日本人最多得点更新! 鈍足のFW・岡崎慎司がたどり着いた「エゴイスト」としてのサッカー

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『鈍足バンザイ!』(幻冬舎)
アスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。  「足が遅い」「背が低い」「テクニックがない」、その上「ネガティブ思考」……と、岡崎慎司ほどスター性からかけ離れたサッカー選手もいない。香川真司と並んで立っていたら、香川ファンから「お友だちの方ですか?」と声をかけられてしまったというトホホなエピソードからも、彼のキャラがわかるだろう。日本代表のFWという立場にありながら、およそサッカー選手としてのきらびやかさとは無縁の選手だ。  そんな「スター性のなさ」はともかくとしても、足の遅さやテクニックのなさは、サッカー選手としては命取りになるはず。そんな欠点を抱える彼は、いったいどうして欧州1部リーグでの日本人最多得点記録を塗り替えるプレイヤーになることができたのだろうか? 彼の著書である『鈍足バンザイ!』(幻冬舎)から、その秘密をひも解いてみよう。 「今のお前はただの石っころだ。でも、磨けばダイヤになる可能性がある」 高校時代、岡崎に向かってコーチはこのように檄を飛ばした。サッカーの名門校である滝川第二高校に入学した岡崎は1年生の頃からレギュラーの座を獲得し、全国大会でベスト4に進出する活躍を見せていた。  そして、高校を卒業すると清水エスパルスに入団し、晴れてプロサッカー選手の肩書を得た。しかし、与えられたポジションは、FWの8番手控え。テクニック、俊足、高さなど、FWとしての必須要素を、岡崎は持ち合わせていなかったのだ。同期のチームメイトが公式戦デビューを果たしても、彼にはそのチャンスは回ってこなかった……。  このままでは、永遠にデビューできない。そこで、岡崎が行ったのは、自分の足の遅さを徹底的に認めることだった。 「足が遅いと認める行為は、自分はダメな選手だ、と受け入れること。そこからすべてはスタートした。ダメな自分だからこそ、サッカー選手として成長するために、考え抜いてきた」(『鈍足バンザイ!』)  足が遅いからこそ、その欠点をカバーしようと全力でトレーニングに取り組んだ岡崎。その結果、一瞬でDFラインの裏に抜け出す出足の早さを身に付け、2008年には目標としていた年間10得点を達成。さらに、日本代表にも選出された。  そして10年、念願だったサッカーW杯南アフリカ大会への出場を果たした。しかし、この戦いは岡崎にとって、苦い経験として記憶されている。予選ではレギュラーとして戦ってきたものの、戦略の変更から、大会前に控え選手に降格。日本代表が戦った4試合すべてに途中出場し、デンマーク戦ではゴールを飾ることもできたが、味方の支えなしではプレーできない自分のスタイルにいら立っていた……。パラグアイに負けた後、彼は涙を流すことなく、こう語った。 「負けた悔しさというよりも、試合で自分が何もできなかったという無力感のほうが強かった」(「サムライサッカーキング」12月号増刊/講談社)  このW杯を経て、清水エスパルスから独ブンデスリーガ・シュトゥットガルトに移籍した岡崎。サッカー選手なら誰もが憧れるヨーロッパでの選手生活だが、このチームで過ごした2年半は彼にとって葛藤の連続だった。守備に奔走するため、なかなか得点を決められない日々。当初打ち立てていた「日本人にしかできない気の利いたプレーを」という目標がチームに受け入れられず、出場機会も減少した。迷いと苦しみにもがきながら、岡崎は異国の地で過ごしていたのだ。  だが、13年のコンフェデレーションズ杯で、彼はある成長を遂げた。 「実は、あの大会に僕はある決意を持って、臨んでいた。周りの様子を見ないで、ひたすら『ゴールだけを見る!』ということだ。視野の狭い僕は、いろいろなものを見ようとして失敗していた。また、大会前のシーズンに余計なことを考えたり、いろいろなところを見ようとして上手くいかず、不本意な1年を送っていたことも、その決意を後押しした。『思い切って、ゴールだけを見よう。エゴイストになってみよう』と」(『鈍足バンザイ!』)  その結果、イタリア、メキシコという強豪国からゴールを奪うことに成功。さらには、トゥヘル監督の目に留まり、マインツへの移籍をももぎ取ったのだ。  「エゴイスト」として、自らのスタイルを見つけ出した岡崎は、今季14得点を挙げ、いまやマインツの主軸選手として活躍している。日本代表としても、W杯ブラジル大会での活躍に最も期待がかかる選手の一人だ。  4年前、日本代表がパラグアイ戦に敗れた夜、岡崎の部屋を盟友である本田圭佑が訪ねてきた。U-23代表として北京五輪に出場して以来、同じ日本代表のユニフォームを着続けてきた2人。それは、久しぶりにゆっくりとサッカーについて語り合いながら過ごす時間だった。そして見えてきたのは、超守備的に戦った南ア大会の「悔しさ」だ。 「あのとき、守備的なサッカーをすることになったのは仕方がない面もあった。でも、あのようなサッカーでは限界があるなと大会を通して感じていた。僕たちなら、もっと攻撃的なサッカーで世界を驚かせることができるはず、とも。その悔しさが、大会以降の僕たちの心のよりどころというか、原動力となっていると思う」(同)  「世界を驚かせるサッカー」を。4年間の時を経てエゴイストへと進化した岡崎は、再びW杯のピッチに立とうとしている。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

