学校で唯一読めたコミック! 『エスパークス』今昔物語

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歴代エスパークスが勢揃い! いま見てもかっこいい!
 『エスパークス』。  この名前にビビッと来た人は、ほぼ間違いなく1980年代から90年代に、清く正しいジャリ文化を享受できた幸せな人だ。  エスパークスとは、「たれぱんだ」「リラックマ」「まめゴマ」などの女の子向けファンシーグッズを多数生み出したサンエックスの「男の子向け」オリジナルキャラクターである。ストーリーは、スーパーヒーロー・エスパークスが相棒の小猿・キー助を始めとする多くの仲間と共に、地球のみならず宇宙の平和を乱すさまざまな悪とバトルを繰り広げる、という壮大なファンタジー・アクション活劇。  その人気ぶりは、「『これは文房具ではない』と校則で持ち込み禁止になった学校が続出するほど」(昨年、発売された再録本より)だったというから驚きである。  今回は、そんな僕らのヒーロー『エスパークス』のスタッフにエスパークス誕生秘話をうかがった。 ■実は作家性が非常に強かった『エスパークス』 『エスパークス』が誕生したのは1989年のこと。  その歴史は、一冊のノートから始まった。  主人公・エスパークスをはじめとするカッコよくてかわいいキャラクターが表紙に描かれた、B5サイズのノート。一見、よくあるキャラクター文具かと思いきや、その中身の大部分を占めるのは漫画や迷路、すごろくなどのアナログゲームだ。
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ファンシーキャラらしい可愛らしさ
とヒーロー要素を兼ね備えた初代
エスパークス。
 ノートと漫画、アナログゲームのハイブリッド・メディアとして彗星のごとく文房具シーンに登場した『エスパークス』は、魅力的なキャラクターの活躍や壮大な物語もさることながら、学校でも「合法的に」読める漫画(だって購買部でも売ってる文房具だったもんね!)という側面や、ノートのみならず鉛筆、消しゴム、カンペンケース、下敷きなどに描かれたストーリーを補完することで物語の全体像が見えるというコレクション性が大いに受けて、当時の小学生男子を中心にスマッシュヒット! 最終的に、95年リリースの第9弾まで続くロングランシリーズとなったのだ。  当時の盛り上がりぶりについて、『エスパークス』プロジェクトの一員だったサンエックス広報担当の黒田政和氏はこう語る。 「当時はノートなどの単品の他にも、『エスパークス』関連の文房具が全部セットになったボックスを売っていたのですが、それもすぐにソールドアウトになっていました。小売店からも『いつ次が入る?』とよく問い合わせがありました。具体的な金額は出せないのですが、当時の『エスパークス』は他のキャラクターのおよそ4倍の売り上げでした。非常に大きな数字で、まさに商品が右から左にどんどん流れていくという感じでしたね」  ちなみに、文房具の他にもスーパーファミコンでゲーム化、小学生向け漫画雑誌「コロコロコミック」(小学館)でコミック版が連載されるなど幅広いメディア展開も行われた『エスパークス』。実現には至らなかったが、テレビアニメ化企画までも存在していたという。そんな一時代を築いた『エスパークス』の生みの親とも言えるのが、キャラクターデザイン、漫画制作を担当したデザイナーの征矢浩志氏だ。  征矢氏は、企画の始まりを以下のように語る。 「当時『ドラゴンクエスト』のようなファンタジー物が流行していたので、似た感じの新しいヒーロー物をやろうというところから企画が始まりました。当初は入社したばかりの僕がキャラクターデザインをして、プランナーさんと二人でお話を考える、という小さな体制で作っていたので、そんなに長く続くとは考えてはいませんでした」  そんな軽い気持ちでスタートした『エスパークス』だが、あれよあれよと言う間に人気に火がつき、先述のような大ヒット商品に急成長していったという。
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二代目エスパークスは、少年漫画らしいカッコ
良さを追求したデザインだ。
 驚きなのは、通常の商業コミックにおける担当編集者に相当する存在はなく、基本的に征矢氏が漫画家と編集者を兼ねていたということだ。 「ある意味、同人誌みたいなものです(笑)。ただ、やはりお金を出して買ってもらう商品なので、自分の趣味性だけを押し出していくのはいけないというバランス感覚は働いていました」  と、当時を述懐する征矢氏。  そんな征矢氏の作家性と商業作品としての良心がギリギリのバランスで共存していた『エスパークス』には、主人公・エスパークスをはじめ、ジャディーン、二代目エスパークスなどのヒーローのほか、キー助、ハガエル3世のようなファンシーキャラ。はたまたキューカー、マジックカプセルから出てきた3人組など、ホラー映画に出てきそうな迫力満点の敵キャラといったさまざまな要素をもったキャラクターが混在している。  そんな「ごった煮」な『エスパークス』ワールドの原点は、一体何だったのだろうか。 「元々アメコミやプログレッシブ・ロックのCDジャケット・イラスト、H・R・ギーガー(映画『エイリアン』のデザイナー)やホラー映画が好きで、その影響が表紙イラストやキューカーなどの敵キャラの絵に出ていますね。でも、サンエックス的にはキー助みたいなファンシーキャラも生かさないといけない。さらに男の子にはカッコいいと思ってもらわないといけない。それらをどうミックスしようかと思った時に参考にしたのが、香港映画です。ドタバタと全然物語と関係ないところでカンフーアクションをやっていたら、いつの間にか終局に向かっていた、という雰囲気を参考にしました。もう一つ参考にしたのは遊園地です。絶叫マシンもあれば、小さい子も楽しめるような乗り物があるというような、皆が楽しいものを心がけました。そういう自由な創作ができたのは、商業誌ではなかった、ということもあるかと思います」  「香港映画」に「遊園地」──。
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20周年記念の表紙。
 確かに、誌面狭しと大活躍するキャラクターや楽しげなゲームの数々の持つカラフルで賑やかな雰囲気は、それらとよく似ている。僕たち男子が大好きなものを惜しみなく盛り込んだ「ぜいたく感」こそが、『エスパークス』の楽しさの本質だったのかもしれない。  そんな『エスパークス』は、第9弾で唐突にシリーズが終了してしまうが、完結編の第10部の構想もあったそうだ。今のところ発表される予定はないようだが、「機会があれば、いずれ発表したい」という気持ちは今でもあるそうだ。  現在『エスパークス』はオフィシャルサイトが立ち上げられ、昨年にはこれまで発表された『エスパークス』第1弾から第9弾までを完全収録した再録コミックスも発売され、ファンから根強い声援が今も届いているという。  今後の展開については、 「即座に何かをするということは難しいのですが、今も応援してくださる皆さんの声を伺いつつ、何らかの形で応えていきたいと考えています」  と黒田氏は語っており、まだ『エスパークス』の戦いは終わりを告げていない模様。次なる展開に期待が高まるばかりだ。 ■時代の境目に立っていた『エスパークス』  『エスパークス』が誕生した89年は任天堂の携帯ゲーム機ゲームボーイが登場し、翌年にはスーパーファミコンが発売されるという、子ども向けのデジタル・ホビーが急速に高性能化し始めた時代。  そして、『エスパークス』が終了した95年はソニーのプレイステーション、セガのセガサターンなど、次世代機と呼ばれる超高性能ゲーム機が流行し始めた時代である。
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ズラリと揃ったエスパークス関連グッズ。
ちなみに一番売れたのは、中心にある札束メモだそうだ。
「『エスパークス』が生まれた頃は、アナログなホビーがデジタル・ホビーと共存できた、最後の幸せな時代だったと思います。それがデジタルに傾いていった理由は、世相的にバブルが弾けて、一つのパッケージの中での充実感というものが重視されるようになってきたために、バラバラの商品を集めるという行為が時代にそぐわなくなったからなのかも知れません。カードゲームはアナログ・ホビーですが、一つのパッケージに何枚かカードが入ってるし、テレビゲームはソフトを一本買えば、とりあえず事足りてしまうわけですから。子どもとしては、グッズをコレクションするという行為はすごく魅力的ではあるのですが、例えば800円くらいする缶ペンケースなどを度々買い換えるとなると、スポンサーのお母さん方からしたら苦しいものがあったのかもしれませんね」  征矢氏は、このように語る。  『エスパークス』のメディアミックスが始まったのは、ブームの末期である93~95年から。完全に人気を後追いする形でのやや遅めのメディア展開は、現在よく見られる最初から計画されたメディアミックスとは少し感覚が異なる。
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缶ペンケースの中には、すごろくゲームが。
合法的に学校でのゲームプレーを可能とした
救世主でした。
 このように、純粋に子どもたちからの人気だけで盛り上がり、大きなブームとなった『エスパークス』は、80年代から90年代におけるホビーの性質の変化を象徴する記念碑的な作品なのかも知れない。  それにしても、漫画のような出版物とは異なるため、どんなに売れても発行部数という数字での記録は残らず、リアルタイムでブームを体験した小学生以外にはほとんど知られることもなく、時代の荒波に揉まれて、そっと役割を終えたかのように表舞台から去っていった『エスパークス』の姿は、まるで名も告げずにそっと立ち去る孤高のヒーローのようだ。 「新しいものを望む皆さんの声には、できるだけ応えていきたいと思うのですが、皆さんの中で『エスパークス』を育てていただいてもいいと思います。いろんな人が自分なりのエスパークスを作ってくれれば幸いです」 「権利関係に絡んじゃったりするのは困りますけど(笑)」と苦笑しつつも、征矢氏は語った。もしかすると『エスパークス』の新たな活躍を一番心待ちにしているのは、彼本人なのかもしれない。 (取材・文=有田シュン) ●エスパークスオフィシャルサイト <http://esparks.jp/>
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●【バック・トゥ・ザ・80'S】バックナンバー 【Vol.3】ゲームの可能性を広げた80年代のミッキーマウス 「パックマン」今昔物語 【Vol.2】世代を超えて愛される地上最速ホビー「ミニ四駆」今昔物語 【Vol.1】手のひらに広がる大冒険!「ゲームブック」今昔物語

