森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン!

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大手デベロッパーに勤務する小町圭(松山ケンイチ)と
町工場の二代目・小玉健太(瑛太)。2人とも鉄道を深く愛するが、
恋愛はちょっと奥手。(c)2012『僕達急行』製作委員会
 トンネルを抜けると、そこは“森田芳光ワールド”だった。鉄道オタクな2人の青年を主人公にした森田芳光監督作『僕達急行 A列車で行こう』は、軽快な仕上がりのコメディーだ。ビジネス・サクセスストーリーらしき筋書きは一応あるが、デビュー作『の・ようなもの』(81)やヒット作『間宮兄弟』(06)を思わせる、ノホホンとした主人公たちのあくせくしない生き方を肯定的に描いたもの。『椿三十郎』(07)、『サウスバウンド』(07)に続く出演となった松山ケンイチには東北新幹線の“こまち君”、『アヒルと鴨のコインロッカー』(07)の瑛太にはスマートなデザインでロングラン人気を誇る“こだま君”と登場キャラクターそれぞれに列車の名前を冠するといった遊び心も森田監督らしい。2011年12月に急逝した森田監督の遺作となったが、作品には湿っぽさはまったくなく、また巨匠めいた説教臭さも微塵もない。どこまでも軽やかでユーモラスさに溢れた“森田芳光ワールド”が広がる。
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こまち君は音楽を聴きながら風景を
眺めるのが好き。こだま君は列車のディテー
ルが好き。同じ鉄道オタクでも、楽しみ方
が異なる。
 登場キャラクターの名前だけではなく、本編には「わたらせ渓谷鐵道」をはじめ関東周辺、九州各地の合計20路線80モデルの電車が登場する。走っている路線が違い、年代や製作者が異なれば、当然ながら列車のデザインはまるで変わってくる。最新鋭の特急電車もあれば、のんびりした各駅列車もある。それぞれの列車がそれぞれの風景の中を、毎日きちんとダイヤに合わせて走っていく。きかんしゃトーマスさながら、それぞれの列車には顔があり、漂う風格も異なる。街と街を繋ぐ、それらの列車が走る様子は、人間社会の営みそのもの。主人公のこまち君とこだま君は、どの列車も同じように愛おしそうに見つめ、耳をそばだてる。主人公たちの列車に注ぐ暖かい眼差しは、森田監督が現代社会を生きる人々に向けたものでもあるようだ。  『メイン・テーマ』(84)では携帯電話が普及する前夜のパーソナル無線をツールとして登場させ、『(ハル)』(96)ではパソコン通信で繋がる男女の新しい関係を、『わたし出すわ』(09)では経済至上主義となった現代社会で、お金では買えない友情を探し求めるヒロインの姿を描いた森田監督。時代の流れの中で、変容していく人間関係をずっと見つめてきた。時代を先取りしていたため、ヒット作に恵まれ続けたわけではなかったが、その時代その時代を生きる若者たちを肯定的に捉えてきた。少なくともオリジナル作品に関してはその視線は一貫していたように思う。本作でも、同じ趣味で繋がるこまち君とこだま君の“絆”とか“友情”とはちょっとテイストの異なる、損得勘定のないゆるやかな関係が心地よい。
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レールビューが自慢のマンションを2人は見学。
人によって生活における快適条件はまるで違う
ことが分かる。
 森田監督には『わたし出すわ』の公開前に、日刊サイゾーのインタビューでお目にかかった。大監督然とせず、にこやかな表情で「何でも言ってください、聞いてください。ボクで答えられることなら、何でも話します」という、ふんわりとした懐の持ち主だった。本作と同じくサラリーマンものである『そろばんずく』(86)がコケたことに話題が及ぶと「あはは。自分では失敗作だとは思ってないけど、ファンは付いて来れないよね」と笑い飛ばした。『それから』(85)のような評論家たちが絶賛する作品を撮ると、その後は逆に人を喰ったようなオリジナル作品が作りたくなるのだと語った。また、シネコンが主流となった映画界があまりに最大公約数的なものばかり追い求めていくと、こぼれ落ちていくものも多くなるんじゃないかと危惧した。今はまだ自分の技術が追いつかないけど、予算があればスタンリー・キューブリックみたいな大作にも取り組んでみたいと将来のことを聞かせてくれた。人気監督らしく服装には気を付けてきたつもり、本当はビンボーなのにね……とも笑って打ち明けてくれた。日本映画=古くさいもの、というイメージを打ち壊したかったそうだ。もっともっとインタビューしたかったし、もっともっと作品を撮り続けてほしい監督だった。利害関係から離れた人間関係をとても大切にする人だった。  こまち君もこだま君も、仕事に対してはマジメで、他人を気遣う思いやりもある。でも、それ以上に趣味のこととなると目がランランと輝き、初対面の人とも趣味を通じて瞬く間に打ち解けてしまう。その一方、なかなか異性との恋愛にまでは巧く手が回らない。『僕達急行』は万事OK、大成功とはならない展開がほどよい塩加減だ。主人公は2人とも人当たりのよい好青年だが、何でも解決できるほど器用ではないし、恋愛なんてどうでもいいよと割り切れるほどクールでもない。また、2人が所属するそれぞれの業界も、新しいニーズを切り開いていかないと生き残れないシビアさがある。それでも、発車ベルが鳴り、列車が動き始めると、こまち君もこだま君もこれからどんな風景が待っているのか胸が高鳴る自分がいることに気づく。希望と不安は仲の良い一卵性双生児だ。ドキドキとワクワクを一緒に乗せて『僕達急行』が発車する。発車オーライという森田監督の明るい声がどこからか聞こえてきそうだ。 (文=長野辰次) bokusyu4.jpg 『僕達急行 A列車で行こう』 脚本・監督/森田芳光 主題歌/RIP SLYME 音楽/大島ミチル 出演/松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、ピエール滝、村川絵梨、伊東ゆかり、伊武雅刀、星野知子、笹野高史、西岡徳馬、松坂慶子 配給/東映 3月24日(土)より丸の内TOEIほか全国ロードショー公開 <http://boku9.jp/>
森田芳光組 森田映画とは――。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン!

