日本と同じく、すっかり春の陽気となった韓国。その陽気にやられたのかどうかは定かではないが、性売買に関する話題が後を断たない。4月23日には、理髪店を装った性売買斡旋所が摘発された。理髪店に変装していた同店舗では、7つの客室で不法マッサージや性交渉サービスが提供されていたという。また、マカオでは19日、カジノ客と性売買を行った容疑で25人もの韓国人売春婦が逮捕されている。韓国人男性10人、中国人男性8人も捕まっており、彼らが性売買の斡旋に関わったとされている。 国内外を問わず、韓国人の性売買が盛んなのは今に始まったことではないが、ここ最近目に付くのは、政府や行政機関と距離の近い人たちの性売買だ。 例えば、4月3日夜、朴槿恵大統領も所属するセヌリ党議員の秘書官が性売買容疑で逮捕された。秘書官本人は「友人とお酒を飲んでいただけ」と否定しているが、彼が捕まったモーテルは、性売買の温床として警察が以前からマークしていた場所。苦しい言い訳と見られてしまっても仕方がないことだろう。 また、去る3月にも国税庁の幹部2人が性売買容疑で逮捕されている。なんでも国内有数の会計法人の職員とともにルームサロンで酒を飲んでいて、酒代と性売買の費用を接待されたという。警察関係者は韓国メディアに、「その日、会計法人職員たちは、ルームサロンの女性従業員2人への花代を含めて、400万ウォン(約40万円)も支払っている」と明かした。ただの飲み代にしてはあまり高額であり、国税庁と会計法人に間にははっきりとした力関係があるだけに、接待の一環として性売買が行われたと考えられている。 韓国では現在、姦通罪に続いて「性売買特別法」も憲法違反ではないかという憲法裁判が行われている。争点は少しややこしいが、“性的な自己決定権”は“自己運命決定権”であり、そこに国家が介入するのは、国民の基本権利である“幸福追求権”を侵害するのではないかという点。要するに「セックスする相手を決めるのは、個人の自由ではないか」という話だろう。 そんな議論が巻き起こる中、とある売春婦が韓国メディアのインタビューに答えている。彼女は性売買の合法化を訴え続けており、憲法裁判所前で“1人デモ”を行っているほどだ。 「実際のところ、性売買特別法が合憲であろうと違憲であろうと、売春婦たちにとっては関係がない。彼女たちはこれまでも、そしてこれからも営業していくだろう。性売買が合法化されて、この仕事を行う女性たちが安心して仕事ができるようになってほしい」(同) 「性売買というのは韓国で数百年間も行われてきたことなのに、もし突然なくなったら、男性たちの性欲はどう解消するというのか。むしろ、性売買を内密に行うようになるほうが、より危険ではないか。ここ数年、児童に対する性的暴行、強姦が増えた理由は何か。性売買特別法のせいで増えたのだ」(同) 違憲決定がなされるためには、裁判官9人のうち6人の賛成が必要とのこと。現状については「賛成5人、反対4人」と伝える韓国メディアもある。性売買特別法が違憲と判断され、さらに性売買が合法化されれば、売春婦たちにとって本当の春が来そうだが、果たして――。イメージ画像 Photo By General Eccentric from Flickr.
