山口組分裂で戦争にならないのも当然? 暴力禁止、親子盃も省略、実は刺青入れてない…現代ヤクザの意外な日常

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『暴力団』(新潮社)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  10月中旬、名古屋にて6代目山口組系3代目弘道会と神戸山口組系4代目山健組、山口組中核組織同士が衝突。傷害の容疑で逮捕者が出るなど、山口組分裂騒動は依然として緊張状態が続いている。  また、巨人選手が絡んだ野球賭博問題は、それとは別にダルビッシュ有投手の弟・ダルビッシュ翔容疑者が違法野球賭博を行ったとして逮捕。背景に暴力団との絡みがあるのではと現在捜査が続けられている状況だ。  というわけで、実話誌のみならず、新聞・テレビでも「暴力団」という言葉を聞かない日がないぐらい、今年は「暴力団」に関する話題に事欠かない日々が続いているわけだが、では、彼らが何をして稼ぎ、何を食べ、どうやって生活しているかと問われたら、即答できない人も多いのではないだろうか? 暴力団の生活とはいったいどんなものなのか? 溝口敦『暴力団』(新潮社)には彼らの意外過ぎる素顔が綴られている。  今回の山口組分裂騒動において、普段暴力団ネタを扱わない一般週刊誌などでは「会合の場所にドローンを飛ばして爆破する」(「週刊ポスト」小学館/2015年9月11日号)など、とんでもない煽りがなされているが、一方、継続して暴力団に対し取材を重ねている実話誌では、山一抗争のような事態には発展しないだろうと報じられている。実際、本稿冒頭の名古屋での衝突事件を報じた「週刊大衆」(双葉社)15年11月9日号では、「今は上からトラブルを起こすなと指示されているようで、もともとは身内だったから、街で出会っても黙って、すれ違っている」との関係者のコメントも掲載されていた。  果たしてどちらの報道が正しいのか? そして、大規模な抗争は起きるのか? だが、以下のエピソードを見る限り、どうやらそのような抗争は起こりそうもない模様だ。 〈兵庫県下の繁華街で、山口組系の組員二人が客引きの若い男たち五人に囲まれ、ぼこぼこに殴られたことがあります。組員二人は組事務所に取って返し、包丁や金属バット、ヌンチャクなどを持って客引きに復讐しようと飛び出したところ、組の上層部に引き留められたそうです。 「絶対やるな。殴られたら殴られ放しで帰ってこい。それで正解だ。仕返しして、もし親分が謹慎など、上から処分を受けてもいいのか」  組員二人は歯がみをして悔しがり、「仕返しできんようなヤクザなら、ヤクザやってる価値なんかあらへん」と親分にもらった盃を叩き割って、組を出てしまったそうです〉(溝口敦『暴力団』)  暴力を振るわないヤクザというのはなかなかイメージが湧かないが、それにはきちんとした理由がある。 〈現在では、大きな暴力団は他の組を相手取った抗争をしないようにしているばかりか、実質的に組員の喧嘩も禁じています。というのは、民法や暴力団対策法で定められた組長に対する「使用者責任」を法的に追及されることを恐れているからです。  もし傘下の組員が誤射や流れ弾で一般人や警官を殺傷した場合、本人や遺族に裁判を起こされ、組の一番トップ、山口組なら組長の司忍が損害を賠償することにつながってしまうためです〉(溝口敦『暴力団』)  法的な締め付けが厳しくなったいま、ヤクザ映画で描かれるようなヤクザはもうこの世には存在しないのである。また、現在の暴力団の意外な姿はこれだけにとどまらない。ヤクザ映画では、高級そうなスーツを着こなし、女性にもモテモテの姿が描かれるが、それも昔の話だというのだ。 「科学警察研究所報告」1981年7月号におさめられている、組員に「なぜ暴力団に入ったのか」と聞いた調査によると、49%もの組員が「格好のよさにあこがれて」と回答したとの報告が残っているが、それから20年以上の時を経たいま、暴力団は若い人のリクルートに苦慮している。  その理由は、「シノギ」としてきた違法薬物の取引、恐喝、賭博、ノミ行為などで稼ぎがなくなってきたことにより、ヤクザ自身、その予備軍である不良少年たちに「あこがれ」を喚起するような豪奢な生活ができなくなったことにある。それには、「暴力団排除条例」が大きな影響を与えている。これにより、上記のような商売の他にも、「みかじめ料」をあてにするようなビジネスが不可能になった。また、現在では条例により、暴力団系の土建会社・建築会社は公共工事の下請けに入ることも難しい。 