NHK大河ドラマ『真田丸』 まずまずのスタートを切ったが“不安要素”も……

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NHK『真田丸』公式サイトより
 16年のNHK大河ドラマ『真田丸』(堺雅人主演/日曜午後8時~)が1月10日、15分拡大でスタートし、視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、惜しくも20%の大台超えはならなかった。  初回が20%に乗らなかったことで、「低い」とする向きもあるが、12年の『平清盛』(松山ケンイチ主演)以降の大河ドラマで、初回視聴率が大台を超えたのは、13年の『八重の桜』(綾瀬はるか主演)の21.4%のみ。『平清盛』は17.3%、14年の『軍師官兵衛』(岡田准一主演)は18.9%、15年の『花燃ゆ』(井上真央主演)は16.7%のスタートで、それらと比較すれば上々の発進といえる。  15年の『花燃ゆ』は、主人公が思想家・吉田松陰の妹・杉文(後の久坂美和)という極めて無名な人物。その上、主役の井上はトップ女優とはいえず、当初から視聴者の関心も低く、まったく盛り上がらぬまま幕を閉じた。全話平均視聴率は12.0%で、大河史上ワーストの視聴率となってしまった。  それだけに、視聴者の『真田丸』への期待感は高かまっていた。主役は、“新・視聴率男”の称号を得た堺。加えて主な出演者は、木村佳乃、長澤まさみ、草刈正雄、高畑淳子、大泉洋、草笛光子、黒木華、内野聖陽、近藤正臣、斉藤由貴、藤岡弘、吉田羊、高嶋政伸、遠藤憲一、小日向文世、桂文枝、鈴木京香、竹内結子、山本耕史、片岡愛之助、吉田鋼太郎と、超豪華。ストーリーはともかく、このメンバーで視聴率が取れなければ、大河ドラマも終わりといっていい。  だが、期待が大きかっただけに、不安要素もある。それは、初回の視聴率が“MAX”になってしまう可能性だ。事実、『八重の桜』『花燃ゆ』はどんどん下がっていき、初回の数字が番組最高となってしまった。『平清盛』も第2話(17.8%)が最高。11年の『江~姫たちの戦国』(上野樹里主演)も同じようなもので、第3話(22.6%)がMAX。  11年以降の大河では、このパターンが常態化しつつあり、第29話(19.4%)で自己最高をマークした『軍師官兵衛』は、もはや異例だ。つまり、『真田丸』も近年の大河同様、初回が期待度最高値で、その後、視聴率は落ちていくばかりということにもなりかねない。  ネット上の視聴者の反応を見てみると、脚本を担当する三谷幸喜に対する意見が多い。「三谷らしくていいと思う。毎年同じ型にはまったものじゃつまらないし、新しさを追求する姿勢は悪くない。若者も、この大河をきっかけに歴史を好きになればいい」「中途半端な時代劇より、三谷節の時代劇の方がよっぽど見ていておもしろい」「脚本家が想像を膨らませつつ、自分のヒーロー像を描くのは悪いことだとは思わない。大河ドラマ的なホームコメディでいいんじゃないかと思う」など、賛成派も多い。  一方、「三谷ファンのための大河になっているようで、そうではない視聴者からすれば苦痛」「言葉遣いが現代劇すぎる。時代劇にふさわしい言葉を書けない脚本家と演出家がタッグを組んでいるんだから、どうしようもない。登場人物の発想も現代劇そのもので、閉口する」「大河らしい重厚感がない。こんな軽い作品なら、大河じゃなく別の枠でいい」といった反対派も少なくないようだ。  完全に賛否両論に分かれてしまった『真田丸』。果たして、その行く末はどうなることやら……。 (文=森田英雄)