イメージダウン必至! “演歌界のプリンス”氷川きよし、げに恐ろしき裏の顔

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「週刊文春」5/8・15号 中吊広告より
今週の注目記事 グランプリ 「氷川きよしの『ホモセクハラ』『暴力』『創価学会強要』地獄」(「週刊文春」5/8・15号) 第2位 「安倍政権“第3の矢”頼みは原発と武器」(「週刊朝日」5/9・16号) 第3位 「ノーベル賞『山中教授』が隠していた『小保方的』実験ノート」(「週刊新潮」5/8・15号) 第4位 「シブがき隊『ふっくん』と別居したつちやかおりのW不倫」(「週刊新潮」5/8・15号) 第5位 「近藤誠『降圧剤で殺されないための5つの心得』(「週刊文春」5/08・15号) 第6位 「本誌既報通り渡辺善美やっぱり“みんなのイメルダ”と離婚していた」(「週刊文春」5/08・15号)  作家の渡辺淳一さんが亡くなった。享年80歳。自宅で療養中だと聞いていたが、残念である。銀座のバー、料亭遊び、ゴルフなどを一緒にやり、大人の遊び方を教えてもらった。  男女の究極の愛の形を描いた『失楽園』『愛の流刑地』など数多くのベストセラーを出し、随筆『鈍感力』もよく売れた。中国でも、日本の作家の中では村上春樹と並ぶベストセラー作家だった。  私は先の2作よりも、初期の作品『死化粧』『無影燈』や、高校生の頃の恋人の死について書いた『阿寒に果つ』のほうが好きである。  女を愛し、銀座を愛した。バイアグラが出たばかりの頃、私に熱心に効用と使い方について話してくれたのも懐かしい思い出である。  近年は、老いて性愛ができなくなった男の“女の愛し方”をテーマにした小説を書いていた。私にも、セックスをしなくても抱き合って寝てやれば女は喜ぶんだから、心配しなくていいんだと“慰め”てくれた。  ゴルフが終わってクラブハウスで話し込んでいるところへ川島なお美が駆けつけたことなど、懐かしい思い出である。渡辺さん、ありがとうございました。  渡辺さんからの連想ではないが、週刊ポストが「POCKET TENGA」を1万人にプレゼントしている。 「あなたはまだ素手でやっているのですか 新製品レポート これは第2次快感革命だ!!」(ポスト)  マスターベーション用グッズを提案し続けるあのTENGAが、5月1日に発売した新製品だそうである。 「驚くのはその大きさと薄さ。わずか長さ135ミリ×幅80ミリ×薄さ8ミリというから、商品の見た目はポケットティッシュとほぼ同じ。名前どおりズボンのポケットに放り込める手軽なサイズとなっている。おまけに価格は、たったの198円(税別)。コーヒー1杯より安い値段で、極上の快感が手に入ってしまう」(同)  オナニー界のウォークマンといわれるのだそうだ、笑える! 「しかもポケット・テンガは『捨てやすさ』も実現している。オナニーを楽しんだ後、ポケット・テンガ本体を包んでいた透明シートに挟んで外袋に戻し、外袋に貼ってある丸型シールで再び封をしてゴミ箱へ。手も汚れず、衛生的でとても簡単だ。(中略)画期的な薄さと安さを備えたこのポケット・テンガで“第2次オナニー革命”が始まるといっても、決して大袈裟ではないだろう」(同)  これからはオナニーも暗い布団の中から、明るい空の下でとなるのか。女房に振り向いてもらえない中高年や彼女のいない青少年諸君! これを持って近くの土手に行って寝そべり、青い空を見て「青姦」ムードを楽しみながらオナニーしようではないか。寂しいけどね~。  さて、渡辺喜美氏の大金借入問題は、彼の政治生命を絶ちかねないものだが、みんなの党がそれについて4月24日に結果報告書を発表した中で、文春が以前報じた通り、渡辺氏と妻のまゆみさんが離婚していたという事実まで明らかになった。これが今週の6位。  文春によれば、平成24年12月5日に離婚届が渋谷区役所に提出されたとのことである。  党の調査が、2人の離婚の経緯にまで踏み込んでいるのはなぜか。政治部記者がこう解説している。 「吉田会長から借りたカネの流れに関わるからです。渡辺氏は八億円のうち五億円をまゆみ氏の個人口座に三回に分けて移しているのですが、そのうち二回は十二年十二月三日に二億円、翌年一月九日に一億円といずれも離婚とほぼ同じ時期に入金している。吉田会長からのカネがまゆみ氏への慰謝料に使われたのではないかという疑惑が出ているのです」  選挙のためと言って借りたカネが女房への慰謝料だったとしたら、政治家としても人間としても失格である。  前に書いたように、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会(健保連)が立ち上げた共同研究事業で、約150万人に及ぶ人間ドック検診受診者の血液検査データを使って導き出した「新基準」が話題を呼んでいる。  中でも高血圧は、従来が上は130以下だったのが、147以上と大幅に“緩和”されたのだ。つまり、本来健康な人が誤った基準によって長らく病人と判定されてきたことになる。そのため、すさまじい反響があったという。  そこで文春は、長年「医療の常識を疑え」と患者に対する啓蒙を続けている医師の近藤誠氏(近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来主宰)に、こう語らせている。これが5位。 「これまで、高血圧患者は実際よりはるかに多く“作られて”来ました。例えば二〇〇〇年以前の高血圧の危機基準値では、『上(収縮期血圧)は一六〇以下、下(拡張期血圧)は九五以上』だったのに、日本高血圧学会はこの基準値を『上は一三〇以下、下は八五以上』に引き下げた。これにより、二〇〇〇年以降は『上が一三〇以上で一六〇未満』の人たちが高血圧患者にされ、新たに薬を飲むことになったのです。もちろん、上の血圧が二〇〇に近いような人は血圧の低い人に比べれば確かに様々なリスクが高い。心筋梗塞や脳卒中、脳神経障害などを発症しやすいと言えます。頭痛やめまい、意識障害などの自覚症状がある場合は、速やかに治療を開始するべきでしょう。ただ、自覚症状もないのに『高血圧なので治療しましょう』と言われて薬を飲まされる人があまりにも多い。しかし、血圧を薬で一三〇まで下げるとむしろ、脳卒中などのリスクが高まるんです」  近藤氏の主張が今回の新基準で裏付けられたのではあるが、近藤氏は「本来こんな基準範囲など意識する必要はない」として、無駄な高血圧治療を受けずに済むために知っておくべきことを5つ上げている。  (1)高血圧のほうが長生きできることを知る。  「血圧の高い高齢者の方が低血圧の人より体が強く、元気なんです。寿命も長くなるはずです」(近藤氏)。実際、高血圧=長生きを示すデータもあるという。 (2)副作用の怖さを知っておく (3)血圧を下げても病気発症リスクは変わらない (4)「上が百四十七までOK」も疑え (5)検診に行かないこと  そして、近藤氏はこう指摘する。 「患者や家族自身も、もっと勉強して賢くなる必要があるのかもしれません。ドクターが何を操作し、どんな指標を意図的に使い、何を“語らないのか”を知ることです。そして自覚症状がない人はあらゆる検査や人間ドックを受けないこと。これまでの基準はもちろん、新基準範囲も自分で疑って欲しい。正しい知識は受け身では得られないはずです」  私も血糖値が高いが、今度の新基準で安心して食べたり飲んだりすると……、ああ怖~ッ。健康こそ自己責任である。わかっちゃいるんだがね~。  今週の第4位。新潮のモノクログラビア「ふたりの三軒茶屋」の写真がとてもいい。  一組のカップルが、寄り添い手をつないでコインパーキングに向かっていく。女性は元シブがき隊“ふっくん”布川敏和の奥様で、元人気アイドルのつちやかおりである。  彼女は15歳の時にドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)でデビューし、歌手としても活躍。高校時代から交際していた布川と27歳で結婚したのを機に、芸能界から引退した。  ところが芸能担当記者によれば、今から2年前、ファッション雑誌でセミヌードを披露して20年ぶりに芸能界に復帰したが、さほど話題にはならなかった。その後、バラエティ番組などで、布川の女癖や度重なる離婚危機を暴露して注目されたそうである。  昨年8月には女性誌で「離婚したければ、どうぞ。もう愛はない」と発言した。そうして、好みのタイプは「安心感がある人」と語っていた。  つちやの知人によれば、最近、布川夫妻は別居し、つちやは都内の一戸建てを借りて次女と暮らしているそうだ。そうして、港区にある某割烹の店主に入れ上げていると評判で、周囲は心配しているという。  そのウワサの店主との手つなぎ写真を撮られたのだ。つちやは文春のインタビューに答え、軽率だったと言っているが、不倫は否定した。だが、その後、つちやは会見で不倫中であることを認めた。離婚は致し方ないようだ。  同じ新潮で「これは小保方晴子博士の呪いなのか」と問いかけている。小保方博士の不正を認定した理研の調査委員会の石井俊輔委員長が、自らの論文で「画像データの切り貼りが露見」して委員長を辞任したが、今度はiPS細胞の開発でノーベル医学生理学賞を受賞し、金字塔を打ち立てた、京都大学の山中伸弥教授(51)の論文にまで「データ捏造疑惑」が浮上したのである。これが3位。  新潮によれば、疑義が生じている論文とは、山中教授が奈良先端科学技術大学院大学の助教授時代の2000年に、ドイツにある欧州分子生物学機構の学術誌「THE EMBOJOURNAL」に掲載されたもので、ES細胞の分化の過程で、生物の発生の初期段階に必要とされる「NATI」という遺伝子がどのように働き、影響を及ぼすかを調べた実験の成果をまとめた論文だという。  iPS細胞に関するものではないが、山中教授自身「ES細胞の研究を始めるきっかけになった、思い出の深い論文」と話しており、その後のiPS細胞の研究にもつながっていく重要なものだったそうである。 「この論文をめぐり、一部研究者などの間で疑惑が指摘されていたのは2点。1つ目は、実験で使うES細胞の遺伝子を解析した電気泳動の画像について、隣り合う2つのバンドの画像の類似性が極めて高いという点だ。2つ目は、各実験で得られた数値を統計処理して平均値を棒グラフ化する際に、示さなければいけない標準偏差(誤差)を表す『エラーバー』についての疑義。普通なら実験によって明白な差が生じるのに、不自然なほど長さがほぼ均一になっているという点である」(新潮)  私はこうした分野についての知識がまったくないので、これ以上は触れない。  細胞生物学に詳しい医学博士の丸山篤史氏は「真偽をはっきりさせるには、元のデータを開示して、説明するしかない」という。  小保方博士と同列の問題ではなく、山中教授が生データを示せば済むことだというのが、専門家たちの意見だった。むろん、山中教授は生データをしっかり管理しているはずとの前提だったのだが……。  こうした疑問について新潮が確かめるべく、4月28日、メールやFAXで山中教授を直撃した。そうしたところ、即日、山中教授が緊急記者会見を行ったのだ。  そこでは研究不正は全否定したが、驚くなかれ、疑惑を持たれた当の画像や生データが実験ノートなどに記録されていなかったというのだ。これでは、小保方博士同様、厳密には反証できないことになるではないかと、新潮は追及する。  しかも4月4日、医療研究の関連法案を審議する国会に参考人として山中教授が出席し、こう答弁しているのである。 「実験ノートの記録は研究不正を防ぐいい方法です。ノートを出さない人は、“不正をしているとみなす”と明言しています。書いていても、ちょっとしか書いていない人や、汚い人は、指導している」  そこで、新潮は山中教授に単独インタビューした。 「──実験データが一つもないとなると、実験自体が行われていないと思われても仕方がないのではないか。 『そう言われても仕方がない。性悪説に立脚すれば、そうなるが、そんなことをやる動機や必要がない』 ──しかし、研究者の姿勢としては問題では? 『問題があるのは、間違いありません。科学誌のエディターの判断もあるが、これがないと根本的に論文が成り立たないと認定されるなら、それこそ撤回もあり得るかもしれない』 (中略)  今や再生医療で世界のトップを走る山中教授ですら、過去に杜撰なデータ管理を行っていたのである。生命科学の世界では、ある程度、似たようなことが常態化しているのではないかと疑いたくもなろう」  近畿大学医学部病理学教室の榎木英介氏もこう指摘する。 「生データがない点で、小保方さんと山中先生の騒動は地続きの問題だと思います。これを機に膿を出し切る必要があるのではないでしょうか」  小保方騒動の余波はまだ続きそうである。  第2位は週刊朝日から、安倍首相の世界への原発売り込みと武器輸出問題についての記事。  朝日は、安倍政権は4月11日、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけたエネルギー基本計画を閣議決定し、18日にはトルコの原発輸出を可能にする両国間の原子力協定が国会で承認され、首相肝いりの「トップセールス」が着々と実現へコマを進めていると報じる。  また、トルコのシノップの原発建設予定地の地質などの現地調査は、敦賀原発(福井県敦賀市)などを運営する日本原子力発電(日本原電)が昨年7月、11億2,000万円で受注したが、これにはカラクリがあるという。入札に参加したのは1社だけだったが、海外での原発立地の調査に実績がある国内企業は、2011年からベトナムで調査を行った日本原電だけなのだ。つまりハナから決まっていたのである。  さらに4月末には原発事故後、大手銀行、生保など金融機関が打ち切っていた東京電力への「無担保融資」約650億円が新たに再開されることも決まった。 「政府系の日本政策投資銀行が九州電力へ1千億円、北海道電力へ500億円を支援する方針も固まっています。政投銀がこの2件に融資するのは、早期の再稼働を見越しているのでしょう」(エネルギー業界関係者)  原発再稼働へ向けた“ばらまき”は、着々と行われているのだ。  朝日によれば「昨年から今年初めにかけて安倍首相が行った6回の外遊に、最大で118社、383人もの企業や団体が同行しているのだ。企業構成を見ると、原発、軍事などを扱う重工業系、商社系、電気系など30社以上がズラリと並ぶ」という。  軍事産業が首相について回ったのは、今年4月1日、武器輸出三原則を撤廃して、新たに「防衛装備移転三原則」を閣議決定したことで、輸出禁止国に該当しないなど一定の条件を満たせば原則として輸出が認められることになったから、商機ととらえているのであろう。  元経産官僚の古賀茂明氏がこう語る。 「金融緩和、財政出動に続くアベノミクスの第3の矢である成長戦略は、昨年6月の発表後に株価が暴落するなど失敗続き。円安で伸びるはずだった輸出も、家電などに国際競争力がなくなっていて期待はずれだった。政府もメーカーも、ここにきて原発と武器の輸出に頼ろうとしている。このままでは、日本は『死の商人』になってしまいます。(中略)  安倍首相の目的は、日本がかつての『列強』のように、軍事力をベースに世界に影響力を持つ国になることです。原発や武器輸出、集団的自衛権の解釈改憲、米軍との情報共有を念頭に置いた特定秘密保護法の制定など、一つひとつの動きはバラバラに見えますが、実はそうした大きな構想のもとに、日本をつくり変えようとしているのです」  なんでもかんでも、自分にペコペコしてハイハイと言うことを訊く閣僚たちの閣議決定で決めてしまう安倍首相のやり方は、到底許すわけにはいかない。  早ければ今月中にも閣議決定するといわれている集団的自衛権容認は、国論を二分する重要な問題である。本来、解散して国民に信を問うべきなのに、安倍首相は圧倒的多数を頼りにゴリ押しする腹なのだが、絶対許してはいけない。朝日新聞や東京新聞だけではなく、週刊現代や週刊朝日も巻頭で反対の声を上げようではないか。  さて、今週のグランプリは文春の氷川きよしの記事に捧げる。氷川がホモではないかということは、かつてフライデーが報じたことがあるが、今度は文春が、氷川のマネジャーだった人物に決定的な「証言」をさせている。  このマネジャーは後藤光雄氏(仮名・20代)で、昨年10月に氷川の所属する長良プロに入り、今年1月に氷川の担当になったという。彼がこう話している。 「氷川さんは自宅では女性物のTシャツにピンクのショートパンツという格好。女性用のパンティも何十枚もあり、基礎化粧品はシャネルで揃えている。私は隅々まで掃除するのが仕事ですから、そういうものも目に入る。どういう生活をしているのかと、不安に思いましたが、氷川さんは意に介していないようでした。それどころか、街中を走っている時、ガチムチ系の外国人や体育会系の男性を見かけると、車のパワーウインドウを目の高さまで下ろして、『イケメーン?』とはしゃいだりして、じっと観察していた。そういう話題の後は、『あんた、本当にノンケなの?』などと訊かれ、ストレートの私はかなり面食らいました。(中略)  ある日、車内で二人きりになったとき、後部座席から身を乗り出した氷川さんが、『ねぇ、サオ(陰茎)が大きいほうがいいよねぇ』と耳元で囁くのです。『外人のって大きいよねぇ』と。正直、気持ちが悪かった。どう答えていいか分かりませんでした」  実は、4月29日付の東京スポーツが「氷川きよし恐喝被害」という見出しで、事務所が元従業員から数億円を揺すられて困っているという「一方的にも見える内容を報じた」(文春)のだ。だが事実は違うというのである。  文春、は後藤氏に接触して先のような談話をものにした。事実関係は、後藤氏は氷川によるセクハラ、暴力によってストレスがたまり、4月20日をもって職場を離れたのだ。だが現在も不眠状態が続き、都内の病院の精神科でうつ状態と診断され、服薬などの治療を続けているそうである。 「就任初日のことです。車の中で、『オトコに興味あるの?』と……。社内で噂は耳にしていましたが、本当にドキッとしました」(後藤氏)  “口撃”もたびたびされたという。 「二月中旬頃には、毎日のように『死ね!』とか『この障害者』とか、罵倒されるようになったのです。氷川さんは、実はかなり口が悪く、ファンの女性のことも『ババア』と呼んでいる。あまりにえげつない“裏の顔”でした」(同)  もう一つ後藤氏を追い詰めたのは、創価学会への執拗な勧誘だったそうだ。公言こそしていないが、氷川が学会員だというのは有名な話だという。13年の元日には、機関紙「聖教新聞」の一面を飾っている。  文春によれば、氷川が暴力を振るうようになった背景には、彼の才能を見出した恩師である長良プロの先代会長長良じゅん氏が一昨年他界したことがあるそうだ。  そして、4月3日の夜、氷川一行が岡山全日空ホテルにチェックインした直後に事件が起きた。 「宿泊するスイートルームのある十四階でエレベーターが停まり、私は氷川さんが降りるのを待つため、エレベーターの『開』ボタンを押そうとしたのです。すると突然、後から頭を殴られた。激痛が走りました。(中略)さらに、『そんなことはどうでもいいんだよ、おめえよぉ!』と叫びながら手にしていたペットボトルを投げつけてきた」  後藤氏は会社に窮状を伝えるための証拠にするため、暴行の様子を録音するようになっていた。文春が確認したが、このときの音声は「まさに“地獄のイジメ現場”そのものだ」ったという。  この日、後藤氏は退職を決意した。  しかし、彼が部長に送った当てつけのメールは“恐喝”と間違われかねないものだった。 「とにかく永川さんに謝罪してもらいたいという一心で、『もう絶対許せませんので、1.2億ぐらいほしいぐらいです』などという突拍子も無いメールを送ってしまったのです」  文春も「確かに後藤氏が会社に送ったメールは、恐喝と間違われかねない軽率な内容だった」と書いている。「しかし、氷川のハラスメントの事実が帳消しになるものでは決してない」(文春)  演歌を再興させた“星の王子さま”氷川きよしは、後藤氏が言っているような“暴君”なのか。芸能界ではありがちな話ではあるが、これまでの演歌歌手にはなかった清々しさを売り物にしてきた彼には、致命傷になりかねないスキャンダルではある。 (文=元木昌彦)

