キスマイ玉森裕太、『青春探偵ハルヤ』のアクションに見るストイックな役者魂

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(C)タナカケンイチ

【リアルサウンドより】  若手ジャニーズタレントの中で、俳優としての飛躍がいま最も期待される人物のひとりが、Kis-My-Ft2の玉森裕太だろう。  Kis-My-Ft2は、設定されたお題に対し、各メンバーが自ら考えた脚本で、自分が最も“カッコイイ”と思うシチュエーションを演出し、彼らのファンではない一般女性100人にその評価をランキングしてもらうという深夜バラエティ『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ)で、人気に火が着き、いまや男女を問わず支持されているグループだ。そのジャニーズらしからぬ体当たりな企画は、ときに各メンバーの恥ずかしい一面さえも露わにしてしまうのだが、だからこそ視聴者は彼らの姿に笑いつつも、我が身を振り返って身悶え、共感し、心の中で密かに応援もしてきたのだ。  玉森裕太は、藤ヶ谷太輔や北山宏光とともに前列のイケメングループに属していて、『キスマイBUSAIKU!?』で披露する演技は比較的、高い評価を得てきた。イノセンスな性格ゆえか、あまり計算高い演出は得意ではないものの、とにかく女性の母性をくすぐるのが上手で、セクシーかつ紳士的に相手をリードする藤ヶ谷太輔と人気を二分する存在となっていった。しかしながら、少し天然なところもあるため、ときに理解しがたい不思議な演出を手がけて、一般女性から不評を買うこともしばしばあった。それはそれでチャーミングではあるのだが、各メンバーができるだけかっこよく100メートルを全力疾走するという企画では、非常にナヨナヨとした走りを披露し、一般女性から「前髪を気にして走る女子みたい」と評されるなど、苦笑を禁じ得ない部分もあった。  そんな玉森が、10月15日から放送開始したドラマ『青春探偵ハルヤ〜大人の悪を許さない!〜』(読売テレビ)で、主役の浅木晴也を演じている。同作は、キャンパス内ではアイドル的な存在ではあるものの、貧乏でいつもアルバイトに明け暮れている大学生・浅木晴也が、バイト感覚で危険な探偵まがいの仕事を引き受けるという青春ミステリだ。これまで玉森は、『美男ですね』や『信長のシェフ』などで、そのイケメンぶりを発揮してきたが、本作もまた、彼のイケメンぶりを堪能できる作品といって良いだろう。普段はクールだが実は正義感に厚く、年の離れた妹を大事にする優しい性格の持ち主というキャラクターは、まさに女子の理想を絵に描いたようである。  しかしながら、本作にはほかの出演作と比較して大きく異なる部分がある。玉森のアクションシーン、とりわけ“玉森ダッシュ”が、実に頻繁に確認できるのだ。そう、あの「前髪を気にして走る女子みたい」と評された走りだ。本人も『キスマイBUSAIKU!?』で、「よくドラマの撮影で『もっとかっこよく走ってください』って言われるんですよね」と、ネタにしていた部分である。ところが本作では、その走りはアクションスターのようにかっこいいとは言い難いものの、決して笑うほどのものではない。少なくとも、『キスマイBUSAIKU!?』のときよりは、ずっとたくましい印象だ。格闘シーンの身のさばきが、さすがはジャニーズと称えたくなる軽やかさのため、より運動神経が良く見えるのかもしれない。  思えば玉森は、舞台『DREAM BOYS』に2004年から出演し続け、2013年からは座長として主演を務めるほどになった役者だ。滝沢秀明や亀梨和也といった先輩たちの背中を追い、ジャニー喜多川が描いたその物語を、厳しい稽古によって自らのものにしてきた。『DREAM BOYS 2014』では、ソリッドに鍛え上げた肉体を披露し、同じグループでダンスの名手として知られる千賀健永と、手に汗握るボクシングシーンを繰り広げた。そう、玉森はかわいいだけの役者では決してない。その涼しげな表情の裏にある、熱いストイズムこそが、彼の色気であり、真価ではないか。 「将来的には、どんな役でもこなせる人になりたいけど……でもそれってたぶん、計り知れない程の努力が必要だと思う。それこそ、天才じゃないオレは一生努力しないといけない」(『QLAP!』10月号より)  11月21日に公開される『レインツリーの国』では、念願の映画初出演を果たす玉森裕太。甘くも切ない恋愛映画である同作が披露されるまで、まずは『青春探偵ハルヤ~大人の悪を許さない!~』で努力の人・玉森の磨きのかかったアクションシーンを堪能し、役者としての幅の広がりに期待しようではないか。 (文=松下 博夫)

