NHK・鎌倉千秋アナ×テレ東・松丸友紀アナ フェロモンムンムン「夜の女子アナ論」

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NHK『NEWS WEB』
 タレント的な素養を求められる女子アナにとって、「お色気」は重要なファクターである。それを効果的にアピールできるのが深夜番組であり、『音箱登竜門』での過激な下ネタで人気を集めた元フジ・中野美奈子アナや、『やりすぎコージー』のセクハラ的演出で知名度を獲得したテレ東・大橋未歩アナなどがアナドルとしての地位を確立してきた。今月の女子アナ名鑑では、そんな“夜の女子アナ”として現在も活躍している逸材に焦点を当てていく。  かつての女子アナブーム華やかなりし頃に比べて、何かと規制の厳しくなった昨今は深夜の過激な番組は鳴りを潜めている。そんな状況の中、依然として「お色気」を遺憾なく発揮しているキー局の番組がテレ東の『ゴッドタン』であり、同番組を担当する松丸友紀アナはセクハラ的な演出で男性視聴者を虜にしている。  松丸アナはすでに入社10年目を迎える中堅アナだが、大学時代は日本さくらの会が主催する「日本さくらの女王選出大会」にて「さくらプリンセス」に選ばれた大和撫子。新人時代は上品な色香を感じさせるアナドルとして活躍していた。清楚とエロを同居させる彼女だが、『ゴッドタン』ではミニスカ天使のコスプレを披露したり、羞恥心をまったく感じさせない全力のコマネチを行うなど、現在もセクハラ的な演出に対して思い切りのよい姿を見せている。また、同番組で「どちらかといえばドM」、ほかの番組に出演したときも「(交際していた外国人のキスは)濃厚でToo Much」など、かなり過激な私生活のネタまで暴露。ほのかな色香とぶっちゃけキャラが相まって、絶妙なエロチシズムを感じさせてくれるのだ。昨年に競輪選手とゴールインしたが、結婚後もエロネタを披露してくれた先輩の大橋未歩アナのように、今後もセクハラ演出の女王として活躍してほしい。  番組のセクハラ的な演出ではなく、個人のフェロモンで男性から注目を集めているのが入社14年目となるNHKの鎌倉千秋アナだ  鎌倉アナは、入社4年目で東京アナウンス室に異動してすぐに『NHKニュース10』のリポーターに抜擢された才媛。以降も『NHKニュース7』や『探検ロマン世界遺産』など、多くの番組を担当してきたエリートアナであった。その当時から清楚なルックスで人気を集めていたが、ここ最近はBSのニュースに出演していたことから影が薄くなっていた。  しかし、今年4月から夜のニュース番組『NEWS WEB』を担当すると、そのフェロモンあふれるキャスターぶりがネットを中心に話題を集めるようになる。とくにスーツのスカートからのぞく脚線美、タイトな衣装を身につけたときの美しいバストラインは色香満点。また、夏にはノースリーブの衣装を身につけることもあり、セクシーなワキチラでも視聴者の目を楽しませてくれた。それでいてニュースキャスターとしての上品さも兼ね備え、ふとしたときに見せる表情も若手アナには出せないような色香が漂っている。この清潔感とエロチシズムのギャップは、過激なセクハラ演出を行うことができないNHKにあって、とくに男性層がメインターゲットとなる夜のニュース番組における重要な才能といえるだろう。この番組での人気をきっかけに、これから露出の機会を増やしていくに違いない。  各局ともにお色気演出が減少している中で、それでも女性の魅力を最大限に感じさせてくれるベテランアナ。後輩の若手アナたちには、ぜひとも彼女たちを見習ってほしいものだ。 (文=百園雷太)

iPhone 6、コンドームごはん、御嶽山噴火……騒動の裏で発覚した、意外な事実

ヲタ系ITライターと日刊サイゾー新米編集者が、ここ最近、ネットで話題になったいろいろな出来事について語るコーナーです。 ■iPhone 6発売で大行列! だけど、並んでいたのはホームレス!? ITライター・Dr.T ここ最近、ネットを一番沸かせた話題といえば、やっぱりiPhone 6/iPhone 6 Plusの発売だろうね。発売日の数日前から行列ができるのも、毎年この時期の恒例行事になっているよ。 新米編集者・アキ ずっと疑問だったんですけど、あれって、並ばないと当日受け取れなかったりするんですか? Dr.T 最近はそうでもないと思うよ。さすがに、予約もなしに発売日当日ふらっと行って買えるほどの余裕もないと思うけど。 アキ ひえー、iPhone人気って、相変わらずスゴイんですね! Dr.T ところが、今年の行列は、例年と少し様子が違っていたようなんだ。いつもだと行列に並んでいるのは熱心なAppleユーザーなんだけど、今年はそこに大勢のホームレスとおぼしき人々が並んでいたという報告が寄せられているよ。 アキ えっ、ホームレスの方がiPhoneを使うんですか? Dr.T そりゃ別に使ったっていいんだけど、そうじゃないだろうね。彼らは、主に中国人の転売屋に雇われて並んでいたといわれている。数日前から安いお金でホームレスを並ばせておき、発売日当日になったところで中国人の転売屋がiPhoneを大量に購入し、本国へ戻って売りさばくという流れだよ。このホームレス&転売屋のコンボで、iPhoneの行列からはいつもみたいなお祭りムードが失われてしまって、殺伐とした空気が流れていたみたい。アップルストアの店員と転売屋がトラブルになって、警察の介入もあったといわれているよ。 アキ で、でも去年までは、そんなことなかったんでしょ? なんで今年になって……。 Dr.T 理由はいくつかあるんだ。ひとつは、今回はiPhone 6の中国での発売が遅れていること。日本は世界で最初にiPhone6が発売される国だから、iPhone6を手に入れれば少々高くても本国で売れるってわけ。それと、もう一つは、今回アップルストアで発売されたiPhoneがSIMロックフリー端末だったことが大きいね。 アキ SIMロックフリーって、なんですか? 難しい言葉をひとつも使わずに説明してください! Dr.T ちょっとは勉強しようよ! えーっと……簡単にいえば、ドコモのスマホは、仮に契約をやめた後、ソフトバンクに持っていって「これ使いたい」って言っても使えないよね。これは、「そのキャリアで買ったスマホは、そのキャリアの電波しか使えない」という制約が本体にかかっているためなんだ。これをSIMロックと呼ぶんだよ。このため、普通にキャリアショップで買ったiPhone 6であれば、仮に中国に持っていってもそのままでは使えないから売れないんだ。 アキ そっか、だからキャリアショップの行列は、いつも通りだったんですね。 Dr.T そう。ところが今回、アップルストアでは、発売日にSIMロックフリー端末を発売した。世界ではSIMロックフリーのほうがメジャーだから、これならそのまま世界中で使えるってわけ。去年もSIMロックフリー端末自体は発売されたんだけど、日本での発売はキャリアショップでの発売日より4カ月も後だったからね。価値はかなり落ちていたから、トラブルもなかった。 アキ でも、そうなると、転売屋丸儲けってことですか? なんか嫌ですね、そういうの。 Dr.T ところがどっこい、そうやって苦労して購入したiPhone 6が税関で見つかって没収されたり、本国に持ち込んでも思ったほど価値が出ていなくて転売価格が暴落しているなんてニュースも入ってきているよ。どうやら、転売屋のもくろみ通りというわけにもいかなかったようだね。 アキ それは「ざまぁみろ!」ですね! Dr.T とはいえ、恒例行事にケチがついてしまったことは間違いないし、不名誉な出来事には違いない。来年以降どうするのか。Apple Watchの発売も控えているからね。今後の対応が気になるところだね。 アキ わー! なんだかDr.TのコメントがITライターみたい! Dr.T ITライターだよ……。 ■コンドームを使ったレシピ本が登場! 作者名に……納得!?
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『作ってあげたいコンドームごはん』
Dr.T 日本始まったな。 アキ どうしたんですか!? ひとこと目から堂々とネットスラングを使うなんて、それでもライターの端くれですか。 Dr.T いきなり鋭利な言葉の刃物で突き刺すのやめてよ……いや、でも反射的にそう思ってしまった本が登場したんだよ! その名も『作ってあげたいコンドームごはん』!!! アキ ……頭おかしくなりました? Dr.T 本当に出たんだって! 世界広しといえども、こんな本を堂々と出版できるのは、日本くらいじゃないかな。言論の自由ばんざい! アキ 肝心の中身について何も触れていませんけど、特に聞かなくてもいい気がしてきました……。 Dr.T おっと、失礼。本といっても電子書籍なんだけど、『作ってあげたいコンドームごはん』はその名の通り、コンドームを活用して料理を作ってみようというレシピ本だよ。メニューには「コンドームところてん」や「コンドームの押し寿司」「白魚のコンドーム踊り食い」など11種類が収録されているよ。 アキ 何度も言いますけど、頭おかしいですよね。 Dr.T いやいや、これがバカにできないんだって! 実は、監修に料理研究家の遥野ユカさんが入っていて、驚くほど本格的なレシピ本に仕上がっているんだ。……コンドームってところを除いてね。なんで遥野さんがこんな本に協力しているのかというと、日本のコンドーム装着率が世界的に見てもかなり低いことから、少しでも身近に感じてもらって啓蒙する意味があるとのことだよ。身近になるかはともかく、確かにインパクトはあるからね……。 アキ そう言われると、何か大層な意義のある本にも思えてきましたけど……。 Dr.T ちなみに、著者の一人である架神恭介さんは、コミカライズもされたライトノベル『戦闘破壊学園ダンゲロス』(講談社)や、古くは『完全パンクマニュアル』(シンコーミュージック)などで知られるサブカル文筆家の大家。そういう意味では、今回の本も彼の持ち味が最大限に生かされた一冊、といっていいだろうね。料理だけに。 アキ ……確かにパンクですよ。いろんな意味で……。 ■御嶽山噴火直後のとあるツイートが話題に。なりすましも登場。
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木曽町上空から望む御嶽山(Wikipediaより)
Dr.T ここ最近で何が一番驚いたって、御嶽山の噴火だよね。 アキ あれは、本当にびっくりしたニュースでした……。 Dr.T 被害に遭われた方の、一刻も早い救助と無事を祈るばかりだね。ネットには御嶽山の噴火の様子が現地から続々と写真や動画で上がってきているんだけど、そんな中、とりわけ話題になったツイートがあったんだ。該当のツイートはもう見られない状態なので説明すると、「一人でのんびり御嶽山(^^) 」と書かれた文章と、御嶽山の山頂の写真がセットになったツイートだよ。 アキ えっ、それってまさか……。 Dr.T なんと、そのツイートがなされたのは噴火1分前だったんだ。 アキ ええええええ……! Dr.T ネットではこのツイートが爆発的に拡散され、無事を願う声が次々とリプライで送られていたんだ。だけど、噴火から数時間しても、その後のツイートはない状態で、無事が確認できなかった。 アキ それは……心配しますね……。 Dr.T ただ、夕方になって、「皆さん、ご心配おかけしましたが、今朝無事に下山しました。このアカウントは削除します」というツイートがあったんだ! 間違いなく本人のつぶやきだったことから、ネットユーザーも安心したみたいだね。 アキ よかったですね。でもアカウント、消しちゃったんですね。 Dr.T ものすごい勢いでツイートが拡散されて、フォロワーも多くなりすぎたからね。このまま置いておくといろいろ面倒なこともあるだろうし、マスコミの取材攻勢にも対応しなきゃいけないだろうから、賢明な判断なのかもしれない。ただ、一方では、なりすましアカウントが登場するという事態も起きていたようだよ。 アキ なりすまし? Dr.T 同じ人物を名乗るユーザーが現れて、違うアカウントから無事を知らせるツイートを行ったんだ。ただし、アカウントが異なることや不自然な点が多々あったことから、「注目を集めるためのなりすまし」ではないかと怪しまれていて、結果的には本人のツイートにより、なりすましだったことが判明した形だね。 アキ 本当に……ろくでもない愉快犯もいるもんですね……。 Dr.T ともあれ、御嶽山の噴火については、まだまだ救助活動も続いている途中。どうしようもないなりすましのことなんか早く忘れて、皆さんの無事を祈りたいね。 アキ そうですね。 (構成=Dr.T)

