木村拓哉主演の来年1月TBSドラマ、難航するヒロインは“台湾人女優”に?

<p> 来年1月からスタート予定のTBS「日曜劇場」枠、木村拓哉主演の医療ドラマ『Get Ready!!(仮題)』だが、いまだにヒロイン選びが難航しており、このままでは台湾のアイドルや無名女優の起用もありそうだという。一説には、木村側から要望が出ていた綾瀬はるか、満島ひかりといった人気女優からは難色を示されているともいわれるが、いずれにせよSMAP解散騒動の影響があるとみられる。</p> <p>「もともとキムタク主演ドラマは、SMAPのマネジャーだった飯島三智さんによる要求が山ほどあって、それに合わせなきゃいけない“厄介モノ”だったんです。当初の原作が飯島さんの横やりで、まるで別物になったりもしてきたんですが、視聴率が高かったときにはそれでよかったわけです。でも、いまやキムタクはSMAP内の裏切り者みたいにいわれて人気が低下、喜んでオファーを受けたがる人気女優が少なくなってしまったのも仕方ないですね」(テレビ関係者)</p>

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ゲス極解散も!? 川谷絵音に“天罰”が下った「複雑すぎる事情」とは

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ゲスの極み乙女。公式サイトより
 ベッキーとの不倫騒動で一躍時の人となった、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音が3日、活動自粛を発表した。  原因は先月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、未成年タレント・ほのかりんとの交際&未成年飲酒が発覚したため。川谷とバンドメンバーが協議の末に出した結論だという。  所属事務所は報道各社にFAXで「このことを重く受け止め、両バンド(ゲス極、indigo la End)ともに、現在すでにご案内済みの公演を終えた後、当面の間活動を自粛することとしましたのでお知らせいたします。(中略)ファンの皆様および関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。これに伴い、11月9日に配信リリース、12月7日にCDリリースを予定していたニューアルバム『達磨林檎』(ワーナーミュージック・ジャパン)の発売も一旦中止となった。  芸能関係者は、その舞台裏について「ベッキーとの騒動後も好き放題やってきた川谷に、お灸を据える意味があるのだろう」と推察。不倫騒動でベッキーが約3カ月活動を休止したのに対し、川谷は堂々とツアーを行い「彼女に課された数億円の違約金も、折半する気はまるでなかった」(音楽関係者)という。  妻と離婚しフリーになった川谷は、騒動後も女好きが直らず「いろいろと女性を物色していた。周囲が『気をつけろよ』と警告しても、本人は『独身だし、なんの問題もない』という理屈。いずれまた撮られると思った」(同)という。  スキャンダルの尻拭いをしてきたのは所属事務所であり、バンドメンバーだが、川谷はその“ありがたみ”をまったく理解していなかったという。 「彼は天才肌のアーティスト。音楽の才能はあるが、一方で日々の生活を送る上で大事な協調性が著しく欠けている。このあたりは、強姦致傷事件で逮捕、釈放された高畑裕太に通ずるものがある」とはワイドショー関係者。今回のスキャンダルでゲス極メンバーも川谷にあきれ果てているといい、一部では解散もウワサされている。川谷に、ようやく“天罰”が下ったようだ。

宗教上の理由も……井上真央の独立で、嵐・松本潤との結婚はどうなる?

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 人気女優の井上真央が、今月初めに所属事務所の「セブンズ・アヴェニュー」を退社し、独立したという。  これを受け、ネット上では長年交際がウワサされる嵐・松本潤との結婚説も浮上。反対に4日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、事務所独立をめぐり、2人の関係にヒビが入ったと報じている。  ここまでくると、もう何がなんだかわからない状況だが、共通の関係者は「そもそも2人が付き合っているという前提が違う」と一笑に伏す。  井上と松本は、2005年の連ドラ『花より男子』(TBS系)での共演を機に交際がスタートしたとされる。 「確かに2人きりで旅行に出かけるなど、親しいことは親しいが、『花男』の出演者はいわば同志で、結婚うんぬんの関係ではないんですよ」(同)  さらに、井上の宗教的信仰も、少なからず影響をおよぼしているという。 「井上さんが創価学会員なのは有名な話。芸能界には上戸彩さんや石原さとみさんなど、多くの学会員がいるので、別に不思議なことではありません。ただ、松本さんは『そういうのはあんまり……』というタイプ。2人の結婚がないといえるのも、そうした背景があるからです」(同)  そして何より、SMAPの解散が決まった今、ジャニーズ事務所の稼ぎ頭は問答無用で嵐だ。ジャニーズ担当記者は「井上さんはジャニーズ事務所にもかわいがられていますが、それとこれとは話が別。嵐が人気なうちは、結婚なんて認められるはずがありません」と話す。  ファンは、ホッとひと安心といったところか……。

