性の悩みは“セックスサロゲート”が解消する!? 映倫も迷ったR18指定の感動作『セッションズ』

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セックスセラピーとはいかなるものかを真正面から描いた『セッションズ』。アメリカ本国ではR指定(17歳以下は保護者の同伴が必要)となった。
 セックスサロゲート、代理セックスをテーマにした実録ドラマ『セッションズ』。セックスサロゲートとは、性に関する悩みを抱える人を対象にセックスセラピーの一環として実地指導を行う専門スタッフのこと。売春の隠れ蓑に使われる、セラピー料金が高額すぎるなど批判する声も少なくないが、米国ではカリフォルニア州などで正規の職業として認可されている。セックスサロゲートとのボディセッションを通して、主人公がセックスの素晴らしさ、生きる喜びを噛み締める姿が『セッションズ』では感動的に描かれている。  本作の主人公マーク(ジョン・ホークス)は詩人にしてジャーナリスト。だが38歳にしてまだ童貞だった。というのも6歳のときに罹ったポリオが原因で首から下が動かず、ずっとベッドで横になったままの生活を余儀なくされていたからだ。しかも、重度の呼吸困難でカプセル型の呼吸器から長時間離れることができない。そんなマークだが、性格はいたって明るく、超ポジティブ思考の持ち主。新しくやってきた女子大生ヘルパーのアマンダ(アニカ・マークス)に恋をしてしまう。若くて美しいアマンダの体に触れてみたい。意を決したマークはアマンダに愛の告白をするも、とても残念な結果に……。そんな折、マークは出版社から身障者たちのセックスについての原稿を依頼される。後任ヘルパーのヴェラ(ムーン・ブラッドグッド)に付き添われて取材に出たマークは、多くの身障者たちが体位など創意工夫してセックスライフを大いに楽しんでいることを知る。取材しながらマークは思う。「セックスってそんなにいいものなんだ。自分もセックスしてみたい!」と。
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重度の障害を持つマーク(ジョン・ホークス)だが、好奇心は人一倍旺盛。いよいよ童貞とおさらばする日がやってきた。
 セックスセラピストに問い合わせたマークは、セックスサロゲートを紹介される。ドキドキ緊張するマークの前に現われたのは、落ち着いた魅力をたたえるシェリル(ヘレン・ハント)。美人でセクシーなだけでなく、大人の女性としての知性と包容力を感じさせる。シェリルは「セックスサロゲートはお金をもらうけど、売春婦ではない」「セッションは6回までしか受けることができない」と説明する。ベッドの上での尊いセッションが始まった。セッションの1回目、2回目はマークがあまりに敏感すぎるため、シェリルに触られたただけですぐに暴発してしまう。なかなか脱童貞を果たすことができないマークだが、それでも裸になって体を触れ合うことが純粋にうれしい。女性の体の柔らかさ、温かさを思い出し、マークはつい涙目になってしまう。  1999年に49歳の生涯を終えたマーク・オブライエンが文学誌「サン」に発表した記事「On Seeing a Sex Surrogate」をベースにドラマ化した本作。自身がポリオの障害を持つベン・リューイン監督のもとに集まったキャスト陣のアンサンブルが実に見事だ。障害を持ちながらも生きることにとことん貪欲な主人公マークを演じた個性派俳優ジョン・ホークス、成熟したボディをあますことなく見せてくれるオスカー女優ヘレン・ハントの演技は世界各国で高く評価されている。マークに求愛され、怖くなって逃げ出してしまう新米ヘルパー役のアニカ・マークス、後任ヘルパーとして淡々とマークの背中を支えるムーン・ブラッドグッドもそれぞれ好演。「恋人ではない女性とセックスしてもいいのか?」というマークからの質問に対し、聖職者としてではなく1人の友人として回答するブレダン神父役のウィリアム・H・メイシーの存在は、セックスを題材にした本作に笑いと厳粛さの両面をもたらしている。様々な人たちとの出会いに励まされ、マークは38歳にしてセックスという未知の領域に果敢に踏み込む。
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一糸まとわぬヘレン・ハントの演技は高く評価され、米国のアカデミー賞で助演女優賞に堂々ノミネート。まさに女優の鑑です。
 セックスサロゲートとしてのプロ意識の高いシェリルは、自宅に戻れば気のいい夫と年ごろの息子がいる主婦であり母親でもある。だが、マークとのセッションを重ねていくうちに、どうしようもなくマークに自分の心が揺り動かされていることに気づく。有料セラピーの一環であることをシェリルは自覚しているものの、ひたむきな愛情を全力で注いでくるマークに今まで感じたことのない愛おしさを抱くようになってしまう。お金や倫理観だけでは割り切れないのが、セックスであり愛情というものだろう。キャリア豊富なシェリルだったが、彼女も裸になって心を開けば生身の1人の女性。疑似恋愛のはずが、マークもシェリルもいつの間にか本気になっていた。2人はセックスの素晴らしさを痛感すると共に、肉体と心の結びつきの深遠さを知り、戸惑いを覚えることになる。  欧州ではゆるいレイティングとなっているが(スウェーデン、デンマーク、ノルウェーでは年齢制限なし)、日本ではR18指定となった『セッションズ』。性描写に厳格な日本の映倫らしいレイティングだ。映倫の審査は2名1組の審査員が試写をチェックした直後にレイティングを配給側に伝えるのが通例だが、本作では2名の審査員の意見が一致せず、映倫全体で再度会議に掛けてからレイティングを慎重に決めたという経緯があった。日本での配給を手掛ける20世紀フォックス映画も重要なセッションシーンをカットしたり、ぼかしを入れるよりは……とR18指定を呑んだとのことだ。R18という年齢制限が適切かどうかは、観る人が自己判断で決めてほしい。  射精は一瞬の快感だが、その後には心だけでなく体全体に人を愛するという温かい感情が満ちていくことになる。この尊いセッションは、チェリーボーイならずともぜひ体験してみたい。 (文=長野辰次) sessions_04.jpg 『セッションズ』 原作/マーク・オブライエン 監督・脚本/ベン・リューイン 出演/ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー、ムーン・ブラッドグッド、アニカ・マークス、ロビン・ウェイガート R18+ 配給/20世紀フォックス映画 12月6日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー  (c)2012 Twentieth Century Fox Corporation. All Rights Reserved.  <https://www.facebook.com/FoxSearchlightJP>

大公開! 13年11月度「日刊サイゾー」Amazonで売れたものランキング!!

IMG_0422_0203.jpg  いまや書籍のみならず、あらゆる分野の商品をそろえるネット上のマーケット空間「Amazon」。日刊サイゾーからも、記事の関連商品や人気の商品にリンクを貼り、ちょびっとだけアフィリエイト収入を頂いて、サーバー代やおやつ代をまかなっております。  日刊サイゾーからのリンクで購入されたAmazon商品をランキング形式で毎月発表! 売れ筋商品から、日刊サイゾーという媒体の特性だけでなく、時代の流れまで見えてくるとかこないとか……。 ●本のTOP5 第1位
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 [単行本(ソフトカバー)] 現在、受刑中の井川会長が、収監前に書き上げたというこちら。彼がなぜ“カネの沼”にハマり込んでしまったのか、克明に描かれています。何よりタイトルが素敵。 【関連記事】「やっぱり、ほしのあきと……!」100億円をカジノで失った大王製紙前会長の“華やかすぎる”懺悔録『熔ける』

第2位
サイゾー 2013年 12月号 [雑誌] [雑誌] エロマンガ特集のページでは、青山一海先生の作品に登場する男性器の呼び方を紹介。「まろやか棒」をはじめ豊富な「○○棒」が登場します。 【関連記事】カネと欲望のマンガ業界

第3位
TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法 (ちくま新書) [新書] テレビ東京の高橋弘樹ディレクターの著書が3位にイン。『TVチャンピオン』の裏話「“つめ放題王”で、いかに悪魔の姉妹を発見したか」は必読です。 【関連記事】「大抵のテレビ番組が嫌い」テレビ東京“鬼才”ディレクターから見た“やらせ問題”とは