『花燃ゆ』不発で露呈…井上真央のピークは『花より男子』だった? 『キッズ・ウォー』時代を懐かしむファンも

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『花燃ゆ』(NHK)公式ページより。
 放送開始以来、視聴率が振るわず、NHK大河ドラマ史上最低の平均視聴率更新も危ぶまれている『花燃ゆ』だが、最終回に向けて視聴率の巻き返しを図る秘策は、乃木坂46や知花くららの投入など、たいして効果が望めないものばかり。最終回までに視聴率挽回することはないと踏んだ視聴者の中には、戦犯探しを始めている人もいるようだ。 「近年、大河ドラマで多発している幕末ものに視聴者が辟易していることと、上手く練り込まれていない脚本が原因に挙げられることが多いです。その他に挙げるとするなら、やはり、ドラマの看板である井上真央の存在ですかね。子役時代から活躍しているだけに演技力は申し分ありませんが、『花より男子』(TBS系)の頃に比べると明らかに華がなくなったと指摘する業界人は多いようです」(芸能関係者) 『花より男子』が放送されたのは10年前の2005年。井上が18歳の時だ。その頃と比べるのは酷かもしれないが、女優によっては年齢を重ねるごとに魅力を増す人もいる。果たして、井上の女優としてのピークは『花より男子』の頃だったのだろうか? 「おたぽる」で続きを読む

