2015年9月30日、ひとりの男が現役引退を発表した。1983年にドラフト5位指名を受けてから32年、山本昌は、中日ドラゴンズでひたむきに野球に取り組んできた。通算219勝、最多勝に3回、沢村賞や最優秀投手などにも輝いた成績は、名実ともに球界を代表するもの。しかし、「レジェンド」と呼ばれた現役生活には、多くの困難があった。 ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団した山本の前には、その当初から挫折が待ち受けていた。プロになって初めての合同自主トレに参加すると、キャンプインの前のウォーミングアップメニューにもついていくことすらできない。全力を出しても先輩たちの走るスピードに置いていかれ、キャッチボールをすれば圧倒的なレベルの差に絶望させられる。「とんでもないところに来てしまった……」と、自主トレ初日からプロの世界に入ったことを後悔し、「奈落の底に突き落とされた」と振り返っている。 その後、プロ5年目になるまで、山本の成績は1軍と2軍の間を行ったり来たりする凡庸なものに終わっている。 「少なくとも才能やセンスに溢れるタイプではなかった。全力投球しても、急速は140kmに満たない。スポーツ選手向きの勝ち気な性格でもない」(『山本昌という生き方』小学館) では、そんな選手が、どうして現役を続けられたのだろうか? そこには、彼を支える男たちの存在があった。 「向こうのリーグで投げろ」 88年、当時監督を務めていた星野仙一は、山本にドジャース傘下の1Aベロビーチ・ドジャースへの留学を宣告した。絶対に逆らうことのできない非情通告だったが、アメリカでの生活は彼を本物のプロ野球選手へと成長させた。特に、ドジャースの会長補佐を務めていたアイク生原との出会いは、彼の野球を大きく変えるきっかけとなった。 現地で世話役となっていたアイクは、徹底的に野球理念を叩き込む。「初球ストライク」「低めに投げろ」というシンプルなものから、どんなにピンチの状況に追い込まれても「まだ終わったわけではない」という、あきらめない気持ちを持つこと。そして、野球に対する熱意や楽しさ。アイクとの日々は、山本の才能を開花させた。アメリカで、必殺技となるスクリューボールと「1軍の試合でもやれるんだ」という自信を会得すると、1Aのオールスターにも出場。そして、日本に戻った時、彼は中日ドラゴンズの投手の柱となっていた。 星野の勧めたアメリカ留学が、若き日の躍進のきっかけとなったなら、ベテランとなった彼に最大の影響を与えたのは、落合博満だろう。 「勝利至上主義」を徹底した落合は、若手であろうがベテランであろうが、徹底的に実力主義で選手を起用した。落合が中日の監督に就任した04年当時、山本昌の年齢は38歳。普通のチームならば、若手選手に出場機会を奪われてもおかしくない年齢だが、落合は彼の実力を信頼し、ローテーションの一角として起用し続ける。そして、13年にGMに就任した落合は、48歳の山本に対してこう言った。 「マサ、50歳までやってみたらどうだ。誰もやったことがないんだから、挑戦してみろ!」 相次ぐ故障に見舞われながらも、その言葉に奮起させられた彼は現役を続行。14年には1勝をもぎ取り、プロ野球最年長登板記録を更新した。そして、15年10月7日、50歳2カ月の山本は、対広島戦に先発し、打者ひとりに対してスクリューボールを投げて、セカンドゴロに打ち取った。長い長いプロ野球人生の終わりだった。 50歳になっても、山本は「自分がプロ野球選手に向いているのか、いまだにはっきりした答えは出ない」と語る。しかし、そんな彼には唯一にして絶対の才能があった。 「ひとつだけ誰にも負けない点がある。それは“しつこさ”だ。自分のできることをコツコツとやり続ける。しつこく、しつこくやり続けて、僕はこの世界を生き抜いてきた。才能やセンスに溢れ、光り輝く人生は素晴らしい。プロ野球の世界には、そういうスター選手が数多くいる。でも、僕にはできなかった。ただ、才能やセンスがなくても、時間さえかければ、鈍く光る生き方はできるのだ」(『山本昌という生き方』) 32年という長い時間をかけて、自分を磨いていった山本昌。その光は、どんなスター選手にも生み出せない特別な輝きとして、日本球界に記録された。『山本昌という生き方』(小学館)
