愛国心が強いことで知られる韓国人だが、10人に4人が「再び韓国人として生まれたくない」と思っていることがわかった。一般紙・韓国日報が韓国、日本、デンマーク、ブラジルの4カ国を対象に世論調査を実施。「生まれ変わるとしたら、今の国の国民に生まれたいか」という質問に対して、「はい」と答えたのはデンマーク(75.2%)、日本(73.6%)、ブラジル(51%)、韓国(50%)と、僅差ながらも韓国が最も低かったのだ。 世論調査の詳細に目を向けてみると、韓国人が自国の社会状況やシステムにかなり否定的であることがわかる。再びこの国に生まれたくない理由として挙げられるのは、「熾烈な競争社会」(19.5%)、「政府不信」(18.5%)、「社会の不正腐敗」(17.8%)、「人生の質の低さ」(16.2%)、「社会の不平等」(14.8%)、「経済的な困窮」(18.5%)と、その問題点を挙げたら枚挙にいとまがない。 しかも、年齢が若くなればなるほど、否定的な者たちが多かった。再び韓国に生まれることに否定的な反応を示したのは60代で21.5%、50代で28%、40代で42.7%、30代で48%と世代によって高まっていき、20代になると、その数字は53.8%にまで達したという。 20代の若者たちが「3放(恋愛、結婚、出産を放棄した)世代」や「5放(恋愛、結婚、出産、人間関係、マイホームを放棄した)世代」どころか、最近は「7放(恋愛、結婚、出産、人間関係、マイホーム、就職、夢を放棄した)世代」になってしまっていることや、「ヘル朝鮮」なる自虐的造語が大流行していることは過去にも当サイトで紹介してきたが(参照記事1、参照記事2)、あらためて数字で示されると、韓国の若い世代たちの幻滅ぶりがわかるだろう。「若者たちが国や社会に期待や夢を持てない状況で、果たして韓国という国の未来はあるのか」という声があちこちで聞こえてきている状況だ。 ちなみに今回の世論調査では、「ここ1年で幸せと感じたか?」という問いもあったが、最も「幸せと感じた」のは、ブラジルだった。ブラジルは昨今、深刻な景気不況にあり、政府の緊縮財政も効果を発揮せず政治的混乱が叫ばれているが、それでも「幸せだ」と感じる人々が84%もいたという。そこには国民性やライフスタイル、人生の価値観も関係しているのだろうが、同じ設問でもデンマーク(68%)、日本(54.4%)、韓国(46.8%)と韓国がワースト1位だった。 こういった統計を見てしまうと、韓国人の愛国心は、見せかけやうわべだけの強がりや虚栄心ではないかと勘繰りたくもなってしまうのだが……。イメージ画像(Thinkstockより)
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隠し味はアンモニア臭!? 中国発「公衆トイレ加工食品」にご用心
1月9日、福建省福州市に住む林さんは、80歳になる母親を連れて福州左海公園を散歩していた。すると母親が尿意を催したので、園内の公衆トイレへ。高齢であるため、障害者用の個室に入ろうとしたが、鍵がかかっている。ノックをしても返事はないので、入り口にいた管理人にその旨を伝え、鍵を開けてもらった。扉を開けた2人は驚いた。個室内には炊飯器や調理器具、米に野菜などが置かれ、キッチンと化していたのだ。おまけに、歯ブラシなどの日用品まである。 「海峡都市報」(1月10日付)によると、管理人はこの個室でいつも自炊をしていたが、私物が盗まれることを恐れ、常時鍵をかけていたのだという。公園を散歩していた人に話を聞くと、このような状態になってから何年もたっており、「トイレに行くたびに管理人に鍵を開けてもらわなければならないので、不便だった」という。福州左海公園の公衆トイレの個室。便器の向かいには、米と青菜が備蓄されていたという