本当の“地獄”はここから? ベッキー&ゲス川谷をテレビから“消す”、業界の思惑とは

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まだまだこれから?
 タレントのベッキーと、ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音の「不倫スクープ騒動」は、まだまだ収束の域とはいえない。今週、国民的アイドルグループ・SMAPの解散報道で勢いが弱まるかにも思えたのだが、14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が川谷の妻の独占告白を先週からの続報として掲載したことで、世間とマスコミの視線が再び集まってしまうことになった。  手記には川谷との結婚のなれそめや、元カノに告白された川谷が「どうしていいかわからない」と妻に電話で号泣したという妙な話、ベッキーとの関係に対する思いや怒りなどが赤裸々につづられていたが、文面を読む限り、川谷という人物は、メンタルの浮き沈みが激しい、いかにも“アーティスト”気質なのがなんとなく伝わってくる。かといって、不貞が許されるわけではないが  2人の関係性や愛情の是非などはともかく、これだけ世間を騒がせてしまったのだから、その代償は非常に大きい。ベッキーはすでにCMの差し替えなども起こっており、川谷も公の場で謝罪しないことを責められ、責任を取らせるために「業界追放」なんてウワサまで出る始末だ。  現状でもかなり「ヤバイ」状況なはずだが、関係者いわく、業界が彼らを本当の意味で「消す」作業はまだ始まっていないのだというから驚きだ。 「今はとにかく『ベッキー』『ゲス乙女』の記事が無数に出ていますし、世間の関心も非常に高いからマスコミとしては、この上なくありがたい存在です。業界にとってもそれは同じで、バラエティ番組にベッキーが出演すれば、普段見ない人でもチャンネルを合わせる可能性がある。現状この報道が痛いのはCMスポンサーとベッキーが所属するサンミュージックくらいではないでしょうか。今ベッキーを表舞台に出すことは、業界にとっては“プラス”の面もあるんですよ。つまり、今回の騒動の注目度が下がり、『商品価値』が本当になくなった段階で、ベッキーの出番を一気に減少させるもくろみではないでしょうか。川谷も、それは同じでしょう」(芸能記者)  すぐにも出演に「×」を出してもおかしくないほどの騒動だが、ベッキーがまだテレビ出演を続けていられるのは、あくまでもマスコミや業界の“思惑”によるところが非常に大きいようだ。  バッシングを受け、ベッキーの体重が一気に減り、川谷は逃げ回り、川谷の妻の精神状態も心配な様子……。今後さらなる“地獄”が待っているというならば、さすがに少し気の毒な気もする。

大原櫻子、橋本愛、AKB48……2016年期待の新成人ランキングは「小粒すぎ」!?

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大原櫻子オフィシャルサイトより

 1月11日の成人の日、オリコンが恒例の「2016年 期待の新成人ランキング」を発表し、大原櫻子が堂々の首位に立った。同ランキングの調査対象となったのは、1995年4月2日~96年4月1日生まれのタレント。調査は1月4日から6日にかけて、全国の男女オリコンモニター1,000人に対し、インターネットを通じて実施された。

 トップとなった大原は、13年12月に公開された映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインのオーディションに応募し、約5,000人の中から選ばれて映画デビュー。同時に、同作の劇中バンドMUSH&Co.のボーカルとして、シングル「明日も」で、歌手デビューを果たした。

「週刊文春」に、さらなる続報の構え!? ベッキーとゲス・川谷絵音のキス写真も押さえている……?

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 7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で人気ロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不倫が報じられたタレントのベッキー。

 その発売前日の6日夜には謝罪会見を開いたが、「友人関係」を強調したまま質疑応答は一切なし。記事に掲載された決定的な“証拠”ともいえるLINEについても、固く口を閉ざした。

「ベッキーはCM契約10社を抱えており、謝罪会見はどうみてもクライアント向けのものでしたね。実際、大手広告代理店関係者が仕切っていました。しかし、好感度やスキャンダルがないことを買われての起用だったため、いずれのスポンサーも大激怒しているそうです。すぐに1社がCMを差し替え、新たに別の1社がCMそのものを一時取りやめると発表しました。ほか数社もベッキー下ろしを検討中とのことです」(業界関係者)

 マネジャーが各局を謝罪行脚し、レギュラー番組はそのまま継続の方向のようだが「事態はさらに深刻な状況に発展していきそう」だという。出版関係者がこう耳打ちする。

「記事の出元は川谷の妻といわれていますが、『文春』はベッキーと川谷の“キス写真”も押さえているようで、ベッキー側の対応しだいで追撃記事を掲載する準備がすでに整っている。加えて、今回のスクープが載った号は、“春画問題”で強制休養処分を受けていた編集長の復帰1発目。以前から温めていたようで、続報を掲載したくてウズウズしているのは間違いない。それが炸裂すればベッキーのタレント生命が終わる可能性すらありますよ」