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「うらやましいぞ、日本人!」韓国ネット民が熱狂したAVファン感謝祭と上原亜衣の引退
11月17~18日にかけて行われた、日本最大のアダルトコンテンツの祭典「Japan Adult Expo 2015」。日本AV好きな韓国ネット民たちの間では、その熱気はまだまだ冷めやらない。 イベント開催時からこの模様は韓国メディアで詳しく報じられ、「日本の成人産業のすべてがここに…Japan Adult Expo 2015開催」「成人産業のメッカ、日本。エキスポも桁違い。AVモデルたちが果敢なポーズ連発」「AV女優たちが、あふれんばかりのボリュームで男心を狙撃してオール・キル!!」といった見出しが並んだ。ネットニュースサイト「OSEN」などは、わざわざカメラマンと特派員を派遣して大特集を組んだほどである。 また一般紙、国民日報も、「韓国国内では想像すらできないことが日本で行われている。もしも国内でこのようなイベントが開かれた日には、参加したAV女優全員が公然淫乱罪違反で逮捕されているだろう」と、舌を巻いていた。 そんな記事や写真を目の当たりにして、ネット民たちも大興奮。コミュニティサイトでは「AV女優たちが目の前で肌を見せ、わいせつなポーズをしてくれるなんて。見ているだけで発狂して、飛びついてしまいそうだ」「ルールを守って観覧しているのが日本人らしい。韓国だったら修羅場だ」「うらやましいぞ、日本人!」「来年はJapan Adult Expoに合わせて休暇を取って、日本に行かねば」との書き込みが相次いでいる。 イベントでは、人気女優の上原亜衣が年内限りでの引退を発表したが、そのニュースも報じられた。「有名AV女優の引退発表に列島が揺れた」(「アジア経済」)など、いささか大袈裟な表現もあるが、それだけ上原が韓国で有名な証拠でもある。 「韓国の日本AV好きたちの間で上原はもともと有名人でしたが、今年1月に彼女が主演したピンク映画『妊娠したい新妻の淫乱情事』(原題『団地妻 蜜のしたたり』)が韓国でも公開され、広く知られるようになりました。“日本最高のAV女優”というキャッチコピーが話題になり、公開時には“上原亜衣ノーモ(ノーモザイクの略)”という単語が検索キーワード上位にランクインしたほど。韓国版ウィキペディアには、彼女のプロフィールはもちろん、作品目録コーナーまであります」(韓国の芸能記者) そんな人気者が突然の引退発表をしただけに、韓国のファンもショックを隠せない。コミュニティサイトには「悲しいけど、彼女の決断は認めよう」「引退しても、彼女のAVは見続ける」といったコメントが相次いでいる。 韓国のAVファンたちに衝撃を与えた「Japan Adult Expo 2015」と、上原亜衣の引退。彼らが言う通り、日本のAVファンたちは幸せ者なのかもしれない。『団地妻 蜜のしたたり』(オールイン エンタテインメント)
安楽死マシンを発明したジイサンに注文が殺到! 尊厳死コメディ『ハッピーエンドの選び方』
人間の一生は長い長い、ひと幕ものの即興劇だ。喜劇にしろ悲劇にしろ、多くの共演者やスタッフに支えられることで充実した舞台となる。千秋楽を迎えた主演俳優なら誰しも思うだろう。できれば共演者やスタッフにさりげなく感謝の意を示し、自分にふさわしい幕引きにしたいと。イスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』は人生のフィナーレを病院の決まり事や法律に縛られることなく、自分たち自身の手で決めることを願うおじいちゃんおばあちゃんたちの奮闘を描いたもの。尊厳死や安楽死という身体がピンピンしている間は考えることが少ない題材に、ユーモアを交えてマジメに向き合った作品となっている。 主人公はイスラエルの首都エルサレムにある老人ホームで暮らすヨヘスケル(ゼーブ・リバシュ)。発明好きで、神さまとお話ができる電話(ボイスチェンジャー機能付きの電話)や一週間分の薬を定時ごとに差し出してくれる自動機械など、人の役に立つのかビミョーなものばかり作っている。愛妻レバーナ(レバーナ・フィンケルシュタイン)も同じ施設で暮らしており、娘もかわいい孫を連れてよく会いに来てくれる。幸せなシニアライフを送っていた。いつもは夫ヨヘスケルの発明に寛容なレバーナだったが、どうしても許せない発明品を夫は作ってしまう。それは自動安楽死装置だった。