第4位
DVD付き 樫木裕実 カーヴィーボディ 1週間美やせプログラム (扶桑社ムック) [ムック] スタジオ閉鎖騒動の樫木裕実のエクササイズ本が4位。途中、しゃしゃり出てきた神田うのがとても愉快でしたね。 【関連記事】「擁護されると不幸に!?」みのもんた・樫木裕実と“親密”神田うのは疫病神か

第5位
福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間 [単行本(ソフトカバー)] 福島第一原発作業員・ハッピーさんによる収束作業日記。ニュースを見てても分からない現場のリアルが詰まってます。 【関連記事】原発作業員が綴る現場のリアルと、二極化する報道へのアンチテーゼ『福島第一原発収束作業日記』


●DVDのTOP5 第1位
紗藤まゆ AV Debut [DVD] トップは、元有名鉄道会社勤務で、ガス溶接や電気工事の資格を持つまゆちゃんのデビュー作。資格は、プレイに活かされてるでしょうか。 【関連記事】【SOD感謝祭】特技は電気工事、電車も大好き! 元鉄道会社社員・紗藤まゆが退職してSODより決意のAVデビュー

第2位
あまちゃん 完全版 DVD-BOX 2 AVに続いて2位は、おはようございます、『あまちゃん』です! 能年玲奈ちゃんは「紅白PR大使」に選ばれましたが、キョンキョンや薬師丸さんは出るのかな? 【関連記事】小泉今日子は“国民的番組”が嫌い!? 『NHK紅白歌合戦』あまちゃんファミリー総出演は幻となるか

第3位
空飛ぶ広報室 Blu-ray BOX 2万円近くもするのに、なぜこんなにたくさん買われた方がいらっしゃるのでしょうか。日刊サイゾーには、熱狂的な綾野剛ファンが多いのかしら。 【関連記事】この国では、世間さまに嫌われたら有罪――『リーガルハイ』の宣戦布告

第4位
ダウンタウンの前説 vol.1 [DVD] 映画『R100』が大コケしてしまった松本人志監督ですが、次回作はあるのでしょうか。敗因は“カルト映画”をウリにしなかったこと? 【関連記事】「公式サイトには『大ヒット上映中』でも……」松本人志監督『R100』9週目で上映館“ゼロ”の現実

第5位
ディープス15周年特別作品 構成・高橋がなり×監督・マメゾウ ドキュメント アナウンサー 桐嶋永久子デビュー ~彼女はテレ○系列の放送局に1993年~1998年まで在籍。地上波では放送することの出来ない、本物アナウンサーが見せたかった“本当の自分”をご覧下さい~ [DVD] 5位は、元地方局アナウンサーの桐嶋永久子さんの最新作。オナニーのしすぎで、ビラビラの形が変わってしまったそうです。 【関連記事】「もともとわたくしはセックスが大好きなんですが」元女子アナ・桐嶋永久子が衝撃AVデビュー


●【番外編】高額商品TOP5 販売実数にかかわらず、温かい気持ちにさせてくれた高額商品のランキングです。 第1位
美少女戦士セーラームーン Super Special DVD-BOX 26,094円。北川景子さんの女優デビュー作(黒歴史)です。某雑誌編集者さんによれば、プロフィール欄にこれを入れると、事務所に削除されてしまうとか。

第2位
釣りバカ日誌 大漁箱 (DVD-BOXシリーズ全22作品・28枚組) 24,500円。これは一家に一つ、必需品ですね。

第3位
歯科専売 PHILIPS ソニッケアー ダイヤモンドクリーン HX9382/02 17,300円。Amazonレビュー数が多いですね。クリスマスプレゼントに欲しいです。

第4位
MTG プラチナ電子ローラー ReFa CARAT PEC-L1706 16,100円。顔をコロコロ転がすだけで、二重あごや、頬の肉に効果があるそうです。美容整形に比べれば、安いものですね。

第5位
[ダコタ]DAKOTA カラビナウォッチ AnglerII シルバー/カモフラージュ DWC-4001SVC 13,000円。すごい! これ1台で、時計、LEDライト、フックシャープナー、ニッパー、温度計、コンパス……。

