「ロングヘアーの男としか交際しない!?」【千葉千恵巳】犬1匹ネコ7匹とのおだやかでラジカルな日常

chibachiemi01.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の14回目です! 今回は、『おジャ魔女どれみ』のどれみ役、千葉千恵巳さんです! ――デビュー20周年おめでとうございます! 16歳のデビューから、人生の半分以上を芸能界で過ごされてるんですね! 千葉 ありがとうございます。そうですね、グラビアからスタートでした。 ――グラビアデビューのきっかけは? 千葉 もともとは舞台がやりたかったんですけど、初めに来た仕事がグラビアでした。当時フリーだったので......。 ――え!? フリーでグラビア!? 危なくないんですか!? 千葉 アハハ、初めはメイクさんも付かない状態で。今の高校生はメイクも当たり前だけど、当時の子はメイクなんてしなかったので、一度本当にすっぴんでグラビアをやったら衝撃的でした、顔色の悪さが、もう......「これはいかん!」と(笑)。 ――昔のグラビアに物憂げな表情が多いのはそのせいですか? 千葉 笑えなかったですよね。まだ若かったというのもあるけど、仕事っていう気持ちが薄くて。それに元々は舞台がやりたかったので、カメラマンさんに「笑って」って言われても「はぁ? なんで?」ってケンカ腰になるくらいとんがってて、本当にロクでもなかった(笑)。 ――カメラマン泣かせ! 写真は慣れましたか? グラビアから声優さんになられたら、雑誌の仕事も多そうです。 千葉 慣れないです、全然ダメ。どうしていいか分からなくなります。基本、"声優=裏方"と思っていたので、本当に表に出るのが嫌で......だからあんまりやってないですね。変なこだわりがあったのかな。 ――でも、どうしてフリーで? 事務所に入らなかったんですか? 千葉 うーん、一応入ってはいたんですけど、そこは舞台をやっていなかったんです。わからないから、手当たり次第で入れるところに入っちゃって......。事務所に入るのってお金がかかるじゃないですか? そういうのがないところを探して入ったら、「あれ? 事務所じゃなくて養成所じゃね?」みたいな。 ――いろいろ間違ってますね! でも、養成所だったらかなりきっちり色々教えてくれそうな......。 千葉 私、わがままなんです。「芝居はやりたい、でもダンスとかはやりたくない」「歌のレッスンは興味あるけど、怖いから行きたくない」そんな感じで。だから、ほとんど行かないで社長に呼び出されて「なんで来ないんだ」って怒られた気がします。それで「つまらない」って言っていたような......。 ――反抗期!? で、でもそれも20年も前のことなんですしね。ちなみに今は? 千葉 だいぶ大人になった気がします(笑)。 ――良かった(笑)! ちなみに、グラビア業界から声優業界に移ったきっかけはあったんでしょうか? 千葉 グラビアやっている時に、東芝EMIさんが作るアイドルグループに声をかけていただいて、なんとなーく「いいよー」って。そこから「芝居やりたい」「声優も興味ある」って言っていたら、東芝EMIの方が紹介してれて。 ――なるほど~。アイドルグループはどうでしたか? 千葉麗子さんがいたグループですよね! 千葉 千葉さんはすぐ辞めちゃったから分からないです(笑)。レコーディングも別だったし、イベントの時しか会わなかったので、本当に話さなかったですね~。グループが3つに分かれていたの、5人しかいないのに......。 chibachiemi02.jpg ――声優さんになるまでかなり胃が痛くなりそうな道のりがあるんですね......。結局、舞台は実現できたんでしょうか? 千葉 舞台は、自分で劇団作って満足しちゃったんです。 ――自分で劇団を!? すごい!! おいくつの時に!? 千葉 19歳で立ち上げて、20代前半くらいまでかな。自分の書いた本をやりたくて、やるには作るしかないじゃないですか? 脚本、演出して、自分も出て......ってやったら満足して、「よし、舞台終了!」みたいな。 ――どんな感じの脚本だったんですか? 千葉 変な感じ? 難しい感じ? みんな読みながら苦戦しているのが分かりました。「分かんないことあったら聞いて」って言っても「全部分かりません」みたいな。私しか分かってない。 ――かなり難解なものを書かれたんですね......。 千葉 劇団員さんも普通に募集して、自分の家の住所とか載せていましたからね。今思うとビックリしますよね(笑)。 ――普通に危なすぎますよ! えっと、近年に話を戻しますが、千葉さんの趣味は人形観察とありますね、人間観察ではなく人形観察なんですか? 千葉 あ、はい。......これを言うと「アホか」って言われるんですけど、決してどの人形でも良いわけではなくて、「この子!」っていうのがあって、そうなると、ずーっと何時間でも見ているんです。手を振ってみたり......。あ、でも人間も見ますよ。人間は苦手ですけど。 ――どうして人間は苦手なんですか? 千葉 面倒くさいからです。いろいろ面倒くさくないですか? ――あ、はい、確かに面倒くさいっす。でも周りに人がいなすぎるのも寂しかったりで......でも、千葉さんのお家には猫ちゃんがいっぱいいて寂しくなさそうですね。 千葉 はい、犬1匹と猫7匹のわんにゃん村です(笑)。どこ見ても視界に猫が入るから、すっごい幸せ! ――羨ましい! 理想の暮らし! 結婚願望なんかは? 千葉 猫いるからそれで良いです。面倒くさいじゃないですか? 本当に面倒くさいのが嫌です。 ――アハハ! Wikipediaに千葉さんは綺麗なロングヘアーの男の人とじゃないと交際しないって記述があったんですが、男性の好みにもけっこうこだわりがあるんでしょうか? 千葉 そんなこと......言った言った(笑)。普通に仕事で会ったりする方はいいんですけど、自分と付き合う人は......ロングじゃなきゃいけないわけじゃないけど、昔、ロングヘアーだった彼がいきなり妖怪みたいな髪形で来た日には、「ええっ!?」みたいな。別れました。 ――え!? それが理由で!? 千葉 もう、すっごいショックで......トラウマです。 ――それでフラれた彼の方がトラウマですよ! 急な変化がダメだったんですか? それとも似合ってなかったんですか? 千葉 両方......。もしかしたら似合ってたのかもしれないけど、ビックリしてダメでした。急だとビックリして別れちゃう。 ――サプライズを企てるとフラれるって、そうとうな難易度ですね......。 千葉 アハハハ。 ――えっと、今年は20周年ということで、イベントをされるんですよね! 千葉 はい、10月8日にライブを。ルンルン(宍戸留美)もゲストで出てくれるんですけど、仕事をはじめて20年の中で、声優としての時間が一番長かったので、その中でも『おジャ魔女どれみ』とか『おかあさんといっしょ』の『ぐーチョコランタン』が長かったので、やっぱりこれを外したら20周年じゃないんじゃないかと思って、そのあたりの音楽を。あと、プライベートでも好きでバンドをやっているので、どっちもやります。すごい豪華です。 ――それはすごい! 是非告知をしていってくださいー! 千葉 あ、前売り、即完でした。当日、グッズのみ買うことができますので、詳しくはブログを見てください。 ――ギャッ、即完!! BOΦWYみたい!! 今日はどうもありがとうございました、今後ともなにとぞ和やかに頑張ってください!! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美) ●ちば・ちえみ 1975年、埼玉県生まれ。16歳でグラビアデビュー、94年に声優に転向し、99年『おジャ魔女どれみ』(テレビ朝日系)の、どれみ役でブレイク。以降、幅広い活動を続けている。 ブログ「千葉千恵巳 オフィシャルブログ」 http://ameblo.jp/chiemi2-25/ 千葉千恵巳 20周年live 2011年10月8日(土) JZ Brat open16時 start17時(150分ステージ・休憩あり) 予約 4200円 当日4700円 ℡ 0357280168(平日15時~21時) http://www.jzbrat.com/ ゲスト  ・川村万梨阿 ・石毛佐和 ・菊地由美  ・MAHO堂  [・ 秋谷智子 ・松岡由貴 ・宍戸留美 ・宮原永海 ] ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 魔性姉妹としてもミュージシャン森若香織と音楽活動開始!! http://www.loft-prj.co.jp/masho/ 7年ぶりのニューアルバム「CHERBOURG→BRIGHTON」発売中!! http://p.tl/rVTY USTREAM音楽番組「宍戸留美×津田大介 Oil in Life」も絶賛放送中!! 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
おジャ魔女どれみ(1) [DVD] 千葉さん&ルンルン共演中。 amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.13】「今がいちばん精神状態が幼いかも(笑)」【吉田仁美】7歳でデビュー、逆行のライク・ア・チャイルド 【vol.12】「目立つの苦手、でもやっぱり歌って踊りたい」【水野愛日】12年ぶりのシングルリリース 【vol.11】「レトロな物が好きなんです」【井上直美】50年前のカブリオレを駆って 【vol.10】「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ 【vol.09】「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

麺の気持ちになれるアトラクションまで!? 「カップヌードルミュージアム」が楽し過ぎる!