AKB48卒業発表の島崎遥香「ジブリの声優をやりたい」夢語るも、映画が大コケ続きで「大丈夫?」

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撮影=岡崎隆生
 AKB48の島崎遥香が3日、自身が出演する新CM発表会で、年内をもってグループを卒業することを発表した。  卒業後について島崎は、「ここで“私は女優になります”と言うほどの実力はない。頂いた仕事に全力で取り組んでいきたい」と謙虚に発言しながらも、「ジブリの声優をやることが、ずっと夢でした」と大きな夢を語った。島崎は、12月24日に最後の握手会に臨み、同26日に秋葉原の専用劇場で卒業公演を開催。大みそかの『NHK紅白歌合戦』へ出場が決まった場合、NHKホールが花道になる可能性は高そうだ。 「島崎が所属するバーニング系列事務所は、大手キャスティング会社・プロシードとの繋がりが強いことから、卒業後の島崎をドラマや映画に突っ込むことは容易でしょう。来年以降は、前田敦子や大島優子同様に女優を名乗るつもりのようですが、卒業後の環境としては申し分なさそう」(芸能記者)  しかし、昨年11月に公開された島崎主演ホラー映画『劇場霊』は、『リング』の中田秀夫氏が監督を務め、全国266スクリーンという公開規模だったものの、オープニング週末2日間の興収は5,720万ほどと不発。ネット上では、ガラガラの劇場の様子が話題になっただけでなく、観客からの酷評も相次いだ。  これに追い討ちをかけるかのように、島崎がヒロインを務めた映画『ホーンテッド・キャンパス』が今年7月に公開されるも、世間から全く注目されず。前作同様、Twitter上には「初日なのに超ガラガラでビックリした」という書き込みであふれた。 「興収・評判ともに散々だった『劇場霊』は、もはや関係者の間では“なかったこと”になっているとか。島崎の演技を評価する演出家はいるようですが、世間では『AKBが出てるから見ない』という声も多く、なかなかヒットに結びつかない。また、『AKB48』という肩書きが邪魔して、演技の実力を正当に評価されないことも。卒業後、島崎は『元AKB48』の肩書きに悩まされそう」(同)  出演映画が大コケ続きの島崎。仕事のないAKB卒業生が大半の中、世間から女優として認められるだろうか?

AKB48卒業発表の島崎遥香「ジブリの声優をやりたい」夢語るも、映画が大コケ続きで「大丈夫?」

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撮影=岡崎隆生
 AKB48の島崎遥香が3日、自身が出演する新CM発表会で、年内をもってグループを卒業することを発表した。  卒業後について島崎は、「ここで“私は女優になります”と言うほどの実力はない。頂いた仕事に全力で取り組んでいきたい」と謙虚に発言しながらも、「ジブリの声優をやることが、ずっと夢でした」と大きな夢を語った。島崎は、12月24日に最後の握手会に臨み、同26日に秋葉原の専用劇場で卒業公演を開催。大みそかの『NHK紅白歌合戦』へ出場が決まった場合、NHKホールが花道になる可能性は高そうだ。 「島崎が所属するバーニング系列事務所は、大手キャスティング会社・プロシードとの繋がりが強いことから、卒業後の島崎をドラマや映画に突っ込むことは容易でしょう。来年以降は、前田敦子や大島優子同様に女優を名乗るつもりのようですが、卒業後の環境としては申し分なさそう」(芸能記者)  しかし、昨年11月に公開された島崎主演ホラー映画『劇場霊』は、『リング』の中田秀夫氏が監督を務め、全国266スクリーンという公開規模だったものの、オープニング週末2日間の興収は5,720万ほどと不発。ネット上では、ガラガラの劇場の様子が話題になっただけでなく、観客からの酷評も相次いだ。  これに追い討ちをかけるかのように、島崎がヒロインを務めた映画『ホーンテッド・キャンパス』が今年7月に公開されるも、世間から全く注目されず。前作同様、Twitter上には「初日なのに超ガラガラでビックリした」という書き込みであふれた。 「興収・評判ともに散々だった『劇場霊』は、もはや関係者の間では“なかったこと”になっているとか。島崎の演技を評価する演出家はいるようですが、世間では『AKBが出てるから見ない』という声も多く、なかなかヒットに結びつかない。また、『AKB48』という肩書きが邪魔して、演技の実力を正当に評価されないことも。卒業後、島崎は『元AKB48』の肩書きに悩まされそう」(同)  出演映画が大コケ続きの島崎。仕事のないAKB卒業生が大半の中、世間から女優として認められるだろうか?