週刊ポスト VS 朝日・読売新聞 仁義なき“新聞広告エロタイトル”闘争

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「週刊新潮」12月5日号 中吊広告
今週の注目記事 第1位「子供騙しの言い訳しかない『猪瀬直樹』都知事は首都の恥」(「週刊新潮」12月5日号) 「さらば猪瀬直樹」(「週刊現代」12月14日号) 第2位「本誌VS朝日・読売『エッチなタイトル<珍>闘争』をあえて公開します」 (「週刊ポスト」12月13日号) 第3位「スクープ! でたらめ除染 放射性ごみ民家裏に投棄」 (「週刊朝日」12月13日号) 第4位「『成分も効き方もみな同じ』ではなかった『ジェネリック医薬品』」 (「週刊新潮」12月5日号) 第5位「スクープレポート すわ米中開戦か 習近平は本気で日本の航空機を撃墜する」 (「週刊現代」12月14日号)  次号から週刊現代編集長が、藤田康雄氏から鈴木崇之氏に替わる。今週号、藤田編集長が「音羽の杜から」でお別れの言葉を書いている。  今週号のグラビア企画「墓碑銘2013」を読んでの感想から入り、「長命だった人も、非業の最期を遂げた人も、改めてその人生を振り返ると、誰もが大命をまっとうしたのだなと思った。さよならだけが人生だーー。」として、「次号から編集人が変わります」と続けている。  少しばかり短かった編集長在任期間だったが、大命はまっとうした、やるべきことはやったと言いたいのであろう。ご苦労様でした。  このところ、韓国・中国に対する批判を多くの週刊誌が熱心にやっている。文春は「『中韓同盟』10の虚妄」という大特集。目次を拾ってみると「伊藤博文暗殺テロリストを現地ハルビンの中国人は誰も知らない」「共同研究なんてムリ 中国の歴史は『プロパガンダ』韓国は『ファンタジー』」「朴槿惠は『韓国の土井たか子』習近平は『中国の小沢一郎』」。  新潮は「『朴槿惠大統領』を反日に染め上げた父の捏造教育」とあり、「ソウル近郊『反日スポット』ここまでやるか!」「まもなく石碑建立でも『安重根』の『伊藤博文』射殺に異議あり」「韓国『労働者』は生き地獄」。  ニューズウィーク日本版でも「アメリカも困惑する韓国の世界観」という特集をやっているし、朝日でも「暴走中国 防空識別圏で加速 尖閣諸島“強奪”シナリオ」、ポストでも「世界から嫌われる韓国その沈みゆく経済」をやっている。  その中では現代の、中国の脅威の記事に注目した。  11月23日午前10時、中国国防部は、東アジア諸国・地域を震撼させる発表を行った。 「本日、午前10時をもって、魚釣島(尖閣諸島)海域一帯に、防空識別圏を設定する。今後、この空域をわが国に許可なく通行することを禁じ、指示に従わない航空機に対しては防御的緊急措置を講じる」 というものである。  日本が尖閣列島を国有化したことへの本格的な報復措置が始まったと、現代で日本政府の外交関係者が話している。  また、軍事評論家の世良光弘氏によれば、不法侵入した他国の航空機を撃ち落としてもよいというのは、海岸線から12海里(約22.2km)までに限るというのが国際常識で、今回のような広大な東アジア海域を、いわば“準領空”だと主張したのは非常識も甚だしいという。  これには、安倍晋三首相が怒り狂ったという。25日に開かれた参議院の決算委員会では「中国による力を背景とした現状変更の試みには、わが国の領海領空を断固として守り抜く決意で対応する」と答弁した。  また、中国側も感情をエスカレートさせており、 「これからの日中関係はまったく違う展開になるということです。まず、中国空軍の東シナ海における活動範囲が、これまでの12倍に拡大します。そのため、戦闘機や哨戒機などを大量生産し、防空ミサイルも続々配備する。(中略)逆に日本は、民間航空機が撃墜されるリスクも出てきた。日本側の覚悟が問われます」(産経新聞北京特派員の矢板明夫氏)  撃墜などという事態は考えたくないが、民間航空機が中国側から威嚇を受けるようなことがあれば、集団的自衛権行使を進めたい安倍首相にとって絶好の口実になり、危険なルビコン川を渡ることになるかもしれない。  アメリカもこの中国側の発表に警戒感を強めているようだし、中国側の出方次第ではきな臭くなってくるかもしれない、要注意である。  新潮に、廉価で新薬と同じ効き目のあるジェネリックについての特集がある。これが今週の4位。  近畿大学薬学部教授・松山賢治氏は、ジェネリックのすべてが「先発薬」と同じ効力を持つと考えるのは危険で、注意しなくてはいけない点も多々あるというのだ。  日本でのジェネリック数量シェアはおよそ45%で、欧米各国は軒並み70%前後をキープしているから、まだまだだという。厚労省はそこで、18年3月までに数量シェアを60%以上に引き上げる方針を打ち出した。  だが、薬には薬効のある「主薬」のほかに、主薬の分解を防ぐために用いられる「安定化剤」や、錠剤の嵩を増やして消化液に溶けやすくする「賦形剤」から成り立っているが、ジェネリックに使えるのは特許が失効した主薬だけの場合が多いという。  たとえば「ランソプラゾール」という胃潰瘍の薬は、高温多湿の条件下では分解しやすいため、先発薬では安定化剤には炭酸マグネシウムが用いられているが、ジェネリックではこれが使えない。  そうなると、長期保存が難しく薬効が弱くなる恐れがあるという。そのほかにも、こうした危険薬が出回っているが、それはジェネリックには、極端な条件下における安定性を確保するための「苛酷試験」が義務付けられていないからだというのだ。  高血圧や狭心症に用いられる「ニフェジピン」というのは徐々に溶ける二層錠の形をとるから、副作用を大幅に軽減できるが、特許の関係で二層錠の形をとれないジェネリックでは、ニフェジピンが一気に放出されてしまい、心筋梗塞を引き起こして死に至ることもあるという。従って、先発薬と同じではないジェネリックも多く出回っていることも事実のようである。  近畿大薬学部の研究チームがまとめた、ジェネリックの使用状況が興味深い。ジェネリックを処方された割合が最も多かったのは共済組合を除いた被用者保険に加入している人で、次いで国民健康保険の加入者、次に高齢者医療制度の適用者で、最も低かったのが公務員たちの加入している共済組合だったというのである。  松山教授は「ジェネリックはやはり不安なので、自分や家族に使うとなると、役人もためらってしまう。さらには、そうした実態を彼ら自身も分かっているのでは……」と勘ぐられても仕方ないのでは、と批判する。  ジェネリックをもらうときは、こうしたことを頭に入れておくべきだろう。  朝日に、昨今すっかり忘れられてしまっている、福島の違法除染のことが載っている。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班によれば、11月初旬に一通の告発文書が送られてきたという。福島県の田村市東部にある一戸建ての家の庭に、除染業者が無断で放射能に汚染されたガラクタを埋めているというものだった。  今西氏たちが訪れた家は、立ち入り可能地区だが、近くには年間20ミリシーベルト以下の避難指示解除準備区域に指定されているところもあり、ほとんどの人が仮設住宅にいて、帰ってきていないという。それをいいことに現場責任者が独断で指示し、埋めたというのである。  市役所職員立ち会いの下、地図に指定されたところをパワーシャベルで掘り進んでいくと、大きな布きれのようなものが大量に発見されたのだ。連絡した福島県警の警察官は「刑事事件を前提に現状保全して、捜査します」と筆者に告げたという。  今年1月4日にも、朝日新聞が、除染で取り除いた土や木の葉、洗浄で使った水を、作業員たちが周囲の山などに捨てている場面を撮影し、大きな問題になった。    除染費用は今年度までに約1兆3000億円の予算が組まれ、最終的には5兆円かかるといわれている。これだけの巨額な税金を投入しても、除染の効果は疑問視されているのだ。その上、業者が手抜きはする、人の家の庭に勝手に埋めてしまうでは、税金ドロボーといわれても仕方あるまい。  このような悪質業者は実名で告発すべきだと思うが、この記事ではすべてが匿名なのはなぜなのか? そこが気に入らないが、こうした問題を地道に追いかけている朝日にはエールを送りたい。いっそのこと、福島県情報に特化して、福島第一原発や除染問題、仮設で暮らす人たちの暮らしぶり、津波被害の復興の現状などを報じる「専門誌」になったらいいと思う。それだけでも膨大な情報があり、読者もいるに違いない。テレビはもちろん、新聞も週刊誌も福島を忘れてしまったかのような今こそ、そうした雑誌が求められているはずである。朝日編集長、ご一考を。    ポストの業界内幕ものが好きだ。今週はポストが毎回やっている「死ぬまでSEX」シリーズの新聞広告のタイトルをめぐって、朝日新聞と読売新聞との間で交わされた「戦い」の内幕を書いている。  11月25日号の「したことがないSEXをしたい」というタイトルで朝日新聞と揉め、新聞広告ではSEXという文字が小さくされた。先日も朝日新聞を見ていると「動く女●器」というタイトルがあり、ハハー、新聞側と揉めたなと思ったが、案の定だったらしい。  新聞社には「広告倫理綱領」というわけのわからないものがあり、それも各社まちまちに判断するから、めんどくさいことこの上ないのだ。  ポストによればこの1年間で新聞社側から言い換えを求められた言葉は、このようのようなものだったという。 ・潮吹き→快楽の極致へ!  ・濡れちゃう→反応しちゃう ・やっぱり入れたい→やっぱりひとつになりたい ・抱いて死にたい→愛し合いたい    おかしいのは、煽り文句「オンナの『イクゥ』演技を見破る法」の「イクゥのゥ」に、NGランプが点灯したというのである。結局「いく」で決着したらしいが、これでは編集部の意図が伝わるまい。「イク」「イクゥ」「いく」の違いさえ分からない新聞社には、私もずいぶん腹を立てたものであった。  ひとつ披露すると、「○○のセックス」というのがひっかかったことがある。なぜかと問うと、新聞は子どもも読むからセックスという言葉はやめてほしいというのだ。では、どう変えたらいいのかと聞くと、「SEX」ならいいという。なぜなら、子どもには英語が読めないからだというのである。こんなバカなやりとりがごまんとある。  強精剤の広告さえ堂々と載せるようになった新聞が、週刊誌のセックス記事で新聞の気品が損なわれるなどとよく言えるものだと、私も再び腹が立ってきた。  猪瀬直樹都知事の徳洲会からの選挙資金5000万円受領問題は、収まるどころか爆発寸前のようである。ほとんどの週刊誌が猪瀬辞めろという論調だが、その中で新潮と現代の記事を今週の第1位に推す。  猪瀬氏が、公職選挙法違反で東京地検特捜部の捜査を受けている「徳洲会」から、都知事選挙直前に5000万円もの大金を受け取っていたことが発覚した。つじつまの合わない「言い訳」をしている猪瀬都知事だったが、11月26日の「借用書はこれだ」と見せたことが、より大きな批判を招いてしまった。  新潮に沿って猪瀬発言の変遷の経緯をまとめれば、こうなる。  11月22日午後1時過ぎ、登庁時のメディアによる囲み取材で「資金提供という形で応援してもらうことになった。選挙に使った場合には、収支報告書に書くつもりだった」と説明した。これが午後3時の定例会見では「個人の借入金。選挙資金ではないと断言できる」と変化。  定例会見ではさらに「申し出があれば、断るのも失礼」となり、さらには「(先方が)持ちかけてきたわけでも、こちらからのお願いでもない」と奇妙に変容していく。翌日23日の囲みでは「貸すと申し出があった」に落ち着いた。  借金なら借用証が必要だが、これをめぐっては22日の定例で「受け取る際、借用証を書いた」と発言した。これが23日には「探せば、ある。公開する必要はない」と言っていたのに、11月26日の会見では借用証を公表。だが、徳田様という宛名と、猪瀬氏の名前が記入されているだけで、印鑑すら押されていないために偽造ではないかという声も出ているようだ。  しかも突如「極めて重要なもので、貸金庫に保管していた」と、それまでとは180度違うことを強弁し、恬として恥じないのだから恐れ入ると、新潮は書いている。 元外交官で鈴木宗男事件に絡んで東京地検特捜部に逮捕、起訴されたことのある佐藤優氏が文春でこう語っている。 「当初、ぶら下がり取材で『選挙関連のカネだ』と認めていた時点では、猪瀬氏は『どうやって釈明しよう』と都民と国民の方を見ていたのだと思います。ところが都庁での会見の瞬間から、彼は東京地検特捜部のことしか意識していない。逮捕されないためには何を言えばいいのかという目的から、前言を翻して『個人の借り入れ』と発言したのでしょう。社会通念上は批判されても違法にはならないというラインを狙っての発言です。  それは猪瀬知事がパニック起こしてるからです。正直に『選挙関連のカネ』と言えば法には触れるかもしれないが、みんな政治にカネがかかることはわかってるのだから一定の理解は得られる。社会的な復権は出来るのです。しかし、彼は捕まりたくない一心で社会的な復権の道を自ら閉ざした。冷静な判断ができなくなっているのです。(中略)もはや都知事としての資質がないことは明白。即刻辞任していただきたい」  佐藤氏の言うように、選挙資金として借りたものなら、記載していないから公選法違反か政治資金規正法違反に問われるが、個人の借金とすれば「ゴメン」で済むという腹づもりなのであろう。  しかし、新潮には「徳洲会」の総帥徳田虎雄氏と、次男で選挙違反の捜査を受けている徳田毅氏との、猪瀬氏へのカネをめぐる生々しいやりとりが書かれている。  それは、昨年の11月19日のこと。虎雄氏のいる「奥の院」を尋ねてきた、あおぞら銀行の常務や部長など3人の幹部がいるとき、毅氏から虎雄氏の携帯電話にかかってきた。携帯電話はハンズフリーのスピーカー機能に切り替えられ、その部屋に居合わせた誰の耳にも、相手の声が聞こえる状態になったという。話の概要はこのようだった。  毅代議士が「都知事選の応援で、猪瀬は1億5000万円とか言ってきました。でも結局は1億を先にくれ。残ったら、“返すから”という話になりました」  すると、虎雄氏は「とりあえず5000万円にしろ」と言ったという。  「受け渡しはどうしましょうか」と言う毅代議士に「向こうに取りに来させろ」、毅代議士が「議員会館でやりましょうか」と言うと「議員会館でやれ。足がつかないようにしろ」と指示があったというのだ。  これは決定的な「証言」である。文春で書いているように、一水会の木村三浩代表が仲介して、猪瀬氏は虎雄氏に会い、虎雄氏から都知事選挙の応援をするという約束をもらい、後日5000万円を受け取ったのである。  選挙には意外にカネがかからず、5000万円は手付かずだったようだが、明らかに選挙のための裏金であり、個人的な借金ではないだろう。  新潮で元東京地検公安部長の若狭勝弁護士が、この事件の展望をこう語っている。 「徳洲会の一部幹部が“借用書なんて知らない”“返金の打診を受けていない”と証言しているため、5000万円は寄付と見なせる可能性がある。出納責任者への報告を怠っており、公選法でダイレクトに猪瀬知事の責任を問えます。私はむしろ借用書が出てきた方が面白いと思っていました。特捜はそれが偽造されたものかどうか、必死で調べることになりますから」  現代は、安倍首相が猪瀬切りをすると書いている。現役の東京地検検事がこう語っている。 「上層部は『こうなる前に、猪瀬は辞職表明するはずだった』と漏らしています。一方で、安倍総理が『外聞が悪い』としきりにボヤいているという話も伝わってきている。要するにウチの上層部と官邸の間で、辞職させるから立件は見送るという内々の了解があったんでしょう。だが、猪瀬は辞職すれば、かつての金丸信(副総理)のように逮捕されると考えて、都知事の座にしがみつくことを選んだ。もう官邸は守ってくれない」  なぜ、徳洲会がポンと5000万円もの大金を猪瀬氏に出したのか? 現代は、徳洲会側が知事の許認可権をあてにして出したのではないかと見ている。  東京五輪への悪影響も心配されると現代は書いているが、猪瀬氏が都知事に居座ると、そうしたことも出てくるかもしれない。早くも辞任した後の都知事選挙の予測までしているが、本命は舛添要一元厚労相が有力だそうである。  猪瀬氏は、87年に『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し、小泉純一郎政権下で道路公団民営化推進委員会の委員になり、政界への足がかりを作る。上昇志向と権力欲が異常なほど強く、あの小さな体で人を威圧する態度をとる彼に、ノンフィクション界の先輩や仲間からも嫌がられていた。だが、400万票以上を集め、東京五輪招致まで決まり、得意の絶頂で事件が発覚してしまった。  新潮で、かつて民営化推進委員会で一緒になった関係者がこう指摘している。 「猪瀬さんという人は、一見、改革派の旗印を掲げているように見えます。しかし、それと権力志向とは二律背反ではありません。つまり、彼は権力を掴むためにはどう行動すべきかを一貫して考えていた。反権力的な動きをし、人気を勝ち取った上で、権力の中枢に食い込んでいく手法です」  猪瀬氏が私淑していたノンフィクション作家の本田靖春さんは、猪瀬氏を嫌っていた。彼とは生き方がまったく違うと『我、拗ね者として生涯を閉ず』(講談社)で書いている。本田さんは「気の弱い人間である」から、いささかでも強くなるために自分に課した禁止事項があると『拗ね者』で書いている。 「欲の第一に挙げられるのが、金銭欲であろう。それに次ぐのが出世欲ということになろうか。それと背中合わせに名誉欲というものがある。これらの欲を持つとき、人間はおかしくなる。いっそそういうものを断ってしまえば、怖いものなしになるのではないか」  5000万円のカネをほとんど面識のない人間からもらって平気な人間には、ノンフィクションを書く資格はないと、本田さんが生きていたら断じたであろう。  都知事という座にしがみついても地獄、離れてもノンフィクション作家には戻れまい。書けるのは『なぜ私は5000万円で都知事の座を棒に振ったのか』という私ノンフィクションぐらいのものであろう。それはそれで読んでみたい気はするが。 (文=元木昌彦) ●もとき・まさひこ 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 

