韓国で相次ぐ「SNS異性トラブル」 美人局が男性に2年間の奴隷生活を強要、500万円を脅し取る

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 近頃、TwitterやFacebook、オンラインゲームなどのSNSの普及に伴って、昔の恋人とヨリを戻したり、見知らぬ異性との交流を深めて不倫に走ってしまう人が増えている。その際に最も注意しなければならないのは、詐欺や美人局だろう。画面越しの交流では、相手の本心など見抜きようがないからだ。  そんな美人局に関する驚きの事件が、お隣・韓国で発生した。事件の全貌は10月25日に行われた裁判で明らかになったのだが、その手口と凶悪さをめぐり、韓国ネット民の間で大きな騒ぎが巻き起こっている。  2012年中旬、20代男性A氏はオンラインゲームで知り合った女性Bと意気投合し、リアルでも逢瀬を重ねて恋仲にまで発展した。趣味が合う女性との恋愛。A氏は、さぞ夢見心地だったことだろう。しかし、状況はすぐに急転する。  ある日、A氏が1人で残業をしていると、会社にBとその夫Cが押しかけてきた。A氏はCの手によって空き地へ連れて行かれ、「俺の妻と不倫しただろう」とすごまれ、殴る蹴るの暴行を加えられたのだ。  その後、Cは、不倫を職場と家族にバラされたくなければ、毎月カネを払うよう命じた。A氏は言われるがまま、6カ月にわたって、およそ2,000万ウォン(約200万円)近くの金を脅し取られてしまった。  事件はまだ続く。堪えかねたA氏は、夫婦から逃亡を図ろうとするも失敗、人けのない山奥に拉致された後、不倫の証拠としてBとの性行為写真を無理やり撮られて、「43歳になるまで毎月200万ウォンを渡す」という念書まで書かされてしまったのだ。さらに、逃亡防止策として、30分に一度の行動報告までが義務付けられた。  こうしてA氏は2年間、奴隷生活を強いられ、最初の2,000万ウォンを含めて総額5,000万ウォン(約500万円)を夫婦に差し出すことになった。    事件は結局、極限まで追いつめられたA氏が警察に逃げ込むことで終結。夫婦には懲役1年の刑が下された。しかし、この判決に、ネット民の多くが怒りを噴出させている。 「2年間の奴隷生活を強いておいて、1年の懲役とは寛大すぎる処罰だ。これだから、暴行監禁のような事件が後を絶たないんだ。判事はしっかりとしろ!」 「1年後に出てきたら、A氏を探して報復するに決まってる。この国は、まるで犯罪者のパラダイスだな」  あまりにも悲惨な生活を強いられたA氏には同情の声が多く集まったが、似たような問題は表面化していないだけで多くありそうだ。  一方、韓国におけるSNS絡みの異性トラブルは、美人局だけではない。配偶者以外と関係を持った場合、2年以下の懲役が科されるという「姦通罪」が2015年2月に廃止になったことから、不倫が発覚した際の“私刑”が過激化しているのだ。  実際、SNSを通して自身の夫や妻の不倫相手を実名で公開するなどの報復行為が相次ぐ一方、実名をさらされた側も名誉棄損だとして、逆に訴訟を起こす事態がたびたび起きている。さらす側もさらされる側も得をしない、泥沼の様相を呈するようになっているわけだ。人との距離を限りなく縮めたSNSだが、その分、新たな問題も続出させているようだ。

「OPD時代、恋愛はOKだったけれど……」【中野公美子】吉本新喜劇を彩る“美魔女”の悩みとは……?

