みうらじゅんさんの至言「アイドルライターってなんなの?」(前編)

mj_akari001.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第28回のゲストは、DVD『みうらじゅんの正しい保健体育』を発売された、みうらじゅんさんです! [今回のお悩み] 「もう芸歴が9年目でして......」 ――まさかみうらじゅんさんに人生相談できる日が来るなんて......感激です! はじめまして、アイドルライターの小明です!  アイドルライターってなんなの? ――昔、エプドルというか、エプロンアイドルというのをやってまして、それから......。  エプロンアイドルってなんなの? ――えーとですね、社長の趣味というか、ちょっと説明が難しいんですが、いろいろと長い道のりがあって......あっ! みうらさんはエロ本をスクラップするのが趣味ですよね!? 私のグラビアなんて絶対に知らないだろうと思って、デビューから今までの私のグラビアをスクラップしてきたので、良かったら!  見せてー! (スクラップをめくりながら)......これ、どこの? ――多分「プレイボーイ」(集英社)かな?  「プレイボーイ」は貼ってると思うんだけどなぁ。これ、「スコラ」(辰巳出版)のホワイトビキニーズ? ホワイトビキニーズも結構とってあるはずですけど、えーと、ちょっと待てよ?(ページがだんだんおかしな着エロへ) ――すみません、なにぶんちっとも売れませんで、えへへ......。  良い感じに落ちましたね、これ! いい落ち方じゃないですか! あ!! これ、貼ってありますね!! ――本当に? やったー!! うれしい!!  おお、これも、これも貼ってあります!! ――感激です!! ピークの時より落ちてからの方が目に止まっていたなんて! どの写真ですか? ......全然顔が写ってないグラビアばかりですけど、うれしいです! ありがとうございます!!  いやいや、ストーリーが付けられるのを貼ってるんですよ。お、これも貼ってあるな。 ――顔がなくてもうれしい! その後は『アイドル墜落日記』という本を洋泉社から出したり、『小明の感じる仏像』(エースデュース)っていう、私が仏像を見に行くだけのDVDを3本ほど出したり......これは恐らくみうらさんの『見仏記』(ジェネオン エンタテインメント)のパクリだと思うんですが......。  アレはあなたか! そうか、そうか。分かった分かった。もう、モロですよね! ――いやぁ、すいませんでした......。  いやいや、仏像は僕のものじゃないですから。 ――で、最近の仕事としては、ゾンビになって「映画秘宝」(洋泉社)の表紙をやらせてもらったり......。  そうか、コレもあなたか! 分かったぞ! いろんなところに手を出し過ぎているな!? ――ええ、まさに......! しかも、私、全部にわかなんですよ。すべてにおいて詳しくないし、すべてブームの後乗り。  1個にした方がいいよぉ。 ――貧乏性なのか、仕事が来たら断れないんです。仏像もまったく知らないけど受けちゃったし、ゾンビはたまたまジョージ・A・ロメロの映画を見たら盛り上がってしまってゾンビのメイクの練習をしていたら仕事が来るようになって......仏像もゾンビも好きなんですけど、うんちくが語れるほどではないという半端さ......。  ちょっと新しくて、ちょっと古いね、やってることが。時代とマッチしすぎてるんだよ。もっと、"天狗"とか訳分かんないこと言わないと。 ――......天狗ですか?  そう、天狗。とりあえずゾンビの田んぼは結構やられてますよ! マイケル・ジャクソンだってやってるんだから! ――でも、こういう姿にならないと雑誌に載れないんです!  確かに、ちょっと変わったことしないとね。もう、どっちかですよね。カルトと言われる路線にズッポリ行くか、今日から辞めるかですよ。 ――今日から辞めた場合、このサイゾーの連載も終わってしまいそうです。食いっぱぐれます。  サイゾーの連載は、こっち寄りなんですか? ――今までお話をうかがったのは、杉作J太郎さんに、玉袋筋太郎さんとか、伊集院さんとか......。  伊集院だって、静じゃないでしょう? 光でしょう? ――もちろん! 「今、あなたは死にたいと思っているけど、それはもう直らないよ」って言われてちょっと楽になりました。  死にたいと思っているの? ――死にたいというか、他人も信じられないし、何より自分が一番信じられない陰鬱な性格で......生きづらいので、いっそ何かを信仰したいくらいです。  I don't believe me! 自分なんて信じちゃダメ! どこか宗教みたいのに入ればいいじゃん、すぐ入れるよ! ――そうかな!? ちょうど本名も青木小明(あお・き・あか・り)な色とりどりで縁起が良さそうですし! でも友だちが少なすぎてどこからも誘われないです。唯一誘われたのは、20歳の誕生日に何もすることがなくてうろうろしていたら、手相の勉強をしている人に声をかけられて、うれしくて見てもらった時くらい。  人としゃべりたいものね......。分かりますよ、僕も気づいたら消火器を買ってたことありますもん。 ――消火器はまだ使えるから良いじゃないですか。私は入会費が64万円と言われて現実に戻りました。勧誘してきた女の子もかわいかったし、安ければ入ってましたよ。  そういうところはかわいい子が多い! みんな美人だとついて行くからね。だから、勧誘する方法としてはうまいよ。あなたも入ったらそうなれるよ。 ――えへへ、そうかな。私を勧誘した人は「定職についてないからローン組めないし貯金もない」というのを察して去って行きましたけど。お金が無い人間に用はないみたい。  それはそうだ、そんな人を救ってる場合じゃないもんね。 ――私、安い仕事しかしてないですし、普通にそんな額ポイッと払えないですよ。 (中編につづく/取材・文=小明) ●みうら・じゅん 1958年、京都府生まれ。マンガ家・イラストレーターなど。80年、「ガロ」(青林堂)誌上でマンガ家デビュー。テレビ、ラジオ、スライドショーなど幅広い活動を展開している。DVD『みうらじゅんの正しい保健体育』(キュリオスコープ)発売中。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。2002年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
みうらじゅんの正しい保健体育 [DVD] 「これから始まる授業は、義務教育では決してありません」 性のカリスマ伝道師、みうらじゅん氏による、正しい保健体育の授業が幕を開ける! 累計10万部を突破した幻の名著「正しい保健体育」(イースト・プレス社)がついにDVD化!! 「どうしてセックスしてはいけないの?」「『恥ずかしい』というセンス」「童貞期に学ぶべきこと」――青少年期に誰もが抱える悩みの数々。若者に伝えるべき本当の「セックス」とは何か? 性のカリスマ"みうらじゅん"が放つ、童貞時代を生き抜くスタンダードDVDがついに完成!! 授業を担当するのは、教育実習生の柏木美里先生。赤裸々な「保健体育」の授業を真剣に生徒達に語りかる。 さらに、「正しい保健体育」の中でも重要な「自分塾」という考え。 この自分塾塾長が語るバカバカしいけど"目から鱗"な話も満載。 充実の特典映像は、ノリノリで収録に挑むみうらじゅんによる「自分塾塾長みうらじゅんの『正しいアテレコ』」。 さらには原作者と主演の2人の本音!? が分かる「対談:みうらじゅん×柏木美里 正しい性教育の現場」や、柏木先生の「NGテイク集」などを多数を収録!! 大好評発売中!!2,625円(税込) 2011年/本編48分+特典47分/カラー/16:9/ステレオ 出演: みうらじゅん 柏木美里 福島勝美 ディレクター: 西巻正和   エグゼクティブプロデューサー: 市村亮 発売・販売元: 株式会社キュリオスコープ 販売代理: 有限会社アルドゥール (C)CURIOUSCOPE amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第27回】 山路徹さんの至言「バラエティーが怖いようでは戦場に行けないですよ」 【第26回】 浅草キッド・玉袋筋太郎さんの至言「相手がクンニしてる顔を思い浮かべなさい」 【第25回】 前田健さんの至言「自分は赤毛のアンの生まれ変わりだと思ってる」 【第24回】 叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