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チキンラーメンを手作りしたよ!
ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。  9月17日、横浜に「カップヌードルミュージアム」がオープンした。はやる気持ちを抑えられず、取材当日まで3日に1度は「カップヌードル」をすすって今か今かと待ちわびていた。この施設で楽しめるのは「カップヌードル」だけではない。「チキンラーメン」を手作りできたり、世界の麺を味わえたりと、全国の麺ファンのハートを鷲掴みにすること間違いなしのスポットなのだ。  「カップヌードルミュージアム」でできるのは、大きく分けて4つ。 ・アスレチックで遊ぶ(4階・カップヌードルパーク) ・麺を作る(3階・マイカップヌードルファクトリー/3階・チキンラーメンファクトリー) ・麺を食べる(4階・ワールド麺ロード) ・展示を見る(2階・安藤百福ヒストリー、クリエイティブシンキングボックスほか) ■麺の気持ちになれるカップヌードルパーク  麺を食べたり作ったりする前に、まずはアスレチックではしゃいでお腹をすかせよう! と意気揚々と4階の「カップヌードルパーク」に足を踏み入れるも、なんと3歳以上小学生以下限定(未就学児は保護者同伴)だとのこと。ガーン......! ここでは、子どもたちがカップヌードルの麺の気持ちになって油で揚げられたり、パッキングされたり、製麺から出荷までの工程をアスレチックで疑似体験できるのだ。なんて楽しそうだこと! ちなみに私は148cmかつ童顔、当日ここで大はしゃぎしていた小学生たちに充分まぎれ込める自信はあるけど、ダメですかね? ダメですよね......グスン。
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特殊な仕掛けが施された床。ジャンプすると、まるで油で揚げられている
かのように床がジュワッとなる。小学生に戻りたい! 
私だって麺の気持ちになりたいよ!
■カップヌードルを好みの味にカスタマイズ!  気を取り直して、3階の「マイカップヌードルファクトリー」にて、自分だけのオリジナルカップヌードルを作ることに。
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まずは、専用のカップに油性ペンで絵を描くなり色を塗るなりデザインする。
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カップ内に麺をセットしてもらい、好きな具材とスープを選ぶ。
 選べるのは、スープは4種類の中からひとつ、具材は12種類の中から4つ。定番のコロ・チャーやたまごを入れるか、キムチやチェダーチーズなどの変わり種を入れるか迷いどころだ。  あとは、スタッフの人がパッキングしてくれて、あっという間にでき上がり!
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保護用の空気入りビニールで包んで持って帰れるので、お味は家に帰ってからのお楽しみ。
■小麦粉をこねてチキンラーメンを作る  いよいよ施設で一番人気のアトラクション、3階の「チキンラーメンファクトリー」へ。配布される"チキンラーメンファクトリー"のロゴが入ったエプロンと、ヒヨコちゃん三角巾をキュッとしめると、調理実習を思い出して、テンションは最高潮に!  スタッフの指示のもと、味付け用のスープと小麦粉を混ぜてこねる。充分に混ざったら、麺棒でおさえる。そして、生地が形になったら、専用の機械に入れると、「ここからちょっとハードですよ! 準備はいいですか!?」とスタッフさん。  機械のハンドルを手回しして生地を薄くなめらかにする動作を連続で10回も繰り返すので、終わったころには息が上がるとのこと。何のこれしき! ハンドルごときが! と余裕ぶっていたのだが......。
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生地を小さな製麺機に入れ、ハンドルを回す!
 運動不足の筆者は回し疲れてヘトヘトに。麺作りの道は厳しい。  ハンドルを回して伸ばすことで、0.7mm程度の薄さになった生地を、今度は麺の形に切る。
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極薄でツルツルと気持ちいい手ざわりになった生地を機械で縦にカット。
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ちょうどよい長さのところで、ハサミで切る。この麺をハサミで切る感覚が
何とも言い難い面白さ! プチプチプチっと切れる不思議な感触に
思わず顔がほころぶ。
 カットした麺を蒸して、ごま油とスープをかけて麺そのものを味付け。あとは施設スタッフに油で揚げてもらって完成!
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写真の左と中央が、お手製の麺が揚がりゆく様子。
写真右端は完成した麺を入れる袋。自分だけのチキンラーメンのでき上がり
に思いを馳せながら、油性ペンでデザインする。
■8カ国の麺を食べ尽くせる!  麺作りで食欲が刺激されたところで、4階の「ワールド麺ロード」で腹ごしらえ。
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一歩足を踏み入れると、アジアな雰囲気たっぷりの空間に、
各国の屋台が並んでいる。
 ここでは、「蘭州牛肉面」(中国)、「ミーゴレン」(インドネシア)、「フォー」(ベトナム)、「トムヤムクンヌードル」(タイ)、「冷麺」(韓国)、「パスタ」(イタリア)、「ラクサ」(マレーシア)、「ラグマン」(カザフスタン)の8種類の麺を食べることができる。ちなみに、「カップヌードル」と「チキンラーメン」を開発した、故・安藤百福氏は、麺のルーツを探し求めて世界を巡り、ここで出されている8カ国の麺を含めた何種類もの麺に出会ったのだそう。百福氏の麺への溢れんばかりの愛を感じつつ世界の味を堪能するのもまた一興。  この他にも、1958年に発売された世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」から2011年に至るまでの、インスタント麺商品パッケージをズラリと並べた「インスタントラーメンヒストリーキューブ」(2階)に、安藤百福がチキンラーメン発明に使った小屋を再現した「百福の研究小屋」(2階)といった展示スペースも充実している。
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左端が「インスタントラーメンヒストリーキューブ」、写真中央と
右が「百福の研究小屋」。天才的な発明を成し遂げた安藤百福にあやかれる
ありがたい小屋......かも。
 午前中から施設内を駆け足ですべてをまわっても、帰るころには日が傾き始めていた。「カップヌードルミュージアム」は、まさに"麺界のテーマパーク"といったところ。朝から晩まで、麺にまみれた濃厚な時間を過ごすのに打ってつけだ。 ●五感で堪能する度 ★★★★★ 展示を見て、ラーメンを手作りして、世界の麺を食べて、と五感が麺に支配される、麺フリークにとっては昇天モノなスポット。ただ、欲を言えば、大人だって「カップヌードルパーク」で童心に返りたい。いつか、施設内に大人用の麺アスレチックができるのを願い続けます。この思い、君に届け! (取材・文・写真=朝井麻由美/撮影=林健太) ●カップヌードルミュージアム 公式HP <http://www.cupnoodles-museum.jp/ > 開館時間は10:00~18:00 (入館は17:00まで)/火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始休館。入館料は大人(大学生以上)500 円、高校生以下は無料。チキンラーメンファクトリーのみ要予約。詳細はHPまで。
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【散歩師・朝井がゆく!】バックナンバー 【vol.6】「舌の上でプチプチと......」知られざる珍味"蝉フルコース"にチャレンジ 【vol.5】お坊さんは隠れた名カウンセラー? お寺で人生相談 【vol.4】"ライター"のプライドを懸けて「売り込みナイト」にガチで挑戦! 【vol.3】なんとも言えない高揚感に体が火照る!? 話題のアニソンバーで熱唱! 【vol.2】ベタなトルコをお気軽エンジョイ! 「東京ジャーミイ&トルコ文化センター」 【vol.1】サブカルイベントゆえのゆるさ!? 『ART MAP in 阿佐ヶ谷』を歩いてみた

