年上女性か野球部マネジャーか 急成長株・小泉進次郎の本命彼女はどっち? 

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「週刊文春」6月17日号 中吊りより
●第48回(6月9日~6月14日発売号より) 第1位 「徹底研究 小泉進次郎『家族とオンナ』」(「週刊文春」6月17日号) 第2位 「薄情の人『菅直人新総理』の研究」(「週刊新潮」6月17日号) 第3位 「菅直人首相も知らない小沢一郎の肉声」(「週刊朝日」6月25日号)  政局以外の記事が読みたい。どの週刊誌を見ても、「小沢支配は終わった」「否、これから復讐が始まる」だの、できたばかりの菅直人内閣に対する批判記事のオンパレード。それが週刊誌の生きる道ではあるが、もっと他のこともじっくり取材してもらいたいと思うのは、私だけではないはずだ。  そこで、「AERA」の「伸びる企業 縮む企業」という大特集を読んでみた。トップアナリスト16人に聞いたという、20業種100社の5年後を分析したというのだが、最初の「出版」を読んで、失礼だが、雑誌を閉じてしまった。ここで、縮む会社に「光文社」と「小学館」が挙がっているのは仕方ないにしても、「小学館」より業績が不振だと思われる「講談社」や、ブランド付録商法で売上げを伸ばしている「宝島社」が伸びる会社とされているのは、どのような分析からなのだろう、合点がいかない。「マガジンハウス」という出版社が、ユニークなコンセプトで新雑誌を続々創刊して、業界の話題を一手にさらっていた時代があった。しかし、「マガジンハウスの雑誌は、あまりにも広告に依存する作り方だった」(「マガジンハウス」でいくつかの雑誌の編集長を務めた石川次郎氏)ため、バブルが弾け、広告が減ると、出版社として地盤沈下してしまった。  いまの「宝島社」の雑誌の作り方は、一時的な売上げは上がるだろうが、継続できるものではないはずだ。それが証拠に、他の出版社でこの商法に追随するところは少ない。 次の「新聞・放送」でも、縮むのは「毎日新聞」と「産経新聞」で、伸びるのは「NHK」「朝日新聞」「読売新聞」「日経新聞」では、アナリストに聞く必要などないのではないか。目先を変えたい努力は買うが、ややお手軽すぎる作りでは、賞をあげるわけにはいかない。  ということで、今週もズラリ政局ものが並んでしまった。3位の記事は、小沢一郎氏に詳しいという政治記者・渡辺乾介氏が、幹事長辞任の経緯を、小沢氏の肉声として伝えている。 どう控えめに見ても、「小沢ベッタリ」で、小沢の代弁をしているとしか思えないが、眉につばを付けて読めば、小沢の本音らしきものが透けて見えてくる。  鳩山首相が小沢と抱き合い心中した、との「風評」に対しては、当然ながら「ノー」である。真相は、社民党の連立離脱がどのような影響をもたらすかを理解しない鳩山に、小沢が見限って、輿石参議院議員を含めた2度目の三者会談で、小沢が「3人一緒ですよ」と引導を渡したのだそうだ。  小沢が岩手県連に寄せたビデオメッセージで「自分自身、先頭に立ってがんばってまいりたい」と述べたことで、9月にある代表選に小沢が意欲を見せたとの見方があるが、との問いには、「あのメッセージの真意は、『この政権は長くありません』ということにある」と、菅首相が聞いたらドキッとすることを言っている。  なぜなら、これまで小沢が選挙で訴えてきたのは、消費税を封印して、まずは国民生活を元気にすることだ。「財政再建は必要だけれども、それを増税で、という党内合意もまだない。このままでは公約違反になってしまいます。『反小沢』とか『非小沢』とされる人たちが、増税・財政再建路線を、政権を奪うための口実にしているのではないか」と小沢は考えており、「この借りは必ず返す」と思っているというのだ。  菅が、「(小沢さんには)しばらく静かにしていただいたほうがいい」と発言したことに、「余計な一言でしたね。あれは小沢の逆鱗に触れたはずです」と、小沢の代理人の如く怒り、最後に、「問題は参院選後に小沢がどのような政策を唱えるかにかかっている。それ次第で菅内閣と民主党は音を立ててきしみ、大海に浮かぶ小舟のように揺れる可能性があります」と不気味な予言をする。  「現代」は小沢時代は終焉したといい切るが、果たしてどちらが正しいのか。じっくり読み比べてもらいたい。  菅新首相に関する記事も溢れているが、「新潮」の記事が「いやらしさ」という点では抜きん出ている。  菅首相をひと言で「薄情の人」と言い表したのはよい。さきがけ時代の同僚、武村正義元官房長官にこう言わせている。 「彼は少し信望に欠けている面がある。包容力と言い換えてもいいかもしれないが、理詰めで迫りすぎるところがあって、人間的な温かみが足りないように感じられてしまう。あまりに情よりも理に走りすぎる傾向があるので、"もっと両方のバランスを大事にしたらどうか"とアドバイスをしたこともあるんですが......」  「新潮」らしさはこの後に発揮される。菅首相のアキレス腱は、権力奪取に全力を注ぎ込んだために精も根も尽き果て、早くも老化現象が出ているというのだ。  それは、会議中のひどい居眠りにも表れている。また、「目下"意識の混濁"も激しい」というのだ。「最近の彼の口癖は"あれ、またこんがらがっちゃった"。喋っているうちに、自分でも何について話していたのか忘れてしまうんです」(民主党関係者)  菅首相が掲げる「最小不幸社会」や「奇兵隊内閣」、経済を成長させるための増税というのも、分かりにくいキャッチフレーズである。それが「新潮」の言うように、一時的な「意識の混濁」から出たものでないことを祈りたいものだ。  さて今週のグランプリは、人材不足という側面があるのだろうが、自民党の新人・小泉進次郎株が急成長である。言わずとしれた小泉元総理の次男で、ルックスもオヤジを凌ぐ格好良さだが、国会で放つ舌鋒の鋭さも、なかなかのものなのである。  「現代」も、「はきだめにツル 小泉進次郎、なかなかやるわい」と好意的なのだ。文春は、子どもの頃のエピソードを紹介しながら、コロンビア大学大学院に留学し、その頃から、「政治家になる意思がなければコロンビアには来ていません」と言っていたと、天川由記子東京福祉大学教授が話している。  それに彼は、周囲に対して、「うちは麻生さんの家と違い副業がない。政治家がいなければ(小泉家は)倒産するんです」と漏らしていたというのだ。  国会ではすでに「進次郎ガールズ」といわれる女性ファンが、傍聴席から黄色い声援を送っている。文春らしく、そこから彼の女性問題に踏み込んでいく。一人は、高校時代、野球部の女性マネジャー。大学時代はもちろん、アメリカ時代、英語が急激に上達した背景にはガールフレンドがいるのではと囁かれたそうだ。  だが、本命は、小泉事務所で私設秘書をしていた頃、当時、横須賀でバーを経営していた一歳年上の女性Aさんだったという。 「Aさんは『進ちゃんとは一緒に住んでいて、よくご飯を作ってあげているの』とか、『進ちゃんは地震が怖くて、寝るときにいつもヘルメットを枕元に置いているの』などと話していました。告白したのは進次郎君から。バーでは彼のヒザの上にAちゃんが座ったりして、仲むつまじい様子でした」(二人の知人)  この二人、進ちゃんが当選後は、噂も聞こえなくなってきたという。巷ではよくある話だが、今や史上最年少総理待望論まで出ている若者だけに、この女性との交際がどうなっているのか、気になるところではある。フライデーの張り込み班! 期待してるよ。  (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
小泉純一郎とは何者だったのか デストロイヤー。 amazon_associate_logo.jpg
鳩山辞任は小沢氏の策略? 呪縛から逃れられない民主党の行く末 突然辞任した杉並区"名物区長"にまつわるカネとオンナの狂想曲 忘れてはいけない悲劇「水俣病」その50年目の笑顔が語りかけること

