“愛用品”を侮辱、「収録止めんな」とイライラ……共演者を泣かせてドン引きされた芸能人

 12月1日深夜放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)で、博多華丸・大吉の博多華丸が、ゲストのハリセンボン・箕輪はるかを泣かせる一幕があった。

「同番組で、ゲストと共に日本全国のお酒とご飯を味わう“相席旅”を行っている華丸。今回はお酒が進んだ2軒目で、箕輪に対して『野心がない』『何かやりなさいよ!』などと説教を始めたんです」(芸能ライター)

 華丸はさらに、箕輪へ「キラキラした目しやがって、一丁前に。目は生きてる。コメントは死んでるのに」と指摘を続け、それにより箕輪が涙を流すと、「俺(のせい)!?」などと慌てていた。

「この放送に、ネット上では『酔いに任せてモラハラしてるみたい……見てて胸糞悪かった』『しつこく追い詰めるような絡み方されたら、誰だって嫌だよ。はるかがかわいそう』といった声が続出。『俺?』ととぼける華丸の態度に対しても、『悪いことしてる自覚ないの? 本当最悪』『典型的なモラハラ男。華丸さん好きだったのにガッカリ』と批判が噴出していました」(同)

 このように、芸能人が共演者を泣かせ、物議を醸したケースは少なくない。昨年4月放送の『FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦』(フジテレビ系)では、MCを務めた坂上忍が、ゲストの新川優愛を泣かせていた。

「新川は、20年以上も大切にしているという“愛用のタオル”を番組で披露したのですが、それを見た坂上は『汚ねぇ!』と反応。新川はこのタオルに“一日の出来事”を報告しているそうで、とにかく愛着のあるアイテムだったようです。その後、新川はタオルに『気持ち悪いって言われちゃった』と話しかけながら、泣いてしまいました」(テレビ局関係者)

 坂上は「どうした?」と言い、状況を理解できていなかったようだが、ネットユーザーは「人が大事にしているものをののしるなんて、デリカシーなさすぎ」「わざわざ持ってきてくれたのに、あの態度は人としてあり得ない」「『どうした?』じゃねーよ! ちゃんと謝れ!」と、猛反発していた。

「“恫喝”疑惑で先日、当面の活動自粛を発表した木下優樹菜は、もともと“ヤンキーキャラ”でメディアに出演していました。2013年放送の『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)では、共演者のはいだしょうこに『(回答を)書くの遅いっすけど』といら立ちをぶつける、“キャラ全開”な場面もありましたね」(前出・芸能ライター)

 「結構頑張って書いたんですけど、急ぐことはあんまりしないので……」と申し訳なさそうにするはいだに対し、木下は「急ぐのとはわけが違う」などと主張。その結果、はいだが泣いてしまったために、木下は「盛り上がると思って言ってしまって。ごめんなさい」とその場で謝罪したが、ネット上には「木下だってミスしてるくせに、何様だよ?」「木下ってマジで性格悪いな。はいださんは怖かっただろう、かわいそうに……」といった書き込みが寄せられていた。

「また、先月16日に合成麻薬・MDMAを所持していたとして逮捕された沢尻エリカは、14年にドラマの宣伝で『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演した際、自分自身が『悪女だな』と思う時のエピソードを聞かれ、『気に入らない子がいて。その子を泣かせたことがあって』『その子が一番ショックなことを、私がグサッて言っちゃったの』と、笑いながら話していました。さらに、当時は『はぁ!? 何泣いてるのこいつ』『ふざけんなよ。収録止めんなよ』などと思っていたことまで告白。この“泣かせた相手”について、一部では沢尻と共演歴のある、紗栄子だと報じられていました」(同)

 この一件について、沢尻は「10代の話」と強調していたものの、ネット上では「昔の沢尻は調子に乗ってたイメージだし、平気で人のこと傷つけそう」「紗栄子だって気が弱いほうではないだろうに、それを泣かせる沢尻は強すぎ」「こんなエピソードを“武勇伝”みたいに語るくらいだから、沢尻って相当性格悪いと思う」とドン引きされていた。

「そんな沢尻は、来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』への出演が予定されていたほど、女優としての地位を確立していましたが……。今回の逮捕で収録を止めるどころか、降板・再撮騒動まで起こしてしまいました」(同)

 NHKやドラマ関係者もまた、沢尻に泣かされたことだろう。

“愛用品”を侮辱、「収録止めんな」とイライラ……共演者を泣かせてドン引きされた芸能人

 12月1日深夜放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)で、博多華丸・大吉の博多華丸が、ゲストのハリセンボン・箕輪はるかを泣かせる一幕があった。

「同番組で、ゲストと共に日本全国のお酒とご飯を味わう“相席旅”を行っている華丸。今回はお酒が進んだ2軒目で、箕輪に対して『野心がない』『何かやりなさいよ!』などと説教を始めたんです」(芸能ライター)

 華丸はさらに、箕輪へ「キラキラした目しやがって、一丁前に。目は生きてる。コメントは死んでるのに」と指摘を続け、それにより箕輪が涙を流すと、「俺(のせい)!?」などと慌てていた。

「この放送に、ネット上では『酔いに任せてモラハラしてるみたい……見てて胸糞悪かった』『しつこく追い詰めるような絡み方されたら、誰だって嫌だよ。はるかがかわいそう』といった声が続出。『俺?』ととぼける華丸の態度に対しても、『悪いことしてる自覚ないの? 本当最悪』『典型的なモラハラ男。華丸さん好きだったのにガッカリ』と批判が噴出していました」(同)

 このように、芸能人が共演者を泣かせ、物議を醸したケースは少なくない。昨年4月放送の『FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦』(フジテレビ系)では、MCを務めた坂上忍が、ゲストの新川優愛を泣かせていた。