『怪物くん』に続くハマリ役? 嵐・大野智が作り出す『死神くん』の距離感

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『死神くん』テレビ朝日
「おめでとうございます。お迎えにあがりました」  テレビ朝日でこの春からドラマ化された『死神くん』の原作は、えんどコイチの同名漫画。えんどコイチといえば、アニメ化もされたギャグ漫画『ついでにとんちんかん』が有名だが、『死神くん』は隠れた名作として漫画好きの間では熱烈に支持されてきた作品だ。基本的に1話完結で、死期の迫った人間に主人公の死神くんが、「お迎えにあがりました」と死を伝え、残りの時間で死が訪れるまでやり残したことをやるように促すという物語だ。  第1話は、原作でも傑作と名高い「心美人の巻」をドラマ化した「心美人お迎えに参りました!」。監督が映画『リング』の中田秀夫というのも豪華だ。顔に大ヤケドを負い、失明した美人の友人を励ます、容姿にコンプレックスを持った女子高生・福子(大原櫻子)の前に、死神くんが現れる。  彼女に死期を伝えても、もちろん最初は信じないし、その死を受け入れることはできない。 「まだ18歳なのよ。これから経験しなきゃいけないことがたくさんあるの」と訴える福子に、死神くんは怪訝そうに言う。 「ムダに長生きして、余計な苦労を背負わずに済むんですよ。人間にとって、こんなにおめでたいことはないはずですよね。人間はみんないずれ死ぬんです。それがたまたま早くなるだけのことです」  主人公の死神くんを演じるのは、嵐の大野智。  大野のドラマ出演といえば、真っ先に思い出されるのが、同じく漫画原作の『怪物くん』(日本テレビ系)だろう。この作品のドラマ化が発表された当初、多くの人から鼻で笑われた。『怪物くん』といえば、藤子不二雄Aによるかわいらしい絵柄が特徴。それを「ドラマ化するなんて……(笑)」という反応だ。しかし、大野の演じる怪物くんは、そういった想像をはるかに超えてハマっていた。  もちろん、西田征史による巧みな脚本などさまざまな要因もあるだろうが、ドラマは好評を得て、特別ドラマを経て、映画化もされた。大野のちょっとふてくされたような、それでいて常にほほえんでいるような独特な表情は、実はかわいらしい二次元の子どもキャラを演じるのにピッタリだったのだ。  死神くんも怪物くん同様、原作ではかわいらしい子どものような外見。『死神くん』のドラマ化の情報とともに、主演が大野だと発表されると、妙な納得感があった。  死神くんは「今は他人のことより自分のやりたいことをするべきです」と忠告するが、福子は自暴自棄になってしまう。美人の友人の引き立て役にされていたことを嘆き、一度も男の子とデートすることもできず死んでしまうなんて、と。  そんな福子に、死神くんは静かに言う。 「私の目には、あなたが一番美しく見えます」  死神にとっては、容姿の美醜は関係ない、心の美しさしか意味がないのだ、と。そんな死神くんの言葉に心を動かされた彼女は、残された時間を友人のために尽くし、美しい心のまま死を迎えることを選ぶ。     第3話からは、死神くんのライバルとなる悪魔が登場した。悪魔は人間の弱みに付け込み、魂と引き換えに、3つまでならどんな願いでもかなえる力を持っている。予定外の死者が出てしまうと困る死神にとって、厄介な存在だ。 「人間はいずれ死ぬんですから損な契約じゃない」 「人間は欲望で出来ている。人生とは欲望を叶える競争です。あなたはその特急券を手に入れた」 と、「契約」を迫っていくのだ。    演じるのは菅田将暉。悪知恵が働く少年っぽさと不気味な存在感を併せ持つ稀有な俳優で、悪魔役にピッタリだ。うだつのあがらない生活をして自暴自棄になっていた桐嶋(柄本時生)は、悪魔と契約をしてしまう。そして、死期の迫った病弱の令嬢・瞳(杉咲花)と出会い、恋をするのだ。病魔に蝕まれた瞳は、思い出の海が見たいと願い、桐嶋はそれをかなえるため足を骨折しながらも、彼女を背負って海に向かう。悪魔は自分に願いを言えばすぐに海に連れていけると迫るが、死神くんは「あなたが死んだら、彼女が悲しむだけ」と思いとどまるように説得していく。  『死神くん』は、「死」をテーマにしたドラマだ。だが、「死」を見つめ直すことで、「いかに生きるか」を描いている。  大野の眉間にほのかに皺を寄せ、口角をわずかに上げた、ふてくされたようなふくれっ面は、物悲しさを漂わせつつ、どこか優しい。それは原作の『死神くん』の世界観そのものだ。だから死神くんを演じるのは、やはり大野智以外考えられない。  死亡予定者の感情に流され、死後の結果を見せるという職務違反を咎める監死官(桐谷美玲)に、死神くんは反論する。  「『死は人間にとって喜ぶべきおめでたいことだ』っていうアンタの教えはなんなんだ? あの子は死を恐れて悲しんでいる。だったら、死んでいく人間のささやかな願いをかなえるくらいは……」  大野は終始、淡々としたセリフ回しで死神くんを演じている。それが物語との間に適度な距離感を生み、押し付けがましい「お涙ちょうだい」な展開になることを拒んでいる。それは死神くんと死亡予定者の距離感そのものだ。死神くんは死亡予定者にそうであるように、視聴者に冷めた目線で、時にささやかな温かさで寄り添っているのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

うさん臭いのに目が離せない! ネオヒルズ族・与沢翼の“秒速”復活はあるのか

ヲタ系ITライターと日刊サイゾー新米編集者が、ここ最近、ネットで話題になったいろいろな出来事について語るコーナーです。
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ニコニコ超会議3 公式サイトより
■幕張メッセでニコニコ超会議が開催 ITライター Dr.T アキちゃんはニコニコ動画って見てる? 新米編集者 アキ たまに見てますよ。あ、決して「腐注意!◯/◯/◯/◯で◯◯◯手描きMAD」とか見ているわけじゃなくて、カワイイ猫の動画を見てます! Dr.T いやもう、明らかに猫はカモフラージュじゃん……。それはともかく、そんなニコニコ動画の祭典、ニコニコ超会議3が4月26日と27日、幕張メッセで開催されたんだ。12万人以上の人が集まって大盛況だったらしいよ。 アキ へ~、そんなことやってたんですね。そういえば、ニュースで何かやってたような……。でもニコニコ動画のイベントって、何をするんですか? Dr.T それが、一言では説明しにくいイベントなんだよね。コンセプトは「ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現する」ってことで、2012年から開催されているんだけど、まだまだ一般的には謎なイベントだよね。 アキ だって、ニコニコ動画って、動画を見るサイトでしょ? 幕張メッセでイベントって言われても……。 Dr.T たとえば、「歌ってみた」に歌を投稿している「歌い手」と呼ばれる人たちがライブをしたり、ニコニコ動画で人気のアニメやゲームのイベントが開かれたりしているみたい。ほかにも安倍首相が来場したり、潜水調査船の「しんかい6500」が展示されたり、大相撲が開催されたりしたことでも話題になっていたね。 アキ ……ますます、なんのイベントなんだかわかりませんね。 Dr.T まぁ、そのなんだかわからない感じが、ニコニコ動画らしいのかもね。それこそ、アキちゃんの好きなBL系のMADなんかも何かの形で関わっているかもよ? 来年は行ってみたら? アキ だから見てないですって! 見てるのは猫! 猫動画ですから!
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与沢翼オフィシャルブログより
■ネオヒルズ族・与沢翼氏、税金が払えず破綻寸前に Dr.T ネオヒルズ族の代表格である与沢翼氏が、4月26日に自身のブログで衝撃的な報告(http://ameblo.jp/yozawa-blog/entry-11834514071.html)をしているよ。 アキ 30kgのダイエットに成功したとか、そういうことですか? Dr.T 違うよ! 与沢氏が経営するフリーエージェントスタイル社の資金がショートして、破綻寸前になっているという報告だよ。ブログ記事によると、ロールスロイスやフェラーリといった高級車や住宅を売却して、本社も移転。細々と事業の再建を図っていくと書いてあるね。 アキ えー! なんでそんなことになったんですか? Dr.T あまり詳しいことはわからないんだけど、ブログ記事によると、税金が払えなくなったことが直接的な理由みたいだね。それ以外にも海外FXの失敗や、提携先のカード会社が倒産したことが理由として挙がっているけど、与沢氏自身は「それはきっかけにしかすぎず、自分のビジネスモデルやメディアでの演出のための支出、迫り来る、無限ループに思える税金に、精神的にも物理的にも限界に達していました。お金持ちを演じることを期待されているのに、もはやお金がない。この状況は、心底きつかったです」と語っているね。 アキ つまり、お金がないのにお金持ちっぽく振る舞うことに、与沢さん自身が疲れちゃってたってことですね。 Dr.T そうだね。与沢氏はセルフブランディングが非常にうまい人で、逆にいえばセルフブランディングだけでここまでのし上がった人なんだよね。それだけに、今回の報告も次につなげるための作戦なんじゃないのかという声も一部で上がっているみたい。確かに「ざまぁ」という声がある一方で、殊勝なブログ記事に好感度が上がったという声も聞かれるからね。 アキ 裏の裏の裏を読む……化かし合いの世界ですね! ネット業界って怖いです! Dr.T 果たして与沢氏の復活は成るのか、それともこのまま消えてしまうのか。与沢氏を目標としてきたネオヒルズ族の皆さんはどうするのか。まだまだ注目だね!
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Apple公式サイトより
■Appleの音楽クラウドサービス「iTunes Match」スタート Dr.T きたきたきたきたついにきた! アキ ゼルダの伝説! Dr.T 違う! アキちゃん何歳だよ! ゼルダじゃなくて、iTunes Matchだよ! アキ iTunes Match? Dr.T そう、Appleの音楽クラウドサービスだよ。米国では2年半くらい前にスタートしていたサービスなんだけど、ついに日本でも2日からスタートしたんだ。 アキ どんなサービスなんですか? Dr.T 簡単に言うと、PCに入っている曲をAppleのサーバにアップすることで、ほかの端末でも同じ曲が聴けるようになるサービスだよ。最大25,000曲まで対応してる。 アキ へ~! 便利ですねそれ! Dr.T ただ、ちょっと問題もあるんだ。手持ちの音楽ファイルをサーバにアップするとき、それがiTunesでも販売している曲かどうかをチェックして、販売されていると判断したらiTunesの方の正規ファイルを優先してクラウドに置いてくれるんだよ。 アキ ??? もうちょっとわかりやすく説明してください……。 Dr.T えーっと、つまりPC内の音楽ファイルが仮に違法に入手したものだとするよね。でも、iTunes Matchではそれが違法かどうかは判断できないので、所有している=正当なファイルと判断するわけ。それで、もしその曲がiTunesで販売している場合は、PCのファイルをアップせずに、iTunesの正規の楽曲ファイルをクラウドに置くことになるから、違法ファイルのロンダリングができてしまうんだよ。この問題は、すでに識者のブログ記事などで指摘されているね。 アキ あっ! つまり、違法ファイルを使って、正規のファイルを入手できてしまうってことですか? それはまずいんじゃ……。 Dr.T そうだね。ただ、このリスクがあることは、もちろんAppleも日本の音楽会社も承知済みだとは思うけど……。ともあれ、このサービスで日本の音楽業界がまた少し変わるかもしれないね。 アキ Appleは太っ腹ですね! さっそく私も入れてみようっと! Dr.T 言い忘れてたけど、iTunes Matchは有料サービスだよ。年間3,980円。 アキ ……やっぱりいいです。 Dr.T 安いと思うんだけどなぁ。 (構成=Dr.T) ●Dr.T 24時間ネットをウォッチするヲタ系。チキンなのでネットの揉め事には参加しない。好きな食べ物はガリ。 ●アキ ネットのコアなニュースに疎い。よく天然といわれるが自覚はない。ちょっぴり辛口で、BLが好きな腐女子。

