“爆買い中国人”が大儲け! 中国経済に大ダメージを与える通販サイト「淘宝」の猛威

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「淘宝」より
こんにちは。中国人漫画家の孫向文です。  中国政府は、2015年度の国内GDP(国内総生産)成長率は6.9%で、依然高い数値を保っていると発表していますが、この数値が捏造だということは、中国国民ですら気づいています。すでに、あちらこちらから馬脚が現れているためです。  まず、中国共産党員に対し、不倫、ゴルフ接待、大規模な宴会などを禁止する条例が施行されました。これはおそらく、国内経済の失速により政府の収益が減少したためでしょうが、「ぜいたく禁止令」が施行されたことにより、これまで共産党員が交際費として使用してきた多額の税金が支払われなくなるため、経済低迷がますます加速する悪循環に陥っています。高級車も売れないし、豪華な宴会もなくなり、不倫禁止によって共産党員が愛人に貢ぐ高級品も売れなくなりました。一般庶民とは比べ物にならないぐらいお金を落としていた共産党員の消費が冷え込むと、その分、中国経済のお金が回らなくなります。  また、広東省の東莞市は80年代から「経済特区」として世界各国の企業を誘致していたのですが、フィンランドのモバイルメーカー「NOKIA」の工場が閉鎖するなど、2014年ごろから企業の倒産や稼動停止が相次いでいます。東莞市側はその事実を否定していますが、調査によると14年度の企業倒産件数は428件に上るといわれています。  特に衰退が激しいのが、小売業です。15年3月にはマレーシア資本の「百盛」、8月にはイギリス資本の「M&S」と、2つのデパートが倒産。「TESCO」や「ウォルマート」など、外資系のスーパーマーケットも閉店しました。原因は経済の低下以外に、中国国民のショッピングスタイルの変化が大きく関係しています。現在、中国では「淘宝」(タオバオ)など、インターネットの通販サイトが隆盛しており、それが中国経済に大きなダメージを与えているのです。この「淘宝」というのは、日本でいえば、「楽天」のようなものです。  中国製品の評判は国内でも地に落ちているため、国民は高品質な外国製品を求めているのですが、その折に利用されるのが「淘宝」のような通販サイトです。日本でも爆買いが話題となっていますが、このサイトの場合、ごく一般の中国人が日本などで購入した商品を販売することができるのが特徴です。昨今の爆買いの売り上げの大半は、一般人によるネットでの転売目的といっても過言ではありません。  例えば、中国に住む僕の友人が最近、「淘宝」でiMacを購入したのですが、それは「あいうえお」などの文字がキーボードに付いている日本版でした。「日本語のキーボートは、1日使ったら慣れるよ!」というのが、転売商品の説明上での定番のうたい文句になっています。  なぜ、中国仕様ではなくて、あえて日本語仕様のiMacを購入するのでしょうか? それは価格です。通販サイトで国内のMF886型のiMacの値段を見てみると、8,600元(約16万4,000円)程度ですが、転売された日本製は5,640元(約10万8,000円)程度。日本円にして、6万円近い価格差が発生するのです。国内では自国製品保護のために、外国製品に対し高い関税がかけられているため、外国からの転売商品のほうが安くなるのです。  こうした転売が隆盛すると、安くて質のいい外国製の商品が購入できてしまうため、ますます低品質な中国製品の売り上げが伸び悩みます。中国のネット掲示板に投稿された「通販サイトが中国経済を殺す」という書き込みは、的を射ているでしょう。ただ、それに対して、中国人が危機感を抱いているかというと、そんなことはありません。 「中国製の低品質な商品よりも、海外の商品のほうがずっと信用できる。転売屋の海外商品を購入するのは賢い」 「あれも欲しい、これも欲しい。全部中国に持ち帰れないから、いっそ日本に住みたい」(日本に観光旅行中の庶民) 「日本人と組んで転売会社を設立したい」  低迷する中国経済。そんな中、「転売屋」だけがいい思いをしているようです。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

スマホ時代で効果絶大!? 過激化する中国の私刑……ストーカーおっさんが路上で「晒し刑」に

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ストーカー行為をして、晒し刑にされた中年男
 日本ではストーカー被害に遭った場合、すぐに警察へ行き、場合によっては被害届を出すことが通常の対応だろう。しかし、お隣中国では、ストーカー行為に対して驚くような報復行為に出ることもあるようだ。 「新浪新聞」(10月24日付)によると、浙江省余姚市内の路上で50代の中年男が柱にくくりつけられている衝撃写真がネット上にアップされ、拡散されていると報じた。実はこの男、女子中学生にストーカー行為を働き、少女の家族らによって捕らえられたのだ。その後、見せしめのためか、公衆の面前でこのような姿にされたのだ。  地元警察によると、この男は、登下校の時刻になると通学路で少女を待ち伏せし、ずっと後をつけていたという。少女にいたずら目的で近づこうとしていたこの男の存在に気がついた少女の家族は、尾行を開始。少女が登下校する際、遠くから見守りながら監視していた。  そこにまんまと現れた男は少女の家族によって捕らえられ、殴る蹴るの暴行を受けた挙げ句、路上の柱にくくりつけられた。その後、駆けつけた警察に身柄を引き渡されたという。警察は今回の少女の家族による一連の行為に理解を示しつつ、「犯罪行為をしている人間に気がついたら私的に制裁するのではなく、まずは警察に通報してほしい」と語ったという。  警察が信用されず、私的制裁がまだまだ一定の支持を得ている中国。少女の家族による行動について、中国版Twitter「微博」では、称賛する声が多く寄せられた。 「性犯罪者に法律なんて関係ない! いっそ殺してしまってもよかった」 「殴ったりするだけでは足りない! 今後、ストーカーできないように、男の両腕両足を切断するべきだ」 「もしこの少女が被害に遭っていたら、警察は責任が取れるのか? どうせ相談しても動いてくれないのだから、自分たちでやるしかない」  長沙市に住む日本人商社マンは、次のように話す。
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こちらは近隣住民によって捕らえられた自転車泥棒(資料画像)
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女性も例外ではない。中には、半裸にされてしまう者も(資料画像)
「中国では万引き犯や窃盗犯、性犯罪者が街中で晒し刑になっていることがよくあります。都市部でも、“泥棒”という紙を首から下げた犯罪者が、電柱にくくりつけられているのをたまに見かけます。最近はスマホの普及で、通行人が撮影していくので、以前より拡散しやすく、効果絶大です。先月も、私の住んでいる集合団地で連続空き巣犯が捕まったんですが、住人が壁に縛って晒し者にしていました。しかも、ズボンを脱がせてチン○を出した状態でね(笑)。これ以上の辱めはないでしょう」  古代中国より続く“晒し刑”は、スマホ時代により、効果が再確認されたということか。ネットで顔写真を中国全土に拡散されてしまうとは、ストーカー行為の代償としてはあまりに大きかったといえそうだ。 (取材・文=青山大樹)

