米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決!

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アメリカンスラングを連発する宇宙人ポール。
ボイスキャストは、『50/50』が公開中の米国俳優セス・ローゲン。
(c)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
 もしも、ドラえもんがタケコプターやタイムマシンを使うたびにリベートを要求する守銭奴ロボットだったら。もしも、オバケのQ太郎が下ネタばかり連発するセクハラお化けだったら。きっと多分、のび太も正太も、もっとずっと人間臭くてタフな大人に成長したんじゃないだろうか。SFコメディ『宇宙人ポール』は、観る者にさまざまなイマジネーションを掻き立ててくれる。少年向けの藤子不二雄ワールドに対し、『宇宙人ポール』はホモネタ、宗教ネタが盛りだくさん。英国産コメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)の主演コンビであるサイモン・ペッグとニック・フロストを米国に招き、青春コメディの傑作『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07)のグレッグ・モットーラ監督が70~80年代のSF映画をモチーフに、バディもの、ロードムービー、カーアクションといった米国映画の伝統的ジャンルの枠組みの中で、最後にホロリとさせる大人向けのコメディに仕立てている。新しくて、どこか懐かしい映画だ。  本作のアイデアは、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の撮影の合間に生まれたもの。「次はどんなのやる?」とプロデューサーに尋ねられ、脚本家でもあるサイモンとニックは飲み屋のヨタ話的に「漫画オタクのイギリス人が、米国横断中に宇宙人に遭遇するってどうよ」と答えて盛り上がったそうだ。その後、続く『ホット・ファズ』の撮影も終わりが見えてきた段階で、「前に話したネタ、行けるんじゃねぇの」とプロデューサーに勧められ、実際にサイモンとニックはシナリオハンティングがてら米国大陸横断の旅に出た。男ふたりの西部旅行中、ホモに間違えられることもあったらしい。いつもなら、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』で組んだ盟友エドガー・ライト監督が映画化するところだが、エドガー監督は『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』(10)の製作で多忙だったため、『スーパーバッド』のヒットで知られるグレッグ監督が演出することに。エドガー&サイモン&ニックの定番英国トリオなら、もっとマニアックな笑い満載になったかもしれないけど、米国人のグレッグ監督を入れたことで神経質な英国風の笑いとは違った米国っぽいゆったりした構えになったように思う。"ちょっとした冒険"に挑んでみようは、本作のテーマでもある。
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SF作家のクライヴ(サイモン・ペッグ)と
メタボなイラストレーターのグレアム(ニック
・フロスト)。ホモ達と間違えられるほど
仲良し。
 世界中のオタクたちの憧れであるサンディエゴのコミコンから物語はスタート。イギリスのSF作家クライヴ(サイモン・ペッグ)と相棒であるイラストレーターのグレアム(ニック・フロスト)はコミコンを楽しんだ後、長年の夢だったアメリカ西部の旅に出る。レンタカーに乗った2人は、『スタートレック/宇宙大作戦』のロケに使われたヴァスケス・ロックス、ロズウェル事件で有名なエリア51、UFOが頻繁に出没することで知られるETハイウェイのメールボックスなどを巡る。SF好き、UFO愛好家にとっては堪らないルートだ。イギリスとはまるで異なる荒野のハイウェイを東進していた2人は、暴走カーの炎上事故を目撃する。恐る恐る2人が事故現場を覗き込むと、そこに現われたのは「ポール」と名乗る小型の宇宙人。いわゆるリトル・グレイと呼ばれるタイプである。ボーイ・ミーツ・ガールならぬ、オタク・ミーツ・エイリアン。ポールによると、60年にわたって米国の秘密施設に拘束され続け、解剖手術が間近に迫ったために逃げ出してきたという。  この宇宙人ポール、すっかりアメリカでの生活に馴染んでしまっており、アメリカンスラングをバンバン使う。まるで日本人以上に日本語のダジャレを連射するデーブ・スペクターみたい。見た目はおっかないけど、憎めないエイリアンなのだ。まぁ、すぐにズボンを下ろしたがるお下劣ギャグはやめてほしいけど。ポールの能天気な言動を見る限り、全然切迫しているように思えないが、実は施設を脱走したことから非情なる捜索隊に追われているらしい。旅は道連れということで、クライヴはポールを気前よく車に同乗させる。グレアムはちょっと迷惑そうだけど。
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ETハイウェイを走ってたら、モノホンの宇宙人に
遭遇。『未知との遭遇』『E.T.』など
スピルバーグねた、盛りだくさん。
 宇宙人ポールがアメリカの西部に不時着したのは1947年という設定。第二次世界大戦が2年前に終結し、もう少しでソ連と核戦争になるところだったキューバ危機(62年)まで、ちょっと間のあった平和な時代。そんな平穏なときの米国に着陸できたのが、ポールにとっては幸いだった。元々から好奇心旺盛で地球にやって来たポールには、陽気でフランクで冒険好きという古き善き時代の米国人の気質が刷り込まれている。夜空を仰ぎながらの焚き火を愛し、女性や子どもに対しては親切。ジョン・ウェインが演じた映画の中の騎兵隊のようでもある。収容施設では友好的な職員の計らいで、西部劇を見ながら地球の文化を吸収していったに違いない。  かつて西部劇の舞台となった雄大なランドスケープを眺めつつ、2人のオタクと下ネタ好きな宇宙人との旅は続く。途中、キリスト教原理主義者の家庭で育った片目の美女ルース(クリステン・ウィグ)を連れ出したことから騒ぎが大きくなるが、クライヴとルースはいいムードに。そんな様子を見て、グレアムはルースに対してジェラシーを覚える。グレアムとクライヴはホモ達ではないが、グレアムは唯一無二の親友であるクライヴのことをずっと想い続けていたのだ。今回の米国旅行は、子どものまま大人になったグレアムとクライヴにとって、かなり遅めの卒業旅行でもあった。グレアムはこの旅を通して、クライヴへの想いにケジメをつける覚悟でいたのだ。人間ってバカだし、残酷なことをヘーキでやる。この広い西部の荒野でネイティブアメリカンたちを虐殺し、核実験を繰り返してきた。でも、人間は物すごくナイーブで、いじらしかったりもする。60年前にポールは地上に落ちてきたとき、優しい少女に看病してもらった記憶がある。遠い星からやって来たポールは、そんな矛盾だらけの人間のことが大好きなのだ。ポールとの旅を通して、クライヴ、グレアム、ルースたちの心の目が開かれていく。やがて、スピルバーグ監督の若き日の代表作『未知との遭遇』(77)でマザーシップが降りてきたワイオミング州のデビルズタワーが近づいてくる。彼らの卒業旅行も、もうそろそろ終わりだ。  5年ほど前だが、UFO特番のプロデューサーとして有名な矢追純一氏に話を聞く機会があった。人間は大人になるに従って、子どもの頃に見えていたさまざまなものが見えなくなってしまうそうだ。空飛ぶ円盤とかお化けとか妖精とか。それは大人が"社会常識"という名前のメガネを掛けることで、社会生活を営む上で役に立たないものを意識の外に追いやるということらしい。社会常識という名のメガネさえ外せれば、クライヴやグレアム、そしてルースのように宇宙人ポールに出会えるのかもしれない。下世話でお下劣ギャグを連発するポールが愛おしく思えてくる。 (文=長野辰次) uball04.jpg 『宇宙人ポール』 監督/グレッグ・モットーラ 脚本/サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 出演/サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ、シガニー・ウィーヴァー、セス・ローゲン  ユニバーサル映画作品 配給協力/アステア+パルコ PG12 12月17日より渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋、ユナイテッド・シネマ豊洲、立川シネシティにて先行ロードショー中 12月23日(金)より全国ロードショー <http://paulthemovie.jp>
E.T. The Extra-Terrestrial 20周年アニバーサリー特別版 SF映画不朽の名作。 amazon_associate_logo.jpg
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「週刊ポスト」12月23日号 中吊り広告より