東京五輪で風俗店が一掃される? 新人風俗嬢「接客講習」の掟とは? ベテランライターが風俗業界の噂を検証

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『ベテラン風俗ライターが明かす フーゾク業界のぶっちゃけ話』(彩図社)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 「2020年、東京オリンピックを機に東京中の風俗店が一掃される!?」  いま、巷ではこんなウワサ話が飛び交っている。他にも、「2020年のコミケは中止になる」「東京中のコンビニからエロ本がなくなる」など、これらのウワサには他にもバリエーションがあるのだが、実際はどうなのだろうか?   老舗の風俗サイト『全国風俗リンクセンター』の運営にして、風俗情報誌「俺の旅」(ミリオン出版)などでライターとしても活動する吉岡優一郎氏が最近出版した『ベテラン風俗ライターが明かす フーゾク業界のぶっちゃけ話』(彩図社)によれば、その可能性は捨てきれないという。 〈これまで風俗業界は国際イベントの開催に合わせた警察当局の浄化作戦などで、地域丸ごと潰されるような例がいくつもあった。  その中でも比較的新しく、かつ大規模だったのが、1990年に大阪市と守口市にまたがる鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」(花博)の際の浄化作戦だ。  それまでは、大阪市内にも少なくない数のソープランドがキタ、ミナミ両地域に存在していたのだが、花博の開催に合わせて警察が街の浄化作戦を開始し、大阪市内のソープランドへの集中的な摘発がなされ、さらに行政により条例も制定されたため、市内すべてのソープランドが閉店へと追い込まれた。現在、大阪市内に1軒のソープランドも存在しないのはこのためだ〉  このような事態が起きるのは、行政側が国際イベントにより多数集まる外国人観光客を見越して、風紀の乱れを正したり、治安維持へと神経を尖らせるためだ。ただ、2020年を機に、ウワサされている取り締まりが現実になるかどうかは吉岡氏にも分からないという。 〈こうした大規模な浄化作戦が行われるか否かは、警察組織の上層部や地方自治体の首長の考え方によるものが大きいからだ。  21世紀に入ってからの具体例としては、石原慎太郎元都知事による新宿歌舞伎町の浄化作戦で多くの風俗店が歌舞伎町からの撤退を余儀なくされたケースや、中田宏元横浜市長の意向で横浜・黄金町のちょんの間が壊滅させられたケースなどが挙げられる。  このように、力を持つ立場にある人々の鶴の一声で、風俗業界は摘発が強化されることもあれば庇護されることもあるのだ。  そのため、2020年に東京の風俗業界が壊滅するかどうかは、そのときにどういう人物が関連する要職に就いているかが鍵になるだろう〉  さて、先ほどから引いている『ベテラン風俗ライターが明かす フーゾク業界のぶっちゃけ話』には、長年風俗業界に携わり続けている人間だからこそ知り得るトリビアが他にも紹介されているので、興味深いものをいくつか紹介していきたい。  まずは、新人風俗嬢が受ける「講習」について。かつては、どの風俗でも新しく入ってきた風俗嬢に対して講習を受けさせるのは当たり前のことだった。特に、ソープランドにおいては、最初の3日間ぐらいベテラン嬢について、1日3時間程度サービスについて学んでいたという。しかし、女の子の「素人っぽさ」が好まれる最近の風俗界では講習を経ることなく客前に立つ風俗嬢も多い。ただ、老舗風俗店は今でも「サービス」に対して高いハードルを課しており、きちんとした講習を受けさせている。そのとき、問題となるのは、男性が講師役を務める場合だ。 〈男性が講習師である場合には、ひとつだけ守らなければならない不文律がある。それは、「男性講習師は講習中、絶対にイッてはいけない」というものだ。  講習師の仕事はあくまでも女の子に接客上の作法や風俗の技術を教えるのが目的で、男性講習師の性欲のはけ口であってはならないというのがその理由だ。そのため、もし射精してしまったら、罰金として女の子に対し女子給相当額を支払わなければならないことになっている〉  この講習の内容は、単なる「プレイ」に関するものだけではなく、接客全般に関する講習であるという。中国地方のあるデリヘルの講習を見学した吉岡氏はこう語る。 〈講習は、まず、客が待つホテルの部屋に女の子が入る際、客と自分の靴を揃えることを指導するところから始まった。  その後、客への挨拶、料金表の見せ方とシステムの紹介、本番禁止などの注意事項の伝達の仕方、そして受け取ったお金の取り扱い方などと続く。  お金の取り扱いまで? と思われるかもしれないが、実は女の子の隙を見て一度支払ったお金を盗んでしまう悪い客がたまにいるのだ。これは、フロントが金銭授受に関与できないデリヘルの最大の弱点のひとつでもある。  そのため、同店では客から受け取った現金を料金表のパウチに挟み、テーブルの上の目立つ場所に置き、帰るときに回収するよう指導していた。財布やカバンの中など、誰にも見えないところにお金を置くからトラブルになるのであり、客からも女の子からも見えるところにお金があれば、逆に客はお金を盗みづらいし、盗ろうとすれば女の子もすぐ気がつく〉  思わず、「なるほど」と感じさせる接客術である。新人の風俗嬢はこうして接客のメソッドを学んでいくのである。  しかし、そんな彼女たちもいつかは夜の街を卒業する時が来る。そんな折、転職活動にあたっての履歴書にはその期間のことをどう記載するのか? もちろん、職業に貴賤はないが、当該女性の立場に立ってみれば、できることなら次の職場に風俗で働いていた過去を伏せたいと考える人も多いだろう。  風俗店のなかには、そのためのアリバイ工作手段を準備している店が存在する。これらは引退後の転職活動のみならず、風俗嬢として働いている最中なかなか通りにくい不動産審査や保育園の入園審査などにも大きな効力を発揮してくれるのだという。その仕組みは以下のようなものだ。 〈勤めている風俗店の経営母体が株式会社などの法人で、風俗店と同時に飲食店や一般的な職種の事務所も経営しているようなケースでは、女の子がそちらの仕事に従事しているということにして、給与や在籍の証明書を作成したりする他、クレジットカード作成のための在籍確認の電話などにも対応してくれることがある。これを女の子のアリバイ工作という。  また、アリバイ会社というものも存在し、こうした会社は、女の子のアリバイ工作を専門的に行っている〉  これらアリバイ作業を行ってくれる組織は風俗嬢にとって強い味方となる。吉岡氏が取材した元ソープ嬢はこう語る。 「私は大学を卒業してから就職活動をせず、アルバイトでやっていたソープ嬢をそのまま続けていたんです。でも、2年経ってソープ嬢を引退して一般の会社に就職しようとしたとき、ソープ嬢だった2年間がそのまま履歴書の空白になってしまったんです。だって、風俗やってたなんて履歴書に書けるわけないじゃないですか。でも私は、アリバイ会社と契約していたから、空白期間のところにその会社の名前を書くことで、履歴書を埋めることができたんです。おかげで無事に就職することができました」  これらの会社が行う業務は一部に文書偽造など違法行為も含まれているためアリバイ会社が摘発される例も時折報道されているが、一度引退したものの履歴書の空白期間のせいで再就職できず結局また夜の世界に戻ってしまったり、現在風俗の仕事をしているせいで家が借りられないといった例が後を絶たない彼女たちを救ってくれるのもまた、こういったアリバイ会社なのだという。  冒頭にも記した通り、夜の世界は、行政や社会状況の変化により激変を余儀なくされることも殊更に多い世界だ。最近でも、「マイナンバー制度導入により、一般企業のOLと風俗嬢をダブルワークしている人が、昼の職場に兼業がバレるかもしれない」というトピックがネットニュースや週刊誌などを賑わせている。2020年の風俗業界はどうなっているか? それは、神のみぞ知るといったところなのである。 (田中 教)

ロサンゼルスの路上で女性が堂々と排便!