早稲田大学で相次ぐ“エロ”教授のセクハラ ゼミ生に「君の滴がほしい! 飲み干したい!」

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「週刊現代」(11/14日号、講談社)
今週の注目記事 第1位「有名『欠陥マンション』 <全国10棟> 建て替えたのか、そのままか」(「週刊現代」11/14号) 「現場『杭打ち』担当者はなぜ偽装に手を染めたか」(『週刊文春』11/5号) 第2位「NHK人気番組 『クローズアップ現代』3月で打ち切り決定!」(「週刊現代」11/14号) 第3位「『都の性北』と大隈候が天を仰ぐ早大教授のセクハラ頻発」(「週刊新潮」11/5号) 第4位「『ダルビッシュ弟野球賭博で逮捕』捜査追跡1年 本誌だけが知る全真相」(「週刊ポスト」11/13号) 第5位「あなたに妻<認知症>の介護ができますか」(「週刊現代」11/14号) 第6位「重大発言 巨人軍投手が吹聴する『山口組弘道会』との密接交際!」(「週刊新潮」11/5号) 第7位「日本でいちばん早い2016年『景気と経済』大予測」(「週刊現代」11/14号) 第8位「『維新』醜悪の元凶は『橋下』大阪市長を操るわがままな黒幕」(「週刊新潮」11/5号) 第9位「『中国拘束日本人スパイ』が『電極拷問』を受けている!」(「週刊文春」11/5号) 第10位「地震保険料率の大改定で分かった 全国巨大地震リスク」(「フライデー」11/13号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  まずは恒例、現代VSポストの、セクシーグラビアと記事比べから。現代は、前のカラーページと袋とじを使って読売ジャイアンツ・マイコラス投手の「美しすぎる妻」ローレン・マイコラスを「感動の撮り下ろし」している。亭主のほうも、今年は13勝して気を吐いたが、優勝には貢献できなかった。  彼女は27歳、確かに美人ではあるが、残念ながらヘアヌード写真はない。それ以外では、「林檎ヌード」で有名な「麻田奈美 幻のヘアヌードを独占掲載!」を10ページ、鬼才の映画監督・園子温が愛したという「女優・高柳結恵『無毛ヌード』」と力が入っている。  一方のポストは、懐かしの女優・松本ちえこのヘアが少し見えるグラビアと「39歳 美熟女モデルが『グラビア参入宣言』」のセクシー。グラビアは、現代の勝ちだ。  SEX記事はどうか。ポストは毎度の「死ぬまでSEX」シリーズ。今回は「勃たなくてもいいんです。女も気持ちいいんです」の巻。タイトルを並べてみよう。 「囁いて、キスをして、ゆっくり抱きしめて――『入れないSEX』『出さないSEX』女にはまた別の快楽があるんです」「セックスに興味を失えば免疫力が低下する『入れないSEX』で若返る 美人女医3人の金言」「81歳現役AV男優、元ナンバーワンソープ嬢が誌上レッスン 指と舌をフル活用すれば『勃たない』はむしろ強みに変わる」「相手を満足させるだけじゃ物足りないアナタへ 男だって気持ちよくなりたい! “第2の女性器”で疑似挿入のススメ」  まあ、読まなくても内容はわかるね。お次は現代。「60すぎて70すぎて、80すぎて90になっても『したい』」シリーズ第2弾「『SEXという悦び』神様、欲望をありがとう」  冒頭は春画展の話から。東京メトロ「江戸川橋駅」から徒歩15分ぐらいの閑静な住宅街に、いま女性が大挙して押し寄せているという。お目当ては、細川家の屋敷跡の一隅にある美術館「永青文庫」で行われている春画展である。  現代のインタビューに、女友達4人のグループでやってきた20代女子たちは、口々にこんな感想を漏らしたそうだ。 「女性の喘ぎ顔がリアルなんです! 滲み出る精液も女性器も生々しい。つい自分の彼氏とのセックスを想像してしまいました」 「春画に描かれている女性って艶めかしいですよ。私もセックスをしてるときにこんな恍惚とした表情をしているんだと思って、恥ずかしくなっちゃった」  次は最近、父親が迎えた後妻に憧れ、セックスをしたいという「義母とのSEX」願望が流行だという。  お次は、昔から警察官や教師はセックスに貪欲だといわれているようだが、抑圧こそ快感を生むという考察。大手銀行で課長だった42歳の銀行員は、銀行内で不倫をしていたことがバレて左遷されたが、彼のように出世より不倫を選ぶ男たちがいるというお話。  最後は「若い女子としたいあなたへのアドバイス こうやって攻めなさい」  毎回言っているが、記事のほうは両誌とも「おおいなるマンネリ」である。こんなにページをとってやるよりも、事件ものに少しでもページを割いてほしいものである。記事は相打ち。グラビアは現代がポストを凌駕しているので、今週は現代の勝ち。  10位からいこう。毎週フライデーを見るたびに、おいおいこのままでいいのかい、と思わざるを得ない。今週は。新聞広告右の「地震保険料率の大改訂で分かった全国巨大地震リスク」という記事が読みたくて買ってみたが、この記事でフライデーを買う人は少ないだろう。  ひとまず、内容を紹介しておこう。これは損害保険料率算定機構というところが9月30日、金融庁に届け出たもので、当時新聞でも報じられている。17年1月から全国平均で地震保険料率が5.1%上げられるというのだ。  フライデーによれば、昨年も15.5%引き上げられている。大幅値上げが相次ぐ背景には、地震発生確率が上がっていることがある。中でも千葉、東京、神奈川、静岡は保険料は他県と比べて相当高い。ということは、地震の起きる確率が高くなっているからだろう。  とまあ、こんな内容だ。ほかに読むべきものはないかとパラパラめくってみたが、他の週刊誌と同様の欠陥マンション問題、ダルビッシュ有の弟が逮捕されたこと、谷繁元信と落合博満の中日内紛など、写真週刊誌らしい記事は若い娘のグラビアだけというのでは寂しすぎる。  唯一、モネの有名な絵画「睡蓮」にそっくりだと観光客が殺到している岐阜県・関市という山あいにある池の写真がいいのだが、これもフライデー独自ネタではなく、名古屋のテレビで紹介されたものの後追いである。  