小藪千豊がドヤ顔で「民主主義より“ライト独裁”がいい」発言! 坂上忍に「安倍政権はもう独裁」と反論された

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小藪の暴論に坂上は…(左・吉本興業株式会社公式HP 芸人プロフィールより/右・アヴァンセプロダクション・スクールHPより)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  安保法制の強行採決に公約違反のTPP合意、内閣のお友だち人事……。安倍政権のやりたい放題は、もはや独裁政治と言っていい状態にあるが、そんななか、お笑い芸人の小藪千豊が「独裁待望論」を語って、話題を集めている。  小籔の発言が飛び出したのは、10日に放送された『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』(テレビ朝日)でのこと。この日の番組テーマは「民主主義」。番組後半では、資本主義/社会主義、独裁/民主主義という縦横軸のマトリクスをつくり、世界の国をマッピング。池上は日本を、資本主義度が高く、民主主義度はそこそこ、というアメリカの下・イギリスの上という位置に配置。その上で、日本はどこの位置を目指すべきだと思うか?とひな壇のゲスト陣に問いかけた。  そこでゲスト席の北村晴男弁護士と坂上忍は、民主主義度が高く、かつ資本主義と社会主義の境目あたりに位置するドイツやフランス、オランダなどの位置がいい、と意見。資本主義でありながら社会主義的な福祉政策を取り入れているそれらの国々の位置あたりで「ちょろちょろして実験を繰り返す」のが良いのでは……。そう北村と坂上が話をしていると、「お言葉ですけど、僕はそれには反対です」と言い、割って入ったのが小籔だった。 「僕はライト独裁。ちょっと独裁に寄る。独裁する人をみんなで決めて、独裁する人のギャラ減らす。ほんで、その人の任期が終わったときに良かったらみんなで国民投票していっぱいお金あげる。民主主義独裁です」 「いま、民主主義やったら、みんなで話し合いますやん。じゃなくて、『お前、全部決めてエエわ』って」  まあ、いかにも小藪らしい物言いではある。このところ、情報番組やワイドショーのコメンテーターに引っ張りだこの小藪だが、口をついて出るのは大概、“遅れてきた頑固オヤジの俺、カッコええやろ”の空気を全開にした保守的主張。安保法制についても、反対デモを批判するコメントや、安倍政権に丸ノリした中国脅威論を連発していた。  しかも、小藪はもともと“浪速の独裁者”の橋下徹とべったりの関係だ。2011年には彼の主宰するイベント「コヤブソニック」に橋下市長が特別ゲストとして登場したこともあるし、都構想の住民投票のときには、自分のツイートで、「住民説明会行ってない方 個人的にコレわかりやすかったです」などと維新HPを紹介。公平なふりをして、ウソと誇張だらけの維新側の説明会動画をオススメする応援団ぶりを見せつけた。  おそらく、今回も「一旦、選挙で選んだんだから文句を言うな」という橋下の主張に感化され、調子に乗ってこんなことを言い出したのだろう。  しかし、「ライト独裁」って、この男は独裁の怖さをまったくわかっていないらしい。番組中に池上も解説していたが、ナチスのヒトラーだって最初は選挙で選ばれたが、それからワイマール憲法の解釈改憲で誰も口出しのできない統帥となり、虐殺や弾圧にひた走った。一定期間であっても、為政者に全権を委任してしまったら、法律を好き勝手にされて、国民が一切の異論を言えないような体制がつくられてしまうのは目に見えている。独裁に「ライト」なんてありえないのだ。  しかも、「良かったら高い報酬を払う」とか、まるでマンガみたいなことを平気で口にするのだから、開いた口がふさがらない。  もっとも、これも小藪の特徴だ。「俺はわかってるよ、大人やから」みたいなトーンで語るため、何かもっともらしいことを言ってるように聞こえるが、実際の主張は幼稚かつ支離滅裂で、気がついたら、たんに強者の既得権益を守るものでしかなかったりする。  たとえば、以前、小籔は「夢は絶対に叶わへん」「やりたくないことをやるのが社会や」などと語り、「これが真実」「小籔の話は気持ちいい」と絶賛されたことがある。でも、当の小藪自身は夢だった芸人となり、その道で食っているのだ。ようは“自分たちはエエけど前らはアカンよ”と言っているだけなのである。そんな発言をありがたがって「大人の意見」などと誉めそやしているのだから、おめでたいとしか言いようがない。  しかし、一方で、小藪のメンタリティというのは、いまの日本社会を覆っている空気を反映しているともいえる。知識や教養を鼻で笑い、実用性にのみ価値を求め、歴史の流れや客観性を軽んじ、世界を自分が理解したいようにしか理解しない反知性主義というやつだ。  そして、この空気は、政治という分野では、それこそ小籔の言う「ライト独裁」を求める行動と結びついている。民主主義的な手続きに「まどろっこっしい」と苛立ち、“改革”“危機管理”などというキャッチーな言葉に簡単に踊らされ、中身を検証しないまま飛びつく。そして、民主主義を口汚く罵るような扇情的な政治家の言葉に熱狂し、独裁者をつくりだしていく。  実際、橋下徹や安倍晋三などはその典型と言っていいだろう。彼らは「ダブル行政の無駄」「国際社会の激変」「中国の脅威」などをことさら強調し、市民の怒りや不安を駆り立ててきた。そうした話の裏側には、都構想による無駄や安保法制がテロの危険を生むという“さらなる問題”が隠されているにもかかわらず、国民はいとも簡単に騙され、彼らを支持し続けている。  しかも、テレビで堂々と「ライト独裁」を求める声が放映され、それが支持されるようになったいま、この動きはこれからもさらにエスカレートしていくだろう。安倍首相や橋下徹の独裁の道は市民の側から用意されようとしているのかと、ため息をついたそのとき。小籔の発言を受けて、ひとり、声をあげた芸能人がいた。坂上忍だ。 「安保法案のときの採決の仕方なんかは独裁っていったら独裁の匂いもしますからね。あんなやり方」  坂上は安保法制が可決されようとしていたときにも、生放送の『バイキング』(フジテレビ)で、「(安保法案は)ぼく、大反対なんですね」「武器持たないで憲法9条持ってりゃいいんじゃないの? だって、被爆国なんだから。被爆国にしかできないことあるわけで、いまだからこそ、武器持たない日本でいてほしいなっていうのが強い想いですかね」と発言。現在進行形の独裁政治に対し、“勝手に決めるな”と意思表示していた。今回も、小籔のように安易な改革煽動や独裁者のまやかしの言葉に乗せられてたまるか、という、坂上らしい反骨心と、しっかりとした民主主義の考え方が表れた発言だった。  坂上のような存在には光を見る思いだが、しかし、残念ながら大勢はやはり、小藪の側にあるだろう。 「ライトだから大丈夫」と言っているうちに、安倍がさらにこの国の民主主義を解体し、それを引き継いだ橋下が本物の独裁を完成させる。そして、橋下の宣伝部長として引っ張りだこになった小藪が「いやいや、橋下さんの独裁は素晴らしい独裁ですから」とドヤ顔で語る……。そんな恐怖の未来は、すぐ目の前にきているのかもしれない。 (水井多賀子)