「新川は、20年以上も大切にしているという“愛用のタオル”を番組で披露したのですが、それを見た坂上は『汚ねぇ!』と反応。新川はこのタオルに“一日の出来事”を報告しているそうで、とにかく愛着のあるアイテムだったようです。その後、新川はタオルに『気持ち悪いって言われちゃった』と話しかけながら、泣いてしまいました」(テレビ局関係者)

 坂上は「どうした?」と言い、状況を理解できていなかったようだが、ネットユーザーは「人が大事にしているものをののしるなんて、デリカシーなさすぎ」「わざわざ持ってきてくれたのに、あの態度は人としてあり得ない」「『どうした?』じゃねーよ! ちゃんと謝れ!」と、猛反発していた。

「“恫喝”疑惑で先日、当面の活動自粛を発表した木下優樹菜は、もともと“ヤンキーキャラ”でメディアに出演していました。2013年放送の『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)では、共演者のはいだしょうこに『(回答を)書くの遅いっすけど』といら立ちをぶつける、“キャラ全開”な場面もありましたね」(前出・芸能ライター)

 「結構頑張って書いたんですけど、急ぐことはあんまりしないので……」と申し訳なさそうにするはいだに対し、木下は「急ぐのとはわけが違う」などと主張。その結果、はいだが泣いてしまったために、木下は「盛り上がると思って言ってしまって。ごめんなさい」とその場で謝罪したが、ネット上には「木下だってミスしてるくせに、何様だよ?」「木下ってマジで性格悪いな。はいださんは怖かっただろう、かわいそうに……」といった書き込みが寄せられていた。

「また、先月16日に合成麻薬・MDMAを所持していたとして逮捕された沢尻エリカは、14年にドラマの宣伝で『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演した際、自分自身が『悪女だな』と思う時のエピソードを聞かれ、『気に入らない子がいて。その子を泣かせたことがあって』『その子が一番ショックなことを、私がグサッて言っちゃったの』と、笑いながら話していました。さらに、当時は『はぁ!? 何泣いてるのこいつ』『ふざけんなよ。収録止めんなよ』などと思っていたことまで告白。この“泣かせた相手”について、一部では沢尻と共演歴のある、紗栄子だと報じられていました」(同)

 この一件について、沢尻は「10代の話」と強調していたものの、ネット上では「昔の沢尻は調子に乗ってたイメージだし、平気で人のこと傷つけそう」「紗栄子だって気が弱いほうではないだろうに、それを泣かせる沢尻は強すぎ」「こんなエピソードを“武勇伝”みたいに語るくらいだから、沢尻って相当性格悪いと思う」とドン引きされていた。

「そんな沢尻は、来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』への出演が予定されていたほど、女優としての地位を確立していましたが……。今回の逮捕で収録を止めるどころか、降板・再撮騒動まで起こしてしまいました」(同)

 NHKやドラマ関係者もまた、沢尻に泣かされたことだろう。

「一般人に対して上から目線」「婚活をやめれば?」見下した言動が批判された芸能人4人

 11月13日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に、タレント・つるの剛士が出演。この日は、つるのと女優・伊藤修子、お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志とブルゾンちえみの4人が御茶ノ水駅から上野駅までの裏道を歩く企画「東京ど真ん中裏道さんぽ!」を放送したが、つるのの発言に一部視聴者から批判の声が寄せられているという。

「メジャースポットではなく、裏道にある魅力的な場所を紹介するという企画で、4人は東京・湯島にある『おりがみ会館』を訪れました。そこで館長から割り箸袋を使った犬の折り方を教わったものの、一同はうまくできず、館長から「(犬の)胴体が長い」と指摘されたんです。すると、つるのは『先生のやってる通りにやったんだけど?』と反論し、飯塚から『仲良くやりましょう』となだめられる一幕があったんです。また、ビリヤード場のオーナーに対しても『本当にプロですか?』など失礼な発言を連発していました」(芸能ライター)

 つるのの発言に、ネット上からは「昔はおバカキャラだったけど、最近は上から目線のツッコミが多い」「撮影させてもらっている側なのに、なんで偉そうなんだろう」「一般人に横柄な態度だけど、その“一般人”が見てくれるから自分の仕事があるのにね」と厳しい言葉が噴出した。

 また、2017年6月7日に放送された『今夜くらべてみました』(同)に出演した歌手・華原朋美も、他人を見下すような言葉を連発し非難されている。

 番組で華原は、「頑張って婚活とかはしようかな~と思って」と切り出し、「大体なんか太ってる人かハゲてる人かみたいな、そういう人が多いので……」と男性の容姿について辛らつな感想を述べた。この発言にネット上では「心の中で思ったとしても、テレビで言っちゃダメでしょ……」「こんなにも人間性が終わっていると思わなかった」「相手を見下すなら、婚活をしなければいいのに」といろいろな意見が寄せられた。

「9月7日から28日まで行われていた舞台『少年たち To be!』の中で、ジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの松村北斗とSnow Manの深澤辰哉の発言が、一部ファンを中心に物議を醸しています」(同)

 同舞台には、メンバーが50年後を演じるシーンがあるといい、9月9日の昼公演で深澤は「徳を積むのが大事じゃ。例えば舞台やライブで最前列に入ったりな」とアドリブを入れたという。その言葉に松村は、後方を指差しながら「あれが徳を積まなかったヤツらだな」と発言。翌10日にも、深澤が「ライブや舞台で最前が当たるのは徳を積んだからだ」というアドリブを入れたそうだ。2人の発言に、一部ファンから「後列の観客が日頃悪い行いをしているかのようで不快」「お金を払って観劇している人に、演者が上から目線で何を言ってるの?」「チケットすら購入できなかった人に、かなり失礼」と激しいブーイングが起こった。

 おごり高ぶったように見える言動は、相手を不快にさせるだけではなく、その芸能人自身の好感度を落とすことになる。芸能人に限ったことではなく、謙虚な姿勢は大切にした方が良さそうだ。
(福田マリ)