ハロプロ帝国の終焉か!? モー娘。道重さゆみの2年ぶりのブログ更新が意味するもの

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『道重さゆみ写真集「Blue Rose」』(ワニブックス)
 2日、元モーニング娘。のリーダーで、2014年11月に芸能活動の無期限休止を発表した道重さゆみが、2年ぶりにブログを更新した。更新された記事のタイトルは「みなさん」。記事は、「お久しぶりです。更新、、、してみた」とだけ。「ぎゃー! 感動しかない!」「返信、、、してみた。」など、たった2行のブログに対し、3,000件を越すコメントが殺到。思いがけない出来事に好意的な反応がみられている。  道重は、02年に開催されたオーディションに合格し、モーニング娘。に加入。14年にモー娘。卒業と同時にハロー! プロジェクトも卒業。芸能活動の休止を発表した。しかし、休止中の現在もハロプロを運営する芸能事務所アップフロントプロモーションに在籍。芸能活動再開とともに、モー娘。に復帰する流れを予想するファンも多いはず。異常な反応に、関係者はこう語る。 「このタイミングでのブログ更新は、大きな意味があると言えますね。来月は、道重がグループを卒業した11月26日があります。この日が、道重さゆみ復活の日になるのではないかと考えるファンも少なくありません。しかし、休止中の人気メンバーをモー娘。に復活させるということは、裏を返せば現メンバーでのモー娘。が落ち目だということでしょう。事実、男性人気の高い矢島舞美や、最近はおバカキャラでバラエティを中心に活躍する岡井千聖を抱える、ハロプロの℃-uteが来年の6月の単独公演を持って解散することが発表されました」(関係者)  先月24日から始まった『モーニング娘。'16コンサートツアー秋~MY VISION~』の千秋楽は、奇しくも日本武道館。大きな会場で復帰させ道重に花を持たせるという可能性は否定できないだろう。  さらに、11月は、モー娘。の6ヵ月ぶりのシングル「そうじゃない/セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って」(ZETIMA)のリリースが控えている。  歴代のメンバーの中でも、一際話題性のあるキャラクターで人気を博した道重のブログ更新。それが意味するものは、はたしてハロプロの“終わりの始まり”か。それとも……。

福山雅治『SCOOP!』エンドロールに、あの“スキャンダル女子アナ”の名が!