管理事務所は「勤務が24時間体制であるため、確かに食事が不便という問題はあるが、だからといって、トイレを厨房にしていいわけではない」と釈明している。 それからわずか3日後、上海でもトイレを舞台にした珍事が起きた。上海の地下鉄2号線金科路駅の公衆トイレで、魚をシメるおばさん。魚にアンニモア臭が染み付いていそうだ
1月12日朝、地下鉄2号線の金科路駅の公衆トイレで、おばさんが魚をシメていたのだ。たまたま居合わせた女性が、中国版Twitter「微博」に投稿したことで発覚した。洗面台は血だらけで、「新民網」(1月12日付)が伝えたところによると、隣の男子トイレからも魚をぶら下げたおじさんが出てきたという。 なぜ2人は、朝っぱらからトイレで魚をシメなければならなかったのか? 上海で飲食店を経営する日本人男性(48歳)は、こう推測する。 「中国の市場周辺では、路上に新聞紙などを敷き、生鮮食品を売っている人がよくいます。この2人は、シメた魚を路上で売るつもりだったのではないでしょうか。中国では、公衆トイレの目の前で野菜などが売られていることも珍しくありませんが、トイレは店舗を持たない人たちの洗い場としてうってつけです」 中国で食品のトレーサビリティを取るのは容易ではない。路上で売られているものは確かに安いが、安易に飛びつかないほうがよさそうだ。 (取材·文=中山介石)中国では、公衆トイレ前で生鮮食品が売られていることも珍しくない
キムチチゲ、ナムルにもドバーッ! 韓国“ホリエモン似”の伝道師が牽引する“白い粉”ブーム
最近、韓国人の間で、“白い粉”の中毒者が続出しているという。特に若者たちがその刺激を求め、身体的、精神的な禁断症状が現れている者も少なくないとか。 韓国食品医薬品安全処の資料によると、韓国人の1日の平均砂糖摂取量は、2008年は49.9gにすぎなかったが、10年になると61.4gに増加。わずか数年で2割以上も増えている。さらに19~29歳の青年層に絞ると、65.7gに上昇。中高生に至っては、66.2gと平均値を大きく超える数字が出ている。 ある韓国メディアは、昨今の砂糖ブームの伝道師として、人気料理家ペク・ジョンウォンの名を挙げる。 彼はテレビ番組への出演はもちろん、フランチャイズ企業の代表を務め、監修したコンビニ弁当「ペク・ジョンウォン弁当」が発売1カ月で216万個を売り上げるなど、いま最もノリにノッている料理家。1966年生まれで今年50歳になるのだが、見た目は少しホリエモンに似ていないこともない。決めゼリフは「砂糖を入れます~」だ。 キムチチゲ、キムチチャーハン、大根のナムルなどなど、とにかくどんな料理にでも砂糖をぶち込む。そのため、彼についたあだ名は“シュガーボーイ”。それでも彼の料理の味は確かなようで、レシピ本を購入する主婦の年齢層も幅広い。彼に倣って、キムチチゲに砂糖を加える人も増えているそうだ。 とはいえ、「砂糖依存症」「シュガーブルース」といった言葉があるように、砂糖の過剰摂取は、健康的にも精神的にもいいことはないというのが常識だろう。世界保健機関(WHO)は昨年、炭水化物や糖類などの1日の摂取量を示す新しいガイドラインを発表している。それによると、遊離糖類(砂糖、ブドウ糖など)の摂取目標は、1日に摂取する全カロリーのうち5%未満。ガイドラインの数字を砂糖に換算すると、わずか25gだという。1日の摂取量25gとは缶ジュース1本飲むだけで超えてしまう厳しすぎる数字だが、肥満や生活習慣病を予防する上で、それほど砂糖が天敵であることの裏返しともいえる。 辛いモノ好きのイメージのある韓国で、若者を中心にブームとなっている“白い粉”。「若者たちは実生活が苦いから、料理に甘さを求めている」という皮肉も聞こえてくるが……。砂糖ブームの伝道師、ペク・ジョンウォン氏
中居正広という、世界にひとりだけのMC 日本テレビ『ナカイの窓』(1月22日放送)を徹底検証!