「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム

erika_ss0006.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の6回目です! 今回は『アニマル横町』や『しゅごキャラパーティー!』でおなじみの江里夏さん! ──お久しぶりです! 以前、この連載のカメラマンである宍戸留美さんの妹オーディションに、"仕込み"でいらっしゃってましたよね。  仕込みじゃないです! 本気で受かりたくて気合入れて行ったのに! ──ほとんど素人さんの中、姿勢から発声から一人だけあからさまにプロが混じってるから、審査員全員が仕込みだと思って......そんな理由で落選だったんじゃないかと。  声を大にして言いたい。勘違いです! 普通にネットサーフィンをしていて、『宍戸留美妹オーディション』を見つけて、「これだ!」って迷いなく決めて。宍戸さんは本当にカッコいい! ああなりたい! ──あわわ、仕込みと思ってすみませんでした! 江里夏さんはデビューが2005年の『アニマル横町』の主役で、その当時まだ16歳ですよね。現役高校生じゃないですか!  はい、16歳でした。でも、10歳で決断して、小学生の頃から公開オーディションを受けたり、養成所に行ったりいろいろ動いていたので......。 erika_ss0005.jpg ──10歳で!? 志を持たれるのが早いですね~。何かきっかけがあったんですか?  きっかけは、第3次くらいの人生の落ち目に来て......グダグダ悩んでばかりいて......。 ──落ち目、超早いですね。ちなみに第1次や第2次のは? いじめとかでしょうか。  はっきりとした記憶はないんですけど、いじめというか、小学校低学年ぐらいの頃でずっと人間関係で悩んでいて、落ちたり上がったりを繰り返して。で、その時にアニメを見て元気をもらったので、それから毎日発声やったり、走りに行ったり、とにかく鍛えて(笑)。 ──小学生の人間関係は意外と複雑ですからね......。それより、鍛え方がスポ根マンガみたい! 夢見るだけじゃなく行動派なの、尊敬します! erika_ss0004.jpg erika_ss0003.jpg  やれるところはやっておこうと! 養成所も、その時は通信講座しか入れなかったので通信をしばらく続けて。中学生になってから養成所に入り、2年間通ってました。でも、「このままここにいたら売れないな」って思って、辞めたんですよ。 ──わっ、すごい切り替えの速さ!  で、いろんな事務所を受けていたりしたら、とある事務所でボイスサンプルを録ってもらえるって聞いて、とりあえず録ってもらって、それで営業に行こうと思って。 ──その段階でまだ中学~高校生ってことですよね、なんて行動力だ......。  そこで録ってもらいに行ったら、その日のうちに事務所の社長さんに、某声優雑誌の編集者のところに連れていかれて、「この子うちに入るから」って言われて、その1週間後くらいに「面白いオーディションがあるよ」って言われて連れてかれて受けたのが、デビュー作の『アニマル横町』だったんです。 ──小学校から準備運動しまくった成果が存分に発揮されましたね! さぞ、達成感でいっぱいだったことでしょう!  いやいや、「これからだー」って。 ──大人だなぁ。有頂天になったりしないんですか? 私なら即、天狗ですよ。   ある程度はしていたと思います。でも、いろんな人に鼻を折っていただいて(笑)。 ──あはは! デビューされてから、1年間フリーの時期があったじゃないですか? 経歴から見るとトントンとうまいこといっているように見えるんですけれど、やっぱり何かしら事情があったんでしょうか。  その時は......あまり言いたくないんですけど、ちょっと精神的にまいってしまって。思春期と重なってたり、子どもだった部分が多かったので、大人が受け流せることが流せないで溜めてしまって、そういう発散法を知らなくて......。 ──仕事だから大人として扱われるけど、ほんの16、7歳の子どもですもんね。どうしたって溜まりますよ。 1年フリーになってみて、どうでしたか?  その時に自分にとって何が大切か、必要かっていうのが少し分かってきました。 ──そういう時に応援してくれた人とか、関わってくれた人っていうのは大きいですよね~。  大きいです! お説教を頂いたりもしたので、ありがたいなぁって。 ──優しくしてくれる人といい人がイコールではないってのが分かりますよね。  分かりますね~(しみじみと)。 erika_ss0002.jpg ──でも、近年ではアニメやゲームだけじゃなくって、ディズニー映画の吹き替えまでやられて、すごいことですよ!  今後の更なる野望みたいなのはありますか?  今、迷っているのが2つあって......でも、それを絞れないと進めない時があるじゃないですか? 時々、声優以外の違う仕事を持つ人生もアリかなって。 ──えーっ!! 10歳から11年、人生の半分以上が声優業に携わっているわけじゃないですか! それを捨てた場合は、どういう道に?  そしたら、とにかくいろんな物にひとつずつ手を出していこうかな、と。そして自分にハマッたものを突き詰めるか......。26歳までは全力でいって、ダメだったらスローライフを味わおうかな(笑)。 ──私、あと数カ月でその年になりますけど、スローライフのスの字もないや。マズイな、もう少し生き急ごう。しかしながら、江里夏さんは人生のペースが早いですね。若干、生き急いでいませんか?  えへへ。よく言われるんですけど、多分、生き急いだ分、戻ってやり直しができると思うので、それはそれでいいのかなって。人と一緒じゃなくても、順番が逆になろうが、とにかく自分を持っていれば! ──21歳でよくそこまで自分を持てましたね! 私は自分が一番信用できないっす! なんだかお侍さんのようだ。  同じことをこないだ母親から言われました。「あんたは生きるか死ぬかしかないの?」 って(笑)。 ──娘が侍じゃ、母も心配でしょうに。  生きてはいきたいんですよね......。あ、でも、気を抜くときはドバーって抜いてますよ! 1日中寝てたり、ハイキングとか滝巡りをしたり、お友達とお酒飲んだり。 ──私生活はエンジョイされてて良かったです。やっぱり息抜きをちょいちょいしていかないと!  人生、遊んでないとダメなんだって。お手本がお兄ちゃんなんですよ。3歳上の兄がいて、遊ぶところをちゃんと押さえている生き方をしてて、人の使い方もうまいし、「こうやって楽しんで生きていければいいんだ!」って。 ──おお、この年で人の使い方まで......是非使ってください! 今日はありがとうございました! (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) erika_ss0001.jpg ●えりか 神奈川県生まれ。ケンユウオフィス所属。2005年アニメ『アニマル横丁』主役:松崎亜美で声優デビュー。当時16歳。 主な出演作:『しゅごキャラ!どっきどき』(柊りっか役)、『ジュエルペットてぃんくる☆』(チターナ役)、『ぼくチロ!』(チヨ)など ●ししど・るみ 1973年福岡生まれ。今年デビュー20周年! 先日のドイツでのライブも大盛況でした!! ★映画「死刑台のエレベーター」 サントラがポニーキャニオンより発売中!! ★下北沢発インターネット音楽市場【Majix】の9月21日のサイト・オープンにあわせて 宍戸留美2010年の新曲が独占ダウンロード販売スタート。 待望のニュー・アルバムは12月12日午前0時より配信で発売予定。こちらも【Majix】完全独占、宍戸留美の新曲が買えるのはココだけです! http://www.majix.jp/ ★宍戸留美「宍戸留美コンサート2010」 2010年12月12日(日) 下北沢 GARDEN 開演 17:00 / 開場16:00 前売¥4,000 (1ドリンク代込・自由・整理番号付・税込) ■お問合せ 0570-00-3337 サンライズプロモーション東京 ■チケット発売日 9月26日(日)午前10 時発売開始 ■チケット発売所 ・チケットぴあ 0570-02-9999(音声対応/Pコード) http://t.pia.jp ・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード) 0570-000-777(音声対応) http://l-tike.com ・イープラス http://eplus.jp 詳細は公式HPまで http://rumi-shishido.com/ http://twitter.com/RumiShishido http://www.myspace.com/rumishishido ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
アイドル墜落日記 小明ちゃん、もうすぐ26歳です! amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

