部のファナティックな安倍支持者が大量の発言を行うネット空間に浸ることによって、癒されていたのだろう。  こんな人が日本の総理大臣なのかと思うと情けなくてしかたがないが、しかし考えてみれば、もともと安倍首相は“ネトウヨの頭領”であったのだから、これも必然かもしれない。  安倍政権がこれまでずっとネット上の広報戦略を重視してきたのは有名な話だ。  安倍は、下野時の2012年2月からFacebookを始め、政権奪回に向けて毎日のように更新し続けていたが、政権を奪回する13年末の衆院選前には〈これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉と投稿するなど、自身を“アンチマスコミの共闘者”と印象づけていた。ようは、自分に批判的なマスコミを偏向報道に勤しむ“マスゴミ”と位置づけることで、反マスメディア的傾向が強いネトウヨたちの支持をとりつけたのだ。  こうしてネトウヨたちは安倍シンパとなり、そのなかからは自民党のネット別働部隊であるJ-NSC(通称・ネトサポ)に参加する者も現れた。J-NSCの活動はネット上での他党のバッシング、平たく言えばネット世論の工作である。  今回の安保法案審議中も、ネトサポは日夜行動していたことが予想されるし、実際に本サイトは、前述の「堤防決壊は民主党のせい」というデマの動きのなかでも、彼らの活動があったことを確認している。  こうして跋扈するネトウヨ・ネトサポが、絨毯爆撃のように“安倍礼賛”“野党痛罵”を繰り返しているのがSNSやネット掲示板の世界なのだ。多くの専門家が、こうした人々によるカキコミによってネット世論がノイズだらけになり、現実世界と乖離するということを指摘している。  繰り返すが、安倍首相は、このようなネトウヨ・ネトサポが工作したネットの模様を見て、自らを慰めていたわけである。いや、ひょっとしたら、案外本気でネットのほうが現実世界よりも正確に世論を反映しているとすら考えているのかもしれない。  人は見たいものしか見ないというが、一国の首相がそんなバイアスのかかった感覚で政治を行っているのだとしたら、国民はたまったもんじゃない。  いずれにせよ、安倍首相がネトウヨやネトサポがつくり出した“偽の世論”を鵜呑みにしていれば、そのうち痛い目にあうのは間違いないだろう。 (宮島みつや)

マット・デイモン、リアリティ番組内での人種の多様性発言について謝罪

マット・デイモンが先日のハリウッドでの人種の多様性に関する問題発言について謝罪した。マットは300万ドル(約3億6000万円)相当の映画の監督を務められる機会を提供するHBOのリアリティ番組『プロジェクト・グリーンライト』の13日(日)に放送されたシーズン4初回エピソードにおけるプロデューサーのエフィー・ブラウンとの白熱したディベートの中で、映画界は監督やプロデューサーというよりも多様な俳優が必要なだけだと示唆するような発言をしたことで非難の的となっていたが、それが文脈を無視して解釈されているとした。 ザ・ラップに対して出されたコメントの中でマットは「映画作りにはより多様な映画制作者たちが必要であると心から考えています。僕は映画を作ることが大好きです。それは人生をかけてやろうと決めたことであり、『プロジェクト・グリーンライト』を見ている全ての若者たちに映画制作とはクリエイティブな表現の実行可能な形態の1つであると考えて欲しいと願っています。僕の発言はハリウッドにおける多様性についてのより広域な会話の一部であり、『プロジェクト・グリーンライト』の根本的な面についての一部でありましたがその部分が放送されませんでした。一部の人の気分を害することになったことにはお詫びしますが、少なくともハリウッドの多様性について議論を投げかけるきっかけになったことには喜んでいます。それは僕達が持つべき議題だからです」 マットは番組内で黒人のエフィーが制作チームにおける人種の多様性の重要さについて話していた時に「多様性っていうのは映画のキャスティングの中で行われることであって、製作側のキャスティングで行われることではないんだ」と割って入ったことで、各方面から非難の的となっていた。