病院で寝たきり状態で苦しんでいる親友のために作ったもので、本人がスイッチを押せば点滴に麻酔薬が流れ、眠りに就くようにあの世に旅立てるというものだった。 親友夫婦から懇願され、一回きりの使用で終わるはずの安楽死装置だったが、老人たちの間に瞬く間に評判は広まり、ヨヘスケルは頭を抱えることになる。 愛する人をこれ以上苦しませたくない、家族が介護で疲れ果てるのを見るのが耐え難い……。それぞれに切実な事情があり、ヨケスケルは無下に断ることができない。一方、安楽死に反対していたレバーナは認知症の傾向が現われ、日によってヨヘスケルの顔が分からなくなっていく。「この施設では対処できない」と老人ホームからの退去を迫られることに。ヨヘスケルとレバーナ、そして老人ホームで暮らす仲間たちは、自分らにとってのいちばんのハッピーエンドは何かを考えることになる。 尊厳死、安楽死という超シリアスなテーマをコメディとして描いたのは、イスラエル在住のシャロン・マイモン&タル・グラニットという男女2人組の監督ユニット。シャロン監督から持ち掛けられた企画にタル監督が賛同し、共同脚本&監督作として完成させた。シャロン監督は1973年生まれ、タル監督は1969年生まれと、人生のエンディングを考えるにはまだ早い年齢だが……。 シャロン「僕の体験が企画のきっかけになったんだ。以前交際していたボーイフレンドのおばあちゃんがガンを患って80歳で息を引き取ったとき、僕もその場に立ち会っていたんだ。おばあちゃんはようやく苦しみから解放され、安らかな眠りに就けるんだなと思っていたら、心臓が止まってからも30分間ずっと延命処置が続いた。その光景がとても不条理なものに感じられたんだよ。そのことがきっかけで、自分の人生の終わり方は自分で決められるようにしたらどうだろうと、この映画のアイデアを思い付いたんだ」 タル「シャロンからアイデアを聞いて、興味深いテーマだと思ったわ。私も親しい存在を失った経験があったから。私の場合は、かわいがっていた犬なんです。家族同様に世話をしていた犬が二匹いたんですが、どうしても安楽死させなくちゃいけない状況になってしまって。私のこれまでの人生でいちばん辛かった体験。それもあって、命あるものが最期まで生きること、そして別れを迎えることに、映画を通して向き合ってみようと思ったんです」尊厳死、安楽死をテーマにした『ハッピーエンドの選び方』。尊厳死が認められている国はスイス、オランダ、ベルギー、米国の一部の州などまだ少ない。
タル&シャロン監督、ともに日本映画が大好きとのこと。黒澤明監督作や滝田洋二郎監督の『おくりびと』(08)など、独特の死生観が浮かび上がっている作品に魅力を感じているそうだ。『ハッピーエンドの選び方』でヨヘスケルが同じ老人ホームで暮らす獣医のダニエル(イラン・ダール)やその恋人でマッチョな元警察官ラフィ(ラファエル・タボール)らの協力を得て、安楽死を決行する様子は、『七人の侍』(54)の侍たちをイメージしたとシャロン監督は笑いながら語る。居場所を失った高齢者たちがチームを結成し、自分たちの死に場所を探すというコメディ展開は、北野武監督の最新ヒット作『龍三と七人の子分たち』にも似ていると告げると、2人は大喜びした。 タル「まだ『龍三と七人の子分たち』は観ていませんが、北野作品と共通するものがあると言ってもらえるなんて、とても光栄です。イスラエルでも北野作品はいつも劇場公開されていて、広く親しまれています。世界中の監督たちの中でも北野監督は飛び抜けた存在。天才中の天才だと思うわ」 シャロン「まったくの同感だね(笑)。僕の前作『A MATTER OF SIZE』(日本未公開)は相撲を扱ったコメディなんだけど、キタノというキャラクターを出したくらい、僕も北野監督が大好き。北野作品はバイオレンスものもいいけど、僕は『HANA-BI』(98)や『菊次郎の夏』(99)にすごく感動した。確かに北野作品は死生観をテーマにしたものが多く、『ハッピーエンドの選び方』にも通じるものがあるよね。強いて違いを挙げるなら、北野作品では主人公が自殺願望、破滅衝動を抱えていることがネガティブに描かれているけれど、『ハッピーエンドの選び方』ではGood Deathとしてポジティブに描いたという点かな」世間の常識に縛られずに生きる老人ホームのやんちゃな仲間たち。イスラエル建国期を知る第一世代であり、みんな異なる国からの移民者たちだ。