甘くない秋のスウィーツ「モンブラン風冷やし月見そば」

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ほら、どうみてもモンブラン!
 100円ショップで売っている商品から3品を厳選し、それだけを材料とした料理に挑戦してみようという試みの第14回。  季節はもう秋。秋といえば栗。栗を使ったスウィーツといえばモンブラン。私はモンブランが大好きなのだが、ここはあえて変化球的なモンブランに挑戦してみたいと思う。その名も「モンブラン風月見そば」である。  まず用意するのが、そばとおにぎり。このおにぎりはモンブランの土台になる部分である。これはなんでもいいのだが、そばに合わせて赤飯をセレクトしてみた。50円引きの見切り品だ。
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モンブランを作るとは思えない、ダブル炭水化物
 そして栗の代わりとなるのが、卵である。卵の黄身が栗となり、白身が生クリームになるのだから、無駄がないとはこのことだ。
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広告の品で8個100円!
 まずは卵をゆでて、温泉卵を作る。鍋にお湯を沸騰寸前くらいに沸かして、そこに生卵を入れたら、フタをして15分ほど放置。  取り出して氷水でよく冷やしたら、たぶん温泉卵になっているはず。
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ヒタヒタくらいでいいかしら
 さてさてと卵を割ってみると、なかなかいい感じの仕上がりである。  白身の隙間から現れた黄身が、栗に見えないことも無い。というのは無理があるかな。
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俺の目には栗に見えるぜ!
 続いては、濃縮タイプのめんつゆに、カレー粉を混ぜておく。これを和えることで、そばがマロンクリーム風になるはずだ。  もちろん味のではなく、色の話である。
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なんだか、カラメルソースに見えますね。匂いは、かつおだしとカレーだけど
 このたれに、ゆでて氷水でしめたそばを和えれば、それはもうマロンクリーム。  どちらかというと、マロンクリームの食品サンプルっぽいかな。
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和栗のモンブランって、こんな感じだった気がする
 さあ、ここからは盛り付けである。まずは、お皿に赤飯のおにぎりをポンと置く。  赤飯である必要はまったくないのだが、実際に作ってみると、これがちょうどいい大きさだった。
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これがモンブランになります!
 カレー味のめんつゆで和えたそばで、赤飯おにぎりを包みこむと、そこにあるのはモンブランである。  そばをカレー粉でうっすら黄色くしたのも効果的だ。  おにぎりで底上げした高さが、そばをマロンクリームに見せている。これはすごい発見かもしれない。
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ほら、モンブラン!
 そこに、温泉卵を白身からそっと入れる。  もちろん生クリーム、そして栗のシロップ煮のイメージである。
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冷やし月見そばとモンブランのせめぎ合い!
 ちょっと栗役の卵が大きすぎたようだが、これは間違いなくモンブランだろう。  5メートルも離れたら、もうモンブランにしか見えないはずだ。これを見て月見そばと答える方がへそ曲がりである。  モンブランだ、モンブランだ、わーい。
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ほらほらほら!
 食べてみると、ちょっと刺激的なカレー味の冷たいそばに、まろやかな温泉卵がベストマッチ。  そして食べ進めると、お赤飯が隠れているという驚きが面白い。
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食べている途中も、モンブランっぽくないか!
 半熟状態の黄身で和えられたそばが、さらにマロンクリームっぽいかもしれない。これは最初にそばと黄身を和えてもよかったか。そして乗せる栗は、味噌漬けの黄身にしたら完璧かもしれない。  よし、次回はモンブラン風の焼肉定食なんてどうだろう。使うタレは、もちろんモランボンである。 (文=玉置豊)