「ゲオチャンネル」は定額制動画配信サービス競争にどう挑む? 成人向けコンテンツの価値を検証

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「ゲオチャンネル」公式サイト

【リアルサウンドより】  HuluやNetflix、Amazonの「プライム・ビデオ」など、外資の定額制動画配信サービスが続々と日本でも開始し、dTVやU-NEXTなどの国内サービスと競合するなか、新たに国内でビデオレンタル店などを手がけるゲオが、定額制動画配信サービス「ゲオチャンネル」を、2016年2月より開始することを発表し、話題となっている。  ゲオチャンネルは月額590円で見放題で、映画、海外ドラマ、アニメといった定番ジャンルだけではなく、成人向けコンテンツも提供するほか、実店舗との提携でより充実したサービスを目指すという。  かつて成人向けコンテンツは、VHS対ベータなど、ビデオに関する規格争いにおいて、勝敗を決する要因のひとつとなったとも見られているため、今回のゲオチャンネルの施策も注目を集めている。実際に同サービスは、競争が激化する市場において強力なプレイヤーとなりうるのだろうか。  アダルト業界とビデオの歴史に詳しい、ライターの安田理央氏に話を聞いた。 「たしかに以前は、成人向けコンテンツの充実が、規格あるいはサービスの競争力を高めることもありましたが、インターネットの普及以降はそうした図式が単純には成り立たなくなっています。ネットで無料のアダルト動画が氾濫しているため、そもそもお金を払って成人向けコンテンツを鑑賞するという習慣自体が失われつつある。現に、Blu-ray Discの成人向けコンテンツはほとんど普及していません。また、過激かつクオリティの高いオリジナルコンテンツの見放題サービスという面では、すでにカリビアンコムや一本道といった海外サイトが一歩先を行っていますし、国内のメーカーも独自に配信サービスを行っています。ゲオチャンネルは月額590円で見放題なので、価格競争力という面では、月に3,000円程度かかる既存の成人向けコンテンツ専門チャンネルより優れていますが、作品数が月50本と少なく、熱心なファンにとっては物足りないラインナップといえそうです」  成人向けコンテンツが少ない背景には、アダルト業界の勢力図が関係しているという。今回、ゲオチャンネルが配信するのは、プレステージというメーカーの作品のみで、同メーカーは独立系といわれるAVメーカーのひとつだ。アダルト業界では、DMM.comグループの1社で、S1やムーディーズなどの有名レーベルを擁する株式会社CAが最大手とされ、DMM系列の流通やサービスと根強い関係性がある。一方、カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するTSUTAYA系列は、K.M.ProduceというAVメーカーを抱えている。大手メーカーとしてはほかに独立系のソフト・オン・デマンドなどが挙げられるが、同社は近年、DMM系列と接近しており、ゲオで配信サービスを展開することは考え難い。 「HuluやNetflixなどの定額制動画配信サービスは、オリジナルコンテンツの充実で差別化を図ろうとしていて、日本向けコンテンツの制作にも意欲的です。ゲオチャンネルは、それに対し安めの価格設定と成人向けコンテンツで戦おうとしているように見えますが、先に述べたようにそれはプレステージの作品のみなので、AVファンに訴求するには弱いと思います。DMM系列などの協力を得られれば、コンテンツ面での競争力も生まれると思いますが、AVメーカーが現在の独自サービスの価格設定を見直すには時期尚早ですから、それも難しいでしょう。ただ、ある程度の映画やアニメを観ることができて、時々は無料動画ではない、ちゃんとしたAVを観ることができれば良いというライトユーザーにとっては、価格も安いですし、嬉しいサービスかもしれません。プレステージの作品自体も、ライトユーザー向けのものが多く、サービスとマッチしています。今後、適切にユーザー設定ができるか否かが、ゲオチャンネルにとっての課題となるのでは」  ライトユーザーに向けた商品・サービスの安価提供で業績を伸ばしたゲオは、競争が激化する定額制動画配信サービスでも、その手腕を発揮することができるのだろうか。 (取材・文=松田広宣)

“視聴率惨敗”フジテレビのリーサルウェポン・宮司愛美はフジを救えるのか? スキャンダルを心配する声も…

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『フジテレビ』公式ページより。
 かつて視聴率三冠王の名を欲しいままにしていたフジテレビが、壊滅的な危機に陥っている。7月~9月期放送の連続ドラマが軒並み視聴率1ケタ台を叩きだし、“打倒ミヤネ屋”を目標に安藤優子キャスターを昼の時間帯に抜擢した『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)は最低視聴率1.1%をマーク。亀山千広社長の肝入りで始まった『水曜歌謡祭』(同)も低視聴率が続き、10月から金曜日の深夜枠に移動。ドラマ、情報番組、バラエティ番組と、どれをとっても視聴率が振るわない。 「どの番組も演出に目新しさがなくなったということは共通していえると思いますが、今のフジテレビの低迷を象徴しているのが、スターアナウンサーの枯渇といわれています。実情、加藤綾子アナウンサーのワントップ体制。下の代からスターになるようなアナウンサーが出てこず、加藤に頼りきった状態が続いています。新人女性アナウンサーが司会を務める『○○パン』シリーズの9代目にあたる、永島優美アナウンサーが司会を務めた『ユミパン』(同)は視聴率1~2%を推移。周囲の期待に応えることはできませんでした。ただ、今年の新人アナウンサーである宮司愛海に対しては、久しぶりの大物ルーキーの出現だと期待する声が多く上がっているようです」(業界関係者) 「おたぽる」で続きを読む

マイリー・サイラスに新恋人!?