「わかりやすいコネ」「とんだ茶番劇」出来レース疑惑が浮上しブーイングされた芸能人家族

11月18日、都内で「第34回新メンズノンノモデル発表式」が行われ、沢村一樹の長男である野村大貴が応募総数2,300通以上の中から見事グランプリに輝いた。しかし、ネット上からは「出来レース」を疑う声が上がっているようだ。

「『メンズノンノ』(集英社)の専属モデルオーディションは、数多くの俳優を芸能界に輩出し、“登竜門”として知られています。そんなオーディションでグランプリを獲得した野村ですが、発表式では父・沢村の反応についても質問がおよび、『芸能界を勧めるわけではなかったんですけども、「やりたいことをやりなさい」と応援してくれています』とコメントしました。すでに、6月17日放送の『しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP』(日本テレビ系)の『長男・大貴くんが初出し!リアル沢村一樹を丸裸007』という企画の中で、親子出演を果たしています」(芸能ライター)

 番組の中で沢村は、「背が大きいので、モデルの仕事はやりたいと言っている」と語っていたこともあり、ネット上では「わかりやすいコネだね」「出来レースにしか思えない」「ルックスは七光りとか忖度と言われても仕方ないレベル」など辛らつな言葉が飛び交っている。

「また、9月11日に都内で行われた『2019ミス・ジャパン 日本大会』の初代グランプリに輝いた、妹に土屋太鳳を持つ土屋炎伽にも同様の指摘が寄せられています。6月に行われた、同大会の東京大会最終選考会に太鳳が駆けつけるなど、炎伽は以前からメディアの注目を集めていた存在。炎伽の身長が155センチと小柄であることや、年齢も27歳とほかの出場者と比較して高いため、ネットユーザーからは『綺麗だけど優勝するほど?』『コネも才能のうちとか聞くけど、ほかの出場者がかわいそう』『スタイルも特別良くないし、いかにも出来レース』という厳しいコメントが書き込まれました」(同)

 炎伽は表彰後の囲み取材で、芸能界入りについて「簡単に、ただ芸能界に入りたいという気持ちはない」と否定的な様子を見せていた。しかし、11月28日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)や12月1日放送の『サンデー・ジャポン』(同)に出演したこともあり、ネット上では「結局、妹の名前を使って芸能活動をするんだね」「家族ネタでテレビに出てもすぐに飽きられるでしょ」など否定的な意見が散見された。

 木村拓哉と工藤静香の次女であるモデルのKoki,は、映画出演が未経験の中、「エル シネマアワード2018」(以下、シネマアワード)で、“今後”の活躍を期待するという「エル・ガールライジングスター賞」を受賞したことがある。

「2018年11月26日に都内で行われた表彰式でKoki,は、『もっともっと経験を重ねて、いろいろキャラクターを演じられるモデルになりたいと思います』とコメントしています。また、5月に『ELLE JAPON』(ハースト婦人画報社)の表紙を飾って、華々しくデビューしているだけに、ネットユーザーからは『いくらなんでもゴリ押しがひどすぎる』『とりあえず審査基準を教えてほしい』『演技経験がないのに映画賞受賞って、とんだ茶番劇』など辛口コメントが続出しました」(同)

 コネや七光りという先入観を視聴者から持たれてしまうことは、本人の活動を後押しするどころか、足を引っ張ってしまうかもしれない。
(福田マリ)

「500万を薄給だと思ってる?」「親の七光りなのに」金銭感覚がおかしいと物議を醸した芸能人

 11月21日、タレント・武井壮が自身のTwitterを更新(当該ツイートは削除済み)。「究極の選択」としたアンケートで、「(1)年収5000万だけど飯は一生塩おにぎり、昆布とふりかけは付けてもいい」「(2)年収500万だけど飯はどの店も無料で食べ放題」という二者択一を迫った。

「Twitter上では『年収500万』がトレンド入りするなど反響を呼びましたが、ネット上からは『年収500万を薄給だと思っていて、嫌味な質問にしか思えない』『金持ちになるとやっぱり感覚おかしくなるのかな?』『感覚が庶民と完全にズレている……』など非難が続出しました。武井は2018年11月11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際、最高月収が4000万~5000万だったと明かしているので、彼にとって年収500万円は低所得者なのかもしれませんね」(芸能ライター)

 お笑いコンビ・おかずクラブのオカリナとゆいPは、2月25日に放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(Abema TV)の中で浪費癖を告白し、ネットユーザーを驚かせている。

「MCを務めるおぎやはぎの矢作兼から、『垢抜けた』と言われた2人。ゆいPは歯列矯正を始めたほか、1万5,000円の美容液を使っていると打ち明けました。一方、オカリナは『ゆいPの肌は化粧品でまだイケる。私は医療』といい、53万円のレーザー治療費を一括払いしたそうなんです。また、2人でランチ行った際は、毎回1人1万円前後になってしまうと言い、『ランチのメニューをまず下げてもらう。ランチメニューに食べたいものがない』と食へのこだわりを明かしました」(同)

 ネット上には「売れる前の生活に戻すのは大変そう」「自分で稼いだお金だし、自由に使うのはいいと思う。でも、芸人って浮き沈みが激しそうだし、貯金した方がいいかもね」「芸能界って、このレベルでもこんな贅沢できるんだね」といったさまざまな意見が飛び交った。

 さらに、16年11月10日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した、俳優・草刈正雄の長女であるタレント・紅蘭の発言が、「世間の感覚とズレている」と物議を醸した。

「『芸能人が我が家の悩みを初公開SP』と題した放送で、住まいについて悩みを抱える芸能人として紅蘭が登場。番組の協力のもと、愛犬と暮らす新居を探すことに。家賃が18万円の物件を紹介されると、紅蘭は『そうなるとさ、ここを借りて、もう一個借りてとかもかわいくない?』と発言。その後、犬も走り回れるほどの庭がある家賃50万円の家を紹介されると、『ここで50万は安いでしょ! 月200万円稼げば住めるでしょ?』と、またしても浮世離れした感想が飛び出したんです」(同)