動物虐待防止協会が煽ったカンガルー大虐殺映画!!『荒野の千鳥足』が43年の歳月を経て日本初公開

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タダ酒ほど怖いものはない。青年教師のジョン(ゲーリー・ボンド)は途中下車した田舎町で地元住民たちのビール責めに遭い、理性を失っていく。
 ヤコペッティ監督が手掛けた『世界残酷物語』(61)をはじめとするドキュメンタリー作品は“モンド映画”として一時代を築いた。世界各地に伝わる奇習・珍祭を伝えるもので、祭りの生け贄として牛の首が切り落とされるなどの残酷シーンが売りとなっていた。見世物感覚で多くの人たちが映画館に足を運んだ。そんなヤコペッティ風味のモンド映画に、フランツ・カフカを思わせる不条理文学的な格調を与えたのがオーストラリア&米国の合作映画『荒野の千鳥足』(原題:Wake In Fright)だ。1971年に製作された本作はカンヌ映画祭に出品され反響を呼んだが、43年の歳月を経て日本でもようやく初公開される。  オーストラリアの雄大すぎる大平原を舞台にした本作の最大の見せ場は、酔っぱらって千鳥足状態になった主人公たちがジープに乗ってカンガルー狩りに繰り出す場面。草食動物であるカンガルーたちが、逃げることもなく次々とライフルの餌食となって倒れていく。動物愛護家なら泡を吹いて悶絶してしまいそうな大殺戮シーンである。調子に乗った主人公たちはカンガルーを相手に相撲まで取ってしまう。カンヌ映画祭では評論家たちに絶賛された本作だが、いつもは陽気で大らかなオージーたちは自国の暗黒面をあまりに赤裸々に映し出した内容を嫌い、公開から10週間後には豪州すべての映画館からこのフィルムは姿を消すことになった。米国でも興行に失敗し、オリジナルネガは紛失、プリントの保存状態も悪く、人々の記憶から忘れ去られた幻の映画と化していった。ピッツバーグの倉庫の片隅で“廃棄処分”のステッカーを貼られていたオリジナルネガが発見されたのが2002年。長い時間を掛けてレストア作業が行なわれ、悪夢のような映画が現代に甦った。  『荒野の千鳥足』の主人公はオーストラリアのど田舎で教員をしている青年ジョン(ゲーリー・ボンド)。オープニングシーンでカメラがジョンの勤める小学校を捉えるが、小さな校舎の他には駅のプラットホームがぽつんとあり、他にはジョンが下宿している安宿が一軒あるだけ。こんな場所で人間がどうやって暮らしているのかと思ってしまうような不毛地帯だ。クリスマス休暇を迎え、子どもたちは大喜びで学校を飛び出していく。いや、子どもたち以上にこの休暇を渇望していたのはジョンだった。子どもたちに教科書を読ませるだけの死ぬほど退屈な日々を脱し、シドニーで暮らす恋人としっぽりと年末年始を過ごすことができるのだ。喜びさんで1日数本しかない列車に乗り込むジョン。シドニーまでの道程は遠いため、ヤバと呼ばれる炭坑町に途中下車して一泊することに。喉の渇きを癒そうとパブに入るが、それが長い長い悪夢の始まりだった。気のいいヤバの人たちから、死ぬほどビールを奢られまくるジョン。ズブズブと底なしのビール地獄にハマっていく。
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酔っぱらったジョンは、他にやることもないのでカンガルー狩りに付き合わされる。殺されたカンガルーはペットフードの原材料に。
 たかがビールと侮るなかれ。アルコール度数の低いビールだが、長時間にわたって飲み続けると、ボディブローの連打を喰らったようにじわじわと体が言うことを聞かなくなってくる。いや、ビールだけで止めておけば、まだよかった。ビールを飲んでご機嫌になったジョンは、地元の男たちがみんな参加しているコイン投げゲームに参加する。ビギナーズラックでどんどん気が大きくなっていくジョン。気がつけば翌朝で、ジョンは持ち金全部を使い果たし、シドニー行きの切符すら買えなくなっていた。だが、ヤバの人たちはそんな彼にもとことん優しい。面倒見のいい地元の紳士の自宅に誘われ、闇医者のドク(ドナルド・プレザンス)やケンカ好きなハンターたちと一緒にビールを痛飲! 痛飲! また痛飲! 誘われるがままにカンガルー狩りにも同行。いつしかジョンは汗まみれ、ゲロまみれ、(カンガルーの)血まみれのドロドロ状態に。何度もこの状況から脱出しようとするも、朝になると泥酔姿で目覚めてしまう。カフカの不条理小説『城』のように、いつまで経っても目的地に到着できないまま、小さな町ヤバから抜け出せなくなってしまう。まるでヤバという町自体が食虫植物のごとく、若いジョンを絡め獲ったかのようだ。  見知らぬ町に迷い込んだ主人公が軽い気持ちでビールとギャンブルにハマってしまい、やりたくもないカンガルー狩りに加担してしまう。そんな自己嫌悪から、さらにビールを飲み干してしまい、悪循環から抜け出せなくなる。デヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』(86)は悪夢的世界を幻想的に美しく描いていたが、本作は悪夢的世界をひたすら忌わしくザラついた手触りで描いていく。テッド・コッチェフ監督は、後にスタローン主演作『ランボー』(82)をヒットさせたカナダ人。どちらも主人公が見知らぬ町でささいなことから追い詰められ、破滅を招くという展開で共通している。カンガルーの大虐殺場面は、地元のハンターたちが実際にカンガルー狩りをする様子を撮影したフッテージ映像であり、ドラマパートと繋ぎ合わせることで生々しい作品に仕上げた。イギリスの王立動物虐待防止協会が本作の撮影に立ち会ったが、カンガルーが虐待されている事実を世界にアピールするために「できるだけ残酷な映像を使ってほしい」とテッド監督に要請していたそうだ。どうしようもなく暇を持て余した人間は、酒かギャンブルか暴力かセックスに溺れるしかない。当時のオーストラリアの人たちが、この映画のことを嫌ったのも無理はないだろう。
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意を決してヤバの町から出ていこうとするジョン。だが、何度も試みても、なぜか振り出しに戻ってしまう。あぁ、ビールが怖い!
 『荒野の千鳥足』だけでも充分ふらふらになる怪作だが、《日本初公開!世界のどす黒い危険な映画》第二弾と称して、続いて公開されるのは1979年にイギリスで製作・公開された『SCUM/スカム』。イギリスの少年院を舞台にした『スカム』はもともとBBCで放送されるTVムービーとして作られたものだが、暴力表現と反体制的な内容から、放送禁止の憂き目に。そこで同じ脚本、ほぼ同じキャストで劇場映画としてセルフリメイクされた。「スカム(屑)」と呼ばれる不良少年たちを更生させるための施設である少年院だが、カーリン(レイ・ウィンストン)ら新入りの少年たちは院内の陰湿なイジメや指導官たちの無理解と虐待によって、残されていた人間性まで木っ端みじんに破壊されてしまう。  『荒野の千鳥足』と『スカム』、2本続けて見て思うのは、人間は環境に簡単に染まってしまうということだ。『荒野の千鳥足』はオーストラリアの大平原、『スカム』はイギリスの少年院と状況はまるで違うが、理性でいくら抗ってみても、体は無意識のうちに環境に溶け込もうとする。生き延びるための自然の摂理なのだろう。『荒野の千鳥足』も『スカム』も人間の動物的な一面をまざまざと描いてみせる。両作とも製作からかなりの時間が経過しているが、人間の本質は30~40年程度では大して変わらない。ヤコペッティの『世界残酷物語』の原題が、「MONDO CANE(犬の生活)」だったことを思い出した。 (文=長野辰次) chidoriashi04.jpg 『荒野の千鳥足』 原作/ケネス・ブック 監督/テッド・コッチェフ 出演/ゲーリー・ボンド、ドナルド・プレザンス、チップス・ラファティ、ジャック・トンプソン 配給/キングレコード R−15 9月27日(土)より新宿シネマカリテほかにてレイトショー ※シネマカリテでの初日には、通常料金でのビール飲み放題イベントあり。 (c)2012 Wake In Fright Trust.All Rights Reserved. https://www.facebook.com/chidoriashi.jp 『SCUM/スカム』 原案・脚本/ロイ・ミントン  監督/アラン・クラーク 出演/レイ・ウィンストン、ミック・フォード、ジュリアン・ファース、ジョン・ブランデル、フィル・ダニエルズ 配給/キングレコード R-15 10月11日(土)より新宿シネマカリテにてレイトショー https://www.facebook.com/scum.jp

日常系なのに登山は本格志向! 第2期シリーズから一気に化けた『ヤマノススメ』

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『ヤマノススメ セカンドシーズン』公式サイトより
 現在放送中の『ヤマノススメ セカンドシーズン』が、ネットを中心にちょっとした話題となっている。本作は、2013年1月から5分枠アニメとして放送された『ヤマノススメ』の第2期シリーズ。第2期放送に伴い、放送枠も5分から15分へと拡大された。内気で高所恐怖症の主人公・雪村あおいが、ちょっと強引な性格の幼なじみ・倉上ひなたに引っ張り回される形で山登りをするところから物語はスタート。登山趣味を通じて知り合った1つ年上の斉藤楓、中学2年生の青羽ここなの4人を中心に、女の子たちだけの「ゆるふわ」な日常を描いた、いわゆる日常系アニメ作品である。しかし、それが今回、2クールの折り返し地点となる“富士登山編”で、日常系アニメとは思えない過酷な描写やリアルな演出で視聴者の注目を集めたのだ。  異性との恋愛要素が一切排除された中、美少女キャラクターたちのゆるふわな日常が描かれていく“日常系”、もしくは“空気系”と呼ばれるジャンルのアニメ作品群は、ゼロ年代後半あたりからある一定数を占めるようになった。“キャラ萌え”がとにかく重視され、物語性が希薄となるのが特徴であるが、2007年に放送された『らき☆すた』の大ヒットにより、日常系アニメはその後、量産されることとなる。しかし、『けいおん!』『ひだまりスケッチ』『ゆるゆり』といった作品がヒットしていったものの、それ以外の日常系アニメ作品は、視聴率的にもパッケージの売り上げ的にもそれほど特出した人気が出たものはなかった。それでもこのジャンルが廃れずに今でも毎クールに1、2本ほど放送されているのは、なんといっても、気楽に見ることができるからだ。物語を真剣に追う必要はなく、キャラクターたちが織りなす「ゆるふわ」な世界観にまったりと萌えるだけでいい。ストレスを抱え込みがちな現代人にとって、日常系アニメはちょっとした癒やしの時間を与えてくれるのだ。  そして『ヤマノススメ』 も、公式サイトで「女の子だけのゆるふわアウトドア」と称されている通り、物語のメインは「女の子だけ」で構成され、その関係性は「ゆるふわ」でつながっており、「萌え」を重視したキャラクターデザインとなっている。ここだけ見れば、『ヤマノススメ』は間違いなく王道の日常系アニメ作品だろう。しかし、この作品はこれまでの日常系アニメとは大きく違うところがある。それは公式文の「ゆるふわ」に続く「アウトドア」の部分。ここが、まったくもって「ゆるふわ」ではないという点だ。あおいたちは実際に存在する山を登っていくのだが、その描写がとてもリアルなのである。  第1期では、天覧山や高尾山といった、どちらも低くて初歩の山登りだったこともあり、登山の「リアルさ」よりもあくまで「ゆるふわ」な部分が勝っていた。しかし、現在放送している第2期では一気に1700メートル級の三ッ峠山や、日本最高峰である富士山への挑戦をしている。これではいくら「ゆるふわ」なキャラクターたちといえども、「ゆるふわ」なままで登っていくことはできないし、実在する山を登場させているので、それらの山を登る際の注意点なども詳細に描かなくてはならない。そのため、制作スタッフたちは作品に登場する山へ実際にロケハンを行い、丁寧な背景や風の音、どのポイントが大変かといった細かなところまで忠実に登山風景を作り上げている。キャラクターは「ゆるふわ」でも、登山に関してはあくまで本格志向。これらのことをたった15分間に凝縮し、見事な映像作品として成り立たせているところに、スタッフたちのこの作品にかける熱い思いと、登山に対する真摯な気持ちがひしひしと伝わってくる。  そして、特に今回の“富士登山編”で大きく話題となったのは、登山の厳しい現実を突きつけたことだ。これまで4人みんなで仲良く登ってきた中、あおいだけが高山病に罹ってしまい、8合目でギブアップしてしまった。楓はあおいを見守る形でその場に残り、ひなたとここなの2人はご来光を拝みに富士山山頂を目指す。そして、見事登頂に成功したひなたたちの感動は、大胆なカット割りと素晴らしい映像美によって視聴者を圧倒した。しかし、それと同時に、山頂を目前にとぼとぼと山を降りていくあおいの挫折感が痛いほど伝わる心理描写も細かく描かれていく。登山って素晴らしいなと思うと同時に、登れなかった悔しさも心に突き刺さるのだ。たった15分の間にこれだけの人間ドラマを見せてくれる作品も、なかなかないのではないだろうか。これまでアニメに興味を持っていなかった登山愛好家たちからも、絶賛の声がTwitterなどで上がっている。  萌え絵のキャラクターたちが登場するということで見るのを避けている人もいるかもしれないが、『ヤマノススメ セカンドシーズン』はヘタなスポ根モノよりスポ根しており、熱いドラマを見たいという人にはもちろんのこと、登山に対する適切な知識も身につくので、これから山登りを始めたいなと思っている人にもうってつけの作品である。また、あおいたちが暮らしている埼玉県飯能市では、さまざまなコラボ企画も行われているので、聖地巡礼も思う存分楽しむことができる。秋から始まる新番組と併せて、ぜひ視聴を薦めたいアニメ作品だ。 (文=織作亜樹良)

