鈴木保奈美(49)が、8月13日に放送開始予定のフジテレビ系連続ドラマ『ノンママ白書』(土曜午後11時40分~)で、1998年の『ニュースの女』(同)以来、18年ぶりに連ドラ主演することがわかり、テレビ業界、視聴者が騒然となっている。それもそのはず、いくら深夜ドラマとはいえ、今さら鈴木を主役に据えることに疑問の声が続出しているのだ。 『ノンママ白書』は、バツイチで子どもがいない広告代理店勤務の主人公・玲子(鈴木)が、ワーキングマザーが台頭する時代で、会社や世間に振り回されながらも孤軍奮闘する姿を描いた作品だという。 鈴木は、91年に主演した『東京ラブストーリー』(同)が大ヒット。まさに“トレンディードラマの女王”として、90年代を席巻した。しかし、98年にとんねるずの石橋貴明と再婚し、3人の娘を出産すると、育児・主婦業に専念していた。2008年に活動を再開すると、11年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国』で本格的に女優復帰。その後は、『家族ゲーム』(13年/フジテレビ系)、『SMOKING GUN~決定的証拠~』(14年/同)、『わたしをみつけて』(15年/NHK総合)などに出演したが、あくまでも“脇役”に徹してきた。 『ノンママ白書』が放送される「オトナの土ドラ」枠で現在オンエアされているのは、安田成美(49)が主演の『朝が来る』。安田にとっては、16年ぶり連ドラ主演となっている。安田もまた、90年代のトレンディードラマを彩った代表的な女優のひとり。94年にとんねるずの木梨憲武と結婚し、2男1女をもうけた。出産・育児のため、休業・復帰を繰り返したが、00年以降、マイペースに仕事を続けていた。連ドラ主演は、同年の『リミット もしも、わが子が…』(日本テレビ系)以来。 ドラマ自体は、初の金髪に挑んだ川島海荷ばかりに注目が集まり、安田の存在感は正直薄く、“脇役”の印象が強い。視聴率は3~4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)台で低迷している。 『オトナの土ドラ』と称しているからには、フジがターゲットにしている視聴者の年齢層は高い。中高年を引きつけるドラマとは、その年齢の視聴者でも満足できるような内容の深いものでなければならないはず。決して、“昔のキャスティング”ばかりを中高年層が望んでいるとは思えない。“昔のキャスト”が出演しても、脇役で十分だ。「90年代の女王を主演に据えれば、“オトナ”の視聴者が喜ぶ」との安直な発想は、まさにフジの迷走ぶりを如実に表している。 『ノンママ白書』は、『朝が来る』同様、苦戦が予想されそうだが、周囲の大方の下馬評を覆して、“鈴木保奈美・完全復活”がなるのか、注目したい。 (文=森田英雄)フジテレビ『ノンママ白書』番組サイトより
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EXILE事務所のイジメよりひどい!? シゴキ、鉄拳制裁……たけし軍団の“過酷”ぶり
EXILEの所属事務所LDH内のいじめ報道を受け、15日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で浅草キッドの水道橋博士が「たけし軍団に比べれば甘い」とコメントしたことが話題だ。「週刊文春」(文藝春秋)によれば、LDHは新入社員に土下座、丸刈り、大食いなどを強要し、長時間労働も常態化する“超ブラック企業”であるという。たけし軍団は、それ以上に過酷な世界なのだろうか? 「たけし軍団は、ビートたけしの弟子たちで構成されるグループです。弟子の教育の厳しさでは、業界随一といえます。軍団の新人教育係であるダンカンのシゴキや、武闘派として知られるつまみ枝豆の鉄拳制裁などはよく知られていますね」(放送作家) たけしの一番弟子は、そのまんま東こと元宮崎県知事、元衆議院議員の東国原英夫である。そこからグレート義太夫までが、狭義のたけし軍団となる1軍である。その下に、2軍となるたけし軍団セピア、さらに3軍となる浅草キッドブラザーズが続く。3軍メンバーは、たけしが若手時代を過ごしたストリップ劇場である浅草フランス座に送り込まれ、そこで生き残ったのが水道橋博士と相方の玉袋筋太郎。中でも水道橋博士はダンカンに付き、放送作家見習いをする傍ら、さまざまな洗礼を受けている。 「ダンカンが草野球好きのため、先乗りスコアラーをさせられていたようですね。対戦予定のチームの試合に行って記録をつけ、動向を探るというものです。とはいえ、実際は、ただの知らないおじさんの草野球です。そのほかにも、入院した時は枕元にゲイ雑誌を山積みにされたり、家を建てようと土地を買った時には『オウム真理教杉並道場建設予定地』の看板を建てられるなど、ダンカンはやりたい放題だったようです」(同) もちろんこれらのエピソードは、まだ表に出せる笑い話であることには違いない。たけし軍団が、浮世離れした場所であることは確かなようだ。 (文=平田宏利)