鳩山辞任は小沢氏の策略? 呪縛から逃れられない民主党の行く末

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「週刊ポスト」6月18・25日号 中吊り
●第47回(6月2日~6月8日発売号より) 第1位 「新闇将軍小沢一郎次なる『謀略9策』」(「週刊ポスト」6月18・25日号) 第2位 「小沢一郎『13億円略奪!』」(「週刊文春」6月10日号) 第3位 「綾瀬はるか『大沢たかおの自宅へ超厳戒通い愛』」(「フライデー」6月18日号)  今週の第3位は、私でも知っている『おっぱいバレー』の綾瀬はるかちゃん(25)の密会激写。「フライデー」によれば、これまで結婚したい有名人女性ランキング1位に輝くなど、絶大な人気がある彼女だが、スキャンダル処女だったそうな。  その彼女を独り占めする男は、181cmの長身、甘いマスクで人気の俳優・大沢たかお(42)なのだ。年の差17歳。大澤はバツイチである。  5月中旬のある夜、大沢たかおが帰宅すると、その5分後、はるかの事務所のワゴン車が同じマンションに滑り込んでくる。マンション裏口の手前で停車すると、はるかが慣れた様子で裏口へ駆け込んでいく。その数分後、大沢事務所のスタッフが現れ、周囲のパトロールをする。  その翌日、さらにその3日後と、綾瀬はるかがマンションに通ってくるのを、「フライデー」はウォッチしている。  そのまた2日後。この夜は、大沢自らが見回りに現れ、近辺を事務所のスタッフと一緒にパトロールし始め、ついにフライデー取材班は大沢に見つかってしまうのだ。大沢は窓を叩きながら、テレビや映画で見る温厚さとは違う怒声を浴びせる。ま、仕方ないとは思うがね。  こうした厳戒態勢にもかかわらず、二人は頻繁に逢瀬を重ねているのだから、相当熱愛中と見て間違いなかろう。  このビッグカップルが晴れてゴールインなるのか、いらぬ心配だけど、気になるね。  第2位は、これが事前に出ることを知ったために、小沢一郎幹事長は辞任を決意したのではないかと業界で話題になっている、ジャーナリストの松田賢弥と「文春」取材班のスクープ。  以前から噂されていたことだが、自民党最大派閥の経世会の金庫から13億円というとてつもないカネを持ち出し、小沢一郎氏の世田谷の私邸に運んだと、当時の小沢の秘書・高橋嘉信氏が、初めて告白したのだ。  1992年、金丸信自民党副総裁(当時)が、佐川急便から5億円ものヤミ献金をもらっていた問題で、副総裁辞任を表明し、後に、経世会会長も退く。  当時、金丸氏の寵愛を受けていた小沢氏は、会長の座を得ようとするが、反小沢グループの故・小渕恵三氏が新会長に選出される。それを不服とした小沢氏たちは、92年10月に羽田孜氏を代表とする「改革フォーラム21」を結成し、対立は深まっていく。  11月初旬、議員会館にいた高橋氏に、小沢氏から「いつでも出られるようにスタンバイしておけ」という電話がかかってくる。そして、当時の小沢氏の金庫番・八尋護氏から電話があり、経世会の事務所からカネが詰まった袋を運び出し、小沢邸に運ぶよう命じられたのだ。  高橋氏が小沢邸に着くと、小沢の妻・和子さんが待っていて、「書斎に運んで」といわれ、書斎に上がり袋を並べた。もちろん、このカネが、小沢氏の政治団体の収支報告書に計上された形跡はない。そして、94年から、小沢氏は陸山会の政治資金で、計10億円に上る不動産購入を始めるのだ。「文春」は、この経世会から持ってきたカネをロンダリングするために、不動産購入したのではないかと推測する。  いまや闇将軍とまで称される小沢氏にとって、最大のアキレス腱はカネの問題である。鳩山由紀夫首相が辞任を決意し、小沢氏にも辞任することを迫ったと言われているが、あれほど参議院選挙で陣頭指揮を執ることにこだわった小沢氏が、意外にスンナリそれを呑んだのは、この記事が出ることを知って、ここは一度引いたほうがいいと考えたのではないか。そう推測する永田町関係者が多いことは事実である。  ところで、菅直人新総理になって、支持率が20%台後半になり「V字回復」などともて囃す向きもあるが、本当にそうだろうか。  多くの週刊誌が、菅新体制になって、参議院選挙がどうなるかを予測しているが、民主党有利と読むのは意外に少ない。  「朝日」の野上忠興氏は、民主党54、自民党39と、自民党に厳しいが、同じ「朝日」で森田実氏は、民主党34、自民党53と読む。「毎日」は「民主党40議席割れで30日天下、政界再編」とし、「AERA」は「菅首相でも民38、自54」と、自民優勢なのだ。根拠は、無党派層に自民党支持が多いことや、社民党の連立政権離脱が深刻だという見方が多いようだ。  突然とも思える鳩山氏の辞任は、さまざまな憶測を呼んでいる。鳩山氏が、最後の勇気を振り絞って小沢氏を辞任に追い込んだという見方と、そうではなく、これは小沢氏が仕掛けた策略で、まだまだこの次があり、小沢支配は終わらないとする2つの見方がある。  「AERA」は「『小沢支配』は終わらない」とし、菅氏の記者会見での発言「小沢幹事長は、ある意味では国民の皆さんにとっての、ある種の不信を招いた。少なくともしばらくは静かにしていただいた方が、ご本人にとっても、民主党にとっても、日本の政治にとってもいいのではないか、と考えています」に注目する。「『国民の不信を招いた』の前に『ある意味』との言葉をかぶせ、謹慎期間についても『しばらく』とあいまいにした。鳩山氏は首相の地位をなげうって小沢氏と『無理心中』したはずだったのに、小沢氏は1人生き残り、民主党はなお、小沢氏の呪縛から逃れられずにいる」とする。  「ポスト」は、巻頭で上杉隆氏の署名で、小沢氏は鳩山氏を道連れにした、これは小沢氏の戦略だと読む。「鳩山氏と小沢氏が一緒に辞めれば、『政治とカネ』で民主党を批判することはできない。また、どの政権でも、首相が交代すれば御祝儀相場で支持率は上がるのが常だ。目の前の参議院選に勝つという目標のためには、これに勝る手段はない」  また、「小沢一郎の次なる『謀略9策』」でも、今回の辞任劇を仕掛けたのは小沢自らの政治戦略だ、今年3月始めには、小沢氏は党幹部にこう漏らしていたとする。「このまま参院選を戦うのは難しいだろう。おそらく鳩山を代えなければならない局面がやってくる。そのときは全部、オレがかぶるしかない」。  さらに、鳩山氏が小沢氏の怒りを買ったのは、5月4日に沖縄を訪れて「学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携して抑止力を維持していることが分かった」と発言したことだという。   海兵隊は、極東有事の際、他国にいる米国人を救出することを任務にしているので、日本の国土防衛のために駐留しているわけではない。  現行案に戻すために、小泉政権と同じごまかしの論法を使ったことが、許せなかったというのだ。そして「参院選が終わり次第、鳩山内閣を潰した張本人である官僚と米国追従のウイルスに汚染された大臣たちの"殺処分"が本格化する」と、小沢氏の反撃が始まるというのだ。  「現代」はこれとは逆に、両議員総会で鳩山が何をしゃべるかを小沢は知らなかったと書く。辞意表明と同時に、小沢にも幹事長を辞してもらいたいと呼びかけ、幹事長職を守ろうとした小沢氏の逃げ道を完全に断った、鳩山戦略が功を奏したというのだ。  細川政権も、小沢に振り回されたあげくに自壊した。今度は鳩山氏の叛乱で、政権を手放すことになった。小沢的政治手法には大きな欠陥があったと断じる。  さて、どちらの見方が正しいのだろうか。私には判断を下す何物もないが、鳩山氏の辞任表明後の、小沢氏との握手。菅候補への対立候補を立てるべく、何人かに声をかけたという話があるが、本気で動いたとは思われない点。菅新総理では、参院選に勝つのは難しいと判断している節がある。などなどを考えると、参院選後に、小沢氏は何事かを仕掛けるのではないかと読む、「ポスト」に、今回は軍配を上げたい。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
剛腕維新 まだまだこれから? amazon_associate_logo.jpg
突然辞任した杉並区"名物区長"にまつわるカネとオンナの狂想曲 忘れてはいけない悲劇「水俣病」その50年目の笑顔が語りかけること 「政治評論家への"つかみ金"の行方」野中発言を「週刊ポスト」は追及できるか