2016年の芸能界は、1月から騒がしい。数多くの芸能ニュースやスキャンダルが立て続けに起きているわけだが、その中でも日本国民が固唾をのんで見守ったのがSMAPの解散報道だろう。連日、テレビや新聞はトップニュースとして取り上げ、1月18日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、緊急生放送としてメンバーの肉声を伝えた。そこで何が行われたのかは、すでに皆さんの知る通りだ。 いったい何が正しいのかとか、誰がどうしてどうなったのかなどということは、ここでは述べない。そんなことを書いていても、キリがないだろうから。その代わりにここでは、SMAPの中居正広が、いかに特別なMCであるかを書き記してみる。 1月20日に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)は「ラッパーSP」と題して放送された。この番組がいつ収録されたのかは知るよしもないが、そこにはいつもの中居がいた。だって、一言目からこうだ。 「いろんなテーマありましたけど、一番不安ですね」 中居のMCとしての特殊性は、この一言に集約されていると言っても過言ではないだろう。番組の冒頭で、不安である、という本音を伝えるMCなんてほかにはいない。これこそが中居正広のMCの特殊性であり、そして大きな魅力のひとつだ。中居は、テレビの内側にいるにもかかわらず、テレビの外側にいる私たちと同じ目線でその場を享受する。 この日のゲストは大地洋輔(ダイノジ)、入江慎也(カラテカ)、LUNA、m.c.A・T、R-指定という5人。ラッパーSPにもかかわらず、芸人が5人中2人を占めている。かつ、LUNAはタレントとして、m.c.A・Tは大御所として知られている存在であるから、視聴者は純粋なラッパーとして捉えるわけではない。おそらく、コアなヒップホップのファンや現役のラッパーが見たら、首をかしげるメンバーだろう。 それをギリギリの線で、テレビとしてショーアップするのは中居だ。自身、歌手でありエンターテイナーであるにもかかわらず、「ラッパーに向いている」と言われたら立ち上がって「ヨーヨーヨーヨーヨー!」と声を上げ、おかしなポーズで「ティピラッピー!」と叫ぶ。やっていることは、そこら辺にいる大学生とほぼ変わらない。だが、スターである中居がそれをやることによって、視聴者は安心して、その場を楽しむことができるようになる。 思えば中居がMCを務める番組が、スベっているのを見たことがない。それは、中居が視聴者と同じ目線、視聴者と同じ視点を持っているからだ。この日の番組でもゲストがフリースタイルに挑戦し、R-指定は見事なラップを披露するが、芸人たちのラップはうまくいかない。さすがに、微妙な空気が流れる。普通のMCであれば、なんとかしてその状況を壊して面白くするであろうところで、中居は冷静な表情を浮かべてこう告げるのだ。 「R-指定いなかったら、今日どうしてた?」 それは、視聴者である私たちの気持ちと、まったく同じだ。中居は番組のMCでありながら、それを口に出す。何があっても、どんなときでも、視聴者の目線、視聴者の視点を欠かすことがない。 緊急生放送となった『SMAP×SMAP』では、これまでSMAPを見てきた視聴者からのメッセージが読み上げられた。そう、確かに私たちは、ずっとSMAPを見てきた。テレビの真ん中で、エンターテイナーとして輝くSMAPのことを。だが、中居に関しては、それだけではない。中居は私たち視聴者と同じ目線、同じ視点でテレビを見ていて、つまり私たちは中居を見ながら、同時に中居と同じものを見ていた。これまでずっとだ。中居が笑うときに私たちは笑い、中居が涙するときに私たちは涙し、中居と同じテレビをずっと一緒に見てきたのだ。だから中居を思い浮かべるとき、私たちは特別な気持ちになる。中居がテレビを楽しめないなら、それは私たちもまたテレビを楽しめないということでもあるから。 テレビが、芸能界が、アイドルが、夢を見せることができないのなら、存在意義なんてどこにもない。中居には、テレビの中で笑っていてほしい。そのとき私たちは、彼と同じ笑顔で笑っているだろう。 【検証結果】 『ナカイの窓』で大活躍を見せたラッパー、R-指定に、中居はこう言った。「今日、本当、いてくれてありがとう」と。それは、まさに私たちが中居に対してずっと思っていたことであり、そしてこれからも、言い続けたいと願っている言葉だ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa
「親の借金のカタに……」韓国人女性を監禁&1日12時間売春を強要していたあっせん業者摘発で、FBIも動きだす!?
