パク・クネ大統領を支持する“親パク派”議員がフィギュアスケートのキム・ヨナに接触し、「政界へと勧誘した」という報道が話題になっている。パク大統領の支持率が下げ止まりする中で、親パク派が奇策に走ろうともがいている様相だ。 韓国大手メディア、中央日報は1月25日、“非パク派”議員のコメントとして、「(親パク派の)院内代表がキム・ヨナに政治をする気があるかどうか打診したのだが、失敗した」と報道。このコメントの真偽は定かではないが、多くのメディアが「(与党)セヌリ党内において、親パク派と非パク派の内紛が爆発寸前」と分析した。 これを受け、ネット民たちは「この報道が事実なら、セヌリ党はまともな判断ができていない」「フィギュア女王をスカウトなんかして……」などなど、セヌリ党を非難するコメントをネット上に多数書き込んだ。 韓国におけるキム・ヨナは、今でも絶対的な存在だ。 2018年に韓国・平昌で行われる冬季オリンピックでは広報大使を務めており、1月18日から公開されている宣伝動画では、スケーティングする姿を披露して話題に。また、最近行われた若者5万5,000人を対象にしたアンケート「会ってみたい英雄11人」でも、各界の著名人を押しのけて堂々ランクインした。昨年12月17日に国会議員会館で開かれた「2015国家ブランド大賞」授賞式では、大賞を受賞している。 好感度が高く、老若男女に支持されるキム・ヨナを自分の党に引き入れることができれば、パク大統領の下げ止まりした支持率にも回復の兆しが見えるかも……と考える発想は理解できなくはない。日本では、10年の参議院選挙に柔道の谷亮子が民主党から出馬した事例があるが、それと同じようなことだろう。 キム・ヨナがスカウトを断った理由として、政界に興味がなかったとも考えられるが、そもそも彼女はパク大統領を嫌っているという話もある。 それは、昨年8月15日にソウル・ワールドスタジアムで行われた「光復(独立)70周年記念行事」を見れば推し量ることができよう。同行事のフィナーレでは「我らの願いは統一」という歌を大合唱しており、パク大統領とキム・ヨナもステージに登場。パク大統領のすぐ右側にキム・ヨナは立っていたのだが、ほほえんで話しかけようとしている大統領をキム・ヨナは知らんぷり。さらに、手をつなごうとしたパク大統領の手を握り返すこともなく、終始ぎこちない様子を見せたのだ。テレビ局、チャンネルAなどは「キム・ヨナはなぜ、パク大統領によそよそしかったのか」という特集まで組んだほど(参照記事)。 野党はもちろん、与党内でも非パク派の反対を受けて苦しい状況が続くパク大統領。報道された通り、もしキム・ヨナのスカウトにも失敗していたとしたら、いよいよ八方ふさがりなのは間違いないだろう。キム・ヨナにしてみれば、迷惑極まりない話だが。
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ダメな奴らは、かわいらしい――NHK×松尾スズキ『ちかえもん』という虚実皮膜の痛快娯楽劇
「どうも、近松門左衛門です。浄瑠璃作家として教科書に載っている、あの近松門左衛門です。大河ドラマでもナレーションさせてもらったことがある、あの近松です!」 そんなモノローグが挿入される時代劇が『ちかえもん』(NHK)だ。 NHKの時代劇? 堅そう。近松門左衛門? よく知らない。 そんな先入観で見ることをためらってしまうのは、心底もったいないドラマだ。 いま一番元気で自由なドラマ枠は何かと言われれば、僕は迷わずNHKの木曜時代劇だと答えるだろう。民放でほとんど時代劇の新作が作られない中で、それを逆手に取るように、この枠はコンスタントに質の高い作品を放送している。質が高いだけではない。とても挑戦的かつ、娯楽性の高い作品が多いのだ。 冒頭に引用したモノローグだけでも、この『ちかえもん』の特異性がわかるだろう。 本作は、近松門左衛門が人形浄瑠璃の傑作『曾根崎心中』を完成させるまでを描いたドラマだ。