華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「好きなアイドルの情報は何でも知りたい」  気になる子ができたとき、思わずパソコンでその子の名前を調べた経験がある人は、大勢いるのではないでしょうか。そんな、誰にでもある欲求をほどよく満たしてくれるものがあります。  アイドルとファンを繋ぎ、プライベートがのぞけて、さらに毎日コミュニケーションが取れる......。それは、今やなくてはならない存在となった、ブログ。私が彼女に惹かれたのは、そこからでした。  毎日、ものすごい更新頻度でユーザーを楽しませてくれる彼女。「モーニング娘。」の一員ということもあり、彼女の存在は、ずっと前から知っていました。  しかし、初めて彼女のブログ『田中れいなのおつかれいな』を見たとき、彼女の愛らしいギャップに親しみやすさを感じ、すっかりハマってしまったのです。
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撮影/尾藤能暢
 そのギャップとは、オシャレで、華やかで、スタイルが良く、垢抜けた印象のある彼女から飛び出す、方言。  それは、モーニング娘。初の九州出身という、福岡生まれの彼女だからこそ出せる、天然の武器に感じられました。  もちろん、それを《武器》としてではなく、彼女から自然に出てきているものだから、人を惹きつける力になっているのでしょう。  方言に魅力を感じる人は、少なくないと思います。今まで生きてきて、誰かが方言を話す姿に、思わずドキッとする経験をした方も、いるのではないでしょうか。  声や話し方は、その人の印象の三分の一以上を決めると、どこかで聞いたことがあります。それを聞いて、話し方は、相手との距離感を作る、とても大切な要素なのではないかと、私は思いました。
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『Real Challenge!!』ZETIMA
 彼女の、そのありのままの話し方は、常に心地良い距離感を、自然に作っていてくれるのだと思うのです。  そんな彼女の印象は、DVD『Real Challenge!!』で、さらに確立されました。  私がブログで感じた印象のまま、マイペースで、飾らず、心地良い距離感のまま、DVDの中の彼女を楽しむことができたのです。  きっと、その距離感の中に、彼女の《素》を感じることができるから、見ていたくなるし、応援したくなるのかもしれません。  DVDの中で彼女は、 「いつまでも、可愛いねって言われる女の子でありたい。綺麗とかセクシーじゃなくて、可愛いがいい」  と語っています。たとえこの先、服や、髪型や、メイクが変わったとしても、あどけない笑顔から聞こえる方言が、この先も彼女を《可愛い女の子》でいさせてくれることでしょう。  また、DVDには、同時期に発売された写真集『Very Reina』のメイキング・オフショット映像も収録されているのですが、その中で彼女は、「今回の衣装は、全部が自分っぽくて嬉しい」と、笑顔を見せています。衣装までもが、そのままの彼女を演出しているのならば、この作品では、等身大の姿を見せてくれているのかもしれません。  『知りたい』という感情に、ありのままを見せてくれる彼女は、今日も、心地良い距離感で、その感情を満たしてくれることでしょう。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
田中れいな Real Challenge!! 炎上しちゃったけど! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」 木嶋のりこ×梶野竜太郎「激しすぎる"アイドル愛"が少女を女優に変えた!?」 DVD『ピョコタン・プロファイル』発売イベントに、木嶋のりこがボーダー水着で登壇!!

大公開! 5月度「日刊サイゾー」Amazonで売れたものランキング!!

IMG_0422_0203.jpg  今や書籍のみならず、あらゆる分野の商品を揃えるネット上のマーケット空間「Amazon」。日刊サイゾーからも、記事の関連商品や人気の商品にリンクを貼り、ちょびっとだけアフィリエイト収入をいただいて、サーバー代やおやつ代をまかなっております。  日刊サイゾーからのリンクで購入されたAmazon商品をランキング形式で毎月発表しているこの連載。売れ筋商品から、日刊サイゾーという媒体の特性だけでなく、時代の流れまで見えてくるとかこないとか......。 ●本のTOP5 第1位
アイデアを盗む技術
1位には、バラエティー番組などを手掛ける人気放送作家・山名宏和さんの本がランクイン。アイデアなんて、盗まれてナンボです。
【関連記事】アイデアは自分で考えない!? 人気放送作家の『アイデアを盗む技術』

第2位
発達障害に気づかない大人たち
2位はちょっとドッキリするタイトルの本がランクイン。あなたも実は発達障害なのかも?
【関連記事】「ちょっと困った人」かどうかが気になる人のための『発達障害に気づかない大人たち』

第3位
Build the Future
3位は、核融合研究施設や加速器研究施設など日本の最先端技術の現場を追った写真集。これぞ、ドボク最前線です!
【関連記事】【ドボク対談】大山顕×西澤丞『Build the Future』はアイドル写真集だ!