マイリー・サイラス(22)に新恋人が出来たようだ。最近までヴィクトリアズ・シークレットのモデル、ステラ・マックスウェルとの交際がささやかれていたマイリーであったが、ここ最近はコメディアンのデイン・クック(43)とデートを重ねていると報じられている。マイリーの親しい関係者の1人は、2人は数年間に渡って友人関係であったとUsウィークリー誌に語っており、2013年12月にもロサンゼルスのとあるパーティーで一緒に踊っている姿を目撃されていた。 そんなマイリーは先月、ステラとの関係が特別なものではないとしており「私は自分が全性愛者であることについてはとてもオープンな人よ。でも今恋人はいないわね」「私は22歳で、デートもするわ。でも2週間ごとに一緒にいる相手はもちろん、私のスタイルって変化しているのよ」とコメントしていた。 さらにマイリーは別のインタビューで「ステラはとても素敵な人よ。でも私たちが誰かと一緒に出掛けると、みんなすぐに付き合ってると思っちゃうのよね。一緒に座って夕食をとったからってそれがデートだって決めつけることは出来ないと思うんだけど」「そして2人は別れたって、そんなことばっかよ。『2人は別れて前に進み始めた』とかって言ってるけど実際上手くいっていたりするのよね」と話したりもしている。

GACKTの腹が変? 便秘っぽい? 黒いウワサの再燃に“男版・浜崎あゆみ”の声も……

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『GACKT』公式ブログより。
 12日に歌手のGACKTが自身のブログを更新。鏡の前で自撮りした上半身裸の姿を投稿したのだが、「GACKTの腹、おかしくないか?」「お腹がボコッて膨らんでて、便秘っぽい感じに見える。薬物をやると便秘気味になるって聞いたことがあるけど……」と、ネット上をざわつかせているようだ。以前、薬物使用疑惑も取り沙汰されたことがあることなどから「ASKAの二の舞ではないだろうな?」と心配する声も上がっているようだ。 「本人はきっぱり否定していましたが、あの独特の話し方やミステリアスなキャラクターが、あらぬ疑いを招いてしまうのでしょうね。GACKTには他にも、東日本大震災の義捐金横領疑惑、脱税疑惑、愛人・隠し子疑惑、レイプ疑惑、整形疑惑、身長詐称疑惑など、黒いウワサには枚挙にいとまがありません」(芸能関係) 「おたぽる」で続きを読む