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の36回目! 今回は、元大阪パフォーマンスドールで現在は女優、そして“ルミネtheよしもと”の新喜劇に出演中の中野公美子さんが来てくれました! ――今日はお一人ですか? マネジャーさんは? 中野 いないです(笑)。基本、吉本はマネジャーはついてこないです(笑)。 ――そうなんですか! 吉本興業に所属されてどのくらいなんですか? 中野 うーん……21、2年? 最初からずっと吉本なんですよ。 ――えっ!? 私はてっきり大阪パフォーマンスドール(以下OPD)時代はアイドル系の事務所にいたのかと! どうして吉本だったんですか? 中野 まず、OPDのオーディション情報に「歌って踊れるアイドル募集」って書いてあって、私、昔からクラシックバレエをやっていて、歌も好きだったので、「これは一石二鳥!」って応募したんです。キャッチフレーズにも“家から通える芸能界”って書いてあって、「大阪にいても芸能活動ができるなんて、めっちゃいいやん!」って(笑)。それに受かって、気付いたら吉本に入ってたんです。で、よ~~~く見たら、オーディション募集の端っこにちっちゃく『協力:吉本興業』って書いてあって……。 ――詐欺の手口みたい! 中野 私、もともと大阪出身なので、大阪で吉本っていうと、面白い子が「お前吉本行けや~」って言われるノリだから、「うわ! 自分が吉本入っちゃった!」みたいな感じでした(笑)。 ――オーディションに受かってからはレッスン三昧ですか? 中野 毎日レッスンで、歌とダンスとバレエ、演技と器械体操もあって、前転、後転、側転とかやってましたね。
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――新喜劇で、よりうまくコケるためにでしょうか……? 中野 あはは! 一応、OPDのためだとは思います(笑)。身体能力を向上させたかったのかな? その後も、「バク転ができるようになれたらいいね」ってやってたんですけど、結局誰一人できなかった(笑)。 ――レッスンというより修行に近いです! OPDには、1996年の解散までどれくらい在籍されていましたか? 中野 最後までなので3年間かな。解散というか、自然消滅みたいな感じだったんですよ。ファンのみなさんに「解散します!」って言えずに終わったので、すごいモヤモヤしていて……。昔、“よしもと大博覧会”っていう東京ドームでやってるイベントがあって、その中で何曲か歌うっていう、ミニミニライブみたいなものが最後でしたね。その時、私たちは会社から「これで最後」って知らされていたけれども、「公には言わないで」とも言われていたので……。だから、ファンのみなさんに挨拶できずに終わっているのがずっと心残りだったんです。 ――今みたいにTwitterで気軽に交流できない時代ですもんね、無言で放流されたファンたちはどうすればいいんだ……。その後、メンバーとの交流はありましたか? 中野 OPDって当時からみんな仲が良いから、今でも年に何回か集まってます。 ――そうなんですね、年頃の女の子が集まると、自然と仲が悪くなるイメージでした! 中野 (笑)! 関西人っていうのもあると思うんですけど、たまにメンバー同士でちっちゃい問題があったりしても、その場でお互いに言っちゃうから、それで解決(笑)。もう家族同士のお付き合いになってましたね。逆に「仲が良すぎてダメだ」って、マネジャーには言われていました。競争心がまったくないわけじゃないけどね。だから、解散後もずっと集まったりはしていて、6年前かな。みんなで「OPDの復活ライブをやろう!」ってことになって……。
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――おお! そこはやっぱり、歌って踊るんですか? 中野 最初はみんな「もう踊れないでしょ」「トークライブでいいんじゃないの?」って言ってたんだけど、「いや! やっぱり歌と踊りでしょ!! やらなきゃ!!」って(笑)。結果、半年以上の練習期間を……。 ――長!! 中野 振りつけとかも覚えてないから、当時のビデオを……あ、ビデオですよ、DVDじゃなく(笑)! それを見ながら半年間はリハーサルしてました。結婚して地方にいて来られなかったメンバーは手紙やビデオレターをくれたり、来れるOPDメンバーが来てくれたりで、当日はけっこう集まりました。そこでやっとファンのみなさんに挨拶ができました(笑)。 ――復活ライブで「解散します!」ってシュールすぎます! 中野 「復活ライブで解散しますとは言ってないんですけど、あの時はみんなに伝えられなかったけど、今、またみんなに会えて良かった!!」みたいな(笑)。お客さん入るかどうかも不安だったんですけど、当時のファンのみなさんがけっこう来てくださって、ぎゅうぎゅうの客席に懐かしいみなさんの顔があって……私たちもそうですけど、ファンの方も年齢を重ねているから、「あ~年月が経ったんだなぁ」ってしみじみして、涙ながらにMCしましたね。本当にうれしくて! ――良い話すぎてドキュメントで観たいです! 中野さんは、OPDに入る前は何をされていたんですか? 中野 その前は普通に高校に通っていました。ずっとバレエをやっていたので、もし芸能界に入れなかったら、バレエの先生とか、バレエ団に入ろうと思ってたんです。 ――そっちの人生もかっこよすぎ! そもそも、中野さんはアイドル志望だったんでしょうか? 女優のお仕事が多いですよね。 中野 アイドルに憧れていたけれど、お芝居もやりたいと思っていたんです。それをOPDの頃から両方やらせてもらっていたので、すごく恵まれていたなぁと思います。 ――NHKの大河ドラマに2本も出演されているのってすごいです。OPDをやりながら『星の金貨』(1995年/日本テレビ)、『龍馬におまかせ!』(96年/日本テレビ)、それにバラエティ番組多数、となると、かなり忙しかったんじゃないですか? 中野 まず、学生だったので、学校行って、終わったらレッスンに行って、お仕事があるときは学校を休んで……って感じなんですけど、芸能学校とかではない普通の学校なので、単位が厳しくて、大変でした。 ──そうして無事に女優業やOPDの活動ができたわけですが、その頃は吉本の新喜劇に出るとは思ってましたか? 中野 まったく(即答)。まったく思ってなかったです。たまたま、先輩に「ルミネで新しいお芝居みたいなのをやるから、どう?」って言われて、せっかくお誘いいただいたので、よろしくお願いしますって。そうやって出始めて、もう10年くらいですね。 ――新喜劇に出てる綺麗な女優さんってどういう流れて出てるんだろうと思ってたけど、そういう流れがあったんですね! 新喜劇は、普通のお芝居やライブとはまた違う楽しさがありそうですね。 中野 というか、すごくびっくりしたんですけど、普通、舞台って1カ月くらい稽古期間があるんですけど、吉本のって1回とか2回しかないんですよ。だから、めちゃめちゃ緊張します。お笑いなので、お客さんの反応を見ながら変えていくんですよ。だから、一番始めはあんまり作り込まずにやって、そこで生まれたアドリブがウケたら、それが本当の台本になるんです。だから稽古もほとんどなくて、10年やっても初日は緊張します。 ――芸人さんたちのアドリブに答えていかなきゃいけないんですもんね、気が抜けない!! ところで、芸人さんに口説かれたりはしないですか? 中野 うーん、同じ事務所だと、いろんなウワサも耳に入ってきますし……もちろん芸人さんは尊敬してますけど、自分が彼女だったら大変だろうなって思っちゃう(笑)。