だが、近松が「芸の真実は、虚構と現実との微妙なはざまにある」と、「虚実皮膜」こそがフィクションの醍醐味だと説いたように、このドラマもまた、虚実皮膜の物語だ。だから近松本人のモノローグなのに、「教科書に載っている」だとか「大河ドラマでもナレーションさせてもらったことがある」などと現代人目線。さらに、「嘆き疲れた 宴の帰り これで浄瑠璃も 終わりかなとつぶやいてえ~♪」と、「大阪で生まれた女」の替え歌まで歌いだしたりもするのだ。 演じているのは、大人計画の主宰で劇作家でもある松尾スズキ。脚本は『ちりとてちん』などの藤本有紀。ドラマ脚本家が劇作家に浄瑠璃作家の思いを託し、悲劇の傑作を描くまでの苦悩を喜劇で描くという複雑な構造になっている。だから「もうちょっと褒めてくれたかてええやろー!」などという、物書きの不安や弱さがリアルかつコミカルに描かれている。 ここで描かれる近松は、プライドが高いのに自信はないという優柔不断な男。武士を辞めて浄瑠璃書きとなるが、誘われると今度は歌舞伎作家になって、ちやほや持ち上げてくれた男がいなくなると、浄瑠璃に戻ったという経歴。だが、スランプに陥って、劇場は不入りが続いている。そんなときに、親不孝を称賛する歌を歌いながら「不孝糖」なる飴を売り歩いている謎の渡世人・万吉(青木崇高)と出会ったことから、物語が始まる。その万吉が一目惚れする遊女が、お初(早見あかり)だ。そして豪商・平野屋の放蕩息子・徳兵衛(小池徹平)との三角関係を、おそらく近松が間近で見て、『曾根崎心中』の着想を得ていくのだろう。 こうした物語自体も、もちろんこのドラマの見どころではあるが、最大の魅力はそのキャラクターだ。特に、松尾スズキ演じる近松門左衛門の異常なかわいらしさだ。あふれ出す、心の声のボヤキ。それに合わせた豊かすぎる表情がものすごい。 例えば、こんなシーン。徳兵衛が遊女たちと遊んでいる最中に万吉が騒ぎを起こしてしまい、台なしにする場面だ。 万吉 「すんまへん」 徳兵衛 「待てえ。そないな謝り方で済む思うてんのか?」 近松 (あ!) 徳兵衛 「私を誰やと思ってるや。平野屋の跡継ぎやぞ」 近松 (そやった! こういう奴やった、このお人は!) 万吉 「へい。それがなんでっしゃろ?」 近松 (そしてこいつはこういう奴やぁ~~!)「すみまへん。こいつ、ちょっと変わりもんでんねん」 徳兵衛 「近松つう、物書きか?」 近松 「へえ」(呼び捨てぇ~? 年長者つかまえて、呼び捨てぇ~?) 徳兵衛 「お前の知り合いか?」 近松 「お前」~? ( )の中は心の声だ。その間中、松尾は表情筋が人の2~3倍になったかのように、形容しがたいほど顔を変形させている。さらに、土下座を要求されると(誰がそないなことするかい! けど、しゃーないや~ん!)(浄瑠璃書けなくなったら困るも~ん!)と、心の中で叫びながら頭を下げようとするのだ。 とにかく、ダメ男っぷりがかわいらしい。せっかく「近松さんは芭蕉さん、西鶴さんに勝るとも劣らん物書きや」と褒められたのに「みんな親しげに名前で呼ぶのに、なんでわしだけ名字で呼ぶんでっか!」と、しょうもないことでキレてしまう近松は、なかなか名前を覚えることができない万吉に「ちかえもん」と呼ばれたことに怒るどころか、「かわいらしいやん」と、まさかのご満悦。かわいらしいは、正義なのだ。 『ちかえもん』は、“ええ年”をしたダメな男たちが虚実皮膜の世界の中でダメなまま懸命に生きる物語だ。おそらく近松は、優柔不断で意地っ張りで弱いままだろう。それは「親孝行ブーム」の元禄の世に、「不孝糖売り」なる怪しげな商売を喜々とやっている万吉の姿が示唆している。ダメだっていいのだ。『ちかえもん』は、ダメな奴らを「かわいらしい」と肯定する。 果たして近松は、いかなる“気づき”を得て『曾根崎心中』を書き上げるのか、ひとときも見逃せない。てな、陳腐な言い回しはふさわしくないような娯楽傑作なのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからNHK木曜時代劇『ちかえもん』