安倍の寿司トモダチ・田崎史郎の政権スポークスマンぶりがヒドい! 室井佑月に突っ込まれて逆ギレも

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日本経営開発協会HPより
 参院特別委で安保法制が強行された17日、ワイドショーもこぞってこの問題を取り上げたが、安倍政権、自民党の横暴を批判した番組はほとんどなし。多くは野党がなにかダダでもこねているかのように揶揄し、国民の反対の声を相対化するような内容の報道に終始した。  その要因のひとつになっていたのが、コメンテーターの田崎史郎・時事通信解説委員の存在だ。田崎氏といえば、安倍首相とべったりで、露骨な政権擁護解説をすることで有名だが、この日も、『とくダネ』『グッデイ』(フジ系)『ひるおび』(TBS系)といった番組に次々出演。野党を冷笑し、安倍政権を擁護し続けた。  きわめつきは、『ひるおび』での室井佑月とのやりとりだ。田崎は参院特別委の採決について、次世代の党、新党改革、日本を元気にする会など15人もの野党が賛成しているから強行じゃないと、政権を擁護。一方、野党の強硬な反対姿勢については、「デモの人たちの手前、反対をするしかないんですよ」「やりすぎると民意をえられない」などと、冷たく突き放すような発言を連発していた。  これに、室井佑月が堪忍袋の尾が切れたように、「強行じゃないですか。だって国民の大部分が反対しているのに」と、ごく当然な批判を口にする。  すると、田崎氏はバカにするように笑いながら「『国民』て誰のことですか?どこにいるんですか?」と、言い放ったのだ。各社の世論調査でも安保法案反対が60%を超えており、この番組でも後になって、「安保法案賛成30%反対60%」「安保法案に関する与党の説明を83%が不十分」とするJNNの世論調査を紹介していたのだが、田崎氏は、安倍首相同様、都合の悪いデータは見ないことにしているらしい。  さらに、「国民の声を無視している」「国民の声がいちばん大事なんじゃないですか」と室井が食い下がっても、田崎氏は「国会も国民の声」と返し、これまでもさんざん繰り返してきた「選挙で民意を得たわけですから」という弁明を言い張った。  自民党は安保法制については公約に数行入れているだけで、しかも「集団的自衛権」という言葉すら使っていない。ベテラン政治ジャーナリストがまだこんな弁明が通用すると思っているのか。  当然、「選挙でそんなこと言ってないもん」とさらに突っ込む室井。すると、田崎は逆ギレ気味に、こんな返しをしたのだ。 「そんなこと私に言われても…」  さんざん安倍政権の代弁をしながら、いざつっこまれると知らんぷりするこの無責任ぶりは、安倍首相とそっくりではないか。  それに、田崎氏は明らかにジャーナリストでなく、安倍政権側の目線に立ってテレビに出ている。たとえば、同番組でも、「安保法案が可決に向かって前進している」、「野党がここまで抵抗するとわかってたら、あらかじめ衛視を配置しておいたのに」と、お前は政権の一員か?とつっこみたくなるような発言を連発していた。 『とくダネ』『グッデイ』でも同様で、露骨な安倍政権擁護の一方で、デモについては、アナウンサーが「若い人たちがたくさん参加している」というと、わざわざ「実際はお年寄りが多い」などとデマで冷水を浴びせる始末だった。  いったい、この政治ジャーナリストは、どういう神経をしているのか。 「田崎さんもともとは小沢一郎氏に近かったんですが、第二次安倍政権以降は急速に安倍首相に接近。今では、NHKの岩田(明子)記者、産経の阿比留(瑠比)記者と並ぶ三大御用記者と呼ばれるほどべったりになっている。しょっちゅう、官邸にも行っているし、会食もしている。さまざまなマスコミ関係者とのパイプ役まで担っているようです」(官邸担当記者)  実際、有名になった安倍首相のマスコミ幹部の会食にも、田崎氏の名前は頻繁に登場する。首相動静からざっとあげただけでも、こんな感じだ。  2013年1月10日 東京・赤坂の日本料理店「陽羅野家」。田崎史郎時事通信解説委員ら報道関係者と食事。  2013年4月4日 東京・永田町の山王パークタワー。同ビル内の中国料理店「溜池山王聘珍樓」で田崎史郎時事通信解説委員、曽我豪朝日新聞政治部長ら報道 関係者と会食。  2013年5月7日 東京・丸の内のパレスホテル東京。日本料理店「和田倉」で時事通信社の西沢豊社長、田崎史郎解説委員らと会食。  2013年12月16日 東京・永田町の山王パークタワー。中国料理店「溜池山王聘珍樓」。時事通信の田崎史郎解説委員、毎日新聞の山田孝男専門編集委員、朝日新聞の曽我豪政治部長らと食事。  2014年5月15日 東京・西新橋のすし店「しまだ鮨」。田崎史郎時事通信解説委員、島田敏男NHK解説委員ら報道関係者と会食。  2014年6月18日 東京・銀座の鉄板焼き店「銀座うかい亭」。時事通信社の西沢豊社長、田崎史郎解説委員、渡辺祐司社長室長らと会食。  2014年12月16日 東京・西新橋のすし店「しまだ鮨」。田崎史郎時事通信解説委員、島田敏男NHK解説委員ら報道関係者と会食。  2015年6月24日 東京・銀座の日本料理店「銀座あさみ」。田崎史郎時事通信解説委員、島田敏男NHK解説副委員長ら報道関係者と会食。  こんな人物をコメンテーターに起用するというのは、それだけで放送法違反ではないのか。 (田部祥太)

クラムボン・ミトが解説する、『心が叫びたがってるんだ。』の音と風景「何気ない毎日をエンターテイメントに」

【リアルサウンドより】  9月19日(土)から全国公開される話題の劇場アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』。作中で登場人物たちが演じるミュージカルの音楽や、印象的な劇伴を手がけたのは、技巧派ポスト・ロックバンドとして知られるクラムボンのベーシストとして活躍するミト。音楽愛はもちろんのこと、マンガやアニメにも造詣の深い彼に、今作の魅力と、自身の仕事について語ってもらった。