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大手デベロッパーに勤務する小町圭(松山ケンイチ)と
町工場の二代目・小玉健太(瑛太)。2人とも鉄道を深く愛するが、
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 トンネルを抜けると、そこは“森田芳光ワールド”だった。鉄道オタクな2人の青年を主人公にした森田芳光監督作『僕達急行 A列車で行こう』は、軽快な仕上がりのコメディーだ。ビジネス・サクセスストーリーらしき筋書きは一応あるが、デビュー作『の・ようなもの』(81)やヒット作『間宮兄弟』(06)を思わせる、ノホホンとした主人公たちのあくせくしない生き方を肯定的に描いたもの。『椿三十郎』(07)、『サウスバウンド』(07)に続く出演となった松山ケンイチには東北新幹線の“こまち君”、『アヒルと鴨のコインロッカー』(07)の瑛太にはスマートなデザインでロングラン人気を誇る“こだま君”と登場キャラクターそれぞれに列車の名前を冠するといった遊び心も森田監督らしい。2011年12月に急逝した森田監督の遺作となったが、作品には湿っぽさはまったくなく、また巨匠めいた説教臭さも微塵もない。どこまでも軽やかでユーモラスさに溢れた“森田芳光ワールド”が広がる。
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こまち君は音楽を聴きながら風景を
眺めるのが好き。こだま君は列車のディテー
ルが好き。同じ鉄道オタクでも、楽しみ方
が異なる。
 登場キャラクターの名前だけではなく、本編には「わたらせ渓谷鐵道」をはじめ関東周辺、九州各地の合計20路線80モデルの電車が登場する。走っている路線が違い、年代や製作者が異なれば、当然ながら列車のデザインはまるで変わってくる。最新鋭の特急電車もあれば、のんびりした各駅列車もある。それぞれの列車がそれぞれの風景の中を、毎日きちんとダイヤに合わせて走っていく。きかんしゃトーマスさながら、それぞれの列車には顔があり、漂う風格も異なる。街と街を繋ぐ、それらの列車が走る様子は、人間社会の営みそのもの。主人公のこまち君とこだま君は、どの列車も同じように愛おしそうに見つめ、耳をそばだてる。主人公たちの列車に注ぐ暖かい眼差しは、森田監督が現代社会を生きる人々に向けたものでもあるようだ。  『メイン・テーマ』(84)では携帯電話が普及する前夜のパーソナル無線をツールとして登場させ、『(ハル)』(96)ではパソコン通信で繋がる男女の新しい関係を、『わたし出すわ』(09)では経済至上主義となった現代社会で、お金では買えない友情を探し求めるヒロインの姿を描いた森田監督。時代の流れの中で、変容していく人間関係をずっと見つめてきた。時代を先取りしていたため、ヒット作に恵まれ続けたわけではなかったが、その時代その時代を生きる若者たちを肯定的に捉えてきた。少なくともオリジナル作品に関してはその視線は一貫していたように思う。本作でも、同じ趣味で繋がるこまち君とこだま君の“絆”とか“友情”とはちょっとテイストの異なる、損得勘定のないゆるやかな関係が心地よい。
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レールビューが自慢のマンションを2人は見学。
人によって生活における快適条件はまるで違う
ことが分かる。
 森田監督には『わたし出すわ』の公開前に、日刊サイゾーのインタビューでお目にかかった。大監督然とせず、にこやかな表情で「何でも言ってください、聞いてください。ボクで答えられることなら、何でも話します」という、ふんわりとした懐の持ち主だった。本作と同じくサラリーマンものである『そろばんずく』(86)がコケたことに話題が及ぶと「あはは。自分では失敗作だとは思ってないけど、ファンは付いて来れないよね」と笑い飛ばした。『それから』(85)のような評論家たちが絶賛する作品を撮ると、その後は逆に人を喰ったようなオリジナル作品が作りたくなるのだと語った。また、シネコンが主流となった映画界があまりに最大公約数的なものばかり追い求めていくと、こぼれ落ちていくものも多くなるんじゃないかと危惧した。今はまだ自分の技術が追いつかないけど、予算があればスタンリー・キューブリックみたいな大作にも取り組んでみたいと将来のことを聞かせてくれた。人気監督らしく服装には気を付けてきたつもり、本当はビンボーなのにね……とも笑って打ち明けてくれた。日本映画=古くさいもの、というイメージを打ち壊したかったそうだ。もっともっとインタビューしたかったし、もっともっと作品を撮り続けてほしい監督だった。利害関係から離れた人間関係をとても大切にする人だった。  こまち君もこだま君も、仕事に対してはマジメで、他人を気遣う思いやりもある。でも、それ以上に趣味のこととなると目がランランと輝き、初対面の人とも趣味を通じて瞬く間に打ち解けてしまう。その一方、なかなか異性との恋愛にまでは巧く手が回らない。『僕達急行』は万事OK、大成功とはならない展開がほどよい塩加減だ。主人公は2人とも人当たりのよい好青年だが、何でも解決できるほど器用ではないし、恋愛なんてどうでもいいよと割り切れるほどクールでもない。また、2人が所属するそれぞれの業界も、新しいニーズを切り開いていかないと生き残れないシビアさがある。それでも、発車ベルが鳴り、列車が動き始めると、こまち君もこだま君もこれからどんな風景が待っているのか胸が高鳴る自分がいることに気づく。希望と不安は仲の良い一卵性双生児だ。ドキドキとワクワクを一緒に乗せて『僕達急行』が発車する。発車オーライという森田監督の明るい声がどこからか聞こえてきそうだ。 (文=長野辰次) bokusyu4.jpg 『僕達急行 A列車で行こう』 脚本・監督/森田芳光 主題歌/RIP SLYME 音楽/大島ミチル 出演/松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、ピエール滝、村川絵梨、伊東ゆかり、伊武雅刀、星野知子、笹野高史、西岡徳馬、松坂慶子 配給/東映 3月24日(土)より丸の内TOEIほか全国ロードショー公開 <http://boku9.jp/>
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●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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[第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! 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やっぱり同じ穴のムジナ? 江原啓之の霊媒師批判に違和感

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「週刊現代」3月24日号 中吊り広告より
第1位 「山口組ほか連日の『極道サミット』そこで話し合われていること」(「週刊現代」3月24日号) 第2位 「広告と違い過ぎ!マック新作『ショボさ』に大批判」(「フライデー」3月23日号) 第3位 「江原啓之『中島知子さんにアドバイスしたこと』」(「週刊現代」同)  先週金曜日(3月9日)にビジネス情報誌「エルネオス」(http://www.elneos.co.jp/)でノンフィクション・ライター松田賢弥と対談した。小沢一郎が自民党の最年少幹事長になったときからだから、20余年もの間小沢のスキャンダルを追い続けてきた、ギネスブックもののライターである。  その日に行われた論告求刑公判で検察官役の指定弁護士側から「禁固3年」を求刑されたが、それをどう思うかと聞いてみた。彼は、今回の裁判で仮に無罪になったとしても、権力をカネに変えてきた小沢流の汚い政治手法が消え去るわけではないから、これからも引き続き追及していくと語った。  野中広務元自民党官房長官の言うように「あいつは税金を使って資産形成してきた政治家」であることを忘れてはいけない。親小沢の一部週刊誌が「それでも小沢は有罪判決」と、検察のトップや反小沢の政治家たちが小沢を有罪にしようと蠢いていると批判している。  たしかに甘い見通しで収賄事件に持ち込めると読んでいた東京地検特捜部のずさんな捜査は批判されてしかるべきではあるが、数十億ともそれ以上ともいわれる彼の不透明な蓄財の実態を明らかにするのは、メディアに課せられた責務であるはずだ。  土日(3月10日、11日)で長野県の栄村へ取材に行ってきた。この村は人口2,000人強で、その半分近くが高齢者である。名高い豪雪地帯で森宮野原駅には昭和45年に降った降雪量785センチを記念する柱が立っている。  この村が昨年3月12日の早朝3時59分に震度6強の地震に襲われたのだ。一部の地域では震度7を記録して家が壊れ、橋が崩落するなど甚大な被害を被った。しかし、それほどの大地震にもかかわらず死者はゼロだった。一人暮らしをしている78歳の女性はこう語ってくれた。 「その夜は東北の津波の被害をテレビで見ていて、大変なことが起きたんだと遅くまで起きていました。2時すぎに床に入りウトウトすると突然ドカーンというものすごい揺れが来て、家中のものが飛んだり倒れたりしました。ようやく地震が収まって寝室から出ようと思ったらドアが開かないの。そこらに散らばっている棒のようなもので叩いてもダメで、困ったなと思って、ふと気がついたら首に緊急通報のペンダントを掛けていることに気がつき、そのボタンを押したの。そうしたら外に向けて『私を助けてください』という声が鳴り出し、それがどんどん大きくなって、近所にいる人たちが『大丈夫か』と言いながら助け出してくれたのよ。あれがなかったらどうなっていたか」  そう言って涙ぐんだ。この緊急通報システムは「じしんたすけ」という名称で、栄村に住む一人暮らしの高齢者70人に村から貸し出されているのだ。一人暮らしの高齢者の命をどう守っていくのかは福祉政策の最重要課題の一つである。その典型的なモデルが栄村にあるので取材に行ってきたのだが、詳しいことはあらためて報告することにしたい。  さて、このところ売り物であるはずの巻頭特集に見るべきものがない。そこで今回は、小粒ながら面白く読んだ3本を選んでみた。  オセロ中島騒動はようやく収束へ向けて動き出し、女霊能者の「洗脳」から中島が抜け出せるのかに焦点が移ってきたようである。  私はスピリチュアリストなる者をまったく信じないが、「現代」の江原の言い分は、そういう類の人間が今回の事件をどう見ているかがわかって面白く読んだ。  江原のもとに、中島の友人がアドバイスを求めてきたのは昨年夏頃だったという。  江原はおおよそこのようにアドバイスしたという。中島は京都のお嬢さん育ちで、何不自由なく育ってきたのに、ふとしたきっかけで、親の言うとおりに生きてきたせいでこうなったと、不満を親の責任に転化してしまう。よくあるケースだが、連れ出すのは身内にしかできない。  ここから江原の口撃は「マインドコントロールは怖い」と連呼するワイドショーへと向かう。中島と霊能者の関係は依存と依存の「共依存」関係で、専門家がテレビでまことしやかに解説するほどの話ではないと話す。 「マスコミは占い師=悪、中島さん=被害者という図式を作って煽る。それでワイドショーの視聴率も上がるそうです。しかし、真っ当な大人に『この件の被害者は誰?』と訊いたら、きっとこう答えるでしょう。『家賃を滞納された大家さんなり管理会社』と。(中略)中島さん=被害者という図式には違和感を禁じえません。40歳になる大人が、好きで選んだ道です。そして、占い師と一緒に、第三者である大家さんに迷惑をかけた。二人は同罪なんです。私が恐ろしいのは占い師の洗脳などではなく、こうした当たり前のことを、ワイドショーで言う人が一人もいないことです」  また、件の女霊能者についてはニセモノだと言い切っている。 「この占い師はタチの悪い人です。そしてニセモノです。本物は『肉を食べなさい』とは言いません。あれしろ、これしろと命令する人はすべてニセモノです。私も含め、スピリチュアルな領域を生業にする人間の使命は、人々が自立して生きる手助けをすること。自立を阻んで依存させるなんて論外です」  江原の話に、細木何某と一緒にテレビに引っ張りだこだった過去の栄光への郷愁と、訳のわからない女霊能者のために、占いもスピリチュアルも一緒くたにされて、生活権を脅かされるのではないかという怯えを感じるのだが、私の深読みしすぎだろうか。  インタビューされる人間は、他者を批判することで自分の優位性・正当性を主張できると目論見ながら、読者には「同じ穴のムジナ」と思われてしまうことがある。それもインタビューの面白さである。  「フライデー」は3月2日から期間限定で販売をはじめたマクドナルドの「レタス&ペッパーバーガー」が、看板に偽りありだと批判している。  このバーガーは120円。フライポテトとドリンクをとっても490円という安さだそうだ。私には「すき家」の250円の牛丼のほうがバリューがあるが、それはともかく、このバーガーのうたい文句は「シャキシャキのレタスとソースの絶妙なハーモニー」だそうだが、注文すると広告写真とあまりにも違うので、客から「だまされた」という批判が相次いでいるそうだ。  たしかに広告写真と比べると同じものだとは思えない。「ハンバーガーがしょんぼりしている」という評は言い得て妙である。  新宿区にある日本マクドナルドのPR部は、商品の具材料は同じだが、見た目で誤解を招いた可能性があると認め、「今後の表現については慎重に対応し、念のため正しいオペレーションを再確認するよう各店舗には伝えてあります」と答えている。  こうした「消費者の味方です」的な記事はどんどんやるべきである。マック側の言うとおり、写真にどれだけ近づけたものが提供されるようになったのか、フォローもちゃんとしてほしいものだ。  極道情報は「アサヒ芸能」や「大衆」、「実話」の専売特許になっているが、今週は珍しく「現代」が4頁の特集を組んでいる。  今年に入って、山口組の総本部長らが上京して稲川会の理事長と会談、山口組若頭補佐と住吉会渉外委員長が会談、道仁会会長が稲川会理事長、住吉会渉外委員長と会談、さらに山口組六代目・司組長と稲川会・清田会長の頂上会談が行われたのではないかという情報まである。  この「極道サミット」ともいうべき会談は、今国会で成立が予想されている第5次改正暴対法対策ではないかと捜査関係者が解説している。  この法律は暴力団にとって、のど元へ突き付けられた刃であるという。それは現在22団体ある「指定暴力団」の中からさらに悪質な「特定指定暴力団」を認定して、徹底的な法規制を行おうとするものだからである。  これまでは組の縄張り内で「みかじめ料」を要求しても中止命令などを出して、それに従わない場合は逮捕できることになっていたが、認定されるといきなり逮捕できるのだ。  また抗争を誘発するあらゆる行為に対しても、中止命令なしに逮捕することができる。現在は「特定指定」が濃厚だとみられているのは九州の4団体だが、山口組も指定される可能性があるそうだ。  アメリカからも「山口組は組織犯罪のウォルマート」といわれ、口座の金の没収など厳しく締め付けられるようになってきた。そのため09年から10年の1年間で1,700人もの構成員がシノギができず、上納金が払いきれずに組を抜けたそうだ。 「平の直参組長で月に約85万、幹部で95万、頭補佐などの幹部で105万円を毎月、本家に納めなければならん。その他、上部団体から毎月トイレットペーパーや、水なんかを市価の倍で買わされる。今までは山口組の金看板を出してシノギができたけど、一連の条例・法律でそれが使えんようになった訳よ」(山口組二次団体の幹部)  このままでは末端組合員の潜在化やマフィア化が進んでいくことになると、司組長自身が心配しているという。  ナンバー2の高山若頭は恐喝容疑で逮捕されているが、彼が会長を務める弘道会には全国の暴力団組織から恐れられている「十仁会」と呼ばれる特殊部隊が存在するといわれてきた。 「十仁会は十数年前にできたとされ、調査能力、索敵能力、襲撃能力に特化した部隊です。03年に弘道会と住吉会系の団体の間に起きた『北関東抗争』では、弘道会が敵の居場所を正確に把握して攻撃していますが、その背後で十仁会が暗躍したと言われています」(警視庁捜査関係者)  九州で起きている抗争では市民の命が危険にさらされる事態が起きている。「国が認めた暴力団」である警察が権力を振りかざして暴力団を徹底的に追い詰めると、彼らは生き残りをかけて死にものぐるいになり、流血事件が多発して多くの市民が巻き添えになりかねない。  昔から、アウトローは生かさず殺さず、が鉄則である。今の法規制は最後の逃げ道まで塞いでしまってはいないか。そんなことを考えさせてくれたこの記事が今週の第1位。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
テレビ霊能者を斬る メディアとスピリチュアルの蜜月 江原さんに言われても……。 amazon_associate_logo.jpg
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新生アイドルユニット「モモイロCruuuush!!!!」七海比呂