アメリカで韓国女性たちによる大規模な性売春が発覚し、大きな波紋を呼んでいる。1月8日、ワシントン州ベルビュー市にある13の高級マンションで売春行為を展開していたオンライン売春あっせん業者が摘発された。 現地警察によると、このあっせん業者はウェブサイトを通じて買春者を募り、1回当たり300ドル(約3万5,000円)で韓国人女性たちに売春させていたという。逮捕された中には、売春を管理していた韓国人女性マネジャーもいた。彼らは「The League」と呼ばれる全国規模の売春ネットワークを使って、韓国人女性たちをワシントン州だけではなく、アメリカ国内15の大都市に派遣させて売春行為を行っていたというから驚きだ。 現地警察によると、逮捕された韓国人女性たちの大半は、家族が抱えた借金を返すために韓国の犯罪組織に売れられ、アメリカで売春を強要されていたという。その多くが不法入国で、1日12時間近く働かさる監禁状態だったという。現地警察は彼女たちを「被害者」と位置付け、取り調べの後にアメリカに合法的に滞在できるような処置を取ったというが、今回の事件はアメリカで韓国人女性の売春が増加していることをあらためて明るみにした。 実際、ネットで、韓国人女性を意味する「Kgirl」と検索すると、「24H OPEN」と書かれたセクシー画像がすぐにヒットする。そのほかにも「あなたをリラックスさせ、幸せにすることができます」「あなたを待っています」といったコピーがついた韓国人女性の売春広告や、「163cm、Bカップの22歳、幼稚園のパートタイム保育士です。幸せな時間を保証します。夜遅くても仕事できます」といったものまで。外国人観光客をターゲットにした集団売春あっせん業者のウェブサイトには「100名を超える美しい韓国人女性があなたを待っています」と煽るものまである始末だ。 こうしたニュースに怒り狂うのは、韓国のネットユーザーたちだ。とある掲示板では、こんな書き込みも。 「体を売って、アメリカ人から変態行為を要求されてまで金を稼ぎたい、韓国のバカ女たち。親の借金で海外に売られた? まったく、いつの時代の話だ。慰安婦問題で、ただでさえ世界から注目を浴びているのに、バカ女どものせいで全世界に売春婦を輸出している国という汚名だけが残る」 強制か志願かは別としても、アメリカで発覚した韓国人女性たちの売春問題は、ますます表面下しそうな気配だ。韓国メディアによると、今回の摘発事件を受けてFBIも動きだすというが、韓国女性たちが関わった大規模な売春組織が摘発されれば、それだけ韓国の国家イメージに悪影響を及ぼしかねないだろう。
寅さんの系譜を現代に継ぐ、流れ者キャラの誕生──ロケ現場で様々な伝説を残す男『俳優 亀岡拓次』
男は誰しも『男はつらいよ』の寅さんみたいな生き方に憧れる。渡り鳥のように町から町へ、村から村へと旅を続け、各地の祭りの風景の中に溶け込み、そしてマドンナとの出会いに胸をときめかす。一年中がハレの日続きで楽しくて仕方がない。たまに実家に帰ると「そんなヤクザな生活は辞めて、いい加減に地に足の着いた仕事に就きなさい」と小言を浴びるが、全国各地に寅さんが来るのを待っている人もいるので、そう簡単に辞めるわけにはいかないのだ。『俳優 亀岡拓次』の主人公もまた、寅さんと同じ系統の人種である。ロケ地からロケ地へと全国津々浦々を渡り歩き、監督が求めるままにカメラの前でホームレス、泥棒、ヤクザ、死体役をほいほいっと演じる。出演シーンはわずかでも、撮影現場の熱気が心地よい。出会っては別れ、また出会うというスタッフや共演者たちとの程よい距離感も好ましい。そして撮影終了後は地元の飲み屋街へと足を運び、気持ちよく酔っぱらう。たまに独身であることを侘しく思うが、今の生活を変える気にはなれない。暴力団排除条例が施行され、寅さんみたいなテキヤ稼業がままならなくなった現代社会において、俳優・亀岡拓次ことカメタクは寅さんの系譜を受け継ぐキャラクターだといえるだろう。 大スター・キムタクと違って、カメタクは脇役専門の俳優だ。基本的にどんな仕事も断らず、予算の少ないインディーズ系の映画でも2時間ドラマのちょい役でも、ひょいひょいと引き受ける。