「オリジナルを作るよりも再構築をするほうが長けているかも」

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クラムボン・ミト

――まず本作への参加のきっかけからうかがわせてください。 ミト:二年前、ぼんぼり祭り(※アニメ『花咲くいろは』の舞台のモデルとなった石川県金沢市で開催されるイベント。クラムボンは同作の後期EDテーマを担当)で金沢へ行く飛行機の中で、『ここさけ』の脚本の岡田麿里ちゃんと一緒になったんです。麿里ちゃんとはその前から、『いろは』がきっかけで知り合って、ほかのところでもちょこちょこ会ったりしていたんですけど、そのとき突然「実は今、映画をやろうと思っていて、ミュージカルをテーマにしたいんですけど、ミトさんってミュージカルとかって詳しかったりします?」という話をされて。で、本当に偶然なんですけど、僕の両親は、ミュージカルの曲も含む、スタンダード・ナンバーを演奏するお店をやっているんです。そんなこともあって、同世代の音楽家の中でもスタンダード・ナンバーには詳しい方だと思ったので、「選曲アドバイスくらいならいくらでもできるよ」っていって、その話に乗ったんですよ。で、そのときには、劇中に登場するミュージカルのプロットがある程度できていたので、それにあわせて使えそうな曲を羅列していたら、「ミトさん、もしあれだったら、劇伴もやらない?」みたいな話がどこかから出て。じゃあ、もう、言われるままにぜひぜひ、と(笑)。 ――ミトさんが参加された時点で、ミュージカルパートのプロットはあったんですね。ということは、全体のシナリオもほぼ決まっていた? ミト:そうですね。でも「ミュージカル部分にはこの曲を使ったら面白くなるかも」とかアイデアを出していくにつれて、音楽にあわせてシナリオもどんどん変わっていったんです。クライマックスの仕掛けも、最初からあったアイデアではなかったですよ。また自分の家族の話になってしまいますけど、親父がスタンダード・ナンバーを演奏するようになったきっかけというのが、『五つの銅貨』という映画がきっかけだったそうなんです。自分も家族を持ったら、『五つの銅貨』のクライマックスみたいな演奏がやりたいと思ったのが、音楽を始めた最初の動機だったらしくて。たしかに僕も小さいころからそのシーンを見ていて、ミュージカルといったら、クライマックスはそれだよな、と。で、そのアイデアを出したら、麿里ちゃんがすごく興味を示してくれて、結果的に今あるクライマックスのシーンができた。だから、この映画のミュージカルパートに関しては、麿里ちゃんの書いた替え歌的な歌詞もそうなんですけど、遊びの延長みたいなことをずっとやっていた気持ちなんです。もちろん、やっていることは「遊び」なんていえないくらい、高度なことをやっているつもりなんですけど(笑)。

「心が叫びたがってるんだ。」特報映像第2弾

――ミトさんはついこのあいだ、アイドルの夢みるアドレセンスに提供した曲で、「サマーヌード」の再構築をされてましたよね。 ミト:そうですね。あれはまた、この作品の音楽とは違う方法論で作ったものですけど、そういう「リコンストラクションもの」は自分の仕事の中で結構あって、そっちの方がオリジナルを作るよりも長けているかもな、という自覚もあるんです。クラムボンでも、『LOVER ALBUM』というカバーアルバムシリーズの方が、オリジナル楽曲のアルバムより確実に売れちゃいますから(笑)。 ――いやいや、そんな。それにしても、ただ作品に音楽をあてはめるという形ではなく、作品に刺激されて生まれたミトさんの仕事が、逆に作品に影響を与えるような、相互作用的な形で今作ではお仕事をされていたんですね。 ミト:あくまで選曲をしただけなんですけど、結果的にはそうなってくれました。ありがたいことにシナリオでも絵コンテでも、曲や劇伴が入れ込みやすい隙間がいっぱいありましたし。「こんなに曲を入れたら食傷気味になっちゃうんじゃないかな」って心配になるくらい、強い音楽が使われているのに、それが気になりすぎないものになっているのが、長井監督や麿里ちゃんの演出力、そして音響監督の明田川(仁)さんのスキルですよね。 ――長井監督の作品は、今作に参加する前からご覧になられていたわけですよね。 ミト:ええ。『とらドラ!』から何から、たくさん観てますね。