人生の一大事にはぜひ使いたい! じゃんけん必勝法

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世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。 「最初はグー、じゃんけんぽん!」  私たち日本人は、生まれてからいったい何回の「じゃんけん」をやっていることでしょう。大人になるにつれてじゃんけんをする機会は少なくなっていくんでしょうけど、それにしてもすごい回数だと思います。単なる遊びのこともあるし、何かを賭けたりすることだってあると思います。時には人生の一大事を賭けちゃうことも。  最近では、「センターの座」をめぐって、AKB48のメンバーがじゃんけんで争っていましたね。昔なつかしい『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)でも、解答者が半分に減らされる「じゃんけんコーナー」がありました。  時には人生を左右するほど重要なときにも使われる、じゃんけん。いったい、いつ頃から日本に存在しているのでしょう? 清少納言や紫式部、徳川家康も子どもの時はじゃんけんをして遊んでいたのでしょうか。  調べてみると、じゃんけんの誕生は19世紀の後半で、意外と最近のことでした。誰がどこで発明したのかはハッキリしていません。もともと古くからあった各種拳遊び(本拳、球磨拳、虫拳、蛇拳、狐拳など)から派生したもので、そのシンプルさがウケ、一気に広まりました。  今でもいくつかの拳遊び(出す指の数を当てる●●遊びなど)は残っていますが、子どもを含めた日本人全員が説明無しに出来る拳遊びと言えば、じゃんけんだけではないでしょうか。  その後、数十年は日本国内で小さな覇権争いをしながら、じゃんけんは成熟していきました。小さな覇権争いとは、例えば「チョキは親指と人差し指で作るか、人差し指と中指か」「かけ声は『じゃんけんぽん』か『じゃんけんホイ』か」などです。ほぼ国内でじゃんけんの形が統一されて安定したのも束の間、じゃんけんは大きな転換を迎えます。  それは海外への輸出です。    よくヨーロッパなどで行われる「コイントス」(投げたコインの表裏を予想)がサッカーと共に世界で知られるようになったように、日本のじゃんけんは意外なところから世界に向けて発信されました。それはアニメです。  日本製のアニメが世界中で放送されるにつれ、「あのアニメの中でやっている"じゃんけん"て何だ?」という感じで、徐々に世界に広がっていきました。  また、日本人が海外旅行に出かける機会が増え、その影響で広まっていったという経緯もあります。こうして少しずつじゃんけんは世界に広がり、今では世界大会が開かれるほどになりました。  決してみんながやってるわけではないですが、知ってる人は知ってる、やってるというレベルです。そういう意味ではルービックキューブとかUNOと同じような立場かもしれませんね。日本でもルービックキューブやUNOは有名ですが、頻繁にやってる人はそんなにいないでしょう。  日本では「後出し」や「ズル」などを除いて、「じゃんけんに必勝法はない。あくまで平等、時の運」と思われています。しかし欧米人にとってじゃんけんは、遊びというより新しい知的なスポーツのようなもので、マジメに「必勝法」が研究されています。「必勝法」と言いつつ、実際には「勝率をあげる方法」ですが。  たとえばこんな感じです。 「同じ手を続けて出す(チョキチョキ、パーパー、グーグーなど)ことに人間は抵抗を覚えるので、その心理をついて、あいこの次は<前に相手が出した手に負ける手>を出す」 「野球のバッターが投手の癖や指の動きを見て球種を予想するように、相手の癖や筋肉の動きを見て予想する」 「いきなりじゃんけんする場合、人はチョキよりグーかパーを出しやすいので、パーを出すと勝つ確率が高い」  などです。  もちろん、相手も同じことを知っていたら通用しないのですが、何も考えずに適当にじゃんけんしている人(ほとんどの人がそうですが)相手なら、それなりに通用しそうな必勝法ですよね。  実際、あるテレビ局が上のような「じゃんけん必勝法」を収得させたレポーターさんとAKBじゃんけん選抜で優勝しセンターの座を勝ち取った内田眞由美さんを勝負させたら、レポーターさんが圧倒的に勝っていました。  じゃんけんはあくまで「平等」「運任せ」であってほしいという気持ちはもちろんありますが、大きな運命の分かれ道になるような時には、ちょっと必勝法を使ってみたい気もします。 (文=のり・たまみ) ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する夫婦合体ライター。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや法律などをこよなく偏愛している。主な著書に『へんなほうりつ』(扶桑社)、『日本一へんな地図帳』(白夜書房)、『へんな国会』(ポプラ社)、『へんな婚活』(北辰堂出版)などがある。
FLASH増刊 AKB48 じゃんけん大会 速報&総集号 あんまり売れてないって噂。 amazon_associate_logo.jpg
■へんな社会学 バックナンバー 【第10回】 「イソジン」は風邪予防にならない!? 意外と知らない世界の"うがい"事情 【第9回】魚◎と書いてなんと読む? あなたの知らない漢字予備軍 【第8回】「ち●こ祭り」と「ま●こ祭り」がまさかのコラボ 愛知県の奇跡とは...... 【第7回】一時の流行語で終わる可能性も...... 実はテキトー&曖昧な「メタボ」の実態 【第6回】未成年だけじゃない!? 知られざる日本の不自然な養子縁組 【第5回】世界でも日本だけ!? 血液型にこだわる日本人の国民性 【第4回】読み方は自分で決められる!? あなたが知らない日本人の名前の秘密 【第3回】"交通事故死減少"は真っ赤なウソ!? 軍事国家時代から続く「大本営発表」のカラクリ 【第2回】あの阿久根市より凄い! おっぱいで勝負をかける山口県光市 【第1回】皇居、ディズニーランド、甲子園球場......好きな場所に勝手に住み込む方法とは?