スタバの「フレッシュバナナフラペチーノ」を再現してみよう!

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やっぱり材料費300円だと、ちょっと違うものになりました
 100円ショップで売っている商品から3品を厳選し、それだけを材料とした料理に挑戦してみようという企画の第9回。  先日、スタバことスターバックスコーヒーの前を通りかかったら、バナナを使ったフラペチーノのお知らせが出ていた。マクドナルドでも店舗限定ながらバナナのスムージーを出すらしい。どうやら世の中はバナナブームのようである。バナナ、うまいよね。
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フレッシュバナナ&チョコレートクリームフラペチーノ! 名前が長い!
 それにしても、問題はその値段である。スタバのフレッシュバナナ&チョコレートクリームフラペチーノ、略して「バナナチョコシェーク(略ではない)」は、驚きの税別610円。スタバはもともと高めの値段設定だが、ダークモカチップフラペチーノとやらが同じサイズで税別470円なのと比べても、なかなか強気なお値段である。仕事の打ち合わせで入ったスタバで、「どうぞお好きなものを」と言われて、これを頼んだらかなり印象が悪くなることだろう。  フレッシュバナナが1本丸ごと入っているとはいえ、しょせんはバナナ。バナナが高級品だった時代はとっくに終わっているはずなのに、ヤマザキの「まるごとバナナ」をプラスしたくらいの値段に躊躇してしまい、飲みたいけれど店の前を通り過ぎること数回。でも、これがアルコールドリンクだと思えば別に高くもないよなと考え直し(もちろんノンアルコールだが)、意を決して注文しようと思ったら、まんまと売り切れていたという苦い経験の後、後日ようやくたどり着くことができた。
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スタバの商品は、宣伝用の写真と実物の差が少ないですね。
 松屋あたりなら余裕で定食が食べられる価格のジュースはどんな味なのかと太い専用ストローですすってみると、確かにフレッシュバナナの新鮮な感じが生きた、値段に見合ったゴージャス感のある、なかなかリッチなドリンクだった。  というのが長い前振りで、今回はそのフレッシュバナナ&チョコレートクリームフラペチーノに近いものを、100円ショップの3品で再現してみようという話だ。半額以下の材料費である。  必要な材料は、商品名から察するところ、バナナとチョコレートとクリームとフラペチーノ。いや、フラペチーノというのはスタバで売られている冷たいドリンクの商品名だから、材料ではないのかな。  100円ローソンでしばらく悩んで購入したのが、ショコラカフェオレとかいう乳飲料、植物性のホイップ、そして小振りなバナナである。今考えれば、ショコラカフェオレではなく、普通にショコラでよかったような気もするのだが、スタバだからコーヒーの要素も入っているもんだと勘違いをしていたのだ。
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片手でギリギリ持てました。
 まずはフラペチーノの要素として、皮を剥いたバナナを凍らせる。スタバだと生のバナナを氷と一緒に砕くのだろうけれど、こちらがそろえた材料に氷を入れてしまうと、濃厚さがダウンするような気がしたので、バナナを氷代わりにしてみた。  凍ったバナナとショコラカフェオレをミキサーに入れて、スイッチオン。バナナは小型だったので、豪華に2本入れてみた。  ちなみに、このミキサーは3馬力という超ハイパワーで、お値段5万円だったりする。スタバで何杯飲めるんだっていう値段ですね。
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分量はもちろん適当
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ブイーン
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ほら、おいしそう!
 冷凍バナナとショコラカフェオレの超なめらかスムージー的なドリンクは、この時点でもうおいしそうだ。さすが3馬力。  しかし、スタバのフラペチーノには、生クリームがたっぷりと乗ってなくてはならない。そこで、砂糖を加えたホイップをミキサーで泡立てる。本来なら植物性のホイップではなく、生乳から作られた本物の生クリームを使うべきなのだが、値段が3倍くらい違ったので妥協してみた。
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さあ、泡立つかな。
 このパワフルなミキサーを使えば、一瞬でホイップクリームになるかなと思ったら、全然ならなかった。よく混ざっただけ。どうやら、そういう用途には向いていないらしい。
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泡立たないねー。
 そこで、普通の泡だて器を使って地道に手作業で泡立てようかとも思ったのだが、ここはちょっと方向転換をして、ホイップに冷凍バナナを加えて、バナナクリームを作ってみることにした。
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こちらにも2本入れます。合計4本!
 冷凍バナナを入れてかくはんしても、やっぱり泡立たなかったけれど、これはこれでいいこととする。  こいつをカップに注いだバナナ&ショコラカフェオレの上からそっと注いだら、オレ流のバナナドリンクの完成だ。
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これはきっと甘い。いや、うまい。
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かっちょいいマーブル模様になった!
   下のショコラカフェオレにも上のホイップクリームにも、どちらもバナナがたっぷりと入ったダブルバナナ製法である。バナナのとろみでマーブル模様に混ざっていく様子が美しい。  飲んでみると、スタバに負けないバナナ感と濃厚さである。これなら毎日でも飲みたい。生クリームではなく、ヘルシーに豆乳を使ってもよさそうだ。  これの上から、さらにちゃんとホイップしたクリームを乗せて、砕いたオレオでもトッピングすれば、より完成度は上がるだろう。  スタバがない唯一の県に住む鳥取県民に、ぜひ作ってもらいたい逸品である。  次にミキサーを回すのは、君さー(キミサー)。
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うまさ爆発! 髪の毛爆発!
(文=玉置豊)

おまけシール全盛期を盛り上げた「ガムラツイスト」「ラーメンばあ」今昔物語!