青椒肉絲のタレで作る、絶品石焼風ビビンバ

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青椒肉絲のタレでチャーハンを作ると、本格的なビビンバの味になるよ!
「男のダジャレレシピ」で世間を沸かせた男が挑む、新たな挑戦――300円を握り締め、誰も食べたことのないオリジナル料理を作る!  100円ショップで売っている商品から3品を厳選し、それだけを材料とした料理に挑戦してみようという試みの第4回。  今回は中華料理にでも挑戦してみようかと、クックドゥのシリーズから青椒肉絲のタレを手に取ってみる。カタカナで書くと、チンジャオロースである。  これさえあれば簡単に本格中華ができるかなと思ったが、牛肉、ピーマン、タケノコの細切りを用意しなくてはならないので、かなりハードルは高い。これでは、クックをドゥできないじゃないか。  ところでチンジャオロースって、ロース肉を使うからだと思っていたが、そういうわけでもないらしい。
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まあまあ面倒臭いね。
 そこでだ。牛肉、ピーマン、タケノコの代わりに、全然関係ないけど、レトルトご飯を買ってみた。  それだけだとさすがにあれなので、せめて青椒肉絲独特の、細切りっぽい形をしている海苔も購入。
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今回の3品はこちら。
 これで何を作るかというと、当然チャーハンである。漢字で書いたら炒飯だ。  青椒肉絲のソースを塗って焼きおにぎりにして、それに海苔を乗せてお茶漬けにしてもうまそうだが。  青椒肉絲のソースで味付けしたチャーハンの味が今一つ想像できないのだが、とりあえず、ごま油でチンして温めたご飯をよく炒める。炒飯というくらいだから、しっかりと炒めなくてはならない。
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一人前ならフライパンより片手鍋が使いやすい。なぜならうちのフライパンは、テフロン加工が剥がれているから。
 ご飯をよく炒めたら、そこに青椒肉絲のタレを投入。青椒肉絲のタレ、チンジャオソースである。  今回の味付けはこれだけだ。二人前だけあってタレの量がちょっと多すぎるので、入れるのは半分にしておこう。
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あー、間違いなくおいしくなる予感。
 ごま油にまみれたご飯とドロリとしたタレをよく混ぜたら、そこに唯一の具となる刻み海苔をたっぷりと入れて軽く混ぜる。
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ピーマン気分で海苔を入れてみたのけれど。
 せっかく青椒肉絲っぽい形の具を選んだのだが、チャーハンに入れたらクタクタになってしまった。まあチャーハンにした時点で、青椒肉絲の要素はゼロなので構わないのだが。  お皿に盛りつけたら、余っている海苔をさらにドン。  なんだかベジタリアン向けのカレーみたいな配色になったけれど、とりあえずこれにて完成である。
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私は何を作りたかったのだろう。
 さてさてどんな味になったのだろうと食べてみると、これがびっくりビビンパの味。中華のはずが韓国風。それも、本格的なビビンバっぽいのだ。あまりビビンバの味に詳しくないのだが、これにナムルでも混ぜたら完璧なのではないだろうか。  そうなると、やっぱりおこげが欲しくなってくる。そう、石焼ビビンバ風にしたいのだ。ということで、食べかけをまたごま油を入れた鍋に戻して、軽く押し付けるように焼かせていただく。  不安だらけで始まった今回の料理だが、なんだか楽しくなってきた気がする。
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焦ーげろよ焦げろーよー、ご飯よ焦ーげーろー。
 ついつい待ちきれずに、あまりおこげができる前に鍋から取り出してしまったが、それでもちゃんと石焼風の香ばしい香りがプラスされて満足度アップ。ごま油をたっぷり使って正解だった。  青椒肉絲のタレで作った石焼風ビビンバ、超うまい。これぞ私のライフハック。
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このパリっとしたところがうまいのだ。
 よし、料理名は決まった。 「これぞチンジャオロースならぬ、チンジャオライス!」  チンジャオライスとは、チンしたライスをジャオっと炒めたものでもある。  それにしてもうまい。これを作る場合は、タレを半分残すのではなく、ご飯の量を2人前にすることを強くお勧めする。 (文=玉置豊)