日中のロサンゼルスの路上で女性が排便をしている姿がカメラに捉えられた。この画像の中では1人の女性が通りすがりの人々の目も気にせずに歩道でズボンを足もとまでおろして排便をしている姿が映されている。その後この女性はトイレットペーパーでお尻をふき、そのペーパーを路上に投げ捨てて立ち去っている。 近隣住民は現在、この女性に適切な処分を与えるために身元の確認を急いでいるところだというが、ロサンゼルス市当局はこの女性の行為が同地のイメージを傷つけたのではないかと懸念しているようだ。

「ウザい女を量産した罪は重い」“スイーツ女子の教祖”に君臨し続ける西野カナに辛辣意見

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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西野カナ オフィシャルブログ『君に会いたくなるから』より。
 10日から放送開始された連続ドラマ『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)の主題歌に西野カナの新曲「No.1」(SME Records)が起用されている。9月にリリースされた27thシングル「トリセツ」(同)も、映画『ヒロイン失格』の主題歌に起用され、“スイーツ女子の教祖”として不動の人気を誇る西野。今年に入ってからすでにシングル2枚をリリース、11月にはアルバムのリリースを予定するなど、CDが売れないといわれる昨今の音楽業界で、西野の活躍は輝きを放っている。 「“スイーツ女子”といえば、数年前からネット上で流行ったスラングですが、簡単にいってしまえば、夢見がちな女性のことを意味します。西野の歌詞は、恋愛に夢見る女性が現実とのギャップに揺れ動く心を表現していることが多いようで、同世代の女性を中心に多くの支持を得ているようです。また、歌唱力に関しても、桑田佳祐や桜井和寿といった、大物ミュージシャンたちから絶賛する声が上がるほどにレベルは高いようです」(芸能関係者)  女性からの支持は高い西野の歌詞だが、世間の男性からすると首を傾げるような表現も多く、中には怒りすら覚える人もいるようだ。 「おたぽる」で続きを読む

片山さつきが坂上忍に年金問題とマイナンバー制度を批判され暴言連発! またぞろ生活保護バッシングも…

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左・片山さつき公式ホームページより/右・右・アヴァンセプロダクション・スクールHPより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  下着ドロボーの高木毅復興相に、竹刀で体罰の馳浩文科相、ヤクザとズブズブという過去が暴かれた森山裕農相……。早くもその本質が露呈しつつある第三次安倍内閣だが、そんななか、今度は安倍応援女衆のひとりである片山さつきがテレビの生放送で問題発言を連発した。  片山が出演したのは、10月6日に放送された『バイキング』(フジテレビ)。きょうの番組テーマは年金制度だったが、片山は「年金は支え合いの制度。愛です!」「You and I、そして愛なんです」と珍妙なフレーズを連呼。年金はいまの若者たちの老後にも「破綻的なことがなければ」支払われると訴えた。  しかし、ここでツッコミを入れたのは、番組MCの坂上忍だ。 「ぼくは執念深い男なので、消えた年金問題のときにね、安倍さんが『最後のひとりまでお支払いする』っておっしゃったんですよ。それ、どうなったんですか?って話があって。それができない限り、ぼくは信用しません」  生放送で突然、鋭く切り込まれてしまい、ものの見事に表情が固まってしまった片山。だが、口を開くと、こんなことを言い始めた。 「また厚生労働省でね、事件起きちゃって、わたしたち政治家のほうは怒っております」  坂上が話したのは消えた年金問題のときの安倍首相の説明についてで、厚労省のマイナンバー収賄の話ではない。こうして露骨に話題をすり替え、さらには「政治家のほうは怒っております」と責任を転嫁する。だいたい片山自身も大蔵官僚時代、労働省(当時)から官官接待を受けていたことが問題になっているが、そんなことは棚に上げて、である。  ある意味、この“話のすり替え”は片山のお決まりのパターンだが、番組ではここから片山の暴言劇場がはじまった。  というのは、番組レギュラーの渡辺えりが「年金を払っていない人が4割もいて、その人たちがお年寄りになったときにどうするのかって、すごく不安ですよ」と発言。すると片山は咄嗟に「それなんです!」と言い、生活保護受給者バッシングを繰り出したのだ。 「私がこの4年間、ずっと取り組んでいる生活保護の問題で、本当に無年金で蓄えもなく、その方たちもわたしたちと同じ日本人、仲間ですから支えなきゃいけないと。(でもその人たちは)100%税金の生活保護になっちゃって、それが3兆円、4兆円になっちゃって、このままじゃ本当に国がもたないんですよ。だから、少しでも、少しずつでも、できる限り働く側に回ってもらって」  もちろん、渡辺は年金を払っていない人たちを責めたのではない。「働きたくても働けない人たち、払いたくても(年金の)その金額が払えない人たち」のことを心配したのだ。だが、片山にはまったく届かず、「現役で働ける方が60万人くらいいらっしゃるのも事実」「病院たらい回しとか、その問題もあるし」と、結局“生活保護受給者が国を滅ぼす”と言わんばかりに主張した。  しかも、その後、前出の厚労省官僚のマイナンバー収賄に話が移っても、「(マイナンバー導入によって)ずる貰いみたいな生活保護もなくなるし、管理もしやすくなる」と言ってのけたのだ。  片山は、次長課長・河本準一を「税金ドロボー」だとし、生活保護バッシングを展開した張本人だが、そのせいで渡辺が指摘したような国が保護しなくてはいけないような人びとがさらに生活保護を受給しづらい環境をつくり上げた。それでも片山には反省などあるはずもなく、生活保護を「ずる貰い」と表現し、マイナンバー問題をまたしてもお得意の論理のすり替えで生活保護バッシングに利用したのだ。  さらに、そのマイナンバー導入に坂上や雨上がり決死隊の宮迫博之から反論が飛び出すと、「世界中IT化だから、どこの国でも制度あるからやっていこうっていう、そういう国民運動なんですね」と説明。当然、国民のあいだからはマイナンバーに懐疑的な声こそ上がってはいても、それを求める運動など起こってはいない。誰にでもわかる大嘘である。  また、賄賂を受け取ったと言われる厚労省の官僚についても、「すごいキャラの立っちゃってる、変わった厚労省の職員さん」「服装が異常」などと述べ、“たんにヘンな人が混ざっていただけ”だと片山は問題を矮小化。他人の容姿をとやかく言うなら片山のヘアスタイルも大概ヘンだと思うが、挙げ句、片山はこのように語り始めた。 「いちばん利権があるのは、いま中華人民共和国と言われていますから、官僚制度のいちばん強いのは共産圏なんですよ。情報独占で何でもできちゃう。(中略)そういうレベルでは日本はないわけですが」  日本の官僚による収賄の話をしているのに、今度はなんと中国に話題をすり替える。──これだけでも驚きだが、番組の最後に「最近、嬉しかったニュースは?」と尋ねられた際には「スポーツ界のいろんな活躍ですね」と言い、つづけて「日本のいろんな国際貢献がね、国連の場とかでも少しずつ認められているのが嬉しいのと、逆にあの南京みたいな、間違った情報が登録されて、これは絶対、反論してやり返さなきゃいけないなと」と、さらっと“南京事件はなかった”と主張した。 「間違った情報」を垂れ流し、詭弁を弄しているのはあなたのほうでは?と言いたくなるが、これこそが安倍政権クオリティというものなのだ。  ちなみに番組では、片山が前夫・舛添要一とのスピード離婚について触れ、舛添のことを「怖かった」と語る一幕も。そして、当時の自分をこう評した。 「いまの議員やってる片山さつきじゃないですもん。大蔵省で、まだそれこそ新進気鋭の、夜遅くまで働いている女性ひとりのキャリアウーマンで」  自分のことを“新進気鋭”と自画自賛……。厚かましいにも程がある。 (水井多賀子)