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――その芸人のいろんなウワサだけで日刊サイゾーで数コラム書けそうだから教えてほしいです……。あ、ところで、昨年大人AKBのオーディションを受けていたっていうのは本当なんですか!? 中野 (爆笑)!! 受けました、受けました! ――事務所の意向で? 中野 いや、もう自分で「受けたい!」って(笑)。マネジャーに「受けたいんですけど」って言ったら「言わなかったんですけど、ちょうど中野さんにいいと思ってたんです」って! ――ちなみに、なぜ受けようと思ったんですか? 中野 歌って踊るのが今でも好きだから! それにAKBの人たちって、すごい一生懸命でキラキラしてるから、一緒にできたら楽しいだろうなぁと思ったんですよね。最終選考までいけただけで、良かったかな(笑)。 ――最終まで!? すごい!! 昨年はそれだけじゃなく、美魔女としてYahoo!ニュースのトップにもなられてましたね。確かに美肌がまぶしすぎます。日々、気を遣ってることを教えてください! 中野 私、特別なことは本当に何もしていなくて……。 ――綺麗な人はみんなそう言うよね……。 中野 ただ、昔から自然にやっていることが、周りから見たら「手入れしてるね」って言われることはよくあります。例えば、お風呂上がりは体を拭いたら下着とか着る前にまず化粧水を付けたり、その後もちょっと時間をおいてまた付けるのを3回くらい繰り返す、とか。半身浴で汗をかいたり、今だったらジムに通っているので、ヨガをしたり、筋トレしたり。 ――なるほど、やっぱり美は一日にしてならずですね。 中野 あと、うち、犬がいるんですけど、もう毎日可愛いんですよ。だから毎日可愛いね、可愛いねってキュンキュンしてるから、そういうのも影響してるのかな(笑)?
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――犬と言えば、中野さんのYouTubeのチャンネルを見たんですけど……。 中野 ああ、めっちゃ恥ずかしい! ごめんなさい!! ――ずっと犬を愛でながら顔をべろべろ舐められて喜んでる映像ですごかったです! そしてその後、更新がプッツリ途絶えました。 中野 ネタがないんです(笑)。私、用事がない限り外に出ないので、余計にね。 ――家の中ではどんなことをしてるんですか? 中野 家のこととか、勉強したり、DVD観たり、犬と遊ぶくらい……。だから、それじゃいけないと思ってジムに行くんです(笑)。 ――ブログを見ると人と遊んでいる記事も多いので、アクティブな方だと思い込んでいました。 中野 アクティブな所もありますが、今となっては、みんなけっこう結婚しているので、前ほどご飯を食べに行く機会も減りましたね。その子のお家にいって、子どもと遊んだりしてます。 ――中野さんのブログは、犬の次くらいに子どもと戯れてますね! 子どもが欲しくなったりしますか? 犬がいるとそうでもないのかな? 中野 もちろん! 欲しいと思っています!(笑) よく「犬飼ってるから独身なんだよ」って言われるんですけど、いやいやいや! それとこれとは別だし、ちゃんと私は彼氏欲しいと思ってるし、結婚もしたいと思ってます! ――結婚願望ありですか! どんな方がタイプですか? 中野 思いやりがある人ですね、誠実で。 ――タイプにビジュアルや年収を入れない心の清さがまぶしいです。OPD時代は彼氏はいたんですか? 中野 いなかったです(即答)。恋愛はOKって言われてましたけど、女子校だったので出会いもなくって。「彼氏欲しいな」とは思ってましたけど、それよりもOPDの方が大事だったので、そっちに必死でしたね。
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――私も女子校なのでわかります……女子校出身の方が絶対結婚が遅いですよね。ちなみに、自宅でしている勉強って言うのは、どんなものを? 中野 資格を取っていて、アロマテラピーとか耳つぼジュエリーとか、小顔とか……。 ――小顔!? これ以上なにを望むんですか!? 中野 私がやるんじゃなくて、やってあげる方で! 小顔リンパマッサージなんかを勉強しています。やっぱり友達はもう子どもがいて、自分に時間をかけられなくなっているから、そこを私がやってあげられたらいいなぁって。耳つぼジュエリーも良いですよ。ピアスに見えるけど、裏に耳のツボを刺激するチタンが付いていて、それをツボに貼ると効果があって……。 ――なにそれすごい。今すぐ友達になってください。このままいくと、自宅でサロンが開けそうですね。 中野 そうなんですよ、そうなれたらいいなって(笑)。 ――そういうのをYouTubeのチャンネルにあげていきましょうよ! 中野 あっそうか(笑)! そういうのを発信できたらいいし、みんなで綺麗になれたらいいな。 ――今日の取材、なんかサイゾーっぽくない! ゲスい臭いがしなさすぎて困惑します! 他にやってみたい仕事はありますか? 化粧品のモデルもされていますし、スタイルも素晴らしいし、モデルとかは? 中野 やりたいです! やっぱり、自分が美容に興味があるので、美容に関するモデルもできたらいいな。新たなことには、年齢関係なくチャレンジしたいと思います。 ――がんばってください!! そんな中野さんに、悩みはあるんですか? 中野 彼氏がいない、とか……(笑)。 ――てっとり早く、ご自身の元ファンとかだと嫌ですか? 中野 全然そんな事ないですよ! あはは! ――当時じゃなければもう時効ですよね。ちなみに、今、中野さんに会いたいっていう人は、どこに行けば会えるんですか? 中野 ルミネtheよしもとで(笑)。 ――元ファンのみなさん、チャンスですよ! 今日はどうもありがとうございました!! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美)
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●なかの・くみこ 1993年~1996年 大阪パフォーマンスドールのメンバーとして活躍(シングル8枚 アルバム3枚) 『星の金貨』『竜馬におまかせ!』大河ドラマ『武蔵』『功名が辻』『仮面ライダーW』『碧の海』などに出演。 舞台「吉本新喜劇」(木村祐一班、陣内智則班など)にレギュラー出演中。 お芝居だけでなく、司会やナレーションなど幅広く活動している。 中野公美子ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kumiko_nakano_blog Twitter @nakanokumiko instaglam kumikorion youtube https://www.youtube.com/user/nakanokumiko ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 子供達に絶大な人気を誇るNHKアニメ『はなかっぱ』ももかっぱ役で声優を務める。 デビュー25周年! 『デビュー25周年記念プロジェクト始動中!! 』 https://motion-gallery.net/projects/runrun25 最新インタビュー掲載中 http://otapol.jp/2015/08/post-3687.html テレビアニメ 『はなかっぱ』ももかっぱ役『VENUS PROJECT-CLIMAX-』黒城星役 webドラマ『鬼の人美に涙』配信中! https://www.youtube.com/watch?v=_6geVevMNG8
ルミネッセンス 形態:8曲入り 定価:¥2,500(税込) 品番:SNDL-0003/JAN:4514306011869 レーベル:sundaliru amazon_associate_logo.jpg
公式ブログ http://s.ameblo.jp/sundaliru/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。『卑屈の国の格言録』(サイゾー)、『アイドル墜落日記 増量版』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/>シングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。

