女性の中に潜む少女性とおばはん的要素の妙味。『怪しい彼女』の“妖女”に男はみんな首ったけ!

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外見は20歳、中身は70歳のオ・ドゥリ(シム・ウンギョン)。オールディーズなファッションと情感たっぷりな歌唱力で男たちを魅了する。
 ひとりの女性の中には幾つもの人格が潜んでいる。少女のような純真な笑みを浮かべたと思いきや、次の瞬間には狙撃手のような冷たい横顔を見せる。あるときはコールガールのような思わせぶりな視線を送ったかと思えば、バーゲンセールに突撃するおばはんのようなしたたさを垣間見せる。まるでネコのようにクルクルと性格が変わる女性に振り回された経験を、多くの男性が持っているのではないだろうか。『サニー 永遠の仲間たち』(11)が日本でもロングランヒットしたシム・ウンギョン主演作『怪しい彼女』は、そんな女性ならではの特性を存分に楽しませてくれるエンターテイメント快作だ。『サニー』や『王になった男』(12)の大ヒットで韓国を代表する若手演技派女優となったシム・ウンギョンが、見た目は20歳の生娘だが、中身は70歳の毒舌ババアという怪しすぎるヒロインを実に楽しげに演じている。  『怪しい彼女』は藤子不二雄ワールドや楳図かずお先生の若き頃の傑作コミック『アゲイン』などを彷彿させるファンタジードラマだ。ヒロインは70歳になる鼻つまみ者のバーサンことオ・マルスン(ナ・ムニ)。ひとり息子を苦労して育てたが、その息子が大学教授となり、老人たちの溜まり場・シルバーカフェでいつもその自慢ばかりしている。自宅に帰れば、息子の嫁に小言の連射砲を浴びせまくり、病院送りにしてしまう。老害をまき散らし、周囲は大迷惑。ある日、家族が集まって自分を介護施設に入居させる相談しているのを耳にし、ショックを受けたマルスンは夜の街を徘徊する。行き場のないマルスンの目に留まったのは「青春写真館」という看板を掲げた小さな写真スタジオ。ショーウインドウに飾られたオードリー・ヘップバーンら往年のハリウッド女優たちのスチールにうっとりするマルスン。こんな私にだって輝いていた時分があったんだよ。そうだ、どうせもうしばらくしたら天国からお迎えが来ることだし、今のうちに葬式用の遺影を撮ってもらおうかね。あの嫁に任せたら、とんでもない写真を使われそうだしね。  「50歳、若くしてあげますよ」と写真館の主人は営業トークがうまい。気分よくマルスンがカメラに向かって笑顔を見せると異変が起きた。写真館を出たマルスンを街のチャラ男がナンパしてくる。「一体、70歳のバーさんを口説くなんて、この国はどうなったんだい?」と驚くマルスンは鏡に映った自分の姿を見て、さらにびっくり。なんと20歳の頃の姿(シム・ウンギョン)になっているではないか。再び手に入れた青春を思いっきり謳歌するマルスン。大好きだったオードリー・ヘップバーンにちなんで名前をオ・ドゥリと変え、第2の人生を歩み始める。シルバーカフェに行ってもオ・ドゥリがオ・マルスンだとは誰も分からない。懐かしのヒット曲をカラオケで歌うと、お客たちはやんやの大喝采を送る。20歳の女の子が人生の哀歓を込めて情感たっぷりにオールディーズソングを歌い上げるからだ。メタル系のバンドを組んでいる孫息子のジハ(ジニョン)が祖母だとは気づかずに「ボーカリストになってくれ」と声を掛けてきた。かわいい孫の頼みは断れない。かくして、メタル系バンドのボーカルを務めることになった、見た目20歳/実は中身70歳のおばあちゃん。テレビの音楽番組のオーディションを受けることになり、オ・ドゥリの快進撃が止まらない。
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女手ひとつで息子を育て上げたオ・マンス(ナ・ムニ)だが、気がついたらおばあちゃんになっていた。叶えられなかった夢が胸に去来する。
 オ・ドゥリの豪快な弾けっぷりには理由があった。若くして結婚したものの、愛する夫は出稼ぎ先で事故死。お腹に子どもを宿していた彼女はそれからは死にもの狂い働き続けた。子どもを食べさせることを優先させ、自分の靴や衣服を買う余裕はなかった。子どもの進学のために、世話になった人を裏切って後ろ指をさされる汚いまねもやった。子どもが一人前になり、ようやく首が回るようになったと思えば、もう自分はすっかりおばあちゃんになっていた。オ・ドゥリがステージで歌う曲には、人生の重みと青春のはかなさが込められている。  20歳に若返っても頭はおばさんパーマのままというシム・ウンギョンのコメディエンヌぶりが冴え渡る。かわいい顔して、口から出てくるのはおばはん言葉の大洪水。「噓ついたら、その口を引き裂くよ」なんてバイオレンスな台詞が平気で飛び出す。テレビ局の独身プロデューサー、ハン・スンウ(イ・ジヌク)と2人っきりでいいムードになったときは「好きな男性のタイプ? しっかり家族のために稼いでくれて、夜は強いほうがいいねぇ」とイヒヒと笑う。下ネタも全然OK! 見た目のかわいさと中身とのギャップに周囲の男たちは散々振り回される。でも、男たちはそんな彼女に振り回されるのが楽しくて仕方ない。  主人公が若返って人生をやり直すという物語は、『アゲイン』をはじめこれまでに幾多もあったが、『怪しい彼女』が特別な作品となっているのは、シム・ウンギョンという生身の女優が20歳のオ・ドゥリ、70歳のオ・マンスンという2つのキャラクターを見事に同居させながら演じていることに尽きるだろう。本作の大きな見せ場である歌唱シーンは、製作サイドは当初は吹替えを用意するつもりだったが、シム・ウンギョンが自分で歌うことを申し出た。歌唱トレーニングの効果もあるのだろうが、人生の酸いも甘みも嗅ぎ分けたベテランのシャンソン歌手のような堂々とした存在感で、青春まっさかりのアイドルみたいにキャピキャピッと歌い上げる。ひとつの曲を歌い上げる中で、メロディと歌詞の間を様々な時間が流れ、そして交差していく。ステージシーンは、まるでシム・ウンギョンが自分の人生をタイムトラベルしている様子を見ているかのようでもある。
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障害児の性的虐待を描いた実録衝撃作『トガニ 幼き瞳の告発』(11)のファン・ドンヒョク監督が一転してコメディに挑戦。監督の二面性もすごい!
 『怪しい彼女』を観て思うのは、女性という生物の摩訶不思議さだ。そして女優とは、女性ならではの特性を最大限に発揮してみせる職種なのだろう。ひとつの個体の中に眩しい生命力とその裏には見る見るうちに変貌していく退廃美が隠されている。女の子の中にはキラキラとした輝きと同時に、自分の人生をすでに全部見通してしまったかのようなクールさと大胆さも備わっている。多分、オ・ドゥリはスクリーンの中だけの存在ではない。あなたの目の前にいる女性の中にも、きっと彼女は潜んでいるはずだ。そう、すべての女性はみんな『怪しい彼女』なのだ。 (文=長野辰次) ayakano04.jpg 『怪しい彼女』 監督/ファン・ドンヒョク 出演/シム・ウンギョン、ナ・ムニ、パク・イナン、ソン・ドンイル、イ・ジヌク、ジニョン(BIA4) 配給/CJ Entertainment Japan 7月11日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国順次ロードショー  (c)2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved http://ayakano-movie.com

押尾学、のりピー、田代まさし、ASKA……ヤラセ劇団員の正体は、素人の追っかけマニアだった!