「キス写真」まで明るみに出たとき、今度はどう釈明するのだろうか。

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ベッキーと不倫のゲス・川谷絵音に、音楽関係者が激怒!「LINE画面の流出源と疑われ……」

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「私以外私じゃないの(通常盤)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
 タレント・ベッキーとの不倫報道で批判を浴びているロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音が、バンドを支援してきた有力な音楽関係者の怒りを買っている。 「川谷が表に出てこないから、オレのところにまでマスコミが来た!」  1月9日の夕方、この関係者のもとを週刊誌の記者が訪れ、川谷についての見解を質問。その際に、記者から「あなたがLINEを流出させたとのウワサもあるんですが」「流出した事情を知っていますよね?」とまで聞かれたのだという。 「会社にまで押しかけてきて、失礼な質問をされた。バンドを支えてきたオレが、なんで自分からスキャンダルをばらまかなきゃならないんだよ。不倫だなんだっていうのも音楽事業とはなんの関係もないし、川谷個人の問題だろ。オレはその女(ベッキー)とのことなんて、何も知らなかったし」(音楽関係者)  この騒動では、不倫の決定的証拠となったLINEの私的なやりとりが一体どこから漏れたのか、その犯人探しも進行中だ。 「何もない時にエリちゃんと出会えてたら良かったのになとか考えちゃう たらればだけど、神様は割と試練を与えたがる」(原文ママ/以下同) 「時間かかってしまうけどちゃんと卒論書くから待ってて欲しいな。こんな感じで待たせるのは本当に心苦しいけど、待ってて欲しい」  不倫関係を「神様の試練」、現妻との離婚届を「卒論」と表現した生々しい川谷のLINEには、妻に離婚の意思を伝えた旨のメッセージもあった。 「大切にしたい人がいるって言った」 「でもそれってアウトだよね?って言われた」  通常は漏れないはずの私信が漏れたことには、ネット上で川谷の妻によるリークを疑う声もあるが、この妻は「週刊文春」(文藝春秋)の取材で夫の浮気を知って絶句した様子が報じられていて、そのやりとりが事実なら情報源とは考えにくい。  一方、川谷と親しくしていた音楽関係者が、報じられていないやりとりの画面キャプチャーを持っていたとのウワサがあり、芸能記者が音楽業界にまで取材を広げていたのは確かだ。  ただ、激怒した前出の音楽関係者は「記者は仕事でやってるからしょうがない。一番悪いのは川谷」と、その矛先を川谷本人に向けている。 「女は記者会見したのに、あいつは出ていかない。だから周りに飛び火している。書面の謝罪も、白々しく『友人関係』とか言ってるのもセコい。普段、モノをズバズバ言ってた不敵な態度は、どこへいったのか」(同)  この関係者は騒動後、川谷に一度電話をかけたが応答はなく、その後の折り返し電話もなかったため「こっちから連絡はしない」と話す。さらに、川谷が会見をしていないことについては「出演予定のテレビ番組から『できれば表に出ないでほしい』との要請があったとウワサを聞いた」という。  今年最初の大きなニュースとなったこの騒動、音楽関係者の間でもいろいろな話が飛び交っており、川谷が自らベッキーとのLINEを画面キャプチャーして知人に自慢していたというウワサまで聞かれる。LINE流出の経緯は当の文春にしかわからないことだが、騒動が大きくなればなるほど、音楽関係者の川谷への心証も悪くなりそうだ。 (文=片岡亮)

NEWS・加藤シゲアキの小説は、なぜ映像化に向いていたのか?