ゲイリー・オールドマン、4度目の離婚が成立

ゲイリー・オールドマン(57)と4番目の妻アレクサンドラ・エデンボロー(36)の離婚が成立した。2人は6年間の結婚生活を経て昨年に離婚を申請していたが、今回ゲイリーがアレクサンドラへ330万ドル(約4億円)の慰謝料を支払うことで決着がついたと報じられている。ロサンゼルス最高裁は先月29日、2人の離婚を受理しており、『ダークナイト』などに出演し映画業界史上最も興行利益を上げる俳優とされているゲイリーは2人の所有する2件の自宅と複数の車両などを保有することになるようだ。 2008年の大晦日に挙式した2人は極秘に破局した後、今年1月にアレクサンドラが和解し難い不和を理由に離婚申請していた。その破局の直前、これまでにスリー・マンヴィル、ユマ・サーマン、ドニャ・フィオレンティーノとの結婚歴も持つゲイリーは4度も結婚しているという事実は誇りに思っていないものの、アレクサンドラが最後の妻になることを願っていると話していたところだった。離婚をすることが決まった後には、2人の破局が友好的なものであったとしてゲイリーは「アレクサンドラと僕は一緒に素晴らしい年月を過ごし、その期間には最高の愛を共有しました。ただ僕たちには大きな年齢差があり、最終的にはその年齢差により求めるライフスタイルが違うことが明らかになってしまったのです。このことについては1年以上悲しい思いをしてきましたが、一緒に過ごした良き時間には感謝していますし、今後も友人関係を続けていくつもりです。もちろん、アレクサンドラの今後の幸せを願っています」とコメントを発表していた。

“宇宙最強”のアクション俳優、ドニー・イェンの魅力と凄み そのサクセス・ストーリーとは? 