このところ、活字週刊誌の文春や新潮がいい張り込みネタをグラビアでやっているが、フライデー発のスクープはあまりないのはどうしたことだろう。  今週の「米軍基地の思いやり予算 こんなものまで日本持ち!?」という記事がなくてもいいとは言わないが、写真誌ならではのスクープを見たい。部数が減り続けて張り込みに注ぎ込むカネがないのだろうが、このままではこれまで培ってきた張り込みのスキルも消えてしまうのではないか。  芸能だけではなく、政治家や権力者の心胆を寒からしめる写真を撮る努力を普段からしていなければ、情報は入ってこない。かつては小渕恵三元総理が突然脳梗塞で倒れたとき、自民党の長老たちは談合して小渕が「次は森喜朗だ」と言ったとして、言いなりになる森を総理に担ぎ上げてしまったことがあった。  だが、後日フライデーは小渕の病室の写真を公開し、小渕がそんなことを言える状態ではなかったことを知らしめた。残念ながら出す時期が遅かったため、森総理誕生を阻止することはできなかったが、見事なスクープであった。フライデーの発奮を期待したい。 スパイ容疑をかけられ中国で拘束されている日本人は、上海で東京都内にある日本語学校幹部の50代女性が拘束されていることが新たにわかり、計4人になった。  しかし、このことがわかった時点で菅義偉官房長官が「我が国はそうしたことは(スパイ活動など=筆者注)絶対していない」と完全否定したことで、官邸が動くわけにいかなくなった。これは「重大な“初動ミス”であった」と文春は批判している。これが9位。  文春が取材したところ、3人は比較的穏やかな拘束状態にあるようだが、「日本の情報機関の元職員」と文春が報じた1人は、「椅子に拘束され、何人もの男たちから激しい罵声を耳元で長時間、浴びせかけられ」(文春)、相当厳しい状態に置かれているという。彼らの安否や救出策を外務省任せにしておいてはいけないこと、言うまでもない。11月1日に日中韓首脳会談があったが、そこで安倍首相は強くそのことを求めるべきだったのに、報道を見る限り、それについて話し合った様子はない。  やはり文春が、ジャーナリストの後藤健二さんらがISに誘拐され殺されたとき、ヨルダンの対策本部で陣頭指揮を執って名を知られた、中山泰秀前外務副大臣(45)が女性をグランドハイアット東京へ連れ込んだ「不倫」の一夜を激写している。お暇な方は、買ってお読みください。  もはや取り上げるのさえ躊躇する橋下徹大阪市長だが、新潮によれば、このところの維新の党のゴタゴタは、橋下が騒動元ではなく、松井一郎府知事が独走して、橋下はそれに振り回されただけだというのである。  騒動の内容には今さら触れないが、東京から見ていると橋下の下に松井がいるように思えるのだが、そうではないという。維新の党の関係者がこう語る。 「あれだけ人に噛みつく橋下さんですが、松井さんとはずっと“蜜月”を保ってきました。一弁護士だった自分を知事、市長、国政政党の代表へとステップアップさせてくれた松井さんには頭が上がらない。それに加えて、12月18日で橋下さんはひとまず“引退”するという“負い目”もある」  党の分裂から政党交付金をめぐっての醜い争いなど、政党の体をなしていないと思われるが、11月22日の大阪府知事&大阪市長ダブル選挙を前にして、大阪都構想賛成が47%で、反対33%を上回ったという朝日新聞の気になる報道があった。  今度の選挙で橋下が息を吹き返せば、また同じようなことが繰り返されるだろう。困ったものだと思うのは、私だけだろうか。  お次は現代の「日本で1番早い2016年景気と経済大予測」。こうした見出しがある。「株価は8月に一気に1万5000円を割る」「円は1ドル100円台に」「中国経済はどんどん悪くなる」。しかるしこうして「消費税10%は結局、導入できない」ことになるというのだ。要は、アベノミクスが完全に失敗したということである。  三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査部長、鈴木明彦氏がこう解説している。 「日本の景気回復は前回の消費増税があった14年春に終了していたというのが、私の見方です。増税に加えて、さらに根源的な問題として輸出が伸びていません。輸出競争力の低下に海外景気の減速も加わり、円安で輸出金額が増えても輸出数量は増えない。これでは景気回復のエンジンが動くはずがない」  元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏も、消費増税は現実的には不可能だと見ている。 「打つ手と言えば、日銀が向こう3カ月くらいで若干の金融緩和を行い、政府が年明けに景気対策の補正予算を組むくらいしかない。それですぐさま物価が上昇したり、実感できるほど景気が回復したりすることはないでしょう」  安倍政権は、お先真っ暗なのである。そこで仕方なく日中韓の首脳会談に行かざるを得なくなり、李首相にガツーンといわれても下を向くしかなかったのだ。安倍の打つ手は消費税10%を止めるしかない。そうすれば党内や官僚たちから批判が噴き出し、政権は末期症状を呈するようになるはずだ。  さて、巨人軍は高橋由伸新監督が船出した。だが、新たに1人加わり、3人になった野球賭博問題が高橋の前途を暗く覆っている。福田聡志投手(32)、笠原将生投手(24)、もう一人は、11年にドラフト1位指名を受けた期待の左腕、松本竜也投手(22)である。  そろって投手ばかりというのはなぜだろう? 野球賭博をやっていたのだから暴力団との付き合いが出てくるのは当然だろうが、新潮は福田が昨年12月27日にあった高校野球部の忘年会で聞き捨てならないことを言っていたと報じている。  福田は和歌山県立伊都高校の卒業生で、そのときは20人ぐらいが集まったという。参加したOBがこう話す。 「福田がいきなり、“なにか困ったことがあったら言うてください”と口を挟んできたんや。それから“いくらでも弘道会、動かせますよ”」  久しぶりの同窓会で、酒に酔ったヨタ話ではなかった。スマホを取り出し、弘道会幹部の電話番号だと自慢げに見せたそうだ。その時、福田が漏らした幹部の名前は、新潮の調べでは確かに弘道会のナンバー2の若頭にいるそうだ。    