【リアルサウンドより】  NEWSの加藤シゲアキ原作の小説が、2作品同時に映像化された。9日に公開となった映画『ピンクとグレー』は、作家・加藤にとっての処女作となる長編小説で、全4回の連続ドラマとして放送中の『傘を持たない蟻たちは』は、最新の短編集である。本稿では、アイドルという本業を持ちながら作家活動をする加藤の2作品を読み解き、作家としての加藤に迫るとともに、その作品が映像化されたことの意義を読み解きたい。  芸能界でともに生きる親友2人を主人公に、生と死について描いた処女作『ピンクとグレー』は、2012年に刊行された。加藤が所属するNEWSは、開始当初は9人グループだったものの、メンバーが次々と脱退し、2011年には、NEWSの顔とも言われていた山下智久と錦戸亮までがグループを離れ、現在の4人編成になった。加藤は、自身が小説を書くと決意したきっかけについて、グループが上手く行かなかったことを挙げており、2011年は作品の執筆時期とも重なる。二人の脱退が、作品にどれほど影響したかは本人のみぞ知るところだが、『ピンクとグレー』には芸能界の内情と抗えない格差が生々しく描かれており、アイドルとして苦悩する青春を送った加藤だからこそ生み出せた作品であることは間違いないだろう。  『ピンクとグレー』で主演を演じたのは、奇しくも加藤の後輩であり、主人公と同じように売れっ子であるHey!Say!JUMPの中島裕翔だ。2013年に高視聴率を記録し、「倍返し」などのキメ台詞も話題となった『半沢直樹』に出演して以来、単独で連続ドラマの主演を果たすなど、俳優として勢いがある。また、その親友役を菅田将暉が演じた。原作とは時系列が異なり、映像だからこその仕掛けも施され、”幕開けから62分後の衝撃”というキャッチコピーが煽るように、驚きの展開も用意されている。加えて、時系列を変えたことによって、原作では描かれていない”続き”が見られるのもポイントだ。映像化の利点を最大限に活かし、この仕掛けを生み出した映画製作陣の腕も素晴らしいが、これを可能にした加藤シゲアキの原作もまた、物語としての強度を改めて示したといえよう。原作では曖昧にされていた部分を詳細にしたり、時間軸に変更を加えてもなお、本作の本質的な魅力が損なわれないのは、加藤シゲアキが実際に芸能界で味わった苦悩が、驚くべき筆力で書き綴られていたからにほかならない。そして、後輩の現役アイドルが主演を演じたことによって、本作はフィクションを越えた、ある種のリアリティを獲得するまでに至っている。  9日から放送が始まった連続ドラマ『傘を持たない蟻たちは』でも同じことが言える。原作は、それぞれが独立した6編の短編集だが、連続ドラマではひとつの短編を軸に、他の短編の時系列を重ねることによって再構築している。原作は2015年に出版された最新作であり、初めて芸能界以外を舞台に”生と性”を描いた作品で、加藤にとっては作家としての腕が真に試される一冊である。先日放送された第1話では、主人公である落ち目のSF作家・橋本純(桐山漣)の小説(空想)として、原作のうちの1編が登場した。ほかにも、橋本がすでに出版した作品として、会話の中に6編のタイトルが出てくるなど、作中作として原作を登場させるメタ構造になっていることがわかる。また、加藤が原作、出演、主題歌と三役をこなしていることも見逃せない。加藤が作中に登場することによって、さらに虚実のあわいが混濁しているのだが、だからこそ加藤の描き出そうとするテーマはより鮮明に見えてくる仕掛けだ。  ジャニーズのアイドルが本格的に作家活動をするのは極めて異例なことである。しかも、『ピンクとグレー』は、虚実の入り混じった世界に生きるアイドル自身が、そこで感じた人生の苦悩を、脚色を加えながらも大胆に描いている。そして、虚構性の中に描かれる生と死こそが、これまでの加藤の作品に通底するテーマでもある。  今回の2作品が原作とはまた違った新鮮さを感じさせるのは、映像化にともない、物語に別次元のアプローチを加えることで、その虚構に新たな視座を与えたからだろう。たとえば、現役のアイドルである中島は今回の役柄をどんな心境で演じたのか、自らが生み出したキャラクターと対峙するとき、加藤は何を思ったのか。そこに思いを馳せたとき、加藤の作品はいとも簡単に虚実の壁を越え、作中の人物たちの言葉はさらなるリアリティとともに立ち上がるはずだ。 (文=小島由女) ◼︎ドラマ情報 『傘を持たない蟻たちは』 毎週土曜23時40分から放送中(全4回) 原作:加藤シゲアキ 出演者:桐山漣、加藤シゲアキ、阪田マサノブ、足立梨花、渡辺舞、武田玲奈、南沢奈央、竜雷太 他 脚本:小川真 編成企画:羽鳥健一 プロデュース:江森浩子 演出:河野圭太 制作:フジテレビ、共同テレビ 公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/kasaari/index.html

NEWS・加藤シゲアキの小説は、なぜ映像化に向いていたのか?