飲酒運転で逮捕された男性が運転していたのは犬だと言い訳!

飲酒運転で逮捕された男性が運転していたのは自分ではなく犬だったと言い訳したそうだ。自身の車で衝突事故を起こしたフロリダ出身のこの男性は警察に対し「誰が僕を追いかけていたんですか?うちの犬があの車を運転していたんです。僕は走りたい気分だったから走り去っただけです。僕はドラッグも銃も持っていませんよ」と話したという。 この容疑者男性は停止標識を無視して運転し続け、住宅に衝突したものと見られており、その後は車を現場に残して走り去り、近くの教会に隠れていたそうだ。その男性を逮捕した警察官は「アルコール飲料のかなり強い臭いと焼けたマリファナの臭いがしました。容疑者は質問される前にゆらゆらと逃げ続けていました」と説明している。

森川葵、玉城ティナ、池田エライザ……秋ドラで注目したい5人の若手モデル女優たち

【リアルサウンドより】  最近、ファッション誌モデルから女優へ転身を果たすケースが目立っている。次々と放送開始している秋クールのドラマでも、そうしたキャリアを持つ女優は多い。そこで今回は、話題作に出演している『テディ・ゴー!』の森川葵、『JKは雪女』の玉城ティナと池田エライザ、『サムライせんせい』の石田ニコル、そして『いつかティファニーで朝食を』のトリンドル玲奈という5人にスポットを当て、彼女たちの魅力を探ってみたい。

森川葵

 クマのぬいぐるみを購入したら、相川翔演じる熱血刑事の魂が宿っていて、何故か奇妙なコンビを組むことになるというドタバタコメディー『テディ・ゴー!』で、連続ドラマでは初となる主演に抜擢された森川葵は、ネクストブレイク候補との呼び声も高い女優だ。2010年、若干15歳でファッション雑誌『seventeen』専属モデルとなった森川の魅力は、“似合いすぎている”と噂になったショートヘア。現在は同誌を卒業しているが、ファン層はやはり10代前後の男女が多い。しかし、映画『チョコリエッタ』では、その可憐なイメージとは裏腹に、役に合わせてヘアスタイルを坊主にするなど、体を張って演技に挑み、”大物”と評価された。髪型を一新してブレイクする女優は少なくないが、作品のためにトレードマークだったヘアーをばっさり切ってしまう度胸と、その演技の実力という面では、すでに他の若手女優を一歩リードしていると言えるだろう。

