台湾の日本料理店「中国人出禁」措置! 中国人ネットユーザーからは意外な反応が……

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お店に掲示された「中国人客お断り」の貼り紙
 中国人観光客のマナー違反については今さら述べるまでもないが、台湾にある日本食レストランでは、ついに“中国人出入り禁止”を堂々と掲げる店が出現した。  「中国参考消息網」(7月13日付)によると、高雄市内にある日本食レストランの軒先に、以下のような張り紙が掲示されたという。 <当店の店長は日本人のため、礼儀を大切にしています。以下にお気を付けください> (1)当店以外の食べ物の持ち込みを禁止します。当店のもの以外のごみはお持ち帰りください。 (2)当店はオーダーをいただいてから料理を作るので、15~20分お待ちいただくこともございます。 (3)座席が少ないため、一人60台湾ドル(約230円)以上の注文をお願いいたします。 (4)大陸(中国)からいらっしゃった方とトラブルがあったので、当店は大陸のお客様はお断りいたします。  地元紙の取材に応じたこの日本食レストランの店員は、今回の中国人の出入り禁止についてあっさり認め、取材に対してこう答えた。 「以前、大陸から来た客が店内で大騒ぎし、別の客に迷惑を掛けたことがあった。そこで、日本人店長が出禁措置を決定したんです」  今回のこの報道に対して、中国人ネットユーザーからは怒りのコメントが寄せられるかと思いきや、意外な反応が多かった。微博(中国版Twitter)には、以下のようなコメントが見られた。 「台湾に行く中国人旅行者は中年が多い。この年代の中国人は列に並ばなかったりする人が多いし、きっと旅行先でも同じことやっているんだよ。そりゃ、嫌われても仕方ない」 「確かに一部の中国人は教養がないかもしれないが、俺は違うぞ」 「これは差別のように感じる。でもこうなった経緯は、考えなくてはいけない」
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こちらは、以前話題になった、高雄市内にある「中国人客お断り」を掲げた別のレストラン
 ここ数年、大量の中国人が台湾や香港へ観光に行くようになった。しかし日本と同じようにマナー違反が目につくようになり、昨年も台湾では、「中国人お断り」の別のレストランが話題となっていた。  一方で、中国の南京市では歴史問題の影響からか、「日本人お断り」の店が複数あるようだが、最近ではなんと「日本車給油お断り」のガソリンスタンドまで存在していた。さすがにこれには「やりすぎだ」というコメントが多く寄せられている。  特定の人種を出入り禁止にするのは、人権の観点からあってはならないことなのは確かだ。だが、マナーや文化の違いからくるトラブルで、そうせざるを得ない事情もある。今後も中国人観光客による爆買いブームが続くことが予想される日本だが、やむなく中国人お断りの措置を取ったホテルや旅館も存在する。中国人との“上手な付き合い方”をめぐっては、政治も民間もまだまだこの先、苦労の連続になりそうだ。 (文=青山大樹)

急ブレーキで追突事故を誘発!? 常軌を逸した韓国“危なすぎる”報復運転にご用心!