ヲタ系ITライターと日刊サイゾー新米編集者が、ここ最近、ネットで話題になったいろいろな出来事について語るコーナーです。
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高橋ユキ on Twitterより
■テレビのヤラセ劇団員だと思われていた女性が、話題の人ばかりを追っかける一般人だったことが判明 ITライター・Dr.T いや~、びっくりしたよ! 新米編集者・アキ どうしたんですか? 血便でも出ました? だからあれほど、お酒の飲み過ぎには注意しましょうって……。 Dr.T 違うから! 血便とか言わないで! そうじゃなくて、テレビのヤラセ劇団員だと思われていた女性の正体が、ついに明らかになったんだよ。 アキ テレビのヤラセ劇団員……って、なんですか? Dr.T 芸能人の逮捕とかあったとき、よくテレビで街頭インタビューしてるじゃない? そのときに毎回、インタビューに答えている女性がいたんだよ。明らかに同じ人だから、“これは、テレビが用意したサクラ用の劇団員なんじゃないか”って、ネットではまことしやかにウワサされていたんだ。 アキ 確かに、どの事件でも出てくるのは変ですよね。 Dr.T そう。彼女は秋本志保さんといって、最近だと押尾学、のりピー、田代まさし、ASKA……などなど、事件になった著名人の裁判などには必ず顔を出していたみたい。著名人だけじゃなくて、話題になった事件の裁判は、よく傍聴しているようだよ。 アキ そ、それはまたすごいメンツですね……。 Dr.T これだけ出まくってると、さすがに変だなって思う人がいるのはわかるんだけど、かといってテレビ局が用意したサクラという証拠もないから、ウワサだけが独り歩きしていたんだ。ところが先日、フリーライターの高橋ユキさんがTwitterで、彼女にインタビューした記事を公開(https://twitter.com/tk84yuki/status/486569704891248640)。それによると、彼女はサクラでも劇団員でもなくて、犯罪者や著名人を追いかけるマニアだったんだ! アキ どんな趣味ですかっ! Dr.T いやー、ほんと世の中にはいろんな人がいるもんだよね……。高橋さんはツイートの中で「マスコミが使う、エキストラを取りまとめる会社には大勢の登録があるし、ヤラセをやるならマスコミもこんなにアホみたいに同じ人ばかり出さないでしょう」とも語っていて、確かにその通りなんだけど、ちょっとこれは予想できないよねえ。 アキ 「事実はネットの予想よりも奇なり」ってところでしょうか。 Dr.T ま、テレビにしてもネットにしても、きちんと裏付けの取れていない情報は話半分に聞いていないと、恥ずかしい思いをするってことだね。
■“号泣議員”野々村竜太郎氏のMAD動画でニコニコ動画が埋め尽くされる Dr.T 世間的にいま一番盛り上がってる話題といえば、野々村議員の号泣記者会見だよね。 アキ あれはすごかったですね。その前の、ヤジ議員の話題が吹っ飛びましたもん。 Dr.T ほんとにね……。そんな野々村議員を、面白ネタに飢えているネットユーザーが見逃すわけないよね。特にニコニコ動画のランキングは、数日前から野々村議員の会見映像を利用したMAD動画一色に染まっているよ。 アキ へ~、どれどれ……。わっ、ホントだ! 会見をゲームっぽくした動画とか、ボカロ曲に合わせたものとか、『半沢直樹』(TBS系)のシーンにくっつけたものとか……。むしろ、よくこれだけ思いつきますね! Dr.T こういうのを見つけて面白がることにかけては、ニコ動ユーザーは天才的だからねー。 アキ 「あくまでもネタだから」という逃げ道を用意した上で、反撃できない相手を素材に、あの手この手で再起不能になるまで面白がるわけですね! Dr.T ど、どうしたの、アキちゃん……? ちなみに、ぼくが好きなのは【オリジナル曲】NNMR【Dubstep】っていう動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm23919906 )ね。会見の音源を「Dubstep」というジャンルのサウンドでリミックスしてる。単純に聞いていて気持ちいい! アキ ……確かに、完成度高いですね……。 Dr.T ま、ひと通り話題が過ぎれば、また違うネタで盛り上がるんだろうけどね。
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やっぱんつ.com」より
■東横インを愛する夫とその妻に、思わぬプレゼントが Dr.T 殺伐とした話ばかりもなんなので、ほのぼのとした話もひとつ。アキちゃんは、東横インって知ってる? アキ ビジネスホテルですよね。出張で使ったことありますよ。あちこちにあって便利ですよね。 Dr.T その東横インをこよなく愛する夫とその妻に、東横イン本社から思わぬプレゼントが贈られた話が、ネットで話題になっていたんだ。 アキ どんなプレゼントですか? っていうか、それ以前に東横インをこよなく愛する夫って……? Dr.T 疑問に思うのも無理はないけど、本当にそのままの意味なんだよ。ちょっと変わってる趣味だとは思うけど……趣味ってそういうものだから、いいじゃない! アキ 何いきなり興奮してるんですか!? Dr.T いやまぁ、とにかくそんな夫のために妻であるやっぱんつさんが、大きさ60cmを超える東横インの模型を手作りで完成させてプレゼントしたんだ。その過程をブログに載せたら(http://yappantu.com/)、これが大ヒットして、東横イン本社の知るところとなり、夫婦そろって招待を受けたんだ。ブログにはその訪問の様子も書かれているけど、旦那さんが本当にうれしそうな笑顔をしていて、見ているこっちもうれしくなってしまうね。 アキ これ、夫婦そろって東横インのファンかと思ったらそうじゃなくて、旦那さんだけなんですね。 Dr.T そこがポイントだよね。ネットだと夫のコレクションを妻が捨てたとか、そういう嫌な話もちょくちょく目にするけど、お互いの趣味を尊重して、時にはこういうサプライズプレゼントまで用意できる関係っていうのは理想的だと思うよ。 アキ しかも、奥さんがまたキレイ……旦那さんもイケメンだし、なんなんですか!? 世の中、不平等じゃないですか!? Dr.T 落ち着いて! きっとアキちゃんにも、そのうち素敵な東横インマニアが……。 アキ 東横インマニアである必要は、まっっっっったくないです! (構成=Dr.T) ●Dr.T 24時間ネットをウォッチするヲタ系ITライター。チキンなのでネットの揉め事には参加しない。好きな食べ物はガリ。 ●アキ ネットのコアなニュースに疎い新米編集者。よく天然と言われるが自覚はない。ちょっぴり辛口で、BLが好きな腐女子。

『報ステ』古舘伊知郎が10年ぶりのインタビューで明かした、キャスターとしての“限界”