"検察史上最大の汚点"も!? 元「噂の眞相」西岡氏が検察の悪事を暴く!

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「週刊朝日」10月29日号
●第63回(10月13日~10月18日発売号より) 第1位 「三井環の『口封じ逮捕』に利用された!! 元暴力団組長が『獄中手記』」(「週刊朝日」10月29日号) 第2位 「スクープ 日中『尖閣密約』あった」(「AERA」10月25日号) 第3位 「AKB秋元才加 56歳オヤジと『自宅お泊まりデート』撮った!」(「週刊文春」10月21日号)    秋晴れ、巨人は阪神に勝つし、アパパネで少し儲けさせてもらったし、言うことなしだが、今日発売の「現代」と「ポスト」にはガッカリだ。  「現代」のトップはお決まりの仙谷由人官房長官批判「仙谷さまのお通りだ!」。だが、内容に新味なし。  お得意の13ページ大特集「人生もう悩まない」を読んでみたが、結論は「自分を見つめ、欲をなくせば悩みというものは自然と消えていくのである」だとさ。こんなことは「現代」に教えられなくても分かっちゃいる。だけど、それができないから悩んでいるんじゃないのかね、世の人たちは。  「ポスト」はもっとひどい。目次の右トップは、その週一番ウリの記事を持ってくるものだが、それが「53人乱交パーティの仰天密室」だから仰天する。これって、先週木曜発売の「新潮」がすでに「50人『乱交パーティ』検挙までの『実況中継』」で報じている。〆切の関係かもしれないが、他誌はよく読んでおくべきだろう。  さて、今週の第3位は、「文春」の専売特許になった感のある「AKB48」のスキャンダル。チームKリーダーの秋元才加(22)が、ゲームクリエイターで、最近はAKBの舞台演出まで手がける広井王子氏(56)とラブラブだそうな。  グラビアには、秋元のマンションに通う広井氏の(ワシも他人のことは言えんけど)、冴えな~い姿が写っている。  秋元はフィリピン人の母親を持ち、自分の父親が高齢だったためファザコンらしいというのだ。広井氏は、深夜、彼女の家に行って早朝出てきたことは認めているが、芝居の話をしていただけだと答えている。「私には彼女と同年代の娘もいるんですよ」。だからどうしたと言うんじゃ(いきなり河内弁風になる)。  ま、恋に年の差はないからね。それにしても、他のメディアはなぜ「AKB48」のスキャンダルを追いかけないのか。もはや「SMAP」並みの人気者でタブーになってしまったということか。「フライデー」がんばれや!  第2位。中国漁船の船長逮捕問題で、いまだに中国では反日デモが起きている。この難しい尖閣諸島をめぐる問題は、小泉政権のときに日中双方が了解した「密約」があったという「AERA」の地味だが、大事な記事。  2004年に中国の活動家7人が尖閣に上陸し、沖縄県警が逮捕して強制退去処分にしたことがあった。その後、川口順子外相が訪中して「密かな約束」をしたというのだ。  それは、「日本側は原則的に上陸しないよう事前に押さえる。重大事案に発展しないかぎり日本側は拘留しない。中国側は、抗議船団の出航を控えさせる」ことなどを約束するというものだった。  だが、この約束は、政権交代した民主党側には引き継がれていないようだ。その理由は、政治主導をいい張っている菅・仙谷に、外務官僚がそっぽを向いてしまっているからではないか。  中国側の傲慢なやり方には腹ふくるる思いはするが、ここは胸襟を開いてお互い話し合う、大人の対応が必要だろう。  今週のグランプリは、元「噂の眞相」にいて、最近は元後藤組組長の語りおろし本で乗っている西岡研介氏の署名記事。今回は、逮捕された大坪弘道前大阪地検特捜部長がヒラ検事だった頃の"悪事"を、元暴力団組長が、獄中から明かすというのだからすごい。  検察は、事前にストーリーを作り上げておいて、それに合わせて自白させていくというのは、これまで何人もの事件の被告たちが訴えている。  02年4月22日に、検察の裏金問題を告発していた三井環大阪高検公安部長が、テレビで実名告発しようとした日に、大阪地検特捜部に逮捕されたが、その容疑事実は、でっち上げられた可能性が大だというのだ。  その逮捕容疑は微罪だったため、三井氏を、暴力団関係者から飲食や1度ならず2度までも女の接待を受けていたという収賄容疑で再逮捕したのだ。これによって、三井は悪徳検察官だというイメージが出来上がり、検察が苦慮していた裏金問題がどこかへ消えてしまったのである。  だが、三井氏と同じ時期に逮捕された山口組二代目「佐藤組六甲連合」会長(当時)亀谷直人受刑者が、獄中で書いた「手記」にはこう書かれていた。  逮捕され、三井を接待したと自白したTという男から聞いたが、三井に女を1回は世話したが、2度目は、三井のほうからキャンセルしてきたというのだ。このTを取り調べたのが、話題の大坪検事で、当時はヒラ検事だった。  公判供述では、2度目に女を世話するTと三井氏の具体的な会話まであり、リアリティたっぷりだが、Tは「大坪検事が調書を捏造した」と話したという。  大坪がTの供述をヒントにこのストーリーを作り上げた時には、そのデートクラブは潰れていて、三井と情交に及んだというデート嬢は、別の事件で殺されていたのだ。  死人に口なし。大坪はその後、デート嬢を接待したというホテルの風景をビデオに撮り、Tに繰り返し見せて復習させたという。  だが、この2度目の接待は公判段階で、Tの運転手の日報や証言から、Tがその日はまったく別のところにいたことが判明し、裁判所もこれに関しては、三井を無罪にしたのである。  しかし、それでも他の微罪ではすべて有罪とし、三井は1年8カ月の実刑判決を受け、最高裁へ上告するが棄却され、刑に服するのだ。  西岡氏は大坪がやった捏造は、検察組織からの要請だったのではないかと推測している。  亀谷受刑者は、「今回の厚労省の事件(郵便不正事件)での前田(元主任検事)の捏造も『大坪流』の、(大阪地検)特捜部のやり方だ」と書いている。  当時、大坪がTに言った「特捜部は何でも可能なんや」という言葉は、私も、何人かの特捜部出身のヤメ検弁護士から聞いたことがある。この驕りが、多くの冤罪を作り出しているのではないか。  逮捕された連中が関わった事件を、もう一度検証し直す必要があるはずだ。  西岡氏は、亀谷受刑者が犯した射殺事件の背後には、三井事件に端を発する「検察史上最大の汚点」が隠されているという。その真相は近く「朝日」で詳報するというから、楽しみにしたい。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
検察との闘い 巨大権力ってコワいね。 amazon_associate_logo.jpg
検察に天罰を! 小沢起訴に噛みつく「週刊朝日」の意気込み 人権派弁護士・弘中惇一郎氏が明かす、郵政不正事件裁判3つの勝因 「特捜部は解体せよ!」検察捜査の盲点に週刊誌が切り込む!