 視聴者からは、「親の七光りでテレビに出ているのに、この発言は不愉快」「こんな金銭感覚に育てた親も悪い」「50万が安いって、どういう金銭感覚なんだろう……」など辛口コメントが寄せられた。

 収入や金銭感覚は、もちろん人によって違うもの。しかし、あまりに一般人とかけ離れた言動は、芸能人の生命線ともいえる“好感度”を下げてしまうようだ。
(福田マリ)

「500万を薄給だと思ってる?」「親の七光りなのに」金銭感覚がおかしいと物議を醸した芸能人

 11月21日、タレント・武井壮が自身のTwitterを更新(当該ツイートは削除済み)。「究極の選択」としたアンケートで、「(1)年収5000万だけど飯は一生塩おにぎり、昆布とふりかけは付けてもいい」「(2)年収500万だけど飯はどの店も無料で食べ放題」という二者択一を迫った。

「Twitter上では『年収500万』がトレンド入りするなど反響を呼びましたが、ネット上からは『年収500万を薄給だと思っていて、嫌味な質問にしか思えない』『金持ちになるとやっぱり感覚おかしくなるのかな?』『感覚が庶民と完全にズレている……』など非難が続出しました。武井は2018年11月11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際、最高月収が4000万~5000万だったと明かしているので、彼にとって年収500万円は低所得者なのかもしれませんね」(芸能ライター)

 お笑いコンビ・おかずクラブのオカリナとゆいPは、2月25日に放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(Abema TV)の中で浪費癖を告白し、ネットユーザーを驚かせている。

「MCを務めるおぎやはぎの矢作兼から、『垢抜けた』と言われた2人。ゆいPは歯列矯正を始めたほか、1万5,000円の美容液を使っていると打ち明けました。一方、オカリナは『ゆいPの肌は化粧品でまだイケる。私は医療』といい、53万円のレーザー治療費を一括払いしたそうなんです。また、2人でランチ行った際は、毎回1人1万円前後になってしまうと言い、『ランチのメニューをまず下げてもらう。ランチメニューに食べたいものがない』と食へのこだわりを明かしました」(同)

 ネット上には「売れる前の生活に戻すのは大変そう」「自分で稼いだお金だし、自由に使うのはいいと思う。でも、芸人って浮き沈みが激しそうだし、貯金した方がいいかもね」「芸能界って、このレベルでもこんな贅沢できるんだね」といったさまざまな意見が飛び交った。

 さらに、16年11月10日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した、俳優・草刈正雄の長女であるタレント・紅蘭の発言が、「世間の感覚とズレている」と物議を醸した。

「『芸能人が我が家の悩みを初公開SP』と題した放送で、住まいについて悩みを抱える芸能人として紅蘭が登場。番組の協力のもと、愛犬と暮らす新居を探すことに。家賃が18万円の物件を紹介されると、紅蘭は『そうなるとさ、ここを借りて、もう一個借りてとかもかわいくない?』と発言。その後、犬も走り回れるほどの庭がある家賃50万円の家を紹介されると、『ここで50万は安いでしょ! 月200万円稼げば住めるでしょ?』と、またしても浮世離れした感想が飛び出したんです」(同)

 視聴者からは、「親の七光りでテレビに出ているのに、この発言は不愉快」「こんな金銭感覚に育てた親も悪い」「50万が安いって、どういう金銭感覚なんだろう……」など辛口コメントが寄せられた。

 収入や金銭感覚は、もちろん人によって違うもの。しかし、あまりに一般人とかけ離れた言動は、芸能人の生命線ともいえる“好感度”を下げてしまうようだ。
(福田マリ)

アンタッチャブル復活の裏側、松田聖子の加齢が深刻……週末芸能ニュース雑話

アンタッチャブル復活、柴田が山崎に追いついた!?

デスクH  アンタッチャブルが電撃復活したね! 柴田がジャケットを脱ぎ捨ててザキヤマに一礼してから漫才始めたシーン、何度見ても胸アツだなぁ(参照記事)。 

記者I  『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)の柴田が出演する回では、ゲストが好きな芸人としてアンタッチャブルの名前を挙げ、MCの有田哲平が「そうおっしゃると思って、今日は柴田さんの相方をお呼びしました」と偽ザキヤマを呼ぶのがお決まりとなっていたんですが、今回はまさかの本人登場。「うわーーー! バカ、ダメだって!」と床に倒れ込み、「この番組でやんの?」と慌てふためく柴田ですが、即座に「よっしゃー!」と切り替え、10年ぶりの漫才スタート。震えましたね!

デスク しかもさ、今回披露したネタはザキヤマが芸人として踏みとどまる転機となったと語る、2003年の『M-1』で披露したファストフード店だったんだよね。途中で「いいかげんにしろ!」とツッコんで漫才を締めようとした柴田を、ザキヤマが「まだまだ」と引き留めて漫才を続けたところもまたよかった!! 

記者 2010年、柴田が女性トラブルを報じられるなどして約1年間休業して以降、アンタッチャブルはコンビ活動を停止。真面目な性格の山崎は、スキャンダル体質の柴田のことが許せず、「復帰するのはいいけど、コンビとしての活動はしない」と明言していたとか。しかし、ここ数年、BSや地方局を含め、テレビ出演もじわじわ増やしてきた柴田とは対照的に、山崎は人気に陰りが見え始めていた。10年という区切りもありますし、コンビ再結成は、双方にとっておいしい話だったんでしょう。

デスク やっぱりさ、年取るとたいがいのことを気にしなくなるっていうか、どうでもよくなっちゃうんだよね。過去のいさかいなんて忘れて、人生を謳歌したほうがいいって気づくっていうか。“変態紳士”でおなじみの高嶋お兄ちゃん(政宏)も言ってたよ!(参照記事)。アンタッチャブルにしても電気グルーヴにしても、いろいろあってもまた一緒にやっていける相棒がいるのって、うらやましいよ! Tクン、これからもよろしくね!!