パスワードはもう古い! Windows 10は4桁のPINで安全にサインインできる!?

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 PCを第三者に不正利用されないように、パスワードの付け方には注意しなければならない。本連載で何回も触れているが、予測のできない複雑な文字列を付ける必要がある。しかし、そうはいっても、使うたびにPCのパスワードを入力してサインインするのは手間がかかる。多くの人は、シンプルな文字列にしていることだろう。  先ごろ公開されたWindows 10では、この問題を解決する新機能を搭載している。4桁以上の数字でサインインできる「PIN」機能だ。Windows 10のインストール時に「パスワードは時代遅れです」と煽られたので、知っている人も多いかもしれない。複雑なパスワードを付けるように言っているのに、4桁の数字を勧めるのはどういうことだ? と、疑問に思うかもしれない。しかし、これはMicrosoftが提案する新しいセキュリティ方式なのだ。  このPINは、設定した端末のみで利用できる。つまり、アカウント名とPINを盗み見た輩が、自分のPCからアクセスしようとしてもはじかれてしまう。ユーザーの端末そのものがキーのひとつとして利用されているのだ。これは、マルウェア(悪意のあるプログラム)に感染した時にも有効になる。マルウェアはキーボードの入力を監視してパスワードを盗み出すことがあるが、その際もPINを利用していれば不正アクセスの被害を防ぐことができる。  何より、毎回の入力がラクなのもうれしいところ。サインイン画面で設定した数字を打つだけでいい。サインインボタンをクリックしたり、Enterキーを押す必要もなく、自動的にサインインされる。普段はPINを使っていれば、Microsoftアカウントには複雑なパスワードを付けても問題ない。不正利用されないように、大文字小文字、記号を混ぜ、名前や英単語を利用せず、8ケタ以上の文字列にしよう。  PINを有効にするには、Windows 10の「設定」から「アカウント」→「サインインオプション」を開き、「暗証番号(PIN)」で設定できる。PINを忘れても、Microsoftアカウントで再インすることは可能だ。  アカウントは自分で守るしかない。プライベートなデジカメ写真やブラウザーの閲覧履歴、送受信メール、趣味のポエム、書きかけの小説などが漏えいしたら、ダメージは計り知れない。自分は大丈夫、と甘く見ないで、セキュリティ機能をきっちり活用するように心がけよう。 (文=柳谷智宣)

米艦・南シナ海航行で「アップル製品不買」を叫ぶ中国ネトウヨ 書き込み端末はiPhoneにiPad!?

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米海軍が南シナ海を航行したことを報じる中国のニュース
 10月27日、中国が領有権を主張するスプラトリー諸島(南沙諸島)にある人工島から12カイリ(約22キロ)内、を米海軍イージス艦「ラッセン」が航行した。中国政府は猛反発し、米中関係に緊張感が漂っている。  今回の米海軍による「航行の自由」作戦に対し、中国外務省報道官は「中国の主権を脅かすもの。今後も挑発行為に対して監視を継続し、断固とした措置を取る」と、米国を批判。中国中央テレビも「米艦が不法に南沙諸島に侵入した。中国外務省は米国駐中国大使を呼び出して、猛烈な抗議を行った」などと報じた。  ネットメディアでもトップニュースで報じられるや、「憤青(中国版ネトウヨ)」たちも一斉に反応。「抵制美貨(米国製品をボイコットしよう)」というスローガンが、中国版Twitter「微博」上に流れた。近年、中国市場は多くの米国製品であふれており、これらの不買運動をすることで米国を懲らしめようということなのだろう。
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米国製品ボイコットを呼びかける「微博」の投稿
「人民元は大切に使おう! 米国製品不買! ケンタッキー、マクドナルド、コカコーラ、ペプシはなるべく買わないように!」 「アメ車を買おうと思ってたけど、やめた。米国製品ボイコット賛成」 「米国製、日本製はただちに不買! 日米に観光に行く中国人は皆、売国奴だ!!」  こうした発言が相次ぐ中、最も多いのはアップル製品に関する不買呼びかけだ。「いまやiPhoneは、中国市場ナシでは成立しない。アップル製品を今すぐ捨てて、中国製スマホを買おう」などといった意見が飛び交っている。
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中国人は皆、アップル製品が大好き。果たして、ボイコットできるのか?(写真は杭州市のアップルストア開店時の模様)
 しかし、アップル製品不買を呼びかける投稿に表示された書き込み端末には「iPhone」や「iPad」とあるものもチラホラ……。早速そうした投稿に対して「矛盾してるだろ」「まずお前が捨てろ、バカ」などとツッコミが入る始末。さらに「いくら米国製品不買運動をしても、中国人による自国のガラクタ製品ボイコットに遠く及ばない」などと皮肉めいた投稿も多数されている。「憤青」以外、本気で不買運動をしようという人は少ないようだ。 「尖閣問題の時も、日本製品ボイコットが、次第に中国企業によるステマへと発展したように、今回もアメ車を標的とした『中国メーカーの自動車を買おう』という動きになるに違いない。中国では景気悪化で自動車販売台数が激減していて、7月の自動車販売台数は前年同期比で7%以上も減っています。中国ではアメ車の人気が高く、多くの種類が販売されているので、国内ディーラーにとっては追い落とすまたとないチャンス。来月にもなれば、店頭に『アメ車を買わず、国産車を買おう』という横断幕が登場しますよ」(深セン市に住む日系工場オーナー)  今はまだ一部の中国人だけが不買運動を叫んでいるが、政官財が不買運動を巧妙に仕掛けていけば、米中間に新たな火種が生じる可能性もある。今後の成り行きを注視したい。 (取材・文=棟方笙子)

捕まった仲間を追いかけ、少年たちが交番襲撃! 韓国で高まる「少年犯罪厳罰化」の声

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乱闘の様子(韓国メディアより)
 韓国で逮捕された友人を救おうと交番に押しかけた少年たちが、ニュースになっている。最近、10代による犯罪が急増している韓国だが、交番に乱入し、警察官を相手に暴力を振るったというのは、さすがに前代未聞だ。    そもそも事件は、10代の少年3人組が車を盗もうとしたところを現行犯逮捕されたことに端を発する。交番に連行された少年らが取り調べを受けていると、彼らの友人を名乗る別の3人組の少年が乱入。捕まっていた3人に向かって「おい、帰るぞ」と言い、無理やり連れ出そうとしたという。逮捕されてから、わずか10分後のことだった。一瞬の出来事に、その場にいた警察官たちは呆気に取られたが、気を取り直して少年らの動きを阻止。ところが少年らは、警察官の胸ぐらをつかんだり、「俺らの仲間なんだから、何もやってないに決まってんだろ!」と大声で怒鳴り散らし、物を投げる始末。かれこれ20分ほどもみ合ったという。 「取り締まりの際、10代の若者たちと口ゲンカになることはたまにありますが、あのように乱入されたのは、私が警察官になって27年目にして初めてです」と、その場にいたベテラン警察官は語っている。  警察官としては、未成年を腕力で押さえつけて対抗するわけにもいかず、応援要請をするなど、なるべく冷静に対処しようとしたようだが、10代とはいえ、ガタイのいい彼らを落ち着かせるのは一苦労。何よりも、ベテラン警察官たちにとってショックだったのは、息子世代の少年たちにツバを吐かれたり、暴言を浴びせられたことだ。その内容は、到底マスコミに公開できるようなものではなかったらしい。  それだけに、ネット民たちの反応も少年たちに厳しい。「学校に行ってない不良だそうだが、やっぱりアホだな」「暴力映画の見すぎ」「こいつら中二病か? 世も末だな」「こんなヤツらは社会から隔離させるべき」といった批判が殺到。警察という公権力にすら怖いもの知らずの彼らに、「未成年だろうがなんだろうが、適切な処罰を下してほしい」との声が上がっている。  というのも、韓国では近年、10代による犯罪の手口がますます悪質になってきているのだ。2カ月ほど前には、20歳の知的障害者の頭をハイヒールで叩き、失明の危機に陥るまで暴力を振るっただけではなく、タバコの火を体に押し当てたり、熱湯を性器にかけてやけどを負わせた挙げ句、臓器売買を図るという痛ましい事件があったが(参照記事)、それも10代の男女5人によるものだった。しかも、それが女子高生のリードで行われたという事実は、韓国社会に大きな衝撃を与えた。そのほか、紙幣やクレジットカードの偽造、性売買のあっせんなど、犯罪内容がほぼ大人と変わらないのが現状である。韓国で10代の犯罪処罰を強化するべきという主張が、どんどん広がっているわけだ。  交番に乱入して警察官ともみ合うことが“熱き友情”だと勘違いした少年たち。若気の至りとはいえ、その傍若無人さにはあきれるばかりだ。 (文=李ハナ)