【リアルサウンドより】  香港の映画スターには、スケールの大きい煽りがつくことが多い。『男たちの挽歌』などのチョウ・ユンファの場合は「亜州映帝」、『片腕ドラゴン』のジミー・ウォングの場合は「天皇巨星」などがある。そんな香港映画界で今「宇宙最強」と称される俳優がいる。それがドニー・イェンだ。そのアダ名のスケールの通り、彼は間違いなく現存する世界最高のアクション映画人だ。ここ日本では熱烈なファンから「ドニーさん」と呼ばれて親しまれているが、ジャッキー・チェンやブルース・リーに比べると、知名度はまだまだ低い。  『スターウォーズ』シリーズへの出演が決定し、先日から主演作『カンフー・ジャングル』の日本公開が開始され、マイク・タイソンとの対決シーンで話題の『葉問3』の予告編も公開された。世界的に盛り上がりを見せる現状は、ドニーに入門するには絶好のタイミングだと言えるだろう。そこで、今回はドニーのキャリアをまとめ、その魅力と凄みを総括したい。この記事がドニーの入門窓口となれば幸いである。  ドニーは1963年に生まれた。武術家の母から歩き出す頃には武術を仕込まれ、その後、中国の専門の学校に進学して武術を学ぶ。とは言え、真面目な優等生だったわけではなく、かなりヤンチャな生徒だったようだ。当時からブルース・リーの熱烈なファンだったドニーは、程なくして『マトリックス』で国際的に知名度を上げたユエン・ウーピンと出会い、映画界に入る。そして『ドラゴン酔太極拳』で主演デビューを飾る。その後、数年のブランクを経るが、再び映画に復帰。脇役でキレのあるアクションを見せながら、順調にキャリアを積み、ジェット・リー主演の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』で悪役を演じ、リーと演じた変幻自在の格闘シーンが高く評価された。しかし、本格的な大ブレイクは訪れなかった。悪役・脇役は多かったが、主演映画は少なく(傑作TVドラマ『精武門』では主演を務めたが)、いわゆる「知る人ぞ知る」という立ち位置に留まっていたのである。
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 そんな現状を打破したかったのか、90年代後半になると、自ら監督し、主演した『ドラゴン危機一発’97』を発表する。「俺の活かし方は俺が一番よく知っているんだ」とばかりに、低予算ながら迫力あるファイトシーンを作り上げ、格闘映画ファンの間で大いに話題になった。勢いに乗って監督主演第2作『ドニー・イェン/COOL』を発表するが、ここでドニーの悪い癖が出てしまう。それこそがドニーの最大の個性である、過剰なほどのナルシズムだ。実際ドニーは二枚目であるし、映画スターともなれば、ナルシズムは大切な才能だ。だが、この映画ではそれが行き過ぎた。全編を通してドニーのPV的な要素が強く、肝心の格闘シーンはほとんどない。銃撃戦メインの映画だったが、予算の限界か、見せ場というには地味すぎた。元々低予算だった上に、制作中のトラブルも重なり、同作の現場はかなり過酷だったという。ドニーの監督主演シリーズは同作で打ち止めとなった。  しかし、それでもドニーは歩みを止めなかった。ゼロ年代に入ると、ドニーは裏方として活躍を始める。香港映画は勿論、ハリウッド映画やドイツのTVドラマなど、様々な場所でアクション監督を務めた。また、チャン・イーモウ監督の超大作『HERO』ではジェット・リーと格闘シーンを演じ、アクション俳優としての現役感を強くアピールする。  そして2005年、満を持してドニーは1本の映画に主演する。監督は人間ドラマに定評のあるウィルソン・イップ。脚本は現代香港ノワールの旗手ジョニー・トーとの仕事で知られるセット・カムイェン。共演はジェット・リーの後継者と目される期待の新鋭ウー・ジン、そして香港アクションの大御所サモ・ハン。まさに盤石の布陣で制作されたその映画こそ、『SPL/狼よ、静かに死ね』である。ウー・ジン、サモ・ハンとの総合格闘技をミックスした迫力あるファイト・シーンは大いに話題になり、映画はヒットした。
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 そして、久しぶりに主演として現れたドニーは刑事役ながら、胸元がザックリ開いたシャツに、シルバーのアクセサリーという、およそ刑事に見えないファッションで登場し、変わらぬオレ様感を見せつけた。しかし、それは『COOL』の頃のように映画のバランスを崩してしまうものとは違う、あくまで映画全体のバランスの中でキラリと輝く、俳優ドニーの確固たる「個性」としての、より洗練されたナルシズムだった。  これを皮切りに、ドニーは再び俳優業をメインにしていく。この頃には、アクション俳優としての類稀なる身体能力、俳優としての長い経験で得た演技力、そして裏方で培ったアクション演出の手腕、すべてが高いレベルで整っていた。ここにきて、ようやくドニーは完成されたのである。  そして2008年、遂に大ブレイクを決定づける映画が発表される。『イップマン/序章』だ。実在した格闘家である葉問の活躍を描いた同作は、興行的・批評的にも大成功を収める。名実ともにドニーは、ジャッキー、ジェットと並ぶ「宇宙最強」のアクションスターになったのである。それは映画と真摯に向き合い続け、なおかつ自分を曲げなかった男の、数十年間に及ぶ長い苦労が報われた瞬間であった。  ドニー・イェン、御年52歳。たしかに単純な身体能力の面で言えば、『マッハ!』のトニー・ジャー、『ザ・レイド』のイコ・ウワイス、『デッドロック2』のスコット・アドキンスなどにはかなわないだろう。しかし、ドニーにはアクション監督としての経験で得た、確かな技術がある。ドニーはアクションの見せ方を心得ている人物なのだ。常に革新的なアイディアを格闘シーンに持ち込み、見たことがない格闘シーンを作り上げることができる。時代劇、SF、現代劇、コメディ、ノワール、どのジャンルでも対応できるのも強い。恐らく現代最高の格闘シーンを演出できる映画人の一人だ。  長い苦労を経て培われた確かな実力と、キャリアを通じて一貫する強烈なナルシズム(未だに劇中でよく服を脱ぐことを、ここに付け加えておく)。日本のファンはそれを理解した上で、リスペクトと親しみを込めて「ドニーさん」と呼ぶのである。  最初にも書いたように、ドニーさんのムーブメントは来年以降、国際的な盛り上がりを見せていくことは必至だ。長い苦労を経て宇宙最強まで成り上がった男、ドニー・イェン。そのサクセス・ストーリーはまだ続いているのである。 ■加藤ヨシキ ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。 『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。 ■公開情報 『カンフー・ジャングル』 監督:テディ・チャン 出演:ドニー・イェン/ワン・バオチャン/チャーリー・ヤン/ミシェル・バイ/アレックス・フォン/ルイス・ファン 撮影監督:ホーレス・ウォン 脚本:ラウ・ホーリョン/マック・ティンシュー 原作者:テディ・チャン/ラウ・ホーリョン 製作者:ワン・チョンレイ/アルバート・リー 製作総指揮者:ワン・チョンジュン/アルバート・ヤン/アルヴィン・チョウ アクション監督:ドニー・イェン 100分 中国・香港