「いったい誰の仕業か」UFOの大群が飛来する怪事件が指し示すもの

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『超仰天! UFO&エイリアン怪奇
遭遇ファイル200』
(ダイアプレス)
UMA、心霊現象、都市伝説、オカルト......科学や情報技術が発達した現代でも、今なお話題に上がり続ける真贋不明な有象無象を、"摩訶不思議"のオーソリティー・山口敏太郎が縦横無尽にぶった斬る!  昨今、多くの人々がUFOを目撃するようになった。どういうわけだが理由は不明だが、大量のUFOが世界各地に飛来するようになっているからだ。  昨年12月4日には、横浜アリーナの上空に100機近いUFOが出現し、通行人など数百人の人々が同時に目撃、軽いパニック状態になった。その様子はデジカメなどで撮影され、YouTubeにもアップされている。当日現場にいた人物に確認すると、3、4回に渡りUFOの大群は出現、多くの人が携帯電話やカメラで撮影したという。  このUFO事件の一報を聞いた時に筆者は、田畑で使用されているカラス除けの銀色のビニール風船が上空を舞っているだけではないかと思った。また、目撃現場付近には結婚式場もあり、そこで放たれた風船の可能性もあるのではないかと推測した。  だが、それだけでは説明しづらい部分がある。  まずひとつ目は、形状が酷似したUFOの大群が他の地域にも出没していることである。2004年3月には、メキシコ南東部の上空に十数機のUFOが出現。偶然、麻薬組織を警戒中であったメキシコ空軍機が撮影したVTRが、メキシコ国内のニュースで放送され世界的な話題となった。  また、世界経済の中心地であるニューヨーク・マンハッタンの上空にも酷似した銀色UFOの大群が飛来していることも見逃せない。10年10月13日ごろ、マンハッタンの上空に突如UFOの大群が出現、数千人の市民がパニックになる中で、低空飛行を繰り返した。警察は「恐らくは観測気球であろう」とコメントしているが、観測気球の届出を受けているはずの連邦航空局に該当情報はなかった。一説には、ネット上で「UFOのマンハッタン飛来事件」は予告されていたともウワサされており、アメリカ中のUFOマニアが熱狂する事態となった。  この2件の事件に続き、横浜の目撃事件、さらに新宿でも同様の事件が発生した。11年5月9日には、新宿上空に銀色のUFOが30数機(一説には100機近く飛行していたとも言われている)が出現、通行人数千人が目撃して、パニックになった。このVTRもYoutubeにアップされ、目撃したおばちゃんの「朝日新聞に連絡して」「初めて見た!?」という興奮した叫び声が"うぶで微笑ましい"と、話題を呼んだ。  2つ目は、横浜や新宿の映像を見るとUFOの各個体がそれぞれ違う方向に移動している点である。単に風船が大量に飛んでいるだけならば、全部が大体同じ方向に流れていくはずである。だが、これらのUFOは1個1個がそれぞれ違った方向に動いているのだ。  これら一連のUFO騒動の真相や背景には、何があるのであろうか。ある宗教団体の風船を使ったプロモーション活動ではないかという説も出たのだが、アメリカやメキシコまで巻き込む事は不可能だろうし、一歩間違えれば米国の連邦航空局に摘発されるリスクもある。ましてや数十から百個の風船を人に見られないように上空にあげ、1個1個を違う方向に飛ばすことは可能であろうか。  やや強引な推理かもしれないが、一般に開放されてないビルの屋上から風船を飛ばし、ビル風に乗せて変則的に飛ばすことは可能かもしれない。だが、そんな手間をかけて何の意味があるのだろうか。そもそも、まったくメッセージの伝わらないプロモーションに意義はない。  例え、本物のUFOだったとしても、どういう真意があるのであろうか。考えれば考える程、意味不明の事件ではないか。  勿論、今後も監視が必要な事件であり、筆者も経過を見守っていきたい。 (文=山口敏太郎) yamaguchibintaro200.jpg ●やまぐち・びんたろう 1966年7月20日生まれ、徳島県出身。血液型AのRHマイナス。作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家などさまざまな肩書を持つ。UMAや心霊・都市伝説など、あらゆる不思議分野に精通する唯一のオールラウンドプレイヤー。
超仰天! UFO&エイリアン怪奇遭遇ファイル200 仰天! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 "オフィシャルか、プライベートか......現代における「妖怪と幽霊の違い」とは? UMA研究家・山口敏太郎が語る「UMAとエコロジーの知られざる関係」とは!? 「X51.ORG」主宰・佐藤健寿のオカルトとネットを巡る旅