記者 ……はい。

記者 漫才といえば、今年の『M-1』の決勝出場9組が決まりました。昨年まで3年連続準優勝の和牛をはじめ、ミキ、アインシュタインなど優勝候補がそろって敗退。かまいたち、見取り図以外の7組は初出場となります。

デスク 22日の決勝当日に行われる敗者復活戦はこの3組に加え、天竺鼠やカミナリ、錦鯉といった実力派が名を連ねている。決勝より、こっちのほうががぜん盛り上がりそうじゃない? 敗者復活は視聴者投票によって決まるため、女性人気の高い和牛やアインシュタインの一騎打ちと見る向きもあるね(参照記事)。熾烈な戦いが予想されるだけに、ここでの勝者がそのままの勢いで優勝しちゃうかも!?

記者 確かに、過去にはサンドウィッチマンの例がありますからね。『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社)が大ヒット中のナイツ塙によると、<持ち時間が4分しかない『M-1』では、スピード感があって、笑いの数の多い漫才が最強のスタイル>だといいますしし、視聴者を味方につけた勢いがあるコンビが有利なのは間違いないでしょう。

デスク それはそうと、決勝のメンツに「ぺこぱ」が入ってるのは、正直びっくりしたなぁ。松陰蔭寺太勇って、『有田ジェネレーション』(TBS系)に出てたキザ芸人でしょ!?  

記者 一見キャラものネタに見えて、漫才の構造自体に疑問を投げかけるネタに定評があるんですよ。『有ジェネ』出身といえば、インディアンスもいますね。あと若手では、テレ東の佐久間宣行Pも推してる「からし蓮根」も注目です。

デスク 結局、“M-1運営” にハマるかどうかが選考基準になってる、との声もあるしね(参照記事)。そういう意味では、「からし蓮根」はピッタリ。まぁ、テレビありきの賞レースなんだから、ある程度は仕方ないとも思うよ。ただ僕としては、今年こそ、かまいたちに獲ってほしいなぁ! あのガツガツしてない雰囲気が職人って感じで好きなんだよね(参照記事)。あと、あんな騒動がありながらも今年も審査員を務める、上沼恵美子の動向にも注目だね。

記者 先週はおめでたいニュースが続きましたが、今週は神田沙也加が不倫……ではなく、離婚していたことがわかりました。離婚の理由は、子どもが欲しくない神田と欲しい夫(俳優・村田充)の”出産計画の相違”としていますが、「わたしは生きてきた環境の中で持った考えを変えられず、彼を幸せにすることが出来ないと思いました」という沙也加のコメントが、グッときましたね。

デスク 間違いなく、母・松田聖子の影響だろうね。聖子は神田正輝と結婚していた期間も不倫疑惑が持ち上がったり、その後も再婚・離婚を繰り返し、沙也加はそれにさんざん振り回されてきた。自伝『Dollygirl』(宝島社) では、両親共に芸能人であることや、転校を繰り返したことで壮絶ないじめに遭ったとも告白しているし、いろいろトラウマがあるんだろね。

記者 もともとは来年まで離婚を発表する予定はなかったものの、5日発売の「女性セブン」(小学館)で、沙也加とジャニーズJr.秋山の不倫が報じられたことから、慌てて離婚発表となったようです(参照記事)。

デスク でもこれ、業界内では“偽装離婚説”が飛び交っているんでしょう?

記者 はい。沙也加と村田は「夏時点で夫婦関係は崩壊していた」としているんですが、ちょうどその頃、2人が仲良く外出する姿を目撃した人がいるんです。沙也加は現在、大ヒット上演中のディズニー映画『アナと雪の女王2』でアナの声を担当。外資だけに不倫発覚に伴う違約金の発生条件も細かく定められており、その額も半端ではない。そのため、「離婚していた」ことにしたのではないかとみられているんです。

デスク 確かに、セブンの直撃を受けた村田は「離婚はない」と断言したにもかかわらず、ブログでは「今年の夏、二人で円満に離婚届を作成し、離婚に双方合意をいたしました」と前言撤回。実際に離婚届を提出したかどうかは不明だね。

記者 聖子と沙也加は不仲説が取り沙汰されていますが、このお騒がせぶり……血は争えませんね。

デスク そんな聖子は、年末恒例のディナーショーやファンミに励んでいるみたいだよ。文春によると、10月の増税のタイミングでファンクラブの年会費が4200円から5800円に引き上げられたため、ファンから不満の声が噴出しているとか。さらに、ファンミでは「最近なんだか目が見にくい」とか、「この年になると肉よりサバの塩焼きがいい」など、加齢を感じさせるものに……。時代は変わったなぁ。

「モンスターアイドル」でシンデレラガール誕生!? 天然すぎる発言でクロちゃんにボディブロー!