第4位
あぶない科学実験
4位には『大人の怪しい実験室』で世間を賑わした川口万友氏の新書が登場。いたずらゴコロがうずうずしちゃいます。
【関連記事】一歩間違えれば大事故!? 大人が本気で楽しむ『あぶない科学実験』

第5位
戦後「裏」外交史
5位は、なんだか怖そうな本です。押尾事件以降、"フィクサー"って言葉をよく耳にしますが、一度会ってみたいものです。
【関連記事】国益の元に隠された秘密交渉 教科書には載っていない『戦後「裏」外交史』


●DVDのTOP5 第1位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray]
今月の1位は、BD初動売り上げ史上最高記録を叩き出した『ヱヴァ:破』BD。初回版特典のフィルムは早くも高値で取引されているようです。
【関連記事】『ヱヴァ新劇場版:破』特典フィルムが10万円突破 悪徳転売屋に警戒セヨ!?

第2位
ムダヅモ無き改革<デラックス版>
2位には、前代未聞の麻雀漫画『ムダヅモ』のアニメDVDがランクイン。いやはや、自主規制も条例も何のその!
【関連記事】「表現の限界とは何か──」 DVD『ムダヅモ無き改革』制作陣が挑んだ自由の臨界点

第3位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
3位は1位の『ヱヴァ:破』に続き、『ヱヴァ:序』BDが登場。やっぱり『ヱヴァ』はBDで観たい!
【関連記事】映画版「ヱヴァ」、早くも流出! 犯人は内部関係者?

第4位
チャーリーとチョコレート工場
4位は、早くも興行収入100億円を突破した『アリス』でもおなじみ、ティム・バートン&ジョニー・デップの『チャリチョコ』。何度観てもヤバいっす。
【関連記事】オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』

第5位
愛のむきだし [DVD]
5位には、"ダメ女を演じさせたら右に出るものなし!"と言われる、満島ひかりちゃんの代表作。ツンデレ&パンチラ必見。
【関連記事】 アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』

●【番外編】高額商品TOP5 販売実数にかかわらず、温かい気持ちにさせてくれた高額商品のランキングです。 第1位
パナソニック 500GB HDD搭載ブルーレイレコーダーブルーレイDIGA フルハイビジョンW10倍録画 DMR-BW680-K
6万9,800円。スリム&コンパクト、画質、音質、使いやすさも文句なし。家電芸人・品川さんがパナソニック推しするだけのことはあります。

第2位
Brother JUSTIO A3インクジェットFAX複合機 MFC-6490CN MFC-6490CN
3万9,246円。個人事業主にお勧めの、軽量・コンパクト、省エネの複合機です。セットアップもとっても簡単みたいですよ。

第3位
SANYO おどり炊き 圧力IHジャー炊飯器 ECJ-XW10A(W) [
3万7,800円。やっぱり、日本人なら米。「米だ、米食べろ!」と松岡修造さんが毎日Twitterでつぶやいています。

第4位
CASIO 電子ピアノ Privia ブラックメタリック調 鍵盤数88標準ピアノ形状鍵盤 PX-130BK
3万7,555円。最近人気の電子楽器。グランドピアノ並みの音色が楽しめるそうです。