Good Deathという短い言葉の響きが何とも耳に残る。人間の生を肯定的に受け止めるのなら、その着地点である死を忌み嫌い、切り離して考えるのはおかしなことだ。自分に与えられた人生を懸命に生き抜いた人間が、Good Deathを望むのは然るべきことだろう。 シャロン「米国のオレゴン州では尊厳死が合法となっていて、末期状態の患者は医者に致死量の薬を処方してもらうことが可能なんだ。でも実際には処方薬は服用しない人がほとんど。自分の人生のエンディングを病気や病院側の都合ではなく、自分自身で決められることに多くの人は安心できるんだ」 タル「自分が愛する人たちに自分の想いをきちんと伝えて、それから愛する人たちに見守られて旅立つことができれば、すごく幸せなことじゃないかしら。それは神さまからの祝福であり、天からの贈り物だと思うわ」 2人の話を聞いているうちに、自分が最近亡くした近しい人の顔が思い浮かび、ふと目頭が熱くなってしまった。その人はいつもニコニコと笑っていた。最期は苦しまずに旅立つことができたのだろうか。顔を上げると、タル&シャロン監督が「大丈夫?」と心配そうな表情で近くにあったテイッシュを手渡してくれた。逢ってからまだ30分しか経っていない日本人の記者に、そんな気遣いができる監督たちがウィットたっぷりに完成させたコメディが『ハッピーエンドの選び方』だ。 映画のラストシーン、長年生活を共にしてきたヨヘスケルとレバーナが最期に交わす言葉はとても短く、そして温かい。恋人たちにとって最高のエンディングだろう。 (文=長野辰次)ヨケスケルの妻レバーナは認知症が徐々に進行していた。長年連れ添ってきた夫の顔が分からなくなっていくことがレバーナには辛い。
『ハッピーエンドの選び方』 監督・脚本/シャロン・マイモン、タル・グラニット 出演/ゼーブ・リバシュ、レバーナ・フィンケルシュタイン、アリサ・ローゼン、イラン・ダール、ラファエル・タボール 配給/アスミック・エース 11月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー (c)2014 OIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION. http://happyend.asmik-ace.co.jp
ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに
明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。 2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。 食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。 男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。 1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。 サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同) 今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに
明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。 2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。 食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。 男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。 1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。 サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同) 今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
氾濫する整形外科“やりすぎ”広告写真の裏に、韓国人を悩ます「ルックス至上主義」?
韓国で、1枚の写真が話題となっている。おそろいの革のジャケットとミニスカートを着た2人の女性。その脚には、何やら赤い文字が書かれている。一見、フェミニストのデモに参加した女性が、自身の考えを主張しているようにも見えるのだが、実はそうではない。赤い文字の意味は「太もも注射、欲しい?」。これは、最近韓国で流行している下半身整形のひとつ、太もも注射をアピールする、整形外科の野外広告なのだそうだ。 通行人がこの様子を撮影し、SNS上にアップしたところ、瞬く間に拡散。メディアにも取り上げられ、反響を呼んでいる。ちなみに、太もも注射はセルライトや脂肪を溶かす効果が期待できる施術法。副作用などは詳しく明らかにされていないが、太い足がみるみる細くなり、2年ほど効果が持続するとして、ちまたでウワサになっている。 そんな最新整形事情はさておき、この“太もも”広告には賛否両論が集まっている。どちらかといえば、「女性の体を商品化している」という非難の声のほうが多いようだが、正直、お上品とは言い難い。注目を集めただけに、広告としては成功したと言えなくもないのだが……。 韓国では整形外科が乱立しているせいか、街頭やウェブ上にはとにかく目立とうとする広告であふれかえっている。中には「ルックスが人生を左右する」といった過激な広告も少なくない。国民日報より
一時期、この手の広告写真を取り締まるべきだという議論が盛り上がったことがあり、法的には、取り締まったり、掲載をやめさせることができるが、実際にはあまり慎重な審査はなされておらず、野放しにされている。 「韓国では、外見で人生が決まってしまうという社会的な雰囲気があります。親しい友人同士でも、外見に深く立ち入った話をするのはタブー。外見を否定することは、人生を否定するのと同じなんです。日本ではさほど気にしない欠点についても、韓国ではコンプレックスとして悩んでいる人が多いような気がします」(韓国人留学生) 韓国に氾濫しているトンデモ整形広告写真の数々は、そんな過度のルックス至上主義を反映したものなのだろうか? あるがままの姿を認められない過度な競争社会というのは、はたから見ると少し滑稽だが、当人たちがそのことに気づくのは難しいのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)the-prニュースより
初体験は、従兄弟──Fカップの18歳、AV女優・涼海みさの意外な素顔とは


──結果、みさちゃんもすごいAV好きになってしまったわけですが、AVの魅力については、どんなふうに感じているんですか? 涼海 そもそもわたし可愛い女の子が好きで……。芸能人でもアイドルとかが好きなんです。AVも同じように、可愛い子をみて応援しています。 ──ジャンル的にはどんなものが好きなんですか? 涼海 よく見ちゃうのはマッサージものとか、痴漢ものとか。感じちゃっているけど声が出せないみたいなシチュエーションのものが好きですね。 ──憧れのAVアイドルはいたんですか? 涼海 紗倉まなちゃんはずっと好きです。可愛いなって。実は会ったこともあるんですよ。 ──同じ事務所の先輩ですよね。 涼海 そうなんです。会った時は、ものすごく緊張しましたよ(笑)。もう本当に可愛くて。それでいて優しくて。せっかくこういう仕事を始めたので、明日香キララちゃんにもいつか会ってみたいなって(笑)。 ──可愛い子が好きっていうことは、将来的にはレズもののAV出演もあるかもしれないですね。 涼海 やってみたいです。実はプライベートでもレズの経験は一度だけあるんです。高校が女子校で、ちょっと年下の女の子にモテた時期があったんです。その時に仲の良かった後輩が、ある日突然ぐいぐいチューしてきて、わたしは最初わーって感じだったんですけど、その後はされるがままにという感じでした(笑)。 ──ちなみにプライベートではする側ですか? される側なんですか? 涼海 半々くらいですかね。わたし、少しナヨっとした男の子も好きで、男の子を犯したい願望も持っているんです(笑)。いじめたい願望もちょっとあるみたいです。 ──見た目から想像できないですね。プロフィールによると付き合った人の数はこれまで2人。でも初体験はその2人ではなく、なんと従兄弟だった。 涼海 はい。高校2年の時ですね。わたし、従兄弟と同い年で、小学校も一緒で、ずっと一緒に育ってきて、お互い初恋相手だったんです。中学は離れたんですけど、高校のときに再会して……。毎年お盆におばあちゃんの家に帰っていたんですけど、そのときに従兄弟と一緒にいたら、たぶん従兄弟のほうがちょっとムラムラしていたのか、わたしが寝ていたところにきて、いきなり触られました(笑)。最初はびっくりしたけど、好きだったのでそのまま受け入れてしまいました。きっと、わたしもそうしてほしいなっていうのが表にでてたのかもしれませんね。 ──従兄弟はどういうタイプですか? 涼海 かっこいいですよ。いかにも九州男児で男っぽい感じ。 ──お兄ちゃんとかにバレなかった? 涼海 兄も近くで寝ていたんですけど、バレなかったです。でも、わたしと従兄弟の関係は薄々気づいているみたいです(笑)。 ──最初が従兄弟だと、その後、普通の恋愛はできなくならないですか? 涼海 従兄弟を超える人はその後、確かになかなか現れないですね(笑)。でも従兄弟とはそれっきりです。気まずい期間もあったんですけど、今は普通の関係に戻りました。
──その後きちんとした彼氏もできるわけですけど、付き合った2人の彼氏とは結構長く続いた? 涼海 はい。わたし、付き合うと他の人に興味が湧かなくなるんです。一途なタイプだと思いますよ。初対面の人にはいきなり惚れることはないんですけど、付き合うと、その後はどんどん好きになるタイプです。相手から抜け出せなくなるタイプですね(笑)。 ──尽くすタイプですね(笑)。 涼海 気持ちの面では。生活の部分では、してもらうことのほうが多いですけど(笑)。付き合った彼氏に、いつもお世話をしてもらっているんです。家事とか掃除とか。わたし実は何もできなくて……。 ──今回のデビュー作ですが、すごくノスタルジーな匂いのする作品です。田舎の清楚な女の子のようなイメージでしたが、やっぱり、初の撮影で緊張しましたか? 涼海 はい。夜も眠れずでした。でも始まってみたら意外と楽しくて、結局緊張も早くに解けて、無事に終わりました。 ──AV男優さんはおそらく、これまでの従兄弟や2人の彼氏とはまた違ったタイプの男性だったと思うんですが。 涼海 みんな筋肉がモリモリしていましたね(笑)。確かに今までの人と真逆のタイプでした。力強いなって。エッチはもう、本当にすごかったですね。神様でしたね(笑)。わたしが初めてで緊張していたのに、うまくエスコートしてくださって、ありがたかったです。今回のAVでは田舎女子みたいな女の子のイメージでやったんですけど、今のわたしはそのまんまな感じ。緊張していた以外は、そんなに難しくなかったです。普段はあまりエッチには見られないんですけど、実はものすごくエッチなので、そんな自分をもっと知ってもらいたいなと思っています。 ──デビュー作の見所はどんなところですか? 涼海 内容的にはわたしもまだ見れていなくて、うまくいえないんですが、わたしに関しては、わたし、おっぱいとお尻がよく大きいと言われるんですけど、ぜひそこをファンの方に見てもらいたいです。 ──胸はいつごろからそんなに大きくなったんですか? 涼海 中学から大きくなったんです。当時、友達の間でモミ合いみたいなのが流行っていて、成長期は友達によくもまれました。それで大きくなったのかもしれないですね(笑)。昔は胸やお尻が大きいのを冷やかされたりもして、体操服の時とか恥ずかしくてコンプレックスだったんですけど、今はこういうお仕事を始めたら、わたしの長所かなって。

【閲覧注意】中国農村で「男児の新鮮な●●で作ったゆで卵」を売る“親孝行”息子
中国・四川省の田舎町で売られているゆで卵。見た目はなんということのない普通のゆで卵だが、値段はなんと1個90元(約1,700円)! 中国の街角でよく売られている「茶葉蛋」と呼ばれる殻がついたままの味付き煮卵は1個30円程度で買えるので、これがいかに破格かがわかるだろう。 このゆで卵を売るのは、王建波さん。両親が病気を患っており、自身も松葉杖をつかなければ歩けない障害者であるため、なんとか両親の医療費を稼ぎ、できることなら旅行にも連れていってあげたいと、商売を始めたという。屋台で童子蛋を売る王さん。看板には、寄付を募るための銀行口座番号まで書かれている
王さんいわく、このゆで卵は「値段以上の価値がある」そうで、聞けば、なんと男児の新鮮な“おしっこ”を使ってゆでたものなのだという。王さんはかつて、中国東部の浙江省に出稼ぎに行っていたことがあり、そこで現地の人の間で健康食として人気のあった「童子蛋」を真似て作ったようだ。 調べてみると、同省東陽市では毎年春になると、男の子の尿でゆでた卵が売り出され、市民の間で健康食として人気があるのだという。毎年この時期になると、現地の小学校の廊下にはポリバケツが並べられ、男の子たちはそこで用を足す。それを専門の業者が回収に来て、卵をゆでるのに使うわけだ。東陽市の小学校で廊下に並べられたポリバケツ。尿は小学1~3年生のものに限るという
王さんが作る童子蛋は特別で、毎日農村に行って新鮮な地鶏卵を仕入れ、男児の尿も自分で団地や公園に行って、親や子どもに頼んで集めているのだという。その尿をしばらく冷蔵保存してから卵を浸し、薬草などと一緒に一昼夜煮て、ようやく完成する。「作り方は複雑で、薬草も高価なものを使っている」と王さん。この茶色い液体がなんとも……
屋台の看板に「親の医療費を捻出するため」などと書いていることから、ボランティア精神で90元を出して買っていく人も多いようだ。ただし、買った卵を実際に食べているかどうかは、知るよしもない……。 (文=佐久間賢三)見た目は普通のゆで卵と変わらない
表紙をすり替えて内容を丸パクリ! 韓国“盗作疑惑”で大学教授200人が一斉にクビ!?
韓国の大学が、過去に例を見ないスキャンダルに揺れている。韓国検察は24日、全国50大学の教授200人を立件したと発表した。問題になったのは本の盗作。教授らは、他人の本の表紙だけをすり替え、自らの著作として出版していた罪に問われている。 出版を手助けした3つの出版社とその従業員4名も立件されており、盗作の事実を知りながらこれを黙認した大学関係者たちもまた、処罰の対象に含まれているそうだ。 200人の教授たちの中には有名大学の講師や、人気や知名度を集める教授も大勢名を連ねている。一部には同じ方法で3~4冊もの本を出版した教授や、金銭的な報酬と引き換えに著作の中身だけを売る大学関係者もいた。 今回の摘発を受け、教授ら200人は大学を一斉に解雇される可能性がある。というのも、韓国の大学では、論文盗用などの罪で法廷から罰金300万ウォン(約30万円)以上の罰則を言い渡された教授については、基本的に雇用しないという方針となっているからだ。 韓国学会ではこれまでも、有名教授たちによる論文盗作などがたびたび発覚し、世論の非難を浴びてきた。が、今回の事件は少し次元が異なり、法廷の裁量次第では大量の教授が職を失うかもしれない。