【リアルサウンドより】  NEWSの加藤シゲアキ原作の小説が、2作品同時に映像化された。9日に公開となった映画『ピンクとグレー』は、作家・加藤にとっての処女作となる長編小説で、全4回の連続ドラマとして放送中の『傘を持たない蟻たちは』は、最新の短編集である。本稿では、アイドルという本業を持ちながら作家活動をする加藤の2作品を読み解き、作家としての加藤に迫るとともに、その作品が映像化されたことの意義を読み解きたい。  芸能界でともに生きる親友2人を主人公に、生と死について描いた処女作『ピンクとグレー』は、2012年に刊行された。加藤が所属するNEWSは、開始当初は9人グループだったものの、メンバーが次々と脱退し、2011年には、NEWSの顔とも言われていた山下智久と錦戸亮までがグループを離れ、現在の4人編成になった。加藤は、自身が小説を書くと決意したきっかけについて、グループが上手く行かなかったことを挙げており、2011年は作品の執筆時期とも重なる。二人の脱退が、作品にどれほど影響したかは本人のみぞ知るところだが、『ピンクとグレー』には芸能界の内情と抗えない格差が生々しく描かれており、アイドルとして苦悩する青春を送った加藤だからこそ生み出せた作品であることは間違いないだろう。  『ピンクとグレー』で主演を演じたのは、奇しくも加藤の後輩であり、主人公と同じように売れっ子であるHey!Say!JUMPの中島裕翔だ。2013年に高視聴率を記録し、「倍返し」などのキメ台詞も話題となった『半沢直樹』に出演して以来、単独で連続ドラマの主演を果たすなど、俳優として勢いがある。また、その親友役を菅田将暉が演じた。原作とは時系列が異なり、映像だからこその仕掛けも施され、”幕開けから62分後の衝撃”というキャッチコピーが煽るように、驚きの展開も用意されている。加えて、時系列を変えたことによって、原作では描かれていない”続き”が見られるのもポイントだ。映像化の利点を最大限に活かし、この仕掛けを生み出した映画製作陣の腕も素晴らしいが、これを可能にした加藤シゲアキの原作もまた、物語としての強度を改めて示したといえよう。原作では曖昧にされていた部分を詳細にしたり、時間軸に変更を加えてもなお、本作の本質的な魅力が損なわれないのは、加藤シゲアキが実際に芸能界で味わった苦悩が、驚くべき筆力で書き綴られていたからにほかならない。そして、後輩の現役アイドルが主演を演じたことによって、本作はフィクションを越えた、ある種のリアリティを獲得するまでに至っている。  9日から放送が始まった連続ドラマ『傘を持たない蟻たちは』でも同じことが言える。原作は、それぞれが独立した6編の短編集だが、連続ドラマではひとつの短編を軸に、他の短編の時系列を重ねることによって再構築している。原作は2015年に出版された最新作であり、初めて芸能界以外を舞台に”生と性”を描いた作品で、加藤にとっては作家としての腕が真に試される一冊である。先日放送された第1話では、主人公である落ち目のSF作家・橋本純(桐山漣)の小説(空想)として、原作のうちの1編が登場した。ほかにも、橋本がすでに出版した作品として、会話の中に6編のタイトルが出てくるなど、作中作として原作を登場させるメタ構造になっていることがわかる。また、加藤が原作、出演、主題歌と三役をこなしていることも見逃せない。加藤が作中に登場することによって、さらに虚実のあわいが混濁しているのだが、だからこそ加藤の描き出そうとするテーマはより鮮明に見えてくる仕掛けだ。  ジャニーズのアイドルが本格的に作家活動をするのは極めて異例なことである。しかも、『ピンクとグレー』は、虚実の入り混じった世界に生きるアイドル自身が、そこで感じた人生の苦悩を、脚色を加えながらも大胆に描いている。そして、虚構性の中に描かれる生と死こそが、これまでの加藤の作品に通底するテーマでもある。  今回の2作品が原作とはまた違った新鮮さを感じさせるのは、映像化にともない、物語に別次元のアプローチを加えることで、その虚構に新たな視座を与えたからだろう。たとえば、現役のアイドルである中島は今回の役柄をどんな心境で演じたのか、自らが生み出したキャラクターと対峙するとき、加藤は何を思ったのか。そこに思いを馳せたとき、加藤の作品はいとも簡単に虚実の壁を越え、作中の人物たちの言葉はさらなるリアリティとともに立ち上がるはずだ。 (文=小島由女) ◼︎ドラマ情報 『傘を持たない蟻たちは』 毎週土曜23時40分から放送中(全4回) 原作:加藤シゲアキ 出演者:桐山漣、加藤シゲアキ、阪田マサノブ、足立梨花、渡辺舞、武田玲奈、南沢奈央、竜雷太 他 脚本:小川真 編成企画:羽鳥健一 プロデュース:江森浩子 演出:河野圭太 制作:フジテレビ、共同テレビ 公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/kasaari/index.html