「長井監督や岡田麿里ちゃんとは“75年世代”の共通した感覚がある」

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――今回スタッフの一員として関わられて、あらためて見えてきた魅力みたいなものはありましたか? ミト:麿里ちゃんと長井監督と僕って同い年なんですね。だからなのか、会話の齟齬が起こり難い。同じ世代で、同じものを見て、聴いて育っているからなのか、使う語彙の感じが近いんです。それどころか、話さなくても大体、求めている雰囲気がわかった。75年生まれのクリエイターって、びっくりするくらい少ないんですよね。ちょうどベビーブームとベビーブームのあいだに挟まれているせいか、いつも年下か、ちょっと上の人と仕事をすることが多いんです。だからこういうことって、これまで関わった現場だとなかなかなくて、新鮮でした。世代の嗜好感みたいなものが、手に取るようにわかる。僕が『とらドラ!』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が好きなのは、そういう理由も大きいのかもしれないなと、『ここさけ』で仕事を一緒にしたことで思いました。どこがどう通じているのか、というのは説明しづらいんですけど。 ――そこをあえて、75年世代のみなさんの共通項を具体的に思い浮かべていただくと、たとえばどのような? ミト:そうですね……この世代は、タツノコプロのアニメは再放送でひととおり見ているんですよね。『機動戦士ガンダム』も再放送で触れて、『風の谷のナウシカ』が小学校の三年か四年のときに劇場で公開されて、『ナウシカ』の表紙に惹かれて「アニメージュ」を買うんですよ(笑)。そのあと、『コンプティーク』が創刊されて、パソコンを持っていなくても手にとって、その流れでアスキーから出た『ハッカーズ大辞典』に触れたり、MSX2 Plusを買ったり……そういうカルチャーの流れがあった。一方で、いまよりもワイドショーが過激で、写真週刊誌が過剰な写真をいっぱい載せて、ビートたけしがそれに抗議する意味で講談社を襲撃したこともあって。……どれも、思いついたネタを言っているだけに聞こえるかもしれないですけど、そうしたひとつひとつの出来事から子供ながらに受けた世の中の印象というのが、どこか作品を作るときに出てしまう。そんなことを長井監督や岡田麿里ちゃんの作品に感じますね。  たとえばこの作品でいったら、チアリーダーの女の子たちが会話の途中でいきなり「栄冠は君に輝く」を歌いだして、そのまま踊り出しちゃうシーンとか、「わかる!」って感じなんですよ。このシーン、見ていただくとわかると思うんですが、冷静に考えるとちょっとおかしい(笑)。でも、あそこって75年世代が見ていたテレビ番組にあった雰囲気だよな、と。ああいう演出がグッとくるというのは、世代的なものだと思いますね。 ――映像のテンションの持って行き方、みたいなところに、同世代感覚があるんですね。 ミト:そうですね。長井監督の演出って、基本はものすごくキャッチーなんですよ。マニアックなところが一切ない。それが表情に対してしっかりフォーカスをあわせることで、すごく普通のものと違う、アップトゥデートされたものに見える。  それから、日常のささやかな出来事からイマジネーションをふくらませて、ファンタジーに近いところまで持って行こうとするところがありますよね。これは僕がクラムボンでやっていることと同じなんですよ。クラムボンも日常にフォーカスして、日常の、2秒間くらいの出来事を、どれだけエンターテイメントにまで持っていけるか、みたいなことを考えながら音楽を作っているんですね。十何年間、ずっとそうやってきた。そこもすごく価値観が似ているのかなと思いました。
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――長井監督がフィルムで表現しようとしているものと、クラムボンが音楽で表現しようとしているものには、近さがある。 ミト:そう思います。だから一緒に仕事をしていて、違和感がないのかもしれないですね。もちろんそれだけじゃないけど。それは麿里ちゃんも同じような気がします。『花咲くいろは』のときも、若い子たちの何気ない毎日の風景をエンターテイメントにしていた。そこが麿里ちゃんのすごいところで、シンパシーを感じるところです。  この映画にも、音楽が生活と普通にリンクしていく瞬間というか、日常の中に音楽が何かをもたらす瞬間が数多く潜んでいます。ちょっとつらかったり、大変だったりするときに、なんかしらないけど思いついた歌を口ずさんだりするじゃないですか。なんてことなく。まさに『心が叫びたがってるんだ。』というのはそういうことで、音楽というのは別に特別なものじゃなくて、身近にあって、身近な世界をスペシャルにしてくれるものなんだ。そういうことをとてもロマンチックに、二時間弱の映画で、エンターテイメントとして成立させている。そこを見てほしいです。 ――音楽は日常に奇跡を起こしている、みたいな。 ミト:やっている方は、そんなにスペシャルなことをするつもりはないんですけど、自然とスペシャルになっていくんですよね。そうじゃなかったらやってないと思いますし、音楽を。 (取材・文=前田久)
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■公開情報 『心が叫びたがってるんだ。』 9月19日より全国公開 キャスト:成瀬順:水瀬いのり/坂上拓実:内山昂輝/仁藤菜月:雨宮 天/田崎大樹:細谷佳正/城嶋一基:藤原啓治/成瀬泉:吉田羊 監督:長井龍雪 脚本:岡田麿里 キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀 音楽:ミト(クラムボン) 横山 克 主題歌:乃木坂46 「今、話したい誰かがいる」 (ソニー・ミュージックレコーズ) 原作:超平和バスターズ 制作:A-1 Pictures 配給:アニブレックス 製作:「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (アニブレックス/フジテレビジョン/電通/小学館/A-1 Pictures/ローソンHMVエンタテイメント) (C)KOKOSAKE PROJECT 公式HP:http://kokosake.jp
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『心が叫びたがってるんだ。』オリジナルサウンドトラック