第5位
Panasonic ナイトスチーマー ナノケア ゴールド調 EH-SA41-N
1万3,582円。女の子にプレゼントすると喜ばれます。

2010年4月 2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月2009年11月

“白昼の惨殺劇”母親が刺殺される一部始終をトイレの中で聞いていた娘……

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長女・やす子さんの証言をもとに作成された犯人
の似顔絵
何かが狂ってしまった現代社会。毎日のようにニュースに流れる凶悪事件は尽きることを知らない。そして、いつしか人々はすべてを忘れ去り、同じ過ちを繰り返してゆく......。数多くある事件のなかでも、未だ犯人・被疑者の捕まっていない"未解決事件"を追う犯罪糾弾コラム。  【第12回】 堺市西区神野町における母娘殺傷事件(2006年1月)  2006年1月10日午後2時50分頃、弁理士・沢喜代治さん(当時58歳)の留守中に自宅玄関のベルが鳴り響いた。妻・真喜子さん(当時51歳)がドアを開けると、見知らぬ背の高い痩せた男が立っていた。「どちらさまですか?」「何かご用かしら?」......おそらく、真喜子さんはこのような問いかけをしたのではないだろうか。しかし、すぐに異常事態であることに気付く。男の手に握られていた衣類の中から、鈍く光る刃物が覗いていたのだ! 「キャアーーーーッ!!」  真喜子さんの悲鳴を聞き、トイレの中にいた次女・やす子さん(当時21歳)が驚いてドアを開けると、真喜子さんの上に覆いかぶさって刃物を振りかざす男の姿が見えた。やす子さんの視線に気付いた男は、すぐに立ち上がってトイレの方に駆け寄り、持っていた刃物でやす子さんの顔を切りつける。恐怖と痛みから無我夢中でトイレのドアを再び閉めたやす子さんは、そのあと悪夢のような時間を過ごすことになる。男の気が逸れた瞬間、真喜子さんは力を振り絞って立ち上がり、何とか逃げ出そうと試みたが、執拗に追い回され、やがて力尽きてしまう......。その一部始終をドア1枚隔てた狭いトイレの中で聞くしかなかったやす子さんの胸中を察すると、心が痛んで仕方がない。  やがて物音がしなくなり、やす子さんが恐る恐る外に出てみると、玄関先で血だらけになって倒れている真喜子さんを見つけた。玄関に鍵をかけ、真喜子さんに近寄ると、かすかに息があった。やす子さんはすぐに119番通報して救急車を呼んだが、病院に運ばれてから約1時間後、真喜子さんは帰らぬ人となってしまった......。やす子さんも顔に切り傷・刺し傷など全治10日間の傷を負ったが、それ以上に心に負った傷は当事者にしか計れないほど深いだろう。  その後の警察の調べで、庭先から刃渡り17cmの包丁、家の中からは包丁をくるんでいたと思われるグレーのトランクスが発見された。包丁は刃と柄の間に粘着テープが何重にも巻かれていたことから、人を刺したときに自分の手を傷付けないように細工していたことが窺え、一部計画的な犯行だったことを裏付けている。しかし、やす子さんの証言から犯人が素手だったことも分かっており、粘着テープからは複数の指紋、トランクスに付着していた垢からはDNAが検出され、持ち主の血液型がAB型であることが判明するなど、かなり大雑把な性格と見て取れる。また、母娘2人の傷跡が身体の右側に集中していることから、犯人が左利きである可能性が高いと判断されている。  これだけの証拠や犯人特定に繋がる情報が多数揃っているにもかかわらず、未だ犯人逮捕には至っていない。実は事件現場付近では、以前から刃物を持った男の姿が度々目撃されていて、被害者の家族も身を震わせていたという。しかしながら、警察は有効な対策を取らず、犯人を野放しにしていたと言っても過言ではない。もう少しパトロールを厳重に行ってもらえていれば、近隣住民への警戒の呼びかけが浸透していれば......そう思うと歯痒さが止まらない。返り血を浴びた犯人は、昼間の住宅街を誰にも目撃されることなく去って行ったのだから。  警察が威信をかけて捜査を継続し、犯人が逮捕され、法で裁かれ、遺族の心が少しでも安らぐ日が訪れるのを待ち続けたい。 (取材・文=神尾啓子)
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犯人が現場に残していったトランクス
(コンバース/グレー/Mサイズ)
<情報> 【犯人の特徴】 ・20~30歳代 ・身長約170cm ・痩せ型 ・ボブカット ・色白、ひげが濃い ・頬がこけている 【犯人の服装】 ・薄手のジャンパー(ベージュ) ・ジャンパーの袖を絞っている ・スウェットのようなズボン ・運動靴 【遺留品】 ・包丁(刃渡り17cm/100円ショップなどで販売) ・コンバースのトランクス(グレー/Mサイズ) <連絡先> 大阪府西堺警察署捜査本部 TEL 072-274-1234(内線615/617番) FAX 072-273-2230
未解決事件ファイル 真犯人に告ぐ 逃げられないんだから。 amazon_associate_logo.jpg
バックナンバー 【第11回】 全裸発見の茨城大女子学生絞殺遺体 遺留品から検出の"男性2人分のDNA"の謎 【第10回】 愛知・蟹江町の"眼球破裂"通り魔事件 昨年5月「母子3人殺傷事件」と同一犯か!? 【第9回】「逮捕で迷宮入り!? "時効延長"直前に起きた「愛知母子4人殺害・放火事件」 【第8回】「上智大生殺人放火事件」時効まで残りわずか! 昨年10月の「千葉大生殺害放火事件」との関連は!? 【第7回】全国有数の"失踪事件"多発地域で女性記者が姿を消してから11年 【第6回】見知らぬ男が家に侵入して17歳長女を刺殺  顔を見られた犯人は妹と祖母を追い回し...... 【第5回】被害者とその親友──2人の"佐藤梢"と消えた男のリアル・ミステリー 【第4回】 ストーカー行為を働いた挙げ句にターゲット女性の家族を惨殺して逃亡 【第3回】 事態急転!「リンゼイさん殺害事件」市橋達也整形術前後の写真入手で逮捕秒読み!? 【第2回】大量の遺留品が招いた初動捜査の混乱 果たしてDNAに人格は認められるか? 【第1回】「おい、小池!」で日本中に知られた男は本当に名前を呼ばれる日を待ち続けている

女優でも歌手でもない? 沢尻エリカ、”ワイドショータレント”という生き方(5月下旬の人気記事)

ranking0601.jpg  今年上半期の、"No.1ワイドショータレント"の名を欲しいままにした感がある沢尻エリカ。エイベックスのマーケティング戦略のもと、谷間を見せたり生足を見せたりケツを見せたり、もう誰にも止められません。  5月下旬は、そんなエリカ様の話題が圧倒的な人気を集めましたが、一部で"プッツン玉置"と揶揄される玉置浩二も負けていませんでした。芸能界はキャラ勝負。人並み外れた精神力と自己愛がないと生き残っていけない世界なんですね。  それでは、人気記事ランキングの始まり始まり~。 第1位 「帰れっ!」"ハミ尻ライブ"で明らかになった沢尻エリカの不人気ぶり エリカのファンって、どこらへん? 第2位 いきものがかりの事務所社長がエイベックス、オリコンを非難 AAA1位に嫉妬!? "Twitter失言"にご注意! 第3位 兄の結婚式に「離婚騒動」を持ち込んだ沢尻エリカに非難の声が殺到中 話題になれば何でもOK? 第4位 夫・高城剛氏を挑発し続ける沢尻エリカとエイベックスの"離婚戦略" 高城さんの反撃、期待してます! 第5位 「いいのは顔だけ!?」既婚者も加入するSDN48の2期生が抱える不安材料 名前と顔が一致しない......。 次点 Wコロン・ねづっち 「整いました!」なぞかけ芸が時代にハマった深い理由 なぞかけって、大爆笑にはならないよね。 次々点 「表現の限界とは何か──」DVD『ムダヅモ無き改革』制作陣が挑んだ自由の臨界点 表現の自由ってこういうこと!