すべては安室のため? 芸能界熱愛ラッシュがとまらない!!(10月上旬の人気記事)

ranking1015.jpg  芸能界の恋愛事情が世間を騒がした10月上旬。国民的アイドル上戸彩と今をときめくオラオラ系集団・EXILEのリーダーHIROの熱愛発覚、恋多き(元プッツン)女優・広末涼子と"全身タトゥー男"Candle Juneの再婚、AKB某メンバーとオヤジのお泊りデート、志村けんとみひろが結婚間近......と立て続き、安室・ロンブー淳の破局なんてすっかり忘れちゃいました。これもそれもやっぱり、ドル箱・安室ちゃんを守るためのエイベックスさんのメディア戦略なのでしょうか?  こんなビッグネームたちが世間を騒がすその影で、エドはるみが一般男性と再婚したことも一応記させていただきます。  それでは、10月上旬の人気記事をご覧ください! 第1位 山田邦子 史上初の「天下を取った女芸人」その栄光と転落のタレント人生 クニちゃん人形ってどうなったんだろう。 第2位 「社長業はフェイク!?」上戸彩をゲットしたEXILE・HIROの意外な評判 今度こそゴールインなるか!? 第3位 「昔は貧乳だった」ほしのあき 年齢詐称を告白も豊胸疑惑はいまだ闇の中 そろそろカミングアウトしちゃえば~? 第4位 青田典子"乱心婚"の裏に、噂の自己啓発セミナーがあった!? そのうち『金スマ』とか出そうだね。 第5位「大衆をなめるな!」東国原英夫は東京都知事選出馬の愚に走るか 石原→東国原って、ちゃんとしようよ東京都! 次点 「イソジン」は風邪予防にならない!? 意外と知らない世界の"うがい"事情 イソジンさん、ごめんなさ~い! 次々点 浮かれ気分でスト参加の"コンドームアナ"夏目三久に局員からブーイング!? なんつーか、もう何やっても叩かれるね。

実は読書嫌いだった? 知られざる田辺青蛙の原点『てのひら怪談』

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『てのひら怪談 庚寅』(ポプラ社)
「日本ホラー大賞短編賞」受賞の小説家・田辺青蛙によるオススメブックレビュー。  気が付けば、プロになってから3年以上が経っていた。まだ専業になれる程の稼ぎもなく、家業の手伝いの合間にちょこちょこと書き溜めたものを出しているのが現状だ。  そもそも、あまり褒められたことじゃないが、読書を嫌っていた私がどうして文章を書くことになったのか......。 切っ掛けは「巫女」+「萌え」という単語をネットで検索したことだった。そのキーワードで引っかかったサイトの、巫女座談会の記事が面白く、記事を読み終えた後、感想をBBSに書き込もうとクリックした。すると、そこではサイトの管理者が受賞したという、とある文学賞が話題になっていた。 「ビーケーワン怪談大賞」  オンライン書店の主催する掌編賞で、応募規約は800文字(原稿用紙2枚)以内のオリジナル怪談作品であること。  800文字くらいだったら、私でも書けるだろうと思い気軽に投稿してみた。それからしばらくして、ふっと思いついたお話があったのでまたそれを書いて投稿してみた。今は応募数が増えて、上限が3作までとなっているが、当時のビーケーワン怪談大賞には投稿数制限がなくて、何作でも投稿出来たのだ。下手な鉄砲も数打てばあたるのか、運よく応募した作品の中の1つが佳作を受賞した。宇治の橋姫の話を元にした怪談話で、ビーケーワン怪談大賞は全ての応募作をブログで公開しているので、今でもこちらで読むことが出来る。軽い気持ちで応募したので、PNも住んでいる町の名、京田辺市にちなんで「田辺」で投稿した。 『薫糖』/田辺 <http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/001575.html>  その作品が審査員の1人、東雅夫さんの声かけによって他の受賞作等と一緒に、一冊の本になることに決まった。 『てのひら怪談』  PNもただの田辺じゃ収まりが悪いと言われ、蛙が好きだったので青蛙とつけた。田んぼの蛙......この場限りの名前だと思ったのだけれど、今は本名よりもこちらを名乗ることの方が多い。なんとなく、語呂がいいからと編集者のSさんに名づけられたこの本は、今年で文庫3冊目が発売された。さて、この賞も今年で8年目、応募者も増え、プロも多数輩出している。2010年度は、700作を越える応募作が集まったが来年はどうなることだろう。なんとなく文章を書いてみたいなという思う人がいたら、是非来年応募してみて欲しい。  最後に、私が応募してみようと思い立つ切っ掛けとなったサイトの管理人であった、ヒモロギさんの怪談をご紹介しよう。今までの怪談のイメージを払拭するような凄い内容なので、是非ごらんあれ。 『死霊の盆踊り』/ヒモロギヒロシ <http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/002726.html> (文=田辺青蛙) tanabe_prof.jpgたなべ・せいあ 「小説すばる」(集英社)「幽」(メディアファクトリー)、WEBマガジン『ポプラビーチ』などで妖怪や怪談に関する記事を担当。2008年、『生き屏風』(角川書店 )で第15回日本ホラー小説大賞を受賞。綾波レイのコスプレで授賞式に挑む。著書の生き屏風、共著に『てのひら怪談』(ポプラ社)シリーズ。2冊目の書き下ろしホラー小説、魂追い(角川書店)も好評発売中。
てのひら怪談 庚寅 見つめないで。 amazon_associate_logo.jpg
「妖しき本棚」INDEX 【第13回】淡々とした人の狂気こそおぞましい 平山夢明監修『人間崩壊』 【第12回】事実は小説より奇なり 幽霊よりも怖い実話怪談集『現代百物語』 【第11回】"トイレの花子さん"だけじゃない! 便所怪談競作集『厠の怪』 【第10回】節約の先に見える幸せ? 新妻のお助けコミックエッセイ『年収150万円一家』 【第9回】頭が痺れて動けない! 真藤順丈が作る新しいバイブル『バイブルDX』 【第8回】すべてが吹っ飛ぶ極上スプラッタ・ホラー漫画『血まみれスケバンチェーンソー』 【第7回】後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』 【第6回】妖怪並みの衝撃! 変態おじさんとの思い出がフラッシュバックする『バカ男子』 【第5回】「げに美しき血と汚物と拷問の世界に溺れる『ダイナー』 【第4回】「グッチャネでシコッてくれ」 河童に脳みそをかき回される『粘膜人間』 【第3回】なつかしく、おそろしく、死と欲望の詰まった"岡山"を読む『魔羅節』 【第2回】"大熊、人を喰ふ"史上最悪の熊害を描き出すドキュメンタリー『羆嵐』 【第1回】3本指、片輪車......封印された甘美なる"タブー"の世界『封印漫画大全』