■リリース情報 『心が叫びたがってるんだ。』オリジナルサウンドトラック 2015年9月16日(水)発売 3,240円(税込)/SVWC 70100-70101(Disc2枚組) 2015年9月19日公開のオリジナル劇場アニメ「心が叫びたがってるんだ。」のオリジナルサウンドトラック。 本編を彩る珠玉の楽曲を収録。 初回仕様限定特典:三方背ケース 公式ホームページ:http://www.kokosake.jp/music/

AKB48・島崎遥香、パリでも塩対応! 大和撫子を期待したパリジャンから失笑と落胆の声

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『島崎遥香』Twitter(@paruruchan0330)より。
 AKB48島崎遥香が13日、フランス・パリ市内で行われた『第21回エトランジェ映画祭』に出席。主演映画『劇場霊』の舞台挨拶に登場すると、フランス語で挨拶と自己紹介を始めたが、喘息の病み上がりのためか、終始うつむき加減で、「おもてなしの精神が足りない」とネット上で批判を浴びているようだ。 「持病の喘息が悪化したために、先月の7日から約1カ月の休養をとり、握手会にも不参加だった島崎ですが、仕事復帰が飛行機で12時間もかけての“パリ旅行”と、批判を浴びまくっています。しかも、舞台挨拶のやる気のなさ。パリの男性は日本人女性の奥ゆかしさ、おもてなし精神に惹かれ、島崎に対してもそれを期待していたでしょうから、会場内では失笑と落胆の声も少なからず上がっていたようです」(映画関係者)  島崎は2日前、新世代アプリトーク755に「パリは男の人が優しいしかっこいい!建物はお洒落でご飯もおいしくて楽しすぎます!人目も気にしなくていいですしね!ハッピー!」(原文ママ)と投稿し、仕事はどうあれ、パリ旅行は随分と満喫している様子を覗かせている。 「おたぽる」で続きを読む