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『SCOOP!』公式サイトより
 10月1日、映画『SCOOP!』が公開され、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に、主演の福山雅治、ヒロインの二階堂ふみらが登壇。福山は「こんなにカッコいい映画を観に来たあなたのその気持ちが最高。自信を持ってお届けできる映画です」と胸を張った。  本作は写真週刊誌の舞台裏を描くエンタテインメント作品で、福山が中年パパラッチを、二階堂がコンビを組む新人記者を演じている。映画を観た週刊誌記者が語る。 「これまで、ほぼイケメン役しかしてこなかった福山ですが、今回は会話のほとんどが下ネタという“ゲス山”ぶりが新鮮でしたね。内容はツッコミどころ満載でしたが、娯楽作品としては面白く観られましたし、二階堂とのベッドシーンで豊満な横乳やアへ顔も堪能できました」  ところがこの週刊誌記者は、本編終了後に流れるエンドロールを見て、ある「SCOOP」に気が付いたという。 「『SCOOP!』の製作にはテレビ朝日が入っているのですが、『プロデューサー』のクレジットに、女子アナだった川北桃子さんの名前を見つけたんですよ。現在は42歳ですが、懐かしかったですね」(同)  川北元アナといえば、97年にテレ朝に入社し、『やじうまワイド』や『スーパーJチャンネル』に出演。ショートカットの美形アナとして人気を博したが、彼女が注目を浴びたのはその奔放な私生活だった。 「元横綱・若乃花(現・花田虎上)との不倫が週刊誌に報じられ、美恵子夫人との離婚の一因になったとされています。04年に出版された、ヘアヌード・ブームを仕掛けた出版プロデューサーの高須基仁氏による暴露本『毛(ヘア)の商人』(コアマガジン)で、作家、大手出版幹部の妻子ある2人と同時期に不倫していたと、二股不倫を暴露されて波紋を広げる中制作会社プロデューサーと結婚するも、結局離婚しました」(同)  その後も、ある有名ジャーナリストと仲良く買い物デートしている姿を週刊誌にキャッチされるなど「魔性の女子アナ」として話題を呼んだが、そのせいか0発覚直後に宣伝部に異動。現在は、映画センターに所属し、『ドラえもん』のチーフプロデューサーに就任している。 「映画『ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』で川北は、主題歌に福山雅治を起用していますよ。その縁もあって今回もプロデューサーに名を連ねているのかもしれませんね」(映画関係者)  スキャンダルまみれだった元女子アナが、何の因果か写真週刊誌を舞台にした映画を担当するとは、人生とはわからないものである。

宇多田ヒカル“無特典アルバム”が、EXILEの“金ザイル商法”に完勝! ネットには「痛快」の声も

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 発売日が1日違いであることから注目されていた、宇多田ヒカルとEXILEのアルバム売り上げ競争は、宇多田の圧倒的勝利となった。  宇多田は先月28日、8年半ぶりとなるオリジナルアルバム『Fantome』(UNIVERSAL MUSIC)を、1形態のみでリリース。初週売上25万3,000枚を記録し、10月10日付オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得した。  さらに、発売日翌日のiTunesアルバム総合ランキングでは、全米3位を記録。アジア各国においても、香港、台湾、シンガポールで1位になったほか、ヨーロッパでも多くの国で軒並み上位に。全世界のiTunesアルバム総合ランキングでは6位を記録し、宇多田本人も「なにこれどういうこと?笑」「ええええ?!」とツイートし、驚きを隠せない様子だった。 「宇多田のアルバムは今時珍しく、購入者特典を一切付けず、パッケージも通常版のみ。特典商法が蔓延する日本の音楽シーンにおいて、あくまでも楽曲で勝負する潔さに『かっこいい』『貫禄が違う』と賛辞が相次いだ。AKB48の“握手会商法”以降、無価値となった日本の音楽チャートですが、宇多田自身、それを理解していて、『ランキングなんて、どうでもいい』という思いがあるのかもしれない」(芸能記者)  一方、EXILEは、宇多田のアルバム発売前日の先月27日、デビュー15周年記念ベストアルバム『EXTREME BEST』(rhythm zone)を発売。「CDのみ」「CD+DVD」「CD+Blu-ray」をリリースし、購入特典として、ポスターや、オリジナルパスケース&ステッカーが付いてくるといった特典商法を実施。結果、初週17万8,000枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングでは、宇多田に続き2位を記録した。  今回、“無特典”の宇多田がEXILEをくだしたことに対し、ネット上では「純粋な音楽が、その商法に勝利をしたのはとても痛快」「正攻法で勝利、なんて気持ちの良い」「あんなねぇベスト盤に特典つけて複数枚買わせる姑息な商法なんて通じるわけないんだよ」「EXILE、ざまあ。楽曲に魅力があったら買うんだよ」といった声が相次いでいる。 「今回のベストアルバムは、EXILEとしては、わりとシンプルな売り方だったのですが、宇多田との比較で叩かれる結果に。EXILE一族といえば、これまでシングルを17形態でリリースしたり、コンサートチケット付きCDを販売したりと、特典商法がエスカレート。また、コンサート会場で“スクラッチカード商法”が行われた際には、『バックヤードでメンバーに会える』という特典をめぐり、当たるまで買い続けるファンが続出。ネット上で“金ザイル商法”などと揶揄され、ファンからも不満が絶えなかった。今回、2003年から続くアルバム連続1位(最高位)記録がストップしそうなEXILEですが、内心『ざまあみろ』と思っている人も少なくないのでは?」(同)  ブランクを感じさせない歌声に、ネット上では「久しぶりに、CDを買おうという気にさせられた」という声が目立つ宇多田の復帰アルバム。EXILEに勝利したことで、音楽ファンを一時でも「日本の音楽業界も捨てたもんじゃない」という良い気分にさせたようだ。

