ごみ山を漁って一儲け!? 中国で廃棄された機内食を“リサイクル”販売!

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中国国内線の典型的な機内食。パンやザーサイの袋がある
 今年1月、カレーハウスCoCo壱番屋が産廃業者に廃棄を依頼した冷凍ビーフカツやチキンカツが横流しされ、スーパーで販売されていたことが発覚。大騒動となったのは記憶に新しい。一方、中国でも、同様に破棄されるべき食品の“リサイクル”が話題になっている。  報道番組『1818黄金眼』が3月中旬に伝えたところによると、浙江省の省都・杭州にある国際空港付近の村で、毎日午後になると辺り一帯に物売りが集まってきて、パンやザーサイの小袋、ミネラルウオーターなどを売るという。それらの商品には、いずれも航空会社の名前と「航空用」という記載がある(ザーサイの小袋は、中国系エアラインの機内食には必ずと言っていいほど付いている)。
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航空会社のシールが貼られた飲料(番組より)
 物売りは「いま飛行機から仕入れたばかり、スーパーよりずっと安いよ」と言いながら売っているが、村人いわく、これらは機内清掃から出るゴミの山を漁って集めた食品だというのだ。価格は激安で、ミネラルウオーターは4本で1元(約17円)。通常の市場価格では1本2元(約34円)程度。ザーサイに至っては量り売りで500gごとに1元、袋に詰められたパンは一山で3元(約51円)だ。  中国においても当然、機内食は封を開けていない食品も含め、すべてゴミ袋に入れて廃棄され、目的地に到着するとゴミの分別が行われる。ただ、この国際空港においては、奥にある施設でゴミの分別が行われているものの、作業自体は外部の民間業者に任されている。同番組の記者が現場に張り込んで様子を確認したところ、分別作業員は集めた廃棄食品が入った袋をある場所に置いており、物売りの責任者らしい人物がそれらの袋をピックアップし、車へと運んでいくシーンが確認された。さらに、分別作業員らは17時に退勤すると物売りに加わり、グルになって当日集めた廃棄食品を売りさばいていたのだった。
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捨てられた機内食は、ここから持ち去られるようだ(番組より)
 番組では、記者が20元(約340円)で6kgのザーサイ、パン一山、ウエットティッシュ一山を購入。袋の外には油汚れがあり、ゴミの臭いがしたという。事情を知る人物によれば「冬はまだしも、夏はひどい臭いがする」とか。記者が直接、分別作業員に確認したところ、封の開いた飲み残し飲料は複数の飲み残しを1つのペットボトルに詰め替えるというから、不衛生極まりない。 「90年代まで、中国ではミネラルウオーターを買ったら封がすでに開いていることも珍しくなかったし、アイスの棒は回収して再利用しているとよくいわれていましたから、その延長という感じでしょう。そもそも空港は、既得権益を享受する人が集中するところ。中国の空港ではセキュリティエリアに入る前にライターは没収されるんですが、回収されたライターは空港出口にたむろする喫煙者に販売しているんです。また、税関が没収した豪華なブランドものはオークションにかけられて販売されたり、没収された酒も空港近くに転売マーケットがある。これらは税関職員による組織的な商売で、彼らの大きな“副収入”になっています。ここ数年、中国各地の税関でiPhone 6がたくさん没収されていますが、それらの横流しも報じられていますよ」(中国在住歴22年の日本人自営業者)  今回ニュースになった廃棄機内食の流通は、氷山の一角なのかもしれない。 (取材・文=ルーシー市野)

止まらない中国・女子中高生の集団暴行……“また”同級生を全裸にしてフルボッコに!

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丸裸にされ取り囲まれる女子高生。必死に手で体を隠そうしているのが痛々しい
 中国で、学校内での同級生に対する集団暴行が止まらない。これが男子生徒によるものなら、ヤンチャな若者にありがちということで話は終わるのだが、女子生徒たちが同じ女子をターゲットに集団でフルボッコにするのだから驚くばかりだ。  2カ月ほど前にも「>中国で15歳少女を全裸にして“フルボッコ”したイジメ動画が流出」という事件をお伝えしたばかりだが、またしても、女子生徒による陰惨なイジメ映像がネットを駆けめぐった。
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髪の毛を引っ張り、手で体をはたくなど、やりたい放題
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全裸の女子生徒を前に大笑いしている姿も
 映像には、素っ裸にされた女子生徒を4~5人の同級生たちが取り囲み、ひっぱたいたり、髪の毛を引っ張ったり、蹴りを入れたりしている様子が映し出されている。さらには、指で乳首をつまむような動作をしているところまで見受けられる。情報が乏しいのでどこの学校で行われたのかは不明だが、どうやら彼女たちは女子高生のようだ。  これを見た中国のネット民たちからは、怒りの声が上がっている。 「今の青少年保護法は、こんな悪いヤカラを守っているだけ」 「未成年の犯罪、特にこんな校内暴力に対しては、もっと厳重に処罰すべきだ」 「80后や90后(80年代、90年代生まれ)もワガママな世代といわれてたけど、今の子はもっとひどいな」 「こんな社会問題を野放しにすると、中国は第二のソ連になるぞ!」  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、青少年保護法に関する最近の中国政府の動きについて、こう説明する。 「校内暴力の多発を受けてか、先日開催された全国両会(国会に相当)において、校内反暴力法の制定を呼びかける提案が上がった。これは未成年、特に14歳以下への刑事処罰に関する刑法を改正するというもので、各層からの注目を集めました」  こうしたことは、たとえ法律を変えたところで事態はあまり変わらない。子どもは社会を映し出す鏡。法律を改正する前に、失われてしまった大人たちの道徳観念をなんとかするのが先だろう。 (取材・文=佐久間賢三)