〈暴力団の末端組員は、一般人が苦しい以上に、生活が苦しいのです。民間アパートを借りられず、車の中で寝泊まりしているホームレス一歩手前の組員さえいます。  なぜアパートを借りられないのかといえばお金がないからですが、もう一つ全国で暴力団排除条例が施行され、暴力団は新しく繁華街で組事務所を開けなくなりました。条例に前後して、警察による行政指導が強まり、組事務所ばかりか、民間アパートでも保証人がなくては貸借することが難しくなりました。「暴力団の組員」でないに○をつけさせる書式も差し出さなければなりません〉 〈都内のマンションで部屋を借りられないのは暴力団事務所ばかりではなく、組員も同じです。借りるためにウソをついたり、他人の名義を使うと、後で詐欺などの容疑や罪名で逮捕される危険があります。  こうして暴力団組員は公共住宅からはもちろん、民間の不動産からも閉め出されます。銀行口座もつくれませんから、子供の授業料も自動引き落としにできません〉  もちろん、クレジットカードだってつくることはできない。これでは、豪華な生活どころか、普通の生活を送るのでも不便極まりない。しかし、彼らの厳しい日常はこればかりではない。驚くことに彼らには手帳でスケジュール管理することも、日記をつける自由すらも与えられていないのだ。 〈暴力団は多少とも逮捕や服役を繰り返していますから、その度に生活はぷつんと中断されます。逮捕と同時に家宅捜索されますから、手帳や日記はつけられません。押収されると、他の組関係者や自分のスポンサーに迷惑をかけてしまうからです〉  また、携帯電話の取り扱いに関しても面倒臭そうである。 〈痛し痒しなのは携帯電話です。携帯電話のおかげで電話番号を記憶する苦労からは免れましたが、そのかわり携帯の通信記録や番号簿から人脈の全容を警察に把握されてしまいます。携帯電話をシノギ関係、組関係、個人関係と三、四台使い分けたり(突然、家宅捜索があれば、急いでシノギ・組関係の電話をトイレに投げ込み、水につからせて、入力データを復元不能にします)、姓名を愛称や略称で入力しておくなど、組員の方もそれなりに工夫しています〉  些細なことだが、普段から何台も携帯を使い分けなければならないのは、地味にストレスが溜まりそうだ。  最後に本稿の締めとして、ヤクザ映画での暴力団のイメージを覆すエピソードを二つほどご紹介したい。まずは、「刺青」について。ヤクザといえば、全身に和彫りが入っているイメージがある。これには刺青を入れる痛さを絶え抜くことで、「自分はヤクザ者になったんだ」という覚悟を確かめる、通過儀礼的な側面があると聞くこともあるが、そういうことでもなかったようで……。 〈暴力団のすべてが刺青を入れているわけでもなく、たとえば山口組の四代目組長だった竹中正久は刺青を入れていませんでした。  実弟の竹中組組長・竹中武から聞いたことがあります。 「兄貴(竹中正久)だけでなく、わしらもみんな身体はきれいや、入れてへん。墨みたいなもん、痛い目して、高い銭出してやな、体に悪いいうことが分かっとって、入れるいうの、わしらおかしいと思うわ」〉  また、ヤクザ映画では、親子の盃を交わすシーンや、組長のために組員が命を賭すシーンなどが出てくることがあるが、これらの「任侠心」も、あくまでフィクションなようだ。 〈親子盃そのものが省略されることも多く、現代では組員の四割程度しか親子盃を経験していないという調査もあります。  親子盃を交わすとなれば、映画などでよく知られたセリフが出てきます。 「産みの親子がいるのに、改めて今日から○○さんの子分となるからには、親の言うことは、白いものを黒いと言われても、『はい』と言わなければならないが、それを覚悟してこの盃を受けなさい」  場合により適当に省略されますが、精神においてはこの通りです。だから組員になった者は、よほど組長が物の分かった人でないと、途中で、あまりにバカバカしくて、やってられない、とつくづく思うことになってしまいます。  科学警察研究所の調査によれば、「親分に盃を返したい、あるいは親子関係を解消したいと思うことがしばしばある」と答える組員が14.6%、「ときおり親子関係を解消したいと思うことがある」とする組員が29.3%もいて、両方の回答を合わせると、43.9%の組員が必ずしも親分に心服していないのです〉  山口組関連のニュースが報じられる際は、必ずといっていいほど、全身をイタリア製ブランドのスーツでキメた、まるで映画スターのような出で立ちの6代目山口組・司忍組長の写真が使われるが、上層部がそのような豪勢な生活を送る一方、大半の下っ端組員は意外にもトホホな日常を送っているようなのである。 (井川健二)