「報復運転」動画
 韓国のテレビで最近、毎日のように取り上げられているニュースがある。ズバリ、「ホボッ・ウンジョン」だ。日本語で書くと「報復運転」事件となるが、これは車を運転中に進路を妨害されたり、先行車が急ブレーキをかけたりすると、それに対抗して報復する行為のこと。それも、最近はその度合いがひどく、ブチ切れて倍返しするヤカラが後を絶たない。 「普段は穏やかなのに、ハンドルを握ると別人になる」という話はよく聞くが、韓国では別人どころか犯罪者になってしまうといっても大袈裟ではないのだ。  ここ3カ月間で警察に摘発された報復運転は、ソウル市内だけで100件以上。その主な原因は、車線変更のトラブルだという。ウインカーを出さずに急に自分の前に割り込んできたとか、割り込もうとしたが道を譲ってくれなかったという、相手の運転マナーの悪さにカッとなって、仕返しを決心するというのだ。  それも、パッシングをされたり、クラクションを鳴らされたりした時には怒り爆発。罵詈雑言を浴びせるだけではなく、相手の車を追いかけ追い越し、嫌がらせを連発。相手の車の前でスピードの加速と減速を繰り返して威嚇し、最後はわざと急ブレーキを踏んで追突事故を起こさせるというのだからタチが悪い。ヘタをすると自分の命にも関わりかねない、狂気じみた危険行為に走っているのだ。  しかも、さらなる問題は、第三者も事故に巻き込まれ、ケガを負わされてしまう可能性が高いということだ。例えば、自分の前を走っている市営バスが視界の邪魔になるとの理由で、アクセルを踏んでバスの前に割り込み。その後、急ブレーキを踏んで後続のバスを急停車させ、乗客にケガを負わせる事故もあった。また逆に、自分の前に割り込んだ車にカッとなったバスの運転手が、その車を執拗に追い込むあまりに乱暴運転となり、バスの乗客がケガをするという出来事もあったのだ。  アンケートによると、10人中4人は報復運転された経験があるというが、なぜ韓国の運転事情はここまで荒くなってしまったのか? もともと韓国人は、日本人に比べると運転が荒いといわれてきたが、昨今はその荒さがかなり深刻である。  そもそも、免許取得のための運転マナーの教育時間が1時間しかないということも問題だが、「韓国の成人男女の半分以上は怒りの調節が難しい」という韓国精神健康医学会による調査結果にみられる短気さも一因かもしれない。この調査結果によると、韓国の成人男女の10%は、専門家の治療が必要とされるほど深刻な状態だという。報復運転に限らず、目が合った・肩がぶつかったという日常の些細な出来事においても、ブチ切れて相手を死亡させた暴力犯罪も後を絶たない。これはやはり、競争意識が強すぎる韓国ならではの弊害といったところだろうか。  また、報復運転が盛んになった理由として専門家が口をそろえるのは、「車=自分の価値」という社会的な風潮にも原因があるという。車のCMで例えると、日本は「低燃費」「室内空間の拡大」など生活に役立つ機能をアピールするのも中心だが、韓国の自動車CMは「車は男の存在感」「他人の嫉妬は、あなたにとってチャンス」といったコピーが大半で、車は道路の上ではなく、砂漠や海の砂浜を颯爽と猛スピードで走っている。そういった広告を目にすることで、無意識のうちに「自動車は自分の価値」という意識を潜在的に持つようになり、進む先を邪魔されると自分の価値が否定されたり、侮辱されたと感じてしまうのだという。結果、それが報復運転に走らせるというわけだ。  現在、韓国の警察は全国250カ所に特別チームを立ち上げ、「報復運転特別取り締まり」を行っているというが、韓国を訪れる方々にはぜひ気をつけてほしい。できれば、韓国では自動車の運転を控えることを強くオススメする。これはアドバイスではない。忠告だ。 (取材・文=李ハナ)