「性欲大満足」!? 乙武洋匡氏の不倫騒動、貞操観念高き韓国でもイメージダウン必至か

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撮影=岡崎隆生
 今年に入り、日本ではベッキー、桂文枝、石井竜也など、著名人たちの不倫騒動が後を絶たない。3月24日にも、ベストセラー『五体不満足』(講談社)の著者・乙武洋匡氏の不倫疑惑が発覚。大変な騒ぎとなっている。  このニュースは、海を越えてお隣・韓国でも大きく報道されている。「『五体不満足』乙武洋匡の墜落、彼はいったい?」「乙武洋匡不倫、政界も“衝撃”」「『五体不満足』乙武、“五体不倫満足”」など、手の込んだキャッチを使い、各メディアで大スクープ扱いだ。  そもそも、乙武氏は韓国でも高い評価を得ていた。身体的ハンデに負けないバイタリティーや深い教養、TwitterなどSNSを通してのブラックユーモアなどは、韓国でも絶賛されていたのだ。  また、韓国版『五体不満足』も、約50万部の売り上げを誇るベストセラーになっている。日本に比べて紙媒体の販売率が低い韓国において、これは脅威の販売数である。    それだけに、今回の不倫騒動は大きな注目を集めてしまった。韓国ネット民も「乙武さん、好きだっただけに苦しい。教え子が受けた衝撃は大きいだろうな」「乙武さん、ユーモアのある方だと思っていただけにガッカリしました……」と、彼の不貞行為にショックを隠せない人が続出している。  一方、韓国の2ちゃんねる的掲示板「イルべ」では、乙武氏の不倫騒動に関するスレッドが乱立する事態となり、「五体大満足」「五妾不満足」「性欲大満足」など、彼の著作に絡めて不倫行為を揶揄する書き込みが大量に発生している。  もともと、儒教色の強い韓国は貞操観念に対する潔癖感が強く、配偶者以外と関係を持った場合は、「姦通罪」が適用されていたほどだ。好感度の高かった乙武氏のイメージダウンは、避けられないだろう。  ちなみに、「姦通罪」は昨年2月に廃止になった。その結果、最近では夫や妻の不倫相手を実名でネットにさらす行為が多発。各所で訴訟騒ぎも相次ぎ、泥沼の様相を呈している。不倫に対する嫌悪感は、日本の比ではない。  乙武氏は、失墜したイメージを回復することができるのか? 今後の展開に注目だ。