第1位 「週刊ポスト」12月23日号 第2位 「『仙台復興』に咲いた懐かしき『バブルの華』」(「週刊新潮」12月22日号) 第3位 「吉永小百合 封印された肉食系『愛欲生活!』」(「週刊アサヒ芸能」12月29・1月5日号)  12月19日、金正日総書記が死去したことが伝えられた。享年69歳。オサマ・ビンラディン、リビアのカダフィに続く、絶対権力者の死である。 「三男の正恩(ジョンウン)氏が後継者に決まっているが、権力移行の展開によっては国内が混乱し、難民の流出や核兵器の行方をめぐって情勢が緊迫する可能性も排除できない」とasahi.comは書いている。  普通に考えればそうなのだろうが、北朝鮮は常識の通用しない国である。私が26年前にたった一人で北朝鮮に3週間滞在したときのことを思い出す。  そのころは金正日の父親・金日成の時代であった。向こうの人間のあいさつはきまって「偉大なる首領・金日成と親愛なる同士・金正日」から始まった。後継者は金正日に決まっていて、彼の偉業を讃える個人博物館や書籍も出版されていた。彼の偶像化は完成に近づいていたが、それでもなお韓国や西側には、金日成が亡くなれば北朝鮮は内部から崩壊するという見方が強かった。  だが私は、北で会った人たちの話しを聞き、向こうのテレビや映画、オペラを見て、北朝鮮の人たちが学校だけの教育ではなく、日々生活する中で金日成親子を称え、日本帝国主義やアメリカを憎み、南朝鮮(韓国のことを向こうではこういっていた)との統一を望んでいることを知り、この体制はそう簡単には崩れないと思った。  父親の死後、たいした混乱もなく金正日時代が到来し、長きにわたって君臨してきたのはご承知の通りである。  今回は三代にわたる権力継承と、そのころよりさらに悪くなっていると思われる食糧事情などを考えると、正恩体制にすんなり移行できるか予断を許さないが、そう簡単に金王朝が崩壊すると考えるのは楽観論に過ぎると思う。  今回来日した韓国の李明博大統領が、首脳会談の冒頭で従軍慰安婦問題を切り出したことが取り沙汰されているが、韓国にとって慰安婦問題は終わっていないのである。  歴史に学ばない歴史健忘症の日本人には、日韓併合など平安時代か鎌倉時代にあったことのように考えているだろうが、韓国、北朝鮮の人たちにとってはオンリー・イエスタデーなのだ。金正日の死を両国の不幸な過去を清算して新しい関係を築くきっかけと捉え、拉致問題を含めた話し合いをこちら側から提案するぐらいの積極外交に動くべきであろう。  北の内部崩壊を待ち望むだけの消極的な姿勢では、21世紀の日朝関係はさらなる膠着状態に陥る可能性大である。  さて、年の瀬も迫り一部の週刊誌は合併号になり、新鮮なネタに乏しい季節になってきた。こういうときこそ編集者の腕の見せどころで、腐りかけた鯛を活き作りに見せる手腕が試されるのだが、残念ながらそうした冴えを見せてくれた週刊誌はごくわずかである。  久しぶりに「アサヒ芸能」を取り上げる。この2週ばかり「アサ芸」にはちょっと読んでみたいタイトルが散見された。「スクープ激白『飯島愛を殺した』私」(12月15日号)「橋下VS大阪市役所大殺戮ナマ現場」(12月22日号)がそれだが、読んでみると賞をあげたくなるような内容ではなかった。  今週の吉永小百合も、私が知らなかっただけで、9月に発売された中平まみの『小百合ちゃん』(講談社刊)から男関係を抜いただけのお手軽な作りだが、私の一番弱いところをついているので取り上げざるを得ない。  それは私が子どものころから由緒正しい「サユリスト」だからである。私と彼女はともに昭和20年生まれ。彼女が3月で私が11月。子役時代の彼女がラジオ番組『赤胴鈴之助』に出たころからのファンである。  中学高校時代は、小百合が浜田光夫と組んだはち切れんばかりの青春映画を見た。『キューポラのある街』(昭和37年公開/浦山桐郎監督)の川口の鋳物工場の貧しい少女を演じたのもよかったが、高校で体を壊し、それでなくても暗かった大学浪人時代に見た『愛と死をみつめて』(昭和39年/斎藤武市監督)は何度見て泣いたことだろう。  早稲田大学には何の魅力も感じなかったが、小百合に会えるかもしれないという一心で入学し、彼女がときどき現れるという文学部角の立ち食いそば屋の近くで何度待ったことだろう。  編集者の仕事を選んだのも、彼女に会えるかもしれないという淡い期待があったからだった。会ったというよりも近くで見たといったほうが正しいのだろうが、一度は川端康成の鎌倉での葬儀のとき、それと週刊誌の表紙の取材で立ち会ったとき二言三言、言葉を交わしただけである。  28歳の時、彼女は15歳も年上のテレビ屋と結婚してしまった。たしか「週刊朝日」、遠藤周作の連載対談に出て、"亭主が歯槽膿漏でも同じ歯ブラシで歯を磨けるか"という遠藤の問いに、「はい、磨けます」と答えている小百合の顔の上に涙をこぼしたことで何かが吹っ切れ、しばらくは小百合なしで生きることができた。  だが、還暦近くなってからテレビコマーシャルで再び脚光を浴びる小百合を見て、青春のころの想いが戻ってきた。CMは録画し、JRのポスターは剥がして奪うほどの度胸はないので、こっそりデジカメで撮ってオフィスの壁に貼ってある。  私がいま目論んでいるのは『戦後-吉永小百合とその時代』という本を書くことである。小百合ちゃん、インタビューさせてくれないかな。  とまあ、自分史を述べてきたが、清純派という、今では死語になってしまった女優の最後が小百合だったと思っていた。だが、その彼女とて生身の女である。いくつかの恋愛があり、年上のオジンとの"幸少ない"結婚があり、不倫疑惑があった。  若いころに有名なのは渡哲也との恋愛沙汰であるが、そのきっかけになったのが俳優の中尾彬であるという。彼がこう話している。 「彼女の広島のロケ地に立ち寄った時、僕は猛烈に腹を立てた。(中略)宿の浴衣の裾もいぎたなく乱して、お銚子を並べ、タバコもスパスパふかしながら宿で酔ってるんだ」  怒った中尾が吉永を呼びつけて説教し、そこへ止めに入ったのが渡だったという。二人の仲は周知の事実で、渡は小百合のことを「うちのカミさん」と公言していた。  渡は小百合の実家へ出入りして両親とも会う仲になるが、両親が許さない。「吉永にとって初めての男だった」渡との恋は2年余りで終幕を迎え、小百合はつらくて泣き通したという。 「YouTube」にいい映像がのっている。石原裕次郎が生きているとき、石原軍団を集めたテレビの歌番組の中で、小百合がピアノを弾き、渡が「くちなしの花」を歌うシーンがある。小百合は30代になっていたと思う。端が冷やかし照れる渡を見つめる小百合の眼が哀しそうで、見ているこちらもジーンとしてしまう。   その後、石坂浩二に恋いこがれ、28歳で15歳年上のおっさんテレビプロデューサー岡田太郎と結婚するのだ。  清純派と呼ばれていた時代に作った俳句が有名である。 「松茸は 舐めてくわえて またしゃぶり」  結婚してからはNHKドラマ『夢千代日記』ぐらいのヒット作しかないが、東映の社長になっている岡田裕介や西武にいた清原和博、俳優の東山紀之、ラグビーの本城和彦とウワサになった。  私が「フライデー」にいたときだと思うが、西武グループの堤義明社長との仲がウワサになり、編集部員に張り込んでもらったことがあった。  今や団塊世代のアイドルとして復活した彼女には、今一度、観客の胸を振るわすような演技を見せてもらいたいと思うのだが。  「新潮」が復興景気に沸く東北・仙台のネオン街ルポをやっているが、これがとても面白い。これが第2位。被災現場の復興は遅々として進まないが、有名なネオン街・国分町の復興は早かったと皮肉りながら、クラブのママにこう語らせている。 「ゴールデンウイーク辺りから、他県から来た人たちが飲みに来るようになったんです。瓦礫の撤去の人とか仮設住宅を作るためにやってきた建築業者や、地震保険の審査をする人達もいっぱい来ました」  一晩で60万円もキャバクラで使う地元の土地持ち。千客万来でホステスの奪い合いが激しい。食べもの屋もキャバクラも満員御礼。ソープ嬢は一日5,6人も客を取って体が保たないとグチり、デリヘル嬢は市内に空いているホテルがないことを嘆く。何と百貨店は前年度比300%増、100万円のロレックスの腕時計が一日5本も売れることがあるという。  本格的な復興を前にこの大騒ぎである。しかし津波の被害を受けた沿岸部に目を転じれば、瓦礫がうずたかく積み上げられた荒涼たる光景が拡がっていると「新潮」は書く。  予想されたように、巨額な復興資金はゼネコンが吸収して、被災地のほとんどの住民には行き渡らない。どこかおかしくないか。その日本の歪んだ現実をこのルポは見事に捉えている。野田佳彦総理に読ませたいものだ。  さて、今週の一冊をあげろといわれたら、迷わず「ポスト」をあげる。なぜか合併号と書いていないが2週売りだからワイド風な記事が多いが、見ていると、このところ「ポスト」が頑張っていたことがよく分かる。  前号で女子職員へのセクハラ疑惑ありと報じた駐クロアチア田村義雄大使に、帰朝命令が12月20日に出されるようだと"追撃"記事を書いている。  「ポスト」は、この問題を取り上げない新聞・テレビの弱腰を批判しているが、外務省の記者クラブに安住して「毒まんじゅう」を食らってしまった記者たちは恥ずかしいとは思わないのか。  同様に前号の「覆面官僚座談会」で、厚労省が25年の納付期間が数カ月足りなかったのに年金を支払っていた受給者に、時効後に受け取っていた保険料を本人に返す代わりに、受給資格を取り消し、支払った年金を返してもらうという"酷な"方針を固めたという厚労省官僚の発言が、大きな波紋を呼んでいる。  突然、「あなたは明日から無年金」だと言われたら、動揺しない人間は多くはないはずである。年金だけを取ってみても、この国はすでに破綻していると言わざるを得ない。「現代」のように、だから60歳からもらったほうがいいといういい分もそれなりの説得力はあるが、根本は消費税増税も含めた年金制度の抜本的な改革が必要なのだ。だが悩ましいのは、それを今の政治家や官僚には絶対任せられないことなのである。  大リーグへ移籍を希望している楽天の岩隈久志が愛人と車中キスをしている写真をスクープしたのも「ポスト」である。  だが、その愛人が岩隈の妻の妹であるというウワサが広がっているようで、ご丁寧に「A子さんが『義理の妹』でないことは確認している」と注意を喚起している。  警視庁に逮捕された柔道・金メダリスト内柴正人の教え子への強姦疑惑を、いち早く報じたのも「ポスト」だった。今週は前回取材した際の内柴とのやり取りを、前回書かなかった部分を出しながら追及している。ポスト記者が「3Pをしたという情報もあるが」と聞くと、こう答えている。 「マジで? ありがたいね。させてもらえれば、したいですよ」  こんな人間を客員教授に採用した九州看護福祉大学の責任も追及されなければならないはずである。  最後に、「ポスト」に比べて影の薄かった他の週刊誌の奮起を促したい。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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「被害者は複数人」「柔道界の悪しき慣習」波紋を広げる内柴事件(12月上旬の人気記事) 