基地問題が抱える“いちばん恐ろしいもの”とは? 辺野古の実情を追うドキュメント『戦場ぬ止み』

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辺野古ゲート前では、基地建設の抗議運動が連日続いている。反対する側もゲート内への資材搬入を守る沖縄県警もどちらも同じ沖縄県人同士だ。
 すでに沖縄では戦争が始まっていた。いや、そうではない。沖縄ではずっと戦争が続いたままだったのだ。沖縄の基地問題を沖縄県外の人にも分かりやすく解いたドキュメンタリー映画『標的の村』(13)が異例のロングランヒットとなった三上智恵監督の最新作『戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)』は、辺野古の基地建設が進む沖縄は剣が峰に立たされたギリギリの状況であることを伝えている。そして、それは沖縄だけの問題ではなく、民主主義国であるはずの日本の根幹を揺さぶるものであることに気づかされる。  前作『標的の村』は、琉球朝日放送でキャスター兼ディレクターを務めていた三上監督がテレビ朝日系列の30分のドキュメンタリー番組『テレメンタリー』向けにもともとは作ったものだ。2012年9月に全国放送された後、沖縄ローカルで60分バージョンを放映。テレビ業界内でいくつもの賞を受賞し、それで終わるはずだった。だが、2013年8月に91分バージョンの劇場版を東京のポレポレ東中野ほか全国各地で上映したところ、口コミで予想外の大ヒットとなる。テレビ放送では届かなかった沖縄で暮らす人々の怒りと悲しみが、劇場から全国へと伝播していった。オスプレイ配備に反対するやんばる東村高江集落の人々の抗議活動を萎縮させるために国が悪質な“スラップ裁判”を仕掛け、7歳の少女まで容疑者扱いしていたこと。辺野古移転は普天間基地の代替案ではなく、もともとベトナム戦争時に米軍が計画していたものだったこと。米軍の予算不足で断念していた案が、日本の予算を使って永続的な基地として完成するという国にとって不都合な事実をスクープしていた。そして何よりも、基地周辺で暮らす人たちの息づかいがスクリーン越しに伝わってきた。全国ネットのニュースから、大切なものがボロボロとこぼれ落ちていることを痛感させるドキュメンタリーだった。 「テレビと映画では訴求力がまるで違うことに、私自身が驚きました(笑)。『標的の村』は何とかオスプレイ配備を世論の力で阻止したいという想いで作ったものです。テレビ版を観て、怒りを覚えた方もいたと思うんですが、放送枠が深夜や早朝だったため、見終わった後に寝てしまったり、朝ご飯を食べているうちに怒りが薄れてしまう。その点、劇場版は1日のスケジュールを調整して、電車賃を払って、わざわざ映画館まで観に来てくれた人たちばかり。映画の中で描かれていることを自分のものとして受け止め、さらに口コミで広めていってくれた。実際に沖縄まで来て、反対運動に参加してくれた人たちが大勢いたんです」(三上監督)
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基地反対派の人たちは、翁長知事の当選に大喜び。これで基地問題は解決に向かうと彼らは信じたが、東京の政治家たちの対応は冷たかった……。
 高江のヘリパッド建設問題と市民による普天間基地全ゲート封鎖事件を中心に描いた『標的の村』の劇場公開から2年、『戦場ぬ止み』ではジュゴンやサンゴが生息する大浦湾の埋め立て工事が“粛々と”進む辺野古の現状が全面的にクローズアップされる。辺野古に配備されるオスプレイ100機は“標的の村”高江で実地訓練が行なわれることになっている。高江、辺野古、そして普天間はひとつに繋がっている問題なのだ。辺野古にある米軍キャンプシュワブのメインゲートでは、85歳になる文子おばぁが基地建設の資材を運び込むトラックの前に立ちはだかる。機動隊員に押されても「一緒に引かれようよ」と動じない。文子おばぁが15歳のときに沖縄に米軍が上陸し、凄惨な地上戦が繰り広げられた。壕の中に身を隠していた少女時代の文子おばぁは、米兵が投げ込んだ手榴弾と火炎放射器で左半身に大火傷を負った。幼い弟を庇った母親は全身大火傷となった。終戦後は障害の残る母と弟を養うために、がむしゃらに働いた。「生きてて楽しいことはひとつもなかった」という文子おばぁは、迫るトラックも機動隊も怖くない。それよりもみんなが戦争のことを忘れ、沖縄が再び戦場になることが恐ろしい。基地反対運動に関わる沖縄の人々の素顔をカメラは映し出していく。  『標的の村』が琉球朝日放送制作だったのに対し、基地のゲート前に貼られた琉歌の一節から付けられた『戦場ぬ止み』は三上監督の自主映画に近い形で作られたものだ。『標的の村』大ヒット後の2014年、三上監督は開局以来19年間勤めた琉球朝日放送を退職し、フリージャーナリストとして『戦場ぬ止み』を撮り上げた。 「うれしいことに『標的の村』は全国560か所以上で自主上映されるほどの大反響がありました。週末の休みを利用して舞台あいさつなどに参加していたので、『標的の村』のヒットが会社を辞めた直接的な理由ではないんです。『標的の村』の劇場版を編集しているときから、局は辞めることになるだろうなとは考えていました。40歳過ぎるとデスクワークを求められるようになり、現場は若手に譲るようにという風潮がテレビ局にはあるんですね。まぁ、そんなのを無視して、現場にこだわり続ける破天荒なテレビマンはどの局にもかつてはいたんですが、そういうのが難しくなってきているように感じます。多分、テレビ局に限ったことではないと思うんです。この10年くらいで日本社会全体がだんだん息苦しくなってきている。表現の自由が狭められてきているんじゃないでしょうか。19年間かなり好き放題にやらせてくれた琉球朝日放送には感謝していますし、スタッフと一緒に取材していた頃はとても恵まれていたなって思います。でも、今はひとりで取材するしんどさよりも、自由に取材できることの喜びのほうが勝っていますね(笑)」(三上監督)
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大浦湾の埋め立てに反対する船やカヌーを制圧する“海猿”こと海上保安官たち。男には厳しいが、若い女性には弱いらしい。
 基地のゲート前で反対運動を続ける人たちはネット上で“プロ市民”というレッテルが貼られるが、三上監督のカメラはそんな彼らの人間くさい面も映し出す。機動隊と反対運動の人々が全面衝突する寸前で、リーダー役のヒロジさんは演説に絶妙なジョークを交え、危機をやんわり回避する。怪我をすれば抗議活動が続けられなくなるし、対立する機動隊や警備会社のスタッフもみんな同じ沖縄県人なのだ。本当の敵は彼らではない。夜になると歌や踊りが座り込みを続ける人たちを和ませる。そんな闘い方を、沖縄の人たちは70年間ずっと続けてきた。  伊藤英明主が主演した『海猿』シリーズですっかり有名になった海上保安庁だが、大浦湾で抗議活動する船やカヌーには非常に厳しく接する。映画界のヒーローである“海猿”のもうひとつのコワモテな一面も伝える。また戦後日本の復興を裏社会から描いた『仁義なき戦い』(73)をはじめとする数々の名作に出演した映画界のスターである菅原文太さんにとって、『戦場ぬ止み』は元気な姿を見せた最期の映画にもなっている。県知事選前の沖縄を訪問した文太さんは、「沖縄の風土も日本の風土も、海も山も空気も川もすべては国のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです」という名スピーチを残している。翁長知事の当選を見届けてから、文太さんは息を引き取った。映画繋がりで、もうひとつエピソードを。三上監督は琉球朝日放送に入社する前、毎日放送時代に深夜番組『シネマチップス』に出演していた。『シネマチップス』は新作映画を女性アナウンサーたちが自由に評する、関西の人気番組だった。だが、作家の椎名誠が自分の監督作を酷評されたことに怒り、毎日放送に謝罪を要求するという騒ぎが起きた。「すごく勉強になりました。あの一件があったから、もっと明快な形で物づくりをやりたいと思うようになったんです。私にとっての物づくりがドキュメンタリーだったんです。いい機会を与えてくれてありがとうと、今なら言えますね」と三上監督は笑い飛ばす。  『標的の村』と同じように、『戦場ぬ止み』でも辺野古への基地移転を容認した前沖縄県知事や建設を指示する現職の閣僚たちにコメントを求めることを三上監督はあえてしていない。数年すれば顔が変わり、本音で話すことのない人たちを取材してもあまり意味はないからだ。辺野古はダメ、普天間もダメ。では、基地移転問題はどうすればいいのかという具体的な回答も用意はされていない。その代わり、沖縄の基地問題を曖昧模糊なものにしている、恐ろしいものの正体に『戦場ぬ止み』を観た人たちは気づくはずだ。オスプレイも米兵も、平気で噓を付く政治家も、近隣国との軋轢も怖い。でも、いちばん恐ろしいのは、沖縄で起きていることを「自分には関係のないこと」「基地問題はよく分からない」と無関心でいることなのだ。日本中を無関心というモヤが覆っている限り、沖縄の戦争はいつまでも終わりを迎えない。 (文=長野辰次)
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『戦場ぬ止み』 プロデューサー/橋本佳子、木下繁貴 監督/三上智恵 音楽/小室等 ナレーション/Cocco 製作/DOCUMENTARY JAPAN、東風、三上智恵  配給/東風 7月18日(土)より東京・ポレポレ東中野、大阪・第七藝術劇場ほか全国順次公開 (c)2015『戦場ぬ止み』製作委員会 http://ikusaba.com/ ※米国人監督ジャン・ユンカーマンによるドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』も全国各地で順次公開中(神保町・岩波ホールは7月31日まで)。『映画 日本国憲法』(05)で憲法第九条の重みを説いたユンカーマン監督が、第二次世界大戦末期の沖縄で行なわれた地上戦の実態を、米軍の資料映像や地上戦を生き残った人々の証言で解き明かしている。また、戦後の米軍沖縄基地に配属された米兵たちはレイプ事件を起こしても、ほとんど処罰を受けていないなどの治外法権問題に関しても追跡取材している。