とことんブレない! 幕末でもヤンキー! おまけに下品~加瀬あつし『ばくだん! 幕末男子』~

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『ばくだん! 幕末男子 1』(講談社)
マンガ評論家・永山薫のコミックレビュー。連載第5回は加瀬あつし『ばくだん! 幕末男子』です!  最近やたらと目につくのがタイムスリップ物だ。  例えば漫画好きの間で評価が高い『信長協奏曲』(石井あゆみ)は成績の悪い(つまり歴史の知識が皆無)高校生が信長になっちゃうって話だ。  かつて『ジパング』において、イージス艦をミッドウェイ海戦直前の太平洋上に送ったかわぐちかいじの最新作は、ビートルズのコピーバンドがビートルズがデビュー前の日本にタイムスリップしてビートルズに成り代わっちゃう『僕はビートルズ』(原作・藤井哲夫)だ。かわぐちかいじってタイムスリップ好きだよねえ。他にも、『モテキ』の久保ミツロウの新作は3年前の自分にミニマム・スリップする『アゲイン!!』だし、6月に完結した『夢幻の軍艦大和』(本そういち)もそうだ。高校生が三国志の時代に......の『龍狼伝』『龍狼伝 中原繚乱編』(山原義人)も順調に巻数を増やしている。記憶に新しいところでは現代の医師が幕末に行っちゃう『JIN-仁-』(村上もとか)はドラマ化もされちゃう大ヒットだ。イチイチ挙げ始めるとキリがない。  こうしたタイムスリップ物のキモは、「あのとき、ああじゃなくこうしてたら歴史は変わったかもなあ?」、あるいは「歴史の教科書ではこうなってるけど実は......だったら面白いのに」って、歴史の授業の間につい余計なファンタジーに逃げる中高生的な発想だ。  まあ、普通のボンクラな高校生はそうした空想や妄想を「ははっ、ありえねぇ」と忘却して立派なボンクラ大学生やボンクラ社会人になるわけだが、まかり間違って漫画家になっちゃった場合、「おおっ、あのときの空想、使えるかも」となるワケですね。  この秋、俺が推薦したいタイムスリップ物を発表しよう。それが加瀬あつしの『ばくだん! 幕末男子』だ!  作者本人は『ばくだん!』のあとがきで、「幕末版『カメレオン』」と言い切っちゃてる。オールドファンならば「おおっ、そうか、分かった!」だろうが、イマドキの読者は分からない。だって、20世紀の漫画だもん。どんな作風なのか知りたければ漫喫なりなんなりで過去作を読めばいいんだけど、それすら面倒というアナタはトットとアンチョコを見るべしだ。 「一見典型的なダメ男である主人公が、類まれなる奇跡的な幸運と個性的な仲間の助け、そして本人の努力によって成り上がっていく展開が多い」(Wikipedia)  とWikiさんがサクッとまとめている通りだ。キーワードは「ヘタレ/ヤンキー/成り上がり/強運/下品/卑怯/憎めないバカ」で、『ばくだん!』も、そのまんまです。  主人公のマコちんことマコトこと安達真琴は転校デビューを狙うヘタレヤンキー。体の前面には無数の傷があり、それを看板にしているが、それも実は前の学校でのリンチの痕。タバコの火でも押しつけられたのかと思いきや、上半身裸にされて体に豆を撒かれ、周囲で「はとぽっぽ」を歌いながら、鳩についばませるという、底辺校ヤンキーの発想とはとても思えない創造性に富んだというか、よほど暇でないと思いつかないようなバカなリンチである。もちろん鳩山元首相への諷刺なんて含意はない。そんな下らないリンチを俺が受けたとしたら、一生モンのトラウマですよ。  でもマコちんは俺のような繊細なインテリじゃなくって、バカでお調子者でスケベという、どうしようもないダメ人間。あくまでもヤンキーをやめないし、主人公になりたい願望は人一倍だ。そんな大バカ野郎が、修学旅行先の京都で自分の肖像が印刷された千円札を拾ってしまう。チャチなオモチャではない。偽札? 悪戯? それとも、主役願望が天に通じてのお告げ? 「歴史に名を残せとでも......?」  かくしてその謎の千円札に導かれるままに(とゆーか他校の不良に追われて)、巻き添え食った幕女(歴女の中でも幕末ラブの女子)である高階蓮(たかしなれん)とともに、三条大橋から幕末の風雲渦巻く京へとタイムスリップしてしまうのだ。  スカジャン&ボンタン姿のマコトは到着早々、「異人かぶれの奸物」として攘夷浪士に天誅されそうになっちゃうのだが、ここでも「類まれなる奇跡的な幸運」に守られて、新選組局長・近藤勇の登場です。ここからが「類まれなる奇跡的な幸運」の乱れ打ち! 近藤勇に命を救われたくせに、ソッコーで裏切ろうとするマコトくんだが、本人の計略が裏目に出て、近藤の命を救ってしまい、一目置かれる存在になってしまい、ついには新選組の隊士になってしまうのだ。そんなメッキがすぐ剥げるのが普通の漫画。「そんなバカな!?」的奇跡の連続で、沖田総司との手合わせも、土方歳三から暗殺指令を受けた斎藤一の凶刃からも逃れてしまうのである。これってどこまで続く綱渡り? 謎の千円札によって将来の大人物になることは担保されている。後世、千円札の肖像画になるとなれば、伊藤博文に代表されるが如く、維新の元勲、つまり勝ち組でないと話にならない。ということは、マコト君の作る未来とは幕府側勝ち組の世界か、途中で寝返るかのどちらかだろう。と思ってたら、加瀬あつしは甘くない。問題の千円札は肖像が薄くなったり、全然別の図柄になったりしてくれる。つまり、必ずしも確定された未来を指し示しているわけではないのだ。マコト君はこのまま新選組で成り上がっていくのか? 土方歳三との確執は? 今のところ活躍していないが、物語の鍵を握ってそうな男装の女剣士・山南敬助と幕女の蓮がどう動くのか?  歴史に「IF」を挿入するのがタイムスリップ物の見せ場だが、これだけ「IF」だらけというのも珍しい。どう考えてもとんでもない「歴史」が描かれることになるのは間違いない。現代のヤンキーは歴史を作ったりできないが、幕末ならば活躍の余地がある。可能な限り、バカで下品でぶっ飛んだ歴史改変に挑んでいただきたい。  しかし、一番スゲェのは加瀬あつしのブレなさである。いや、ブレないにも程がある! マコト君どころか、新選組の面々も攘夷派の連中も、ほぼ全員がヤンキーという時代劇コスプレ・ヤンキー漫画だし、どーしよーもなく無理やりなオヤジダジャレも、やたらチンポをおっ立てる下品さも健在なり。本気になったオッサンのパワーにひれ伏せ! (文=永山薫) ●ながやま・かおる 1954年、大阪府大東市出身。80年代初期から、エロ雑誌、サブカル誌を中心にライター、作家、漫画原作者、評論家、編集者として活動。1987年、福本義裕名義で書き下ろした長編評論『殺人者の科学』(作品社)で注目を集める。漫画評論家としてはエロ漫画の歴史と内実に切り込んだ『エロマンガ・スタディーズ』(イースト・プレス)、漫画界の現状を取材した『マンガ論争勃発』シリーズ(昼間たかしとの共編著・マイクロマガジン)、『マンガ論争3.0』(n3o)などの著作がある。
ばくだん!~幕末男子~(1) どうなる、マコちん! amazon_associate_logo.jpg
■【コミック怪読流】バックナンバー 【第4回】人気はSNSのお陰? これからが勝負の絶望的活劇漫画~諫山創『進撃の巨人』~ 【第3回】小さく産まれて大きく育った、お風呂漫画~ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』~ 【第2回】ホラー少女が鈍感力でライバルをなぎ倒す~椎名軽穂『君に届け』~ 【第1回】いっそゾンビな世の中に──花沢健吾『アイアムアヒーロー』

「人生に起きるすべてのことを細かく観察したい」中国ネット世代のアーティスト

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「54boy アニメーション」<http://potot.com/?p=1436>
 『AKIRA』『ドラゴンボール』『ドラえもん』......子どものころ、僕らの心をアツくさせた漫画やアニメが、海の向こうに住むアジアの子どもたちの心にも火をつけていた。今や日本人だけのものではなくなった、ジャパニーズ・ポップカルチャー。その影響を受けて育った、アジアの才能豊かなクリエーターたちを紹介します。 第19回 アーティスト Wen Ling(ウェン・リン/温凌)  Wen Lingは、ちょっと変わり種だ。児童書の挿し絵画家の父を持ち、"中国の芸大"である北京の中央美術学院でクラシックな絵画技法を学んだアートエリート。でも最初の仕事は京華時報という新聞のフォト・ジャーナリスト。採用されたきっかけは、アメリカの人気フォト・ブログ・サイトに触発されて作った自分のフォト・ブログだという。
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「Dad 2010」(左、中央)、「Eat」(右)
(c)Wen Ling
 以前このコーナーに登場した"中国のガロ系"漫画家、ヤン・コンと、今年の7月に北京の798にあるギャラリーで二人展を開いた。そのときに出版した初のコミック『54boy』(ウェンの漫画家としてのペンネームでもある)は、父親が病気で亡くなるまでの自分と家族の生活を淡々と描いたものだ。  その筆致は、シンプル&シュール。しかしその実、登場する人やモノのリアルさ、生々しさに驚かされる。コンビニのおにぎり、KFCのファミリ−パック、公共のゴミ箱、町中に始終たむろっている(?)公安、そしてスマートフォンやPCで常に行われるSMSやネットサーフィン。
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「長安街」(c)Wen Ling
「中国では、僕らみたいな若者は、情報はほとんどインターネットで手に入れています。日本のテレビ番組や映画、コミックやバンドのPVも、いつでも見ることができますよ。僕が影響を受けたものはすべて、インターネットで見たもの。というか、逆にインターネットでしか見てないとも言えるけど」  テレビドラマの『GTO』が大好きだったというウェン。 「中国版YouTubeの土豆網(http://www.tudou.com/)や優酷網(http://www.youku.com/)などで、何でもダウンロードできます。今ハマっているのは『勇者ヨシヒコと魔王の城』です」
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「身分証」(左)、「Group Photo」(中央)、「3G」(右)
(c)Wen Ling
「あと日本のもので好きなのは、『MEN'S NON-NO』にセブンーイレブン。え? セブンーイレブンはもともとアメリカのコンビニ? 知らなかった。かわいくて、これぞ"ジャパニーズカルチャー"って感じなのに!」  フォト・ブログにしても、漫画にしても、ウェンは、ごく普通の日常をそこにぼんとさらけ出すだけ。なのに、受け取った瞬間に感じるずっしりとした手応えと、なかなか消化されない感じ。それは、彼の作品に収納された膨大な"彼自身の"リアリティーゆえなのかもしれない。
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『ドラえもん 1』(小学館)
「人生で起きる、経験するすべてのことを細かく観察したいんです。例えば、病気で充血してしまった父の両目、車を運転しながら感じたこと、見慣れた街路樹の枝の模様、新しく買ったアンドロイド3Gでネットサーフしたときの感覚、常に無数のカメラや警官や公安の監視の下にある北京の生活、長安街(北京のメインストリート)で、警官に呼び止められIDカード(をちゃんと携帯しているかどうか)をチェックされたこと、亡くなっていく父を看取る感情......こうした感覚をコミックで表すときに、僕はいつも『写しとりたい』と願うんです。例えば携帯のブランドまでも、まるでメーンキャラクターであるかのように写実したい、と」  そんな彼のコミック作品に強い影響を与えたのは、『ドラゴンボール』と『ドラえもん』。 「だって、すごくかわいいでしょう」。  今、ウェンは、バンドを作りたいと思っている。好きなのは日本のポスト・ロックバンドのMONO。これもインターネットで見つけた。 「今、ポスト・ロックがマイブームなので。自分では楽器は弾けないんですが、バンドは僕の夢です」  それと映画。 「自分のコミックをベースにした映画を作りたい」
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「自画像2000」(左)、「自画像2011」(右)
(c)Wen Ling
 ウェンのバンドにも興味はあるが、映画は是非とも近い将来に実現してもらいたい。彼独自の写実主義に貫かれた、極めてシュールなものになるに違いない。 0925portrait.jpg●Wen Ling 1976年北京生まれ。2000年中央美術学院卒業後、パーソナル・アニメーション・サイト、54boy.comを立ち上げる。2001年にフォト・ブログ・サイトziboy.comを設立。2002〜03年、北京の新聞社「京華時報」でフォト・ジャーナリストとして活動。並行して2002年より、友人のLv, Lan LanとBreathと共に、アーティスト・コミュニティのプラットフォーム、緑校(Lvxiao /GreenSchool)を運営。2010年自身のコミック・サイトpotot.comオープン。2011年、コミック作品『54boy』出版(Star Gallery)。 54boy.com <http://potot.com/?p=1436> pototo.com <http://potot.com/> 緑校 <http://lvxiao.blogbus.com/> ●なかにし・たか アジアのデザイナー、アーティストの日本におけるマネジメント、プロデュースを行なう「ASHU」代表。日本のクリエーターをアジア各国に紹介するプロジェクトにも従事している。著書に『香港特別藝術区』(技術評論社)がある。<http://www.ashu-nk.com > オンラインTシャツオンデマンド「Tee Party」<http://teeparty.jp/ashu/>
ドラえもん (1) 万国共通。 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【vol.18】「ヒーローは宮崎駿と奈良美智」シンガポールのマルチスタイル・アーティスト 【vol.17】「ルーツは『天空の城 ラピュタ』」ウォン・カーウァイに見い出された香港の若き才能 【vol.16】怖かわいい魑魅魍魎が暴れ回る! ヤン・ウェイの妖魔的異界 【vol.15】「原点は日本のコミック」東南アジアを席巻する都会派クリエーター 【vol.14】エロ×宗教×故事が混在!? 中国版・寺山修司が造り出すカオスな世界 【vol.13】昼間はOL、夜は寡黙なアーティスト ソン・ニが描く秘密の快楽の世界 【vol.12】まるで初期アニメ ローテクを駆使する南国のアート・ユニット「トロマラマ」 【vol.11】「造形師・竹谷隆之に憧れて......」 1000の触手を持つ、マレーシアのモンスター 【vol.10】"中国のガロ系"!? 80年代以降を代表するコミック・リーダー ヤン・コン 【vol.9】大のラーメンおたく!? シンガポールデザイン界を率いる兄貴、クリス・リー 【vol.8】メイド・イン・ジャパンに憧れて...... 香港の文学系コミック作家・智海 【vol.7】「血眼になってマンガを追いかけた」海賊版文化が育んだ中国の新しい才能 【vol.6】裸人間がわらわら 香港ピクセル・アートティストが放つ"アナログデジタル"な世界 【vol.5】ダメでも笑い飛ばせ! 香港の国民性を体現したグラフィック・ノベリスト 【vol.4】「教科書はガンダムの落書きだらけだった」 香港・原色の魔術師の意外な原点 【vol.3】「懐かしいのに、新しい」 読むほどにクセになる"タイ初の日本漫画家"タムくん 【vol.2】 マイブームはBL!? 香港の腐女子が描きとめる、消えゆく都市の記憶 【vol.1】「 :phunk版ガッチャマンが作りたい」 シンガポール発のデザイン集団が描く夢

オフィシャルか、プライベートか……現代における「妖怪と幽霊の違い」とは?

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『本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑』
(笠倉出版社)
UMA、心霊現象、都市伝説、オカルト......科学や情報技術が発達した現代でも、今なお話題に上がり続ける真贋不明な有象無象を、"摩訶不思議"のオーソリティー・山口敏太郎が縦横無尽にぶった斬る!  昨今、アニメや小説に見られた過剰な妖怪ブームも落ち着き、妖怪や怪談が趣味の一分野として定着した感がある。そのせいだろうか、講演会やライブで地方に行ったりすると妖怪や幽霊、怪談に関して質問を受けることがある。  よく聞かれるのが、「妖怪と幽霊の違い」である。これに関しては、過去に柳田国男が当時の妖怪の概念である「おばけ=妖怪」という言葉を使って、「おばけ=妖怪」と「幽霊」の違いを分かりやすく説明している。  柳田の定義付けによると、幽霊は、場所に関係なく特定の相手の前に姿を現すが、妖怪は特定の場所に住み、誰でも分け隔てなく脅かすという。つまり、出現地域が定まっているのが妖怪であり、特定の相手に対して付きまとうのが幽霊であるわけだ。  また、柳田は出現する時間によっても違いを指摘している。「おばけ=妖怪」は、黄昏時やカワタレドキに姿を現し、幽霊は丑三つ時に姿を現すと結論付けたのである。  だが、この柳田による妖怪と幽霊の違いは、あくまで昭和初期、中期の概念であり、今となっては大幅なずれを感じてしまう。特定の場所に縛られ、誰それ構わず驚かす幽霊もいるし、出現時間に縛られることなくアトランダムに出現する。いや、そもそも平成の時代にいたっては、幽霊はともかく妖怪の目撃談は非常に少なくなっている。  そこで、筆者・山口敏太郎は以下のように説明している。 「妖怪はオフィシャルな存在であり、相手が誰でも時間に関係なく人間を驚かす。幽霊はプライベートな存在であり、恨みや妬み、愛情など個人的な感情を持っている相手の前に時間に関係なく出現する。つまり、出現する動機が社会の構成員全員に無差別に姿を現すのが妖怪であり、あくまで個人的な理由により出現するのが幽霊であるのだ」  このように説明すると、以下のような反論が返ってくる。 「妖怪や幽霊は時間に関係なく出現することは分かったが、俗に心霊スポットに出現する幽霊は、幽霊なのにある一定の場所に出現し、不特定の人間を脅かすモノもいる。これはなぜなのか」  これは簡単である。既述したが"妖怪の目撃談が減っている"という事実は、深く掘り下げていくと"かつて妖怪扱いされた存在を、現代では幽霊扱いしている"といえるのだ。  平たくいえば、現代の幽霊目撃談の中には、多くの妖怪目撃談が含まれている。  話を戻して説明してみよう。幽霊なのにある一定の場所に出現し、不特定の人間を脅かすモノもいる、という概念は最初から間違えている。一定の場所に出現し、不特定多数の人を脅かしている時点で"妖怪化"しているのだ。  つまり、個人的な感情(恨み、妬み、愛情)などを持って出現し続けていた幽霊は、時代が進み、その人が生前に感情を抱いていた相手も全て死に絶え、"○○○○さんの幽霊"と呼ばれていたものが忘れ去られ、単なる"女の化け物""男の化け物"となってしまう。こうなった場合、既に個人の霊魂ではなく、妖怪化しているわけだ。  こういう変換はよく起こる。雪山で死んだ女の幽霊はいつしか「雪女」に、旧家に出現する子どもの幽霊は「座敷わらし」に、○○さんの人魂はいつしか「怪火○○」に変化していく。あくまで山口敏太郎流の呼び方だが、これを「幽霊の妖怪化」と呼んでいる。  だが、現代人はこの妖怪化した幽霊さえも、幽霊と解釈しており妖怪の減少化につながっているのだ。  結論をいえば、かつて妖怪と呼ばれたはずの固有名詞がとれた古い幽霊も、現代では依然として幽霊扱いされており、幽霊と妖怪の違いが希薄になっているが、出現する動機で、幽霊と妖怪は区別できる。妖怪(妖怪化した幽霊含む)は一定の場所に留まり、誰でも彼でも脅かすが、幽霊は生前感情を抱いた特定の相手の前に出現する。また、24時間人間が生活している現代では幽霊も妖怪もフルタイムの出現が可能になっている、ということである。あなたが聞いた話は、妖怪談だろうか幽霊談だろうか。 (文=山口敏太郎) yamaguchibintaro200.jpg ●やまぐち・びんたろう 1966年7月20日生まれ、徳島県出身。血液型AのRHマイナス。作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家などさまざまな肩書を持つ。UMAや心霊・都市伝説など、あらゆる不思議分野に精通する唯一のオールラウンドプレイヤー。
本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑 いるいる! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 UMA研究家・山口敏太郎が語る「UMAとエコロジーの知られざる関係」とは!? 「X51.ORG」主宰・佐藤健寿のオカルトとネットを巡る旅 "UFO界のドン"矢追純一 UFOメディアを叱る!

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「フライデー」9月30日号
第1位 「スミで146行塗り潰し!東電が隠す『事故手順書』」 「福島の農業『セシウム汚染放射能と共存するしかない』」 「福島第一原発作業員の告白『いまだ1万ミリシーベルト検出!作業拒否が続出』」(「フライデー」9月30日号) 第2位 「独占袋とじ企画 小向美奈子 誌上AV連続写真」(「週刊ポスト」9月30日号) 第3位 「鉢呂前経産相が語った失言騒動の一部始終」(「週刊朝日」9月30日号)  ジャーナリスト歴75年になる、むのたけじは『希望は絶望のど真ん中に』(岩波書店)の中で、ジャーナリズムについてこう書いている。 「私の考えでは民衆生活の朝夕の相談相手ですな。(中略)世の中の続発する動態についてその原因と過程と結果を明らかにして、さらに一つの結果が次の新しい原因となる筋道を明らかにする作業」  そうした任務をするべきジャーナリズムがおかしくなってきていると、むのは指摘する。  さて、福島第一原発周辺を視察した後の感想で「死の町」と表現し、前日の囲み取材では記者に「放射能つけちゃうぞ」と発言したとして辞任に追い込まれた鉢呂吉雄前経産相のケースは、バカな奴が大臣になっただけということで片がついたようだが、「週刊朝日」が検証してみると、事実関係がだいぶ違うというのだ。  まず「死の町」という表現は不適切なのか。当の鉢呂は、そう新聞に書かれたことを驚いたと話している。  元共同通信論説副委員長・藤田博司は、そう感じるのは自然だと弁護し、ノンフィクション・ライターの吉岡忍も、3月下旬に原発から半径20キロ圏内に入ったとき、まさにそこは「死の町」だったという。  「放射能つけちゃうぞ」発言は、鉢呂はまったく記憶にないという。先の藤田は、当事者である毎日新聞の記者が「『放射能をつけたぞ』という趣旨の発言をした」と書いているのは不自然だとし、表現も各社まちまちで鉢呂に真意を確認した形跡もないと断じる。この程度の事実で閣僚の進退や責任を問うのはおかしいともいう。  吉岡は、今回の報道の背景には被災者たちを弱者とみなす裏返しの差別を感じるという。 「そうなった理由には、遺体を報じられなかったメディアの形式主義があると思う。この震災では多くの被災者ががれきの下などに無惨に横たわる遺体を見ている。だから悲しみも大きいんです」  そういう現実から目をそむけたメディアは被災の残酷さを浅くしか理解しなかったため、今回のような見当外れの報道に陥ったのではないかと指摘する。  鉢呂は経産省の「総合資源エネルギー調査会」の委員を原発推進派が多数を占めていたため、それを半分にしようと予定していたのが、経産省にしてみれば煙たかったのではないかと語っている。  マスメディアがろくな検証もせず大声で触れ回れば、大衆は何の疑問も挟まず、けしからん辞任させろと大合唱する。今回のケースもそうではなかったのか。新聞、テレビ、週刊誌は今一度検証してみる必要がある。  第2位は「週刊ポスト」の袋とじ企画。クスリ疑惑騒動もあり、フィリピンに逃げていたとき撮られた醜く太った小向美奈子の姿に、これではカムバックは難しいのではないかと思っていたが、このグラビアで見る限り、彼女の愛らしとセクシーさがよく出ている。  今アイドルになるための道はいろいろあるようで、飯島愛のようにAV女優からアイドルを目指す子も多くいるようである。  小向は逆のケースだが、この胸の大きさと愛らしさがあればAV界のスターになれるかもしれない。つまらない男やクスリに走らず頑張れと声援を送りたくなるが、無理だろうな~。  今週のグランプリは「フライデー」の原発3連発に贈る。まだあの原発事故から半年しか過ぎていないというのに、メディアから原発記事が消えかかっているのは、おかしくないか。  あれほど放射能は危険だ危険だと大騒ぎしてきた「週刊現代」も、今週ザッと見る限り原発関連記事はゼロである。  ジャーナリズムの役割を忘れかけている週刊誌の中で、3本もやっているのは見事である。  「スミで146行塗り潰し!東電が隠す『事故手順書』」では、原発事故の原因を検証するために衆議院側が求め、9月7日にようやく東電側が出してきた「事故時運転操作手順書」は、12ページ分、全159行のうちスミが塗られていないのは13行だけだったと告発している。  東電側は知的財産や、開示することで原子力安全確保上の問題が生じるためだと弁解しているが、ふざけるな! である。「フライデー」は「福島第一原発事故が『人災』であることを示す決定的な証拠がそこに記載されている」ためではないかと書く。  地震直後、1号機原子炉内の圧力が急激に低下したが、これは揺れによって配管損傷が起きた証拠ではないかと指摘されてきた。東電と保安院側は圧力低下の理由を「非常用復水器が作動したため」としているが、それがわずか11分で停止されているのはつじつまが合わないではないかという厳しい批判もある。  もし非常用復水器が作動していれば、メルトダウンから水素爆発までの時間を稼ぐことができ、事故を回避できた可能性もあったのに、作業員の手によって「手動」で停止されてしまったのはなぜなのか。  ここで、私が事故直後の3月13日に公表した「地震のとき中国・北京で勝俣東電会長と一緒にいた」という事実をもう一度書いておきたい。  あとになって清水社長も奈良方面にいたことが判明するが、東電の決定権を持つトップ2人が震源地から遠く離れ、東電本社で2人がそろったのは、どう考えても地震が起きてから丸一日近くが経っていたはずである。原発事故の収束は現場だけで判断できるはずがない。廃炉にするかどうかも含めてトップの決断がなければ、現場は動きがとれなかったはずである。  私は、東電の不幸が日本人全体の不幸になってしまうのではないか、そこのところをしっかり検証してくれと、新聞を含めたメディアに話をしたのだが、どこのメディアも検証した形跡はない。  この記事を読んで、東電側が隠したかったのは、非常時には現場はもちろんだが、トップが即断するべきこともこと細かく書かれているのではないかと思った。しかし、そのトップ2人とは満足に連絡さえ取れなかったのである。そのことを含めて東電側は隠ぺいしたいのではないのか。この私の推測はそれほど間違っていないと、掲載されている勝俣東電会長が自宅から出てくる写真を見ながら、私は考えるのだが。  2番目の記事は、チェルノブイリ原発のその後をたどって、放射能とどう付き合ったらいいのかを考えるルポである。  86年4月の原発事故直後に政府は広範囲の線量マップを作り、高線量の放射能が確認された地域では、農業や酪農を停止し、中程度の地域では乳牛の飼育を禁じた。また汚染されていないエサを与え、家畜の体内の汚染量を下げる対策を取ったというのだ。  日本政府より対応がはるかに速い。  90年代になると「プルシアンブルー」という薬品が使われた。これは牛に飲ませるとセシウム結合体を体外に放出させる効果がある。  そうしたことを試みながら「放射線量を何とか基準値以下に抑えこんで農作物を作り続けようという発想」で、流通も販売も「放射能汚染ありき」の態勢をとっているというのだ。  しかし福島の農家は、農作物が基準値より大幅に低くても、1ベクレルでも検出されれば消費者は買ってはくれないと嘆く。これだけ大量にばらまかれた放射能から逃げて暮らすことはできはしない。それは日本から離れても同じである。原発から出される人工放射能から逃れられないならば、どこで折り合いをつけて生きていくのかが、われわれ全員に問われているのだ。  3本目は福島第一原発の作業現場ではいまだに大変な事態が解消されてはいないという現場ルポ。  ベテラン作業員は「死地に行くようなもんだ」と仕事を拒否する者が多く、そのために人手が足りず、最近では原発で仕事をしたことがない素人でも大量に採用されている。しかし低賃金、保険未加入、契約書もない不当な雇用条件はおかしいと告発する作業員も出てきていて、現場では不満が鬱積してきている。そのため作業ははかどらず、東電が発表している「安定した状態」などウソっぱちだと作業員が語っている。  8月1日には1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒近くで「毎時1万ミリシーベルト」という、信じられない高い線量が検出されている。  浄化システムを構築したり原子炉建屋をカバーで覆っても、しょせんは応急措置をしているだけで、溶解した核燃料を取り除くためには格納容器近くに作業員が入らなければならない。だが、そうした作業はほぼ不可能だと、東芝で原子炉格納容器を設計した後藤政志は分析している。彼は「福島第一は手のつけられない状況にあるんです」と警鐘を鳴らす。  東電や政府が情報を出さなくなったときこそ危ないのである。メディアはどんな小さなことでもいいから、福島第一原発から目を離してはいけない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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加護亜依、あゆ、TOKIO山口……パっとしない芸能人のパっとしない話題が続々(9月上旬の人気記事)

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 島田紳助さんの引退騒動が一段落したかと思ったら、今度は元モーニング娘。加護ちゃんの自殺未遂騒動。華やかなイメージとは裏腹に、芸能界の闇の部分が垣間見えた気がします。芸能人って、けっこう大変なんですね。  そんな9月上旬、人気を集めたのはやはり紳助さんネタですが、浜崎あゆみやTOKIO山口達也など、近年はイマイチな有名人の方々の話題もそこそこ注目されていたようです。  それでは人気記事ランキング、始まります! 第1位 「紳助さんだけじゃなかった!」吉本がひた隠すダウンタウン浜田の"黒いトラブル処理" 吉本さんのお家芸!? 第2位 オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口 こういう会社のことをブラック企業と呼びます。 第3位 「さらし者!?」TOKIO山口達也の無免許謝罪会見に"天敵"東スポ・週刊女性参戦の裏側 いくら仕事が少ないからって......。 第4位 キターッ!!「室伏広治、金メダル!」を伝える織田裕二がヤバすぎると評判に...... やっぱりネ。 第5位 「女王陥落......!」a-nation大トリ辞退の浜崎あゆみが見せた怒りと焦り おつかれさまでした。 次点 「紳助の次は誰だ」大手プロと暴力団にのっとられた芸能界で音事協が果たすべき義務 芸能界って楽しいところなんでしょ? 次々点 田畑智子いきなりヘアヌードの理由は伊藤英明の「お前、ブスだな」という一言!? それでも英明は振り向かず......。

SM、のぞき魔、露出狂まで!? 知ってびっくり世界の性教育

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「フライデー」9月23日号 中吊り広告より
第1位 「やっぱりあった独占入手!島田紳助『極心連合会橋本会長との親密写真』」(「フライデー」9月23日号) 第2位 「ケーススタディ『暴力団排除条例』」(「週刊新潮」9月15日号) 第3位 「日本の性教育は世界の非常識!」(「週刊朝日」9月23日号)    不謹慎な言い方になるが、今年で10年を迎えたアメリカの9月11日は、予想外に平穏に過ぎていった。テロの首謀者と言われるビンラディンがアメリカの手によって射殺され、式典にはブッシュとオバマが出席した。  憎悪の連鎖が断ち切られ、真の平和が成し遂げられたわけではないが、ひとまずホッとした一日だった。  ここに電気事業連合会が作成した「Enelog Vol.1」という薄い小雑誌がある。Enelog というのはEnergyとDialogueとの造語で、今後のエネルギーについて考える一助になればと創刊したと、八木誠会長名で書いてある。4月15日に会長になった八木誠は関西電力社長で、電事連は言わずと知れた原発推進の牙城である。  しかし3・11以降脱原発の流れが進み、これまでのようなあからさまな原発擁護論はないだろうと思って読んでみたが、どうもそうではない。  まず、厳しかった今年の電力事情と題して、原発再開が地元の理解を得られず、今年の夏は全国で電力が不足することとなりましたと、まるで原発がなければ電力はなくなるがそれでもいいのかと言わんばかりで、原発事故についての反省の言葉などない。  また低線量被ばくの"不確実性"と宇宙の"超越性"という訳の分からない題で、東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一なる人物が、100ミリシーベルト以下の低線量被ばくでがんが増えるかどうか分からないとして、喫煙や飲酒、野菜嫌いや運動不足の方が、がんになるリスクは放射線とは比べものにならないほど高いと書いている。  喫煙でがんによる死亡率は16倍に増えるが、これは2,000ミリシーベルトの被ばくに相当すると、持論を展開している。  さらに驚くのは、自然被ばくや医療被ばくが存在する以上、どんな人もグレーゾーンにいることになり"純白"は存在しないから、白か黒かのデジタル式二元主義がグレーを受け入れる妨げになっているとまで言うのである。 「福島第一原発事故で、発がんの増加は検出できないと私は思っています」とまで言い切る。  これこそ電力会社にからめ捕られた御用学者の戯言だが、こうした見解を載せる電事連の裏には東電や関電がいる。これを読むと、彼らが今回の原発事故でもまったく反省していないことがよく分かる。  さて、今週の第3位、「週刊朝日」の記事からいこう。よくある性教育ものではあるが、随所に「ヘー」と思わせる数字がある。  例えば、2008年に行われた東京都の児童・生徒の性意識調査では、中学3年生の性交経験率は男子5.5%、女子8.3%だが、高校1年では男子が24.5%、女子では24.3%にもなる。  日本の性教育が遅れているのはよく指摘されるが、オランダは一番進歩的なのだそうだ。同性結婚、マリファナ、セックスワーカーが合法で、お互いの合意があれば12歳以上でのセックスが認められている。  小学校高学年ではバナナにコンドームをかぶせる実習を行う学校もあるそうだ。そのためか、オランダの10代後半の少女の出産・中絶率はアメリカやイギリスよりも低い。  アメリカは宗教的背景があり性教育事情はかなり複雑で、禁欲教育と中絶、同性愛、避妊も教える総合的教育が混在している。  そのアメリカは先進国の中でも10代後半での出産率が飛び抜けて高く、10代後半の女性1,000人あたりの出産率はオランダが4人、日本が5人なのにアメリカは36人にもなる。ブッシュ前大統領のお膝元テキサスは絶対禁欲教育が行われているが、10代の妊娠率と性感染症感染率が全米一高いとされる町ラボックがある。  北欧では高校生に男装、女装、SM、のぞき魔、露出狂まで教えるそうである。性教育の比較研究で知られる女子栄養大学の橋本紀子教授はこう言っている。 「フィンランドの性教育は主に『生物』と『健康教育』の授業で行います。ヨーロッパ諸国では生物ではまず、"人間"を教えるんです。でも日本の高校は生物の教科書で"人間"はほとんど扱わないですし、あっても参考程度です」  確かに性教育からその国が見えてくる。  私もいくつかの大学で教えているが、少し前、ある大学の生徒から誘われて呑み会に行った。そこには男女4人ずつ来ていたが、彼らから、私たちはゲイとレズなのだといわれた。そのあっけらかんとした言い方も好ましかったが、彼らはネットで各大学にいるゲイやレズたちとのネットワークを作り、月に何度か集まっているというのだ。彼らは楽しそうに話し合っていたが、私には関心を示してくれないので、早々に退散した。だが、時代は確実に変わってきていることを実感させられた一夜だった。  第2位は、島田紳助問題でクローズアップされている「暴力団排除条例」についてタイミングよく解説している「週刊新潮」の記事。  10月1日から東京都や沖縄で施行され、全国で出そろう「暴力団排除条例」だが、一般市民も対象とされているため、相手が暴力団だと知らなくても密接交際者とみなされれば、金融機関との取引はストップされ、公共事業の入札参加資格は取り消され、企業は倒産の危機に陥りかねないのだ。  先に施行されている福岡県では、県内の建設業者70社が集まって定期的にゴルフコンペを開催していたが、そこに山口組系組長や指定暴力団・道仁会系の組長が参加していたため、暴力団との関係が深いと判断された9社の名前が県警のホームページで公表された。  そのために下水工事を請け負っていた河野組は、県や福岡市の公共工事から締め出され、資金繰りが悪化して2カ月後に倒産してしまった。  飲食店が暴力団の息がかかっている業者からオシボリの納入を受けている場合も、暴力団の資金源になっているから条例に抵触する。葬儀場や結婚式場についても、他の団体なども参列する大規模な組葬に場所を貸せば条例違反。結婚式も同じ。  この条例は、暴力団員への電気・ガス・水道の供給事業者は引っかからないのか? 暴力団員個人の生活の場ではなく、組事務所ならば条例の趣旨から供給をストップさせることも可能だそうだ。  もし東京電力が暴力団事務所だと知りながら電力を供給していた場合、勧告が行われてもなお供給を続けていた場合は、社名を公表、社員が逮捕されることも考えられなくはないという。  確かに自営業者、工務店、飲食店経営者は必読である。しかしこうした条例ができたために、「暴力団が地下組織に変貌したり、窮屈な警察国家が誕生したりせぬよう」(新潮)にしたいものである。  今週のグランプリは「フライデー」のスクープで決まり。島田紳助問題の核心、山口組ナンバー4で極心連合会橋本弘文会長(64)とのツーショット写真の独占公開である。  この写真は、フライデーの記事を写して「週刊現代」でも小さく掲載しているが、迫力が違う。  紳助は8月23日に開いた引退記者会見でこう豪語していた。 「手紙を送ったとか、写真があるとか。僕の関係者のとことか行って、探し回ったんでしょうね。あるわけないですから」  そのあるわけない写真をみごとに「フライデー」が見つけ出し、紳助のウソを満天下に暴いて見せたのだ。この写真は、05年に大阪府警が橋本会長の自宅をガサ入れしたとき発見した写真とは違うもののようだ。  どこかの料亭だろうか。右に紳助、左に橋本会長。橋本会長は意外なほど優しい顔をしている。二人の前に置かれたワインは残り少なくなっている。ビールグラスのようなものもあるから、たまたま出会って記念写真を撮ったのではないことが見て取れる。  肩がくっついているところを見ても、二人の親しさが伝わってくる。  紳助はやや緊張気味。二人の間の後方にもうひとりいるが、顔はモザイクで隠されている。  橋本会長の顔をモロに出しているということは、本人が了解したのだろうか。こうした写真を出す時、編集部が一番気を遣うのは橋本会長の顔を出すかどうかの判断である。  おそらく橋本会長の暗黙の了解があったのではないか。または橋本会長筋から直接、写真提供があったのではないだろうか。  だとすれば、紳助の記者会見での「交際とか交流という認識はなかった」という言い方が、橋本会長側の気に障ったのかも知れない。  この写真流失をきっかけに、紳助と暴力団の癒着問題はさらなる展開を迎えることになる予感がする。百聞は一見にしかず。写真の持つ力は強い! (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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「舌の上でプチプチと……」知られざる珍味"蝉フルコース"にチャレンジ

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私、"虫食系女子"です......。
ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。  虫を料理して食べる人が、この世の中に一定数存在することは知っていた。だが、まさか自分が虫を口にする日が来るとは夢にも思っていなかった。これから、先月都内某所で開催された1日限定イベント「蝉酒場 むしくい」にて、ヒドイ目に遭った話をしようと思う。  現場に到着すると、主催のムシモアゼル・ギリコさんが店奥のキッチンで蝉を調理中だった。今日食材として使われる蝉はアブラゼミとニイニイゼミ。中野区、世田谷区、千葉県等の首都圏各地で、虫取り網で捕まえてきたらしい。
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蝉を素揚げしているムシモアゼルさん。
この美人が虫を食べるのだ。
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蝉、調理前。手前が成虫、奥が幼虫。うわぁぁぁああああん!
 今回のメニューは主に蝉を使った料理が中心だが、ムシモアゼル女史は蝉どころか、自宅でマダガスカルゴキブリを養殖しているのだとか......! もちろん、食用として。ゴキブリ......、その名前を聞くだけで心の平穏が奪われる。 ムシモアゼルさん 「朝井さん(=筆者)は虫が苦手でいらっしゃるのですね(笑)。それならなおさら、今日はたくさん虫料理を召し上がるとよいですよ! 私も昔は部屋にゴキブリが出るとそれなりに驚いていましたが、虫を日常的に食べるようになってから、まったく怖くなくなりました。他の虫についても同様です。蝉食いで、虫恐怖が薄れますように(笑)」  毒をもって毒を制する、ということだろうか。お客さんに振る舞う蝉のディナーコースが着々とでき上がるにつれ、笑顔の輝きを増すムシモアゼルさんと反比例して、私の顔は引きつっていくばかりである。本日のメニューの一部を以下に紹介する。 【本日のメニュー】(一部) タガメオリーブオイル(パン付き)       300円 蟻の子小鉢                  350円 せみくん(蝉の燻製)             400円 蝉コンフィ                  400円 蝉の素揚げ                  400円 蝉味噌(野菜スティック添え)         450円 食虫天ぷら(蝉+ネペンテス・ダイエリアーナ) 900円 【本日の虫スイーツ】 蝉の蜂蜜仕立て                500円 ミールワームチーズケーキ           500円 【本日のお飲物】 グサーノロホ(芋虫入りテキーラ)       650円 タガメ焼酎                  550円 蟻酒                     650円 ウツボカヅラ酒                1,000円
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写真左が「タガメオリーブオイル」、中央が「蝉味噌」、
写真右が「蝉の蜂蜜仕立て」(手前)、「食虫天ぷら」(奥)。
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この日は、食虫植物の"ウツボカヅラ"
(ネペンテス・ダイエリアーナ)も食材として登場。
これは「ウツボカヅラ酒」。でかい。
 そうこうしているうちに、本日の蝉フルコース(タガメ、蟻、芋虫もあり)がテーブルに用意された。さて、役者はそろった。これでいつでも虫宴会を始められる。だが、同じテーブルに座った面々は、誰ひとり、目の前の食べ物(?)に手をつけようとしない。私もまたしかり。みんな、虫を食べにココに来たんじゃないのかよ!? 自分のことは棚に上げて、向かいに座っている男性ふたりに「食べないんですか?」と聞いてみた。 男A 「いえいえ、食べますよ、ええ」 男B 「食べます食べます。後で食べます」 男A 「まぁ......、虫の形をしているから食べる気になりづらいってところはありますけどね。でも、珍味を発見した昔の人は、こうやって未知の食材にチャレンジしてきたわけで。例えばウニだって、外側がイガイガしていて、中身は茶色っぽい粒々した物体だし、最初に食べた人は偉いよね」 男B 「それに、何を食べるか食べないかで、人種が分かりますしね。オーストラリアなんかは虫を食べますし。そういう意味では、虫を食べても死にはしないわけで。と、偉そうなこと言いつつ、僕まだ一口も食べてないですが(笑)」
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食べたくない......。
 ウジウジしていてもらちがあかないので、おそるおそる、蝉の成虫の天ぷらの、羽の部分をむしり取ってかじってみた。羽1枚程度なら、あまり味もせず、天ぷらの衣で包まれているので見た目のグロテスク具合も気にならない。自分に甘い私は、蝉の羽ひとかけらで満足していたら、すでにムシャムシャ蝉料理をうまそうに食べていた両隣の人に、「そんなチョビっとじゃなくて、丸ごと食べなさいよ!」と、蝉の幼虫の天ぷらを無理やり口に入れられた......。ジーザス! 私が何をしたと言うのだ!
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見ず知らずの人に、蝉の幼虫を口に詰め込まれるの図。
 咀嚼した瞬間、舌の上で幼虫の中身がプチプチと広がった......すかさず口直しを、と思ったが、食卓に並んでいるのは虫ばかり。唯一、虫ではないウツボカヅラ(ネペンテス・ダイエリアーナ)の天ぷらを口にしたら、生き返るような心地だった。本来、ウツボカヅラも日常的に食べるような食材ではないのに。  そして、ようやく心が落ち着いてきたころ、私に蝉の幼虫を詰め込んできた隣の女性は、デザートの虫スイーツ「ミールワームチーズケーキ」に手を出していた。ミールワームとは、ペットのエサなどとして売られている甲虫(ゴミムシダマシ)の幼虫のこと。 女性 「ミールワームのチーズケーキはプチプチしている食感で、案外クセのない味ですね。私、塩辛のようないわゆる珍味系ってあんまり好きじゃないんですけど、今日の虫料理は食べやすいです。ミールワーム、食べてみます? ほら、あーん」
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普通のレアチーズケーキの中に芋虫が埋め込まれている......。
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はい、あーん(芋虫)。
 "はい、あーん"のおかげで、芋虫が私の口中を不快にさせたのは言うまでもない。芋虫さえ入っていなければ、最高においしいレアチーズケーキだったのに!  18時の開始から2時間がたった頃には満席、立ち飲みスペースも身動きがとれないほどの大盛況になっていた。
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Twitter等のネットで虫食の情報を得て来た人多数。
 食べた感想を聞いてまわったところ、「エビみたい」「燻製は濃厚でおいしかった」と、ほとんどの人が蝉料理に好印象を抱いていた。もしかして、最初から最後までしかめっ面をしていた私の方が少数派? 中には、「今後、蝉を食べたいと思っても、どこに行けば食べられるのかが分からない」とボヤく人も。これは、主催のムシモアゼルさんも日々同じことを思い悩んでいるよう。彼女にとって、普段の生活で手軽に手に入らない虫は、"ご馳走"だという。その価値観を微塵も理解できないまま、1日限定イベント「蝉酒場 むしくい」は幕を閉じた。  今後、蝉の鳴き声を聞くたびに、私はこの日のことを思い出すのだろう。今日もまた蝉が鳴き、夏の終わりを告げている。彼らは知らない、一部の人間にとって、蝉がご馳走であることを。アーメン。 ●鳥肌度 ★★★★★ 蝉や芋虫に恐れおののく私を尻目に、「うちで飼っているマダガスカルゴキブリは、成虫サイズ(食べごたえのあるサイズ)になるまで2年ほどかかるので、とっておきの時にしか出せないのですよ(笑)」と笑うムシモアゼル女史。そうだった、このヒトは、蝉どころかゴキブリをもおいしくいただくのだった。この日、地球上で最も鳥肌を立てていたのは、間違いなく私だ。 (取材・文・写真=朝井麻由美) ●昆虫食ポータルサイト「むしくい」 <http://mushikui.net/> 今回行ってきた「蝉酒場 むしくい」を主催したムシモアゼルギリコさんが運営する昆虫食のホームページ。ディープな虫食情報が詰まっている。
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【散歩師・朝井がゆく!】バックナンバー 【vol.5】お坊さんは隠れた名カウンセラー? お寺で人生相談 【vol.4】"ライター"のプライドを懸けて「売り込みナイト」にガチで挑戦! 【vol.3】なんとも言えない高揚感に体が火照る!? 話題のアニソンバーで熱唱! 【vol.2】ベタなトルコをお気軽エンジョイ! 「東京ジャーミイ&トルコ文化センター」 【vol.1】サブカルイベントゆえのゆるさ!? 『ART MAP in 阿佐ヶ谷』を歩いてみた

「紳助はスケープゴート」暴力団との不適切な関係は吉本の体質だった!?

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「週刊現代」9月17日号
第1位 「山口組元幹部が実名ですべて明かす『紳助に頼まれて処理したこと、紳助邸でのバーベキューパーティ、そして浜田のこと』」(「週刊現代」9月17日号) 第2位 「加藤シルビア『みのもんたも知らないラブラブ(ハートマークです)半同棲生活』」(「フライデー」9月16日号) 第3位 「徹底研究 がん保険 損か得か」(「週刊現代」9月17日号)  「週刊現代」の編集部の人間と話した。東日本大震災と原発・放射能の記事で落ちかけていた部数が戻り、右肩上がりになったが、どこでも放射線量を測りだし、ネットでもどんどん流れるようになって、部数はまたきつくなってきていたそうだ。  そんなところに島田紳助の引退スキャンダルが起き、干天の慈雨でどこも完売に近かったようだ。だが、これ以上新たなスキャンダルが出て来ないと、これからが大変だと話してくれた。  好調と言われている「現代」でさえきついという言葉が出てくるのだから、他誌はもっと大変だろう。昔は、部数はともかく広告だけは常にトップを走っていた「週刊文春」も、広告が入らないと嘆いているようだ。  その中で"孤高""唯我独尊"の「週刊ポスト」だが、今週の巻頭特集に「天皇家の健康法」をもってきたのには首を傾げざるをえない。なんでこれが「全国民必読!」なのであろう。  昭和天皇がお気に入りだった「カルグルト」という乳酸飲料を紹介している。脱脂乳を濃縮したものを殺菌し、乳酸菌を加えて発酵させ、その後、香料と砂糖シロップを加え攪拌してつくるらしい。なるほど体によさそうではあるが、そもそも天皇が食べるものは栃木県の「御料牧場」で生産され、厳重に管理されているのだから、素材からして、われわれ庶民の口に入るものとは違うし、健康状態についても主治医が常にチェックしているのだから、歴代天皇が長寿なのはご同慶の至りではあるが、庶民の健康法にどう取り入れていいのか、読み終わって困惑するだけである。  「ポスト」の目次の右トップは櫻井よしこの「外交無策と日本の孤立」、その横には小林よしのりの「国を想い、国を守る真の保守とは何か」がある。「ポスト」を発行している小学館には「SAPIO」という隔週刊誌がある。同じような論調の雑誌が2誌はいらないと、私は思うのだが。  このところ「がんブーム」と言っていいほど、毎週各誌こぞってがんについての特集を組んでいる。今週も「『がん治療実績』完全データの正しい読み方」(「ポスト」)、「食道癌で旅立った『団鬼六』の『手術は、しません』」(「週刊新潮」)、「現代」は「がん保険 損か得か」、がんで亡くなった「わが父 原田芳雄の生と死」、「男女別 治りにくいがんランキング」と三本もある。  放射線被曝でがんが増えるという恐怖心から、がんに対する関心が高まっているとも考えられるが、それにしても最近、どうしてこれほど多いのだろうか。がんを含めた「いい病院のみつけ方」なる企画は「週刊朝日」の売り物企画だが、他誌も負けじと力を入れてきている。  自分ががんだと分かった時、治るかどうかが最大の関心事ではあるが、がんと診断されてからすぐに出てくる問題は治療費であろう。そこで転ばぬ先の杖の「がん保険」に加入しておこうと探してみると、「診断給付金」「手術給付金」「入院給付金」「抗がん剤治療特約」など保障が細分化されていて、どれに入ったらいいのか分からない。  最近は、保険の加入や取りやめの相談に無料で乗ってくれるところもある。私も先日、駅前にある相談所に行ったが、予約を取るのが大変なことと、最初の相談だけで2時間以上かかることから、時間の余裕をもって行かなくてはならない。  相談員に、どうして無料でできるのかと聞いたところ、一部の保険会社が出資しているのと、相談に来た人が保険に加入してくれれば、その会社から手数料をもらえるのだという。  話は戻るが、最近は高齢化とがん検診の精度が高まったため、保険会社もなるべく払わなくていいようにいろいろ"細工"をしているから気をつけたほうがいい、と警告している。  ある例では、がんと分かったとき400万円の給付金が出る保険に入っていたのに、上皮内がん(早期がん)だったため出なかったそうである。  それに厚労省の医療費抑制政策のため、入院期間は短縮されてきていて、入院1日あたりいくらという保障は意味がなくなってきているそうだ。私が聞いた相談員も、今は一般的に2週間ぐらいで病院から出されてしまうと言われた。  また先進医療特約というのも、実際に使われているのは0.006%に過ぎないそうだ。なぜなら医者が説明しなかったり、入っていることを忘れてしまったりしている人が多いからなのだ。  それではどんながん保険がいいかと言うと、「がんになったときにまとまったおカネをくれる保険が一番いい」(保険コンサルタント後田亨氏)そうである。つまりシンプルに診断給付金をもらえる保険がいいのだ。  今は早期がんでも対象になり、診断されれば何度でも給付金が払われるという保険商品がいくつも出てきている。誌面の中でも紹介しているから、どうしようかと考えている人は読んでみるといいだろう。  第2位はTBSの朝の顔、みのもんたの『朝ズバ!ッ』を入社3年で射止めたシンデレラアナ・加藤シルビアに半同棲しているカレがいるという「フライデー」の記事。  読む限り、ふたりはこそこそ隠れて会っているわけではないようだ。カレは同じTBS社員で30代前半の向井理似のイケメン。  シルビアはカレのマンションからほど近いところに住み、チャリンコをこいで行き来しているのがほほえましい。腕を組んで歩いたり、スーパーで買い物をしたりと甘い時間を謳歌しているようだ。このまま結婚へゴールインすることは間違いないと思われるが、日本中で一番注目される女子アナという職業ゆえに、これまでも「悲恋」は掃いて捨てるほどあった。この恋の結末がハッピーエンドで終わるのか、まだまだ目が離せないようである。  紳助騒動は、本人が姿を見せないために、取材する側はネタ探しに四苦八苦だ。今の段階で、暴力団との不適切な関係に絞られ、中でも紳助の所有している不動産取引に暴力団が関係していたのではないか、その際、カネが暴力団側に流れていないかが焦点になってきているようだ。  今回、「現代」がインタビューしたのは片岡昭生元山口組山健組本部長。彼が山健組のナンバー3だったとき、紳助と親しい極心連合会の橋本弘文会長がナンバー2にいて、親しかった。  話はそれるが、昨夜(9月5日)講談社ノンフィクション賞の授賞式があり、その後、銀座のイタメシ屋で2次会が行われた。  私はそっちの方へ出席したが、今回の受賞作は、角岡伸彦氏の『カニは横に歩く 自律障害者たちの半世紀』(講談社)と森達也氏の『A3』(集英社インターナショナル)である。角岡氏は神戸新聞を経てフリーになった。森氏は元々テレビのドキュメンタリー出身のノンフィクション・ライターで、今回は、長年追いかけているオウム真理教の集大成とも言える本で、教祖麻原彰晃の裁判についての疑問と批判を込めた力作である。  この話を持ち出したのは、この記事の筆者が角岡氏だからだ。元々被差別問題に詳しいライターだが、そのつながりからこのスクープにつながったのだろうか。  片岡本部長は、10数年前に橋本会長から頼まれ、紳助が右翼団体と揉めて困っている件を解決したというのだ。  その後、紳助から誘いがあり、自宅のバーベキューパーティーに呼ばれて風呂にも入った。  その片岡本部長は今回の引退に関してこう言っている。 「もともと極心の会長(橋本会長のこと=筆者注)は吉本が好きや。お笑いが。紳助と極真の会長の関係を示す写真や手紙があるということがマスコミで報じられてますが、身近におったからわかる。あれ、嘘やおまへんわ。事実やと思う」  したがって、紳助が会見で「これぐらいはセーフやと思った」発言には「マンガやね」と一笑に付す。  注目は、吉本の人気お笑い芸人ダウンタウンの浜田雅功のトラブルも収めたと発言していることだ。  2006年6月26日、フジテレビ制作の『HEY! HEY! HEY!』で、司会の浜田がゲストの宇多田ヒカルに対して、倉木麻衣は宇多田のパクリではないかという趣旨の発言をしたらしい。それに対して倉木の所属事務所はもちろんのこと、右翼団体もテレビ局周辺に押しかけ抗議して騒動になった。  吉本から暴力団関係者とみられるイベント会社の社長に話があり、その社長から聞いて、片岡本部長がその件も収めたのだという。しばらくたってから吉本の林裕章社長(当時)から招待があって、神戸のクラブで一対一で会ったという。  この記事の核になるところはその程度だ。羊頭狗肉の感なきにしもあらずだが、このインタビューをするのに相当な苦労があったことを「現代」の関係者から聞いているから、まあいいか。  この証言から浮かび上がってくるのは、私が前々から言っているように、紳助だけではなく、暴力団との不適切な関係は吉本興業全体の体質の問題であることが、透けて見えることだ。  これこそ紳助騒動の裏にある核心である。そのところをどこまで追及できるか。テレビ・新聞にできないことをやる週刊誌の取材に期待するところ大である。期待感も含めてこの記事を今週のグランプリ! (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
delicious way 倉木麻衣と右翼のカンケイの方が気になるけど。 amazon_associate_logo.jpg
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紳助、オリラジ・藤森、平野綾……奔放すぎる私生活に足をすくわれた?(8月下旬の人気記事)

ranking110901.jpg  芸能界を震撼させた、島田紳助の引退会見から早10日。事前にこの情報をキャッチした「日刊サイゾー」編集長と「サイゾーウーマン」編集長はそろって会見に出席、紳助の最後をしかと見届けました。ここ数年、暴れん坊な紳助の動向を温かく見守ってきた紳助ウォッチャー「サイゾー」としては、この引退劇には一抹の寂しさが......。紳助さん、いろいろあったけど、今までありがとう。   そんなグラつく芸能界ですが、紳助のほかにも、"チャラ男"ことオリラジ・藤森や、"ニャンニャン声優"こと平野綾らが楽しい話題を振りまいてくれました。  それでは8月下旬の人気記事ランキング、始まります! 第1位 アイツをなんとかしろ!」母親のせいで窮地に立たされたオリラジ・藤森の今後 チャラ男キャラも持ってあと1カ月? 第2位 「ずっと紳助を切りたかった!?」吉本に"親密メール"を持ち込んだ闇人物とは 芸能界は魑魅魍魎だらけ。 第3位 島田紳助芸能界引退!「明日からは一般人、ウソを書かれれば告訴できる」 って言うけど、会見でウソついたんでしょ? 第4位 止まらないバッシング......苦境のAKB48前田敦子に「ネット閲覧禁止令」も!? 国民的アイドルの宿命!? 第5位 「騒動のもみ消しは1,000~5,000万円」笑福亭鶴光の発言が話題に 島田紳助の資産も暴露 さすが、鶴光師匠。 次点 「昨年にはスタッフに土下座までしていた」平野綾 事務所解雇騒動の裏側 さすがに"アイドル声優"は卒業ですか? 次々点 阪神金本、"黒すぎる交際"で今後の野球人生が絶望的!? 芸能界も野球界も黒すぎる!