「適度な運動」にもほどがある!? 妊娠9カ月の女性がポールダンスを披露し、大ひんしゅく!

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腕と脇腹だけで体を支える。かなりの筋力がないと、ここまではできないが……
 中国東北部・遼寧省に住む妊婦が、妊娠9カ月になるまでヨガとポールダンスのインストラクターを続けていたことがニュースで取り上げられ、話題になっている。  今年27歳になる趙芸桐さんは地元のフィットネスクラブでインストラクターをしており、これまで誰も彼女が妊娠していることに気づかず、先日、クラブに産休を申し出たことから初めて知った人がほとんどだったという。
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もう自分ひとりの体ではないだけに、落ちたらどうしようと考えないのだろうか?
 趙さんは、自身の妊娠に気づく前に参加の申し込みをしていた全国ポールダンス大会に、妊娠4カ月の身重にもかかわらず、強行出場。2人で演技を行うペア部門で、第6位という優秀な成績を収めた。 「妊娠していることがバレたら、大会に出場できなかったでしょうね」という趙さんだが、入賞により自信を深め、その後の妊娠期間中も体を鍛えてインストラクターの仕事を続けた。
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ヨガは、「マタニティヨガ」があるほどだから、体にはよさそうだ
 しっかり6つに割れていた腹筋は、おなかが膨らんでくるにつれて脇に押しやられていったものの、キツいトレーニングをした時などはしっかりとまた筋肉の割れ目が体の表面に現れてきたという。しかし、落下の危険性が常につきまとうポールダンスを妊婦が行うことに問題はないのか?  マスコミの取材に答えた中国の産婦人科医は「妊娠中の適度な運動は胎児にとってもよく、腹筋を鍛えておけば出産時に力を入れやすく、安産になりやすい」と語っている。  しかし、である。大きなおなかを抱えてアクロバティックなポールダンスのポーズを決めている写真を見た一部のネット民からは「すごい!」「うらやましい!」という称賛の声があったものの、「体を鍛えるのはいいが、さすがにポールダンスはダメだろ!」「万が一、落ちたらどうする!?」「おなかの中の子が骨折したりしたら、どうするんだ!」「ちょうど申年だし、今のうちから木登りを教えてるつもり?」などなど、ほとんどが批判の声だった。  ポールダンスが妊婦と胎児にどのような影響を与えるのかはよくわからないが、おなかの中にいる赤ちゃんの平衡感覚だけは鍛えられそうである。 (文=佐久間賢三)