中居正広、宮崎あおいに続き、相武紗季も……堀北真希の共演NGリスト(11月下旬の人気記事)

ranking131202.jpg  11月下旬に注目を集めた記事を、ランキング形式で紹介するこのコーナー。今クールは、堀北真希vs相武紗季、テレビから消えた女芸人集団、紅白出場の“口パク”女性歌手急増などなど、女性芸能人の話題が盛り上がりました。 第1位 『ミス・パイロット』堀北真希が“ちゃらんぽらん”相武紗季にブチ切れ寸前「ふざけないでほしいわよ!」 相武も相武だけど、堀北って堅すぎ。 第2位 フジ『27時間』失敗、森三中・大島の好感度急低下……“女芸人集団”は、なぜ消えたか? 確かに見飽きた。 第3位 AKB、SKE、NMB、Perfume、きゃりー……『NHK紅白歌合戦』が“口パク”だらけになる!? これだから音楽業界は。 第4位 「香取慎吾『こち亀』大コケの前例も……」木村拓哉主演『安堂ロイド』映画化めぐり対立か!? 誰が見るの? 第5位 峯岸みなみが「笑いもの」にした剛力ダンスブームで、ネット上の“アンチ剛力彩芽”が寝返り始めた!? 剛力さんは本当にいいコなんだって。 次点 “格闘ゲーム世界一”ウメハラが『勝負論 ウメハラの流儀』に込めたメッセージ ストファイやりたい。 次々点 「優待株投資は農業みたいなもん」“カリスマおじさん”桐谷さんに聞く、素晴らしき株主優待生活の世界 悠々自適ってやつ。

南アフリカW杯落選の悔し涙から4年 夢を追い越した、香川真司の戦い

1505355421128.jpg アスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。  2010年、南アフリカワールドカップ。岡田武史監督率いる日本代表23人の中に、香川真司の姿はなかった。アジア最終予選にも出場していたものの、岡田監督が選んだのは彼ではなかった。香川は、サポートメンバーとして、南アフリカで日本代表チームの戦いを見ていた。  「野球をさせたい」という父親の意向に反して、小学生の頃からサッカーばかりしてきた香川は、中学生になると、両親と暮らす神戸から、仙台市に拠点を置く「FCみやぎバルセロナ」に入部する。プロを目指す子どもたちならば、Jリーグのユースチームに入るのが一般的。しかし、彼は「街クラブ」へのサッカー留学を選んだ。 「プロのクラブチームに所属すると、トップ昇格することでしかプロへの道は開けない。しかも進める道はそのチームだけ。それよりも街クラブに入れば、いろいろなところから注目されてオファーがもらえる」(『香川真司』汐文社) と、小学生にして、冷静すぎる判断を下していたのだ。  親元を離れてサッカーに打ち込んだ中高生時代の香川は、全国大会での華々しい成績やU-15日本代表への選出などにより、17歳でセレッソ大阪に入団。ユース所属の選手を除き、高校卒業前の選手がプロ契約を結ぶのは初めてだった。1年目こそ試合への出場機会はなかったが、2年目からは大ブレーク。レギュラーを獲得すると、セレッソにとって欠かせない選手に成長していく。  Jリーグなどでの活躍が評価され、2008年に日本代表として選出された香川。しかし、ワールドカップ南アフリカ大会にはまさかの落選。「ワールドカップメンバーになれるとはあんまり思っていなかったんですよね(笑)。だから、悔しさってそんなにないんです」(「週刊プレイボーイ」集英社)と語った香川だが、代表落選の当日に開いた記者会見では、悔し涙を滲ませていた。  そして2010年、ドイツ・ブンデスリーガの古豪、ボルシア・ドルトムントへと移籍する。  香川は、ピッチの上と同様に、常に冷静な判断を下す。それは、「プロになる」という目標のために仙台に一人渡った時もそうだし、ドルトムントに移籍する前に、ブンデスリーガを訪れ、サポーターたちの熱狂の渦中で自分の実力がここで通用するのかを見定めた時もそうだ。そして、彼が出した答えが「通用する」。事実、マスコミ各紙が選出するブンデスリーガの年間ベストイレブンや、欧州年間ベストイレブンに名を連ねるほどの活躍を果たし、クラブをリーグ優勝へと導く。  そして2012年、香川は英プレミアリーグの名門・マンチェスターユナイテッド(以下、マンU)に移籍。膝の負傷によって戦列を離れるアクシデントもあったが、プレミアリーグにおいてアジア人選手初のハットトリックなどの偉業も達成し、またしてもチームのリーグ優勝に貢献。その活躍は「不敗神話」とも形容されている。  サッカー界は、来年のワールドカップブラジル大会に向けて、最高潮の盛り上がりを迎える。「日本代表に選ばれて、海外に出て活躍したい」と宣言していた少年は、今では日本代表にもマンUにも欠かせない選手に成長し、夢のさなかを生きているのだ。しかし、その熱に浮かされることなく、やはり香川の分析は冷静そのもの。日本代表にとって「ワールドカップまでにやらなければならないことがまだまだある」と語る。 「今はみんなから信頼されてきて、攻撃の組み立てに関われる時間が多いのは確かですが、チャンスを決めきれるようにチャレンジしていかなければならないですし、味方にも要求していかなければならない。そうすれば、もっと可能性は広がりますし、大きな可能性があると思っています。まだまだ改善の余地がありますね」(「SAMURAI SOCCER KING」12月号増刊/講談社)  どこまでも冷静に分析し、ストイックに磨きをかける。日本はもちろん、マンUのルーニーが一目置き、デイヴィッド・モイーズ監督もその知性を高く評価している。来年25歳になる若者は、ブラジルの地で、その夢をどこまで更新していくのだろうか。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