 安田大サーカス・クロちゃんがメンバーを選抜し、新たなアイドルグループをプロデュースする企画「MONSTER IDOL」の3週目が、11月20日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された。

<これまでのあらすじはこちらから>

夢をかなえるため、クロちゃんの口臭を我慢したナオ

 今回は沖縄合宿の2日目。プロデューサーであるクロちゃんはグループ名と歌詞を担当することになった。まず手始めに、歌詞へ挿入する(予定の)ポエムをクロちゃんは9つ用意してきていた。詩の内容は以下だ。

・かけぬける風にたくした想いを言葉で伝える事ができなくなってる
・私をラビリンスの住人にしたてあげたのは誰
・鏡に写る私にルージュで伝言したんだ
・悲劇のヒロインを1人で演じるのはもうやめたい
・おりひめとひこぼしの関係をロマンティックに感じなくなったのはいつから?
・名も無き神があたえた試練にバケツの水をひっくり返して叫んでた
・方程式じゃ答えられない感情にうつむいて逃げだしてしまったんだ
・かきむしりたくなるような日常
・闘いもしないうちから負け犬のレッテルをはられたんだ

「ラビリンス」や「ルージュ」など、令和らしくないワードが目につく微妙な出来栄え。笑いをこらえ、「すごく良い歌詞だなと思いました」と平気でウソをつく候補生たち。この瞬間、辺りは完全に「笑ってはいけない~」の様相を呈していたから不憫だ。

 ちなみに、クロちゃんが考案してきたグループ名の候補案は「時とラビリンス」と「ミルキーボム」だった。不可解に「ラビリンス」というカタカナを執拗に推すクロちゃん。結局、この2案に関してはWACK代表取締役の渡辺淳之介氏がやんわりと却下して事なきを得た。

 その後、クロちゃんはお気に入りの候補生・カエデを含む3人の女の子とジャグジー風呂へ入った。「MONSTER IDOL」では、芸能界で夢をつかもうとする女の子に中年プロデューサーがセクハラする場面が頻出する。若い女の子をはべらせ、ジャグジーに浸かって我が世の春を謳歌したクロちゃん。この光景、一般人がアイドルプロデューサーに抱く妄想の暗部を具現化している感がある。実は、ひそかに風刺なのだ。

 合宿1日目でクロちゃんからスパイに指名されたアイカは、従順に活動に励んでいた。バーベキューの食材の買い出しの合間、クロちゃんの1番のお気に入り・ナオにカマをかけたのだ。

アイカ「クロちゃんと2人で話したことあるの?」

ナオ「何回かな? 2回」

アイカ「えっ、そんなあるの!? ウチ1回もないのに。どうだった?」

ナオ「いやまぁ、“気持ち悪いなぁ”って(笑)。まぁその、実際プロデューサーさんじゃなかったら思ってる……っていうか、今も思ってるけど。実際、クロちゃんが来たときに思ったのは、若干口臭かったりするの(笑)。もう、モロに伝わってくる。でも、アイドルになるためにはしょうがないのかなぁ」

 この直前、ナオはクロちゃんと沖縄美ら海水族館で2人きりでガッツリ語らい、「クロちゃんの1番になりたい」「LOVEです」「私も(クロちゃんのことが)好きです」と涙ながらに打ち明けていた。つまり、彼女の涙とLOVEの言葉は営業トークだったということ。アイカもアイカで「クロちゃんと2人で話したことは1回もない」と断言しているし。2人ともウソをつくのがうまい。

 特に、ナオの態度から察したのは「夢をかなえるには嫌なことも我慢しなければならない」というアイドルの厳しい現実だ。この企画は芸能界の闇の一部をサラッと公開している。何度も言うが、やっぱり風刺だ。

 アイカを呼び出したクロちゃんは、スパイ活動の成果を報告させた。ここで、ナオの“口臭発言”を知って大ショックを受け、「今、臭くないでしょ!?」とアイカに詰め寄った。アイドルを目指す候補生は、嫌なことも我慢しなければならない。だから、アイカはためらいながらも「……におい、何もしないですね」「大丈夫です」と返答した。でも、クロちゃんはさらにアイカに迫る。

クロちゃん「大丈夫? 大丈夫っていうのは、スパイがアイカちゃんだけだと思ってるじゃん。もう1人いるかもよ? ウソついてたら、その子が俺に報告するかもよ」

アイカ「あぁ……少し臭いです。少し」

「ナオちゃんについての報告はウソじゃないよね?」というニュアンスでカマをかけていたクロちゃん。なのに、アイカは口臭についての念押しと勘違いし、「臭いです」と白状してしまった。つまり、彼女も陰では「クロちゃんの口が臭い」とコソコソ言っていたということ。でも、ほかにスパイがいたらウソがバレてしまうから本音を告白したという顛末だ。

 このやりとりがバズった。あまりにも天然な対応をしたアイカに対し「アイカ推しになった」「天然でかわいすぎる」「好感度爆上がり」「腹が痛い」「この子には絶対残ってほしい」と、称賛ツイートが続出したのだ。

 いつの間にか「誰が1番のお気に入りになる?」を観察するサバイバルゲームになっていた同企画。いや、真の最終目的はアイドルグループを作ることである。そういう意味で、アイカはデビュー前からファンをゲットしたということ。「臭いです」発言を契機に、一気にデビューへの階段を駆け上り始めた。ある意味、これはシンデレラストーリーだ。

 一方のナオは、最下位(6位)で合宿2日目を通過している。はっきり言って瀬戸際の状況だ。順位発表の際、これ見よがしにナオを一瞥してから別の子に合格通知を渡すくだりは、クロちゃんの性格と復讐心を如実に表していた。困惑するナオを自室に呼んだクロちゃんは、さらにナオにプレッシャーを与えた。

クロちゃん「どうだった? 今日の発表」

ナオ「意味がわからなかった……。また6位だった……。何か理由がありますか?」

クロちゃん「自分が一番わかってるんじゃない?」

ナオ「私、何かクロちゃんに嫌なことしましたか?」

クロちゃん「ううん。だって“俺のことを好き”とか言ってくれてるしさ、プロデューサーとしても好きなんでしょ? で、恋愛感情でも好きなんでしょ? ……本当? ……全部俺わかってるからね。全部だよ」

ナオ(泣きだす)

クロちゃん「泣かなくていいんだよ、もう泣くのはわかったから。泣くのは大丈夫」

ナオ「すみません、泣いて」

クロちゃん「いいよ、全然。涙流したらちょっとスッキリするだろうしさ。スッキリして、もう1回考えてみたらいい。自分がどうするべきなのか。俺は見守ってるから。俺はウソつきが一番嫌いだからね」