日常系なのに登山は本格志向! 第2期シリーズから一気に化けた『ヤマノススメ』

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『ヤマノススメ セカンドシーズン』公式サイトより
 現在放送中の『ヤマノススメ セカンドシーズン』が、ネットを中心にちょっとした話題となっている。本作は、2013年1月から5分枠アニメとして放送された『ヤマノススメ』の第2期シリーズ。第2期放送に伴い、放送枠も5分から15分へと拡大された。内気で高所恐怖症の主人公・雪村あおいが、ちょっと強引な性格の幼なじみ・倉上ひなたに引っ張り回される形で山登りをするところから物語はスタート。登山趣味を通じて知り合った1つ年上の斉藤楓、中学2年生の青羽ここなの4人を中心に、女の子たちだけの「ゆるふわ」な日常を描いた、いわゆる日常系アニメ作品である。しかし、それが今回、2クールの折り返し地点となる“富士登山編”で、日常系アニメとは思えない過酷な描写やリアルな演出で視聴者の注目を集めたのだ。  異性との恋愛要素が一切排除された中、美少女キャラクターたちのゆるふわな日常が描かれていく“日常系”、もしくは“空気系”と呼ばれるジャンルのアニメ作品群は、ゼロ年代後半あたりからある一定数を占めるようになった。“キャラ萌え”がとにかく重視され、物語性が希薄となるのが特徴であるが、2007年に放送された『らき☆すた』の大ヒットにより、日常系アニメはその後、量産されることとなる。しかし、『けいおん!』『ひだまりスケッチ』『ゆるゆり』といった作品がヒットしていったものの、それ以外の日常系アニメ作品は、視聴率的にもパッケージの売り上げ的にもそれほど特出した人気が出たものはなかった。それでもこのジャンルが廃れずに今でも毎クールに1、2本ほど放送されているのは、なんといっても、気楽に見ることができるからだ。物語を真剣に追う必要はなく、キャラクターたちが織りなす「ゆるふわ」な世界観にまったりと萌えるだけでいい。ストレスを抱え込みがちな現代人にとって、日常系アニメはちょっとした癒やしの時間を与えてくれるのだ。  そして『ヤマノススメ』 も、公式サイトで「女の子だけのゆるふわアウトドア」と称されている通り、物語のメインは「女の子だけ」で構成され、その関係性は「ゆるふわ」でつながっており、「萌え」を重視したキャラクターデザインとなっている。ここだけ見れば、『ヤマノススメ』は間違いなく王道の日常系アニメ作品だろう。しかし、この作品はこれまでの日常系アニメとは大きく違うところがある。それは公式文の「ゆるふわ」に続く「アウトドア」の部分。ここが、まったくもって「ゆるふわ」ではないという点だ。あおいたちは実際に存在する山を登っていくのだが、その描写がとてもリアルなのである。  第1期では、天覧山や高尾山といった、どちらも低くて初歩の山登りだったこともあり、登山の「リアルさ」よりもあくまで「ゆるふわ」な部分が勝っていた。しかし、現在放送している第2期では一気に1700メートル級の三ッ峠山や、日本最高峰である富士山への挑戦をしている。これではいくら「ゆるふわ」なキャラクターたちといえども、「ゆるふわ」なままで登っていくことはできないし、実在する山を登場させているので、それらの山を登る際の注意点なども詳細に描かなくてはならない。そのため、制作スタッフたちは作品に登場する山へ実際にロケハンを行い、丁寧な背景や風の音、どのポイントが大変かといった細かなところまで忠実に登山風景を作り上げている。キャラクターは「ゆるふわ」でも、登山に関してはあくまで本格志向。これらのことをたった15分間に凝縮し、見事な映像作品として成り立たせているところに、スタッフたちのこの作品にかける熱い思いと、登山に対する真摯な気持ちがひしひしと伝わってくる。  そして、特に今回の“富士登山編”で大きく話題となったのは、登山の厳しい現実を突きつけたことだ。これまで4人みんなで仲良く登ってきた中、あおいだけが高山病に罹ってしまい、8合目でギブアップしてしまった。楓はあおいを見守る形でその場に残り、ひなたとここなの2人はご来光を拝みに富士山山頂を目指す。そして、見事登頂に成功したひなたたちの感動は、大胆なカット割りと素晴らしい映像美によって視聴者を圧倒した。しかし、それと同時に、山頂を目前にとぼとぼと山を降りていくあおいの挫折感が痛いほど伝わる心理描写も細かく描かれていく。登山って素晴らしいなと思うと同時に、登れなかった悔しさも心に突き刺さるのだ。たった15分の間にこれだけの人間ドラマを見せてくれる作品も、なかなかないのではないだろうか。これまでアニメに興味を持っていなかった登山愛好家たちからも、絶賛の声がTwitterなどで上がっている。  萌え絵のキャラクターたちが登場するということで見るのを避けている人もいるかもしれないが、『ヤマノススメ セカンドシーズン』はヘタなスポ根モノよりスポ根しており、熱いドラマを見たいという人にはもちろんのこと、登山に対する適切な知識も身につくので、これから山登りを始めたいなと思っている人にもうってつけの作品である。また、あおいたちが暮らしている埼玉県飯能市では、さまざまなコラボ企画も行われているので、聖地巡礼も思う存分楽しむことができる。秋から始まる新番組と併せて、ぜひ視聴を薦めたいアニメ作品だ。 (文=織作亜樹良)