「紅白出場は歴史的事件」3分でわかる、Linked Horizonの歴史

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Linked Horizon 公式サイトより
 11月25日、毎年恒例の『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。64回目となる今年は、紅組、白組合わせて計51組が出場。T.M.Revolution、水樹奈々の出場も決定し、アニメファンとしては2人が歌う『革命機ヴァルヴレイヴ』主題歌のコラボに大きな期待が寄せられるが、それ以上に誰もが驚きを隠せなかったのがLinked Horizon(以下、リンホラ)の出場だろう。  リンホラといえば、今年4月から放送された大ヒット作『進撃の巨人』のオープニングテーマを担当したアーティストであり、前後期オープニングテーマを収録したマキシシングル『自由への進撃』(ポニーキャニオン)も20万枚以上の売り上げ枚数を記録。今年一年どころか、『けいおん!』『らき☆すた』『涼宮ハルヒ』『Angel Beats!』など並み居る強豪を押しのけ、2000年代以降最大のヒットアニソンの座を手に入れてしまった。  しかし、ほとんど音楽番組やメディアへの露出がなく、「リンホラって何者?」という人も少なくはないだろう。そこで、今回は謎だらけの紅白歌手・リンホラの歴史を、簡単に振り返ってみよう。 ■同人音楽黎明期から活動していたSound Horizon  公式サイトによると、リンホラとは「作詞・作曲・編曲の全てを手がけるサウンドクリエーターRevoが、他作品とのコラボレーションで音楽活動をする際のプロジェクト名」と紹介されている。つまり、Revoこそがリンホラ唯一の中心メンバーであり、普段は自身が主催するプロジェクト「Sound Horizon(以下、サンホラ)」のメンバーとして活動している。つまり、サンホラこそがリンホラの母体であり、そのルーツである。そして、サンホラの活動をたどると、1990年代後半までさかのぼることになる。  インターネットが普及し始めた90年代後半ごろに個人ウェブサイトを立ち上げたRevoは、オリジナル楽曲をアップ開始。この頃公開されていた楽曲は、MIDI音源によるインストゥルメンタル曲のみであった。その後、2001年末に同人音楽サークル「サンホラ」が発足。オリジナルのインストゥルメンタル曲を集めたCD「Chronicle」を同人誌即売イベント・コミックマーケット61で頒布する(この際に委託を依頼したのが、現在に至るまでサンホラのイラストを手掛けるyokoyan氏のサークルである)。こうして第1期サンホラはスタートする。  CD「Chronicle」は、北欧神話やファンタジーRPGのような世界観の物語を、音楽で表現する「Story CD」と銘打たれており、「物語を音楽で描く」という、サンホラの基本コンセプトはこの時点ですでに確立されていた。  その後、女性ボーカル・Aramaryとの2人体制で同人CDを5枚制作した後、04年にベルウッド・レコードよりアルバム『Elysion ~楽園への前奏曲~』でメジャーデビューする。この時期に、女性ボーカリストと男性ボーカリストによる歌とセリフの掛け合い、語りによるシアトリカルなスタイルが確立した。 ■第2期スタート、そしてリンホラへ  05年には、サンホラの活動と並行して、漫画作品『リヴァイアサン』のイメージアルバム『リヴァイアサン 終末を告げし獣』をRevo名義で発表するなど、オタク業界に非常に近い立ち位置で音楽活動を展開。そして06年に、サンホラは大きな転換を迎える。Aramaryが活動の方向性の違いを理由に脱退すると、サンホラはRevoを中心としたプロジェクトとして、第2期の始動を宣言。楽曲ごとに異なるボーカリストを迎えるという、現在の活動スタイルにシフトするようになる。  そして、満を持してリリースされたアルバム『Roman』では、女性ボーカリスト4名、男性ボーカリスト1名を迎えたほか、Revo自身もメインボーカルに初挑戦。さらに、ミュージシャンも計70名が参加するという超大作となった。もともとハードロック、プログレ志向の強かったサンホラではあるが、本作ではよりその傾向を強め、楽曲、歌詞、ストーリーなどが複雑に絡み合ったハイブリッドなサウンドを構築。この時期、サンホラの楽曲をベースにした漫画も、ウルトラジャンプ(集英社)にてスタートした。  08年にリリースされたアルバム『Moira』(同)では、ゲストボーカルに宇都宮隆や岩崎良美を迎え、ギリシア神話をベースにした物語を描いた。本作は、オリコンアルバムデイリーチャートにて初の1位を記録。サンホラ最初のブレーク作となった。  10年には「初音ミク」のほか、鈴木結女、マーティ・フリードマン、YUKI(ex:Λucifer)、淳士(ex:SHIAM SHADE)らそうそうたるミュージシャンを迎えたアルバム『Märchen』を発表した後、12年にRevoはレコード会社をポニーキャニオンに移籍。同時に、リンホラとしての活動を開始した。メンバーはサンホラ同様Revoを中心に、楽曲に合わせて参加ミュージシャンを構成するという形式をとっている。その活動第1弾として、ニンテンドー3DS用ゲーム『ブレイブリーデフォルト』の楽曲制作と、そのサウンドをベースに歌モノとして再構築した楽曲を収録したシングル、アルバムをリリース。翌13年にはRevo自身がボーカルを担当する『自由への進撃』をリリースし、大ヒットを記録したのは先述の通りである。  10月19日には、サンホラとしては3年ぶりの音源として、シングル「ハロウィンと夜の物語」をリリース。歌詞の中に、新たなアルバムの物語を予感させる文言が含まれており、さらなる活動に期待がかかっている。 ■大みそかは日本全国で「イェーガー!」コールが巻き起こる?  以上が、簡単ながらリンホラおよび、サンホラの歴史である。物語と歌が融合した特異なスタイルや、ハードロック、プログレッシブロック、ポップスなどの音楽ジャンルどころか、常識の枠にとらわれない参加アーティストのラインナップ。オペラを思わせる迫力のライブパフォーマンスなど、掘り下げたいトピックはまだまだある。しかし、ちょっとした紹介記事で彼らを語るには、あまりにも文字数が足らなすぎるのである。それほどにRevoの生み出す作品群は奥深く、さまざまなフックが存在しているのだ。  いずれにせよ、間違いなくいえるのは、リンホラの紅白出場は同人音楽出身のミュージシャンが国民的音楽番組(いまやこの肩書きも有名無実化しつつあるが……)に認められたという歴史的な事件である、ということだ。そんな彼らのパフォーマンスは、日本全国のお茶の間にどう受け入れられるのだろうか? それは12月31日に明らかとなる!