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「AERA」7/14号 中吊広告より
今週の注目記事 第1位 「古舘伊知郎「報ステ」10年を独占告白「『裏』を語る勇気がないんです」(「AERA」7/14号) 第2位 「『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』はインチキ本だ!」(「週刊文春」7/10号) 第3位 「大多数はピンとこない『不思議な好景気』が始まった」(「週刊新潮」7/10号) 第4位 「NHKも参戦してキャンペーン『アルコール依存症』脅しの裏事情」(「週刊ポスト」7/18号) 第5位 「奇跡の無修正動画 あの懐かしの女優たちが丸見えだ!」(「週刊現代」7/19号) 第6位 「福岡筑後殺人 夫が全面自供 美人妻は行方不明の義弟と甥を粉砕機でバラバラにして川に流した!」(「週刊文春」7/10号)  まずはAERAの巻頭言、内田樹氏の言葉から始めよう。 「2014年7月1日は、日本が戦後69年間掲げてきた平和主義を捨てて、戦争への道を歩み始めた歴史的日付として記憶されることになるだろう」  安倍首相は閣議後の記者会見で「海外派兵は一般に許されないとの原則はまったく変わらない。日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなる」と述べたが、「一般」とか「一層」という表現に疑義を呈し、こう結ぶ。 「首相がこのような言葉遣いしかできない理由は二つしかない。知性があまりに不調なせいで論理的であることができないのか、国民にもわかるように政策決定の理由を告げると支持率が低下することを知っているか、いずれかである。いずれにしてもこのような総理大臣を持ったことは、日本国民の歴史的不幸だったと言う他ない」  安倍政権は史上最悪のタカ派政権だと思うが、この風潮に悪のりする輩が増えてきているのも困ったものである。  さいたま県大宮区三橋公民館が、集団的自衛権行使容認へ反対する市民の俳句を「公民館だより」へ掲載することを拒否していたと、朝日新聞が報じていた。  少し前になるが、私も名前を連ねている「マスコミ九条の会」(呼びかけ人・桂敬一)の集団的自衛権容認反対シンポジウムを明治大学で予定していたのだが、桂氏からこんな連絡が来た。 「先にみなさまにご案内いたしました6月19日夜の当会集会の会場は、千代田区駿河台の明治大学リバティタワー内教室でしたが、大学側の突然の通告により、使用不可となりましたため、急遽会場を変更することにいたしました」  明治大学、お前もか。こうした言論封殺の傾向は、ますます大きくなるのだろう。  都議会でセクハラ野次を浴びせられた塩村文夏(あやか)都議(35)へのバッシングに週刊誌がことのほか熱心であるが、都議にしては美形だからだけではないのではないか。  週刊新潮はグラビアアイドル出身の過去の暴露から始まって、彼女のTwitterで「加藤茶、仲本工事の年の差婚を気持ち悪い」と批判したなどの過去の発言、トヨタの御曹司と付き合っていたのに都議に当選した途端別れて多額の手切れ金をせしめたことを並べ立てている。  これでは、都議会でセクハラ野次を飛ばしたトンデモ都議たちと変わるところがないと思うが、今の一連の嫌な流れと無関係ではないのだろう。  週刊現代は中国、韓国、北朝鮮の「おかしな隣人たちよ、君たちは大丈夫か」という特集を組んでいるが、北朝鮮はともかくとして、中国や韓国にものを言える立場に日本があるとは思えない。  兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47)が政務活動費をめぐる問題で追及され、釈明記者会見で理由もなく号泣したみっともないシーンはYouTubeで世界中に流れ、ひんしゅくを買っている。このほうが、よほど「おかしい」ではないか。  憲法改正をしないで戦争のできる国に変えてしまった安倍首相も、相当「おかしい」。週刊誌の視点は、そちらに向けられるべきである。  さて、第6位から。福岡県筑後市で起きたリサイクルショップを経営していた中尾伸也と妻の知佐が元従業員を殺害した容疑で逮捕されたが、この事件の闇は相当深そうである。  この事件では、元従業員2人(日高崇さんと小島雄二さん・こちらは仮名)が行方不明になっているが、警察は知佐の妹の夫と長男も行方がわからず、この2人も中尾夫妻に殺されたとみられているようである。  文春で捜査幹部が、妹の夫は暴行を加えられた末に衰弱死し、その約1カ月後に長男も虐待された末に衰弱死したとみていると話している。  この事件の主犯は、妻の知佐容疑者だという見方が強い。彼女はいまだに自供していないようだが、夫の伸也容疑者は遺体の処理をこう供述しているという。 「日高さんと小島さんについて、伸也は実家の庭に遺体を埋め、一年以上経ってから掘り返して、骨をガーデンシュレッダーという粉砕機で砕いて川に捨てたと供述しています」(捜査関係者)  妹の夫と長男の遺体も、同じ方法で処理したそうだ。事実だとしたら、鬼畜にも劣る悪魔の所業というしかない。  このところ「死ぬほどSEX」のハウツー特集はやりようがなくなったのであろう。週刊現代は、インターネットでAVが見られるサイトの紹介に熱心だ。  今週は松坂季実子、小林ひとみ、村上麗奈、桜樹ルイ、樹まり子など、往年のAV全盛時代を彩った女優たちの無料映像が見られるサイトを丁寧に紹介している。 「最も頼りになるのは、国内のアダルト動画共有サイト最大手の『FC2動画アダルト』だ。まずは、ヤフーやグーグルといった検索サイトで『FC2動画アダルト』と検索する。そうすると、検索結果のトップに同サイトが現れるので、それをクリックしよう。サイトにたどり着いたら、次に検索ボックスに『松坂季実子』と入力。右横のルーペのマークをクリックすると、彼女の名前を冠した動画が35件ヒットした。その中から『全員』というマークの付けられた画像のタイトルをクリックすれば、動画が始まる」(現代)  正統派美人として圧倒的な支持を集めたのは、今も「レジェンド」として語り継がれる元祖AV女優、小林ひとみだという。その彼女の動画も『FC2動画アダルト』で検索すると、81件の動画がヒットするそうだ。  しかもその中には、流出ものとみられる無修正動画も散見されるという。  だが、非会員は一日の視聴回数に制限がある。さらに動画を見るためには会員登録が必要だが、これは無料なので安心してほしいと現代は言っている。  クレジットカード番号の入力も一切必要ないし、無料会員になれば一日15回も動画を閲覧することができるようになる。  さらに往年のAV女優を見るならば、実はもっといいサイトあるという「xHamster」(エックスハムスター)というサイトだが、ここは日本語はなく、アルファベットで検索する。  さらに現代は「このような動画が見放題なのだが、読者からの問い合わせで多かったのは、『そもそも無修正動画を見るのは違法ではないのか』という懸念だった。結論から言うと、動画を見て楽しむだけなら、違法ではない。無修正動画をアップロードする側は『わいせつ物頒布等の罪』や著作権法違反の疑いがあるが、個人的に閲覧する側は絶対に罪には問われない」と教えてくれている。  今晩は贔屓だった桜樹ルイのビデオでも見て、うっとうしい梅雨空を忘れましょうか。  私は中学生の頃から酒を飲み始めたから、由緒正しいアルコール依存症であるが、週刊ポストはこのところアルコール依存症キャンペーンが目立つのは、またぞろ製薬会社が薬を売らんがためではないかと指摘している。これが今週の4位。  民法もそうだが、NHKもことのほか熱心だという。6月18日の夜、NHKが「依存症ナイト」とでも呼ぶべき番組ラインナップを組んだことが話題になったそうだ。 「7時の『ニュース7』で依存症取り上げると、7時30分の『クローズアップ現代』では、『あなたの飲酒 大丈夫?』と題した特集を放送。そして視聴者に“復習”を促すかのように9時の『ニュースウオッチ9』でも依存症の話題を扱った。『クロ現』では、『飲酒関連で死亡する人は年間3万5000人に上る一方で、その大半が依存症であることに気づいていない』と指摘し、依存症に苦しむ患者の日々をレポート。その後の『ニュースウオッチ9』では『患者数の推計が109万人となり、初めて100万人を超えた』『過去10年間で女性患者が2倍近い14万人に急増した』という厚労省調査を報じた」(ポスト)  ポストによれば、昨年3月、国内で30年ぶりとなるアルコール依存症治療薬「レグテクト」が認可され、5月から発売が始まったことと関係があると指摘する。  今年に入ると、5月に日本精神神経学会が「アルコール依存症」の名称を「アルコール使用障害」に変更することを発表。  6月には、多量飲酒や飲酒運転の予防対策を国や自治体の責務とする「アルコール健康障害対策基本法」が施行されたそうだ。ちっとも知らなかった。成立は昨年12月だそうだ。  薬ができれば患者が増える。それにメディアが知らず知らずに荷担したのでは、薬漬けの人たちが増え、医療費を圧迫していく。  この記事の中に、新久里浜式アルコール症スクリーニングテストというのが載っている。  男性版ではこういう質問。「食事は一日3回、ほぼ規則的にとっている」「酒を飲まないと寝付けないことが多い」「酒をやめる必要性を感じたことがある」「酒を飲まなければいい人だとよく言われる」「飲まないほうがよい生活を送れそうだと思う」などがある。10問のうち4つ以上当てはまれば、めでたくアルコール依存症の疑いありだという。  自慢じゃないが、私は満点だった。だけど、薬を飲もうとは思わない。それなら酒を飲んだほうがいい。  新潮が今が好景気だという風潮に素朴な疑問を投げかけている。街を歩いてみると、夜タクシーを捕まえようと思ってもなかなか捕まらないし、老舗ギャラリーでは1点数千万円もする絵をポンと買う客がいる。  銀座の高級寿司屋「久兵衛」には日に300人以上が詰めかけるし、銀座はどんどん新しいクラブがオープンしているそうだ。都内の高級ホテルは稼働率が9割もあり、千代田区の超高級マンションの4億4980万円の部屋があっという間に売れたそうだ。  6月18日にカナダの金融機関などが発表した「ワールド・ウエルス・レポート2014」によると、金融資産100万ドル以上持つ日本人は前年より43万人も増えて233万人に達した。  私のような貧乏人は「ほんとかいな?」と思ってしまうのだが、新潮はこの謎をこう解き明かしてくれている。 「たとえば、総務省が6月27日に発表した5月の『家計調査』によると、一世帯あたりの消費支出は27万1411円。前年同月比と比べると8%も減っているのだ。上場企業の給料が増え、インフレ政策を断行したはずなのに、日本全体では使える金がなぜか細っている」(新潮)  経済アナリストの森永卓郎氏が、種明かしをしている。 「確かに昨年は倒産が減りましたが、一人一人の給料は増えてはいないということです。アベノミクスの恩恵を受けたのは、円安で儲かった大企業と持ち株が上がった富裕層だけ。両方ともカネが余っているから高級品が売れる。都心の不動産も2億円、3億円といったものは即完売ですが、3000万~5000万円といったサラリーマン向けの物件は売れ残ったままです。社会は二極化が進み、庶民は相変わらずデフレ生活です」  厚生労働省は先頃、5月の有効求人倍率が1.09倍になったと発表したが、私が見ても「おかしい」と思わざるをえなかった。  内訳は土木作業員の求人倍率が5倍超なのに、事務系正社員は0.6倍前後なのだ。ゼネコンにジャブジャブカネをつぎ込んでいるから、そっちのほうの求人が多いのは当たり前だ。貧乏人はますます貧乏に、富める者はますます富んでいくアベノミクスなど止めてしまえ。そう叫びたくもなる。  『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』(アスコム)が、95万部も売れているという。  実を言うと、私も買ってみようかなと思い始めていたのである。これほど売れているのだから「何か」あるのだろうと、Amazonで中古本を取り寄せてみようと考えていた矢先、週刊文春が「この本はインチキ本だ!」「詐欺商法だ」と決めつける記事が出たのである。愛知みずほ大学特任教授の佐藤祐造氏がこう語る。 「ふくらはぎをもめば、少しは血流が良くなると思います。しかし、そういうことなら足裏をもんでもいいし、太もものほうがさらに効果があるでしょう。筋肉部分が大きいですから。もっと言うのならウォーキングをしたほうが効果はある。大股で腕を振って歩いたほうが、よほど健康になります」  この本、ふくらはぎをもむだけで「高血圧から糖尿病、がんにまで効果があるというのだが、この本が売れるきっかけになったのは『中居正広の金曜日のスマたち』(TBS系)で3度にわたり特集されたことからだという。3回目には高血圧に悩む芸能人やお笑い芸人が著者の指導を受けて「食事制限なし」で1カ月続け、正常値になったと手放しでほめたから、売れ行きに拍車が掛かった。  だが、医者たちは医学的になんら根拠がないインチキ本だと、一刀両断なのだ。ふくらはぎが知らせる不調のシグナルとして、〈熱くてかたい→高血圧〉〈冷たくてやわらかい→糖尿病〉と分類しているが、おない内科クリニックの小内亨院長は「こじつけだ」とにべもない。 「冷たくてやわらかいのは、結果であって原因ではありません。それはここに書かれているすべての病気に言えますね。結果を治しても原因は治りません」  肺がんで背中が痛いのにマッサージを受けるようなものだろう。  この本を書いたのは2人。監修者として鬼木豊氏。著者として槙孝子氏。ともに、お茶の水にある治療院「心身健康堂」の理事長と院長。  さらに、同じ内容の本が、4年前にもアスコムから出ているというのだ。タイトルは『たちまちからだが温まる ふくらはぎ健康法』。文春によれば本文2カ所の文言が変わっているだけでほかはそっくり同じなのに、奥付には「大幅な加筆訂正により、改題したもの」と書かれている。  出版倫理など持ち出さなくとも、こりゃあ少しおかしくないか。そう思った文春が版元のアスコムに取材を申し込んだが「担当者が終日外出している」と逃げ続けているそうだ。  それなら本人に直撃しかあるまい。鬼木氏を静岡の伊東市で見つけて「疑問」をぶつける。  鬼木さんは医者ではないですね、という質問に、 「そう、だからワタクシは病気を研究しているんじゃなくて、生き方や人生を研究しているんだよ」  生き方や人生を研究するとがんや糖尿病が治るのか、という至極真っ当な疑問には、 「(激昂して)それは違うよ! それはさ、冷え性を良くすると全部、万病に良くなるんだよ」  冷えを改善すればすべて良くなるのか? 「そいうこと。それが東洋の、西洋のルーツです。そこは勉強しなさい!」  こうした本を、ありがたがって90万人以上が買って読んだというのが信じられない。ベストセラーに良書なし。次から次へと出てくるダイエット本や簡単に健康になる本が常にベストセラー上位に顔を出すのは、苦労しないで痩せたい、痛い思いをしないで健康でありたいと願う、ヤワな日本人が増えたためであろう。  集団的自衛権を容認すれば日本の安全が保てる、と妄信している安倍首相にどこか似ている気がする。「長生きしたけりゃ、こんなインチキな本にダマされてはいけない」。文春のいう通りなのであろう。買わなくてよかった。  古舘伊知郎という男が、以前は嫌いだった。軽薄が洋服を着て歩いている男。そうとしか思っていなかった。だが『報道ステーション』(テレビ朝日系)をやり出してから、見方が変わった。こいつなかなかいいじゃないか。そう思うようになったのだ。  福島第一原発の放射能汚染問題を積極的に取り上げ、集団的自衛権容認に反対する言動は、テレビという大きな制約のある中では頑張っているほうである。  田原総一朗氏が、年のせいか政権にすり寄っているように見えるのとは違う。この10年の間に勉強し努力をしてきたのだと、密かに評価している。  その古館氏が、10年ぶりに吉田豪氏のインタビューに答えた。奥歯にものが挟まったような言い方は釈然としないが、これが彼の限界という意味でも読んでみていい。これが今週の第1位。  タイトルに「裏を語る勇気がないんです」とある。「もうとにかく口にさるぐつわした状態で10年経ったわけです」と、彼が置かれた状況をこう自嘲している。  彼は今年で60歳になる。したがって「しゃべり手人生はどこまで続くだろうかとかいろいろ思うと、余計に悔いを残したくないし、やりたいことをちょっとやらせてくれっていうのが、正直なところですよね」と本音を少し漏らしている。 「ニュースも表しか伝えないところがありますからね。伝えられないけど、言外にある裏側、バックステージみたいなことも、スタッフに嫌な顔をされてもちょこっとは言いたくて。ただ場外乱闘までいってない、エプロンサイドぐらいで」  『報道ステーション』をやる前から久米宏のことは意識していたそうだから、久米に挨拶に行ったことがあるという。 「そのときに久米さんの楽屋にあいさつに行ったら、そんなに親しいわけじゃないんですけど、『いや、古館君。毎日毎日、月~金の報道番組をやるっていうのは、もう強烈なサバイバルなんだよ』って言ったの。僕はピンときてないんです、自分はやったことないから。やるつもりもなかったし、そのとき。だけど、ものすごい印象に残ってるんですよ」  サバイバルとはどういう意味なのだろうか。久米も自民党から目の敵にされ、隙あらば引きずり下ろしてやろうという内外に敵がいたことを指しているのか。 「『報道ステーション』をやってて、自分の感ずるところ、思うところをなかなか言えない。表の報道をしてて、裏の背景をあんまり言えない。これはさっきからずっと嘆いてますけど事実です。だけど逆から見ると、言えないのは僕に勇気がないからなんですよ。番組が今日で終わっちゃうとか、これを言ったらおしまいだなとか思ってるだけで。基本的にホントのことを言うと、世の中、糾弾されるじゃないですか」  糾弾されても言ってくれよと思うのは、テレビを見ている人間の勝手な思い込みなのだろう。 「自分はもうこれだけやらせてもらっているから、べつに明日降ろされても幸せなしゃべり手人生だったと思えますからね。世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えないし、たまに言外に漂わせたり、におわせたり、スクープで追及したりってことはあっても、ほとんどがお約束で成り立ってるわけですね。プロレスですよ、世の中。完全にプロレスです」  芸能人や小粒な政治家のスキャンダルはときどき週刊誌をにぎわすが、大物権力者の致命的なスキャンダルはこのところ出てこない。  今こそ「安倍晋三研究」が必要だと思うのだが、核心に迫ったレポートやノンフィクションは残念ながら出ていない。  テレビの限界を知っているから、そこを壊すことなくちょこっと権力批判を織り込む古館の“頑張り”が目立つのだろうが、隔靴掻痒の感は否めない。 「でも、無理して10年やってきましたから、もうちょっと頑張りたいんですよね(笑)」  古館が「これでテレビとおさらば」と決意する日は、いつかは来る。そのときは思う存分、胸の内をぶちまけ、テレビ批判をしてもらいたいものである。 (文=元木昌彦)