死のリスクを冒してまで人はなぜ登頂に挑むのか? 冒険と人命のカジュアル化『エベレスト3D』

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実際に起きたエベレスト多重遭難事故を3D映像で再現。爆発的に増えているエベレスト商業登山の抱える問題点を浮き彫りにしている。
 死のリスクを伴い、家族や周囲の人間に迷惑を及ぼす可能性もある。多額の費用も捻出しなくてはならない。低酸素から呼吸困難に陥り、一歩間違えれば転落死が待ち受けている。凍傷で手や足の指が壊死を起こすことも珍しくない。それでも人は360度の大パノラマが見渡せる神の視点に立ちたいと願う。標高8,848mを誇る世界最高峰エベレストへの登頂は多くの人を魅了する。人はなぜ命の危険を冒してまで、魔境に足を踏み入れようとするのか。1953年の登山家ヒラリーとシェルパのノルゲイによる初登頂から半世紀が過ぎ、今なおミステリアスさに包まれているエベレスト登頂を、映画館で疑似体験させてくれるのが『エベレスト3D』だ。  かつてはひと握りの探検家か学術調査でしか登ることができなかった聖域エベレストだが、1990年代に入ってから商業登山が盛んになっている。お金さえ払って登山ツアーに参加すれば、一般人でもガイドに引率されて登山することが可能となった。登頂ルートが確立され、登山装備も改良が進み、チベット語でチョモランマ(大地の母神)と崇められてきたエベレストは、ずいぶんと身近な山となった。冒険という言葉もユニクロの商品並みにすっかりカジュアル化された。敷居が低くなったエベレストとはいえ、登山者やシェルパの死亡事故は毎年起きている。その中でも、エベレスト登山史上最悪の遭難事故として挙げられるのが、日本人女性も含む8名の犠牲者を出した1996年のエベレスト大量遭難事故だ。その忌わしい事故を『エベレスト3D』は3D映像&音響で臨場感たっぷりに再現する。  ニュージーランドの登山ガイド会社アドベンチャー・コンサルタント(AC)を営む登山家ロブ・ホール(ジェイソン・クラーク)はエベレスト商業登山のパイオニアだった。1996年3月、ロブは世界各国から集まった8人の顧客を率いて、標高5,364mのベースキャンプで高地訓練に励んでいた。入念な高地順応を経て、5月にはエベレスト山頂を目指すという計画だった。一人当たりのツアー費用は750万円とかなり高額だったが、AC隊は安全をモットーにした信頼できるツアーのはずだった。    なぜ山に登るのか? 8人のツアー参加者たちは、エベレストに挑む理由を語り合う。日本から参加した難波康子(森尚子)は普段はOLをしながら登山歴を重ね、すでに6大陸の最高峰を極めていた。エベレスト登頂に成功すれば、7大陸全制覇という偉業を達成できる。日本人女性では田部井淳子に続く快挙となるはずだった。ツアー参加者の胸をいっそう熱くさせたのは、イギリスからやってきたダグ(ジョン・ホークス)。郵便局員の給料だけでは足りないので、2つのアルバイトを掛け持ちして費用を捻出した。昨年もエベレスト登頂を目指すも寸前で断念し、今年がラストチャンスと決めている。「自分のような人間でも夢を叶えることができるということを、多くの子どもたちに伝えたい」とダグは熱く語る。彼の費用の一部は近隣の小学校からの寄付だった。参加者たちはそれぞれエベレスト踏破に並々ならぬ意欲を燃やし、ロブは頼もしく感じていた。だが、このことが恐ろしい惨劇を招くことになる。
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MM隊の隊長スコットを演じるのはジェイク・ギレンホール。『ナイトクローラー』での怪演に続いて、極限演技に挑んだ。
 底なしの奈落が待ち構えている巨大クレバスが不気味だ。3D映像の特性を活かした奥行き感が恐怖心を煽る。手足を滑らしたら即死確実な巨大クレバスをアルミ製のハシゴを繋ぎ合わせて渡っていく。すんなり渡れればいい。商業登山によって、登山ルートはツアー参加者たちがひしめき合い、まるで人気ラーメン店のような大行列ができている。当然ながら手足は凍え、疲労は蓄積され、登山者たちの危険度は増していく。AC隊に参加したベテラン登山家で医師のベック(ジョシュ・ブローリン)は危うくクレバスに吸い込まれそうになる。AC隊の先行きの不吉さを感じさせるシーンだ。エベレスト登頂は自然との闘いだけでなく、1~2時間の行列待ちに耐えうる精神力も不可欠だった。  登頂までのトラブルを減らすため、AC隊は登山家として著名な米国人スコット(ジェイク・ギレンホール)の率いるマウンテン・マッドネス(MM)隊と協力し合うことに。晴天に恵まれ、いよいよ頂上へのアタック開始。ベックが目の不調を訴えてバルコニーと呼ばれる高さ8,412mの地点で待機することになったのを除けば、登頂は現実のものとなりそうだった。ダグの遅れが目立ち始めるも、最後の難所となる岩壁ヒラリーステップを登り切り、AC隊の難波康子たちは登頂に成功。ヒマラヤの山々を従えたエベレスト山頂からの眺めは、まさに絶景中の絶景だった。  下山予定時刻の午後2時を過ぎ、ロブたちが帰路に就いた頃、ようやくダグが姿を見せた。予定時刻を過ぎていることから登頂を断念するようロブは説くが、ダグはどうしても登頂したいと懇願する。「子どもたちに夢を与えたい」というダグの言葉を聞いていたロブは断り切れない。夕方4時になって、ようやくダグはロブに付き添われて登頂。だが、登山事故は圧倒的に下山中に起きる。目標を達成した気のゆるみと極度の疲労によって足元がおぼつかなくない。酸素ボンベはすでに空っぽ状態。酸欠状態で、判断力が著しく低下。日が沈み、さらに想像を絶する猛烈な嵐がロブたちに襲い掛かった。
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山頂では神々しい絶景が、登山者たちの来訪を待っていた。だが、行きはよいよい 帰りはこわい。酸欠状態での下山は地獄への一本道だった。
 一方、MM隊のスコットも途中で体調を崩したツアー客を一度キャンプ地に送り届けてから山頂に戻ったため、体力を使い果たしていた。顧客の安全を優先したために、スコットは吹雪の中で身動きができなくなってしまう。母国で身重の妻ジャン(キーラ・ナイトレイ)が帰りを待っているロブは懸命に下山を試みるも、大自然の中で人間はあまりに無力な存在だった。たった今まで天国にいるかのような極楽気分を味わっていたのに、いっきに地獄へと転がり落ちていく。この天国から地獄への落差感が凄まじい。エベレストは人間に生きる喜びを実感させてくれる美しい女神としての顔と冷酷無比な悪魔の顔の両面を持っていたのだ。  キャンプ地まであと300mの地点まで戻りながらも、AC隊とMM隊は合わせて8名の犠牲者を出すこととなった。生還した者も重度の凍傷を負い、トラウマを抱えて生きることになる。この悲劇の後も登山者やシェルパたちの事故死は相次ぎ、エベレスト来訪者たちは未回収のままミイラ化した遺体の数々を横目で見ながら登山するという状況が続いている。危険な商業登山は禁止するか制限するべきという声は少なくないが、多分それは難しいと思われる。ネパール政府にとって、一人当たり120万円を徴収できる登山料は貴重な外貨だからだ。  人はなぜ身の危険を冒してまで、頂点を目指すのか。登頂した際の喜びは何ものにも代え難く、登山仲間とは熱い絆で結ばれる。でも、それらの答えは後づけに過ぎない。人間にはまだ体験したことのないことを味わってみたい、知らない世界を覗いてみたいという願望がどうしようもなくあり、その欲望を法律などのルールによって押さえつけるのは難しい。生と死のギリギリの狭間にある絶景に、人間は憧れる。『エベレスト3D』がもたらしてくれるものは、カジュアル化された臨死体験に他ならない。 (文=長野辰次)
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『エベレスト3D』 監督/バルタザール・コルマウクル 脚本/ウィリアム・ニコルソン、サイモン・ボーフォイ 出演/ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、森尚子、マイケル・ケリー、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール  配給/東宝東和 11月6日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー (c)2015 UNIVERSAL STUDIOS http://everestmovie.jp