産経とフジが「デモ参加者は一般市民でない」「特定政党支持者」との世論調査発表…そのデタラメと歪曲の手口を暴く

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フジサンケイグループHPより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  産経新聞とフジテレビの安倍応援団ぶりがエスカレートしていることは重々わかっているつもりだったが、まさかこんなことまでやってくるとは......。 〈FNN世論調査で分かった安保反対集会の実像 「一般市民による集会」というよりは...〉  9月14日、産経新聞がウェブ版でこんな見出しの記事を公開した。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12日・13日に実施した合同世論調査で「安保法案に反対する集会やデモ」に関してアンケートをとったところ、〈最近注目を集める反対集会だが、今回の調査からは、「一般市民による」というよりも「特定政党の支持層による」集会という実像が浮かび上が〉ったというのだ。  この記事に、ネトウヨたちは大喜び。「やっぱりあいつらは共産党だった」「反日政党支持者がデモを起こしている」などというコメントを拡散させている。  しかし、それがいったいどういう調査結果にもとづくものなのか、改めてチェックしてみたら、これがびっくり仰天。〈国会周辺など各地で行われている安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人は3.4%にとどまった。共産、社民、民主、生活各党など廃案を訴える政党の支持者が7割を超えた〉から。それだけが根拠らしいのだ。  マスコミの世論調査で普通に野党の名を答えただけで「一般市民」じゃなくなるのか?という疑問もさることながら、それ以前に、安保法案反対デモの参加者が、安保法案に反対している政党を支持するのは当たり前の話ではないか。  むしろ、この調査で注目すべきは、デモ参加者のうち、民主、共産、社民、生活"以外を"「支持する」と答えた人が26.5%いるということだろう。そのなかには、当然、「平和の党」を標榜してきた公明党支持者もいるし、安倍首相のやり方に疑問をもつリベラルな自民党支持者もいるはずだ。しかし産経は、この記事のなかでは民主、共産、社民、生活以外の支持者の内訳については、一切書いていない。つまり、自分たちに都合の悪い調査結果を意図的にネグり、自分たちの主張したい「特定政党を支持する活動家」というようなデマに誘導しているだけなのだ。 〈安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人は3.4%にとどまった〉〈集会に参加したことがない人は96.6%で、このうち今後参加したい人は18.3%、参加したいと思わない人は79.3%だった〉という記述も同様だ。  産経とフジは3.4%という数字で、「少数の特別な人たち」ということを印象づけたいらいしいが、今回の世論調査の対象である20歳以上の国民の「3.4%」というと、およそ356万人にものぼる。  デモの参加は交通の便や仕事の都合などの問題もあり、単なる反対意見の表明よりはるかにハードルが高い。それなのに356万人もいるというのは、すごい数字だろう。しかも、デモ未経験者のなかで「今後参加したい人」が18.3%もいる。経験者と合わせれば21.7%、実に国民の5人に1人以上が安保反対デモに参加したいと考えているのだ。  欧米各国と比べて大衆の社会運動への意識が低いと言われてきた日本で、ここまでデモ参加の意識が高まっているというのは、未曾有の事態と言っていい。それを、平気で「とどまった」などと書くのだから、もしかしてこの新聞社の人間は基本的な算数もできないのか、と心配になる。  さらに、デタラメぶりをさらけだしていたのは、年代に関する調査結果と分析だ。 〈参加経験者を年代別に見ると、最も高いのは60代以上の52.9%で、40代の20.5%、50代の14.7%が続いた。20代は2.9%で、20代全体に占める参加経験者の割合は0.8%にとどまった。各年代での「今後参加したい人」の割合を見ても、60代以上の23.9%がトップ。20代も15.5%だったが、「60年安保」や「70年安保」闘争を経験した世代の参加率、参加意欲が高いようだ〉  ようするに、産経は「安保反対デモの中心は若者ではなく老人」と言っているのだが、もしかして、彼らは自分たちの旧態依然たる調査方法のことをわかっていないのだろうか。  産経FNN合同世論調査は、コンピューターで無作為に発生させた数字の電話番号にダイヤルするRDD方式でなされている。が、この方式で電話をかけるのは固定電話に限られており、携帯電話やスマートフォンにダイヤルされることはない。独身の若者、とりわけ20代や30代に関しては、そもそも固定電話自体を自宅に引いていないことがほとんどだし、主婦層や高齢者と比較して外出していることが多いので、調査の実数を確保しづらい。これは多くの専門家が指摘していることでもある。  しかも、調査が行われた9月12日・13日は土曜日と日曜日にあたる。たとえば13日には大阪で主催者発表2万人の大規模デモが行われるなど、この土日も全国で安保反対デモが催されていた。ようは、かえってデモに参加していたことで電話に応じられず、世論調査の数字に反映されなかった可能性もある。ましてや未成年は最初から調査対象ではなかったのだから、高齢者が多くなるのは当然だろう。  結局、これも、SEALDsなど学生や若者による"フレッシュな市民運動"のイメージを矮小化したい産経とフジが無理やり、「老人が中心」という結論に誘導しようとして持ち出したにすぎない。  だが、どれだけ安倍政権の御用メディアが詐術を使ってマイナス情報を喧伝しても、デモの具体的な映像を見れば、老若男女、あらゆる世代が参加し、多くの人が特定の党派と関係なく集まっていることはすぐにわかるだろう。そして、何より、国民の大多数が戦争法案の廃案を望んでいることも、各種の世論調査を見れば明らかだ。  実際、前述の産経記事ではネグられていたが、産経FNN合同世論調査でさえ、「今の国会で、安保関連法案を成立させることについて」という問いに対し、「賛成」が32.4%、「反対」が59.9%という結果が出ているのだ。  昨日の国会での中央公聴会に呼ばれたSEALDsの奥田愛基氏は、公述人としてこう述べていた。 「SEALDsはたしかに注目を集めていますが、現在の安保法制に対して、その国民的な世論をわたしたちがつくり出したのではありません。もし、そう考えていられるのでしたら、それは残念ながら過大評価だと思います。わたしの考えでは、この状況をつくっているのは、まぎれもなく、現在の与党のみなさんです。  つまり、安保法制にかんする国会答弁を見て、首相のテレビでの理解しがたいたとえ話を見て、不安に感じた人が国会前に足を運び、また、全国各地で声をあげはじめたのです」  この真摯で誠実な言葉に比べて、フジ、産経の卑劣さはどうだろう。偏った調査結果をさらに歪曲して"安保反対派は「一般市民」ではない"とばかりに、大多数の"市民の声"を排除しようとする──。フジサンケイグループはそろそろ「安倍サマ専用謀略ネットワーク」とでも改名したらどうだろうか。もっとも、かなり頭の悪い謀略機関ではあるが......。 (小杉みすず)