庶民の愛国心は「株」次第!? カネがなくても中国人が株に手を出すワケ 

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イメージ画像(Thinkstock」より)
 中国株の価暴落は、中国国内で大混乱を巻き起こしました。とあるマンションは、「株価暴落のために、屋上を閉鎖します」という張り紙を貼りましたが、これは冗談でもなんでもありません。株の暴落に絶望した中国人たちが、この数週間で次々と命を絶っていったのです。  中国政府は株価暴落を阻止するため、あらゆる手を尽くしました。株の取引センターでは警察官が目を光らせ、株を売ろうとする人がいたら、その売買行為に干渉する強硬手段まで発動しました。  中国の株売買の8割は個人投資家です。僕の周りでも株をやっている人はたくさんいますが、特に多いのが、50代以上の世代です。公園に行くと、定年退職したおじさんやおばさんが新聞を見て株価をチェックしています。四川大地震の際にも、仮設住宅の中で株価をチェックする人たちの様子がネット上にアップされましたが、あのときは、いかにも中国らしいと、僕は苦笑したものでした。  日本の場合は、大卒の経済に関心のあるサラリーマンが、資産運用として株に手を出していると日本の友達から聞いたことがありますが、中国では全然そんなことはありません。パソコンもろくに使えず、株がなんなのかよくわかっていない主婦やら老人やらが、儲かると言われて財産をつぎ込んでいます。5年ほど前、僕の母が同窓会に行くと、旧友同士の話題は、8割以上が株だったようです。株を購入していなかった母は、家に帰ってくるなり「みんな儲かっていてうらやましい!」とヒステリックに泣きながら父と僕に愚痴を言い、僕はあきれて聞いていたものでした。  それにしても、なぜ中国人はこれほどまで株が好きなのか? その背景には、90年代から中国の株価は上昇続きで、ほとんど損をすることがないという状況がありました。「簡単に大金を稼ぐ方法」が株なのです。    中国社会には、大金を稼ぐための抜け道がたくさんあります。企業のお偉いさんだったら、共産党員に賄賂を渡して、食品偽装やら手抜き工事やらといった不正を働くのです。官僚は当然、賄賂でぼろ儲けです。ですが、学歴もない、偉い人とのコネもない庶民はというと、こうした抜け道に巡り会うことができません。自分たちだけ、このインチキ大国である中国社会の恩恵にあずかれていないのです。そんな中、唯一の旨みが「株」でした。そこで、庶民たちが、出遅れてはいけないとばかりに金をかき集め、持ち金の何倍ものお金を運用することができる信用取引などに手を出してしまったわけです。  そんな株の売買を加速させたのが、極端なインフレでした。例えば、2008年ごろは10元(約200円)で購入できていたパンが、15年には18元(約360円)出さなければ購入できないほど物価が上昇したのです。つまり、手元にあったお金の価値が、たった5年間で4割ぐらい目減りしました。こうなると、そのお金を使わずに眠らせているのはバカのやることで、さらに株を買いまくります。このように今回の株暴落によって最も損失を被ったのは、お金に余裕のない庶民だったのです。  先日は、株をやっているおばさんたちが、証券取引所の前でずっと「株価よ、上昇しろ!」と歌っていました。そして株価が5パーセント上昇した際には、全員、歓喜して中国国歌を歌い始めました。つまり、彼らにとっての愛国心というのは「株」次第なのです。株価が下がったら、中国への感謝の気持ちなど起こりようがありません。  中国政府も、株価暴落に対しては異常なまでに注意を払っています。機関メディアは、「株価暴落はアメリカのせい」とまくし立てて報道しました。アメリカのメディアが中国株の悪口ばかり報道したことにより、一部の企業がたくさん売り払い、中国の株価が下落したという論理でした。それに対して、ある程度の知識がある中国人は、「今度は安倍(総理)に責任転嫁するぞ」と皮肉っぽくネットに書き込んでいます。  現在、中国政府は「中国の株はまだまだ希望があり、上昇する」と語っています。確かに株価は持ち直しましたが、これが中国政府の必死な対応によるものであることは言うまでもありません。もしも、また大暴落するようなことがあれば、中国の庶民たちの愛国心は一気に消えうせ、全国で暴動が起こる可能性は十分にあるでしょう。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