デニーズの「ジャンバラヤ」を再現してみよう!

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あのファミレスの味を自宅で再現!!
 100円ショップで売っている商品から3品を厳選し、それだけを材料とした料理に挑戦してみようという企画の第11回。  ちょっと遅めの昼食を食べに、久しぶりにデニーズへ行ったのだが、そこで懐かしいメニューを発見した。そう、ジャンバラヤである。  ジャンバラヤといえば、チャーハンのような、ピラフのような、パエリアのような、スパイシーな香りと味が食欲をそそる、どこの国の料理なのかいまだにわからない懐かしの味だ。社会人になってすぐくらいに、よく食べたような気がする。  デニーズの歴史には詳しくないので、このジャンバラヤがずっとメニューにあったのか、それとも復刻版なのかはよくわからないが、2014年のジャンバラヤには、バーベキューソースのハンバーグが乗るようだ。
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昔はハンバーグなんて乗っていなかったような気がする
 食べてみると、懐かしいスパイシーな味とパラパラした米粒の食感は、今も変わらずおいしかった。変わらずといっても、時代の変化に合わせてレシピ自体は少しずつ変わっているのかもしれないが。  これをおかずに、ご飯を食べたいくらいのおいしさである。お好み焼き定食ならぬ、ジャンバラヤ定食。  このジャンバラヤの味を舌が覚えているうちに、自宅で再現できるか挑戦をしてみようということで、100円ショップで購入したのが、ちょっと辛いウインナー、ハンバーグ、バジルトマトのパスタソースである。  ジャンバラヤなので当然ご飯が必要なのだが、ご飯はどの家にもあるということで、買わなくても使ってよいルールにしてしまう。もしなかったら、トッピングのハンバーグを諦めて、レトルトご飯を買いましょう。
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ご飯、みんな家にあるよね?
 まずは、味の決め手となるソース作り。食べた感じでは、トマトベースのスパイシーなソースという感じだったので、ベースとなるバジルトマトのパスタソースに、トマト感アップのためのケチャップ、そしてスパイシーさを演出する中濃ソースをたっぷりと加えて煮詰める。  そして具には、ビールに合いそうなウインナーを刻んだもの。デニーズのジャンバラヤにウインナーらしきものが入っていたのだ。
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ジャンバラヤは、中濃ソースの味がするような気がするのだよね
 ここで味を見てみると、やはり辛さが足りないようだ。そこで手っ取り早く辛くするため、一味唐辛子を投入。カレー粉を入れてもいいかもしれないが、どうしてもカレーピラフになってしまう。これでだいぶ近い味になった気がする。
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一味唐辛子というと和風だが、チリペッパーとかレッドペッパーと言い換えればジャンバラヤにピッタリ!
 出来上がったソースの量がちょっと多すぎるので、半分はお皿に取り出して、ここに硬めに炊いたご飯を入れて水気が飛ぶように炒める。  炒めるのではなくて炊き込むのが正解なのかとだいぶ迷ったのだが、とりあえず簡単な方法でやってみた。
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ただのカレーライスみたいな写真ですね
 あとは湯煎で温めておいたレトルトのハンバーグを乗っければ、さっき食べたデニーズのジャンバラヤ、正式名称「ケイジャンジャンバラヤ&ハンバーグ BBQソース」風ご飯の出来上がりである。
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見た目は相当近いかも!
 赤茶色の辛いご飯、輪切りのソーセージ、ポンと乗せられたハンバーグ、記号としてはかなり近い出来栄えである。韓国料理屋でキムチ炒飯に焼肉を乗せたものに見えなくもないけれど。個人的にはハンバーグではなく黄身がトロトロの目玉焼きを乗せたいが、それをやるとインドネシアのナシゴレンになりそうだ。  さてその味だが、ベースにバジルの入ったトマトソースを使ったことと、中濃ソースをたっぷりと加えたことで、かなりジャンバラヤっぽいスパイシーさが再現されているような気がする。ジャンバラヤという料理の定義をわかっていないから言えるセリフかもしれないが、この味はほぼジャンバラヤだ。  ただし、水分が多くてベチョっとした食感が全然ジャンバラヤではない。ソースの量が多すぎたか、あるいはもっと煮詰めて使うべきだったか。  試しに残っていたソースを使って炊き込みご飯にしてみたのだが、こっちのほうが食感としては近いようだ。
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炊き込みジャンバラヤ
 もっと近づけるのであれば、この炊き込みジャンバラヤを、フライパンで炒めると、より本物に近くなると思う。  という感じで、税別300円でデニーズの人気メニューを再現できた気になって喜んでいたのだが、たまたま入ったセブンイレブンで、200円そこそこでまさにデニーズのジャンバラヤがインスタントになって売られていた。  これでいいじゃん!
IMGP0405.jpgガーン!
 まさか、ファミレスの味をそのままコンビニ商品にしてしまうとは。 「デニーズだけに、家で食べるニーズがあったのだろう。家でニーズ、家デニーズ!」 (文=玉置豊)

前人未到の記録更新中 体操・内村航平を生み出した母親の本音

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『「自分を生んでくれた人」』(祥伝社)
アスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。  2012年、ノースグリニッジアリーナにて行われたロンドン五輪個人総合決勝。内村航平にとって2度目のオリンピックは、「金メダル間違いなし」という期待を一身に背負った一戦だった。そんなプレッシャーに押しつぶされそうになっていたのが、航平の母・周子さん。「金メダルを取れなかったら、なんと言えばいいのだろう……」自分が演技をするわけでもないのに、彼女は不安に駆られていた。  父母とも体操選手として活躍した内村家は、いわゆる「体操一家」だ。航平が3歳の頃に、両親は長崎県で体操クラブ「スポーツクラブ内村」を開校。数多くの子どもたちとともに、航平と妹の春日も体操選手として育て上げられた。 「自分たちは犠牲になってもいい。借金をしてでも航平や春日には試合や合宿に行かせてあげました」(内村周子『「自分を生んでくれた人」』祥伝社)  けれども、両親は航平に対して英才教育やスパルタ教育を施したわけではなかった。自宅兼練習場に鉄棒や跳び箱、マットといった体操器具が並んでいる環境に身を置いた航平は、自然に体操の道へと進んでいった。小学校5年生の誕生日にねだったトランポリンの上で、航平は1時間でも2時間でもずっと跳び続け、現在の武器となる類いまれな身体感覚を養っていく。母は「航平の才能は、心から体操を愛していること」と語っている。  だが、彼の才能は幼少期から開花していたわけではない。航平にとって、デビュー戦となった小学校1年生の時の試合では、まさかの最下位。床運動、跳び箱など4種目に出場したものの、まったくいいところを見せられなかった。成長した航平は、中学生の時に全国大会に出場するも、結果は42位に終わっている。 「両親からは何も言われなかったから、自分でやりたいことをやっていましたね。当時は、全中(編註:全日本中学校陸上競技選手権大会)へ行けたらいいなという程度でした。だから通し(4種目/ゆか・あん馬・跳馬・鉄棒)の練習はやったこともなくて、試合はいつもぶっつけ本番だったんです。練習でも基本的にきついことはやらなかったし。でも、おかげですごく楽しく体操ができた。それでここまで続けられたのかなと思っています」(JOCインタビューより/ (http://www.joc.or.jp/column/athleteinterview/athmsg/20080730_uchimura_01.html)。  ケガに悩まされた高校1年生の頃には、全日本ジュニア選手権で個人総合140位だったものの、ようやく高校2年生になって航平は頭角を現していく。同大会で個人総合3位、全国高校体操競技選抜大会で個人総合1位、高校3年生時には高校総体で個人総合2位、全日本ジュニアで個人総合1位に輝く。そして08年、19歳の航平は、初めての五輪となる北京で銀メダルをもぎ取った。  12年、2度目の五輪出場となったロンドンの舞台。「もう無理しなくていいよ、もう十分……」母は我が子を休ませたいと思っていた。失敗すれば、命の危険もある体操の世界。母にとって、航平は歴史的な体操選手であると同時に、かわいい我が子でもある。ロンドンで、母は「私の命と引き換えでもいいから、この子の夢を叶えてあげて……」と祈りを捧げた。そんな祈りが通じたのか、航平は表彰台の一番高い場所に立ち、ノースグリニッジアリーナには君が代の音色が鳴り響いたのだ。 「何より嬉しかったのが、表彰式で受け取った花束を、スタンドにいる私に投げてくれたことでした」  母は、航平が大好きなチョコレートと手縫いのお守りを投げ返した。  ロンドン五輪後も、航平の躍進は止まらない。全日本選手権では7連覇、NHK杯で6連覇、世界選手権4連覇と、前人未到の記録を次々と打ち立てている。もはや、誰もが航平の勝利を確信しており、ロンドン五輪時よりもはるかに大きな重圧がのしかかっているはず……と思いきや、そうでもないらしい。航平は過去に「プレッシャーの意味が分からないんです」と発言している。  一方、母は、「すでにリオではどんな応援をしようかと考えている」と話しているものの、こんな本音も吐露している。 「私としては、こんなこと思ってはいけないのでしょうが、航平がまだまだ現役を続けるということに関しては、心配で仕方がありません」(同)  今月5日からは、世界選手権代表選考会をかねた全日本体操種目別選手権が開催される。昨年アントワープ世界選手権で、日本体操史上最年少の金メダルに輝いた白井健三をはじめとした若手が急成長を遂げる中、内村は今回も王者の貫禄を見せつけることができるのだろうか――。リオ五輪まであと2年。まだまだ、母の気は休まることはないようだ。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

“精神病院24時”ここは生き地獄、それとも楽園? モザイク処理なしの裸の中国人像『収容病棟』

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鉄格子で覆われた精神病棟。カメラに向かって笑顔を見せる患者もいるが、ほとんどの患者はカメラがあることを意識せずに立ち振るまう。
 あなたの知らない世界を疑似体験させてくれるもの。映画という媒体をそう定義するならば、ワン・ビン監督のドキュメンタリー映画『収容病棟』ほど映画らしい映画はない。中国南部の雲南省のとある精神病院の鉄格子に覆われた収容病棟の中にカメラは入り、モザイクなしで患者たちの“ありのままの姿”を映し出す。しかも3時間57分にわたって。気力と体力に自信のない人は気をつけたほうがいい。スクリーンから発せられる負のオーラに引き込まれかねない。しかし、そのリスクに挑む価値は充分にある。テレビカメラに向かって反日、抗日を訴える中国人とは異なる、カメラをまったく意識していない“裸の中国人”像を知ることができるからだ。いや、政治や社会から隔離された人間本来の姿と言うべきかもしれない。  ワン・ビン監督が2013年1月~4月、ほぼ毎日にわたって密着取材した『収容病棟』。モザイク処理はおろか、ナレーションもBGMも流れない。収容されている患者の名前と収容された年月がクレジットされるだけ。収容者数は200人以上で、収容された理由は実に様々。精神異常犯罪者、薬物やアルコール依存者、家庭内暴力を振るうために収容された者、政府のひとりっ子政策に違反したために収容された者もいれば、認知症や鬱病などコミュニケーション障害がある者も一緒。家族や地域社会の手に負えなくなった人々が、ひとまとめに収容されている空間なのだ。経済成長が目覚ましい中国だが、中国当局は2010年に「精神病患者1億人」と発表している。社会の変化についていけなかった人たちである。彼らだけで、別の国がつくれてしまうではないか。そう、『収容病棟』は今まで知ることのなかった、もうひとつの中国を描き出している。  消灯後、病室で眠りに就こうとしていた男性患者は便所に行くのが面倒くさいのか、床に向かって放尿する。一応、床には洗面器が置いてあるものの、薄汚れた病室に湿った臭気が立ち込める。他の患者たちはもう慣れっこで、平気な顔で眠っている。収容されて間もない若者は元気を持て余している。上半身裸になって廊下をぐるぐると走り回る。それでも興奮が収まらず、他の患者のベッドを蹴り壊してしまう。医者から注射を打たれて、ようやくおとなしくなった。食事シーンも強烈だ。みんなで中庭に出て、雑炊みたいなものを一斉にかき込む。食べ物に執着する患者は、残飯を捨てたバケツにまで箸を伸ばし、「ゴミまで食べるな」と注意される。患者たちは、みんな口をそろえて願う。「早く家に帰りたい」と。裸で走り回っていた青年は「収容されてから、おかしくなった」と訴えている。ここはこの世の生き地獄なのか? いつしか自分も、彼らと一緒に収容病棟で暮らしているかのような恐怖心を抱いてしまう。
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200名以上の患者が収容された病棟の中で、氏名不詳のまま6年間暮らしているヤーパ。ひとりで眠るのを嫌い、他の男性患者のベッドに潜り込む。
 だが、数時間にわたって彼らと一緒に過ごすことで、徐々にだが自分の意識が変容し始めていることに気づく。ヤーパ(唖者)と呼ばれる男性患者は、発達障害か幼少期のネグレクトが原因で言葉をしゃべらなくなったらしい。夜、ヤーパは他の男性患者のベッドに潜り込む。最初はホモっけがあるのかと思っていたが、どうやらそうではないらしい。ひとりで眠るのが淋しいのだ。人肌が恋しくて、他の患者のベッドへと入っていくヤーパ。温もりを求めているのはヤーパだけではない。誰もが淋しくて淋しくて堪らない。ひとり寝に耐えられず、他の患者と添い寝し合うことで人肌の温かさを確認する。また、プーと呼ばれるオッサンは、下の階にいる女性患者と鉄格子越しに愛を毎晩のように語り合う。収容病棟で育まれるプラトニックラブ。プーのいる男性患者専用フロアに女性患者が上がってきて、鉄格子の隙間から飴玉を渡すシーンがある。この飴玉はどんな口づけよりも甘く、どんな媚薬よりも刺激的だ。一見、うらぶれた精神病院にしか見えないが、よく目を凝らして見ると、ここには愛が溢れていることに気づく。家に帰っても居場所のない彼らにとって、収容病棟は最後の楽園なのかもしれない。  精神科診療所を舞台にした想田和弘監督のドキュメンタリー映画『精神』(08)もモザイク処理なしで、患者ひとりひとりに撮影許可をもらった上で取材を進めた労作だったが、『精神』が外来の診療所だったのに対し、『収容病棟』は患者たちの生活をそのまま全部見せるという“ありのまま感”に圧倒される。ワン・ビン作品を『鉄西区』(03)以降、『無言歌』(10)『三姉妹 雲南の子』(12)と日本で配給し、本作の共同プロデューサーも務めた武井みゆきさんにワン・ビン作品の製作内情を聞いてみた。
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収容されて9年になるプー。毎晩大声で求愛し続けた甲斐あって、下の階にいる女性患者が逢いに来た。しかも差し入れ持参だ。
武井「中国というと厳格な中央集権国家の印象がありますが、あれだけ広い国なので、地方にまでは行政の目が行き届かないんです。ワン・ビン監督は最初は北京の精神病院に取材を申し込んだのですが、断られています。そのうち『三姉妹』の撮影取材で雲南省へ通ううちに病院関係者と知り合い、撮影OKな病院を見つけたようです。細かいことは気にしない病院だったようですが、ワン・ビン監督はドキュメンタリー映画として公開すること、でも中国では上映しないこと等、きちんと病院側に企画内容を説明した上で撮影しているんです。完成した作品も病院側に観てもらっています。ワン・ビン監督はとても倫理観が強く、相手を騙して撮影したり、盗撮などはできない人。また中国で資本を受けると中国側の検閲が入ることから、外国からの資本のみで作品を撮り続けている希有な映像作家なんです。怖いもの見たさでもかまいません。映画を観る動機は人それぞれですから。でも、劇場に足を運んでもらえば、自分が想像していた以上のものを何かしら発見できると思うんです」  『収容病棟』だけでも相当ハードだが、もう一本超ヘビーなアジア発のドキュメンタリー映画が公開される。カンボジア出身のリティ・パニュ監督の『消えた画 クメール・ルージュの真実』だ。1970年代、ポルポト政権下のカンボジアでは一般市民が数百万人規模で大虐殺された。少年期を地獄のような環境で育ったリティ監督は故郷に戻り、かつて大量の死体が埋められた水田の土と水をこねて泥人形をこさえ、往年の故郷を模したジオラマに泥人形を並べ、家族や友達が強制労働の中で次々と死んでいった悪夢の日々を再現する。泥人形の素朴なかわいらしさと大量殺戮というシリアスな事実とのギャップに、観ている自分の心も張り裂かれる。非業の死を遂げた泥人形が軽やかに空を飛ぶ場面があるが、これほど胸を掻きむしられるファンタジーシーンはかつて観たことがない。  映画は自分の知らなかった世界を疑似体験させてくれる。そして、数時間後には劇場は明るくなり、元の世界に戻ることができる。自分がいる世界がスクリーンの中とは別世界であることに、ほっとひと安心する。だが、本当にそうだろうか。劇場の扉を開けると、そこにはさっきまで観ていた収容病棟とそっくりな空間が待っていて、ひとつ先の角を曲がると泥人形たちが暮らすジオラマが広がっているのではないか。映画を観た後のあなたの目には、今までとはまるで違った世界が映っているはずだ。 (文=長野辰次) shuyobyoto04.jpg 『収容病棟』 監督/ワン・ビン 撮影/ワン・ビン、リュウ・シャンフイ 編集/アダム・カービー、ワン・ビン 製作/Y.プロダクション、ムヴィオラ 字幕翻訳/武井みゆき 監修/樋口裕子 配給/ムヴィオラ 6月28日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開中  (c)Wang Bing and Y. Production http://moviola.jp/shuuyou ku-meru.jpg 『消えた画 クメール・ルージュの真実』 脚本・監督/リティ・パニュ ナレーション/ランダル・ドゥー 人形制作/サリス・マン 配給/太秦 7月5日(土)より渋谷ユーロ・スペースほか全国順次ロードショー (c) CDP / ARTE France / Bophana Production 2013 All rights reserved http://www.u-picc.com/kietae/

みじめすぎる前田敦子、生気がない加藤茶、ブラジャー姿の中山美穂……痛キャラと化す芸能人たち

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 ブラジルW杯は決勝トーナメントに突入し、各国が熱戦を繰り広げていますが、ここ日本では一部ファンを除き、すっかりオワコン状態。そんな中、本格的な夏に向けて、芸能界はヒートアップ中。今期はあっちゃんカレシの浮気発覚に始まり、すっかり老人と化した加藤茶、中山美穂の四十路ブラジャー姿など、芸能人の痛キャラぶりが話題になりました。  それでは早速、ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 尾上松也の“車中キス”報道で「ただのガキんちょ」元AKB48 前田敦子がどんどんみじめに…… あわわわわ。 第2位 「風邪」を主張する若妻、「あれでいいんです」を繰り返す事務所……加藤茶周辺が怖すぎる 長生きしてほしい。 第3位 大島優子は本当に安泰か!? 前田敦子、篠田麻里子、板野友美らAKB卒業組の“今”が残念すぎる 優子の生命力は強そう。 第4位 May J.「紅白出たい」発言で批判殺到、NHKのAKB48選挙報道に新潮激怒、加藤茶宅に居候増加……炎上続く芸能界 May J.ってなんなんだろうか。 第5位 中山美穂がNHKでブラジャー姿『毎度おさわがせします』以来“決意”のお色気披露! 絶賛暴走中。 次点 前田日明激白!「警察は地下格闘技を潰す方針」7年目の苦悩と不変の理念 もう7年か~。 次々点 「ファンクラブは球団の写し鏡!?」10年間プロ野球全球団のファンクラブに入り続けた男の軌跡 ガチです。

「QWERTY」「1qaz2wsx」も要注意! 多発するSNSアカウントの乗っ取りを防ぐ方法

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 LINEアカウントの不正乗っ取りが多発している。乗っ取られるとすぐに、友人全員にウェブマネーをコンビニで購入するよう依頼メッセージが送信される。日本語が変なため、引っかかる人は少ないと思われるが、いつもやりとりしている知人からのメッセージだとだまされる可能性もある。乗っ取られた人も、友人全員に迷惑をかけるので、ダメージが大きい。  だが、“こんなに簡単に不正アクセスされるなんて、LINEはけしからん!”と怒るのは筋違いだ。これはユーザー側に責任がある。LINEは「他端末ログイン許可」の設定をオンにしておけば、PCからでもアクセスできるようになる。その際、メールアドレスとパスワードでログインするのだが、このアカウント情報が重要。LINEからの情報漏えいは報告されていないため、ほかのウェブサービスから漏えいしたアカウント情報の一覧を利用していると考えられる。なぜ、ほかのウェブサービスのアカウント情報でログインできるのかというと、ユーザーがパスワードを使いまわしているため。犯人は、リストをもとにプログラムを走らせるだけで、ほとんど手間をかけずに犯行に及んでいるのだ。  今回は、日本語が不自由な上に、数万円のウェブマネーを購入させようとしたため被害はほとんど発生していない。しかし、アカウントの性別を判断した上、精巧な文章を使い、依頼する金額も5000円程度にすれば、実害が発生する可能性は高くなる。最初にスキルの低い犯行が行われたのは、不幸中の幸いだ。  裏で取引されているアカウントリストを一般人が入手するのは難しいが、SNSアカウントの乗っ取り自体はとても簡単だ。なぜなら多くの人が簡単なパスワードしか設定しない上、使いまわしているから。毎年、セキュリティ企業が危険なパスワード一覧を公表しているが、「password」や「12345678」「abc123」といった文字列が常に上位にランクインしている。知人なら、名前や生年月日、電話番号なども試せば、ヒットする可能性は高くなる。メールアドレスの全部もしくは一部をパスワードにしている人も多い。愛車やペットの名前なども有力候補だ。キーボード配列の左から「QWERTY」を使う人もいる。これはあまりに有名なので、上から下へ入力する「1qaz2wsx」も可能性あり。「baseball」や「football」といった趣味や、「sakura」「dragon」などの一般名詞もよく使われる。どれかに心当たりがあるなら、今すぐパスワードを変更したほうがいい。  パスワードを共有しているのに、別サービスで漏えいさせてしまうこともある。たとえば、サークルで利用するクラウドサービスのアカウントを取得し、パスワードをみんなに教えてしまう場合。クラウドそのものには共有したいデータしかないかもしれないが、そのパスワードでほかのSNSにログインされたらたまったものではない。ビジネスで共有しているPCや、暗号化機能を有効にしたZIPファイルのパスワードなども注意したい。  一番の防衛策は、強固なパスワードをサービスごとに使い分けること。本連載でも何度も触れているのだが、多くの人はいまだ簡単な文字列を使いまわしている。さらに自衛するなら、ウェブサービスのログインに使うメールアドレスは普段使っていないものにすればいい。LINEに限るが、「他端末ログイン許可」をオフにしておけば不正アクセスされなくなる。  SNSの運営側としては、不正アクセスか正規アクセスかをその場で判別する方法はない。とはいえ、同一IPから多数のアカウントへログインしようとしている場合、なんらかの処置を講じるようにすれば抑制効果は出るはず。まずは、大規模な不特定多数への攻撃を防止する策を講じてほしいところだ。