ディーン・フジオカ、“賞味期限”は、まだ切れてなかった! 民放での争奪戦は今後も過熱しそうな気配
NHK『喧騒の街、静かな海』番組サイトより
大ヒットしたNHK連続ドラマ小説『あさが来た』での薩摩藩士・五代友厚役でブレークした国際派俳優ディーン・フジオカが7月18日、NHK特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』で地上波ドラマ初主演を果たした。
平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。民放ドラマで7%台は、かなり厳しい数字だが、そもそも大河、朝ドラを除いたNHKドラマの視聴率は低く、5%を取れればいいほうだ。現在放送中の金曜ドラマ『水族館ガール』(松岡茉優・桐谷健太主演)も5%前後でウロウロ。今年1月から2月に放送された土曜ドラマ『逃げる女』(水野美紀主演)に至っては、2%台を連発してしまった。2月から3月に全3話でオンエアされた特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』(松下奈緒主演)も2~3%台に終わった。
それらと比較すれば、『喧騒の街』の7%台は、NHKドラマでは群を抜いて“好視聴率”なのだ。ディーンが『あさが来た』での出演を終えて約半年が経過したが、まだまだ“五代ロス”現象は継続中で、“賞味期限”は切れていないようだ。
朝ドラ後、ディーンは1月期の『ダメな私に恋してください』(TBS系)に、主演・深田恭子の“ドS上司”役で出演。準主役扱いで、朝ドラの五代役とはまるで違う役柄を演じ、幅の広さを発揮。爆死続きだったTBSの「火10」枠で、平均9.5%まで押し上げた“実績”もある。
その後、6月22日に配信開始したAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『はぴまり~Happy Marriage!?~』で主演。来年1月から放送予定のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』」シーズン2への出演も決まっている。
「所属事務所のアミューズは、オファーを慎重に判断しているようです。ギャラはともかく、ブレークのきっかけとなったNHKとの付き合いは大事にしているみたいですね。水面下では民放各局が争奪戦を繰り広げていますが、ヘタに今、連ドラの主役を受けて視聴率が悪かったら、商品価値を落としかねない。当面は準主役級のポジションのオファーを受けるのではないでしょうか。それで、朝ドラを見ない層の視聴者にも浸透していけば、との考えのようです。ファンからは待望論がありますが、民放プライム帯の連ドラで主役を張るのは、もう少し先になりそうです」(スポーツ紙記者)
初の主演ドラマ『喧騒の街』で、合格点の視聴率を弾き出したディーン。今後、民放ドラマでの活躍が期待されるところだ。
(文=森田英雄)
ディーン・フジオカ、“賞味期限”は、まだ切れてなかった! 民放での争奪戦は今後も過熱しそうな気配
NHK『喧騒の街、静かな海』番組サイトより
大ヒットしたNHK連続ドラマ小説『あさが来た』での薩摩藩士・五代友厚役でブレークした国際派俳優ディーン・フジオカが7月18日、NHK特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』で地上波ドラマ初主演を果たした。
平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。民放ドラマで7%台は、かなり厳しい数字だが、そもそも大河、朝ドラを除いたNHKドラマの視聴率は低く、5%を取れればいいほうだ。現在放送中の金曜ドラマ『水族館ガール』(松岡茉優・桐谷健太主演)も5%前後でウロウロ。今年1月から2月に放送された土曜ドラマ『逃げる女』(水野美紀主演)に至っては、2%台を連発してしまった。2月から3月に全3話でオンエアされた特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』(松下奈緒主演)も2~3%台に終わった。
それらと比較すれば、『喧騒の街』の7%台は、NHKドラマでは群を抜いて“好視聴率”なのだ。ディーンが『あさが来た』での出演を終えて約半年が経過したが、まだまだ“五代ロス”現象は継続中で、“賞味期限”は切れていないようだ。