ダメな奴らは、かわいらしい――NHK×松尾スズキ『ちかえもん』という虚実皮膜の痛快娯楽劇
「どうも、近松門左衛門です。浄瑠璃作家として教科書に載っている、あの近松門左衛門です。大河ドラマでもナレーションさせてもらったことがある、あの近松です!」 そんなモノローグが挿入される時代劇が『ちかえもん』(NHK)だ。 NHKの時代劇? 堅そう。近松門左衛門? よく知らない。 そんな先入観で見ることをためらってしまうのは、心底もったいないドラマだ。 いま一番元気で自由なドラマ枠は何かと言われれば、僕は迷わずNHKの木曜時代劇だと答えるだろう。民放でほとんど時代劇の新作が作られない中で、それを逆手に取るように、この枠はコンスタントに質の高い作品を放送している。質が高いだけではない。とても挑戦的かつ、娯楽性の高い作品が多いのだ。 冒頭に引用したモノローグだけでも、この『ちかえもん』の特異性がわかるだろう。 本作は、近松門左衛門が人形浄瑠璃の傑作『曾根崎心中』を完成させるまでを描いたドラマだ。だが、近松が「芸の真実は、虚構と現実との微妙なはざまにある」と、「虚実皮膜」こそがフィクションの醍醐味だと説いたように、このドラマもまた、虚実皮膜の物語だ。だから近松本人のモノローグなのに、「教科書に載っている」だとか「大河ドラマでもナレーションさせてもらったことがある」などと現代人目線。さらに、「嘆き疲れた 宴の帰り これで浄瑠璃も 終わりかなとつぶやいてえ~♪」と、「大阪で生まれた女」の替え歌まで歌いだしたりもするのだ。 演じているのは、大人計画の主宰で劇作家でもある松尾スズキ。脚本は『ちりとてちん』などの藤本有紀。ドラマ脚本家が劇作家に浄瑠璃作家の思いを託し、悲劇の傑作を描くまでの苦悩を喜劇で描くという複雑な構造になっている。だから「もうちょっと褒めてくれたかてええやろー!」などという、物書きの不安や弱さがリアルかつコミカルに描かれている。 ここで描かれる近松は、プライドが高いのに自信はないという優柔不断な男。武士を辞めて浄瑠璃書きとなるが、誘われると今度は歌舞伎作家になって、ちやほや持ち上げてくれた男がいなくなると、浄瑠璃に戻ったという経歴。だが、スランプに陥って、劇場は不入りが続いている。そんなときに、親不孝を称賛する歌を歌いながら「不孝糖」なる飴を売り歩いている謎の渡世人・万吉(青木崇高)と出会ったことから、物語が始まる。その万吉が一目惚れする遊女が、お初(早見あかり)だ。そして豪商・平野屋の放蕩息子・徳兵衛(小池徹平)との三角関係を、おそらく近松が間近で見て、『曾根崎心中』の着想を得ていくのだろう。 こうした物語自体も、もちろんこのドラマの見どころではあるが、最大の魅力はそのキャラクターだ。特に、松尾スズキ演じる近松門左衛門の異常なかわいらしさだ。あふれ出す、心の声のボヤキ。それに合わせた豊かすぎる表情がものすごい。 例えば、こんなシーン。徳兵衛が遊女たちと遊んでいる最中に万吉が騒ぎを起こしてしまい、台なしにする場面だ。 万吉 「すんまへん」 徳兵衛 「待てえ。そないな謝り方で済む思うてんのか?」 近松 (あ!) 徳兵衛 「私を誰やと思ってるや。平野屋の跡継ぎやぞ」 近松 (そやった! こういう奴やった、このお人は!) 万吉 「へい。それがなんでっしゃろ?」 近松 (そしてこいつはこういう奴やぁ~~!)「すみまへん。こいつ、ちょっと変わりもんでんねん」 徳兵衛 「近松つう、物書きか?」 近松 「へえ」(呼び捨てぇ~? 年長者つかまえて、呼び捨てぇ~?) 徳兵衛 「お前の知り合いか?」 近松 「お前」~? ( )の中は心の声だ。その間中、松尾は表情筋が人の2~3倍になったかのように、形容しがたいほど顔を変形させている。さらに、土下座を要求されると(誰がそないなことするかい! けど、しゃーないや~ん!)(浄瑠璃書けなくなったら困るも~ん!)