検察に天罰を! 小沢起訴に噛みつく「週刊朝日」の意気込み

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「週刊朝日」10月22日号より
●第62回(10月5日~10月12日発売号より) 第1位 「『小沢起訴』は無効である」(「週刊朝日」10月22日号) 第2位 「テレビ局は放送しない"斜陽"という名のバラエティー」(「週刊新潮」10月14日号) 第3位 「性の秘密兵器で追求する究極の快楽」(「週刊ポスト」10月22日号)  このところセックス特集では「ポスト」に勢いがある。先駆けの現代はちと息切れしているようだ。  今回はいきなり、オナニーの未来がやってきたとして、ペニスを挿入する「オナニーカップ」の革命的商品TENGA が発売5年で1,200万個を突破したというのだ。あのビートたけしもご愛用というのだから、どんなものか気にはなる。  30代の会社員が感想をこう語っている。「挿入口は少しきついという印象でしたが、インサートは意外とスムーズ。ペニスがクニャクニャと包みこまれる感じが最高です」  スタンダードシリーズは750円で、全体の売れ行きの1割近くを個室ビデオ店で売り上げているようだ。しかし、こんな独りよがりグッズが売れるのでは、少子化の歯止めがきかないはずだ。  その他にも、世界のオカモトが目指す「使用感ゼロの至高のコンドーム」「女を感じる体に改造する膣エクササイザー」など至れり尽くせり。  2位は「新潮」の記事だが、タイトルがいい。日本テレビが先日「36時間ストライキ」をやって話題になったが、日テレ社員によると、きっかけは「定期昇給をなくす代わりに、査定ポイントが溜まると上のステージに昇格できる制度です。ところが、昇格のハードルが高すぎて入社10年頃から昇給がなくなる可能性が高い。若手の場合、従来4億円ほどだった生涯賃金が1億円以上、減ってしまうんです」ということらしいが、平均年収が減ったとはいえ、09年は1,263万円もあるのでは、殿様ストライキとでもいうしかない。  だが、テレビも往時のような優雅な商売でなくなってきていることは間違いない。  日テレは04年に2898億円あった放送収入が、09年には22%減の2259億円と大幅減。深夜・早朝のタクシーも4人相乗り、会合費も5,000円以上は事前に稟議書が必要とか。  テレビのなかでも一番深刻なのはTBSだそうだ。売上高は日テレを上回っているが、これは赤坂サカスや赤坂Bizタワーの賃貸収入など1500億円を含めてだから、「放送する不動産屋」と陰口を叩れるのも無理はない。  マスコミと言われる新聞、テレビ、出版はどこもお先真っ暗。広告収入減の上にデジタル化が重い枷になっている。メディア界にビル・ゲイツや スティーブ・ジョブズのような天才は出てこないものかね。  今週の第1位は、村木厚生労働省局長の裁判を冤罪だとキャンペーンを張り、見事な結果を出した朝日が、今度は、東京第五検察審査会が2回目の「起訴議決」を出したことに噛みついた大特集。  土地取得と代金支払いの時期が2カ月ずれていた、たったそれだけの「期ずれ」「記載ミス」なのに、起訴相当はないだろうというのだ。  大新聞は、これから裁判が始まるのに「推定無罪」という原則を忘れて、議員辞職せよと迫るのは、検察官の起訴と検審の起訴の違いを理解してないのではないかと批判する。  おなじみの元検事・郷原信郎氏も加勢して、2回目の検審の議決書には、新たな「事実」が付け加えられていたと指摘する。  それは、1回目にはなかった、小沢氏から現金4億円が提供されたという、不動産取得の原資となった収入も含めて、虚偽記入の犯罪事実として書かれているというのである。 「1回目の議決で『起訴相当』とされた事実について、検察が再捜査して再び『不起訴』とした事実の範囲を超えた事実を、2回目の議決で『起訴すべき事実』にするのは、検審の強制起訴手続きの趣旨からいっても、明らかにおかしいと思います。検察が再捜査の対象にせず、当然、再聴取を受けた小沢氏にも弁解の機会を与えていない『犯罪事実』が、突然現れて、それで起訴されるなんてことがあっていいわけがありません」(郷原氏)  さらに「検審の闇」として、審査員の平均年齢が30.9歳というのは「コインが10回連続して表を出す確立に近い」(吉沢光雄桜美林大学教授)から、選んだ側に作為があったのではないか。裁判員制度のように、前もってレクチャーもなく、配られる資料は難しい法律用語ばかりだから、素人の審査員は「結論」を検察に誘導された可能性があるのではないかと追及している。  同じ「朝日」で、小沢研究20年という政治記者・渡辺乾介氏が小沢氏のこれからについてこう語っている。 「今回の議決は、小沢にとって代表選での敗北に続く予想外の結果であり、誤算です。私の知るかぎり、小沢の政治生活でこれほど誤算が時期を同じくして襲ったのははじめてです」として、「日本が健全な法治国家の原則に基づく国であると世界に示すためにも、この戦いから逃げることはできません。政治家としても人間としても、小沢にとって最大にして最高の真剣勝負です」。さあ、手負いの獅子を怒らせてしまったようだ。検察対小沢、菅・仙谷対小沢はどうなるのか。「朝日」は「日刊ゲンダイ」と同じように、小沢と心中する気があるのか。週刊誌同士の戦いも見物だ。  同じような特集を「ポスト」でもやっているが、検察に天罰をという意気込みを感じる「朝日」に軍配を上げた。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
TENGA ディープスロートカップ アマゾンなら470円! amazon_associate_logo.jpg
人権派弁護士・弘中惇一郎氏が明かす、郵政不正事件裁判3つの勝因 「特捜部は解体せよ!」検察捜査の盲点に週刊誌が切り込む! 「最前線に行かないのはメディアの責任放棄」 常岡浩介が語ったアフガン監禁生活