朝ドラ後、ディーンは1月期の『ダメな私に恋してください』(TBS系)に、主演・深田恭子の“ドS上司”役で出演。準主役扱いで、朝ドラの五代役とはまるで違う役柄を演じ、幅の広さを発揮。爆死続きだったTBSの「火10」枠で、平均9.5%まで押し上げた“実績”もある。
その後、6月22日に配信開始したAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『はぴまり~Happy Marriage!?~』で主演。来年1月から放送予定のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』」シーズン2への出演も決まっている。
「所属事務所のアミューズは、オファーを慎重に判断しているようです。ギャラはともかく、ブレークのきっかけとなったNHKとの付き合いは大事にしているみたいですね。水面下では民放各局が争奪戦を繰り広げていますが、ヘタに今、連ドラの主役を受けて視聴率が悪かったら、商品価値を落としかねない。当面は準主役級のポジションのオファーを受けるのではないでしょうか。それで、朝ドラを見ない層の視聴者にも浸透していけば、との考えのようです。ファンからは待望論がありますが、民放プライム帯の連ドラで主役を張るのは、もう少し先になりそうです」(スポーツ紙記者)
初の主演ドラマ『喧騒の街』で、合格点の視聴率を弾き出したディーン。今後、民放ドラマでの活躍が期待されるところだ。
(文=森田英雄)
中澤裕子と福田明日香、石川梨華は矢口真里を……モーニング娘。“不仲の歴史”とは
16日、元モーニング娘。の田中れいなが『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演し、同期の道重さゆみとの不仲を暴露した。 1997年に結成されたモー娘。は、メンバーの加入と卒業が常に繰り返される新陳代謝の激しいグループのため、人間関係の不和がたびたび生じていたようだ。 「不仲で有名なのは、初期メンバーの中澤裕子と福田明日香ですね。当時、中澤は最年長の24歳、福田は最年少の12歳でした。中澤が教育係として年下のメンバーたちにいろいろと指図するため、仲が悪くなってしまったようです。のちに加入した矢口真里も、同様の理由で中澤が嫌いだったとか」(芸能関係者) もちろん中澤は、リーダーとして憎まれ役を買って出たという面はあるだろう。ザ・ドリフターズでいえば、いかりや長介のポジションだ。こうした芸能界にありがちな話だけではなく、リアルな不仲の証拠が露呈してしまったこともある。 「2005年には、モー娘。の楽屋音声と思しきデータがネット上に流出しました。石川梨華と吉澤ひとみが、ほかのメンバーについて話しているもので、熱愛発覚でグループを強制脱退となった矢口や、矢口とダブルデートをした藤本美貴の男性関係を批判する内容でした。石川と藤本の不仲も有名ですね。もっとも、藤本は性格の悪さから、ほかの多くのメンバーと険悪だったようです」(同) モー娘。は「喫茶店のモーニングセットのように、盛りだくさんでお得感のある」グループを目指して、プロデューサーのつんく♂によって名づけられたものだが、実際、年齢も性格もバラバラのメンバーが集っていたため、衝突が起こるのは必然だったといえる。一時は国民的アイドルであっただけに、彼女たちの知名度は高く、卒業後もテレビ出演の機会は多い。今後も、元メンバーによって新たな不仲エピソードが暴露されてそうだ。 (文=平田宏利)「いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!(初回生産限定盤)」(UP-FRONT WORKS)
グラビアアイドル宮脇麻那が“Tバック”で誘惑!「かわいく甘えて……」
女優でグラビアアイドルの宮脇麻那が3作目のDVD & BD『Mana』(エスデジタル)を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。 1月にバリ島で撮影したという本作。初めての海外で、見たこともないフルーツにもテンションがあがったが、大嫌いな虫に悩まされたロケでもあったという。詳しい内容についても聞いてみた。 ――お気に入りのシーンは? 「パッケージに使われている衣装は、きわどいんですが、すごく気に入っています! 寝起きのシーンは、かわいく甘えている感じが出ていて、イイと思います!」