警視庁詰めの記者が、こう解説する。 「捜査が進展すれば、巨人軍と山口組の密接交際が露見したり、他の選手に事件が飛び火するのもあり得ないことではありません」  第2のプロ野球の黒い霧事件に発展すれば、高橋新監督の来季は真っ暗闇になることであろう。それでなくても史上最弱の巨人が最下位に沈む確率は、長嶋茂雄が監督1年目に最下位になったときより、はるかに高いのだから。  第5位。テレビアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)の声を26年間演じてきた女優・大山のぶ代(82歳)が認知症になってしまったが、彼女の夫で俳優の砂川啓介(78歳)は、彼女の介護で大変なようだ。 砂川が上梓した『娘になった妻、のぶ代へ――大山のぶ代「認知症」介護日記』(双葉社)には、入浴以上に砂川の頭を悩ませるトイレの問題がこう書かれている。 「ある夜、2階に上がろうとすると階段の踊り場に黒いものが点々と落ちていた。ゴミ屑か何かだろう。思い切り踏んづけたその瞬間『グニャリ』とした感触が足元を襲った。ん? これはゴミじゃない。よくよく見ると、なんと人間の大便ではないか。すぐに、ペコがしてしまったのだろう……と理解できた」  だが、本人は「知らないわよ、あたしじゃないもの!」と言って、まったく覚えていない。もしかして粗相をしてしまったのかもと、顧みようとするそぶりさえないという。  砂川は、床についた便をふき取りながら「いったい何をやっているんだ俺は……。こんなことが毎日続くのだろうか」と、自問自答を繰り返したそうである。  そんな砂川を救ったのは、60年来の親友である俳優の毒蝮三太夫だった。奥さんの病状を公表したほうがいいと、アドバイスをしたのだ。 「公表したことで『もう皆に嘘をつかなくていい』という安堵感と同時に、カミさんの認知症を素直に受け入れられたように思う」と書いている。  立命館大学教授で男性介護ネット事務局長の津止正敏氏も、こう語る。 「男性介護者は、SOSを出すのが苦手なんです。世間体を気にして、誰にも相談せずに、自分一人で頑張る『隠れ介護』に陥る傾向が強い。目標を立てて何とか治そうと介護をする男性が多いのですが、介護は必ずしも結果が出るものではありません。それに絶望して不幸な結末を迎えてしまうケースが後を絶たない。介護殺人や無理心中などの7割が男性なのもそのためです。最悪の結果を招かないためにも、介護は劇的に治すものじゃなくて、『ゆっくりと向き合うもの』だと、気づくことが重要です」  砂川は、長年触れ合わなかった夫婦だったのに、結婚から半世紀を経た今になって、毎晩、ギュッと夫婦で抱きしめ合うようになったという。  老老介護、それも片割れが認知症になったらと思うと、他人事ではない。こっちが認知症になってしまえばいいとは思うが、カミさんはオレの面倒を見てくれるだろうか。  第4位はポストの「ダルビッシュ有の弟が野球賭博で逮捕」の記事。 ダルビッシュ翔容疑者は26歳。 「翔は同じく開帳図利で逮捕された宋尚哉容疑者(29)、田中凌容疑者(23)と共謀し、今年5月中旬の7日間で、大リーグ16試合と日本のプロ野球28試合を対象に、複数の客から1口1万円で、計1、850口の賭博の申し込みを受けた疑いがある。大リーグではレンジャーズ戦が1試合含まれていた。 この賭博に客として加わった20~32歳の男女5人も常習賭博容疑で逮捕している」(捜査関係者)  翔容疑者は野球賭博の胴元で、しかもハンデ師を兼ねていたという。  翔容疑者が警察沙汰で世間を騒がせたのは。今回が初めてではない。何度も新聞沙汰になったことがある。13年に起こした事件が有名だ。殴った少年を海に放り捨てたもので、その後、少年との間で示談が成立して不起訴にはなったが、示談金として200万円を支払ったといわれる。  ポストは以前から彼を追いかけていたそうで、12年の夏に、翔容疑者にロングインタビューをしている。  そこで、ポストの記者が兄との境遇の違いがそうさせたのか? と聞くと、むっとした表情でこう答えたという。 「少年院や鑑別所でも同じこと言われたわ。『お前が不良になったのは偉大な兄貴と比べられて拗ねたからや』ってな。それは違う。俺は楽しいからそうしてるだけや。兄は関係ない」  翔容疑者には子どもがいる。その子を連れて祖母宅を頻繁に訪れていたそうで、祖母がポストにこう答えている。 「(翔は)本当は優しい子なんです。ひ孫を連れて『ばあちゃん、体調はどうや?』って気遣ってくれてなぁ……。でも、逮捕されたからには“これはアカンことをした”ということに気づいて、ひ孫のためにも更生してほしい」  私にも子どもが3人いるが、それぞれに違う個性を持ち、生き方も違っている。確かに偉大すぎる兄を持つと弟は大変ではある。だが、だからといって、犯罪に手を染めていいということにはならない。ましてや、兄が命を掛けて挑んでいる野球を弄んでは絶対いけない。  新潮が「都の性北」バカ田大学で、このところ教授のセクハラが頻発していると報じている。これが3位。  私もバカ田大のOBだが、このところ森喜朗、橋下徹、小保方晴子などOBのバカぶりがメディアを騒がすことが多い。それだけではなく、この大学には「スケベ学部」があるのではないかと思えるほど、教授たちのセクハラが止まらないようである。  先週新潮は、同大学の憲法学の権威にして司法試験考査委員も務める大学院法務研究科の中島徹教授が、教え子のゼミ生に「シシィ(女子ゼミ生)の滴がほしい! 飲み干したい!」などとメールを送っていたことを報じたが、まだほかにもあるというのだ。 “アラ還”の文化構想学部の教授が女子留学生を自宅まで送った際、彼女にキスをし、服の下から胸を揉んだという。彼女が学内のハラスメント相談室に持ち込み、解任されたという。  もう一件は、50代半ばの人間科学学術院の教授が、女性の大学院生に公園で自分の股間を触らせ卑猥なことを言ったために、解任されている。両教授ともに解任は不当だと提訴したが、地裁は請求を棄却している。新潮はこう結んでいる。 