ロッチの『KOC』1本目はなぜ、あれだけウケたのか 日テレ『世界の果てまでイッテQ』(10月25日放送)を徹底検証!

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『ロッチ単独ライブ「ストロッチベリー」』(アニプレックス)
『キングオブコント2015』(10月11日放送、TBS系)で主役の座を射止めたのは、ダークホースともいえる、コロコロチキチキペッパーズだった。2人のキャラクターを生かした設定と4分間の見事な使い方は、優勝にふさわしいものだった。だがこの日、主役はもう1組存在していた。コロコロチキチキペッパーズに優勝を譲る形になった、ロッチである。  ロッチの1本目のネタは、アパレルショップの試着室という設定。店員役のコカドケンタロウが何度声をかけても、お客の中岡創一はまだ着替えの途中でパンツが丸出し。このボケを繰り返すという、言ってしまえばただそれだけのネタだが、ウケにウケた。1本目が終わってからの結果は第1位。誰もが優勝を予想したわけだが、2本目のボクシングチャンピオンのネタで失速し、逆転を許すことになる。  なぜロッチの1本目は、あれほどウケたのか。そして、なぜロッチの2本目は、ウケなかったのか。結論からいえば、中岡のキャラクターがおそらく本人たちの予想以上にお茶の間に認知され、そして好意的に迎えられていたからではないか。ここ何年かで、中岡のドッキリ番組やリアクションの面白さは、それほどまでに周知のものとなっている。  10月25日に放送された『世界の果てまでイッテQ 秋の2H拡大SP』(日本テレビ系)でも、中岡の魅力は存分に引き出されていた。面白動画を撮影、投稿するという趣旨の「Q Tube」というコーナーは、まさに中岡にしかできない笑いにあふれていた。  ここ10年単位の話になるが、「リアクション芸」という名称が一般的なものとなって久しい。それは上島竜兵、出川哲朗という二大巨頭の偉大なる足跡だ。ただの「リアクション」と呼ばれていた行為は、「リアクション芸」というひとつの芸にまでなった。だが中岡の場合、この「リアクション芸」という高みにまで上らない、素のままの中岡がどこかに残ってしまうところに面白さがあり、それがある意味で視聴者の共感を呼んでいる。  例えば「Q Tube」の中で、水蒸気で作った竜巻を吸い込むいうネタがある。海外のYouTube職人が水蒸気を口に含み、それを竜巻のような煙にして吐き出し、吸い込むというものだ。この映像に中岡が挑戦すると、どうなるか? 中岡が、水蒸気を口に含む。すると、むせてしまう。何度やっても、むせるばかり。だから、それ以上の進展がない、という画期的な面白さが生まれてしまうのだった。  このように、中岡のできなさは尋常ではない。段ボールで作ったサーフボードを池に浮かべて水面を滑ることができるかというネタでは、池にたどりつく前に転んでしまう。しかも、メガネを池の中に落としてしまうというおまけまでついている。そもそもの主旨とはまったく離れたところに着地しているのだが、そのできなさが面白さとなる。  あるいは、人間振り子に挑戦するというネタでもそうだ。何人かの人間をクレーンで吊るして振り子にし、一直線になる瞬間が撮れるかどうか。かなり大掛かりなロケである。結局、一直線にはならないのだが、ナレーションでは「別の面白い動画が撮れた」と語られ、出川を撮影したカメラの後ろに不規則に中岡が現れるという場面が紹介される。スタッフさえおそらく予想していなかったと思うが、この意外性は中岡にしかできないものだといえるだろう。  上島や出川が成し遂げた「リアクション芸」はあくまでも芸であり、そこには努力と技術の蓄積がある。そこには「リアクション道」ともいえるストイックささえあるが、中岡にはそれがない。一切の気負いがなく、いつだって自然体だ。だからこそ、できないし、本人やスタッフが想像していなかった面白さが逆に生まれている。 『キングオブコント』の1本目は、そういった中岡の魅力が詰まったコントだった。『イッテQ』などの番組を通じてお茶の間が知っている、あるいはお茶の間が期待する中岡創一の姿がそこにあった。『キングオブコント』は今年から審査方法が変わり、客席も芸人ではなく一般視聴者ばかりになったというのも強く影響していると思うが、だからこそ1本目はあれだけウケた。言ってしまえば、ウケすぎてしまった。  ロッチの2本目はロッチらしいコントで、完成度も高い。だが1本目があまりにもウケすぎたことによって、観客は1本目のような、中岡(あるいは、コカド)の素の面白さが見えるようなコントを期待してしまったのだろう。もちろん、これらはすべて結果論だ。終わってからなら、なんだって言うことができる。それを事前に予想するのが不可能に近いから、『キングオブコント』は難しいのだ。 『キングオブコント』で、ロッチはつかみかけた優勝を逃してしまった。だが逆にいえば、2本目のような完成度の高いロッチらしいコントとは別に、1本目のような中岡の素の面白さが見える方向性のコントを手に入れた、ともいえるだろう。これで終わりではない。ロッチのコントがこの経験によってますます幅を広げ、そして誰も見たことのない境地に達することを、心から願ってやまない。 【検証結果】  本文でもつづったように、中岡は基本的にできない。そしてそのできなさが、笑いになっている。これは『キングオブコント』で中岡が演じたお客に対してもそうだが、できなくても笑いになる、ということ自体が救いにつながっている。それは誰も傷つけることのない、ロッチの笑いの本質でもある。できなくても笑いになるというのは、芸人に限った話ではなく、我々視聴者にとっても救いだ。できなくても笑える。負けても笑える。だから、お笑いは、素晴らしい。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