raniking1215jpg.jpg  柔道五輪金メダリストの内柴正人が、未成年の教え子をレイプしたとして準強姦容疑で逮捕された事件。日本柔道界はもとより、各所で波紋を呼んでいます。内柴容疑者は「合意の上だった」と容疑を否認していますが、ワイドショーや週刊誌から聞こえてくるのは"余罪"証言の数々。さわやかなイメージの裏で、その旺盛な性欲は爆発していたようです。  内柴事件のほか、12月上旬の日刊サイゾーでは、毎度おなじみ『南極大陸』ネタや、芸能界の人気者・芦田愛菜ちゃんネタが人気を集めました。  それでは早速、ランキングをチェックしていきましょー。 第1位 「しゃべったら暴走してしまう!?」内柴事件に"犬猿の仲"石井慧がコメントしないワケ 柔道界ってキャラ濃い。 第2位 「他にも被害がある?」準強姦で逮捕の内柴正人容疑者 大学周辺に隠ぺい工作の形跡も コーチの仮面を被った鬼畜? 第3位 大コケのTBS『南極大陸』主演のキムタクは「まあ、しょうがないよね」と開き直り中!? どこまでいっても、キムタクはキムタク。 第4位 「ベイは出ていけ!」ハマスタ会長"横浜のドン"藤木幸夫のキナ臭すぎる素顔 どうなる、ベイスターズ!? 第5位 愛菜ちゃんも要注意? 安達母娘に見る子役ブレークの落とし穴 普通が一番だよ。 次点 北川景子のひとり勝ち!? 実写版『セーラームーン』出演陣 どこで差が付いた...... 事務所の力ってヤツですか。 次々点 いよいよ動き出した映画『踊る大捜査線4』"雪乃さん"水野美紀はやっぱり出演不可能か いいかげん、許してあげてよ。

70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』

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エネルギー資源を求めて日本は太平洋戦争に踏み切る。
石油ショックによって建設が加速化した原発禍と重なる日本が抱える根底的な問題だ。
(c)2011「山本五十六」製作委員会
 日本はなんで国力が10倍以上ある米国に無謀にも戦争を挑んじゃったのか? 『聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』は、真珠湾奇襲攻撃を計画し、日米開戦の口火を切った連合艦隊司令長官・山本五十六の視点を中心に、太平洋戦争の発端から敗戦までを2時間20分の尺にまるっと収めたものだ。「文藝春秋」の記者時代に大座談会『日本のいちばん長い夏』を企画したことで知られる作家・半藤一利氏を監修に迎え、エネルギー資源を海外に頼る日本がエネルギー資源の輸出国である米国と戦争を始めることになった経緯と、その顛末を分かりやすくまとめている。戦争シーンは主にCGで描かれ、流血場面は極力少ない。バイオレンス描写を売りにした戦争映画が多い中、本作は戦争映画というよりは、70年前から今も変わらない日本人の精神構造について言及した問題提起作となっている。『八日目の蝉』が好評を博した戦後生まれ(1961年)の成島出監督が撮り上げた。  日中戦争が膠着状態に陥っていた1939年から物語は始まる。庶民は不況にあえぎ、内閣はことごとく短命で交替していく。日本中を先行きの見えない閉塞感が覆っている。派手な戦争をまた始めれば、景気は回復するのではないか? ドイツ、イタリアと軍事同盟を組んで、英米の圧力を押し返せ! そんな世論が広まっていた。ドイツと手を組めば米国との開戦は必至。国際情勢に詳しい山本五十六(役所広司)をはじめとする海軍が猛反対し、一度は三国同盟はお流れとなる。だが、アドルフ・ヒトラー率いるナチスドイツの欧州での快進撃の前に、「勝ち馬に乗りそびれるな」と結局は三国同盟を締結。山本五十六が予見したように、日米関係は一気に開戦へと向かう。1941年12月、国力に勝る米国との戦争は短期決戦による早期講和しかないと連合艦隊を指揮する山本五十六は真珠湾奇襲に成功するも、この戦果に大喜びした軍の上層部は戦域を拡大。米国との講和の機会を狙っていた五十六の思惑は、日本中の大熱狂に掻き消されてしまう。
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海軍次官から連合艦隊司令長官に拝命された山本
五十六(いそろく)。名前の由来は父親が56歳
のときに生まれたことから。
 本作で描かれているのは、山本五十六の武勇伝ではなく、日本人のおめでたい気質だ。ヒトラーの著書『わが闘争』の抄訳版には日本のことを見下した記述が省かれていることを知らずに、若い軍人たちは感激している。真珠湾攻撃は米軍の空母を叩くという目的が果たせなかったのに、「米軍は恐れるに足らず」とお祭り状態。自分たちの都合の悪いことには目をそむけ、都合のいい部分だけを見て大喜びする。現状を冷静に分析し、対策を練らなければいけないはずの軍の上層部や政治家たちも"都合のいい報告"に一緒に浮かれる。マスコミは都合のいい報告をさらに腕の見せ所とばかりに美化して広め、伝言ゲームのごとく現実とはまるで異なるニュースが流れる。庶民たちも嘘だらけのニュースを信じ込むことで安心する。みんなそろって、ぬか喜び。島国だけで自給自足していた時代ならいざしらず、血にまみれた歴史を踏み越えてきた諸外国にとっては格好のカモ。なんともおめでたい国・ニッポン。まさに、バンザ~イ、バンザ~イだ。
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ミッドウェー海戦で日本海軍は大敗。次代を担
うと期待された山口多聞(阿部寛)ほか多く
の部下と主力艦隊を失う。
 ミッドウェー海戦での大敗後、日本軍大本営は損害を矮小化して発表し、"撤退"という表現を使わずに"転進"と言い換える。新聞社の若手記者・真藤(玉木宏)は「それは転進ではなく撤退なのでは?」と大本営発表に疑問を挟むと、先輩記者の宗像(香川照之)が「国威発揚こそが我々の役割じゃないか」とたしなめる。真藤は反論できない。これとよく似たことを最近の日本人は経験している。福島第一原発事故で政府と東電側はかたくなに"メルトダウン"という言葉を使おうとせず、多くのマスコミはその大本営発表に同調した。太平洋戦争時と今の日本人の精神構造と行動パターンは変わっていない。また、「絶対に沈まない」と称された日本海軍のシンボル・戦艦大和は肝心の燃料がないという設計者が思いもしなかった想定外の理由から活躍の機会を失う。最後は片道分の燃料だけ積んでオトリ作戦に使われ、世界に誇る巨大戦艦は撃沈した。科学の粋を集め、「絶対に安全」と謳われた原発も、想定外の震災で大惨事を招いている。"絶対"という言葉ほど、もろくて危険なものはない。
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山本五十六を取材する新聞記者の宗像(香川
照之)と真藤(玉木宏)。宗像は五十六を
「あなたは世論がまったく分かってない」
と責める。
 本作では山本五十六を完全無欠な英雄に祭り上げることは避けている。日米開戦に反対し、戦争の主力が軍艦ではなく戦闘機になることを先見していた五十六だが、真珠湾攻撃とミッドウェー海戦で戦略の真意を連合艦隊中に徹底させることができず、そのことが致命傷を招く。また軍の中枢と距離を置いたことから、どんどん溝が生じて、五十六の真意がさらに伝わらなくなる。そして問題点が改善されないまま、次の局面へと押し流されてしまう。山本五十六もまた、どうしようもなく日本人的な人間として描かれている。  全編を通して印象に残ったのが、画面の狭苦しさだ。本来なら戦争映画は大スペクタクルシーンが見どころになるはずだが、主なシーンは五十六と参謀たちが詰める旗艦内の長官室、新聞社の編集室、記者の真藤が行き着ける小さな小料理屋、そして五十六と家族が暮らす質素な自宅。ほとんど室内でドラマが進む。密室の中で重要事項が決定されていく。予算的な都合だけでなく、演出的な意図もあるようだ。強いて開放感の感じられるシーンを挙げるとすれば、南洋の島で最後の夜を過ごす五十六がウイスキーを片手に気心の知れた部下たちと一緒に故郷の長岡甚句を歌う場面くらいだろう。いや、開放感があるシーンがもうひとつある。軍隊に徴兵された記者の真藤は、日本の敗戦にともない職場のあった東京に戻ってくる。都合のいいニュースが飛び交っていたあの東京は、焼け野原となっており、まったく何もなくなっていた。まるでキャンバスのように真っ白だ。あまりの何もなさに、真藤は唖然とするのと同時に、小さな希望も感じたのではないだろうか。 (文=長野辰次) gojyuroku5.jpg 『聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』 監修/半藤一利 脚本/長谷川康夫、飯田健三郎 特撮監督/佛田洋 監督/成島出 出演/役所広司、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、益岡徹、袴田吉彦、五十嵐隼人、坂東三津五郎、原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈、中原丈雄、中村育二、伊武雅刀、宮本信子、香川照之 配給/東映 12月23日(金)より全国ロードショー <http://isoroku.jp>
聯合艦隊司令長官 山本五十六 提督の真骨頂。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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ドヤ顔からてへぺろまで!? 自分にそっくりな石像が見つかる「五百羅漢」

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ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。  事の発端は、知人男性に言われたこの一言だった。 「朝井さん(=筆者)は地蔵に似てる。地蔵顔だ」  褒めているのかけなしているのかよく分からないこの宣告をどう受け取っていいものやら、私は答えに窮してしまった。どう考えても容姿を称賛してくれているとは思いにくいが、ご利益のある地蔵を引き合いに出すあたり、ありがたがってはもらえているのだろうか。同時に、幼いころから母に言われ続けている言葉を思い出していた――「あんたはいつも地蔵のような顔して寝てる」。......自分で思っている以上に、私は地蔵顔なのかもしれない。  そんな経緯があり、かねてより気になっていた、「川越大師 喜多院」(埼玉県川越市)の「五百羅漢」へ行ってみることに。ここは、500体以上の"羅漢さま"が鎮座している施設。自分と似た顔の像がいたり、亡くなった親の顔に似てる像の頭をなでると、ほんのり温かく感じたりするのだという。そればかりか、笑う像に泣く像、怒る像に照れる像までと、見ていて飽きない像が並んでいると聞く。
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施設内の羅漢さまの頭をひとつ残らずなでてみたが、
ほんのり温かいものはひとつもなかった。
いつか、両親が亡くなった際に再訪したら、温かく感じるのだろうか......?
 施設内に鎮座していた羅漢さまたちは、想像以上に表情豊かだった。  苦しそうに足を抱える像に、歯を見せて笑う像......。
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「ヒザが、ヒザがぁ!」
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小さな歯までしっかり彫られていて芸が細かい。
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欲しがりすぎ。
 受け皿を手にしている像には、小銭がお供えされているほか、お皿いっぱいに松ぼっくりが詰められているのも。  「五百羅漢」の像はみな、表情豊かなだけでなく、ポージングも個性的。中でも特にぐっときた羅漢さまは以下の5体だ。
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「てへぺろ!」
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あっ、鼻ほじってる!
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心臓を自慢げに見せる羅漢さま。
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キャー! 羅漢さまのエッチ!
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一体彼の身に何が......?
 そして、念のため探してみたところ、ドヤ顔の羅漢さまも、やっぱりいらした。
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ドヤァ!
 この他にも、隣同士でひそひそ話をしてる羅漢さま、お酌をする羅漢さま、マッサージをする羅漢さまと、羅漢さまの珍プレー好プレーは枚挙にいとまがない。羅漢さまの表情はどれも人間臭いが、それもそのはず彼らは仏様ではなく人間。このような石造りの像を見ると、"地蔵"と言いたくなってしまうが、道路などでよく見かけるお地蔵さまは、街の人々を救うためにいる"仏様"。一方、羅漢さまはお釈迦様のお弟子さん(修行僧)のことで、あくまで人間を模した石像なのだそう。  もちろん修行僧ゆえ、普通の人間よりも徳が高いことには変わりないが、建立から長年の月日を経た結果、耳の穴に小さなコケを生やした羅漢さまもいたのにはたまげた。他にいくらでもコケを生やす場所はあっただろうに、わざわざ狙ったかのように耳の穴に生やすだなんて。耳掃除をしてあげたい、と石像相手に母性すら刺激されてしまったのだった。羅漢さま......おそろしい子!
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最も自分の顔に似てると思った羅漢さまはこれ。
せっかくなのでポーズも真似してみた。
●心躍る度 ★★★★★ 本来近寄りがたい印象の修行僧たちが見せる、親しみやすい表情や珍ポーズ。そのギャップに心をわしづかみされてしまった。「川越大師 喜多院」の「五百羅漢」は、1782年から1825年にわたって建立されたもの。羅漢さまの中にも位の違いがあり、施設の中ほどにいるお釈迦様の近くにいる像ほど、高位なのだとか。 (取材・文=朝井麻由美/撮影=田所英一郎) ●『川越大師 喜多院』公式HP <http://www.kawagoe.com/kitain/> 拝観料は大人400円、小人(小・中学生)200円。団体割引あり。拝観時間は、3/1~11/23は8:50~16:30(日祝は16:50まで)、11/24~2/末は8:50~16:00(日祝は16:20まで)。休みは年末年始・お盆ほか。詳細はHPまで。
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【散歩師・朝井がゆく!】バックナンバー 【vol.8】ドラクエ好き女子ライターが教える、ドラゴンクエスト展のマニアな楽しみ方 【vol.7】麺の気持ちになれるアトラクションまで!? 「カップヌードルミュージアム」が楽し過ぎる! 【vol.6】「舌の上でプチプチと......」知られざる珍味"蝉フルコース"にチャレンジ 【vol.5】お坊さんは隠れた名カウンセラー? お寺で人生相談 【vol.4】"ライター"のプライドを懸けて「売り込みナイト」にガチで挑戦! 【vol.3】なんとも言えない高揚感に体が火照る!? 話題のアニソンバーで熱唱! 【vol.2】ベタなトルコをお気軽エンジョイ! 「東京ジャーミイ&トルコ文化センター」 【vol.1】サブカルイベントゆえのゆるさ!? 『ART MAP in 阿佐ヶ谷』を歩いてみた

分からなくってもダイジョーブ! 脳内麻薬を噴出させる異常な漫画『女子攻兵』

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『女子攻兵 1』(新潮社)
マンガ評論家・永山薫のコミックレビュー。連載第7回は松本次郎の『女子攻兵』です!  出ました! 松本次郎の『女子攻兵』(新潮社)第1巻! 帯に「本年度最狂のSFロボ戦記」というアオリ文句が躍る。確かに狂ってる。松本次郎が狂っているだけではなく、この漫画を「月刊コミック@バンチ」に掲載する編集部も、喜んで読んでる読者も、俺も完璧に狂ってる。  女子攻兵とは何か? ミニスカ・セーラー服&パンチラ付きの女子高生型巨大戦闘ロボットだ。しかも、その頭部に人間が搭乗して、操縦する。おまけに素材は超合金じゃなくって、バイオ系で、腹をブッタ斬られればハラワタが飛び出すし、オシッコだって洩らす。早い話が、エヴァンゲリオンとか『進撃の巨人』(諫山創、講談社)とかを女子高生にしたと思ってくれ。サイズを気にしなければそれなりにかわいいが、ギャルやビッチの成分もタップリなので、拒否反応を起こすウブな坊やも多いだろう。そういうのがパンツ丸出しでウジャウジャ出てくるから、苦手な人はどうぞ気分悪くなってください。  それで、お話の印象は、3Dゾンビ虐殺系対人シューティングゲームの感覚に近い。てゆーか、操作できない分、動画掲示板でおなじみのゲーム実況録画を見てる気分。殺伐としてて、出口がなくて、不条理で、その癖、脳内麻薬がジワジワと湧いてきて、病みつきになって、気がついたら小1時間モニターを眺めてたみたいな、そんな感覚。  この漫画に関していえば、背景とか、世界観とか、状況説明とかを求めても無駄。冒頭の前置き的なテキストなんてひどいもんだ。 未来――― 異次元空間に新天地を求めて移住した人々は地球からの分離独立をもとめて武装蜂起。 地球連合軍との間に異次元戦争が勃発。 戦線は拡大、長期化。 地球連合軍は戦局を打開するべく、従来兵器全ての攻撃を無効にする新兵器「女子攻兵」を戦線へ大量投入、大規模な攻勢へ転じようと画策していた。  ナニコレ?  意味分かんねーよ。  未来っていつの話? 異次元空間って? 地球連合軍って?  SF的な考証もなければ、時代背景も語られないし、政治的なアレコレも分からない。  けど、分からなくっても大丈夫。  そもそもゾンビ虐殺シューティングゲームの箱に書いてある解説を真剣に読む人がいるんだろうか? 「謎の彗星の接近により世界はゾンビで一杯になってしまった。生き残るために闘え!」  でオーライ。いや、ゲームシステムさえ把握できてりゃ充分で、物語なんかどうでもいいんじゃないのか?  かくして、読者はイキナリ的に『女子攻兵』の世界に投げ込まれる。ゲームマスター松本次郎は、「なんで!?」「どうして!?」という読者の悲鳴を、力業で圧殺し、強引に作品世界に引きずり込む。  このへんが漫画の強味だ。これが小説だったら、読者がリアリティを感じるように、それなりの世界観を文章で呈示し、物語内でのルールを解説しなければならない。それも説明的にではなく、自然と解るように書かないと、「前置き長いだけで、ツマンネエ」とか、ついこの間、字の読み方を覚えたような小僧にバカにされたりする。  漫画は世界をそのまま絵で表現できる。漫画は「絵」でそう描いちゃえば、「そーゆー世界」になってしまう。もちろん、説得力は必要だが、これは絵のうまい・ヘタはあまり関係がない。キレイ・キタナイも関係ない。恥ずかしげもなく自分の妄想を公開できる破廉恥力と、読者をねじ伏せる剛腕力が大事なのだ。  その点、松本次郎は完全にリミッターが外れている。仇討ちが公認される狂った近未来を描く松本次郎の代表作『フリージア』も実にイヤな作品だったが、今回はさらに突き抜けている。  物語のキモは女子攻兵乗りが遅かれ早かれ精神を汚染されるという一点に集中する。衣服が人格を規定し、形成する。軍服が軍人を作る。特攻服を着れば気分は夜露死苦だ。女子攻兵の中の人も女子高生化してしまう。ジェンダーと体格のアイデンティティーが崩壊する。  巨大な武装女子高生たちが、「聖名」と称する女子名(○○ちゃんとか)で互いを呼び合い、ケータイでメールをやりとりし、いかにもなギャルトークを繰り返す。それを本書では「ママゴト」と呼ぶ。  主人公、つまり読者視点の代理人であるタキガワ中尉は、ママゴトに参加することを拒否し、必死で「男」で「軍人」という「マトモ」な「自我」にしがみつき、「汚染」に抵抗する。女子高生化する部下を叱りつけるが、その最中にも部下のツネフサ兵長のケータイには存在しないはずの「彼氏」からメールが届く。 「貴様 作戦行動中はケータイは切っとけって言っただろ」  とキレそうになる中尉を別の部下ハラダがなだめにかかる。 「ツネフサセンパイに何言っても無駄ですよー だってヤキモチやいてダダこねてるだけだからー」  そのヤキモチの理由というのが、ハラダがケータイのストラップを中尉とお揃いにしたからだというのだ。 「ハラダだけぬけがけして中尉とお揃いにするなんて」 「ずるいよねー」  気が狂いそうな会話の中で、中尉は「自分だけは違う」と抗う。確かに部下達は一線を超えている。女子高生成り切り度がハンパではない。  しかし、精神汚染は着実に進行する。いや、そもそも女子高生型巨大ロボットなんてキワキワのキワモノを兵器として認めた時点で狂っている。しかもセーラー服に巨大携帯だ。汚染は「現実」をも侵犯する。中尉の電源を切ってあるはずの携帯にツキコと名乗る「親友」からのメールが着信する。とうとう汚染度がピークに達したのか? しかしメールはギャル文ではあるが戦場を正確に把握している者にしか書けない内容だ。中尉はその情報が作戦遂行上、有効であるというリアリズムに徹し、戦闘を続行する。  第1巻で中尉たちが狩る敵は分離独立派勢力ではない。精神汚染がピークに達し、軍の制御が効かなくなった女子攻兵たちだ。かつての同僚だった「マトモな」女子攻兵を殺戮し、食らいつき、融合し、デタラメな人体の集合体と化して、 「おかーさん ともだち たくさん できたよー」  とつぶやく。いやはや暴走したエヴァよりタチが悪いぜ。  これが女子攻兵の、そして同時に女子攻兵乗りたちの末路である。そうなる前に任務から外された女子攻兵乗りには、ラボに監禁され、モルモットにされ、切り刻まれる運命が待っている。  では、破滅が避けられないことが分かっていながら、彼らは女子攻兵と一体化することによって得られる全能感に中毒し、降りることができなくなる。  この悪夢めいた世界ではマトモな人間は一人としていない。中尉の上官である大佐は、中尉の能力を利用しようとしているくせに中尉を自殺に追い込もうとするが、それすらもジョークだとうそぶく。第1巻終盤に登場するCIA軍事顧問のオデコには「CIA」と書いてある。彼らの作戦会議は、タチの悪いジョークをぶつけ合う狂ったコントだ。『フリージア』ではまだ異常と正常の対比があったが、本作ではもうぐちゃぐちゃです。みなさん変すぎます。頭オカシイです。  松本次郎が捏造した醒めない悪夢のような世界は、その訳の解らなさ故に、読者を深読みと誤読のドロ沼に誘導する。  例えば、頭のイイ人なら 「訳の解らなさでは実は我々の住む現実世界とやらも大差がない。現実世界だって道理は通らないし、充分に不条理だし、至る所で狂気が渦巻いている。その意味で『女子攻兵』は現実世界を茶化した諷刺漫画だとも言えるだろうし、ほとほと現実に愛想が尽きた呪いの書として読むこともできるだろう」  と解釈するかもしれない。シニカルなオタクならば、 「『巨大女子高生の殺戮合戦すればエロくてグロくて面白い』という単純な思いつきがとんでもない変態作品を生んでしまったということですねwww」  とも苦笑するかもしれない。それぞれが好き勝手に解釈すればいいし、解釈しなくてもいい。  この先、どう転がっていくのかは不明だが、中尉の行く手にはさらに、訳の分からないイヤな世界が待っているようだ。  ともあれ、狂気をエンターテインメントとして享受できる人、脳ミソのタガを外したくなった人にはオススメしよう。イヤな脳内麻薬が出ることは間違いないからな。 (文=永山薫) ●永山薫(ながやま・かおる) 1954年、大阪府大東市出身。80年代初期から、エロ雑誌、サブカル誌を中心にライター、作家、漫画原作者、評論家、編集者として活動。1987年、福本義裕名義で書き下ろした長編評論『殺人者の科学』(作品社)で注目を集める。漫画評論家としてはエロ漫画の歴史と内実に切り込んだ『エロマンガ・スタディーズ』(イースト・プレス)、漫画界の現状を取材した編著『マンガ論争勃発』シリーズ(マイクロマガジン)があり。現在は雑誌『マンガ論争』(n3o)共同編集人、漫画系ニュースサイト『Comics OH』(http://oh-news.net/comic/)編集長を務める。
女子攻兵 1 乗りたいといえば、乗りたい。 amazon_associate_logo.jpg
■【コミック怪読流】バックナンバー 【第6回】リアルより魅力的かもしれない虚構はリアルが旬のうちに味わうべし『AKB49~恋愛禁止条例~』 【第5回】とことんブレない! 幕末でもヤンキー! おまけに下品~加瀬あつし『ばくだん! 幕末男子』~ 【第4回】人気はSNSのお陰? これからが勝負の絶望的活劇漫画~諫山創『進撃の巨人』~ 【第3回】小さく産まれて大きく育った、お風呂漫画~ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』~ 【第2回】ホラー少女が鈍感力でライバルをなぎ倒す~椎名軽穂『君に届け』~ 【第1回】いっそゾンビな世の中に──花沢健吾『アイアムアヒーロー』

"超肉食系"チャン・グンソクが日本でハメ外し! 100人合コンを開催していた!?

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『2011 JANG KEUN-SUK ASIA TOUR 
THE CRI SHOW ドキュメンタリーREAL STORY』
(ポニーキャニオン)
 今年最も稼いだ韓流スターといえば、"グンちゃん"の愛称で親しまれるチャン・グンソクだろう。地元韓国での"格"はイマイチだが、日本で人気が爆発し、写真集を出せば大ヒット。先月下旬には初の東京ドーム公演を行い、約4万5,000人を集めた。芸能プロ関係者いわく「わずか数日で億単位の金を荒稼ぎしたことだろう」。  一方で、グンソクが日本を訪れる理由は"金儲け"のためだけではない。 「彼は超肉食系で有名。今秋に来日した際には、都内で30人 vs 70人の合コンを開催したそうですよ」とは某コーディネーターの話。それも30が男性の数で、70が女性の数というから驚き。 「しかも70人全員が粒そろいで、参加する前には厳正な写真審査まであったそうです。彼や彼の側近のお眼鏡にかなわなければ、参加することもできないんだとか。審査を通過した女性? そりゃあもうモデル並みの美女ばかりですよ!」(事情通)  男子諸君にとっては何ともうらやましい話だが、気になるのはその夜のグンソクの"その後"。 「美女2人と夜の街には消えていきましたが、そのあとはどうなったか分かりませんね」(同)  韓国芸能界に詳しい人物は「本国ではマスコミの目もあり、派手に遊べないため、日本など海外でハメを外すタレントが急増中なんです。そのことは韓国マスコミも把握していて、わざわざ日本まで追いかける者もいます」と話す。  いつ"爆弾スキャンダル"が飛び出すか分からない危なっかしさも、グンちゃん人気の一因なのかもしれない!?
2011 JANG KEUN-SUK ASIA TOUR THE CRI SHOW ドキュメンタリーREAL STORY アフターケアもしっかりね! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・「ファン800人が羽田で歓迎」のチャン・グンソク 実際は「謝礼2,000円」の応募者が100人......モデルと熱愛報道のチャン・グンソク 人気ダウンを恐れ"火消し"に奔走する裏事情「メークに2時間以上かかる」チャン・グンソクに再び持ち上がる整形疑惑

悪い酔いスウィーツで年忘れ!「レディーボーデン会 (女子の忘年会)」


IMGP8970.jpg 料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。  「ちょっとちょっと、今度、友達の家で忘年会やることになったの」  「ああ、いつもの主婦会ね。いってらっしゃい」  「主婦会じゃなくて、女子会よ! 心はまだレディーなの! そこ大事!」  「はいはい。で、それがどうしたの?」  「料理はみんなの持ち寄りで、私はスウィーツ担当になったの。何がいいかしらね?」  「出た、スウィーツ! 主婦......じゃなくて女子の忘年会で出すスウィーツねえ。よし、ぴったりのスウィーツがあるよ!」 IMGP8953.jpg  「バニラアイスとお酒? これをどうするの?」  「アイスをお皿に盛ったら、お好みのお酒をたっぷりとかける。これで完成」 IMGP8976.jpg  「あら簡単。アイスで作るカクテルみたいな感じかしら。確かに女子ウケしそうね」  「そうだろ。これを作るときは、アイスのブランドが大切なんだ。ほら、レディーボーデン」  「安いカップアイスじゃダメってこと?」  「それもあるけど、女子の忘年会なんだろ。だから、ほら」 IMGP9004.jpg  「......分かった!」 父&母 「レディーボーデン会(レディー忘年会)!」  「ありがとう! 最高よ! でもこれ、おいしいから食べすぎて酔っ払っちゃいそう」  「悪酔いするスウィーツだから、"泥酔―ツ"だよ!」 ■材料  ・レディーボーデン バニラ味 適量 ・アイスに合いそうなお酒(コーヒーリキュール、ラムなど) 適量 ■作り方 1、お皿にバニラアイスを盛る。 2、お好みのお酒を掛ける。 ■玉置メモ ・一番のオススメはコーヒーリキュールのカルア。最近は牛乳と混ぜて飲むタイプのお酒も各種発売されているので、いろいろと試してみてください。 ・懐かしのクリームソーダのように、炭酸のカクテルにアイスを浮かべて飲むのもおいしいですよ。 ●たまおき・ゆたか へんな料理研究、マイナーアウトドア、狩猟採取が趣味のWEBディレクター、ときどきライター。「デイリーポータルZ」、「地球のココロ」、「@ニフティ つり」など で連載中。 < http://www.hyouhon.com/>

ロッテ レディボーデン バニラ 8個入 この季節になるとやたらとプッシュ。 amazon_associate_logo.jpg
■男のダジャレレシピ・バックナンバー 【第20回】万能味噌を使った魔法の料理「西京の相性は黄身(最強の相性はキミ)」 【第19回】旬のサンマをギニア風に「イイコブ、ニコム、サンコン(イッコン、ニコン、サンコン)!」 【第18回】永谷園で作る秋の味覚「松タケご飯(まつたけご飯) 」 【第17回】アジ釣りで大漁! 「アジしめちゃいました(味占めちゃいました)」 【第16回】うなぎと乗り切れ! "ダシ"が違う夏のひつまぶし 【第15回】夏にピッタリ! 旬の魚で手軽にできちゃう「狂う水(クールビス)」 【第14回】蒸し暑い時期にピッタリ! 梅干しの酸味が効いた「上を向いて歩こう(梅と麦とアルコール)」 【第13回】レストランにも行きたくない出無精なあなたに「大型連休ギュウギュウ詰め(O型レンコン牛牛詰め)」 【第12回】旬の素材が盛りだくさん「ネギに大葉 ヤマウド・ノビル 初鰹(目には青葉 山ほととぎす 初鰹)」 【第11回】スタミナ満点! よくばりどんぶり「ごはんと胃・レバー・牛たくさん(ゴホンと言えば、龍角散)」 【第10回】甘党にはたまらん!  「オリゴ糖、黄身と和えて、ようかん食った(ありがとう、君と逢えて、よかった)」 【第9回】捌けなくても大丈夫! 包丁要らずのカンタン鍋「捌き無知鍋(サバキムチ鍋)」 【第8回】惚れてしまいそうな大人の味「バーレーン・タイ キッシュ(バレンタイン・キッス)」 【第7回】3分で出来るお祝い料理「脂肪コーン、5を書く!(志望校合格)」 【第6回】正月ボケに効果てきめん「意外! タイなら七臭粥(胃が痛いなら七草粥)」 【第5回】気分次第でアレンジ可能「麻婆茄子! 干し芋乗っかっちゃう!(まーボーナス! 欲しいもの買っちゃう)」 【第4回】三つの味が楽しめる豪華ディナー「三択ロース(サンタクロース)」 【第3回】ぜいたくの極み! 「いい肝のカワハギのいい肝ばかり(『いきものがかり』のいきものばかり)」 【第2回】ひと手間かければ豪華な一皿! 「タンカレー ナンバナナ天(タンカレー No.10)」」 【第1回】甘くて辛い 大人のおつまみ「マスタードナッツ(ミスタードーナツ)」

「世界滅亡の断言」を強要された!? オカルトにかかわるマスメディアの責任とは

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『2012年!! 恐怖の人類滅亡預言の真実
巨匠! 山口敏太郎B-FILEシリーズ』
UMA、心霊現象、都市伝説、オカルト......科学や情報技術が発達した現代でも、今なお話題に上がり続ける真贋不明な有象無象を、"摩訶不思議"のオーソリティー・山口敏太郎が縦横無尽にぶった斬る  心霊、妖怪、都市伝説、UMA、UFO、陰謀論......この手の分野を扱っていると、いろいろと仰天することに出くわす。特にこの手の分野をまったく疑うことなく妄信している人々、俗にビリーバーという妄信者には迷惑することが多い。とにかく、奴らは他人の迷惑など省みず、自分のことばかり主張するのだ。  とある人物などは、日々締め切りと納期に追われる弊社(株式会社山口敏太郎タートルカンパニー)に、毎日のように電話をしてきて、自分の宇宙人体験を聞かせようとする。最初のうちは社員たちも黙って聞いていたのだが、徐々に編集業務や執筆業務に支障をきたすようになってくる。  このままでは、取引先に迷惑をかけてしまうので、会社の代表としてその人物に「仕事中なので、何度も何度も電話をかけないでほしい」と伝えると、突如逆ギレ。「なんで自分が体験した世界的に貴重な話を聞かないのか!!」と大暴れ。なだめて電話を切ったのだが、大変不快な思いをした。  毎日職場に電話してくる己の非常識な行動を否定されたにもかかわらず、彼の頭の中では、自分の体験談(単なる妄想)を山口敏太郎に否定されたと思い込んでしまったようで、その後あちこちに電話して妄想を撒き散らしているようだ。彼はこの先、何十年も妄想の世界で夢心地のまま人生を終えるのであろう。  また、突然尋ねて来て、いきなり面会を求める妄信者も困りものである。うちの事務所は毎日のように来客があり、編集者や放送作家、テレビスタッフと打ち合わせを重ねている。ゆえに、いきなりやってきて玄関先で「山口敏太郎に会わせろ!!」と叫ぶものだから、打ち合わせもできず、もう大変である。中には、怪しげな器具や預言書(小学生レベルだが、逆にそれが"20世紀少年"みたいで怖くもある)を手渡そうとする輩もいる始末で、最近はインターフォンで関係者かどうか確認し、アポのない人物は取りつがないようにしている。  逆に筆者を妄信者扱いする人間も稀にいる。筆者の本やテレビ・ラジオでの発言をチェックしていれば、妄信者でも全否定論者でもなく、不可解な現象の案件ごとで、真偽を判断するのが山口敏太郎流だと理解できるのだが、テレビやラジオのスタッフでありながら 「山口さん、2012年人類は滅亡すると断言してください」 「なんでもかんでも、宇宙人の陰謀だって言ってください」  と言ってきたりする場合がある。 「人類滅亡なんか、するわけないじゃん。あるのは資本主義の限界が見えることかな」 「なんでもかんでも、宇宙人の陰謀にしちゃ駄目でしょう」  と答えると、 「ええっ、今までの専門家みたいに妄信してないんですか」  と、ひどく驚くのだ。確かに不思議な現象は実際にあるが、報告される事例のうち95%以上がなんらかの勘違い、妄想、虚言でしかない。これはフェイク情報を切り捨てたとしても残り5%の中に真の不思議現象が残るのだ。  どちらにしろ、オファーする相手をもっと調べてから依頼すればいいのにと思う。今までは、確かにそういうイージーな演出も受けてきたオカルト研究家が多かったのも事実だが、それはあくまで昭和のテレビ・ラジオの話である。  コンプライアンスが浸透した現在では、霊能者やスピリチュアルカウンセラー(占い師はOKのようだ)という職業の人が画面に映り、霊能力とか霊視という言葉を使うことさえもはばかられる。こういう時代だからこそ、安易に恐怖をあおる演出や、視聴者もうすうす分かっているようなインチキな演出は控え、ウソはウソ、分からないことは分からないと正直にいうのが、これからのメディアの責任である。 (文=山口敏太郎) yamaguchibintaro200.jpg ●やまぐち・びんたろう 1966年7月20日生まれ、徳島県出身。血液型AのRHマイナス。作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家などさまざまな肩書を持つ。UMAや心霊・都市伝説など、あらゆる不思議分野に精通する唯一のオールラウンドプレイヤー。
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【関連記事】 【VOL.1】"オフィシャルか、プライベートか......現代における「妖怪と幽霊の違い」とは? 【VOL.2】「いったい誰の仕業か」UFOの大群が飛来する怪事件が指し示すもの 【VOL.3】オカルトやホラーを家族で楽しむために「2012年 ハルマゲドン商法」を討つべし

追悼……"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化

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『竜馬暗殺』『祭りの準備』に続く、黒木和雄監督&原田芳雄のタッグ作
『原子力戦争 Lost Love』。風吹ジュンさんもお若い。
(c)1978文化企画/ATG
 "永遠のアウトロー"原田芳雄さんが今年7月19日に亡くなった。300年続く"村歌舞伎"を守る筋金入りのカブキ者を演じた主演作『大鹿村騒動記』の封切りを見届けてから旅立った。原田芳雄さんの代表作というと、鈴木清順監督と組んだ幻想談『ツィゴイネルワイゼン』(80)、若松孝二監督と組んだハードボイルド作『われに撃つ用意あり』(90)などのイメージが強烈だが、いちばん主演&出演数が多かったのは黒木和雄監督とのコンビ作だった。『竜馬暗殺』(74)を皮切りに、『祭りの準備』(75)、『浪人街』(90)、『スリ』(00)、『父と暮らせば』(04)などの秀作を残している。原田芳雄&黒木和雄の名タッグ作の中で"幻の作品"と化していたのが、福島原発のお膝元・いわき市でロケを敢行した社会派サスペンス『原子力戦争 Lost Love』(78)。ビデオ化されたものの長らく廃盤扱いだったが、12月7日(水)にようやく初DVD化された。  原作は田原総一朗氏のドキュメンタリーノベル『原子力戦争』(筑摩書房)。田原氏が東京12チャンネル(現テレビ東京)でドキュメンタリー番組のディレクターを務めていた時代の作品だ。小説版の主人公はテレビ局のディレクター。原発問題を取材しているうちに、魑魅魍魎のごとく原発利権に群がる怪しい人物たちに次々と遭遇していく。原発建設予定地には億単位の金がバラまかれ、まず地元の人たちの金銭感覚や人間関係をズタズタにしてから開発が進むこと。原発推進派には企業主体か官僚主導かで派閥争いがあること。反対運動側にも補償金目当ての亡者が少なくないこと。原発で下請け業者として働いていた人たちが白血病で亡くなっても、肝臓病とカルテが書き換えられること。電力会社側が言う"無事故"とは、事故を起こさないことではなく、事故を外部に漏らさないよう、もみ消すということ。事故を追求しようとした県議は懲罰委員会に掛けられたこと......。仮名による小説という形にすることで、原発に関するさまざまな問題を赤裸々に暴いている。田原氏はこの小説の雑誌連載を続けたことで東京12チャンネルを退職することになると同時に、身の危険も感じたそうだ。
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ミステリアスな未亡人を演じたのは国際派
モデルとして活躍した山口小夜子。福島原発
に近い小名浜での撮影だ。
 映画版『原子力戦争』では、主人公の坂田(原田芳雄)は原発問題や政治にはまったく関わりのないただのチンピラ。情婦をソープランドで働かせて、東京でヒモの生活を送っていた。情婦は母親の三回忌に出るために東北の小さな町に帰省したが、それっきり連絡がない。おかしく思った坂田は情婦の故郷を訪ねるが、実家で暮らす父親(浜村純)からけんもほろろに追い返される。真っ白なスーツにサングラス姿の坂田は、異分子としてすぐに町中に知れ渡った。東京から左遷されてきた新聞記者・野上(佐藤慶)が坂田に近づき、耳打ちする。数日前に原発の技師が女性と心中した溺死体が浜辺で見つかったが、その女性が捜している相手ではないのかと。  なんで自分の女は、見も知らぬ原発技師と心中したのか? 坂田はさっぱり見当がつかない。だが、女に食べさせてもらっていたヒモとしての仁義から、坂田は女の不可解な死因を調べ始める。亡くなった原発技師の未亡人(山口小夜子)や情婦の妹(風吹ジュン)たちと接触していくうちに、情婦の兄は地元の漁業組合をまとめる立ち場にあり、将来は市長選出馬を目論んでいることが分かる。また、原発技師は原発の構造に重大な欠陥があることに気づき、その証拠を公表しようと考えていた。どうやら、原発技師を口封じする際に、情婦は心中と見せかけるための道連れになってしまったようだ。東京でソープ嬢として働いていた情婦は、野心家の兄にとって邪魔者だったに違いない。原発推進派によれば、原発建設はエネルギー資源に乏しい日本国の将来を支えるための必要不可欠な国家プロジェクト。その尊い生け贄に、面識のない2人が選ばれてしまったのだ。坂田は危険を承知で原発技師が残した原発事故の証拠写真を持ち歩く。真犯人が誰であるか確かめるために。
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恋人の死因を調べようとした坂田(原田
芳雄)は暴漢たちに襲われる。坂田の行動は
相手にすべて筒抜けだった。
 撮影中はずっと東電の監視者が現場近くに張り付いていたという本作。話題となったのが、主人公の坂田が福島原発にアポなしで乗り込むシーンだ。エントランスで警備員たちは、撮影クルーに対して撮影を止めろと立ち塞がる。その騒動がドキュメンタリータッチで映し出される。DVDには特典映像として田原総一朗氏のインタビューが収録されているが、「黒木監督は3割くらいは原田さんが逮捕されるのを望んでいたのではないか」と語っている。当然、そのぐらいの覚悟があって、原田芳雄さんは『原子力戦争』に主演することを引き受けていただろう。映画を成立させるためなら自分の体を張ったし、そうすることが主演俳優の務めだと考える人だった。  原田芳雄さんには1度だけだが、『たみおのしあわせ』(07)の公開時にインタビューさせてもらった。ある手違いから自分は誤った取材場所に向かってしまったため取材時間に遅れてしまったのだが、焦りと緊張で汗ダラダラ状態だったこちら側を原田芳雄さんはにこやかに迎え入れてくれた。サングラスを外した目が優しかった。原田芳雄さんは高校を卒業して、しばらくの間、銀座でサラリーマンをしていたそうだ。といっても、会社にはしょっちゅう仮病をつかって、気が向いたときにしか出社しなかったとのこと。職場には全然顔を出さないくせに、社員による草野球大会ではピッチャーで4番を打ち、忘年会の余興では上司や先輩を差し置いて大トリを飾っていた。楽しそうに自身のサラリーマン時代を語ってくれた。原田芳雄さんが俳優座に入ることを決め、会社に退職届を出しにいくと、会社中の人たちが大喜びで送り出してくれたそうだ。  型破りで気骨があって、男のフェロモンむんむんで、そして優しくてユーモアたっぷりで、映画を愛した人。原田芳雄さんという素晴らしいスターが日本のインディペンデント映画シーンにいたことを胸に刻みたい。 (文=長野辰次) genshiryokuwar04xs.jpg 『原子力戦争 Lost Love』 原作/田原総一朗 脚本/鴨井達比古 監督/黒木和雄 出演/原田芳雄、山口小夜子、風吹ジュン、磯村みどり、西山嘉孝、早野寿郎、草薙幸二郎、石山雄大、浜村純、戸浦六宏、和田周、三戸部スエ、鮎川賢、阿藤海、榎木兵衛、岡田英次、佐藤慶  12月7日(水)DVDリリース 発売・販売/キングレコード
原子力戦争 Lost Love 追悼。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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