仲間由紀恵のXデーに備え、四苦八苦……「プロダクション尾木」から売れない俳優が消える!?

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   梅雨明けまであとわずか! 各局の夏ドラマもちらほらスタートした今クールですが、ネット上では早速、第1話を見た視聴者たちの賛否が飛び交っているようです。とくに、人気漫画を原作にした『デスノート』や『ど根性ガエル』(日本テレビ系)は大方の予想通り、原作ファンたちがヤーヤー言っていますが、ドラマ版ならではの展開を楽しみにしたいものです。  そのほか、日刊サイゾーでは、とんねるず解散説や、AKB48柏木由紀の顔面異変について、ヤーヤ言ってます。それではランキングをチェックしていきましょう!    第1位 仲間由紀恵、AKB48ら所属の「尾木プロダクション」が俳優“大量リストラ”のワケ 国民的女優って、大変だね 第2位 浜崎あゆみvs倖田來未の“パクリパフォーマンス対決”で差が歴然に へー 第3位 とんねるずの解散報道に、ネット上で「石橋は残れ、木梨は不要」大合唱! 僕は好きです、ノリさん 第4位 欲求不満? NEWS・手越祐也との抱擁写真“釈明スルー”のAKB48・柏木由紀、顔面に異変が! 素材はたいしてよくないし 第5位 放送事故レベルの歌声も……“カブセ”を用意していなかった岡本真夜に評価の声 涙の数だけ! 次点 ネクストブレーク芸人・おかずクラブが語る、「ブスいじり」の終焉と新たなる女芸人の道 じわじわきてる 次々点 こんなの夜神月じゃない!? 窪田正孝がつくる『デスノート』の新世界 ヤーヤー言う人は、漫画で楽しんで!

増え続ける整形手術の人手が足りない!! 韓国で無免許医による“幽霊手術”が横行中

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SBSのニュース番組のキャプチャ
 医師免許を持たない人物による不法手術。韓国では最近、一体誰が執刀医なのかもわからない“幽霊手術”が横行している。  韓国で幽霊手術の担い手は、「オーダリー(orderee)」と呼ばれている。もともとは、医師の指示(order)を受けて働く男性看護師や看護助手を指す俗語だったが、彼らの中から医師を差し置いて直接メスを握る人物が出てきたため、無免許執刀医を指すようになったという。ちなみに、不法手術の担い手は看護師ばかりではない。なんと、医療機器を納品している業者の中にもいるようだ。  実際に最近、江南地域のとある整形外科の院長が、医療機器業者を雇用して整形手術を行っていたことが発覚した。そのオーダリーは整形手術歴が20年にもなり、業界内では「優れた腕前の人物」として知られていたという。同病院では彼を使って年間12億円を稼いでいただけでなく、彼を講師に、免許を持った医師を対象とした講演会まで行っていたというのだから驚きだ。  現在、韓国には、少なくとも500~1,000人のオーダリーがいるとみられている。彼らによる不法な幽霊手術が行われている背景には、病院の拝金主義があるといえるだろう。オーダリーの月給は40~50万円ほどで、韓国の勤務医の平均的な月給60~70万円より若干お得。その差額は、病院側の収入になる。  また、急増する整形手術の需要を受けて、無理な手術日程を消化するために幽霊手術が行われるというケースも少なくない。周知の通り、韓国は人口1万人当たりの年間手術件数が131件という、世界一の整形大国。年間の整形手術件数は韓国全体で65万件にも上り、最近は目や鼻だけでなく、豊胸手術が年間3万件と急増しているそうだ。整形手術を求める客は増えているのに、執刀医が足らない。そんな需要と供給のスキマに、病院側がオーダリーの起用に走っているというわけだ。  一番心もとないのは、国の医療行政を担当する保健福祉部(日本の厚生労働省に相当)が、幽霊手術が横行する現況すら正確に把握できていないことだろう。保健福祉部の関係者が韓国メディアに実情を明かす。 「全国8万5,000の医療機関で起こっていることを、すべて把握するのは難しい。全国の保健所などで実際に取り締まりを強めており、それを総括する役割しかできない」  韓国では整形手術の失敗がたびたびニュースになっているが、医師免許を持たないオーダリーによる幽霊手術がひとつの原因になっていることは言うまでもない。解決策が乏しい韓国の現状を鑑みると、今後も幽霊手術が横行する状況は続きそうだ。