『花燃ゆ』大河ドラマ史上最低視聴率の更新阻止に向け、最後の悪あがき

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『花燃ゆ』(NHK)公式ページより。
 視聴率低迷が続くNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(井上真央主演/日曜午後8時~)が、奇跡の復活を果たした!?  10月4日放送の第40話の視聴率が13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、第12話(3月22日)以来、実に6カ月半ぶりの13%台をマークしたのだ。正直“天下の大河ドラマ”の視聴率が13%を超えたくらいで大騒ぎするのは、なんとも低レベルな話だが、『花燃ゆ』にとっては起死回生の大事件なのだ。  同ドラマは、初回(1月4日)16.7%で発進。これは『春日局』(89年)の14.3%、『花神』(77年)の16.5%に次ぐ大河史上ワースト3位のスタートとなった。第2話(同11日)では13.4%と下がり、第3話(同18日)では15.8%と持ち直したものの、これ以降ジリジリ降下。 「おたぽる」で続きを読む

巨人・福田投手の野球賭博は構造的問題? 巨人軍と暴力団の黒い交際! 原監督は組員に1億円口止め料支払いの過去

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読売巨人軍公式サイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  先日、読売巨人軍の福田聡志投手が野球賭博に関わっていたとされる疑惑が浮上、球界に激震が走った。福田投手は、高校野球・プロ野球・大リーグの試合に関する賭博に参加しており、プロ野球の試合には巨人戦も含まれていたという。今後の成り行き次第では球界を追放、また、賭博罪が適用される可能性もある。加えて、福田投手に賭博仲間を紹介したのは同じ巨人の笠原将生投手とのことで、笠原投手も野球賭博常習者との交際を禁じる野球協約に違反する可能性もあるとみて、現在謹慎処分がなされている。  また、時期を同じくして、野球賭博に絡んでいたとし、分裂騒動に揺れる山口組の総本部を新潟県警が家宅捜索に乗り出すという報道も世間を駆け巡った。  次々と炙り出されていく、球界(巨人)と暴力団の黒い交際関係。しかし、これはたまたま起きた騒動ではない。巨人軍の歴史を紐解いていけば、今回の騒動は、むしろ「起こるべくして起こった」とすら言えるものなのだ。本稿では、巨人軍関係者がいかに暴力団と深い関係を結び続けてきたかをご紹介していきたい。  まず記憶に新しいのは、「週刊文春」(文藝春秋)2012年6月28日号のスクープ記事を端緒に一気に盛り上がった、原辰徳監督の騒動である。  騒動の発端は1988年前後、常宿としていた兵庫県のホテルのスタッフと原が不倫関係に落ちたことに始まる。ほどなくして二人の関係は終焉を迎えるが、その最中、彼女が心中の苦しみを綴っていた日記帳が、ある暴力団関係者にわたる。その日記には、妊娠・堕胎の一幕が書かれていたとの報道もあった。そして、2009年、偶然手にした日記をネタに原は暴力団から脅迫を受ける。なんと、その額、1億円。しかし、原は警察に相談することもなく1億円を用意し、その暴力団関係者にお金を渡してしまった。  この暴力団関係者はその後、交通事故で亡くなるが、それを機に、原は別の暴力団関係者から日記をネタに再び脅迫を受けるようになる。ここで遂にスキャンダルが世間に発覚。過去の女性関係も、問題となる1億円の件もすべて表沙汰となった。  原と巨人サイドは、このお金を払った人間について「反社会勢力とは思わなかった」と主張。文藝春秋を相手に損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こしている。しかし、東京地裁は「記事の内容が真実と信じる理由があった」と延べ、15年7月、巨人側の請求を棄却した。原と暴力団の関係が公に認められたかたちだ。  この原監督の騒動は連日ニュースで報道され、野球ファンのみならずともよく知られる大問題となったわけだが、こんな騒動を起こした後も、巨人と暴力団の関係は途絶えることはなかった。 「週刊文春」13年11月7日号には、内海哲也選手が広島のキャバクラ嬢との間に起きた交際トラブルの解決を、暴力団員に100万円を支払い依頼した経緯が掲載された。原の騒動の後でも「黒い交際」を終わらせることができない理由。それは、巨人と暴力団との関係が昨日今日できたものではない、これまでもずっと続いてきたものだからだ。  例をあげていけばキリがない。99年には、96年12月31日に清原和博が暴力団関係者とともにゴルフをしている写真が「週刊現代」(講談社)などに掲載された。しかも、そのゴルフは単なるゴルフではなく「賭けゴルフ」であったとの疑惑も起こり、清原は球団から厳重注意処分を受けている。  また、同じ99年、今度は桑田真澄が暴力団組長とにこやかに酒宴に興じる写真をこれまた「週刊現代」に掲載され問題となった。桑田はそれ以前にも、90年、元運動具メーカー社員・中牧昭二が書いた『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』(リム出版)で、元暴力団員の会社社長から金品を受け取っていたということ、さらに、常習賭博で逮捕歴のある人物に自身の登板予定を教えていたという、野球賭博をにおわせるような行動を暴露され大騒動を起こしたことがある。  桑田はこれに対し、金品の授受に関しては認め、球団から謹慎1カ月、罰金1000万円の処分を受けている。しかし、野球賭博への関与に関しては一貫して否定。巨人と桑田は著者の中牧氏を相手取り1億円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を起こした。この裁判は半年後、桑田が野球賭博に関与していないことを確認して和解にいたるが、裁判の過程で、桑田が自分の登板日を知人など第三者に教えたことがあるというグレーな事実が明るみになった。  このように暴力団との縁を切れないのは選手だけではない。球団関係者も同じだ。篠塚和典コーチは暴力団関連企業の会社役員を務めており、その会社の不祥事で篠塚コーチが家宅捜索を受けるという不祥事を起こしている。この件もマスコミに大きく取り扱われたが、しかし、球団側の処分は「年内謹慎」のみ。球団側がいかに暴力団との交際について甘いのかがよく見て取れる。  それはなぜか? 球団自体が暴力団とズブズブの関係だからだ。野球人気が落ち着いたいまでこそ、そこまででもないかもしれないが、かつて巨人戦のチケットといえばめったなことでは手に入らないプラチナチケットだった。とくに、バックネット裏のチケットともなれば、一般人にはほぼ入手不可能。そんなチケットが暴力団住吉会系音羽一家に横流しにされていた。これは、東京ドーム完成前、後楽園球場時代から続いている因習であり、02年9月27日には東京ドーム社の林有厚社長が陳謝する事態となっている。  このことに関しては、00年6月24日号の「週刊現代」に、かつて巨人軍広報部長だった若林敏夫氏が告発手記を残している。当時、興奮した応援団員同士でケンカになるケースが絶えず困り果てていた若林氏は、大きく8つに分かれていた応援団を一元化し、ケンカの撲滅へと動く。だが、そこで各応援団の代表が口にしたのは「S会のスズキさんに聞いてほしい」といった言葉だった。  そこで、若林氏は「スズキ」なる男と対面し、驚きの事実を知ることになる。この男が東京ドーム社から横流しにされたチケットを応援団に売りさばいていたのだ。そして、こんな言葉を口にしたという。 「考えてもみろよ。ファンが長い列をつくってよ、開門を待っているのによ、誰かが悪さしたら、どうなる? 警察だって、そこまで面倒みてくれねえだろう。オレたちのお陰で、ファンは安心して並んでいられるし、ゲームも無事に進むんだよ  チケットを持ってるぐらいのこと、あったりめえだろう」  ここで、若林氏は、ダフ屋にまわっているチケットもこの男によるものかと追求。すると、こう怒鳴り散らしたという。 「なんだとお! それをいうなら、巨人の出入りの運動具屋の小僧が、チケットをダフ屋に売りに来るのはどうなんだよ。エエ! あんなのは球団職員が余ったチケットを運動具屋に売りにいかせてるんじゃないのか!」  暴排条例・暴対法といったものができてから、市民社会は暴力団との交際について寛容ではなくなっている。それにも関わらず、選手・球団関係者ともに切れることのない暴力団との関係。  特に、プロ野球会には、69年に西鉄ライオンズ(当時)の選手が暴力団関係者からもちかけられて八百長をした結果、20人が野球界から永久追放となった「黒い霧事件」という決して忘れてはならない過去がある。なので、野球協約の第180条には「暴力団員等との間で金品の授与、饗応、その他利益供与などがあった場合にはコミッショナーが失格処分とする」との条文があるほど、プロ野球界隈は暴力団との交際根絶に努力している「はず」だった。  なのに、次から次へと、黒い交際疑惑が噴出する。2020年の東京オリンピックでは、野球の正式種目復活が目指されているが、そのためにいま野球界全体が取り組むべきことは「ひとつ」。球界全体でコンプライアンス遵守の姿勢を再度確認することではないだろうか。 (井川健二)

ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの自宅、54億で市場へ

ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの暮らしていた家が4500万ドル(約54億円)で売りに出されている。10年の結婚生活を経て今年の6月に破局したことを発表した2人は、密かにロサンゼルスのある不動産屋を通じて所有していた豪邸を売却しようとしているようだ。2人の住宅がある地域の不動産会社ピーター・プロパティーセラーはバラエティ誌に対し、メディア界の大御所ラックラン・マードックが最近この5つの寝室、8つのバスルームを所有する邸宅の下見にやってきたものの購入するには至らなかったと明かしている。 3人の子どもを持つベンとジェニファーは2009年3月に同物件を1755万ドル(約21億円)で購入し、その後大規模なリノベーションなどを行っていたという。ちなみにこの3エーカー以上の土地を擁する物件敷地内にはプール、バスケットコート、渓谷が見渡せるテラスのほか、2つの寝室と3つのバスルームを含む豪華なゲストハウス、エンターテイメント・ラウンジ、ホームシアターなどもあるそうだ。 破局当時、2人は子ども達のために同じ敷地内で別々の家に暮らすという形を取ろうとしていたようだが、今年の夏、ジェニファーが新作映画『ミラクスルズ・フロム・ヘブン』の撮影を行っていたアトランタで家族一緒に過ごしてロサンゼルスに帰ってきた後、ベンはジェニファーと子ども達が暮らす家の近くに住宅を借りたと伝えられている。