沖縄県知事選を前に、安倍政権への怒り高まる!「民意を無視した国策の押しつけは、民主主義ではない」

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「サンデー毎日」10/5号 中吊広告より
今週の注目記事 第1位 「緊迫の度を増す『辺野古』ルポ」(「サンデー毎日」10/5号) 第2位 「大江麻理子結婚!」(「週刊文春」9/25号) 第3位 「アベノ不況で賃金は下がりっぱなし『購買力』は中国の1/3になった」(「週刊ポスト」10/3号) 「日本経済、すでにメタメタです」(「週刊現代」10/4号) 第4位 「池上彰 朝日新聞だけが悪いのか」「朝日新聞出版はライバル社の『極秘資料』を盗んでいた!」(「週刊文春」9/25号) 第5位 「デング熱パニック『遺伝子組み換え蚊』が空を飛ぶ」(「週刊現代」10/4号) 第6位 「実行犯マネジャーが本誌に吐露『江角マキコさんが自殺したら嫌だから』」(「週刊文春」9/25号) 第7位 「門外不出の最旬女優『共演NGリスト』」(「週刊ポスト」10/3号) 今週のセックス記事対決 「週刊現代・週刊ポスト」の勝者はどっちだ!  アリババという中国のネット通販最大手が、米ニューヨーク証券取引所への上場で史上最大規模の資金調達を果たしたと話題だ。 「調達するお金は最大250億ドル(約2兆7200億円)に達し、上場時の調達額で世界最大になる見通しだ。企業の価値を示す株式時価総額は約2310億ドル(約25兆円)。米アップル(約6千億ドル)には及ばないが、フェイスブック(約2千億ドル)を上回り、ライバルのアマゾン(約1500億ドル)より5割以上大きい。日本企業トップのトヨタ自動車(約22兆円)も上回る」(9月21日付朝日新聞より)  アリババ創業者、馬雲(ジャック・マー)会長は元英語教師で、創業からわずか15年でこの快挙を成し遂げた。彼の通販サイトのやり方はこうである。「当初は出店手数料を受け取らない」という低価格戦略と、代金を渡したのに品物が届かないといった不安を解消するために、2004年に決済サービスの支付宝(アリペイ)を導入したのである。購入する人間から代金をいったん預かり、品物が受け渡しされた時点で業者に支払うという仕組みで信用を得、爆発的に伸びたのだ。アリペイは現在、中国で約3億人が実名の口座を持つといわれる。  5年ほど前になるだろうか、中国のアリババ本社を訪ねたことがある。会長の馬氏にも会ったと記憶している。彼はビジネスの中枢部をわれわれに見せてくれた。ものすごい大きなフロアにいる大勢の若者が、電話にかじり付いている。そこここで歓声と拍手が上がり、くす玉のようなものが頭上で割れる。あれは何かと聞くと「成約できたからだ」という答えが返ってきた。当時、フロアにいる人間は1万人。北京大学など一流の大学を出たエリートたちだという。彼らは電話で「飛び込み営業」をやり、相手を説得して成約できれば歩合が入る。  馬会長は将来的には営業をやる人間を10万人以上にしたいというので、性根のねじ曲がった私はこう言った。 「IT企業なのに、やっていることはずいぶんアナログですね」  日本に帰ってきて、ソフトバンクがアリババと提携していることを知った。日本でもアリババ・ビジネスを始めると宣伝し始めたが、私は日本では難しいのではないかと思っていた。日本では予想通りのようだが、本国や周辺地域にビジネスを広げ、今回の上場となった。  今も何万という若者たちが電話にしがみ付き、営業をしているのだろうか? 彼らの賃金は、上場によって上がるのだろうか? そんなことをニュースを見ながら考えた。  今週のセクシー・グラビアは、現代が「ゆるふわボディ 筧美和子」、お尻がどどーんと拝める「『ぽっちゃり美女』祭り」、そして袋とじが「女子100人の『絶頂』」  ポストはモノクロで「チン商品マン載の大人のおもちゃ見本市」と「大島優子」のチョッピリセクシー、ヘア丸出しの「紺野ミク ラブホテルの情事」。  グラビアは「女子100人の『絶頂』」がいいとは思うが、私なら女性の普段の顔を小さくして絶頂の時の表情を大きく使うね。アクメの表情が小さすぎて迫力不足なのが残念。  意外といっては失礼だが、現代の「60歳からの『濡らす技術』」が面白い。名古屋市立大学名誉教授の渡仲三氏(87)は解剖学・電子顕微鏡学の世界的権威だそうだが、30年前に愛液が出る謎を解明しようと思い立ち、研究を重ねてきたという。  個人差はあるが、愛液は1時間ほどのセックスでコップ1杯分くらい出る。経験を積んだ熟女ほど愛液は多くなる。愛液には酸味があるが、年齢をとるにしたがってマイルドになる。女性器の最も感じる部分は、クリトリスを頂点とした尿道口から膣開口部分までの三角形に広がった「黄金の三角地帯」だ。  渡氏いわく、健康法は「睾丸マッサージ」。これをすると血液の流れと新陳代謝がよくなり、あらゆる臓器の機能もよくなり、ペニスも硬くなり、病気とは無縁の生活を送れるというのである。ふくらはぎを揉むより、こちらのほうが効き目がありそうだ。早速始めてみるか。  今週はトータルで、現代の圧勝じゃ~。  人気女優は視聴率が取れるから、テレビ局としては同じドラマに2人も3人も出したいのだが、「共演はNG」という組み合わせがあるとポストが報じている。これが第7位。  たとえば、このところ復活気味な沢尻エリカだが、テレビ局が共演させられない女優が数多いるという。その筆頭が竹内結子。沢尻が「別に」発言で総スカンを食った会見は、竹内がヒロインの映画『クローズド・ノート』の発表会だったのだ。この頃、2人は同じ事務所に所属していて姉妹のように仲がよかったのだが、以来微妙な関係にあるという。この事務所には常盤貴子や北川景子もいるが、テレビ局はブッキングを避けているという。  付き合った男が同じ女優というのも、神経を使うものらしい。柴咲コウとマイコは妻夫木聡の元カノと今カノだから「業界内で2人が同時にキャスティングされることはないと思います」(広告代理店関係者)ということらしい。  堤真一とウワサになった鈴木京香と深津絵里、市川海老蔵とウワサになった高岡早紀、米倉涼子、佐藤江梨子も同じような理由でNG。佐藤健をめぐる争いで共演を頼まないというのが、広末涼子と前田敦子だそうだ。  私がテレビドラマのプロデューサーなら「犬猿の仲の女優の共演だよ」と、そのことを売り物にしたドラマを作るが、テレビではそうもいかないようである。  さて、文春が火を付けた江角マキコの長嶋一茂邸落書き事件だが、実行犯といわれる江角の元マネジャーが警察の事情聴取を受けたことで、さらに燃え上がっているようだ。  江角が沈黙を破って9月9日に、彼女のブログにおおむねこう書いた。落書きのことは週刊誌で初めて知った。現在、心療内科で治療中の元マネジャーから「このような事態を起こして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました」。立場上、自分の責任も重く感じ、長嶋様には申し訳ない……というような内容だが、これがまた論議を呼んでいると文春が書いている。  自分は何も知らずにマネジャーが勝手にやったことだと言っているが、前回の文春の取材で江角の母親が「マキコは落書きのことは知っている」と話していること、元マネジャーの通院歴という個人情報を暴いたことは問題だ、などなど。  想像するに、プロダクションに在籍する若いマネジャーは、会社からも江角側からも相当なプレッシャーをかけられたのであろう。テレビの取材などで彼は「私が勝手にやりました」と話しているそうだ。文春は事情聴取される数日前にマネジャー氏に話を聞いている。彼は「僕が(落書きを)単独でやったと言ったらどうなります?」と言い、それではどうして江角の子どもが長嶋の子どもや妻たちにいじめられていることを知ったのか、という問いに対しては「(ネットで見て)腹いせでやったということもありえるでしょう?」と答えている。  しかし文春は、この「証言」は嘘だと決めつけている。なぜなら、彼が落書きをした2012年12月時点では、江角と長嶋の確執に関する書き込みは皆無だったという。これが明るみに出てきたのは、江角が今年7月にブログで「ママ友いじめ」について書いたことから始まったからだ。  このマネジャー氏、精神的に不安定だという江角の言葉を打ち消し、こんなことまで言っている。 「落書きした犯人は訴えられるかな? できれば(訴えは)僕に向いてほしいんです。だって江角さんが自殺したら嫌じゃないですか……」  朝日新聞同様、江角が表に出てきて事情を説明しなければ、このトラブルは終わりそうもない。この騒動が長引けば、江角の女優としてのキャリアに傷がつくことになると思うのだが。  西アフリカでは、エボラ出血熱が猛威を振るっている。すでに2,000人以上が死亡し、まだまだこれから増えるといわれている。エボラほど致死率は高くはないが、数十年前に日本では根絶されたといわれていたデング熱が流行の兆しを見せ、感染源と思われる東京・代々木公園は閉鎖になったが、全国に広がる気配を見せている。  現代はデング熱問題を取り上げ、重症化しデング出血熱になると、日本でも死者が出ると警告している。これが第5位。 「デング出血熱になると、血液の成分(血漿)が血管から染み出していき、ショック症状に陥ることもあります。血が固まらなくなり、放置すると10~20%の人が亡くなってしまうのです」(長崎大学熱帯医学研究所所長・森田公一医師)  重篤化しやすいのは高齢者や乳幼児、妊婦だそうだから要注意。デング熱はアジアで広がりだし、警戒レベルに来ているというのだ。  ビル・ゲイツが今年4月にブログで発表した「年間で最も人を殺している生物」によると、ダントツ1位は「蚊」である。年間72万5,000人を殺し、2位の「人間自身」の年間47万5,000人を大きく引き離している。  だが、蚊はやっかいなものである。代々木公園で都庁の職員なのだろうか、網の袋を持って蚊を捕まえようと悪戦苦闘している姿がテレビで流されているが、失礼だが笑ってしまった。代々木公園の蚊を全部捕まえるのは不可能だし、蚊はバスやタクシー、飛行機にも乗って全国にデング熱ウイルスをまき散らしているのだから、代々木公園などに行かなくても患者は発生する。  ばかばかしい水際作戦におカネをかけるより、公園や広場に出かけるときは防虫スプレーや蚊取り線香を携帯し、服装は長袖に帽子をかぶるなどの注意を喚起することを徹底したほうがいい。それでもデング熱にかかってしまったら、早めに医者にかかり、重症化しないようにすることであろう。いかに死者を出さないで収束させるかに自治体や厚労省は知恵を絞り、国民に十分な説明をすることこそ、今一番必要なことである。  ところで、100人以上の朝日新聞記者や関係者の名を連ねた「朝日関係殺虫駆除リスト」というのが作成され、Twitter上に公開されたと東京スポーツ新聞が報じた。 「このリストに載せた糞虫とその家族は殺して良いという法律ができました。近所でみかけたら家族ごと駆除しましょう」とも書き込まれているという。  あきれ果てて言葉もない。こういう言論の自由をはき違えたバカこそ、「駆除」されなければいけないこと言うまでもない。  木村伊量社長が全面降伏したことで週刊誌側の「完勝」とはなったが、誤報問題でいえば週刊誌も朝日新聞のことを大声で批判できるほど身ぎれいではない。週刊誌も誤報の“宝庫”である。週刊新潮の朝日新聞襲撃事件犯の告白の大誤報を持ち出すまでもなく、佐村河内守氏を「現代のベートーベン」と持ち上げ、STAP細胞で小保方晴子氏をノーベル賞候補だと騒ぎ立てた多くは週刊誌である。彼ら彼女たちが「偽物」だとわかった瞬間から、自分たちの非をまったく省みず、口汚く非難し、追い回す。  私もこの欄で何度か、世の中の正義面した人間の仮面をはぎ取る週刊誌の役割に喝采を送ったことがある。だが、週刊誌を含めたメディアが取材して暴けるのは、その人間の一部にしか過ぎない。自分が全能の神になった如く大声でその人間を非難するのではなく、常に、もしかしたら自分たちは過ちを犯しているのかもしれないという懐疑の心を持ちながら、記事にするということを忘れてはなるまい。  文春で池上彰氏も、朝日新聞に石を投げられるメディアがいるのかと疑問を呈している。彼がこれまで見聞きしてきたいくつかのメディアの「言論封殺」の例を挙げ、こう書いている。 「こうした一連の批判記事の中には本誌を筆頭に『売国』という文字まで登場しました。これには驚きました。『売国』とは、日中戦争から太平洋戦争にかけて、政府の方針に批判的な人物に対して使われた言葉。問答無用の言論封殺の一環です。少なくとも言論報道機関の一員として、こんな用語は使わないようにするのが、せめてもの矜持ではないでしょうか。朝日は批判されて当然ですが、批判にも節度が必要なのです」  これを読んだ文春の編集長の顔が見てみたい。  もう一本、文春の朝日批判の記事で気になるものがあった。簡単に記す。朝日新聞の子会社「朝日新聞出版」はもともと分冊百科の老舗として知られていた。最近、この分野で苦戦していたため、分冊百科で成果を上げているデアゴスティーニ・ジャパン社(本社はイタリア)からK氏をスカウトしたという。  ここまではよくある話である。それ以来、K氏が持ってきたデア社の資料が朝日出版の会議で配布されるようになったという。