玉城ティナ

 『JKは雪女』で主人公の姉・雪女を演じるのは、1997年10月8日生まれの18歳、沖縄県出身の玉城ティナだ。2012年からファッション雑誌『ViVi』の専属モデルに起用され、人形のような愛らしい顔立ちでティーンの憧れの的になり、14年には史上最年少で同誌の表紙を飾っている。また、Twitterでは現在、フォロワー数が45万を超えるなど、10代~20代前後の女性から圧倒的な人気を誇っている。演技においては、セリフが棒読みすぎるとの評もあるが、その現実離れした存在感は一見の価値あり。まだまだ若手のため、今後の伸びしろに期待したい女優だ。

池田エライザ

 玉城ティナと同じく『JKは雪女』に出演。今作がドラマデビュー作となった池田エライザは、福岡県出身の19歳。2009年にファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルとなり、表紙を飾ったことも。誌面では年齢が分からなくなるほど妖艶な色気を醸し出し、女性読者の憧れとなっており、映画『みんなエスパーだよ』では過激なセクシーシーンにも挑戦した。扇情的な“エライザポーズ”で一躍人気に火が着き、バラエティなどでも活躍の場を拡げている。醸し出す等身大のエロスによって、男性人気も急上昇中だ。

石田ニコル

 『サムライせんせい』で、元不良のシングルマザーという難しい役柄に挑戦しているのは、山口県出身の25歳、石田ニコルだ。2010年に開催されたファッションショー「神戸コレクション」でグランプリを受賞し、『sweet』『Gina』『BAIRA』など多くのファッション誌で引っ張りだこの人気モデルとなっている。グラマラスなバストと圧巻のスタイルで、20代~30代の女性から羨望を集めている存在だ。ドラマ2作目と演技の経験は浅いが、初出演の『ファースト・クラス』では、その美貌で人々を惑わす悪女を演じて評判となった。今作でも類稀なる存在感で、物語に奥行きをもたらすことを期待したい。

トリンドル玲奈

 『いつかティファニーで朝食を』で、彼氏と別れたのを機においしい朝食を求める主役・佐藤麻里子を務めるのは、いまやドラマ、映画、バラエティ番組と各方面で活躍しているトリンドル玲奈。現在23歳、オーストラリア出身のハーフ女優で、昨今のハーフ・モデル人気を牽引する存在のひとり。広告モデルに起用された後、『JJ』『ViVi』の専属モデルになった。3か国語が話せる才女でありながら、天然な性格のベビーフェイスというギャップで、女性のみならず、20代~30代の男性をも魅了している。今回、ドラマは初主演となるが、今年7月に公開した映画『リアル鬼ごっこ』でも主演を務めたばかりで、バラエティ番組から映画・ドラマへと主戦場をシフトしていることが伺える。現場スタッフからは“努力家”と評判がよく、実際にその演技力に磨きがかかってきているのが、今作で確認できるはずだ。  演技力においては未知数な部分が多いものの、すでに多くのファンを持ち、なにより独自の存在感を放っているモデル出身の女優たち。彼女たちに注目すると、昨今のトレンドが透けて見え、ドラマの楽しみ方がより一層拡がるのではないだろうか。 (文=鈴木聡美)

番組私物化で、また炎上「大物気取り」和田アキ子 片岡愛之助への“絶縁”宣言は…

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『和田アキ子』公式Twitter(@wadasoul2015)より。
 和田アキ子の発言が、またしても炎上している。スポーツ紙報道によると、歌舞伎俳優の片岡愛之助が女優の藤原紀香との結婚に向けて、9月下旬に携帯電話の番号とアドレス変更し、一部の親しい友人らにのみ伝えたという。だが、これに対して「自分には伝えられていない」と、ムクれているのが和田。  11日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、この報道に触れたを和田は、「普通、変える時は変わりましたとか、メルアド変えましたとか、変えましたからよろしくとか、あるやんか」「(自身のところには変更の)連絡が来ていない。もしも本当やったらもう電話しない」などと、愛之助に対して“絶縁”を宣言した。 「親しいと思っていた友人や知人に、携帯番号やメールアドレスの変更を伝えてもらえないことを不快に思う気持ちは誰にでもあること。しかし、テレビという公の場でそうした不快感を表明するのは番組の私物化であり、芸能界のご意見番の自分に対して失礼ではないか、と言っているようなもの。そして、そうした大物気取りが視聴者をはじめとする多くの人たちに嫌われているということが、和田にはわかっていません。限られた世界にすぎない芸能界の上下関係をテレビでひけらかすのが、いかに非常識かということを助言するスタッフも周りにいないのでしょう」(スポーツ紙記者) 「おたぽる」で続きを読む