藤竜也が明かす、独自の演技論「まずは自分をだますことが、心の支えになる」

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藤竜也

【リアルサウンドより】  観客動員数130万人、興行収入16億円を突破するなど、北野武監督の映画としては、『座頭市』(2003年)に次ぐ歴代2位の好成績を記録した『龍三と七人の子分たち』。そのDVD&Blu-rayが、10月9日(金)より発売&レンタルされている。引退した元ヤクザの“ジジイ”たちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、コメディ・タッチのエンターテインメント映画となった本作。リアルサウンド映画部は、このタイミングで主人公・龍三を演じたベテラン俳優・藤竜也への取材を敢行。メインキャストの平均年齢73歳(!)という前代未聞の本作が、観客の心を捉えた理由について、さらには俳優・藤竜也の“演技論”について、大いに語ってもらった。

「そもそも、こんなにお客さんが入るなんて、想像してなかった」

――本作に関しては、かなりいろいろなメディアの取材を受けていますよね。 藤竜也(以下、藤):そうですね。こんなにたくさん取材をやったのは、生まれて初めてかもしれない。やっぱり、メディアの反応も良かったということなんでしょうね。映画なんてものは、普通こちらからお願いして宣伝していただくようなものじゃないですか。なのに、これほどいろいろな方々に取材してもらって。それは本当にありがたいことですよね。 ――ひと通りの取材を受けて、どんな感想を持ちましたか? 藤:個人的には、ものすごく楽しみました。そう、僕ら役者っていうのは、撮影が終了したら、そこで仕事が終わったようなものなんですよ。だから、こうやってDVDのタイミングで話すようなことは、滅多になくて……それも含めて、楽しいですね。まあ、そもそも、こんなにお客さんが入るなんて、想像してなかったですから。それにまずビックリしました。“ジジイ”が8人も集まって……しかも、若い世代と掴み合いをやるわけじゃないですか? ――安田顕さん率いるオレオレ詐欺の若者グループと対決するという。 藤:そんな映画、ちょっと信じられないわけで……それが面白がられるっていうのは、いったいどういうことなんでしょう? 逆に、僕が聞きたいですよ。
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――やはり「そんな映画はなかった」というのが、大きいのではないでしょうか。年配の方々と若者たちがこういう絡み方をする映画って、あまりなかったですよね。 藤:ああ、年寄りたちと若者が、お互いにやり合うような? でも、言われてみれば、確かにそうかもしれないですね。昔、流行歌であったじゃないですか。「男と女のあいだには、暗くて深い川がある」って。若い世代とジジイたちのあいだにも、そういう川が流れていたのかもしれないですね。で、若い人たちが、川の向こうから「おーい」って声をかけたら、ジジイたちが「なんだー」「こっち来てみろよー」って応えたというか。そんな感じなのかもしれない。 ――確かに。 藤:でも、個人的には、そういう映画のほうがいいですよね。ジジイたちが若者に、上からものを言っているような映画は、僕はあまり好きじゃないな。やっぱり、メッセージ性とかお説教臭さが無いところが、良かったんですかね? 観るときにあまり負担にならないというか……むしろ「バカみたい」っていう(笑)。

「今回の役に関しては、ほとんど何の準備もしてないです」

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――そこで主演の藤さんが果たした役割は、非常に大きかったように思います。 藤:いやあ、そのへんはどうだろう。僕自身は、全然自信が無かったというか……いつも大体そんな感じなんですよ。実際に撮影が始まるまでっていうのは、その自信のなさを、どう克服しようかってことしか考えてないというか、それが仕事みたいなものなんですよね。だから、撮影前に自分の気持ちを整えて……自分がデザインした役になれるように、いろいろと準備をするんです。「本当に俺でいいの?」って思いながら。 ――ちょっと意外です。今回は、事前にどんな準備を? 藤:いや、今回の役に関しては、ほとんど何もしてないです。若い人は知らないかもしれないけど、今回みたいなアウトローの役は、これまでずいぶん演じているんですよ。だから、基本的にその“切り口”は分かっている。 ――“切り口”と言うと? 藤:そういう役の場合は、まず「“恐怖”って何だろう?」というところから考えていって……あと、これは誰でもやっていることだけど、その人物の出身地であるとか、そういう設定がある場合は、実際その土地に行って、自分の目でその風景を見てみるんです。その町をうろうろ歩きながら、「この人は、このへんの学校に通っていたのかな?」とか「この郵便局から手紙を出していたのかな?」とか、いろんなことを考えて。そうすると、だんだん役が馴染んでくるんですよね。 ――なるほど。 藤:まあ、そんなのは、何の足しにもならなかったりするんだけど(笑)。ただ、少なくとも自分のなかでは、それが支えになるんですよ。まずは、自分をだますというかね。僕の場合、事前にそういうことをやらないと、何か不安なんですよね。 ――しかし、今回の「龍三」役を演じる際には、特にそういうこともしなかったんですね。 藤:だって、こういうコメディ仕立てのものっていうのは、これまでやったことがなかったから。そんなの、いまさら勉強のしようがないというか……何と言っても、北野武さんが監督なんだから、そこはもうお任せしようと。僕は、与えられた役を一生懸命やればいいと思っていましたね。