フリースタイルバトルブームの“台風の目” ブラジル人ラッパーACEが語る、「エミネムの壁」と「果てなき野望」

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撮影=尾藤能暢
『フリースタイルダンジョン』(以下、FSD/テレビ朝日系)をきっかけに、いまや空前の盛り上がりを見せているフリースタイルバトル。その半面、浮かれてばかりもいられない。というのも、「さんぴんCAMP」が着火剤となり、「Grateful days / DragonAsh feat,zeebra&ACO」が大ヒットして一躍注目を浴びた日本語ラップシーンだが、その後、セールス的にメジャーシーンで成功したといえるのは、KICK THE CAN CREW、KREVA、RIP SLYMEくらいだった(参考記事:月刊サイゾー『フリースタイルダンジョン』に至る30年のウラ側)。もちろん、THA BLUE HERBなど、インディーズながら成功を収めたアーティストもいるが、日本語ラップがメジャーシーンで日の目を見ることは少なくなっていった。  そんな時代を経て、久々に何かやってくれそうなラッパーが現れた。渋谷サイファー(註:路上や公園などに集まり、輪になってフリースタイルでラップし合うこと)という新たなカルチャーを確立した、ブラジル生まれ新宿育ちのラッパー・ACEである。アニメとASIAN KUNG-FU GENERATIONをこよなく愛し、「もっとテレビに出たい」と声高に叫ぶ、これまでにいないタイプのラッパーが、現在の日本語ラップシーンをどのように見ているか、話を聞いた。 *** ――ACEさんは、般若さんから『FSD』への出演を依頼されるきっかけとなった「アドレナリン」をはじめ、クラブイベントを主催されていますが、その中でなぜ、渋谷サイファーを始めようと思ったんですか? ACE もともとは、高田馬場でやってたんです。当時、フリースタイルバトルで勝ちまくるというのを目標にしていたこともあって、練習の場としてもそうだし、単純にサイファーは楽しい。でも、サイファーやってるやつは少ないから、“じゃあ、ゲリラでやろう”と思って、たまに渋谷のハチ公前とかでもやってたんです。それで、ひょんなことからスピーカーとマイクを入手して。ある時、「高校生ラップ選手権」の前夜祭サイファーをやっていたんですけど、遅い時間だったんで一回解散して、TSUTAYA前に移動して大人の部をやることにしたんです。そこに偶然、ドラムのユージ・レルレ・カワグチさんがいて、その音を聞いていたらビートが合いそうだなと思ったんで、なんなら一緒にやっちゃおうと(笑)。スピーカー置いて、ドーンってやったら、化学反応が起きたんです。路上ライブスタイルのサイファーってこれまでなかったから、新しいなって。もうね、TSUTAYA前がフェス状態でしたからね。これはヤバイと思って、「掌幻、お前も味わったほうがいいぞ! ラップうまくなるぞ。来いよ」って誘って、今の掌幻がある(笑)。そこからCHARLESとかギターのユースケ・ローレンスも加わり、今の渋谷サイファーの形になりました。最近では、トランペットやサックスから、ディジュリドゥ(アボリジニの管楽器)まで、いろいろな楽器が飛び入りで入ってきたり、ダンサーもいたり、みんな自由にやってますよ。 ――渋谷でやることの意義って、何かあるんですか? ACE 僕の家から近いから(笑)。もちろん、一緒にやってるやつらには、それぞれ思い入れはあると思います。でも、北海道でも沖縄でも、どこでだってやりますよ。最近は『FSD』の影響もあって、サイファーをやっていれば足を止めて見てくれる人もいますけど、僕らがサイファーを始めた頃って、今ほどHIP HOPに日が当たっていなかった。当時は「黒人が日本語でラップしてる」くらいの関心度で、人も集まらないし、内々のものだったんです。