カメタクには欲がない。フツー、俳優はもっといい役を演じたい、少しでもカメラに長く映って自分を印象づけたいという意識が働き、演技が過剰になりがちだが、カメタクにはそれがない。流れ弾に当たって絶命する役を頼まれると、それはもう見事なほどにあっけなく死んでみせる。カメタクはいわば“依りしろ”みたいな存在であって、自分というエゴをまるで感じさせない。それゆえに監督たちからは重宝され、脇役専門でもけっこー仕事が入ってくる。監督に「今回も見事な死にっぷりでした」と喜ばれ、まんざらでもない。映画やドラマに主演することがなくても、映画賞には無縁でも、好きな仕事で食べていけるカメタクは充分に幸せだった。 カメタクは卓越した演技力を誇っているわけではないが、ただ自分というものがないので、どんな撮影現場でもすぐ馴染んでしまう。スター俳優と違って面倒くさいことは言わないから、助監督や制作担当からも親しまれている。では演技ひと筋のストイックな生活を送っているかとゆーと、そうでもなく、酒に加えて女も大好き。自分の本能に忠実な男である。ロケ先の山形で同じく脇役専門俳優の宇野泰平(宇野祥平)と一緒になり、女の子のいる店に繰り出して、撮影前夜にもかかわらず調子にのってしこたま飲んでしまう。完全に二日酔い状態のまま、大巨匠監督(山崎努)の時代劇の現場に入ってしまう。スタッフもキャストもピリピリする大巨匠監督の前で、コソ泥役のカメタクは酒の匂いをプンプンさせながら、忍び込んだ寺の僧侶(戊井昭人)との殺陣シーンを演じる。何とか我慢して芝居をしていたカメタクだが、僧侶役の役者は気合いが入りすぎ、カメタクのみぞおちに誤って槍を突き立ててしまう。カメラが回る本番中、カメタクは思いっきり嘔吐する。大巨匠監督の勝負作の本番中にゲロを吐いたカメタクはもはや伝説の俳優だった。だらしない生活を送ることで、そのだらしなさが魅力となっている希有な役者だった。安田顕主演作『俳優 亀岡拓次』。37歳、独身、貯金なしという脇役専門俳優のカメタクが、撮影で様々な街を訪れるロードムービーとなっている。
愛すべき脇役専門俳優・カメタクを演じるのは、安田顕。2015年の大ヒットドラマ『下町ロケット』(TBS系)、北野武監督の『龍三と七人の子分たち』(15)、深夜ドラマ『アオイホノオ』(テレビ東京系)ほか、カメタクと同様に主演ではなく味のあるバイプレイヤーとして引っ張りだこだ。もともと大泉洋らが所属する演劇ユニットTEAM NACSの一員として人気のあった安田だが、『HK変態仮面』(13)で鈴木亮平扮する変態仮面が爽やかないかがわしさを披露していたのに対し、安田はニセ変態仮面として100%純粋ないかがわしさを放ち、名バイプレイヤーとして立場を揺るぎないものにした。鈴木亮平のはち切れんばかりのもっこり股間以上に、安田のどこか哀愁を帯びたもっこり加減が目に焼き付いた。園子温監督の『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)では、園監督の嫁である神楽坂恵の巨乳をずっとモミモミしていた。平気な顔して監督が見ている前で監督の嫁のおっぱいをモメる男、それが安田顕だ。映画の中のカメタクと現実の安田顕が入れ替わっても、誰も気が付かないかもしれない。そのくらい、2人はクリソツである。 寅さんもカメタクもどちらも浮き草のような流れ者人生を送っているが、『男はつらいよ』と『俳優 亀岡拓次』には大きな違いがある。それは『俳優 亀岡拓次』は濃厚なフェロモンが立ち込める官能映画でもあるという点だ。物語の前半、カメタクはヤクザ映画に出演するために信州へと向かい、撮影を済ませた夜、地元で見つけた小さな居酒屋の暖簾をひとりでくぐる。ホロ酔い状態のカメタクがカウンターでウトウトしていると、いつの間にか店の主人は姿を消し、主人の娘と思われる若女将の安曇(麻生久美子)が厨房に入っていた。店の中は2人っきりだ。この若女将役の麻生久美子が、匂い立つほどの色気を醸し出している。薄手の白いセーターを着ているが、ある意味ヌードよりもエロく感じられる。エロスが白いセーターを着て立っているようだ。しかも、白いセーターを着たエロスは笑顔を浮かべてお酌し、さらにカメタクのために包丁をふるう。とても鮮やかな手つきで、タコブツを皿に盛る。ここで描かれるのはグラビアアイドルが際どいビキニ姿で挑発してくる非日常的なエロさではなく、生活感を伴った生々しいエロスだ。独身生活の長いカメタクは、すっかり安曇さんの虜になってしまう。 津軽弁ムービー『ウルトラミラクルラブストーリー』(08)以来、実に7年ぶりの長編となる横浜聡子監督だが、溢れる才能が先走りしすぎた感のあったオリジナル作『ウルトラ──』に比べ、原作付きの『俳優 亀岡拓次』はいい感じで肩の力が抜けている。それでいて横浜監督ならではの味付けがされており、独身男の気ままな生活をのほほんと描いた原作世界をスリリングなものに脚色している。男と女のひと筋縄では済まない関係がところどころに顔を出している。カメタクのだらしなさは男の色気でもあるが、横浜監督が描く女性たちはそんなカメタクに微笑みながらも、後ろ手に刃物を隠している。麻生久美子の包丁さばきも鮮やかだったが、もうひとり刃物を手にした“女”が現われる。カメタクは難しいことは考えない。頭の中は空っぽだが、それゆえに若手監督の横田(染谷将太)ら一部の人間にはミステリアスな存在に映るらしい。
ぬる~い役者人生を送るカメタクの前に、舞台俳優として有名な大女優・松村夏子(三田佳子)が立ち塞がる。珍しく舞台に出演することになったカメタクは初めて夏子と共演するが、映画と違って舞台は生理的にどうも違って、うまく馴染めない。好きな役者稼業で食べているカメタクにとっての大試練である。舞台上で刃物を持って仁王立ちする夏子に対し、カメタクは格闘家のようにするするっと背後に回り込み、無我夢中で夏子の胸をもみしだく。『Wの悲劇』(84)や『極道の妻たち 三代目姐』(89)で猛禽類系の女性フェロモンを放っていた大女優のおっぱいを揉むという、選ばれし者の恍惚と不安をこのときのカメタク=安田顕は味わう。『俳優 亀岡拓次』の女たちは生活用品であり凶器にもなる包丁を持ち、男たちは旅に生きるというロマンスの花束を手に生きている。男と女はそれぞれの手に花束と包丁を持ってダンスを踊る。男と女がお付き合いすることの奇妙なアンバランスさとそれゆえの面白さを横浜監督はやんわりと描いてみせる。 『男はつらいよ』の寅さんは同じ流れ者のリリーさん(浅丘ルリ子)と周囲も認める仲だったが、でもやっぱりお互いに自由に生きる道を選ぶことになる。カメタクは寅さんほどの確固たる人生哲学は持ち合わせていないが、実のない生活を送っていることで、逆に映画やドラマという虚構の世界で生き生きとした存在になれることを自覚している。そんな自分が所帯を持っても大丈夫だろうかと、ふとカメタクは悩む。でも、ロケ先でどうしようもなく思い浮かべてしまうのは安曇さんのことだ。地方ロケが終わったカメタクは、安曇さんのいる信州の小さな居酒屋へと向かう。バイクに乗って突っ走る。走る、走る。名前は亀だが、カメタクはオムツを穿いて、ノンストップで安曇さんのもとへと走る。ありあまるほどのロマンスはいらない。たった、ひとかけらのロマンスがあればいい。目の前に咲く小さなロマンスを求めて、カメタクはひたすら走り続ける。不器用だけど、目の前のことに夢中になれる。カメタクはそんな幸せな男だ。 (文=長野辰次)ロケで訪ねた信州の居酒屋でくつろぐカメタク。仕事を終えて、美人女将の安曇(麻生久美子)と杯を重ねる。カメタクが幸せを感じる瞬間だ。
『俳優 亀岡拓次』 原作/戊井昭人 監督・脚本/横浜聡子 出演/安田顕、麻生久美子、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努 配給/日活 1月23日(土)より北海道先行公開、1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開 (c)2016「俳優 亀岡拓次」 http://kametaku.com
『パンドラ映画館』電子書籍発売中! 日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。 詳細はこちらから!