「『この人たち、バカじゃないの?』って、笑って観てもらえたらうれしいですね」

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――とはいえ、実際に映画を観ると、なかなかのコメディリリーフぶりで……。 藤:そう見えましたか(笑)。じゃあ良かったですね。僕自身は、コメディをやっているつもりもなかったんだけど……そのへんは、北野監督のおかげでしょう。得をしました。 ――コミカルなだけではなく「龍三が可愛い」という女性の声も多かったようですが。 藤:そこで言っている「可愛い」っていうのは、今の世の中においてキーワードになっているような「可愛い」でしょ? 「あれ、可愛くない?」とか、よく若い女性が言っているじゃないですか。不思議なトーンでさ(笑)。まあ、英語で言うところの「キュート」ってことなんだろうけど、“ジジイ”の何がキュートなんだろうね。普通“ジジイ”なんてものは、何かしらうるさいことを言って、煙たがれるような存在なのに。それを「可愛い」って言われも、こっちとしては「ウソだろ?」ってぐらいなもので。まあ、悪い気はしないですけどね。嫌われるよりは、よっぽどいいです。 ――ただ、この映画は、そういったコメディ的な可愛らしい要素がありつつも、それだけではないというか……どこか哀愁のようなものも、ちょっと感じられますよね? 藤:そうかもしれないですね。一回目観たときは感じなかったけど、二回目観たらそういう哀愁とかペーソスみたいなものを、ちょっと感じましたね。まあ、それを出そうとしてやったわけではないんですけど。 ――はい。そこはかとなくにじみ出る哀愁というか。 藤:そうですね。映画の作り方として、そういうものを売りにするのは、ものすごい簡単なんですよ。それを強調すればいいだけの話だから。でも、北野さんは、絶対そういうことはしないですよね。そういう叙情性を排しながらも、なおにじみ出るものというか……だって、生きていること自体が悲哀に満ちているわけじゃないですか。歳をとってくれば、ますますそういう哀愁の色は濃くなってくるわけで。だからこそ、それをやっちゃおしまいよっていう北野さんの表現者としての自負が、やはりそこにはあったように思います。にもかかわらず出てしまうものというかね。 ――わかります。 藤:だから、ちょうど良かったんじゃないですかね。やっぱり、何かを押しつけられるのは嫌だものね。自分で勝手に感じるのはいいけど、それを押しつけられたら、やっぱりつまんないじゃないですか。 ――そうですね。では最後、改めて『龍三と七人の子分たち』の見どころを。 藤:まあ、とりあえず、笑って観ていただければ、うれしいですね。特に意気込むことなくダラーっと観て、「この人たち、バカじゃないの?」って笑ってもらえたら、僕は本望ですね。もちろん、そのあとに、いろんなことを、それぞれ感じてもらえたらうれしいですけど、それはもうみなさんにお任せします。 (取材・文=麦倉正樹)
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『龍三と七人の子分たち(通常版)』(バンダイビジュアル)

■作品情報 『龍三と七人の子分たち』 10月9日(金)よりDVD&Blu-rayリリース 「特装限定版」 ※2枚組 Blu-rayスペシャルエディション(BD+DVD)¥7,000(税別) DVDスペシャルエディション(DVD+DVD)¥6,000(税別) <特典ディスク(DVD)> ★総尺150分超えの豪華特典ディスク付き! メイキング「北野流 ジジイ映画の作り方」(ナレーション:下條アトム)(76分)  キャストインタビュー(一龍会 その壱/一龍会 その弐/京浜連合&ママ)(33分) 完成披露試写会舞台挨拶(11分)初日舞台挨拶(21分)島田洋七さん スペシャルトーク(15分) ミニ特番「俺たちに明日なんかいらない ジジイが最高スペシャル!!」(2分)海外版予告編(1分) /総尺159分 「通常版」 Blu-ray¥4,800(税別)BCXJ-1029 DVD ¥3,800(税別)BCBJ-4714 <特典内容> 【映像特典】 ★特報 ★予告 ★TVスポット ★特別映像「ジジイ映画の楽しみ方」 発売・販売元:バンダイビジュアル   (C)2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会

元フジテレビ高島彩アナ“他局解禁”難航のワケ「家庭の話をすると宗教が……」

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『徹子の部屋』(テレビ朝日系)公式ページより。
 フリーアナウンサーの高島彩が、他局出演を解禁したことが話題となっている。7日放送のテレビ朝日系の人気トーク番組『徹子の部屋』に出演。古巣のフジテレビ以外の民法地上波には初登場となる。  高島彩は2010年末をもってフジテレビを退社し、翌2011年には、人気ミュージシャンゆずの北川悠仁と結婚。2014年には第一子が誕生していた。  高島といえばアイドル的な人気を獲得していたアナウンサーである。他局でも引っ張りだこではないかと思われるが、なぜ今まで露出がなかったのか。 「おたぽる」で続きを読む