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――そんな渋谷サイファーが、なぜここまで広まったと思いますか? ACE 「すごいから」じゃないですか? 「なにこれ?」って、驚きがある。黒人が日本語ラップしている。腕の細いドラマーが、ぶっとい音で叩いている。ギターはめっちゃオタクなのに、なんか色っぽい。女の子のラッパーもいて、ジャンルの幅がめちゃくちゃ広い――。視覚にも聴覚にも、響きますよね。そんなごちゃまぜ感に加え、まぁ僕らのエンタメスキルですかね(笑)。 ――そのエンタメスキルが、ACEさん最大の持ち味でもありますよね。 ACE やっぱり『FSD』の影響は大きいですね。ここで初めて言いますけど、山下新治名義(ACEは『FSD』に般若の通訳役・山下として出演している)で、結構なビッグネームの映画出演オファーが来たんですよ(笑)。結局、スケジュールが合わなくて出られなかったんですが、山下名義でオファー来るって、すごい影響力ですよね。でも、僕らがやっていることって、本当にずっと変わっていない。内容的には進化し続けているけど、方向性やメッセージはブレていない。にもかかわらず、『FSD』やるまで、メディアは見向きもしなかった。遅いよ、日本のメディアは! 何年待ったか……(笑)。 ――その『FSD』がきっかけで、現在のさまざまなバラエティ番組への出演につながったと思うんですが、DOTAMAさんと一緒に出演した『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の生放送でのフリースタイルは、かなりリスクがありましたよね。撮り直しができないし、禁止ワードを言ったらアウトです。さらに、情報バラエティだと、番組側がACEさんの見せ方を作るので、本来のACEさんのスタイルと齟齬が生じる。 ACE もちろん、リスクはありました。でも、単純に面白そうだなと思って。だって、『ヒルナンデス!』で俺がラップしてるって、おかしいじゃないですか?(笑) ただ、バトルをテレビでやると、当然、禁止ワードがある。自由表現じゃないって嫌がるラッパーもいますが、僕はそのルールの中で、どれだけ自分がうまくやれるかというスリルを楽しむのも一興かなと思っています。最近は「口説きMCバトル」とか、お題のあるバトルも多くなってきていますし、そういったテーマの中で、いかに格好良く見せられるかというのが大事になってくる。おちゃらけて伝わるのは僕たちの本意ではないですが、決められたルールの中で、どれだけ言葉遊びを楽しめるか、ですね。 ――一方で、テレビに出て“タレント性”を求められるのを嫌がるアーティストも多いですよね。 ACE 僕はぜんぜん嫌じゃないです。もっとテレビに出たい! だって、テレビに出たらモテるもん(笑)。曲のイメージが崩れるのを懸念する気持ちはわかります。でも、ある程度、露出をしているのに、中途半端にメディアに出るのを嫌がるのは、本人がアーティスティックじゃないから。般若さんの『FSD』での振り切り方がいい例で、逆に彼のアーティスト性を高めている。僕は、ラッパーっていう職業が、もっと芸能界に食い込んでいったほうがいいと思います。テレビで出し尽くしちゃって、飽きられる怖さっていうのもあるかもしれない。ただ、それはスキルの問題ですよね。フリースタイルなんて、毎回変わるワケで、飽きられるはずがない。僕のフリースタイルは一生続くから、今のフリースタイルブームに対しても「仕事増えるぜ」「ありがとー!」って程度で、僕のスタイル自体は何も変わってない。