腹黒すぎ!? “不倫”ベッキー擁護芸能人続出のワケは「大量メールで根回し」だった

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 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫報道で批判が集中しているタレントのベッキーが、多数のタレントに“言い訳メール”を送っていたという。あるテレビマンが、ベッキーと共演経験のある芸人から聞いたところでは、あの謝罪会見の夜、ベッキーからメールが届いたというのだ。 「冒頭は『ご心配をおかけしてすいません』っていう謝罪だったらしいんですが、その中身は“ポジティブに頑張ります”という感じのメッセージの中に、さりげなく、“マスコミに私的なLINEを暴露されたことが原因”という言い訳っぽい内容が挟まっていて、同情を誘うようなニュアンスだったそうです。ただ、この芸人はベッキーと以前、メールのやりとりをしたことはあっても最近は特に親しいというわけでもなく『たぶん大勢の人に、同じものを送っているんじゃないか』と話していました」(同)  一部ではベッキーが心労による睡眠障害で、騒動後の数日間で3キロほど痩せたということが伝えられたが、実はそれと同じ内容がメールにもあったというから、もしかすると“睡眠障害で激ヤセ”は、同情票を集めたいベッキー自身が“ネタ元”だったのかもしれない。  実際、渦中のベッキーは9日、情報バラエティ番組『にじいろジーン』(フジテレビ系)の生放送に、何事もなかったように笑顔で登場。ネット上では「メンタル強すぎる」と言われたほど。あの謝罪会見中も関係者とのやりとりで笑顔をのぞかせていて、やつれた印象はなかった。 「どっちにしても、ベッキーの出したとされるメールは効果抜群だったと思います。メールを受け取ったと思われるタレントたちが、ベッキーの言葉に同情して、出演番組やイベントでベッキー擁護のコメントを出しまくったんですから」(同)  今回の騒動については、ナインティナインの岡村隆史が「そんな時期もあるんちゃう? うちの妹も不倫していた」、西川史子が「しょうがない、好きになっちゃったんだから。軽率じゃない、よく考えて行動したんだよ」などと擁護し、ほかにもデヴィ夫人は「堂々と純愛を貫きなさい」、さまぁ~ず三村マサカズは「ベッキーはいい人」、土田晃之も「ベッキーが誰と付き合おうが関係ないじゃん」と、ベッキーをかばう人ばかり。これも、メールの効果だったのだろうか? 「もっともベッキーは日頃から、共演タレントに『○○さんとはやりやすいです』とか『私、○○さんと相性いいみたいです』とかマメに声をかけますし、誕生日が近かったタレントには、忘れず『おめでとう』と言ったりするんで、タレント間の好感度は高かったんですけどね」(同)  川谷とのLINEでは、一緒にクリスマスを過ごした感謝の私信が「素敵なイブとクリスマスをありがとう。シーに連れて行ってくれたり 色々ごちそうしてくれたり オシャレなプレゼントくれたり ほんとうにほんとうにありがとう。幸せだった。ずーーーっと幸せだった。一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった」「ヒルズ族に教えたい。ほんとうの幸せはお金かからないよって」(原文ママ)と純情乙女なトーンだったが、一方で後輩など目下の相手になると態度が変わるなど裏表の激しさで知られ、マツコ・デラックスは「嫌いではないけど、相いれない」と公言したほど。  ビデオリサーチ社の「テレビタレントイメージ調査」で好感度1位に輝いたこともあるベッキーだが、今回の騒動で大手10本あったCMは続々と差し替えや放送中止の措置がとられている。しかし、「あくまでベッキー側は不倫ではなく、既婚者の実家へ遊びに行っただけというスタンス」(前出テレビマン)であり、出演番組については現時点で予定通りだ。 「今は瞬間的に視聴率が取れるから、出演番組のスタッフはみんな『これはおいしい』って言っているんですよ。影響が出てくるとしたら、その“特需”が過ぎたあたりから。こういうときに『ベッキーの代わりに』って営業する芸能プロ関係者も多数いますから」(同)  持ち前の根回しで擁護コメントはたくさん並べたとされるベッキーだが、不倫の否定には納得しない声が多い。その必死の努力で、このピンチを切り抜けられるかは、まだわからない。 (文=ハイセーヤスダ)