シンディ・ローパー、経済難に陥っていた過去を明かす

シンディ・ローパー(62)は過去に経済的問題を抱えていたことがあったという。自身の経済管理が出来ない状況に陥ったことでうつ病を患うまでに至ったというシンディだが、なんとかそれを乗り切ってからはプラスな面に目を向けるようにしているそうだ。「私の人生はずっとこんな風に良いわけではないの。両親は離婚しているし、ひどい状況になっていたから17歳で家を出たの」「それに経済難に陥ってうつ病を患ったこともあったわ。でもその悲しみを残りの人生でずっと引きずって行くか、そこから抜け出すかは自分次第よね」 俳優のデヴィッド・ソーントンを夫に持つシンディは現在、経済的にも精神的にもとても安定した状況にいると感じているそうだが、それでも色々考えごとをして夜更かしすることも頻繁だそうで「デヴィッドは普通の時間に寝るんだけど、私はベッドに向かうのが大嫌いなの。考え事をしたり、街の音を聞いているだけで夜中の2時、3時まで起きていられるわ。私って夜型なのよね。喧騒も静寂も好きなの」と語っている。

新垣結衣、白髪コスプレの破壊力ーー『掟上今日子の備忘録』人気の理由に迫る

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『掟上今日子の備忘録』公式サイト

【リアルサウンドより】  日本テレビ系で毎週土曜夜9時から放送されている『掟上今日子の備忘録』にて、主役の掟上今日子を務めている新垣結衣。4話放送の時点で平均視聴率11.5パーセントと、今季のドラマの中で好調な様子がうかがえる本作だが、その高視聴率に一役買っているのは、ドラマ開始前から注目を集めていた主人公のヴィジュアルだろう。アイコニックな白髪に大きな丸メガネ、身につけている服装に至るまで原作小説のイラストとまったく同じ姿をしている。そんな一見コスプレともとれる格好は、ファンの間で賛否両論の声を呼んだ。  新垣が演じる役どころは、1日ごとに記憶がリセットされるため、秘密厳守でどんな事件も1日で解決する“忘却探偵”掟上今日子(おきてがみきょうこ)。同作は、そんな彼女が毎回何かの犯人に間違われてしまう“史上最も運の悪い男”、岡田将生演じる隠館厄介(かくしだてやくすけ)の巻き込まれる事件を、天才的な推理力で解決していくミステリーとなっている。  新垣結衣といえば、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(2006)の高校生役や、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008)のフライトドクター候補生役など、どちらかというと”清純”や”正統派”というクリーンなイメージが定着しているが、昨今出演する作品の傾向をみると、彼女のキャラが変化してきているように思える。例えば、漫画『らんま1/2』の同名ドラマ(2011)では天道あかね役として学生服姿を披露し、『リーガルハイ』(2012)ではナースや舞妓といったコスチュームにも挑戦した。その度にネットでは「新垣結衣のコスプレが可愛すぎる!」といった見出しの記事が溢れ、筆者もついクリックしてしまったものだった。そして、今回の『掟上今日子の備忘録』では、とうとう2次元からそのまま抜け出してきたような姿を見せている。数々のコスチュームに挑むうちに、いつの間にかリアルを越えた存在になってしまったかのように。  否定的な意見もちらほら見えた ヴィジュアル公開当初、筆者もまた白髪という部分に違和感を感じていたのだが、実際にドラマを見てみると予想に反して良い。一日で記憶がリセットされるという性質上、深い人間関係を築こうしないサバサバとした印象を受けるのだが、時折見せる無邪気な仕草や表情がたまらなく魅力的だ。一見すると、突拍子もないルックスだが、常に冷静な判断をくだし、的確な推理で難事件を解決していく掟上今日子のキャラクターと合わせてみると、絶妙なバランス感があり、実に説得力があるのだ。正統派の美少女でありながら、幅広い役柄で身につけたコミカルな一面を持つ新垣結衣だからこそ、こうした役柄を違和感なく演じられるのだろう。  毎回異なる、個性的なファッションにも注目だ。現在ドラマ公式サイトでは、”今日子さんの今日のファッション備忘録”というコンテンツで、各話ごとの衣装を紹介している。ファンタジックでありながらも、ディティールまでこだわったその衣装は、リアルでも真似したくなるようなオシャレさが漂っている。同世代の女性にとっては、憧れを抱く部分も多いのではないか。ちなみに、印象的な丸メガネは”THOM BROWNE. NEWYORK”というブランドのものらしい。  第3話で、学芸員や画家風のコスチュームを披露していた彼女は、次回11月7日に放送される第5話以降にどんな姿で登場するのか。さらに多様な姿を見せてくれることを楽しみに待ちたい。 (文=泉夏音)

高部あいの薬物逮捕でテレビ局にも、とことん迷惑が…「事務所のコネでねじ込んだドラマがお蔵入りに」

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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高部あい。
 去る10月15日、東京都渋谷区の自宅で微量のコカインを所持したとして、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で警視庁組織犯罪対策5課に逮捕されたタレント・高部あい(27)が、テレビ局にもとことん迷惑をかけていたことがわかった。  現在、テレビ朝日系で放送中の錦戸亮(関ジャニ∞)主演ドラマ『サムライせんせい』(金曜午後11時15分~)にレギュラー出演することになっていたというのだ。 「『サムライせんせい』は、すでに収録を終えているらしいのですが、15日の逮捕を受け、元所属事務所(オスカープロモーション)より、出演辞退の要請があったそうです。幸い、チョイ役だったので、高部の出演シーンをカットするだけですんだそうなのですが、それでもスタッフの編集作業は大変だったようです。テレ朝にとってはいい迷惑です」(テレビ関係者) 「おたぽる」で続きを読む

41歳にして初熱愛報道の草なぎ剛結婚説は本当か? 祖母宅を一緒に訪れた相手は「あの人」との仰天説も!