――オススメのシーンは? 「海でデートのシーンでは、青いビキニの上に白シャツを羽織ってはしゃいでいます(笑)。運動のシーンでは、チューブや腹筋ローラーを使う本格的な筋トレで、かなりのスパルタでした(笑)」 ――セクシーだったシーンは? 「ラストの夜ベッドのシーンでは、朝とはうって変わって大人の魅力が出ています(笑)。黒いレースの衣装と、Tバックで誘ったりしています!」 グラビアアイドルとしては、すでに次回作もスタンバイ中。女優としては、年末に篠原勝之原作の舞台『骨風』に出演することが決まっているという。さらなる活躍が期待されるスレンダー美女だ。 宮脇麻那 オフィシャルブログ「素敵な世界」 <http://ameblo.jp/rnanaa/>
ディーン・フジオカ、“賞味期限”は、まだ切れてなかった! 民放での争奪戦は今後も過熱しそうな気配
大ヒットしたNHK連続ドラマ小説『あさが来た』での薩摩藩士・五代友厚役でブレークした国際派俳優ディーン・フジオカが7月18日、NHK特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』で地上波ドラマ初主演を果たした。 平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。民放ドラマで7%台は、かなり厳しい数字だが、そもそも大河、朝ドラを除いたNHKドラマの視聴率は低く、5%を取れればいいほうだ。現在放送中の金曜ドラマ『水族館ガール』(松岡茉優・桐谷健太主演)も5%前後でウロウロ。今年1月から2月に放送された土曜ドラマ『逃げる女』(水野美紀主演)に至っては、2%台を連発してしまった。2月から3月に全3話でオンエアされた特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』(松下奈緒主演)も2~3%台に終わった。 それらと比較すれば、『喧騒の街』の7%台は、NHKドラマでは群を抜いて“好視聴率”なのだ。ディーンが『あさが来た』での出演を終えて約半年が経過したが、まだまだ“五代ロス”現象は継続中で、“賞味期限”は切れていないようだ。 朝ドラ後、ディーンは1月期の『ダメな私に恋してください』(TBS系)に、主演・深田恭子の“ドS上司”役で出演。準主役扱いで、朝ドラの五代役とはまるで違う役柄を演じ、幅の広さを発揮。爆死続きだったTBSの「火10」枠で、平均9.5%まで押し上げた“実績”もある。 その後、6月22日に配信開始したAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『はぴまり~Happy Marriage!?~』で主演。来年1月から放送予定のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』」シーズン2への出演も決まっている。 「所属事務所のアミューズは、オファーを慎重に判断しているようです。ギャラはともかく、ブレークのきっかけとなったNHKとの付き合いは大事にしているみたいですね。水面下では民放各局が争奪戦を繰り広げていますが、ヘタに今、連ドラの主役を受けて視聴率が悪かったら、商品価値を落としかねない。当面は準主役級のポジションのオファーを受けるのではないでしょうか。それで、朝ドラを見ない層の視聴者にも浸透していけば、との考えのようです。ファンからは待望論がありますが、民放プライム帯の連ドラで主役を張るのは、もう少し先になりそうです」(スポーツ紙記者) 初の主演ドラマ『喧騒の街』で、合格点の視聴率を弾き出したディーン。今後、民放ドラマでの活躍が期待されるところだ。 (文=森田英雄)NHK『喧騒の街、静かな海』番組サイトより
EXILE映画『HiGH&LOW』好発進の裏で、AKIRAに心配される“薬物依存”とは
EXILE TRIBEのメンバーらが出演する映画『HiGH&LOW THE MOVIE』が公開され、7月19日に発表された16・17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニーの『ファインディング・ドリー』に続き、2位にランクイン。上々の滑り出しとなった。
同作では、岩田剛典ら3人が物語のキーマンであるAKIRAと大立ち回り。お互いにパンチや蹴りが実際に当たり、痛み止めを服用しながらの撮影になったようで、映画の番宣インタビューでAKIRAは「鎮痛剤が欠かせなかった」と語っている。
しかし、医療系のライターは「このセリフに不安を感じた」と言って、こう警鐘を鳴らす。