過激発言連発!! 打ち切り&発禁になった伝説の女装男子マンガ『ストップ!!ひばりくん!』『おカマ白書』

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『ストップ!!ひばりくん!』(小学館)
 いまテレビで一番勢いのあるバラエティタレントといえば、マツコ・デラックスですね。かつてはおすぎとピーコの独壇場であったオネエ枠ですが、今では多数のタレントがおり、エンタメの世界になくてはならない存在となっています。  こういったマスコミの取り上げ方や、コスプレイヤーが世間で認知されるようになるとともに女装のハードルも下がり、「女装男子」とか「男の娘」が普通に話題となる、いわゆる女装のカジュアル化が起こっています。  しかし1980~90年代は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「Mr.レディー」ブームこそあったものの、まだまだ女装が何かまがまがしいものであるかのような扱いを受けていた時代です。そんな時代にあえて女装男子をテーマとした伝説的2作品を、今回はご紹介します。 ■『ストップ!!ひばりくん!』  女装男子をテーマにした作品で最も有名なものといえば、おそらく江口寿史先生の 『ストップ!!ひばりくん!』でしょう。81~83年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された後、アニメ化されてゴールデンタイムで放映されました。よくよく考えれば、これはすごいことですね。  主人公・坂本耕作は両親を亡くし、母親の知人の家に居候することになります。その知人とは、関東大空組というヤクザの組長。ですが、そこにいたのは、つばめ・つぐみ・ひばり・すずめと美人ぞろいの大空家姉妹。その中で一番の美少女・ひばりが、実は男だったのです。ヤクザの組長の息子が女装男子。しかも、とびきりの美少女という、当時としては相当のブッ飛び設定でした。  ひばりは、街を歩けば周りの注目を浴びる完璧美少女(※ただし女装)です。しかし、ひばりや耕作が通う若葉学園では、ひばりは男であることを隠して女子として通っていたため、周りの男子たちからはモテまくり、女子からは嫉妬されまくりです。さらに、ひばりをよく思わない女子たちがひばりの正体を暴こうとし始めて、そこに耕作が巻き込まれて右往左往するドタバタコメディです。  ひばりは設定こそ「男」ですが、画的に男性っぽさを感じさせる部分はほぼ皆無。実際、ひばりをかわいく描くための江口先生のこだわりがアシスタントの使用を困難にしたというエピソードもあるぐらい、少年マンガ屈指のかわいさ(だけど男)なのです。さらに、全体的にライトでポップな作風のため、「女装」のイメージが醸し出すいかがわしさとか背徳感みたいなものはありませんでした。だからこそ、ゴールデンで放送できたのでしょう。  基本的にギャグマンガなのですが、女装とかおカマをいじったネタよりも、ヤクザをネタにしたギャグのほうが過激です。ひばりの父親(大空組の組長)が、ひばりの女装姿にショックを受けて心臓発作を起こした時、覚せい剤を注射して蘇生するシーンとか……。ギャグとして描かれていますが、今のご時世なら絶対シャレになりません。  ちなみに、本作は当時から休載を繰り返していた江口先生が最終的にギブアップし、未完のまま打ち切り終了しているのですが、09年に発売された『ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション』では、掲載されなかったエピソードが加筆されて完結しています。
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『おカマ白書』(小学館)
■『おカマ白書』  こちらは89~91年に「週刊ヤングサンデー」(小学館)誌上に連載されていた作品です。作者は『殺し屋1(イチ)』『ホムンクルス』の山本英夫先生です。いわゆる、マスコミが煽るような「おカマ」的要素をふんだんにちりばめたお下品ネタが満載で、近年のギャグマンガにはない、独特の破壊力を持っています。  主人公は岡間進也(おカマ・しんや)という大学生。いかにもな名前がナイスです。大学の飲み会の席で、イタズラで女装させられた自分の姿があまりにかわいく、自分の女装姿に惚れてしまうほどだったため、親友・田中の勧めでおカマバー「モーリス」で源氏名「キャサリン」としてバイトを始めます。そこに客として現れた女子大生・ミキちゃんが、なんとキャサリンと瓜二つのカワイコちゃん。進也は自分の女装姿にそっくりのミキちゃんに一目惚れし、キャサリンの姿でミキちゃんに接近する……という話です。  とにかく表現がお下品かつ、過激。聞いたことがない専門用語がビシバシ登場して、ノンケの読者は困惑必至です。 「ママリンの男のタイプはね…サラマンは絶対条件ね。あと乳首に毛がはえてればグッド&テイスティーね」 「いいカラダしてるわね、おじさんとビビンバしない?」 「サラマン」とか「ビビンバ」って、一体なんなの……? すごくいかがわしい感じがビンビンしますね。  作品中に出てくるおカマたちの恋愛対象は、当然ながら全員男性です。しかし、主人公の進也は女の子に近づく手段として女装を使っており、あくまでも恋愛対象は女子(ミキちゃん)なのです。  モーリスのママの、「女の子っていうのはね、男に対しての警戒心が…おカマに対してだと、ほとんど消えちゃうのヨ!!」というセリフの通り、女装効果は絶大。キャサリンに対し、親友としてすっかり心を許しているミキちゃん。しかし、キャサリンとミキちゃんの距離があまりに近くなりすぎてしまったため、岡間進也として告白ができずに思い悩むことになるのです。お下品おカマコメディである半面、「性」が複雑に交錯するセンシティブな一面ものぞかせる作品です。  この作品では「女装」も「ゲイ」も「ニューハーフ」も区別せず、一括りで「おカマ」として変態扱いされています。もちろん当時はLGBTなんて言葉も知られておらず、マスコミも含め、世間一般的にその程度の認識だったわけですが。それが、後に大騒動に発展します。 「エイズでもくれてやろうかしら!」 「カマはカマ同士仲良くやってな」 「チンポねーちゃん」 といった、数々のおカマをいじった過激な表現が、マイノリティの人たちに侮蔑的と捉えられ、抗議を受けて単行本3巻以降の発売が白紙になってしまいます。それどころか、すでに発売されている1、2巻まで書店から回収されるという異例の事態へと発展します。  最終的に、一部過激な表現が修正され、巻末には「おカマ白書における男性同性愛者の描かれ方について」という文章が「動くゲイとレズビアンの会」監修の下で挿入されてようやっと復刊されることになるのです。こういった発禁エピソードに加え、読者が誰も予想しなかったであろう衝撃のラストシーンは、『ひばりくん』とは別の意味でレジェンドと呼ばれるにふさわしい作品といえるでしょう。  というわけで、オネエタレントや女装が珍しくなくなってしまった今だからこそ、あえて読みたい伝説の女装男子マンガ2作品をご紹介しました。あなたもこれを読んだら、新しい人生の扉が開けるかもしれませんよ?(モロッコ的な意味で) (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

韓国映画人が集団ボイコット!? 釜山国際映画祭“露出バトル”は今年もお預けか

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釜山国際映画祭の歴史に名を刻んだオ・インヘ
 アジア最大の映画祭として、周辺国のトップスターが集う「釜山国際映画祭」の今年の開催をめぐって、韓国の映画人たちがボイコットを宣言して話題になっている。9つの映画団体からなる「釜山国際映画祭を守る汎映画関係者非常対策委員会」は3月21日、記者会見を開き「釜山市が映画祭の自立性を否定し続けるなら、今年の映画祭への参加を全面拒否する」と宣言した。  事の発端は、2014年の同映画祭で『ダイビング・ベル』を上映したことに始まる。この作品は、セウォル号沈没事故時の政府対応を批判的に描いたもので、釜山市はイ・ヨングァン組織委執行委員長に上映中止を求めていたが、イ委員長は上映に踏み切った。その後、イ委員長は釜山市から辞任を要求される。映画界から「上映への報復」との批判の声が上がる中、イ委員長は今年2月25日に開かれた組織委総会で執行委員長職を離れることになった。  要するに、自律性や表現の自由が確保されるべき映画祭に、“政治的な介入”があることに対して映画界は怒っており、それがボイコット宣言へとつながっているわけだ。  とはいえ、韓国の政治勢力が映画祭に口出ししたのは、今回が初めてではない。  例えば、12年11月の第7回ロンドン韓国映画祭。開幕作として上映が予定されていた『観相』は、ほかの作品に差し替えられている。同映画祭は、文化体育観光部(「部」は日本の「省」に相当)と映画振興委員会などが支援するイベントで、当時の開幕式にはパク・クネ大統領も参列していた。後々明らかになったのだが、『観相』の上映が取り消されたのは、同作の制作会社が収益の50%をソウル市長パク・ウォンスンが設立した「アルムダウン財団」に寄付することを決めていたからだという。パク・ウォンスン市長は民主党で、パク・クネ大統領とは政治的に対立する人物である。  また、13年にスイスで開催された韓国とスイスの国交樹立50周年映画祭の開幕作は、済州島4.3事件を題材にした『チスル』が選定されていたが、韓国大使館が猛反対。結局、韓国大使館や韓国企業は約束した支援を十分に履行せず、激怒したスイスの映画人たちが自主的にお金を集めて映画祭を行う事態になっている。  いずれにせよ、韓国の映画人たちが釜山国際映画祭をボイコットするとなれば、イベント自体が中止になる可能性もある。面白いのは、特別映画に興味のない男性たちからも、同映画祭の中止を危惧する声が上がっていること。というのも、同映画祭は、女優たちの過激な“露出バトル”が繰り広げられるイベントとしても有名だからだ。  例えば、11年には、当時無名女優だったオ・インヘがノーブラで限界ギリギリのドレス姿を披露。これが大きな話題となり、一気に知名度が上昇した彼女は、映画の主演を務めるまでになった。また、その翌年には、ペ・ソウンが背中のパックリ開いたドレスで登場、“第2のオ・インヘ”として注目の的に。いずれも同映画祭での過激な露出をきっかけに、女優としての人気を獲得したわけだ。近年、露出バトルがセーブ気味であるため、「今年こそ」と期待している男性たちも少なくない。  政治的介入に対する批判からエロ目的までを含めて、当分、話題が尽きそうにない釜山国際映画祭。果たしてどんな決着がつくのか、注視していきたい。 (文=S-KOREA<http://s-korea.jp>)

韓国映画人が集団ボイコット!? 釜山国際映画祭“露出バトル”は今年もお預けか

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釜山国際映画祭の歴史に名を刻んだオ・インヘ
 アジア最大の映画祭として、周辺国のトップスターが集う「釜山国際映画祭」の今年の開催をめぐって、韓国の映画人たちがボイコットを宣言して話題になっている。9つの映画団体からなる「釜山国際映画祭を守る汎映画関係者非常対策委員会」は3月21日、記者会見を開き「釜山市が映画祭の自立性を否定し続けるなら、今年の映画祭への参加を全面拒否する」と宣言した。  事の発端は、2014年の同映画祭で『ダイビング・ベル』を上映したことに始まる。この作品は、セウォル号沈没事故時の政府対応を批判的に描いたもので、釜山市はイ・ヨングァン組織委執行委員長に上映中止を求めていたが、イ委員長は上映に踏み切った。その後、イ委員長は釜山市から辞任を要求される。映画界から「上映への報復」との批判の声が上がる中、イ委員長は今年2月25日に開かれた組織委総会で執行委員長職を離れることになった。  要するに、自律性や表現の自由が確保されるべき映画祭に、“政治的な介入”があることに対して映画界は怒っており、それがボイコット宣言へとつながっているわけだ。  とはいえ、韓国の政治勢力が映画祭に口出ししたのは、今回が初めてではない。  例えば、12年11月の第7回ロンドン韓国映画祭。開幕作として上映が予定されていた『観相』は、ほかの作品に差し替えられている。同映画祭は、文化体育観光部(「部」は日本の「省」に相当)と映画振興委員会などが支援するイベントで、当時の開幕式にはパク・クネ大統領も参列していた。後々明らかになったのだが、『観相』の上映が取り消されたのは、同作の制作会社が収益の50%をソウル市長パク・ウォンスンが設立した「アルムダウン財団」に寄付することを決めていたからだという。パク・ウォンスン市長は民主党で、パク・クネ大統領とは政治的に対立する人物である。  また、13年にスイスで開催された韓国とスイスの国交樹立50周年映画祭の開幕作は、済州島4.3事件を題材にした『チスル』が選定されていたが、韓国大使館が猛反対。結局、韓国大使館や韓国企業は約束した支援を十分に履行せず、激怒したスイスの映画人たちが自主的にお金を集めて映画祭を行う事態になっている。  いずれにせよ、韓国の映画人たちが釜山国際映画祭をボイコットするとなれば、イベント自体が中止になる可能性もある。面白いのは、特別映画に興味のない男性たちからも、同映画祭の中止を危惧する声が上がっていること。というのも、同映画祭は、女優たちの過激な“露出バトル”が繰り広げられるイベントとしても有名だからだ。  例えば、11年には、当時無名女優だったオ・インヘがノーブラで限界ギリギリのドレス姿を披露。これが大きな話題となり、一気に知名度が上昇した彼女は、映画の主演を務めるまでになった。また、その翌年には、ペ・ソウンが背中のパックリ開いたドレスで登場、“第2のオ・インヘ”として注目の的に。いずれも同映画祭での過激な露出をきっかけに、女優としての人気を獲得したわけだ。近年、露出バトルがセーブ気味であるため、「今年こそ」と期待している男性たちも少なくない。  政治的介入に対する批判からエロ目的までを含めて、当分、話題が尽きそうにない釜山国際映画祭。果たしてどんな決着がつくのか、注視していきたい。 (文=S-KOREA<http://s-korea.jp>)

成海璃子は初濡れ場でどこまでさらけ出したか? 痛みを伴う大人への通過儀礼を描いた『無伴奏』

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成海璃子主演作『無伴奏』。アジ演説、クラシック喫茶、回覧ノートといった1960年代ならではのユースカルチャーがオシャレに描かれていく。
 成海璃子演じるヒロイン・響子は教室でいきなり学生服を脱ぎ始め、下着姿になる。制服廃止闘争委員会の委員長をつとめる響子は、同級生たちに向かってアジ演説を行なう。「我々女子高生はオシャレする権利と自由を取り戻すべきである!」「異議なし!」。映画『無伴奏』は1960年代終わりの、まだ学生運動が熱かった時代の仙台を舞台にした“痛い”青春ドラマだ。実際に女子高で制服廃止闘争委員会をやっていた直木賞作家・小池真理子の自伝的要素の強い同名小説を原作に、成海璃子が大人への階段を上がっていく響子役を等身大で演じている。初めて官能シーンに挑んだことでも話題の作品だ。  響子(成海璃子)はメンソール系のタバコをしばしば吸う。そうやって気分を落ち着かせていないと、体の中を駆け巡る血の気を抑えることができない。学生運動に参加している響子だが、本当は沖縄の基地問題にもベトナム戦争にもさほど興味はない。でも、何か他の人と違うことをせずにはいられないのだ。親や学校の言うことに従って、おとなしく受験勉強なんて出来やしない。近くの大学で開かれている決起集会に加わり、機動隊を相手に一触即発になる緊張感を味わっている。周囲から子ども扱いされるのが嫌で嫌で堪らないが、その反面では芯から学生運動にのめり込めない空虚さも感じていた。そんなとき、響子はクラシック喫茶「無伴奏」で育ちのよさげな大学生の渉(池松壮亮)と出会い、渉の親友・祐之介(斎藤工)やその恋人・エマ(遠藤新菜)と一緒に遊ぶようになる。響子は今まで知らなかった大人の扉を開けることに夢中になる。  矢崎仁司監督が描く『無伴奏』は、山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』(11)やトラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』(10)とほぼ同時代の物語である。映画化された『マイ・バック・ページ』や『ノルウェイの森』は学生運動華やかなりし1960年代に対して一定の距離を置いて描かれていたのに対し、原作者・小池真理子の4歳年下になる矢崎監督はその時代にほんの少しの差で乗りそびれた世代ゆえに、憧れの念を込めて1960年代後半の世相を再現している。あの時代ならではの若者たちの熱気と苛立ちを、ノスタルジックなファッションとして成海璃子は身にまとう。あの時代の意識高い系女子が成海璃子にはよく似合う。『戦国自衛隊』(79)の千葉真一が戦乱の世にタイムスリップして目がギンギンに輝くように、成海璃子も60年代の喧噪の中に送り込まれ、とても自然にその時代に溶け込んでいく。
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どこかミステリアスな雰囲気のある大学生の渉(池松壮亮)に、女子高に通う響子は魅了される。茶室で2人はいいムードに。
 響子が渉と出会ったことで大人の階段を上がっていくように、成海璃子にとっても本作は大人の女優への通過儀礼的な作品となっている。響子は渉と初キス、そして初体験を済ませることになるが、その舞台となるのは竹林に囲まれた隠れ家のような一軒の茶室だ。渉と祐之介はその茶室で共同生活を送っており、エマもここに入り浸っている。遊びに呼ばれた響子は、茶室の小さな入口「にじり口」をくぐって茶室の中へと入る。茶室の入口である「にじり口」は異界へのエントランスだとされている。女子高育ちで性に関しては頭でっかち状態だった響子だが、そんな彼女の前で祐之介はエマを相手に激しいペッティングに耽る。胸をはだけたエマは股間を祐之介に愛撫され、目をとろんとさせ、甘い声を漏らす。狭い茶室いっぱいにエロ~い空気が立ち込める。その様子を見ていた渉と響子も唇を合わせることになる。60年代のビンテージもののエロスが生々しくスクリーンに再現される。  童顔の池松壮亮だが、濡れ場に関しては若手男優屈指のスペシャリストだ。『愛の渦』(14)では門脇麦、『海を感じる時』(14)では市川由衣、『紙の月』(14)では宮沢りえを相手に大胆なベッドシーンを演じた。子役からキャリアを重ねてきた成海璃子だが、官能シーンは今回が初めて。2歳年上の池松は頼もしい共演者だった。くだんの茶室で、今度は渉と響子が裸になって体と体を重ね合う。全裸になった2人の前にはコタツがあり、大事な部分だけカメラの死角になっている。コタツに見守られながら、響子は処女を喪失することに。だが、響子と渉が結ばれるのを見届けていたのは、コタツだけではなかった。薄暗い茶室の中を、小さな「にじり口」から祐之介がじっと見つめていた。祐之介の熱い眼差しに気づき、慌てふためく響子。ここから物語は、ノスタルジックな青春ドラマから妖しい恋愛ミステリーへと転調していく。
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響子、渉、祐之介、エマは海へと向かう。このときの響子は、まだ自分を含めた4人の複雑すぎる人間関係に気づいていなかった。
 4度にわたる官能シーンに加え、未知なる禁断の世界に遭遇することで内面の葛藤を生じる響子役はかなりの難役であり、演技キャリアのある成海璃子だからこそ演じ切れた役だろう。響子とは性格もファッションセンスもまったく異なるエマ役を演じた遠藤新菜は、オーディションで抜擢され、ワークショップを経ての参加となった新進女優。成海璃子、池松壮亮、斎藤工ら若手実力派のアンサンブルの輪の中に、遠藤新菜は体当たりで入っていく。エマ役に成り切るために髪をショートカットにし、小ぶりな美乳もあけっぴろげに披露する。人前で屈託なくヌードをさらすエマ、初体験中もバストトップだけはしっかり腕でガードする響子。濡れ場でのリアクションも対称的だったエマと響子は、その後も真逆な運命が待ち構えている。響子、渉、祐之介、エマたち4人の青春物語は苦味のある結末へと収斂していく。  響子が奇妙な大人の世界を知る直前、とても青春映画らしい清々しいシーンが用意してある。響子たち4人は車に乗って海へと出掛ける。水着に着替えた4人は、荒々しい海のしぶきに嬌声を上げながら海水浴を楽しむ。美しい青春のひとコマだ。浜辺で渉と2人っきりになった響子は、昼間は見えないはずの月の話を始める。「ねぇ、気づいていた? 初めてキスをした夜の月は、まだアメリカの足跡はなかったのよ」。まだアポロ宇宙船は月面に到着しておらず、月は汚れを知らなかった。イノセントな輝きを月が地球に届けていた最後の短い夏。もう二度と戻ってくることのない大切な時間が、スクリーンの中を流れ去っていく。 (文=長野辰次)
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『無伴奏』 原作/小池真理子 監督/矢沢仁司 出演/成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、松本若菜、酒井波湖、仁村紗和、斉藤とも子、藤田朋子、光石研  配給/アークエンタテインメント R15+ 3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー (c)2015「無伴奏」製作委員会 http://mubanso.com

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成海璃子は初濡れ場でどこまでさらけ出したか? 痛みを伴う大人への通過儀礼を描いた『無伴奏』

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成海璃子主演作『無伴奏』。アジ演説、クラシック喫茶、回覧ノートといった1960年代ならではのユースカルチャーがオシャレに描かれていく。
 成海璃子演じるヒロイン・響子は教室でいきなり学生服を脱ぎ始め、下着姿になる。制服廃止闘争委員会の委員長をつとめる響子は、同級生たちに向かってアジ演説を行なう。「我々女子高生はオシャレする権利と自由を取り戻すべきである!」「異議なし!」。映画『無伴奏』は1960年代終わりの、まだ学生運動が熱かった時代の仙台を舞台にした“痛い”青春ドラマだ。実際に女子高で制服廃止闘争委員会をやっていた直木賞作家・小池真理子の自伝的要素の強い同名小説を原作に、成海璃子が大人への階段を上がっていく響子役を等身大で演じている。初めて官能シーンに挑んだことでも話題の作品だ。  響子(成海璃子)はメンソール系のタバコをしばしば吸う。そうやって気分を落ち着かせていないと、体の中を駆け巡る血の気を抑えることができない。学生運動に参加している響子だが、本当は沖縄の基地問題にもベトナム戦争にもさほど興味はない。でも、何か他の人と違うことをせずにはいられないのだ。親や学校の言うことに従って、おとなしく受験勉強なんて出来やしない。近くの大学で開かれている決起集会に加わり、機動隊を相手に一触即発になる緊張感を味わっている。周囲から子ども扱いされるのが嫌で嫌で堪らないが、その反面では芯から学生運動にのめり込めない空虚さも感じていた。そんなとき、響子はクラシック喫茶「無伴奏」で育ちのよさげな大学生の渉(池松壮亮)と出会い、渉の親友・祐之介(斎藤工)やその恋人・エマ(遠藤新菜)と一緒に遊ぶようになる。響子は今まで知らなかった大人の扉を開けることに夢中になる。  矢崎仁司監督が描く『無伴奏』は、山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』(11)やトラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』(10)とほぼ同時代の物語である。映画化された『マイ・バック・ページ』や『ノルウェイの森』は学生運動華やかなりし1960年代に対して一定の距離を置いて描かれていたのに対し、原作者・小池真理子の4歳年下になる矢崎監督はその時代にほんの少しの差で乗りそびれた世代ゆえに、憧れの念を込めて1960年代後半の世相を再現している。あの時代ならではの若者たちの熱気と苛立ちを、ノスタルジックなファッションとして成海璃子は身にまとう。あの時代の意識高い系女子が成海璃子にはよく似合う。『戦国自衛隊』(79)の千葉真一が戦乱の世にタイムスリップして目がギンギンに輝くように、成海璃子も60年代の喧噪の中に送り込まれ、とても自然にその時代に溶け込んでいく。
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どこかミステリアスな雰囲気のある大学生の渉(池松壮亮)に、女子高に通う響子は魅了される。茶室で2人はいいムードに。
 響子が渉と出会ったことで大人の階段を上がっていくように、成海璃子にとっても本作は大人の女優への通過儀礼的な作品となっている。響子は渉と初キス、そして初体験を済ませることになるが、その舞台となるのは竹林に囲まれた隠れ家のような一軒の茶室だ。渉と祐之介はその茶室で共同生活を送っており、エマもここに入り浸っている。遊びに呼ばれた響子は、茶室の小さな入口「にじり口」をくぐって茶室の中へと入る。茶室の入口である「にじり口」は異界へのエントランスだとされている。女子高育ちで性に関しては頭でっかち状態だった響子だが、そんな彼女の前で祐之介はエマを相手に激しいペッティングに耽る。胸をはだけたエマは股間を祐之介に愛撫され、目をとろんとさせ、甘い声を漏らす。狭い茶室いっぱいにエロ~い空気が立ち込める。その様子を見ていた渉と響子も唇を合わせることになる。60年代のビンテージもののエロスが生々しくスクリーンに再現される。  童顔の池松壮亮だが、濡れ場に関しては若手男優屈指のスペシャリストだ。『愛の渦』(14)では門脇麦、『海を感じる時』(14)では市川由衣、『紙の月』(14)では宮沢りえを相手に大胆なベッドシーンを演じた。子役からキャリアを重ねてきた成海璃子だが、官能シーンは今回が初めて。2歳年上の池松は頼もしい共演者だった。くだんの茶室で、今度は渉と響子が裸になって体と体を重ね合う。全裸になった2人の前にはコタツがあり、大事な部分だけカメラの死角になっている。コタツに見守られながら、響子は処女を喪失することに。だが、響子と渉が結ばれるのを見届けていたのは、コタツだけではなかった。薄暗い茶室の中を、小さな「にじり口」から祐之介がじっと見つめていた。祐之介の熱い眼差しに気づき、慌てふためく響子。ここから物語は、ノスタルジックな青春ドラマから妖しい恋愛ミステリーへと転調していく。
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響子、渉、祐之介、エマは海へと向かう。このときの響子は、まだ自分を含めた4人の複雑すぎる人間関係に気づいていなかった。
 4度にわたる官能シーンに加え、未知なる禁断の世界に遭遇することで内面の葛藤を生じる響子役はかなりの難役であり、演技キャリアのある成海璃子だからこそ演じ切れた役だろう。響子とは性格もファッションセンスもまったく異なるエマ役を演じた遠藤新菜は、オーディションで抜擢され、ワークショップを経ての参加となった新進女優。成海璃子、池松壮亮、斎藤工ら若手実力派のアンサンブルの輪の中に、遠藤新菜は体当たりで入っていく。エマ役に成り切るために髪をショートカットにし、小ぶりな美乳もあけっぴろげに披露する。人前で屈託なくヌードをさらすエマ、初体験中もバストトップだけはしっかり腕でガードする響子。濡れ場でのリアクションも対称的だったエマと響子は、その後も真逆な運命が待ち構えている。響子、渉、祐之介、エマたち4人の青春物語は苦味のある結末へと収斂していく。  響子が奇妙な大人の世界を知る直前、とても青春映画らしい清々しいシーンが用意してある。響子たち4人は車に乗って海へと出掛ける。水着に着替えた4人は、荒々しい海のしぶきに嬌声を上げながら海水浴を楽しむ。美しい青春のひとコマだ。浜辺で渉と2人っきりになった響子は、昼間は見えないはずの月の話を始める。「ねぇ、気づいていた? 初めてキスをした夜の月は、まだアメリカの足跡はなかったのよ」。まだアポロ宇宙船は月面に到着しておらず、月は汚れを知らなかった。イノセントな輝きを月が地球に届けていた最後の短い夏。もう二度と戻ってくることのない大切な時間が、スクリーンの中を流れ去っていく。 (文=長野辰次)
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『無伴奏』 原作/小池真理子 監督/矢沢仁司 出演/成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、松本若菜、酒井波湖、仁村紗和、斉藤とも子、藤田朋子、光石研  配給/アークエンタテインメント R15+ 3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー (c)2015「無伴奏」製作委員会 http://mubanso.com

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見知らぬ男女がイチャイチャ!? 台湾や韓国のクラブで流行中「お触りパーティー」がけしからん!

同クラブの「Touch Me Party」プロモーションビデオ。過激すぎる……
 クラブ営業の規制を緩和した改正風営法が6月に施行となる日本では、クラブカルチャーの一層の醸成に期待が高まっている。そんな中、今後の日本のクラブシーンにぜひとも取り入れてもらいたいアツいイベントが、アジアで流行している。  今月、台湾中部の都市、台中市の有名クラブ「RAVE」がFacebookで告知し、大きな話題となった「Touch Me Party」がそれだ。  Facebook上の説明によると、このイベントは、その名の通り、見知らぬ他人同士が互いの体に触れ合ったり、キスをしたりするという大胆なものだ。かといって、ハプニングバーのような乱交的なものではない。単純かつ厳格なルールの下、秩序をもって催行されているイベントのようだ。  また、パーティーの参加者にはそれぞれ、手の形をした青と赤のシールと、キスマークのシールが手渡される。このうち、手の形のシールは、自分の体のうち触られてもいい箇所に貼る。青のシールは男性に、赤のシールは女性におさわりを許可するものだ。一方、キスマークのシールを貼ると、その場所には男女の区別なくキスしてもいいというメッセージとなる。  例えば、男性参加者の場合、青いシールを貼っている女性を見つけたら、そこがお尻であろうが胸であろうが、タッチしてOKなのだ。さらに、キスマークシールを貼っている女性を見つければ、その場所にキスしてOKなのである。  なんとも楽しそうなこのパーティーの入場料だが、男性が500新台湾ドル(約1,700円、深夜12時以降の入場は100ドル増し)、女性が100新台湾ドル(約340円、同200ドル増し)と格安。さらに、ミニスカート着用の女性は100ドル引きというから、露出度の高い女子がわんさか押し寄せることが期待できる。
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台中市のクラブ「RAVE」が公開している「Touch Me Party」の様子。確かに、思わず航空券を予約してしまいそうだ
 このイベントの告知には、数日で2.5万の「いいね!」と2,600件のコメントが寄せられた。コメントの中には「天国は台中にあった!」「台湾行きの航空券を今すぐ予約する!」という台湾内外の男性の荒い鼻息が聞こえてくるものの、一方「どうせ女は売春婦だろう」「男性にばかり得なイベントだ」「世界に恥を晒すな」という批判的な声もあり、論争が巻き起こった。結果、今回のイベントは中止に追い込まれたようだ……。  ただ、タイムラインを見ると、同様のイベントは昨年からすでに複数回開催されているようだ。Facebook上では、過去のイベントを収めたプロモーションビデオも公開されていたが、男性が女性の胸の谷間にキスしたり、女性が男性の股間にキスしたりと、かなりけしからん行為が展開されているのだ。  また、グーグルで検索したところ、韓国やシンガポール、米ロサンゼルスでも複数の「Touch Me Party」が開催されていることが判明。YouTube上でも、世界で行われている過激なパーティーの動画が散見された。  一方、日本でこのイベントが開催されたという情報は得ることができなかった。世界のトレンドに置いて行かれてしまうことのないよう、一刻も早く「Touch Me Party」が日本に上陸することを要求する! (文=牧野源)

上沼恵美子と小林幸子の“共闘”で、“不沈艦”和田アキ子が沈む日――

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 なでしこジャパンのリオ五輪アジア最終予選の敗退に、日本中から「まさか!」の声が上がった3月上旬。澤穂希選手の活躍で女子サッカーがここまで注目されるようになりましたが、なでしこを持ち上げすぎたメディアの責任も問われています。  さて、今期一番の注目記事は、上沼恵美子と小林幸子が、和田アキ子を亡き者にしようとしているというお話。小林は言わずもがなですが、上沼もここのところ和田バッシングを繰り返しています。熟女2人の恨みは怖い!  それでは、ランキングを見ていきましょう! 第1位 上沼恵美子と小林幸子が“共闘”!? 陰湿女王・和田アキ子が今度こそ排除される? 東と西で挟み撃ちだ! 第2位 なでしこリオ五輪出場ならず……メディアが書かない“本当の戦犯”とは? 澤穂希が強すぎた 第3位 知ってるのは「EXILEメンバー」ということだけ! 結婚前提の交際・USAの彼女の怖すぎなウワサとは EXILEも見た目が…… 第4位 渡部篤郎の“ワンギャルと再婚”報道で思い出される「TBS乱交パーティー」 性欲強そうな顔してるよね 第5位 妊娠、コンプライアンス違反疑惑も!? TBS・小林悠アナの“電撃退社”をめぐる怪情報 あっという間の退社劇でした ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 自称“不遜”な小説家・天童荒太が描いた、震災5年目の「サバイバーズ・ギルト」 震災5年目に発表した理由とは? “元アウトローのカリスマ”瓜田純士が考える首都直下型地震サバイブ術とは なんでも瓜田さんに聞いてみな! テレビドラマは、東日本大震災をどのように昇華してきたのか エンタメ界も、もはや震災なしでは語れない 震災から5年、日本映画は何を映してきたのか? 風化する記憶を刻むタイムカプセルとしての役割 映画は時代の写し鏡