“障害者の希望”から一転……乙武洋匡氏の順風満帆な人生の歯車を狂わせた「参院選出馬」

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「週刊新潮」(3/31号、文藝春秋社)
今週の注目記事・第1位 「一夫一妻制では不満足『乙武クン』五人との不倫」(「週刊新潮」3/31号) 第2位 「ノーベル経済学者ポール・クルーグマンが明かす 安倍が極秘会談で話したこと<3.22>」(「週刊現代」4/9号) 「スティグリッツがアベノミクスに疑問符 『消費増税』見送り解散に黄色信号」(「週刊文春」3/31号) 第3位 「<V6>岡田准一と宮崎あおい『ドロ沼不倫を乗り越え同棲愛』」(「フライデー」4/8・15号) 注目記事 「夢のがん治療薬『オプジーボ』はこんなに効く」(「週刊現代」4/9号) 「報道のTBSが泣く 政治部記者の万引きを2日後に報道」(「週刊文春」3/31号) 「11年ぶり3度目の拘束!? 安田純平はなぜ戦場を目指すのか」(「週刊文春」3/31号) 「<恋人の息子が初告白>原節子『生涯一度の恋』 石井妙子」(「週刊文春」3/31号) 「ショーンK<ショーン・マクアードル川上(48)>激白150分」(「週刊文春」3/31号) 「<暴露の手紙68通が国会に届いて> 二階派『長崎幸太郎』代議士を巡る謀略」(「週刊新潮」3/31号) 「東芝社員[1万1,000人リストラ]悲痛証言集」(「週刊ポスト」4/8号) 「月刊誌『WiLL』名物編集長がクビになった無謀な移籍に業界ビックリ」(「週刊新潮」3/31号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  今週は第3位まで順位をつけたが、そのほかは順位をつけるほどのものではないので順不同としてある。  ところで、週刊誌の底力を今週は新潮が見せつけた。このところ仲間内で飲むときは、必ず文春の話になる。そして、ときどき新潮の名前が出るが、現代、ポストについては「なんであんなに面白くない記事が作れるのか」と、私に聞いてくる。  そんなことを言われてもなぁ……と私。だが、これだけは言える。選択と集中のやり方を間違えているのだ。人とカネをどこへ集中したらいいのかが、わからないのだろう。だから、先輩たちがやってきたグラビアとSEX記事を大事に守っているだけで、新しいもの、世を震撼させるようなスクープをやろうという「余力」がないのだ。  雑誌のあり方は違うが、今年齢73になる「WiLL」編集長の花田紀凱さんが、新天地を求めて移籍した。彼は、今でも新しい面白い雑誌を作ろうと、日夜研鑽に励んでいる。爪の垢でも煎じて飲んだらどうか。  先日、その花田さんが、親会社「ワック」を離れて飛鳥新社へ移ると書いたが、新潮ではこの移籍を「無謀」で業界がビックリしていると報じている。「WiLL」は一貫して保守論陣を張る雑誌として発行され、この雑誌不況下でも刷り部数は10万部前後を維持しているという。  ワックの関係者がこう話す。 「社長が年齢も考慮して花田さんに『一線を退いて編集主幹の肩書きでは』と打診したところ、あくまで現場にこだわる彼が怒り出してしまった結果、こうなったのです。なぜか彼はWiLLを編集部ごともらえると思い違いし、飛鳥新社と交渉を進めてしまった」  花田さんの名刺には「NEW WiLL 編集長」とある。しかし、誌名の権利はワックが持っているはずだからWiLLは使えないだろう。  ワックでは、文藝春秋にいた人間を編集長に据えて存続するようだから、同じようなウルトラ保守雑誌が2冊できることになるのだろうか?  花田さんは文藝春秋を辞めて朝日新聞に移り、女性誌をやって失敗したことがある。その二の舞いにならなければいいが。  今週はポストがよくない。これは、と思う記事が何もないのだ。巻頭特集は「『消費増税先送り』なら日本経済は沸騰『日経平均3万円』へ」だが、このどんよりと晴れ間の見えない日本経済では、株を買おうという人はほんの一握りであろう。  私などはこの手の記事は読みたくないが、ポストは「逆張り」をして、誰に読ませようというのであろう。  かろうじて東芝社員の悲痛証言集を拾ってみたが、これまでと同じような作りで新味はない。  3月19日に証券取引等監視委員会が、東芝前社長の田中久雄氏を任意で事情聴取したと報じられたが、一連の水増しについて「違法性の認識」はなかったと話したと伝えられたことで、東芝社員は「1億円ももらっていた経営トップが違法と知らなかったなんて、許されない」と怒っているというのだが、当然だろう。  東芝は半導体部門を中心に1万1,000人の社員削減を発表し、同17日には東芝の「顔」である白物家電事業を中国の家電大手「美的集団」に売却すると明らかにした。  早期退職に応じるのは、当然ながら「優秀な人材」がいち早く、退職金は50代前半なら上乗せがあって5,000万円くらいにはなるというから、経営危機の会社としては恵まれているほうであろう。  だが、退職しても行き場がない人にとっては、上司との面談は胃が痛くなるだろう。退職を促された人の中には「上司に座っていた椅子を投げつけた」(ポスト)というケースもあったといわれているそうだ。  散る桜、残る桜も散る桜。運良く残れたとしても4カ月分あったボーナスが50%近くカットされ、マンションのローンの支払いに頭を抱える社員も多いようだ。  いろいろな事業を売却したり削減するのに、原発子会社のウエスチングハウス(WH)を残すことを疑問視する社員は多い。社員A氏はこう話す。 「これまで会社は決算発表では『WHに減損処理は不要』と言い続けてきたけど、新規受注がないんだから、先があるはずがない。過去のトップの失敗のツケをこの期に及んでも精算できないだけじゃないのか」  不正経理の原因になった原発部門は早く切り捨てて、重厚で長大な企業から抜け出したほうが、私もいいと思うが。  お次は、このところ存在感を増しつつある二階俊博総務会長(77)だが、その派閥に所属している議員には問題議員が多い。路チューの中川郁子議員とそのお相手の門博文議員、ゲス不倫の宮崎健介元議員などなどである。  そして今度は、二階派特別会員の長崎幸太郎議員を告発する文書が出回っているというのだ。 「私が長崎幸太郎を捨てるまで」とタイトルがつけられたA4用紙、計5枚の手紙が関係者の元に届いたのは3月10日頃のことだという。  これはいわゆる怪文書ではなく、実名による告発文。その手紙を書いたのは長崎氏の元有力後援者で、実業家の高山浩氏(69・仮名)である。  高山氏と長崎氏の付き合いが始まったのは、09年からだそうだ。長崎氏は女好きで、よく吉原のソープランドにも遊びに行っていたと高山氏が話している。  ソープランドだけでは納まらず、長崎氏の地元女性秘書とのウワサまで流れ始めたという。 「相手は、富士吉田の本部事務所に勤務していた30代後半の秘書です」(高山氏)  奥さんに「大阪でゴルフだ」と言って出て、実はその秘書と海外旅行に行っていることがバレてしまったそうだ。夫人が仰天して、高山氏に電話してきたという。なんとかなだめて、長崎氏はその秘書を別の事務所に異動させた。  しかし12年末の総選挙が終わると、高山氏へのお礼はひと言もなく、辞めさせると約束していた秘書は東京に連れて行き、最近は第一秘書にしているという。  とまあ、ここまでは枝葉で、本筋は金銭問題である。 「長崎さんから、毎月事務所費が200万円ほどかかる。月100万円くらいは面倒みて欲しい、と相談されました。そこで私は、10年4月頃から長崎さんに資本を提供し始めました」(同)  そのほか「貸せば家賃20~30万する銀座の事務所を無償で1年半提供していた。(中略)現金と合わせ、計3000万円以上の資金を提供したはずです。架空の領収書も何枚も書いた」(同)。  