と、心の中で叫びながら頭を下げようとするのだ。 とにかく、ダメ男っぷりがかわいらしい。せっかく「近松さんは芭蕉さん、西鶴さんに勝るとも劣らん物書きや」と褒められたのに「みんな親しげに名前で呼ぶのに、なんでわしだけ名字で呼ぶんでっか!」と、しょうもないことでキレてしまう近松は、なかなか名前を覚えることができない万吉に「ちかえもん」と呼ばれたことに怒るどころか、「かわいらしいやん」と、まさかのご満悦。かわいらしいは、正義なのだ。 『ちかえもん』は、“ええ年”をしたダメな男たちが虚実皮膜の世界の中でダメなまま懸命に生きる物語だ。おそらく近松は、優柔不断で意地っ張りで弱いままだろう。それは「親孝行ブーム」の元禄の世に、「不孝糖売り」なる怪しげな商売を喜々とやっている万吉の姿が示唆している。ダメだっていいのだ。『ちかえもん』は、ダメな奴らを「かわいらしい」と肯定する。 果たして近松は、いかなる“気づき”を得て『曾根崎心中』を書き上げるのか、ひとときも見逃せない。てな、陳腐な言い回しはふさわしくないような娯楽傑作なのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからNHK木曜時代劇『ちかえもん』
春節前に出会い求め、老若男女みんなフリフリ! 中国の最新出会い系「ふるふる機能」とは
旧正月(春節)まで残すところ2週間を切り、すっかり“年の瀬”となった中国で、中国版LINE「微信」で気軽な出会いを求める人が激増している。 これは、自分の近くにいる人と知り合うことができる、いわゆる「ふるふる機能」を使ったものなのだが。当然ながら、知り合った相手に金銭をだまし取られたり、携帯を盗まれるなどの事件も多発している。「網易新聞」(1月13日付)によると、江西省に住む葉さん(仮名)は自称「特殊警察」の男とふるふる機能で知り合った。 2人はすぐに親密になり、恋人関係に。しかし、しばらくすると「兄弟分が結婚するから、お祝いの金を貸してほしい」「親が病気になった」などなど、男はあれこれと理由をつけて2万元(約40万円)を要求。男に夢中だった葉さんは疑うことなく、金を貸した。その後、男の要求はどんどんエスカレート。結局、3カ月間で、合計11万元(約220万円)をだまし取られたのだった。 だまされたと気づいた葉さんが返金を催促するや、すぐに男とは連絡が取れなくなってしまった。男はもちろん警察官ではなく、前科があるガードマンだったが、葉さん以外にも複数の女性から金銭をだまし取っていたという。 警察官がプライベートに出会いを求めた結果、取り逃がした犯人に遭遇する事件も起こっている。 同じく「網易新聞」(1月8日付)によると、陝西省の女性警察官が休暇中に微信でふるふるしていたところ、ひとりの男を見つけた。アイコン写真をよく見てみると、かつて取り逃がした、ある事件の犯人にそっくり! ほぼ本人に間違いないと確信したが、本名などを聞いても、あやふやな回答しか得られない。しかし、5日後、男がのんきに送ったメッセージにより発信元がほぼ特定され、御用となった。ふるふる機能を使ったイベントに参加する女性たち
旧正月前にこのようなニュースが増えることについて、上海在住20年の日本人はこう証言する。 「背景として、急いで恋人を作りたいというのがあるでしょう。旧正月に帰省すると、両親や親戚に『恋人はいるのか?』『結婚はいつだ、親に早く孫を見せてくれ』と圧力をかけられるのが目に見えている。それまでになんとか恋人を作ろうと、躍起になる人が増えているのでは」 中国人はもともと、日本人であれば「ただの知り合い」というような間柄の人を「友達」と呼び、よく知らない人に会うのも抵抗がない。そんな中国人にとってふるふるは、簡単に交友範囲を広げるいい手段と認識されているようだ。 (取材・文=ルーシー市野)14年には、ふるふる機能を悪用した輪姦事件も起こっている
「性的嗜好に、マナーまで……」6万6,000人分の“買春”顧客名簿流出で、一斉検挙危機!?