「日本より気軽に鎮痛剤を投与する海外では、依存症が大きな社会問題となっています。アメリカの統計では、現在約190万人もの依存症患者が存在し、中毒による死亡例は年間1万人以上に上るほど。鎮痛剤依存症になると、痛みを過度に恐れるようになり、服用する量が増えていく。たとえ違法ではない薬物だとしても、過剰摂取が肉体に負荷をかけるのは明らか。アメリカでは、鎮痛剤を常用しているプロアスリートが、シーズン終了後に治療施設に入所するケースも少なくないといい、4月に亡くなった歌手のプリンスも鎮痛剤の過剰摂取が原因だったといわれています」
AKIRAが鎮痛剤を服用しながら撮影を重ねたことは、依存症への入口ともいえる。違法薬物には警戒心が働いても、鎮痛剤への警戒心は薄いのが実情。激しいパフォーマンスが日常茶飯事のEXILEメンバーたちは、注意したほうがよさそうだ。
若者人気に嫉妬? 「ラスボス」小林幸子の『紅白』復帰を妨害する勢力とは
事務所とのトラブルから、一時は表舞台から遠ざかっていた小林幸子だが、「ラスボス」なるイメージを打ち出した若者向け戦略がヒットして、各所から引っ張りだこ。昨年、特別企画で復帰したNHK『紅白歌合戦』も、今年は正式復帰する模様だ。 「騒動後、小林さんはネットメディアなどのギャラの安い仕事も積極的に受けて、それがまた評価がよかった。それで一気にオファーが増えている」と話すのは、広告代理店の営業マン。 「ネットやゲームのオタクから、ラスボスなどとイジられても、嫌な顔ひとつせず、もともと歌とトークのスキルはそこらのタレントよりずっと上。ローカルなイベント出演で司会者がドヘタでも、上手にフォローしたりで現場受けも高いんですよ」 確かに、小林の最近の仕事はバラエティに富んでいる。5月にはフジテレビオンデマンドで小籔千豊とのトーク番組『スナック幸子』が始まり、6月には新潟県で恒例の「小林幸子田」で田植えを行い、AKB48の選抜総選挙のゲストや、オンラインゲーム出演の記念イベントにも出た。 7月に入ると、本業での新曲「百花繚乱!アッパレ!ジパング!」(夢レコード)をリリースしたが、一方で九瓏(くろう)幸子名義でイケメンユニットのアルスマグナとコラボした新曲「サンバDEわっしょい!」(ユニバーサルミュージック)も発表。今後は9月に氣志團主催の野外フェス「氣志團万博」や、11月に人気イベント「ニコニコ超パーティー」にも出演予定で、これには芸能関係者も「騒動前より仕事が増えている」とビックリ。 「アルスマグナとのコラボ曲は、6月上旬からレコード会社が強く推して営業をかけていたんですが、これを受けた情報番組のディレクターが両者の出演を取りつけようとしても、逆に小林さんのスケジュール調整が困難という状況だったそうですからね」(同) その小林の活動の集大成となる『紅白』は、年々“演歌枠”が縮小傾向にあり、自ら“卒業”として背を向けるベテランも続出。今年も五木ひろし、氷川きよし、石川さゆり、坂本冬美あたりは当確だとされるが、ほかはレコード会社による激しいイス取りゲームとなっている。 そんな中でも小林は出場内定を決めているというのだから、かなりの勢いが感じられる。ただ、演歌界では、その小林に嫉妬の炎を燃やす歌手たちもいるともっぱら。 「小林さんのバラエティ路線を追う動きを見せているのが、ヘビメタに進出したり、アニメ声優をやったりしている八代亜紀さん。側近らが『小林幸子より、こっちに企画の相談を!』と仕事領域の横取りをするような動きを見せていますよ。こういう争奪戦が激化すると出てくるのが、ライバルのゴシップをマスコミにリークすること。小林さんに思わぬ落とし穴にはめられる可能性もあり得ます」(前出関係者) 一説には、小林のトラブルのとき、必要以上に厳しく批判していた“犬猿の仲”の和田アキ子も、小林の再ブレークを苦々しく見ているひとりだといわれ、舞台裏の足の引っ張り合いが心配だ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
えげつないまでに欲望むき出し! テレビ界初のウォール街ドラマ『Billions』
エンタテインメント大国のアメリカは、どんな職業も見事にエンタメ化してしまうお国柄。以前紹介した『ハウス・オブ・カード』しかり、その昔『CSI:科学捜査班』が大ヒットした頃は、それまで地味な職業扱いだった鑑識志望者が急増するなど、現実世界への影響力も大きい。そんなアメリカのテレビ界で、意外にもこれまであまり描かれてこなかったのが金融業界だ。しかし、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の大ヒットによって、いまや金融ドラマの企画が急増している。中でも大注目なのが、“テレビ界初のウォール街ドラマ”と評される『Billions』だ。 主人公の一人、ニューヨーク州検事局の検事チャック・ローズは金融事件裁判で81件無敗を誇る人物。