その中からK氏がデア社で出してお蔵入りになった企画が、朝日出版で出版されるようになったそうだが、これも許容範囲であろう。  しかし、K氏が持ち出していたのはこれだけではなかったようだ。パートワーク(分冊百科)の売れ行きの推移を集計した「逓減表」と、タイトルごとの売上と利益が示されている「売上表」まで持ち込まれ、朝日出版内部で見られていたというのだから驚く。  パートワークというのは部数設定が難しい。創刊号は売れるが2号目からは下がっていく。その際、適切に部数を減らしていくことが、このビジネスでは利益を確保する上で重要だし、「逓減表」はデア社が長年かかって蓄積したトップシークレットであるはずだ。  たつき総合法律事務所の秋山直人弁護士が指摘する。 「このケースは不正競争防止法の中でも、二条六項にいう『営業秘密』の不正取得に当たる可能性があります(中略)民事訴訟を起こせば損害賠償を請求することもできます」  文春から資料を見せられたデア社の大谷秀之社長は、こう話す。 「(逓減表は)重要書類です。他社に開示するということは絶対あり得ません。社内でも逓減表にアクセスできる人間は限られている」  さらに、顧問弁護士と相談すると苦り切った表情で語ったというが、それはそうだろう。出版社にとって、パートワークの部数設定をするのは最重要課題である。それに2号以降、どういう下がり方をするのか、他誌で同じようなものを出したときのケースを参考にできれば、作りすぎや売り損じを減らせるかもしれないから、のどから手が出るほどほしいデータである。デア社はこの問題では告訴しないと言っているようだが、朝日出版社との間でなんらかの話し合いがあったようである。  しかし、これからも朝日新聞の不祥事はまだまだ出てくるのだろう。文春、新潮がともに朝日新聞の販売店が部数減に悲鳴を上げていると書いているが、朝日の悪夢の日々はまだ続きそうである。  さて、9月19日に株価が1万6,000円を超え、6年10カ月ぶりの高値を付けたと騒いでいるが、それより速いスピードで円安が進んでいる。20日には109円台前半(NY外為)にまでなり、このままでは120円も近いといわれている。  ポストと現代がともに「アベノミクス不況」について取り上げている。ポストによれば、安倍首相と黒田日銀総裁は円安へ誘導するため「口先介入」を繰り返しているという。  4日に黒田日銀総裁は「円安が日本経済にとって好ましくないとは思わない」と発言し、11日に安倍首相と会談した後にも黒田総裁は、2%の物価目標達成が困難になれば「躊躇なく追加の金融緩和を行う」と話している。その「甲斐」あって株価は少し上がったが、官邸筋は消費税を10%に引き上げるには1万7,000円を超える必要があると言っているそうである。  しかし急激な円安によって国民の生活はどんどん苦しくなってきている。日本総合研究所調査部首席研究員の藻谷浩介氏は、「安倍政権下の2年弱で、円相場はドルに対して2割強下落した。つまり輸入品価格が20数%上昇したことを意味する」と指摘している。電気代をはじめ、食料品から衣料品まで値上げラッシュである。したがって、実質賃金は1年以上にわたって下がり続けているのだ。これほどの賃金減が続いたのはリーマン・ショック前後の19カ月連続以来だそうだ。賃金減、生活コスト高で国民生活は25年前に戻ってしまったという。  だいたい、自国通貨の価値が下がっていることを喜んでいる政府首脳がいること自体おかしなことだが、それに安倍首相や黒田総裁は気付いていないのではないか。おかげでドル建てGDPで10年に中国に逆転されたが、安倍政権下ではとうとう中国の5割以下に縮んでしまったという。つまり「日本は中国の半分以下の経済規模しかない国」に成り下がってしまったのである。ポストは、こんな国は世界から相手にされなくなっていくだろうと嘆息している。  現代の座談会で経営コンサルタントの鈴木貴博氏が、スーパーのイオンの業績をこう言っている。 「直近の3-5月期決算(決算)で、純利益が前年同期比で9割も減りましたね」  日本の場合、食卓で輸入食品の占める割合は7割になるというから、円安の影響は計り知れない。  経済アナリストの中原圭介氏がこう切り捨てる。 「アベノミクスというのは円安で輸出が伸びれば設備投資が増えて、ひいてはわれわれの所得が上がるということを喧伝していましたが、これはデタラメだということです」  鈴木氏は、霞ヶ関の官僚たちはこんな悪巧みを考えているのではないかという。 「そうしたことは頭のいい財務官僚などはとっくにわかっていると思うのです。それなのに、円安に誘導しようとするのはなぜかと考えると、彼らは1ドル=200円ぐらいまで持っていきながら、物価を年率3~5%上げていき、最終的に物価を倍くらいにしようとしているのではないでしょうか。そうなれば、日本の借金の価値が半分になるわけですから」  こんな恐ろしいシナリオが実現したら、貧乏人は死ねと言っているのも同じである。貧困層の怨みが積もっていけば、安倍内閣などひとたまりもなく吹っ飛ぶこと間違いない。  仲間由紀恵(34)が結婚してしまった。相手は俳優の田中哲司である。かなり年上の48歳。田中は脇役が多いらしい。  テレビで田中が話しているのを見たが、木訥(ぼくとつ)で優しい人柄のようである。03年にテレビドラマで共演して知り合い、08年頃から真剣な交際を始めたそうだ。また週刊誌は「年収格差婚」などと書くのだろうか。仲間はNHKドラマ『花子とアン』で主演の吉高由里子を食うほどの人気を得て、年末の『紅白歌合戦』の司会をやるのではないかとウワサされている。人気に溺れず、堅実な男を夫に選んだ仲間がいい。田中に対する男たちの嫉妬は、すごいものがありそうだがね。  テレビ東京の看板アナ・大江麻理子(35)が結婚したことを、文春が報じている。美人は年上の男が好きなようだ。これが第2位。 「大江のWBS(ワールドビジネスサテライト=筆者注)キャスター就任は年単位で進行してきたプロジェクト。メイン就任からわずか半年での入籍に上層部は頭を抱えています。WBSは経済報道に特化しており、企業の機密情報が入ってくる。結婚相手が証券会社のトップとなれば、インサイダーや情報操作の疑いを招きかねない。また、WBSの大スポンサーは、大和証券なんです」  文春でこう語るのは、テレビ東京関係者。小谷真生子が16年にわたり君臨してきた夜のニュースの顔に、大江が抜擢されたのが今年の春。  バラエティなどもこなす彼女を1年間ニューヨーク支局へ赴任させ、満を持してWBSのキャスターに就任させたのに、半年もたたないうちに結婚。それも、相手はマネックス証券の松本大(おおき)社長で、彼女より15歳上の50歳である。このニュースは新聞などでも流れているから知っている人も多いと思うが、やはり、文春が取材に動き、それにあわてたテレ東側が、各社に結婚発表のリリースを送ったことから他のメディアが知ることとなったのだ。  大江のWEB番組に松本氏が出演したことがきっかけで知り合い、WBSのキャスターに就任した4月頃から交際に発展したと、事情を知る関係者が語っている。何が悲しくて15歳も年上のおっさんと結婚するのかと、やっかみ半分、うらやましさ半分でこの記事を読んだが、なんとこのおっさん、ものすごい金持ちらしい。  文春によれば、彼は埼玉県さいたま市の出身で、親父さんは講談社の社員だったそうだ。開成高校から東大法学部へ。卒業後はソロモン・ブラザーズ・アジア証券に就職するが3年後にゴールドマン・サックス証券に転職。デリバティブ取引で収益を上げゴールドマンの史上最年少の共同経営者に選ばれているというから、この分野では相当なやり手である。その後、ネット証券の先駆けとしてマネックス証券を立ち上げ、時価総額は約85億円、年収は2億円ぐらいあるそうだ。これまで家庭生活のことは一切出てこなかったそうだが、2年前に離婚していて、2人の子どもがいるそうである。  バツイチで金持ちか。モテるんだろうね。心配なのは(私が心配してもどうということはないが)、先に指摘されたインサイダーや情報操作の疑いを招きかねないという点だろう。メディア論が専門の碓井広義・上智大学教授もこう言っている。 「証券会社社長と経済報道番組のキャスターとの結婚は、報道倫理的に問題がないとは言えない」  だが、もともとこの番組は日本経済新聞のお抱え番組で、これまでも企業の宣伝・広報かと見紛うような内容はあったのだし、見る側もそうしたことを頭に入れて何割か割り引いて番組を見ている(少なくとも私はそうだ)のだから、そう気にすることはないと思う。もしマイナス点があるとすれば、見ている人間の多くが中年男だろうから、これから彼女が何をしゃべっても、彼女の背後に松本氏の“幻影”を見てしまうから、素直に彼女の表情やしゃべりを楽しめなくなることであろう。  久々の大物女性キャスター誕生かと思われたので、チョッピリ残念ではある。  今週の第1位は、久々にサンデー毎日に輝いた。ジャーナリスト吉田敏弘氏によるルポが素晴らしいというわけではない。だが私はいつも、沖縄の今を伝える情報が新聞も週刊誌も少なすぎると怒りを覚えているため、こういう記事にすぐ反応してしまうのだ。沖縄は日本である。こんな当たり前のことを、本土に住んでいる人間は忘れているのではないか。沖縄の怒りを我が物とする。沖縄が変われば日本が変わるのだ。  8月18日から沖縄県名護市の辺野古で、米軍普天間飛行場の移設に向けた海底ボーリング調査が続いていると吉田氏は書き始める。 しかし、沖縄の新基地反対への民意は根強い。こんな光景が日々見られるという。 「『海を壊すな!』『ボーリング調査をやめて!』口々に叫ぶのは、県内外から来てカヌーやモーターボートに乗り、新基地反対の抗議活動をする市民たちだ。しかし、海面に張りめぐらされた警戒区域の浮具に近づくと、ヘルメットにウェットスーツ姿の海上保安官らを乗せた黒いゴムボートが全速力で白波を立てて集まり、行く手を阻む。拡声器で立入禁止を警告し、退去を迫る。安倍政権は抗議活動を閉め出すため、埋め立て予定の米海兵隊基地キャンプ・シュワブ沖に『臨時制限区域』を設定。基地内の海岸から50メートルだった常時立入禁止水域を、最大で沖合約3・3キロまで広げ、米軍の施設・区域への侵入を取り締まる刑事特別法も適用するとした。海上保安庁は巡視船やゴムボートを全国から動員し、浮具の内外で連日、海上保安官らが海に飛び込み、カヌー操船者を引きずり出すなどして拘束している」(吉田氏)  取材する吉田氏の目の前でも3人が拘束され、約40分後に解放されたという。新基地は単なる代替施設ではない。 「V字形の滑走路2本、垂直離着陸輸送機オスプレイと装甲車と兵員を運ぶ強襲揚陸艦なども接岸可能な岩壁、弾薬搭載施設などを備えた巨大基地だ。普天間飛行場移設とは、基地の負担軽減に名を借りた基地の新鋭化・強化に他ならない」(同)  しかも、耐用年数は200年といわれているそうである。沖縄では強硬な安倍政権への怒りが、県知事選(11月16日投開票)に向けて高まっている。 「前回の知事選で、普天間飛行場の県外移設を公約にして当選しながら、埋め立てを承認した仲井真知事の行為を、『沖縄振興予算のカネと引き換えに、沖縄の心を売った裏切り』と見る県民感情は浸透しており、自民党の独自調査でも仲井真氏苦戦が予想されている。安倍政権のボーリング調査強行は、知事選の前に埋め立てに向けた既成事実づくりのイメージを広め、新基地反対の県民をあきらめさせ、翁長(おなが=筆者注)新知事が誕生した場合でも、新基地建設は後戻りできないと思わせるのが狙いだろう」(同)  元県議会議長で、元自民党県連顧問の仲里利信さん(77)はこう語っている。 「安倍政権は軍拡路線に走り、尖閣諸島を巡って中国と対立を深め、沖縄で自衛隊増強も進めています。新基地ができれば自衛隊も使用し、米軍とともに沖縄を永久的に軍事要塞化するでしょう。沖縄が戦争に巻き込まれ、かつての沖縄戦のように本土防衛の捨て石にされる危険も高まる。しかし、それでは子や孫に申し訳が立たない。今回の知事選は、沖縄の将来を決する重大な選挙なのです」  また、沖縄は歴史的に中国・韓国・東南アジア諸国との長い交易があり、こうした財産を生かしてアジアの観光・物流などの中心拠点を目指すのが沖縄経済発展の道だと考える沖縄財界人も増えてきているという。だから、沖縄を対中国の最前線に据える安倍政権の軍拡路線は、そうした沖縄経済にとってマイナスでしかないのだ。  さらに、こういう数字があるという。 「沖縄県の調査で、基地返還跡地の那覇新都心では、返還前と比べ従業員数が103倍、雇用者報酬が69倍に増えるなど、基地返還による経済波及効果の実績が証明された」(同)  沖縄から基地がなくなれば生活が成り立たないなどと自民党の連中が言っていることが、根底から覆されてきているようである。名護市在住で、市民団体「ヘリ基地反対協議会」の安次富(あしとみ)浩共同代表の言っていることを聞くがいい。 「民意を無視した国策の押しつけは、民主主義ではない。日本の民主主義のあり方が問われているのです。新基地反対を訴えることは、沖縄の主体性を確立するとともに日本の民主主義を盛り返すことでもあります」  沖縄県知事選を前に、もう一度立ち止まって沖縄について考えるために、この記事をじっくり読んでほしいと思う。 (文=元木昌彦)