「全部わかってる」とだけ言い、核心ぼやかせたままプレッシャーをかけ「自分でどうすべきか考えて」と悔い改めさせたクロちゃん。反省を促し「もう、クロちゃんのことは悪く言えない」と深層心理に植え付ける彼の手法。加えて「もう泣くのはわかった」と突き放すことで、演技はもう通用しないとナオをさらに追い詰めている。マインドコントロールに関して、クロちゃんは抜かりがないのだ。

 もうひとつ、重大な事実がある。この面談によって、ナオはアイカがスパイだと気づいたはずだ。2人の間に確執が生まれることは必至である。

「MONSTER IDOL」の目的はアイドルグループの結成だ。もしもナオとアイカが共にデビューまでこぎ着けたら、プロジェクト始動前からグループ内の不仲が明らかな、キナ臭いグループになりそうだ。疑心暗鬼のメンバーしかいない、着火寸前の新アイドルグループ。

 1週目のレビューでも書いたが(参照記事)、カメラがある時点でクロちゃんは己の役割を察している。言わば、“クズ”を売りにするクロちゃんという芸人をクロちゃん自らがセルフで演じている構図だ。そういう意味で、プロデューサー・クロちゃんからリアルを感じることはほとんどない。芸人としてクズを全うしているだけの状態だ。

 この企画は、候補生の相関図を見どころにしたほうが絶対に面白くなる。候補生 VS 候補生の図式が生まれるであろう、今夜放送4週目からが真のスタートと捉えている。

 あとひとつ、懸念がある。無事にグループがデビューし「これから応援してください!」と言われても、「MONSTER IDOL」がそんな穏便に終えられる企画ではないことは明らかだ。表と裏の顔が明らかになったナオをアイドルとして応援しづらいし、スパイ活動に熱心なアイカからアイドル性を感じることは困難である。

 結局、逆アップをかまされたクロちゃんが最後にひどい目に遭う……というオチになるのだろうか? でも、それは前企画「モンスターハウス」でやった。もっと言えば、深夜にとしまえんでクロちゃんを見世物にするというアイデア自体も弱火だった。

 すべてを引っくり返す、斬新なエンディングは、果たして待っているのだろうか? アイドルグループの未来以上に、その点に期待している。

(文=寺西ジャジューカ)

のりピーとは事情が違う!? 沢尻エリカの「中国での復帰説」が実現しない理由とは

 合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優・沢尻エリカ。来年放送予定だったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は再撮のため初回放送日を延期するなど、多方面に影響が出ているが、その一方で早くも復帰を待ちわびる声が上がるなど、世間との温度差も際立っている。

 夕刊フジ(11月27日付)では、芸能文化評論家の肥留間正明氏による「沢尻は、酒井法子と同じように、アジア諸国で人気が高いのです。日本での需要がなくても、アジア諸国を回れば、まだまだ引く手あまたになることは間違いない」とのコメントが掲載されている。

 肥留間氏がいう「アジア諸国」の中で筆頭に挙げられるのは、沢尻・酒井の人気度、芸能市場の大きさからしても中国だろう。しかし、現実はそう甘い話ではなさそうだ。

 2009年に覚せい剤の所持・使用で逮捕された酒井は、日本の芸能界では活動休止に追い込まれた。ところが、3年の執行猶予期間も明けぬ11年、のりピーファンも多い中国で政府主催の違法薬物防止キャンペーンで禁毒大使に任命されるとメディアへの出演を活発化させ、ここ数年も中国・台湾・香港など中華圏を中心にコンサートやディナーショーを行った。

 中国での人気ぶりでは、沢尻も負けてはいない。05年に出演したドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)が中国でも放送されたことをきっかけに中華圏で沢尻ブームが起こり、非公式ファンクラブ「沢尻会」の会員は1万人を超えている。

 しかし「酒井のように沢尻が中国進出できるかといえば、そうはいかないでしょう」と指摘するのは、中国の芸能プロモーターZ氏だ。 

「中国が酒井を受け入れた時とは時代が違います。18年、習近平政権は国内に蔓延する違法薬物の一掃を掲げ、目下、麻薬取り締まりを強化しているところ。それに、習政権には繰り返したくない過ちもある。14年に大麻使用の容疑でジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャンが中国当局に逮捕された。ジェイシーは北京市内のマンションで大麻100グラムを所持しており、自身での使用のほかに売人疑惑も持ち上がっていて、死刑の可能性を指摘するメディアもあったほど。しかし、下されたのはわずか6カ月の実刑判決。これには『親がスターだと違法薬物をやっても刑罰が軽くなるのか』との不満の声が上がり、中国人民は司法不信を一層深めることとなったんです。

 特に今は、香港問題や米中貿易摩擦など、対処しなければならない課題が山積み。習政権にとって、芸能人の違法薬物事件に甘い態度を見せれば、国内の不満が一気に政府に向けられる可能性もある」

 さらに、薬物乱用に対する中国の世論も、以前より厳しくなってきているという。

「最近では、酒井の中国での活動に関しても『中国を違法薬物中毒者の復帰の場に利用するな』『中国では違法薬物に関われば死刑になることもあるのに、そうした人間が芸能活動するのには納得がいかない』『日本で仕事がなくなったから、中国で出稼ぎしてるようにしか見えない』などといった批判がSNSなどで湧き起こっています。そんななか、沢尻に対しても寛容な態度ではいられないでしょう」(同)

 中国は、もはや前科者芸能人の再生の場所ではないようだ。

(文=廣瀬大介)

Netflix『クィア・アイ in Japan!』はなぜ支持される? 「ビフォーアフター企画」との決定的な違い

 Netflixで配信中の『クィア・アイ』は、身も心も改造するというコンセプトのもと、ファビュラスな5人=ファブ5たちが悩める人のもとに行き、フード&ワイン、ファッション、カルチャー、インテリア、美容の5つの分野から変えていくという番組である。