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使うとアソコが腫れ上がる!? 中国闇工場一斉摘発で、300万個の粗悪品コンドームを押収
4月21日付の「人民網」によると、上海市公安局が、上海や広東などの6省1市で、粗悪なコンドームを製造販売していた複数の犯罪グループを一斉摘発。約300万個のコンドームのほか、包装袋を作る機械など大量の機械設備が差し押さえられた。また、一部のコンドームからは金属成分が検出され、人体に大きな害を及ぼす可能性が指摘されている。 事件発覚のきっかけは、昨年5月、上海市公安局に寄せられた複数の告発だった。ある女が、偽コンドームを地方から仕入れ、有名ブランドそっくりの包装を施し大量販売しているというものだ。その後、公安局の捜査により、この女の仕入先が判明。上海市、浙江省、福建省、安徽省、湖北省、広東省、江蘇省にまたがる複数の工場から粗悪品コンドームを1個当たり2~3円で仕入れ、有名ブランドの正規品をうたい、ラブホテルなどに約60円で卸していたことが判明。利益率にして、実に20~30倍である。この女は、約2億3,000万円余りを売り上げていたとみられる。摘発された粗悪品コンドーム工場
ちなみに中国では、粗悪品コンドームがたびたび問題となっている。昨年11月には湖南省長沙市で、48億円余りを売り上げていた偽コンドーム工場が摘発されている。2013年には、ガーナで1億1,000万個もの中国製コンドームが回収される事態も起きている。「封を開けたら、穴が開いていた」といったクレームが相次いだためだ。 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、中国製コンドームの粗悪ぶりについて話す。 「コトが終わったら破れていてオメデタ、なんてことは日常茶飯事。有毒物質により、男女とも性器が腫れ上がったという話も聞く。こうした事情から、日本製コンドームは日本を訪れる中国人観光客の爆買い対象でもある」 毒入りコンドームをつかまされるリスクを取るか、コンドーム未使用による性病感染のリスクを取るか、人民にとっては悩ましい限り!?
韓国・安倍首相“米議会演説”叩きの裏で、日本の青年に“反日現地実習”「さすがにやりすぎ!?」
安倍晋三首相が米議会の上下両院合同会議で、日本の歴代首相として初となる演説を行ったが、「またか」と言えばいいのか、「やはり」と言うべきか、韓国メディアが敏感な反応を示している。もちろん、全体的な論調は、慰安婦問題や植民地支配に対する具体的な言及がなかったことに対する批判だ。 そんな韓国では現在、日本の市民団体が設けた「日韓青年フォーラム」が行われており、日本の青年が韓国に滞在しているという。5月1日まで現地で過ごし、両国ゆかりの地を訪れるそうだ。青年たちの交流自体は悪いことではないが、注目したいのはその訪問先のチョイスだ。詳細に見てみると、かなり偏っていると言わざるを得ない。 例えば、4月30日に見学したのは、ソウル市内にある「西大門刑務所歴史館」という場所。1998年に韓国政府樹立50周年を記念して建てられた歴史館なのだが、韓国では“日本の植民地支配に抵抗した民族の象徴”ともいわれている。植民地時代に独立運動を行った韓国人を収容した地下獄舎や拷問室、死刑場などが展示されている場所だからだ。展示されている内容はかなり強烈で、逆さ吊りにされたまま容器に頭を入れられる水拷問のシーンを再現した模型などもある。ある韓国メディアは、同地を訪れた日本の青年たちの様子を「見学した青年たちは、写真すらほとんど撮らないほど真剣だった」と紹介。見ていて気持ちのいいものではないので、写真を撮らないのは当たり前のようにも感じるが……。 この前日は、さらに居心地が悪かったかもしれない。駐韓日本大使館で毎週水曜日に行われている“水曜集会”に参加したのだ。同集会は、慰安婦問題の早期解決を訴える趣旨で、現在までに通算1,100回以上も継続的に行われている。ちなみに、日本の青年たちが参加した4月29日は、元慰安婦2人も駆けつけている。確かに日本では絶対に体験できないことだろうが、決して楽しいものではない。 さらに、「東北亜歴史財団」も訪れる予定だ。日本の歴史教科書問題、竹島問題をはじめとする、日本や中国の“歴史歪曲”に対応する国家機構だ。この歴史財団は、竹島問題に取り組む市民団体に対する支援、交流、広報なども行っており、地図に「日本海(韓国では東海と呼ぶ)」「竹島(韓国では独島と呼ぶ)」と表記した場合、その機関や媒体に対する監査活動も行うというのだから、かなり急進的な組織といえるだろう。最近では、ネットを通じて韓国の情報宣伝活動を行う「VANK」とともに、“大学生グローバル歴史外交大使”を募集。歪曲された歴史認識が世界に拡散されることを防ぐというのが名目だった。 ほかにも挙げればきりがないが、韓国滞在中に日本の青年たちはかなり偏った“反日実習”を経験したことになる。その経験は日韓関係において、果たしてプラスに作用するのだろうか? 最後に、韓国メディアが報じた日本の参加者のコメントを紹介しよう。西大門刑務所歴史館を見学し終わったときのものだ。 「韓国の学生たちと一緒に歴史を勉強するのはいいことですが、互いに難しい問題を話すしかない状況というのは残念です」イメージ画像 Photo By UNC - CFC - USFK from Flickr.
19歳から飲酒OKでも、24歳までCM出演不可……韓国「青少年の飲酒問題」をめぐる歪みとは
日本でも活動する韓国の人気女性歌手IU(アイユー)が4月24日、韓国の検索ワードランキングに急上昇した。人気者とはいえ突然のことに、ネット上では「一体どんなスキャンダルをすっぱ抜かれたのか」と話題になったが、その理由はCMにまつわるものだった。 かつて、“韓流四天王”の一人として人気を集めたチャン・ドンゴン。彼が日本で認知されるきっかけとなった「チャミスルチュセヨ(チャミスルください)」というCMを覚えているだろうか? 韓国の人気焼酎「チャミスル」のCMだ。現在、その広告モデルを務めているのがIUである。 23日、韓国では「国民健康増進法」の改正案が、国会保険福祉委員会を通過した。その内容とは「新聞、インターネット、ポスターなど酒類広告に満24歳以下の芸能人やスポーツ選手を起用することを禁ずる」というもの。IUは1993年生まれの21歳。改正案のタイミングで、たまたま白羽の矢が立ってしまったといわけだ。 この改正案はセヌリ党のイ・エリサ議員が発議したもので、“青少年の保護”がその動機だという。まだ飲酒を許されていない青少年たちにとって、憧れの対象である、ほぼ同世代の有名人が広告に登場すると、それに影響を受けて飲酒を誘発してしまうのではないかと懸念しての改正案だという。 改正の動機は至極真っ当なのだが、なぜ24歳がラインなのか? 実は韓国の「青少年基本法」において、9歳以上24歳以下を青少年と規定しているためなのだ。だが、法律上、飲酒自体は満19歳から認められている。したがって、もしこの酒類広告に関する法律の改正案が本会議も通ると、飲酒可能な年齢であっても、24歳以下の有名人は公な活動としては飲酒が許されない、というかなりいびつな状況に。そのため韓国では今、「有名人たちの広告が、それほど未成年者の飲酒に影響を与えるのか?」という議論が巻き起こっている。イ・エリサ議員は、実際にアメリカやイギリスなどでは満25歳以下の登場人物を起用していないという他国の実例も挙げ、未成年者の飲酒率を低下させようと努める姿勢を崩していない。業界の自主規制だけには任せられない、といったところだろう。 とある調査では、韓国の未成年者の飲酒率は16.7%で、6人に1人が飲酒しているという世界的にも高い数字が出ている。成長途上にある未成年者の飲酒は憂慮すべき社会的な問題だが、法律で縛りすぎているとも感じられる今回の改正案。まだまだ議論が続きそうだ。 (文=梅田ナリフミ)JINRO公式サイトより
あのファストフード店がまたやりやがった! 見ている間に自然崩壊する『絶品ハンバーガー』とは
※名古屋3連珍とか言っておきながら臨時ネタです!
ラーメンバーガーにつけ麺バーガー、最近ではエビなしのエビバーガーでおなじみの我らがロッテリアが、性懲りもなくまた新たな珍バーガーを期間限定で発売開始すると発表した。その名も“全部のせバーガー”だ! 早速、発売当日の4月27日、近所のロッテリアに行き、全部乗せバーガーを注文した。
全部のせバーガーの具材は、下の写真をひと目見てわかるとおりだ……。まるで、地滑りでもしているかのように、自然崩壊するほど具沢山なバーガーとなっている。
具体的に言うと、ハンバーガー(うまみート)をベースに、下からエビパティ、リブパティ、絶品チーズパティ、半熟タマゴ、ベーコン、そしてレタスを最上段に据えている。そしてその具材の間を濃厚にして芳醇なソースたち(からしマヨネーズ、タルタルソース、てりやきソース)が埋め尽くす。積み上げた具材のバランスというよりは、ソースが潤滑油となって地滑りするように見る見る崩れていった。
両手でそれらを抱え、かぶりつく!! 肝心な味はというと、肉とタマゴが口中で濃厚なハーモニーを奏でる合間に、プリプリしたエビの食感と香りがサブリミナル的に割り込んできて、不思議にも、くどさを感じさせないのだ。たとえるなら、いろんな味が口の中で混ざって、そう、お好み焼きだ! この塊を食べきったあとも、もうひとつくらいならイケそうな気がするほど軽く感じてしまったのは、かつて、タワーチーズバーガー5枚乗せを食べた際の食後感とは真逆のものだった。 成長したじゃねえか、愛すべきロッテリア。このバーガーの核となるのは、ミートパティーではなく、エビパティーだ。
宿敵を讃えるように心の中で拍手をし、バラした具材を確認しながら再び積み上げ、全部のせバーガーを再構築していたとき、衝撃の事実が判明した。 ピ、ピクルスとキャベツがない……。それに、レタスもたったこの量で50円??? 結果、またしてもロッテリアにみごとにやられてしまったようだ。ロッテリアとの戦いはまだまだ終わりそうにない。とりあえず今回は、うもうございました。 つづく……。 ロッテリア「全部のせバーガー」1230円 インパクト ☆☆☆ 味 ☆☆ 店 ……再現した全部乗せハンバーガー。具材をひとつひとつアドするかたちでも同様のものが食べられる。
(写真・文=よしよし)ロッテリアホームページより。風俗でこれだけパネマジ感たっぷりだったら、客は暴れるだろう。
Apple Watch目当てに人民500人が「何もしない」を競い合う!? 中国「ぼんやり大会」が熱すぎる!!
目まぐるしい時代の変化に、誰もが生き馬の目を抜くような中国で、「何もしない」ことを競う大会が開催された。 4月24日、山西省の省都、太原市の繁華街である長風街のショッピングモールで行われた「ぼんやり大会」である。最後までぼんやりしていた者が勝ちという競技で、賞品として用意されたのは、発売されたばかりのApple Watch。たった一つのApple Watchを目当てに、小さな子どもから大人まで500名余りが参加した。 競技中は参加者は動いてはならず、笑ってもアウト。トイレに行くことや、電話を取ることももちろん許されない。途中、大会運営者や観客らによる、さまざまな妨害行為も行われる。 例えば、男性参加者の唇に、男性司会者がスレスレまで唇を近づけたり、別の参加者にはひとりの観客が「ほら、これやるよ」と100元札(約1,900円)を顔の前でヒラヒラさせたり、といった具合だ。子どもの「あっかんべー」に、たまらず吹き出してしまい、失格となる参加者もいた。
そんな中、2時間20分に渡る死闘を制したのは、24歳の女子大生。賞品のApple Watchを手にした彼女は、喜びの余り涙を流していた。
韓国発祥とされるぼんやり大会だが、昨年は成都市や上海市でも開催されるなど、中国国内で流行している。殺伐とした中国社会にあって、一番ぼんやりしている者が勝者となるという逆転的ルールが、人々にウケているのかもしれない。 中国版Twitter「微博」上には、 「これは一種の芸術だ。現代人は日々追われるように生活して、大切なものを忘れている。たまには止まってぼんやりして、考えたり考えなかったりするのも一つの生き方じゃないのか」 といった書き込みも見られた。 しかし実際は、微動だにこそしない参加者たちの目はぼんやりどころではなく、Apple Watchを見据え、鋭く光っていたのであるが……。 (文=牧野源)
強制“ディープキス”で20代女性に有罪判決! 韓国で男性への逆セクハラ・逆レイプ事件が続発中
事件は2013年6月、ソウル市内の居酒屋で起きた。23歳の女性Kさんは、泥酔した友人の彼氏に強制“ディープキス”を敢行。だが相手が抵抗し、舌の一部をかみちぎられる重傷を負った。男性は傷害で懲役6カ月執行猶予1年を言い渡されたが、“かんだのは正当防衛”として上訴。女性のほうも準強制わいせつで起訴され、今年4月に罰金300万ウォン(約33万円)と40時間の性暴力治療プログラム受講を宣告された。女性はキス自体を否認したが、裁判所は“通常体内にある舌は、出さない限りかまれない”と判断。“舌入れ”行為を認定したわけだ。 韓国ではここ数年、女性による男性への性犯罪事件が急増している。今年4月には45歳のバツイチ女性が、50代既婚男性への“強姦未遂”で起訴された。女性は男性の不倫相手だったが、別れ話を切り出されて犯行を決意。男性に睡眠導入剤ゾルピデム入りの飲み物を飲ませた上、手足を縛ってセックスに及ぼうとした。拒否されると“一緒に死のう”と鈍器で頭を殴っている。 2月には名門私大・延世大学の女子学生が、やはりコンパで酔った男子学生に強制キス。ヒワイな言葉も吐き、学内で対策委員会が設置される騒ぎとなった。昨年4月には40代女性上司が30代男性部下を無理やり泥酔させ、関係を持った末に社内セクハラを重ねた件が一部メディアで話題に。また12年には20代女性2人が10代男子学生を裸にして写真撮影&おさわりし、準強制わいせつで書類送検されている。 もともと儒教の伝統で、男尊女卑が根強かった韓国。そのぶん80年代の民主化以降、男女同権を実現する取り組みは積極的だった。こうして性意識の変革が猛スピードで浸透するのに伴い、逆セクハラ、逆レイプが増えたとの分析もある。また13年6月の刑法改正も、警察官や被害者の意識を変えた大きな要因。それまで“婦女”に限定された強姦罪の被害者を“人”に、つまり男性も含めるよう改正されたからだ。 この刑法改正の背景はいくつかある。1つは、性別適合手術を受けて女性になった元男性がレイプされた事件だ。強姦罪が成立するとの判断を09年に最高裁が下したことで、刑法改正を求める議論が高まった。また徴兵制のある韓国では、軍隊内での同性間レイプも社会問題の1つ。そのほか欧米先進国が同様の法制度を整備している点も影響したという。 睡眠導入剤を使った45歳女性の事件は、この法改正で女性が起訴された初のケース。“ディープキス”の件でも分かる通り、韓国の司法当局は女性でも男性同様に裁いていく構えだ。女性が主役のお騒がせ性犯罪は、今後ますます多発していくのだろうか? (文・コリアラボ)“睡眠導入剤入りドリンク”による男性レイプ未遂事件を伝える現地報道(「聯合ニュースTV」YouTubeチャンネルより)
高田純次が実践する“テキトー”という笑えるライフスタイル フジ『ペケポンプラス』(4月28日放送)を徹底検証!
高田純次。「元祖テキトー男」「ミスター無責任」などの異名で知られるこの男は、68歳になってもなお、テレビの第一線で活躍し続けている。こういった年齢になれば少しは落ち着いたり、真面目なことを口にしたりするものだが、そのテキトーさには一切衰えがない。むしろ年を重ねることによって、変わらないテキトーさにますます磨きがかかるという、かなり特殊なベテランタレントだといえるだろう。 現在でも数多くのバラエティ番組から引っ張りだこなわけだが、4月27日に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)の高田純次は、いつもとは少し違っていた。この放送では、オリエンタルラジオが高田純次のアドバイスを聞くという流れ。普段は真面目なことを一切語らない高田純次だが、この日はお酒のせいもあってか、いくつかの、いわゆる名言と言われるような言葉を残した。代表的なその言葉を、以下に挙げてみよう。 「(ベテランになっても守っている自分なりのルールは)説教、自慢話、思い出話。この3つは抑えていかないと、自分は伸びていかない」 「自分が成長するために、(他人に)価値観を押し付けることは絶対にしない」 「(風呂に)裸で飛び込むのは88歳までだね」 「そんな楽しいことない、毎日。毎日は普通か悲しいことが多いと思えば、ちょっとした楽しいことも大きな楽しいことになりそうな気がする」 いずれも高田純次が言うからこそ、説得力がある。高田純次はまさにこの言葉通りの活動をこれまでずっとしてきているし、そしてこれからもずっとしていくだろうからだ。タレントというある種特殊な職業に限らずとも、この言葉を聞いて感銘を受ける方も多いのではないだろうか。 しかしながら、分かっていてもなかなか実践できるものでもないというのもまた事実だ。その言葉を守り生きていくために、それでは具体的にどうすればいいのだろうか? そのヒントが、28日に放送された『ペケポンプラス2時間スペシャル』(フジテレビ系)にあった。この番組でなぞなぞのコーナーにゲスト出演した高田純次は、テキトー節を連発。そのいくつかの発言には、高田純次的な生き方を目指す人にとっては非常に参考になる、具体的なヒントが残されていた。高田純次のように生きるためには具体的にどうすればいいのか、以下の3点に分けて検証してみたい。 (1)少年の心を忘れない 人は年を取れば大人になる。そんなことは、当たり前の話だ。しかし高田純次は、少年の心を、というか男子小学生の心を忘れず、それを堂々と口にする。たとえば冒頭、出演者一同が、中世の西洋的な世界観で統一されたコーナーにそぐう衣装をもらっていないと次々に話す流れで、高田純次はこう発言する。 「俺もTバックもらってない」 確かに流れとしては、衣装をもらってない、という意見は正しいのだが、ここでTバックという単語を選ぶのが高田純次だ。中世の西洋などまるで関係ない。むしろTバックという、男子小学生が喜ぶ単語は常に高田純次の中に用意されていて、それを口に出したいだけ、という意図すら感じられる。あるいは高田純次が、重いものを持つという流れになったときの発言はこうだ。 「これはクルね~。オシッコ漏らしそうになっちゃった」 これにしたって、オシッコと言いたいだけじゃないのか。だが、Tバックにしろオシッコにしろ、その場ですぐに出てくる単語ではない。高田純次の辞書には、こういった男子小学生が喜ぶ単語がかなり大きく掲載されているのだろう。それはつまり、少年の心を忘れていないということだ。言葉を換えるなら、年を取った自分を拒絶するということでもある。年齢を重ねたがゆえの真面目な発想や経験を、高田純次は自ら放棄しているのだ。 (2)アクシデントを恐れない 先述した重いものを持ち上げた高田純次は、自らギブアップを提案する。一同に「限界来ちゃいました」と述べ、スタジオのサブのほうを向き「家から電話?」とウソをついてその場を離れようとする。そして立ち上がって振り向き、歩き出そうとするのだが、次の瞬間、高田純次は頭をスタジオセットのバーに思い切り当ててしまう。この自分勝手なアクシデントの起こしっぷりは、見事というほかない。 68歳にもなれば、もうちょっと落ち着いてもいいのではないか。誰もがそう思うが、それは錯覚にすぎない。高田純次はあえて周囲に目を配らないことで、アクシデントを引き寄せる。これは確かに偶然ではあるが、偶然を自ら呼び込んでいるという点で決してまぐれではない。 そのアクシデントを、高田純次は心から楽しんでいる。これは言い換えれば、凝り固まった常識やルールへの拒絶だとも言えるだろう。自分が予想しなかったことが起こる、だからこそ人生は面白い。自分の思い通りに物事が進まなかったときに、それをストレスと感じずにむしろ楽しんでしまおうという信念。高田純次のこのイズムは、窮屈な世界で生きる私たちにとってもまた、参考になるものではないか。 (3)とにかく笑う 高田純次は、とにかく笑う。ほかの出演者の発言というよりは、むしろ自分の言ったことで大きな声を上げて笑うのだ。たとえば先ほどから述べている、重いものを持ち上げることになった際に「ただ俺、吹き出物が治ったばかりだから」と遠慮しようとして全員から突っ込まれる。そのときの、高田純次のうれしそうな顔ったらない。そして、高田純次はこう言う。 「じゃあ、持ち上げられるか! ワハハハハ!」 ものすごく笑うのだった。とにかく楽しんでいる。それが分かるような、実に素敵な笑顔を見せて。 そしてこれが、おそらく高田純次の生き方の根本にあるように思う。何があっても、楽しもう。何があっても、笑ってやろう。その意識の強さと、そしてまたしぶとさこそが、68歳になってもなお高田純次で居続けられる理由だろう。高田純次の言う通り、毎日は楽しいことばかりではない。それでも人は、笑うことができる。どれだけしんどい社会であっても、高田純次はそこにいる。今日もまた、テキトーなことばかりを口にして。 【検証結果】 『1分間の深イイ話』でオリエンタルラジオを相手に少し真面目に語った後、高田純次は笑いながら言う。「まったく思ってないこと言っちゃった」と。それが本当なのかウソなのかは、もはやどうでもいい。それすら関係ないのだ。高田純次は、自らが築き上げたもの、すべてを壊していく。だからきっと、このコラムをもし読んだら、高田純次はこう言うだろう。「俺、こんなこと言ったっけ?」とか、なんとか。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa
男女共用、1,000人収容、盗撮推奨も!? 知る人ぞ知る、中国「へんなトイレ」の街
中国・重慶市は、知る人ぞ知る「ヘンなトイレ」の街。毎年、新しいトイレが公開されて話題になっているが、今年も物議を醸すトイレが登場した。 4月15日、重慶市内に出現したトイレは、なんと男女共用。同トイレは繁華街の要望を受けて設計されたという。中国の商業施設では女性がトイレの前に長い列を作って混雑しているのに対して、男性トイレはガラガラという光景をよく目にする。そこで、男女共用にすることで効率化を図り、バリアフリーも意識して新設されたという。個室には水を使用しない、移動式のエコトイレが採用されている。 男女共用トイレの登場に、中国のSNS上では、 「低俗でセンスを感じられない」 「汚くてとても使う気にならない公衆トイレをなんとかするほうが先!」 「農村部に行けば、共有トイレなんていくらでもあるだろ」 と冷めた反応が見られた。 さてさて、では重慶市で作られた変わったトイレをいくつか紹介しよう。 2014年2月に出現したのは、カメラの形をしたトイレ。シャッターボタンやフラッシュなども正確に表現され、フイルムを入れる部分がトイレの入り口になっている。道行く人は、最初はトイレとは思わなかったという。盗撮を推奨するトイレなのだろうか……。
10年5月にお披露目されたのは、5人が座って休憩できるソファーが設置されているトイレ。「星付きトイレ」と評され調子に乗ったのか、同年9月には同じく重慶市中心部から東に位置する南河公園に「5つ星トイレ」と称する豪華トイレも出現。24時間エアコンで室温調整されており、夏は20度、冬は26度に保たれている。ロビーにはシャンデリアが飾られ、液晶テレビを見ながら休憩できるようになっている。金をかけるところが間違っている気がするが……。
08年に重慶市内のアミューズメントパーク「洋人街」に登場したのは、スフィンクスを模した自称「世界で一番大きいトイレ」。山の形状に合わせて作られ、200の和式と洋式便器を要し、一度に1,000人近くが用を足すことができるという。 ほかにもこの洋人街には、露天トイレやペット専用トイレなどもあり、ヘンなトイレだらけだ。
ヘンなトイレが注目を集める中、4月16日にビックリするようニュースが飛び込んできた。安徽省の新橋国際空港で、用を足している途中で便器が突然崩壊。割れた陶器が尻を切り刺き、病院へ緊急搬送される事故が起こったのだ。トイレを豪華にしたり、奇抜なデザインにするのはけっこうだが、まずは安全第一で設計してほしいものだ。
(文=棟方笙子)
官邸ドローン事件は“規制論の火種”か“法整備への追い風”か──世界各国の「ドローン事情」を探る
放射性物質を搭載したドローンを首相官邸に侵入させ、官邸業務を妨害したとして、無職・山本泰雄容疑者が逮捕された。容疑者の身元や犯行の動機に注目が集まる一方、ドローンの未来と危険性をめぐって賛否両論が巻き起こっている。ふと、以前取材したドローン事業関係者や、政府関係者の言葉が頭をよぎる。彼らは一様に、次のように話していた。 「日本の国産ドローンの未来は明るい。官民一体となれば、国際的にナンバー1になれる」 これまで、内閣府と地方自治体および、関連産業に従事する民間企業を中心に「ドローン特区構想」が進められてきた。ドローン分野は、政府と民間企業がともに期待を寄せ、また日本経済に貢献することが期待される新技術産業、という側面がある。が、今回の事件は、その「構想」に冷や水を浴びせる結果となった。危険を避けるための法律の枠組みと、産業競争力を養うための特例措置をどう組み合わせていくか。それが、今後の課題となりそうだ。 「事件発生後に行われた近未来技術実証特区に関する会議では、今回の事件の話題ももちろん取り上げられましたが、“規制しなければならない”という主張はありません。むしろ、健全な産業競争力を養成するために、一般地域での法運用と特区など例外措置を明確にしていく必要があるという方針で一致しました。検討会の委員である小泉進次郎政務官が、直接そのことに言及しています。近々会議録が出るので、詳細はそちらで確認いただけます」(政府関係者) 実際、日本の立場としては、あまり悠長に構えてもいられないだろう。 事件の余波で議論が交錯する間にも、ライバルである国々はドローンの実用化のために日々、研究と使用に関する既成事実を積み上げており、市場も活況を呈し始めている。米国、中国、カナダ、フランスなどでは、ドローン研究と実用化の試みが盛んだ。また最近では、ドローン関連の話題が乏しかった韓国でも、ブームに火がつき始めている。 それを象徴するのが、韓国航空宇宙研究院が研究・開発を進めてきた産業用ドローン「TR-60」が、つい先日一般公開されたことだろう。韓国では、政府が一極集中型で投資を行い、有力な開発団体をバックアップすることが多いが、「TR-60」も例に漏れない。全貌はまだ不明であるものの、“世界最速”という触れ込みである。来年には一般利用のメドが立っているそうで、今後、国際市場に打って出る用意をしていると考えられる。 また、韓国唯一の玩具用ドローンメーカー・バイロボット社のドローンも、人気がうなぎ上りのようだ。14年比500%の売り上げを目指しており、累計販売台数はすでに2万台を突破した。韓国でも廉価な中国産ドローンが販売されているが、国内市場の奪還は目前だという。もちろん、同社は海外にも販路を拡大。カナダやメキシコでもすでに販売開始されているそうで、米大手流通業者とも契約が間近だという。また、日本のバンダイグループとも、すでに独占契約を結んだと、現地メディアは報じている。4月26日には、サムスンライオンズとロッテジャイアンツのプロ野球中継にドローンが使用された。これは、韓国初の試みとなったが、トラブルもなく成功裏にミッションを終えたそうだ。世界に負けじと、商用利用の実績を着実に増やしている。 日本のドローン産業関係者は、「ほかの国は安全性に難があっても、どんどん販路と市場を拡大していく」と、苦々しい表情で話していた。日本のドローンが世界で勝ち抜いていくためには、安全性を担保した技術力はもちろんだが、ビジネス的なスピード感が必要とされているようだ。 そしてそれらドローンのあり方を決める法的枠組みがどう作られるかは、世論に左右されるだろう。国産ドローンの開発者として知られる千葉大学・野波健蔵教授は、以前SFのようなドローン構想を聞かせてくれたが、最後にこう指摘した。 「技術も大事でしょう。ただ、日本のドローン産業の未来を決める最も重要な要因は世論になる」 まるで、今回の事態を予想していたかのような指摘だ。 首相官邸を襲ったドローンは、規制論を強化する火種となるのだろうか。はたまた、法的整備の議論を助長させ、日本のドローン産業を後押しする追い風となるのだろうか。いずれにせよ、今回の事件を契機に、ドローンに関する議論をより真剣に進めていかなければならないだろう。望もうと望むまいと、すでに無人飛行機が空を飛びまわる時代に突入したのだ。 (取材・文=河鐘基)


