中国・スケベおばちゃん急増で【広場ダンス】が“売春”の温床に?「密着ダンスの後、公園の茂みで……」

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中国の公園でおなじみの光景(写真はイメージです)
 近年、中国の広場や公園において大爆音で集団ダンスを行う中高年女性の「広場ダンス」が社会問題化しているが(参照記事)、また新たな問題に発展しつつあるようだ。「中国網」(10月19日付)によると、公園や広場で踊り狂う中高年女性の中に、お金を取ってわいせつ行為をしている集団が出没しているというのだ。  広西チワン族自治区桂林市にある公園内では、中高年女性たちによる“売春合戦“が繰り広げられているという。男性(多くは高齢者)が女性側に10元(約200円)を渡すと、ダンスのパートナーになってくれるのだが、男は触り放題・抱きつき放題。お触りだけでなく、お互いが気に入ればその後、公園の茂みでさらに過激なプレイが行われるのだ。地元テレビ局での潜入映像では、老人が10元を女性に渡し、密着モミモミダンスをした後、公園の茂みでキスしたり、胸をモミしだく姿が映し出されていた。
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“売春合戦”が行われているという、桂林市内の公園(地元テレビ局の映像より)
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公園の茂みで、2人きりでお楽しみ中の様子(地元テレビ局の映像より)
 この公園に出没するこうした女性の大半は40~50代で、同所に限らず、国内の多くの公園にこうした集団が出没しているという。重慶市に住む日本人駐在員は言う。 「僕の家の近くの公園にも、老人と不自然な密着ダンスをしているおばさん集団がいますよ。観察していると、10~20元札を受け取っているので、商売としてやっているんでしょう。金額もたいしたことないし、青姦するわけではないので、警察も見て見ぬフリですよ。最近、スケベな中年おばさんも増えてきているので、趣味と実益を兼ねてやっているんでしょうかね。気持ち悪いですが……」
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9月にニュースになった、エレベーター内での中年女性による“強制わいせつ”
 9月には、エレベーターの中で60代と思われる女性が、小学生らしき男の子に「壁ドン」してキスをしようとする防犯カメラの映像が公開され、大きなニュースになったばかり。逃げ場をなくした男の子は、女性を手で押しのけようとしたが、抵抗むなしく女性は唇を奪い、立ち去っていった。  中国では近年、欲情した中高年女性の性に関する話題が多い。 「数年前には、初恋の人を探すために60代の女性が若返りの整形手術を受けたことが話題になりましたし、今年6月には東北地方で、70代の女性が50代の男性に恋して、毎日のように男性宅に押しかけてドアを叩き、警察に通報されたというニュースも流れていました。ソッチのほうがお盛んということは、心も体も若い証拠ですが、いい年なのだから、もう少し節度を持った愛情表現にとどめておいてもらいたいものです」(上海市在住の日本人主婦)  日本同様、高齢化社会に突入している中国だが、「中高年女性の性欲処理」という新たな社会問題が生まれつつあるようだ。 (取材・文=金地名津)

韓国芸能界に“枕営業契約書”があった! 女性タレントとの情事を前提に、スポンサー契約?