「綾瀬はるかの顔の横にペニスがズラリ!?」ポスト渾身のセックス特集

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「週刊ポスト」10月14日号 中吊り広告より
第1位 「仰天!男の『サイズ』を測る女たち」(「週刊ポスト」10月14日号) 第2位 「雅子さま愛子さま校外学習に宮内庁記者が『税金泥棒』『異常な母子』」(「週刊文春」10月6日号) 第3位 「円高ユーロ安で得する法」(「週刊朝日」10月14日号)  光文社の写真週刊誌「フラッシュ」が相当厳しいようだ。東日本大震災や島田紳助騒動でやや持ち直したものの、それでも実売率は60%程度で普段は50%前後だという。実売も10万部ぐらいで人件費や経費を切り詰めてもギリギリ、いつ休刊になってもおかしくないようだ。  かつては「フォーカス」(新潮社)、「フライデー」(講談社)、「フラッシュ」など5誌で約600万部もあった写真週刊誌だが、いまや「フライデー」がやや健闘しているだけになってしまった。  紳助と暴力団組長の写真を「フライデー」がすっぱ抜いたように、まだまだ写真週刊誌がやれることはあるし、ものによっては写真の持つ力は活字よりも大きい。「フラッシュ」にも最後の踏ん張りを見せてほしいものだが。  さて、「週刊朝日」と「ポスト」が怒っている。先日の小沢一郎の秘書3人の判決に対してである。「朝日」は「裁判所の暴走」、「ポスト」は「小沢『抹殺裁判』」と、口を極めて「こんな判決がまかり通るのはおかしい」と、まるで小沢の機関紙のように批判している。  東京地裁登石郁朗裁判長は「水谷建設」からの裏献金について「合計1億円を小沢事務所が要求し、被告人石川と同大久保が受け取ったことは、合理的な疑いなく認められる」とし、犯行動機を「被告らはゼネコンとの癒着が公になることを恐れ、犯行におよんだ」と断定した。  また、小沢がこれまで曖昧な説明に終始していることに対しても「4億円を用意した小沢の供述も変遷を繰り返しており(中略)信用できない」と指摘し、「被告らは法の趣旨を踏みにじり、政治活動や政治資金に対する国民の不信を増大させた社会的影響を見過ごすことはできない。不合理な弁解を弄して責任を頑なに否認し、反省の姿勢をまったく示していない」として有罪判決を下した。  両誌の批判の要点は、裁判は法と証拠に基づいて進められるべきなのに、裁判官は初めから「推定有罪」という予断をもって判決を出したという点だ。  「裁判所は検察のメンツを立てたのです」(魚住昭=朝日)と、裁判官は常に検察の方に顔を向けているから無罪判決を出す勇気などないと断じる。  「この国が恐ろしいのは、すべての権力が同じ方向を向いて走り、正義よりも自分たちの足下ばかり気にしている点だ。(中略)このような裁判がまかり通り、誰も『おかしい』と口を開かなくなれば、小沢自身も『有罪確定』と見て間違いない」(ポスト)と、このままではこれから始まる小沢の裁判も有罪判決が出る可能性が高いと危惧している。  私も、この判決は「あまりにも政治的」で「検察不信を払拭しようという司法の巻き返し」という底意があるように思う。だが注目すべきは、これが小沢時代の崩壊が始まった中で出されたということである。もはやこの流れは止めようがない。  小沢の父・佐重喜は69歳で亡くなっているが、小沢も同じ年になった。角栄になれなかった男はどう自分の政治家人生を締めくくるのだろうか。私の関心はそこにある。  今週の3位は、世界第2次恐慌までささやかれる中、いささか脳天気な「朝日」の記事。たしかにユーロ危機は深刻だろうが、こちとらビンボー人には「資産はこうして守れ」と言われても守るべき資産などない。ならば円高、ユーロ安で何かいいことはないのか。  並行輸入ならブランド品が半年前の3割安で買えるという。6万円のカルティエの長財布が3万9,000円、12万円のグッチのトートバックが9万6,000円だそうだ。  大手スーパーでは差益還元セールをやっているし、楽天市場やヤフーショッピングでもやっているから、オリーブオイルや岩塩、バルサミコ酢がお買い得だという。高級ワインなども昨年に比べて1~2割安で、楽天のワインショップは「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」2万1,800円を1万9,800円に引き下げたというが、自慢じゃないがこちとらワインは2,000円以下のものしか飲まないから関係ないね。  旅行は、大手ツアー会社は半期に一度しか見直しをしないから安くなるのはまだ先。狙いは個人旅行で、日本語のページもある世界最大旅行予約サイト「エクスペディア」がお薦めだそうだ。  このままいくと、輸入牛肉を使っているであろう「すき家」の牛丼も200円になるかも。  第2位は皇室ものでは昔から定評のある「週刊文春」の雅子妃についての記事。  宮内庁記者会といえば"上品"な記者たちが毒にも薬にもならない質問でお茶を濁すと思っていたが、こと雅子妃に関してはそうではないようだ。  ことの発端は先日行われた学習院初等科2泊3日の山中湖校外学習。これに雅子妃が同行したいと言い出したため厳戒態勢がとられ、山梨県警数十名も動員された。その上、雅子妃は愛子さまを含めた児童が宿泊したホテルの「インペリアルスイート」(1泊12万円)に泊まったことだった。  「文春」によれば9月22日、怒気を含んだ記者の声が宮内庁の報道室に響き渡った。 「今回のお付き添いは、極めつけの茶番ですよ。皇室の尊厳もくそもない!」  また別のベテラン記者はこう言った。 「(中略)震災から半年、国民が大増税の時代を迎えようとしているその時期に妃殿下は校外学習でインペリアルスイートに泊まられた。常識的に考えられない出費。"税金泥棒"との批判を受けるかもしれません。それを許した(皇太子)殿下はどうお考えなのですか」  毎日のように通学に付き添い、別室で授業が終わるまで待機して一緒に帰る愛子さまと妃殿下に対して「異様な母子」という言葉まで飛び出したというのである。戦前だったら間違いなく不敬罪で逮捕だね。  羽毛田信吾宮内庁長官も定例会見でこうコメントしている。 「校外学習ができたのは良いのですが、通常の形でないのは心配している」  この発言の裏には、両陛下が雅子さまのやり方に疑義を持たれていることがあるのではないかといわれる。  これから年末にかけて皇后さま、愛子さま、雅子妃、天皇陛下の誕生日が続く。そのときの会見で天皇陛下から、愛子さまの教育方針についての"不信感"が発せられないかと周囲はハラハラしているようだ。  皇室は世の中を映す鏡であるが、世の中が大乱のときこそ泰然として、われわれを温かく見守ってほしいと思うのだが、なかなかそうもいかないようである。  今週のグランプリは「ポスト」のセックス特集。おそらく、こうした記事がトップになったのは初めてではないか。快挙である。  これを選んだ理由は2つある。ひとつはこの特集が、われわれの世代には懐かしい「微笑」や「新鮮」という雑誌を取り上げているからだ。  今ひとつは、このページの右に綾瀬はるかのカラーグラビア、それもかわいい~顔のアップがあるからだ。はるかの顔のアップとさまざまなペニスの写真が載っている「サイズを測る女たち」を左右に並べたレイアウトは素晴らしい。  祥伝社から出された「微笑」(隔週刊誌)と「新鮮」(月刊誌)は、1970年代前半から90年代半ばにかけて大きなセンセーションを巻き起こした女性誌である。まだ性に関しておおっぴらに話せる雰囲気ではなかった時代に「愛棒身悶えるナメ方研究」「膣圧時計」「ペニス勃起度ゲージ」という特集を「淑女」たちがこぞって読んだのだ。  ペニスはもちろんヴァギナ、オナニーという単語が誌面に躍り、性をエンターテインメント化したのである。  これを創刊したのは今年80歳を迎えた櫻井秀勲である。櫻井は光文社にいて「女性自身」を国民雑誌にまでした伝説の編集長である。私が講談社に入ったときは残念ながら光文社の労働争議で辞められた後だったが、私を含めて多くの編集者にとって編集のバイブルのような存在である。  記事の中に「女を濡らした傑作タイトル選」がある。これが素晴らしい。「未確認ぶら下がり物体 よい『KOGAN』を見分ける」「ほのぼのレイプ」「本格膣圧計・ペニス長大器プレゼントつき!名器・名刀づくりカード」「1日10分!『締まるワギナ』蘇生ヨガ」  櫻井インタビュー「毎号、牢獄に入る覚悟で作っていました」もすこぶる面白い。  「微笑」が発売されて女性が自分からセックスに興味があるといえる環境ができたが、女性を性に目覚めさせたのは「微笑」ではないという。はるか昔からそういう女性がいたことを松本清張の『菊枕』を読んで知ったそうだ。女流俳人・杉田久女をモデルにした作品だった。時代を問わず悶々と性に悩む女性を檻から解放したい、そうした思いで「微笑」を作ったのだと話す。  彼の雑誌を成功させる技術のひとつに「振り子理論」がある。 「右に90度振り切って、左にも90度振り切る。『名器になりたい! この膣鍛錬で』という企画をやる一方で、『女性差別の原風景』という特集も組む。この"振り幅"が大きければ大きいほど、雑誌はウケる」  私も週刊誌編集長時代に「ヘア・ヌード」と「小沢一郎批判キャンペーン」をやって成功したが、これも振り子理論に当てはまるのだろう。  編集者諸君! 編集の奥義の詰まったこの特集を大至急読むべし。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
an・an (アン・アン) 2011年 9/7号 ananのセックス特集なんて大したことない? amazon_associate_logo.jpg
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エイベと完全決裂!? 浜崎あゆみの気になる今後(9月下旬の人気記事)

ranking111001.jpg  長らく日本の音楽界の頂点に君臨していた歌姫・浜崎あゆみ。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)特番のドタキャン騒動をきっかけに、エイベックスと決裂。「このまま独立するのでは?」とささやかれています。まさに盛枯栄衰。ドラマ『未成年』(TBS系)に出ていたころの、まだあどけなさが残るあゆの笑顔が懐かしいです。  さてそんな9月下旬、日刊サイゾーではやはり、島田紳助さん関連の記事が人気を集めました。そのほか、先日行われたAKB48じゃんけん大会で見事1位を勝ち取った麻里子さまの記事も注目です。  それでは、人気記事ランキングのスタートです! 第1位 「紳助を潰した張本人!?」"影のフィクサー"中田カウスと暴力団の黒過ぎる関係 マジ怖い。 第2位 暴排条例の施行でガラ空きの"『紅白』演歌枠" ジャニーズがねじ込まれる!? 今年はサブちゃん見られないのかな。 第3位 吉本興業を"追放"された島田紳助にいまだ吉本のスタッフが付いている深いワケ 仕事とはいえ、付かされてるスタッフも大変? 第4位 天下の「文春」まで......和田アキ子賭け麻雀報道に見る芸能マスコミ"紳助狂騒曲"の行く末 "書き逃げ"的な? 第5位 「篠田麻里子を卒業させたい!?」マンネリ化するAKB48 世代交代のシナリオとは 念願の卒業間近!? 次点 沖縄農協から覚えのない借金を背負わされた男の悲劇 "ゆいまーる"精神はどこに行っちゃったの? 次々点 「いよいよ独立へ」『Mステ』ドタキャン騒動で浜崎あゆみとエイベックスが完全決裂か さらば、女王様。

みうらじゅんさんの至言「アイドルライターってなんなの?」(後編)