媚薬にレイプ、男のオナニー!? 知られざる女の欲望とは

 女性には性欲がない。一昔前はそう思われていました。  が、肉食女子やビッチブームが表す通り、世の中にはエロに飢えた女がたくさんいる!! いや、エロに飢えた女しかいない!! ……と言ってしまっても過言ではないでしょう。  その証拠に、女性向けアダルトサイト「GIRL’S CH(ガールズシーエッチ)(http://girls-ch.com/) 」をご存知でしょうか? 毎月200万人、オープンからこれまで1,500万人以上の女性が利用するという、女性向けアダルトサイトがあるんです。 ghfrsd.jpg  アクセス数が多い深夜帯は、全っ然サイトにつながりません!  つまり女性たちは、ベッドのなかでスマホを握りしめながらエロ動画を楽しんでいる……というわけ。そんな彼女たちは一体、どんな性癖を持っているのでしょうか?  イケメンとの優しく甘いセックスはもちろん、激しく獣のようなセックスを妄想させる動画の数々が並ぶ「GIRL’S CH 」。本日は月間200万人のユーザーが検索するキーワードランキングをもとに、女の欲望を大解剖します! ~GIRL’S CH 月間検索ワードランキング~ 1位オナニー 2位マッサージ 3位くすぐり 4位痴漢 5位レズ 6位媚薬 7位クンニ 8位処女 9位電マ 10位レイプ 11位拘束 12位巨乳 13位乳首 14位潮吹き 15位アナル 16位黒人 17位イケメン 18位童貞 19位バイブ 20位中出し ■6位に「媚薬」、10位に「レイプ」!?  女もめちゃくちゃにされたい願望を持っていた!!  「媚薬痴漢」「媚薬マッサージ」のような、我々男性にもお馴染みのワードが、女性にも広まっているとは……。さらにレイプ願望もあるなんて、媚薬で狂わせて無理やり好き放題したいという男の欲求が受け入れられる日は近いのかも!?  ……しかし実際に、媚薬やレイプで検索してみたところ、イケメンに強引に脱がされたり、エロメンと呼ばれる美形AV男優に無理やり挿入されたり、激しく突かれたり、ちょっとしたSMをしていたりなど、結局はイケメンの動画にたどりつくことが判明。 真相は、※但しイケメンに限る「レイプ」願望でした……。 ■2位「マッサージ」の裏に、女性向け風俗の影!?  女も異性との肌の触れ合いを求めていた!!  最近では女性向けの風俗や出張ホストも増えてきたと聞くし、男性が風俗に癒し(とエロ)を求めるように、異性との触れあいを求める女性が増えてきたのでしょう。いや、増えてきたと信じたい。  またこちらも検索してみたら、マッサージしてもらってるつもりで気を許していたら、エッチな空気になってしまうというハプニングな内容の動画が多かったので、マッサージを受ける女性は、そういうことも少なからず意識しているのでしょう。 ■女は男のオナニーを物凄く見たかった!  もっとも検索されているキーワードはオナニー。  実はこれ、女性のオナニーシーンではなくて、男性のオナニーシーン。実際にオナニーで検索してみたところ、まともなイケメン達のオンパレード、イケメン達のオナニーシーンがいたるところにあります。また、男性のオナニー動画だけではなく、女主観のイケメンによるエアーセックスも人気が高いことが判明しました。  もしかすると、「セックスする?」と誘うより、「オナニー見てみない?」と誘ってみたほうが、女子をホテルに誘いやすい時代になったのかも……!? 「GIRL’S CH 」では、女性がもっと自由にセックスやオナニーを楽しめるような動画が盛りだくさんに詰まっています。  女性だからこそ今まで他人に聞きづらかった性の悩みが、ここでなら解決できるかもしれません。無料で会員登録無しで簡単に見られるものばかりですので、今夜早速、覗いてみてはいかがでしょうか?