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イメージ画像(「足成」より)
 韓国芸能界を震撼させた芸能人による性売買疑惑が、急展開を見せている。10月20日にソウル最大の歓楽街である江南一帯を拠点にしていた“高級売春グループ”が摘発され、立件された売春婦の中に元ガールズグループ出身のアイドルもいたという衝撃のニュースは以前にも紹介したが(参照記事)、スクープ報道に強いことで知られるネットメディア「THE FACT」が26日、新たな情報を独占入手。芸能界に性売買契約書が存在することを報じて、大きな波紋を呼んでいる。 「THE FACT」が接触したのは、2013年末に韓国検察が一斉捜査した芸能人性売買騒動の際にも関係者として事情聴取を受けたというA氏。A氏は「最近発覚した高級売春グループの摘発者の中に元ガールズグループ出身者がいたことで、芸能界の性売買問題として大きな騒ぎとなっているが、彼女らはケーブルテレビやIPTV(インターネット・プロトコルテレビ)に出演した程度の無名タレントにすぎない」と切り捨てつつ、「有名な芸能人になればなるほど徹底して隠密に取引されるので、摘発は簡単ではない」とし、芸能界に横行している性売買取引の手口を明らかにした。  自身も一時は芸能人性売買取引の従事者だったというA氏によると、一部の芸能事務所では、女性タレントの性売買を前提とした“スポンサー契約書”なるものが存在するらしい。表面上は“デジタルサービス契約書”となっており、その内容も契約目的、サービス条項、秘密保持条項、契約金及び契約回数、特約事項などが明記された、ありがちな“広告契約書”だが、実際には性売買契約書。「甲(買春側)が依頼するサービス全般について、乙(売春側)は契約期間に関係なく、契約された回数分のサービスを提供する」「乙のサービス義務はTV・劇場・インターネット広告、イベント、そのほか契約関連事項などを含む一切を言う」と、あたかも広告契約であるかのように見せかけているが、特約事項には「契約内容を拒否できるが、拒否した場合は契約金など一切の金額が支給されない」「スポンサーの要求条件としてあった場合、旅行(海外も含む)、集まりに同伴参加」とも明記されているという。  A氏によると、性売買契約をわざわざ文書化するのは、スポンサー(買春側)への配慮だ。「(芸能人の売春は)単発ではなく、“何回でいくら”という方式で行われる。一度の契約で5,000万ウォン(約500万円)以上の現金を支払うスポンサーの立場としては、タレントの身元が細かく記された契約書があれば安心なので、取引もスムーズだった」という。つまり、当該タレントが金銭だけを受領して約束を破棄した場合に備えた安全担保というわけだが、売春の見返りとなる金銭の受け渡し方法も巧妙だ。  スポンサーたちは、女性タレントたちが通う江南の有名スパで使える数千万ウォンの年間チケットを購入。有名スパはその代金の10~15%を手数料として引いた後、残りの現金を女性タレントに渡していたという。A氏はそうした三者を取り持っていた、“性売買ブローカー”だったらしい。 「取引の特殊性から、スポンサーたちの職業や身分を知ろうとは思わなかったが、企業人、医師、弁護士など専門職の富裕層が多かった。有名芸能人たちを紹介されたスポンサーの中には、ビルをいくつも持っている資産家もいた」(A氏)  いずれにしても、このA氏が暴露した一件により、芸能界にはびこるとされる性売買騒動がさらに大きな波紋を呼びそうな気配でもある。  まして、もうすぐ11月。韓国芸能界では昔から事件・事故・スキャンダルが11月に集中することが多く、“11月怪談”という魔のキーワードがあるほど。前述の13年の芸能界性売買騒動も11月に発覚し、一斉捜査となった。それだけに「THE FACT」がスクープしたA氏の証言は、大波乱の前兆かもしれない。韓国芸能界がおびえる魔の“11月怪談”は、果たして今年も繰り返されるのだろうか……。

米艦・中国“領海内”派遣の緊張をよそに、中朝国境河川は治外法権!?「場合によっては、上陸も……」

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北朝鮮領土の目と鼻の先まで近づく中国の遊覧ボート(右)
 南シナ海を航行中の米海軍イージス駆逐艦が10月27日、スプラトリー諸島(中国名・南沙諸島)で中国が「領海」と主張する水域に入り、まさに一触即発の危機となっている。一方で、同じ中国の国境といえども、川を隔てた北朝鮮側の国境管理は極めてユルい地帯があり、観光客が密貿易船に接触したり、時には相手国に上陸できたりと、今でもやりたい放題なんだとか。ボーダレスな現状をリポートする。  スプラトリー諸島で中国は、通常の国境管理と同じく、人工島から12カイリ(約22キロ)を領海と主張している。一方、中国と北朝鮮は、白頭山(中国名・長白山)を分水嶺にして西は鴨緑江、東は豆満江が国境線になっている。毛沢東と金日成が「川に国境線を引く必要はない」と取り決めを交わしたといい、船舶は相手側の陸地に着岸しない限り、国境の侵犯には当たらないと見なしている。ゆえに、2つの川の各所にある中国の遊覧船や遊覧ボートは、うまくいけば北朝鮮まで数十センチまで近づいてくれることがある。
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密貿易船
「特にアツいのは、丹東郊外にある鴨緑江の中州のポイントです。中州を挟んで流れが二手に分かれ、中州は北朝鮮領。そのため、中国側から国境監視の目が届きにくい」(北朝鮮マニア)  丹東といえば、中朝貿易の7割を占める貿易の拠点で、今年5月には神奈川県内に住む脱北者の男性がスパイ容疑で当局に逮捕されるなど、中朝関係におけるホットスポットだ。  マニアの男性によると、中朝国境をまたぐ橋の近くで「北朝鮮を見に行かないか?」と、少々強引な客引きのオバちゃんがウロウロしているという。日本円で1,000円ほどのツアーで、5~6人の客が集まり次第、箱バンで約50km上流の「中州ポイント」に渡る遊覧船乗り場まで連れて行ってくれる。
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横付けして、中国人観光客に物を売る密貿易船
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密貿易船が売ってくれたアヒルのタマゴ
 また「中州や対岸から見える北朝鮮は小さな兵舎があったり、農村風景が広がっているだけだが、面白いのは、北朝鮮側から来る不審な木造船が観光船に横付けし、いろんな物を売ってくる」(同)といい、値段はすべて100元(約1,900円)。アヒルの卵の瓶詰めや高麗人参、北朝鮮製タバコ(1カートン)、化粧品といった、それほど珍しいアイテムではないが、密貿易っぽい雰囲気がイイとか。 「川岸から、ガリ痩せの北朝鮮兵士が“タバコをくれ”というジェスチャーをしてアピールしてくる。中国人の船頭は慣れたもので、乗客にタバコを売り、乗客は兵士を目がけてそれをぶん投げる」(同)  兵士は周囲を気にしながらタバコを回収していくといい、また、少し前までは交渉次第では「北の大地」(北朝鮮領)に上げてくれることもあったとか。  米中の緊張をよそに、昔ながらの国境貿易のユルさが味わえる貴重なポイントになっているようだ。 (文・写真=金正太郎)