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アイデア満載なシールと、意外に壮大なストーリーが男子のハートをがっちりホールド! 
アナログとデジタルの過渡期であった1980年代。WiiもPS3もなかったけれど、ジャンクでチープなおもちゃがあふれていた。足りない技術を想像力で補い、夢中になって集めた「キン消し」「ミニ四駆」「ビックリマンシール」......。懐かしいおもちゃたちの現在の姿を探る!   日本全土がおまけシールブームに沸いていた1980年代後半。当時、おまけシール界の王者として君臨していた「ビックリマン 悪魔VS天使シール」(ロッテ)に迫る勢いで高い人気を誇っていたのが、「レスラー軍団抗争シール」シリーズである。「ラーメンばあ」(カネボウフーズ)、「ガムラツイスト」(ベルフーズ/カネボウフーズ、ベルフーズは現在、クラシエフーズに統合)という2種類のお菓子で展開していたこのシリーズは、プロレスを題材にした世界観。ちょっぴりゴージャスでお得な2枚重ね・3枚重ねシールや、キャラクターの強さが一目でわかるパワーゲージ。まるで漫画の1コマをシール化したようなストーリーシールなど、過剰なエンタメ志向が特徴で、凡百のおまけシールに満足できないユーザーの心をがっちりホールド! 後に、テレビアニメも2作品制作されるほどの人気を獲得した。  今回は、そんなおまけシール全盛期を盛り上げた「レスラー軍団抗争シール」のお話だ。 ■レスラー軍団誕生秘話  「レスラー軍団抗争シール」の歴史は、80年代後半に発売された棒状のラーメン菓子「ラーメンばあ」の登場から始まる。  同商品は、ラーメン軍と麺魔軍という2つのプロレス団体の抗争を描く「覆面レスラーシール」をおまけとして封入。すでに「ビックリマン 悪魔VS天使シール」に端を発するおまけシールブーム真っ盛りの当時、その後を追うおまけシールが多数、世の中に流通していたが、「覆面レスラーシール」は、 ・キャラクターの強さを数値化したパワーゲージを掲載 ・シールを使って、軍人将棋的なルールのボードゲームが遊べた ・2枚重ねのWシール仕様となっており、シールをめくることでキャラクターのパワーアップする様子が描かれた などなど、男子心をくすぐるギミックを複数搭載することで、その他フォロワーたちと一線を画していた。  その後、ほどなくして同じく「覆面レスラーシール」をおまけに付けた、いちご風味のガム菓子「ガムラツイスト」が登場。しばらくは、2つの商品に同じシールが封入されるという状況が続いた。  この「覆面レスラーシール」──後の「レスラー軍団抗争シール」のストーリー、デザインなどを一手に請け負っていたのが、現在も活躍するデザイン会社、スタジオ・メルファンだ。同社は、もともと漫画家として活躍していた桜井勇氏が起ち上げ、80年代以降の日本のキャラクターグッズ業界に多大な影響を与えた企業である。 「もともと自分はタカラ(現・タカラトミー)の『こえだちゃん』のデザインをしていまして、そこからイラストの仕事が増えていきました。そのうちに、いつの間にかイラストレーター集団となって、会社化したという経緯があります」(スタジオ・メルファン 桜井勇社長)  「こえだちゃん」といえば、今も人気の女児向けマスコット玩具だ。そんな人気キャラクターを手掛けていたスタジオ・メルファンに、おまけシール制作の声がかかったのは80年代半ばのことだ。  印刷会社・A社(仮名)のスタッフが、ビックリマン人気を受けて新たなおまけシールを企画。そのデザインをスタジオ・メルファンに発注したところから、運命は動き出した。  この企画に深く関わっていたのが、当時新入社員だった安島まゆみ氏と下條美治氏。そして、桜井氏が拝み倒してスタジオ・メルファンに合流してもらったというデザイナーの山下篤則氏だ。安島氏がシナリオを、下條氏がキャラクターデザイナーを担当し、山下氏、櫻井氏をはじめとするメルファンスタッフたちが着色するという体制の下、「覆面レスラーシール」はスタートした。  この頃は、ほとんど女子スタッフばかりだったというスタジオ・メルファンだが、もともと永井豪作品や『ベルサイユのばら』など壮大なスケールの漫画が好きだったという安島氏は、アイデアマンだったというA社のスタッフが次々と提案してくるむちゃブリ……もとい、アイデアの素を1本のストーリーに構成。イラストレーター陣はそれを受けて、ドン・ゴッド理事長、ロビン・ゴッド、星若丸、キラー・ジョー、アイ・ガーン大佐など、カッコよくて、どこかコミカルなキャラクターを多数生み出した。 ■プロレスから宇宙戦争までを描いた、壮大なストーリー!  その後、「ラーメンばあ」と「ガムラツイスト」は時間軸、世界観を共有しながらも別々のストーリーを展開するようになる。「ラーメンばあ」は地球上で繰り広げられるレスラーたちの戦いと、長年にわたる因縁の抗争を描く伝奇もの的なシリーズへ。また「ガムラツイスト」は、異星人との宇宙戦争を描くSFへと変貌していく。  それらをまとめ、シリーズは「レスラー軍団抗争シール」へと発展。ファンはそれぞれのシリーズを追いかけつつ、断片的に開示される情報を元に、2つの物語から構成される壮大な「レスラー軍団抗争シール」の世界に思いをはせていた。  今にして思えば、少年漫画テイストと大河ドラマ的ロマンを併せ持つ安島氏のシナリオと、少女向け商品のデザインを多く手掛けた桜井氏、彼が三顧の礼で迎えたという山下氏。はたまた、後に『星獣戦隊ギンガマン』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』など、特撮ドラマでもキャラクターデザインを手掛けるようにもなる下條氏といった、三者三様の個性を放つイラストレーターのテイストが融合することで、「覆面レスラーシール」──もとい「レスラー軍団抗争シール」は他のおまけシールとは一味もふた味も違う、熱くも懐の深い作風を獲得することができたのかもしれない。 ■覇権まであと一歩だった!?   そんなストーリー面、キャラクター面で大きな魅力を放っていた「レスラー軍団抗争シール」シリーズだが、登場キャラクターたちの姿を収めたシールそのものにも見どころが多かった。 「当時『レスラー軍団抗争シール』を手掛けていたA社は、常に新しい印刷技術の情報を持っていたので、コスト的な問題がクリアできるとなると、すぐに『これをやってみよう』という話になるんです」  桜井氏の言葉を裏付けるように、「レスラー軍団抗争シール」シリーズには定番のキラシールのほかに、色鮮やかなホログラムシールや紫外線に反応して絵が浮き出るシール。2枚重ねよりもゴージャスな3枚重ねシールなどなど、弾を追うごとに新技術が惜しげもなく投入されたシールが続々登場し、全国の少年たちの目を楽しませた。  いわば「レスラー軍団抗争シール」は、日本の最先端のシール技術の実験場でもあったのだ。  そういった意欲的な挑戦をし続けた結果、「レスラー軍団抗争シール」はぐんぐんと売り上げを伸ばし、最盛期の「ガムラツイスト」の勢いは「ビックリマン」に拮抗するほど。そのおかげで、スタジオ・メルファンはA社から表彰されるほどだったというから、その人気ぶりがいかほどだったかうかがえるだろう(ちなみに「ラーメンばあ」よりも「ガムラツイスト」のほうが、売れ行きは良かったそうだ)。  ここからは筆者の臆測だが、「ビックリマン 悪魔VS天使シール」は中盤まではギャグ要素とシリアスな要素がバランスよく併存していたが、弾を追うごとに徐々に神話的な色彩を帯びていき、いつしか壮大な叙事詩とでもいうべき世界観に到達してしまった。そのため、序盤の「なんでもあり」なテイストを好んでいた「ビックリマン」ユーザーの中には、団体の離合集散やバトル要素の強いストーリーといった、まさにプロレス的エンタメを最後まで貫いた「レスラー軍団抗争シール」に乗り換えた人もいたのではないだろうか。  ともあれ、おまけシールを通じてさまざまな物語を体験できた当時の子どもたちは、幸福だったことは紛れもない事実である。 ■スタッフが再結集して生まれた「真おくのほそ道」シール!
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 その後、90年代に入るあたりで「ガムラツイスト」は第15弾で完結。「ラーメンばあ」は、シリーズ完結目前の第13弾で打ち切りとなった。以降も復刻シールが発売されたものの、単発企画で終わってしまっている。  このまま「レスラー軍団抗争シール」の魂は潰えてしまうのか……と誰もが思っていたが、2014年に入って当時のスタッフが再び集結し、新たなおまけシール商品「真おくのほそ道キャンデー」(企画販売・ワイエスコーポレーション)が登場した!
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 下條氏がキャラクターデザイン、「ガムラツイスト」「ラーメンばあ」のデザインを務めた山下氏がデザインおよびストーリーを担当。桜井氏が公式サイトにて展開しているコミック版の執筆を、それぞれ手掛けている(安島氏はすでに引退しているので、不参加)。
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 「真おくのほそ道」は、そのタイトル通り江戸期の俳人・松尾芭蕉が著した「おくのほそ道」をモチーフに、神々や妖怪がバトルを繰り広げるストーリーとなっている。  4月に第0弾が発売されるや、通販限定商品ながらたちまちソールドアウト! 「レスラー」世代のシールコレクターはもちろん、「真おくのほそ道」のキャラと世界に魅了された若い世代のファンもすでについているそうだ。 「『おくのほそ道』の世界を膨らませて、さらに面白い物語を描きたい」(山下氏) 「なるべく昔の(「レスラー軍団抗争シール」の頃の)感じを再現するようにキャラを描いていきたいです」(下條氏) と、各スタッフも久方ぶりの新作おまけシールに気合十分といったところだ。現在、第1弾の発売に向けてスタッフ一丸となって制作中とのこと。  シリーズ誕生から30年も目前に迫った現在も、「レスラー軍団抗争シール」の魂は形を変えて生き続け、おまけシールファンを魅了し続けている。 (取材・文=有田シュン[シティコネクション])