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草なぎクンとアツアツなのはあの人!?
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  SMAP草なぎ剛が、女性同伴で里帰りをしたと、「週刊女性」(主婦と生活社)11月10日号が報じている。記事によると、草なぎは今年の8月16日に、愛媛県今治市に住む祖母宅を訪れ、親族とともにバーベキューを楽しんだという。そこには30代と思しき美女が同席し、「週刊女性」に直撃された祖母も「女の子を連れてきたのは初めてだわね」と事実を認めている。  近年の「週刊女性」は元ジャニーズJr.の動向を追ったスクープ記事を連発したり、版元の主婦と生活社からは元スタッフが書いたという嵐の暴露本『嵐、ブレイク前夜』が発売されたこともあって、他のジャニーズ御用週刊誌とは違い、“ガチンコ”のジャニーズ情報が掲載されていると業界でももっぱらのウワサ。  しかし、今回の草なぎ情報に限っては、芸能マスコミの間でも真偽に疑問を持つ人が多いようだ。 「彼の場合は、本当に周囲に女性がいないんです。同じメンバーの中居正広は、デートする相手がいたり風俗に行ったりする姿が見かけられているし、稲垣吾郎もああ見えてかなりの肉食系。香取慎吾も長年ひとりの女性と交際していることが確認されていますが、草なぎの周りにいる女性といえば、SMAPのチーフマネージャー・飯島三智さんぐらいでしょう(笑)」(芸能レポーター)  そもそも今回の記事をじっくり読んでみると、草なぎと美女のほかに、男性1人も同行しているという不思議なシチュエーション。手をつなぐなどの具体的な記述もなく、あるのは目撃者の「草なぎクンとはよくしゃべっていて、恋人っぽい雰囲気だったんですよ」という一言だけだ。  5月に放送されたレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、過去に結婚を考えた相手がいたことを明らかにした草なぎ。しかし、雑誌やテレビでは「本当に人の愛し方がわからない!」とぶっちゃけ、『SMAP×SMAP』でも自身の結婚については「あと5年はないね」と断言していた。  共演女優は「すぐ好きになっちゃう」という彼だが、30年近い芸歴の中で女性スキャンダルはほぼ皆無。ネットにおける「ファンの間のウワサ」もちらほら出てくる程度で、決定的な写真を抑えられたことはないのだ。  しかし、芸能マスコミ界隈では一度だけ草なぎの“熱愛”がウワサされたことがある。そのお相手こそが、SMAPチーフマネージャーの飯島氏だ。  SMAPにおいては、草なぎが「5番目の男」とされ、人気に火が点くのが遅かった。SMAPは94年発売の「Hey Hey おおきに毎度あり」で初のオリコン1位を獲得したことがブレイクの幕開けと言われているが、草なぎがドラマで単独主演したのは、97年の『いいひと。』(フジテレビ系)で、デビューからは6年たっている。木村拓哉や中居といったメンバーが華やかな舞台で活躍する間に、コツコツとキャリアを積み重ねる草なぎを支えたのが飯島氏だというのだ。  それを裏付けるのが、草なぎがメンバーに発表される前の新規の仕事をいち早く知っていたという情報であり、2009年に草なぎが公然わいせつ罪の現行犯で逮捕されたときには、飯島氏は泣きじゃくるほどの動揺を見せたという報道である。  にわかには信じがたい気もするが、元ジャニーズJr.の木山将吾が出した暴露本『SMAPへ──そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)では、ジャニーズ事務所の長男坊こと近藤真彦と事務所の女帝・メリー喜多川副社長の性的関係を匂わせる記述もあった。芸能界という厳しい道を歩むうちに、同志が結ばれるというのはない話ではないのだろう。メディアに大きな影響力を持っている飯島氏が草なぎの恋人であるならば、今まで彼の熱愛スキャンダルが出てこなかったのも納得だ。  ひょっとすると、今回、草なぎの祖母宅にいたのも飯島氏だったということもあり得るのかも!? (江崎理生)

アデル、女優デビューを熱望!?

アデル(27)は女優の道にも興味を持っているようだ。先日公開したばかりの新曲『ハロー』のミュージックビデオの撮影で、アデルはグザヴィエ・ドラン監督と仕事することを気に入ったことから、同監督の映画にも今後出演したいとさえ考えているとキスFM出演時に語った。「自分のミュージックビデオを撮り終えた後、こう言うと批判を受けるのは確実だと思うけど、本当に素晴らしいグザヴィエ・ドランと一緒に仕事したことで演技をしたくなったのよ。彼の映像は最高よ」「彼のためなら確実に映画に出演するわ」「シンガーたちが俳優業を始めることによって二流になるのが好きじゃないの。いずれにせよ(今の時点で)私がどんな役になるかわからないけどね」 さらに婚約者サイモン・コネッキーとの間に2歳になる息子アンジェロ君をもうけているアデルは母親業を楽しんでおり、息子がいることで自分のキャリアの成功をさらに誇りに思うことができていると続けている。「アンジェロが全てに対する考え方を完全に変えてくれたわ」「息子はアルバム『21』や『007』の主題歌とか他の全ての成功に対し、私に本当に誇りを持たせてくれたわ。今まで自分のことを誇りに思うことはなかったけど、息子が誕生したときに『わお。私はここに遺産を作っているのね』って感じだったわ」「まだ時々めちゃくちゃになったり、バカなことを言ったりもするのは確かだけどね」

トリンドル玲奈の“天使姿”にファン歓喜も「賞味期限切れ」は間近に迫っている?