マニアも知らない歴史遺産級の劇場が続々登場! 映画がもたらす祝祭的悦楽を追う『旅する映写機』

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個性的な映画を上映してきた「シアターN渋谷」。黒字経営だったものの、デジタル化の波に呑まれ、7年間の歴史を終えた。
 肉体が滅んだ後も魂は生き続ける。ドキュメンタリー映画『旅する映写機』を観ながら、そんなことを考えた。映画の冒頭、2012年12月に映画ファンから惜しまれつつ閉館した「シアターN渋谷」のその後が映し出される。“サヨウナラ シアターN”と壁に書かれた館内では撤去作業が行われ、映画館の心臓といえる映写機が取り外されていく。運び出された映写機は鉄屑として回収されるわけではない。すでに日本では製造中止となった映写機は貴重なもの。その価値を知る関係者に引き取られていく。上映システムのデジタル化が進み、長年フィルム上映を続けてきた町の小さな映画館が次々と閉館に追いやられている。だが、回収された映写機たちは、再びスクリーンに夢を投影する機会をじっと待っているのだ。映写機たちはどんな輪廻転生を果たすのか? 『旅する映写機』の森田惠子監督はカメラを手に、映写機の行方を追って全国各地を回った。  旅の起点は北海道の小さな町からだった。人口1万4000人という浦河町で90年以上にわたって営業を続けている驚異の映画館「大黒座」をクローズアップした『小さな町の小さな映画館』(11)を撮り上げた森田監督は、大黒座に鎮座する年季の入った映写機は、1992年に閉館した札幌のミニシアター「ジャブ70ホール」で使われていたものだと知る。札幌で多くの人たちに夢を与えてきた古い映写機は170km離れた浦河町に再就職し、その後も多彩な夢を紡ぎ続けてきたのだ。映写機は映画館と共に運命を終えるわけではないことを知った森田監督の1年4か月に及ぶ撮影旅行はこうして始まった。
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高知県安芸郡安田町にある「大心劇場」。集落から離れた山奥にありながら、今も毎月1本ペースで上映を続けている。
 広島県尾道市の「シネマ尾道」はNPO法人として河本清順さんが2008年に開業したミニシアター。映画館を立ち上げる直前に映写機を預けていた倉庫が火事に見舞われ、開業を諦めるかどうかの選択を迫られたが、岡山市にある「シネマ・クレール」が1スクリーンを閉じたことで余った映写機に窮地を救われた。埼玉県川越市にある「川越スカラ座」は明治38年(1905)開業という古い歴史を持つ劇場だ。オーナーが高齢となり一度は閉館するも、地元の若いスタッフたちの手によってNPO法人として復活。1967年製の映写機を今も大事に使い続けている。最近の壊れやすい家電と違って、業務用映写機のなんとタフなことよ。川越スカラ座にある映写機はフジセントラルF−7。映写機のメンテナンスを請け負っているベテラン技師の桧原康次さんは「戦時中に零戦のエンジンを生産していた中島飛行機が戦後になって映写機を作るようになった」と語る。  映写機をめぐる旅は驚きの連続だ。四国に渡った森田監督は高知県の山道を進む。人家のない山奥に映画館があるのか? あった! 「大心劇場」だ。支配人の手づくり看板が何とも味わい深い。生きた映画資料館の様相を見せるこの小さな劇場にある映写機は1988年に閉館した「土佐山田東映」から貰い受けたもので、1954年製のフジセントラルF−5。さらに東京都東村山市にある「国立ハンセン病資料館」には1952年製のフジセントラルF−6が保存されていることが分かる。外部から隔離された療養所では映画の上映会が数少ない娯楽の場だった。ちなみに大黒座の映写機は1955年製のフジセントラルF-6。零戦の遺伝子を受け継ぐ名機・フジセントラルは戦後、全国津々浦々で実にいろんな人たちに夢を提供してきたのだ。2013年は零戦の設計者・堀越二郎を主人公にした宮崎駿アニメ『風立ちぬ』とベストセラー小説の映画化『永遠の0』が公開された年となるが、『旅する映写機』も“零戦をめぐるもう1つの物語”として記憶したい。
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大正3年に建てられた「本宮映画劇場」だが、東日本大震災にもビクともしなかった。不定期ながら上映会が行われている。
 森田監督のファンタスティックボヤージュはまだまだ続く。福島県本宮市にある「本宮映画劇場」は99年の歴史を持つ。常設の映画館としては1963年に休業したものの、館主である田村修司さんはサラリーマンとして働きながら人のいない映画館の電気代を払い続け、映写機の手入れを怠らなかった。サラリーマンを定年退職した後に再度開業するのが夢だった田村さんは、入院した際に世話になった病院関係者を招いての上映会を催す。この噂を聞きつけて町の人たちも集まり、大盛況のイベントとなった。本宮映画劇場にある映写機はカーボン映写機と呼ばれる旧式のもの。田村さんが2本の細長いカーボンを電流に近づけると発光が起き、その灯りによってフィルム映像がスクリーンに浮かび上がる。レトロな映写機は忘却の彼方にあった遠い夢を呼び起こす。  最新のシネコンやオシャレなミニシアターだけでなく、様々な形態で映画は上映され、多くの人たちに受け入れられていることを『旅する映写機』は教えてくれる。さて、冒頭でシアターNから撤去された映写機はどうなったのか? 森田監督に尋ねたところ、日本最後の映写機メーカーに勤めた加藤元治さんの手によってメンテナンスされ、飯田橋の名画座「ギンレイホール」のオーナーが所有する郊外の倉庫に他館から来た映写機たちと共に保管されているそうだ。いつかまた出番が来る日をじっと待つ映写機たち。休眠中の映写機は一体どんな夢を見ているのだろうか。 (文=長野辰次) eishaki_04.jpg 『旅する映写機』 製作・監督・撮影/森田惠子 構成・編集/四宮鉄男 音楽/遠藤春夫 語り/中村啓子 配給/『旅する映写機』製作委員会 11月30日(土)~12月20日(金)ポレポレ東中野にてモーニングショー、12月7日(土)より名古屋シネマスコーレほか全国順次公開 <http://www.eishaki.com/>

「もともとわたくしはセックスが大好きなんですが」元女子アナ・桐嶋永久子が衝撃AVデビュー

kirishimatowako__03.jpg  「美魔女」なる言葉も生まれ、熟女ブームが吹き荒れている昨今。お笑い芸人やタレントも熟女好きを公言する者が多くなり、その市民権は拡大するばかりだ。そんな中、期待の熟女・桐嶋永久子(きりしま・とわこ)がディープスからデビューする。まずは、何よりもこの写真を見てほしい! 43歳とは思えないこの美貌、さらには「人妻」や「元アナウンサー」という経歴もたまらない。そして、何よりも「SEXが好きでたまらない!」という旺盛な性欲の持ち主なのだ!!  インタビュー中も「わたし」ではなく、「わたくし」と語る上品な語り口が、まるでAV女優とは思えない永久子さん。いったい、アナウンサーがどうしてAV女優への道を歩んでいくことになったのか? そして、毎晩欠かさずに行う、気持ちいいセックスのための体操とは? 永久子さんのすべてを語ってもらった! ──地方局のアナウンサーからAV女優へ……という異色の経歴ですが、いったい、どのようなきっかけでAVの世界に? 桐嶋 もともと地方局でアナウンサーをしていたんですが、5年ほど勤務した後に退社しました。しばらくフリーで活動した後に、夫と一緒に会社の経営を始めたんです。しかし、景気の動向もよくなく、金銭的に困るようになると、夫婦関係もセックスレスの状態に。それで、自分で食べていくために何ができるのかを考えた末に、AV女優の門を叩きました。 ──金銭的な理由が大きかったのでしょうか? 桐嶋 それだけではありません。もともと、わたくしはセックスが大好きなんですが、3年ほどセックスレスが続いて、このまま枯れていってしまうのは嫌だなと考え、女としての賭けに出ようと思ったんです。  また、テレビ局に勤務していた頃から自分で番組製作をしたり編集をしたりと、クリエイティブなことに興味があったんです。そんな自分の特性を考えたら、AV女優が最も相応しいのではないかと思いました。 kirishimatowako__01.jpg ──セックス+クリエイティブ=AV女優しかない、と。実際に撮影をしていかがでしたでしょうか? 桐嶋 思ったよりも堅気な世界であることにびっくりしました。これまで、放送局で経験してきたことと、ほとんど変わらない現場の雰囲気です。また、今回、初めて人前でセックスをしたのですが、男優さんがお上手で、とてもいいセックスをさせていただきました。 ──どのようなプレイだったのでしょうか? 桐嶋 潮吹きや、子宮の入り口で感じるようなピストンなどさまざまです。バックがお上手な男優さんとのカラミでは、気持よさのあまり、思わず3回ほどおしっこを漏らしてしまったり……。 ──目がトロンとしています! 桐嶋 すいません。つい思い出してしまいました。 ──ところで、旦那さんはAVに出演していることをご存知なのでしょうか? 桐嶋 いえ、知りません。私は私のやり方で生きていきます。もし旦那がAVに出演する私を目にして、嫌だと思うなら別れるしかないと思っています。 ──肝が座っていますね。ところで、3年間のセックスレスの間は、どのように性欲を処理していたのでしょうか? 桐嶋 オナニーですね。私は、幼稚園の頃から、寝る前のオナニーが日課になっているんです。あまりに毎日続けているからか、ビラビラの形が変わってしまいました。 ──ビラビラが……いったいどんなことになっているのでしょうか? 桐嶋 普通、小陰唇は大陰唇の中に収まっているのが普通なんですが、小陰唇が発達し過ぎて大きくなり、大陰唇外側にはみ出してしまっているんです。昔からそれがコンプレックスだったのですが、今回AV女優になるにあたり、女性のプロデューサーさんに相談したところ『それがいい!』と仰ってくださり、自身が持てました。男性のアソコに絡みつくような形状なので、男優さんにもとても喜ばれています。 ──うーん、モザイクの向こう側ではそんなことが……。 kirishimatowako__04.jpg 桐嶋 そのおかげか、監督から発射OKの合図が出ても「もうちょっと」と、快楽を味わい続けてくれる男優さんや、逆にハメた瞬間にイッてしまいそうになる男優さんもいましたね。 ──永久子さんのテクニックについてはいかがでしょうか? やはり年齢を重ねて、テクニックにも磨きがかかっているのではないかと思うのですが。 桐嶋 テクニックというほどではないのですが、毎日、骨盤を閉める体操をしています。意識して膣を締めることで、お相手の方が大きくなったり、硬くなったりされると、女としての悦びを感じます。また、より強く締めるために、ブリッジや、腹筋、背筋をして膣の周りの筋肉も鍛えています。 ──まるでアスリートのようですね。若い子には負けたくないという気持ちもありますか? 桐嶋 若い子が好きな男性は、おそらく私を選ばないでしょう(苦笑)。そうではなく、私のような熟女系が好きな男性に、もっと好きになっていただくことを意識しています。また、老化や身体の衰え、体型の変化にも打ち勝たなければならない。その意味では、他の人にではなく、自分に勝つということが大きいですね。 ──セックスに対して、とても真面目ですね~。そんな永久子さんは、ベッドの上では、いったいどのようになってしまうのでしょうか? 桐嶋 それは……ビデオを見てからのお楽しみです。ただ、我を忘れてよく乱れてしまうことはあります。アナウンサー時代の若い頃は、したくてたまらなくなり、思わず路上でしてしまったり。 ──え、アナウンサーが路上で!? 桐嶋 もう我慢ができなかったんです。その他に、女・女・男の3Pも何回か経験しています。3Pをしたことがないという男友達がいたので、一緒にいた女友達と盛り上がってしてしまったり……。 ──経験が豊富すぎます! 桐嶋 けれども、SMやレズなどはまだ経験がないので、今後はそういったプレイもしてみたいですね。 ──永久子さんは何歳くらいまでAV女優としてお仕事を続けたいですか? 桐嶋 男性から求められれば何歳まででもしていきたいです。以前、高橋がなりさんと面接した際には60歳まで大丈夫! と太鼓判を頂きました。本当にできるのか不安ですが……。 ──永久子さんなら大丈夫です! 桐嶋 精一杯頑張らせて頂きます。 (取材=編集部/撮影=名鹿祥史) kirishimatowako__02.jpg