「イソジン」は風邪予防にならない!? 意外と知らない世界の"うがい"事情

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明治製菓「イソジンうがい薬」
世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。  私たちは子どもの頃から、外から帰ったらちゃんとうがいをするよう、大人たちから口をすっぱく言われてきました。でも実はこの習慣、日本だけのものなんです。海外でも、歯を磨いた後や口臭予防などのために経口洗浄液で口を「すすぐ」ことはありますが、のどまで水を落として「ガラガラ、ペーッ」とやる行為は、日本独自の風習だそうです。日本以外の国では「はしたない行為」とされており、過去にも現在にも全く行う風習はありません。  「うがい」という言葉の起源は「鵜飼い」だそうです。そう、あの「鵜」を使って魚を捕る特殊な技法です。いったん魚を飲み込んで、その後吐き出す様子が似ていることから「うがい」と呼ばれるようになりました。「鵜飼い」の記録は西暦600年の文献にあるのですが、「うがい」という言葉が出てくるのはずっと後のことで、1444年に作られた国語辞典「下学集」あたりからです。なので「うがい」は、せいぜいここ650年くらいの風習なのかもしれません。  昔から「うがいは風邪予防になる」と言われていましたが、実はちゃんと検証されていませんでした。2002年~03年にかけて、京都大学で「本当に<うがいは風邪予防になるのか>」という研究が行われましたが、研究の謳い文句は「世界初のうがいによる風邪予防効果の無作為割付研究」。"世界初"ということに驚いてしまいますが、ちょっと意外な結果が当時、話題になりました。  この実験、全国からボランティア387名を募り、「何もしない」「水でうがい」「ヨード液でうがい」の3グループにくじ引きで分けて、2カ月間にわたって振り分けられたうがい行為を行なってもらい、その人たちが「風邪をひいたか、ひかないか」を調べるというシンプルなもの。結果は風邪をひいた人の率で発表され、「何もしない人」は100人中26.4人、「水うがい」をしていた人は17人、「ヨード液うがい」していた人は23.6人だったそうです。「何もしない人」と比べて「水うがいをしていた人」の風邪の発症率は4割も減少しました。  よかった! 長年信じてきた「うがい」の効用が証明されて! もし"世界初"の遅すぎた研究で「効果無し」と言われたら、日本人650年の「うがいの歴史」が全否定されてまうわけですからね。でも、意外なのは「ヨード液うがい」の人たち。「ヨード液」は一般には「イソジン」などが有名で、薬局でもたくさん売っています。  一見すると、「何もしない人」よりはちょっとはマシなようですが、実は「ヨード液」を入れない「水うがい」の方が風邪をひかないみたいです。ヨード液は殺菌作用が強いので、のどの正常細胞を傷つけたり、のどをいい状態に保ってくれている常在細菌を壊してしまい、かえって風邪ウィルスを侵入しやすくしている可能性があるそうです。  筆者は普段から、風邪予防やインフルエンザ対策に携帯のどスプレーを持ち歩いているので、この京都大学の研究結果を読んで愕然としてしました。  長年続けてきたヨード液殺菌による風邪予防を信じたい気もするし、今度から「水うがい」だけにしようか迷ったり......。「良かったことが悪とされ」「悪いとされてたことが実は良い」など、健康常識がどんどん変わっていく世の中ですから、何を信じていいのか分からなくなりますね。  このように、「うがい」は日本独自のもの。同じく「マスク」も日本独特の風習としてよく紹介されますが、あれは公共の場所であんなマスクしている人はいない、というだけで「マスク」という物体そのものは海外にもあります。海外の人は普段ほとんどマスクを使わないので、インフルエンザ流行期などに日本を訪れた外国人は大勢の人がマスクしてる姿見て「何事か?」「伝染病が大流行?」など非常にビックリするそうです。  それに比べて、「うがい」はもっとマイナー。そんな風習はどこの国にも無いので、あの「喉まで水分を入れてガラガラ、ぺーッ」と吐き出す光景を見て、びっくりするそうです。でも、はしたないなんて思われようとも、風邪をひかないのは大事なことです。「水うがいで風邪減少」は確かなようですから、「世界でも日本人だけ風邪を4割ひかなくする技を持っている」とちょっと心の中で自慢してもいいかもしれませんね。 (文=のり・たまみ) ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する夫婦合体ライター。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや法律などをこよなく偏愛している。主な著書に『へんなほうりつ』(扶桑社)、『日本一へんな地図帳』(白夜書房)、『へんな国会』(ポプラ社)、『へんな婚活』(北辰堂出版)などがある。
明治製菓 イソジンうがい薬 120ml 効いてる気はするのに。 amazon_associate_logo.jpg
■へんな社会学 バックナンバー 【第9回】魚◎と書いてなんと読む? あなたの知らない漢字予備軍 【第8回】「ち●こ祭り」と「ま●こ祭り」がまさかのコラボ 愛知県の奇跡とは...... 【第7回】一時の流行語で終わる可能性も...... 実はテキトー&曖昧な「メタボ」の実態 【第6回】未成年だけじゃない!? 知られざる日本の不自然な養子縁組 【第5回】世界でも日本だけ!? 血液型にこだわる日本人の国民性 【第4回】読み方は自分で決められる!? あなたが知らない日本人の名前の秘密 【第3回】"交通事故死減少"は真っ赤なウソ!? 軍事国家時代から続く「大本営発表」のカラクリ 【第2回】あの阿久根市より凄い! おっぱいで勝負をかける山口県光市 【第1回】皇居、ディズニーランド、甲子園球場......好きな場所に勝手に住み込む方法とは?

大公開! 10年9月度「日刊サイゾー」Amazonで売れたものランキング!!

IMG_0422_0203.jpg  今や書籍のみならず、あらゆる分野の商品を揃えるネット上のマーケット空間「Amazon」。日刊サイゾーからも、記事の関連商品や人気の商品にリンクを貼り、ちょびっとだけアフィリエイト収入をいただいて、サーバー代やおやつ代をまかなっております。  日刊サイゾーからのリンクで購入されたAmazon商品をランキング形式で毎月発表しているこの連載。売れ筋商品から、日刊サイゾーという媒体の特性だけでなく、時代の流れまで見えてくるとかこないとか......。 ●本のTOP5 第1位
名前のない女たち
1位は、企画AV女優たちの青春残酷物語を描いた映画『名前のない女たち』の原作本。重い......。
【関連記事】"企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』

第2位
モテキ(4.5)
2位は、「モテキ」ガールズ・中柴いつかちゃんのサイドストーリー。ドラマはさすが大根さん! 面白かったです。
【関連記事】 Amazon1位に!「視聴率よりDVD販売」に舵を切った深夜ドラマ『モテキ』の戦略

第3位
NHK、鉄の沈黙はだれのために―番組改変事件10年目の告白
3位は、2001年に起きたNHKの番組改変事件を描いたノンフィクション。公営放送ってもういらないんじゃない?
【関連記事】当時のDが語る番組改変事件の真相『NHK、鉄の沈黙はだれのために』

第4位
見てみたかった! おもしろ断面図ワールド
4位は、さまざまな乗り物、建造物、家電などの構造や仕組みを断面図や透視図を用いて図解した本。まさか目玉のおやじまで登場するとは!
【関連記事】プリウスから目玉おやじまで『見てみたかった!おもしろ断面図ワールド』

第5位
ムンバイなう。 インドで僕はつぶやいた
5位は、タブラ奏者・U-zhaan氏がインドでつぶやいたツイートをまとめた旅本。流行りに乗っかったTwitter本とあなどるなかれ。
【関連記事】 ムンバイで一番おいしいものはコカ・コーラ!? インドの今を凝縮『ムンバイなう。』


●DVDのTOP5 第1位
キングオブコメディ単独ライブ Vol.6 「葉桜」
1位は、先日キングオブコントで見事優勝したキングオブコメディのDVD。キンコメのお二人が出演する「サイゾーテレビ」も注目です!
【関連記事】「決勝進出は地獄」!? キングオブコントに挑むキングオブコメディの意外な本音とは

第2位
感じる・・・カラダ 庄司ゆうこ
2位は、現役グラビアアイドルの庄司ゆうこのセクシーなDVD。いやはや、これには本当に驚きました~! でもいいカラダ♪
【関連記事】現役グラビアアイドルが乳房を晒した! 限界ギリギリDVDに挑む【庄司ゆうこ】の決意

第3位
SKE48 リクエストアワー セットリストベスト30 2010 ~神曲はどれだ?~
3位は、先日行われた「第一回サイゾーナイト」に出演してくれたSKE48のDVD。いやぁ~、ナマのアイドルは本当にかわいかったです♪
【関連記事】「生きててよかった」松井玲奈が悶絶 SKE48が「サイゾーナイト」で二次元愛を爆発

第4位
THANKSGIVING LIVE IN DOM
4位には、先日突然の活動休止が発表されたJJYのライヴDVDが登場。せっかくの"金のなる木"、もったいないです。
【関連記事】やはり問題はカネ? JJY(ex東方神起)が活動休止したキナ臭すぎる背景

第5位
向日葵~ヒマワリ~ 小沢柚茶
5位は、小沢柚茶ちゃんの5枚目のDVD。このジャケでAVじゃないって、グラドル界も寛容になったものです。
【関連記事】小さすぎる水着からはみ出しまくり!! 小沢柚茶のDVD発売記念イベント

●【番外編】高額商品TOP5 販売実数にかかわらず、温かい気持ちにさせてくれた高額商品のランキングです。 第1位
KORG KAOSSILATOR PRO
3万3,900円。手のひらサイズのシンセ。音楽好きにはたまりません~。

第2位
SONY DCR-PC300K デジタルハンディカム
3万1,800円。世界初、総画素331万画素CCDを採用。このキメの細かさは事件です!

第3位
志ん朝初出し
2万4,062円。昭和が生んだ畢生の名人「古今亭志ん朝」7年振りの新音源。なんと12枚組BOXです。

第4位
アップル MacBook Proリチャージャブルバッテリー MA348J/A
1万5,800円。15インチMacBook Pro専用。なくてもいいけどあると便利。

第5位
Panasonic ハンディマッサージャー ツカミタタキ AUTO 黒 EV2710P-K
1万3,480円。しぶといそのコリに!!!