フェイクドキュメンタリーの金字塔が初DVD化! 一線を越えた“映画愛”の結末『ありふれた事件』

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HDリマスター版として初DVD化された『ありふれた事件』。殺人鬼ベン(ブノワ・ポールヴールド)の凶行がドキュメンタリータッチで描かれる。
 ビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50)、ティム・バートン監督の『エド・ウッド』(94)、デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』(01)、今敏監督の『千年女優』(02)、アミール・ナデリ監督の『Cut』(12)など、“映画”そのものをテーマにした映画は少なくない。映画監督たちの映画への溢れんばかりの情熱が観る者を魅了するわけだが、そこには映画人ならではの“狂気”も同時に描かれている。日本では1994年に劇場公開されたベルギー映画『ありふれた事件』(92)にも、そんな映画人たちの一線を越えてしまった野心と狂気がモノクロ映像の中にくっきりと映し出される。劇場公開から20年の歳月を経て、映画マニアたちに愛され続けてきたカルト映画『ありふれた事件』が初DVD化されることになった。  フェイクドキュメンタリーとして作られた『ありふれた事件』の表向きの主人公は“連続殺人鬼ベン”ことブノワ・バタール(ブノワ・ボールヴールド)だが、本当の意味での主人公はベンを密着取材している監督のレミー(レミー・ベルヴォー)、カメラマンのアンドレ(アンドレ・ボンゼル)ら撮影クルーたちだと言っていい。レミーらは斬新な自主映画を作りたくて堪らない。連続殺人鬼の日常を追ったドキュメンタリー映画を撮り上げることで、寝ぼけた映画界に殴り込みを掛けてやろうと企んでいる。園子温監督の『地獄でなぜ悪い』(13)のファックボンバーズように、まだ誰も撮ったことのない衝撃作を撮りたくて悶え苦しんでいるビンボーな若者たちの物語だ。「このドキュメンタリー映画が公開されれば、映画界の歴史を塗り替えることができる」という熱い想いを抱き、ベンが殺人を次々と犯していく様子をカメラで追っていく。  レミーたちが被写体として追うベンは、ホラー映画にありがちな快楽殺人鬼ではない。食べていくための生業として、強盗殺人を重ねている。いちばんのターゲットは郵便局員だ。月はじめの郵便局員のカバンには、街中の高齢者たちに届ける年金が入った現金書留がたんまりとある。しかも、年金生活している高齢者たちの住所まで手に入って一挙両得だ、とベンはにんまり笑顔を見せる。ひとり暮らしの高齢者が暮らすマンションを訪ねたベンは、同行取材する撮影クルーをうまくダシに使う。「どうも! お年寄りの方たちに“孤独”に関する意識調査を行なっています。ちょっとインタビューいいですか?」と言葉巧みに部屋に上がり込み、高齢者たちの余命とタンス預金をいただいてしまう。
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ベンの狂った日常生活を追う撮影クルー。ベンのカリスマ性に感化され、被写体と取材者との境界線が次第にあいまいになっていく。
 恐ろしく悪知恵が働き、残忍な手口で殺人及び死体遺棄を繰り返すベンだが、普段は陽気で、自作の詩を朗読するなど独自の美学の持ち主でもある。そんなベンとレミーたち撮影クルーが懇意になっていくきっかけは“お金”の問題だ。レミーたちはいつも金欠で、フィルムを買うのも苦労している。見かねたベンは「フィルム代は気にするな。俺が出す」と気前よく申し出る。もちろん、そのお金は罪なき犠牲者たちから頂戴したもの。ある晩、ベンが強盗に押し入った家から、両親の惨殺現場を目撃した少年が逃げ出した。ベンは「早く捕まえろ」と叫ぶ。カメラの前に戻ってきたレミーの腕の中には、逃げ出した少年がいた。今や撮影クルーは取材者ではなく、ベンの凶悪犯罪を手助けする共犯者だった。ドキュメンタリータッチで描かれた『ありふれた事件』は、本作を観ている自分もその現場に居合わせたような後ろめたい気分にさせしてしまう。  映画の撮影現場にはコンプライアンスは存在しない。監督とスタッフとキャストとの信頼関係があるかないかだけだ。『ありふれた事件』の撮影クルーは「まだ誰も観たことのない面白い映像を撮る」ことのみに体を張り、そして被写体であるベンは彼らに自分のすべてをさらけ出すことで応えようとする。殺人鬼ベンとすっかり昵懇の仲になった撮影クルーとの関係性を象徴するシュールなギャグシーンがある。ベンがアジトにしている廃墟で、ベンと敵対する殺し屋と遭遇し、壮絶な銃撃戦となる。流れ弾に当たった録音技師は絶命。ベンは辛うじて殺し屋を返り討ちにするが、その殺し屋の後ろにはテレビ局の撮影クルーが気まずそうに立ちすくんでいた。テレビ局の撮影クルーも、殺し屋を主人公にしたスクープドキュメントを狙っていたのだ。レミーたちが旧式のフィルム用機材なのに対し、テレビ局のクルーは最新のビデオ機材である。ベンに命じられるまでもなく、レミーは商売仇であるテレビ局の撮影クルーを射殺してしまう。取材者と被写体という関係性の境界線はもはや存在しなかった。  「この映画が完成すれば、映画の歴史が変わる」という『ありふれた事件』の撮影クルーたちの尋常ならざる想いは、現実のものとなった。これぞ、フェイク(噓)から生まれたリアル(真実)。『ありふれた事件』は各国の映画祭で賞讃され、世界中の映画マニアたちにその熱気は伝播していった。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)やその亜流である『パラノーマル・アクティビティ』(07)といった大ヒット作も、『ありふれた事件』が存在しなければ、生まれなかっただろう。怪獣パニック映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08)も、青春サイキックドラマ『クロニクル』(12)も、ジョージ・A・ロメロ監督の復活作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(07)もなかったかもしれない。フェイクドキュメンタリーと呼ばれるこれらの作品は、低予算で済むというメリットだけでなく、手持ちカメラによる臨場感たっぷりな主観映像が魅力だ。映画を撮っている側と観客との敷居が非常に低く、観客に「どこまでがフィクションで、どこまでがリアルなのか」と現実と虚構のボーダーラインをさまよわせる面白さが妙味となっている。  日本で『ありふれた事件』に衝撃を受けたのが、『あんにょん由美香』(09)や『フラッシュバックメモリーズ3D』(12)など型破りなドキュメンタリー映画を次々と発表している松江哲明監督。16歳のときに『ありふれた事件』を劇場で観て、「これなら自分にも映画が撮れる」という想いに駆られたと話す。また、『ありふれた事件』の世界に笑いの要素を加え、独自の作風に進化させているのが白石晃士監督だ。低予算を逆手にした撮影スタイルに触発され、『オカルト』(09)や『超・悪人』(11)などの爆笑フェイクドキュメンタリーを放っている。5月3日(土)より劇場公開される『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版』も現実と虚構の境界線上に現われた空中楼閣を探検するような面白さに溢れている。予算の代わりに映画的アイデアとありったけの情熱を注ぐことで成立するのが、フェイクドキュメンタリーだと言えるかもしれない。
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残酷な手口で殺人を重ねていくベン。バイオレンスシーンがあまりに迫真すぎ、「本物のスナッフフィルムでは?」と劇場公開時に騒ぎとなった。
 最後に「ゆうばり国際・冒険ファンタスティック映画祭’94」に参加するために来日した『ありふれた事件』の3人の共同監督ブノワ・ポールヴールド、レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼルにまつわるエピソードを。このとき3人と一緒に夕張まで同行したのは叶井俊太郎だった。後にホラー映画と間違って買い付けた『アメリ』(01)を大ヒットさせるなど映画業界の名物宣伝マンとなっていく叶井俊太郎だが、『ありふれた事件』はまだ業界に入って間もないド新人時代の作品だった。ドラッグを欲しがるブノワに「ジャパニーズドラッグだ」と日本の風邪薬を渡したところ、ブノワは一気呑みし、真っ青になってぶっ倒れてしまった。このとき同じホテルに宿泊していたのが、「ゆうばり映画祭」に審査員として呼ばれていた伝説の俳優デニス・ホッパー。叶井俊太郎から事故が起きたことを知らされたホッパーは、ブノワの胃にあった薬を吐かせるなどの救命措置を行ない、大事に至らずに済んだという。危うくあちらの世界に渡ってしまうところだったブノワを、かつてドラッグ中毒で苦しんだ経験を持つデニス・ホッパーが救ったというちょっといい話。  共同監督を務めたレミーとアンドレの消息は不明だが、ホッパーに命を救われたブノワは今も俳優として活躍を続けている。そして、叶井俊太郎はホンモノの殺人鬼を主人公にしたガチなドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』(現在公開中)の宣伝プロデュースを手掛けている。 (文=長野辰次) arifuretajiken04.jpg 『ありふれた事件【HDリマスター版】』 製作・監督/ブノワ・ポールヴールド、レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル 脚本/レミー・ベルヴォー、ヴァンサン・タヴィエ、アンドレ・ボンゼル 撮影/アンドレ・ボンゼル 音楽/ジャン=マルク・シェニェ 出演/ブノワ・ポールヴールド、レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル、ジャン=マルク・シェニェ、ジェリー・ドリエ、ヴァンサン・タヴィエ、アラン・オペッツィ  発売・販売/アルバトロス 税抜き価格/3800円 発売日/5月2日(金) (c)1992 Belvaux-Bonzel-Poelvoorde for Les Artistes Anonymes. http://www.albatros-film.com/movie/arifureta-jiken

香里奈、イモトアヤコ、『相棒』……予想外の事態で窮地に立たされる人々

rankng0501.jpg  GW後半戦を前に、ちまたではディズニー映画『アナと雪の女王』が大ヒット中。東映唯一のヒットコンテンツ、劇場版『相棒III』はまさかの誤算に冷や汗モノだとか。はたまた、番組の企画でエベレスト登山に挑んでいるお笑い芸人・イモトアヤコは、雪崩事故の影響で登頂を断念。さらに、『半沢直樹』超えを標榜していたTBS系の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、初回から裏番組に敗北……と、予想外の事態に頭を悩ます関係者が急増した4月下旬。その中でも一番予想外だったのは、4月頭に週刊誌にスクープされた香里奈のハレンチ画像が、実はノーパンだった、というネタでしょうか。ぜひ、無修正版も見てみたいものです。  それでは早速、ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 華原朋美「顔面崩壊」、竹田恒泰氏が元AKB48と結婚、小嶋陽菜炎上、島崎遥香がムリ発言……炎上続きの芸能界 みんな大好き、顔面崩壊ネタ。 第2位 大コケ続きの東映、劇場版『相棒3』“大宣伝命令”にキャストが困惑中 『アナ雪』旋風、すさまじい。 第3位 香里奈に新たな疑惑「大股開き写真はノーパンだった!?」関係者が“火消し”に奔走も…… 見事な合成技術。 第4位 「もう全部このコーナーでいい!?」 打ち切り寸前の『バイキング』で、サンドウィッチマンの“地引網中継”が話題 月曜だけが唯一の救い。 第5位 打ち切り続きの中居正広・音楽番組が“苦肉の策”!? 『UTAGE!』が『夜もヒッパレ』を丸パクリと話題 パクリではなく、サンプリング。 次点 ネット騒然!? なんだかミョ~に楽しそうな相撲部屋「式秀部屋」の秘密に迫る こんな相撲部屋なら入りたい。 次々点 サイテー男・上島竜兵が力説「『上島ジェーン』は、現代の寅さん(のヒドいバージョン)である」 肥後さんの目がぜんぜん笑ってないのね。

まさにファストオナホ! 198円のTENGAが出た!!

 一見するとデオドラントシートか袋入りガムのようなコレ……なんと198円のオナホ! オナホの代名詞でもあるTENGAはちょっとお高いというイメージがあったが、そのTENGAから増税にも優しい新商品。わずか8mmという薄さで、ポケットの中にすっぽりと収まる超薄型のオナホ。その名もまさに「POCKET TENGA(ポケットテンガ)」である。 poketenga01.jpg
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※巨人ではない一般成人男性が手にすると非常に小さい事がわかる
 すでにネット上ではこのPOCKET TENGAのプレゼントキャンペーン「男子寮 みんなでTENGA祭り」が話題となっているが、これは男子寮に住む大学生や独身のサラリーマンだけの商品ではない! と直感した。 わたしも含めた女房、子供のいるお父さんにも強い味方ではないだろうか?  例えば、出張のときの楽しみといえば、行った先の名物料理で酒を飲み、ホテルに戻ってからはアダルトチャンネルで誰に気兼ねすることもなく全裸でオナニーをする……出張族であればもはや定番の楽しみであり、出張のないお父さんにとっては羨ましい事この上ないプチ贅沢。世のお父さんたちはオナニーしたくてもその時間や場所がないのが現実ある。  たまに訪れるこの“心置きなくするオナニー”どうせならAVだけでなくTENGAも使いたいと思ったことのあるお父さんも少なくないはず。が、出張の荷物は極力減らしたい。出張先で購入しようと思っても、どこで売っているか分からない。そうです! このPOCKET TENGAであれば邪魔にもならず、カバンのポケットにスッと入り、気軽に楽しめるのである。さらに出張で浮気を心配する奥様であれば、こっそりカバンに入れておいて浮気防止対策としてもアリかもしれない。  もちろん自宅でも雑誌の間や引き出しの奥に隠しておいて、一人の時間があればTENGAを楽しむことができ、捨てるときもコンパクト! しかも198円という安さ。お小遣いの少ないお父さんの懐にも非常に優しい!  POCKET TENGAは内部構造の違いによる刺激違いの3種類。私のおススメは黒のBLOCK EDGE(ブロックエッジ)。
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※参考価格:各198円(税別)
 小さな四角い突起が絶妙に亀頭を刺激してくれ、198円ながら手でするオナニーとは一味もふた味も違う快感を味わうことができる。  もう一つ感激したのが付属のローションである。これまではオナホの使用後はローションのヌルヌルがティッシュでは取れず、シャワーを浴びていた人も多いと思うが、この付属のローションはふき取り易く、ウェットティッシュでもあれば充分サッパリできる!  さぁサラリーマン諸君! 出張先でも自宅でも、このファストオナホなPOCKET TENGAで、濃いめのスローオナニーをしようではないか! 缶ビール1本よりも安く、新たな快感が味わえるはずだ!! POCKET TENGAは本日発売!!