「負けず嫌いマッチ」が思い出させる、無意味でくだらない『いいとも!』の存在意義

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『森田一義アワー 笑っていいとも!』-フジテレビ
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。  『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が、30年以上続いた歴史に来年3月で幕を下ろす。お昼に「楽しい」笑いを持ち込み、「楽しくなければテレビじゃない」というフジテレビのスローガンを象徴するような番組が終わることは、テレビの一時代の終わりを象徴するような出来事だ。  今、テレビは“有益な”情報が最優先されるようになった。『いいとも!』は、それがまったくなかったと言っても過言ではない。ただひたすら、ムダな情報を流し続けた番組だった。不毛で無意味で、後には何も残らなかった。このままテレビ番組は、なんらかの有益な情報がないと成立しないような、「楽しい」だけではダメな時代になってしまうのだろうか?  『いいとも!』終焉はさまざまな要因があるだろうが、そのひとつに、無意味でハチャメチャな雰囲気がなくなってきたことが挙げられる。各コーナーはきっちりと整備され、よくできたバラエティ番組になっていった。実力もあり、バラエティ番組の空気を熟知した芸人たちが仕切るため、ある意味で『いいとも!』の醍醐味になっていた生放送特有のグダグダ感や、それに伴う自由さは薄れていっていた。いつしかタモリが窮屈そうに振る舞う場面が増え、やがてタモリ不在のコーナーが目立つようになってしまった。  そんな中でも、『いいとも!』のハチャメチャ感を色濃く継承しているコーナーがある。それが、金曜日の「負けず嫌いマッチ」だ。もともとは、今年9月から“劇団ひとり企画”として始まったこのコーナー。最初は「雑学王」「人生をたとえる」といった比較的分かりやすい対決だったが、次第に「即興ラブソング」などと劇団ひとり独特のお笑い力全開の企画に変貌。ついには「即興芝居ボクシング」「即興芝居ガンマン」といったタイトルを聞いただけではまったくワケの分からない対決になっていった。いや、タイトルだけでは分からないのはもちろん、ルールを聞いても意味不明だ。  たとえば「即興芝居ガンマン」。「喫茶店(という設定)で、台本なしの即興芝居をしてもらうんですけど。ここに銃があるので、これで先に撃ったほうが勝ち」と劇団ひとりはルールを説明する。共演者や視聴者の頭に「?」が浮かぶ中、タモリは楽しそうに「先に撃ったほうが勝ちって、なんですか? 喫茶店にこんなものあるわけない!」と真っ当にツッコむと、“即興で芝居をして、いかに自然な流れで銃を撃てるか”というのがポイントだと、劇団ひとりはあらためて解説する。即興芝居といえば、映画化された『キス我慢選手権』でも全編即興芝居で挑んだほど、劇団ひとりの得意分野。過剰に劇的な演技が、見る者に笑いを誘う。  ちょうどこの日は『THE MANZAI』のプロモーションを兼ねて「認定漫才師」の若手芸人たちが大勢ゲスト出演していた。まず劇団ひとりと対峙したのは、アルコ&ピースの平子。「ちょうど太田プロの先輩後輩なんで、ここらでいっちょ、下剋上としゃれ込みますか」と劇団ひとりに合わせて芝居がかった言い回しで挑発する平子に、劇団ひとりは「認定漫才師かどうか知んねえけどな、まずは俺に認定されたらどうだい?」と返し、「ルノアール」という設定の喫茶店での即興芝居が始まった。  タモリは即興で喫茶店のマスターになって「いらっしゃいませ」と芝居に参加する。すると、周りで見ていた2丁拳銃の小堀が、持っていたハーモニカを吹き始めた。それにすかさず劇団ひとりが「マスター、ちょっと店のBGM落としてもらっていいかな?」と制す。しかし、周りの芸人たちは手を替え、品を替え芝居に加わり、劇団ひとりと平子の芝居を邪魔し、ハチャメチャになって大混乱。「俺の大事なコーナーを、なんだと思ってる!」と劇団ひとりは拳銃を共演者たちに向ける。「俺が、このコーナーを手に入れるのに、どんだけの時間かかったと思ってんだ。3年間だ! 3年間も自分の冠がなかったんだぞ!」そう叫んだところで番組はCMに入る音楽が流れる。すると劇団ひとりは、呆然としながら拳銃を自らのこめかみに向けるのだった。  その翌週以降も「イス取り紳士」「クイズ!賢くみられマッチ」などワケの分からない企画は続いた。  そして11月1日。「劇団ひとりがあらゆるズルをして、誰がボールを持っているのか当てる」というルールの「メンタリストShoGo」という企画で、「絶対に負けない、負けたらこのコーナー終了でもいい」と自信満々に宣言し挑んだが、あえなく敗北。タイトルに「新」とか「2」などがついて続くのかと思われたが、本当に終了。3年間かかってつかんだ冠企画は、わずか2カ月あまりで終わってしまったのだ。    その後、この「負けず嫌いマッチ」は金曜レギュラー陣の持ち回りになった。中でもすごかったのは、草なぎ剛。「クイズ!草なぎ剛が“今”履きたいジーパンはどれでSHOW」と題した企画だが、草彅は企画そっちのけでジーパン愛を語りつくし、あのタモリを唖然とさせてしまうほど。好きなモノをなりふり構わず楽しげに熱弁する姿を見るのは、ひたすら楽しく幸福感あふれるものだった。  さらに翌週の爆笑問題・田中が用意した企画は、大の猫好きらしく「おいで、おいで!ネコちゃん」。ステージ中央にいる一匹の三毛猫を左右の指定された位置からオモチャなどを使って呼び寄せる対決だ。そこで田中は、いかに自分が猫好きであるのかを大真面目に語るのだ。「人間対猫の戦争がもしあったら、猫側につく!」と。人間対猫の戦争って……? そして田中は恥も外聞もなく猫を呼ぶために嬉々として「ドロップちゃん!」「ドロップちゃん!」と猫の名前を叫び続けるのだった。  なんという意味のなさだろうか。なんたる不毛だろうか。あまりにもくだらない。それが、真っ昼間に放送されているという狂気。無意味でくだらない、ただ「楽しい」だけという空間がいかに貴重であったのかを、『いいとも!』終了の報と、ハチャメチャなこの「負けず嫌いマッチ」で実感するのだ。“情報”なんてなくていい。ムダであることが、かけがえのないことだと教えてくれる。  『いいとも!』は、無意味であることに意味があったのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから