YouTuberとして人気を集めるメンタリストのDaiGo。先日、動画内で「月収9億円」だと公表して話題になった彼だが、現在、ネット上では「動画の内容が信用できない」と物議を醸している。
その発端となったのは、11月1日に「医師/医学博士」を自称するネットユーザーが、Twitter上で「メンタリストDaiGo氏の健康系デマに注意」と呼びかけたこと。患者からの問い合わせを受け、DaiGoの動画を視聴したところ、さまざまな疑問点が見つかったという。
「このネットユーザーは、Twitterで『やさしい皮膚科医』というアカウント名で情報を発信しており、3万人以上のフォロワーを有しています。DaiGoの動画については、『論文の要約部分しか読んでおらず間違い多数・引用元論文自体が不適切な研究・関連領域に無知なので健康を害するデマも・パクリなのか他のYouTuberの「後追いデマ」も』とツイートし、『これで月収9億ですか』との皮肉も。DaiGoは基本的に、論文に基づいた情報を動画で発信しているのですが、やさしい皮膚科医は『「問題点だらけで参考にならない論文」を「基礎知識が欠如しているDaiGo氏が本文すら読まずに解説」してお金儲けのネタにしているという地獄のような状況』だと主張しています」(芸能ライター)
今年3月には、界面活性剤分野における博士号を持ち、化学メーカーでの化粧品開発経験もあるYouTuber「すみしょう」が、同じようにDaiGoを批判している。2019年1月に投稿された「高級品ほぼ意味ナシ!本当に効くスキンケアとは」という動画の中で、DaiGoは「食用ココナッツオイル」を使ったスキンケアを勧めていたものの、すみしょうは「食用のココナッツオイルはお肌に塗ることを想定してないので、不純物が原因で、肌トラブルを引き起こす可能性がある」と指摘。また、ココナッツオイルに限らず、「食用のものをお肌に塗るのは結構リスキー」とし、化粧品を使うよう視聴者に呼びかけていた。
さらに、DaiGoには、ある“疑惑”も浮上しているようで……。
「DaiGoは今年2月、『冬の乾燥肌に効く最強のスキンケアは?』として、ワセリンを紹介していました。この動画では『ノースウェスタン大学で行われた研究の論文をもとにした』などと話していましたが、やさしい皮膚科医はTwitterで『明らかに論文を読まないまま、ノースウェスタン大学の権威を利用しようとした完全なデマです』と一刀両断。また、17年にYouTuber・ミニマリストしぶが、自身のブログでDaiGoの動画と酷似する内容を掲載していたため、ネット上では『DaiGoはこのブログを読んで、デマと気づかず動画にしたんじゃない?』『DaiGoは最初から論文なんか読んでないと思う……』『人のブログ記事をパクってデマ拡散したとしたら最悪すぎ』などとあきれられています」(同)
こうした指摘をきっかけに、ネット上では「チャンネル登録者数が多いからといって、全部の動画が正しいと思うのは危険」「YouTuberじゃなくて、医師や専門家の意見を聞いたほうがいい」といった注意喚起も行われている様子。飽和状態となったYouTuberから正しい情報を得るためには、“見る側”にもそれなりの意識が必要なのだろう。