元・名物編集長が古巣に愛のムチ!「『フライデー』はなぜ面白くなくなったのか」

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「フライデー」(5/6号)
今週の注目記事 グランプリ 「安倍首相が握っていたオバマ夫妻の『離婚』情報」(「週刊現代」5/10、17合併号) 第2位 「ユニクロ『障がい者』社員いじめ・パワハラを告発する!」(「週刊文春」5/1号) 第3位 「安倍三代と『在日』」(「週刊ポスト」5/16号) 第4位 「人妻を妊娠させた楽天No.2『國重副会長』愛のメール春夏秋冬」(「週刊新潮」5/1号) ワースト記事 「韓国船沈没 300人を見殺しにした朴槿恵の大罪」(「週刊文春」5/1号) 特別付録 「フライデー」はなぜ面白くなくなったのか  またまた競馬で勝った話になるが、お許しあれ。「おまえは自分が勝った時にしか書かない」と言われるのも承知の上である。競馬好きの性のようなものだが、負けたことは即刻忘れる、勝ったことはボケても覚えているのだ。  日曜日(4月27日)の「フローラルS」。迷いに迷った末に、マイネグレヴィルとブエナビスタの妹・サングレアルから馬単で流した。 サングレアルの心配は、まだ2戦しかしていないことと休み明け、馬体が414キロと小さいことなどいろいろあるが、何しろ「王家の血脈」といわれる超良血馬だからだ。競馬は血が走る。  岩田騎乗のサングレアルは中団から進み、直線に入って追い出しにかかるが前が開かない。岩田のミスである。仕方なく岩田は一呼吸置いて外に出す。ようやく進路が開いたとたん、騎手のヘタさに腹を立てたのだろう、小さな馬の根性が爆発した。楽勝と思われたブランネージュを一完歩ずつ追い詰める。並んだところがゴールだったが、頭差サングレアルが差し切っていた。それも、レコードタイムのおまけ付き。ゴール前、思わず叫んでいた。馬単は4番人気・6番人気で1万3,510円の高配当。これだから競馬はやめられない。  現代編集長が、競馬が当たらないと「音羽の杜から」で嘆いていたが、俺のところへ来れば教えてあげるのに。  さて今日は現代、ポストが合併号。現代430円だが、あれれ~ポストは440円だぞ。消費税値上げ後、税抜き表示が多くなり、ちょっと買い物をするとレジで消費税分を上乗せされるから、“うわ~、高け~”と思うことが多くなった。これで個人消費に影響がないなんて、絶対ないと思う。  だが、衆院鹿児島2区補選も沖縄市長選も自民党候補が勝ってしまった。政治よりも経済重視なのはわかるが、有権者は安倍政権が本当に経済回復できると信じて投票したのだろうか。  今日の株価は、今の時点で200円超値下がりしている。ウクライナ情勢やアメリカの経済の先行き不透明感もあるのだろうが、安倍自民党の勝利を市場も歓迎していないのだ。  さて今週はまず、フライデー最新号を論じるところから始めよう。  現編集長とは、私も一緒に仕事をしたことがある。軟派記事に強いフライデー向きの人間だが、そのいいところが生かされていないことがとても気になるのだ。  だいぶ前になるが、読売新聞社が出していた「週刊読売」という週刊誌があった。失礼だと思ったが、あるところで「日本一面白くない週刊誌・週刊読売の研究」というのをやったことがある。  そこで「私にやらせたら3カ月で部数を20万部増やしてみせる」と書いたら、旧知の読売新聞幹部から接触があり、一夕「秘策」を話したことがあるが、残念ながらそれは生かされず、何度かリニューアルしたが休刊してしまった。  そうならないように、フライデーの今週号を例にとって、私の考えを書いてみたい。  表紙は小嶋陽菜というコらしいが、なかなか色っぽい。AV嬢か何かだと思ったら、AKB48のビジュアルNo.1なんだそうだ。失礼!  カラーの2本目に、「巨人の坂本勇人と熱愛中」だと自分のところで報じた体操選手・田中理恵の、元カレとのアツアツ写真が載っている。26歳にもなる田中だから、1つや2つ浮いた話があっても当然だろうが、この写真を見た坂本がなんと思うか? ちと、かわいそうな気もする。  ネームバリューでいえば、井上真央と嵐の松本潤の「密会」のほうがあると思うのだが、表紙の扱いも小さいのはなぜか? 読んでみたら、深夜の密会までは追いかけたが、その後、井上は自宅に帰ってしまったそうだ。ウワサ通り、2人が人目を忍んで会っていることは確かなようだが、それ以上は確認できていない。だから小さいのね。了解!  いつも新聞広告を見て不思議に思うのだが、右のトップに硬派記事を出すのはなぜなのだろう。  今週も、本文ページのトップは「オバマ大統領と安倍首相 笑顔の裏で『互いのここを信じない』」であるが、取り立ててフライデーらしい情報も写真もない。  次も韓国船が沈没した記事だが、写真は共同通信と時事通信からのものである。こうした事故や事件に、いまやカメラマンを派遣しないのであろう。写真が命の写真誌の写真が「借り写真」では寂しい。  NHK籾井会長が料亭から出てきたところを撮っているが、失礼だが「ただ撮りました」というだけの写真では……。  積水ハウスの新築マンション手抜き工事告発記事は、写真はともかく、評価したい。それと銀座の有名ママで1億7000万円を脱税した佐藤成子(69)をバッチリ撮って、彼女が08年にも2億4000万円を脱税した罪で在宅起訴され、有罪判決を受けているので、今回は実刑を免れないという記事にも拍手。恐れ入ったババ・ママだね。  合併号だからか「袋とじ」は3本と大奮発。ミス東スポグランプリの木嶋のりこ、創刊30周年記念特別企画(そうか~、30年もたつんだ)、大女優たちの「歴史的SEXY写真」、それとTBSの『サンデー・ジャポン』とやらでおなじみだそうだが「尾台あけみ 奇跡のヘアヌード」。57歳のヘアヌードって見たいかね?  私は開かずに次へ行く。岩手県で17歳の少女を殺害したとして全国に指名手配されている容疑者の父親が、息子が犯人と断定され、名誉を毀損されたとして、国と岩手県を相手に損害賠償を求めているが、この事件、確かに謎が多く不可解な事件である。  憲法9条をノーベル賞の正式候補としてノミネートさせることに尽力した神奈川県の主婦の写真と記事だが、写真はもっと工夫してほしかったね。  化粧品会社の会長から8億円借りたことがバレて党首を辞任した渡辺喜美とその妻・まゆみが、初めてカネを受け取った直後に、その会社のカタログに登場してPRしていたという記事も評価したいが、いくらなんでも遅すぎる。  美人スイマーの寺川綾と夫の「恋人時代の大胆キス」というのも首を傾げる。今さらだし、左側の居酒屋の飲み会での「隠れキス」写真は、以前載せたものではなかったか?  よくわからないのが、巻末のカラーグラビア「動物たちの一生懸命交尾10態」。ほほえましいが、何も貴重なカラーを使ってやらなくてもいいのでは……。  一番よかったのは、巻末の「突撃! 噂の行列メシ」だ。東京・本所吾妻橋「野口鮮魚店」の海鮮ちらし(上)は見事なマグロやウニがたっぷりのっていて1544円だそうだ。  私の母親が住んでいたあたりだから、今度墓参りの帰りにでも寄ってみよう。とまあ、見てきたが、これで420円(合併号)は高いのではないか。何度も言うようだが、驚きのある写真がほとんどないし、フライデーで小難しい政治や外交の話を読みたいとは、読者の多くが思わないのではないか。編集長! 早めの手直しが必要だと、老OBは思うのだが。  お次は、文春のワースト記事。 「朴(槿恵=筆者注)大統領の周囲は反対したそうです。こうしたときは、国の指導者として、あらゆる情報を総合して、大局的に判断をしなければならない。しかしその反対を押し切った。現地でのパフォーマンスは怠りなく、家族らに情報を伝えられるよう大画面のテレビを体育館に持って来させたり、男性から電話番号を書いた紙を渡され、激励の電話をかけたりしていた。こんな細かいことを、国のトップがやっている場合ではないでしょう。東日本大震災の際、当時の菅直人総理が福島第一原発上空を視察して、現場を混乱させた様子を彷彿とさせました」  これは、文春の中のソウル特派員のコメントである。  韓国政府の対応のまずさや、船長たち乗組員の“非常識”な行動は批判されてしかるべきである。その上、首相が責任を取って辞任をすることになった。だが、このタイトルは気になる。「300人を見殺しにした」のは朴槿恵大統領ではなく、船長たちである。テレビで見る限り、朴大統領は泣き怒る遺族や行方不明者の家族たちの疑問や怒りに真摯に対応しているように、私には見えた。  コメントにある、福島第一原発事故の時の菅直人首相(当時)の場当たり的な行動と一緒にするべきではない。事故の深刻さは同じかもしれないが、放射能事故と今回の事故とでは、一国のトップが果たすべき役割も対応の仕方も違うはずだ。  日本の政治家だったら、官邸に籠もり「遺憾の意を表する」というコメントを発表するだけで、朴大統領のように素早く現場に行き、怒号渦巻く中に自ら入ることなど出来はしなかったのではないか。  また、このところ気になっているのは、行きすぎたヘイトスピーチのような本のタイトルが多く出版されていることである。『呆韓論』『悪韓論』(新潮新書)、『「妄想大国」韓国を嗤(わら)う』(PHP研究所)、『日本人が知っておくべき 嘘つき韓国の正体』(小学館)、『韓国人による恥韓論』(扶桑社新書)、祥伝社が出した新書『どの面下げての韓国人』では、朝日新聞に出稿した広告表現に対して、弁護士の神原元氏が「ヘイトスピーチ」に当たるとして朝日新聞に内容証明郵便を送付したそうだ。  韓国、中国から“先進国”だと思われている日本の出版界が、売れるからという理由だけでヘイトスピーチまがいのタイトルをつけた本や雑誌を山のように出版しているというのは、恥ずかしいことである。  韓国の新聞は今回の事故を批判し、4月21日付の「中央日報」では、韓国は「『先進国』の名刺をしばらく引っ込めよう」という記事を載せ、日本政府が「内閣危機管理監」の下で自然災害や海難事故に迅速に対応していることを紹介し、自国のことをこう書いているという。 「いくら経済規模が大きくなったといっても、国民の命が保障されない社会を誰が自信を持って先進国だと言えるだろうか」  この言葉は、今の日本にもそのまま当てはまる。そうであれば、新潮のように「日本人には少し違和感『韓国フェリー沈没』の悲劇」ぐらいが適当なタイトルだと思う。  その新潮が、楽天ナンバー2の國重惇史副会長(68)が不義を働いていたことを報じている。これが今週の第4位。 「奥さんと2人のお嬢さんがいる國重さんが不倫していたんです」と明かすのは、彼を知る関係者だ。 「相手は6、7年前に知り合った、現在、都内で暮らす43歳の女性。1年前から付き合い始め、彼女と一緒に海外に行き、国内でも一緒にホテルに泊まったりしています」  その上、不倫相手の森佳美さん(仮名)は専業主婦だからダブル不倫だった。しかし、最近はもめているそうだと、森さんの知人が語っている。  森さんが國重氏との色恋沙汰を詳しく話しているが、そこで國重氏のDVのようなこともあり、心が離れていったようである。  新潮の取材に対して國重氏はこううそぶく。 「不倫っていうのは、人によって定義が違うからね。僕が裸で(妻以外の)女性と抱き合っていたからって、それがどうしたのって話じゃない」  ところが、彼女が提供した証拠写真を突きつけると一転、 「でも、それ以上はやってない。彼女に挿入したってことはない。一度もない」  結局、取材に対する踏ん張りはどこへやら、4月22日、國重氏はあっさりと楽天のすべての役職を辞任したそうだ。意外に引き際は潔かったようだ。  ポストは、少し違った角度から安倍首相に対する“疑惑”を取り上げている。これが今週の第3位。  岸信介と安倍晋太郎、安倍晋三は三代にわたり、朝鮮半島、そして在日の人々と極めて密接な関わりを持ってきたそうだ。それは安倍首相の地元である下関の街を歩くと、その縁の深さを示す手がかりが数多く見つかるという。 