"政権の腹話術人形"日本テレビ青山和弘の「安倍首相擁護本」が露骨すぎる! 辻元清美への野次も「声なき声が出ただけ」

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青山和弘『安倍さんとホンネで話した700時間』(PHP研究所)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  思えば安保法制というのは、いかにテレビが安倍政権に従属しているのかを推し量る試金石でもあった。安保法制の今国会可決を望まない国民が大多数を占めていたことを考えれば、本来、報道の役割は、法案の疑問点や穴を追及することにあったはず。しかし、その役割を放棄するばかりか、耳を疑うような発言も多々飛び出した。なかでも象徴的だったのが、これ。 「この法案が廃案にされては困りますので、うまくこう、巻き込んでいく」  発言主は、日本テレビ報道局解説委員・政治部副部長である青山和弘氏。先月、安倍首相が生出演した『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)での発言だ。「法案が廃案にされては困る」とは、まさしく安倍首相の気持ちを代弁しているだけのコメント。この青山氏の醜態を過去の記事において本サイトでは"政権の腹話術人形"と表現した。  だが、この腹話術人形が今度はペンを握って本を書いた。タイトルはスバリ『安倍さんとホンネで話した700時間』(PHP研究所)。もちろん、"総理と政治部記者の丁々発止な駆け引き"や"記者生命をかけて政治の裏側を暴く"なんて緊張感は皆無、冒頭から安倍邸で昭恵夫人に出されたクッキーを「ボリボリと」仲良く頬張りつつ聞いた話からスタートするという弛緩っぷりを見せつける。  まず、青山氏が何を主張するかといえば、それは安倍首相のゴルフの腕前だ。飛距離はそこそこだが、スコアも80台をたたき出すこともあるらしい。そこから青山氏は、安倍首相のプレイの攻める姿勢を挙げ〈安倍さんは元来、強気の性格なのだ〉と導き、安倍首相本人が自称するように〈闘う政治家〉なのだと強調する。一方、小学生時代には捨て犬を拾ってきたというエピソードを拾い、安倍首相は心のやさしい人物なのだ、よって信頼もあつい......と話をつなげてゆく。  こんな人物評でよく報道局解説委員がつとまるものだと呆気にとられるが、当然、安倍首相のフォローの仕方は驚愕の域に達していた。  たとえば、今年2月の衆院予算委員会で民主党議員が質問している最中に「日教組!」と野次を飛ばした件。自民党の大島理森委員長からも「総理、ちょっと静かに」とたしなめられたあとも「日教組どうすんだ!」と興奮したように安倍首相は連呼し、翌日には「なぜ日教組と言ったかといえば、日教組は補助金をもらっていて、教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」と答弁。が、そのような事実はなく、安倍首相は「私の誤解だった」と発言を訂正した。  首相ともあろう立場の人間が国会でデマ情報を根拠に野次るという浅ましい態度には、批判が起こると同時に「この国の首相はネトウヨか?」とため息が洩れたが、青山氏は同情を寄せるかのように、こうまとめる。 〈この野次は、保守政治家として教育問題に取り組み、日教組に対する強い反発心があることも、背景にはあっただろう〉  へ? 反発心があったらデマを流しても致し方ない、ってこと? 開いた口がふさがらないが、もっと驚いたのは辻元清美議員に対する「早く質問しろよ!」という野次への"弁明"だ。 〈どんな人にも肌の合わない人というのがいるが、安倍さんにとって辻元議員というのは、いわゆる"ケミストリー(相性)の合わない"議員の一人なのだろう。  そして安倍さんは「早く質問しろよ!」という発言については、実は声に出すつもりはなかったというのだ。「私には声なき声が聞こえる」というのは、一九六〇年の日米安全保障条約改定時の岸元首相の有名なセリフだが、「声なき声が出てしまった」のである。ほとんど無意識に呟いてしまったのだろう。相当、辟易としていたことがうかがえる〉  ポカーン、である。つまり、「気にくわない相手というのは誰にでもいるもんだし、それに言うつもりがなかったんだもの! だいたい悪いのは辟易とさせる辻本じゃね?」と青山氏は述べているのだ。この言い訳が通用するのなら、すべての失言は許されてしまう。庇うにしても、これはあまりに雑すぎないか......?  いや、むしろこれがきっと彼らの日常なのだ。安倍首相が「声に出すつもりはなかったんだよね」と無茶苦茶な言い訳をしても、記者は「それじゃ仕方ないですよね」などと慰める。そんなゆるゆるの関係のなかにどっぷり浸かっているから、こんなアホな言い分を擁護のために書いてしまうのだろう。  だが、そのアホさが炸裂しているのは、安倍首相の根底に流れる意識について言及しているくだりだ。  