韓国で、買春を楽しんだ男たちが震え上がっている。性売買業者が作成したと思われる“顧客名簿”が、警察の手に渡ったのだ。そこに記載されている人数は、なんと6万6,000人。韓国の買春者たちは今、「もしかして捕まってしまうのか?」と、おののいているのだ。 韓国の複数のメディアによると、その顧客名簿はエクセルファイルで、本名こそ記載されていないが、携帯番号、車のナンバー、職業、見た目の特徴、性的嗜好、相手をした女性の名前などが具体的に書かれている。「マナーがいい」など、業者とじかに接触していなければ書けないような印象についてまで記載されているという。言うまでもないが、電話番号や車のナンバーがあれば、個人を特定するのはそれほど難しいことではない。 そもそもこの顧客名簿は、あるコンサルティング会社が出どころとなっている。同社は顧客名簿を公開し、「ソウル江南の性売買業者の名簿」と主張。「この組織は一日平均1,000万ウォン(約100万円)、2011年から5年間で150億ウォン(約15億円)を売り上げた」とし、「公益のためにリストを公開することを決心した」と説明している。 名簿に記載された職業の中には、医師などの専門職をはじめ、警察官も含まれているという。名簿の真偽は警察が調べている最中だが、もし本物であるとなれば、大々的な調査が始まるかもしれない。 というのも、韓国では実際に、買春した男たちを一斉検挙した事例があるからだ。最もよく知られているのは、11年の“国会前マッサージ店伝票事件”だろう。当時、警察は性売買が行われていた国会前のマッサージ店で決済された、クレジットカードの伝票3,600枚を入手。買春したと考えられる17~18万ウォン(約1万7,000~8,000円)を支払った男たちを調査し、300人を逮捕した。 ただし、今回入手した顧客名簿だけで逮捕に至る可能性は低いというのが大方の予想だ。ある警察関係者は「この顧客名簿は、さまざまな仲介者を経て入手した資料であるため、これ自体を証拠とするのは難しい。買春を思わせる内容が含まれているといえど、この名簿だけで該当者が買春したと立証することも簡単ではないだろう」と、韓国メディアに話す。今回の名簿は上に挙げた伝票のように、動かぬ証拠にはならないようだ。 それでも、今後この顧客名簿がネット上に流出するような事態も起こり得るわけで、6万6,000人の男たちは当分、枕を高くして寝られないだろう。自分でまいた種だけに、酌量の余地はなさそうだ。イメージ画像
「集中しすぎて気づかなかった!?」期末試験中に教師が急死! そのとき、生徒たちが取った驚きの行動とは
中国は日本以上に学歴社会で、学校ではクラブ活動もなく、生徒たちはただひたすら勉強することだけを強いられる。そんな中、江蘇省の中学校で驚くべき事件が起こった。 中国のニュースサイト「ホウハイ新聞」によると、1月17日、中国版LINE「微信」で「江蘇省の女性教師が試験監督中に亡くなるも、生徒は平静にテストを続ける。冷血無知のテストマシンは、いかに育成されたのか」というメッセージが投稿された。 さらに、「試験に集中しすぎていたからなのか、それともあまりにも無知で、目の前で起こっていることが異常な状況だとは思わなかったのか」と嘆き、すぐに助けを呼んでいれば、教師の命は助かっていたかもしれないとしている。 メッセージはこの学校に通う生徒の親が発信したもののようで、それによると同14日、江蘇省の泰興済川中学校で女性教師(36歳)が期末試験の監督中に突然死したのだが、試験が終わって解答用紙を集める時になって初めて、生徒たちは異変に気づいたというのだ。そして「昼に娘が帰宅してきて、『教師が亡くなった』と話した。その時の表情にも言葉にも、これっぽっちも気の毒だという感情が感じられなかった」と嘆いている。 この親が娘に詳しく事情を聞くと、生徒たちは教師が眠っているのだと思っており、教師が大きな声でうめいているのを聞いて怖くなったが、いびきをかいているのだろうとやり過ごしたという。試験終了のチャイムが鳴っても教師は目を覚まさず、反応がなかったにもかかわらず、一部の生徒はただ答案用紙を提出して教室を出ていくだけ。教師が目を閉じたまま口の端から白い泡を出していているのにも、気づかなかったという。 これについて、中国事情に詳しい上海在住のフリーライターは言う。 「日本の学校教育も、しばしば問題が指摘されていますが、中国の学校は日本以上にとにかく暗記主義で、授業中はただひたすら教師の言うことを聞くスタイル。そのため、生徒たちは自分で物事を考えるということをしなくなっている。それに一人っ子がほとんどで、家では親や祖父母がなんでも面倒を見てくれる。だから、自分から主体的に行動するということもないのです。今回の事件も、こういった中国の教育方式の悪い面が出たといえます」 悪いのは生徒たちではなく、教育やしつけの問題のほうが大きいということだろう。 (取材・文=佐久間賢三)教室で試験を受ける生徒たち(イメージ画像)