それなのに、あるとき資金繰りが苦しくて長崎氏から700万円貸してもらい、すぐに返したのに、長崎氏は昨年秋頃から、高山氏が書いた借用書のコピーを人に見せびらかして、彼が700万円を返済していないと触れ回っているという。  新潮によれば、こんな怪文書騒ぎが出るのは、自民党の堀内詔子議員と「次の支部長」の椅子をめぐり苛烈な暗闘があるからだというのである。地元では、長崎さんと袂を分かった高山社長のバックには、堀内陣営がいるとの情報が出ているそうだ。まさに、魑魅魍魎の世界である。  さて、文春はショーンKことショーン・マクアードル川上氏の、150分に及ぶ「告白」を掲載している。経歴については目新しい情報はないが、どうもスッキリしないのが川上氏の出生のところである。  彼の公式サイト(現在は削除)では、彼の父親は「アイリッシュ・アメリカン=ジャパニーズ」となっているが、文春が熊本市内に住む彼の父親に会った印象では、完璧な日本語を使う日本人だったという。  川上氏は父も母も戸籍上は日本人だが、長じて母親から「父親は別の方です。その人の名前が“マクアードル”さんという方だ」と聞かされたというのだ。  だが、それもはっきり母親に確認した話ではなく、別の父親を探したこともないという。  その母親のことも、以前出たテレビで「台湾にルーツがある」と話していたそうだが、これも不確かなようだ。  整形疑惑について質問すると、それまで平静に答えていた彼が、「みるみる伏し目がちになり、川上氏の目の前に置いたICレコーダーには荒い鼻息が録音されていた」だけだったそうだ。結局、これには答えなかった。  経済的なことや高卒というコンプレックスのなかから懸命に這い上がろうと、経歴をでっち上げたのであろう。その努力はわかるが、あまりにもウソで塗り固めすぎた。最後に、「(キャスターとして)適正なフィルターを持っているかと言われたら、ないと思いますよ。不適格です。今から準公人であるという人間がずさんなホームページを放置しておく事に関して、どうなのかと言われればダメだと思います」。  そういって「彼は表舞台から去ったのである」(文春)。文春の発売後、すべての仕事を降りた川上氏は、長年出演していたFMのラジオ番組へ「お詫びのテープ」を送った。涙ながらにリスナーやスタッフたちへ詫びている肉声が多くのワイドショーで流されたが、哀れを催すものであった。  文春は、昨年9月に亡くなった原節子の「生涯一度の恋」の相手が特定できたと報じている。  3月28日に発売された『原節子の真実』(新潮社)の著者、ノンフィクション作家の石井妙子氏が、その相手は小津安二郎監督ではなく、脚本家の清島長利だったというのだ。  清島は原より7歳上で、東大美学を出て東宝の前身であるPCLに助監督として入社した。彼と原との間は、昔から映画関係者の間で語られてきたという。  だが、清島はその話をいつも完全否定したまま、昭和50年に亡くなっている。だが、あるとき石井の元に、清島と一緒に働いていたことがある女性から手紙が届いた。  清島は、原という大スターと恋仲になったために会社の逆鱗に触れ、松竹に移籍させられてしまったというのだ。  ある機会に、彼女は清島に「原さんの恋人だったって本当?」と聞いたことがあるという。笑って答えなかったが、原と別れた後、富士山に登ってくると言い残して家にしばらく帰らないことがあって、姉が心配して警察に捜索願を出し、新聞記事になったことがある。手帳に挟んでいたその新聞記事を、彼女に見せたという。  清島は結婚したが、その息子も父に原との関係を聞いたとき、「若かった頃のことだからね」と答えたと証言している。  大女優と脚本家の恋。仲を裂いた映画会社。大昔の映画華やかなりし頃の悲恋だったのだろうか。  フリージャーナリストの安田純平氏が昨年6月にシリアに入国してから消息が絶えていたが、3月17日に、安田さんとみられる男性の動画がインターネット上に投稿された。  アルカイダ系反政府組織「ヌスラ戦線」に拘束されているらしい。文春は、安田氏は04年4月にイラクで取材中に拘束され、3日後に釈放されたが、実はその前にも短時間だが拘束されたことがあるという。  なぜ、それまでの危険を冒して安田氏は戦地へ赴くのか。ジャーナリストの高世仁氏がこう話す。 「『日本には戦争のリアリティを知らない人が増えている』ということが彼のテーマであり、危機意識です」  ヌスラ側が要求している金額は「5万ドル」だと文春は報じている。自分の命を賭してでも戦争の真実を伝えたいというジャーナリスト魂に、私は深く感動する。  政府が動かないならば、カンパを呼びかけてでも集めて救い出せないものだろうか? それともまた「自己責任」の大合唱になり、政府は見殺しにするのだろうか?  またメディアの不祥事が発生し、あろうことかそのことを2日間も隠していたと文春が報じている。  TBS報道局政治部の白畑将一記者(38)が、取材後にTBSのお膝元である赤坂のスーパーで、鰻の蒲焼きやキンメダイとタイの刺身、計5,300円相当を万引きして持ち出そうとしたところを、店員に取り押さえられたというのだ。  ところがTBSは事件の翌日、報道局長や政治部長らが集まり協議したが、「軽微な犯罪だし、初犯だろう。報じなくてもよいのでは」という結論になり、見送られたというのだ。  せこいのはここからである。他社に報じられたら目も当てられないと、TBSが採った策は、14日の早朝4時過ぎにちょこっと報じて、約6時間後にひっそりと削除してしまったというのだ。朝のニュースではこの事件に触れず、報道局内から批判が出たが、上層部は「自ら盛り上げる必要はない」と、その声を黙殺したのだ。 「これが報道機関だとは聞いて呆れます」(TBS社員)  もはやテレビは、報道も少しやる、芸能バラエティ制作会社なのだ。驚くことではないが、ますます腐ってきているようだ。  私の周りでもがんにかかる友人が多く、がんの話は他人事ではない。現代では「夢のがん治療薬オプジーボはこんなに効く」という特集をやっている。  国立がん研究センター中央病院で免疫治療を積極的に進めていた山崎直也・皮膚腫瘍科長が、こう語る。 「オプジーボが出てくる前は、メラノーマ(皮膚がん=筆者注)の治療といえば一にも二にも手術という風潮でした。手術で取れないときは、抗がん剤を使うしかなかったのですが、これが30年以上進歩していなかった」  オプジーボが最初に日本で保険適用薬として認可されたのは14年7月、メラノーマに対しての使用についてだった。メラノーマは、日本人では10万人に1人といわれる珍しい病気だが、オプジーボが効くのはメラノーマだけではないそうだ。 「すでに昨年12月に厚労省は切除不能な肺がん(非小細胞肺がん)の治療にオプジーボの使用を認可している。肺がんの患者は、メラノーマの患者に比べて2桁多く、日本人の肺がんのうち85%は非小細胞肺がんなので、今後、がんの治療現場で本格的にオプジーボが使用されることになるのは確実。ちなみにメラノーマの患者は3割、肺がんの患者2割に対してオプジーボが有効だとわかっている」(現代)  オプジーボの販売元である小野薬品工業広報部によると、すでにアメリカでは腎臓がんにおいても承認されているという。  このオプジーボは、これまでとは違う発想で作られた薬だという。  病原体やがんなどを攻撃する機能を担うのが「キラーT細胞」と呼ばれる免疫細胞で、体の中にがんができると、「体内にがんという異物ができた」という信号を受けて、キラーT細胞は自動車のようにアクセルを踏んでがん細胞を攻撃しようと近づくそうだ。 「ところが、がん細胞は非常に巧妙でキラーT細胞が近づいてくると、『攻撃の必要はない』という偽の信号を送って、攻撃の手をゆるめさせてしまうのです。このブレーキ作用が原因でがんは生き延びることができる。従来の免疫療法は、キラーT細胞のアクセル部分を強化させようという発想で作られてきました。ところがオプジーボは、『どんなにアクセルを踏んでもブレーキがかかっていれば動かない。