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■前編はこちらから ■中編はこちらから ――支配は終わりました?  だいぶ自分でコントロールできるようになって。オナニーだって3回に分けたりするよ。 ――えっ、どういうことですか?  だから、途中でやめたりできるようになったんです。サイコキネシス。「あ、ここら辺でやめとこうかな」って。その前はゲロを使い分けて吐けるようになったんですよ。前に電車とかタクシーでやってえらい金とられたことが何回もあるんで、突発性なことも分けていこうと思って。小さく落としていく、みたいな。 ――コゲロが点々と落ちてるわけですか、器用ですね!  そうです。そのオナニー版ができるようになった。 ――人間はいろんなことができるようになるんですね。  できるんです! 歳を取ったといっても、可能性はあるんです! あと、女の人にも優しいですよ。前は体しか見ていなかったですから。10年くらい前にあなたに会ってたら、すぐに電話番号聞いてましたよ。「なんかいいことあるんじゃないの?」「あの人やらしいこと言うからヤレるんじゃない?」って。 ――でも、今でもみうらさんに抱かれたい女は列をなして待っていると聞きますよ。先日もそんな人に会いましたし。  ......キツイでしょ? その人。 ――サブカルスタンプラリーというか、サブカル界で有名な誰々に行って、次は誰々に行って、ラストはみうらさんでゴール! みたいな感じで頑張ってる方でした。  88カ所回ってきて、全部スタンプ押されて......なるほどな。後腐れなかったらいいんですけどね。後腐れで痛い目にあっているからなぁ。中途半端に優しいところがあるんですよ。そこがたまに傷ですよね、ははは! ――ははは......えーっと、ちなみに、私は芸歴9年目なんですけれど、みうらさんが9年目のころってどんなでしたか?  僕が9年っていうと31歳くらいか。辛かったですよ、どうしたらいいか分からないし、ケツ出しても誰も喜ばないし、悔しいじゃないですか! ――そりゃ、31歳男性にケツ出されても喜ばないですよ!  でも、まだアナルが残ってる。アナルは出していいんだもの、生殖器じゃないから。......アナドルっていうのは、いないんだよ? ――出したくないです。  俺は一人者になれると思うんだ。グラビアでアナルを出したら。アナルでも、いいなと思うアナルと悪いなと思うアナルがあるよ。こちとら長いことAV見てきてるから、「うわ、これはイヤなアナルだな~」とかありますよ。出せばいいってもんじゃないですよ。「こいつのアナル、いいな」っていうアナドルがいれば、いいなって思うな。 ――でも、私はアナルを出したくないです。  まあ、そうですよね。俺が言われてもしないもの。自分がやらないことを人に押し付けるのは良くないですよね。 ――隙間を埋めようとすればいいってものじゃないですよ、みうらさん。  ええ。隙間じゃないけど、芸能界って椅子の数が昔から決まっているでしょ? 僕はサングラスかけているじゃないですか。昔、サングラス席には野坂昭如さんが座っていたんです。んで、その人がいない間に座ってしまえばいいんですけど、何故か席が何席か無いんですよ。んで、ふっと見るとサンプラザ中野くんとかが座ってました。でも、いい歳こいてサングラスの奴がずいぶん欠落してきている。でも、ずっと座ってないと誰かが座っちゃうから退けない。タレントでもいるじゃん? 「○○マニア」と言いながらたいしたことない奴。一線にいるときは言わないけど、落ち込み始めてから言い始める奴。 ――家電芸人とか、餃子の王将芸人とか、「○○芸人」も多いですよね。  だったら辞めて、電器屋とか王将に勤めればいいじゃんって思うんだよ。手ぬるいんですよ。ああいうことを必死に言う奴って、小バカにされるんだって。サブカルの弱いところってすぐ必死になるところだよね。俺はそこが嫌で外れようとしてたんだ。 ――それなのにサブカルキングになってしまいましたね......。  あんなのはまぁ、アレでしょ。風評でしょ。差別されてる。だって、俺、スライドショーで武道館とかやったのにさ。 武道館やっている奴なんてサブカルじゃないじゃん。でも誰も書いてくれないんだ。「今度ロフトプラスワンで発売記念をなんちゃら」とか書いて、「お前はこっちだろ?」って言ってくるんだよ。とりあえずは中野・高円寺から離れないといけない。中野とか高円寺は震源地だもん! そこから半径50kmは全部サブカル。 ――なんたる風評被害!  ああいう場所に若いときから行っていると、そういうにおいが付きますよ。 ――もう付いちゃったかな......。  今だったら脱出できるかも。最終的には杉作J太郎の映画に出なきゃいけなくなるでしょ。でも、それでいいっていう人がやっている世界だから、そういう覚悟ですよね。 ――そんな大きな覚悟、背負えない!! 私はただちょっと知名度を上げたり、たまに明るい場所に出たりしたいだけなんです!!  だから、知名度、アナルで上がるよ。 ――嫌ですよ!! 要するに私を『グラビアン魂』に出してくれってことですよ。  えっ、もしかして、今、交渉に入っているんですか? ――そうです。なんとか頼みます。そこそこ脱げますから!  やっぱりサブカル臭がするのがちょっとなぁ......。サブカルはもういいでしょ、次からはもっと、なんとかヒロとかと対談しなよ。薄めなきゃ、中野の沼のにおいを。 ――ヒロ? 水嶋......かな? あはは! サイゾーには出てくれないですよ(笑)!  それは出ている俺に失礼だろ! あとファンキーモンキーベイビーズとか、EXILEとか、とりあえず全然興味ない人たちがいい。あと、あのブサイクな......(テーブルの雑誌をいじりながら) ――最後、誰!? ちょっと、あからさまに飽きないでください!! (取材・文=小明) ●みうら・じゅん 1958年、京都府生まれ。マンガ家・イラストレーターなど。80年、「ガロ」(青林堂)誌上でマンガ家デビュー。テレビ、ラジオ、スライドショーなど幅広い活動を展開している。DVD『みうらじゅんの正しい保健体育』(キュリオスコープ)発売中。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。2002年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
みうらじゅんの正しい保健体育 [DVD] 「これから始まる授業は、義務教育では決してありません」 性のカリスマ伝道師、みうらじゅん氏による、正しい保健体育の授業が幕を開ける! 累計10万部を突破した幻の名著「正しい保健体育」(イースト・プレス社)がついにDVD化!! 「どうしてセックスしてはいけないの?」「『恥ずかしい』というセンス」「童貞期に学ぶべきこと」――青少年期に誰もが抱える悩みの数々。若者に伝えるべき本当の「セックス」とは何か? 性のカリスマ"みうらじゅん"が放つ、童貞時代を生き抜くスタンダードDVDがついに完成!! 授業を担当するのは、教育実習生の柏木美里先生。赤裸々な「保健体育」の授業を真剣に生徒達に語りかる。 さらに、「正しい保健体育」の中でも重要な「自分塾」という考え。 この自分塾塾長が語るバカバカしいけど"目から鱗"な話も満載。 充実の特典映像は、ノリノリで収録に挑むみうらじゅんによる「自分塾塾長みうらじゅんの『正しいアテレコ』」。 さらには原作者と主演の2人の本音!? が分かる「対談:みうらじゅん×柏木美里 正しい性教育の現場」や、柏木先生の「NGテイク集」などを多数を収録!! 大好評発売中!!2,625円(税込) 2011年/本編48分+特典47分/カラー/16:9/ステレオ 出演: みうらじゅん 柏木美里 福島勝美 ディレクター: 西巻正和   エグゼクティブプロデューサー: 市村亮 発売・販売元: 株式会社キュリオスコープ 販売代理: 有限会社アルドゥール (C)CURIOUSCOPE amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第27回】 山路徹さんの至言「バラエティーが怖いようでは戦場に行けないですよ」 【第26回】 浅草キッド・玉袋筋太郎さんの至言「相手がクンニしてる顔を思い浮かべなさい」 【第25回】 前田健さんの至言「自分は赤毛のアンの生まれ変わりだと思ってる」 【第24回】 叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