突然辞任した杉並区”名物区長”にまつわるカネとオンナの狂想曲

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「週刊朝日」6月11日号より
●第46回(5月26日~6月1日発売号より) 第1位 「ウソつき山田宏日本創新党党首の隠しマンションに『女と子ども』」(「週刊朝日」6月11日号) 第2位 「大特集 食べてはいけない」(「週刊現代」6月12日号) 第3位 「30代独身男性520人調査 彼女にいえないSEXの不満、何ですか?」(「AERA」6月7日号)  ダービーも見応えのあるレースになった。私は、ヴィクトワールピサとローズキングダムの2頭からの馬単を6点ずつ買っていたから、なおのこと力が入った。エイシンフラッシュに首差届かなかったが、ローズキングダムは、二歳のころの力を取り戻してきている。夏を休養して馬体が増えてくれば、秋は楽しみだ。  「現代」のSEX特集に刺激されてか、「AERA」までが大々的な特集を組んできた。だが、こちらは熟年男向けではなく、女性読者が多い雑誌だけに、30代男性のSEX感調査。  驚くのは、これまでの体験人数はと聞かれ、0と答えたのが9.5%、約1割もいるのだ。セックスとマスターベーションのどちらが快感かという質問には、「セックス」33.1%、「マスターベーション」が11.8%。「時と状況による」(この意味がよく分からないが)、「相手による」の二つを合わせると46%になる。  20代と比較して、「持続力がなくなった」が26.7%、「機能の低下を感じる」が26.3%、「あまり性欲を感じない」が24.6%もいるのだ。  これまでの相手で失望したことはという問いに、「口臭・体臭」が29%、「受け身である」が27.5%、「体形」が24.8%。風俗関係の店で性欲を処理する頻度では、「まったくない」と「ほぼない」を合わせると71.6%になる。  有名人でセクシーと感じる人は、1位優木まおみ、以下、藤原紀香、米倉涼子、井川遥、滝川クリステルと続いている。  この調査の面白いのは、草食VS.非草食、転職VS.非転職などにも分けて質問していることだろう。これを読むと、風俗店に未来はないし、少子化問題も解決しそうもないな。  2位の「現代」の企画は目新しいものではないし、中身も同様だが、どこそこの牛丼が250円だとか、コンビニ弁当が200円台で買えるという、安さばかりが喧伝されるなか、こうした食に関する警鐘記事は、どんどんやったほうがいいと思う。  回転寿司は、鯛はアフリカ産ティラピア、アワビはロコ貝とニセモノだらけで、添加物は当たり前。特に注意が必要なのは「ガリ」で、着色料や保存料が入っているので、控えめにしたほうがいいという。  しかし最近は、無添加を謳う回転寿司もあるそうで、愛媛県内に4店舗を構える「すし水軍」は、値段はやや高めながら、安心して食べられる店だそうだ。  大手スーパーなども売り出している激安弁当は、油分と塩分のかたまりで、カロリー表示も当てにならない。その上、またしても中国製品だが、中国からの調理済み冷凍食品には、「地溝油」という、食堂の下水道に溜まった廃油や残飯から精製された劣悪な食用油が使われている可能性があるそうだ。中国では、最近になって国営ラジオ放送がこの事実を報道し、その量は年間200万トン~300万トンにもなる。これは、中国で10軒外食すれば、1軒はこの油を使っているという計算になるそうだ。おー怖!  安くて、おいしくて、体によいなどという都合のよい食べ物などないのだ。身も蓋もない言い方をしてしまえば、どんな食べ物も体にはよくないそうだから、食べないのが一番だそうだが、それでは生きていかれないから、少しでも安全で安価なものを見つけて食べるしかない。そうした食へのこだわりが、これからますます大事になる。  第1位は、私が住んでいる中野区の隣にある杉並区の区長を長年務め、名区長として誉れの高い山田宏(52)氏のスキャンダルである。  5月25日に、山田氏は突然記者会見を開き、5月末で区長を辞任して参院選に出馬することを表明したが、この辞任劇は、「朝日」の追及の手が迫っていることと関係があったようなのだ。  山田氏の自宅は杉並区内にあり、そこには奥さんと3人の子どもがいるのだが、彼はほとんどそこへは帰らず、目黒区内のマンションに「帰宅」する。そのマンションには、女性と小さな子どもがいる。  「朝日」によれば、その子はその女性との間にできた子どもだという。  5月5日の子どもの日の夜には、その部屋から、幼い子どもの笑い声と、男女の弾けるような笑い声が聞こえてきたという。  この女性A子さんも、山田氏も、「朝日」の取材に対して、知らぬ存ぜぬを繰り返すのだが、執拗に取材を続けているとき、山田氏は、突然、区長を辞任してしまうのだ。  問題なのは、「山田氏の後援会の政治資金収支報告書には、Aさんの家族名で『宣伝事業費』として政治資金が支払われていたことが記載されている」ことだ。  11年間にもわたり杉並区長を務め、今度は、国政改革を訴えて「日本創新党」を旗揚げし、党首になった人物の、致命的とも言えるスキャンダルに、山田氏はどう説明責任を果たすのか。まずそこから始めなくては、国政を変え、国を創ることなどできはしないはずだ。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
「日本よい国」構想 ―豊かで、楽しく、力強い日本を!― まずは、家庭から。 amazon_associate_logo.jpg
忘れてはいけない悲劇「水俣病」その50年目の笑顔が語りかけること 「政治評論家への"つかみ金"の行方」野中発言を「週刊ポスト」は追及できるか 「ナイフの刃先を向けられた」片山さつきが激白! 元夫・舛添氏の"愛人"と"暴力"