フカキョンの“容姿”に驚愕! 『ダメな私に恋してください』の脱力感と「陰の王子様」

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TBS系『ダメな私に恋してください』公式サイトより
 2016年も半月がたとうとしており、いよいよ冬の新ドラマがスタート! 民放ゴールデン・プライムタイムでその先陣を切ったのが、深田恭子主演の『ダメな私に恋してください』(TBS系)です。  深田恭子が「職なし」「金なし」「彼氏なし」の“三十路ダメ女” 柴田ミチコを演じる今回の作品。第1話は職場を辞め、学生の彼氏(?)に貢いだ挙げ句、一文無しになったミチコが、お腹がすきすぎて捨てられたペットフードに手をつけようとしたところ、前の会社の元上司・黒沢歩(ディーン・フジオカ)に見つかってしまう。ミチコは、脱サラした黒沢が亡くなった祖母から受け継いだ「喫茶ひまわり」に連れていかれ、黒沢の作ったオムライスに感動する……という冒頭から始まるのですが……。  民放プライムタイムで深田恭子主演のドラマを見ること自体が久々な印象だったのですが、とにかくその容姿はいまだ一点の曇りなし。そのかわいさは健在であります。本当に33歳なのか!? と疑ってしまうほどで、ミチコのおバカなブリっ子にも違和感がありません。ネット上では男性ファンが「かわいすぎる!」と歓喜していたようですが、筆者も同じ気持ちになりましたね。  “フカキョンにばかり目がいって、内容に集中できない”など、言語道断! ということで、ドラマの中身に戻ります。黒沢が「安いバイト代だが、雇ってやる」と、「喫茶ひまわり」でアルバイトをすることになったミチコ。同じくバイトで、元ヤンである黒沢の後輩たち(鈴木貴之・石黒英雄・クロちゃん)と開店準備を進めるのですが、黒沢の元カノである生嶋晶(野波麻帆)が、なんの相談もなく店を始めた黒沢に怒鳴り込んできたかと思えば、ミチコの彼氏(?)である大学生が「親が倒れて100万円必要」と、ありがちなウソを語ってミチコに金銭を要求するなど、ポンポンとテンポよく問題が噴出。  結局、黒沢にフラれた晶の相談相手になった挙げ句、自分が“処女”であることがバレたり、消費者金融で借りた100万円を大学生に渡してしまうなど、とにかくダメダメなミチコ。これをほかの女優がやると、わざとらしくてうざったくなるもんなんですが、フカキョンだとどうにも許せちゃうから不思議です(失礼?)。  そして、そんなダメダメなミチコを、キツい言葉でののしりながらも陰から助けてくれるのが、黒沢という男なのです。借金返済のためにメイドキャバクラで働き、イジリー岡田演じる客のオッサンにホテルに連れ込まれそうになったところで、黒沢が登場&阻止。大学生がミチコをだましていると悟り、100万円返却の交渉の際にヤンキーの後輩・テリー(鈴木貴之)を送り出して大学生に本音を語らせるなど、陰ながら彼女をサポートするさまは、まさに王子様。  この黒沢という役、一応「ドS」ということらしいのですが、ディーン・フジオカの表情やしゃべり口を見る限り、どちらかというとかわいい系で、とてもドSには見えないのが現状です。まあ、ありがちなキツすぎるSキャラだと嫌がる視聴者もいるでしょうし、このくらいソフトなのも作品の世界観と合っているように思います。NHK朝ドラ『あさが来た』で、ディーンがおばちゃんたちから大人気なのも、とりあえず納得です。  まだ第1話なので作品の全体像は見えてきませんが、今後はミチコと偶然出会い、彼女に恋をしたっぽい最上大地(三浦翔平)や、黒沢と何やらただならぬ関係っぽい花屋の春子(ミムラ)が深く絡んでくるでしょう。といってもラブコメなので、そこまで複雑な話にはならないかと。肩ひじ張らず、遅めの晩ごはんを食べながら見るのに最適なドラマといえます。  フカキョンとディーンという、極めてソフトな雰囲気の2人を主人公にした『ダメな私に恋してください』。初回視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とイマイチでしたが、今後の飛躍は、まずまず期待できるのでは? (文=どらまっ子KYOちゃん)