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――現在、日本語ラップシーンはこのまま行けば爆発しそうな雰囲気もあって、そのためには「Grateful days」のようなスマッシュヒットが必要だ、という意見も多いですが、ACEさんはそのあたり、どう思われますか? ACE いや、“エミネムを超えてやる”っていう覚悟のあるラッパーが、あと15人はいないと、変わらないんじゃないですか? スマッシュヒットごときを狙ってちゃ、ダメでしょ。結局、フリースタイルがはやっているっていったって、「日本のラッパー、誰知ってる?」って聞いても、答えられる人は実はそんなに多くない。やっぱり、エミネムくらい有名なやつが出ないと、何も変わらない。 ――その覚悟を持っている人は少ない? ACE 少ないと思います。長くやっている人ほど、その覚悟が削がれていくっていうか。現実を見れば、そう簡単には食っていけないし、業界のしがらみもある。もしくは、やってみたら意外と行けたけど、そこで行き止まり。「エミネムはアメリカで、日本と市場が違うもんなー」と、あきらめてしまう。そういったさまざまな要因にくじけず、「エミネムを超えるんだ」っていう覚悟と実力と行動が伴っている人がもう何人かいれば、変えられるんじゃないですかね。ここでドカーンと残しておかないと、10年後に「一発屋だった」って言われますからね。ここから先、戦国時代ですよ。 ――ACEさん、別のインタビューで「シーンのこととか考えていない」とおっしゃられていましたけど、なにげにいろいろと考えていますよね。 ACE シーンのことは考えていないですよ。というか、先輩たちが頑張ってくれたから今があって、先輩たちがやらかしてしまったからできなくなったこともある。ただ言えるのは、団結する時だということですかね。城を建てないといけないんじゃないですか? きちんとお金の流れをつくって、マネジメントではなく、エージェントのような形でラッパーを守るような組織ができてもいい時期なのかなとは思います。HIP HOPというくくりでは、表には出ず、シーン周辺のビジネスで稼ぎたい人もいる。だから、城を造り、その城の中でラップするアーティストもいれば、HIP HOPに生きる人もいる。その城のラップアーティストに属するなら、『FSD』で盛り上がった今が前に出る時です。客目線でいうと、KICK THE CAN CREWみたいな、ヒットを続けるラップグループが出れば楽しいと思います。そういったユニットがボーンって出て、引っ張っていくっていう可能性はあるかもしれない。 ――では最後に、エミネムを超えるのはもちろんですが、今後の目標を教えてください。 ACE フリースタイルもラップもタレント性も、全部ナンバーワンを目指してます。去年「フェスに出たい」って言っていたら、今年はフェスにたくさん出演できたので、今のところは作戦通りですね。今後もフェスに出続けつつ、12月7日にセカンドアルバム『LIGHT DOWN』、来年の上半期にサードアルバム、その後に新曲を出す予定で、その新曲はセルアウトとかではなく、皆の心に届くホームランを狙います。その曲で『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出たい。あとは『ワイドナショー』(フジテレビ系)で前園(真聖)さんの隣に山下として出て、ラップでコメントしたい(笑)。そういった意味で、僕はHIP HOPアーティストではないのかもしれません。ラップっていう歌唱法を使っている、ブラジル人ACEなんですよ。それが死んだ時に、HIP HOPアーティストになるのかもしれないですね。 (取材・文=石井紘人@hayato_fbrj) ●ACE DVD『ACEのフリースタイルマップ Vol.2』 発売日11月16日 価格:2,000円(税抜) ●ACE 2nd Album『LIGHT DOWN(ライト・ダウン)』 レーベル: 戦極CAICA 発売日: 2016/12/07(水) 品番: SGKC-012 価格: 2,315円(税抜) ブログ <http://ameblo.jp/aceofficial/> Twitter <https://twitter.com/ace0317?lang=ja>