忘れてはいけない悲劇「水俣病」その50年目の笑顔が語りかけること

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「週刊朝日」6月4日号
●第45回(5月19日~5月25日発売号より) 第1位 「桑原史成が撮った 水俣の50年」(「週刊朝日」6月4日号) 第2位 「女が嫌いな『鳩山総理』」(「週刊文春」5月27日号) 第3位 「『大関琴光喜』が『口止め料1億円』と脅された!」(「週刊新潮」5月27日号)  いやー、感動した。もちろん、鳩山由紀夫首相が沖縄で謝罪したことではない。「オークス」で、G1史上初の同着1位の瞬間だ。  1番人気のアパパネが直線中程で、先に仕掛けた5番人気のサンテミリオンに並びかけ、抜き去ったと思ったところ、サンテミリオンが二の足を使って差しかえし、鼻面を揃えてゴールに飛び込んだ。  斜め後ろから見ていると、ややサンテミリオンが優勢に思えた。騎乗している横山典は全身で喜びを表し、アパパネの蛯名はややうなだれていた。  10分を超える長い写真判定。私は、馬単で両馬から買っていたから、特にそうだったのだが、できるのなら同着にしてやれよ、そう思っていた。それほど素晴らしいレースだった。  二人の騎手が、お立ち台で抱き合うシーンも感動的だった。女子ゴルフで、約2年ぶりに優勝した不動裕理が、通算47勝目とは思えないぐらいはにかんでインタビューに答えている姿も、印象的だった。  それに比べると、大相撲は一強総弱時代で見るべきものはなく、話題になったのは「新潮」の記事ぐらいだった。記事によれば、大関琴光喜は、5年以上前から野球賭博に手を染め、通算の負け金が数千万円に上っているという。それが暴力団関係者に漏れてしまって、口止め料を払えと脅されているのだ。  仲介役は阿武松(おうのまつ)部屋の元力士で、琴光喜が相談を持ちかけた大嶽親方(元関脇貴闘力)も、長年の野球賭博の上客だったというのだ。相撲協会関係者が、こう語る。 「コトは琴光喜1人の問題ではない。相撲界の"野球賭博汚染"。今回のトラブルをきっかけに、その実態が暴かれる可能性があるのです」  さらに、この騒動に登場する人たちは、今年2月の相撲協会理事選挙で、貴乃花親方を推したグループの関係者ばかりだというのだ。  「ポスト」によると、「情報の出所は、貴乃花改革を快く思わない武庫川理事長側近のPではないか。2月の理事選直前に貴乃花親方や大嶽親方の"暴力団同席パーティ"の写真が暴露されたことがあったが、それと同様の構図だ」。だとすると、今度の件だけは、驚くほど迅速に相撲協会が関係者の事情聴取を始めたのも、貴乃花派を追い落とすためなのか。  またまた相撲界の暗部が、この記事をきっかけに明るみに出るのだろうか。それとも、保身を考える連中が、臭いものには蓋をして、知らん顔をするのか。これからに注目である。  話は変わるが、私は、まさかここまでひどいとは思っていなかった。鳩山首相のことである。普天間基地移設問題で、「少なくとも県外」と繰り返していたのに、何もせず、漫然と日を過ごしたあげくが、この様である。沖縄の負担を軽減するために、アメリカ側と、日米同盟、日米安保条約の見直しを含めて、膝詰め談判してみようという意欲さえ見せなかった。早くその座を辞したほうが、彼のためでもある。  「文春」が、一家言もつ女性3人に、鳩山氏を嫌いな理由を語らせているが、これがすこぶる面白い。  佐藤愛子氏は、「そのうち鳩山さんは友愛ということをいい出した。こりゃアカンと私は思いました。友愛が理念だなんてそんな政治は成り立ちますか? 理想主義の学生ですよ、まるで。政治家はアッチもわかり、コッチもわかる。わかってるんだけれども犠牲に目をつむって断行しなければならないという人間性を越えたところで生きなければならない、たいへんな仕事だと思うんです。きれいごとの世界ではないんじゃありませんか?(中略)鳩山さんは学校の先生になればよかったんです。言葉は丁寧だし優しいし、PTAのお母さんたちには大いにウケると思います。でも校長は無理かもね」  曽野綾子氏はこういう。「説明能力、表現能力ともに、鳩山さんは不足なんでしょうね。(中略)たとえば、『コンクリートから人へ』と一言でおっしゃいますが、渇水で苦しんでいる国が今、この瞬間どれほどあることか。西アフリカのペナンという国へ行ったら、泥水で洗濯したり、さらに内陸では牛のおしっこで人が顔を洗っているんです。それほど水不足の国が、世界中にたくさんあります。日本がそうなっていないのは、先人の努力でダムを作り、国家としての備えができたおかげでしょう。それに対して感謝の言葉もなく、すべてを否定するような言い方は無礼ですね」  中野翠氏は、鳩山氏の奇抜なファッションセンスに突っ込んでいる。「鳩山首相の公務でのファッションで有名なのは金色ネクタイだ。占い好きで知られる幸夫人がラッキーカラーとして選んだといわれる。金色のタイなんて店でめったに見たことがない。どこで買っているんだろう。鳩山夫妻は『政界オカルト夫婦』と呼ばれているらしい。これまた一般国民ならどうでもいいが、一国の運命を左右する立場にある人には、ホドホドにしてもらいたい趣味である」  1位は、写真家・桑原史成氏が、穏やかな不知火海をバックに、37人の水俣病の患者や遺族たちを写した、「朝日」のカラーグラビアである。  桑原さんが、初めて水俣を訪れたのは、写真学校を出たばかりの1960年の夏だった。その頃の報道は、水俣病をほとんどローカルニュースとして扱い、原因企業のチッソ(当時は新日本窒素肥料)に抗議する漁民たちに冷淡ですらあった。  差別と偏見が強く、家族が水俣病になったことを隠す人が少なくなかった。桑原氏は、最初はカメラを持たずに訪ね、信頼関係を築いてからシャッターを切ったという。  こうして撮られた幾多の写真が、水俣病を全国に認知させる大きな力となったのだ。  それから50年。今回の集合写真を撮るために、桑原氏は、患者の家を一軒一軒訪ねて、参加を呼びかけた。  われわれ日本人が、決して忘れてはいけないことがいくつかある。そのなかでも、次世代に語り継いでいかなければならない大きな「悲劇」の一つが、水俣病である。うららかな春の日差しの下、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」が流れるなかで撮られた人たちの表情は、思いの外、屈託なく見える。それは、長い間苦しんできてやっとたどり着いた、一瞬の「安寧の時」を切り取っているからかもしれない。多くの人に見てもらいたい写真である。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
水俣病の50年―今それぞれに思うこと 終わらない戦い。 amazon_associate_logo.jpg
「政治評論家への"つかみ金"の行方」野中発言を「週刊ポスト」は追及できるか 「ナイフの刃先を向けられた」片山さつきが激白! 元夫・舛添氏の"愛人"と"暴力" Twitterはバカと暇人の集合痴!? 談志も復活の「週刊誌スクープ大賞」

蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」(後編)

akari_chono02.jpg ■前編はこちら ──そうだったんですか。バラエティーはどうして嫌いなんですか? 蝶野 瞬発的に対応しないといけないからね。それが苦手で、インタビューも以前はダメだったし。オレはインタビューされたら、「ああそうですね」とか、ずっとそういう感じで、記事にならない。バラエティーでは、武藤(敬司)選手だとか、橋本(真也=故人)選手だとか、彼らは対応できるんだよ。俺は全然しゃべれない。だから会社にも「俺は出たらマイナスだから!」って、ずっと断っていた。 ──武藤選手や橋本選手が対応できすぎたんじゃ......? 普通無理ですよ、タレントでもないのに! っていうか、蝶野さんがテレビでしゃべらないのは、威圧感を出すための設定なんだと思ってました。 蝶野 テレビだけじゃなくて、試合でもそうなんだけど、オレはもう緊張しいなんだよね。若手のころ、海外遠征では、客が入っても200~500人の小さい会場ばかりで試合をしていたのに、東京ドーム大会の初興行に呼ばれて帰ってきたとき、500人がいきなり5万人の規模になって。だから、「ここはいいとこ見せてやろう!」って気合を入れて入場ゲートに出たとたん、3時間くらい記憶飛んじゃって、試合もぐだぐだで。俺、東京ドーム大会には30回くらい出ているんじゃないかな。でも20回くらいまでは負けてばかりで、東京ドームって言ったら、最初のうちは負けて天井を見てるイメージしかない。でも、それも徐々に慣れてきたら、対戦相手もお客さんも落ち着いて見れるようになるし、要は慣れだよね。 ──失敗して落ち込んだ時や、怪我で不安な時期もあったと思うんですけれど、そういう時はどうしていましたか? 蝶野 当時も、40歳になっても毎日不安はあるし、もう信じるしかないよね。「自分は倒れない」「あきらめない」って。そこだけだと思うね。実際、最初の7、8年なんて食えてないし、海外から帰ってきて「闘魂三銃士」なんて言われていても、大して金ももらってないし。もう結婚していたけど食うのが精一杯で......そんな生活ですよ。 ──「闘魂三銃士」が儲かってなかったなんて......。人気のレスラーさんたちは、もっと豪華な日常を送ってると思ってました。心が折れなかったですか? 蝶野 プロレスって、俺らは興行地に行って試合をするだけだけど、プロモーターは1年前から準備をして、興行のためにいろんな人に協力を求めて、何千人って人を集めて......それは雑誌も一緒だと思うよ。何万人の人に雑誌を見てもらう世界で、小明さんみたいに表に出てる人たちっていうのは氷山の一角。だけどやっぱり大事なんだよ、その下で支えてる人たちの努力というものは。それに見合うために、自分は最大限に光らなきゃいけない。......でも、そういう役割が分かってくるのって、ある程度経験を積んでからなんだよね。 ──最大限に光らなきゃ......。そう思うとこの「私が相談したい」ってだけの理由で始まった対談もすごく価値のあるものに思えてきます......レッツひかり! ちなみに、蝶野さんが、一番影響を受けた方って誰ですか? 蝶野 やっぱり、猪木さんでしょうね。オレが猪木さんの付き人やっているときは会社が一番落ちている時期で、興行地でチケットがぜんぜん売れていない、と。すると猪木さんは、トレーニングがてらに若手の俺たちを連れて1時間くらい町を走るんだよね。最初は「何やってんのかな、こんな走って......」って思っていたけど、今考えれば、宣伝カーが回せなかったり、営業マンがいなかったから、猪木さんが「プロレスラーが来てるよ!」「試合に来てるよ!」と分からせるために、自ら町を走っていたんだよね。 ──走る広告塔ですね! かっこいい! でも、それで言うと、蝶野さんも多方面で活躍されていて、ものすごくプロレス界に貢献されてますよ! 蝶野 小明さんも、今はライターもやって、被写体としてだけじゃなく、内側の武器を増やしているわけでしょ? あんまり喧嘩はしない方が良いけど、そうやって自分の価値を磨いて、上げて、辞めた事務所から「もう一回帰ってきてくれ!」くらいにするのが、まず目標だろうね。今、まだ25歳でしょ? そんなの、まだまだガキだよ、ガキ! ──アイドルではもう賞味期限切れっぽいですけど、プロレスラーだったらまだまだグリーンボーイ! ありがとうございました! (取材・文=小明) ●蝶野正洋(ちょうの・まさひろ) 1963年、アメリカ・シアトル生まれ。84年、「新日本プロレス」入団。アントニオ猪木の付き人、海外遠征などを経て「闘魂三銃士」としてブレイク。94年からは黒をイメージカラーにヒールに転じ、抜群の存在感を発揮。10年1月、新日本を退団しフリー転向。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
会社に負けない喧嘩の仕方 オラ、エ~! amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」(前編)