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『トリンドル玲奈』公式ブログより。
 先月24日、トリンドル玲奈が自身のブログに、ファッションイベント『ViVi Night』に出演した際の“天使コスプレ”姿を投稿。その姿を見たファンからは「神々しすぎる!」「天使が地上に舞い降りた!」など、称賛の声が鳴り止まないようだ。 「ハッキリとした濃い顔立ちが多いといわれるハーフモデルの中で、日本人受けするキュートな顔立ちのトリンドルは、専属モデルを務める『ViVi』(講談社)でも特に人気が高く、今ではモデルだけでなくタレント・女優としても活躍の場を広げています。一部では“ライバルのハーフタレントを蹴落とすため”にベッキーが開催しているといわれる『ハーフ会』にも呼ばれているようです。…… 「おたぽる」で続きを読む

長渕剛が大混乱のオールナイトライヴで発していた“反安倍政権”のメッセージ「連中のどす黒いはらわたに響かせろ」

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長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓オフィシャルサイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  毎年、夏になると音楽ファンの関心を独占する野外フェス。しかし、2015年夏に人々の注目を集めた音楽イベントといえば、これをおいて他にはないだろう。 「長渕剛10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」  04年に行われた桜島でのオールナイトコンサートから11年の時を経て再び開催されたオールナイトイベント。富士山麓の朝霧高原にあるキャンプ場「ふもとっぱら」に特設ステージを設立。10万人(チケットは完売しなかったので実際にはもう少し少ない人数だと思われるが……)が集まり、8月22日21時の開演から翌朝6時まで、44曲が演奏された伝説のライヴとなった。  ただ、この「ふもとっぱら」でのライヴは、ご存知の方も多い通り、色んな意味での「伝説」をつくってしまったコンサートでもあった。ヘリに乗って登場した長渕だが、その際に救護用テントが倒れ女性看護師2人がケガ。また、終演後はとんでもない退場規制が敷かれ、最後尾の人はなんと13時30分まで会場内で足止めを食らい続けるという杜撰なイベント運営がニュースに取り上げられた。  また、このライヴは数多くの人がTwitterを通し、その模様を実況。そのカルトな的な空気が大きな話題となった。  長渕のコスプレで参加する熱狂的ファン、長渕の歌声に応えるように打ち振られる日の丸。富士山に向かって「幸せにしてくれーー!俺たちをー!幸せにしてくれーー!!」と叫び、「ありがとう!日本バンザイ!日本バンザイ!日本バンザイ!」と連呼する長渕のMC。こうした様子に、「マッチョ右翼たちの自己陶酔の宴」と嫌悪感を感じた人も少なくなかったかもしれない。  しかし、この日、長渕が発したメッセージは「国家のために命をかけろ」という右翼的なものとはまったくちがっていた。それどころか、長渕は安倍政権がふりかざす愛国の強制や戦争政策に真っ向から反対の声をあげていたのだ。 〈最初の曲は――。 「oh Japan! Where are you going?」と歌う「JAPAN」だ。  長渕は、人生をかけたその夜を、安倍晋三政権の批判からはじめた。  我々の歌を富士から安倍首相のもとまで届けよう、どす黒いはらわたの国会の連中まで響かせようぜ、と。まっしろな日本人の魂の祭典にしよう、とも言った〉  これは、批評家の杉田俊介が「すばる」(集英社)2015年11月号に寄稿した文章に書かれた、オールナイトライブの冒頭の様子だ。  だが、長渕が安倍批判をすることはけっして意外なことではない。本サイトで何度か指摘してきたように、長渕剛の根っこにあるのは、強固な反戦思想だ。湾岸戦争時には「親知らず」という対米追従路線で戦争協力しようとする日本を批判した楽曲を発表。また、02年には9.11以降の世界情勢を見て〈日の丸と星条旗に僕は尋ねてみたい/戦争と銭はどうしても必要ですか?/広島と長崎が吠えている/「もう嫌だ!」と泣き叫んでいる〉という歌詞の「静かなるアフガン」なる楽曲も発表している。  7月に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、長渕は自分の故郷・鹿児島にある知覧特攻基地の存在に触れ、安保法制に対する批判をこう語った。 「歴史をひもとけば分かるように、どんな時代でも戦争に行くのは子供たちだ。僕のふるさとの知覧からも、(特攻隊が)飛び立っていった。子供たちが行くんですよ。僕ら『行かない人間』が議論しなくちゃいけないことは、絶対にこういうこと(戦争)をしないようにするにはどうすればいいかということだと思うんです」  また、長渕は原発についても強い思いをもってきた。〈止めてくれ/原発を/止めてくれ〉と祈りを捧げる「カモメ」という楽曲を歌い、この国の土を汚す原発へのアンチテーゼを訴えてきた。  だが、安倍政権は日本を戦争のできる国にするために安保法制を強行採決し、原発を次々に再稼動させようとしている。冒頭の長渕のセリフは明らかにそれに対する「怒り」のメッセージだったといっていいだろう。  前出の杉田は「すばる」で、そもそもオールナイトライヴをやろうとした動機に、長渕の反安倍政権の思いがあったと分析している。 〈東日本大震災と福島第一原発公害事故のあとの、激しい憂国の思い。アメリカに軍事的・経済的・文化的に追従する日本という国の救いがたさに対する怒り。憎悪。愛。  富士山の霊力を通して、腐りきった日本という国を甦らせること。  一夜限りのオールナイト・ライヴを、そのための巨大な祭りの場、神がかった祭りの場にすること〉  しかし、かといって長渕はけっして左翼ではない。こういった反戦思想の一方で、日の丸の旗を打ち振り、「日本バンザイ」と連呼するようなマッチョ右翼な体質があるのも事実だ。いったい何がそういう長渕を安倍政権批判に向かわせているのか。これについても、杉田が鋭い考察をしている。 〈長渕は一貫して、日の丸を背負いながら、俺は右でも左でもない、ただ自分の気持ちに真っ直ぐでありたいだけだ、と主張してきた。イデオロギーではない。大切なのは、「仲間」であり、ある種の拡張された家族主義である。そして長渕の家族主義を支えているのは、国籍や国家への帰属であるよりも、「この国の土のうえに生きている」という国土の感覚であり、庶民的な「土」の感覚だ。家族であるためには、血統や血縁は必ずしもいらない。それはトポス(国土/郷土)に根差すからだ〉  そういえば、長渕の新曲「富士の国」の歌詞の一節にはこんな一節がある。 〈戦いの歴史ばかりでうんざりだ/暴力のいしずえに国家などありゃしねえさ/たとえ、ひしゃげた日の丸の下でも/「家族」という土を踏みならして生きてきたんだ/あぁ床をはうほどの汗をひたたらせ/親父もお袋も働いてきたんだ/大地に眠る先祖の生きた骨たちよ/カタカタと打ち震えている〉  この中の〈「家族」という土を踏みならして生きてきたんだ〉というフレーズは、まさしくそれを体現したものだろう。  祖先、家族、そして土へのこだわりゆえの反戦と反原発──。そういう意味では、長渕こそが〈日本的自然〉を守ろうとしている本物の〈右翼〉というべきだろう。  杉田は長渕から受けたメッセージをこう解釈する。 〈ならば、必要なのは、そんな家族的な親密な凝縮力と、日本という祖国のナショナリズム的な間で揺れ動きながら、しかもその時にこそ唯一無二の「個人」として自分の足で立とうとすることであり、祭りの熱狂が終った後においてこそ、俺たち一人一人が生きる具体的な場所(トポス)で、非暴力な絶対平和の道を進まんと努力し続けることではないのか〉  このメッセージは、オールナイトライヴに参加した長渕ファンだけでなく、安保法制という横暴に反対しながら、それを止めることができずに、今、無力感を感じている我々国民にも強く響くものだろう。  その過剰さゆえについつい「面白ネタ」として消費されるか、「カルト的」と敬遠されるかどちらかになってしまいがちな長渕のメッセージだが、時には、その言葉の意味を色眼鏡なしで受け止めてみることも必要かもしれない。 (新田 樹)