江の島でゴミ拾いしたらTENGAがもらえるよ! 「海さくら18禁ゴミ拾い」開催!!

umisakuratenga.jpg  株式会社TENGAは、「江の島にタツノオトシゴを呼び戻そう」を合言葉に、ビーチクリーン等の活動を行う“海さくら”と合同で、「子供にゴミは拾わせない! 大人のゴミを大人が拾う! 海さくら18禁ゴミ拾い」を2014年9月27日(土)に神奈川県・江の島で開催致します。  通常のゴミ拾いのボランティア活動には、多くのお子さんたちが参加されています。  これはとても良い教育ではありますが、ゴミを捨てたのは子供ではありません。大人の出したゴミは大人が拾うべきだ! 子供はゴミ拾いより、もっともっと海で遊んでいて欲しい! そんな想いから、“海さくら×TENGA”の「18禁ゴミ拾い」は生まれました。  そして“海さくら”のモットー「ゴミ拾いを楽しく、ファンキーに」を守り、大人に嬉しい企画を実施します。 ■1 BAG for 1 TENGA!  1袋分のゴミを集めて、1個のTENGAと交換!  ゴミ拾いに興味のある方から、「ゴミ拾いやボランティアというとなんだか気恥ずかしい……」そんな方でも、「TENGAをもらえるから!」という理由で、気軽に参加していただければと願っています。 umisakura_gomibukuro.jpg 【イベント詳細】 ■開催日程:2014年9月27日(土)※雨天延期(10月19日に延期の予定) ■開催場所:江の島大橋(弁天橋)の入口付近江 ※江の島弁天橋スロープをあがった場所になります。 ■集合時間:14:15 ■活動時間:14:30~16:00 ※その後、催し物や打上会あり ■参加資格:18歳以上の男女 ■協賛企業:株式会社典雅/片瀬西浜海の家「LAWA LAWA×GAZIR」 ■ゴミ拾い! 湘南・江の島エリアを90分間楽しくゴミ拾い。ゴミ拾いに必要な軍手、トング、ゴミ袋は現地で提供します。動きやすい服装でお越し下さい。 ■1 BAG for 1 TENGA! ゴミを集めて「TENGA」をGET! 1袋分のゴミを集めると「TENGA EGG」を1個プレゼント。2袋めからは「POCKET TENGA」をプレゼント。ゴミを拾えば拾うほど「TENGA」をGETできます! ■おもしろいゴミ拾った選手権! ゴミ拾い終了後、当日拾った「おもしろいゴミ」を発表します。1位~3位に選ばれた方には、素敵な賞品をプレゼント。 ■ゴミ拾いの後はみんなで乾杯! ゴミ拾いで身体を動かした後は、みんなで乾杯!冷たいアルコールを提供します。 ※片瀬西浜海の家「LAWA LAWA×GAZIR」様よりご提供 http://www.shonan1.com/modules/shonan_map/index.php?lid=24 ■海さくらとは?  汚れた海は当たり前じゃない。きっと綺麗にすることができる。  海さくらは大好きな江の島・湘南をキレイにする活動を行う団体です。  月1回のゴミ拾いの他、江の島観光案内所でのゴミ拾いアイテムの貸出、ワールドオーシャンズデーとのゴミ拾い、ミュージックフェスの実施など 「楽しく、ファンキーに」活動を行っています。 ~古沢工業株式会社 海さくら事務局 代表 古澤純一郎~ http://www.umisakura.com/ ■問合先 TENGA公式サイト:http://www.tenga.co.jp/ 代表連絡先:TEL: 03-6684-5811/FAX: 03-6687-0446 問合せ:akai@tenga.co.jp(赤井)/ito@tenga.co.jp(伊藤)