いい年した未婚女が北朝鮮に行くと、こうなる
こんにちは。今回は結婚の話です。 日本では30年前と比べ、生涯未婚率が上昇しているとのことで、私も例に漏れず、未婚クラスタの一員でございます。 編集・ライターという不安定かつカタギではない職業で、さらに30代未婚と「崖っぷち」な私でありますが、北の人からすると崖っぷちどころかほぼ終了している存在に等しいようで、訪朝時には行く先々で赤の他人からこのような言葉を投げかけられるのであります。 「結婚しないのか?」 「なぜ結婚しないんだ?」 「結婚もしないで、いつまでそんなことやってるんだ?」 「北朝鮮に来る暇があったら、結婚すればいいのに」と言われたときはさすがに笑ってしまいましたが、それほどヤバいと思われているのでしょう。 なぜ、ここまで責められるのか? 北朝鮮の女性の初婚年齢は20代前半~後半がほとんどで、相手がいなくても周囲が見合いをさせるなどして、なんとか結婚させるのが一般的なようです。よって、生涯未婚率は1%にも満たない(高麗ホテルのバーテンダー談)のではないでしょうか。なので、30歳以上で未婚でいるなんて、北朝鮮的にはあり得ないことなのです。 平壌ホテルの売店の女性販売員(当時29歳)は「私なんてもうダメ。こんな年じゃ、誰ももらってくれないかも。どうしよう」とぼやいておりました。29歳というと、確かに焦りだす年齢ではありますが、北では深刻さの度合いが増すのでしょう。 ちなみに実態はどうか知りませんが、若い女性に好みのタイプを聞いたら、テンプレのように「情熱的な人」と答えるので、斜に構えてる系の男子はモテないようです。 無論、常に行動を共にしていた、私のブログや拙著『実録・北の三叉路』(双葉社)でもおなじみ、ヤンキーヘアの女性案内員・鄭さんからも、連日のようにこの問題でチクチク言われるのでありました。 ついにキレた私は「いいじゃないですか、もう。ほっといて下さいよ!」と声を荒げましたが、「結婚は人間の義務なのよ」と人間論にまで話のレベルを吊り上げられ、閉口。鄭さんの同僚にも50代で未婚の女性がいたらしく、「理想が高いからそうなるのよ。妥協しないから売れ残るんだわ」と批判していました。そんな鄭さんも、30歳まで男性との交際経験がないまま見合い結婚しましたが、うまくいっているようでした。 極めつきは親族。 「お前の年じゃ、もうバツイチ子持ちの50代男の後妻になるしかないけど、頑張りなよ」 励ましになってないよ! さらには、言うにこと欠いて「もはや外国人で、いや日本人でいいじゃん」とまで。もちろん、相手の国籍はまったく問わないですが、北朝鮮の人がこう言うとは意表を突かれました。 このように、いい年こいた独身女性が訪朝する際は覚悟が必要になります。まあ、めったにそんな物好きはいないと思われますが……。 そして、連日におよぶ未婚ハラスメントを耐え抜き、迎えた帰国間際。ようやく解放される……と思いきや、親族と案内員から、さらなるダメ押しが。 「次に来る時は、既婚者になってから来いよ」 そんなわけで、結婚しないと次回訪朝は厳しいようなので、誰でもいいので結婚してくれませんかね。偽装でもOK(※ただしイケメンに限る)。セールスポイントは聞き上手、安くていい品を見つけるのがうまい、退屈させない、の3点です。同性パートナーシップでも構いませんが、渋谷区在住ではないので無理です。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>平壌ホテルの販売員と。朝鮮では行き遅れ独女のことを「老処女」と呼びますが、「老処女同士、頑張りましょ」と、謎の励まし合いをしたものです。あれから数年。無事、彼女が嫁入りできたことを祈ります。
いい年した未婚女が北朝鮮に行くと、こうなる