“免除のススメ”で納付率が39.9%→60.9%に大幅アップ! 国民年金のカラクリ

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「週刊新潮」7/3号 中吊広告
今週の注目記事 第1位「劇団四季が悲鳴を上げた『浅利慶太』37億円バラ撒きの欲求」(「週刊新潮」7/3号) 第2位「女優・吉沢京子『中村勘三郎さんに愛された日々』」(「週刊現代」7/12号) 第3位「年金『納付率をごまかせ』厚労省内部指示文書をスクープ」(「週刊ポスト」7/11号) 第4位「不倫メール350通と愛人宅での寝そべりショーツ写真を公開する」(「週刊ポスト」7/11号) 第5位「『私の性器が作品』とM字開脚した白人女性アーティストの『芸術論』」(『週刊ポスト』7/11号) 第6位 「実は女の敵だった『美人都議』白いスネの傷」(「週刊新潮」7/3号) 「涙のヒロイン塩村文夏『華麗なる履歴書』」(「週刊文春」7/3号) 「真夏のセクハラオヤジ狂騒曲」(「週刊ポスト」7/3号)  このところ、「予想通り」に事が進んでしまうことが続いている。ひとつはサッカーW杯の日本代表の“惨敗”である。敗因はいろいろ言われているが、ひとことで言えば、世界で戦う実力がなかったということである。  もうひとつは、公明党の集団的自衛権容認である。安倍首相側のどうにでも解釈できる「変更」をよしとして山口代表は受け入れ、明日(7月1日)にも安倍は閣議決定をするそうである。結局、与党にいるうま味を捨てられず、だだをこねてみただけだったのだ。民主党はまったく存在感を示せず、共産党は手も足も出なかった。  オール与党の大政翼賛会政治に媚びる多くの大マスコミは国民の知る権利に答えないから、国民は真の危うさになかなか気付かない。こうしたときにこそ、週刊誌を含めた雑誌の力が必要なのだが、どうもそれすら危ういように思えてならない。  なぜなら、東京都議会での塩村文夏都議(35)問題にその“兆候”を見ることができるからだ。塩村議員が妊娠中や育児中の女性のサポートを積極的に進めるべきだという質問中に、「早く結婚したほうがいいんじゃないか!」という下劣なヤジを飛ばした鈴木章浩都議(51)について、新潮、文春、ポストなどが扱っている。  このヤジのほかにも「産めないのか」「お前が結婚しろ!」などというヤジもあったそうだが、こちらは今のところ特定できていないようだ。  鈴木議員はメディアの取材に対して最初は否定していたが、事態を重く見た自民党の石破茂幹事長が「名乗り出させろ」と強硬姿勢を見せ、鈴木議員が塩村議員に謝罪することになった。この鈴木議員の政策が「女性が働きやすい社会の実現」だというのだから呆れる。上昇志向が強く、支持者に支払わせて銀座の高級クラブを豪遊しているなどと文春が書いている。  ゆくゆくは大田区長や国政へという野心を持っているそうだが、今回のことで女性票を逃がしてしまったから夢は潰えた。  ここまで各誌の論調はいい。だが、3誌とも“被害者”である塩村議員の過去の“華麗な履歴”まで暴露し、揶揄しているのはいかがなものか。 「たけしの『熱湯コマーシャル』で写真集PR」「『恋から』秘話『別れた男から1500万円』にさんまも絶句」「維新塾からみんなのアイドルに 『朝日記者』大企業御曹司にも大モテ」「『許可なしポスター』地元でヒンシュク 『家賃未払い』で訴えられた!」(すべて文春)  ポストはモノクログラビアでアイドル時代の写真を並べ「こちらも何かと話題が尽きない」と書いている。たかが週刊誌ではあるが、これでは塩村議員は二重のセクハラを受けたことになるではないか。  ここで追及すべきは、鈴木議員一人に詰め腹を切らせ、一件落着としたい自民党側のやり方である。この程度で“落着”では、これからも心ないヤジは飛ぶだろうし、根本的な問題解決にはならない。市民団体が「このまま幕引きは許さない」としてネットで署名を集めているが、もしかすると全国的な運動に広がっていくかもしれない。ことは都議会レベルの問題ではない。国会の聞くに堪えない下品なヤジはハマコー(浜田幸一元議員)がいなくなっても続いている。これを機に、下品なヤジを飛ばした議員は辞職させるぐらいのことを率先してやるべきで、それを後押しするのが週刊誌の役目であるはずだ。そう思うゆえに、最下位にランクした。  5位はポストの記事。フランス・パリにあるオルセー美術館といえば世界的な名画が展示されていることで有名だが、5月29日にハプニングが起きたという。  観る者に「アートとは何か」を問いかける挑戦的な名作『世界の起源』(19世紀フランスの写実主義の巨匠ギュスターブ・クールベ)が展示されている。  この作品には豊かな陰毛に覆われた女性の陰部が描かれており、1866年の発表当時からヌード芸術表現の議論を巻き起こし、その論争は150年近くたった今でも続いているそうだ。  この歴史的作品が掲げられた場所で、金色のドレスを着た黒髪の白人女性が両足を大きくM字に広げ、座り込んだというのだ。ドレスの下に下着は着けていない。股間には黒々としたヘアが見え、女性器も露出していた。  そこにいた多くの観客たちは驚きの声を上げ、絶句した。その間わずか数分だったが、美術館の警備員が駆けつけ彼女を観客の目から隠し、その後警察が彼女を拘束したという。  この女性は、ルクセンブルク出身の30歳。彼女はこの行動について「8年前から考えてきたアートだ」と説明したという。  彼女はフランス紙「フィガロ」でこう語っている。 「私にとって、あの振る舞いの中には善も悪も暴力的なものもありませんでした。ポーズをとることで、私自身がひとつの舞台の観客になったのです。そして突然、私の中で何かが動き出した。これは決して売名行為ではない。私はアーティストとしての仕事を止めるつもりはありません。また再開します」  彼女は処罰を受けることなく釈放されたという。なかなか粋な計らいではないか。  お次もポストの記事。夏の甲子園の地方予選が各地で続々と開幕している。その最中、大会を主催する高野連(日本高等学校野球連盟)の理事が、職務時間中の不貞行為を告発されたというのである。なにしろ勤務時間中に絵文字満載のハレンチメールを不倫相手に送信し、昼間から彼女の家を訪れていたというのだ。  その御仁は佃省三氏(55)。妻と2人の子どもを持つ佃氏は、春夏の甲子園大会を主催する高野連の理事で、九州地区・鹿児島県高野連理事長という要職にある人物。県立高校で保険体育を教える現役教師でもあるそうだ。ポストが入手した不倫相手のAさんへのメールは350通あまり。時期は、11年8月から14年5月までの間に送信されたもの。    Aさんは6月23日、鹿児島県の教育委員会へ佃氏に対する「懲戒解雇処分申出書」を提出し、そこには約350通のメールが添付されている。懲戒解雇処分に相当する理由としては、地方公務員法、第30条、第33条、第35条を逸脱し、地方公務員としてあるまじき不適切所為に抵触するものということのようだ。  告発したAさんは、ポストの取材にこう答えている。 「初めて会ったのは09年でした。お付き合いが始まったのは11年1月です。それからというもの、日曜日は毎週のように私の自宅に泊まっていましたし、平日でも昼間にメールか電話が来て、一緒にお昼を食べてお酒を飲んでいました。そうしたことが週に何度もありました。夕方まで私の家にいて、それから学校に戻ることもあったようですが……。今考えれば、私の家をラブホテル代わりに使っていたということでしょう。お金はかからないし、ご飯は作ってくれるし、お風呂も一緒に入るし、その後は体まで……」  Aさんが告発を決意したのは、佃氏による暴力だとポストは書いている。では、佃氏はどう答えるのか。彼は「彼女はクレーマーなんですよ」と、むしろ自分のほうが被害者だというような言い方をしたが、事実を示していくと、しどろもどろになりながらもこう言い放つ。 「彼女は証拠を出しているというかもしれないが、私にも潔白を示す証拠がありますよ。こんなの誹謗中傷ですから」  佃氏が理事を務める高野連は、 「佃氏への告発があったとの報告は受けていないのでコメントできないが、事実であれば高野連としても調査し、問題があるなら球児の不祥事と同様に何らかの対処をする必要がある」 と回答した。彼女が撮ったのであろう佃氏の恥ずかしい写真が何枚か載っている。これを見ると、佃氏は言い逃れできないと思うのだが。  お次もポストの年金批判。ポストは先週号で、厚生労働省が発表した国民年金納付率「60.9%」はおかしいと報じた。「本当の納付率」は39.9%と4割以下に落ち込んでいるのだが、そう見せるカラクリは、保険料納付の免除者(384万人)や学生などの猶予者(222万人)を増やして、分母(納付すべき人)から除外することで見かけの納付率を上げるというものだというのである。  その証拠に、こういう実例を挙げる。都内に住む30代の男性Aさんの自宅に、突然女性が訪ねてきた。 「年金のことでお話ししたいことがあるのですが」  自営業のAさんは現在のマンションに越してきてから2年弱、仕事が忙しくなったこともあって国民年金の保険料を支払っていなかったので、そのことだろうとピンときたという。  すると60歳前後の女性は、 「未納分の平成24年分と25年分について、保険料免除の申請ができるんです。こちらの書類にサインしてください」 と言うのだ。「このやりとりこそ、厚生労働省の『納付率粉飾』を象徴する出来事なのだ」とポストは言う。免除者増やしは国策で、Aさんを訪問した女性は、その役割の一端を担っているのだ。玄関先で女性から渡されたのは「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」というA4判2枚つづりでカーボンコピーになっている。  「未納分を支払ってください」という言葉はなく、「初めから免除できます」というやりとりだった。Aさんは支払う意思や余裕があるかどうかすら聞かれていないのだ。これでは、単に払うのを忘れていただけで収めたいと思っている人も免除申請してしまうし、これと同様の未納者訪問が全国で繰り広げられていると、ポストは追及する。  この「免除のススメ」を行っているのは年金事務所の職員ではない。09年からこうした事業は民間事業者に委託されているのだ。保険料収納という事業内容から見れば、未納者に支払いを督促するのが仕事だと誰もが思うだろうが、それが違うという。  元年金事務所幹部は、こう証言している。 「上からは、とにかく納付率を上げろとハッパをかけられている。よほどのバカでなければ、そのためには支払いを求めるより免除者を増やすほうが早いとわかります。訪問前に一応、支払ってほしいという督促状は送っているが、現場では『免除というお得な制度がありますよ』と勧めているのが現実です」  厚労省が納付率を発表した資料の中で、自営業者などの国民年金加入者(第1号被保険者)約1805万人のうち全額免除・猶予などを受けている人は606万人と、前年より19万人増えたことを明らかにした。それとは別に259万人の未納者がいて、納付者はわずか940万人となっている。納付者は前年より41万人減少し、納付総額も単純計算で200億円以上減っている。払う人が減り納められた保険料も減ってる現場を見て、『年金財政は改善に向かっている』という政府の発表、そしてそれをそのまま報じる新聞やテレビの言葉を正しいと感じる国民はまずいないはずだ」(ポスト)  ポストのこうした指摘に、怒りを覚えない国民はいないだろう。 「免除者が増えれば、当然ながら年金財政も空洞化が進む。日本の年金制度は現在の高齢者を現役世代が支える仕組み(賦課方式)だから、免除推進はわざわざその支え手を減らす取り組みといえる。厚労省がやってることは、年金財政と国民の老後の両方を崩壊させる天下の愚策なのだ」(同)  なぜこうしたことを、新聞やテレビは詳しく報じないのだろう。官界・財界御用達は日経新聞だけではない、ということなのだろう。  現代で女優・吉沢京子が、中村勘三郎との恋を語っている。これが第2位。  吉沢京子といえば1969年の「柔道一直線」(TBS)で桜木健一のガールフレンド役で出演し、その可憐な容姿で人気が出た女優である。1年半前に亡くなった歌舞伎界の名優・中村勘三郎との出会いは、71年4月に公開された映画『幻の殺意』の撮影現場だった。勘三郎はその頃は中村勘九郎と名乗り、16歳。彼女は1つ年上だった。2人の付き合いは、約6年間続いたそうである。  親しく話すようになったある日、勘三郎から「僕と付き合ってください」と交際を申し込まれたそうである。彼女も「はい」と頷いた。会う場所はお互いの自宅。勘三郎の小日向(東京・文京区)の家にはよく行ったそうである。  ファーストキスは彼女が18歳で彼が17歳の時。2人で神宮外苑の銀杏並木を散歩していたところ、彼からキスの許可を求められたという。 「吉沢さん、明日、してもいいですか?」  約束通り翌日、彼が彼女のおでこに口づけをしたそうだ。  勘三郎から「一緒になろうね」と、プロポーズめいた言葉をもらったこともあるそうだ。彼女もそのつもりで、勘三郎の両親、彼女の親も公認の仲だったから、「俗にいう許婚のようなものだったのかもしれません」と話している。 「そして、私にとって初めての男性経験も彼だったのです」 「勘三郎に女性の影がなかったといえば嘘になります」  芸者や舞妓、女優などの存在が見え隠れしていたという。 「それでも彼が芸を磨くためなら、少々のことは仕方がないと自分に言い聞かせていました」  だが、とうとう不安は現実になった。  彼女がいつものように中村家に行くと、彼と一緒に美しい女性が待っていた。先輩女優の太地喜和子だった。 「11歳年上の大先輩。映画『新座頭市物語・折れた杖』で共演させていただいた、尊敬する人でした。『なぜ、太地さんがここに……』と不思議に思いましたが、太地さんは私を見るや、ただ頭を下げながら、こう言ったのです。『彼のことが本気で好きなっちゃったの。だから、申し訳ないけれど、別れてもらえないでしょうか』(中略)太地さんの言葉は勘三郎さんの意思でもあることはわかりましたから、涙が溢れて止まりませんでした。(中略)彼は言いました。『吉沢さん、ごめん。2年間、待ってくれないか』2年後には太地さんと別れて、また交際を始めようという意味だったのだと思います。でも、私は『2年も待たないわよ!』と答えました。私も勘三郎さんとの別れを決心したのです」  勘三郎は太地と2年後に別れ、7代目中村芝翫の次女・好江と結婚した。その後、彼女も映画会社の社員と結婚した。長男も生まれたのだが、家庭環境の違いで合わず、6年後、子どもを連れて家を出た。  離婚から間もない頃、勘三郎と会う機会があったという。 「やはり踊りの会で、私は子供と一緒。すると彼は無言のまま、子供を引き寄せ、ギュッと力強く抱きしめたのです。長い間、抱擁していました。彼の目には光るものがありました。それを見た瞬間、私の彼へのわだかまりはすっかり氷解したのかもしれません」  彼女にとっても、勘三郎との思い出は忘れ難いのであろう。それにしても、勘三郎という男を亡くしたのは惜しい。  今週の第1位は、日本最大の劇団「劇団四季」のトップである浅利慶太さんにまつわる話。氏ではなくさんと書く理由は、後ほど説明させていただく。 「今年は劇団創立60周年。僕も81歳になった。医師からも、無理をしないでほしいと言われている。今日は、僕が劇団トップとしてする、最後の話になると思う」  『オペラ座の怪人』『キャッツ』『ライオンキング』など数々のミュージカルをヒットさせてきた劇団四季の浅利さんが6月16日、劇団員を前に突然の引退宣言をしたと、週刊新潮が報じている。年齢からいっても引き時ではあるのかもしれないが、創立60周年は去年のことだし、次に引用するように、浅利さんの言動がどこか変だというのだ。 「みなさんに大幅なボーナスをあげたいんだ。財源は37億4000万円。(中略)11年以上の在籍者を年次ごとに6段階に分けて、37億円を払いたい。振り込みは7月14日の劇団創立記念日」  大盤振る舞いではあるが、払う額に大きな“格差”があるというのである。 「役員でも1000万円程度しかもらえないのに、浅利先生の奥さんで専属女優である野村玲子さんは、1億以上も貰えるというのですから」(劇団の中堅技術スタッフ)  慶応大学時代からの友人である、音楽評論家の安倍寧さん(81)がこう話す。 「彼は、軽度のアルツハイマー型認知症。正確に言えば、認知障害です」  安倍さんが不安を感じたのは、6~7年前のことだという。 「舞台の初日、浅利がロビーに立ち、観客を出迎えて挨拶するのが『四季』の慣習になっています。それが、その場で僕を見つけると、“前に紹介してもらった3軒のレストランは美味しかった。早く4軒目を教えてくれよ”とか、“今日は1人かい。奥さんは一緒じゃないの?”と、同じことばかり繰り返して聞いてくるのです。それでおかしいなと思い始めました」  安倍さんと浅利さんは同じ人間ドックを利用しているため、浅利さんが専門医から認知障害だと診断された事実を知ったという。浅利さんの症状は軽度だが、新しい記憶の積み重ねが困難で、固有名詞を思い出すことが難しいそうだ。  そこで安倍さんは浅利さんの妻・野村玲子さんに相談した後、親友に“引退勧告”をする決意を固めた。2人が対峙したのは3月20日、浜松町にある四季東京事務所の浅利さんの執務室。 「最初は、浅利も“ありがとう”と言ってくれましたが、認知障害と診断した医師を“あの医者はヤブだから信用できない”と言い出す始末でした。そこで私は、“じゃあ、何でアリセプトという薬を飲んでいるのか”と聞き返しました」  アリセプトは、国内で広く使われている認知症改善薬だという。 「彼は“誰が君に教えたんだ”と犯人探しのようなことばかり言っていた。私が“そんなことは問題じゃない”と言うと、最後に彼は“言いたければ、言って構わない”と捨て台詞を残したのです」  新潮が浅利さん本人に尋ねると、こう答えたという。 「(認知障害は)そんなことはまったくない。告げ口した悪いヤツがいるとわかっています。(功労金の支払いは)いや、あの今年で61周年……。まあ、それで僕は引きますので……。週刊新潮が出たら、僕はきっとクビになると思います」 6月26日付の朝日新聞が、浅利さんが四季株式会社の社長を退任したと報じている。  ここで私事で恐縮だが、浅利さんと私について触れさせていただきたい。私が最初に浅利さんと会ったのは30代の始め。彼を通じて、新自由クラブ(当時)の河野洋平さんや安倍寧さんたちと知り合う。 当時大人気だった越路吹雪のリサイタルにも何度かお邪魔した。だが、越路さんが亡くなりドル箱を失った四季は、参宮橋にあった四季の事務所や稽古場をあざみ野へ移さざるをえなくなり、長年の友人である安倍さんの顧問料も支払えなくなる。困った浅利さんから、私にその旨を安倍さんに伝えてほしいと言われ、安倍さんに会いに行くが、承服しかねた安倍さんとの仲がギクシャクした時期があった。  四季が大きく飛躍するきっかけは、都庁近くの空き地を借りてテント小屋を作り『キャッツ』を始めたことである。作品の素晴らしさはもちろんだが、期間を区切ってのテント小屋公演という発想がユニークで、『キャッツ』は爆発的な人気を呼んだ。  浅利さんに劇団員の女性と見合いをさせられたことも、懐かしい思い出である。一番忘れられないのは、私がジャニーズ事務所のスキャンダルを週刊現代で記事にして大騒ぎになり、会社は事態を収拾するために私を婦人誌へ飛ばしたときのことだ。会社のやり方が頭にきた私は、銀座のバーで浅利さんと会って辞める覚悟を話し、浅利さんのところで秘書として雇ってくれないかと頼んだ。  しばらく私の目をじっと見つめ、浅利さんはこう言った。 「君の気持ちはわかった。だが、婦人誌へ行ったばかりでは、そこの仕事が好きになるかどうかわからない。1年だけ我慢してみないか。1年経って君が辞めたいというなら僕が責任を持って面倒を見よう」  このひとことがなかったら、私は会社を辞めていたと思う。合わないと思っていた婦人誌は、やってみると意外に面白かった。そして2年後に月刊現代へ移った。  こういう言い方は失礼になるかもしれないが、私がこれまで会った中で浅利さんほど優れた人はいないと思っている。超ワンマンだし、人間的に批判されるところがないわけではないが、演出家としてはもちろんだが、人心収攬術、弁舌のさわやかさと説得力、経営者としても秀でている。だが、そうした人にも、年齢による“老い”は確実に来る。  しばらく前にこう言われた。 「元木くん、60代と70代は全然違うよ。君ももうすぐ70になる。気をつけなさい」  そして70代と80代も違うのだろう。この特集を読んでいて寂しさがこみ上げてきた。 (文=元木昌彦)