中国・悪徳公務員と“爆乳スッチー”の乱痴気パーティー画像が流出? でも、実は……
中国の「城管」とは、路上で違法に営業している露天商や交通違反、駐車違反を取り締まる治安要員のこと。本来なら街の秩序維持に貢献することで市民から尊敬されるべき存在のはずだが、彼らはその権力をかさに着て、時には立場の弱い露天商などに対して横暴な振る舞いをするため、多くの人たちから嫌われ、軽蔑されている。8人の“スッチー”を前にニヤける城管たちの姿が……
そんな城管が、CAのような制服を着た若い女性たちと宴会を開いている写真が中国のウェブサイトに掲載された。彼らの後ろにはデカデカと「新年を迎え、深センの文明執行者に敬意を表する!」と書かれた垂れ幕が張られている。しかも、この女性たちの制服がやけにセクシーで、胸元は大きく開き、ウエスト部分は素肌モロ見えで、なんと巨乳ばかり。一方の城管は、ニヤけた顔つきで女性たちを見つめている。 これを見た中国のネット民は大騒ぎ。これはうらやましい……ではなく、けしからんとばかりに、「城管の幹部が賄賂を受け取ってドンチャン騒ぎをしているぞ。中紀委(中国共産党中央紀律検査委員会)は調査をするべきだ」などと書き込みをする人まで出てきた。 しかし実はこれ、深セン市の隣にある東莞市のホテルの宴会場で撮影したイタズラ写真で、CAも城管もお金で雇われただけのニセモノだった。この宴を催したのは、広東省内に住む、ある企業家。この男性の話によると「日頃、汗水たらして深センの治安を守っている城管に対して敬意を表するために行ったもので、ほかの市の城管も、彼らを見習うべきだ」と語ったという。さっそくナンパにいそしむ者も。どう見ても、腐敗公務員である
いったいこんな衣装、どこから調達するのか
真相を知ったネット民の中には「こんな敬意の表し方は、城管のイメージを壊すものだ」と批判する者もいたが、多くは「これぞ、城管の本当の姿だ!」と評価。主催した企業家も“皮肉”としてやったことは明らかだろう。 これに対して怒り心頭なのが、メンツ丸潰れとなった当の深セン市の城管当局。いくらイタズラ写真とはいえ許せないとばかりに、ネット犯罪を取り締まる深センのサイバー犯罪対策課に告発したという。 しかしこの程度のイタズラ、笑ってやり過ごすのが大人の対応というもの。実は図星だったからこそ、ここまで騒ぎ立てたのかもしれない。 (文=佐久間賢三)へべれけになりながらも、視線はしっかり胸の谷間に……
韓国・ウェブ漫画市場が急成長! 成人向けアダルトコンテンツに、女性ユーザーもドハマり!?
韓国・ウェブトゥーン(ウェブ漫画)業界が大盛り上がりだ。2015年には、韓国全体での売り上げが300億円の大台を超えるといわれている。日本でもチラホラ耳にすることが増えてきた韓国ウェブトゥーン業界の動向だが、現在、新たな動きが生まれつつある。 ウェブトゥーンといえばこれまで、NAVER(LINEの親会社)、DaumKakao(カカオトーク)、NATEなど、大手IT企業がしのぎを削ってきた分野だ。しかし最近では、中小専門企業が相次いで頭角を現し始めている。中でも成長を有望視されているのが「レジンコミックス」と「TOPTOON(日本語版サイト名:TOPMANGA)」だ。 韓国メディアは、両サービスが成功している要因のひとつとして「クオリティーの高い成人向けのアダルトコンテンツ」を挙げている。「TOPTOON」は全作品のうち、約60~70%がアダルトコンテンツで、MAU(月間アクティブユーザー数)は870万人に達するという。レジンコミックスはアダルトコンテンツの比率を公開していないが、クオリティーが高いエロウェブトゥーンをサイトに多数取りそろえている。利用者数は月間700万人で、累計売上は約25億円(昨年4月時点)だ。 韓国では「漫画は子どもが見るもの」という通念が一般的で、紙の漫画市場はそれほど大きくなかった。が、ウェブトゥーンではアダルト系漫画のニーズを掘り起こし、利用者の年齢層を広げることに成功している。韓国で発表されている動画や小説など、他のウェブコンテンツ配信サービスの統計などから推測するに、アダルトウェブトゥーンの利用者層には女性が多く含まれているとも考えられる。 両サービスはすでに日本語版のサービスも展開しており、日本の漫画家からも好評を得ているようだ。「レジンコミックス」と取引のある日本の漫画業界関係者のひとりは「取引が始まって売り上げが伸びている。また、ウェブトゥーンと付き合いのある日本の漫画家も増えている」と話す。 「昨年末、レジンコミックスは『第2回世界マンガコンテスト』への受け付けを始めました。その賞金総額1,500万円。日本の漫画大賞でも見かけないような、破格の賞金です。韓国ウェブトゥーン業界のイケイケぶりがわかるエピソードでは」(同) ちなみにアダルト系ではないが、ウェブトゥーンで大好評を博し、ドラマ化された『末生』は、日本のケーブルテレビでも放送された。今後、韓国ウェブトゥーンから韓国ドラマへ、そして日本へ輸入されるという流れが増えてきそうな気配である。 (取材・文=河鐘基)「TOPMANGA」より