2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月2009年11月

人権派弁護士・弘中惇一郎氏が明かす、郵政不正事件裁判3つの勝因

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「AERA」10月10日号
●第62回(9月30日~10月4日発売号より) 第1位 「現代の肖像 弘中惇一郎」(「AERA」10月10日号) 第2位 「スクープ どん底TBS 横浜ベイスターズ身売りへ!」(「週刊文春」10月7日号) 第3位 「グラビア AKB48」(「週刊朝日」10月15日号) 次点 「懐かしい昭和の『エロス雑誌』大全」(「週刊ポスト」10月15日号)   いやー、「凱旋門賞」のナカヤマフェスタは惜しかったね。英国ダービー馬のワークフォースの頭差2着。11年前、やはり2着に泣いたエルコンドルパサーのリベンジができたかと思ったけど、楽しみは先に延ばしておこう。それにしてもナカヤマフエスタは強い。ジャパンカップ、有馬記念はこの馬で決まりかな。  今週は、まずグラビアに目がいく。「ポスト」のセックス企画、今週は懐メロである。私が中学生の頃、胸をドキドキさせながら、古本屋から買ってきた『100万人のよる』『夫婦生活』を、友だちたちと原っぱの隅で回し読みしたことを思い出した。  「PLAYBOY」などはビニールにくるまれている「ビニ本」で、高嶺の花だった。仲間で金を出し合って、ページをめくるときの何とも言えないやるせない想いまでもが甦ってくる。素晴らしいプロポーションの女性のヌードが、当時最高の印刷技術で載っているのだが、あそこは無情にも、黒いマジックのようなもので塗りつぶしてあるのだ。無理だとは思っても、一生懸命、消しゴムや濡れた布でこすったが、拝めたことはなかった。性春時代を思い起こさせてくれるちょっといい特集である。  「朝日」がAKB48のグラビア連載を始めた。大島優子というファン投票1位の子を始め、何人か登場させた後、第1回の「AKB写真館」を飾っているのは、総合プロデューサーの秋元康をして「AKB48とは、高橋みなみのこと」といわしめた子だ。まだ19歳のあどけなさが、中年おじさんにはたまらないのだろうか。「朝日」は、ロリコン雑誌へ変貌しようとしているのかな。  今回の選には漏れたが、「現代」の「国『性』調査」というタイトルがいい。47都道府県別のSEXの県民性を調べたそうだ。「国勢調査」の語呂合わせだが、すっきりしていて編集長のセンスが感じられる。  2位には、さほどのスクープではないが、ペナント終盤ということもあってか、予想外に大騒ぎになった、横浜ベイスターズの身売り話。  3年連続最下位で、3年連続90敗以上という不名誉な記録を達成したベイスターズ。だが、内情はTBSの思った以上の経営悪化にある。「会社と組合の交渉がモメにモメて、六月末の予定だった夏のボーナスの支給が延び延びになり、ようやく九月末に支給されることになりました」(ベイスターズ関係者・「文春」)  TBSの人間が「うちは不動産屋ですから」と自嘲する赤坂サカスの家賃収入も、高いといって撤退するテナントもあるようで、減収気味だという。   そこで、お荷物ベイスターズを売り飛ばそうというのだが、意外にも、リーグ加盟料30億円+広告宣伝費20億円=50億でも買い手はいるようである。  ここでは仮名になっているが、報道によれば、住宅関連企業の大手「住生活グループ」、大手食品会社「日清食品ホールディングス」、IT企業「フェイス」の3社だそうだ。  それに新潟県に本拠地を移す計画もあると言う。ここまで野球が斜陽スポーツになったのは、長年、巨人軍におんぶに抱っこしてきたが、その巨人人気が転けそう、いや、完全に堕ちてしまったからだ。  挽回するには、セパ両リーグ制をやめ、クライマックスシリーズなどというバカなことをしないで、12チームがガチンコで優勝を争い、秋に、韓国・アメリカとワールドシリーズを開催するのだ。そうすれば、もう一度野球熱は高まるに違いない。  耄碌した新聞界の老害を辞めさせ、若い連中で野球界の改革を断行しないと手遅れになる。  第1位は、人権派弁護士の中で、いま最も輝いている弘中惇一郎弁護士を、ノンフィクション・ライターの江川紹子がルポしている「現代の肖像」だ。  泣き言を言うようだが、私も編集長時代は、弘中弁護士にずいぶん訴えられた。訴状に弘中弁護士の名前があると、それだけで暗い気持ちになったものである。  敏腕、切れ者弁護士であるのはもちろんだが、この人の訴状には、こちらに有無を言わせない迫力があった。  彼が時の人になっているのは、郵便不正事件で無罪判決を勝ち取った村木厚子さんの弁護人であるからだが、これまでも、ロス疑惑の三浦和義、薬害エイズ事件の安部英を弁護して無罪判決を勝ち取っている。  それ以外でも、弁護を引き受けているのは、鈴木宗男、守屋武昌、堀江貴文、野村沙知代、叶姉妹、花田勝など、「個性的で、メディアの格好の標的になりそうな"濃いキャラ"の持ち主が多い」(江川)  今回の村木さんの無罪判決は、弘中をして「初めて」と言わせるほど、好意的に受け止められた。それはなぜかと、江川が問うと、三つあると弘中は言うのである。一つは、村木さんのいかにも善人風の風貌、記者が彼女の粗探しをしたが、悪い話は何も出てこなかったこと。第二には、「特捜部の事件だったこと。特捜部は常に正義であるかのような"神話"への批判が出ている時期でもあり、そこで特捜部とガチンコ勝負をやって正面から反撃し、こちらが圧勝した」。そして第三に、「裁判が比較的短期間で終わり、その間に法廷で検察側の証人が証言をひっくり返す劇的な展開になった。これが何年もかかったら、人々の関心をつなぐのは難しかったかもしれない」と話す。  信念の人・弘中でも、薬害エイズ事件の安部英の弁護には二の足を踏んだという。一度は断ったが、「これも運命だ」と引き受ける。それまで、クロロキン薬害、六価クロム職業病、クロマイ薬害などの患者側の弁護をしてきた。患者たちの中から裏切りという声も出たという。  だが、「問題は世界のあちこちで起きているし、当時の医学の水準では防ぎきれない悲劇だったと思われた。事実を調べ、文献にあたり、世界のエイズ問題の最先端の研究者にも話しを聞き、弘中の思いは確信となった」(江川)  数多い弁護士活動の中では、引き受けたものの思いがけない展開で苦い思いをするケースもある。消費者金融・武富士がジャーナリストと「週刊金曜日」を相手に損害賠償請求訴訟を起こしたが、完全敗訴する。  光市母子殺人事件の被告の弁護をした、私の知人の安田好弘弁護士は、「引き受けた以上、殺人犯であろうと弁護するのが弁護士の務め」だと言った。その通りである。だが、刑事弁護はカネにならないから、引き受ける弁護士が少ない。弘中弁護士や安田弁護士のところには、日本中から依頼が舞い込む。  先日、私の知人の息子が、雌伏10年を経てようやく司法試験に受かったと訊ねてきた。11月末から研修生となるが、終わってからどこかの弁護士事務所に就職したいが、なかなか大変なようだ。弁護士になっても、半数は就職できないという数字もある。  刑事弁護はどうかと聞くと、それは考えていないという。生活できないからだ。  検察という組織を相手に、一人の弁護士ができることには限りがある。若くて志のある弁護士が、こうした分野に入ってこなければ、崩れつつあるとはいっても、まだまだ強大な権力を持つ検察と闘うのは容易ではない。  短くて読みたりないが、取材相手との距離感のとり方がとてもいい読み物である。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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