石原さとみ、SHOWROOM前田社長と”イブに結婚”報道も結婚延期を招きそうな不安要素とは?

 天国のような幸せモードに突入することができるか?

 6月23日の『東スポweb』が、かねてから交際が伝えられている石原さとみと動画配信サービス『SHOWROOM』前田裕二社長に関する記事を掲載。2人は、クリスマスイブに結婚を発表する可能性があるという。

「一時期は破局報道が流れた2人ですが、東スポによると、今が旬の女優であるため、その情報は石原の結婚を阻止したい取り巻きによるリークだった可能性があるとのこと。実際は、すでに前田社長が石原の両親に挨拶を済ませており、ゴールインは目前なのだとか。そして結婚発表は、石原が誕生日を迎える12月24日が有力視されているようです」(芸能記者)

 そんな石原といえば、主演ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)が、7月からスタートする。結婚目前と思われる彼女だが、同ドラマの視聴率の結果によっては来年以降に延期される可能性もありえるという。

「石原といえば、昨年の主演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の視聴率が苦戦したことで、打ち上げのスピーチでは『すべては私の責任です』と涙を流したと言われているほどプロ根性が強い。ホリプロも主演ドラマがコケた後での結婚は女優価値が下がる危険があるため、結婚が延期されたと言われています。そのため、もし『Heaven?』まで不発に終われば、またもや延期となる可能性もある。東スポによれば、すでに来年4月の主演ドラマの話が持ち上がっているそうですから、結果によっては“追試”となり、来年の夏以降まで結婚が延期されるかもしれません」(芸能関係者)

 昨年はライバルの綾瀬はるかに視聴率で完敗。今年は同じく深田恭子との一騎打ちが予定されている。19年下半期は、石原にとって結婚への不安要素に打ち勝たなくてはならない。

三上博史、悪のレトリックが冴え渡った!! 存在感で福山雅治を上回った『集団左遷!!』最終話

  平成から令和をまたいだ、福山雅治初のサラリーマンもの『集団左遷!!』(TBS系)。金融業界が舞台と思えないほどズボラな脚本、福山のコミカルな演技が“顔芸”と称されるなど多くの問題を抱えたドラマでしたが、何とかゴールに辿り着きました。平成最後の、令和初の下克上は果たせたのでしょうか。最終話を振り返りたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

 三友銀行に勤める片岡部長(福山雅治)は、横山専務(三上博史)が政治家に不正な献金をしている事実を役員会議で告発します。ところがほとんどの役員は片岡の言葉には耳を傾けず、横山専務が副頭取に昇格することに賛成するのでした。片岡の正論は、横山専務の辣腕ぶりの前に敗北を喫したのです。

 このまま三友銀行は、横山副頭取による独裁支配へと進むのでしょうか? 片岡は反横山派である隅田常務(別所哲也)と共に、横山体制にはびこる不正問題をマスコミに公表することを決心します。

 もちろん、横山副頭取は黙ってはいません。片岡に協力する日本橋支店の副支店長・真山(香川照之)、裏金の流れをメモした秘密手帳を片岡に渡した梅ちゃん(尾美としのり)への出向を命じます。見せしめ人事です。片岡本人ではなく、周辺を狙い撃ちするという何ともゲスいやり口。片岡の首を真綿で締めるように、じっくりと責める横山副頭取でした。

 片岡と横山副頭取が直接対決するシーンが訪れました。真山らの出向が決まったことに、顔を真っ赤にして怒る片岡。そんな片岡に対して、横山副頭取は“悪のレトリック”を全開してみせるのでした。

横山「本当に会社を変えたいのなら、私のところまで上がってきてください。あなたを出向させないのは、あなたのがんばりを評価しているからです。これからの三友銀行に必要な人材だと思っているからです。会社が生き残るためには清濁併せ呑まなくてはならないんです」

 横山副頭取は、社運を賭けた新しい事業のメンバーに片岡を抜擢するつもりだと言います。そして、そこで実績を残せば、役員への道が開け、真山たちを出向先から呼び戻すことができるのだと。それまで「不正は許せない」の一点張りだった片岡の心は揺らぎます。部屋を出た瞬間、「クプッ」と小さく笑う三上博史。悪の華が咲き乱れた、『集団左遷!!』最大の見せ場だったといえるでしょう。

 

悪役・横山がいちばん嫌いだった人物とは?

 横山副頭取の悪の囁きによって、マスコミへの公表をためらっていた片岡ですが、結局は真山に「最後までブレないでください」と説得され、横山副頭取が政治家たちと癒着している事実を、金融庁や新しい提携先であるネット通販会社へとリークするのでした。

片岡「みんなは横山さんのような強い力は持っていません。でも、会社の役に立ち、お客さんに喜んでもらうために、噓をつかずにがんばってきたつもりです」

 最後まで正論を貫き通した片岡が、現代社会の“メフィスト”横山副頭取に引導をついに渡したのでした。

 あともう少しで、横山副頭取が夢想してきた未来型の新しい銀行が誕生するはずだったのですが、中学生のような正論を吐き続ける一人の石頭によって頓挫したのです。横山副頭取の脳内にあった輝かしい未来予想図は、砂上の楼閣のように崩れ落ちていきます。最後に横山副頭取は「す〜は〜」と息を整えてから、「では、みなさん! がんばってくださいッ!!」と張りのある声を残して退場するのでした。実に悪役らしい、あっぱれな姿でした。

 横山副頭取の不正を見逃していた責任から、藤田頭取(市村正親)も身を引くことになりました。経営陣は一新され、隅田常務が新しい頭取に選ばれます。出向が決まっていた真山は銀行を辞め、病気がちな妻(西田尚美)の傍にいられるよう妻の実家の会社を手伝うことになりました。梅ちゃんは隅田常務の片腕になったようです。そして、片岡は人材育成研修センターで若い世代の指導にあたることになります。不正に関わった人間は一掃され、三友銀行が再建へ向かうところで終幕となりました。

 最終話の主人公は、完全に三上博史演じる横山副頭取でした。もう少しで座れるはずだった頭取の椅子の前でヘタレこみ、それまで見せたことのない涙をこぼします。

 一方的にリストラを進める冷血漢にように思われた横山副頭取ですが、必ずしもそうではありません。腹心の部下・鮫島(小手伸也)が秘密手帳を梅ちゃんに無造作に渡したりしなければ、こんな事態にはならなかったはずです。それでも、横山は部下の鮫島を責めることはしません。何もせずに周囲の顔色ばかり見ている人間が、横山は大嫌いなのです。横山のこれまでの努力や独自性のあった将来設計は理解されないまま、誰にも見送られることなく横山は消えていくのでした。

 いつか、三上博史扮する悪徳ビジネスマンが暗躍するピカレスクロマンものを見てみたいです。小手伸也が出演している『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の続編に、三上がラスボスとして登場するのも面白そうです。

 問題点がいろいろあった『集団左遷!!』ですが、ひとつだけに絞れば『半沢直樹』『下町ロケット』(同)といった高視聴率をとった池井戸潤ドラマのしわ寄せ、悪影響が噴出したドラマだったように感じられたということです。『半沢直樹』も『下町ロケット』も池井戸潤の原作小説をそれぞれ2巻ずつ投入することで、非常にスピーディーな展開を見せ、視聴者を取り込むことに成功しました。じっくり楽しみたい人は、原作小説を読めばいいわけです。

 今回の『集団左遷!!』は、江波戸哲夫の小説『集団左遷』『銀行支店長』から美味しいところを抜き出したものの、ほぼオリジナルといっていい内容でした。池井戸潤ドラマのように、ドラマと原作小説とが補完しあうような密な関係にはなっていません。池井戸ドラマのようなスピーディーな展開を狙うあまり、人物造形や家族構成といったドラマの背景はおざなりとなり、最後まで薄っぺらいいままでした。主人公の片岡は「がんばろう」「不正はよくない」と正論しか口にしない、説得力のないキャラクターだったように思います。

 さて、最終話の気になる視聴率は……。13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。第1話の13.8%に次ぐ高い数字です。第2話以降はゆるいコメディタッチの展開で視聴率の低迷が続きましたが、第7話から『半沢直樹』っぽいシリアスモードにシフトチェンジして数字を上げていきました。爆死案件かと思われていた『集団左遷!!』ですが、何とか数字的には体裁を繕ったようです。

 でも数字を残すことだけが、正義なのでしょうか。序盤とはまったく異なるドラマへと変貌した『集団左遷!!』を見終えて、そのことを考えさせられます。これからはますますテレビは視聴率を、雑誌は発売部数を、ネット記事はPV数を残すことだけが求められ、中身は問われなくなっていくのでしょうか。正論だけ吐いて生きていくことができる片岡が、ある意味羨ましく思えてきます。それではみなさん、3カ月間おつきあいくださり、どうもありがとうございました。

(長野辰次)

寺尾聰卒業の裏で内紛?『特捜9』主要キャストの“抗議行動”に、V6・井ノ原も困惑

 チームワークの良さが高視聴率につながっているように見えたが……。

 6月19日に放送されたV6・井ノ原快彦主演のドラマ『特捜9 season2』(テレビ朝日系、以下『特捜9』)第10話の平均視聴率が12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回から全て2桁超えを続けているが、26日放送の最終回では寺尾聰が演じる班長・宗方朔太郎が、特捜班を去ることが明らかになった。

「同ドラマの前身だった『警視庁捜査一課9係』で主演していた渡瀬恒彦が17年になくなり、彼の代わりを務めたのが寺尾。昨年放送されたseason1で特捜班を立ち上げ、班長を務めることになった。ドラマではみずから主任に指名した直樹(井ノ原)の成長を見守り続け、今回、主任としての成長を実感した宗方は彼に後を託すために、最後の決意を固めるという展開でした」(テレビ誌ライター)

 ネット上では「寺尾さんだからこそ、渡瀬恒彦さんの後も楽しく見られた」「寺尾さんが卒業だなんて。涙無しでは見られない」との声で溢れ、最終回では自己最高視聴率を記録しそうな雰囲気となっている。

 そんななか、6月20日発売の「女性セブン」(小学館)が<『特捜9』の14年目の確執現場>との見出しで、きな臭い舞台裏を報じている。

「season1では『9係』の1作目からメガホンをとってきた大御所の監督2人がリストラされたそうで、代わりに入った監督のやり方に合わず、俳優陣から不満の声が上がっていた。そこにきて、主要キャストの津田寛治が打ち上げを欠席。打ち上げはこれまで誰も休んだことがなく、津田がスタッフに『このシリーズがここまで続いてきたのは、前作までの監督の力が大きい』と語っていたことから、テレ朝への抗議行動だと目されています。これには井ノ原も困惑しきりだったとか」(週刊誌記者)

 となれば、ひょっとすると寺尾の番組卒業は抗議行動だった可能性も?

 

KAT-TUN・中丸雄一、『わた定』棒演技が酷評でも業界内で大絶賛されている能力があった!

 6月18日に発生した新潟県を中心とする震度6強の地震により放送が中断されたドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の最終回が、6月25日に改めて放送されることとなった。

 同ドラマは、9話までの平均視聴率が9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁に届いていないため、主演の吉高由里子はせめて自己最高視聴率で有終の美を飾りたいところだろう。

 今作で酷評されているのはKAT-TUN・中丸雄一の演技だ。

「中丸は主人公を演じる吉高の恋人という役どころで出演。ただ、第1話からあまりのセリフ棒読み演技にネット上では、『棒読みすぎてドラマに入り込めない』など散々な評価を受けていました。もともと中丸は演技が上手いと評価をされたことはないかもしれませんが、よく言えば素朴な雰囲気で、朴訥な演技。悪く言えば”棒演技”といった感じですよね」(テレビ関係者)

 そんな中丸でも、2011年からレギュラー出演している情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)でのコメンテーターぶりは、日テレ内での評価はすこぶる高いという。

「出すぎることもなく、飛び抜けて目立つわけでもなく、淡々とこなしていくのですが、出てくるコメントは秀逸だったり、深かったりと意外と見所があるんですよ。だから番組には欠かせない存在になっている。話題を回すのも上手いと評判です。TOKIOの松岡昌宏もラジオで中丸のことを、独特の間を持っていて『話を聞きいっちゃう』と評価していました」(前出・テレビ関係者)

 ドラマで評価が低くても、使われ続けているのはそういう点なのかもしれない。

『ストロベリーナイト・サーガ』、全話平均6.6%の大爆死……「亀梨和也の存在薄い」と指摘も

 フジテレビ系「木曜劇場」枠で6月20日に放送された『ストロベリーナイト・サーガ』の最終回が、平均視聴率7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也のダブル主演作だったが、ネット上には最後まで「残念」との声が寄せられていた。

 同ドラマは、誉田哲也氏のベストセラー小説「姫川玲子シリーズ」が原作で、2010~13年には竹内結子主演で『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)として実写化されている。

「12年放送の連続ドラマは、全話平均15.4%の高視聴率を獲得し、13年には映画版も公開されています。竹内が演じた警部補・姫川玲子役を『ストロベリーナイト・サーガ』で二階堂が引き継ぎ、亀梨は巡査部長・菊田和男役を務めました」(芸能ライター)

 『ストロベリーナイト・サーガ』の最終章(第10~11話)は、原作の『ブルーマーダー』(光文社)というエピソードを初めて映像化。最終回では、姫川らが青い仮面の連続殺人鬼“ブルーマーダー”の事件を追う中、その正体が元警察官・木野一政(要潤)だと知らされる。そんな中、ホテルで発砲事件が発生し、現場に向かった姫川は、近くの公園に身を潜めていた木野を発見、確保する……という展開だった。

「視聴率は初回7.8%で発進後、第2~7話まで6%台を推移し、第8話は5.2%に下落。第9~10話は同率の6.2%で、最終回で7.9%と自己ベストを更新したものの、全11話の平均視聴率は6.6%と低空飛行に終わりました。ネット上では、放送開始当初から“竹内版”と比較する声が多く、最終回でも『「ブルーマーダー」の話も、やっぱり竹内版で見たかった』『原作が良いだけに残念……』『今からでも竹内結子主演で放送してくれ!』といった書き込みが散見されました」(同)

 一方で、「二階堂の姫川には違和感あったけど、演技力があるから見ていられた」「二階堂の姫川も、見慣れてきたらそこまで悪くはなかった」という評価も。しかし、亀梨については「最後まで存在感が薄かった」「ダブル主演じゃなくて完全に“脇役”だったよね?」「要潤のほうが目立ってた」と指摘されている。

「そもそも、原作では姫川が主人公なので、『ストロベリーナイト』は竹内の単独主演でした。それが『ストロベリーナイト・サーガ』では姫川&菊田のダブル主人公になったため、ネットユーザーの間では『菊田に主人公感はなかったよね』『亀梨くんの出番が少なすぎる……これは主演って言えるのか?』『そもそもダブル主演ってことに無理がある』などと言われ続けていました」(同)

 ちなみに同枠は、今年1月期に竹内が主演した『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』も1ケタ台を連発し、全話平均視聴率は6.8%だった。7月からは深田恭子主演で『ルパンの娘』がスタートするが、“ヒット作”となるだろうか……。

『インハンド』は、映画『アウトブレイク』の丸パクリ? 荒唐無稽なパンデミックものと思いきやリアルな風刺劇に

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第10話が14日に放送され、平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から横ばいとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 栃木県・相羽村にBSL4(バイオセーフティーレベル4)の危険な細菌を取り扱う研究所を建設予定だという元上司・福山和成(時任三郎)から、副センター長にならないかと打診を受けた紐倉哲(山下)。同村出身の高家春馬(濱田岳)の帰郷に便乗し、現地の偵察に訪れます。

 その相羽村では、厚生労働省の口車に乗って研究所の建設を決めてしまった役所と、断固反対を唱える市民との間で争いが勃発。そんな混乱の中、高家は幼馴染で役所勤めの杉山美園(石橋杏奈)と反対派のリーダー・棚橋弘樹(平岡祐太)が、婚約していたものの騒動のせいで仲たがいしてしまっていることを知り、複雑な想いを抱きます。

 一方、紐倉は美しい自然が広がる相羽村のことを気に入るも、元助手・入谷廻(松下優也)と交わした約束と、現助手・高家の面倒を見るためにも、自身の研究所を建設したいと考え、福山からのオファーを断ります。

 そんな中、サルに引っかかれてケガを負った美園の父親・実喜男(中本賢)が吐血し、搬送先の病院で死んでしまいます。その症状を目撃した紐倉は、かつて入谷がワクチン精製に命を注いだ、アメリカ陸軍が秘密裏に開発した新型エボラウイルスに感染したのではないかと考え、実喜男と接触した者をすぐさま隔離するよう要請。しかし、通常のエボラウイルスより強力かつ空気や飛沫感染するよう改良された新型のウイルスはあっという間に村内に拡散し、政府によって村ごと封鎖されることが決定します。

 ウイルス拡散の原因は福山にあるのでは? 紐倉が問い詰めたところ、研究所で働かせるためアメリカから呼び寄せた息子・新太(磯村勇斗)が、意見の食い違いによって口論となり、どこかへ姿を消してしまったことを知るのでした。

 さらに、その新太に棚橋が山小屋を貸していたことが判明したため、慌てて現地へ向かうと、そこにはエボラ出血熱によってすでに死んでいる新太の研究仲間の姿が。そうこうしている間にもウイルスは爆発的に感染し……というところで今回は終了となりました。

 実喜男がサルに引っかかれたことによって発症、という流れにどこか見覚えがあるなと感じたのですが、1995年に公開されたハリウッド映画『アウトブレイク』にソックリな展開だとすぐに思い当たりました。

 細部は異なりますが、この映画でもサルが感染源となってエボラ以上の致死率と感染力を併せ持つウイルスがアウトブレイク(爆発的感染)し、街が封鎖され、という展開でした。今回、紐倉が牧野巴(菜々緒)に「君にしかできないことが絶対ある」と説得して、封鎖される直前に村の外へ出るよう促した場面がありましたけど、これが伏線になっているのであれば解決方法も映画と同じ可能性があります。

 とはいえ、伝染病が爆発的に広まる、いわゆるパンデミックものは「自分の身に起こったら?」と想像するとゾッとしますし、それだけ引き込まれるものがありますよね。荒唐無稽な話かと思いきや、ネットで調べたところ、東京都武蔵村山市にあるBSL4施設に今夏、エボラ出血熱などを引き起こすウイルスを初輸入する予定であることがわかり、よりリアリティーが増しました。東京五輪・パラリンピックに向けて検査体制を強化するのが狙いのようですが、大規模な国際大会が開催されることによってさまざまな感染症が広まるリスクがあるのだな、と改めて気づかされました。

 今回は、武蔵村山市の市民の不安を考慮せずに計画を遂行しようとする厚労省を風刺しつつ、ウイルス感染の恐怖を描いた回となりましたが、パニック状況の中で美園が棚橋の子どもを妊娠していることが発覚したり、福山の吐血(エボラではない病気?)や、新太との確執などの要素が散りばめられ、最終回へ向けて一気に盛り上がってきた印象です。

 また、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の情報を厚労省に流している裏切り者がいるようなのですが、これが誰なのか。カメラワークなどから、御子柴隼人(オリエンタルラジオ・藤森慎吾)が怪しいのですが、ここも気になるところです。

 さらに次回、高家まで感染してしまうとのことですが、紐倉は福山から「お前、変わったな」と指摘されるほど、高家に影響を受けて人間味が出てきただけに、熱い人間ドラマが展開されることは必至。同じウイルスに感染し、結果的に死なせてしまったかつての助手・入谷と同じ目に遭わせてしまうのか。あるいは「天才」と豪語する真価を発揮して、ワクチンを精製することに成功するのか。次週を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『執事 西園寺の名推理2』銃弾を楽々とかわすスーパー執事、「あなたは一体、何者なの?」予告詐欺で謎は明かされず続編決定か

 上川隆也が完全無欠なスーパー執事役で主演を務めるドラマ『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系)の最終話が14日に放送され、平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.3ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今は亡き婚約者・山崎美鈴(声:林原めぐみ)の妹の和歌子(観月ありさ)が、刑事の守屋彰俊(大高洋夫)の殺害事件で重要参考人として警察から追われていることを知った西園寺一(上川)は、資産家の奥様・伊集院百合子(吉行和子)に促されて調査を開始。1年前にチェリストの高本が殺害された事件と関連があると踏み、刑事の丸山昭雄(佐藤二朗)に協力を仰いで当時の捜査資料に目を通します。

 自宅のチェロ保管室で、守屋と同じくベルトらしきもので絞殺されたという高本。その手には丸い模様がつき、これが犯人を特定する手がかりになるのではと睨んだ西園寺は、遺体の第一発見者である高本の娘・ひなの(西田圭李)と、そのひなのにチェロを教える音大講師で高本の兄弟子でもある柿崎友介(飯田基祐)を訪問。事件後、チェロ保管室のドアプレートが紛失するも、警察が取り合ってくれなかった、という証言をひなのから得ます。

 ドアプレートの件は警察によって揉み消され、守屋はそのことを捜査していたために殺されたのではないか。そう推測した西園寺は守屋の手帳を調べ、メモを頼りに彼が足繁く通った場所に向かいます。

 するとそこには、和歌子の姿が。守屋は美鈴が殺害された事件の担当刑事だったため、その場所に隠された捜査資料に真犯人の手がかりがあるのではと足を運んだのです。ところがそこへ、高本の殺害事件で揉み消しに関わった捜査一課の刑事・久保勇作(榊英雄)が現れ、銃口を向けられてしまうのです。

 しかし、そこへタイミングよく駆け付けた西園寺は、銃撃をすべてかわし、久保を追い詰めます。久保は弱みを握ることで自分の都合のいい駒にできるよう、高本殺しの犯人に協力してドアプレートを隠したことを語るも、その犯人の名前を明かす前にビル屋上の分電盤に触れて感電死してしまうのでした。

 事件の真相を探る重要な手がかりを失ってしまった、と思いきや、西園寺はすでに犯人を特定。高本が師匠から譲り受けたチェロの弓を奪うために殺害したことや、凶器がチェロを床に固定するベルト状の器具・エントピンストッパーであることなどから、柿崎が犯人だと指摘します。

 柿崎は、自分よりも才能があり、師匠に期待されながらもプロの道を諦めてしまった高本を殺したことを白状。これによって和歌子の容疑は晴れ、一件落着となりました。

 さて感想ですが、今回は事件自体は大したことがなく、怪しい人物もほぼ柿崎しかいなかったため、謎解きの楽しさはありませんでした。弟弟子がプロの道を諦めたから殺す、という動機はかなり弱いと思いますし、チェロ愛が強いのかと思いきやエントピンストッパーで殺してしまうという点には矛盾が感じられました。

 しかし、今回は何といっても、第1話から“謎の女”としてちょこちょこ登場していた和歌子と、それ以上に謎の深い西園寺の秘密が明かされる、というのがメインだったハズです。少なくとも予告動画では、和歌子が西園寺に銃を突き付けて「あなたは一体、何者なの?」と迫ったり、「今よりずっと寡黙だった」というナレーション付きで、どしゃぶりの雨に打たれる過去の西園寺の姿が映されるなどして、視聴者の期待を煽っていました。

 ところが、西園寺は銃口を向けられても過去の話はせず、雨に打たれるシーンなど出てこず、ほとんど予告詐欺に近い状態でした。また、美鈴に関しては、誰だかわからない女優の後ろ姿に林原めぐみの声がアテレコされた状態で登場し、その死の真相も明かされなかったため、終盤で西園寺が、愛する者を失った悲しみを和歌子や百合子と語り合う場面では、ちっとも感情移入できませんでした。

 恐らく続編ありきで制作されたのでしょうけど、肩透かし感があったことは否めません。謎解きモノとしては単純なストーリーばかりで、このドラマの最大のミステリーは西園寺の過去にあると思うのですが、それが最後まで明かされないというのは、ちょっとフェアじゃないと思います。

 また、回を追うごとに西園寺の“なんでもできる”感が際立っていましたけど、今回に至ってはマンションの上層階から平気で飛び降りたり、銃の弾道を完全に見切ってかわしたりと、もはや人間ではなくサイボーグと化していました。続編ではアイアンマンみたいに空を飛んだりするのではないかとちょっと心配です。シリーズ化するのであれば、常識の範囲内でのスーパー執事を見たいと思いますし、次は謎解き面でのレベルアップにも期待したいところです。

(文=大羽鴨乃)

山下智久、『インハンド』1ケタ低迷でヒットせず――「フジ月9を選んでおけば」と嘆きも?

 山下智久が主演を務める連続ドラマ『インハンド』(TBS系)が、6月21日に最終回を迎える。初回平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)以降は1ケタ台を連発してきたが、業界関係者によれば「山下には別の医療系ドラマのオファーもあった」という。

「『インハンド』は、漫画雑誌『イブニング』(講談社)で連載中の医療ミステリーを実写化したドラマ。山下は右手が義手の寄生虫学者・紐倉哲を演じています」(芸能ライター)

 初回視聴率こそ良かったものの、第2~3話で9%台となり、第4話は7.7%まで下降。その後は再び9%台を推移したが、第8話で自己最低の7.6%を記録し、最終回直前の第9話も8.5%までしか回復しなかった。

「山下といえば、2008年から主演を務めている『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)シリーズが人気で、17年7月期の『3rd season』は全話平均14.6%、昨年9月公開の劇場版は興行収入93億円を叩き出し、この年に公開された邦画では1位の成績を収めました。そんな山下の最新作となった『インハンド』ですが、イマイチ数字がパッとせず、ヒット作にはなれないまま、幕を下ろすこととなりそうです」(同)

 一方で関係者によると、山下には別の連続ドラマに主演する話もあったとか。

「今年1月期に関ジャニ∞・錦戸亮が主演した、フジテレビ“月9”ドラマ『トレース~科捜研の男~』です。新木優子や船越英一郎が出演し、全話平均10.6%をマーク。『コード・ブルー』とは比較にならないものの、『インハンド』よりは好調だっただけに、山下が選ぶべきは『トレース』だったのではと思ってしまいますよ」(テレビ局関係者)

 とはいえ、山下については今月18日、日欧共同制作の連ドラ『THE HEAD』のメインキャストで海外ドラマデビューすることが報じられた。

「同ドラマは来春から世界30カ国以上で配信・放送予定で、全編英語の作品。山下は、業界内外から『滑舌の悪さが弱点』と指摘されることが多いのですが、一部では『英語なら、滑舌はさほど問題にならないのでは?』と、期待も寄せられています」(同)

 今年5月に開設したインスタグラムのフォロワー数が300万人を突破するなど、注目度ではトップクラスの山下。国際的な俳優になれるよう、『インハンド』での微妙なつまずきなど気にせず、頑張ってもらいたい。

また堂々と匂わせ! 平祐奈、熱愛が噂されるキンプリ平野紫耀の主演映画を想像させる発言で大ひんしゅく

 ドラマ『御曹司ボーイズ』(AbemaTV)が6月16日に終了し、視聴者に「御曹司ロス」が広がっているようだ。

 本作は、この世のすべての女性の憧れ“御曹司の花嫁”の座をめぐって繰り広げられるサバイバル玉の輿コメディドラマ。話数を重ねるごとに視聴者数が右肩上がりで上昇し、最終回は「御曹司ボーイズ」がTwitterのトレンドで3位にランクインするなど大きな盛り上がりを見せた。

「最終回の視聴者数は初回放送に比べて360%増加。大反響だったことで、AbemaTVオリジナル作品としては初となるDVDの発売も決定しています。公式Twitterでは主演を務めた平祐奈のクランクアップ動画が公開され、花束を受け取った平は『カメラの前に毎日立てることのありがたさ、幸せを身に染みて感じていました』と号泣していました」(テレビ誌ライター)