「これだけスケベ学部的案件が発覚しては、早稲田は性の乱れが極北に達した『桃色学府』と謗られても致し方あるまい」  短い記事だが、週刊誌のお手本のような見事な作りである。  さて、NHKの良心とまでいわれる『クローズアップ現代』を打ち切りにしようという動きが加速していると、現代が報じている。 「NHK幹部の間で、『クロ現』は来年3月末で打ち切りになるという方針が大筋で決まったようです。また同時に、7時からの『ニュース7』の放送時間も短くし、現在の30分を15~20分にするという案が出ている」(NHK職員) 『クローズアップ現代』の打ち切り話は、10年ほど前から局内で取り沙汰されていたという。それが安倍政権下になって再燃し、具体化したというのである。 「報道局の職員は抵抗していますが、止められそうにない」そうである。安倍首相の傀儡・籾井会長が動いているのは間違いないだろう。  今年2月までNHK経営委員会委員長代行を務めていた上村達男・早稲田大学法学部教授は『NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか』(東洋経済新報社)という本を上梓した。上村氏はこう語っている。 「反知性主義の人物の特徴は、『話し合いや議論では、自分は勝てない』と自覚しているので、『オレは絶対に正しい』と強弁し、人の意見を聞かず、不都合になると怒リ出すこと。籾井会長は、このすべてに当てはまる。(中略)何でも理詰めで決めるべきだ、と言いたいわけではありません。しかし、世の中には最低限守らなければならないルールや、しかるべき地位の人物が、身につけておくべき徳というものがあります。法曹界からの反発や、国会での正しい手続きを無視して法案採決を進める安倍総理と、他人の意見を聞かない籾井会長の間には、『反知性主義』という共通点があるように思えてなりません」 同感である。メディアがこぞって『クロ現』打ち切りを止めさせなくてはいけないが、どの民放も意気地ない人間ばかり増えてしまったから、活字メディアの出番だと思うのだが。  今週の第1位は、文春と現代の記事。三井不動産グループの「傾斜マンション」問題は、現在他の不動産会社のマンションに住んでいる住民や、これからマンションを購入しようとしている人たちにも深刻な影響を与え、寄ると触るとこの話で持ち切りである。  文春は、問題の杭打ちをした旭化成建材の担当者(仮にX氏)一人の責任にして、この“事件”を矮小化しようとしていると批判している。  X氏は、基礎工事の杭が短すぎて支持層と呼ばれる固い地盤に届いていないことを知っていながらデータを改ざんしたといわれているが、ベテラン杭打ち業者は「そんなことは有り得ない」と断言している。  なぜなら、杭を打つためにドリルで掘削するのだが、支持層の硬い地盤に到達すると大きな反発があるし、運転席に取り付けられた負荷を表すメーターに出るため、素人でも間違えようがないというのだ。  また、旭化成建材の堺正光常務がX氏は「ルーズな人間だなと。事務処理が苦手そうだなと感じた」と話したが、X氏がかつて10年ほど勤めていた会社の経営者はこう言っている。 「本当に几帳面な大人しい子でね。(中略)責任を持って仕事をやる、手堅い子でしたよ。彼は現場で杭打ちを監視するだけじゃなくて、書類管理もすべてできましたし、旭化成建材へ移っても、問題なくやれたはずです」  文春のインタビューに答えてこの経営者も、三井や旭化成はX氏ひとりに責任を被せ、責任逃れをしていると思うと答えている。さらに文春によれば、問題の横浜の現場では、施工主の三井住友建築が発注していた杭がもともと短かったという「事実」が発覚したという。  16mではなく14mだったため、適切な杭の配列ができなかった。再発注すると検査機関に書類を再提出し、1カ月ほどかかってしまうため工期に間に合わないので、データ流用で処理しようとしたのではないかと、先の杭打ち業者が指摘している。 やはりというか、10月28日、北海道が発注した工事で、旭化成建材が杭の工事データを流用していたと発表したのである。これに関わったのは、横浜とは別の担当者であった。  下請けは元請けの顔色をうかがい、孫請けは下請けの言うがままにやらざるを得ないのがこの業界の鉄の掟である。ここにメスを入れない限り、こうした問題はこれからも必ず起きる。  案の定、朝日新聞の11月2日にこんな記事が載った。 「杭データ偽装疑い計300件、50人関与か 旭化成建材旭化成建材が杭工事の施工データを偽装していた問題で、同社が過去10年間で杭を打った工事のうち約1割の約300件でデータ偽装の疑いがあることが、旭化成関係者への取材で分かった。傾いた横浜市のマンションの現場責任者を含め、数十人の現場責任者が関わっているという」  やはり、会社ぐるみの偽装だったのである。現代は「欠陥マンション」のその後を追跡しているが、聞くも涙ばかりである。  新潮でも先に特集していたから、今回はマンション引き渡し前や後に欠陥が発覚したケースを見てみよう。  引き渡し前にわかってしまった場合は、どうなるのか? 「昨年、業界を騒然とさせたのは、三菱地所レジデンスが手掛けた『ザ・パークハウスグラン南青山高樹町』。同社が高級住宅街に作る鳴り物入りの『億ション』だったが、欠陥が見つかったことで、住民への物件引き渡し直前に建物の解体と建て替えを決定。83戸の契約者に対して、『手付金の返還』『迷惑料の支払い(物件価格の2割)』『制限付きの家賃負担』を実施するに至った。契約者からすれば『ある程度は納得』という対応だろうが、こうした事例は数少ない。たとえば昨年、柱の鉄筋不足が判明した積水ハウスの『グランドメゾン白金の杜ザ・タワー』では、施工途中だったため、再施工で処理。同じく昨年、施工中のミスが発覚した三井不動産レジデンシャルの『パークタワー新川崎』も再施工だった。いずれも建て替えまではいっていない」(現代)  現代が取材した地方都市のあるマンションでは、引き渡し前の検査で問題が発覚すると、ディベロッパーと施工会社の争いが勃発し、両者の裁判闘争は今も続いていて、住民の不安も長期化する事態に陥っているという。  まだまだこの問題は広がるに違いない。週刊誌の総力取材を期待したい。