 そんなファブ5が日本にも降臨。水原希子や渡辺直美と共に、さまざまな依頼者たちに会いにいく『クィア・アイ in Japan!』が11月より配信され、ネットを中心に話題となっている。

 日本版に登場したのは、ホスピスの家の看護師ヨウコさん(57)、ゲイの自分に誇りを持てないカンさん(27)、いじめ経験から自分に自信が持てないイラストレーターのカエさん(23)、妻と過ごす時間を増やしたいと悩むラジオディレクターのマコトさん(35)の4人。日本において、窮屈な思いをしている人の代表ともいえる。

 本作のやっていることは、一見、ビフォーアフター系の番組や数々の変身企画と変わりはない。しかし、圧倒的に違うのは、ファブ5たちが、その人の心の中や、問題の根本にまで切り込み、その上で変わっていく手伝いをするということである。

 ただし、私は最初、外見や住環境を改造することが正解だとは思えていなかった。なぜなら、自分が変われば世界が変わる、ということでは解決しないことがあるからである。しかし、本作には、それとは違うものがあると感じた。

 今まで日本で見てきた「私が変わりさえすれば世界も変わる」というのは、私が社会や世間に合わせさえすれば、周りも私のことを大事にしてくれるというものであった。いわば、過剰適応や、その場で辛抱するための「変わる」だったのだ。多くの女性誌がモテるファッションやメイクを研究し尽くしてきたが、それも、人からの承認を得るための「変わる」であった。

 しかし、この番組の「変わる」は、自己肯定感のない人が、自分を肯定するためにすることなのである。それは、看護師のヨウコさんを見てわかった。彼女はホスピスのために、身を挺して働いている。常に他人のためを第一にしていて、自分のことは二の次。献身的な態度が当然のように染みついているように見えた。

 この感覚は私にもわかる。日本では、自分のために生きてはいけないような圧力が常につきまとう。母親は子どものため、妻は夫のため家のため、社会人は職場の花や潤滑油であれと期待され、未婚であれば、若いときは性的に見られる役割を担わされ、年齢を経れば社会のため、地域のために生きているということを前提にしていないと、なんとなく生きづらい。大学進学時に地域を出るだけでも、“地元を捨てた”“大切な労働力で、かつ「嫁」となる貴重な女性が流出した”と言われてしまう。貴重と言われつつも何かのための公共の財と期待され、選択することを阻まれているのだ。

 もちろん、他者への貢献を考えることは決して悪いことではない。しかし、他者のことを考えることだけが第一になると、次第に自分のことはネグレクトしてしまうようになるし、自己卑下も多くなる。セルフネグレクトをすれば、自然と自分の見た目を気にすることもなくなり、住環境についてもどうでもよくなってしまう。必ずしも見た目や住環境にこだわる必要はないが、無意識に、そして緩やかに自暴自棄になっている状態も良いとは言えないだろう。

 アメリカで収録されたほかの『クィア・アイ』も見てみたが、登場する人たちは、「自分のために生きる」ことが困難な状態にあるという意味では共通していたが、どちらかというと、自分なりの哲学は持っており、そのこだわりが自己肯定を邪魔している人もいるように見えた。日本の場合とは少し違っているようだ。

 一方で、男性にも、自己肯定することやセルフケアの重要性を感じた。特にラジオディレクターのマコトさんは、当初は、自分が何を考えているのか、自分の内面に目を向けて対話することのハードルを上げているように感じた。自分の気持ちがわからないと、他人にも遠慮してしまって対話ができない。それは、マコトさんだけのことでなく、同じような悩みを持っている人は多そうだ。日本では、距離を置くことが「優しさ」や「ルール」になっているところがあり、そこともつながっているようにも感じた。

 しかし、不思議なのは、日本では、人との距離は置くというのに、ぶしつけな質問をしたり、見た目や性についてずけずけと立ち入ることには無神経な人がいるということだ。ゲイの自分に誇りを持てないカンさんも、自分がゲイと告白すると、日本ではすぐに性的なことを訪ねてくる人がいるという。前出の看護師のヨウコさんも、周りの人から「女を捨てている」と言われたことがあると語っていた。

 ファブ5たちは、時には人の立ち入ってはいけないような深いところまで潜り込む。イラストレーターのカエさんと対話していく中で、彼女だけでなく、母親との関係性にも何かがあると思えば、そこにもちゃんと向き合うし、ラジオディレクターのマコトさんの夫婦関係にも切り込む。それは、日本で暮らす自分からすると、驚きでもあったが、人が抱える問題に深く入り込まずに、外見や住環境だけを変えたのであれば、日本で今までやってきた、数々の変身企画と変わらなくなってしまう。

 正直、やはり私も他人との距離を置くことが自然と染みついている。だから、もしも私のところにファブ5が来たとして、自分のことをここまでさらけ出すことはできるのだろうかとも思ってしまったが、他人事とは決して思えないし、外見や住環境を変えるかどうかは置いておいても、自分のことを少しでもねぎらって生きていきたいと思えた。

 ファブ5は決して人を承認しにやってきたのではないと思う。自己肯定感が持てない状況に気付かせ、肯定感を持てる手伝いをしにきたのではないか。だから、見た目や住環境を変えるのは、そのきっかけにすぎないのかもしれない。

 本作の日本ロケが行われた際、雑誌やWEBの記者を集め、取材会が行われたそうである。そのときに質問した記者の中には、ファブ5に自分たちの状況を話すうちに、涙を流す人が続出したそうである。ファブ5を必要としている人は、日本にこそ無数にいるのだと感じた。

(文=西森路代)

●にしもり・みちよ
ライター・コラムニスト。1972年生まれ。アジアのエンタテインメントと女子、人気について主に執筆。
@mijiyooon