時は遡って1960年、尊敬する祖父・岸信介首相には「アンポ、ハンタイ」という強い声がデモ隊からあがっていた。ときには危険な目に晒されることもあった、大好きなおじいちゃん。安倍少年は「おじいちゃんは世間からいじめられている」と感じただろう、と青山氏は綴る。 〈安倍少年は、「世の中によって叩かれている祖父を、自分が守らなきゃなんない」と思うようになっていったのだ。(中略)安倍さんは自分たちが「抑圧された少数派なのだ」という感覚を持っていたことがわかる〉 〈安倍さんの安全保障政策や憲法改正への意欲、またそれに邁進するぶれない姿勢は、祖父への尊敬の念、そんな祖父を批判する人々への反発、「抑圧された少数派」という思いから培ってきたもので、まさに安倍さんの体に染みついていると言えるだろう〉  安倍晋三お坊ちゃまが、「抑圧された少数派」ですと? なるほどそう考えると、社会的マイノリティに対して思いやる気持ちが微塵も感じられない政策ばかりなのも頷ける。だって、自分こそが「抑圧された少数派」なのだから。だが、こんなバカな話があるだろうか。第一、彼はしょっちゅう「私が総理なのですから、私が言っていることは正しい」などと口走るではないか。最高権力者であることをひけらかして権勢を振るう安倍首相が「抑圧された少数派」であるわけがない。で、青山氏はこの安倍首相のこんがらがった鬱屈にツッコミを入れるでもなく、〈ぶれない姿勢〉と誉めそやすのだ。  こんな調子だから、自分が身を置くメディアと安倍首相の関係も、ジャーナリストの書いたものとは到底思えない展開が待っている。  まず、青山氏も記述しているように、〈これまで内閣記者会と首相サイドとの取り決めで、首相は各社順番にテレビに出演するという決まりになっていた〉。が、〈安倍さんは、いとも簡単にこれを放棄した。そして自らが出演する番組やインタビューを受ける新聞社を、自由に選ぶことにした〉のである。つまり、自分が嫌いなメディアは避け、自分の言いたいことを言わせてくれるメディアを勝手に選ぶようになったのだ。実際、安保法制をめぐっても、安倍首相はフジテレビや読売テレビ、そして青山氏が所属する日本テレビといった"言うことを聞いてくれる"メディアには出演し、鋭い指摘が予想されるテレビ朝日やTBSには出演しなかった。  さらに、青山氏も書いているが、安倍首相は〈新聞・テレビの経営幹部や論説委員、フリーの政治ジャーナリストらとマメに会合を持っている〉。これも都合の悪い報道を封じ込めるための"お友だち作戦"だ。先進国でこんな露骨なマスコミとの癒着を行う首相は、まずいない。  しかし、このことで恩恵を受けている青山氏が批判するわけもなく、〈誤解に基づく批判や、行きすぎた誹謗中傷を避ける効果はあるだろう〉と肯定。昨年、安倍首相がTBSの『NEWS23』に出演し、"アベノミクスの効果を感じられない"と生活実感を語る一般市民への街頭インタビューにキレたその2日後、自民党がテレビキー局各社に"公平中立という名の報道圧力"をかける文書を送付した一件も、このように主張するのだ。 〈こういう文書が出されて、改めて緊張したり、萎縮しているようではダメなのだ。選挙期間中は公職選挙法の範囲内で意見を紹介し、すべき批判はしていく。メディアには、きちんとした準備と覚悟が求められているのだと思う〉  そもそも、この『NEWS23』が放送されたのは、安倍首相がアベノミクスを争点に解散総選挙をやる、と宣言した当日。当然、公職法には抵触しないし、選挙期間中にしても衆院選は政権信任の選挙であることを考えれば、現政権の問題点を指摘するのは至極普通の話。それをテレビ局の許認可権を盾にねじ伏せようと自民党が文書を送りつけたのは、火を見るよりも明らかだ。なのにテレビ局側にいる青山氏は、抵抗はおろか、完全服従してみせるのである。  まあ、彼にとっては当たり前といえば当たり前の話だ。なにせ自分は、完全服従することで安倍首相に取り入り、安保法制の参院可決後も独占でインタビューを行うなどの優先的な権利を与えられているのだから。  この青山氏の本のなかで、もっとも胸に響いた(正しくは、胸焼けを起こした)一文を紹介しよう。 〈安全保障関連法案をめぐる一連の報道を見れば、主張の違いはあれ、権力側の意向を汲んで自主規制をするような大手マスコミは皆無だと思うが、いずれにしても闘う宰相・安倍首相の前で、メディアは真っ当な批判、正確な反論を続ける本当の力、強さが試されているのだと思う〉  どの口が言う!?とは、まさにこのこと。だが、忘れてはいけないのは、青山氏は日本テレビに所属する記者であるということだ。新聞とは違い、テレビは放送法によって報道の中立公平や不偏不党が定められている。何の批判もせず、ただ安倍首相の代弁を垂れ流す行為は、まさにこの放送法に抵触している。〈メディアは真っ当な批判、正確な反論を続ける本当の力、強さが試されている〉と上から目線で言うのなら、まずは自分の行動、そして日本テレビの報道を見直すことのほうが先決だろう。 (水井多賀子)