韓国文化の闇……犬市場と魚市場の違いってなんだ?「モラン市場」

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開催日には市が立つ、広い駐車場。左側が常設の犬肉、犬料理屋。
(前号、ミアリから続く)  ソウル3日目の朝、窓のないゲストハウスの二段ベッドの上段で目が覚めた(いきさつはvol.02 永登浦参照)。  真っ暗な中、手探りでハシゴを降りると足が痛い。筋肉もそうだが、右の足裏に水ぶくれができていて、そこが一番痛い。本日がソウル取材最終日なので、なんとかあと1日持ってくれればいいのだが……。  昼近くに宿を出て向かったのは、韓国名物の市場である。といっても、ファッションの発信基地・東大門市場でも、メガネと激安革ジャンの南大門市場でもなく、地下鉄「牡丹(モラン)」駅近くにあるモラン市場である。その市場で売られているもの、それは「犬」だ。  犬市場といっても、ペットショップではない。ご存このように朝鮮半島には犬食文化があり、「ポシンタン(補身湯)」と呼ばれる鍋料理が有名だが、その具となる食肉用の「犬」が売られているのだ。本来、市が立つのは毎月4日と9日だが、常設の犬屋さんもあるというので行ってみることにした。  牡丹駅でピョ氏と落ち合い、地上に出ると、その途端、麦焦がしのような甘く香ばしい匂いが漂ってきた。 「香辛料の匂いですね。犬肉の臭いを消すために使うんです」  犬肉の臭いとは、羊みたいな獣臭ということか? ピョ氏が言うように、駅から市場までの路地に並ぶ店では香辛料を売っているのだが、束ねたムカデのような虫も売っているのが気になった。
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店の前にある檻は、単なる犬小屋ではない。そして、右の冷蔵ケースの中にある肉は……。
 車がポツポツ停まっている大きな駐車場があり、開催日にはそこにテントが張られて市場になるらしい。その隣には常設の店があり、店前の檻の中には柴犬のような茶色い毛並みの犬が数頭入れられている。近くを通ると吠える犬もいて、それは近い将来、自分の身に起こることを知って助けを乞うているかのように聞こえた。カメラを向けたら店のオヤジに大声で怒鳴られたが、それは、韓国文化の闇の部分と認識しているからに違いない。 「ソウル五輪の頃から世界的に非難されるのを恐れて、隠れて食べるようになったんですけど、最近また食べる人が増えています。ボクも食べたことあります。でも、好んでは食べないです。チワワ飼ってますから(笑)」  ピョ氏が言うとおり、食うか食わないかは自分が決めればいい。日本のクジラやイルカと同じで、風土も文化も違うんだから、欧米諸国が文句を言う筋合いなんて、まるでないのだ。
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ヤギやウサギはわかるが、このネコも食用らしい。
 犬以外にも白ヤギに黒ヤギ、ウサギにネコも檻に入れられているが、シーズーのような小型犬がリードにつながれていて、そっちはペットとして飼われているようだが、そのへんの線引きはどうしているのだろうか。  かと思えば、すでに丸焼きにされ冷蔵のショーケースに入れられているおぞましい姿の犬もいて、そんな光景を目にした後で食堂に入っても、肝心のポシンタンは全然おいしく感じなかった。  魚屋で魚を買い、自宅で調理して食べるのと何も変わらないはずなのに、なぜ? せめて、最後の1日を乗り切る精力になることだけを祈って口に運んだが、それが、最後の取材に役に立つとは、そのときは知る由もなかった。  続く……。
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ポシンタン。犬肉は精力がつくと言われている。食感は固めで脂身は少ない。香辛料とコチュジャンのおかげで臭みはないが、あまりおいしいとも思わない。最後のおじやが一番うまかった。
(写真・文=松本雷太)

思わぬ落とし穴! “パケットお代わり”しないために、iOS 9「Wi-Fiアシスト機能」は即刻オフにすべし

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イメージ画像(Thinkstockより)
 筆者はiPhone 6sを使っているのだが、先ほどソフトバンクからメッセージが届いた。「残り200MBで通信速度を低速化します」。そんなはずがないので、マイソフトバンクで確認したところ、もうあと160MBで制限モードに入るとのこと。カウンターのリセットまでは、あと10日以上ある。  原因はすぐに思い当たった。iOS 9の新機能、「Wi-Fiアシスト」だ。これは、Wi-Fiの通信が不安定な時に、モバイル通信を併用してくれるというもの。自宅では電波状況は良好だし、外出先で電波の弱い無料Wi-Fiをひっかけた時でも通信を続行できるので、便利だと思っていた。データローミング中や、オーディオ、ビデオストリーミングなどを行うサードパーティ製アプリでは切り替わらないし、大容量添付ファイルも「Wi-Fiアシスト」ではダウンロードしないと言っている。「(Wi-Fiアシストは)通信量増大の可能性がある」という記事も目にしたのだが、実際は大丈夫だろうと考えていた。  それが、月の3分の2の段階で、7GBを使い果たした。使い方も、どちらかといえば普段より控えめだったのに。これは、電波状態の良好な自宅・事務所での接続でも、モバイル通信でつながっていることがあったと考えられる。  明日くらいに1,000円で1GBの追加、もしかすると期限内にもう1,000円の追加料金を支払わなければならなそうだ。もちろん、これはソフトバンクが悪いのではなく、アップルのせいだ。アメリカでは集団訴訟の動きも起きているが、当然だろう。
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 iPhoneでiOS 9を使っている人は、今すぐ「Wi-Fiアシスト」機能をオフにしよう。iPhoneの「設定」画面から「モバイルデータ通信」を開き、一番下にある「Wi-Fiアシスト」をオフにすればいい。そもそも、めったに開かない「モバイルデータ通信」内に設定したり、アプリ一覧より下に配置している点もあざとい。追加パケット代がアップルの収入になるわけでもないし、意味がわからない。「Wi-Fiアシスト」の初期設定は、絶対にオフにすべきだ。 (文=柳谷智宣)

医師ですら識別困難で被害者続出! 北朝鮮の市場で横行する「ニセ国連薬」とは?