「コントを見る」ことの難しさとは……お笑い評論家・ラリー遠田『キングオブコント2016』評

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TBS系『キングオブコント2016』番組サイトより
 10月2日、コント日本一を決める『キングオブコント2016』(TBS系)の決勝戦が行われた。決勝戦でコントを披露したのは、しずる、ラブレターズ、かもめんたる、かまいたち、ななまがり、ジャングルポケット、だーりんず、タイムマシーン3号、ジグザグジギー、ライスの10組。この中から、かもめんたる、かまいたち、ジャングルポケット、タイムマシーン3号、ライスの5組が最終決戦に進み、2本のネタの合計得点の最も高かったライスが見事に優勝を果たした。  数あるお笑いコンテストの中でも、『キングオブコント』ほど場の空気が重視される大会はない。そもそも、個人の好みの差が激しい笑いという分野で、優劣をつけて勝敗を決めるということには宿命的な困難がつきまとう。それでも、何かしらの基準を定めて評価をしなくてはならないとすると、その日、その場所、その状況におけるネタの出来やウケ具合を審査基準とするしかないことになる。だからこそ、お笑いコンテストではその場の空気をつかんだ者が高い評価を受ける。 『キングオブコント』はコントの大会なので、特にそういう傾向が強くなりやすい。コントは漫才と違って、話術という飛び道具で観客を引き込むことができないからだ。テンポのいい掛け合いで観客を自分たちのペースに巻き込んでどんどん盛り上げていく、という漫才の手法が使えない。コントとは、演技で構成される短い芝居である。それを見る観客には、これからひとつの「お芝居」を見るのだ、という心の準備が必要だ。いったん冷静になって熱が冷めている観客の心を、そこから持ち上げて揺さぶって笑わせなくてはいけない。そこにコントを演じることの難しさがあり、同時に歓びもあるのかもしれない。  昨年以降、芸人100人による審査が廃止されてからの『キングオブコント』では、特にその傾向が強くなっているように見受けられる。2008年から14年まで行われていた「予選敗退した芸人100人(14年のみ101人)による審査」では、客席を埋め尽くす芸人たちがコントの難しさを知り尽くしているので、盛り上げるべきところで盛り上げる、という与えられた役目をきちんと果たしてくれていた。  ところが、15年の大会ではこの審査システムが廃止されてしまったため、テレビ越しに見ていてもはっきりとわかるくらい、会場の空気が一変した。一般客が中心の客席は、コントを見るのにふさわしくないほどの独特の緊張感に包まれていて、空気が重かった。そんな中で、その重苦しさを振り払い、空気を一気に塗り替えたコロコロチキチキペッパーズが優勝の栄誉を手にした。  さて、今年はどうだったか。結論から言うと、昨年よりは客席のムードが軽かった。重苦しさはなく、打てば響く反応の良さがある。ただ、一方では、ところどころでネタ中に悲鳴があがったりするなど、コントの設定に過剰に入り込み、反応が良すぎるために引き起こされる独特の現象も見受けられた。決して重くはないが、軽いところが軽すぎる。でも、ここを笑わせないとこの大会では勝てない。  今回は、結果から見るとライスとジャングルポケットの一騎打ちとなっていた。1本目終了の時点では同点1位。2本目で6点差がついてライスに軍配が上がったが、審査員の評価としてはライス支持3人に対してジャングルポケット支持が2人。実質的にはほとんど差がなかった。  ジャングルポケットは、顔と演技のクドさに定評のある絶対的エースの斉藤慎二を軸にして、その魅力を最大限に引き出すネタを作っていた。斉藤の暑苦しさは見る人を選ばず、誰にでもダイレクトに伝わる。今回披露された2本のコントは、いずれも斉藤がアクシデントに一方的に巻き込まれるものだった。斉藤が演じる人物は、どんなに悲惨な状況に追い込まれても、ちっとも悲惨に見えない。そこを笑いの核心に持ってくる作戦が功を奏していた。  対するライスの売りは、圧倒的なネタの面白さと、それを支える演技のうまさだ。ライスの2本のコントは、いずれも1つの違和感のある設定を作り、それをそのまま押し切っていくタイプのネタ。この手のネタでは、常に見る者の期待を超えて面白さを更新していかないと、途中で息切れしてしまう。ただ、彼らは緻密なネタ作りでそのような失敗に陥らず、階段を一歩一歩上るように確実に笑いを増幅させていった。  客席の中には、コントを見るときにどうしても身構えて硬くなってしまう人がいる。そこにひとつの壁がある。ジャングルポケットはキャラでそれを打ち破り、ライスはネタでそれを打ち破った。ライスの2人は、究極的にシンプルで隙のないネタ運びによって、コントで勝つとはこういうことだ、というのを世に知らしめたのではないかと思う。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)