 そんななか、最終回を記念して配信されたインスタライブでの平の発言が話題を呼んでいる。

「AbemaTVでハマっている番組を聞かれた平は、満面の笑みで『かぐや…様と7人の王子たち』と答えたのです。AbemaTVでは『かぐや姫と7人の王子たち』という恋愛リアリティ番組が放送されているため、おそらくそれを言おうとしたのでしょう。しかし、平と熱愛疑惑が囁かれているKing & Prince・平野紫耀の主演映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』が9月に控えていることから、ジャニーズファンが目ざとく反応。平といえば、これまでもたびたび交際を匂わせているため、『わざと?』『意図的に“かぐや……様”って言ってるね』『……の中で確実に考えてる』など大ひんしゅくを買い、炎上騒ぎとなっています」(女性誌記者)

 繰り返される匂わせ行為によって、したたかな一面が目立ってきた平。御曹司よりも平野一筋というアピールだったのだろうか。

浮気夫・田中への当てつけか……2年ぶり連続ドラマで不倫妻役の仲間由紀恵に離婚説が急浮上

  7月から放送されるドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)への出演が発表された女優・仲間由紀恵。『海月姫』『東京タラレバ娘』などで知られる東村アキコ氏の新作マンガを実写化したもので、主演・杏の姉役を務める仲間は、連続ドラマへの出演は2年ぶりとなるが、同ドラマ終了後に、夫・田中哲司と離婚するのではないかとの噂が囁かれている。

 仲間と田中は、ドラマでの共演をきっかけに2009年に交際が発覚。大物カップル誕生に世間の注目が集まったが、その直後に、田中が別の女性2人とも交際していたことが明らかになり、“三股疑惑“が浮上した。

「当然、仲間は大激怒しましたが、田中がひたすら謝り続けたことで交際は続行しました。ただ、それ以前から田中の女癖の悪さは評判だったので、周囲が交際に反対。そのため、ゴールインまで5年もかかりました」(ドラマ関係者)

 14年に結婚した仲間は、16年1月の舞台『放浪記』の千秋楽を最後に仕事をセーブ。妊活に入ったが、そのさなかの結婚3年目に、田中が“カリスマ美容師”と呼ばれる女性のマンションに変装した姿で通うところを「FRIDAY」(講談社)に激写され、不倫が報じられた。このときも仲間は、烈火のごとく激怒したと伝えられ、田中は公への謝罪を余儀なくされたが、その後、18年3月に仲間の妊娠が明らかになり、離婚はひとまず回避された。

「妊娠・出産のため、とりあえず離婚は避けられましたが、仲間が許したわけではなく、田中に対する不信感は拭えていません。今年から本格的に仕事を復帰したこともあり、『偽装不倫』終了後の9月以降に離婚するのではないかという噂が流れているんです」(前同)

 他方、離婚を回避したい田中は、不倫を謝罪した後、妊娠した仲間に尽くす“良き夫”として振る舞い、昨年6月、無事、双子の男児が誕生した際の出産にも立ち会っている。

 それから約1年後、連ドラ復帰が決まった仲間だが、5月21日にはオフィシャルブログを立ち上げたことで、「田中との離婚に備えて、意見発信の場を作ったのでは」「いや、そもそも離婚説は、ドラマ宣伝のための話題作りでは」という声が錯綜している。

 ちなみに、今回の仲間の役どころは、理想の夫がいながら年下男との不倫に走るキャリアウーマン。ネットでは、「浮気夫・田中への当てつけか?」との声もあがっているが、ともあれ、かつてドラマ界で“視聴率女王“と呼ばれた仲間だけに、今回の連ドラ復帰で手応えを感じられれば、自立への障壁は皆無といえるだろう。

 出産、子育てを経て、一人でもやっていけるという自信がつけば、離婚も十分ありうると思うのだが、仲間が決断を下すのか、それとも田中が改心するのか。仲間の動向から目が離せない。