「言い訳不倫」ベッキー&川谷絵音とは“器”が違う!? 不倫疑惑・武豊の余裕コメントとは

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同じ不倫報道でも……
 タレントのベッキーと、ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音の「不倫密会騒動」の衝撃はいまだに冷めることなく、各マスコミが新情報を報じている。ベッキーを起用したCMの違約金が4億円だとか、一気に5キロもやせたとか、川谷が業界を追放されるかもしれないとか、第一報を報じた「週刊文春」(文藝春秋)からエグい第2弾が出るとか……。  また、ベッキーは川谷との交際中に数人で「女子会」を開いた際、友人に川谷との関係を「それは不倫だからやめたほうがいい」と止められていたのだとか。それでも突っ走ってしまったのだから、“恋は盲目”というしかないのだが、まあ許されない行為ではある。 「何より悪かったのは、不倫発覚時のベッキー、川谷両者の“対応”です。ベッキーは記者会見で同情を誘うような白いブラウスを着て、CMスポンサーの手前もあるのでしょうが『友人関係』を強調しましたが、ホテルでのツーショット写真や川谷実家訪問なども明らかになっている中で、苦しすぎる言い訳でしたね。川谷に至っては『結婚』の事実を最初は否定し、事が大きくなってから結婚を認めるというアタフタぶり。これだけで彼の“チキン”ぶりが明確になってしまいました。アタフタするくらいなら、不倫なんかするなよと……」(芸能記者)  お互い「不倫」の取材に対し、焦燥感の中であからさまな「逃げ」の一手を選んでしまったのが、バッシングを加速させた要因ということか。度胸もないのに「道ならぬ恋」に走るな、といういい例ではある。  今回の騒動で、2人の「器」のサイズがはっきりとわかってしまった感があるが、逆に、同じく「不倫」でその“器”の大きさを再確認した人物もいる。競馬の武豊騎手である。  武豊といえば、昨年10月にフリーアナウンサーの美馬怜子と六本木での「手つなぎツーショット」を報じられ、日本を代表する名騎手の“不倫騒動”として大きく騒がれた。その後「友人の一人」と関係を否定するところまでは、同じだったのだが……。 「不倫報道からさほど日もたっていない11月、『ウイニング競馬』(テレビ東京系)に騎手インタビューで出演した武さんは、レギュラーである競馬ジャーナリスト・原良馬氏(82歳)の若い頃の写真(かなりの男前)を見せられて『かっこいいですねえ』と称賛したんですが、その後『写真誌、大丈夫だったかな?』と不敵な笑みで語り、インタビュアーの芸人・キャプテン渡辺をオドオドさせました。さらに『気をつけてください、六本木は』と続けたかと思えば、『少々いいんですよ、やんちゃしても……いやだめです(笑)』と、次々にあの騒動を示唆するコメントを連発。キャプテンはもう笑うしかなくなってましたが、ファンの間でも『豊は無敵だな』『神』『スケールが大きな男』と絶賛でした。ギャグにしてしまうくらいの余裕はさすがです」(同)  不倫が正しいとは決していわないが、少なくともその後の対応やコメントで周囲の反応が大きく変わるのは間違いないらしい。川谷も、このくらいの堂々たる男っぷりを身につけてから不倫するべきだったのか……。