ワインセラーに閉じ込められていた猫がアルコール中毒で発見される!

隣人宅のワインセラーから出られなくなった猫がワインを飲んでアルコール中毒になったという。ドイツのノルトライン=ヴェストファーレンに住むこの猫は7週間に渡って行方不明となっていたが、隣人宅のワインを3本も飲み干し、アルコール中毒になった状態で帰宅したという。飼い主は「抱き上げた時は生きているというよりは死んでいるような状態でした。すぐに動物病院に連れて行ったところ、アルコール中毒と診断されました」と話す。 その後3日間に渡って二日酔いに悩まされたというものの、その猫は無事に回復したそうだ。

「Perfumeのクールな表現は、熱い思いに裏打ちされている」佐渡監督が明かすアメリカ公演の裏側

【リアルサウンドより】  Perfumeにとって初となるドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume –WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が、本日10月31日より全国で公開されている。同作は、昨年リリースされたアルバム『LEVEL3』を提げて行われたアメリカ公演の模様に迫ったもので、これまでNHKの歌番組『MUSIC JAPAN』などでも彼女たちのライブを追ってきた佐渡岳利監督がメガホンを取っている。最新技術を用いて世界的にも高く評価されている彼女たちのライブはもちろん、その裏側の努力や、メンバーそれぞれのパーソナリティまで捉えた本作は、どのように制作されたのか。ライターのさやわか氏が、佐渡岳利監督に話を聞いた。

メンバーの個性に踏み込むドキュメンタリー

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――『WE ARE Perfume-WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』は、Perfumeにとって3回目のワールドツアーを追ったドキュメンタリーです。なぜこのタイミングで映画が作られることに決まったのでしょうか? 佐渡 僕はもともとNHKの職員なので、Perfumeさんとは『MUSIC JAPAN』などで長いお付き合いがあるんです。テレビでは東京ドームでの初公演とか、ワールドツアー1stとか、カンヌの国際広告祭で賞をとったときとか、節目節目でドキュメントをやらせていただいていたんですね。今年はメジャーデビュー10周年で、しかも結成15周年という節目なので「何かやりますか」みたいな感じだったんですが、今まで映画ではやってないよねということで、企画がスタートしました。 ――映画とテレビで、作り方に違いはあるのでしょうか? 佐渡 テレビは不特定多数の方がご覧になるので、Perfumeに興味のない方にも分かるように作らなきゃいけないですよね。でも映画だと、全く興味のない方は、多分観にいらっしゃらない。貴重な時間を使って映画館に足を運んでくださった方が満足できるようなものにするため、「皆さんPerfumeは知っている」という前提で、テレビで扱うより、もう少しメンバーの個性に踏み込んでコアな部分を出すことは心がけました。 ――そこが「ファンの方ならここが見たいはずだ」というポイントだったわけですか? 佐渡 そうですね。そんな意識でいながら今回とった手法は、どちらかというと、ワールドツアーをかなり素直にドキュメントしたというか、あったことをほぼそのまま紹介している感じに近いんですよ。内容的にも、今までのドキュメントと大きく変わったことをやっているわけではないですね。車の中のオフショットみたいな映像とかも、もちろん前にテレビでもやらせてもらっていますので。だから、「コア」の意味は外面的な手法のことではなくて、今回のツアーでどういうことがあったかを、ちゃんとご覧いただこう。そこにこそメンバーのパーソナルがあるということですね。 ――しかしたとえば街角に書かれた「LEVEL3」という文字がバッと出てきたりするのは、ファンの方が見て喜ぶサービス的なものですよね? 佐渡 あれは完全にファンサービスですね(笑)。分からない人は「なんでこんな意味の分からない看板が映されるのかな」と思うはずですけど、「おっ」って気付いてくれる人もいるでしょうし。『LEVEL3』は、Perfumeのアルバムとしては、海外で本格的にリリースした初めてのものなので、そういう意味もあってやってみました。

初めてのアメリカに挑むPerfume

――では、監督は今回のワールドツアーをどういう意味のあるものだと考えていらっしゃいましたか? 佐渡 今回大きかったのは、初めてアメリカでライブをするということだったと思います。もともとメンバーが海外で活動しようと思ったのは『カーズ2』が大きなきっかけだったので、彼女たちの頭の中に最初に浮かんだのはアメリカだったんです。三回目のワールドツアーで、初めてそのアメリカに行く。いきなりではなく、きちっと力を蓄えて、万全な体制で行くことになったわけです。アーティストとして本当に充実した上での「初アメリカ」というのは、大きかったと思います。そうでないと、飲み込まれてしまいますよね。 ――過去の海外ツアーとの違いはありましたか? 佐渡 アジアやヨーロッパなら、行ったことがあって反応がなんとなく分かっているので、どこをブラッシュアップしていけば、お客さんが喜んでくれるかという肌感覚がメンバーにもあったと思うんです。でも、やっぱりアメリカではすごく緊張してましたね。お客さんがどういう反応をするのかとか、どういう空気感の会場か、手応えが分からないですから。現地の方も「大丈夫。問題ない」みたいに言うのですが、たぶん本人たちは、自分たちがそんなにイケてるとは思ってないんですよね(笑)。不安でいっぱいだったんじゃないでしょうか。彼女たちは、常にいい意味で謙虚なんですよね。 ――ライブに同行するスタッフの雰囲気はどうでしたか? メンバーと同じように緊張感がありましたか? 佐渡 ライブのチームは、もうずっと長年一緒にやっている人たちなので、みんな自分たちの作業を淡々とやりながら、だけど内には燃える闘志があるみたいな感じでしたね。緊張云々ではなく、できる限り3人をサポートしたいという気持ちが強かったと思います。海外ツアーは、だいたい機材が遅れて到着するんですよ。最初からスケジュールが狂いますよね。そもそも言葉も通じないし(笑)。でも、うまくいかないことにも慣れていて、臨機応変に乗り切っていましたね。 ――たしかにPerfumeのスタッフは長くやられている方が多いですよね。その団結感みたいなものをフィルムの中にうまく盛り込んでいこうという意図はあったのでしょうか? 佐渡 そうですね。もちろんメンバー3人が中心なんですけど、よく「チームPerfume」って呼ばれるように、スタッフ全体でPerfumeという気持ちがやっぱりすごく強いですから。そういうスタッフたちの気持ちも、表現したいなとは思いました。

現実と非現実を行き交うライブ映像

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――ドキュメンタリーのオフショットっぽい部分もありつつ、映画の冒頭はCGをバキバキに使いまくったカッコいいライブ映像になっていますよね。会場全体をカメラが縦横無尽に動き回って。 佐渡 あれは真鍋大度さんが手がけられた部分ですが、メンバーのダンスとか会場とかを3Dスキャンして、それがリアルタイムでトランジションしていくんですよ。現実と非現実が、継ぎ目なく行ったり来たりしてる感じで、もう、すごいとしか言いようがない(笑)。 ――Perfumeはまさに、その現実と非現実が行ったり来たりする感じが面白いですね。ライブのシーンもただCGなどを多用するわけではなくて、わざとステージの裏側からとか、オフ気味に撮った映像もインサートされているように感じました。 佐渡 「SXSW」はYouTubeで生配信されていたので、ご覧になったファンも多いと思うんですよ。そして、実際のライブは、もちろん会場の客席で体験できますよね。だけど、舞台袖からみたいな別角度ていうのはなかなか見る機会がないですし、特に、照明があたる前、ステージで動き出す直前の、ぐっと気持ちの入り込んだ表情なんて貴重ですよね。たとえ背中から撮った映像だったとしても、メンバーの感情が入りこんでいるのがわかるから、そういうメンバーの息遣いが表現できるといいなあと思いました。 ――いかにも無機質な感じを前面に出すのではなく、むしろ3人の感情であるとか、チームの熱意を表現する方がよいと思ったわけですね。 佐渡 そうですね。彼女たちのカッコいいクールな表現は、実はとても熱い情熱に裏打ちされているものであって、たゆまぬ努力であるとか、メンバーの想いとか、そういうものが内包されてこそ、あのグルーヴが出ていると思うんですよ。最先端のことだけをバンバンやってればいいやという考え方だと、あまり人に訴えかけるものにならないと思うんですよね。僕は長くお付き合いさせていただく中で、そんなふうに感じていましたので、その部分こそを表現したいなと思ったんです。 ――のっちがミスをしたシーンもありますよね。有名アーティストのショーを映像化した作品では、ああいう映像は使わない場合も多いと思うんですが、それを見せるというのもPerfumeに血が通って感じられる部分ですね。 佐渡 そうですね。あまりにも面白いので編集のときに勢いでバーンって入れておいたんですが、試写でメンバーも大笑いして見ていましたからね。のっちは、複雑だったかもしれないですが、覚悟をしてくれましたね。肝が座ってますよ。ミスじたいも非常にワイルドだったし(笑)。ネタばれしちゃうので、この辺にしておきますが、ここは是非ご覧いただきたい(笑)。

にじみ出る15年の積み重ね

――Perfumeを長年ご覧になっていて、彼女たちのそういう部分は昔から変わらないと思いますか? それとも大きな変化を感じますか? 佐渡 人間的には全然変わらないですね。もう最初っから今まで、ずっと同じなので「なんか変わっちゃったなあ」なんてガッカリすることもないです。だけどアーティストとしての実力はいろんな局面で本当に上がってきていて、より客観的に、冷静に自分たちのショーを見られるようになってきていると思います。ライブの反省点とかも、微細なところまで気がつくんですよね。『MUSIC JAPAN』のMCをやっていたので毎週のように会っていましたから、彼女たちの実力が「あっ、また上がってるな」と思うことは多かったんです。だけど今回は特にそれを感じましたね。ライブ後のダメ出し会議なんて、僕も初めて撮らせてもらったんですが、すごく時間をかけてやっているんですよね。「マイクの位置についてだけでそんなに話すんですか……」みたいな(笑)。 ――見ていると、かなり細かくセットリストも検討していましたね。 佐渡 そうですね。どれだけスムーズに、いい形で次の曲入れるか。だからセットリストやマイクの位置も重視するんですね。間を空けすぎてもいけないし、逆に空けなすぎてもいけない。そういう絶妙なお客さんの肌感覚みたいなものを、ものすごく考えているんです。もちろん、それ以外にも本当にいろいろなことを話すので、なんだかんだでずーっとやっていますね。 ――演出・振付のMIKIKOさんが舞台進行を決めるというのではなく、ほとんどメンバーが、共同作業で作っているのように見えました。 佐渡 もう本当にそんな感じです。先生が「こうしなさい」と言うのでは全くないですね。4人で話し合いながら内容を詰めていく感じです。客席側でチェックしているMIKIKO先生と、舞台の側で、パフォーマンスをしているメンバーの意見を付き合わせて、お客さんのリアルな反応を、両方の目線から、濃密に分析していくんです。 ――すごく高度なことをやっているのに、雰囲気はフランクというか、暖かい感じなのがすごいですよね。 佐渡 そうですよね(笑)。言ってみれば彼女たちは、もうセレブだと思うんですよ。だけど全然昔からの親しみやすい感じが変わらないですからね。そんな人間味溢れる愛すべき人たちが、一生懸命、心を込めてやってきたのがPerfumeなんだということを、映画から感じてもらえるといいなあと思います。 ――監督にとってPerfumeの本質とは、まさにそこにあるのでしょうか。 佐渡 そうですね。Perfumeは、一朝一夕に出来たものじゃなくて、ちょっとずつ、ずっと成長を続けて、今ここにいるんですよね。結成15年でメジャーデビュー10周年ですけど、その間に積み上げて積み上げて、少しずつ少しずつ、実力を蓄えてきた。その年月みたいなものが、今回のツアーには表れていると思うんです。だから、映画では、今回のツアーの様子だけを描いているんですが、そこににじみ出る彼女たちの15年みたいものが、ふわっと届けられるといいなと思いますね。 (取材・文=さやわか) ■公開情報 『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』 10月31日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー 出演/Perfume(a-chan、KASHIYUKA、NOCCHi) 監督/佐渡岳利 音楽/中田ヤスタカ(CAPSULE) 主題歌/Perfume「STAR TRAIN」(ユニバーサルミュージック) 配給・宣伝/日活 (C)2015“WE ARE Perfume”Film Partners. 公式HP:www.we-are-perfume.com