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 北朝鮮で、国際社会やNGOが援助した医薬品が軍や市場に横流しされている実態は、以前から指摘されている。援助団体も監視しているが、こうした不正を根絶するのは困難だ。それもそのはず、最高指導層が横流しに絡んでいる可能性が高いからだ。  北朝鮮に支援される医薬品の中には韓国製も多いが、公には明かされておらず、一般的には「国連薬」とひとくくりに呼ばれて市場に出回っている。さらに、横流しだけでなく、パッケージにそっくりの「ニセ国連薬」まで出回っていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。  無償医療制度が崩壊した北朝鮮では、患者が実費で医薬品を購入しなければならないが、この「ニセ医薬品」をつかまされる被害者が続出。「ニセ物が多すぎて、一時は脚光を浴びていた『国連薬』も信じられない状態だ」と、RFAの咸鏡北道の情報筋は語る。  ニセ国連薬は、薬の形はもちろん、パッケージ、容器、説明書まで本物そっくりに作られていて、本物に混ざって市場で売られている。患者はもちろん、医師ですら識別は困難で、飲んでみて初めて真贋が判明するという、恐ろしいシロモノだ。  こうした中、中朝の密輸品目で「医薬品」の割合が急激に高まっている。ニセ薬があまりにも横行するため、経済的に余裕のある住民は北朝鮮国内で販売される薬を買わず、多少費用がかかっても中国から取り寄せるからだ。  韓国製の医薬品も密輸されている。税関を通過させるため、アッと驚く奇抜な手口が使われているとのことだが、情報筋はその具体的な情報は明らかにしていない。  ニセ国連薬が横行する裏には「権力者の存在が見え隠れする」と語るのは、平安北道の情報筋だ。 「ニセ国連薬の形状やパッケージの精巧さを見ると、個人ができるレベルのものではない。おそらく権力者の庇護を受けた誰かが作っているとしか思えない」  もはや、信じられるのは密輸品だけなのか――。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)

リアルすぎるCG女子高生に韓国ネット民も驚嘆! その陰で思い出される“人気歌手”の悲しい顛末

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saya(左)とアダム(右)
 日本の“Saya”という美少女が韓国で話題になっている。学生服姿の可憐な美少女だけに、注目が集まってもなんら不思議ではないのだが、実はその美少女、実在の人物ではなく、“CGキャラクター”だったのだ。  どう見ても実写にしか見えないSayaを作り出したのは、日本のCGアーティスト夫婦・石川晃之氏と友香氏。日本と同じく、韓国のネットユーザーたちも「CG技術もここまできたのか」と感嘆しており、「仮想と現実を区別できない人が急増しそう」「もうちょっと待てば、オレにも彼女ができるな」「実在する整怪(整形怪物)より人間的」などと興奮気味だ。  一方、韓国にも一時爆発的な人気を集めた有名なCGキャラクターがいる。1998年に誕生した、男性サイバー歌手“アダム”だ。  年齢20歳、身長178cm、体重68kgという設定のアダムは、98年2月にバラード曲「世の中にない愛」でデビュー。その後も有名作詞家・作曲家が作った曲を歌い、アルバムの売り上げは20万枚を記録している。各種CMなどにも登場し、5億ウォン(約5,000万円)を稼いだという。同年3月には、超名門国立大学KAIST(韓国科学技術院)が“名誉学生”としてアダムを入学させようとしたが、「受験や入学選考をしていない」と学生たちの反対に遭うという珍事も起こった。それほど人気を博した“時の人”だったのだ。  しかし、注目が高まるにつれ「動きが不自然」との指摘が相次ぎ、アップグレート作業のために活動を休止することも。「コンピューターウイルスで死亡した」「兵役に就いた」などのデマの中で、その存在は徐々に忘れ去られていった。実際のところは、60分のテレビ番組を制作していたのだが、口を動かす数分間のCGだけで数千万円の費用が必要で、さらにその期間も長期にわたることから、プロジェクト自体が頓挫してしまったという。  大手新聞・東亜日報は、2001年5月の「サイバーキャラクター行方不明…死亡…」という記事の中で、「(デビューから)3年がたった現在、23歳になったであろうアダムの活動のニュースは、伝えられていない。アダムの登場以降、続々と誕生した“リュシア”“サイダ”らサイバー芸能人たちも同じような運命だ」とし、「彼らが消え去った理由は一言で、人気とお金が釣り合わなかったからだ」と結論付けている。コストパフォーマンスが悪すぎて、キャラクターそのものが見捨てられるという、なんとも悲しい結末だ。  日本のCGアーティスト夫婦が生み出したSayaは、自主制作ムービーのためのCGキャラクターで、将来的には画面上で動かすために作っているという。アダムのような悲劇が、彼女に訪れないことを願うばかりだ。

おっぱい、おっぱい、またおっぱい! 中国「おっぱいモデルコンテスト」が低俗すぎ!?

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コンテストの出場者たち。必ずしもおっぱいが大きいわけではないようだ
 中国中部にある湖北省襄陽市で10月25日、なんともお騒がせなビューティーコンテストが開催された。その名も「おっぱいモデルコンテスト決勝大会」。今回が初めての開催である。  このコンテストが女性のおっぱいの形のよさを競うのか、はたまた大きさを競うのかはよくわからないが、主催者側の発表によると「胸模(胸モデル)の概念を普及させるため、美しさと健康と自信、ならびに健康で美しいバストのある生活を表現したい」という、なんとも抽象的な言葉を並べている。  コンテストには中国各地から300人以上の応募があり、2カ月にわたる予選を勝ち抜いてきた11人が、この日の決勝大会に出場。フォーマルドレス、チャイナドレス、水着、得意芸などを披露して、優勝者が選ばれた。  見事優勝したのは、南京市出身の江青さん。今回のニュースとはまったく関係ないが、ある年齢以上の人にとっては、なんとまあ親もよくこんな名前をつけたものだと、感心してしまう(註)。
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天使の羽根の意味がよくわからないが、もっとおっぱいを強調したほうがいいような……
 さて、このニュースを見たネット民たちも、このコンテストには感心するやら、あきれるやら。 「最低! 低俗!」 「おっぱいが大きければ優勝できるのか?」 「水着を着てたら、おっぱいの形がいいかどうかなんてわからないだろ」 「この手のコンテストは、いつも整形美容外科がスポンサーにいる。結局、豊胸を勧めてるだけなんじゃない?」 「そもそも、この中国でおっぱいモデルの需要なんてあるのか?」
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優勝した江青さん。確かに、おっぱいにボリュームがありそうだが
という否定的な意見が目立つ一方で、 「うるさいこと言わなくてもいいじゃん。みんな自分が望んで参加してるんだし」 「これで誰が損をする? みんなが楽しければそれで良し」 と、好意的な目で見ているネット民も多い。 「昔は中国で美人コンテストというと、地方のお役人たちの“愛人探し”の場みたいなところもありましたが、今ではすっかり美容関連企業の広告宣伝の場になっています。新聞や雑誌の記者に、“お車代”を渡して記事にしてもらうなんて当たり前のことですから。“なんでこんな人が優勝?”なんてことがあるのも、おそらく宣伝絡みでしょう」(上海在住のフリーライター)  この手のコンテストは、娯楽の少ない地方都市で行われるひとつのエンタテインメントとして見ておくのが一番いいのかもしれない。 【※註】 毛沢東の4番目の妻。1966~76年まで続き、死者およそ数十万~数百万人を出したとされる「文化大革命」を主導したひとりで、中国では“悪女”として有名。 (文=佐久間賢三)