永谷園で作る秋の味覚「松タケご飯(まつたけご飯) 」

IMGP7706.jpg 料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。 <まつたけが採れるという某松林にて>  「待ってろ、まつたけ。たっぷりと狩ってやるぜ!」 IMG_8960.jpg <その日の夜>  「ただいま......」  「おかえりなさい。どう、まつたけは採れたの? 1年分まとめて採ってきてやる、なんて言っていたけど」  「それが......ごめん、ゼロ......」  「あら、やっぱり。まあどうせ去年だって1回も食べていないんだから、ゼロでも1年分には違いないわね」  「う......、強烈なイヤミ!」  「こんなこともあろうかと、あなたにピッタリのまつたけご飯を用意したわよ。材料はおなじみ、永谷園の『松茸の味 お吸い物』。これでご飯を炊くと、まつたけごはん風になるのよ」  「それなら聞いたことあるな」  「でもそれだけだと"まつたけご飯"っていう感じがイマイチだから、ネーミング担当として、松の実とタケノコを追加。ついでにビジュアル担当でエリンギも」 IMGP7672.jpg  「ネーミング担当って何?」  「これで松の実とタケノコのご飯になるでしょ。ほら、略して......」 父&母「松タケご飯!」 IMGP7694.jpg  「すごい、本物みたいだね!」  「でしょう? これが本物のまつたけご飯じゃないと見抜けるのは、まー、通だけでしょうね。マーツーダケ。マツダケ......マツタケ」 IMGP7663.jpg ■材料  ・米 3合 ・松茸の味 お吸いもの 3袋 ・松の実 30グラム ・タケノコ水煮 1本 ・エリンギ 3本 ・醤油 大さじ1杯 ■作り方 1、エリンギ、タケノコを適当な大きさに切る。 2、米を研ぎ、普通に炊くよりも、気持ち少なめの水を入れる。 3、材料をすべて入れて、軽く混ぜてから炊く。 ■玉置メモ ・エリンギがまつたけに見えないという、ないものねだりの人は、軽くバーナーであぶって焦げ目をつけると、さらにそれっぽくなると思います。 ・「これをまつたけご飯だよ」と出されたら、少なくとも私はだまされますよ! (文・写真=玉置豊) ●たまおき・ゆたか へんな料理研究、マイナーアウトドア、狩猟採取が趣味のWEBディレクター、ときどきライター。「デイリーポータルZ」、「地球のココロ」、「@ニフティ つり」など で連載中。 < http://www.hyouhon.com/>
永谷園 松茸の味お吸いもの 4袋入×5個 庶民の味方。 amazon_associate_logo.jpg
■男のダジャレレシピ・バックナンバー 【第17回】アジ釣りで大漁! 「アジしめちゃいました(味占めちゃいました)」 【第16回】うなぎと乗り切れ! "ダシ"が違う夏のひつまぶし 【第15回】夏にピッタリ! 旬の魚で手軽にできちゃう「狂う水(クールビス)」 【第14回】蒸し暑い時期にピッタリ! 梅干しの酸味が効いた「上を向いて歩こう(梅と麦とアルコール)」 【第13回】レストランにも行きたくない出無精なあなたに「大型連休ギュウギュウ詰め(O型レンコン牛牛詰め)」 【第12回】旬の素材が盛りだくさん「ネギに大葉 ヤマウド・ノビル 初鰹(目には青葉 山ほととぎす 初鰹)」 【第11回】スタミナ満点! よくばりどんぶり「ごはんと胃・レバー・牛たくさん(ゴホンと言えば、龍角散)」 【第10回】甘党にはたまらん! 「オリゴ糖、黄身と和えて、ようかん食った(ありがとう、君と逢えて、よかった)」 【第9回】捌けなくても大丈夫! 包丁要らずのカンタン鍋「捌き無知鍋(サバキムチ鍋)」 【第8回】惚れてしまいそうな大人の味「バーレーン・タイ キッシュ(バレンタイン・キッス)」 【第7回】3分で出来るお祝い料理 「脂肪コーン、5を書く!(志望校合格)」 【第6回】正月ボケに効果てきめん 「意外! タイなら七臭粥(胃が痛いなら七草粥)」 【第5回】気分次第でアレンジ可能 「麻婆茄子! 干し芋乗っかっちゃう!(まーボーナス! 欲しいもの買っちゃう)」 【第4回】三つの味が楽しめる豪華ディナー 「三択ロース(サンタクロース)」 【第3回】贅沢の極み! 「いい肝のカワハギのいい肝ばかり(『いきものがかり』の『いきものばかり』)」 【第2回】ひと手間かければ豪華な一皿! 「タンカレー ナンバナナ天(タンカレー No.10)」」 【第1回】甘くて辛い 大人のおつまみ 「マスタードナッツ(ミスタードーナツ)」

みうらじゅんさんの至言「アイドルライターってなんなの?」(中編)

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■前編はこちらから  俺の連載だって安いもん。 ――みうらさんで安いなら私はもっとですよ。  高い雑誌はもう無いんじゃない? どこも売れてないでしょう。サイゾーはけっこうくれるでしょ? ――サイゾーは、えーと、今より下がらないのを望むだけです! みうらさんはめちゃめちゃいろんなところで執筆されてますけど、大変じゃないですか? 原稿を断ったりもするんでしょうか?  断るときは「原稿料1億円」とか言っといた方がいいよ、キチガイだと思ってシューッと居なくなるから。 ――私がそんなことしたらキチガイの評判が広まってどこからも仕事もらえないですよ!  キチガイじゃないですもんね。 ――この業界でキチガイって言われる人たちって、みんな振り切れてて才能があるじゃないですか。私は妙に常識的でそっち側ではないし、だからといって優等生みたいにいろいろこなせるタイプでもない。中途半端なんです。だから仕事もパッとしないし、「SPA!」(扶桑社)の『グラビアン魂』にも呼ばれないのかなって......。  ゾンビとかやってたら呼ばないでしょ! ――ゾンビだけど水着でギャップ萌え......みたいのは?  どんどん抜けない方向へいくじゃないですか! ――そうですよね~、もうどうしたらいいか......。自分ではグラビアも頑張りたいと思ってるんですけど、どうも男の人は私にグッと来ないみたいなんですよ。  そういうわけじゃないですよ。あなたは中途半端に頭が良くて、面白いことを考えちゃうんですよ。面白くなくていいですよ。面白くない方がいい。面白くないとチンポは勃ってくるもので、面白いと萎えるんですよ。面白い人はだめですよ、グラビアは。男を勃てなきゃいけないの。 ――男を"立てる"じゃなくて"勃てる"だったんだ......! でも、フリーで6年やっていて、その間グラビアはもちろんAVのオファーすらないっていうのは、よほど男の人のおちんちんが反応しないんだな、と。何が足りないと思いますか?  足りないというか、しゃべりすぎる。男って口が立つ女の人が怖いんだよ。「ほぇ~?」とか言ってヨダレ垂れてるくらいの奴の方がいいんだよ。 ――そんなの若いうちだけじゃないですか! ......(持参した自分エロスクラップを開いて真顔で)抜けませんかね?  いや、抜けないことはないと思う。キレイな人じゃん。何かがそれを阻止してる。邪悪な何かが。 ――邪悪って......。  下地が沼だもの。中野とか「タコシェ」とか行ってるようじゃ。今はその沼で拾った本がいっぱい体に付いてるから、沼の匂いがするんだよ。そういう女性はいっぱい僕のところにも来たよ。割ときれいだった。 ――みんなどうなったんですか?  「こんなはずじゃなかったのに」って言いながら死んでいったよ。 ――死んでいったか......。  面白いこと言ってる奴にはチンポが勃たない。面白い人になっちゃダメ。......でも、前はエロ本の表紙になったりしていたんだから、もう上がりじゃないですか? ――グラビア界での上がりは「ヤングジャンプ」(集英社)とか「ヤングマガジン」の表紙になって、服を着ててもテレビに出られるところですよ! 私はそこに一向に行けずにフェードアウトして、気づいたらゾンビや幽霊になってかわいいアイドルを引き立てていました。その禍々しさたるや、まるで四天王に踏まれる邪鬼ですよ。  でも、そんな風に虐げられるのが好きなんでしょ? アイドルって偶像って意味だから、初めから形は無いじゃないですか。形がないなら、何してもいいんじゃないですか? きっとあなたがアイドルだと思えば、ゾンビだってアイドルなんじゃないですか? ちょっと、あなたは考えすぎていますよね。頭が先にたっちゃうからしんどいんじゃない? ――確かにしんどいです......。  だったら考えない方がいいですよ。もうちょっと自分をバカにした方がいい。「すごいことができるはず」と思っているからしんどいんですよ。えー、できないです!(きっぱり) ――悟りの境地......! 私は今26歳なんですけど、みうらさんは26歳のころからそういう青年だったんでしょうか?  いや、SEXばっかりしてましたよ。SEXができたのがうれしくて。うれしいじゃないですか、ずっとやりたかったから。ははは。 ――いや、ちょっと分からないですけど......。でも『よりみちパン!セ』(理論社)で書かれた『正しい保健体育』もDVDになりましたし、そのころの経験が活きたのかも! あのDVDは勉強になりました。  文化系の性教育でしょ? 体育会系のことはわからないから。あのDVD、誰が見てるんだろう......。 ――みうらさんのファンと主演の柏木美里さんのファンと、あとはすさまじい性欲に苦しんでる若者たちじゃないですか?  若いときは金玉に洗脳されているというか、支配されているので、自分ではどうしようもないんですよね。 (後編につづく/取材・文=小明) ●みうら・じゅん 1958年、京都府生まれ。マンガ家・イラストレーターなど。80年、「ガロ」(青林堂)誌上でマンガ家デビュー。テレビ、ラジオ、スライドショーなど幅広い活動を展開している。DVD『みうらじゅんの正しい保健体育』(キュリオスコープ)発売中。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。2002年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
みうらじゅんの正しい保健体育 [DVD] 「これから始まる授業は、義務教育では決してありません」 性のカリスマ伝道師、みうらじゅん氏による、正しい保健体育の授業が幕を開ける! 累計10万部を突破した幻の名著「正しい保健体育」(イースト・プレス社)がついにDVD化!! 「どうしてセックスしてはいけないの?」「『恥ずかしい』というセンス」「童貞期に学ぶべきこと」――青少年期に誰もが抱える悩みの数々。若者に伝えるべき本当の「セックス」とは何か? 性のカリスマ"みうらじゅん"が放つ、童貞時代を生き抜くスタンダードDVDがついに完成!! 授業を担当するのは、教育実習生の柏木美里先生。赤裸々な「保健体育」の授業を真剣に生徒達に語りかる。 さらに、「正しい保健体育」の中でも重要な「自分塾」という考え。 この自分塾塾長が語るバカバカしいけど"目から鱗"な話も満載。 充実の特典映像は、ノリノリで収録に挑むみうらじゅんによる「自分塾塾長みうらじゅんの『正しいアテレコ』」。 さらには原作者と主演の2人の本音!? が分かる「対談:みうらじゅん×柏木美里 正しい性教育の現場」や、柏木先生の「NGテイク集」などを多数を収録!! 大好評発売中!!2,625円(税込) 2011年/本編48分+特典47分/カラー/16:9/ステレオ 出演: みうらじゅん 柏木美里 福島勝美 ディレクター: 西巻正和   エグゼクティブプロデューサー: 市村亮 発売・販売元: 株式会社キュリオスコープ 販売代理: 有限会社アルドゥール (C)CURIOUSCOPE amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第27回】 山路徹さんの至言「バラエティーが怖いようでは戦場に行けないですよ」 【第26回】 浅草キッド・玉袋筋太郎さんの至言「相手がクンニしてる顔を思い浮かべなさい」 【第25回】 前田健さんの至言「自分は赤毛のアンの生まれ変わりだと思ってる」 【第24回】 叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

すべてが中途半端! だがそれが美学!!『後ろから前から』

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 『後ろから前から』 監督:増本庄一郎 女性主演:宮内知美、琴乃、街田しおん、木下ほうか  いやいや、ものすごく久しぶりで申し訳ございません。  10月22日から上映される自分の監督作品『魚介類 山岡マイコ』の準備で、他のアイドル映画を見る時間が失われてしまいました。
『後ろから前から』
営業成績がまったく振るわないタクシ
ー運転手の桃子(宮内知美)は同僚の
乱子(琴乃)と女の武器を使う秘策を
一計! 成績をグングン上げていくが、
会社にバレてクビに。売春容疑で警察
に追われタクシーで逃走する桃子は、
最後の客・怪しい町田(金橋良樹)を
拾う。ガス欠になったタクシーを捨て
道中を行き自然に求め合う2人。驚愕
の過去が2人を結びつけているのも知
らずに......。(Amazonより引用)
DVD発売中/3,990円(税込)/
販売元:Happinet
 といってもアイドル映画好きな私としては、そんなに長い時間見ないと体が悪い方向へトランスフォームしてしまうので、「ひさびさに見るんだ! 元気が出まくる作品にしよう!」といって選んだのが、今回の作品『後ろから前から』です。あぁ、昭和......いや、昭和を再現したかった平成が作った妄想昭和......。  なぜかセクシーな運転手ばかりのタクシー会社のドライバー桃子。売り上げはいつも最下位。このままではマズいと思い、売り上げを増やすために、女の武器を使う作戦を思いついたのであった。  おかげで営業成績はうなぎ上りだったが、会社に思いっきりバレて辞めさせられてしまう。その上、売春容疑で警察に追われ、もういいところ無し。最後の客として迎えた男、石田。この男もタダでは済まない過去を持っていて、2人で逃避行するハメになってしまう......。  いうまでもなく、1980年のにっかつの堂々たる正月映画! 畑中葉子さん主演の『後から前から』のリメークです。  ♪後から前から~どうぞ~♪ ってメッチャクチャ流行ったんですよ。当時16歳だった私にはハチ切れそうなインパクトで、さらに歌詞からしてゴールデンタイムで流れるわけがないので、深夜番組でしか聞けないところにも魅力がありました。  そのリメークを? 誰だれ? 平成の畑中葉子を狙ってるのは誰!? 宮内知美! 前作から脱いでますね!  で、その宮内知美ちゃん。映画の中では脱いでいるというものの、必要最小限で、まーこんな感じですかねっていうレベルで終始進む。レズなシーンはキレイだけど、これって内容もちゃんと『後前』なの???  だいたいね、元々のお話は暴走族の話だし、脱ぐわ脱ぐわキャバレーやるわ、パンティーの雨あられのシーンがあるわ、もうハチャメチャエロだったんですよ!  それが、背景、世界観、時代、そして主人公・宮内知美。すべてにおいて昭和のにおいもない、かといって平成の新しさもない。  あえていうなら、どこの時代でもない中途半端な世界観がここには存在する。中途半端。このフレーズは一生懸命やってることに関しては、ものすごく失礼な言葉だけど、もし、「中途半端を売りにした映画です」と割り切ってみたら、それはそれで武器になるかもしれない。  オープニングは謎の......いや、ものすごく無理のある3人プレーから始まる。テーマソング中のPV的演出から、逃亡者・石田のキャラから、宮内知美の何ともいえないうまくはないセリフから、そして、エンディングのオチから、すべてが中途半端!  だいたい、ちゃんと脱いでないことがすべてもの中途半端! しかし! しかしですよ!  一つ一つが確立してて、「ここだけが中途半端~」というより、「もう全部中途半端です~~!!」という今作、そう思って映像を見ていると、宮内知美がどんどんかわいく見えてくる! 琴乃とのレズ的なシーンも、真剣に見ていた時よりも色っぽく感じる! 不思議でしょ! それは何故か!? 中途半端な世界観で、どっちつかずのセリフを話しまくる宮内知美! 彼女の行動すべてが原因である。  普通の映画であれだけベッタベタな演出もしくは、自でしゃべった場合、白々し過ぎて私ならテイクを重ねるだろう。  そして後で気づく。「あ......中途半端な方が映画としてまとまってたのか......」  なんともいえないセリフの羅列の宮内知美だからこそ、いい頃合いの中途半端な名作が生まれたと言えよう。  まーでも、真の『後から前から』ファンには、全然話が違うので、お勧めしない。しかし、ここまで確立された"THE 中途半端"、もうこうなったら『桃尻娘』とかも、このテイストで見たいっす~~~!! (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
後ろから前から このタクシー乗りたい。 amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第24回】なんでこの娘が主演なんだ? 田代さやか、徹底追求!『18倫』 【第23回】覗きを越えた見せたがる演出『Oh!透明人間』 【第22回】バレない浮気の疑似体験MOVIE『セブンカラーズ』 【第21回】『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』思い切りさらけ出す演出と"AV女優"の必然 【第20回】『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

19年前「私も一緒に焼いて!」と叫んで姿を消したちあきなおみ その消息

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「週刊新潮」9月29日号(新潮社)
第1位 「『ちあきなおみ』と刑務所暮らしの実父の物語」(「週刊新潮」9月29日号) 第2位 「ビートたけし『暴力団との交際』すべて語った」(「週刊文春」9月29日号) 第3位 「大阪府知事橋下独裁ハシズム」(「サンデー毎日」10月9日号) 「小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体『陸山会』をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪に問われた衆院議員・石川知裕被告(38)ら元秘書3人を有罪とした26日の東京地裁判決。登石郁朗裁判長は判決理由の中で、小沢事務所がゼネコンと癒着して政治資金を集めていた実態を指摘し、裏金受領の事実まで明確に認めた」(9月27日asahi.comより)  顔を引きつらせる小沢一郎元民主党代表と小沢派の面々。ほくそ笑む野田佳彦総理や前原誠司政調会長、仙谷由人政調会長代行という構図になろうか。  「週刊朝日」は「陸山会事件ついに判決 小沢一郎『最後の戦い』」、「サンデー毎日」は「秘書『判決』が決起の狼煙 小沢私塾130人秋の陣」と、どちらも「無罪判決」を想定していたような内容であるが、判決は「裏金の事実」まで認めた想定外のものだった。  小沢自身の裁判が10月に始まるが、この決着がつくまでジッと我慢が続き、小沢の力はいま以上に落ちていくことは間違いない。  だが、野田政権が安泰かというとそうではない。「週刊現代」が「どじょう野田を操る『本当の総理』勝栄二郎の正体」、「週刊ポスト」が「徹底解剖財務省の研究」でやっているように、財務省の首領・勝事務次官が着々と増税のために布石を打ってきていて、野田総理をはじめ閣僚たちはその手のひらの上でいいように踊らされているだけのようだ。  その手のひらには当然ながらマスメディアも乗って「増税必要論」を声高に叫ばされているのだが、そのきっかけになったのは国税の税務調査だったとポストは書いている。 「朝日新聞は09年2月に東京国税局の税務調査で京都総局のカラ出張による架空経理の計上など約5億1800万円の申告漏れを指摘され、(中略)同年5月には、読売新聞東京本社も東京国税局の税務査察で推定2億7000万円の申告漏れを指摘されている。その前には日テレ、フジテレビ、NHKも申告漏れを指摘された」  読売はその後、丹呉泰健・前財務事務次官を社外監査役に迎え、朝日新聞も「増税礼賛」の論調を強めていったとしている。  私の現役時代にも経験があるが、メディア企業にとっても恐ろしいのは国税の税務査察である。根こそぎ経理資料を持って行かれ徹底的に調べられれば、ホコリの2つや3つでない企業などまずない。それをちらつかせながら都合の悪い記事は止めさせ、都合のいい記事だけを書かせるなど、彼らにとっては朝飯前である。  野田総理が財務省のいいなりに増税路線を突っ走っている。これを止められるのは小沢一郎を中心とする反主流派であったが、それも今回の判決で士気をそがれ、多少の修正はあるにしても自民党を巻き込んで成立する可能性が高い。そして原発再稼働、電力料金値上げ、それでも足りなければ消費税値上げと、国民にとって最悪のシナリオが着々と進んでいくのを手をこまねいて見ているだけでいいのか。増税するか否かは国民に信を問うべきである。これだけは譲ってはいけない。  さて、一時は絶大な人気を誇った橋下大阪府知事だったが、そのやり方に「ハシズム」だという批判が巻き起こっている。  批判の声がこれほどまでに大きくなったのは「君が代起立斉唱条例」を強引に押し切って可決したあたりからだろう。  「毎日」は山口二郎、内田樹、佐藤優らに橋下の独善的なやり方を批判させている。山口は9月17日に大阪市で開かれたシンポジウム「『橋下』主義(ハシズム)を斬る」でこう語っている。 「維新の会の政策に反対するやつは"改革の敵"とレッテルを貼って退ける。この危うさを何とか食い止めなければと考え、大阪にやって来ました。ハシズムとは政治ではなく、権力による支配です」  佐藤優はこう批判する。 「代表を送り出す者(大衆)と代表にされる者(政治家)の利益がズレているにもかかわらず、代表しているというイメージをつくり出すことは歴史上、珍しくない。(中略)最近では、小泉元首相がそうです。規制緩和で得をしたのは大資本でした。圧倒的に支持した一般の働く国民はどうなったのか。選挙だけの民主主義は民主主義ではない。自由のない民主主義は独裁です」  内田樹が最も懸念するのは橋下の教育への政治介入だという。 「橋下氏は、教育現場を上意下達的なシステムに変えて、教師を規格化し、点数や進学率などの数値的な成果に基づいて格付けすることを目指していますが、これは教育の破壊以外のなにものでもないと思います」  11月27日の大阪府知事・市長のダブル選挙を仕掛け、「大阪都構想」の実現を目指す橋下知事だが、大阪の民意はどういう判決を下すのか。この結果如何では永田町にも飛び火すること間違いない。いまこそ週刊誌は挙って「橋下大研究」をするべきときだと思う。  第2位は「週刊文春」のビートたけしインタビュー。島田紳助引退騒動以降、芸能界と暴力団との癒着が騒がれている中で、絶好のタイミングでこの大物芸人を引っ張り出したのはお手柄である。  たけしには以前から暴力団との関係がウワサされてきた。たけし軍団を率いてフライデー編集部に殴り込んだ事件もあり、彼が作る映画の多くがヤクザを主役に据えたノワールものである。  実際に右翼の街宣活動を何度も受け、稲川会の稲川聖城総裁と「新潮45」(02年5月号)で対談をしている。  そうした多くの疑惑に対して、オレは紳助とは違うと、以下のように答えている。 「これまで何度も右翼団体から街宣活動かけられたことがあったけど、オイラは紳助と違う。ヤクザに仲介なんて頼んだことない。最初はフライデー事件の後、日本青年社に『復帰が早すぎる』と街宣をかけられたときだな。一人で住吉の堀さん(政夫氏、当時・住吉連合会会長)のところへ行って、土下座して謝ったの。その後、右翼の幹部にも会って、それで終わりだよ。ヤクザを頼ったとか、カネ払ったとか噂されたけど、一切ない。タレントとしてそういういのを上手くやって逃げるのも本人の"芸"だっていっているんだけど、紳助は"芸"がなかったな」  暴力団の親分の娘が「たけしに会いたい」とねだったため、強引に連れていかれたこと、山口組渡辺芳則五代目組長と無理やり引き会わされたこと、たけし軍団には親父がヤクザという芸人がいる、暴力を扱った映画がなぜ多いのかについてよくしゃべっている。  10月1日から東京でも施行される「暴力団排除条例」については、これからはその条例を盾に暴力団の誘いを断れるから助かると話している。  紳助の過ちは「一番肝心な『ヤクザにモノを頼む』っていう大失敗をしでかしたこと」だと総括する。  だが、たけしがどう言い募ろうと、過去には多くの暴力団と"関係"があったことは間違いないし、いまでも続いているのではという疑惑は消えない。  はじめに引用したたけしのコメントにあるように、フライデー事件の後、ヤクザの親分のところへ行って土下座までしたのは、頼んだことにならないのだろうか。たけしは「謝っただけで頼んだんじゃない」と反論するかもしれないが、世間ではこういうことを「頭を下げて頼んだ」というのだ。  ところで昨夜、北千住の居酒屋「千住の永見」で名物の千住揚げを食べながら一杯やっていると声をかけられた。昔、文化放送の偉いさんだった男だ。話し込むうち、彼がいま一番知りたいのが原節子と阿部定(生きていれば100歳を超える)とちあきなおみの消息であるという。  いま出ている「週刊新潮」にちあきの近況がグラビアとともに出ていると話すと、慌ててコンビニに走って行った。  伝説の歌姫ちあきなおみが表舞台から姿を消して19年が流れた。最愛の夫・郷鍈治(享年55)の死がきっかけだった。火葬場で棺にすがって「私も一緒に焼いて!」と叫んだ話は有名である。その後、幾度も「復帰説」が流れたが幻に終わった。  ちあきが郷の命日にあたる9月11日に墓参した姿を「週刊新潮」が撮影に成功した。これが今週のグランプリ! 「花束と線香を静かに置いた彼女は、墓石の掃除を終えると、買ってきた大きな花束を地面に広げた。(中略)やがて、墓に眠る郷に向かって、何かを語りかけるかのように、静かな墓地に小さく嗚咽を響かせたのだった」(新潮)  喪服姿で花を花立てに挿しながら、いまにも泣き崩れようとしているちあきの姿が切なくて思わずもらい泣き。  「新潮」によると、ちあきが引退した理由はもう一つ別にあるという。それは彼女がかつて「私が13歳の時、病気で死んだ」と周囲に語っていた実父の存在だ。  ちあきは東京・板橋で三人姉妹の三女として生まれた。父親は定職をもたず母親が働いて一家の糊口を凌いでいた。  父親もかつては歌手を目指したほど歌が好きで、ちあきに幼いころからタップダンスを習わせ、米軍基地のステージに立たせた。  しかし父親は若い女に惚れてちあきたちを捨て去った。二度目の妻が語っている。彼女も働きのない男に苦労させられ、夜の店で働いて生まれた子ども2人を育てたそうだ。  甲斐性がないその上に、この男には窃盗癖があり前科十犯を優に超え、刑務所と娑婆の間をいったり来たりする人生を送ったのである。80歳を超えてもスーパーで盗みを働き交番に突き出されたこともあったそうだ。  二番目の妻は離婚しようと思ったが男のほうが同意せず、ようやく離婚できても行き場のない男の面倒を見ざるを得なかった。07年11月、病院で息を引き取ったときも彼女が看取った。  ちあきにとって記憶から消し去ってしまいたいほど憎かった父親だったのだろう。だが、父親の方は出所すると決まってちあきの居場所を探し当て、たびたび訪ねていたそうである。  父親のカネの無心から彼女を守ってくれたのが夫の郷だった。郷の死で、ちあきは最愛の夫と自分を守ってくれる防波堤を同時に失ってしまった。  犯罪常習者の父親のスキャンダルが明るみに出るかも知れないと怯え、それもあいまって引退を決意したのではないか、そう二番目の妻は推測している。 「喝采」でレコード大賞を受賞した後も、彼女に張り付いた暗さは消えることがなかったように思う。  彼女が唄う歌には、実父への恨みや子どものころの恵まれなかった日々が色濃く反映しているのかも知れない。「ねぇあんた」や「紅とんぼ」が無性に聞きたくなった。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
喝采 歌は鳴りつづける。 amazon_associate_logo.jpg
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