少女時代、Apinkから新人グループまで! 韓国“夏のガールズ大戦”勃発するワケ

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少女時代公式サイトより
 本格的な夏の到来に合わせて、韓国歌謡界で“女たちの戦い”の火ブタが切って落とされた。最初に決戦ののろしを上げたのは、SISTARとAOAだ。2グループは、そろって6月22日に新曲を発表。軽快でセクシーなサマーソングで夏の到来を告げたが、7月になると波に乗り遅れるなと言わんばかりに、女性アイドルグループが次々と新曲を発表。2日にはNine Muses、6日にはGirl’s Day、7日には少女時代がジェシカ離脱後初の新曲を発表して話題になっている。しかも、14日にはKARAのク・ハラがソロ・デビュー。16日にはApinkがニューアルバルを発表予定。これら日本でも人気が高いアイドルグループたちだけではなく、MINX(ミンス)、MAMAMOO(ママム)、ヨジャチング(韓国で「彼女」の意味)、HELLOVENUS(ハロービーナス)といった新鋭アイドルグループたちも7月に新曲を発表することを表明し、それぞれヒットチャートの上位ランクインを虎視眈々と狙っている。まさに群雄割拠の状態で、その状況から韓国では“ガールズ大戦”という言葉も生まれているほどなのだ。  それにしてもなぜ、この時期に韓国で“ガールズ大戦”が勃発しているのか? 一般的によくいわれているのが、夏という季節感だ。夏は開放的なイメージがあるため、肌の露出に厳しい韓国でも普段よりも露出度が高い衣装を身にまとっても不自然ではなく、セクシーさを全面的にアピールできる。実際、前述したガールズグループのほとんどが、その美肌を惜しげもなくアピール。少女時代もその新曲ミュージックビデオの中で、珍しくビキニ姿を披露している。“セクシーサマー”を売りにしようというわけだ。  ただ、夏に“ガールズ大戦”が起こるのは、セクシーアピールだけが目的だけではない。 「夏にヒット曲を出したり、人気や知名度を高めることが、秋から冬にかけての下半期を決めることになる。夏にヒット曲を出したグループは秋になると各種イベントに引っ張りダコになり、出演料を稼げるだけでなく、その活動が知名度拡大にもつながり、年末の賞レースでも優位に立つことができる。少女時代やApinkなど既存の人気グループに逆立ちしても勝てない新人グループなどは、そうした先を見越して“ガールズ大戦”に参戦しているのだろう」(韓国の音楽関係者)  とりわけガールズグループたちが狙うのが、再び9月にやってくる大学祝祭(学祭)シーズン。というのも、夏に新曲がヒットすれば、当然、大学側から出演オファーが殺到する。アイドルクループたちのミニライブが学祭の大きな目玉になっていることは以前紹介したが(記事参照)、夏の“ガールズ大戦”は秋の学祭シーズンを攻略するための布石というわけだ。 「夏にガールズグループがアルバムを発表する理由は、学祭シーズンを考慮している場合が多い。大学側も男子学生たちが盛り上がるので、男性グループよりもガールズグループを好む。しかも、ガールズグループのほうが出演料は安い」(別の音楽関係者)  韓国メディア「THE FACT」が報じたK-POPアイドルグループの学祭出演料リストによると、2PM、BEAST、INFINITEといったボーイズグループの出演料の相場が4,000~5,000万ウォン(400~500万円)なのに対し、SISTAR、f(x)などは2,000~3,000万ウォン(200~300万円)。Girl's Day、APinkは1,000~2,000万ウォン(100~200万円)、Nine Musesは500〜1,500万ウォン(50~150万円)だという。こうした出演料単価をつり上げるためにも、ガールズグループたちとしては夏にヒット曲を出したいところだというわけだ。  夏の到来とともに、ますます過熱化する韓国の“ガールズ大戦”。果たして、その勝者となるのは!?

【画像あり】北京ユニクロ試着室で“行きずり”男女が立ちバック! 店員が関与した可能性も……?