こんにちは。今回は結婚の話です。 日本では30年前と比べ、生涯未婚率が上昇しているとのことで、私も例に漏れず、未婚クラスタの一員でございます。 編集・ライターという不安定かつカタギではない職業で、さらに30代未婚と「崖っぷち」な私でありますが、北の人からすると崖っぷちどころかほぼ終了している存在に等しいようで、訪朝時には行く先々で赤の他人からこのような言葉を投げかけられるのであります。 「結婚しないのか?」 「なぜ結婚しないんだ?」 「結婚もしないで、いつまでそんなことやってるんだ?」 「北朝鮮に来る暇があったら、結婚すればいいのに」と言われたときはさすがに笑ってしまいましたが、それほどヤバいと思われているのでしょう。 なぜ、ここまで責められるのか? 北朝鮮の女性の初婚年齢は20代前半~後半がほとんどで、相手がいなくても周囲が見合いをさせるなどして、なんとか結婚させるのが一般的なようです。よって、生涯未婚率は1%にも満たない(高麗ホテルのバーテンダー談)のではないでしょうか。なので、30歳以上で未婚でいるなんて、北朝鮮的にはあり得ないことなのです。 平壌ホテルの売店の女性販売員(当時29歳)は「私なんてもうダメ。こんな年じゃ、誰ももらってくれないかも。どうしよう」とぼやいておりました。29歳というと、確かに焦りだす年齢ではありますが、北では深刻さの度合いが増すのでしょう。 ちなみに実態はどうか知りませんが、若い女性に好みのタイプを聞いたら、テンプレのように「情熱的な人」と答えるので、斜に構えてる系の男子はモテないようです。 無論、常に行動を共にしていた、私のブログや拙著『実録・北の三叉路』(双葉社)でもおなじみ、ヤンキーヘアの女性案内員・鄭さんからも、連日のようにこの問題でチクチク言われるのでありました。 ついにキレた私は「いいじゃないですか、もう。ほっといて下さいよ!」と声を荒げましたが、「結婚は人間の義務なのよ」と人間論にまで話のレベルを吊り上げられ、閉口。鄭さんの同僚にも50代で未婚の女性がいたらしく、「理想が高いからそうなるのよ。妥協しないから売れ残るんだわ」と批判していました。そんな鄭さんも、30歳まで男性との交際経験がないまま見合い結婚しましたが、うまくいっているようでした。 極めつきは親族。 「お前の年じゃ、もうバツイチ子持ちの50代男の後妻になるしかないけど、頑張りなよ」 励ましになってないよ! さらには、言うにこと欠いて「もはや外国人で、いや日本人でいいじゃん」とまで。もちろん、相手の国籍はまったく問わないですが、北朝鮮の人がこう言うとは意表を突かれました。 このように、いい年こいた独身女性が訪朝する際は覚悟が必要になります。まあ、めったにそんな物好きはいないと思われますが……。 そして、連日におよぶ未婚ハラスメントを耐え抜き、迎えた帰国間際。ようやく解放される……と思いきや、親族と案内員から、さらなるダメ押しが。 「次に来る時は、既婚者になってから来いよ」 そんなわけで、結婚しないと次回訪朝は厳しいようなので、誰でもいいので結婚してくれませんかね。偽装でもOK(※ただしイケメンに限る)。セールスポイントは聞き上手、安くていい品を見つけるのがうまい、退屈させない、の3点です。同性パートナーシップでも構いませんが、渋谷区在住ではないので無理です。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>平壌ホテルの販売員と。朝鮮では行き遅れ独女のことを「老処女」と呼びますが、「老処女同士、頑張りましょ」と、謎の励まし合いをしたものです。あれから数年。無事、彼女が嫁入りできたことを祈ります。
「子どもの肛門に塗る」「シロアリ駆除」!? 中国人の“斬新すぎる”タイガーバームの使い方
日本でも塗り薬として有名なタイガーバーム(国内では、株式会社龍角散が輸入・販売代理店)。1870年代に清の薬草商人・胡子欽によって、ビルマ(ミャンマー)のラングーンで発明され、彼の死の床で、息子の胡文虎と胡文豹に完全な製薬法が伝えられたといわれている。以後、東南アジアを中心に世界中で販売されるまでになった。外用消炎鎮痛剤として、肩こりや筋肉痛の痛みを和らげたり、まぶたに塗って眠気覚ましに利用したりとさまざまだが、中国大陸ではびっくりするような使用法が各地で報告され、話題を呼んでいる。「百度百家」(1月12日付)などが紹介した意外な使用法の一部を紹介しよう。 まずは、体に塗る使い方。