ちなみに検察関係者は「立件された教授たちの多くは、有罪判決を受けることになるだろう」と心証を明かしている。 韓国メディアは、研究実績を挙げたい大学教授たちの出世欲と、在庫処理を促したい出版社の意向が絡み合い、“表紙すり替え”が多くの大学で組織的に蔓延していたものと分析している。 実はこの表紙すり替えは、1980年代以前からすでに蔓延し始めていたそうだ。当時はそれが事件化しにくかったという時代背景もあり、現代まで脈々と受け継がれていた。韓国の学歴社会は有名だが、その最高府である大学の威信は、社会にとって日に日に重要になりつつある。そのためか、検察にとっても抜き差しならない問題となり、重い腰を上げるに至ったと推測される。 また、一部の韓国メディアは「歪んだ成果主義がもたらしたスキャンダルだ」とも指摘。韓国の私立大学では、国内で本を1冊発刊すると教授の研究実績表に5点が加算されるが、一方、韓国学術引用索引のデータベースに登録される論文を書いたとしても3点しか加算されない。地道な研究よりも、目立つ本を出したほうがメリットは高く、かつパクリが蔓延していさめる人もいないとなれば、ある意味、当然の帰結なのかもしれない。 それでも、国を担うインテリたちの慢心は百害あって一利なし。東亜日報のインタビューに答えた私立大学教授のひとりは「表紙すり替えは、教授と学会の発展に役に立たない。その影響を受けるのは学生たちで、許されない犯罪行為だ」と厳しく非難している。 (取材・文=河鐘基)チャンネルAより
お昼寝マットの下はウジ虫の巣窟だった!? 園児たちの健康を蝕む、中国“毒幼稚園”の恐怖
毒粉ミルクに毒玩具などが蔓延し、小さな子を持つ親にとっては気の休まる暇のない中国で、今度は“毒幼稚園”が出現し、大騒ぎとなっている。 11月17日付の「南都網」によると、広東省深セン市の幼稚園では最近、園児たちの間で、せきや鼻水、発疹といった原因不明の症状が流行していた。健康被害の出た園児たちが昼寝をしていた部屋
総勢400人ほどの園児のうち、11月14日までに医師の診察を受けた園児は86人に上り、3人が入院を余儀なくされた。そのうち5歳の女児は発熱などの症状が重く、一時は危篤状態に陥り、ICUに入室。彼女はその後の診察により、乳幼児に血管の炎症を引き起こす、川崎病に感染していることが判明している。 これらの症状を発症した園児たちには、ある共通点があった。彼らは毎日、同じ部屋で昼寝をしていたのだ。 幼稚園側が室内を調査すると、園児たちが昼寝の際に横になるマットの下の床が著しく腐食していることが判明。しかも、床は大量のシロアリやゴキブリ、ウジ虫などの巣窟となっている状態だったのだ。 医師によると、それらの害虫や腐食した床が媒介した菌やウイルスなどが園児たちの体内に入り、さまざまな症状を引き起こしていた可能性が高いという。お昼寝マットの下で腐食していた床。見るからに、病原菌の巣窟だ
食品だけでなく、腐食した建築物による健康被害も多い中国だが、同省在住の日本人男性(38歳)もこう話す。 「出張の際、仕方なく天井や床が腐食したボロ宿に泊まることがあるんですが、マスクをしたまま寝るなどの対策をしていても、かなりの確率で、せきや皮膚のかゆみなどの症状が出ます」 一方、同省広州市の幼稚園でも、約40人の園児が、咳や鼻水、目の痛みなどの症状を一斉に訴える騒ぎが起きている。こちらの場合は逆に、新装した床の材料に使われていた違法な化学物質が原因とみられている(「南方都市報」11月11日付)。 中国当局は一人っ子政策廃止を決めたばかりだが、安心して子育てができる環境が実現できなければ、思うような出生率増加は望めまい。9人の園児には、重度の発疹が確認された



