「儒教の教え、ここに極まれり!?」性売買を“家業”とする韓国のトンデモ家族

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 世の中にはさまざまな“家業”があるが、韓国には性売買を家業とする一家がいた。  警察の発表によると10月27日、性売買のあっせんなどの罪でソ容疑者(71)が逮捕されたのだが、本件では彼の弟や甥をはじめとする家族・親族ら11人も立件されている。  ソ容疑者らは今年5~8月、京畿道・安養市でマッサージ店を4軒経営しながら、隠密に性売買をあっせんしたとみられている。拘束されたソ容疑者を中心に、弟2人(1人は病気で死亡)、亡くなった弟の妻(58)、甥(27)、姪の婿(31)などの家族・親族が経営状況、顧客情報、女性従業員の出勤状況を共有し、2013年末から性売買のあっせんを繰り返していた。  まさに性売買が家業となっていたわけだが、今回逮捕されたソ容疑者一家だけが極めて特殊というわけではない。  例えば、14年5月に逮捕されたパク容疑者一家は、出張マッサージと偽装して性売買をあっせんし、5年4カ月の間に28億8,000万ウォン(2億8,800万円)を荒稼ぎしている。総責任者を父親のパク容疑者(52)が務め、資金管理を娘(32)が、業務指示や集金を婿(31)が担当していたという。パク容疑者一家は、高級マンションで暮らし、ベンツなどの外車を所有していた。性売買のあっせんで豪奢な生活を送っていただけに、逮捕当時は非難の的になった。  また、15年8月には、マカオで韓国人女性と中国人観光客の性売買をあっせんしたイ容疑者(34)が逮捕されている。韓国の売春婦を現地の業者の元に送り、多額のあっせん料を稼いでいた女ブローカーだ。彼女は3カ月に一度、ソウルの宿泊所で売春婦の“面接”を行っていたのだが、自分が不在の場合、母親や叔母に宿泊所の管理を任せ、さらに弟に売春婦たちの関連書類を作成させていたという。家族を性売買に巻き込む娘もとんでもないが、娘の言う通りに手伝う家族も家族だろう。    ほかにもワンルームマンションを2部屋借りて、インターネットを通じて買春したい男性を募集していた全羅北道の3人家族など、性売買が家業と化している家族は枚挙にいとまがないのだ。  韓国は儒教の影響で家族・親族の絆が強いと聞くが、その絆が性売買という犯罪行為につながっているのでは、まったく褒められたものではないだろう。“性売買大国”の汚名は、当分返上できそうにない。

牛肉が豆腐の食感に……渡航時は要注意! 毒食品はびこる中国で、料理人が「絶対に注文しない3品」とは?

 病死肉からプラスチック米まで、毒食品があふれる中国。「食の安全をどう見極めるか」は、消費者にとって命に関わる重大な関心事である。  そんな中、ニュースサイト「鳳凰網」が10月21日に掲載した「料理人が注文しない3品」という記事が話題を集めている。  この記事は、料理人であり、山東旅遊職業学院で講師を務める張亮氏が、飲食店で食事をする際に注文を控える3つの料理について、以下の通りに明かしたものだ。
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●杭椒肉柳(牛肉の唐辛子炒め)  この料理をレストランなどで注文すると、非常に牛肉が柔らかいことがある。中には、まるで豆腐のような食感のものさえある。自宅で作っても、ここまで柔らかく牛肉を炒めることはできない。実はこれ、嫩肉粉と呼ばれる食品添加物を使用しているためだ。この添加物の成分には、リン酸塩、タンパク質分解酵素、炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、亜硝酸塩が含まれている。  中でも、特に危険な成分は亜硝酸塩。亜硝酸には肉の色を鮮やかにする効果と防腐作用があるが、発がんのリスクもあるとされている。重炭酸ソーダは肉に含まれるビタミン成分を破壊し、さらにリン酸塩はカルシウムや鉄分の吸収を妨げる作用がある。こうした危険な肉を判別するには、加熱処理した後の肉の色を見る。肉は通常、加熱処理をすると褐色、もしくは淡褐色となる。しかし亜硝酸塩が含まれている肉は、加熱処理をした後でもピンク系の色をしている。鮮やかで均一にピンク色をした肉は、亜硝酸塩の作用によるものだ。
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●水煮魚(魚の油煮込み)  油を大量に使用するこの料理は、コスト削減のためインチキをするレストランが少なくない。具体的には廉価な低品質油を使ったり、使用済みの油を再加熱し、そのまま料理に使っているのだ。特に再利用油は、動脈硬化や心臓病のリスクを高めるトランス脂肪酸や発がん性物質を含んでいることが多い。  高品質な油を使用していれば、その料理はさらりとしており、どんなに大量に使用していても、決して油っこさを感じることはない。また、使用されているのが高品質な油であれば、料理を水に漬けると油が洗い落とされるが、低品質な油の場合、食材から油がなかなか離れない。
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●麻辣小竜蝦(ザリガニの激辛炒め)  この料理には大量の唐辛子や山椒が使用され、砂糖や塩も味付けに多く使用される。大量の香辛料を使用することで、消費者に独特のスパイシーな味わいを提供する。しかし、このように大量の香辛料を使用することで、ザリガニが本当に安全で新鮮なものかはわかりづらくなっている。それをいいことに、品質の悪い不衛生なザリガニを使用しているレストランが少なくない。新鮮ではないザリガニの食感は中身がスカスカで締まりがなく、パサパサしている。また、殻から身が簡単に剥がせるものも、新鮮ではない。 「食品を見たら毒と思え」という格言もあるという中国だが、渡航の際にはこれらの料理に特に気をつけたい。