関節痛やリウマチ、さらに喉や扁桃腺に痛みを感じるときは、皮膚の上からたっぷり塗ることで治るという体験談が。それに混じって、変わった使われ方も。 「子どもの肛門が赤く腫れ上がったとき、タイガーバームを肛門の患部に塗ると、その日のうちに治ってしまう」 「ワキに塗ると、ワキガのあのイヤなニオイを揮発作用で抑えてくれる」 「歯茎や歯の痛みには、綿棒につけて塗ると痛みが和らぐ」 「船酔いや車酔いをする人は、マスクに塗っておくと酔い止めになる」 皮膚の上ならともかく、歯茎に塗っていいものなのか……。一方、塗る以外にも使用方法があるようだ。 「皮膚にペンキなどが付着した場合、タイガーバームを塗り、1~2分後に拭き取る。すると、ペンキの油性分が皮膚から剥がれ落ちる。衣服に油性分が染み込んでしまった場合も、タイガーバームを塗り込んで洗濯すると落とすことができる」 「トイレの消臭にも利用できる。フタを開けた状態でトイレの隅に置いておくと、あっという間にトイレの嫌なニオイが消える。2~3カ月、消臭効果は持続する」 「地面にこびりついたガムにタイガーバームを塗ると、すぐに軟化し、除去しやすくなる」 「シロアリにもタイガーバームが有効。シロアリに食われて穴の開いてしまった箇所にタイガーバームを塗り込んでおくと、シロアリがいなくなる」 「部屋の隅に置いておくと、夏場は蚊が部屋に侵入してこなくなる。4~5個置いておくと、効果を発揮するぞ」 消臭や防虫、洗浄目的で使用する中国人も多いようだが、ぜひ試してみては? (文=青山大樹)日本でもおなじみのタイガーバーム。中華圏でも、一家に一個は常備されている
韓国で人気急上昇中のガールズグループTWICEを引っ張る、3人の日本人
韓国では、ガールズグループの勢いは、まだまだ止まりそうにない。昨年、日本デビューを果たしたApink、セクシーなダンスで一気にトップアイドルの仲間入りを果たしたEXIDほか、AOA、MAMAMOOなど、その数は数え切れないほど。まさに、市場は群雄割拠となっているが、そんな中、最も勢いに乗っているのがTWICEだ。 2PM、Wonder GirlsやMiss Aを輩出したJYPエンターテインメント所属で、昨年10月にデビューしたばかりだが、2015年度新人グループ売り上げランキング1位、デビューから最短期間(約40日)でMAMA新人賞受賞など、さまざまな記録を更新。その名の通り、人々を“二度”も振り返らせている。 特に注目すべきは、9人のメンバーの中に日本人が3人、台湾人が1人含まれていること。昨今の韓国アイドル市場において多国籍グループはそれほど珍しいことでもないが、日本人が3人もいるのはTWICEが初めてなのだ。モモ(平井もも)、サナ(湊崎紗夏)、ミナ(名井南)の3人は、韓国ファンから「桜ライン」と呼ばれ、人気を博している。 メインダンサーを務めるモモは、グループ内でも1~2位を争う人気だ。大食い自慢の彼女は、バラエティ番組で好物の豚足を90分間食べ続けたことも話題に。 サブボーカルのサナは、韓国人メンバーを叱り付けるほどの韓国語の実力を持っており、バラエティ番組で披露した釜山訛りの韓国語でファンのハートをわしづかみにした。 一方のミナは、カタコトの韓国語を一生懸命しゃべろうとする姿が人気を博している。色白で清純なイメージがあり、まさに韓国人が思い描く“理想の日本人女性”だとか。 この「桜ライン」メンバーと台湾出身のツウィが、猛烈な勢いでグループの人気を引っ張っているTWICE。それだけに今後の懸念材料となるのは、韓国人メンバーと外国人メンバーが内部分裂しないかということだろう。 というのも、実は日本人メンバーが含まれた韓国ガールズグループは、TWICEが2組目。日本人を加えて1998年にデビューした多国籍ガールズグループのCircleはわずか2年足らずで解散してしまったが、その大きな原因はメンバー同士の不仲だといわれているのだ。 しかし、JYPはほかの事務所に比べて所属歌手の人柄が良いことで有名で、「TWICEはメンバー同士の仲が良く、楽屋ではただの女子会に見えることも。このチームワークだからこそパフォーマンスのレベルが高く、これからさらにクオリティを上げていくのでは」と芸能関係者は言うが、果たして……? (文=李ハナ)『THE STORY BEGINS (韓国盤)』(JYP Entertainment)