松木安太郎の“応援解説”が冴えわたる!『不躾ですが、ドキドキな発表の瞬間立ち会わせて下さい。』

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『不躾ですが、ドキドキな発表の瞬間立ち会わせて下さい。』テレビ東京
「韓流スターと葉月里緒奈ってところかな」 「もうちょっとナチュラルメイクのほうがいいんじゃない? 皮膚呼吸できなそうだなぁ」 「二人は愛し合ってるねえ」  A級プロダンサーを目指す男女ペアを見守りながらも、矢継ぎ早に発せられるサッカー解説者・松木安太郎のナレーション。そのVTRを見ながら、MCのサンドウィッチマン・富澤は思わず吐き捨てた。 「集中できないよ、VTRに!」  それでも松木は止まらない。いよいよA級がかかった競技会に挑むペアの緊張感あふれる姿を「静かに見守りましょう」とナレーションを入れたわずか数秒後には、「よーし! ここ頑張りましょう!」と口を開く。  これには伊達も「いや、『静かに見守りましょう』って言ったじゃねーか!」とツッコみ、富澤も「5秒もたたないうちにしゃべりだしたよ」とあきれていた。それだけではない。時には、ナレーションを忘れ、拍手までしてしまう始末だ。  これは、『不躾ですが、ドキドキな発表の瞬間立ち会わせて下さい。』(テレビ東京系)という長いタイトルの番組の一幕。テレ東では『YOUは何しに日本へ?』の成功もあり、この手の素人インタビュー&密着番組が急増している。特に月曜23:58からは1カ月ごとに番組を変える、いわば“お試し”枠とあって、手間はかかるが予算はかからない『家、ついて行ってイイですか?』『新婚さんに「結婚を決めた一言」聞いてみた』『卒業文集の夢、叶いましたか?』などの名作が次々と誕生している。『家、ついて行ってイイですか?』などは、ゴールデンタイムで特番にもなった。  『不躾ですが~』はそのタイトル通り、ある人たちの「ドキドキな発表の瞬間」に密着するという番組である。その“応援ナレーター”が、松木である。  松木のサッカー解説といえば、熱くポジティブでテンションが高いことでおなじみだ。 「あっ! PKだろ! 倒してないか、今?」 「ハンドじゃないか? ハンドだよねえ? ハンドだよー!」 「ふざけたロスタイムだなぁ」 「シュート打て、打てっ!」 と、中立的解説とは無縁の暑苦しい応援解説。それが一部サッカーファンからは不評を買っていたが、一方で、その「分かりやすさ」は普段サッカーを見ない層がサッカーを見る機会となるワールドカップなどの場面では大いに注目された。今では、日本代表戦に松木の解説がないとなんだか寂しいと思ってしまうほどだ。  そんな松木解説は、バラエティ番組にも飛び火。『ケータイ大喜利』(NHK総合)では「サッカー中継。『ちゃんと解説してください…』松木安太郎さん、何と言った?」などと大喜利のお題となり、視聴者から寄せられた回答を実際に読むという大役を果たしている。松木解説は、番組屈指の人気「声のお題」となっているのだ。  そんな松木の“応援解説”に注目したのが、『不躾ですが~』だ。下着モデルのオーディションや76歳のボディビルダーの大会挑戦、9歳のピアニストのコンクール、足掛け26年、49歳で弁護士を目指す司法試験の合格発表など、ドキドキの発表の瞬間に挑む真剣な人たちを、松木が熱く、それでいてどこかふざけて応援する。そして、その挑戦VTRと松木の応援ナレーションの両方に対し、適度な距離感でツッコミを入れたり、素直に感想を言い合うのがMCのサンドウィッチマンだ。その三位一体の構造が絶妙だ。  ボクシングのプロライセンスを目指す33歳の青年がいた。彼の名は上原裕三。すかさず、「上原裕三くん、名前は野球っぽいけどね」と、松木のいらないナレーションが入る。プロテストは、33歳までという年齢制限がある。だから、これが最後の挑戦だ。  「33歳っていうと、俺引退した歳だよ」と松木。思わず伊達が「ナレーションの手数多すぎるわ!」とツッコむ。  これまでの人生で、いろいろなことから逃げてきたという上原。“やり遂げた”ことが一つもなかった。だから、プロテストに合格すれば、自分が変われるのではないかと、挑戦を続けてきたのだという。 「わっかるなー!」 と、真剣なトーンの上原と対照的な軽いリアクション。もちろん松木である。いよいよプロテスト当日、多くの受験者がいる控室の映像を見ながら「ファッションでは負けてないぞ、頑張れ!」「まず髪型が強そうだよね」などと軽口を叩くナレーション。上原が心境を語りだすと「ちょっと揺れながらしゃべるところがあるよね」なんて言っている。ついに、最後のテストであるスパーリングに向かう真剣な表情がアップで映し出されると「彼はホント、キレイな奥二重だよね」。  いざスパーリングが始まると、そこはスポーツ解説者。 「消極的だなぁ。ストレスたまる試合だね」 「気持ちで負けるな!」 「いやー、いいパンチ入ったね! リプレイ見よう、リプレイ!」 「そう、前へ前へ!」 と、的確で熱い解説が入っていく。  スパーリングの勝敗とプロテストの合否は無関係とはいえ、相手からダウンを奪い、リタイヤに追い込んだ上原。その表情は、充実感でいっぱいだった。合格すれば自分が変われるかもと語っていた上原は、合格発表を待たずに“やり遂げた”実感を得て言った。 「人生、変わった気がします!」  そんな姿に、富澤は涙を浮かべるのだった。  どんどんと複雑化する世の中で、提供されるコンテンツに対して、われわれはとかく斜に構え、ひねくれた見方をしがちだ。けれど、一方で単純に笑いたいし、単純に泣きたいし、単純に楽しみたいとも思っている。松木の“応援”は、いわば“オヤジ”を具現化したものだ。目の前のことに脊髄反射的に反応し、たとえ頭の中で複雑なことを考えていたとしても、実際に出てくる言葉は、ごくごく単純でシンプルな言葉ばかりだ。言ってみれば「バカ」な言動だ。けれど、そんな“オヤジ”を誰しもが自分の中に飼っているし、どこかで憧れている。バカになって素直に楽しむこと。松木は、そんな世の中の見方を“応援”しているのかもしれない。「よーし、出しきれよ! 全部出し切れ!」と。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

バーガーキングの“非常識”黒いバーガー『KURO』にADDしまくってきた!

 関東地方では、陽気はすっかり秋めいているが、秋といえばあのシーズンの到来だ。  そのシーズンを表すように、食品メーカーからは次々と秋の新作や期間限定商品がリリースされているが、その中でも、日本で3番目に有名なあのバーガーショップが発表したのがコレだ。 kurohumbgr01.jpg  黒くて白いつぶつぶのあるバンズは、まるで御影石のよう。それにジューシーな肉質感あるパティーとレタスにトマト、オニオンがつぶされずに挟まれている。そして、野菜とパティーの間に挟まれている黒くて四角い平べったいのは、なんと黒こんにゃくの薄切り! ではなくて、真っ黒なチーズなのだ。  9月19日、バーガーキングから発売されたのは、「KUROバンズ」に「KUROパティー」「KUROチーズ」「KUROシャンピリオンソース」を使用した真っ黒バーガー、「KUROダイヤモンド」と「KUROパール」だ。
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チーズとバンズには竹墨が、パティーには黒こしょう、シャンピリオンソースにはイカスミが使用されている。
 バーガーキングでは、2012年にも黒バーガーを発表しているが、その際はチーズは普通のクリームイエローだった。しかし、今回の黒バーガーに使用されているのは、竹墨を練り込んだ「KUROチーズ」だ。気になるその味の第一印象は、ひと口頬張ったその瞬間に感じる、竹墨の香ばしさに違いない。  そして、肉感たっぷりの「KUROパティー」は、たぶん世界中でいちばん有名なあのハンバーガー屋や、日本と韓国で有名なもうひとつのバーガーショップのバーガーとは違って、分厚いハンバーグ感を堪能できる。残念だったのは、同時に開発された「KUROシャンピリオンソース」の味があまり伝わってこなかったことだ。    記者がオーダーしたのは二種類発表されたKUROバーガーのうちの「KUROダイヤモンド」だが、バーガーキングと言えばADDシステムでパティーやトッピング、ソースを有料で追加できるサービスだ。今回の「KUROバーガー」にも適用可能ということでオーダーしてみた。
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写真左は、「KUROダイヤモンド」(690円)ベースにパティー(170円)とチーズ(30円)をそれぞれ4枚、フィッシュフライ(120円)1枚とレタス多め(無料)で1,610円也。
 黒パティー5枚の間に黒チーズを5枚、その上にフィッシュフライとレタス多め。秋のメガ盛りシーズンにはピッタリでしょ! でも、トロけた黒チーズが悪魔のよだれみたいで、野菜のトッピングがなければ食欲が湧かないところだった。もちろん、竹墨の香りも肉感も5倍5バーイ! 食べるのにひと黒う(苦労)。
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 そして、3つ目の非常識はバーガー2つに2,300円も払う記者の方だった。  うもうございました。 バーガーキング 『KUROダイヤモンド』単品690円 コカコーラL付き インパクト ☆☆☆ 味     ☆☆  店     ー