nashika_03_mains.jpg  昨年誕生し、渋谷DESEOを中心にライブ活動をしている4人組アイドルグループ「モモイロCruuuush!!!!」の一員である、上城あいかさんと七海比呂さんのグラビアセッションの中から、今回は七海比呂さんの写真を掲載。前回掲載した、上城あいかさん(記事参照)と対照的におっとりとした性格で、話すととにかく女の子らしさを漂わせるのが七海さんだ。恥ずかしがり屋で、はにかみ屋な部分など、どこか守ってあげたくなるような、不思議な魅力を振りまく。自身、ヘアメイクアーティストでもあり、アイドルの分野で活動しつつ、クリエイター的才能も発揮する。まじめな性格で、撮影にも誠実に取り組む姿勢がすごく好感を持てた。そんな七海さんにも、撮影後、お話を伺ってきた。
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左:七海比呂 右:上城あいか(モモイロCruuuush!!!!)
──ヘアメイクアーティストだとお聞きしましたが、アイドル活動に挑戦されるようになったきっかけは何ですか? 七海 去年の春頃ネットでスカウトされたんです。それまでは自分のしたメイクを喜んでもらえることが嬉しくて、ファッションショーやイベントでのメイクアップや、撮影のメイクをしてました。芸能活動にも憧れていたので、スカウトされた後、アイドルにも勇気を出して挑戦したんです。もともとアイドルユニットなどをやりたかったので、よかったと思っています。今はモモイロCruuuush!!!!のメンバーとして月に3~4回ライブをしたり、たまにソロでイベントに出演させていただいたりしています。 nashika_03_02s.jpg nashika_03_03s.jpg ──もともと撮られることは好き? 七海 撮られることは大好きです。カメラの前だと普段の自分とは違い、自信を持ってレンズと向き合えます。撮っていただいた写真を見て新たな発見をすることも多いです。でも自分で撮るのは苦手です。写メを撮るのは特に……。撮られているときはいつも、もっと自分を見て欲しいという気持ちが強いですね。 nashika_03_04s.jpg ──アイドルを始めてみて、どうでしたか? メイクする側だけでなく、メイクされる側にまわったわけですが。 七海 楽しいです。ファンの方の応援が本当に力になります。ライブの時など、私の名前入りの法被を着て応援してくださる方や、仕事終わりにスーツのまま駆けつけてくださる方もいるんです。すごく嬉しいです。 nashika_03_05s.jpg ──七海さん自身、憧れのアイドルはいるんですか? 七海 小倉優子さんが私の理想の女の子で憧れです。あと、モーニング娘。の高橋愛さん、可愛くて天然なところもあるのに歌声がかっこいいところ。私もあんな声になりたいです。他にも可愛い歌声と美脚で、楽しそうに歌う姿に癒されるスマイレージさん。それから、ぱすぽ☆さんも、みんな美少女でライブでは元気いっぱいなパフォーマンスが素敵だと思っています。 nashika_03_06s.jpg ──男性だと、どんな方が好きですか? 七海 器が大きくて頼れる人が好きです。私がしっかりしてないのでサポートしてもらいたいんです。タレントだと、及川光博さんが好きです。 ──すごくシャイなイメージなのですか、恋は奥手でしたか? ちなみに初恋とかどんな感じだったのですか? 七海 初恋は幼稚園の頃です。当時幼なじみの男の子が2人居て、よく3人で遊んだりしてたのですが、片方の男の子のことが好きだったみたいで、3人で撮った写真を見るとその子とこっそり手をつないでました(笑)。思春期の時は、当時通っていた塾の先生に密かに想いを寄せてました。当時中学生だった私にとってスーツ姿がとても新鮮で、大人の色気にドキドキしちゃったんです。高校生の頃はサッカー部の方に恋していましたが、お互いシャイすぎて学校で会っても目を合わせるのが精一杯でした(笑)。 nashika_03_07s.jpg ──自分の顔や体で好きなところや、嫌いなところってありますか? 七海 好きなところは泣きぼくろと肌。よくお餅みたいと言われます。嫌いなところはいっぱいあるけどしいて言うなら骨格と脚ですね(笑)。 nashika_03_08s.jpg nashika_03_09s.jpg ──今回は水着撮影でしたが、水着になることは抵抗がありましたか? 七海 最初は恥ずかしかったですが今はまったく抵抗ありません。最近は可愛いデザインの水着が多いので、着るのが楽しいです。でも、普段服装でカバーしていても水着は体のラインがすべて出てしまうので、コンプレックスに思ってる気になる部分もいくつか。どこかは内緒ですけど(笑) 。あと、水着の撮影は、体のラインを綺麗に見せることや表情作りが難しいです。平然とした顔で写っていても実際はかなりきつい体勢のことも多々あります。 nashika_03_10s.jpg nashika_03_11s.jpg ──今後の目標などあれば。 七海 自分の可能性を見つける為色々なことにチャレンジしていきたいです! 女の子からも憧れられる存在になれたらいいですね。 nashika_03_12s.jpg (撮影・文=名鹿祥史[山口敏太郎事務所]/ヘアメイク=木本有美) 撮影協力 株式会社ゴールドシップカンパニー http://www.goldship.info/ ヘア専門サロン「アトリエ」 http://goldship.jp/atelier/ ●七海比呂(ナナミヒロ) 1988年8月25日生まれ 23才 4人組のアイドルグループ「モモイロCruuuush!!!!」のメンバー。アイドル活動の他、ヘアメイクアーティストなど、隠れた才能も多し。 公式ブログ「いつでもどこでもひろりんわーるど(*´ω`*) http://ameblo.jp/nanamihiro825/ モモイロCruuuush!!!! 公式ホームページ http://momoirocruuuush.syncl.jp/
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【カメラマン名鹿祥史の私的水着女子発掘】バックナンバー ・【case.2】新生アイドルユニット「モモイロCruuuush!!!!」上城あいか ・【case.1】赤裸裸少女物語 繭麗の告白

新生アイドルユニット「モモイロCruuuush!!!!」上城あいか

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nashika02_main.jpg  昨年結成し、渋谷DESEOを中心にライブ活動をしている4人組アイドルグループ「モモイロCruuuush!!!!」の一員である、上城あいかさんと七海比呂さん。今回は、上城さんの写真を中心に掲載。きれいさと愛らしさがうまくブレンドされた上城さんは性格・外見ともにバランスのよいアイドルで、見た目はどこかお姉さんのようだが、話すと妹のよう。誰とでもすぐに打ち解けてしまう人懐っこい性格の持ち主だ。彼女の魅力に迫るべく、撮影後にインタビューした。

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左・上城あいか  右・七海比呂 (モモイロCruuuush!!!!)

nashika02_02.jpg ――タレント活動を始めたのはいくつの時ですか? 上城あいか(以下、上城) 19歳の時です。大好きな小倉優子さんに会いたくて、タレント養成スクールに通っていました。その頃は田舎の大学生だったんですが、友達と"ぶりっこアイドルシリーズ"と名付けて、アイドルっぽい写メを撮るという遊びをしてました。スクールではポージングなどを学んでいて、テレビにもチラっと映ったりしたんですよ。
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――現在は、モモイロCruuuush!!!!という4人組のアイドルグループで活動されています。 上城 はい。アイドルプロデューサーでもある今のマネジャーに、グラビアだけでなくステージの仕事をしてみたい、ユニットをやりたいんだと、毎日呪いをかけるようにつぶやいていたら実現したんです(笑)。毎週末ライブをしています。月に1度主催ライブもあります。本当にアイドルになりたかったので毎日が楽しいです。 nashika02_05.jpg ――小倉優子さんに憧れているということですが、どんなところが好きなんですか? 上城 見た目はかわいくておっとりしているのに、グラビアではかわいい系からカッコいい系までこなしてしまう、その表現力が本当にすごくて尊敬しています。わたしの中ではゆうこりんは神の領域なんです。 ――昨年、リポーターの仕事で小倉さんにお会いになったとか。 上城 そうなんです。「ガールズアワード」という大きなファッションイベントで、ゆうこりんにお話をうかがう機会があったんです。お人形さんかと思うくらいかわいくて、ファンだと伝えたら優しく握手してくれて大興奮でした。あの手の温もりは一生忘れません。 nashika02_06.jpg ――今回撮影してみて、上城さんも小倉さんに負けじとポージングの幅が広くて、モデル上手な印象を持ったんですけど、やっぱり撮られることは好きですか? 上城 大好きです。撮られている時は完全妄想の世界に入れるんです。女王様のような気分です(笑)。いつも夢を見ているような気分になります。レンズの奥にいる、誰かを挑発してます。OKが出て撮影が終わると、現実に引き戻された感がこみ上げて、すごく残念に思うくらい。 nashika02_07.jpg ――自分の身体の中で好きな部分、逆にコンプレックスになっている部分はありますか? 上城 嫌いなのは大きい足です。Lサイズの靴が入らないことがあるんです。醜い!! 自分のパーツの中だと、まつ毛は長くてボリュームがあるので好きです。たぶんマッチ棒を乗せられますよ。 nashika02_08.jpg ――上城さんはどんな男性がタイプなんですか? 上城 よく笑い、よく喋り、よく食べる人です(笑)。私、パスタを3人前食べたりすることがあるので、少食の人はついてこれないかもですね。芸能人ではユースケ・サンタマリアさんや東幹久さんが好きです。あとわたし、歯並びフェチなんです。白くて歯の形や大きさにばらつきがない、きれいな歯並びが大好きなんです。歯茎が小さければより大興奮です。触りたくなります(笑)。 nashika02_09.jpg ――何か思い出に残っている恋のエピソードはありますか? 初恋とか。 上城 初恋は幼稚園の時でした。近所の男の子だったんですけど、優しい性格の子で、毎日、わたしの言いなりになってくれたんです。彼のせいで、わがままな性格になってしまったと言っても過言ではないほどです。あと、思春期の頃は織田裕二さんにファン以上の想いを抱いて、恋していました。本気で好きだったんです。部屋にポスターまで貼って、それを見ながら二人の未来を妄想していました。今、思い出すと痛々しい記憶ですけど(笑)。 nashika02_10.jpg
nashika02_11.jpg ――今回は水着での撮影をお願いしたんですが、水着になることに抵抗はありますか? 上城 まったくないです。洋服よりも水着の撮影のほうが開放的になります。でも、水着になると、胸にコンプレックスを感じるんです。スレンダーだとなぐさめてくれる方もいますが、貧乳とディスられることがほとんどです。私だって頑張ってるんだよー(笑)。 nashika02_12.jpg ――グラビアの撮影ではポージングなどで迷うこともあるかと思いますが、どんなところが難しいですか? 上城 なんだろう。谷間を作ることかな(笑)。やっぱりないよりもあったほうがいい部分なので。だって、なんだかんだ言って、みんな必ず評価の対象にしているでしょ。 ――上城さんが私生活ではまっているものがあれば教えてください。 上城 『ときめきメモリアル』かな。電源を入れるだけでゲームの中の大好きな彼から声をかけてもらえるんです。高校3年間をリアルに再現しているし、気になる彼とデートもできる。あれは現実逃避にもってこいですよ(笑)。 nashika02_13.jpg ――今後の目標を教えてください。 上城 グラビアで表紙を飾りたいです。アイドルとしても、いつかは横浜アリーナでライブができるように頑張りたいな。それがずっと昔からのわたしの夢だから。 nashika02_14.jpg (撮影・文=名鹿祥史[山口敏太郎事務所]/ヘアメイク=木本有美) 撮影協力 株式会社ゴールドシップカンパニー <http://www.goldship.info/> ヘア専門サロン「アトリエ」 <http://goldship.jp/atelier/> ●かみじょう・あいか 1989年3月31日生まれ 22歳。4人組のアイドルグループ「モモイロCruuuush!!!!」のメンバー。グラビアは過去「週刊現代」(講談社)「週刊大衆」(双葉社)などに掲載実績があるほか、女優として舞台などでも活躍する。 公式ブログ「あいか様のうわごと。」 <http://ameblo.jp/ainohana501> モモイロCruuuush!!!! 公式ホームページ <http://momoirocruuuush.syncl.jp/>
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【カメラマン名鹿祥史の私的水着女子発掘】バックナンバー ・【case.1】赤裸裸少女物語 繭麗の告白

鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』

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『鰐』(96)で監督デビューし、年1本ペースで新作を撮り続けてきた
キム・ギドクだが、『悲夢』(08)以降は隠遁生活を送るようになっていた。
(c)2011 KIM Ki-duk Film production. All Rights Reserved.
 『魚と寝る女』(00)、『悪い男』(01)、『春夏秋冬そして春』(03)、『サマリア』(04)、『弓』(05)、『絶対の愛』(06)、『ブレス』(07)......、1作ごとに世界から注目を浴びてきた韓国映画界の鬼才キム・ギドク監督。低予算ながら年1本を上回るハイペースでキム・ギドクでしか描けないひりつく世界を切り開いてきたが、オダギリジョー主演作『悲夢』(08)以降、映画界から姿を消した。韓国内ではキム・ギドク失踪説、廃人説がささやかれた。キム・ギドクが原案を手掛けたアクションコメディ『映画は映画だ』(08)は興行的に大成功を収めたが、トラブルから収益金を回収できなかったなどの噂が伝わってきた。国際的な映画祭での高評価とは裏腹に、自身の監督作は韓国内では興行成績が伴わないという話はずいぶん前から聞いていたが、韓国映画界きっての才人の置かれた状況はかなり深刻なものらしい。キム・ギドク監督の3年ぶりとなる新作『アリラン』は、キム・ギドク自身が主演・撮影・監督を兼任したセルフドキュメンタリーだ。町はずれの山のふもとに建てられた掘っ建て小屋で、人知れず隠遁生活を送るキム・ギドクの姿を記録している。  雪に閉ざされたボロ小屋の中で、寒さをしのぐためテントを張って眠るキム・ギドク。世俗的なものを嫌って自給自足する仙人のようでもあり、自分の殻に篭る引きこもりのニートのようでもある。かつては野球帽をかぶり、少年みたいな溌剌とした表情を浮かべていたキム・ギドクだが、久しぶりに見る彼は髪に白いものが混じり、映画の現場を離れて一気に老け込んだ印象を与える。足元は誰からもその存在を忘れられた鏡餅のようにひび割れてしまっている。スキンクリームさえない生活らしい。小屋には同居するネコが一匹いるが、キム・ギドクの話し相手はもっぱらビデオカメラだ。キム・ギドクがビデオカメラを相手にしゃべり倒すことで、彼が映画界を離れていった理由が見えてくる。
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掘っ建て小屋の中にテントを張って暮らすキム
・ギドク。商業路線に走る同業者に毒づきなが
らも、仕事のオファーを待っている。
 『映画は映画だ』は、キム・ギドク監督のもとで助監督を務めてきたチャン・フン監督のデビュー作。この映画がヒットしたことで、チャン・フン監督はメジャー映画会社に引き抜かれてしまった。頼りにしていた助監督に突然去られたことが、キム・ギドクにとってはよっぽどショックだったらしい。チャン・フン監督は師匠のもとを離れて撮った第2作『義兄弟』(10)もヒットさせているが、キム・ギドクはかつての愛弟子が商業的に成功したことを「資本主義の誘惑に負けた」と愚痴る。また、悪役を得意とする人気俳優のことを「悪役は自分の内側にある毒素をそのまま吐き出せばいいだけ」と罵倒する。さらに、『悲夢』では主演女優イ・ナヨンが自殺を試みるシーンで、現場での手違いからイ・ナヨンはマジで首吊り状態となり、意識を失うという事故が起きていたことを明かす。もしかしたら、自分の撮影現場でひとりの人間の命が絶たれていたかもしれない。一体、お前が作ってきた映画とは何なんだ? お前は何様のつもりなんだと自問自答する。人間の業を息苦しくなるまで見つめた数々の傑作を生み出し、ベルリンやベネチアといった国際映画祭で絶賛されてきた大監督だけに、ファンはつい彼のことを聖人視してしまうが、ひとりぼっちになったキム・ギドクは自分の意に沿わない行動をとった弟子をなじり、他人の成功を妬み、現場で起きてしまった不手際にいつまでもクヨクヨする人間臭い人間だったのだ。  酒に酔ったキム・ギドクは淋しさを紛らわせるために、ビデオカメラの前で朝鮮民謡「アリラン」を歌い始める。歌いながら感極まって涙ぐむキム・ギドク。数時間後、酔いが醒めたキム・ギドク本人がビデオを再生しながら「やりすぎだな」と自嘲する。これまで俳優たちを演出してきたキム・ギドクが、このセルフドキュメンタリーでは自分自身にダメ出しをする。オレは世界の映画祭で賞を獲ってきたんだと自負する強気のキム・ギドクがいれば、映画製作につきもののトラブルでメソメソする気弱なキム・ギドクがいる。才能の枯渇に恐怖心を抱くキム・ギドクもいれば、誰かがドアをノックしたのではないかと外の気配をいつも気にするキム・ギドクもいる。孤高のピン芸人のひとりボケ&ツッコミの練習風景を見ているようでもあり、ビーチボーイズ時代のブライアン・ウィルソンがスタジオに篭り、アルバム『SMiLE』で自己の内面世界を歌ったようでもある。また頭の中に様々なキャラクターが同居する多重人格者の交代人格が現われる様子を映した記録映像っぽくもある。外界から閉ざされた何もない小屋の中で、たったひとりのキム・ギドクはそこで考えうる最大限のエンターテイメントショーを繰り広げる。
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自分で撮った映像を確認するキム・ギドク。クリ
エイターとしての葛藤を細かく綴ったビデオ
日記のような内容だ。
 映画の後半、キム・ギドクはビデオカメラへの心情吐露を続けるうちに、彼の内面は多重人格でいうところの怒り・破壊衝動のキャラクターが主人格となっていく。昔から得意だった機械いじりの腕を活かして、模造銃を作ることに情熱を注ぎ出す。それまではぼんやりした毎日を送っていたキム・ギドクだが、何かに取り憑かれたかのように夢中になって模造銃を完成させ、思いあまって外へ飛び出す。そして手製の銃に4発の銃弾を込める。3発の銃弾は、自分のもとを去った弟子、弟子を引き抜いたメジャー映画会社のプロデューサー、悪役を自慢げに演じることで演技派を自認している人気俳優に向けたものだろうか? それでも、まだ1発の銃弾が残る。最後の1発は新作を撮るのか撮らないのか、いつまでもグズグズする自分自身へ向けたものなのか。そして、最後の一発は銃口から発射されるのか。  優れた映画監督とは、きっと職業的な多重人格者なのだろう。ひとりの人間の中に破壊衝動に走る暴力男がいれば、救済を願う娼婦もいる。あの世に片足を突っ込んだ老人がいれば、無垢なる瞳を輝かせて世界を肯定する少年少女もいる。自分の中にいる様々なキャラクターたちが葛藤することで生まれてきた命題や矛盾を、俳優やスタッフたちの力を借りることで映画という形に整えて、脳の外へと取り出す。「アリラン」を熱唱する自分を見つめるキム・ギドクを見ながら、そんなことを考えた。自分自身をギリギリの生活環境に追い込むことで、キム・ギドクは自分の脳内のせめぎあいを丸々と描いてみせた。彼はまたもや新しい世界を切り開くことに成功した。キム・ギドクにとって引き金を引くということは、映画を撮るということに他ならないのだ。 (文=長野辰次) ariran4s.jpg 『アリラン』 監督・脚本・撮影・音響・美術・出演/キム・ギドク 配給/クレストインターナショナル 3月3日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー公開中 <http://www.arirang-arirang.jp>
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どんぐりの背くらべ!? 元・名物編集長が斬る週刊誌小粒ネタ6連発

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「週刊ポスト」3月16日号 公式サイトより
どんぐり賞 「オセロ中島と木嶋佳苗、『洗脳』と『名器』の最強コラボに期待するぜ」(「週刊ポスト」3月16日号) 「『1日1食』で寿命が15%延びる!?」(同) 「フジテレビがヒタ隠す<火渡り>で老人に重傷を負わせた最低の番組」(「週刊文春」3月8日号) 「<大震災1年>喪失の夜を越えて」(「週刊新潮」3月8日号) 「『放射能コワイ』で暴騰する『東北除染30兆円利権』の争奪戦」(「週刊ポスト」3月16日号) 「遥かなる『文藝春秋』」(同)  どんぐり賞とは、はてな? と思われた方も多いと思う。帯&たすき賞にしようかとも思った。どんぐりは「どんぐりの背べ」、帯&たすきは「帯に短したすきに長し」の意である。  スクープでも佳作でもない、その下のクラスの記事だと思っていただきたい。  一番手は元「文藝春秋」編集長・白川浩司の連載である。前の「諸君」の時の思い出話も面白かったが、今回のは秀逸である。  なぜなら白川の怒りがもろに出ているからである。怒りの対象は同じ会社の「週刊文春」の某編集長に対してである。  前号では1993年当時、「週刊文春」が連続して美智子皇后バッシングをやり、そうしたことが重なり皇后が失語症になってしまった時のことについて書いている。  このニュースを聞いて白川の頭に浮かんだのは、かつて「中央公論」が深沢七郎の『風流夢譚』を掲載して、これに怒った少年が社長夫人とお手伝いを殺傷した事件だったという。  「週刊文春」は結局、「宮内庁への詫び状ともなんともつかぬ文章を掲載して、ひとまず皇室記事を終えた」(白川)が、その後、社長宅に銃弾が2発撃ち込まれる。  白川は、皇室の動静をあれこれ取り上げて売り上げを伸ばすやり方を痛烈に批判している。この時の「週刊文春」編集長は花田紀凱である。  今号では、翌年の6月に発売された「週刊文春」に掲載された『JR東日本に巣くう妖怪』について書いている。発売後JR東日本が「週刊文春」をキヨスクで売ることを拒否し、告訴合戦になった。結局、「週刊文春」は全面降伏して大きな謝罪広告を出さざるを得なくなるのである。  ここに書かれている内容はだいぶ前に白川のところにも来た怪文書まがいのものがベースになっており、白川はその内容を部員に調査させ、事実だと確認できたところまでしか掲載しなかった。なのに、その連載記事は「怪文書を元にした記事の主要部分において、取材不十分なままの強引ともいえるストーリーづくり」(白川)がなされたためにJRと紛争になり、敗北したのだ。  このJR批判の連載は花田編集長の時ではない。彼は、私の記憶では、その少し前に「マルコポーロ」編集長に異動している。だが、これだけの連載を用意するためにはかなりの取材時間があったことは間違いないだろう。  さすれば、花田が編集長在任中にこの企画が進んでいたと考えてもいいのではないか。白川はこの記事を作る前になぜ自分のところに聞きに来なかったのか、取材を含めて「あまりにも傲慢かつ愚昧であろう」と厳しく難じている。  またJR側との和解が長引いたのは役員の中にJRと戦うべしという強硬な主戦論者がいたのかもしれないと、「あのときの文藝春秋は、組織として明らかに壊れていたのではないか」と述懐している。  文藝春秋という会社は、講談社や小学館のようなオーナー企業ではない。いいところも多々あるが、そうした組織の常として派閥抗争は熾烈なものがあったと聞いている。その名残だろうか、名前こそ出してはいないが、かなり一方的な書き方である。  今は文藝春秋を離れ月刊「WiLL」をやっている花田編集長は、これを読んでどう思うのだろうか。ぜひ反論を含めて聞いてみたいものだ。  不可解なのはこの連載、9回で「最終回」である。まだまだ書くことはあると思うが、何か不都合なことでもあったのだろうか。  東日本大震災から早1年が経とうとしている。各誌もかなりのページを割いて特集を組んでいるが、異曲同工の記事が多い。  「ポスト」の記事は、福島第一原発20キロ圏内で始まった除染作業の待遇のよさから書き出している。かなりの重労働ではあるが1日2万円、4時間労働で、無料宿泊施設に泊まれて労災も適用される。  野田佳彦総理が「除染をしっかりすることが福島の再生につながる」と号令をかけ、費用を1兆円規模としたことから、除染利権の争奪戦が起きているのだという。政府が示した工程表は、14年3月末までに放射線量を半分にし、長期的には年間1ミリシーベルト以下を目指す。  だが、民家の屋根などの線量は3割程度しか下がらず、1ミリシーベルト以下まで除染するとなると20~30年はかかるから、その総額は30兆円にも上るだろうというのである。  大手ゼネコンにとってはよだれが垂れるおいしい話なのだ。しかし、ウクライナやベラルーシを訪れた福島県の調査団は、「除染を実施したがコストがかかりすぎて、効果がなかった」と報告している。  結局、ゼネコンだけが儲かることになりはしないか。そう「ポスト」は警鐘を鳴らしている。  「新潮」のワイド特集は19本。中にいくつか読むべきものがある。「瓦礫は拒否でも『さいたまスーパーアリーナ』隣に核廃棄物ドラム缶4万本」は、被災地の瓦礫受け入れを拒否しているさいたま市だが、スーパーアリーナに近い住宅街の地下に、核廃棄物ドラム缶が4万本も置かれているというのだ。この廃棄物が発覚したのは13年前。放置したのは三菱マテリアルで、同社の関係者が事情をこう話している。 「昭和63年頃まで、三菱マテリアル(当時は三菱金属)や三菱原子力工業などが、ここで核燃料や原子炉などの研究を行っていたのです。日本初の原子力船『むつ』の原子炉がここで設計されるなど、大宮の施設はいわば日本の原子力研究の一大拠点でした」  その後、親会社に吸収されたり茨城県東海村へ引っ越したりして、残ったのが三菱マテリアルだった。  「新潮」はさいたま市に対して、こう皮肉っている。 「アリーナの横にある大量の核廃棄物は、いずれどこかに処分を頼まなくてはならないかもしれない。そのとき何と言ってお願いするのだろうか」  絆、絆と掛け声ばかり掛けるが、住民の反対から瓦礫受け入れを表明しているのは4自治体しかないのはおかしいとも批判している。もっともである。  もう1本は「『補償金リッチ』で『避難準備区域』解除でも自宅に帰らない」という記事。  広野町では人口約5,500人のうち地元に戻った住民は約250人に過ぎない。それは東電から避難者に対して補償金が出るからで、帰宅すると支給が打ち切られてしまうからだ。  もはや補償金はある種の既得権になっていて、そうしたカネを使って遊ぶからパチンコや競輪場が賑わっている。そうした村民に「帰村宣言」を発表したのは川内村村長・遠藤雄幸氏である。 「与えられることに慣れ便利な都市生活を感じている村民が、働く意欲や耕作意欲、故郷に戻りたいという思いを失ってしまうのではないか、と危惧しています」  南相馬市の櫻井勝延市長もこう話す。 「復興とはふるさとに戻り、仕事をし、生活することです。東電の補償金がその妨げの要因になっていることは間違いない。(中略)生活を取り戻そうと努力する住民にこそ、補償金は使われなければならないのです」  もっともな意見だと思うが、ならば、国や自治体が東電に働きかけ、地元へ戻って昔の生活に復するまで補償金を払うことを求めたらいいのではないか。  週刊誌はもとより新聞、テレビでも震災1年を扱ったものが多くあるが、どれを見ても怒りが湧いてくるのは、まだ復興どころか復旧もほとんど進んでいないことである。国会は消費税増税などで駆け引きしていないで、まずは被災地の復旧・復興に目処をつけることに専念するべきであろう。  「文春」は、テレビのバラエティ番組で人身事故が多発しているのに、一向にそうしたバカ番組を止めようとしないテレビのアホさ加減を追及している。  2月2日、上越国際スキー場の150メートル・ハーフパイプ用の急斜面を、パンツ一丁のお笑いコンビ・ずんのやすが水上スキー用のゴムボートで滑り降り、物置小屋の屋根に激突した。  やすは腰椎破裂骨折、両下肢マヒなどの重傷を負った。この番組はフジテレビの『とんねるずのみなさんのおかげでした』だった。  フジテレビでは、タレントにロケット花火数千本を背負わせて着火し1カ月の火傷を負わせたり、クレーン車に吊り下げられたスタッフが落下して腰椎骨折したりという事故が絶えない。  今回問題になっているのはやや古い話だが、03年末から04年にかけて放送されたフジテレビの『退屈貴族』で起きた深刻な事故である。  出演者は一般人の74歳の独居老人。都内の河川敷に灯油を撒いて火をつけ、10メートルほど並べられた段ボールの上をパンツ一丁の老人に渡らせたのである。  炎の中を少し歩いた老人は激痛に耐えきれず横に逸れた。その時すでに火傷は足裏から太ももにまで及んでいたという。老人は持参した軟膏をつけただけで歩くこともできず、ディレクターらが背負ってタクシーに乗せ自宅に送った。だが、2万円の出演料を払っただけで、なんら火傷の処置はしないままディレクターらは帰社してしまったのだ。  その後、老人の容体が悪化して老人の兄によって救急車で運ばれたが、火傷は全身の3割近くにまで達していた。警察が病院の通報でフジテレビ側に問い合わせをしたが、フジテレビは「該当するロケはない」と回答、警察は自傷事故として処理してしまった。  その後も老人は生死の境を彷徨う。信じられないことにフジテレビは、撮影から1カ月半近く経ってから、そのシーンを「東洋のランボー」と銘打って放送するのである。番組を見た視聴者からの「やり過ぎだ」という電話で初めて、フジテレビはそうしたロケがあったことに気づく。このテレビ局の危機管理はどうなっているのだろう。  この件で番組スタッフの事情聴取も処分もなかったそうだ。  老人は事故から4年後ぐらいに腎不全で死亡する。「文春」によると「腎機能の低下は火傷によってもたらされたもの」だという。記事はこう結んでいる。 「事故の検証を怠って隠蔽し続ける限り、同じことが再び繰り返されるに違いない」  昨今「『空腹』が人を健康にする」(南雲吉則著・サンマーク出版)という本が売れているそうだ。講談社プラスα新書の同じ著者による『50歳を超えても30代に見える生き方』も好調だという。  クリニックをやっている56歳の医師だが、骨年齢28歳、血管年齢26歳なのだそうだ。  この御仁、前は暴飲暴食で77キロまで太っていたそうだが、1日1食にしたらやせて生活習慣病も正常値になったという。彼によれば食事を40%減らせば寿命は1.5倍になるのだそうである。  以上は「現代」からの引用だが、「ポスト」によれば学術誌「ネイチャー」に掲載されて話題になっているのがサーチュイン遺伝子で、これは長寿遺伝子や若返り遺伝子と呼ばれるそうだ。  この遺伝子のスイッチを入れるには「腹ペコ」でガマンすること。その理由は、 「サーチュイン遺伝子は、空腹の状態、つまり摂取カロリーが減ると活性化する。これは動物としての防護機能と考えられ、食料が減って養分が足りなくなると、細胞レベルの損傷を防ぐために修復機能が活性化するというわけである」  老化の原因になる活性酸素は食物から作られるので、食べれば食べるほど活性酸素を取り込み、体を壊していくそうだ。  ここでも南雲医師が「腹六分目」「一汁一菜」にすれば健康で若くいられると言っている。毎日ひもじい思いをしてまで長生きしたいか、酒も好きなものも食べてそこそこの年まで生きるか。私は後者を取ってきたから年より老けて見えるし、体は生活習慣病の宝庫だが、致し方ないのだろう。  最後はビートたけしの連載「21世紀毒談」のひと言。メディアのオセロ中島に対するバカ騒ぎに対して。 「どう見たって、元気だったときより今の方が世の中の話題の中心にいるわけでね、かわいそうな言い方だけど、マスコミにとっちゃ『芸人・中島』より『マインドコントロールされたタレント』のほうがニーズがあったってことなんだよ。(中略)でも、テレビっていうのはつくづくいい加減だよ。最近まで、『あなたの前世がわかる』『オーラが見える』なんてインチキ臭い番組をジャンジャンやってやがったのに、いざこんな事件が起これば一転『霊能者はケシカラン』ってことになっちまうわけでね」  たけしはこの騒動は中島一世一代の大芝居ではないかと疑う。今後、告白本や独占インタビューに応じれば、「これから先、中島には大もうけのチャンスがジャンジャンあるってことなんだよ。芸能界復活どころか、これまでよりビッグになれる可能性だって十分あるね」と語っている。  3人の男を殺したとして裁判にかかっている木嶋佳苗とオセロ中島、同居していた女霊能者3人でスナックでも開けば大盛況間違いなし。そして、こういう本を出せばベストセラーも間違いなしだそうだ。「デブでもブスでも男を虜にする方法」。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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ジャルジャルさんの至言「僕らのネタに深い意味なんかないんです」(後編)

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DPP_0022.jpg前編はこちらから ──あはは! でも、さすがに『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)新レギュラーに合格してからは、かなり変わられたんじゃないですか? 福徳 それはやっぱりそうですね。いろんな人が、「あ、『めちゃイケ』の~」ってなりますからね。いつも「『めちゃイケ』の~」って。 ──ずっとやってきたのに印象が一新される寂しさはありますよね。 福徳 あはは。でも、よかったな、とは思います。言うても僕らもうすぐ10年目ですからね、早くはない。 ──『めちゃイケ』では生意気な後輩キャラでやられてますけど、そういうキャラ作りの案は番組側から出されるんですか? 福徳 いや? もう自然になりましたね、たぶん、ほんまにちょっと生意気やったんやと思います(笑)。 ──えっ! てっきりやらされているのかと......。でも、そういう度胸がないと『めちゃイケ』レギュラーにはなれないということかも......。ところで、ちょっと相談なんですが、お二人はインタビューでしょっちゅうウソをつくらしいじゃないですか。私も、悪気は一切なく変なウソをほいほいついてしまって、人間関係がうまく築けない節があるんです。お二人はどういう流れでウソをついてるんですか? 福徳 あはは! 同じ質問をいっぱいされた時に即興でウソをついて、それがだんだん「今回は後藤、どんなウソつくんやろな」ってエスカレートしたというか。 後藤 最初はもともとの話をちょっと大げさにするくらいにしてたんですけど、気いついたらもうゼロからウソついてました。でも、『ヒーローショー』の時とかは、一日中取材日でも『ヒーローショー』に関してはウソつけないじゃないですか、監督が作ったものやし。だから、めっちゃおっきい声でやるとか、声ちょっと変えるとか、そういう遊び方みたいのしてましたね。 ──わぁ、ライター殺し! また、ウソも「学生時代に起業していた」とか、「実はバツ1」とか、微妙にあり得ることを言うんですよね。普通に信じてしまいますよ! 福徳 たまたまウソをつきまくった時、紙面になったのを見て、読んでめっちゃ面白かったんです。 後藤 大学生が初めて取材します、みたいな女の子やって、何言っても信じてくれるんでこっちもちょっとエンジンかかってしまって......そうしたら、それがまんま文章になって(笑)。それでクセになってしまいましたね。でも、こういうのに関してはウソつかないですよ! 福徳 ついてもしゃーない。そん時はクセになってたけど、今はほんまに意味ないことに気づいたんで。なんにも生み出さない。 後藤 後々にまた会った時に「あれどうなったんですか?」とか言われて、「なんだっけ? なんか言ったっけ?」ってなるし。 ──ウソをつくクセは、どのへんでスパッとやめられたんですか? 福徳 番組で取り上げられたし、インタビュアーの方が「ウソつかないでくださいね(笑)」とか言うてきたら、もうウソつけないですよね。それでもしぶとくウソついてる時期ありましたけど、向こうも疑ってるんで、もうおもんなくなってやめました。 後藤 オバハンのコントとかもそうですけど、意味ないことがおもろかったりしますもんね。「なんでウソつくねん?」て、理由ないですもん。 ――なるほど~。ちなみにお二人は、芸人さんを志されてから、自分が『めちゃイケ』のレギュラーになったり、人気監督の映画の主演をやったり......っていう未来は想像できましたか? 福徳 いやー、始めたときはピンピンに尖ってて、もう1年目2年目ですぐ売れて、すぐゴールデンの冠もって......みたいなイメージをしてたんで、それ考えると逆に遅すぎるって感じですね。 後藤 僕はそこまで具体的にイメージしてないですけど、そんとき思ってたことよりは、やっぱ遅いですね。なんも知らんまま、「1年目で東京いって番組もって......」って簡単に思ってましたけど、そらその通りはいかんわ(笑)。 ──今後の野望はありますか? 福徳 野望は、武道館でいつかライブをしたいですね! 後藤 ロンドンも、まあ定期的にやってますんで、ロンドンの空港にハッピで降り立って、ロンドンの人たちに「ワー!」って言われたい(笑)。 ――ありがとうございました! (取材・文=小明) ●ジャルジャル 福徳秀介と後藤淳平からなるお笑いコンビ。2003年結成。今年1月1日にDVD『ジャルジャルのいじゃら』(よしもとアール・アンド・シー)を発売。3/24~3/31まで「第4回沖縄国際映画祭」を開催。一般の方からも審査員・ボランティアを募集してます! 詳しくは <http://www.oimf.jp/●あかり 1985年栃木県生まれ。2002年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中 ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」予約受付中<http://cyzo.shop-pro.jp/

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小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第31回】 オリエンタルラジオさんの至言「"変わってるって思われたい自分"も見透かされてる」 【第30回】 大槻ケンヂさんの至言「ネガティブを売りにすると自家中毒に陥るんです」 【第29回】 辛酸なめ子さんの至言「なんか、つい交尾の話とかしちゃうんです」 【第28回】 みうらじゅんさんの至言「アイドルライターってなんなの?」 【第27回】 山路徹さんの至言「バラエティーが怖いようでは戦場に行けないですよ」 【第26回】 浅草キッド・玉袋筋太郎さんの至言「相手がクンニしてる顔を思い浮かべなさい」 【第25回】 前田健さんの至言「自分は赤毛のアンの生まれ変わりだと思ってる」 【第24回】 叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

ジャルジャルさんの至言「僕らのネタに深い意味なんかないんです」(後編)

DPP_0022.jpg前編はこちらから ──あはは! でも、さすがに『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)新レギュラーに合格してからは、かなり変わられたんじゃないですか? 福徳 それはやっぱりそうですね。いろんな人が、「あ、『めちゃイケ』の~」ってなりますからね。いつも「『めちゃイケ』の~」って。 ──ずっとやってきたのに印象が一新される寂しさはありますよね。 福徳 あはは。でも、よかったな、とは思います。言うても僕らもうすぐ10年目ですからね、早くはない。 ──『めちゃイケ』では生意気な後輩キャラでやられてますけど、そういうキャラ作りの案は番組側から出されるんですか? 福徳 いや? もう自然になりましたね、たぶん、ほんまにちょっと生意気やったんやと思います(笑)。 ──えっ! てっきりやらされているのかと......。でも、そういう度胸がないと『めちゃイケ』レギュラーにはなれないということかも......。ところで、ちょっと相談なんですが、お二人はインタビューでしょっちゅうウソをつくらしいじゃないですか。私も、悪気は一切なく変なウソをほいほいついてしまって、人間関係がうまく築けない節があるんです。お二人はどういう流れでウソをついてるんですか? 福徳 あはは! 同じ質問をいっぱいされた時に即興でウソをついて、それがだんだん「今回は後藤、どんなウソつくんやろな」ってエスカレートしたというか。 後藤 最初はもともとの話をちょっと大げさにするくらいにしてたんですけど、気いついたらもうゼロからウソついてました。でも、『ヒーローショー』の時とかは、一日中取材日でも『ヒーローショー』に関してはウソつけないじゃないですか、監督が作ったものやし。だから、めっちゃおっきい声でやるとか、声ちょっと変えるとか、そういう遊び方みたいのしてましたね。 ──わぁ、ライター殺し! また、ウソも「学生時代に起業していた」とか、「実はバツ1」とか、微妙にあり得ることを言うんですよね。普通に信じてしまいますよ! 福徳 たまたまウソをつきまくった時、紙面になったのを見て、読んでめっちゃ面白かったんです。 後藤 大学生が初めて取材します、みたいな女の子やって、何言っても信じてくれるんでこっちもちょっとエンジンかかってしまって......そうしたら、それがまんま文章になって(笑)。それでクセになってしまいましたね。でも、こういうのに関してはウソつかないですよ! 福徳 ついてもしゃーない。そん時はクセになってたけど、今はほんまに意味ないことに気づいたんで。なんにも生み出さない。 後藤 後々にまた会った時に「あれどうなったんですか?」とか言われて、「なんだっけ? なんか言ったっけ?」ってなるし。 ──ウソをつくクセは、どのへんでスパッとやめられたんですか? 福徳 番組で取り上げられたし、インタビュアーの方が「ウソつかないでくださいね(笑)」とか言うてきたら、もうウソつけないですよね。それでもしぶとくウソついてる時期ありましたけど、向こうも疑ってるんで、もうおもんなくなってやめました。 後藤 オバハンのコントとかもそうですけど、意味ないことがおもろかったりしますもんね。「なんでウソつくねん?」て、理由ないですもん。 ――なるほど~。ちなみにお二人は、芸人さんを志されてから、自分が『めちゃイケ』のレギュラーになったり、人気監督の映画の主演をやったり......っていう未来は想像できましたか? 福徳 いやー、始めたときはピンピンに尖ってて、もう1年目2年目ですぐ売れて、すぐゴールデンの冠もって......みたいなイメージをしてたんで、それ考えると逆に遅すぎるって感じですね。 後藤 僕はそこまで具体的にイメージしてないですけど、そんとき思ってたことよりは、やっぱ遅いですね。なんも知らんまま、「1年目で東京いって番組もって......」って簡単に思ってましたけど、そらその通りはいかんわ(笑)。 ──今後の野望はありますか? 福徳 野望は、武道館でいつかライブをしたいですね! 後藤 ロンドンも、まあ定期的にやってますんで、ロンドンの空港にハッピで降り立って、ロンドンの人たちに「ワー!」って言われたい(笑)。 ――ありがとうございました! (取材・文=小明) ●ジャルジャル 福徳秀介と後藤淳平からなるお笑いコンビ。2003年結成。今年1月1日にDVD『ジャルジャルのいじゃら』(よしもとアール・アンド・シー)を発売。3/24~3/31まで「第4回沖縄国際映画祭」を開催。一般の方からも審査員・ボランティアを募集してます! 詳しくは <http://www.oimf.jp/●あかり 1985年栃木県生まれ。2002年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中 ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」予約受付中<http://cyzo.shop-pro.jp/
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小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第31回】 オリエンタルラジオさんの至言「"変わってるって思われたい自分"も見透かされてる」 【第30回】 大槻ケンヂさんの至言「ネガティブを売りにすると自家中毒に陥るんです」 【第29回】 辛酸なめ子さんの至言「なんか、つい交尾の話とかしちゃうんです」 【第28回】 みうらじゅんさんの至言「アイドルライターってなんなの?」 【第27回】 山路徹さんの至言「バラエティーが怖いようでは戦場に行けないですよ」 【第26回】 浅草キッド・玉袋筋太郎さんの至言「相手がクンニしてる顔を思い浮かべなさい」 【第25回】 前田健さんの至言「自分は赤毛のアンの生まれ変わりだと思ってる」 【第24回】 叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

炊飯器で作る簡単ピラフ!「SPAM × SPAM」(SMAP×SMAP)


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料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。  「今日の晩御飯は、ジャニーズ好きのあなたに贈る、ビストロ玉置の新メニューです!」  「どうしたの? 急にビストロだなんて。新小岩の立ち飲み屋みたいな顔して」
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 「材料はこれ! スパムと、そしてスパム!」  「え、2缶も使うの?」  「お米をといで水加減を量ったら、そこにサイコロ状に切ったスパムと、冷凍のミックスベジタブルを入れてご飯を炊きます」 IMGP5150.jpg  「はい、炊きあがりー!」 IMGP5184.jpg  「軽くかきまぜたら丼に盛りつけて、ごまをゴリゴリかけてっと......」 IMGP5232.jpg  「へー、炊き込みご飯というか、ピラフみたいになるのね。おいしそうじゃない」  「まだ完成じゃないよ。これに焼いたスパムを盛りつけて、ケチャップで模様を書いたらできあがり!」 IMGP5266.jpg  「なんだか、どっかのテレビ局のマークみたいね」  「そう。スパムのスペルはSPAM。スパムピラフの上に、さらにスパム。そしてどっかのテレビ局風ということは......」 父&母 「SPAM × SPAM!」  「ところで、一つしか作らなかったみたいだけど、私の分は?」  「SPAMだけに、君の分は、『僕の半分』!」 ■材料  ・スパム缶 ・米 ・ミックスベジタブル ・ケチャップ ・ごま ■作り方 1、米をとぎ、普段と同じ水加減に合わせます。 2、サイの目に切ったスパム、ミックスベジタブルを適量入れて、炊飯ジャーでご飯を炊きます。 3、フライパンに薄く油をひき、5ミリの厚さに切ったスパムを焼きます。 4、炊いたご飯を丼に盛り、ごまをたっぷりとかけ、焼いたスパムを乗せます。 5、ケチャップをかわいくかけたらできあがり。 ■玉置メモ ・炊飯器で作る絶品簡単ピラフ。スパムから出るダシと脂が味の決め手。 ・とりあえず減塩のスパムで作って、味が薄かったら塩やしょうゆを足してください。 ・これをラップで包んで、スパムオニギリにしても抜群です。 ・ハムエッグのように作ったスパムエッグを乗せるのもオススメですよ。 IMGP5220.jpg ・話は変わりますが、3/13に二人羽織でロック&ジャズのライブをやりますので、ぜひ来てください。詳しくはこちら!→ <http://nininbaori.com/>
ホーメル スパム レギュラーN 340g ジャンク!!! amazon_associate_logo.jpg
■男のダジャレレシピ・バックナンバー 【第23回】北北西を向いてガブリ!「......え、フォー巻き!」 (恵方巻き) 【第22回】アラフォーはちょっとツラい!? 「とってもジューシー(牛脂)な格安すき焼き 」 【第21回】悪い酔いスウィーツで年忘れ!「レディーボーデン会 (女子の忘年会)」 【第20回】万能味噌を使った魔法の料理「西京の相性は黄身(最強の相性はキミ)」 【第19回】旬のサンマをギニア風に「イイコブ、ニコム、サンコン(イッコン、ニコン、サンコン)!」 【第18回】永谷園で作る秋の味覚「松タケご飯(まつたけご飯) 」 【第17回】アジ釣りで大漁! 「アジしめちゃいました(味占めちゃいました)」 【第16回】うなぎと乗り切れ! "ダシ"が違う夏のひつまぶし 【第15回】夏にピッタリ! 旬の魚で手軽にできちゃう「狂う水(クールビス)」 【第14回】蒸し暑い時期にピッタリ! 梅干しの酸味が効いた「上を向いて歩こう(梅と麦とアルコール)」 【第13回】レストランにも行きたくない出無精なあなたに「大型連休ギュウギュウ詰め(O型レンコン牛牛詰め)」 【第12回】旬の素材が盛りだくさん「ネギに大葉 ヤマウド・ノビル 初鰹(目には青葉 山ほととぎす 初鰹)」 【第11回】スタミナ満点! よくばりどんぶり「ごはんと胃・レバー・牛たくさん(ゴホンと言えば、龍角散)」 【第10回】甘党にはたまらん!  「オリゴ糖、黄身と和えて、ようかん食った(ありがとう、君と逢えて、よかった)」 【第9回】捌けなくても大丈夫! 包丁要らずのカンタン鍋「捌き無知鍋(サバキムチ鍋)」 【第8回】惚れてしまいそうな大人の味「バーレーン・タイ キッシュ(バレンタイン・キッス)」 【第7回】3分で出来るお祝い料理「脂肪コーン、5を書く!(志望校合格)」 【第6回】正月ボケに効果てきめん「意外! タイなら七臭粥(胃が痛いなら七草粥)」 【第5回】気分次第でアレンジ可能「麻婆茄子! 干し芋乗っかっちゃう!(まーボーナス! 欲しいもの買っちゃう)」 【第4回】三つの味が楽しめる豪華ディナー「三択ロース(サンタクロース)」 【第3回】ぜいたくの極み! 「いい肝のカワハギのいい肝ばかり(『いきものがかり』のいきものばかり)」 【第2回】ひと手間かければ豪華な一皿! 「タンカレー ナンバナナ天(タンカレー No.10)」」 【第1回】甘くて辛い 大人のおつまみ「マスタードナッツ(ミスタードーナツ)」