akari_chono01.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第13回のゲストは、書籍『会社に負けない喧嘩の仕方』を刊行されたプロレスラー・蝶野正洋さんです! [今回のお悩み] 「喧嘩の仕方を教えてください......」 ──『会社に負けない喧嘩の仕方』読みました! 私は喧嘩が苦手で、今日は蝶野さんに喧嘩の仕方を教えていただきたく......。 ──『会社に負けない喧嘩の仕方』読みました! 私は喧嘩が苦手で、今日は蝶野さんに喧嘩の仕方を教えていただきたく......。 蝶野 あ、俺もきらい。 ──えっ! 蝶野 喧嘩なんて、しない方がいいよ。 ──......え~っと、同書では、『同期とは早めに喧嘩せよ』っていうことで、新日本プロレス入門初日から橋本真也選手と喧嘩をした話を書いていらしてたんですけど......。 蝶野 そんなこともあったね。 ──私も他人に対してそのくらい強く出られたらいいんですけど、トラブルがあった時に何か言わなきゃと思っても、「この人とは今後も付き合わなきゃいけないしなー」って思うと何も言えなくなっちゃって、気づいたらストレスがたまって、フェードアウトの繰り返しで......。 蝶野 それ、普通だよ。俺なんかもそうだよ。俺も、カッとなったことをすぐに口には出さないで、溜めて溜めて。で、ある程度、マナーの部分を越しちゃったやつに対しては怒る。たぶん皆そうだと思うよ。自分が持ってる不満っていうのは、相手も同じように、違う立場で不満を持っているはずなんだよ。 ──なるほど、確かにこっちが「オラ、エ~!」って思ってたら、向こうもそう思ってるはずですからね! ところで私もフリーなので、この『会社に負けない喧嘩の仕方』っていうタイトルにはすごく惹かれました! アイドルとして売れな過ぎて事務所を辞めて『アイドル墜落日記』(洋泉社)なんて本も出しちゃったので、決して円満退社とは言えないし......。いつも「こんなこと書いて、あの事務所に怒られないかな」と不安なんです。 蝶野 俺も(1月末の新日本プロレス退団は)そんなに円満退社じゃないよ。会社的にはボロ雑巾みたいになるまで使って、定年まで仕事をさせて使いものにならなくなったときに、初めていらなくなるからね。でも、その状況で辞める人なんて、今、いないから(笑)。会社は、思ってるほど辞めていった人間のことを気にしてないよ。「もういない人間より今の戦力を」って考えてるから。 ──なるほど。ちょっと心が軽くなりました! 事務所の人、私のことは忘れてください! それと、この本にも『自己プロデュース力』について書かれてましたけど、私それも失敗して......。事務所を辞めてすぐライターの仕事を始めたので、落ち着いたら徐々にアイドルの仕事もしたいなーと思ってたんですけど、もう、外に出たときにどう振舞ったらいいか分かんなくなるし、外見的な華もどんどん減るし、全然アイドルの仕事も来ないんですよ......! 蝶野 大丈夫だよ、表に出てたらまた華も出るって! でも、グラビア、ものすごい人数いるわけでしょ? すごいよね。 ──だから雑誌に載せてもらうためには、今までやってなかったことをやらなきゃいけないとかで、「じゃ、脱いじゃおうか」みたいな流れは必須で。蝶野さんはプロレスで海外に遠征をされてたときに、「はじめて自分が商品になれて嬉しかった」って書かれてましたけど、私はグラビアをやって自分が商品だったときに、嬉しい反面すごく悲しいなって思っていて。自分が商品としてできることっていったら、服を脱ぐとか、そういうことしかなかったから、会社にお金が入っても、自分の価値がドンドン下がってるなっていうのも分かって。「やりたくない」って思っても、「社長に嫌われたらいけない」と思って強く出られなかったり......。そうやって人間関係をこじらせるより、いっそさっぱり喧嘩できた方が、わだかまりが残らなかっただろうなぁ、と思います。 蝶野 さっきも言ったけど、人を売ってるプロダクションとか、プロレスの業界とか、そういう会社の基本は、「ボロボロになるまで使い切る」。それはもう、しょうがない。そういう方針っていうのは、多分どこも一緒だと思う。そこでどう生き抜くかだよね。実際、俺も「こういう仕事はしたくない!」っていうものはいっぱいあって。バラエティーとか、出るの大嫌いだったから。 ──えー! 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ)のとか、すごい楽しく見てましたよ! 蝶野 俺はリングの外で体を使ってアピールすることはやってなかったんだけど、マネージャーがもう仕事を請けちゃってて、どうしようもなくって。まぁ、今はプロレスがテレビであまり放映されていないから、そういうところに出ることでプロレスのアピールをしよう、と。 (後編につづく/取材・文=小明) ●蝶野正洋(ちょうの・まさひろ) 1963年、アメリカ・シアトル生まれ。84年、「新日本プロレス」入団。アントニオ猪木の付き人、海外遠征などを経て「闘魂三銃士」としてブレイク。94年からは黒をイメージカラーにヒールに転じ、抜群の存在感を発揮。10年1月、新日本を退団しフリー転向。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
会社に負けない喧嘩の仕方 オラ、エ~! amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」