石田純一に「圧力発言は狂言」のデマ攻撃! 実際はスポンサーだけでなく所属事務所も「政治発言するな」と圧力

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「週刊文春」(文藝春秋)2015年8月10日号
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  先日、本サイトでは安保法制に反対しデモに参加した石田純一に対し、テレビ局やスポンサーから圧力があったことを記事化した。この記事は大きな反響を呼んだが、驚くべきは石田の勇気を称え、圧力に憤るコメントも多かった反面、逆に石田を誹謗し貶めるようなものも半数近くに及んだことだ。 「自業自得」「企業やテレビが政治色を嫌うのは当たり前」「反社会的なデモに加担したんだろ」「それくらいの覚悟をもてよ」「芸能人のくせに政治に首をつっこむからだ」...  なぜ、時の政権の政策を批判したり、デモに参加するだけで、「自業自得」とか「覚悟をもて」とか言われなければならないのか。連中はこの国が言論の自由や集会・結社の保障された民主主義国家であることをすっかり忘れてしまっているらしい。それとも、日本を政権批判しただけで処分される、アベジョンウン様の支配する北朝鮮のごとき独裁国家にしたいのか−−−−。  しかも、勇気ある芸能人の足を引っ張ろうとしているのは、自民党仕込みのネトサポだけではない。ネトウヨ読者に尻尾をふる記事の多いことで有名な「J-CASTニュース」もさっそく石田にかみついた。10月9日の同サイトで「石田純一、番組やCMの降板なかった 安保反対スピーチの影響は出たのか」というタイトルで、あたかも石田の発言が狂言であるかのような記事を掲載したのだ。  記事は、石田が「週刊新潮」の取材に「テレビ番組を3つキャンセルされ」「CMも1つなくなった」「スポンサー2、3社から、広告代理店を通じて厳重注意を受けた」と答えたことを記した上で、石田の発言に対し疑問を呈している。  その上で、石田の所属事務所のスカイコーポレーションへの取材では、「番組やCM降板について、マネージャーが『そんなことはないですよ』」と否定したとして、マネージャーのコメントをこう記している。 「現場にはいませんでしたので、どのような発言を捉えて記事になったのかは分かりませんが、本人はたぶん、そうなるかもしれないというニュアンスで言ったのではないですか。番組やCMの出演については、何も変わっておらず、10月の出演が増えたのは、波がある中でたまたま多かっただけということです」  この「J-CASTニュース」記事に勢いづいたのかネットではこんな書き込みが続いた。 「『やっぱり』という印象。やっぱりリテラの記事だけで噴き上がるのは迂闊なんだよ」 「ヤッパリ!石田純一の「デモ参加で番組降板発言」は石田とブサヨの狂言だった!」  しかし、この記事は明らかに、石田を貶めるために恣意的にミスリード・誘導されたものだ。というのも、「週刊新潮」に掲載された石田のコメントには「CM降板」といった発言は一切ないからだ。石田の発言は"CM降板"ではなく正確に引用すれば「CMもひとつなくなった」。ようするにCMの予定がひとつなくなったといっているにすぎない。 「J-CAST」はマネージャーが「降板はない」「出演は変わらず」といったことをとらえて鬼の首をとったように「CM降板はなかった」といっているのだが、そんなものは当たり前の話で、デモを理由にすでに出演しているCMから降板させてしまったら、それ自体が騒動になって、その企業が世論の非難を浴びることになる。企業がわざわざそんなリスクを犯すはずはない。  圧力はもっと巧妙に、裏でこっそり行われるものだ。実際、石田のマネージャーは「J-CASTニュース」ではっきりと"圧力"を認める発言をしている。 「CMは6社と契約しており、『今後は気を付けて下さい』と関係各社から言われました。安保法案には反対や賛成があり、企業の顔として、そういうお客さまの気持ちも汲んで下さいということです」  いや、それだけではない。このマネージャーは「事務所からも、同様なことを本人に伝えました」と発言しており、実は事務所側も石田に対して政治的活動をするな、と圧力をかける側にいることを証言しているのだ。  ところが、「J-CAST」はこれについてはまったくコメントせず、ひたすら「CM降板はなかった」というミスリード、誘導を行った。そしてそれにネット民が安易に飛びついたというわけだ。  繰り返される歴史修正主義者たちの典型的な手口にはうんざりさせられるが、しかし、そんなことより心配なのは、石田純一の状況だ。今回の「J-CAST」の記事で明らかになったのは、想像以上に石田に圧力がかかっていたという事実だ。前述したように、味方であるはずの事務所側やマネージャーまでが逆に敵に回って、石田に圧力を加えている事実があるからだ。  同記事では、石田の今後について、マネージャーがこんな発言もしている。 「言論の自由ですから、後は本人次第になります。今後のことについては答えていませんでしたが、気を付けて目立つことはしないように考えると思っています」  このセリフはもうすでに、石田にこれからは政治的発言をしないよう、言い含めたというように聞こえる。石田純一は大丈夫なのか。これからも勇気ある発言を継続してくれるのか。非常に気になるところだ。 (伊勢崎馨)

ニック・ゴードン、 恋人の死を巡る裁判の延期を要求

ニック・ゴードンが恋人ボビー・クリスティーナ・ブラウンの死を巡る裁判の延期を求めている。ホイットニー・ヒューストンの娘であるボビー・クリスティーナが6か月の昏睡状態の末に7月に死亡したことに対し、ボビー・クリスティーナの家族はニックにその死の原因があるとして民事訴訟を起こしているが、ニックは同裁判の中で自身の刑事責任が問われる事態を招くような質問に回答するおそれがあることから裁判を保留にすることを裁判所に求めた。 新たにゴシップサイトTMZ.comが入手した法的書類では、ニックはボビー・クリスティーナの家族が自身のことを「殺人者、DV常習者、若い白人の女性たちを誘惑する者、お金にくらんだ泥棒および/または詐欺師、毒入りカクテルを作ることが可能な薬屋」として扱っていることで刑事告訴されるか否かを問うことになれば、到底公正な裁判を受けることはできることはないと主張している。 関係者の1人は現在ジョージア州に集まっている大陪審がニックを起訴するかどうかを話し合っている段階だとPEOPLE.comに伝えている。さらに、ある州検察官は「本件はまだ調査を続けている段階です」とコメントしている。 ボビー・クリスティーナは1月にバスタブで意識不明で発見され脳に損傷を負い、7月26日にホスピスで死を迎えたもののその死因については明らかになっていない。