ゲスの極み! 中国で15歳少女を全裸にして“フルボッコ”したイジメ動画が流出
中国のビーチリゾート・海南島で撮影されたある動画がネット上で広まり、話題となっている。映っているのは、洋服と下着を剥ぎ取られ、全裸にされたひとりの少女。別の4人の少女が、寄ってたかって袋叩きにするというショッキングな映像だ。周りには、同じジャージを着た同級生とおぼしき野次馬たちもいるが、まったく止めるそぶりはない。むしろ、目前の光景を楽しんでいるようにも見える。 「中国新聞網」(1月16日付)などが伝えたところによると、少女たちは15歳の中学生。5人は、インスタントメッセンジャー「QQ」で会話をしていたところ口論となり、12日17時頃、被害少女への暴行に及んだという。その一部始終を動画で撮影するとともに、暴行後には、被害少女と仲良く(!?)記念撮影までしている。中にはVサインをしている者も。 事件後、被害少女と父親はすぐに近くの派出所に被害を届け出た。16日にマスコミに報道されたことを受け、臨高県公安局は17日未明から午前にかけ、加害者4人を次々と拘束し、現在取り調べを行っている。素人とは思えない、鋭い蹴り。リンチ慣れしてる?
中国でも近年、学校でいじめが増えている。今回、トラブルとなった原因は明らかにされていないが、何が彼女たちを暴力へと駆り立てるのか? 中国の教育事情に詳しい日本語教師の男性(52歳)は、こう分析する。 「日本以上に熾烈な受験戦争が、子どもたちの間にはびこる、いじめや暴力問題の一因とする見方がある。学校で出される宿題は多いですし、週末も補習や塾があります。遊ぶ時間もなく、日常的にプレッシャーとストレスにさらされているのです。儒教文化がいまだ根強い社会では、親に反抗することもできず、その発散先は、同級生に向かうしかないのです」 とはいえ、衆人環視の中で全裸にし、動画を撮影するという行為には、子どもらしさのかけらも感じられない。 (取材・文=中山介石)暴行後に記念撮影。モザイクがかかってはいるが、加害者の顔は意外とかわいらしい
2016年最初の“祭り”はコレだった! SMAP解散騒動で忘れがちな「ベッキー不倫騒動」を振り返る!
新年早々飛び込んできた、ベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音の不倫騒動。今まで恋愛スキャンダルとは無縁の“優等生”ベッキーだっただけに、ネット上を中心に大盛り上がり! 最近はもっぱら、どの媒体も川谷バッシングへと移行しているようですが、“卒論”の行方が気になるところです。 そんなお祭り騒ぎをたちまち吹き飛ばしたのが、ご存じ、SMAPの解散騒動です。こちらの動向は、日刊サイゾー読者のみなさんなら周知のところかと思いますが、連日、情報が錯綜している状況です。 それでは早速、ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 ゲス乙女との「不倫密会」も朝飯前!? 好感度凋落・ベッキーの超身勝手本性と“黒い業界評” 新年早々香ばしいニュース! 第2位 「日本一の大ウソつき」に!? “卒業”に多額の慰謝料……逃げ場なくしたゲス乙女・川谷絵音 代々木公園行ってきました 第3位 ジャニーズ帝国崩壊! 衝撃のSMAP“解散”報道の真相──メリー喜多川氏「解散って書いていいわよ」 いまや中居が戦犯扱い 第4位 「週刊文春」に、さらなる続報の構え!? ベッキーとゲス・川谷絵音のキス写真も押さえている……? 「わたしじゃないの」って、はぐらかすんでしょうか 第5位 SMAP“独立・解散”報道にくすぶる裏事情……木村拓哉も「一緒に独立」の可能性も 結局、裏切り者はキムタクだった? 次点 “よしもとイチのモテ男”ノンスタ井上「努力型のブサイクがイケメンに勝つから、恋愛は面白い!!」 とにかく明るい 次々点 「心筋梗塞!?」「DV疑惑勃発!?」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士夫妻が新年早々お騒がせ! 瓜田サンの不定期連載始まるよ!


