ならばブレーキを外してしまおう』という発想で開発されたクスリです。その結果、今までとは段違いによく効く免疫薬が生まれました」(国立がん研究センター・免疫療法開発分野長の吉村清氏)  だが問題は、このオプジーボの国内販売価格は100mgがワンボトルで73万円もするそうだ。仮に体重67kgの男性が2週間に1回、1年間の治療を続けた場合、かかる薬の価格は約3,500万円にも及ぶのだ。  厚労省が保険適用を認可している薬なら、高額療養費制度が適用されるので、患者は自己負担限度額を超える分は払う必要がない。自己負担額は収入によっても異なるが、平均的には月15万円を超えることはまずないそうである。  先の山崎氏がこう言う。 「オプジーボはリンパがん、頭頸部がんなどあらゆるがん種に効くことがわかってきました。私は皮膚科としてメラノーマが治る時代がやってきたなと実感しましたが、今後、おそらく人類ががんを克服する日もやってくると感じています」  この通りだとしたら、がん患者には大朗報である。  さて、今週の第3位はフライデーの独占スクープ撮。V6の岡田准一(35)と女優の宮崎あおい(30)が「夫婦同然の生活を送っている」というのである。  この2人の仲が騒がれたのは、共演した映画『天地明察』が撮影されているときだった。当時、宮崎が結婚していた俳優の高岡奏輔がTwitterでフジテレビ批判をして、事務所を解雇される騒ぎになってしまった。そのために宮崎の仕事にも支障が出ることになり、共演していた岡田に相談するうち、男女の仲になったといわれた。  その後、宮崎と高岡は離婚するが、高岡の知人が「宮崎が岡田と不倫をいていた」と暴露したため、2人は大バッシングを受け、特に宮崎へのダメージは大きく、彼女が出演していたCMは激減したという。  だが、距離を置いたかに見えた2人だったが、水面下ではひそかに愛を育んでいたとフライデーは報じている。  離婚から4年が過ぎ、宮崎はNHKの朝ドラ『あさが来た』で達者な演技を見せて復活。岡田は昨年、日本アカデミー賞で史上初の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞して、役者としても大きく飛躍したといわれている。  フライデーが目撃したのは3月中旬の平日、朝10時。共に暮らすマンションから出てきた2人は、マスクと帽子をかぶった岡田が運転するポルシェで近くのスーパーで買い物をし、ベーカリーでパンを買ってマンションへ仲良く戻る姿をカメラに収めている。  30超えた男と女に「春はもうすぐ来る」とフライデーは結んでいる。だが、結婚は人生の墓場ともいわれる。2人にとっては今が一番幸せなのかもしれないと、私は思う。  第2位。安倍首相は消費税を10%に引き上げることを断念するという見方が、急速に広がっている。  これには7月の参議院選を有利にしようという思惑があったのだろうが、ここへきてアベノミクスが完全に失敗したから、上げることはできないという見方が大勢を占めてきているようである。  安倍首相は、3月16日から官邸で「国際経済金融分析会合」を始めた。ここには黒田日銀総裁や主要閣僚が集められ、ポール・クルーグマン氏やジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授などノーベル賞を受賞した錚々たる人たちを招き、「増税見送りの大義名分を『国内事情ではなく、世界経済を不安定化させないため』としたい」(文春)腹づもりだったようだ。  だが彼の意に反して、世界的権威たちはこぞって「アベノミクスの先行きに疑問符を突き付けた」(同)のである。クルーグマン氏もスティグリッツ氏も「現在は消費税を上げる時期ではない」と主張している。  さらに、日銀が導入したマイナス金利についてスティグリッツ氏は「悪い副作用をもたらす可能性がある。銀行に打撃を与え、貸し出しを妨げるおそれがある。効果はないというよりもましという程度」とこき下ろしたのである。  現代では、クルーグマン氏の独占インタビューをしている。そこでもクルーグマン氏はこう言っている。 「黒田総裁はこの2月からマイナス金利政策に踏み込みましたが、これもあまり感心できません。マイナス金利政策の是非を判断するには時期尚早でしょうが、効果は非常に小さいものにとどまると思います。というのも、マイナス金利政策のメリットは円安効果が望めるということですが、現在は世界各国が自国通貨安を目指して金融緩和をしている状況です。日本が円安を求め、欧州はユーロ安を求め、アメリカはこれ以上ドル高になって欲しくないと願っている中で、日本がマイナス金利政策を採用したところで円安効果は出づらい。実際、2月からの為替相場ではむしろ円高傾向が強まっているではないですか」  氏は「アベノミクスは人々の期待に応えられていない」とまで言っているのである。  では、どうすればいいのか? 「具体的に言えば、GDPの2%ほどの額の財政出動が必要です(編集部注。日本のGDPは約500兆円なので、その2%は10兆円)。労働人口の減少という問題を抱えている日本では、投資需要を生み出すのは難しい。その意味でも、財政支出をインフラストラクチャーのニーズがある分野に投じるべきです」  今度もまたジャブジャブとインフラ投資に回せという氏の考え方には、私は同意できないが、とにかく今やっているアベノミクスは先がなく、ここで消費税を上げれば日本経済はメチャメチャになるという点では、招かれた人たちの多くが一致している。  では、安倍首相は消費税値上げを断念するのか? クルーグマン氏は、安倍首相は「あなたの言っていることは分かりますよ」という顔つきに見えたと言っている。  このセレモニーで消費税値上げは断念、衆参同日選挙へなだれ込むという方向は決まったようだ。アベノミクスの失敗と格差の是正、富の再配分、憲法改悪は是か非かが選挙の争点になる。さじは投げられた。あとは、有権者が賢い選択をするだけだ。  さて、今週の栄えある第1位はこれだ。  乙武洋匡氏(39)の『五体不満足』(講談社)は、450万部の大ベストセラーになった。  先天性四肢切断という「超個性的な姿で誕生」(アマゾンの内容紹介より)した彼を見て、母親は「かわいい」といったエピソードや、「障害は不便です。だけど不幸ではありません」という乙武氏の前向きな生き方が多くの読者に受け入れられ、ベストセラーになったのは間違いないが、一番の要因はタイトルにあると思う。  私も編集者だからよくわかるが、もし五体不満足というタイトルを考えついたとしても乙武氏には伝えにくかっただろう。これは乙武氏のほうから、「このタイトルにしてくれ」と言ってきたのだ。本の扉に彼の全身を載せることも、彼からの提案だったと聞いている。  私も書店で見たが、タイトルと彼の笑顔の全身写真が載っている本のインパクトは“事件”といってもいいほど衝撃的だった。  当時、早稲田の学生だった乙武氏は、「重い障害を持ちながらも暗さや劣等感を感じさせない『向日性』を綴り、従来の『障害者観』を覆して世の中に清廉な衝撃を与えた」(週刊新潮)のである。  その後、スポーツライターや日本テレビの報道番組『NEWS ZERO』のキャスターなどを務め、東京・杉並区の小学校で3年間の教員経験を経た後、13年から都の教育委員も務めている。  私生活では、01年に早稲田の1年後輩の女性と結婚して3人の子宝に恵まれた。障害はあるが、彼の人生は幸せを絵に描いたような人生だと思われていた。次の参議院選挙で、自民党から出馬すると報じられるまでは。  まず初めのつまずきは、友人を裏切ったのではないかという疑惑だった。乙武氏は松田公太参議院議員が代表を務めている「日本を元気にする会」から出馬すると、昨年10月、誓約書にサインしていたのである。それが寄らば大樹の陰と、自民党から出馬するとは、松田氏はもちろんのこと、多くの支持者たちからも不満の声が上がっていたのだ。  