ピタゴラスイッチを超えた? SODの「エロピタゴラ装置」が話題沸騰中!

SODlogo_white.jpg  NHKでおなじみの『ピタゴラスイッチ』をご存知だろうか?  その中の『ピタゴラ装置』というコーナーは、DVDが発売されるほどの人気であり、読者の方々も一度は映像を見たことはあるだろう。  簡単に『ピタゴラ装置』の説明をすると、複雑な仕掛けが合わさり、最終的に『ピタゴラスイッチ』という文字が並ぶ……まぁ、一言でいってしまえばドミノ倒しの超すごい版だ。  今回は、そんなピタゴラ装置に非常に似た、ソフト・オン・デマンドが制作した『エロ ピタゴラスイッチ』を紹介したい。  この『エロピタゴラスイッチ』は『SODスイッチ』という名前らしく、装置や仕組みもさすがSODといった感じの道具が並んでいる。  DVDやローション、マジックミラー号のミニチュア、そして、TENGAの商品で造られた装置の数々は男心も好奇心も同時にくすぐられ、ワクワクが止まらない!  本家では、最終的に『ピタゴラスイッチ』という文字が完成し終わるのだが、SOD verのオチは……  これは読者の目で確認して頂きたい。
▼▼▼▼▼▼動画はコチラから▼▼▼▼▼▼
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 なお、このエロピタゴラスイッチは7月1日に発売される、『SODもうすぐ20周年記念作品』に収録されているらしく、DVDではもっと過激な装置が見れるらしい。  ちなみに、下記のサイトでは、DVDには入っていないボツとなった紗倉まなちゃんのSODスイッチ失敗verを見る事ができる。(サイト一番下のボツムービー集コーナー) tokusetsusaito.jpg  久しぶりにSODの本気を見たような気がした。こんな馬鹿げた企画を制作してしまう会社がうらやましいぃぃぃぃい!!!!!!