「下関の地名は、在日韓国・朝鮮人にとって特別な響きを持っている。戦前戦中には関釜連絡船が年間200万人を運び、朝鮮半島から労働力として送り込まれた人々が、後に在日コミュニティーを築いたからだ。現在、下関に暮らす在日外国人のうち、韓国・朝鮮籍の人は約2900人。大多数が戦前に渡ってきた人とその子孫だ。下関市の全人口(約27万人)に占める在日の比率は1%で、全国平均(0.4%)の倍以上。日本国籍を習得した人とその家族を加えれば、下関の在日人口は万を超える」(ポスト)  在日が多いからどうなんだ、というわけでは毛頭ない。だが、韓国と岸、安倍首相の父親・晋太郎との結びつきは強かったことは間違いない。  日韓国交正常化は来年で50周年を迎えるが、その一方で、岸が日韓国交正常化を踏み台に、地元山口と韓国にまたがる「王国」を作り上げたことはあまり語られない、とポストは書く。  国交回復を機に、岸はさらに韓国政界中枢との関係を深めていくが、その時、岸に韓国人脈をつないだキーマンの一人が町井久之氏だった。  本名を鄭建永。1923年、東京に生まれた鄭は戦後、在日を中心に1500人の無頼漢たちを糾合し、暴力団「東声会」をつくり、会長として名を馳せた。政界の黒幕・児玉誉士夫とは特に親しく、その政界人脈を足がかりに日韓国交正常化交渉の水面下で橋渡し役を果たしたという。  岸が山口と韓国に築いた王国と人脈は、彼の秘書官を経て政界に打って出た晋太郎に受け継がれ、そのパイプをさらに太くしていった。 「かつて晋太郎が住み、いまは晋三名義となっている敷地面積2000平方メートルの豪邸は、下関市街を見下ろす高台に建っている。この家のかつての持ち主の名は、吉本章治という。福岡市に本社を置くパチンコ店チェーン・七洋物産の創業者。彼は、日本に帰化した在日1世である。晋太郎は長らく、自宅と地元事務所を七洋物産の子会社から格安で賃借していたほか、福岡事務所をタダで借り、スタッフの提供まで受けていた」(同)  受け継がれる人脈と金脈。下関の古株の在日から、こんなことを聞かされたという。 「晋太郎さんが林家(林家は下関の三大名家の一つで、林義郎元蔵相がいる=筆者注)に勝つため、岸さんが町井さんに晋太郎さんへの支援を要請したと聞いています。民団草創期の大幹部だった町井さんは、下関の仲間にいくらでも号令をかけることができましたから」  ポストによれば、「安倍晋三の下関にある地元事務所は、晋太郎時代のまま、在日1世が創業したパチンコ店チェーンの子会社から借りている。また、晋太郎の助力で業績を伸ばした前出の在日の水産業者は、晋三の代になっても支援を続けている」  ポストはこう結んでいる。 「ほかにも、北朝鮮や韓国に特殊な人脈を持つ在日は、晋三から遠くないところに少なからずいる。岸や晋太郎ならば存分に活用しただろう。今後、晋三が在日とどのように関わっていくのかわからない。しかしいずれにせよ、彼ら三代にわたる政治家が在日人脈を政治的な『資産』として運用し、自らのパワーに取り込んできたのは、紛れもない事実なのだ」  こうした在日人脈を使って、悪化する一方の韓国関係の打開策を考えてみたらいいのに。そう思うのだが、安倍首相は祖父や父が韓国と親しく付き合ってきたことを言わないのは、こうした引け目があるからではないのか。ポストは安倍の泣きどころをうまくついている。  さて、文春のユニクロ批判が止まらない。今週は障がい者社員へのいじめ・パワハラを告発しているが、これが今週の第2位。  ユニクロは2001年に1店舗当たり1人の障がい者を採用するという目標を掲げ、積極的に障がい者雇用を進めてきて、現在、1000人以上の障がい者が働いているそうだ。そのためユニクロは「障害者雇用のフロントランナー」と呼ばれているという。 「厚生労働省によると、同社の障がい者雇用率は六・六四%(十三年六月)。従業員五千人以上の企業ではトップの座にある。民間企業の法定雇用率が二・〇%であるのと比べると、六%台の障がい者雇用率というのはずば抜けて高いことがわかる」(文春)  しかし、雇われている障がい者の声に耳を傾けてみると、同社が掲げる“看板”とはほど遠い実例が複数あることがわかってきたという。  障がい者手帳B1級を持つ自閉症の石尾辰道さん(48・仮名)は、中部地方のユニクロの店舗で働きはじめて8年になる。雇用形態は半年で契約を更新する「準社員」で、1週間の労働時間は30時間だった。石尾さんは7年間にわたり、契約を12回更新してきた。仕事の内容は、バックヤードでの品出し、ハンガー掛けなどだったという。  だが昨年6月以降、石尾さんはユニクロに在籍していながら、店舗のシフトから外されたため働けず、給与も支払われていない。そんな状態が1年近くも続いているそうである。  石尾さんによると、12年3月にN店長が来てから仕事の内容が大変になり、いじめも受けるようになったという。N店長や後任のM店長から何度も「次の更新はないからな」などと言われるようになり、とても嫌な思いをしたという。  そのため、石尾さんはユニクロに地位保全等を求める訴訟を準備しているそうだが、陳述書にはこんなくだりが出てくる。 「私の様子をじっと見て回るスタッフがいて、あらを指摘されることが増えました。『仕事がのろい』『仕事ができない』などと怒鳴られる事も増え、分からない仕事のやり方をMさんに聞いた時などは『何でそんな事いちいち聞く!?』と、フィッティングルームのお客様に聞こえるような声で怒鳴られた事もあります」  自主退職を迫るユニクロに対して、石尾さん側は、弁護士を立てて訴訟の準備を始めたが、そのことで事態が変化したという。石尾さんの家族とユニクロの人事担当者、M店長とで話し合いが持たれ、この席でユニクロの人事担当者は、石尾さんが他店舗へ異動する折衷案を持ち出してきたそうだ。 「そもそも最初に『お客の迷惑になる』として自主退職を勧めておきながら他店舗への異動を打診するなど、ユニクロ側の主張は根本から矛盾している」(文春)  それに弁護士は、石尾さんの障害を考えると他の店舗への通勤はほとんど不可能だという。  石尾さんの家族が民事訴訟を行うのは、今後、同社の障がい者雇用が改善する礎になればとの思いからであるという。  これまでもこうしたケースはあったが、障がい者雇用に詳しい弁護士によると、家族の側に、障がい者の子どもを雇ってもらっているという引け目や、事を荒立てたくないという気持ちが強く働くから、なかなか表面化しないという。  しかし、企業が障がい者を雇用する際、厚生労働省から各種助成金を受けることができるのだ。 「ファーストリテイリングも厚労省も、これまでどれだけ助成金が支払われたのかについて、情報開示を拒んでいる。しかし仮に一人につき五十万円が支払われ、一千人以上の障害者を雇用しているとするなら、同社は五億円超の助成金を受け取っていることになる。ユニクロにはその分、健常者を雇う時以上の責任が求められるはずなのだが……」(同)  ファーストリテイリングに質問状を送ったが、同社のコーポレート広報部の古川啓滋部長は「取材対応ならびにご質問への回答は控えさせていただきたく存じますと」と回答してきたという。  非正規社員1万6000人の正社員化や障がい者雇用の促進を声高に言うユニクロ柳井正社長だが、その実態が「ブラック企業隠し」であるとしたら、ユニクロのブランドも色あせてしまうことになるはずである。ここは、柳井社長自ら文春のインタビューに答えて、疑惑を“晴らす”しかないと思うが。  今週堂々のグランプリに輝いたのは、現代の“仰天”記事である。オバマ大統領の夫婦仲の悪さと不倫。これだから週刊誌は面白い。  国賓待遇なのに、日本側が再三お願いしても、ミシェル夫人を同伴することを拒否したオバマ大統領。夫人を同伴しない国賓待遇というのは、05年のモロッコ国王の例があるだけだと外務省関係者が話している。  オバマは、ミシェル夫人は子どもたちの学校の都合で来られなかったと弁明したが、ミシェル夫人は3月20日から26日まで2人の娘を同伴して訪中したばかりだから、説得力に乏しいことは間違いない。  では真相は? オバマ家の取材を続ける在米ジャーナリストの飯塚真紀子氏がこう暴露する。 「一説に言われている『ミシェル夫人は日本が嫌い』というのは間違っています。正確に言えば、『ミシェル夫人は夫が嫌い』なのでしょう。嫌いな夫とともに日本、韓国、マレーシア、フィリピンと4カ国も歴訪するなど真っ平ご免ということです。2人はもうずいぶん前から『仮面夫婦』状態で、『大統領退任の日が離婚の日』と言われているほどです」  ミシェル夫人が初めて離婚の準備をしたのは、今から14年も前のことだという。オバマ氏が00年に、地元シカゴから下院議員選挙に出馬して落選した時に、ミシェル夫人は弁護士に離婚の相談をしているそうだ。  続いて、オバマが08年の大統領選に出馬しようとしたときに、再び弁護士に離婚を相談。3度目は一昨年の大統領選で再選を目指したときで、早くシカゴに戻って娘たちに普通の生活を送らせたいと漏らしたようだ。  だが、ミシェル夫人が悩んでいるのは、2人の娘の教育問題だけではなかった。オバマ大統領の女好きに、常に悩まされてきたという。飯塚氏はこう話す。 「オバマ大統領の選挙対策本部入りした黒人女優のケリー・ワシントン(37歳)とは、たびたび“熱い関係”が噂になっています。再選を目指したオバマ大統領は、10月3日の結婚20周年記念に、共和党のロムニー候補とテレビ討論を行いましたが、それが終わるとハリウッドに急行。これに切れたミシェル夫人が、『ケリー・ワシントンに近づいたら即刻離婚する!』と大統領を怒鳴りつけたそうです」  クリントン大統領の「不適切な関係」と同じケースのようだ。2人の派手な夫婦喧嘩は有名なんだそうである。 「ハワイに同行したシークレットサービスは、ミシェル夫人がワシントンにいない間、オバマ大統領がホワイトハウスの自室に2度、女性を連れ込み、“不適切な関係”を結んでいたことを、ミシェル夫人に告げ口したのです」(アメリカの雑誌記者)  いまやミシェル夫人はホワイトハウスのイーストウィングに引きこもり、オバマ大統領の側近たちは「ワーストウイング」と揶揄しているという。このようなわけで、オバマ大統領のミシェル夫人を伴っての来日など、どだい無理だったというのである。  この手の話はよくあるが、オバマ大統領を迎えた安倍首相のほうも、負けず劣らずの「仮面夫婦」状態が知られている。安倍首相をよく知る人物によれば、安倍首相夫人の昭恵さんも離婚を考えているというのだ。 「そもそも一昨年秋に、昭恵夫人は夫が首相になることが分かっていて、夫の大反対を押し切って東京・神田に居酒屋を開いた。これは将来、離婚後に自活するための布石です。今年初めには、東京・渋谷区で一つ屋根の下に暮らしながら、夫は2階、妻は1階という『家庭内別居』を実現しました。3月30日には、安倍首相の実弟・岸信夫外務副大臣の息子がフジテレビに入社するのを記念して、安倍家総出でホテルオークラに集まって食事会をやった。その時も、昭恵夫人だけ欠席です」  ミシェル夫人の「2016年の大統領退任離婚」はすでに既定路線で、離婚時に印税1500万ドルで回想録を出すという話まで水面下で進んでいるという。その際には、ホワイトハウスでの夫婦喧嘩の全貌も暴露されるだろうといわれているそうである。  そういえば、オバマはあのタイガー・ウッズと親しく、ゴルフ仲間だから、浮気がバレた際の注意事項を聞いているのかもしれない。あまり参考にはならないだろうが。  日本の両首脳ともに、いつ爆発するかわからない「家庭内紛争」を抱えていることこそが、今の日米関係の最大のリスクかもしれない、と現代は結んでいる。  ほかの記事では現代の「徹底調査 東京大学『首席卒業』のその後」というのが気になったが、首席卒業生たちの歩んだ道という表をざっと見る限り、みんなそれなりのエリートコースを歩んでいる者がほとんどのようだ。それではつまらないのでカットした。 (文=元木昌彦)