それに加えて、新潮が超ド級のスクープを放ち、さわやかで清廉だと思われていた乙武像をひっくり返してみせたのである。  結婚後、5人の女性と「不倫」していたというのだ。新潮によれば、15年の12月25日。乙武氏と、女優・黒木華を彷彿させる20代後半の美女の姿が羽田空港の国際線乗り場にあったという。2人は周囲を警戒し、さほど離れていないのにスマホで連絡を取り合っていた。  2人は「エールフランス293便」でパリへと飛び立ったが、飛行機の中での2人の会話まで載っているのだ。 「乙武『俺ら一心同体でしょ』 女『一心同体! 乙クンといる自分が一番好き』」  2人はパリを経由してアフリカのチュニジアの首都・チュニスを拠点に、大いに観光を楽しんだという。新潮はご丁寧に、彼らが泊まったホテルにも確認している。というのも、乙武氏の不倫旅行にはカモフラージュの男性がいつも同行しているそうだ。部屋は2つで、その男性が一室、もうひとつの部屋には乙武氏と彼女が泊まっていた。  乙武氏はもともと女好きだと、乙武氏の飲み仲間がこう語っている。 「乙武の女遊びでしょ? 仲間内では有名な話ですよ。彼は猥談好きで、よく自分の『大事な部分』の大きさと機能を自慢しています。『僕は神様から特殊能力を授かった』『一晩に何回でもできる。最後までちゃんと“出る”』って」  さあ、乙武氏は新潮の取材にどう答えるのだろう? 最初は否定して逃げたそうだが、逃げ切れないと観念したのか、以下のように告白したという。 「その女性とは、皆さんが『そういう関係なんじゃないか』と思っているような関係です。(中略)はい、肉体関係もあります。不倫と認識していただいて構いません。彼女とは3、4年前からのお付き合いになります」  彼女にはしった理由は、妻が母になり、夫婦らしさが次第に失われていったからだと語っている。それに、今回旅行に行った彼女とは別に一夜限りの肉体関係を持った女性が2人いたとも告白している。 「一緒に旅行した女性と同じような関係の女性がこれまで2人いました。はい、5人と不倫したということになります。妻には先週(3月第3週)、年末年始に旅行に行った女性との関係を告げました。泣いていました。非常に申し訳なかったと思います。私は教育者でもありますし、うしろめたさは常にありました。(中略)子どもにも……申し訳ない」  新潮は、乙武氏の生き方を「乱倫人生」だと書いている。障害を持つ人やその親たちに希望を与え続けてきた偶像が、地に堕ちかかっている。  先週、文春がショーンK氏の経歴詐称を完膚なきまでに暴いて見せた。取材のきっかけは、フジテレビが彼を深夜の情報番組のキャスターに起用すると発表したことだった。  乙武氏のスキャンダル発覚も、誓約書まで交わしていたのに、それを裏切り自民党から出馬するとみられたことがきっかけだろう。 「雉も鳴かずば撃たれまい」ということわざがある。乙武氏も自民党の目玉候補として注目を集めなければ、女性関係を暴かれることもなかったのかもしれない。  サイト上で乙武氏だけではなく、妻の仁美さんまでがこう詫びている。 「このたびは、夫、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております。今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました」  どのような気持ちで、彼女はこの言葉を絞り出したのだろう?  だが、ネット上では「ゲスの極み乙武」などという批判が渦巻いている。それに乙武氏の妻までが詫びたことに対しても、「何で妻が謝るんだ」「妻にも許してもらっているという選挙目当てだ」と評判が極めて悪いようだ。  文春では、ゲス不倫で議員辞職した宮崎謙介前衆院議員(35)の近況を報じているが、離婚は時間の問題とみられていたのに、意外にもそうではないという。  妻の金子恵美(38)も議員だが、まだ復帰のメドは立っていないようで、国会に出るときはどうメディアと対応したらいいのかを、先輩議員の野田聖子に相談しているそうだ。  それに最近、金子議員は「離婚はしない。私も悪かったから」と、知人に話しているというのである。知人が言うには、 「金子氏は自身の年齢のこともあり、子どもを授かったことで夫の宮崎氏に感謝していました。一方、宮崎氏は女性に対して異様なまでに優しいのですが、金子氏に対しては人前で『お前』呼ばわりし、亭主関白でした。金子氏は、夫をつけあがらせてしまったと、責任を感じているようです」  年上だからといって、引け目を感じることなどないはずだ。金子氏の地元議員が言っているように「金子は男を見る目がなかった」とすれば、議員に必要な人間を見抜く目に問題があるのかもしれない。 【巻末付録】  現代が袋とじで「58年目を迎え週刊現代の袋とじはますます進化します」とうたい、「『ヘアの先へ』宣言」とタイトルを打っている。  もしかしたらヘア・ヌードを超える何かを新編集長は見つけたのかと、久しぶりに期待を込めてハサミで丁寧に切ってみた。  なんだったと思います? 「私たちはアンダーヘアと決別した」「なぜ女の子は『ツルツル』にするのか」。なんのことはない、アンダーヘアを剃って「無毛」にする女性が増えてきたという新しくて古いグラビアなのである。  文春の毎週といってもいいスクープや、今週の新潮の乙武不倫スクープを見ていると、現代とポストのカネも人手も使わず頭だけで考えたSEX記事に虚しさを感じるのは、私だけだろうか。週刊誌は、月曜日発売から木曜日発売へと完全に移ってしまった。編集長が交代して、フライデーが時折スクープを発信してくれるようになったのは、OBとしてはうれしいが、週刊誌は月曜日から始まるという時代は「遠くなりにけり」である。  記事にいこう。現代は「通が楽しむエロ動画50」。次のような検索ワードを入れれば、安心・安全・無料で動画が探せるというのだ。  例えば、人妻モノなら全身セックスアピールのような身体をしたGカップの若妻の動画を探す場合の検索ワードは、「若妻、セックスアピール、Gカップ」と検索する。  すると、ワンピースがはち切れそうな豊満なバストとヒップ、夫のセックスに不満な若妻が男優の愛撫と腰使いに激しく乱れる動画が見られるそうだ。  個人撮影モノの動画は、おっぱいも見た目もハイレベルな素人娘をハメ撮りした動画を探す検索ワードは「ハイレベル、素人娘、ぽよパラ、おっぱい」と入れるそうである。  そうすると清純そうなのに、音を立てながらペニスを頬張り、男を挑発するように滑らかに動く騎乗位の腰つきが素晴らしい素人娘の動画が見られるという。  往年のAV女優、例えば小林ひとみのAVを探すときは、「小林ひとみ、伝説の女神」と検索する。桜樹ルイは「桜樹ルイ、激情」と検索する。  欧米のエロ動画は、例えば巨人投手の奥さんのマイコラス夫人っぽいものを探す場合は、「巨人、マイコラス、奥さん、Javynow」。エロかわいい韓国娘のこなれたエッチが見られるエロ動画を探す場合は、「エロかわいい、韓国娘、FC2」と入れる。  ポストの「死ぬまでセックス」は企画にだいぶ詰まってきたように見える。今週は雑誌2冊を取り上げて、その内容を紹介しているが、H度は低い。一冊は「ザ・ベストマガジン」(KKベストセラーズ)、もう一冊は健康雑誌「壮快」である。 「ザ・ベストマガジン」は、80年代のエロ本黄金期には、最盛期に100万部を超えた伝説の雑誌である。特に話題になったのは、創刊号で当時の人気女優・大原麗子に水をぶっかけた表紙の写真。衝撃的だった。 「壮快」は中高年向けの健康雑誌だが、この中にもセックスに関する特集があり、それが大変読まれているという。中でも4月号に掲載された「男は漲る! 女は潤う! 精力アップ白書」というセックス大特集が精力減退に悩むシニアたちの間で話題をさらっているという。興味のある方は「壮快」を買って読んだほうがいい。  というわけで、今週は甲乙付けがたくというより、新味なしということで引き分け! (文=元木昌彦)

iPhone 6s「SIMロック解除」で月額料金大幅ダウンも、格安SIMへの移行は下調べを!

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 3キャリアともiPhone 6sのSIMロック解除に対応し、格安SIMを使えるようになった  総務省の動きにより、ドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアともSIMロックの解除ができるようになった。従来も解除できる機種はあったものの、一部のAndroid端末のみだったのだ。それが、2015年5月以降に発売された端末であれば、原則全機種がサポートされる予定。もちろん、制限はあり、各社とも購入から180日を経過すると解除できるようになる。ただしドコモは、端末の購入日から6カ月が経過していれば、新機種を購入する際に即日SIMロック解除できるとしている。これは太っ腹だ。  SIMロックを解除すると、MVNO、つまり格安SIMを利用できるようになるのだ。格安SIMは利用条件により、月額0円からラインナップされており、月額料金を大幅に安く抑えられるのがウリ。筆者も多数のMVNOを契約しているので、メイン端末であるiPhone 6s(ソフトバンク)のSIMロックを解除してみた。  まずは、iPhoneの製造番号をコピーする。これは「設定」→「情報」の「IMEI」で確認できる。その後、My SoftBankから「契約確認」をタップ。下のほうに「お手続き一覧」がある。その中の「SIMロック解除対象機種の手続き」からスタートする。  注意書きを読んだ上、スクロールしていくと、製造番号の入力を求められる。先ほどコピーした製造番号をペーストして入力し、「次へ」に進む。そのページに表示される「解除手続きする」ボタンをタップすると、「手続き受付完了」のメッセージが出てくる。続けて、端末のSIMを交換し、再起動。すると、新しいSIMなのでアクティベーションが始まる。この時点ではLTE通信はできないので、Wi-Fiを利用する。起動したら、そのSIMの接続に必要なプロファイルをインストールするなどの設定を行えば完了。ほとんど違和感なく移行できるはずだ。  とはいえ、単に通信料金を激安にできる、というわけでもないので注意が必要だ。キャリアはロックを解除しているだけで、格安SIMが必ず使えると言っているわけではない。周波数などの対応が異なるので、格安SIMを選ぶ際にチェックする必要がある。また、通話量が高くなる上、同じキャリア同士の無料通話機能もなくなるので、よく電話する人は考えよう。LINEやFacebookの無料通話機能を利用するとしても、その際は通信量を消費してしまう。格安SIMは通信量が少なめなので、これも難しい。それまで使っていたキャリアメールがなくなるし、おサイフケータイやワンセグも使えなくなる可能性が高い。契約するSIMによっては、通信速度が遅くなったり、テザリングが無効になっていることもある。年齢認証もできないので、LINEのID検索も使えない。  まだデジタルに詳しくない人に勧められるわけではないが、メリットデメリットを把握して格安SIMに移行できれば、月額料金を安くすることは可能。興味があるなら、まずは下調べを始めてみよう。 (文=柳谷智宣)

「服用後30分~1時間以内に意識を失う」“デート強姦薬”、購入者の大半は平凡な男性?

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「sight」より
 韓国で「デート強姦薬」=通称ムルポン(水とヒロポンを合わせた造語)と呼ばれる薬がひそかに流通し、人気を博している。このムルポンを使えば、女性を興奮させたり、男性の場合、バイアグラに似た効果を得ることができるという触れ込みだ。麻薬成分が入っており、一種の媚薬や精力増強剤のような役割を果たすともいわれている。  今月20日には、このムルポンを中国から密輸したとして、40代の男3人が逮捕・起訴されている。3人は2015年の3月頃から、メールやSNSを通じてムルポンを販売。日本円にして、約1,200万円を稼いでいた(一瓶当たり12ml=約3万2,000円)。彼らからこのムルポンを購入した人の数は約800人で、その大多数が30~40代の平凡な男性だったという。  実はこの手のデート強姦薬は、韓国で以前から大量に流通していたという。その中でも特に多いのが「GHB(Gamma-HydroxyButyrate)」と「ケタミン」だそうだ。  前述したムルポンとは、このGHBのことを指す。GHBは、無味無臭の透明な液体で、飲み物や酒に混入させても、飲んでいる女性は気付かない。しかし、服用後、30分~1時間以内に意識を失うことになる。一方、24時間が経過すると薬物が体内から抜け、服用の痕跡が残らないといわれている。  韓国では過去に、このGHBをナイトクラブや恋人代行サービス、チャットなどで出会った女性に使用する事件が相次いだ。忠清南道では、GHBを服用させた後に性暴行し、数十人分の動画を撮影、動画サイトに流出させる者も現れた。  一方、ケタミンもクラブやパブなどで頻繁に使用されているという。白い粉末であるケタミンは、もともと動物の麻酔に使用される獣医用医薬品だが、最近では「女性用覚せい剤」という触れ込みで販売されるケースが多い。ケタミンを服用すると、違法薬物である幻覚剤「LSD」よりも強い幻覚症状に襲われる。持続時間は1時間ほど。女性への性暴行目的で悪用されている。  欧米などではデートレイプドラッグ(Date Rape Drug)と呼ばれていて、やはり社会問題化しているそうだ。米国出身の有名なユーチューバーであるジョイ・サラズ氏は、このデート強姦薬の危険性を示すため実験を行い、その動画をアップしている。サラズ氏は数人の女性の飲み物にデートレイプドラッグを入れるのだが、女性たちがそれに気付くことはまったくなかった。  身近に潜む危険薬物に、女性はくれぐれも注意が必要だ。 (取材・文=河鐘基)

通常料金の10倍も! 韓国の美容整形外科で中国人をカモにしたボッタクリが横行中

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美容整形外科がずらりと並ぶ、韓国・ソウルの繁華街
 美容整形大国として知られる韓国。「美人を見たら整形を疑え」といわれるほど、若い女性の間で美容整形は当たり前のことになっているようだ。  お隣の中国でもそれはよく知られており、韓流ドラマの影響もあってか、韓国へ行って美容整形手術を受ける中国人女性が急増している。やや古い資料になるが、韓国国会保険福利委員会が発表した統計によると、2013年に韓国の美容整形外科で手術を受けた外国人は約2万4,000人に上り、そのうちの約1万6,000人、全体の3分の2を中国人が占めていたという。  実際、韓国にある多くの美容整形外科はサイトに中国語のページも用意し、病院内には中国語の通訳も置くなど、中国人患者の獲得に余念がない。  ところがつい先日、韓国で美容整形を受けた中国人たちを激怒させるような事実が発覚した。長年にわたり美容整形業界に関わっている韓国人女性・鄭さんが暴露したところによると、多くの病院で中国人患者に対するボッタクリが公然と行われているのだという。ただ、言葉の問題で、それを中国人が気づかないだけなのだ。
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中国のテレビ女優が韓国で美容整形手術を受けたところ、左右の目が非対称になり、頬もいびつに。顎も医師が勝手に細くしてしまったという
 ある美容整形外科のサイトでは、韓国語での料金表ではヒアルロン酸の注射と保湿などのセットが29万ウォン(2万8,000円)と表示されているのに対し、中国語のページでは同じものが99万ウォン(9万5,000円)と、3倍以上の料金が表示されている。  鄭さんによると、中国人患者に対する料金は少なくとも通常料金の2倍、多い時には10倍までボッタクっているのだという。これは韓国の美容整形業界の中では半ば公然の秘密となっており、また当局の監督が及んでいないため、手術の結果に関して病院と患者の間で紛糾が起こっても、患者側が満足した結果を得ることは難しいという。  偽物作りや人をだますことにかけては人後に落ちない中国人をまんまとだまして大金をかすめ取る、韓国の美容整形外科業界。あっぱれというべきか、それとも単なる“狐と狸の化かし合い”というべきか。 (文=佐久間賢三)

約半数が「アルバイト先で不当な扱い」 韓国の若者を襲う、残酷すぎるブラックバイト生活

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 韓国で、驚きの事実が発表された。23日に公表された「青少年政策研究院アルバイト実態調査」に示されたデータなのだが、なんとそのアンケートに答えた若者の半数以上が「アルバイトで賃金をもらえなかった」、または「約束した金額をもらえなかった」など、アルバイト先で不当な扱いを受けていることが明らかになったのだ。  近年、日本でもブラックバイトという言葉がはやって久しいが、韓国のそれは想像以上に真っ黒。はたから見ているだけでも、いたたまれない気持ちになる。  統計の詳細は次の通りだ。アンケート期間は昨年の7~8月。19~24歳の若者3,300人を対象に行われた。その回答者全体のうち45.3%が、過去1年の間にアルバイト先で賃金に関する不当な扱いを受けたと答えている。類型別に見ると「賃金支給が遅れた」(26.5%)、「最低賃金よりも低い時給」(23.3%)、「最初に決めた額よりも低い賃金しかもらえなかった」(13.7%)、「事前に決めたスケジュールより早く終業させられた」(12.4%)となっている。また、ほとんどが泣き寝入りを余儀なくされ、「周囲の人に相談した」もしくは「警察や国政担当部署に訴えた」という割合は17%ほどにとどまっている。  それだけではない。アルバイト先で労働契約書を作成・手渡された数は、全体の21.8%にしか満たないそうだ。62.4%はそもそも労働契約書を作ってももらえず、15.8%は作成したが本人たちが、写しをもらうことができなかったそうだ。  統計によれば、彼らがアルバイトに精を出す理由の大半は、生活や学校の授業料を稼ぐためだという。身を粉にして働いても賃金をまともにもらえないのであれば、その後の将来設計も難しく、暗惨たるものになる。  実際、今回のアンケート調査に回答した若者たちは、「アルバイトをするしかなく、自分の未来の準備をする暇がない」「アルバイトに常に時間を追われている」という設問に対して、50%以上が「はい」と答えている。  そんな状況を反映してか、韓国では若者たちだけが集まった政党「民衆聯合党」という新しい党が、今年2月に結成された。党会員数は現在、約2万4,000人。自分たちが社会で経験した不当な扱いや、苦労を解消しようという目的で結成、次回の地方選挙に90人もの候補を送り込み、議席の獲得を狙うとしている。なお、候補者のひとりであるパク・スンハ候補(男性・33歳)は、16年間にわたりバイトだけをしてきた“筋金入り”のフリーターだそうだ。  今後、韓国では搾取され続ける若者の政治的逆襲が本格的に始まるのか? 見逃せないイシューとなりそうだ。 (取材・文=河鐘基)

女子高のトイレで新生児の死体発見! “養子ブローカー”も暗躍する、韓国「新生児遺棄問題」

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イメージ画像「Thinkstock」より
 韓国の地方都市・浦項(ポハン)にある女子高のトイレで、遺棄された新生児が発見された。その後、通報を受けた救急隊員が駆けつけたが、新生児はすでに息を引き取った後だったという。現場では、新生児の胎盤と臍帯が一緒に発見された。  新生児が発見された当時、学校では全校生徒約900人が夜間の自習活動をしていた。警察は、誰かがトイレで出産後、遺棄したとみて捜査を開始。学校の入り口に設置されたCCTVの動画や、トイレに残されたトイレットペーパーなどを回収し、鑑識に回したという。韓国警察関係者は「新生児を遺棄した人物が、校内の人間か、はたまた校外の人間かはまだ明らかになっていないが、すべての可能性を考慮して捜査を続ける」としている。  韓国では児童虐待もさることながら、新生児遺棄が社会問題として浮上している。韓国には、日本の熊本市にある慈恵病院などが設置している、いわゆる「赤ちゃんポスト」のように、宗教団体が慈善活動として設置している「ベビーボックス」なるものがある。2011年にベビーボックスで保護された新生児の数は25人だったが、13年には208人まで増加しており、その後も数は増え続けているという。なお、このボックスを利用した母親の大半が「出産を親や周囲に知られたくなかった」「子育ては経済的に困難」という理由を告白している。  また、韓国では最近、新生児を買い付け、他人に転売(養子縁組)するブローカーが摘発される事件が頻発している。彼らは通称“養子ブローカー”と呼ばれている。先日拘束されたとある養子ブローカーは、育てる当てのない子を授かった女性の病院費を肩代わりしたり、金を渡し、生まれたての子どもを買い取っては転売していたという。明らかになっている手法としては、ネット上で「養子縁組の相談に乗る」といううたい文句を掲げ、妊婦に接近。その後、弱みにつけ入り、新生児を安値で買いたたくというものだ。  そう考えると、ベビーボックスで保護される新生児の数は、全体の一部にすぎないのかもしれない。女子高に残された新生児の死体の母親が学生であったとしたら、問題はいよいよ深刻と言わざるを得ない。 (取材・文=河鐘基)

「『小明の副作用』のメール職人してました」【湯浅かえで】出世のきっかけは“モブなのに人気投票3位”事件!?

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の38回目! 今回は『ガンスリンガー ストラトス』まぐま役やアプリゲームなどで活躍中の注目の新人声優、湯浅かえでさんが来てくれました! ──ご無沙汰してます! 最後に会ったときは、湯浅さんはまだ私のイベントの客席にいたのに……いつの間にやら立場が逆転! ついに声優さんになったんですね、おめでとうございます! 湯浅 ありがとうございます! ──ちなみに、なんで私のイベントなんかに来てたんですか? 湯浅 昔、中川翔子さんのブログで小明さんの存在を知って「なんか凄い人いた!」って衝撃を受けて(笑)。 ──“凄い”にマイナスの意味合いを感じます……。 湯浅 それからしばらくは在宅で応援してたんですけど、働くようになってからはイベントにも行くようになって、「声優になりたい」とか、「いつか一緒にお仕事ができたらうれしい」みたいなことを、手紙に書いたと思うんですよね。今日は夢が叶った! ──叶いやすい夢だね! ちなみに、私に限らず、かなりのアイドル好きですよね。ブログを見ていると、AKBにSKEにBiSにライムベリーにトマパイ……かなり幅広く愛してますね。 湯浅 うへへ。 ──よく、お仕事で元SKE48の秦佐和子さんとご一緒されてますけど、どうですか? 湯浅 秦さんは、もともとSKEの推しメンで、握手会にも通ってたんですよ! だから秦さんがSKEを辞めたときは「もう会えないのかぁ」と落ち込んだんですけど、卒業してなんと声優に! 『魔法少女大戦 ZANBATSU』(2014)っていうゲームでご一緒できたときは、一方的に「すすす、好きです」ってご挨拶して……。 ──「こいつストーカーかよ、こわいな」ってならなかったですか? 握手会に通ってたのはバレないようにしないと! 湯浅 自分からバラしちゃいましたよ! すごく素敵な方で、「ありがとうございます」って喜んでくれて、今はすごい仲良くしてます。 ──奇跡かよ~。推しメンとも仲良くなって、声優にもなって、人生のハッピーエンド感! 湯浅 そうそうそうそう。 ──もういいんじゃない? 夢も叶ったし、辞めたら? 湯浅 そうそ……ナヌ!? よくないよくない! まだまだ頑張りますよ!! ──ところで、湯浅さんの趣味をリサーチすると、宝塚歌劇団の観劇、アイドルの現場、美少女の写真集集め、グラビアの切り抜きのファイリング、AKBのPVロケ地の聖地巡礼……けっこうキテますね! 湯浅 小明さんのサイゾーテレビ『小明の副作用』のメール職人もしてましたよ~ふふふ。 ──こんなクソみたいなアイドルのメール職人とか、ちょっともうお気の毒です! ブログを見てると、クリスマスは宝塚を観て、年末年始はコミケから初日の出に直行という……好感の持てるタイプのリア充ですね。 湯浅 ははは(乾いた笑い)。クリスマスだしな、と思って宝塚のチケットとって行きました。 ──数年前のブログでも「ハロウィンなので宝塚を観に行きました」って書いてあって、イベントごとにかこつけて、やたら宝塚を観に行ってますよね。 湯浅 ちょいちょい観に行きますよね! 宝塚にしてもアイドルにしても、女性が華やかなのが好きなんです。あと、女子同士、いろいろある中で頑張ってる人たちを観るのが好きで……宝塚とAKBって似てるなぁって勝手に思ってて。 ──似てる!? 湯浅 トップスター制、センター決め、組替え、卒業、退団、専用の劇場とか。 ──ほんとだ! 言われてみれば共通点が多いんですね。 湯浅 その方々が頑張ってるのを観て、「私もがんばろ!」って思えるんです。 ──アイドルも宝塚も湯浅さんのガソリンなんですね。でも、どっちもチケット高くない? その趣味はお金がかかりますね。 湯浅 そうなんですよ~。普通に働いていたときも、お金あるわけじゃないし大変でした……。けど、宝塚って、意外と1,500円の立ち見席が出てたりするので、お金がないときは朝から並んで、一番後ろで、どこかしらは見切れて見えないような席で立って観るんです。ステージはもう豆粒なので、オペラグラスを持参して! ──意外と安い! けど、疲れそう! 声優の仕事が忙しくなって、アイドルや宝塚に行けなくなったら、ガソリン切れちゃいますね。 湯浅 そうなんですよね、ほんっと(真顔)。宝塚とかを観て、フワァァァっと元気になって、女性ホルモンをブワ~っと出して艶々で帰るんで、切れるとカラカラになっちゃいます……。 ──今、声優さんってみんな可愛いから、そこで注入できそうな気もします。 湯浅 そうなんですよ! みなさん可愛い! でも、ソレとコレとは別! 別の趣味として楽しんでます! ──楽しそうで何より! ちなみに、コミケには何しに行くの? 湯浅 昔の仕事仲間がいっぱいいるので、同窓会気分で……。 ──コミケで同窓会?? 湯浅 そうですね、前はアニメを作る会社にいたので……。 ──完全に内側の人じゃないですか! なんでまた、出る側に? 湯浅 私は撮影という部署にいたんですが、ずっと机に向かってPC上で無音の状態で作業をしているので、映像に音がついた瞬間が一番感動したんです。本当にキャラクターに息が吹き込まれるというか。「すごい! 私もそっち側に行きたい!」と思って。 ──なるほど! 2013年の5月には今の事務所の“準預かり”になって、今は“預かり”になってますよね。どの段階で“準”が取れるんですか? 湯浅 うちの事務所は年数が決まっていて、1年は“準預かり”なんです。 ──じゃあ、1年の間に仕事が取れなかったら、そのままいなくなっちゃうの? 湯浅 事務所いわく、そういう方も何人かは……。仕事の分量もありますけど、どちらかと言えば、仕事に対する姿勢とか、普段の立ち振る舞いを見ているみたいで、仕事が1本もなくても、どれだけ努力をしているかによって上がれる人もいます。 ──そして“預かり”から“所属”になるにはさらに高い壁が……がんばって! 実際にお仕事を始めてみて、どうですか? 湯浅 思ってたより大変! アニメを作っているときは「声優さんは楽しそうだな~」と思っていたけど、みんなこんなに大変な思いをしていたとは! やっぱり、見られてることも多いし、最初の方はほめられることも全くないし、新人は端に座ってドアの開け閉めをするとか、そういう立ち振る舞いもわからなかったですし。 ──えっ!? そんな体育会系なルールがあるの!? 湯浅 ぜんぜん強制じゃないんですけど、暗黙の了解というか。 ──そういうノリは大丈夫なんですか? 湯浅さんって絶対運動部とかじゃないですよね。 湯浅 運動したことないです(きっぱり)。でも、「こういうのがあるんだ!」ってびっくりしたのは最初だけでしたよ。それからは「そういうのを最初に知っておかなきゃ」と思って、先輩とご飯に行かせてもらったりして……。 ──湯浅さんのブログを見ていると事務所の方とけっこう交流を持たれてますけど、これってそういう処世術だったんだ! 湯浅 や! そういうわけではないです(笑)! でも、先輩から教えてもらえることは多いんです。 ──なるほど~! デビューはTBS『俺、ツインテールになります。』(2014)のあすかちゃん役ですか? 湯浅 テレビアニメだと、『俺ツイ』だと思います。 ──あすかちゃん役はオーディションですか? 湯浅 実はモブ(名前のない通行人など、群衆キャラ)だったんですよ。一話に出てきた怪人に捕まる女の子だったんですけど、なぜか人気投票でヒロインたちを抑えて3位になったんですよ。ネタだったのかもわかりませんが、皆さんが投票してくれて。監督さんもあすかちゃんはお気に入りのキャラクターだったようで、最終回にも出てきました。 ──2回も出たら、もうモブじゃない! 湯浅 なんとイベントにも呼んでもらえて! 幸せでした! ──TOKYO MXの『ガンスリンガー ストラトス』のまぐま役は? 湯浅 それは初めてオーディションに受かった役でした! マネージャーさんから電話が来たときは「ほほほほんとですか(震)!?」って感じで。『ガンスト』って作品はもともとゲーセンのアーケードゲームで、今もゲームが出てるので、イベントとかに出してもらったりする機会が増えたり、ガンストを通していろいろな経験をさせていただきました!
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──ゲーム『バンドやろうぜ!』(2015)ではウッドベースも弾いてるんですよね。 湯浅 そうなんですよ。ウッドベースを弾く女の子の役をやっているんですけど、私もたまたまウッドベースをやっていて……。 ──ウッドベースって、たまたまやってるようなもの!? 湯浅 大学の時に、ジャズ科があったんですよ。そこの子たちがやってるのを見て、「私もやる!」って教えてもらってやってたんです。 ──まさかそれが仕事で活きるなんて……ぶっちゃけ声と関係ないですもんね。 湯浅 そうなんですよ。先日、そのPVを撮ることになって、ドラムとギターは普段からバンドをやってる方だったんですけど、役者兼楽器は私だけで、自分が演じたキャラの格好をしてウッドベースを弾きました。めっちゃ練習して、マメだらけの手で行って、楽しかったです。やってて良かった! ──人よりいろんな経験ができそうですね。学生時代はジャズの他に、オーケストラ部と吹奏楽でホルンを吹いてたんですよね。ホルンとウッドベースが家にあるって、どんな富豪なの……? 湯浅 ぜんぜん! ウッドベースはなかったです! 高校の時に転校した先に吹奏楽部がなくって、市がやっている楽団に入ろうとしたら「楽器を買わないとダメ」って言われて。 ──ホルンって肺活量は上がりそうですし、声優業に活きそう! 湯浅 活きてたらいいな、もうずっと吹いてないので……。 ──一人暮らしだと、よほど壁の厚いところに住んでないと吹けないですね。 湯浅 そうなんですよ。一応は持ってきたんですけど「あ、コレ無理、吹けないな」って徳島の実家に送りました。 ──場所とりますしね。ちなみに、徳島のご家族は、今のお仕事に反対とかなかったですか? 湯浅 いや、全然なかったですね。反対っていうか、そもそも東京に出てきてアニメの仕事をするっていうときに一度「なんじゃそりゃあああ!!」ってなって、そうとう戦ったので……。私、最初は「音響やる~!」って行って東京に出てきたんですよ。それが3カ月くらいで「ん、いいや」ってなっちゃって、結局「映像やる~! 映像の方が面白いぞ!」ってなって、映像をやったり、空間アートみたいなゼミに入って勉強してたんですけど、「やっぱり就職する~!」って。そんな感じでコロコロと「アレやる~! コレやる~!」ってやってきたから、「働きながら声優の学校に行く~!」って言ったときは、親ももう諦めていて「自分のお金でやるんなら好きにすれば?」みたいな(笑)。 ──じゃあ、働きながら自腹で養成所に? そこからアイドルに貢いで、養成所にお金も払って……霞を食べて生きてたの? 湯浅 当時はそうです(笑)。ずっと貧乏でしたね……。 ──ちゃんとした事務所に入れて本当に良かったね! 今の事務所に入ったきっかけは? 湯浅 えっと、うちの事務所と、「声優グランプリ」(主婦の友インフォス情報社)がやってるゲームのオーディションがあったんです。それに一般公募で応募して、賞をいただいて、今の事務所に。 ──賞ってグランプリ!? 湯浅 いやいや、特別賞的な感じの、声優グランプリ賞を……。うちの事務所のアクロス賞っていうのもあったんですけど、私はそれをとっていないという。 ──え!? そうなの!? 湯浅 製作の方と面談をして、「アクロスに入りたいんです」って話したら「じゃあ社長に会う?」ってお話させていただいて、社長に電話をかけまくった覚えがあります。「いつ会ってくれますか!?」みたいな(笑)。 ──地雷感!! しかしながら、そこからはアイドル声優への道が広がっていたという。駆け上がりましょう! 湯浅 ハッ(乾いた笑い)。人よりこの世界に入ったのも遅いし、「駆け足で行かねば」と思って頑張ってます。 ──息切れしない? 湯浅 切れてます、たまに(笑)。だからそういう時は宝塚を観たりアイドルを観たりなどして……。 ──湯浅さんって、生放送とかでもニコニコしながら目が死んでる瞬間がありますけど、そういうときってガソリン切れてるんでしょうね。 湯浅 (爆笑)! よく見ていらっしゃる! ──気を抜くと一瞬目の光が失われるんですよね。実は根が暗いのかな。 湯浅 小明さんだからそう見えるだけですよ! 根は暗いと思いますけど! そうじゃないと小明さんなんて応援しないです! ──……えっ!? えっと、でも、ブログはけっこうアッパー系ですよね。「みんなに感謝!」みたいな。 湯浅 ちゃんと皆さんへの感謝を忘れず、自分に渇を入れているのです。 ──その前後に「今日はいろいろ勉強になりました。頑張ろう!」とか書いてると、「あ、何かうまくいかなくて落ちこんだな」って思うよね。 湯浅 小明さん……さすがです……。 ──過剰に前向きな自己啓発っぽいことを書いてるときは、だいたい自分に言い聞かせてるという……ふふふ、お見通しだ! 湯浅 いろいろ考えても、結局はもう頑張るしかないですからね……! ──これからは、そういう目でブログを読みます! お仕事の面で、今後の野望はありますか? 湯浅 メインの役をやれるような声優になりたいっていうのと、ずっとこのお仕事を続けていけたらいいな、と思ってます! ──また急に「今度はコレやる~!」って気が変わるかも? 湯浅 もうない……と、信じたい(笑)! 今までで一番長く続いてる大好きな仕事なので、このまま頑張りたいです! ──まだ2年半ですよ! 歌とかはどうですか? 湯浅 歌いたいです! 今の事務所に入ったときに、小明さんの出した歌を歌って録音して、サンプルとして事務所に提出しましたよ。 ──ごめんね、馬鹿じゃないの!? 今後とも、応援してます!! たくさん売れますように!! 今日はありがとうございました!! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美) ●ゆあさ・かえで 1月16日、徳島県生まれ。アニメ『ガンスリンガーストラトス』まぐま役、『かみさまみらない・ヒミツのここたま』長谷川ケイト役、『迷家』ユウナ役。ゲーム『バンドやろうぜ!』ユキホ役、『放課後ガールズトライブ』紫ゆかり役。ニコ生パソナリーティー『月2学園パワプロ部』、『ニンジャスレイヤー』など。 ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。
ルミネッセンス 形態:8曲入り 定価:¥2,500(税込) 品番:SNDL-0003/JAN:4514306011869 レーベル:sundaliru amazon_associate_logo.jpg
詳細は下記リンクまで。 公式ブログ http://s.ameblo.jp/sundaliru/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。『卑屈の国の格言録』(サイゾー)、『アイドル墜落日記 増量版』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/>シングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。

フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。  犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。  一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。  大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。  海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」  韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)

フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。  犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。  一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。  大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。  海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」  韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)