そんな彼の元に証券取引委員会のスピロスから、ヘッジファンドの大物ボビー・アクセルロッドの不正に関する情報がもたらされる。しかし相手は全盛期のマイク・タイソン級の大物であり、ニューヨークでは庶民の味方と思われている大富豪だけに、生半可な証拠では体よく逃げられるだけ。起訴するに足る完璧な証拠を手に入れるため、ローズは一計を案じる。一方アクセルロッドのほうも、ウォール街でのし上がってきたしたたか者だけに大胆不敵な人物。ローズの策略に気づきながら、あえてその思惑に乗り、彼を挑発する。 こうしてエリート検事と金融界の大物による熾烈なバトルの幕が開くわけだが、この2人の主人公がどちらも一筋縄ではいかないクセ者であり、それがドラマの重要な魅力になっている。アイビーリーグ出身のエリートぞろいの金融業界で、ホフストラ大学出身というアクセルロッドは、まさにたたき上げの人物。まるでシャーロック・ホームズか!? と思わんばかりのキレッキレの洞察力は、部下からも一目置かれている。9.11をきっかけにその勢力を伸ばした彼だが、犠牲になった遺族の子どもに奨学金を設けたり、消防組合に莫大な寄付をしたりするため、ニューヨークではヒーロー的存在だ。しかしこうした善行の裏には彼なりの思惑があり、冷徹な素顔をのぞかせる。 一方のローズは、まさにエリート中のエリート。父親が金融界にも顔が利く有力者だが、その父とは確執があり、金融犯罪には決して容赦しない。チェスのように先の先まで読んで執拗に標的を追い込み、その実績から末はニューヨーク市長か州知事かといわれる彼は、一見非の打ちどころのないエリートだが、実はドMで、ストレスがたまるとSMクラブに駆け込みたくなる衝動と戦うという、なんとも微妙な裏の顔を持っている。 追う側と追われる側に明確に立場が分かれる2人だが、単純に善と悪で割り切れるものではないのがこのドラマの妙。熾烈な頭脳バトルの中で、互いにスパイを送り込み、相手の弱みを探し出し、他人を巧みに利用し、時に巻き込んだ人物を破滅に追いやるその手腕は、どちらも決してクリーンとはいえないのだ。そんな2人の関係をより複雑にするのがローズの妻ウェンディだ。彼女はローズが検事になる前からアクセルロッドの会社、アックス・キャピタルで働く精神科医で、社員のメンタルケアを担う彼女は会社の秘密を握っている。ローズにしてみれば彼女の存在は捜査に支障を来すものであり、アクセルロッドにしてみればいつ裏切ってもおかしくない存在。彼女が間にいることで、2人の戦いはよりスリリングで、微妙なバランスの下で繰り広げられることになる。 その見応えのある人間模様をよりパワフルなものにしているのが、主演2人の白熱の演技バトルだ。アクセルロッドを演じるダミアン・ルイスはドラマ『HOMELAND/ホームランド』でテロリストに寝返った元海兵隊員ブロディ役が絶賛された、英国出身の演技派俳優。そしてローズを演じるポール・ジアマッティは映画『サイドウェイ』や『シンデレラマン』などで高く評価されている、名バイ・プレイヤー。どんな役も多彩にこなす実力派の2人が演じるクセ者キャラクターの生々しい人間臭さに、第1話から急速に引き込まれていくこと必至だ。 もうひとつ興味深いのが、金融業界の舞台裏。庶民には想像がつかないような大金を動かすトレーダーたちの思考回路は、それだけで非常に面白い。それを的確に分析するウェンディのアプローチが、視聴者との絶妙な懸け橋にもなっている。アックス・キャピタルの社員は、シビアな結果主義にさらされながらも、金という絆でつながった奇妙な結束力があるが、その様子はもはや一種の宗教であり、アクセルロッドはいわば教祖。スピーチでの芝居がかった話しぶりも、教祖感を加速させている。その教祖の下で大金を稼ぐプレッシャーで弱っていく者あり、教祖のためにその身を犠牲にする者あり、中には本当にうさん臭い宗教に逃げる者もいる。『Billions』はそんな金と欲に翻弄された者たちを描き出すドラマでもあり、そのえげつないまでのむき出しの欲望からは、決して目をそらせないのだ。 ★このドラマにハマった人におすすめ! 『HOMELAND/ホームランド』 『グッド・ワイフ』 『ダメージ』 ●まくた・ちひろ 映画・海外ドラマライター。『日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial』『ゲーム・オブ・スローンズ パーフェクト・ガイド』(日経BP社)、『海外ドラマTVガイド WATCH』(東京ニュース通信社)、『映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド』(洋泉社)等に寄稿。Twitterアカウントは@charuminNetflixより