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スリムな体と長い髪がなかなかセクシーな女性。こんな女性と行きずりの関係とは、けしらからん話だ
 中国で成功を収めている数少ない日系企業である、ファーストリテイリング。同社が展開するユニクロが、中国で大炎上している。  事の発端は、7月14日夜半にさかのぼる。ユニクロの試着室で一組の男女がセックスしている動画がネット上に公開され、お祭り騒ぎとなった。
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後背位で攻めながら女の尻を叩くところに、日本のAVへのオマージュが感じられる。この行為を日本ブランドのユニクロで行ったことにも意味がある!?
 動画は男が自らのスマートフォンで撮影したもので、当初は中国版LINE「微信(WeChat)」の友達コミュニティ限定で公開されていた。ところが、コミュニティ内の誰かが中国版Twitter「微博」などに投稿したのだろう。この動画はキャプチャー画像とともに、瞬く間に拡散された。一夜が明けると、若者を中心に、中国中がその話題で持ち切りとなった。  男は、立ちバック中に女の尻を叩くなど、日本のAVの影響を受けているようにも見える。WeChatでは、男女の会話も流出したが、それによると、この2人はその日知り合ったばかりの行きずりの関係だという。さらに投稿された動画の音声を聞くと、情事の行われた店舗は、北京市の繁華街、三里屯店ということがわかった。動画が流出した翌日の三里屯店前では、若者が記念撮影をしてはWeChatなどに投稿していた。
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この一件以来、ユニクロの三里屯店前は、若者たちの撮影スポットになっており、北京の新たな観光地と化している
   同店は2階がレディース、3階がメンズとキッズ商品というフロア構成になっており、男女が同じ更衣室に入るのはかなり目立つはず。そうした不自然な点と、あまりに大きな反響から、ユニクロによる炎上商法ではないかという批判も多い。報道では、「1,200万元(約2億4000万円)の広告費をかけるのと同じ効果があった」との指摘もある。もちろんユニクロは、微博の公式アカウントでそれを否定している。一部の店員が軽はずみに関わった可能性は否定できないが、警察も動きだすほどの騒ぎになっており、自作自演としてはリスクが大きすぎるだろう。  事態を重く見た当局は、動画の削除に必死になっている。微博では規制がかけられており、ユニクロの中国語名である「優衣庫」を検索すると、ユニクロの公式アカウントしか表示されないようになっている。しかも、その公式アカウントにしても、投稿に対するコメントが書き込めないようになっている。  現在、ネットでは、競合のZARAやH&Mの試着室のほうがユニクロよりも広いということが話題になっている。中には、3店の試着室を比較する画像までアップされているが、第2のハメ撮り動画が公開される日も近い!? (取材・文=中山介石)

韓国ラブライバーがソウル駅構内に「矢澤にこ」生誕祝い広告を自費掲載! ただし、お辞儀はNG

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 現在、日本で劇場版が大ヒットしているという『ラブライブ!』。アニメファンでなくとも、名前くらいは知っている人が多いのではないだろうか。熱狂的なファンは“ラブライバー”と呼ばれ、最近では彼らの迷惑行為が問題視されることも少なくないが、いまや日本を飛び出し、韓国にも広がっている。  今年4月のアニソンイベント「Lantis Festival 2015」ソウル公演では、『ラブライブ!』の声優陣たちのユニット「μ’s(ミューズ)」が参加するということで、チケットは2分で即完売。声優は全9人中5人の参加となったが、彼女らを一目見るため、到着時には数百人の韓国ラブライバーが空港に殺到したという。  韓国における『ラブライブ!』の経済効果も気になるところ。とある韓国メディアによると、2014年6~9月の『ラブライブ!』関連の売り上げは約23億7,000万ウォン(約2億3,700万円)にもなるという。たった3カ月でというのもビックリだが、この売り上げはモバイルゲームのみのもので、CDやその他グッズなどは含まれていない。さらにモバイルゲームといっても、韓国版のみ。韓国でもプレイする人が多いという日本語版は、含まれていないのだ。グッズなどを含めれば、実際は数倍の売り上げがあるといえるだろう。  しかし、韓国ラブライバーたちは、迷惑行為が目に余る日本とは一味違う面も見せている。7月4日の「朝鮮日報」によると、地下鉄ソウル駅構内に、縦1.5m、横2mのアニメ広告が突如として出現したという。そこには、着物を着た女の子キャラのイラストとともに、「大銀河宇宙No.1」というコピーが。このキャラクターは『ラブライブ!』の登場人物の一人である「矢澤にこ」で、よく見ると「YAZAWA NICO HAPPY BIRTHDAY!」の文字も書かれている。  実はこの広告、韓国ラブライバーたちが、矢澤にこの誕生日(7月22日)を祝うために掲示したもの。“にこオタク”と呼ばれる彼らは、「にこにこ団」というクラブを形成し交流、活動しているという。彼らはクラブのホームページにて3カ月かけてネット募金を展開、約150万ウォン(約15万円)を集め、広告を掲載したのだという。クラブホームページでは、「広告にお辞儀をするなど、通行の妨げになるようなことはしない」「アニメの流行語などを叫ばない」などの注意事項が呼びかけられている。興味のない人には一体なんのことかわからないが、ネットで「ラブライバー お辞儀」と画像検索すると、日本、中国、韓国などで「ラブライバー」たちが広告などを前に公共の場でひざまずき、頭を下げる姿が出てくる。そうした行為を控えるよう、韓国ラブライバーたちが紳士的に呼びかけているのだ。    韓国では8月以降に劇場版の公開が決定しており、韓国ラブライバーたちの間では、その話題で持ち切りだという。日韓関係は絶えず微妙ではあるが、これぞ文化交流というべきか、ラブライバーたちの気持ちは強くひとつにつながっているのかもしれない。韓国ラブライバーは、人に迷惑をかけない“ラブライフ”を送っているのだ。 (文=梅田ナリフミ)